JP2017092784A - 口腔筋機能療法用動画配信システム - Google Patents

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【課題】歯列矯正のためのトレーニングを患者に効果的に実践させ、歯列矯正の成果を高めるための、口腔筋機能療法用動画配信システムを提供する。【解決手段】ユーザ端末と、ネットワークを介して接続された動画配信サーバ2と、を備え、ユーザ端末に口腔筋機能療法用動画の配信を行う為の口腔筋機能療法用動画配信システムである。登録された複数の口腔筋機能療法用動画を記憶した記憶部23と、口腔筋機能療法用動画の選択者に、記憶部に記憶された口腔筋機能療法用動画を選択するための選択画面を提供する選択画面提供手段20と、ユーザに配信する複数の口腔筋機能療法用動画の選択を受け付ける選択手段26と、選択手段で選択された複数の動画の配信リストを登録する登録手段21と、登録手段によって登録された配信リストに基づいて、ユーザ端末に動画の配信を行う配信手段22と、を備えることを特徴とする。【選択図】図3

Description

本発明は、口腔筋機能療法用動画の配信を行う為の口腔筋機能療法用動画配信システムに関るものである。
従来、患者の歯を、機能および/または審美性が最適化される位置へ移動させるために、歯列矯正が行われている。歯列矯正を行う歯科医師を補助するための技術として、治療を受ける個々の患者に対してカスタマイズされる計画ツールと、治療指針と、指示内容と、予約計画ツールと、を使用して、歯列矯正治療の計画を管理するシステムが知られている(例えば特許文献1)。
このような歯列矯正は、例えば、ブレース(ブラケット)と呼ばれる歯列の矯正装置を歯の表面側、又は裏側等に装着することで行われている。しかし、矯正装置を装着した状態での治療が長期にわたることや、矯正中の痛みなどから、こうした治療方法は敬遠されがちである。そのため、治療の開始が遅れ、歯列の更なる悪化を招くこととなっていた。
歯並びや咬み合わせの形成には、幼少期の生活習慣や癖などが大きく関連している。舌突出癖や指しゃぶり等の癖が開咬や上顎前突などを招いたり、口呼吸の習慣が口周りの筋肉の弛緩に影響することが知られている。
そのため、口腔筋機能療法(MFT:ORAL MYOFUNCTIONAL THERAPY)と呼ばれる治療方法が考案されている。口腔筋機能療法とは、患者が、舌や口唇、頬などの口腔顔面筋のトレーニングを行い、後天的な筋肉の不調和を改善して、歯並びや噛み合わせに影響を及ぼす舌や唇の位置、口腔機能等を整えるための治療法である。また、MRC(Myofunctional Research Company)システムと呼ばれる、筋機能のトレーニングと、マウスピース等を用いた生活習慣の改善のためのトレーニングに基づいて、口腔機能等を整える治療法も行なわれている。
こうした治療法によって、ブレース等の矯正器具を長期間にわたって装着しておくことなく、歯並びの改善を行うことが可能となった。
特開2014−155855号公報
口腔筋機能療法・MRCシステムは、歯の生え変わり状況によっては効果が薄くなる場合があり、6〜8歳ごろに行うのが最も効果的とされている。一方、第二大臼歯が生え変わった後(11〜13歳頃)では、治療は困難と言われている。そのため、こうした治療を行う主な患者は、10歳以下の子供である。
従来は、トレーニングの指導者によって医院で指導が行われ、指導を受けた患者が、自宅でトレーニングを継続的に実践することで、歯列矯正が行われている。しかしながら、主だった患者が子供ということから、治療法の習熟度が低く、正しいトレーニングが実践できなかったり、トレーニングが継続して行われなかったりといった問題が生じていた。そのため、治療の成果を十分にあげることができていなかった。
本発明は、上記のような実状に鑑みてなされたものであり、歯列矯正のためのトレーニングを患者に効果的に実践させ、歯列矯正の成果を高めるための、口腔筋機能療法用動画配信システムを提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明は、動画を閲覧するためのユーザ端末と、前記ユーザ端末とネットワークを介して接続された動画配信サーバと、を備え、前記ユーザ端末に口腔筋機能療法用動画の配信を行う為の口腔筋機能療法用動画配信システムであって、
登録された複数の口腔筋機能療法用動画を記憶した記憶部と、
口腔筋機能療法用動画の選択者に、前記記憶部に記憶された口腔筋機能療法用動画を選択するための選択画面を提供する選択画面提供手段と、
ユーザに配信する複数の口腔筋機能療法用動画の選択を受け付ける選択手段と、
前記選択手段で選択された複数の動画の配信リストを登録する登録手段と、
前記登録手段によって登録された配信リストに基づいて、ユーザ端末に動画の配信を行う配信手段と、を備えることを特徴とする。
このような構成とすることで、歯列矯正を行うユーザに対して、ユーザ自身の状態に対応したトレーニングを行う為の口腔筋機能療法用動画を提供することができる。ユーザは、口腔筋機能療法用動画を参照しながら、継続的にトレーニングを行うことができる。これにより、ユーザのトレーニングの習熟度を高め、効果的にトレーニングの実施を行わせることができる。また、動画コンテンツによって、ユーザ(特に子供)の興味を引き、継続的なトレーニングの実施が期待できる。
本発明の好ましい形態では、前記選択手段によって選択された複数の口腔筋機能療法用動画の、再生順序を決定する順序決定手段を備え、
前記登録手段は、前記選択手段で選択された口腔筋機能療法用動画を、前記順序決定手段で決定した再生順序で並べ、配信リストとして登録することを特徴とする。
このような構成とすることで、選択された口腔筋機能療法用動画の再生順序を並び替え、個々のユーザに必要なトレーニングを、効果的に提供することが可能である。
本発明の好ましい形態では、前記ユーザ端末での動画の視聴に関する履歴情報を取得する履歴取得手段と、
前記履歴取得手段において取得した履歴情報を記録する記録手段と、を備えることを特徴とする。
このような構成とすることで、ユーザによる口腔筋機能療法用動画の再生状況、即ちトレーニングの実施状況を取得して、記録することができる。記録した情報は、医師による次回の診療等に役立てることができる。
本発明の好ましい形態では、前記選択画面において、口腔筋機能療法用動画を再生可能にする確認手段を備えることを特徴とする。
このような構成とすることで、口腔筋機能療法用動画を配信リストに登録する際に、コンテンツ内容を確認して口腔筋機能療法用動画を登録することができる。適切な内容の口腔筋機能療法用動画を選択することが可能となり、誤配信等を防ぐことが可能となる。
本発明の好ましい形態では、診断情報の入力を受け付ける診断入力手段を備え、
前記選択画面提供手段は、前記診断情報に基づいて、提示する口腔筋機能療法用動画を決定することを特徴とする。
このような構成とすることで、入力された診断情報に基づいて、選択させる口腔筋機能療法用動画を抽出し、提示することができる。これにより、配信を行う口腔筋機能療法用動画の選択を効率化し、更に誤配信等を防ぐことができる。
本発明の好ましい形態では、前記記憶部に記憶された1以上の前記口腔筋機能療法用動画は、アニメーションを含むことを特徴とする。
このような構成とすることで、特に子供の興味を引く動画コンテンツを提供することができる。
本発明は、ユーザに口腔筋機能療法用動画の配信を行う為の口腔筋機能療法用の動画配信サーバであって、
登録された複数の口腔筋機能療法用動画を記憶した記憶部と、
前記記憶部に記憶された口腔筋機能療法用動画を選択するための選択画面を提供する選択画面提供手段と、
複数の口腔筋機能療法用動画の中から、ユーザに配信する複数の口腔筋機能療法用動画の選択を受け付ける選択手段と、
前記選択手段で選択された動画の配信リストを登録する登録手段と、
前記登録手段によって登録された配信リストに基づいて、ユーザへの動画の配信を行う配信手段と、を備えることを特徴とする。
本発明は、ユーザに口腔筋機能療法用動画の配信を行う為の口腔筋機能療法用の動画配信プログラムであって、
コンピュータを、登録された複数の口腔筋機能療法用動画を選択するための選択画面を提供する選択画面提供手段と、
複数の口腔筋機能療法用動画の中から、ユーザに配信する複数の口腔筋機能療法用動画の選択を受け付ける選択手段と、
前記選択手段で選択された複数の動画の配信リストを登録する登録手段と、
前記登録手段によって登録された配信リストに基づいて、ユーザへの動画の配信を行う配信手段と、として機能させることを特徴とする。
本発明は、ユーザに口腔筋機能療法用動画の配信を行う為の口腔筋機能療法用の動画配信方法であって、
動画配信サーバが、登録された複数の口腔筋機能療法用動画を選択するための選択画面を提供するステップと、
複数の口腔筋機能療法用動画の中から、ユーザに配信する複数の口腔筋機能療法用動画の選択を受け付けるステップと、
選択された複数の動画を配信リストとして登録するステップと、
登録された前記配信リストに基づいて、ユーザへの動画の配信を行うステップと、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、歯列矯正のためのトレーニングを患者に効果的に実践させ、歯列矯正の成果を高めるための、口腔筋機能療法用動画配信システムを提供することができる。
本発明の実施形態に関る口腔筋機能療法用動画配信システムの全体を示す図である。 本発明の実施形態に関る口腔筋機能療法用の動画配信サーバのハードウェア構成図である。 本発明の実施形態に関る口腔筋機能療法用の動画配信サーバの機能ブロック図である。 本発明の実施形態に関る歯列矯正方法のフローチャートである。 本発明の実施形態に関る配信リストを登録する際の処理フローチャートである。
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態に関る口腔筋機能療法用動画配信方法を実施するための口腔筋機能療法用動画配信システムについて説明する。なお、以下に示す実施形態は本発明の一例であり、本発明を以下の実施形態に限定するものではない。
図1は、本実施形態に関る口腔筋機能療法用動画配信システムの全体を示す図である。図1(a)は、口腔筋機能療法用動画配信システムを構成するそれぞれの装置と、それらの接続関係を示している。符号1はユーザに対して口腔筋機能療法用の動画を配信するための口腔筋機能療法用動画配信システムを示し、符号2は口腔筋機能療法用の動画配信サーバを示し、符号3は記憶部を示し、符号4は配信する口腔筋機能療法用動画を選択する管理者端末を示し、符号5は配信された口腔筋機能療法用動画を閲覧するためのユーザ端末を示し、符号Nは口腔筋機能療法用の動画配信サーバ2と、管理者端末4と、ユーザ端末5と、を接続するネットワークを示している。
本実施形態では、ユーザ端末5を利用するユーザ(患者)が管理者端末4を利用する管理者(医師)のもとで診断を受ける。この診断結果に基づいて決定された歯列矯正のためのトレーニング動画(口腔筋機能療法用動画)が、動画配信サーバ2からユーザ端末5に配信される。これにより、ユーザ(患者)は、家庭において配信された動画を閲覧しながら口腔筋機能療法・MRCシステムのトレーニングを実行することができるため、家庭においても効果的に歯列矯正を行うことができる。
動画配信サーバ2よりユーザ端末5に配信される口腔筋機能療法用動画は、歯列矯正を行うためのトレーニング方法に関する動画である。1のトレーニング単位に関する動画が、1のトレーニング単位に対して1以上準備されており、記憶部3に記録されている。口腔筋機能療法用動画の閲覧を促進するために、同様のトレーニング方法について異なるコンテンツ内容の動画を準備しておき、所定条件で配信する内容を切り替えるようにしてもよい。これによって、ユーザが同一内容の口腔筋機能療法用動画を連日閲覧し、動画コンテンツに飽きてしまうことを防ぐことができる。
口腔筋機能療法用の動画には、トレーニングを実践するための内容が収録されている。動画の収録時間を実際のトレーニング時間と連動するように構成し、ユーザと共にトレーニングを行うようなコンテンツ内容にしていてもよい。口腔筋機能療法用動画は、その他に、トレーニング内容を解説した内容の動画や、トレーニング中のインターバル動画、所定数や期間のトレーニングを達成後に閲覧できる特典動画などを有していても構わない。
本実施形態の口腔筋機能療法用動画には、ユーザと共に口腔筋機能療法用のトレーニングを行う実写映像のコンテンツが収録されている。動画コンテンツの表現方法には特に制限はなく、実写映像、イラスト、アニメーション、それらの組み合わせ等、どのような表現方法でも構わない。
口腔筋機能療法用のトレーニング単位とは、例えば、「舌の運動」、「タッピング」、「ファットタング・スキニータング」、「ティップアンドスティック」、「リップトレーサー」、「スラープスワロー」、「舌打ちをする」等の口腔筋機能療法に基づいたトレーニングや、「舌の安静時の位置」、「鼻呼吸や口呼吸に関する認識」、「連続して飲み込む」等の生活習慣に関するトレーニングなど、である。本実施形態では、口腔筋機能療法用動画は、1のトレーニング単位のコンテンツを有しているが、1の動画内に複数のトレーニング単位のコンテンツを有するように構成してもよい。
図2は、口腔筋機能療法用の動画配信サーバ2のハードウェア構成図である。口腔筋機能療法用の動画配信サーバ2は、CPU201と、メモリ202と、記憶装置203と、入力装置204と、出力装置205と、通信を行うためのインタフェースである通信装置206と、を備えている。また、記憶装置203は、オペレーティングシステム(OS)207と、口腔筋機能療法用の動画配信プログラム208などが記録されている。口腔筋機能療法用の動画配信プログラム208は、オペレーティングシステム207と協調してその機能を発揮するものである。
図3は、口腔筋機能療法用の動画配信サーバ2の機能ブロック図である。口腔筋機能療法用の動画配信サーバ2は、配信する口腔筋機能療法用動画を選択するための選択画面を管理者端末4に提供する選択画面提供手段20と、設定された口腔筋機能療法用動画の配信リストを登録するための登録手段21と、前記配信リストに基づいてユーザ端末5に口腔筋機能療法用動画を閲覧可能にする配信手段22と、ユーザによる口腔筋機能療法用動画の閲覧履歴を記録するための記録手段23と、管理者による診断情報の入力を行う為の診断入力手段24と、を備える。
選択画面提供手段20は、管理者端末4に対して記憶部3に記録された口腔筋機能療法用の動画の一覧(選択画面)を選択可能に提示する。また、確認手段25によって、選択画面上に一覧として表示された個々の動画を再生して、コンテンツの内容を確認可能にしている。
ユーザ端末5には、ユーザごとに設定された配信リストに基づいて口腔筋機能療法用動画が閲覧可能に配信される。この配信リストに含まれる口腔筋機能療法用動画、即ち対象のユーザの歯列矯正に有効な口腔筋機能療法用動画は、ユーザの生活習慣や現在の歯列など、医師による診断情報に基づいて決定される。
診断入力手段24では、管理者端末4からユーザの診断情報の入力を受け取る。前記選択画面上には、この診断情報に基づいて、記憶部3に記録されたすべての口腔筋機能療法用動画の中から選択された所定数の動画が提示される。この診断情報以外にも、例えばユーザの性別に基づいて、選択画面に提示する動画を決定するようにしてもよい。勿論、記憶部3に記録された全ての口腔筋機能療法用動画を選択画面上で提示し、管理者により選択させて配信リストを生成するように構成しても構わない。
登録手段21は、管理者端末4から前記選択画面を介して選択されたトレーニング単位の動画の集合を、配信リストとして登録する。登録された配信リストは、ユーザ情報と紐付けられて記憶部3に記憶される。
管理者端末4からは、選択画面提供手段20によって提供された口腔筋機能療法用動画の一覧の中から、配信リストに追加する動画が選択される。選択手段26は、この選択入力を受け取り、配信リストに含める動画が決定する。また、順序決定手段27によって、管理者端末4から配信リストに含まれる動画の配信順序(再生順序)に関する情報が入力され、配信リスト中での動画の配信順序が決定する。配信リストに含まれる動画の選択と、配信順序が決定されたなら、登録手段21によって、配信リストが記憶部3に記録される。
配信手段22では、記憶部3に記録された配信リストに基づいて、記憶部3に記録された口腔筋機能療法用動画をユーザ端末5に閲覧可能に配信する。ユーザ端末5での口腔筋機能療法用動画の視聴の履歴(履歴情報)は、履歴取得手段28によって取得され、記録手段23によって記録される。
記憶部3は、ユーザの名前や、性別、年齢、等を有するユーザ情報と、管理者によって登録された配信リストと、トレーニング単位ごとの口腔筋機能療法用動画と、ユーザによる動画の視聴に関する履歴情報と、ユーザの歯や診断結果等を有する診断情報と、を備えている。
図4を用いて、口腔筋機能療法用動画配信システムを用いて歯列矯正を行う際の全体処理の流れについて説明する。ステップS1では、管理者(医師)によるユーザ(患者)の診断が行われる。診断が行われたならば、管理者端末4によって、口腔筋機能療法用の動画をユーザに配信するための、配信リストの登録が行われる(ステップS2)。
ステップS3では、配信リストに基づく口腔筋機能療法用動画が、ユーザ端末5から閲覧され、ユーザは口腔筋機能療法用のトレーニングを実践する。ユーザ端末5での口腔筋機能療法用動画の閲覧状況は、履歴取得手段28及び記録手段23によって記録され(ステップS4)、管理者端末4から閲覧することができる。このステップS1〜S4までの手順を繰り返すことで、ユーザの歯列矯正が行われる。
なお、ステップS3でのトレーニングが一定期間行なわれた後、管理者によるユーザの診断が再度行われる(ステップS1)。この際、診断の結果や、前記履歴情報に基づいて、新たな配信リストを登録して(登録リストを編集して)(ステップS2)、ユーザにトレーニングを実践させる(ステップS3)。この歯列矯正のためのステップが、治療が完了した際や、ユーザが治療を断念する際まで続けられる。
次いで、図5を用いて、ステップS2における配信リストの登録処理の流れについて説明する。
ステップS11では、配信リストを登録するユーザを決定する。ユーザが決定したならば、ユーザの診断情報を入力する(ステップS12)。診断情報が入力されると、診断情報に応じて、対応する口腔筋機能療法用動画が抽出される(ステップS13)。
ステップS12で抽出された口腔筋機能療法用動画は、管理者端末4に表示された選択画面上に表示される(ステップS14)。選択画面上には、口腔筋機能療法用動画のサムネイル及び動画名称が紐付けて表示されている。管理者端末4からの動画のコンテンツ内容の確認要求を受けた場合(ステップS15でYES(Y))、確認要求が行われた動画を再生する(ステップS16)。
ステップS17では、配信する動画、即ち配信リストに登録する複数の動画が選択される。この選択は、管理者端末4から入力された選択要求を受け取って行われる。
配信リストに加える動画が決定したならば、配信する動画の順序を変更することができる。配信する動画の順序について、管理者端末4から変更の要求を受け付けた場合(ステップS18でYES(Y))、配信する順序(再生順序)を変更する(ステップS19)。
配信リストに加える口腔筋機能療法用動画と、その順番と、が決定したならば、配信リストを記憶部3に記録する(ステップS20)。
本発明によれば、歯列矯正を行うユーザに対して、ユーザ自身の状態に対応したトレーニングを行う為の口腔筋機能療法用動画を提供することができる。これにより、ユーザは、口腔筋機能療法用動画を参照しながら、継続的にトレーニングを行うことができる。
そのため、ユーザのトレーニングの習熟度を高め、効果的にトレーニングの実施を行わせることができる。
また、配信される口腔筋機能療法用動画の再生順序を並び替え、個々のユーザに必要なトレーニングを、効果的に提供することが可能である。
また、ユーザによるトレーニングの実施状況を取得して、記録することができる。これにより、記録した情報を次回の診療等に役立てることができる。
また、口腔筋機能療法用動画を配信リストに登録する際に、コンテンツ内容を確認して口腔筋機能療法用動画を登録することができる。適切な内容の口腔筋機能療法用動画を選択することが可能となり、誤配信等を防ぐことが可能となる。
また、入力された診断情報に基づいて、選択させる口腔筋機能療法用動画を抽出し、提示することができる。これにより、配信を行う口腔筋機能療法用動画の選択を効率化し、更に誤配信等を防ぐことができる。
また、口腔筋機能療法用動画を提供することで、動画コンテンツを提供することができる。動画コンテンツによって、ユーザ(特に子供)の興味を引き、継続的なトレーニングの実施が期待できる。
1 口腔筋機能療法用動画配信システム
2 動画配信サーバ
20 選択画面提供手段
21 登録手段
22 配信手段
23 記録手段
24 診断入力手段
25 確認手段
26 選択手段
27 順序決定手段
28 履歴取得手段
201 CPU
202 メモリ
203 記憶装置
204 入力装置
205 出力装置
206 通信装置
207 オペレーティングシステム
208 動画配信プログラム
3 記憶部
4 管理者端末
5 ユーザ端末

Claims (9)

  1. 動画を閲覧するためのユーザ端末と、前記ユーザ端末とネットワークを介して接続された動画配信サーバと、を備え、前記ユーザ端末に口腔筋機能療法用動画の配信を行う為の口腔筋機能療法用動画配信システムであって、
    登録された複数の口腔筋機能療法用動画を記憶した記憶部と、
    口腔筋機能療法用動画の選択者に、前記記憶部に記憶された口腔筋機能療法用動画を選択するための選択画面を提供する選択画面提供手段と、
    ユーザに配信する複数の口腔筋機能療法用動画の選択を受け付ける選択手段と、
    前記選択手段で選択された複数の動画の配信リストを登録する登録手段と、
    前記登録手段によって登録された配信リストに基づいて、ユーザ端末に動画の配信を行う配信手段と、を備えることを特徴とする口腔筋機能療法用動画配信システム。
  2. 前記選択手段によって選択された複数の口腔筋機能療法用動画の、再生順序を決定する順序決定手段を備え、
    前記登録手段は、前記選択手段で選択された口腔筋機能療法用動画を、前記順序決定手段で決定した再生順序で並べ、配信リストとして登録することを特徴とする請求項1に記載の口腔筋機能療法用動画配信システム。
  3. 前記ユーザ端末での動画の視聴に関する履歴情報を取得する履歴取得手段と、
    前記履歴取得手段において取得した履歴情報を記録する記録手段と、を備えることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の口腔筋機能療法用動画配信システム。
  4. 前記選択画面において、口腔筋機能療法用動画を再生可能にする確認手段を備えることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の口腔筋機能療法用動画配信システム。
  5. 診断情報の入力を受け付ける診断入力手段を備え、
    前記選択画面提供手段は、前記診断情報に基づいて、提示する口腔筋機能療法用動画を決定することを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の口腔筋機能療法用動画配信システム。
  6. 前記記憶部に記憶された1以上の前記口腔筋機能療法用動画は、アニメーションを含むことを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載の口腔筋機能療法用動画配信システム。
  7. ユーザに口腔筋機能療法用動画の配信を行う為の口腔筋機能療法用の動画配信サーバであって、
    登録された複数の口腔筋機能療法用動画を記憶した記憶部と、
    前記記憶部に記憶された口腔筋機能療法用動画を選択するための選択画面を提供する選択画面提供手段と、
    複数の口腔筋機能療法用動画の中から、ユーザに配信する複数の口腔筋機能療法用動画の選択を受け付ける選択手段と、
    前記選択手段で選択された動画の配信リストを登録する登録手段と、
    前記登録手段によって登録された配信リストに基づいて、ユーザへの動画の配信を行う配信手段と、を備えることを特徴とする口腔筋機能療法用の動画配信サーバ。
  8. ユーザに口腔筋機能療法用動画の配信を行う為の口腔筋機能療法用の動画配信プログラムであって、
    コンピュータを、登録された複数の口腔筋機能療法用動画を選択するための選択画面を提供する選択画面提供手段と、
    複数の口腔筋機能療法用動画の中から、ユーザに配信する複数の口腔筋機能療法用動画の選択を受け付ける選択手段と、
    前記選択手段で選択された複数の動画の配信リストを登録する登録手段と、
    前記登録手段によって登録された配信リストに基づいて、ユーザへの動画の配信を行う配信手段と、として機能させることを特徴とする口腔筋機能療法用の動画配信プログラム。
  9. ユーザに口腔筋機能療法用動画の配信を行う為の口腔筋機能療法用の動画配信方法であって、
    動画配信サーバが、登録された複数の口腔筋機能療法用動画を選択するための選択画面を提供するステップと、
    複数の口腔筋機能療法用動画の中から、ユーザに配信する複数の口腔筋機能療法用動画の選択を受け付けるステップと、
    選択された複数の動画を配信リストとして登録するステップと、
    登録された前記配信リストに基づいて、ユーザへの動画の配信を行うステップと、を備えることを特徴とする口腔筋機能療法用の動画配信方法。
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