JP2017068450A - 作業実績評価装置および自己位置測位装置 - Google Patents

作業実績評価装置および自己位置測位装置 Download PDF

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Abstract

【課題】原子力施設等における、作業者の位置を測位し、その軌跡および時間から作業者の作業実績を収集する作業実績評価装置及び自己位置測位装置を提供する。【解決手段】作業実績評価装置100は、固定座標信号送出装置102と、移動可能な自己位置測位装置101とを有する。固定座標信号送出装置102は固定座標信号を所定領域に向けて発する。自己位置測位装置101は、固定座標信号を無線で受信する移動受信部13と、加速度センサ11と、ジャイロセンサ12と、移動クロック16と、加速度センサ11およびジャイロセンサ12の出力に基づいて測定座標値を算出するとともに、固定座標信号によって得られた座標値によって測定座標値を補正し、補正座標値を算出する座標値算出部14と、補正座標値を日時とともに記録する移動メモリ15と、を備える。【選択図】図1

Description

この発明は、作業実績評価装置およびそれに利用可能な自己位置測位装置に関する。
原子力発電プラントなどの屋内で作業者の位置を測位しその場所に応じた情報を配信するシステムとして、特許文献1の技術が知られている。また、屋内で人の歩行実績を記録する装置として、特許文献2の技術が知られている。また、人の歩行実績を表示するプログラムとして、特許文献3の技術が知られている。
特開平11−88935号公報 特許第4845068号公報 特許第4408054号公報
作業実績の収集は、紙やタブレット端末のチェックシートにて作業のチェックポイントごとに作業完了確認チェック(作業完了日時・作業者名の記入)を行うのが一般的である。収集する作業実績の精度を高める場合、チェックポイントおよび作業管理確認チェックを増やす必要があり、作業の効率が低下する。監視カメラで作業風景を記録し、その映像および時間から作業実績を導き出す手法では、映像データ量が膨大となる上、映像データの解析装置やカメラの設置に莫大なコストがかかる。
特許文献1の技術では、携帯電話等の電波を使用し作業者の位置を測位する。また、特許文献2の技術では、自蔵センサとGPS(Global Positioning System)や無線タグシステムなどを組み合わせて測位する。しかし、原子力発電所内では、電波を発する機器の利用が厳しく制限されており、RFID(radio frequency identifier)のみならず無線LAN(local area network)、携帯電話等も使用することができない場合が多い。これは、電波を発する機器がプラント計装や放射線測定器など様々な機器・計測器に対して影響を及ぼし、誤動作する可能性があると考えられているためである。
また、同じく特許文献2は地磁気方位センサにて方位を特定しているが、発電所は重厚な鉄筋コンクリートで囲われ、内部には鋼鉄製の設備が多数あるため、地磁気方位センサでは正確な方位を特定することができない場合が多い。
本発明の実施形態は、例えば電波を発する機器の利用が制限される原子力施設等を含む様々な施設等において、作業者の位置を測位し、その軌跡および時間から作業者の作業実績を収集することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の実施形態に係る作業実績評価装置は、固定位置に設置された固定座標信号送出装置であって、前記固定位置の座標値を知らせる固定座標信号を当該固定座標信号送出装置の近傍の所定領域に向けて発する固定座標信号送出装置と、移動可能な自己位置測位装置と、前記所定領域の外の固定位置に配置されたコンピュータと、を有する作業実績評価装置であって、前記自己位置測位装置は、前記固定座標信号を受信する移動受信部と、当該自己位置測位装置の少なくとも2次元的な加速度を検出する加速度センサと、当該自己位置測位装置の少なくとも2次元的な姿勢を検出するジャイロセンサと、移動クロックと、前記加速度センサおよび前記ジャイロセンサの出力に基づいて当該自己位置測位装置の測定座標値を算出するとともに、前記固定座標信号によって得られた当該自己位置測位装置の座標値によって、前記加速度センサおよび前記ジャイロセンサの出力に基づいて得られた当該自己位置測位装置の前記測定座標値を補正し、当該自己位置測位装置の補正座標値を算出する座標値算出部と、前記座標値算出部によって得られた当該自己位置測位装置の前記補正座標値を前記移動クロックによって測定された日時とともに記録する移動メモリと、を備え、前記コンピュータは、前記移動メモリに記録された日時と前記自己位置測位装置の前記補正座標値との関係を示すデータを読み込んで記録するコンピュータメモリと、前記コンピュータメモリに記録された日時と前記自己位置測位装置の前記補正座標値との関係を示すデータを表示するように処理するコンピュータデータ処理部と、前記コンピュータデータ処理部で処理された結果により日時と前記自己位置測位装置の前記補正座標値との関係を表示するディスプレイ装置と、を備えること、を特徴とする。
また、本発明の実施形態に係る自己位置測位装置は、固定位置に設置されてその固定位置の座標値を知らせる固定座標信号を近傍の所定領域に向けて発する固定座標信号送出装置の近傍の前記所定領域の内外を移動可能な自己位置測位装置であって、前記固定座標信号を受信する移動受信部と、当該自己位置測位装置の少なくとも2次元的な加速度を検出する加速度センサと、当該自己位置測位装置の少なくとも2次元的な姿勢を検出するジャイロセンサと、移動クロックと、前記加速度センサおよび前記ジャイロセンサの出力に基づいて当該自己位置測位装置の測定座標値を算出するとともに、前記固定座標信号によって得られた当該自己位置測位装置の座標値によって、前記加速度センサおよび前記ジャイロセンサの出力に基づいて得られた当該自己位置測位装置の前記測定座標値を補正し、当該自己位置測位装置の補正座標値を算出する座標値算出部と、前記座標値算出部によって得られた当該自己位置測位装置の前記補正座標値を前記移動クロックによって測定された日時とともに記録する移動メモリと、を備えること特徴とする。
本発明の実施形態によれば、作業者の位置を測位し、その軌跡および時間から作業者の作業実績を収集することができる。
本発明の第1の実施形態に係る作業実績評価装置の構成を示すブロック図。 図1の固定座標信号送出装置の具体的構成を示すブロック図。 図1の作業完了信号送出装置の具体的構成を示すブロック図。 図1のコンピュータの具体的構成を示すブロック図。 第1の実施形態における自己位置測位装置および固定座標信号送出装置等の配置例を示す透視図。 第1の実施形態における固定座標信号送出装置等の配置例を示す平面図。 図6の各固定座標信号送出装置の3次元座標IDおよび3次元座標値の例を示す表。 第1の実施形態における、加速度センサとジャイロセンサによる、自己位置測位装置の移動に伴う座標値の算出手順を示すフロー図。 図8の自己位置測位装置の移動に伴う座標値の算出手順によって得られる座標値の変化の例を示す表。 図9の座標値の変化の例をX−Y座標上で示す図。 第1の実施形態において、作業者が自己位置測位装置を携帯して固定座標信号送出装置および作業完了信号送出装置の近傍を通過しながら所定の作業を行った後に、自己位置測位装置の移動メモリ内に格納されたデータに基づいて、作業者の移動経路をディスプレイ装置に2次元的に表示した例を示す図。 第1の実施形態において作業場所でない場所の固定座標信号送出装置の固定位置メモリ内に格納された作業場所ID、工事名称ID、工事名称の対応を示すデータの例を示す図。 第1の実施形態において作業場所の固定座標信号送出装置の固定位置メモリ内に格納された作業場所ID、工事名称ID、工事名称の対応を示すデータの例を示す図。 第1の実施形態において、移動メモリ内に格納された工事名称IDと作業場所IDの対応を示すデータの例を示す図であって、当該移動メモリを含む自己位置測位装置を携帯して移動する作業者がその日に作業する予定の工事名称IDと作業場所IDの対応を示すデータの例を示す図。 第1の実施形態において、コンピュータメモリ内に格納された工事名称ID、作業ステップID、作業名称の対応を示すデータの例を示す図。 第1の実施形態において、作業者が自己位置測位装置を携帯して固定座標信号送出装置および作業完了信号送出装置の近傍を通過しながら所定の作業を行った後に自己位置測位装置の移動メモリ内に格納されるデータの例を示す図。 第1の実施形態において、作業者が自己位置測位装置を携帯して固定座標信号送出装置および作業完了信号送出装置の近傍を通過しながら所定の作業を行う場合の手順を示すフロー図。 図17の各工程で自己位置測位装置が固定座標信号送出装置からの信号を受信してから行う処理の手順を示すサブフロー図。 第1の実施形態において、作業者が自己位置測位装置を携帯して固定座標信号送出装置および作業完了信号送出装置の近傍を通過しながら所定の作業を行った後に自己位置測位装置の移動メモリ内に格納されたデータに基づいて、コンピュータにより、作業者の行った作業ごとの開始日時と終了日時を編集する手順を示すフロー図。 図19の編集の結果として作業者の行った作業ごとの開始日時と終了日時をディスプレイ装置に表示した例を示す図。 第1の実施形態において、複数の作業場所で作業を行う作業者の作業実績を収集する場合を説明するためのそれら作業場所付近を示す平面図。 第1の実施形態において、計画歩行動線と歩行実績データをディスプレイ装置に表示する場合の手順を示すフロー図。 図22の手順によって計画歩行動線と歩行実績データをディスプレイ装置に2次元的に表示した例を示す図。 第1の実施形態において、自己位置測位装置が移動する領域のレイアウト情報を用いて自己位置測位装置の座標値を補正する手順を説明するための、レイアウトの部分平面図。 図24のXXV部を拡大して示す平面図。 第1の実施形態において、自己位置測位装置が移動する領域のレイアウト情報を用いて自己位置測位装置の座標値を補正する手順を示すフロー図。 第1の実施形態において、自己位置測位装置が移動する領域の中で正確な地磁気が取得できる場所の例を示す平面図。 第1の実施形態において、正確な地磁気が取得できる場所で地磁気センサを用いた自己位置測位装置の方位を取得する手順を示すフロー図。 図28の手順で得られる作業者方位と地磁気方位等のデータの例を示す図。 本発明の第2の実施形態に係る作業実績評価装置の計測器の構成を示すブロック図。 図30の計測器を含む作業実績評価装置を用いた計測の手順の例を示すフロー図。 図30の計測器の計測器メモリに記録されるデータの例を示す図。 図32のデータと移動メモリに記録されるデータに基づいて得られる、日時と座標値と計測器の計測値との相互関係のデータの例を示す図。
以下、本発明に係る作業実績評価装置の実施形態について、図面を参照しながら説明する。ここで、互いに同一または類似の部分には共通の符号を付して、重複説明は省略する。
[第1の実施形態]
(構成)
図1は、本発明の第1の実施形態に係る作業実績評価装置100の構成を示すブロック図である。図2は、図1の固定座標信号送出装置102の具体的構成を示すブロック図である。図3は、図1の作業完了信号送出装置104の具体的構成を示すブロック図である。図4は、図1のコンピュータ105の具体的構成を示すブロック図である。
図5は、第1の実施形態における自己位置測位装置101および固定座標信号送出装置102等の配置例を示す透視図である。図6は、第1の実施形態における固定座標信号送出装置102等の配置例を示す平面図である。図7は、図6の各固定座標信号送出装置102の3次元座標IDおよび3次元座標値の例を示す表である。
図1に示すように、この実施形態の作業実績評価装置100は、自己位置測位装置101と、複数の固定座標信号送出装置102と、複数の作業完了信号送出装置104と、コンピュータ105とを備えている。図1では固定座標信号送出装置102と作業完了信号送出装置104をそれぞれ2個示しているが、これらの個数は2個に限らない。
この作業実績評価装置100は、たとえば、原子力発電所の原子炉建屋内等の原子力施設における、作業者70の位置を測位し作業実績を収集するものである。コンピュータ105は、原子力発電所内の事務所200内に固定設置されている。原子力発電所内で事務所200の外に複数の作業場所が配置されている。作業者70は、自己位置測位装置101を装着(携帯)して、たとえば事務所200から出発した後に、通路111を通り、複数の作業場所の近くを歩行し、作業場所で作業を行い、その後に自己位置測位装置101を身に付けたままで事務所200に戻る。
図5および図6に示すように、作業者70が通過する通路111および作業場所の近傍に複数の固定座標信号送出装置102が配置されている。図6で、固定座標信号送出装置102の位置と姿勢を黒塗り星印★で示す。作業場所の近傍に作業完了信号送出装置104が配置されている。
図1に示すように、自己位置測位装置101は、加速度センサ11、ジャイロセンサ12、受光部(移動受信部)13、座標値算出部14、移動メモリ15、移動クロック16、地磁気センサ17、気圧センサ18、光信号復元部19を備えている。ここで、加速度センサ11は3軸加速度センサであり、ジャイロセンサ12は3軸ジャイロセンサであり、座標値算出部14は、3次元の座標値を算出するものである。ただし、平面的な移動のみを想定する場合は、加速度センサ11は2軸加速度センサでよく、ジャイロセンサ12は2軸ジャイロセンサでよく、座標値算出部14は2次元の座標値を算出するものであってよい。
図2に示すように、固定座標信号送出装置102は、固定位置発光部21、光信号変換部22、固定位置メモリ23を備えている。図3に示すように、作業完了信号送出装置104は、作業完了発光部41を備えている。図4に示すように、コンピュータ105は、コンピュータメモリ51、コンピュータデータ処理部52、ディスプレイ装置53、計画・実績データ比較部54、計画データ入力部55、レイアウト入力部56を備えている。
固定位置発光部21および作業完了発光部41は、たとえばLEDを用いたものであり、常時、光点滅による光信号を発信している。受光部13はこれらのLEDによる光信号を受信するものである。
複数の固定座標信号送出装置102のそれぞれの固定位置メモリ23には、図7に示すように、それぞれの3次元座標IDと3次元座標値が記録されている。固定位置メモリ23から得られた信号が、光信号変換部22によって電気信号から光点滅信号に変換される。そして、固定位置発光部21から、その座標値を表す光点滅信号が、それぞれの固定位置発光部21の近傍の所定領域に向けて発せられている。
(加速度センサとジャイロセンサに基づく座標値算出)
はじめに、加速度センサ11とジャイロセンサ12とを用いて、座標値算出部14により自己位置測位装置101の移動先の座標値を求める方法について説明する。
図8は、第1の実施形態における、加速度センサ11とジャイロセンサ12による、自己位置測位装置101の移動に伴う座標値の算出手順を示すフロー図である。図9は、図8の自己位置測位装置101の移動に伴う座標値の算出手順によって得られる座標値の変化の例を示す表である。図10は、図9の座標値の変化の例をX−Y座標上で示す図である。
作業者70が自己位置測位装置101を装着して原子力施設内を歩行する場合を想定している。まず、日時(時刻)をdt=dt0として、自己位置測位装置101の座標値の初期化を行う(ステップS1)。つぎに、移動距離mと座標値pとの変換定数tを入力する(ステップS2)。つぎに、歩行動作として、日時をdt+1に進める(ステップS3)。このとき、加速度センサ11によって自己位置測位装置101の移動距離mを検出する(ステップS4)とともに、ジャイロセンサ12によって3次元方向X,Y,Zを検出する(ステップS5)。
つぎに、自己位置測位装置101の単位時間ごとの3次元の方向X,Y,Zと移動距離mを記録する(ステップS6)。
つぎに、移動先の3次元絶対座標値を次の式によって算出する(ステップS7)。
Px(dt+1)=Px(dt)+m*X
Py(dt+1)=Py(dt)+m*Y
Pz(dt+1)=Pz(dt)+m*Z
上記ステップS3〜S7を、自己位置測位装置101が停止するまで継続し(ステップS8 No)、自己位置測位装置101が停止したらこの計算を停止する(ステップS8 Yes)。
このような手順で得られた日時dt0,dt1,・・・,dt4における方向X,Y,Zと3次元絶対座標値Pの例を図9に示す。ただし、ここでは、移動距離と座標値Pの変換定数tを1とする。このようにして得られた図9のデータは、移動メモリ15に保存される。図9のデータをX−Y平面に示すと、図10のように表すことができる。
(固定座標信号を用いた座標の補正)
つぎに、加速度センサ11とジャイロセンサ12とを用いて算出された自己位置測位装置101の移動先の座標値を、固定座標信号送出装置102から送られる信号に基づいて補正する方法について説明する。
加速度センサ11とジャイロセンサ12とを用いた移動距離と作業者70の実際の移動距離には誤差があり、時間とともに誤差が蓄積されていく。また、作業者70が直線上を歩行する場合は、誤差は比較的小さいが、角を曲がる場合などは振動等の影響を受け、ジャイロセンサ12が誤検出するため、方向の誤差が生じやすい。
このような、誤差が生じやすい場所に、前述のように、複数の固定座標信号送出装置102を設置する。
固定座標信号送出装置102の固定位置発光部21および作業完了信号送出装置104の作業完了発光部41からは、常時、点滅光が発光されている。自己位置測位装置101が固定座標信号送出装置102または作業完了信号送出装置104の近傍に移動した際に、固定位置発光部21または作業完了信号送出装置104から発せられた点滅光を自己位置測位装置101の受光部13が受光すると、その時に自己位置測位装置101が当該固定座標信号送出装置102または作業完了信号送出装置104の近傍の所定領域内にあることがわかる。
より具体的には、自己位置測位装置101の受光部13で受信した信号を、光信号復元部19で3次元座標ID情報に復元し、その後、座標値算出部14に送る。そして、加速度センサ11とジャイロセンサ12とで検出した移動距離から算出された3次元絶対座標値に、上書きする。このように上書きされた補正3次元絶対座標値が、移動クロック16から得られる日時の情報とともに移動メモリ15に記録される。
作業者70は、自己位置測位装置101を携帯して、複数の作業場所の近くを歩行し、作業場所で作業を行った後に、移動メモリ15を事務所200内に持ち込み、そこでこの移動メモリ15内のデータをコンピュータメモリ51に読み込ませる。
その後、得られたデータの処理を、コンピュータデータ処理部52によって行う。これにより、ディスプレイ装置53に、自己位置測位装置101の移動実績を日時ごとの座標値として表示することができる。この場合に、X−Y平面に軌跡を示したり、3次元的な軌跡として示したりすることもできる。
(気圧センサによる補正)
上記構成において、気圧センサ18によって得られる単位時間ごとの気圧測定値により、気圧が高くなれば階段等を利用した上階への移動動作、気圧が低くなれば下階への移動動作をより正確に判別できる。したがって、気圧センサ18の出力に基づいて自己位置測位装置101高さ方向の座標値を補正することができる。
(作業時間の算出)
つぎに、作業者70の作業時間を算出する方法について説明する。
図11は、第1の実施形態において、作業者70が自己位置測位装置101を携帯して固定座標信号送出装置102および作業完了信号送出装置104の近傍を通過しながら所定の作業を行った後に、自己位置測位装置101の移動メモリ15内に格納されたデータに基づいて、作業者70の移動経路をディスプレイ装置53に2次元的に表示した例を示す図である。図11において、黒矢印は作業者70の単位時間ごとの実績歩行動線、黒星印は固定座標信号送出装置102の位置、+印は固定座標信号送出装置102および作業完了信号送出装置104の位置を表している。+印は作業場所Aの位置も示している。
図12は、作業場所でない場所の固定座標信号送出装置102の固定位置メモリ23内に格納された作業場所ID、工事名称ID、工事名称の対応を示すデータの例を示す図である。
図13は、作業場所の固定座標信号送出装置102の固定位置メモリ23内に格納された作業場所ID、工事名称ID、工事名称の対応を示すデータの例を示す図である。図14は、移動メモリ15内に格納された工事名称IDと作業場所IDの対応を示すデータの例を示す図であって、当該移動メモリ15を含む自己位置測位装置101を携帯して移動する作業者70がその日に作業する予定の工事名称IDと作業場所IDの対応を示すデータの例を示す図である。図15は、コンピュータメモリ51内に格納された工事名称ID、作業ステップID、作業名称の対応を示すデータの例を示す図である。
図16は、第1の実施形態において、作業者70が自己位置測位装置101を携帯して固定座標信号送出装置102および作業完了信号送出装置104の近傍を通過しながら所定の作業を行った後に自己位置測位装置101の移動メモリ15内に格納されるデータの例を示す図である。
図17は、第1の実施形態において、作業者70が自己位置測位装置101を携帯して固定座標信号送出装置102および作業完了信号送出装置104の近傍を通過しながら所定の作業を行う場合の手順を示すフロー図である。
図18は、図17の各工程で自己位置測位装置101が固定座標信号送出装置102からの信号を受信してから行う処理の手順を示すサブフロー図である。
図11に示す作業場所Aに、作業手順や作業ステップを記載した書類や、作業の進捗管理のチェックシートなどが設置されている。また、作業場所Aに、固定座標信号送出装置102が設置されている。固定座標信号送出装置102の固定位置メモリ23には、図12に示すように、その場所の作業場所IDと、工事名称IDと、工事名称があらかじめ記録されている。
作業者70が通る経路111の近くには複数の固定座標信号送出装置102が配置されており、作業場所でない場所に配置された固定座標信号送出装置102もある。そのような固定座標信号送出装置102の固定位置メモリ23には、図13に示すように、その場所の作業場所IDが記録されているが、工事名称IDと工事名称についての有意なデータがなく、たとえば、有意なデータがないことを表すデータとして「ZZZ」というデータが記録されている。
作業者70が固定座標信号送出装置102の近傍で作業する時またはその近傍を通過するときに、その固定座標信号送出装置102の固定位置発光部21から固定位置メモリ23内のデータが受光部13に送られる。
作業場所Aには、チェックシートとともに作業完了信号送出装置104を設置しておく。この作業完了信号送出装置104の作業完了発光部41は、作業者70が意識して自己位置測位装置101を近づけなければ信号を受信できないよう出力を弱くしておくことで誤って信号を受信することを防止する。
作業者70が携帯する自己位置測位装置101の移動メモリ15には、図14に示すように、当日その作業者70が行う予定の作業の工事名称IDと作業場所IDが記録されている。
作業者70は、この作業場所Aでの作業開始前に作業手順の確認を行う。このとき、固定座標信号送出装置102によって、作業者70が身に着けている自己位置測位装置101の移動メモリ15に、日時、3次元座標値、補正ID情報、工事名称IDが記録される。
この際、工事名称IDについては、固定座標信号送出装置102の固定位置メモリ23に記録されている工事名称IDと、自己位置測位装置101の移動メモリ15に記録されている当日の工事予定・作業場所情報を照合し、一致すれば、その工事名称IDを、一致しない場合は移動時間を表す「ZZZ」を移動メモリ15に記録する。作業中は自己位置測位装置101によって作業者70の歩行実績が記録される。
作業者70は、作業ステップ完了確認のサインを行う際に自己位置測位装置101を作業完了信号送出装置104にかざす。これにより、作業完了信号送出装置104からの信号を自己位置測位装置101の受光部13で受光するとともに、移動メモリ15に記録されている歩行実績データのステップフラグに「1」というデータが登録される(図16)。
前述のように、このとき作業者70が身に着けている自己位置測位装置101に記録されている歩行実績データには既に誤差が蓄積されているが、作業場所Aに設置されている固定座標信号送出装置102によって3次元座標値が上書きされ、日時、3次元座標値、補正ID情報、工事名称IDが移動メモリ15に記録される。作業場所の出入り口に固定座標信号送出装置102があらかじめ設置されており、具体的作業を伴わない単なる移動時間を表す「ZZZ」というIDのみ登録されている。このような出入口に設置された固定座標信号送出装置102を通過し作業場所から退出し、再び固定座標信号送出装置102を通過し作業場所に戻るまでの間は移動時間である。
工事名称IDには、たとえばあらかじめ「ZZZ」という移動時間を表すIDが移動メモリ15に記録される。移動時間は事務所−現場間の移動や、作業の途中に工具を取りに行ったりする無駄な時間であり、工程短縮のためにこの時間の削減を検討するために、実績作業時間と区別する。
つぎに、図17に沿って、動作の流れを説明する。
はじめに、作業者70が出入口から作業場所Aへ移動する(ステップS21)。次に、後述するサブルーチンSub1を行う(ステップS22)。これにより、図16のNO.1〜4の工事名称IDには「ZZZ」が登録され、NO.3の補正ID情報には「011」が登録される。
次に、作業者70が、作業開始時に、作業場所Aで作業手順の確認を行う(ステップS23)。次に、再度、サブルーチンSub1を行う(ステップS24)。これにより、図16のNO.5の補正ID情報には「101」が登録され、工事名称IDには「AAA」が登録される。
つぎに、作業者70が、AAA工事のBBB作業を実施する(ステップS25)。
つぎに、作業者70が、作業場所AでBBB作業の完了チェックを行う(ステップS26)。次に、再度、サブルーチンSub1を行う(ステップS27)。これにより、図16のNO.6の補正ID情報には「101」が登録され、工事名称IDには「AAA」が登録され、ステップフラグには「1」が登録される。
つぎに、作業者70が、AAA工事のCCC作業を実施する(ステップS28)。
つぎに、作業者70が、作業場所AでCCC作業の完了チェックを行う(ステップS29)。次に、再度、サブルーチンSub1を行う(ステップS30)。これにより、図16のNO.7の補正ID情報には「101」が登録され、工事名称IDには「AAA」が登録され、ステップフラグには「1」が登録される。
つぎに、作業者70が、AAA工事のDDD作業を実施する(ステップS31)。
つぎに、作業者70が、作業場所AでDDD作業の完了チェックを行う(ステップS32)。次に、再度、サブルーチンSub1を行う(ステップS33)。これにより、図16のNO.8の補正ID情報には「101」が登録され、工事名称IDには「AAA」が登録され、ステップフラグには「1」が登録される。
つぎに、作業者70が、作業場所Aから出入口へ移動する(ステップS34)。次に、再度、サブルーチンSub1を行う(ステップS35)。これにより、図16のNO.9およびNO.10の工事名称IDには「ZZZ」が登録され、NO.9の補正ID情報には「011」が登録される。
つぎに、図18に沿って、サブルーチンSub1の動作の流れを説明する。
はじめに、自己位置測位装置101が固定座標信号送出装置102からの信号を受信する(ステップS41)。
つぎに、固定座標信号送出装置102から受信した作業場所ID(図12または図13)が移動メモリ15内の作業場所ID(図14)と一致し、かつ、固定座標信号送出装置102から受信した工事名称ID(図12または図13)と移動メモリ15内の工事名称ID(図14)と一致しているかを判断する(ステップS42)。
ステップS42でYesの場合は、移動メモリ15内の作業場所IDおよび工事名称IDにそれぞれ、固定座標信号送出装置102から受信した作業場所IDおよび工事名称IDを記録する(ステップS43)。
この場合に、さらに、自己位置測位装置101が作業完了信号送出装置104から作業完了信号を受信した場合は、ステップフラグに「1」を記録する(ステップS44)。
ステップS42でNoの場合は、移動メモリ15内の作業場所IDには、固定座標信号送出装置102から受信した作業場所IDを記録し、移動メモリ15内の工事名称IDには「ZZZ」を記録する(ステップS45)。
以上の動作を行うことにより、1日の作業終了後、移動メモリ15に、図16に示すデータが記録される。1日の作業終了後に移動メモリ15に記録されたデータの例を図16に示す。
作業者70は、1日の作業終了後、自己位置測位装置101を事務所200に持ち帰り、移動メモリ15に記録された単位時間ごとの歩行実績データをコンピュータメモリ51に移動する。
コンピュータメモリ51には、あらかじめ図15に示すように、工事名称ID、作業ステップID、作業名称の関係を示すデータが用意されている。
移動メモリ15に記録されたデータをコンピュータ105で種々に並び替えるなどして、作業者70の、各作業場所での作業実績を、ディスプレイ装置53によって表示できる。その際の表示形式としては、表形式や、図11のような2次元または3次元レイアウト形式などが可能である。
(作業名称別の作業時間の集計)
つぎに、作業者70の作業名称別の作業時間を集計する方法について説明する。
図19は、第1の実施形態において、作業者70が自己位置測位装置101を携帯して固定座標信号送出装置102および作業完了信号送出装置104の近傍を通過しながら所定の作業を行った後に自己位置測位装置101の移動メモリ15内に格納されたデータに基づいて、コンピュータ105により、作業者70の行った作業ごとの開始日時と終了日時を編集する手順を示すフロー図である。図20は、図19の編集の結果として作業者70の行った作業ごとの開始日時と終了日時をディスプレイ装置53に表示した例を示す図である。
上記説明したように、作業者70は、1日の作業終了後に、移動メモリ15に記録された単位時間ごとの歩行実績データ(図16)をコンピュータメモリ51に移動する。
その後、コンピュータデータ処理部52を用いて、日時、補正ID、工事名称ID、ステップフラグデータ(図16)と、工事名称IDに対する作業ステップIDデータ(図15)から、図20に示す作業者70の作業名称別の開始日時、終了日時を抽出できる。なお、図15の作業ステップIDデータは、1つの工事名称IDおよび工事名称に対し細分化した作業ステップIDおよび作業名称である。
図19に沿って、その手順を説明する。
はじめに、注目する工事の工事名称ID(id)を入力する(ステップS51)。
つぎに、コンピュータメモリ51内の工事名称ID(図15)がステップS51で入力されたidと合致するものを抽出する(ステップS52)。
つぎに、移動メモリ15から読み込まれたデータから、工事名称ID(図16)がステップS51で入力されたidと合致するものを検索して、その日時をその作業の開始日時として登録する(ステップS53)。
つぎに、移動メモリ15から読み込まれたデータのうちで工事名称ID(図16)がステップS51で入力されたidと合致するもののうちからさらにステップフラグ=1のものを検索して、その日時をその作業の終了日時、かつ、次の作業の開始日時として登録する(ステップS54)。
ステップS54を、検索終了まで続ける(ステップS55)。
以上の動作により、作業者70が行った作業について、作業名称別の作業時間を集計することができる。
(複数の作業場所で作業を行う場合の作業実績収集)
つぎに、複数の作業場所で作業を行う作業者70の詳細な作業実績を収集する方法について説明する。
図21は、第1の実施形態において、複数の作業場所で作業を行う作業者70の作業実績を収集する場合を説明するためのそれら作業場所付近を示す平面図である。
図21に示すように、作業者70が作業場所Aと作業場所Bで作業を行う場合を想定する。
作業者70が作業場所Aで作業を開始する際、作業手順や作業ステップ、作業の進捗管理のチェックシートが設置されている作業場所Aで、作業手順の確認を行う。このとき、自己位置測位装置101が固定座標信号送出装置102より補正ID情報=「201」を受け取ることで、工事ID=「AAA」の工事を開始したとみなす。作業完了後、作業者70が作業場所Aに移動し、チェックシートに作業ステップ完了確認のサインを行うとともに、自己位置測位装置101を作業完了信号送出装置104にかざすことで作業ステップ完了信号を受け取り、工事ID=「AAA」の工事を終了したとみなす。
次に、作業者70が作業場所Bに移動し、場所Bで作業手順の確認を行う。その際、自己位置測位装置101が固定座標信号送出装置102より補正ID情報=「202」を受け取ることで、工事ID=「BBB」の工事を開始したとみなす。作業完了後、作業者70が場所Bに移動し、チェックシートに作業ステップ完了確認のサインを行うとともに、自己位置測位装置101を作業完了信号送出装置104にかざすことで作業ステップ完了信号を受け取り、工事ID=「BBB」の工事を終了とする。
これにより、前述のように移動メモリ15内のデータを事務所200に持ち帰ることで、作業ステップごとの作業開始から終了までの時間を取得できる。
(計画と実績の比較)
つぎに、実績作業時間と計画作業時間とを比較して表示する方法について説明する。
図22は、第1の実施形態において、計画歩行動線と歩行実績データをディスプレイ装置53に表示する場合の手順を示すフロー図である。図23は、図22の手順によって計画歩行動線と歩行実績データをディスプレイ装置53に2次元的に表示した例を示す図である。
図23において、白抜き矢印は作業者70の単位時間ごとの計画歩行動線、黒矢印は作業者70の単位時間ごとの実績歩行動線、黒星印は固定座標信号送出装置102の位置、+印は固定座標信号送出装置102および作業完了信号送出装置104の位置を表している。+印は作業場所Aの位置も示している。
図23の白抜き矢印に示すような2次元または3次元レイアウト上に、あらかじめ作業ステップごとに作業者70の単位時間ごとの歩行動線を計画し、計画データ入力部55を通じてコンピュータメモリ51に記録しておく。この単位時間ごとの計画歩行動線から作業ステップごとの計画作業時間を計算し、計画・実績データ比較部54にて、上述の作業ステップごとの実績作業時間との差を計算する。そして、あらかじめ定義しておいた誤差許容時間c[s]を超える場合に、図23のように、2次元または3次元レイアウト上に作業者70の単位時間ごとの計画歩行動線と歩行実績データを表示する。これにより、計画と実績のズレの原因を容易に検出することができる。
図22に沿って、動作の具体的な手順を説明する。
まず、計画作業時間tp(s)および実績作業時間tr(s)を次の式で求める(ステップS61)。
tp=計画歩行動線数×Δs
tr=実績歩行動線数×Δs
ただし、Δsは単位時間(s)である。
つぎに、計画作業時間tpと実績作業時間trの差dを次の式で求める(ステップS62)。
d=│tp−tr│
この差dが誤差許容時間c(s)より大きい場合(ステップS63 Yes)は、計画・実績歩行動線を表示する(ステップS64)。
(レイアウト情報による補正)
つぎに、レイアウト情報による補正の方法について説明する。
図24は、第1の実施形態において、自己位置測位装置101が移動する領域のレイアウト情報を用いて自己位置測位装置101の座標値を補正する手順を説明するための、レイアウトの部分平面図である。図25は、図24のXXV部を拡大して示す平面図である。図26は、自己位置測位装置101が移動する領域のレイアウト情報を用いて自己位置測位装置101の座標値を補正する手順を示すフロー図である。
作業者70が歩行方向を変えるとき、たとえば図24および図25に示すような曲がり角122を曲がるときなどで歩行方向に誤差が生じることが多い。そこで、2次元または3次元レイアウト上に通路基準線121と曲がり角122、曲がり角122の基準角度θiを定義し、コンピュータメモリ51に記録しておく。
自己位置測位装置101によって記録されコンピュータメモリ51にコピーされた作業者70の歩行実績データが、2次元または3次元レイアウト上、通路111からはみ出た場合、曲がり角122を起点に通路基準線121と歩行動線123の誤差角度124を計測し、曲がり角122以降の座標値Wnを座標点Rnに補正する。
図25からわかるように、X軸方向およびY軸方向の補正計算式は次のようにして計算できる。
θ2=180−θi−θp
θ3=90−θ2
θ4=(180−θ2)/2
θ5=180−θ3−θ4
=180−(90−θi−θp)−(180−θp)/2
=180−θi−θp+θp/2
b=2a×cosθ4
すなわち、X軸方向の補正計算式は次の通りである。
x=2a×cos((180−θp)/2)×cos(180−θi−θp/2)
同様に、Y軸方向の補正計算式は次の通りである。
y=−2a×cos((180−θp)/2)×sin(180−θi−θp/2)
この補正の手順を、図26に沿って説明すると次のとおりである。
はじめに、2次元(2D)レイアウト上に通路基準線121をプロットする(ステップS71)。その際に、基準角度θiを定義する。
つぎに、2Dレイアウト上に歩行動線123をプロットする(ステップS72)。
つぎに、歩行動線123が通路111からはみ出したか否かを判断する(ステップS73)。歩行動線123が通路111からはみ出した場合は、2Dレイアウト上の曲がり角122を起点に通路基準線121と歩行動線123の誤差角度124を計測する(ステップS74)。つぎに、曲がり角122以降の座標値Wnを座標点Rnに補正する(ステップS75)。つぎに、プロットを終了するかを判断し(ステップS76)、プロット終了まで、プロットを継続する。
(地磁気を利用した方位の補正)
つぎに、地磁気を利用した方位の補正方法について説明する。
図27は、第1の実施形態において、自己位置測位装置101が移動する領域の中で正確な地磁気が取得できる場所の例を示す平面図である。図28は、正確な地磁気が取得できる場所で地磁気センサ17を用いた自己位置測位装置101の方位を取得する手順を示すフロー図である。図29は、図28の手順で得られる作業者70の方位と地磁気方位等のデータの例を示す図である。
あらかじめ発電所内各所で市販の地磁気センサを用いて地磁気の方向を調べ、正確な地磁気の方向を取得できる場所には、「正確な地磁気が取得できる場所」として図27に示すように2次元または3次元レイアウト上に定義しコンピュータメモリ51に記録しておく。自己位置測位装置101によって記録され、コンピュータメモリ51にコピーされた作業者70の歩行実績データにおいて作業者70がレイアウト上この「正確な地磁気が取得できる場所」に入った場合、図29に示すように作業者70方位の値を地磁気センサ17から得られた地磁気方位の値に置き換えることで正確な方位に補正する。なお、この「正確な地磁気が取得できる場所」以外では地磁気の値は使用しない。
この場合の手順を、図28に沿って説明すると次のとおりである。
まず、初期値としてNo(番号)=1とする(ステップS81)。
つぎに、地磁気センサ17で地磁気方位を計測する(ステップS82)。
つぎに、正確な地磁気が取得できる場所かどうかを判定し(ステップS83)、正確な地磁気が取得できる場所である場合は、作業者70の方位を地磁気方位で上書きする(ステップS84)。
以上の動作を、No(番号)を1ずつ増やしながら繰り返す(ステップS85)。
[第2の実施形態]
第2の実施形態では、作業者70が第1の実施形態の自己位置測位装置101に加えて、計測器106を携帯して歩行し、歩行中または行った先で計測器106により各種計測を行う。第1の実施形態の作業実績評価装置100の構成はすべて利用する。
図30は、本発明の第2の実施形態に係る作業実績評価装置の計測器106の構成を示すブロック図である。図31は、図30の計測器106を含む作業実績評価装置を用いた計測の手順の例を示すフロー図である。図32は、図30の計測器106の計測器メモリ63に記録されるデータの例を示す図である。図33は、図32のデータと移動メモリ15に記録されるデータに基づいて得られる、日時と座標値と計測器の計測値との相互関係のデータの例を示す図である。
作業者70が携帯する計測器106の計測データとしては、温度、湿度、電流、電圧、距離、重量、圧力、流量、トルク、雰囲気線量率など、現場作業に必要な全ての計測データの他、作業者70個人の体温、心拍数、被ばく線量などが想定される。
計測器106は、図30に示すように、計測器センサ61、計測器クロック62、計測器メモリ63で構成され、計測値と計測時間が計測器メモリ63に記録される。この計測器メモリ63に記録されたデータを図32に例示する。
計測器センサ61で得られた計測データは、計測器クロック62で得られた日時のデータとともに計測器メモリ63に記録される。
データ取得後の動作の流れを、図31に沿って説明する。
計測器メモリ63に記録された計測データと、自己位置測位装置101の移動メモリ15に記録した座標値等のデータを事務所200に持ち帰り、コンピュータメモリ51に移動する(ステップS91,S92)。その後、コンピュータデータ処理部52にて、日時データをキーデータとしてマージする(ステップS93)。これにより、図33に例示するような座標値と計測データを関連付けたデータが生成でき、2次元または3次元レイアウト上に表示することも可能である。
これにより、たとえば多数の設備を計測して廻る場合に、設備ごとに計測結果をデータシートに記録していく必要がなく、計測するだけで設備ごとの計測結果が記録できる。また、作業者70個人の体温や心拍数を2次元または3次元レイアウト上に表示したり、図20に例示する作業ステップごとのデータと照合したりすることで、作業者70が負担と感じている作業場所や作業ステップを把握できるなど作業環境改善の分析に応用できる。
ここで、自己位置測位装置101と計測器106は日時データをキーデータとしてマージするため、それぞれのクロックは、標準電波の日時を受信できるものを採用し使用前に標準日時合わせを行っておくとよい。
[他の実施形態]
以上の説明では、作業者70が3次元的に移動することを想定したが、平面的な(2次元的な)移動に限定されている場合にも適用できる。その場合は、高さ方向の移動を感知するための気圧センサは不要である。また、加速度センサ11およびジャイロセンサ12は2次元的な加速度または姿勢を感知できればよい。
以上の説明では、固定座標信号送出装置102および作業完了信号送出装置104から自己位置測位装置101へ送る信号としては、LEDによる光点滅信号を用いるものとしたが、LED以外の発光装置を用いてもよい。また、発光装置を用いる代わりに、電波を発しない通信である「超音波通信」に置き換えることも可能である。さらに、電波を発する機器が許容されている施設であればWIFI(登録商標)、RFID(登録商標)、BlueTooth(登録商標)などの通信に置き換えることも可能である。
以上の説明では、作業実績評価装置を原子力施設で用いる例について説明したが、この装置の利用対象は原子力施設に限定されない。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
11… 加速度センサ
12… ジャイロセンサ
13… 受光部(移動受信部)
14… 座標値算出部
15… 移動メモリ
16… 移動クロック
17… 地磁気センサ
18… 気圧センサ
19… 光信号復元部
21… 固定位置発光部
22… 光信号変換部
23… 固定位置メモリ
41… 作業完了発光部
51… コンピュータメモリ
52… コンピュータデータ処理部
53… ディスプレイ装置
54… 計画・実績データ比較部
55… 計画データ入力部
56… レイアウト情報入力部
61… 計測器センサ
62… 計測器クロック
63… 計測器メモリ
70… 作業者
100… 作業実績評価装置
101… 自己位置測位装置
102… 固定座標信号送出装置
104… 作業完了信号送出装置
105… コンピュータ
106… 計測器
111… 通路
121… 通路基準線
122… 曲がり角
123… 歩行動線
124… 誤差角度
200… 事務所

Claims (10)

  1. 固定位置に設置された固定座標信号送出装置であって、前記固定位置の座標値を知らせる固定座標信号を当該固定座標信号送出装置の近傍の所定領域に向けて発する固定座標信号送出装置と、
    移動可能な自己位置測位装置と、
    前記所定領域の外の固定位置に配置されたコンピュータと、
    を有する作業実績評価装置であって、
    前記自己位置測位装置は、
    前記固定座標信号を受信する移動受信部と、
    当該自己位置測位装置の少なくとも2次元的な加速度を検出する加速度センサと、
    当該自己位置測位装置の少なくとも2次元的な姿勢を検出するジャイロセンサと、
    移動クロックと、
    前記加速度センサおよび前記ジャイロセンサの出力に基づいて当該自己位置測位装置の測定座標値を算出するとともに、前記固定座標信号によって得られた当該自己位置測位装置の座標値によって、前記加速度センサおよび前記ジャイロセンサの出力に基づいて得られた当該自己位置測位装置の前記測定座標値を補正し、当該自己位置測位装置の補正座標値を算出する座標値算出部と、
    前記座標値算出部によって得られた当該自己位置測位装置の前記補正座標値を前記移動クロックによって測定された日時とともに記録する移動メモリと、
    を備え、
    前記コンピュータは、
    前記移動メモリに記録された日時と前記自己位置測位装置の前記補正座標値との関係を示すデータを読み込んで記録するコンピュータメモリと、
    前記コンピュータメモリに記録された日時と前記自己位置測位装置の前記補正座標値との関係を示すデータを表示するように処理するコンピュータデータ処理部と、
    前記コンピュータデータ処理部で処理された結果により日時と前記自己位置測位装置の前記補正座標値との関係を表示するディスプレイ装置と、
    を備えること、を特徴とする作業実績評価装置。
  2. 固定位置に設置された作業場所の近傍に配置されて当該作業場所を特定する作業完了信号を当該作業場所の近傍の所定領域に向けて発する作業完了信号送出装置をさらに有し、
    前記移動受信部は前記作業完了信号を受信可能であり、
    前記座標値算出部は、前記作業完了信号によって得られた前記自己位置測位装置の座標値によって、前記自己位置測位装置の前記補正座標値をさらに補正して当該自己位置測位装置の補正座標値を算出するものであること、
    を特徴とする請求項1に記載の作業実績評価装置。
  3. 複数の前記作業場所それぞれの近傍に前記作業完了信号送出装置が配置され、
    前記自己位置測位装置は、前記複数の作業場所に対応する作業を行う作業者に装着されて移動するように構成されていて、
    前記コンピュータデータ処理部は、前記コンピュータメモリに記録された日時と前記自己位置測位装置の前記補正座標値との関係を示すデータに基づいて、前記複数の作業場所に対応する作業それぞれにかかった時間を算出して前記ディスプレイ装置に表示するように構成されていること、
    を特徴とする請求項2に記載の作業実績評価装置。
  4. 前記コンピュータデータ処理部は、前記コンピュータメモリに記録された日時と前記自己位置測位装置の前記補正座標値との関係を示すデータに基づいて、前記複数の作業場所での作業それぞれにかかった時間および移動にかかった時間を算出して前記ディスプレイ装置に表示するように構成されていること、
    を特徴とする請求項3に記載の作業実績評価装置。
  5. 前記コンピュータは、前記自己位置測位装置の日時ごとの計画座標値を入力する計画データ入力部をさらに有し、
    前記コンピュータメモリは、前記計画データ入力部から入力された前記自己位置測位装置の日時ごとの計画座標値を記録するように構成され、
    前記コンピュータは、前記コンピュータメモリに記録された日時ごとの前記自己位置測位装置の前記補正座標値と日時ごとの前記計画座標値とを比較する計画・実績データ比較部をさらに有し、
    前記ディスプレイ装置は、前記計画・実績データ比較部で比較した結果を表示するように構成されていること、
    を特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載の作業実績評価装置。
  6. 前記コンピュータは、前記自己位置測位装置が移動可能な領域を規定するレイアウト情報を入力するレイアウト情報入力部をさらに有し、
    前記コンピュータメモリは、前記レイアウト情報入力部から入力された前記レイアウト情報を記録するように構成され、
    前記コンピュータデータ処理部は、前記コンピュータメモリに記録されたレイアウト情報に基づいて、前記自己位置測位装置の前記補正座標値の補正を行うように構成されていること、
    を特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか一項に記載の作業実績評価装置。
  7. 前記自己位置測位装置は地磁気センサをさらに有し、
    前記コンピュータメモリは、地磁気を取得可能な地磁気取得可能領域を記録していて、
    前記座標値算出部は、前記自己位置測位装置が前記地磁気取得可能領域に入った時に前記地磁気センサの出力に基づいて前記自己位置測位装置の水平面内の姿勢を検出して、前記自己位置測位装置の前記補正座標値をさらに補正して当該自己位置測位装置の補正座標値を算出するものであること、
    を特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか一項に記載の作業実績評価装置。
  8. 前記自己位置測位装置とともに移動可能で当該自己位置測位装置の周辺の状況を計測してその計測結果を日時とともに記録する計測器をさらに有し、
    前記ディスプレイ装置は、日時と前記自己位置測位装置の前記補正座標値との関係を表示するとともに当該日時における前記計測器の計測結果を合わせて表示するように構成されていること、
    を特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれか一項に記載の作業実績評価装置。
  9. 前記固定座標信号送出装置から送信される固定座標信号は、光信号または超音波信号として送信され、前記移動受信部で受信されるように構成されていること、
    を特徴とする請求項1ないし請求項8のいずれか一項に記載の作業実績評価装置。
  10. 固定位置に設置されてその固定位置の座標値を知らせる固定座標信号を近傍の所定領域に向けて発する固定座標信号送出装置の近傍の前記所定領域の内外を移動可能な自己位置測位装置であって、
    前記固定座標信号を受信する移動受信部と、
    当該自己位置測位装置の少なくとも2次元的な加速度を検出する加速度センサと、
    当該自己位置測位装置の少なくとも2次元的な姿勢を検出するジャイロセンサと、
    移動クロックと、
    前記加速度センサおよび前記ジャイロセンサの出力に基づいて当該自己位置測位装置の測定座標値を算出するとともに、前記固定座標信号によって得られた当該自己位置測位装置の座標値によって、前記加速度センサおよび前記ジャイロセンサの出力に基づいて得られた当該自己位置測位装置の前記測定座標値を補正し、当該自己位置測位装置の補正座標値を算出する座標値算出部と、
    前記座標値算出部によって得られた当該自己位置測位装置の前記補正座標値を前記移動クロックによって測定された日時とともに記録する移動メモリと、
    を備えること特徴とする自己位置測位装置。
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