JP2017086187A - 食器、調理器具又は食材の洗浄乾燥方法と同法に用いる洗浄乾燥具 - Google Patents

食器、調理器具又は食材の洗浄乾燥方法と同法に用いる洗浄乾燥具 Download PDF

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Abstract

【課題】噴射体とカバー体と可撓ホースとを用いて、より容易で効率の良い被洗浄物の洗浄乾燥方法を提供する。【解決手段】温水又は水を噴射する噴射ノズル部21を有する噴射体2と、可撓ホース3と、噴射体挿入孔4aが開設され、下方に向かって徐々に広がる周壁部42を有し、噴射体挿入孔4aに噴射体2が遊びを有するように挿入され噴射ノズル部21を囲んで噴射体2に結合されるカバー体4と、円板状の天板部51と周壁部52とを有し、天板部51に天板孔5aが形成され、天板部51の上面と周壁部52の外壁面の境目の角部5bがカバー体4の周壁部42の内壁面42aに接触し得る大きさである洗浄台5と、を備えた洗浄乾燥具1を用い、被洗浄物Wを洗浄台5上又は天板孔5aの中に載置し、カバー体4を洗浄台5に接触させて載置し、噴射体2により温水又は水を被洗浄物Wに噴射し、カバー体4によって温水又は水の飛散を抑制しながら洗浄する。【選択図】図2

Description

本発明は、食器、調理器具又は食材の洗浄乾燥方法と、この方法の実施に用いられる洗浄乾燥具に関する。
周知のとおり、食器、調理器具又は食材の洗浄乾燥方法には、手洗いによる方法、食器洗い乾燥機を用いる方法などが挙げられる。これらの方法に対して、本願発明者は、特許文献1において、温水又は水を噴射する噴射体と、この噴射体が挿入される噴射体挿入孔を有するカバー体と、噴射体と水栓とを接続する可撓ホースと、を用いて食器、調理器具又は食材を洗浄乾燥する洗浄乾燥方法を開示している。この洗浄乾燥方法は、水圧エネルギーを活用するものであり、食器、調理器具又は食材である被洗浄物に噴射水で衝撃を与えることで汚れを洗浄するものである。この洗浄乾燥方法は、被洗浄物を手でつかむ必要がないために水を使っても冷たくなく、また、電気エネルギーを一切使用しないので、地球温暖化の要因であるCOが削減できる。また、貯水式給湯機を用いて温水で噴射洗浄し蓄熱洗浄で洗剤洗浄が不要となり、更に、蓄熱により速乾性を実現できる利点がある。特許文献1は、性能を市販の食器洗い乾燥機と競合する視点で開発したもので、洗浄物を溜めて1日1回の洗浄乾燥で労力も減らす思想が根底にあり考案され、更に手洗い方式については、温水を溜める桶を使用して浸し、タワシで洗剤洗浄し、温水を桶にたれ流して洗浄し、乾燥カゴで自然乾燥する方法又は乾燥機を設置して乾燥する方法に色々な矛盾を感じて開発したものである。更に又、水栓に付属するシャワー付浄水器の機能は損なわずに工事もなく部品の追加のみで既設の流し台に設置できることを念頭にして考案されたものである。
特開2009-153961号公報
本願発明者は、特許文献1を基にして試作機を作り数年間研究を続け各種の課題を見出した。第1の課題は、先ず溜めて1日1回の洗浄乾燥する点数管理方式は、点数管理すること事態が困難で色々な不都合が生じる。例えば食器洗い乾燥機は1日1回で完了することがカタログに記載されそれをベースに性能が記載されていることが大変な過ちである。そのようなケースは極めてまれで通常は1日2回運転し更に手洗いするケースが多々ある、更にそれを溜める場所はめんどくさいので結局シンク内部である、1度使用したらシンクの機能が極めて悪化する弊害がある、以降の調理や洗浄等の邪魔になる。更に又、装置又は乾燥器や乾燥具等が大きなスペースを占有し狭い流し台の機能が損なわれる。更に又、食器の数量が沢山必要で費用がかかりハンドリングは無駄が多くむしろ労力がかかる等の致命的欠陥があることが判明した、従って食後すぐ食器点数を管理せず短時間でシンクや調理代の機能を一切落とさず洗浄のみならず乾燥もできることである。
第2の課題は、水洗浄の場合は消費エネルギィーゼロを達成し可能な限り節水してランニングコストを低減することである。大容量の乾燥カゴを製作したが冬に温調をすると、自然乾燥しているつもりであったが、実は大容量の食器の乾燥に使用され電気代が高くなった、従って室内で自然乾燥と言われているが実はエヤコンで乾かしているので洗浄後即座に水分吸収する効率的方法が求められる。更に節水であるが特許文献1に使用された噴射具は、カバー体と噴射ノズル部の可動が一箇所で噴射体とカバー体の隙間が反射を防止するため小さくノズルの揺動が限定されていた、大皿等を洗う場合はノズル部を傾けて更に噴射パターンの拡大噴射を選び噴射する必要があった、その結果衝撃力が低減され水流も遅くなる、更に又、深さのある食器を拡大噴射で洗うとすぐに溜まり衝撃や水流は低減され洗浄力が落ちる欠点がある。これを解決するには、ノズル部が大きく動く構造であること更に直線噴射水流を垂直に当て広範囲に可動できなければならない、更に又、反射水がカバー体とノズル部の隙間を通過するので新たなシール方法を構築しなければならない。更に又噴射具は軽く可動が容易で壊れない材質を適用する必要がある。食器一面を平均して約2秒程度水噴射洗浄して仕上げ洗浄とする、更に水温15℃以上で油汚れや、焦げ付きを除き洗剤洗浄も省略することが望ましい。その結果従来の三分の一に節水することが望ましい。近未来は洗剤が更に開発され浸して希釈洗剤を付着しただけでの食器に噴射洗浄して仕上げ洗浄が終わることになると時間の短縮や労力も軽減できる可能性を秘めている。
第3の課題は、シャワー付浄水器の広範囲な適用と機能の拡大である。特許文献1の(請求項)8に記載された短管蛇口に関するものでその先にシャワー付浄水器が付けられるように配慮されたものである。実施に当り取り付け具290を製作し試作品を作り機能を確認し成功したかに見えたが、洗浄乾燥装置の販売する市場調査段階で前記取り付け具の金型が1台当り200万円かかり、更に水栓の種類約6種ごとに金型が必要になった、色々な保持方法を検討したが難しく約4年間試行錯誤が続いた。この取り付け具は本当に必要なものか切り離して自在に可動できたほうが良いのではないか、浄水器を切り離したらホースから水が漏れて空気が入り、その空気が浄水器に至り浄水器を詰らせて性能がでない問題を指摘された、これを解決する方法がないのか、それが出来れば市販されている最新式の水栓の機能が達成される、しかも非常に安価な設備費で殆どの水栓に工事することなく適用でき、シンクに並べられた複数の食器の予備洗浄や大型の調理器具の洗浄更に調理後のシンクの洗浄、更に又、お米の水と浄水を使った洗浄等で節水ができ便利になるのではないか等の課題が明らかになった。
第4の課題は、常時は水栓にシャワー付浄水器が取り付けられていて、食器や調理器具等の予備洗浄に又は仕上げ洗浄に使用され、食器洗浄時はツールチェンジして噴射具を取り付けて仕上げ洗浄に使用される等最適な方法で洗浄することで、エネルギィーは使用せず節水して洗浄し短時間で乾燥しそのまま食器棚や流し台に収納できるより容易で効率の良い洗浄乾燥方法及び洗浄乾燥具を案出することである。
本発明は、係る事由に鑑みてなされたものであり、その目的は、少なくとも噴射体とカバー体と洗浄台と可撓ホースとを用いて、より容易で効率の良い食器、調理器具又は食材の洗浄乾燥方法を提供し、また、その方法の実施に好適に用いられる洗浄乾燥具を提供することにある。
上記の課題を解決するために、請求項1に係る洗浄乾燥方法は、温水又は水を噴射する噴射ノズル部及び作業者に把持されるグリップ部を有する噴射体と、一端部が該噴射体に接続され、他端部が流し台の水栓に接続された可撓ホースと、天頂部に噴射体挿入孔が開設され、下方に向かって徐々に広がる周壁部を有し、前記噴射体挿入孔に前記噴射体が遊びを有するように挿入され前記噴射ノズル部を囲み、噴射の角度や高さを変更可能なように噴射体に結合されるカバー体と、食器、調理器具、又は食材を載置する円板状の天板部と周壁部とを有し、前記天板部の中央近傍に天板孔が形成され、前記天板部の上面と前記周壁部の外壁面の境目の角部が前記カバー体の周壁部の内壁面に接触し得る大きさである洗浄台と、を備えた洗浄乾燥具によって食器、調理器具又は食材を洗浄乾燥する洗浄乾燥方法であって、流し台のシンク上に洗浄台を置き、食器、調理器具又は食材を該洗浄台上又は該洗浄台の前記天板孔の中に載置し、前記カバー体を前記洗浄台に接触させて載置し、前記噴射体により温水又は水を食器、調理器具又は食材に噴射し、前記カバー体によって洗浄時における温水又は水の飛散及び蒸気の拡散を抑制しながら洗浄し、洗浄が終了すると噴射を止め、食器、調理器具又は食材を取り出すために前記カバー体と前記洗浄台とを離すことを特徴とする。
請求項2に係る洗浄乾燥方法は、請求項1に記載の洗浄乾燥方法において、前記食材は、両サイドが上方向に曲がった網体によって前記洗浄台の前記天板孔を覆ってから、該網体を介して洗浄台上に載置することを特徴とする。
請求項3に係る洗浄乾燥方法は、請求項1又は2に記載の洗浄乾燥方法において、前記噴射ノズル部を前記洗浄台の中心から偏心させ、前記洗浄台に対して前記カバー体を傾けながら、円を描くように前記噴射体を回転させて洗浄することを特徴とする。
請求項4に係る洗浄乾燥具は、食器、調理器具又は食材を洗浄乾燥する洗浄乾燥具であって、温水又は水を噴射する噴射ノズル部及び作業者に把持されるグリップ部を有する噴射体と、一端部が該噴射体に接続され、他端部が流し台の水栓に接続される可撓ホースと、天頂部に噴射体挿入孔が開設され、下方に向かって徐々に広がる周壁部を有し、前記噴射体挿入孔に前記噴射体が遊びを有するように挿入され前記噴射ノズル部を囲み、噴射の角度や高さを変更可能なように噴射体に結合されるカバー体と、食器、調理器具、又は食材を載置する円板状の天板部と周壁部とを有し、前記天板部の中央近傍に天板孔が形成され、前記天板部の上面と前記周壁部の外壁面の境目の角部が前記カバー体の周壁部の内壁面に接触し得る大きさである洗浄台と、を備えてなることを特徴とする。
請求項5に係る洗浄乾燥具は、請求項4に記載の洗浄乾燥具において、前記噴射体はストップ弁付迅速継手を介して前記可撓ホースに接続可能であり、シャワー付き浄水器、及びニップル継手が取り付けられ前記可撓ホースに前記ストップ弁付迅速継手を介して前記噴射体に代えて接続可能な浄水器接続管、を有するシャワー付き浄水器ユニットと、該シャワー付浄水器ユニットの前記ニップル継手に設けられた穴に差し込まれ上部の棚又は保持具につるされる吊し具と、を更に備えてなることを特徴とする。
請求項6に係る洗浄乾燥具は、請求項4又は5に記載の洗浄乾燥具において、前記前記噴射ノズル部の外径よりも小さい内径の噴射体取付孔を有し、かつ、外径が前記噴射体挿入孔の内径よりも大きく、前記噴射体に結合して前記カバー体の内部に配置される薄肉のシールド板が設けられていることを特徴とする。
請求項7に係る洗浄乾燥具は、請求項3〜6のいずれか1項に記載の洗浄乾燥具において、前記洗浄台の前記天板孔は、円形と細長い略長方形が連続した形状であることを特徴とする。
請求項8に係る洗浄乾燥具は、請求項3〜7のいずれか1項に記載の洗浄乾燥具において、前記洗浄台の前記天板部よりも小さく、両サイドが上方向に曲がった網体を更に備えていることを特徴とする。
請求項9に係る洗浄乾燥具は、請求項3〜8のいずれか1項に記載の洗浄乾燥具において、極細繊維布と、巻き付けられた極細繊維布を掴んで止めることができる一対の掴み部が設けられた把持部材と、を有する構成の乾燥用具を更に備えていることを特徴とする。
本発明に係る洗浄乾燥方法及び洗浄乾燥具によれば、より容易で効率の良い食器、調理器具又は食材の洗浄乾燥が可能になる。
本実施形態の洗浄乾燥方法の実施に用いる洗浄乾燥具を流し台とともに示す平面図である。 本実施形態の洗浄乾燥具の使用状態を示す部分断面正面図である。 本実施形態の洗浄乾燥具の可撓ホースを噴射体及び水栓に取り付ける直前の状態を示す部分断面正面図である。 本実施形態の洗浄乾燥具のシャワー付き浄水器ユニットを示すものであって、(a)が正面図、(b)が上部の右側面図である。 本実施形態の洗浄乾燥具の保管状態の例を示す正面図である。 本実施形態の洗浄乾燥具のカバー体を示すものであって、(a)が平面図、(b)が断面図である。 本実施形態の洗浄乾燥具のシールド板を示すものであって、(a)が平面図、(b)が断面図である。 本実施形態の洗浄乾燥具の使用状態の動きを示す部分断面正面図である。 本実施形態の洗浄乾燥具の洗浄台を示すものであって、(a)が平面図、(b)が断面図である。 本実施形態の洗浄乾燥具の網体を示すものであって、(a)が平面図、(b)が正面図である。 本実施形態の洗浄乾燥具の網体の使用状態を示す平面図である。 本実施形態の洗浄乾燥具の乾燥用具を示すものであって、(a)が構成部材を示す平面図、(b)がその使用時の状態を示す平面図である。 本実施形態の洗浄乾燥具の噴射体の動きを説明するためのものであり、(a)が洗浄乾燥具の使用状態の動きを示す部分断面正面図、(b)がカバー体の噴射体挿入孔と噴射ノズル部の動きを示す平面図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態に係る食器、調理器具又は食材の洗浄乾燥方法と、この方法の実施に用いる洗浄乾燥具1について説明する。洗浄乾燥具1は、図1及び図2に示すように、流し台100の水栓101から吐出される温水又は水を噴射して、食器、調理器具又は食材である被洗浄物Wを洗浄乾燥するものである。洗浄乾燥具1は、基本となる部材として、噴射体2と可撓ホース3とカバー体4と洗浄台5とを備えてなる。
噴射体2は、温水又は水を噴射する噴射ノズル部21と、作業者が把持するグリップ部22と、を有している。また、通常、温水又は水の噴射の開始と停止を操作するためのトリガー23を有している。噴射ノズル部21を回転操作することで温水又は水の噴射状態を変更できるようにすることも可能である。
可撓ホース3は、その一端部が噴射体2に接続され、他端部が温水又は水の供給路たる流し台の水栓101に接続される。可撓ホース3の噴射体2への接続は、図3に示すようにワンタッチで着脱可能なように、公知のストップ弁付き迅速継手(ワンタッチ継手)31を介して接続されるのが好ましい。また、可撓ホース3の水栓101への接続も、公知の迅速継手(ワンタッチ継手)32を介して接続されるのが好ましい。なお、迅速継手32はL型の迅速継手であり、シンク102に向かう可撓ホース3を水平に向きを変えて可動しやすくしたものである。
可撓ホース3は、フレキシブルであり、噴射体2をシンク102の内部で自在に動かせるような長さとなっており、それらと水栓101の回転機能、迅速継手31、32の回転機能により、作業者は、噴射体2を自在に移動又は揺動して被洗浄物Wの全体を洗浄できる。
可撓ホース3の噴射体2が容易に着脱可能なので、適宜、噴射体2に代えて図4(a)、(b)に示すようなシャワー付き浄水器ユニット2Aを接続することが可能である。シャワー付き浄水器ユニット2Aは、図4(a)に示すように、シャワー付き浄水器21A(例えば、レバーで原水、シャワー及び浄水に切り替えられ浄水部が横型のタイプ)と、それが一端に締結され他端にニップル継ぎ手22Aaが取り付けられたL字型の浄水器接続管22Aと、が設けられたもので、重心がニップル継ぎ手22Aa近辺にあることが重要である。ニップル継ぎ手22Aaは、ストップ弁付き迅速継手31に挿入されて締結され可撓ホース3に接続されるものである。ストップ弁付き迅速継ぎ手31を使用する理由は着脱が頻繁に行われるので水栓を開いたまま切り離ししたら、水が噴出するリスクがあり更に水栓を閉にしていても取り付けが不十分な場合にも噴出するリスクがある、更に又、着脱した場合に水が漏れてホースに空気が溜まりその空気で浄水器を詰らせる原因になるリスクがある。シャワー付き浄水器ユニット2Aは、ストップ弁付き迅速継ぎ手31に接続したときには、先ず、シャワー付き浄水器21Aをシャワーに切り替えて水栓101を開いて、内部の残留空気を水とともにシャワーのノズルより排出する。
シャワー付き浄水器ユニット2Aは、図4(a)、(b)に示すように、ニップル継手22Aaを固定する円周上に配列された3本ビスを結ぶラインより3mm程度継ぎ手側で、図4(b)に示すように頂点のビスと他の一個のビスの中間当りに2φで30度程度上方に向かってに孔(貫通孔)22Abを設け、吊し具103のL字状に曲がった先端部を孔22Abに挿入して左右に浄水器ユニット2Aが揺動出来るように保持する。吊し具103を、図5に示すように、棚104(SUSパイプの棚が最適)に引っ掛け前後左右に揺動出来るようにすることで、通常の浄水器として使用でき更に又吊り下げた状態で可動できる便利なシャワー付浄水器ができる。棚104に代えて、吊し具103を引っ掛けるのに適切な保持具を設置することも可能である。また、シャワー付き浄水器ユニット2Aを吊し具103から外して、シャワーで被洗浄物Wを予備洗浄することができ、お米などの場合はシャワーで洗浄後、浄水で仕上げ洗浄することができる。また、シンク102や大きな調理器具なども洗浄可能である、更に又、噴射具に切り替えた場合シャワー付き浄水器ユニット2Aは吊し具103に保持された状態で邪魔にならない位置で待機する。市販のシステムキッチンの水栓に使用されている浄水器内臓で引き出し可能なシャワー具と同等な機能を既存の水栓に部品を足すだけで極めて安価に設置できるのでリホームに採用すると極めて効果がある。
カバー体4は、図6(a)、(b)に示すように、噴射体挿入孔4aが開設される天頂部41と下方に向かって徐々に広がる周壁部42とを有しており、その内部は下方が開放された中空である。カバー体4は、軽くて強いポリカーボネート製とすることができ、カバー体4を通して洗浄作業を視認するため、透明乃至半透明であるのが好ましい。図2等に示すカバー体4は、天頂部41が円板状(例えば、直径約150mm)であるが、周壁部42を天頂部41に近づけて円板状部分をなくす(つまり、天頂部41に噴射体挿入孔4aを開設して全体を略半球状とする)ことも可能である。周壁部42は、図6(b)に示すように曲線状に広がってもよいし、直線状に広がってもよい。周壁部42の内壁面の下端における大きさは、例えば、直径約275mm〜約280mm(大皿や箸類が収納できるサイズ)とすることができる。カバー体4は、噴射体2から噴射された温水又は水によりはね返った温水又は水の飛散を阻止し抑制することができ、また、温水の場合は蒸気の拡散を抑制することもできる。
噴射体2は、噴射体挿入孔4aとの間に遊び(隙間)を有するようにそれに挿入される(図2参照)。カバー体4は、噴射ノズル部21を囲み、噴射の角度や高さを変更可能なように噴射体2に結合される。噴射体挿入孔4aから噴射ノズル部21が抜け出ないようにするには、噴射体挿入孔4aの内径を噴射ノズル部21の外径よりも小さくするか、或いは、後述するシールド板6を用いればよい。例えば、噴射体挿入孔4aの内径が直径約50mm〜55mm、噴射ノズル部21の外径が直径約60mm〜65mm、カバー体4が結合する噴射体2の部分の直径が約30mm、とすることができる。噴射ノズル部21を囲むカバー体4の取り付けは、噴射体2を可撓ホース3から外し、噴射体2のグリップ部22をカバー体3の内側から噴射体挿入孔4aに挿入し、再度可撓ホース3に接続することで容易に行うことができる。
図7に示すようなシールド板6を設けることが好ましい。シールド板6は、噴射体2に結合しカバー体4の内部に配置される薄肉のものである。このシールド板6は、プラスチック製とすることができる。シールド板6は、その外径が噴射体挿入孔4aの内径よりも大きい。また、シールド板6は、噴射ノズル部21の外径よりも小さい内径の噴射体取付孔6aを有している。例えば、シールド板6の外径が直径約80mm〜85mm、噴射体取付孔6aの内径が約35mmとすることができる。
噴射ノズル部21へのシールド板6の取り付けのために、噴射体取付孔6aからシールド板6の外縁まで切れ目6bを入れておき、切れ目6bを開いて噴射体2の噴射ノズル部21よりもグリップ部22側を横から噴射体取付孔6aに押し込むことにより、噴射ノズル部21へのカバー体4及びシールド板6の取り付けを行うことができる。
シールド板6は、カバー体4の噴射体挿入孔4aを通過し外部に飛散しようとする温水又は水を阻止することができる。この効果は、図8に示すようにカバー体4が傾いても、噴射ノズル部21によってシールド板6がカバー体4に向かって押し付けられて密着するので、同様に得られる。
また、カバー体4は、その下端面部43の近傍に、鉤状のカバー体吊し具105を通すための吊し用孔4bが設けられているのが好ましい。そうすると、カバー体4を噴射体2に取り付けたままの状態で、吊し用孔4bに鉤状のカバー体吊し具105を通して引っ掛け、カバー体吊し具105を棚104に引っ掛けるようにしてカバー体4及び噴射体2を保管することができる(図5参照)。また、周壁部42の下端部分には、鍔部43を設けて強度を向上させることができる。
洗浄台5は、図9に示すように、食器等を載置する円板状の天板部51と周壁部52とを有しており、その内部は下方が開放された中空である。洗浄台5は、プラスチック製とすることができる。また、天板部51の大きさは、例えば、直径約250mm〜約265mmとすることができる。天板部51の中央近傍には、天板孔5aが形成されている。天板部51の大きさは、洗浄台5にカバー体4が被さったときに、天板部51の上面と周壁部52の外壁面の境目の角部5bがカバー体4の周壁部42の内壁面42aに接触し得る大きさである。この接触箇所は、カバー体4が洗浄台5に接触しながら噴射体2の動きに応じて上下方向又は回転方向に動けるように、図2中の符号Vで示すように、カバー体4の下端面よりも余裕を持った上側(例えば、約30mm上側)であるのが好ましい。そうすると、例えば、図8に示したようにカバー体4が傾いても、カバー体4の周壁部42の内壁面42aが洗浄台5に接触し、温水又は水の外部への飛散を阻止することができる。
天板孔5aは、載置した食器を安定させることができ、また、洗浄時の排水を落下させることができる。天板孔5aの形状は限定されるものではないが、円形と細長い略長方形が連続した形状であることが好ましい。そうすると、被洗浄物Wが茶碗などの小型食器の場合、その底部を天板孔5aの円形の部分の周縁部に合わせて載置することで、洗浄時の転倒を防ぐことができる。また、被洗浄物Wがガラスコップやコーヒーカップなどの場合、それを天板孔5aの中に入れて、底部をシンク102で支え、側部を天板部51で支えることで、洗浄時の転倒を防ぐことができる。その場合、コーヒーカップなどの把持部は、細長い略長方形の部分の中に入れることができる。また、細長い略長方形の部分は、天板部51上のうつ伏せの食器を起こすためにも用いることができる。
天板部51の上面には、リング状の突起部(例えば、高さ約5mm)51aを設けるのが好ましい。そうすると、洗浄時に茶碗やお碗などの小型食器を伏せて外周を位置決めして噴射具で激射しても天板部51上を移動するのを阻止することができる。
周壁部52は、基本的には円柱状でよいが、製作上の都合から円錐台状であっても構わない。また、シンク102上に置いたとき洗浄時の排水が洗浄台5の内部に溜まらないように、通常、複数箇所の切り欠き52aが下端部分に設けられている。また、周壁部52の下端部分には、鍔部53を設けて強度を向上させることができる。
また、カバー体4の吊し用孔4bと同様に、吊し用孔5cが設けられているのが好ましい。そうすると、吊し用孔5cに前述した鉤状の洗浄台吊し具105を通し、カバー体4と重ねて、棚104に洗浄台吊し具105で吊して保管することができる。なお、図5においては、カバー体4よりも紙面側に有るので図示されない。
洗浄乾燥具1は、図10に示すような両サイドが上方向に曲がった網体7を備えている。網体7は、被洗浄物Wが食材の場合にそれの洗浄に使用するのが好ましい。網体7において、両サイドの上方向に曲がる角度θは、中心方向に対して図示するような直角が好ましい。この両サイドによって、被洗浄物Wの移動を制限して洗浄することができる。網体7のそれぞれの網目の大きさは、例えば、約12mmとすることができる。形状が不安定な野菜例えば小芋やゴボウ等は釘を1箇所突き刺して前記網体の網目に挿入して置けば位置決めされ噴射しても位置が変わらず洗浄できる、釘の打つ位置を変えれば周囲何処でも確実に洗浄できる、その場合噴射パターンはライン状の噴射を選ぶのが良い。網目が大きいのは、前記釘の頭が通過することと、水滴が付着する量が少なく少しの衝撃で水滴が落ちることによるものである。更に長いもの例えば野菜以外の箸やスプン等の洗浄にも欠かせないものである。この網体7は、天板部51よりも小さく、また、図11に示すように、洗浄台5に載置したときに天板孔5aの円形の部分を覆い得る大きさである。保管時には、洗浄台吊し具105でカバー体4及び洗浄台5とともに重ねて吊しておくことができる。
洗浄乾燥具1は、図12(a)に示すように、極細繊維布81と、巻き付けられた極細繊維布81を掴んで止めることができる一対の掴み部82aが設けられた把持部材82と、を有する構成の乾燥用具8を備えている。乾燥用具8は、被洗浄物Wが食器又は調理器具の場合にそれの乾燥に使用するのが好ましい。洗浄乾燥具1は、使用するとき、極細繊維布81を2重等にして把持部材82の一対の掴み部82aに各々に巻き付け、掴み固定リング82bを移動させ、図12(b)に示すように、一対の掴み部82aがその間の極細繊維布81の部分を掴んで止めた状態にする。そして、把持部材82の柄部82cを把持して被洗浄物Wを極細繊維布81で拭って乾燥させる。
極細繊維布81は、表面積を増やすよう極細の繊維の周面に微細が溝などが形成されている。極細繊維布81は、毛細管現象で水分を急速に吸収し、また、溝などで油等の汚れを掻き取るので、被洗浄物Wを早く乾かすとともに、残った汚れも拭き取ることができる。極細繊維布81は、定期的に又は必要に応じて、希釈洗剤に浸した後、洗浄台5の上に載置して噴射体2から温水又は水を噴射して洗浄し、自然乾燥を行うことで、長く衛生的に使用することが可能であり、又時間がないときは洗濯機で他のタオル類と一緒に洗濯し自然乾燥しても良い。
乾燥用具8は、コップや鍋の内面等の手が届き難い洗浄物には欠かせないものであり、更に極細繊維布81を手で掴む従来の方法では、手の汚れが極細繊維布81に付着し清潔を保てない欠点がある。更に又、沢山の被洗浄物Wがある場合水分を相当吸収しても毛細管現象で内部に拡散して浸透し更に水分を吸収できるので1本の乾燥具8で1日分を洗浄後直ちに乾燥さすことができるのでる。更に、水温が15℃以上や通常の軽い汚れの食器等は洗剤洗浄を省略して洗浄乾燥することができるので、乾燥用具8で拭うことで多少の汚れがあっても極細繊維布81の繊維の鋭利な溝で拭取ることができる。従って労力や時間を節約でき、更に又、乾燥カゴ等のスペースを要する邪魔ものは無く流し台を調理等に有効に活用でき時間や労力を削減できる。更に又、1日の終わりに流し台や食卓等の汚れを拭いて役目を終わる。更に又長い柄が付いているので電子レンジ等の洗浄乾燥にも欠かせない乾燥用具である。
次に、以上説明した洗浄乾燥具1を用いた本発明の実施形態に係る洗浄乾燥方法について説明する。
水栓101には、カバー体4に結合した噴射体2が可撓ホース3を介して接続されている。噴射体2のトリガー23を引けば、噴射ノズル部21から温水又は水が噴射できる状態になっている。温水を使用する場合は、図示しない既設のガス又は電気の貯水式給湯器を作動させておく。温水の温度は、例えば、38〜60℃に適宜設定される。時間を短縮したい場合は、高めの温度、省エネのためには低めの温度にする。
図1に示すように、流し台100のシンク102の上に洗浄台5を置く。食後回収された食器、調理器具又は調理前の食材である被洗浄物Wは、必要ならば前洗浄(予備洗浄及び/又は洗剤洗浄)などの準備工程を行っておく。そして、被洗浄物Wを、洗浄台5の上に、又はガラスコップやコーヒーカップなどの場合は洗浄台5の天板孔5aの中に、載置する。また、特に被洗浄物Wが食材の場合は、網体7で天板孔5aを覆ってその上に被洗浄物Wを載置するようにもできる。
次に、カバー体4の周壁部42の内壁面42aを洗浄台5に接触させて載置する。そして、噴射体2により噴射の角度や高さを変更しながら温水又は水を被洗浄物Wに噴射する。温水又は水の噴射状態を選択できる場合は、直線的な噴射を選択し、衝撃と高速水流で汚れや洗剤を剥ぎ取り被洗浄物Wに溜まることなく反射して、カバー体4によりこの反射を抑制する。また、カバー体4を、噴射体2の動きに応じて、洗浄台5に接触しながら上下方向又は回転方向に動かせることで、カバー体4と洗浄台5との間の隙間が生じないようにし、更に又、飛散水又は温水は、カバー体4に当り沿って流れてカバー体4と洗浄台5の隙間に溜まり、カバー体を浮かすので回転しやすく、更に排水されるので、温水又は水の外部への飛散及び蒸気の拡散をほとんどないようにすることができ、容易に効率的に洗浄できる。
噴射体2の動きとしては、噴射ノズル部21を洗浄台5の中心から偏心させ、すなわち図13(a)に示すように噴射体挿入孔4aの周縁に噴射体2を接触させてから、洗浄台5に対してカバー体4を傾けながら、図13(b)の矢印付き円に示すように、円を描くように回転させる。図13(a)、(b)における符号aは、噴射ノズル部21の中心を示し、符号bは、洗浄台5の中心を示している。図13(b)における符号a’は、図13(a)の状態から半回転したときの噴射ノズル部21の中心を示している。図13(a)の状態から半回転したときは、図8に示した状態となる。このように噴射体2を円を描くように回転させ、それとともに必要に応じて噴射の角度や高さを変更して洗浄すると、更に容易に効率的に広い範囲で被洗浄物Wを洗浄できる。
なお、Lが偏心の量、Hが噴射ノズル部21から洗浄台5の天板部51までの距離、θが噴射ノズル部21とカバー体4の傾きかつカバー体4と洗浄台5の傾き、D1が噴射体2においてカバー体4に結合する部分の直径、D2がカバー体4の噴射体挿入孔4aの直径、とすると、Lは、以下の式で表すことができる。
L=H×tanθ+(D2―D1)÷2
例えば、被洗浄物Wが食器の場合、その内面を1〜2秒噴射洗浄し内面の噴射した水が溜まらず全量が反射されてカバー体4に当り流れ落ちる。そして、反転し外面を1〜2秒噴射洗浄して仕上げ洗浄が完了する。特許文献1に記載の方法と噴射時間をくらべると、内外面各3〜4秒かかっていたのが半減するようにできる。特許文献1には洗浄のプロセスも内外更に内面洗浄する方法が開示されているが、本願では内面及び外面洗浄で十分である。本願では、洗浄力も強力となり水の使用料も大幅に減少し節水を達成することができる。
被洗浄物Wを裏返すときや被洗浄物Wの洗浄が終了したときは、噴射を止め、カバー体4を洗浄台5から離し、被洗浄物Wを取り出す。取り出した被洗浄物Wが食器、調理器具の場合は、乾燥用具8を用いて容易に効率的に乾燥させることができる。
シャワー付浄水器ユニット2Aの使い方について説明する。毎食後すぐ食器の内面を天に向けて複数を流し台シンクに並べシャワー付浄水器ユニット2Aをシャワーモードにして予備洗浄をする、これを繰り返して全ての食器を予備洗浄する。その場合シャワー付浄水器ユニット2Aを吊し具103で吊るした状態で移動及び揺動さして行っても良いが、節水するためにはシャワー付浄水器ユニット2Aを吊し具103から外して被洗浄物Wに近づけて噴射するのが良い。大きい調理器具は個別にシャワー付浄水器ユニット2Aで予備洗浄し、洗浄具を希釈洗剤に浸して全体を洗剤磨きする、更にシャワー付浄水器ユニット2Aで仕上げ洗浄してストックする。野菜や調理中の洗浄にも有効である。更に、調理が終わり食材がシンク102に散在することが多いがシャワー付浄水器ユニット2Aにて噴射して排水溝に容易に流して節水できる。予備洗浄や洗剤洗浄が終わった食器の仕上げ洗浄にも有効に活用できるが、噴射洗浄に比べ2〜3倍程度水量が多くなる。
以上、本発明の実施形態に係る食器、調理器具又は食材の洗浄乾燥方法と同法に用いる洗浄乾燥具について説明したが、本発明は、実施形態に記載したものに限られることなく、特許請求の範囲に記載した事項の範囲内での設計変更が可能である。また、実施形態において一体に構成されている発明特定事項を複数の部材から構成したり、複数の部材から構成されている発明特定事項を一体に構成した形態で実施したりしても良い。
本発明は、食堂、食材調理工場や家庭等における食器、調理器具又は食材の洗浄乾燥に適用可能である。
本発明を実施することによる成果は以下のとおりである。
(1)エネルギィー不要(水洗浄の場合は温水器及び乾燥機不要)
(2)CO2 排出ゼロ(地球温暖化防止に貢献)
(3)温水排出ゼロ(河川、湖のアマゾン化防止)
(4)節水(手洗の1/3)
(5)節約(手洗いと比較して2万円/年)
(6)洗浄乾燥時間短縮(手洗いや食洗機と比較数分の一)
(7)多機能(食器、調理器及び野菜)
(8)手荒れナシ
(9)小スペース
(10)カビの発生なし(食洗機について新聞一面に記事)
(11)温水又は水、予備洗浄有無、洗剤洗浄有無、噴射洗浄有無等が組み合わされ多種の洗浄パターンを選択できる。
(12)殆どの流し台に適用し工事不要のためリホームに最適。水栓が壁に設置されている場合は、流し台の位置ズレ±500mmを許容する。
(13)価格 18,000円程度(1年で採算が取れる)
(14)手洗い装置と比較すると、株式会社タカギ製(最近のシステムキッチンに採用されている)の水栓+噴射具1と乾燥用具8が装備されたものとなる。
従来の手洗いによる洗浄乾燥、本発明の実施形態に係る洗浄乾燥具1(シャワー付浄水ユニット2A及び乾燥用具8を含む)による洗浄乾燥、従来の食洗機による洗浄乾燥について必要な費用等を、本願発明者が評価具を製作し1年間に渡り試験してデーターをとり比較してまとめた結果を表1に示す。被洗浄物Wは45個の食器と8個の調理器具とし、表1の数字はその合計を測定又は計算したものである。表1により、本発明の実施形態に係る洗浄乾燥具1による洗浄コスト、水量及び洗浄乾燥時間が非常に有利であることを示している。
Figure 2017086187
また、表2は、本発明の実施形態に係る洗浄乾燥具1による洗浄乾燥の利点のいくつかを、実際の測定又は計算などに基づいて、従来の手洗いと従来の食洗機による洗浄乾燥と比較することで示すようにしたものである。
Figure 2017086187
1 洗浄乾燥具
2 噴射体
21 噴射ノズル部
22 グリップ部
23 トリガー
2A シャワー付き浄水器ユニット
21A シャワー付き浄水器
22A 浄水器接続管
22Aa ニップル継手
22Ab ニップル継手に設けられた穴
3 可撓ホース
31 ストップ弁付迅速継手
32 迅速継手
4 カバー体
41 カバー体の天頂部
42 カバー体の周壁部
43 カバー体の鍔部
42a カバー体の周壁部の内壁面
4a カバー体の噴射体挿入孔
4b カバー体の吊し用孔
5 洗浄台
51 洗浄台の天板部
51a 洗浄台の天板部の突起部
52 洗浄台の周壁部
5a 洗浄台の天板孔
5b 洗浄台の角部
5c 洗浄台の吊し用孔
6 シールド板
6a シールド板の噴射体取付孔
7 網体
8 乾燥用具
81 極細繊維布
82 把持部材
82a 把持部材の掴み部
100 流し台
101 水栓
102 シンク
103 吊し具
104 棚
105 カバー体吊し具
106 洗浄台吊し具
W 被洗浄物(食器、調理器具又は食材)
請求項5に係る洗浄乾燥具は、請求項4に記載の洗浄乾燥具において、前記噴射体はストップ弁付迅速継手を介して前記可撓ホースに接続可能であり、シャワー付き浄水器、及びニップル継手が取り付けられ前記可撓ホースに前記ストップ弁付迅速継手を介して前記噴射体に代えて接続可能な浄水器接続管、を有するシャワー付き浄水器ユニットと、該シャワー付浄水器ユニットの前記ニップル継手を保持し上部の棚又は保持具につるされる吊し具と、を更に備えてなることを特徴とする。
請求項7に係る洗浄乾燥具は、請求項〜6のいずれか1項に記載の洗浄乾燥具において、前記洗浄台の前記天板孔は、円形と細長い略長方形が連続した形状であることを特徴とする。
請求項8に係る洗浄乾燥具は、請求項〜7のいずれか1項に記載の洗浄乾燥具において、前記洗浄台の前記天板部よりも小さく、両サイドが上方向に曲がった網体を更に備えていることを特徴とする。
請求項9に係る洗浄乾燥具は、請求項〜8のいずれか1項に記載の洗浄乾燥具において、極細繊維布と、巻き付けられた極細繊維布を掴んで止めることができる一対の掴み部が設けられた把持部材と、を有する構成の乾燥用具を更に備えていることを特徴とする。

Claims (9)

  1. 温水又は水を噴射する噴射ノズル部及び作業者に把持されるグリップ部を有する噴射体と、一端部が該噴射体に接続され、他端部が流し台の水栓に接続された可撓ホースと、天頂部に噴射体挿入孔が開設され、下方に向かって徐々に広がる周壁部を有し、前記噴射体挿入孔に前記噴射体が遊びを有するように挿入され前記噴射ノズル部を囲み、噴射の角度や高さを変更可能なように噴射体に結合されるカバー体と、食器、調理器具、又は食材を載置する円板状の天板部と周壁部とを有し、前記天板部の中央近傍に天板孔が形成され、前記天板部の上面と前記周壁部の外壁面の境目の角部が前記カバー体の周壁部の内壁面に接触し得る大きさである洗浄台と、を備えた洗浄乾燥具によって食器、調理器具又は食材を洗浄乾燥する洗浄乾燥方法であって、
    流し台のシンク上に洗浄台を置き、食器、調理器具又は食材を該洗浄台上又は該洗浄台の前記天板孔の中に載置し、前記カバー体を前記洗浄台に接触させて載置し、前記噴射体により温水又は水を食器、調理器具又は食材に噴射し、前記カバー体によって洗浄時における温水又は水の飛散及び蒸気の拡散を抑制しながら洗浄し、洗浄が終了すると噴射を止め、食器、調理器具又は食材を取り出すために前記カバー体と前記洗浄台とを離すことを特徴とする洗浄乾燥方法。
  2. 請求項1に記載の洗浄乾燥方法において、
    前記食材は、両サイドが上方向に曲がった網体によって前記洗浄台の前記天板孔を覆ってから、該網体を介して洗浄台上に載置することを特徴とする洗浄乾燥方法。
  3. 請求項1又は2に記載の洗浄乾燥方法において、
    前記噴射ノズル部を前記洗浄台の中心から偏心させ、前記洗浄台に対して前記カバー体を傾けながら、円を描くように前記噴射体を回転させて洗浄することを特徴とする洗浄乾燥方法。
  4. 食器、調理器具又は食材を洗浄乾燥する洗浄乾燥具であって、
    温水又は水を噴射する噴射ノズル部及び作業者に把持されるグリップ部を有する噴射体と、
    一端部が該噴射体に接続され、他端部が流し台の水栓に接続される可撓ホースと、
    天頂部に噴射体挿入孔が開設され、下方に向かって徐々に広がる周壁部を有し、前記噴射体挿入孔に前記噴射体が遊びを有するように挿入され前記噴射ノズル部を囲み、噴射の角度や高さを変更可能なように噴射体に結合されるカバー体と、
    食器、調理器具、又は食材を載置する円板状の天板部と周壁部とを有し、前記天板部の中央近傍に天板孔が形成され、前記天板部の上面と前記周壁部の外壁面の境目の角部が前記カバー体の周壁部の内壁面に接触し得る大きさである洗浄台と、
    を備えてなることを特徴とする洗浄乾燥具。
  5. 請求項4に記載の洗浄乾燥具において、
    前記噴射体はストップ弁付迅速継手を介して前記可撓ホースに接続可能であり、
    シャワー付き浄水器、及びニップル継手が取り付けられ前記可撓ホースに前記ストップ弁付迅速継手を介して前記噴射体に代えて接続可能な浄水器接続管、を有するシャワー付き浄水器ユニットと、
    該シャワー付浄水器ユニットの前記ニップル継手に設けられた穴に差し込まれ上部の棚又は保持具につるされる吊し具と、を更に備えてなることを特徴とする洗浄乾燥具。
  6. 請求項4又は5に記載の洗浄乾燥具において、
    前記前記噴射ノズル部の外径よりも小さい内径の噴射体取付孔を有し、かつ、外径が前記噴射体挿入孔の内径よりも大きく、前記噴射体に結合して前記カバー体の内部に配置される薄肉のシールド板が設けられていることを特徴とする洗浄乾燥具。
  7. 請求項3〜6のいずれか1項に記載の洗浄乾燥具において、
    前記洗浄台の前記天板孔は、円形と細長い略長方形が連続した形状であることを特徴とする洗浄乾燥具。
  8. 請求項3〜7のいずれか1項に記載の洗浄乾燥具において、
    前記洗浄台の前記天板部よりも小さく、両サイドが上方向に曲がった網体を更に備えていることを特徴とする洗浄乾燥具。
  9. 請求項3〜8のいずれか1項に記載の洗浄乾燥具において、
    極細繊維布と、巻き付けられた極細繊維布を掴んで止めることができる一対の掴み部が設けられた把持部材と、を有する構成の乾燥用具を更に備えていることを特徴とする洗浄乾燥具。
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