JP2017093374A - スピニングリールのキャスティング用リリース装置 - Google Patents

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宮前 利昭
Toshiaki Miyamae
利昭 宮前
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【課題】機械的にスピニングリールのキャスティングを行うためのリリース装置を開示する。
【解決手段】スピニングリールを装着したロッドのスイング装置に取付けられ、ロッドのスイング中の予め設定したタイミングでラインの繰り出しを可能とするリリース装置であって、ラインを掛止する糸掛け部を有して、掛止によるラインの繰り出し規制位置から、掛止したラインが糸掛け部から解放されラインの繰り出しが可能となるリリース位置に向かって変位可能にバネ付勢したアクチュエータと、該アクチュエータをバネ付勢に抗してラインの繰り出し規制位置にロックする手段と、ロックを予め設定したタイミングで解除する手段とを備える。アクチュエータは、ロッドとスピニングリールとの間に水平に回動可能に設けると共に、ラインの繰り出し規制位置では、糸掛け部がスピニングリールのスプールよりもロッドの長手方向後方寄りに位置するように構成する。
【選択図】図3

Description

この発明は、スピニングリールのキャスティング用リリース装置に関するものである。
投げ釣りでは、ロッド(釣竿)にリールを装着し、該リールから繰り出されるライン(釣り糸)を前記ロッドに取付けられたガイドに通して、ラインの終端には仕掛けを取付けた状態とし、これをキャスティングと呼ばれる投げ動作によって仕掛けをポイントに投入する。これらロッド、リール、ライン、ガイド等といった釣り具に関して、各メーカーは、釣り人の多種多様なニーズに応えるため、様々な種類・性能の釣り具を提供している。
その一例として、ロッドに取付けるガイドは、ブランク(ロッドのシャフト)の能力、リールの能力、ラインの能力を最大限に活かすことが要求され、そのために、形、材質、重さ、構造、数、位置等が最適となるように設計されている(例えば、特許文献1参照)。
そして、上述のように設計されたガイドは、実際の釣りと同じように、キャスティングをして性能がテストされるが、従来、当該性能テストのためのキャスティングは人間が行っていた。
特開平11−69927号公報
上述のように、従来はガイドの性能テストを人間によるキャスティングで行っており、より精度の高い分析結果を得るために、当該キャスティングテストを何度も繰り返し行っていた。
しかしながら、人間によるキャスティングでは、どうしても力加減等にばらつきが生じるなど、安定したキャスティングを繰り返し行うことが困難であった。また、人間ではキャスティングできる回数にも限界があった。
さらに、投げ釣りでは、バックラッシュによる糸絡みが生じることがあるため、キャスティングテストを行う者は、スピニングリールのキャスティングにある程度精通した人間に限られてくる。
なお、キャスティングでは、スピニングリールであれ、ベイトリールであれ、リールのクラッチを切ってスプールを回転フリーの状態とし、指でラインの繰り出しを制止しながら、ロッドを後方に振り上げ、ロッドを前方に振り下ろす途中で指をラインから離すというリリース動作を伴うが、従来は、こうした一連の動作を機械的に行う装置は存在しなかった。
本発明は上述した課題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、機械的にスピニングリールのキャスティングを行うためのリリース装置を開示することである。
上述した目的を達成するために本発明では、スピニングリールを装着したロッドをスイング可能に保持するスイング装置に取付けられ、前記ロッドのスイング中の予め設定したタイミングで、前記スピニングリールからラインの繰り出しを可能とするリリース装置であって、前記ラインを掛止する糸掛け部を有して、前記掛止による前記糸掛け部の前記ラインの繰り出し規制位置から、前記掛止したラインが前記糸掛け部から脱して前記ラインの繰り出しが可能となるリリース位置に向かって変位可能に付勢したアクチュエータと、 該アクチュエータを前記付勢に抗して前記規制位置にロックする手段と、前記ロックを前記予め設定したタイミングで解除する手段とを備えるという手段を用いた。
本発明では、キャスティングを行う人間の手や腕に相当するスイング機能を有したロッドのスイング装置と共に使用することで、例えばスイング装置のロッドの振り角が予め設定された角度となったときに、前記スピニングリールのリリース動作を実現するものである。即ち、実際のキャスティングにおけるスピニングリールのリリース動作では、回転フリーとしたスプールから繰り出されるライン途中を人差し指等に引掛けてラインの繰り出しを規制し、スイング中の適当なタイミングで人差し指等からラインを解放してラインを繰り出すようにしているが、本発明では、糸掛け部を有するアクチュエータの回動によって、実釣時のリリース動作と同様にラインの繰り出し規制と解放を実現している。
ここで、スピニングリールのリリースの最も基礎的な要素は、上述のように、クラッチを切って回転フリーとしたスプールからのラインの繰り出し制御である。即ち、スイング中はラインの繰り出しを制止しておき、適当なタイミングで前記制止を解除してラインの繰り出しを許容することである。これに対応して、本発明では、ラインの繰り出し規制位置においてアクチュエータの糸掛け部にラインを掛止することで、その繰り出しを制止する一方、予め設定したタイミングでアクチュエータをリリース位置に変位させることで、糸掛け部からラインを解放してラインを繰り出し可能とする。
アクチュエータのリリース動作のタイミング、即ち、ソレノイドをオン(作動)するトリガ信号の出力タイミングは、スリング装置の振り角によって設定することができる。ただし、スイング速度が早ければリリース時の振り角は小さくなる。また、使用するロッドやリール、ライン等によっても、適正なリリース時の振り角は変わってくる。このため、ソレノイドにトリガ信号を出力するタイミングの設定は、スイング装置の振り角を一度ずつ変えて試し、その中で最も適当な振り角を決定することで、以降、同じ条件では同じタイミングでキャスティングを繰り返し行うことができる。
アクチュエータの具体的構成としては、先端側を自由端として基端側を回動可能に軸支した片持ちレバー状とすることが構造的に簡易である。ただし、一対の爪が開閉する構造として、閉じた爪の内側を糸掛け部とすることもできる。
また、アクチュエータを片持ちレバー状とした場合、アクチュエータは、ロッドとスピニングリールとの間に水平に回動可能に設けると共に、ラインの繰り出し規制位置では、糸掛け部が前記スピニングリールのスプールよりも前記ロッドの長手方向後方寄りに位置することが好ましい。この手段では、アクチュエータの糸掛け部を中心としてラインがくの字に掛止され、ラインの繰り出し規制が確実となるからである。
この点、アクチュエータが丸棒部材の先端側にV字溝からなる糸掛け部を設けてなるものであれば、よりラインの繰り出し規制が確実となる。
さらに、ロック手段やその解除手段の具体的構成としては、アクチュエータをライン繰り出し位置にロックする手段として、ピンと、該ピンが係脱可能に係合するピン孔を備え、前記ロックを解除する手段として、前記ピンにプランジャが連結され、予め設定したタイミングで発生するトリガ信号を受けて、前記プランジャを前記ピンが前記ピン孔から抜き出る向きに作動するソレノイドを備えるものとすることができる。
その場合、ピンとソレノイドとが設けられ、スイング装置に取付ける本体と、前記ピンに対応したピン孔を有して前記本体に回動可能に軸支した回転プレートとを備え、前記回転プレートにアクチュエータを設けることができる。
なお、アクチュエータのリリース動作によるラインの繰り出し後、キャスティングテストを終了すれば、スプールを巻き取り可能な状態として、アクチュエータをリリース位置としたままラインを巻き取り、アクチュエータを初期のライン繰り出し規制位置に手動で復帰させることで、次回、キャスティングテストを連続して行うことができることはもちろんである。
本発明によれば、ロッドのスイング装置に取付けることで、スピニングリールのキャスティングを機械的に行うことができる。その際、同一条件で繰り返しキャスティングを行うことができるため、ロッドに取付けたガイドの性能をより確実に分析することができる。また、リリースのタイミングは一つの設定に依存することなく、ユーザーが任意に設定することができるため、使用するロッドやリール、ライン等に応じて、セット毎に適正なリリースタイミングを実現することができる。
本発明の一実施形態に係るリリース装置をスイング装置のロッドホルダーに取り付けた状態を示す側面図 図1の上面図 同、スイング装置全体を示した側面図 図3の正面図 同、リリース装置の拡大側面図(ラインの繰り出し規制位置) 図5の正面図 図5の底面図 同、リリース装置の拡大側面図(リリース位置) 図8の正面図 図8の上面図 同、キャスティングテストの動作変移図 同、スイング装置の角度可変を示す説明図
以下、本発明の好ましい実施の形態を添付した図面に従って説明する。図1・2は、スピニングリールSRを装着したロッドFR(釣竿)を後述するスイング装置のロッドホルダーRHに保持し、該ロッドホルダーRHに本発明のリリース装置RMを取り付けた状態を示した図である。ロッドホルダーRHは、この実施形態の場合、上下に二分割であって、ロッドFRのグリップを上下から挟み込んで保持している。なお、図中、LはスピニングリールSRに巻回したライン(釣糸)、GはロッドRに取付けられているガイドであって、スピニングリールSRから繰り出したラインLはガイドGを通して、その先端には予めルアー等の仕掛け(図示せず)が取付けられている。こうした投げ釣りのための仕組み(セット)は、本発明を適用するうえで、従来と変わるところはない。
図3・4は、リリース装置RMをスイング装置SMに取付けた状態を示した図である。このスイング装置SMは、床面等にアンカー等によって固定される台座部Pと、その上部に設けたギアボックスGBとを備えている。ギアボックスGBには、二つのモータM1・M2を二軸並行に内蔵しており、それぞれの駆動ギアDG1・DG2は伝達ギアTG1・TG2と噛合させ、これら伝達ギアTG1・TG2を、ギアボックスGBの上部に形成した軸支部SSに同軸に設けた、側面視二枚重ねのメインギアMG1・MG2にそれぞれ噛合している。
このうちの一方のメインギアMG1は、前記軸支部SSに一端部(図面上、下端部)を回動可能に軸支したアームAと連結している。したがって、モータM1を駆動することによって、駆動ギアDG1、伝達ギアTG1、メインギアMG1を介して、アームAが正逆に回動する。
他方のメインギアMG2は、アームAの他端部(図面上、上端部)に軸支したサブギアSGと噛合するもので、該サブギアSGにはアングル状のリストWの垂直部を連結している。したがって、モータM2を駆動することによって、駆動ギアDG2、伝達ギアTG2、メインギアMG2、及びサブギアSGを介して、リストWが正逆に回動する。本発明のリリース装置RMは、リストWの水平部にロッドホルダーRHを固定することによって、スイング装置SMに取付けている。
そして、モータM1・M2の駆動制御することによって、ロッドFRをスイング(投擲動作)させ、キャスティングテストを行うが、この一連の動作については後記にて詳述する。
次に、リリース装置RMの構成を図5〜10に従って詳述する。これらの図において、1はラインLのリリースを実行するアクチュエータ、2はソレノイドであって、図5〜7に示したラインLの繰り出し規制位置にロックされたアクチュエータ1を図8〜10に示したリリース位置に変位させる際、前記ロックを解除する構成である。
この実施形態では、ソレノイド2はプル式であって、そのプランジャ2aを下向きにして、スイング装置SMのロッドホルダーRHに取付ける本体3に設けている。具体的には、本体3は側板部3aの上下縁に天板部3b及び底板部3cを設けた略コ字状をなし、ソレノイド2を上記の向きにして側板部3aに取付けている。なお、4は側板部3aの側方に延長して設けたブラケットであり、該ブラケット4を前記ロッドホルダーRHの側面に固定することによって、本装置RMをスイング装置SMに取付可能としている。
さらに本体3には、ソレノイド2と横並びにロック機構5を設けている。このロック機構5は、本体3の天板部3bに上端を固定した円柱状のガイド5aと、該ガイド5aの下部に、ジョイント5bを介して、先丸のロックピン5cを一体に設けている。このうちガイド5aには圧縮バネ5dを挿通している。この圧縮バネ5dは本体3の天板部3bとジョイント5bとの間で圧縮され、ロックピン5cをジョイント5bと共に下向きに付勢している。
また、ジョイント5bはソレノイド2のプランジャ2aとリンクバー6によって連結している。このジョイント5bは、図5〜7に示したラインの繰り出し規制位置において、本体3の底板部3cの上面側に設けたブッシュ5eの上部に当接して下向きの移動を規制している。なお、ジョイント5bとブッシュ5eは、いずれか一方を磁石で構成し、他方を磁性体で構成して、その磁力吸引によってロック機構5を下向きに付勢してもよく、圧縮バネ5dと併用することもできる。
一方、ロックピン5cは、ブッシュ5eの内部を上下にスライド可能に貫通し、本体3の底板部3cに形成した通孔3dを貫通している。そして、ソレノイド2が作動してプランジャ2aが吸引動作(上昇)することによって、各図に矢印で示したとおり、ジョイント5bがブッシュ5eから上方に離間するのに伴い、ジョイント5c及びロックピン5cが圧縮バネ5dの付勢力に抗して上昇し、後述するように、アクチュエータ1側の回転プレート7に形成したピン孔から抜け出るように構成している。
この回転プレート7は、上板部7aに背板部7bを設けた略L字状をなし、その上板部7aを本体3の底板部3cに回転軸8によって回動可能に軸支している。また、回転プレート7の上板部7aには、図5〜7に示したラインの繰り出し規制位置において、本体3の通孔3dと連通して、ロック機構5の圧縮バネ5dによって下向きに付勢されたロックピン5cが係脱可能に係合するピン孔7cを設けている。
回転軸8にはネジリバネ9を挿通しており、その一端はブッシュ5eの側面に係合し、他端は下向きに折り曲げられて回転プレート7の上板部7aに差し込み固定している。このネジリバネ9によって、回転プレート7は、図5〜7に示したライン繰り出し規制位置から、図8〜10に示したリリース位置に向かう常開の状態に付勢している。
したがって、この回転プレート7は、ロック機構5のロックピン5cがピン孔7cに係合しているときは、ネジリバネ9の付勢力に抗して図5〜7のライン繰り出し規制位置にロックされ、ソレノイド2の作動によってロックピン5c5がピン孔7cから抜け出たときは、前記ロックが解除され、ネジリバネ9の付勢力によって、各図に矢印で示したとおり、瞬時に図8〜10に示したリリース位置に変位する。
なお、10は回転プレート7の背板部7bに設けたストッパーであって、該ストッパー10が本体3の側板部3aの側縁部分に当接することで、回転プレート7の開きを図8〜10に示したリリース位置で制止するものである。
そして、このような回転動作を行う回転プレート7にアクチュエータ1を取付けている。この実施形態においてアクチュエータ1は、キュービック状の取付部1aの一側面に、丸棒部材からなるリリースレバー1bの基端側を固定してなる。またリリースレバー1bの先端側にはラインLを掛止する糸掛け部としてV字溝1cを周方向に刻設している。そして、取付部1aを回転プレート7の上板部7aに垂直に固定することで、リリースレバー1bを回転プレート7と連動して片持ちレバー状に水平に回動可能に設けている。
このようなアクチュエータ1は、図5〜7に示したように、V字溝1cにスピニングリールSRのスプールSPから繰り出されるラインLの中途を掛止する(引掛ける)ことによって、ラインLの繰り出しを規制する。この実施形態では、図5〜7に示すライン繰り出し規制位置において、リリースレバー1bをスピニングリールSRのスプールSPよりもロッドFRの長手方向後方寄り(スピニングリールSRをロッドFRに取付けるリールフット寄り)に位置させている。これによって、リリースレバー1bにラインLを引掛けたときに、ラインLの引掛部分がリリースレバー1bを中心としてくの字となるため、より確実にラインLの繰り出しを規制することができる。
一方、図8〜10に示すリリース位置では、リリースレバー1bがラインLの繰り出し方向に向かって水平に回転して、この状態ではV字溝1cでラインLを掛止保持できず、当該掛止が解除されて、仕掛けの投擲力によってスプールからSPからラインLが繰り出し可能となる。
このようなリリース後は、手動でリリースレバー1をネジリバネ9の付勢力に抗して反対方向に回転させることで、図5〜7の状態に復帰させることができる。
図11は、スイング装置SMでロッドFRのスイングによってキャスティングテストを行う遷移図であって、同図(a)、(b)、(c)、(d)の順でロッドFRを後方に振り上げた後、(d)から(c)、(b)を経て(a)までロッドFRを振り下ろすようなスイングを連続して行う。具体的には、ロッドFRの振り角が0°である(a)から振り角が110°となる(c)まではスイング装置SMのアームAとリストWとを同期して回動し、(c)・(d)間ではリストWを単独で20°の振り角だけ回動する。
この間、スピニングリールSRのリリース動作に関して、本発明のリリース装置RMは、振り上げ中の(a)〜(d)と、振り下ろし中の(d)〜(c)の間、アクチュエータ1を図5〜7に示したラインの繰り出し規制位置に維持し、ラインLの繰り出しを制止している。そして、振り下ろし中にロッドFRの振り角が45°となる(b)の時点で、ソレノイド2にトリガ信号を送信して、アクチュエータ1を図8〜10に示したリリース位置に変位させる。トリガ信号は、スイング装置SMのモータM1・2の回転角度を検知しておくことで、スイング装置SM側からリリース装置RMに送信することができる。
このようにしてキャスティングテストを終了した後は、スピニングリールSRからラインLが繰り出された状態にあるため、次回のキャスティングテストを行う前に、ラインLを巻き取る必要がある。この時点でアクチュエータ1はリリース位置にあるため、スピニングリールSRをクラッチを繋ぎ直す等して巻き取り可能な状態として、ラインLを巻き取ればよい。その後、再度、手動でアクチュエータ1をラインの繰り出し規制位置に復帰させ、次回、キャスティングテストに備える。
ところで、実釣時では、図11に示したような、ロッドFRを真上に振り上げ、真下に振り下ろす、いわゆるオーバーヘッドキャストだけではなく、頭上に木などの障害ある場合は、サイドキャストといわれる、ロッドFRを横に振ることもある。そこで、この実施形態に係るスイング装置SMでは、図12に示したように、ギアボックスGBを台座部Pに回動可能に設け、ギアボックスGBからロッドホルダーRHを左右に角度可変に設けている。これによって、より実釣のキャスティングに近い態様でテストを行うことができる。
RM リリース装置
SM スイング装置
SR スピニングリール
SP スプール
FR ロッド
L ライン
G ガイド
1 アクチュエータ
1a 取付部
1b リリースレバー
1c V字溝
2 ソレノイド
2a プランジャ
3 本体
4 ブラケット
5 ロック機構
5c ロックピン
5d 圧縮バネ
6 リンクバー
7 回転プレート
8 回転軸
9 ネジリバネ

Claims (6)

  1. スピニングリールを装着したロッドをスイング可能に保持するスイング装置に取付けられ、前記ロッドのスイング中の予め設定したタイミングで、前記スピニングリールからラインの繰り出しを可能とするリリース装置であって、
    前記ラインを掛止する糸掛け部を有して、前記糸掛け部の前記ラインの繰り出し規制位置から、前記掛止したラインが前記糸掛け部から解放され前記ラインの繰り出しが可能となるリリース位置に向かって作動可能に付勢したアクチュエータと、
    該アクチュエータを前記付勢に抗して前記ラインの繰り出し規制位置にロックする手段と、
    前記ロックを前記予め設定したタイミングで解除する手段とを備えたことを特徴とするスピニングリールのキャスティング用リリース装置。
  2. アクチュエータは、先端側を自由端として基端側を回動可能に軸支した片持ちレバー状である請求項1記載のスピニングリールのキャスティング用リリース装置。
  3. アクチュエータは、ロッドとスピニングリールとの間に水平に回動可能に設けると共に、ラインの繰り出し規制位置では、糸掛け部が前記スピニングリールのスプールよりも前記ロッドの長手方向後方寄りに位置する請求項2記載のスピニングリールのキャスティング用リリース装置。
  4. アクチュエータは、丸棒部材の途中周面にV字溝を形成し、該V字溝を糸掛け部とした請求項2または3記載のスピニングリールのキャスティング用リリース装置。
  5. アクチュエータをライン繰り出し位置にロックする手段として、ピンと、該ピンが係脱可能に係合するピン孔を備え、前記ロックを解除する手段として、前記ピンにプランジャが連結され、予め設定したタイミングで発生するトリガ信号を受けて、前記プランジャを前記ピンが前記ピン孔から抜き出る向きに作動するソレノイドを備えた請求項1から4のうち何れか一項記載のスピニングリールのキャスティング用リリース装置。
  6. ピンとソレノイドとが設けられ、スイング装置に取付ける本体と、前記ピンに対応したピン孔を有して前記本体に回動可能に軸支した回転プレートとを備え、前記回転プレートにアクチュエータを設けた請求項5記載のスピニングリールのキャスティング用リリース装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7525459B2 (ja) 2021-10-14 2024-07-30 グローブライド株式会社 投げ釣り用補助装置

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