JP2017078894A - 携帯型表示装置、検索サーバー、および携帯型表示装置の制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】キーワード検索を行う場合の使い勝手を向上する。【解決手段】携帯型表示装置は、現在位置を示す位置情報を取得し、位置情報を検索サーバーに送信する位置情報送信部と、位置情報送信部から送信された位置情報に基づいて取得された、位置情報に基づく位置が含まれるエリアに関連した候補キーワードの集合を、検索サーバーから受信し、候補キーワードの集合の少なくとも一部を、使用者によって選択可能な選択肢として表示部に表示させる候補キーワード表示制御部と、表示された選択肢から使用者によって選択された選択肢を検索キーワードとする検索を、検索サーバーに対して要求する検索要求部と、検索サーバーにおいて、検索要求部からの検索の要求に従い、検索キーワードに基づいて記憶部を検索して得られた検索結果を受信し、検索結果を表示する検索結果表示部と、を備える。【選択図】図7
Description
本発明は、携帯型表示装置、検索サーバー、および携帯型表示装置の制御方法に関する。
従来、ネットワーク上に検索サーバーを配置し、ネットワークに接続されたクライアント端末によって、検索サーバーに格納されたデータベースを検索する技術が知られている(例えば、特許文献1)。クライアント端末は、キーボードからキーワードの入力を受け付け、入力されたキーワードを検索条件とした検索を検索サーバーに要求する。
一方、急速に普及したスマートフォンや携帯型のゲーム機等を使って検索サーバーに接続し、データベースを検索しようとする場合には、ソフトウェアキーボードを用いてキーワードの入力を行うことになる。スマートフォンや携帯型のゲーム機等の携帯型表示装置では、文字入力に手間がかかり、キーワード検索を行う場合に使い勝手が悪いという問題があった。そのほか、従来の携帯型表示装置においては、検索精度の向上、装置構成のコンパクト化、低コスト化、省資源化、製造の容易化等が望まれていた。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態として実現することが可能である。
(1)本発明の第1の形態は、表示部を備えると共に、検索対象となる情報を記憶した記憶部を備える検索サーバーと通信可能な携帯型表示装置である。この携帯型表示装置は、当該携帯型表示装置の現在位置を示す位置情報を取得し、前記位置情報を前記検索サーバーに送信する位置情報送信部と、前記位置情報送信部から送信された位置情報に基づいて取得された、前記位置情報に基づく位置が含まれるエリアに関連した候補キーワードの集合を、前記検索サーバーから受信し、前記候補キーワードの集合の少なくとも一部を、使用者によって選択可能な選択肢として前記表示部に表示させる候補キーワード表示制御部と、前記表示された選択肢から前記使用者によって選択された前記選択肢を検索キーワードとする検索を、前記検索サーバーに対して要求する検索要求部と、前記検索サーバーにおいて、前記検索要求部からの検索の要求に従い、前記検索キーワードに基づいて前記記憶部を検索して得られた検索結果を受信し、前記検索結果を表示する検索結果表示部と、を備える。この形態の携帯型表示装置によれば、携帯型表示装置の現在位置に見合った候補キーワードの集合の少なくとも一部が、候補キーワード表示制御部によって表示部に表示され、携帯型表示装置の使用者は、前記表示された候補キーワードの集合の少なくとも一部を、選択肢として選択するだけで、検索キーワードの入力を行うことができる。このため、この形態の携帯型表示装置では、検索キーワードの入力が容易であり、かつ現在位置に見合った検索を容易にできることから、利便性に優れている。
(2)前記第1の形態の携帯型表示装置において、前記候補キーワード表示制御部は、前記候補キーワードの集合とともに、前記候補キーワードのそれぞれに対応付けられた検索数、または前記検索数から定まる前記候補キーワード毎の検索数順位を受信し、前記受信された検索数または検索数順位に基づいて、前記候補キーワード表示制御部によって表示される各候補キーワードの表示の態様を変更していてもよい。この形態の携帯型表示装置によれば、候補キーワード表示制御部によって表示される各候補キーワードの表示の態様が、検索数または検索数順位に基づいて変更されることから、使用者は、表示の態様から候補キーワードの検索数の程度を容易に把握することができる。したがって、より利便性に優れている。
(3)前記第1の形態の携帯型表示装置において、 前記位置情報送信部は、前記位置情報に加えて現在の時刻を示す時刻情報を前記検索サーバーに送信し、前記候補キーワード表示制御部は、前記候補キーワードの集合として、前記位置情報に加えて前記時刻情報に基づいて取得された、前記エリアと前記時刻情報に基づく時刻が含まれる時間帯とに関連した候補キーワードの集合を受信してもよい。この形態の携帯型表示装置によれば、携帯型表示装置の現在位置と現在時刻とに見合った候補キーワードの集合の少なくとも一部が、候補キーワード表示制御部によって表示部に表示され、携帯型表示装置の使用者は、前記表示された候補キーワードの集合の少なくとも一部を、選択肢として選択するだけで、検索キーワードの入力を行うことができる。このため、この形態の携帯型表示装置によれば、検索キーワードの入力が容易であり、かつ現在位置と現在時刻に見合った検索を容易にできることから、利便性に優れている。
(4)本発明の第2の形態は、表示部を備えると共に、検索対象となる情報を記憶した記憶部を備える検索サーバーと通信可能な携帯型表示装置である。この携帯型表示装置は、現在の時刻を示す時刻情報を前記検索サーバーに送信する時刻情報送信部と、前記時刻情報送信部から送信された時刻情報に基づいて取得された、前記時刻情報に基づく時刻が含まれる時間帯に関連した候補キーワードの集合を、前記検索サーバーから受信し、前記候補キーワードの集合の少なくとも一部を、使用者によって選択可能な選択肢として前記表示部に表示させる候補キーワード表示制御部と、前記表示された選択肢から前記使用者によって選択された前記選択肢を検索キーワードとする検索を、前記検索サーバーに対して要求する検索要求部と、前記検索サーバーにおいて、前記検索要求部からの検索の要求に従い、前記検索キーワードに基づいて前記記憶部を検索して得られた検索結果を受信し、前記検索結果を表示する検索結果表示部と、を備える。この形態の携帯型表示装置によれば、現在の時刻に見合った候補キーワードの集合の少なくとも一部が、候補キーワード表示制御部によって表示部に表示され、携帯型表示装置の使用者は、前記表示された候補キーワードの集合の少なくとも一部を、選択肢として選択するだけで、検索キーワードの入力を行うことができる。このため、前記形態の情報検索システムでは、検索キーワードの入力が容易であり、かつ現在の時刻に見合った検索を容易にできることから、利便性に優れている。
(5)前記第2の形態の携帯型表示装置において、候補キーワード表示制御部は、前記候補キーワードの集合とともに、前記候補キーワードのそれぞれに対応付けられた検索数、または前記検索数から定まる前記候補キーワード毎の検索数順位を受信し、前記受信された検索数または検索数順位に基づいて、前記候補キーワード表示制御部によって表示される各候補キーワードの表示の態様を変更していてもよい。この形態の携帯型表示装置によれば、候補キーワード表示制御部によって表示される各候補キーワードの表示の態様が、検索数または検索数順位に基づいて変更されることから、使用者は、表示の態様から候補キーワードの検索数の程度を容易に把握することができる。したがって、より利便性に優れている。
(6)前記第1または第2の形態の携帯型表示装置において、当該携帯型表示装置は外景を視認可能な頭部装着型表示装置であってもよい。この形態の携帯型表示装置によれば、使用者は、頭部に装着した状態で外景を視認しながら、検索を行うことができる。したがって、より利便性に優れている。
(7)本発明の第3の形態は、検索対象となる情報を記憶した記憶部を備えると共に、通信手段を有する携帯型表示装置との間で通信可能に構成された検索サーバーである。この検索サーバーは、前記携帯型表示装置の現在位置を示す位置情報を前記携帯型表示装置から受信し、前記位置情報に基づいて、前記位置情報に基づく位置が含まれるエリアに関連した候補キーワードの集合を生成し、前記候補キーワードの集合を前記携帯型表示装置に送信する候補キーワード送信部と、前記携帯型表示装置から、前記候補キーワードの中から選択されたキーワードを検索キーワードとする検索の要求を受け、前記検索の要求に従い、前記検索キーワードに基づいて前記記憶部を検索し、検索結果を前記携帯型表示装置に送信する検索部と、を備える。この形態の検索サーバーによれば、検索サーバーに接続される携帯型表示装置に対して、携帯型表示装置の現在位置に見合った候補キーワードの集合を提供することができることから、携帯型表示装置において、検索キーワードの入力を容易とし、利便性を向上することができる。
(8)前記第3の形態の検索サーバーにおいて、複数の前記候補キーワードと、前記候補キーワードのそれぞれに対応付けられた前記エリア別の検索数と、を含む検索数集計テーブルを前記記憶部に用意し、前記携帯型表示装置からの検索の要求に従って、前記検索数集計テーブルを更新する検索数集計テーブル更新部を備え、前記候補キーワード送信部は、前記受信された位置情報から定まる前記エリアについての前記候補キーワード毎の検索数を前記検索数集計テーブルから取り出し、前記候補キーワード毎の検索数、または前記検索数から定まる前記候補キーワード毎の検索数順位を、前記候補キーワードの集合と共に前記携帯型表示装置に送信していてもよい。この形態の検索サーバーによれば、候補キーワード毎の検索数、または検索数から定まる候補キーワード毎の検索数順位を、候補キーワードの集合と共に携帯型表示装置に送信することができることから、携帯型表示装置側では、表示の態様から候補キーワードの検索数の程度を容易に把握することができる。したがって、より利便性に優れている。
(9)前記第3の形態の検索サーバーにおいて、前記候補キーワード送信部は、前記位置情報に加えて現在の時刻を示す時刻情報を、前記携帯型表示装置から受信し、前記候補キーワードの集合として、前記エリアと前記時刻情報に基づく時刻が含まれる時間帯とに関連した候補キーワードの集合を生成していてもよい。この形態の検索サーバーによれば、検索サーバーに接続される携帯型表示装置に対して、携帯型表示装置の現在位置と現在時刻とに見合った候補キーワードの集合を提供することができることから、携帯型表示装置において、検索キーワードの入力をより容易とし、利便性をより向上することができる。
(10)本発明の第4の形態は、検索対象となる情報を記憶した記憶部を備えると共に、通信手段を有する携帯型表示装置との間で通信可能に構成された検索サーバーである。前記検索サーバーは、時刻情報を前記携帯型表示装置から受信し、前記時刻情報に基づいて、前記時刻情報に基づく時刻が含まれる時間帯に関連した候補キーワードの集合を生成し、前記候補キーワードの集合を前記携帯型表示装置に送信する候補キーワード送信部と、 前記携帯型表示装置から、前記候補キーワードの中から選択されたキーワードを検索キーワードとする検索の要求を受け、前記検索の要求に従い、前記検索キーワードに基づいて前記記憶部を検索し、検索結果を前記携帯型表示装置に送信する検索部と、を備える。この形態の検索サーバーによれば、検索サーバーに接続される携帯型表示装置に対して、現在の時刻に見合った候補キーワードの集合を提供することができることから、携帯型表示装置において、検索キーワードの入力を容易とし、利便性を向上することができる。
(11)前記第4の形態の検索サーバーにおいて、複数の前記候補キーワードと、前記候補キーワードのそれぞれに対応付けられた前記時間帯別の検索数と、を含む検索数集計テーブルを前記記憶部に用意し、前記携帯型表示装置からの検索の要求に従って、前記検索数集計テーブルを更新する検索数集計テーブル更新部を備え、前記候補キーワード送信部は、前記受信された時刻情報から定まる前記時間帯についての前記候補キーワード毎の検索数を前記検索数集計テーブルから取り出し、前記候補キーワード毎の検索数、または前記検索数から定まる前記候補キーワード毎の検索数順位を、前記候補キーワードの集合と共に前記携帯型表示装置に送信してもよい。この形態の検索サーバーによれば、候補キーワード毎の検索数、または検索数から定まる候補キーワード毎の検索数順位を、候補キーワードの集合と共に携帯型表示装置に送信することができることから、携帯型表示装置側では、表示の態様から候補キーワードの検索数の程度を容易に把握することができる。したがって、より利便性に優れている。
上述した本発明の第1〜第4の形態の有する複数の構成要素はすべてが必須のものではなく、上述の課題の一部または全部を解決するため、あるいは、本明細書に記載された効果の一部または全部を達成するために、適宜、前記複数の構成要素の一部の構成要素について、その変更、削除、新たな他の構成要素との差し替え、限定内容の一部削除を行なうことが可能である。また、上述の課題の一部または全部を解決するため、あるいは、本明細書に記載された効果の一部または全部を達成するために、上述した本発明の一形態に含まれる技術的特徴の一部または全部を上述した本発明の他の形態に含まれる技術的特徴の一部または全部と組み合わせて、本発明の独立した一形態とすることも可能である。
本発明は、携帯型表示装置、検索サーバー以外の種々の形態で実現することも可能である。例えば、携帯型表示装置の制御方法、検索サーバーの制御方法、携帯型表示装置の備える各構成要素の機能を実現するためのコンピュータープログラム、そのコンピュータープログラムを記録した記録媒体、検索サーバーの備える各構成要素の機能を実現するためのコンピュータープログラム、そのコンピュータープログラムを記録した記録媒体等で実現できる。さらに、本発明は、携帯型表示装置の備える各構成要素と、検索サーバーの備える各構成要素とを併せ持つ情報検索システムとしても実現する。情報検索システムとしての形態を、本発明の他の形態として次に示す。
(12)本発明の他の形態は、表示部を備えると共に通信手段を介して外部と通信可能な携帯型表示装置と、検索対象となる情報を記憶した記憶部を備えると共に前記携帯型表示装置との間で通信可能に構成された検索サーバーと、を備える情報検索システムである。この情報検索システムにおける前記携帯型表示装置は、前記携帯型表示装置の現在位置を示す位置情報を取得し、前記位置情報を前記検索サーバーに送信する位置情報送信部、を備える。前記検索サーバーは、前記位置情報送信部から受信した前記位置情報に基づいて、前記位置情報に基づく位置が含まれるエリアに関連した候補キーワードの集合を生成し、前記候補キーワードの集合を前記携帯型表示装置に送信する候補キーワード送信部、を備える。前記携帯型表示装置は、前記候補キーワード送信部から受信した前記候補キーワードの集合の少なくとも一部を、使用者によって選択可能な選択肢として前記表示部に表示させる候補キーワード表示制御部と、前記使用者によって選択された前記選択肢を検索キーワードとする検索を、前記検索サーバーに対して要求する検索要求部と、を備える。前記検索サーバーは、さらに、前記検索要求部からの検索の要求に従い、前記検索キーワードに基づいて前記記憶部を検索し、検索結果を前記携帯型表示装置に送信する検索部、を備える。前記携帯型表示装置は、さらに、前記検索部からの検索結果を受信し、前記検索結果を表示する検索結果表示部、を備える。この形態の情報検索システムにおける携帯型表示装置では、携帯型表示装置の現在位置に見合った候補キーワードの集合の少なくとも一部が、候補キーワード表示制御部によって表示部に表示され、携帯型表示装置の使用者は、前記表示された候補キーワードの集合の少なくとも一部を、選択肢として選択するだけで、検索キーワードの入力を行うことができる。このため、前記形態の情報検索システムでは、検索キーワードの入力が容易であり、かつ現在位置に見合った検索を容易にできることから、利便性に優れている。
(13)前記形態の情報検索システムにおいて、前記検索サーバーは、複数の前記候補キーワードと、前記候補キーワードのそれぞれに対応付けられた前記エリア別の検索数と、を含む検索数集計テーブルを前記記憶部に用意し、前記携帯型表示装置の備える前記検索要求部からの検索の要求に従って、前記検索数集計テーブルを更新し、前記受信された位置情報から定まる前記エリアについての前記候補キーワード毎の検索数を前記検索数集計テーブルから取り出し、前記候補キーワード毎の検索数、または前記検索数から定まる前記候補キーワード毎の検索数順位を、前記候補キーワードの集合と共に前記携帯型表示装置に送信する。前記携帯型表示装置は、前記検索サーバーから受信された前記検索数または検索数順位に基づいて、前記候補キーワード表示制御部によって表示される各候補キーワードの表示の態様を変更する。この形態の情報検索システムでは、候補キーワード表示制御部によって表示される各候補キーワードの表示の態様が、検索数または検索数順位に基づいて変更されることから、使用者は、表示の態様から候補キーワードの検索数の程度を容易に把握することができる。したがって、より利便性に優れている。
(14)本発明の他の形態は、表示部を備えると共に通信手段を介して外部と通信可能な携帯型表示装置と、検索対象となる情報を記憶した記憶部を備えると共に前記携帯型表示装置との間で通信可能に構成された検索サーバーと、を備える情報検索システムである。この情報検索システムにおける携帯型表示装置は、現在の時刻を示す時刻情報を取得し、前記時刻情報を前記検索サーバーに送信する時刻情報送信部、を備える。前記検索サーバーは、前記時刻情報送信部から受信した前記時刻情報に基づいて、前記時刻情報に基づく時刻が含まれる時間帯に関連した候補キーワードの集合を生成し、前記候補キーワードの集合を前記携帯型表示装置に送信する候補キーワード送信部、を備える。前記携帯型表示装置は、前記候補キーワード送信部から受信した前記候補キーワードの集合の少なくとも一部を、使用者によって選択可能な選択肢として前記表示部に表示させる候補キーワード表示制御部と、前記使用者によって選択された前記選択肢を検索キーワードとする検索を、前記検索サーバーに対して要求する検索要求部と、を備える。前記検索サーバーは、さらに、前記検索要求部からの検索の要求に従い、前記検索キーワードに基づいて前記記憶部を検索し、検索結果を前記携帯型表示装置に送信する検索部、を備える。前記携帯型表示装置は、さらに、前記検索部からの検索結果を受信し、前記検索結果を表示する検索結果表示部、を備える。この形態の情報検索システムにおける携帯型表示装置では、現在の時刻に見合った候補キーワードの集合の少なくとも一部が、候補キーワード表示制御部によって表示部に表示され、携帯型表示装置の使用者は、前記表示された候補キーワードの集合の少なくとも一部を、選択肢として選択するだけで、検索キーワードの入力を行うことができる。このため、前記形態の情報検索システムでは、検索キーワードの入力が容易であり、かつ現在の時刻に見合った検索を容易にできることから、利便性に優れている。
(15)前記形態の情報検索システムにおいて、前記検索サーバーは、複数の前記候補キーワードと、前記候補キーワードのそれぞれに対応付けられた前記時間帯別の検索数と、を含む検索数集計テーブルを前記記憶部に用意し、前記携帯型表示装置の備える前記検索要求部からの検索の要求に従って、前記検索数集計テーブルを更新し、前記受信された時刻情報から定まる前記時間帯についての前記キーワード毎の検索数を前記検索数集計テーブルから取り出し、前記キーワード毎の検索数、または前記検索数から定まる前記候補キーワード毎の検索数順位を、前記候補キーワードの集合と共に前記携帯型表示装置に送信する。前記携帯型表示装置は、前記検索サーバーから受信された前記検索数または検索数順位に基づいて、前記候補キーワード表示制御部によって表示される各候補キーワードの表示の態様を変更する。この形態の情報検索システムでは、候補キーワード表示制御部によって表示される各候補キーワードの表示の態様が、検索数または検索数順位に基づいて変更されることから、使用者は、表示の態様から候補キーワードの検索数の程度を容易に把握することができる。したがって、より利便性に優れている。
(16)本発明のさらに他の形態は、表示部を備えると共に通信手段を介して外部と通信可能な携帯型表示装置と、検索対象となる情報を記憶した記憶部を備えると共に前記携帯型表示装置との間で通信可能に構成された検索サーバーと、を備える情報検索システムである。この情報検索システムにおける携帯型表示装置は、前記携帯型表示装置の現在位置を示す位置情報と、現在の時刻を示す時刻情報と、を取得し、前記位置情報と時刻情報とを前記検索サーバーに送信する位置情報送信部、を備える。前記検索サーバーは、前記位置情報送信部から受信した前記位置情報と時刻情報とに基づいて、前記位置情報に基づく位置が含まれるエリアと前記時刻情報に基づく時刻が含まれる時間帯とに関連した候補キーワードの集合を生成し、前記候補キーワードの集合を前記携帯型表示装置に送信する候補キーワード送信部、を備える。前記携帯型表示装置は、前記候補キーワード送信部から受信した前記候補キーワードの集合の少なくとも一部を、使用者によって選択可能な選択肢として前記表示部に表示させる候補キーワード表示制御部と、前記使用者によって選択された前記選択肢を検索キーワードとする検索を、前記検索サーバーに対して要求する検索要求部と、を備える。前記検索サーバーは、さらに、前記検索要求部からの検索の要求に従い、前記検索キーワードに基づいて前記記憶部を検索し、検索結果を前記携帯型表示装置に送信する検索部、を備える。前記携帯型表示装置は、さらに、前記検索部からの検索結果を受信し、前記検索結果を表示する検索結果表示部、を備える。この形態の情報検索システムにおける携帯型表示装置では、携帯型表示装置の現在位置と現在時刻とに見合った候補キーワードの集合の少なくとも一部が、候補キーワード表示制御部によって表示部に表示され、携帯型表示装置の使用者は、前記表示された候補キーワードの集合の少なくとも一部を、選択肢として選択するだけで、検索キーワードの入力を行うことができる。このため、前記形態の情報検索システムでは、検索キーワードの入力が容易であり、かつ現在位置と現在時刻に見合った検索を容易にできることから、利便性に優れている。
(17)前記形態の情報検索システムにおいて、前記検索サーバーは、複数の前記候補キーワードと、前記候補キーワードのそれぞれに対応付けられた前記エリアと前記時間帯とから定まる条件別の検索数と、を含む検索数集計テーブルを前記記憶部に用意し、前記携帯型表示装置の備える前記検索要求部からの検索の要求に従って、前記検索数集計テーブルを更新し、前記条件別の前記キーワード毎の検索数を前記検索数集計テーブルから取り出し、前記キーワード毎の検索数、または前記検索数から定まる前記候補キーワード毎の検索数順位を、前記候補キーワードの集合と共に前記携帯型表示装置に送信する。前記携帯型表示装置は、前記検索サーバーから受信された前記検索数または検索数順位に基づいて、前記候補キーワード表示制御部によって表示される各候補キーワードの表示の態様を変更する。この形態の情報検索システムでは、候補キーワード表示制御部によって表示される各候補キーワードの表示の態様が、検索数または検索数順位に基づいて変更されることから、使用者は、表示の態様から候補キーワードの検索数の程度を容易に把握することができる。したがって、より利便性に優れている。
(18)前記形態の情報検索システムにおいて、前記携帯型表示装置は、頭部装着型表示装置としてもよい。この形態の情報検索システムによれば、頭部装着型表示装置を用いて検索を行うことができることから、より利便性に優れている。
(19)前記形態の情報検索システムにおいて、前記頭部装着型表示装置は、前記使用者の視線の向きを検出する視線方向検出部を備え、前記検索要求部は、前記検出された視線の向きに基づいて、前記選択肢の選択を行うようにしてもよい。この形態の情報検索システムによれば、手を用いることなく検索キーワードを入力することができることから、より利便性に優れている。
A.第1実施形態:
A−1.情報検索システムの全体構成:
図1は、本発明の第1実施形態における情報検索システムの概略構成を示す説明図である。情報検索システム1は、頭部装着型表示装置100と、検索サーバー300と、を備えている。頭部装着型表示装置100は、通信キャリアBSを介して無線通信でインターネットINTに接続されている。検索サーバー300は、有線通信でインターネットINTに接続されている。この結果、頭部装着型表示装置100と検索サーバー300とは、互いにインターネットINTによって接続される。通信キャリアBSは、送受信アンテナや、無線基地局、交換局を含む。
A−1.情報検索システムの全体構成:
図1は、本発明の第1実施形態における情報検索システムの概略構成を示す説明図である。情報検索システム1は、頭部装着型表示装置100と、検索サーバー300と、を備えている。頭部装着型表示装置100は、通信キャリアBSを介して無線通信でインターネットINTに接続されている。検索サーバー300は、有線通信でインターネットINTに接続されている。この結果、頭部装着型表示装置100と検索サーバー300とは、互いにインターネットINTによって接続される。通信キャリアBSは、送受信アンテナや、無線基地局、交換局を含む。
頭部装着型表示装置100は、検索サーバー300に蓄積された後述する商品情報データベースを検索する。以下、頭部装着型表示装置100および検索サーバー300について詳細に説明する。
A−2.頭部装着型表示装置の構成:
頭部装着型表示装置100は、頭部に装着する表示装置であり、ヘッドマウントディスプレイ(Head Mounted Display、HMD)とも呼ばれる。HMD100は、グラスを通過して視認される外界の中に画像が浮かび上がるシースルー型の頭部装着型表示装置である。
頭部装着型表示装置100は、頭部に装着する表示装置であり、ヘッドマウントディスプレイ(Head Mounted Display、HMD)とも呼ばれる。HMD100は、グラスを通過して視認される外界の中に画像が浮かび上がるシースルー型の頭部装着型表示装置である。
HMD100は、使用者の頭部に装着された状態において使用者に画像を視認させる画像表示部20と、画像表示部20を制御する制御部(コントローラー)10とを備えている。
画像表示部20は、使用者の頭部に装着される装着体であり、本実施形態では眼鏡形状を有している。画像表示部20は、右保持部21と、右表示駆動部22と、左保持部23と、左表示駆動部24と、右光学像表示部26と、左光学像表示部28と、を含んでいる。右光学像表示部26および左光学像表示部28は、それぞれ、使用者が画像表示部20を装着した際に使用者の右および左の眼前に位置するように配置されている。右光学像表示部26の一端と左光学像表示部28の一端とは、使用者が画像表示部20を装着した際の使用者の眉間に対応する位置で、互いに接続されている。
右保持部21は、右光学像表示部26の他端である端部ERから、使用者が画像表示部20を装着した際の使用者の側頭部に対応する位置にかけて、延伸して設けられた部材である。同様に、左保持部23は、左光学像表示部28の他端である端部ELから、使用者が画像表示部20を装着した際の使用者の側頭部に対応する位置にかけて、延伸して設けられた部材である。右保持部21および左保持部23は、眼鏡のテンプル(つる)のようにして、使用者の頭部に画像表示部20を保持する。
右表示駆動部22は、右保持部21の内側、換言すれば、使用者が画像表示部20を装着した際の使用者の頭部に対向する側に配置されている。また、左表示駆動部24は、左保持部23の内側に配置されている。なお、以降では、右保持部21および左保持部23を区別せず「保持部」として説明する。同様に、右表示駆動部22および左表示駆動部24を区別せず「表示駆動部」として説明し、右光学像表示部26および左光学像表示部28を区別せず「光学像表示部」として説明する。
表示駆動部は、液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Display、以下「LCD」と呼ぶ)241、242や投写光学系251、252等を含む(図2参照)。表示駆動部の構成の詳細は後述する。光学部材としての光学像表示部は、導光板261、262(図2参照)と調光板とを含んでいる。導光板261、262は、光透過性の樹脂材料等によって形成され、表示駆動部から出力された画像光を使用者の眼に導く。調光板は、薄板状の光学素子であり、画像表示部20の表側(使用者の眼の側とは反対の側)を覆うように配置されている。調光板は、導光板261、262を保護し、導光板261、262の損傷や汚れの付着等を抑制する。また、調光板の光透過率を調整することによって、使用者の眼に入る外光量を調整して虚像の視認のしやすさを調整することができる。なお、調光板は省略可能である。
画像表示部20は、さらに、画像表示部20を制御部10に接続するための接続部40を有している。接続部40は、制御部10に接続される本体コード48と、本体コード48が2本に分岐した右コード42および左コード44と、分岐点に設けられた連結部材46と、を含んでいる。右コード42は、右保持部21の延伸方向の先端部APから右保持部21の筐体内に挿入され、右表示駆動部22に接続されている。同様に、左コード44は、左保持部23の延伸方向の先端部APから左保持部23の筐体内に挿入され、左表示駆動部24に接続されている。連結部材46には、イヤホンプラグ30を接続するためのジャックが設けられている。イヤホンプラグ30からは、右イヤホン32および左イヤホン34が延伸している。
画像表示部20と制御部10とは、接続部40を介して各種信号の伝送を行う。本体コード48における連結部材46と反対側の端部と、制御部10とのそれぞれには、互いに嵌合するコネクター(図示省略)が設けられており、本体コード48のコネクターと制御部10のコネクターとの嵌合/嵌合解除により、制御部10と画像表示部20とが接続されたり切り離されたりする。右コード42と、左コード44と、本体コード48には、例えば、金属ケーブルや光ファイバーを採用することができる。
制御部10は、HMD100を制御するための装置である。制御部10は、点灯部12と、タッチパッド14と、方向キー16と、決定キー17と、電源スイッチ18とを含んでいる。点灯部12は、HMD100の動作状態(例えば、電源のON/OFF等)を、その発光態様によって通知する。点灯部12としては、例えば、LED(Light Emitting Diode)を用いることができる。タッチパッド14は、タッチパッド14の操作面上での接触操作を検出して、検出内容に応じた信号を出力する。タッチパッド14としては、静電式や圧力検出式、光学式といった種々のタッチパッドを採用することができる。方向キー16は、上下左右方向に対応するキーへの押下操作を検出して、検出内容に応じた信号を出力する。決定キー17は、押下操作を検出して、制御部10において操作された内容を決定するための信号を出力する。電源スイッチ18は、スイッチのスライド操作を検出することで、HMD100の電源の状態を切り替える。
図2は、HMD100の構成を機能的に示すブロック図である。制御部10は、入力情報取得部110と、記憶部120と、電源130と、無線通信部132と、GPSモジュール134と、CPU140と、インターフェイス180と、送信部(Tx)51および52とを備え、各部は図示しないバスにより相互に接続されている。
入力情報取得部110は、例えば、タッチパッド14や方向キー16、電源スイッチ18などに対する操作入力に応じた信号を取得する。記憶部120は、ROM、RAM、DRAM、ハードディスク等によって構成されている。
電源130は、HMD100の各部に電力を供給する。電源130としては、例えば、リチウムポリマーバッテリー、リチウムイオンバッテリーなどの二次電池を用いることができる。さらに、二次電池に替えて、一次電池や燃料電池でもよいし、無線給電を受けて動作するようにしてもよい。さらには、太陽電池とキャパシターから給電を受けるようにしてもよい。
無線通信部132は、所定の無線通信規格に則って、外部装置との間で無線通信を行う。所定の無線通信規格とは、例えば、赤外線、Bluetooth(登録商標)に例示される近距離無線通信、IEEE802.11に例示される無線LAN等である。これにより、無線通信部132は、前述した検索サーバー300に接続されるインターネットINTと接続される。
GPSモジュール134は、GPS衛星からの信号を受信することにより、HMD100の現在位置を示す位置情報を生成する。位置情報は、例えば緯度経度を表す座標によって実現することができる。また、GPSモジュール134は、GPS衛星からの電波に基づいて、現在の時刻を示す時刻情報を生成する。なお、GPS衛星からの電波に基づいて時刻情報を生成する構成に換えて、制御部10の内部に備えられたクロックによって現在の時刻を示す時刻情報を得る構成としてもよい。
CPU140は、記憶部120に格納されているコンピュータープログラムを読み出して実行することにより、オペレーティングシステム(ОS)150、画像処理部160、表示制御部162、商品情報検索処理部164、および音声処理部170として機能する。
画像処理部160は、インターフェイス180や無線通信部132を介して入力されるコンテンツ(映像)に基づいて信号を生成する。そして、画像処理部160は、生成した信号を、接続部40を介して画像表示部20に供給することで、画像表示部20を制御する。画像表示部20に供給するための信号は、アナログ形式とディジタル形式の場合で異なる。アナログ形式の場合、画像処理部160は、クロック信号PCLKと、垂直同期信号VSyncと、水平同期信号HSyncと、画像データDataとを生成し、送信する。具体的には、画像処理部160は、コンテンツに含まれる画像信号を取得する。取得した画像信号は、例えば動画像の場合、一般的に1秒あたり30枚のフレーム画像から構成されているアナログ信号である。画像処理部160は、取得した画像信号から垂直同期信号VSyncや水平同期信号HSync等の同期信号を分離し、それらの周期に応じて、PLL回路等によりクロック信号PCLKを生成する。画像処理部160は、同期信号が分離されたアナログ画像信号を、A/D変換回路等を用いてディジタル画像信号に変換する。画像処理部160は、変換後のディジタル画像信号を、RGBデータの画像データDataとして、1フレームごとに記憶部120内のDRAMに格納する。
一方、ディジタル形式の場合、画像処理部160は、クロック信号PCLKと、画像データDataとを生成し、送信する。具体的には、コンテンツがディジタル形式の場合、クロック信号PCLKが画像信号に同期して出力されるため、垂直同期信号VSyncおよび水平同期信号HSyncの生成と、アナログ画像信号のA/D変換とが不要となる。なお、画像処理部160は、記憶部120に格納された画像データDataに対して、解像度変換処理や、輝度、彩度の調整といった種々の色調補正処理や、キーストーン補正処理等の画像処理を実行してもよい。
画像処理部160は、生成されたクロック信号PCLK、垂直同期信号VSync、水平同期信号HSyncと、記憶部120内のDRAMに格納された画像データDataとを、送信部51、52を介してそれぞれ送信する。なお、送信部51を介して送信される画像データDataを「右眼用画像データData1」とも呼び、送信部52を介して送信される画像データDataを「左眼用画像データData2」とも呼ぶ。送信部51、52は、制御部10と画像表示部20との間におけるシリアル伝送のためのトランシーバーとして機能する。
表示制御部162は、右表示駆動部22および左表示駆動部24を制御する制御信号を生成する。具体的には、表示制御部162は、制御信号により、右LCD制御部211による右LCD241の駆動ON/OFFや、右バックライト制御部201による右バックライト221の駆動ON/OFF、左LCD制御部212による左LCD242の駆動ON/OFFや、左バックライト制御部202による左バックライト222の駆動ON/OFFなどを個別に制御することにより、右表示駆動部22および左表示駆動部24のそれぞれによる画像光の生成および射出を制御する。表示制御部162は、右LCD制御部211と左LCD制御部212とに対する制御信号を、送信部51および52を介してそれぞれ送信する。同様に、表示制御部162は、右バックライト制御部201と左バックライト制御部202とに対する制御信号を、それぞれ送信する。
商品情報検索処理部164は、検索サーバー300に対して商品検索を要求し、検索サーバー300から検索結果を受信し、受信した検索結果を画像処理部160に表示させる。すなわち、商品情報検索処理部164は、位置情報送信部164a、候補キーワード表示制御部164b、検索要求部164c、検索結果表示部164dを含む。商品情報検索処理部164については、後ほど詳述する。
音声処理部170は、コンテンツに含まれる音声信号を取得し、取得した音声信号を増幅して、連結部材46に接続された右イヤホン32内の図示しないスピーカーおよび左イヤホン34内の図示しないスピーカーに対して供給する。なお、例えば、Dolby(登録商標)システムを採用した場合、音声信号に対する処理がなされ、右イヤホン32および左イヤホン34からは、それぞれ、例えば周波数等が変えられた異なる音が出力される。
インターフェイス180は、制御部10に対して、コンテンツの供給元となる種々の外部機器OAを接続するためのインターフェイスである。外部機器ОAとしては、例えば、パーソナルコンピューターPCや携帯電話端末、ゲーム端末等がある。インターフェイス180としては、例えば、USBインターフェイスや、マイクロUSBインターフェイス、メモリーカード用インターフェイス等を用いることができる。
画像表示部20は、右表示駆動部22と、左表示駆動部24と、右光学像表示部26としての右導光板261と、左光学像表示部28としての左導光板262と、カメラ61(図1も参照)と、マイク62(図1も参照)と、9軸センサー66とを備えている。
カメラ61は、RGBカメラであり、使用者が画像表示部20を装着した際の使用者の鼻根部に対応する位置に配置されている。そのため、カメラ61は、HMD100の所定の向き、すなわち、使用者が画像表示部20を頭部に装着した状態において使用者が向いている方向の外界をカラー撮像する。なお、カメラ61は、RGBカメラに換えて白黒カメラとしてもよい。
マイク62は、利用者の鼻の上方に対応する位置に配置されている。マイク62は、外部の音声を取得する。
9軸センサー66は、加速度(3軸)、角速度(3軸)、地磁気(3軸)を検出するモーションセンサーであり、本実施形態では使用者の眉間に対応する位置に配置されている。9軸センサー66は、画像表示部20に設けられているため、画像表示部20が使用者の頭部に装着されているときには、使用者の頭部の動きを検出する。検出された頭部の動きから画像表示部20の向き、すなわち、使用者の視界が特定される。
右表示駆動部22は、受信部(Rx)53と、光源として機能する右バックライト(BL)制御部201および右バックライト(BL)221と、表示素子として機能する右LCD制御部211および右LCD241と、右投写光学系251とを含んでいる。なお、右バックライト制御部201と、右LCD制御部211と、右バックライト221と、右LCD241とを総称して「画像光生成部」とも呼ぶ。
受信部53は、制御部10と画像表示部20との間におけるシリアル伝送のためのレシーバーとして機能する。右バックライト制御部201は、入力された制御信号に基づいて、右バックライト221を駆動する。右バックライト221は、例えば、LEDやエレクトロルミネセンス(EL)等の発光体である。右LCD制御部211は、受信部53を介して入力されたクロック信号PCLKと、垂直同期信号VSyncと、水平同期信号HSyncと、右眼用画像データData1とに基づいて、右LCD241を駆動する。右LCD241は、複数の画素をマトリクス状に配置した透過型液晶パネルである。右LCD241は、マトリクス状に配置された各画素位置の液晶を駆動することによって、右LCD241を透過する光の透過率を変化させることにより、右バックライト221から照射される照明光を、画像を表す有効な画像光へと変調する。
右投写光学系251は、右LCD241から射出された画像光を並行状態の光束にするコリメートレンズによって構成される。右光学像表示部26としての右導光板261は、右投写光学系251から出力された画像光を、所定の光路に沿って反射させつつ使用者の右眼REに導く。光学像表示部は、画像光を用いて使用者の眼前に虚像を形成する限りにおいて任意の方式を用いることができ、例えば、回折格子を用いてもよいし、半透過反射膜を用いてもよい。なお、HMD100が画像光を出射することを、本明細書では「画像を表示する」とも呼ぶ。
左表示駆動部24は、右表示駆動部22と同様の構成を有している。すなわち、左表示駆動部24は、受信部(Rx)54と、光源として機能する左バックライト(BL)制御部202および左バックライト(BL)222と、表示素子として機能する左LCD制御部212および左LCD242と、左投写光学系252とを含んでいる。右LCD241と同様に、左LCD242は、マトリクス状に配置された各画素位置の液晶を駆動することによって、左LCD242を透過する光の透過率を変化させることにより、左バックライト222から照射される照明光を、画像を表す有効な画像光へと変調する。なお、本実施形態ではバックライト方式を採用することとしたが、フロントライト方式や、反射方式を用いて画像光を射出してもよい。
A−3.拡張現実感表示について:
図3は、HMD100による拡張現実感表示の一例を示す説明図である。図3では、使用者の視界VRを例示している。上述のようにして、HMD100の使用者の両眼に導かれた画像光が使用者の網膜に結像することにより、使用者は拡張現実感(AR)としての画像VIを視認する。図3の例では、画像VIは、HMD100のOSのメニュー画面である。メニュー画面には、例えば、「メッセージ」、「電話」、「カメラ」、「ブラウザ」、「商品情報検索」の各アプリケーションプログラムを起動するためのアイコンが含まれる。また、光学像表示部26、28が外界SCからの光を透過することで、使用者は外界SCを視認する。このように、本実施形態のHMDの使用者は、視界VRのうち画像VIが表示された部分については、画像VIと、画像VIの背後に外界SCと、を見ることができる。また、視界VR1のうち画像VIが表示されていない部分については、外界SCだけを見ることができる。
図3は、HMD100による拡張現実感表示の一例を示す説明図である。図3では、使用者の視界VRを例示している。上述のようにして、HMD100の使用者の両眼に導かれた画像光が使用者の網膜に結像することにより、使用者は拡張現実感(AR)としての画像VIを視認する。図3の例では、画像VIは、HMD100のOSのメニュー画面である。メニュー画面には、例えば、「メッセージ」、「電話」、「カメラ」、「ブラウザ」、「商品情報検索」の各アプリケーションプログラムを起動するためのアイコンが含まれる。また、光学像表示部26、28が外界SCからの光を透過することで、使用者は外界SCを視認する。このように、本実施形態のHMDの使用者は、視界VRのうち画像VIが表示された部分については、画像VIと、画像VIの背後に外界SCと、を見ることができる。また、視界VR1のうち画像VIが表示されていない部分については、外界SCだけを見ることができる。
A−4.サーバーの構成:
図4は、検索サーバー300の構成を機能的に示すブロック図である。図4に示すように、検索サーバー300は、CPU310と、記憶部320と、ROM330と、RAM340と、通信インターフェイス(I/F)350と、を備え、各部は図示しないバスにより相互に接続されている。
図4は、検索サーバー300の構成を機能的に示すブロック図である。図4に示すように、検索サーバー300は、CPU310と、記憶部320と、ROM330と、RAM340と、通信インターフェイス(I/F)350と、を備え、各部は図示しないバスにより相互に接続されている。
CPU310は、記憶部320やROM330に格納されているコンピュータープログラムをRAM340に展開して実行することにより、検索サーバー300の各部を制御する。そのほか、CPU310は、候補キーワード送信部312、検索部314としても機能する。
候補キーワード送信部312は、商品検索を行う際の候補となる候補キーワードの集合を生成し、生成された候補キーワードの集合をHMD100に対して送信する処理を行う。検索部314は、HMD100から商品検索の要求を受けた時に、記憶部320に記憶された商品データベース322を検索し、検索結果をHMD100に送信する。
記憶部320は、ROM、RAM、DRAM、ハードディスク等によって構成されている。記憶部320には、オペレーティングシステム(ОS)をはじめとする種々のコンピュータープログラムが格納されている。また、記憶部320には、前述した商品データベース322と、検索数集計テーブル324とが記憶されている。
図5は、商品データベース322のデータ構造を示す説明図である。商品データベース322は、商品についての説明を蓄積したデータベースである。本実施形態では、「商品」とは、コンビニやスーパーマーケット等の各種の店舗で販売される食品や日用品、衣類等である。
図示するように、商品データベース322の一レコード(一行)は、「見出し語」の項目322aと、「説明」の項目322bとを備える。「見出し語」の項目322aには、商品の一般名称が格納されている。「説明」の項目322bには、「見出し語」の項目322aに記載された商品についての説明文が格納されている。説明文には、例えば、特徴や、ピーアールしたい点が示される。
商品データベース322は、検索部314によって検索される。詳しくは、検索部314は、検索要求に含まれる検索キーワードを、商品データベース322における「見出し語」の項目322aの内容(データ)と順に比較し、両者が一致するときの「説明」の項目322bの内容(データ)を検索結果として読み出すことによって、商品データベース322の検索を行う。
図6は、検索数集計テーブル324のデータ構造を示す説明図である。検索数集計テーブル324は、検索部314による検索キーワード毎の検索数を集計するためのテーブルデータである。検索数集計テーブル324の一レコード(一行)は、「見出し語」の項目324aと、「検索数」の項目324bとを備える。「見出し語」の項目324aには、検索キーワードが格納されている。
「検索数」の項目324bには、店舗毎の各時間帯における検索キーワード毎の検索数が格納されている。「店舗」とは、図中で「A店」、「B店」、「C店」と記載された部分であり、本発明の一形態における「エリア」の下位概念である。「時間帯」とは、一時間で区分けされた時間である。図中の「0」は0時00分から0:59までを示し、図中の「1」は1時00分から1:59までを示し、図中の「2」は2時00分から2:59までを示し、……、図中の「22」は22時00分から22:59までを示し、図中の「23」は23時00分から23:59までを示す。店舗と時間帯との双方から定まる各項目に対して、検索キーワード毎の検索数が格納されている。なお、時間帯は、一時間毎に限る必要はなく、2時間毎、3時間毎等としてもよく、また、朝の時間帯、昼の時間帯、夜の時間帯としてもよい。
図6に示した検索数集計テーブル324の例示によれば、A店の20:00から20:59までの時間帯では、「弁当」が8回検索され、「サンドウィッチ」が3回検索され、「おにぎり」が5回検索され、「お茶」が6回検索され、「コーヒー」が4回検索されたことが判る。これら検索数は、検索部314(図4)によって商品検索が行われる毎に更新される。検索数の更新の詳細については、後ほど詳述する。
検索数集計テーブル324は、初期状態では、レコード数は0であり、外部(例えばHMD100)から新規のレコードを登録することが可能となっている。また、検索部314によって「見出し語」の項目324aに無い新たな検索キーワードの検索がなされた場合にも、新規のレコードを登録することが可能となっている。これらの登録の方法についても、後ほど詳述する。
図1では、検索サーバー300に対して1台のHMD100が接続されるように記載したが、本実施形態では、図1のHMD100と同一の機能を有する多数のHMDが検索サーバー300に対して接続可能となっている。このため、図6に示した検索数集計テーブル324は、不特定多数のHMDによる検索数を集計したものとなる。なお、検索サーバー300に対して接続されるのは、HMDに限る必要はなく、商品検索の機能を有するものであれば、例えば、スマートフォンやタブレット型コンピュータ、ノート型コンピュータ、携帯型のゲーム機等の各種の携帯型表示装置としてもよい。
HMD100の備える制御部10のCPU140において機能する商品情報検索処理部164と、検索サーバー300のCPU310において機能する候補キーワード送信部312および検索部314について、次に詳しく説明する。
A−5.各種処理について:
図7は、HMD100のCPU140によって実行される商品情報検索処理を示すフローチャートである。この商品情報検索処理は、記憶部120(図2)に格納されている所定のコンピュータープログラム(アプリケーションプログラム)に従う処理ルーチンで、HMD100のCPU140によって実行される。この商品情報検索処理は、図3に例示したメニュー画面の「商品情報検索」のアイコンが方向キー16(図1)によって指示されたことを受けて実行開始される。使用者は、商品情報検索のサービスを提供する店舗に入店したときに、「商品情報検索」のアイコンを指示する。
図7は、HMD100のCPU140によって実行される商品情報検索処理を示すフローチャートである。この商品情報検索処理は、記憶部120(図2)に格納されている所定のコンピュータープログラム(アプリケーションプログラム)に従う処理ルーチンで、HMD100のCPU140によって実行される。この商品情報検索処理は、図3に例示したメニュー画面の「商品情報検索」のアイコンが方向キー16(図1)によって指示されたことを受けて実行開始される。使用者は、商品情報検索のサービスを提供する店舗に入店したときに、「商品情報検索」のアイコンを指示する。
図8は、検索サーバー300のCPU310によって実行される候補キーワード送信/検索処理を示すフローチャートである。この候補キーワード送信/検索処理は、記憶部320(図4)に格納されている所定のコンピュータープログラムに従う処理ルーチンで、検索サーバー300のCPU310によって実行される。この候補キーワード送信/検索処理は、所定時間毎に繰り返し実行される。
図7の商品情報検索処理と図8の候補キーワード送信/検索処理とは、互いに協調しながら処理が進められる。図7の商品情報検索処理において、「商品情報検索」のアイコンを指示されて処理が開始されると、HMD100のCPU140は、まず、HMD100の現在位置を示す位置情報と、現在時刻を示す時刻情報とを、GPSモジュール134から取得する(ステップS110)。次いで、CPU140は、取得した位置情報と時刻情報とを、無線通信部132を介して検索サーバー300に送信する(ステップS120)。ステップS110〜S120の処理が位置情報送信部164a(図2)に対応している。
図8の候補キーワード送信/検索処理に示すように、検索サーバー300のCPU310は、HMD100から位置情報と時刻情報とを受信したか否かを検出する(ステップS210)。ここで、位置情報と時刻情報とを受信していないと判定された場合には、CPU310は、「リターン」に抜けて、候補キーワード送信/検索処理を一旦終了する。
一方、ステップS210で受信したと判定された場合には、CPU310は、受信した位置情報と時刻情報のうちの位置情報に基づいて、サービス提供店舗内か否かを判定する(ステップS220)。商品情報検索のサービスを提供する店舗は予め定められており、各店舗の位置情報は予め検索サーバー300に登録されている。検索サーバー300のCPU310は、HMD100から受信した位置情報が、上記登録された位置情報と一致、もしくは周辺に該当するかを判定する。
ステップS220で、サービス提供店舗内でないと判定された場合には、CPU310は、検索NG信号を、通信インターフェイス350を介してHMD100に送信する(ステップS230)。
一方、ステップS220で、サービス提供店舗内であると判定された場合には、CPU310は、検索数集計テーブル324(図6)から、HMD100から受信した位置情報と時刻情報とに応じた集計データDTを読み出して、読み出した集計データDTを、通信インターフェイス350を介してHMD100に送信する(ステップS240)。
ステップS240で検索数集計テーブル324から読み出す集計データDTは、図6に示すように、検索数集計テーブル324の縦に延びる1列分のデータである。1列分のデータを構成する各カラムのデータには、「見出し語」の項目322aに格納された各データが対応付けられている。例えば、HMD100から受信した位置情報がA店を示す位置情報であり、HMD100から受信した時刻情報が20:00から20:59までの時間帯で在る場合には、図中の破線で示した集計データDT、すなわち、「弁当」の検索数が8であり、「サンドウィッチ」の検索数が3であり、「おにぎり」の検索数が5であり、「お茶」の検索数が6であり、「コーヒー」の検索数が4であることを示す集計データDTが読み出される。この読み出された集計データDTが、HMD100において商品検索を行う際の候補となる候補キーワードの集合であり、HMD100に送信される。なお、検索数集計テーブル324のレコード数が0である場合には、集計データDTとしてヌルのデータが送信される。
CPU310で実行されるステップS210〜S240の処理が、候補キーワード送信部312に対応している。
HMD100のCPU140は、図7のステップS130において、検索サーバー300から送られてくる検索NG信号もしくは集計データDTを受信する(ステップS130)。次いで、CPU140は、ステップS130で受信した応答信号が検索NG信号であるか否かを判定し(ステップS140)、検索NG信号である場合には、この商品情報検索処理を一旦終了する。検索NG信号を検索サーバー300から受信したということは、HMD100を装着した使用者の現在位置は、商品検索のサービス提供店舗内ではないことから、この商品情報検索処理を一旦終了する。なお、この際には、HMD100は、サービス提供店舗でない旨を、使用者に文字や音声で知らせるようにする。
一方、ステップS140で、受信した応答信号が検索NG信号でないと判定された場合には、応答信号は集計データDTであることから、CPU140は、この集計データDTに基づいて検索用画面を生成し、その検索用画面を画像処理部160に表示させる(ステップS150)。ステップS150の処理が候補キーワード表示制御部164b(図2)に対応している。
図9は、検索用画面SSの一例を示す説明図である。図示するように、検索用画面SSは、矩形状の表示エリアであり、右側にスクローリングリストLTを、左下側に文字入力欄CBをそれぞれ備える。
スクローリングリストLTは、検索キーワードとなり得る選択肢(すなわち、候補キーワード)を表示するリストである。図示するように、スクローリングリストLTには、選択肢が格納される選択肢欄が5つ用意されている。1番前側に第1の選択肢欄LT1が配置され、うしろ側の2列目に第2の選択肢欄LT2と第3の選択肢欄LT3とが配置され、うしろ側の3列目に第4の選択肢欄LT4と第5の選択肢欄LT5とが配置されている。
各選択肢欄LT1〜LT5に格納される選択肢は、検索サーバー300から受信された集計データDTに基づいて生成されたものである。HMD100のCPU140は、集計データDTから「見出し語」の項目324bに格納された検索キーワードを、当該検索キーワードの検索数が多い順に抽出し、第1番目に多い検索キーワードを第1の選択肢欄LT1に、第2番目に多い検索キーワードを第2の選択肢欄LT2に、第3番目に多い検索キーワードを第3の選択肢欄LT3に、第4番目に多い検索キーワードを第4の選択肢欄LT4に、第5番目に多い検索キーワードを第5の選択肢欄LT5に、それぞれ格納する。
図10は、検索用画面SSが表示された後の使用者の視界VRの一例を示す説明図である。図示するように、視界VRには、検索用画面SSが含まれる。図10では、集計データDTがA店、20時台(図6参照)におけるデータである場合の検索用画面SSが示されている。図示するように、第1〜第5の選択肢欄LT1〜LT5には、検索数が第1番目から第5番目までに多い「弁当」、「お茶」、「おにぎり」、「コーヒー」、「サンドウィッチ」がこの順に格納されている。
上記のように構成されたスクローリングリストLTによれば、HMD100を装着した使用者が入店した店舗と、入店している時間帯において人気の高い候補キーワードの集合が表示されることになる。
検索サーバー300から受信された集計データDTのレコード数が6つ以上の場合は、第6番目以降に多い検索キーワードは、初期状態では表示されないが、方向キー16による上下方向に対応するキーへの押下操作を受けることで、図中の矢印Y1、Y2に示すように回転して(スクロールして)、表示可能となっている。
なお、各選択肢欄LT1〜LT5の表示色は同一であってもよいが、本実施形態の場合には、検索数の多さの順位に応じて異なる色としてもよい。例えば、第1の選択肢欄LT1をピンク色、第2および第3の選択肢欄LT2,LT3を青色、第4および第5の選択肢欄LT4,LT5を黄色というように、上記順位が高いほどより目立つ色としてもよい。
各選択肢欄LT1〜LT5は、方向キー16による上下方向に対応するキーへの押下操作を受けることで指示される。指示された状態で決定キー17への押下操作を受けることで、5つの選択肢欄LT1〜LT5の中から、使用者が望む検索キーワードが選択される。
上記方向キー16からの操作は、9軸センサー66から検出される頭部の動き(首振り)に換えることもできる。例えば、スクローリングリストLTを上側に回転したいときには頭部を下から上に振り、上側に回転したいときには頭部を上から下に振るといった構成としてもよい。選択肢欄LT1〜LT5の指定についても頭部の動きから行う構成としてもよい。また、頭部の動きに換えて、カメラ61によって撮影される使用者の手の動きとしてもよい。さらに、HMD100に眼球撮影用カメラを設け、眼球撮影用カメラによって使用者の視線の向きを検知可能な構成とし、その視線方向に換えることもできる。
さらに、各選択肢欄LT1〜LT5は、使用者が適宜、削除可能な構成としてもよい。例えば、手を左から右に振ったときに、指定状態にある選択肢欄が削除される。
検索用画面SSの左下側には、前述したように文字入力欄CBが備えられている。文字入力欄CBには、ソフトウェアキーボードを使って文字入力される。「ソフトウェアキーボード」とは、物理キーボードで行う入力処理をソフトウェアで実現したものである。画面にキーボード画像を表示し、方向キー16による上下左右方向に対応するキーへの押下操作と決定キー17の押下操作によってキーボード画像に含まれるキーを指示できる。なお、方向キー16からの操作は、視線方向の動きに換えることもできる。
図7に戻り、ステップS150において、検索用画面SSの表示がなされると、次いで、HMD100のCPU140は、検索用画面SSに含まれるスクローリングリストLTからの入力があるか否かを判定する(ステップS160)。ここでは、スクローリングリストLTにおいて一の選択肢欄LT1〜LT5が指示された状態で、決定キー17への押下操作がなされたか否かを判定することによって、スクローリングリストLTからの入力があるか否かを判定する。
ステップS160で、スクローリングリストLTからの入力があったと判定された場合には、CPU140は、決定キー17によって押下操作がなされた選択肢欄LT1〜LT5に格納された検索キーワードによる商品検索の要求を、検索サーバー300に対して送信する(ステップS162)。ステップS162の処理が検索要求部164c(図2)に対応している。
一方、ステップS160で、スクローリングリストLTからの入力がなかったと判定された場合には、CPU140は、検索用画面SSに含まれる文字入力欄CBからの入力があるか否かを判定する(ステップS170)。ここで、文字入力欄CBからの入力があったと判定された場合には、CPU140は、文字入力欄CBから入力された検索キーワードによる商品検索の要求を、検索サーバー300に対して送信する(ステップS172)。
図8に示すように、検索サーバー300のCPU310は、ステップS230またはステップS240に続くステップS250において、検索サーバー300から商品検索の要求を受けたか否かを判定する。ここで、受けていないと判定されると、ステップS250を繰り返し実行して、商品検索の要求を受けるのを待つ。
ステップS250において、商品検索の要求を受けたと判定された場合には、CPU310は、商品検索を実行する。詳しくは、図7のステップS162またはステップS172で要求された商品検索を行う(ステップS260)。すなわち、スクローリングリストLTまたは文字入力欄CBから入力された検索キーワードに基づいて、商品データベース322を検索する。続いて、CPU310は、検索結果を、通信インターフェイス350を介してHMD100に送信する(ステップS270)。
図7に戻り、ステップS162またはステップS172に続くステップS180では、HMD100のCPU140は、検索サーバー300から送られてくる検索結果を受信し、検索結果を画像処理部160に表示させる(ステップS180)。ステップS180の処理が検索結果表示部164d(図2)に対応している。
図11は、検索結果が表示されたときの使用者の視界VRの一例を示す説明図である。図示するように、視界VRには、検索用画面SSが含まれる。検索用画面SSに検索結果が表示される。図11は、検索キーワードが「弁当」である場合の例示である。検索用画面SSには、「弁当」という検索キーワードDKと、「暑い季節は、ざる蕎麦がお薦めです。…」といった検索結果DRとが表示される。
図7のステップS180の実行後、またはステップS170で否定判定されたときには、CPU140は、検索用画面SSを閉じる旨の入力が所定時間内にあるか否かを判定する。所定時間、閉じる旨の入力がないと判定された場合には、ステップS110に処理を戻して、商品情報検索処理を再度実行する。一方、検索用画面SSを閉じる旨の入力が所定時間内にあった場合には、商品情報検索処理を終了する。
図8に戻り、ステップS270に続くステップS280では、検索サーバー300のCPU310は、ステップS260で実行した商品検索の検索キーワードが、検索数集計テーブル324(図6)に登録済みか否かを判定する。ここで、検索キーワードが登録済みでないと判定された場合には、検索数集計テーブル324に、「見出し語」の項目324aに上記の登録済みでない検索キーワードが格納された新規のレコードを登録する(ステップS290)。例えば、図6に例示した状態で「ジュース」の商品検索がなされた場合には、「ジュース」は登録済みでないことから、「見出し語」の項目324aに「ジュース」が格納されたレコードが新たに登録されることになる。なお、新規のレコードの「検索数」の項目324bには、全て「0」が格納される。
ステップS290の実行後、またはステップS280で検索キーワードが登録済みであると判定された場合には、CPU310は、ステップS295に処理を進める。ステップS295では、CPU310は、ステップS240で集計データDTを選択する際に得た店舗と時間帯と、ステップS260で行なった商品検索の検索キーワードとに基づいて、検索数集計テーブル324(図6)を更新する処理を行う。詳しくは、店舗と時間帯と検索キーワードの全ての条件を満たす「見出し語」の項目324の一単位に格納された数値を、値1だけ増加する。例えば、図6に例示した状態において、HMD100の使用者が、A店で20時台に「弁当」の検索を行った場合には、「A店」、「20時台」、「弁当」の全ての条件を満たす「見出し語」の項目324の一単位に格納された数値が、値8から値9に更新される。ステップS295の実行後、CPU310は、の候補キーワード送信/検索処理を一旦終了する。
A−6.実施形態の効果について:
以上のように構成された情報検索システム1によれば、HMD100を装着した使用者が入店している店舗と時間帯において人気の高い候補キーワードの集合の少なくとも一部が、検索用画面SSに含まれるスクローリングリストLTに表示され、使用者は、前記表示された候補キーワードの集合の少なくとも一部を、選択肢として選択するだけで、検索キーワードの入力を行うことができる。このため、情報検索システム1では、検索キーワードの入力が容易であり、かつ使用者が入店している店舗と時間帯とに見合った検索を容易にできることから、利便性に優れている。
以上のように構成された情報検索システム1によれば、HMD100を装着した使用者が入店している店舗と時間帯において人気の高い候補キーワードの集合の少なくとも一部が、検索用画面SSに含まれるスクローリングリストLTに表示され、使用者は、前記表示された候補キーワードの集合の少なくとも一部を、選択肢として選択するだけで、検索キーワードの入力を行うことができる。このため、情報検索システム1では、検索キーワードの入力が容易であり、かつ使用者が入店している店舗と時間帯とに見合った検索を容易にできることから、利便性に優れている。
B.第2実施形態:
図12は、本発明の第2実施形態の情報検索システムにおいて用いられる検索数集計テーブル524のデータ構造を示す説明図である。第1実施形態における検索数集計テーブル324は、検索キーワード毎の検索数を店舗別かつ時間帯別に集計するものである。これに対して、第2実施形態における検索数集計テーブル524は、検索キーワード毎の検索数を店舗別だけで集計するものである。その上で、検索サーバー300は、HMD100から受信した位置情報に応じた集計データDT2を、HMD100に送信する。この構成の情報検索システムによれば、検索キーワードの入力が容易であり、かつ使用者が入店している店舗に見合った検索を容易にできることから、利便性に優れている。
図12は、本発明の第2実施形態の情報検索システムにおいて用いられる検索数集計テーブル524のデータ構造を示す説明図である。第1実施形態における検索数集計テーブル324は、検索キーワード毎の検索数を店舗別かつ時間帯別に集計するものである。これに対して、第2実施形態における検索数集計テーブル524は、検索キーワード毎の検索数を店舗別だけで集計するものである。その上で、検索サーバー300は、HMD100から受信した位置情報に応じた集計データDT2を、HMD100に送信する。この構成の情報検索システムによれば、検索キーワードの入力が容易であり、かつ使用者が入店している店舗に見合った検索を容易にできることから、利便性に優れている。
C.第3実施形態:
図13は、本発明の第3実施形態の情報検索システムにおいて用いられる検索数集計テーブル624のデータ構造を示す説明図である。第1実施形態における検索数集計テーブル324は、検索キーワード毎の検索数を店舗別かつ時間帯別に集計するものである。これに対して、第3実施形態における検索数集計テーブル624は、検索キーワード毎の検索数を時間帯別だけで集計するものである。その上で、検索サーバー300は、HMD100から受信した時刻情報に応じた集計データDT3を、HMD100に送信する。この構成の情報検索システムによれば、検索キーワードの入力が容易であり、かつ使用者が入店している時間帯に見合った検索を容易にできることから、利便性に優れている。
図13は、本発明の第3実施形態の情報検索システムにおいて用いられる検索数集計テーブル624のデータ構造を示す説明図である。第1実施形態における検索数集計テーブル324は、検索キーワード毎の検索数を店舗別かつ時間帯別に集計するものである。これに対して、第3実施形態における検索数集計テーブル624は、検索キーワード毎の検索数を時間帯別だけで集計するものである。その上で、検索サーバー300は、HMD100から受信した時刻情報に応じた集計データDT3を、HMD100に送信する。この構成の情報検索システムによれば、検索キーワードの入力が容易であり、かつ使用者が入店している時間帯に見合った検索を容易にできることから、利便性に優れている。
D.変形例:
なお、この発明は第1〜第3実施形態およびそれらの変形例に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば、次のような変形も可能である。
なお、この発明は第1〜第3実施形態およびそれらの変形例に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば、次のような変形も可能である。
・変形例1:
各実施形態および変形例では、検索サーバー300が、検索数集計テーブル324から抽出したデータを集計データとして、HMD100に送信する構成であった。これに対して、変形例として、検索サーバー300が、検索数集計テーブル324から抽出したデータから、検索キーワード毎の検索数の順位を求めて、その順位が付された検索キーワードの一覧を、集計データとしてHMD100に送信する構成としてもよい。すなわち、各実施形態では、集計データから検索数の順位を求める構成をHMD側で行っていたのに対して、変形例では、検索サーバー300側で行い、求めた検索数の順位をHMD100に送信するようにする。この変形例によっても、各実施形態と同様に、利便性を向上することができる。
各実施形態および変形例では、検索サーバー300が、検索数集計テーブル324から抽出したデータを集計データとして、HMD100に送信する構成であった。これに対して、変形例として、検索サーバー300が、検索数集計テーブル324から抽出したデータから、検索キーワード毎の検索数の順位を求めて、その順位が付された検索キーワードの一覧を、集計データとしてHMD100に送信する構成としてもよい。すなわち、各実施形態では、集計データから検索数の順位を求める構成をHMD側で行っていたのに対して、変形例では、検索サーバー300側で行い、求めた検索数の順位をHMD100に送信するようにする。この変形例によっても、各実施形態と同様に、利便性を向上することができる。
・変形例2:
各実施形態および変形例におけるスクローリングリストLTは、図9に示した形態に限る必要はない。例えば、選択肢欄LT4を5つ以外の数としてもよいし、検索数順位が高い候補キーワードを一番上にし、順位に従って上から下に並べた構成としてもよい。また、必ずしも検索数順位が判る構成とする必要はなく、検索数順位が所定の順位までの候補キーワードを順位とは無関係に並べる構成としてもよい。
各実施形態および変形例におけるスクローリングリストLTは、図9に示した形態に限る必要はない。例えば、選択肢欄LT4を5つ以外の数としてもよいし、検索数順位が高い候補キーワードを一番上にし、順位に従って上から下に並べた構成としてもよい。また、必ずしも検索数順位が判る構成とする必要はなく、検索数順位が所定の順位までの候補キーワードを順位とは無関係に並べる構成としてもよい。
・変形例3:
各実施形態および変形例では、図7の商品情報検索処理を行う携帯型表示装置をHMDとした。これに対して、変形例として、商品情報検索処理を行うスマートフォンやタブレット型コンピュータ、ノート型コンピュータ、携帯型のゲーム機等を携帯型表示装置としてもよい。なお、本明細書では、「携帯」とは、身につけたり、手に持ったりすることを意味し、携帯型表示装置は、手に持つことのできる表示装置は勿論のこと、HMDのように身につける表示装置も含む。
各実施形態および変形例では、図7の商品情報検索処理を行う携帯型表示装置をHMDとした。これに対して、変形例として、商品情報検索処理を行うスマートフォンやタブレット型コンピュータ、ノート型コンピュータ、携帯型のゲーム機等を携帯型表示装置としてもよい。なお、本明細書では、「携帯」とは、身につけたり、手に持ったりすることを意味し、携帯型表示装置は、手に持つことのできる表示装置は勿論のこと、HMDのように身につける表示装置も含む。
・変形例4:
各実施形態および変形例では、頭部装着型表示装置100と検索サーバー300との間は、インターネットINTを介して通信可能な構成であったが、インターネットに限らず、LAN(Local Area Network)や専用線によるネットワークなど、限定的なものであってもよい。例えば、遊園地やアミューズメントパーク、空港などの特定のエリア内で、携帯型表示装置を用いてアトラクション等を検索する場合に本発明を採用することができる。通信は、有線または無線による通信とすることができる。
各実施形態および変形例では、頭部装着型表示装置100と検索サーバー300との間は、インターネットINTを介して通信可能な構成であったが、インターネットに限らず、LAN(Local Area Network)や専用線によるネットワークなど、限定的なものであってもよい。例えば、遊園地やアミューズメントパーク、空港などの特定のエリア内で、携帯型表示装置を用いてアトラクション等を検索する場合に本発明を採用することができる。通信は、有線または無線による通信とすることができる。
・変形例5:
各実施形態および変形例では、位置情報に基づく位置が含まれるエリアの下位概念を店舗とする構成であったが、これに換えて、位置情報に基づく位置が含まれるエリアを、国、州や県、都市、行政区などの地域、スタジアム、劇場、美術館、博物館、映画館、動物園、植物園、公園などの施設、等としてもよい。
各実施形態および変形例では、位置情報に基づく位置が含まれるエリアの下位概念を店舗とする構成であったが、これに換えて、位置情報に基づく位置が含まれるエリアを、国、州や県、都市、行政区などの地域、スタジアム、劇場、美術館、博物館、映画館、動物園、植物園、公園などの施設、等としてもよい。
・変形例6:
各実施形態および変形例では、携帯型表示装置の現在位置を示す位置情報を取得する手段は、GPS信号を受信する構成であったが、これに換えて、無線LANやBluetooth(登録商標)、iBeacon(登録商標)といった所定の無線通信によって通信可能か否かから位置情報を得る構成としてもよい。
各実施形態および変形例では、携帯型表示装置の現在位置を示す位置情報を取得する手段は、GPS信号を受信する構成であったが、これに換えて、無線LANやBluetooth(登録商標)、iBeacon(登録商標)といった所定の無線通信によって通信可能か否かから位置情報を得る構成としてもよい。
・変形例7:
各実施形態および変形例では、HMDから検索要求を受けて、検索部314(図4)によって商品検索が行われる毎に検索数集計テーブル324を更新する構成とした。これに対して、変形例として、手作業にて、検索キーワード毎の検索数を店舗別かつ時間帯別に予め調査し、その調査結果から検索数集計テーブルを予め作製しておく構成としてもよい。
各実施形態および変形例では、HMDから検索要求を受けて、検索部314(図4)によって商品検索が行われる毎に検索数集計テーブル324を更新する構成とした。これに対して、変形例として、手作業にて、検索キーワード毎の検索数を店舗別かつ時間帯別に予め調査し、その調査結果から検索数集計テーブルを予め作製しておく構成としてもよい。
・変形例8:
第1実施形態では、検索サーバー300が、位置情報と時刻情報とをHMD100から受信している。これに対して、変形例として、検索サーバーは、HMD100から位置情報を受信し、時刻情報については、位置情報を受信した時刻をクロックより計時することによって時刻情報を推定する構成としてもよい。この構成によっても、第1実施形態と同じ効果を奏することができる。
第1実施形態では、検索サーバー300が、位置情報と時刻情報とをHMD100から受信している。これに対して、変形例として、検索サーバーは、HMD100から位置情報を受信し、時刻情報については、位置情報を受信した時刻をクロックより計時することによって時刻情報を推定する構成としてもよい。この構成によっても、第1実施形態と同じ効果を奏することができる。
・変形例9:
各実施形態および変形例では、検索サーバー300は、検索結果として、商品データベース322の「説明」の項目322bに格納された説明文を送信する構成とした。これに対して、変形例として、検索結果として、音声や画像を送信する構成としてもよい。また、検索は商品検索に限る必要もなく、アミューズメントパークにおけるアトラクション、動物園における展示動物等、種々の検索に適用することができる。
各実施形態および変形例では、検索サーバー300は、検索結果として、商品データベース322の「説明」の項目322bに格納された説明文を送信する構成とした。これに対して、変形例として、検索結果として、音声や画像を送信する構成としてもよい。また、検索は商品検索に限る必要もなく、アミューズメントパークにおけるアトラクション、動物園における展示動物等、種々の検索に適用することができる。
・変形例10:
各実施形態および変形例では、検索数集計テーブルは、不特定多数のHMDによる検索数を集計したものとしたが、これに換えて、特定の携帯型表示装置(例えば、HMD)による検索数を集計したものとしてもよい。この構成によれば、個人の過去の検索に基づいて自分の趣向にあった候補キーワードの提示を受けること可能となる。
各実施形態および変形例では、検索数集計テーブルは、不特定多数のHMDによる検索数を集計したものとしたが、これに換えて、特定の携帯型表示装置(例えば、HMD)による検索数を集計したものとしてもよい。この構成によれば、個人の過去の検索に基づいて自分の趣向にあった候補キーワードの提示を受けること可能となる。
・その他の変形例:
上記実施形態では、ヘッドマウントディスプレイの構成について例示した。しかし、ヘッドマウントディスプレイの構成は、本発明の要旨を逸脱しない範囲において任意に定めることが可能であり、例えば、各構成部の追加・削除・変換等を行うことができる。
上記実施形態では、ヘッドマウントディスプレイの構成について例示した。しかし、ヘッドマウントディスプレイの構成は、本発明の要旨を逸脱しない範囲において任意に定めることが可能であり、例えば、各構成部の追加・削除・変換等を行うことができる。
上記実施形態における、制御部と、画像表示部とに対する構成要素の割り振りは、あくまで一例であり、種々の態様を採用可能である。例えば、以下のような態様としてもよい。(i)制御部にCPUやメモリー等の処理機能を搭載、画像表示部には表示機能のみを搭載する態様、(ii)制御部と画像表示部との両方にCPUやメモリー等の処理機能を搭載する態様、(iii)制御部と画像表示部とを一体化した態様(例えば、画像表示部に制御部が含まれ眼鏡型のウェアラブルコンピューターとして機能する態様)、(iv)制御部の代わりにスマートフォンや携帯型ゲーム機を使用する態様、(v)制御部と画像表示部とを無線通信かつワイヤレス給電可能な構成とすることにより接続部(コード)を廃した態様。
上記実施形態では、説明の便宜上、制御部が送信部を備え、画像表示部が受信部を備えるものとした。しかし、上記実施形態の送信部および受信部は、いずれも、双方向通信が可能な機能を備えており、送受信部として機能することができる。また、例えば、図2に示した制御部は、有線の信号伝送路を介して画像表示部と接続されているものとした。しかし、制御部と、画像表示部とは、無線LANや赤外線通信やBluetooth(登録商標)等の無線の信号伝送路を介した接続により接続されていてもよい。
例えば、上記実施形態で示した制御部、画像表示部の構成は任意に変更することができる。具体的には、例えば、制御部からタッチパッドを省略し、方向キーのみで操作する構成としてもよい。また、制御部に操作用スティック等の他の操作用インターフェイスを備えてもよい。また、制御部にはキーボードやマウス等のデバイスを接続可能な構成として、キーボードやマウスから入力を受け付けるものとしてもよい。また、例えば、タッチパッドや方向キーによる操作入力のほか、フットスイッチ(使用者の足により操作するスイッチ)による操作入力を取得してもよい。例えば、画像表示部に赤外線センサー等の視線検知部を設けた上で、使用者の視線を検知し、視線の動きに対応付けられたコマンドによる操作入力を取得してもよい。例えば、カメラを用いて使用者のジェスチャーを検知し、ジェスチャーに対応付けられたコマンドによる操作入力を取得してもよい。ジェスチャー検知の際は、使用者の指先や、使用者の手に付けられた指輪や、使用者の手にする医療器具等を動き検出のための目印にすることができる。フットスイッチや視線による操作入力を取得可能とすれば、使用者が手を離すことが困難である作業においても、入力情報取得部は、使用者からの操作入力を取得することができる。
図14は、変形例におけるHMDの外観の構成を示す説明図である。図14(A)の例の場合、画像表示部20xは、右光学像表示部26に代えて右光学像表示部26xを備え、左光学像表示部28に代えて左光学像表示部28xを備えている。右光学像表示部26xと左光学像表示部28xとは、上記実施形態の光学部材よりも小さく形成され、HMDの装着時における使用者の右眼および左眼の斜め上にそれぞれ配置されている。図14(B)の例の場合、画像表示部20yは、右光学像表示部26に代えて右光学像表示部26yを備え、左光学像表示部28に代えて左光学像表示部28yを備えている。右光学像表示部26yと左光学像表示部28yとは、上記実施形態の光学部材よりも小さく形成され、HMDの装着時における使用者の右眼および左眼の斜め下にそれぞれ配置されている。このように、光学像表示部は使用者の眼の近傍に配置されていれば足りる。また、光学像表示部を形成する光学部材の大きさも任意であり、光学像表示部が使用者の眼の一部分のみを覆う態様、換言すれば、光学像表示部が使用者の眼を完全に覆わない態様のHMDとして実現することもできる。
例えば、ヘッドマウントディスプレイは、両眼タイプの透過型ヘッドマウントディスプレイであるものとしたが、単眼タイプのヘッドマウントディスプレイとしてもよい。また、使用者がヘッドマウントディスプレイを装着した状態において外景の透過が遮断される非透過型ヘッドマウントディスプレイとして構成してもよい。
例えば、画像処理部、表示制御部、音声処理部等の機能部は、CPUがROMやハードディスクに格納されているコンピュータープログラムをRAMに展開して実行することにより実現されるものとして記載した。しかし、これら機能部は、当該機能を実現するために設計されたASIC(Application Specific Integrated Circuit:特定用途向け集積回路)を用いて構成されてもよい。
例えば、上記実施形態では、画像表示部を眼鏡のように装着するヘッドマウントディスプレイであるとしているが、画像表示部が通常の平面型ディスプレイ装置(液晶ディスプレイ装置、プラズマディスプレイ装置、有機ELディスプレイ装置等)であるとしてもよい。この場合にも、制御部と画像表示部との間の接続は、有線の信号伝送路を介した接続であってもよいし、無線の信号伝送路を介した接続であってもよい。このようにすれば、制御部を、通常の平面型ディスプレイ装置のリモコンとして利用することもできる。
また、画像表示部として、眼鏡のように装着する画像表示部に代えて、例えば帽子のように装着する画像表示部といった他の形状の画像表示部を採用してもよい。また、イヤホンは耳掛け型やヘッドバンド型を採用してもよく、省略してもよい。また、例えば、自動車や飛行機等の車両に搭載されるヘッドアップディスプレイ(HUD、Head-Up Display)として構成されてもよい。また、例えば、ヘルメット等の身体防護具に内蔵されたヘッドマウントディスプレイとして構成されてもよい。
例えば、上記実施形態では、表示駆動部は、バックライトと、バックライト制御部と、LCDと、LCD制御部と、投写光学系を用いて構成されるものとした。しかし、上記の態様はあくまで例示である。表示駆動部は、これらの構成部と共に、またはこれらの構成部に代えて、他の方式を実現するための構成部を備えていてもよい。例えば、表示駆動部は、有機EL(有機エレクトロルミネッセンス、Organic Electro-Luminescence)のディスプレイと、有機EL制御部と、投写光学系とを備える構成としてもよい。例えば、表示駆動部は、LCDに代えてDMD(デジタル・マイクロミラー・デバイス)等を用いることもできる。例えば、表示駆動部は、RGBの各色光を発生させるための色光源とリレーレンズを含む信号光変調部と、MEMSミラーを含む走査光学系と、これらを駆動する駆動制御回路と、を含むように構成されてもよい。このように、有機ELやDMDやMEMSミラーを用いても、「表示駆動部における射出領域」とは、表示駆動部から画像光が実際に射出される領域であることに変わりはなく、各デバイス(表示駆動部)における射出領域を上記実施形態と同様に制御することによって、上記実施形態と同様の効果を得ることができる。また、例えば、表示駆動部は、画素信号に応じた強度のレーザーを、使用者の網膜へ出射する1つ以上のレーザーを含むように構成されてもよい。この場合、「表示駆動部における射出領域」とは、表示駆動部から画像を表すレーザー光が実際に射出される領域を表す。レーザー(表示駆動部)におけるレーザー光の射出領域を上記実施形態と同様に制御することによって、上記実施形態と同様の効果を得ることができる。
本発明は、上述の実施形態や実施例、変形例に限られるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の構成で実現することができる。例えば、発明の概要の欄に記載した各形態中の技術的特徴に対応する実施形態、実施例、変形例中の技術的特徴は、上述の課題の一部または全部を解決するために、あるいは、上述の効果の一部または全部を達成するために、適宜、差し替えや組み合わせを行うことが可能である。また、その技術的特徴が本明細書中に必須なものとして説明されていなければ、適宜、削除することが可能である。
1…情報検索システム
10…制御部(コントローラー)
12…点灯部
14…タッチパッド
16…方向キー
17…決定キー
18…電源スイッチ
20…画像表示部
21…右保持部
22…右表示駆動部
23…左保持部
24…左表示駆動部
26…右光学像表示部
28…左光学像表示部
30…イヤホンプラグ
32…右イヤホン
34…左イヤホン
40…接続部
42…右コード
44…左コード
46…連結部材
48…本体コード
51…送信部
52…送信部
53…受信部
54…受信部
61…カメラ
62…マイク
66…9軸センサー
100…頭部装着型表示装置(HMD)
110…入力情報取得部
120…記憶部
130…電源
132…無線通信部
134…GPSモジュール
140…CPU
150…OS
160…画像処理部
162…表示制御部
164…商品情報検索処理部
164a…位置情報送信部
164b…候補キーワード表示制御部
164c…検索要求部
164d…検索結果表示部
170…音声処理部
180…インターフェイス
201…右バックライト制御部
202…左バックライト制御部
211…右LCD制御部
212…左LCD制御部
221…右バックライト
222…左バックライト
251…右投写光学系
252…左投写光学系
261…右導光板
262…左導光板
300…検索サーバー
310…CPU
312…候補キーワード送信部
314…検索部
320…記憶部
322…商品データベース
324…検索数集計テーブル
330…ROM
340…RAM
350…通信インターフェイス
524…検索数集計テーブル
624…検索数集計テーブル
CB…文字入力欄
DK…検索キーワード
DR…検索結果
DT…集計データ
DT2…集計データ
DT3…集計データ
LT…スクローリングリスト
LT1…第1の選択肢欄
LT2…第2の選択肢欄
LT3…第3の選択肢欄
LT4…第4の選択肢欄
LT5…第5の選択肢欄
10…制御部(コントローラー)
12…点灯部
14…タッチパッド
16…方向キー
17…決定キー
18…電源スイッチ
20…画像表示部
21…右保持部
22…右表示駆動部
23…左保持部
24…左表示駆動部
26…右光学像表示部
28…左光学像表示部
30…イヤホンプラグ
32…右イヤホン
34…左イヤホン
40…接続部
42…右コード
44…左コード
46…連結部材
48…本体コード
51…送信部
52…送信部
53…受信部
54…受信部
61…カメラ
62…マイク
66…9軸センサー
100…頭部装着型表示装置(HMD)
110…入力情報取得部
120…記憶部
130…電源
132…無線通信部
134…GPSモジュール
140…CPU
150…OS
160…画像処理部
162…表示制御部
164…商品情報検索処理部
164a…位置情報送信部
164b…候補キーワード表示制御部
164c…検索要求部
164d…検索結果表示部
170…音声処理部
180…インターフェイス
201…右バックライト制御部
202…左バックライト制御部
211…右LCD制御部
212…左LCD制御部
221…右バックライト
222…左バックライト
251…右投写光学系
252…左投写光学系
261…右導光板
262…左導光板
300…検索サーバー
310…CPU
312…候補キーワード送信部
314…検索部
320…記憶部
322…商品データベース
324…検索数集計テーブル
330…ROM
340…RAM
350…通信インターフェイス
524…検索数集計テーブル
624…検索数集計テーブル
CB…文字入力欄
DK…検索キーワード
DR…検索結果
DT…集計データ
DT2…集計データ
DT3…集計データ
LT…スクローリングリスト
LT1…第1の選択肢欄
LT2…第2の選択肢欄
LT3…第3の選択肢欄
LT4…第4の選択肢欄
LT5…第5の選択肢欄
Claims (14)
- 表示部を備えると共に、検索対象となる情報を記憶した記憶部を備える検索サーバーと通信可能な携帯型表示装置であって、
当該携帯型表示装置の現在位置を示す位置情報を取得し、前記位置情報を前記検索サーバーに送信する位置情報送信部と、
前記位置情報送信部から送信された位置情報に基づいて取得された、前記位置情報に基づく位置が含まれるエリアに関連した候補キーワードの集合を、前記検索サーバーから受信し、前記候補キーワードの集合の少なくとも一部を、使用者によって選択可能な選択肢として前記表示部に表示させる候補キーワード表示制御部と、
前記表示された選択肢から前記使用者によって選択された前記選択肢を検索キーワードとする検索を、前記検索サーバーに対して要求する検索要求部と、
前記検索サーバーにおいて、前記検索要求部からの検索の要求に従い、前記検索キーワードに基づいて前記記憶部を検索して得られた検索結果を受信し、前記検索結果を表示する検索結果表示部と、
を備える携帯型表示装置。 - 請求項1に記載の携帯型表示装置であって、
前記候補キーワード表示制御部は、
前記候補キーワードの集合とともに、前記候補キーワードのそれぞれに対応付けられた検索数、または前記検索数から定まる前記候補キーワード毎の検索数順位を受信し、前記受信された検索数または検索数順位に基づいて、前記候補キーワード表示制御部によって表示される各候補キーワードの表示の態様を変更する、携帯型表示装置。 - 請求項1または請求項2に記載の携帯型表示装置であって、
前記位置情報送信部は、
前記位置情報に加えて現在の時刻を示す時刻情報を前記検索サーバーに送信し、
前記候補キーワード表示制御部は、
前記候補キーワードの集合として、前記位置情報に加えて前記時刻情報に基づいて取得された、前記エリアと前記時刻情報に基づく時刻が含まれる時間帯とに関連した候補キーワードの集合を受信する、携帯型表示装置。 - 表示部を備えると共に、検索対象となる情報を記憶した記憶部を備える検索サーバーと通信可能な携帯型表示装置であって、
現在の時刻を示す時刻情報を前記検索サーバーに送信する時刻情報送信部と、
前記時刻情報送信部から送信された時刻情報に基づいて取得された、前記時刻情報に基づく時刻が含まれる時間帯に関連した候補キーワードの集合を、前記検索サーバーから受信し、前記候補キーワードの集合の少なくとも一部を、使用者によって選択可能な選択肢として前記表示部に表示させる候補キーワード表示制御部と、
前記表示された選択肢から前記使用者によって選択された前記選択肢を検索キーワードとする検索を、前記検索サーバーに対して要求する検索要求部と、
前記検索サーバーにおいて、前記検索要求部からの検索の要求に従い、前記検索キーワードに基づいて前記記憶部を検索して得られた検索結果を受信し、前記検索結果を表示する検索結果表示部と、
を備える携帯型表示装置。 - 請求項4に記載の携帯型表示装置であって、
候補キーワード表示制御部は、
前記候補キーワードの集合とともに、前記候補キーワードのそれぞれに対応付けられた検索数、または前記検索数から定まる前記候補キーワード毎の検索数順位を受信し、前記受信された検索数または検索数順位に基づいて、前記候補キーワード表示制御部によって表示される各候補キーワードの表示の態様を変更する、携帯型表示装置。 - 外景を視認可能な頭部装着型表示装置である、請求項1から請求項5までのいずれか一項に記載の携帯型表示装置。
- 検索対象となる情報を記憶した記憶部を備えると共に、通信手段を有する携帯型表示装置との間で通信可能に構成された検索サーバーであって、
前記携帯型表示装置の現在位置を示す位置情報を前記携帯型表示装置から受信し、前記位置情報に基づいて、前記位置情報に基づく位置が含まれるエリアに関連した候補キーワードの集合を生成し、前記候補キーワードの集合を前記携帯型表示装置に送信する候補キーワード送信部と、
前記携帯型表示装置から、前記候補キーワードの中から選択されたキーワードを検索キーワードとする検索の要求を受け、前記検索の要求に従い、前記検索キーワードに基づいて前記記憶部を検索し、検索結果を前記携帯型表示装置に送信する検索部と、
を備える検索サーバー。 - 請求項7に記載の検索サーバーであって、
複数の前記候補キーワードと、前記候補キーワードのそれぞれに対応付けられた前記エリア別の検索数と、を含む検索数集計テーブルを前記記憶部に用意し、前記携帯型表示装置からの検索の要求に従って、前記検索数集計テーブルを更新する検索数集計テーブル更新部を備え、
前記候補キーワード送信部は、
前記受信された位置情報から定まる前記エリアについての前記候補キーワード毎の検索数を前記検索数集計テーブルから取り出し、前記候補キーワード毎の検索数、または前記検索数から定まる前記候補キーワード毎の検索数順位を、前記候補キーワードの集合と共に前記携帯型表示装置に送信する、検索サーバー。 - 請求項7または請求項8に記載の検索サーバーであって、
前記候補キーワード送信部は、
前記位置情報に加えて現在の時刻を示す時刻情報を、前記携帯型表示装置から受信し、
前記候補キーワードの集合として、前記エリアと前記時刻情報に基づく時刻が含まれる時間帯とに関連した候補キーワードの集合を生成する、検索サーバー。 - 検索対象となる情報を記憶した記憶部を備えると共に、通信手段を有する携帯型表示装置との間で通信可能に構成された検索サーバーであって、
時刻情報を前記携帯型表示装置から受信し、前記時刻情報に基づいて、前記時刻情報に基づく時刻が含まれる時間帯に関連した候補キーワードの集合を生成し、前記候補キーワードの集合を前記携帯型表示装置に送信する候補キーワード送信部と、
前記携帯型表示装置から、前記候補キーワードの中から選択されたキーワードを検索キーワードとする検索の要求を受け、前記検索の要求に従い、前記検索キーワードに基づいて前記記憶部を検索し、検索結果を前記携帯型表示装置に送信する検索部と、
を備える検索サーバー。 - 請求項10に記載の検索サーバーであって、
複数の前記候補キーワードと、前記候補キーワードのそれぞれに対応付けられた前記時間帯別の検索数と、を含む検索数集計テーブルを前記記憶部に用意し、前記携帯型表示装置からの検索の要求に従って、前記検索数集計テーブルを更新する検索数集計テーブル更新部を備え、
前記候補キーワード送信部は、
前記受信された時刻情報から定まる前記時間帯についての前記候補キーワード毎の検索数を前記検索数集計テーブルから取り出し、前記候補キーワード毎の検索数、または前記検索数から定まる前記候補キーワード毎の検索数順位を、前記候補キーワードの集合と共に前記携帯型表示装置に送信する、検索サーバー。 - 表示部を備えると共に、検索対象となる情報を記憶した記憶部を備える検索サーバーと通信可能な携帯型表示装置の制御方法であって、
前記携帯型表示装置の現在位置を示す位置情報を取得し、前記位置情報を前記検索サーバーに送信する位置情報送信工程と、
前記位置情報送信工程から送信された位置情報に基づいて取得された、前記位置情報に基づく位置が含まれるエリアに関連した候補キーワードの集合を、前記検索サーバーから受信し、前記候補キーワードの集合の少なくとも一部を、使用者によって選択可能な選択肢として前記表示部に表示させる候補キーワード表示制御工程と、
前記表示された選択肢から前記使用者によって選択された前記選択肢を検索キーワードとする検索を、前記検索サーバーに対して要求する検索要求工程と、
前記検索サーバーにおいて、前記検索要求工程からの検索の要求に従い、前記検索キーワードに基づいて前記記憶部を検索して得られた検索結果を受信し、前記検索結果を表示する検索結果表示工程と、
を備える携帯型表示装置の制御方法。 - 請求項12に記載の携帯型表示装置の制御方法であって、
前記位置情報送信工程は、
前記位置情報に加えて現在の時刻を示す時刻情報を前記検索サーバーに送信し、
前記候補キーワード表示制御工程は、
前記候補キーワードの集合として、前記位置情報に加えて前記時刻情報に基づいて取得された、前エリアと前記時刻情報に基づく時刻が含まれる時間帯とに関連した候補キーワードの集合を受信する、携帯型表示装置の制御方法。 - 表示部を備えると共に、検索対象となる情報を記憶した記憶部を備える検索サーバーと通信可能な携帯型表示装置の制御方法であって、
現在の時刻を示す時刻情報を前記検索サーバーに送信する時刻情報送信工程と、
前記時刻情報送信工程から送信された時刻情報に基づいて取得された、前記時刻情報に基づく時刻が含まれる時間帯に関連した候補キーワードの集合を、前記検索サーバーから受信し、前記候補キーワードの集合の少なくとも一部を、使用者によって選択可能な選択肢として前記表示部に表示させる候補キーワード表示制御工程と、
前記表示された選択肢から前記使用者によって選択された前記選択肢を検索キーワードとする検索を、前記検索サーバーに対して要求する検索要求工程と、
前記検索サーバーにおいて、前記検索要求工程からの検索の要求に従い、前記検索キーワードに基づいて前記記憶部を検索して得られた検索結果を受信し、前記検索結果を表示する検索結果表示工程と、
を備える携帯型表示装置の制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015205481A JP2017078894A (ja) | 2015-10-19 | 2015-10-19 | 携帯型表示装置、検索サーバー、および携帯型表示装置の制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2015205481A JP2017078894A (ja) | 2015-10-19 | 2015-10-19 | 携帯型表示装置、検索サーバー、および携帯型表示装置の制御方法 |
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ID=58666993
Family Applications (1)
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JP2015205481A Pending JP2017078894A (ja) | 2015-10-19 | 2015-10-19 | 携帯型表示装置、検索サーバー、および携帯型表示装置の制御方法 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2017078894A (ja) |
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2015
- 2015-10-19 JP JP2015205481A patent/JP2017078894A/ja active Pending
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