JP2017068297A - 電子マネーチャージシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】事前チャージ登録後のチャージの取り消しや、金額変更等ができる電子マネーチャージシステムを提供する。【解決手段】利用者端末10から事前に登録された電子マネーカード50にチャージする電子マネーチャージシステムであって、利用者端末は、電子マネーカードへのチャージの変更または取り消し操作を受け付けて、利用者端末とネットワークを介して接続されたサーバ(インターネットバンキングサーバ20)に送信し、またはサーバから変更または取り消しの完了通知を受け付ける端末処理部を備える。サーバは、利用者端末から受信した変更または取り消し操作に基づいて、事前に登録された電子マネーカードのチャージを変更または取り消し、完了通知を利用者端末に送信するサーバ処理部を備える。【選択図】図1
Description
本発明は、支払い前に予めチャージ(入金)する必要があるプリペイド型の電子マネーのチャージ(入金)方法に関するものである。
プリペイド型の電子マネーのチャージ(入金)方法は、チャージ機や店舗レジにて現金にてチャージする方法や、予め設定した残金を下回った時に自動でチャージする方法や、特許文献1に記載の方法がある。特許文献1では、送金元の端末からの電子マネー送金申込に基づき所定の入金プログラムを添付した電子メールを送金先の利用者に送信すると、送金元の利用者の端末に接続するICカードからの送金金額分の電子マネーが減額され、送金先の利用者は、自己のICカードと接続する端末で受信した入金プログラムを実行することにより、電子マネーシステムから自己のICカードに電子マネーが入金される。
特許文献1では、事前チャージ登録後のキャンセルや金額変更等の例外処理については想定されていない。そのため、事前チャージ登録後、そのままチャージを行うことになる。そこで、本発明では、事前チャージ登録後のチャージの取り消しや、金額変更等ができるチャージ方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる電子マネーチャージシステムは、利用者端末から事前に登録された電子マネーカードにチャージする電子マネーチャージシステムであって、前記利用者端末は、前記電子マネーカードへのチャージの変更または取り消し操作を受け付けて前記利用者端末とネットワークを介して接続されたサーバに送信し、または前記サーバから前記変更または取り消しの完了通知を受け付ける端末処理部と、前記サーバは、前記利用者端末から受信した前記変更または取り消し操作に基づいて、前記事前に登録された電子マネーカードのチャージを変更または取り消し、前記完了通知を前記利用者端末に送信するサーバ処理部と、を備えることを特徴とする電子マネーチャージシステムとして構成される。
本発明によれば、一旦事前チャージ登録をした後でもキャンセルや金額変更等が行える。上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
以下に添付図面を参照して、本発明にかかる電子マネーチャージシステムの実施の形態を詳細に説明する。
図1は、本発明を適用した電子マネーチャージシステムの構成を示す図である。図1に示すように、電子マネーチャージシステムは、利用者端末10と、インターネットバンキングサーバ20と、勘定系サーバ30と、店舗40とを有し、これらがインターネット等の一般的なネットワークNを介して接続されている。
利用者端末10は、インターネットバンキングサーバ20にアクセスできるパソコンや、スマートフォン等のCPU等の処理部を備えた一般的な携帯端末である。インターネットバンキングサーバ20は、勘定系サーバ30とPOSレジ41と連携し、チャージに関する処理を行う取引制御部21と、送金元の口座番号やチャージ金額、電子マネーカード番号等を登録、管理を行うチャージDB22と、電子マネーカード50へのチャージが完了したことを利用者端末10に通知する電子メールを送信する電子メール管理部23を有し、CPU等の処理部を備えた一般的なサーバより構成される。チャージDB22には、利用者端末10から登録され、インターネットバンキングで取引される口座の残高が記憶されている。勘定系サーバ30は、口座情報を管理する口座DB31を有し、CPU等の処理部を備えた一般的なサーバより構成される。口座DB31には、銀行等の金融機関に預け入れられている預金の実際の残高が記憶されている。店舗40は、電子マネーカード50に対応したPOSレジ41や利用者自ら操作するキオスク端末等が設置されている。POSレジ41は、利用者が電子マネーカード50を使用して料金の支払いやチャージを含む各種の取引を実行するための電子マネーカード50を読み書きできるリーダを供え、インターネットバンキングサーバ20の取引制御部21と連携し、電子マネーカード50へチャージを行うCPU等の処理部を備えている。
図2は、図1に示した電子マネーチャージシステムへのチャージ情報を事前に登録する手続きの処理手順を示すフローチャートである。
図3は、図1に示した電子マネーチャージシステムで使用される電子マネーカードへのチャージの処理手順を示すフローチャートである。
図4は、図1に示した電子マネーチャージシステムの処理の流れを示す図である。
図2のフローチャートに基づく動作は以下のとおりである。
ステップ100:利用者端末10は、インターネットバンキングサーバ20にアクセスし(図4の矢印a参照、以下矢印符号のみ示す)、電子マネーカード50へのチャージ手続きを開始する。
ステップ101:利用者端末10より電子マネーカード50へのチャージ手続きが開始されると、インターネットバンキングサーバ20は、送金元の口座の情報の提供を依頼する(矢印b)。
ステップ102:勘定系サーバ30は、インターネットバンキングサーバ20から受け取った口座情報の提供依頼に対し、口座残高等の情報の提供を行う(矢印c)。
ステップ103:インターネットバンキングサーバ20は、勘定系サーバ30より口座情報を入手すると、その情報を利用者端末に転送し(矢印d)、利用者端末10はその情報を画面に表示する。
ステップ104:利用者端末10は、上記画面を介して利用者からチャージする電子マネーカード50のカード番号と、その電子マネーカード50にチャージする金額とを含むチャージ情報を事前登録する(矢印e)。
ステップ105:インターネットバンキングサーバ20は、事前登録されたチャージ情報に含まれるチャージ金額と、チャージDB22に記憶されている口座残高の確認を行う。
ステップ106:インターネットバンキングサーバ20は、勘定系サーバ30から提供された上記口座残高が、事前登録されたチャージ情報に含まれるチャージ金額より多ければ、チャージDB22の更新を行う(矢印f)。
ステップ107:インターネットバンキングサーバ20は、チャージDB22の更新が完了すると、利用者端末10に通知し(矢印g)、登録完了となる。
図3のフローチャートに基づく動作は以下のとおりである。
ステップ110:利用者は店舗40に出向き、店員にチャージする旨を伝え、POSレジ41よりチャージ処理を開始する。そのとき、POSレジ41は、インターネットバンキングサーバ20に対し、チャージ処理開始を通知する(矢印h)。
ステップ111:POSレジ41は、自装置に備えられた電子マネーカード50用リーダへの電子マネーカード50のセットを要求し、電子マネーカード50がセットされると、電子マネーカード50のカード番号、電子マネー残高等を読み取り、その情報をインターネットバンキングサーバ20に転送する(矢印i)。
ステップ112:インターネットバンキングサーバ20は、その電子マネーカード50についてチャージDB22に記憶されているチャージ金額分のチャージが可能か、POSレジ41より転送された電子マネーカード50の電子マネー残高と勘定系サーバ30の口座残高の確認を行う(矢印j)。
ステップ113:勘定系サーバ30は、インターネットバンキングサーバ20に、上記口座残高を含む口座DB31の情報を提供する(矢印k)。
ステップ114:インターネットバンキングサーバ20は、口座DB31に記憶されている口座残高とチャージ金額とを比較し、口座残高の方が多ければ、チャージ可能であるため、POSレジ41に暗証番号入力を要求する(矢印l)。
ステップ115:POSレジ41は、暗証番号の入力要求を画面表示し、入力待ちとなる。利用者による暗証番号が入力されると、POSレジ41はその暗証番号をインターネットバンキングサーバ20に転送する(矢印m)。
ステップ116:インターネットバンキングサーバ20は、POSレジ41より転送された暗証番号にて認証を行い、利用者が認証されると、POSレジ41に認証完了を報告する(矢印n)。
ステップ117:POSレジ41は、電子マネーカード50にチャージを行う(矢印o)。チャージが完了すると、POSレジ41は、完了報告をインターネットバンキングサーバ20に通知し(矢印p)、インターネットバンキングサーバ20は勘定系サーバに口座DBの更新依頼を行う(矢印q)。
ステップ118:勘定系サーバ30は、インターネットバンキングサーバ20からチャージ完了の報告があると、口座DB31を更新し、チャージした金額分だけ口座残高を減額する。その後、更新完了をインターネットバンキングサーバ20に通知する(矢印r)。
ステップ119:勘定系サーバ30より口座DB31更新完了の通知を受けたインターネットバンキングサーバ20は、取引制御部21から電子メール管理部23に取引完了の電子メール送信するよう指示を出す(矢印s)。指示を受けた電子メール管理部23はチャージ完了の電子メールを利用者端末10宛に送信を行う(矢印t)。
ステップ120:インターネットバンキングサーバ20は、チャージDB22のデータをクリアし(矢印u)、チャージ処理を終了する。
以下、図2、3で示した処理における事前にチャージ情報を登録した後のチャージの取り消しや、金額変更等の処理について説明する。
図5は、図1に示した電子マネーチャージシステムのチャージ手続き完了後、チャージをキャンセルする場合の処理手順を示すフローチャートである。
図5のフローチャートに基づく動作は以下のとおりである。
ステップ130:利用者端末10は、インターネットバンキングサーバ20にアクセスし、電子マネーカード50へのチャージ取り消し手続きを開始する。
ステップ131:利用者端末10より電子マネーカード50へのチャージ取り消し手続きが開始されると、インターネットバンキングサーバ20は、送金元となる口座DB31の情報の提供を勘定系サーバ30に依頼をする。
ステップ132:勘定系サーバ30は、インターネットバンキングサーバ20から受けた口座情報の提供依頼に対し、口座DB31に記憶されている口座残高等の情報の提供を行う。
ステップ133:インターネットバンキングサーバ20は、勘定系サーバ30より口座情報を入手すると、その情報とチャージDB22に登録されているチャージ情報を利用者端末10に転送し、利用者端末10はその情報を画面に表示する。
ステップ134:利用者端末10は、チャージの取り消しをインターネットバンキングサーバ20に登録する。
ステップ135:インターネットバンキングサーバ20は、利用者端末10からの取り消し指示に従い、チャージDB22に登録されているチャージ金額をクリアし、チャージDB22を更新する。
ステップ136:インターネットバンキングサーバ20は、チャージDB22の更新が完了すると、登録されているチャージ金額をクリアした旨を利用者端末10に通知し、取り消し完了となる。
このように、一旦チャージ登録処理されたチャージ情報に対し、利用者は、利用者端末10を操作するだけで、上述の方法により、チャージ情報の登録を取り消すことが可能となる。
図6は、図1に示した電子マネーチャージシステムのチャージ手続き完了後、チャージ金額を変更する場合の処理手順を示すフローチャートである。
図6のフローチャートに基づく動作は以下のとおりである。
ステップ140:利用者端末10は、インターネットバンキングサーバ20にアクセスし、電子マネーカード50へのチャージ金額の変更手続きを開始する。
ステップ141:利用者端末10より電子マネーカード50へのチャージ金額の変更手続きが開始されると、インターネットバンキングサーバ20は、送金元となる口座DB31の情報の提供を勘定系サーバ30に依頼をする。
ステップ142:勘定系サーバ30は、インターネットバンキングサーバ20から受けた口座情報の提供依頼に対し、口座DB31に記憶されている口座残高等の情報の提供を行う。
ステップ143:インターネットバンキングサーバ20は、勘定系サーバ30より口座情報を入手すると、その情報とチャージDB22に登録されているチャージ情報を利用者端末10に転送し、利用者端末10はその情報を画面に表示する。
ステップ144:利用者端末10より、変更後のチャージ金額をインターネットバンキングサーバ20に登録する。
ステップ145:インターネットバンキングサーバ20は、変更後のチャージ金額と口座残高の確認を行う。
ステップ146:インターネットバンキングサーバ20は、口座DB31に記憶されている口座の残高が、更新されたチャージ情報のチャージ金額より多ければ、チャージDB22の更新を行う。
ステップ147:インターネットバンキングサーバ20は、チャージDB22の更新が完了すると、登録されているチャージ金額を更新した旨を利用者端末10に通知し、チャージ金額の変更登録が完了となる。
このように、一旦チャージ登録処理されたチャージ情報に対し、利用者は、利用者端末10を操作するだけで、上述の方法により、チャージ金額の変更することが可能となる。
図7は、図1に示した電子マネーチャージシステムの電子マネーカードへのチャージ時に電子マネーカードへのチャージ可能限度額を超える金額となった場合の処理手順を示すフローチャートである。
図7のフローチャートに基づく動作は以下のとおりである。
ステップ150:利用者は店舗40に出向き、店員にチャージする旨を伝え、POSレジ41よりチャージ処理を開始する。そのとき、POSレジ41は、インターネットバンキングサーバ20に対し、チャージ処理開始を通知する。
ステップ151:POSレジ41は、自装置に備えられた電子マネーカード50用リーダへの電子マネーカード50のセットを要求し、電子マネーカード50がセットされると、電子マネーカード50のカード番号、電子マネー残高等を読み取り、その情報をインターネットバンキングサーバ20に転送する。
ステップ152:インターネットバンキングサーバ20は、チャージDB23のチャージ金額のチャージが可能か、POSレジ41より転送された電子マネーカード50の電子マネー残高を確認する。
ステップ153:インターネットバンキングサーバ20は、電子マネーカード50の電子マネー残高とチャージDB23のチャージ金額を確認し、チャージ情報として登録されている電子マネーカード50のチャージ可能限度額を超える場合、チャージ金額をどうするか、POSレジ41に問合せを行う。
ステップ154:インターネットバンキングサーバ20より問合せを受けたPOSレジ41は、顧客操作画面に、例えば、チャージ金額を限度額いっぱいまでするのか、チャージ金額を任意の金額に変更するのか、チャージをキャンセルするのか、のいずれかを選択させるための確認画面を表示する。
図9は、上記確認画面の例を示す図である。図9に示すように、確認画面には、電子マネーカード50の現在の電子マネー残高XXXX円と、電子マネーカード50へのチャージ限度額YYYY円と、チャージ可能な金額ZZZZ円とが表示され、利用者が取ることが可能な手続きとして、チャージ金額を変更する(1)、限度額までチャージする(2)、チャージをキャンセルする(3)が表示されている。
利用者は、その確認画面からいずれかの処理を選択し、POSレジ41は、承認処理を行って、その承認結果をインターネットバンキングサーバ20に転送する。インターネットバンキングサーバ20は、勘定系サーバ30の口座残高の確認を行う。上記(1)、(2)が選択された場合に以降の処理を実行し、上記(3)が選択された場合には、以降の処理を行わず、本処理を終了する。
ステップ155:勘定系サーバ30は、インターネットバンキングサーバ20に口座DB31の情報を提供する。
ステップ156:インターネットバンキングサーバ20は、勘定系サーバ30から提供された口座DB31の口座残高とチャージ金額とを比較し、口座残高の方が多ければ、チャージ可能であるため、POSレジ41に暗証番号入力を要求する。
ステップ157:POSレジ41は、暗証番号の入力要求を画面表示し、入力待ちとなる。POSレジ41は、利用者から暗証番号の入力を受け付けると、その暗証番号をインターネットバンキングサーバ20に転送する。
ステップ158:インターネットバンキングサーバ20は、POSレジ41より転送された暗証番号にて認証を行い、認証されると、POSレジ41に認証完了を報告する。
ステップ159:POSレジ41は、上記認証完了の報告を受け取ると、電子マネーカード50にチャージを行う。チャージが完了するとPOSレジ41は完了報告をインターネットバンキングサーバ20に通知し、インターネットバンキングサーバ20は、勘定系サーバに口座DBの更新依頼を行う。
ステップ160:勘定系サーバ30は、インターネットバンキングサーバ20からチャージ完了の報告があると、口座DB31の更新を行う。その後、更新完了をインターネットバンキングサーバ20に通知する。
ステップ161:インターネットバンキングサーバ20は、勘定系サーバ30より口座DB31更新完了の通知を受けると、取引制御部21から電子メール管理部23に取引完了の電子メール送信するよう指示を出す。指示を受けた電子メール管理部23はチャージ完了の電子メールを利用者端末10宛に送信する。
ステップ162:インターネットバンキングサーバ20は、チャージDB22のデータをクリアし、チャージ処理を終了する。
このように電子マネーカード50のチャージ可能限度額を超えてチャージ登録をした場合でも、利用者は、電子マネーカードへのチャージ時に行われる取引のなかで、上述の方法により、チャージ金額を任意に変更することでチャージすることが可能となり、また、その結果を利用者端末10で確認することができる。
図8は、図1に示した電子マネーチャージシステムの電子マネーカードへのチャージ時に指定口座の残高に変動があり、指定口座の残高をチャージ手続き時のチャージ金額が越える金額となった場合の処理手順を示すフローチャートである。
図8のフローチャートに基づく動作は以下のとおりである。
ステップ170:利用者は店舗40に出向き、店員にチャージする旨を伝え、POSレジ41よりチャージ処理を開始する。そのとき、POSレジ41は、インターネットバンキングサーバ20に対し、チャージ処理開始を通知する。
ステップ171:POSレジ41は、自装置に備えられた電子マネーカード50用リーダへの電子マネーカード50のセットを要求し、電子マネーカード50がセットされると、電子マネーカード50のカード番号、電子マネー残高等を読み取り、その情報をインターネットバンキングサーバ20に転送する。
ステップ172:インターネットバンキングサーバ20は、その電子マネーカード50についてチャージDB22に記憶されているチャージ金額分のチャージが可能か、POSレジ41より転送された電子マネーカード50の電子マネー残高と勘定系サーバ30の口座残高の確認を行う。
ステップ173:勘定系サーバ30は、インターネットバンキングサーバ20に、上記口座残高を含む口座DB31の情報を提供する。
ステップ174:インターネットバンキングサーバ20は、チャージDB22のチャージ金額と口座DB31の口座残高を確認し、チャージ金額より口座残高が少ない場合、チャージ金額をどうするか、POSレジ41に問合せを行う。
ステップ175:インターネットバンキングサーバ20より、問合せを受けたPOSレジ41は、顧客操作画面に例えばチャージ金額を口座残高全額とするのか、チャージ金額を口座残高以下の任意の金額に変更するのか、チャージをキャンセルするのか、のいずれかを選択させるための確認画面を表示する。
図10は、上記確認画面の例を示す図である。図10に示すように、確認画面には、口座DB31の現在の口座残高XXXX円と、電子マネーカード50へのチャージ金額YYYY円と、チャージ金額が口座残高を超えている旨のメッセージとが表示され、利用者が取ることが可能な手続きとして、チャージ金額を変更する(1)、残高分をチャージする(2)、チャージをキャンセルする(3)が表示されている。
利用者は、その確認画面からいずれかの処理を選択し、POSレジ41は、承認処理を行って、その承認結果をインターネットバンキングサーバ20に転送する。上記(1)、(2)が選択された場合に以降の処理を実行し、上記(3)が選択された場合には、以降の処理を行わず、本処理を終了する。
ステップ176:インターネットバンキングサーバ20は、勘定系サーバ30から提供された口座DB31の口座残高とチャージ金額とを比較し、口座残高の方が多ければ、チャージ可能であるため、POSレジ41に暗証番号入力を要求する。
ステップ177:POSレジ41は、暗証番号の入力要求を画面表示し、入力待ちとなる。POSレジ41は、利用者から暗証番号の入力を受け付けると、その暗証番号をインターネットバンキングサーバ20に転送する。
ステップ178:インターネットバンキングサーバ20は、POSレジ41より転送された暗証番号にて認証を行い、認証されると、POSレジ41に認証完了を報告する。
ステップ179:POSレジ41は、上記認証完了の報告を受け取ると、電子マネーカード50にチャージを行う。チャージが完了するとPOSレジ41は完了報告をインターネットバンキングサーバ20に通知し、インターネットバンキングサーバ20は、勘定系サーバに口座DBの更新依頼を行う。
ステップ180:勘定系サーバ30は、インターネットバンキングサーバ20からチャージ完了の報告があると、口座DB31の更新を行う。その後、更新完了をインターネットバンキングサーバ20に通知する。
ステップ181:インターネットバンキングサーバ20は、勘定系サーバ30より、口座DB31更新完了の通知を受けると、取引制御部21から電子メール管理部23に取引完了の電子メール送信するよう指示を出す。指示を受けた電子メール管理部23はチャージ完了の電子メールを利用者端末10宛に送信する。
ステップ182:インターネットバンキングサーバ20は、チャージDB22のデータをクリアし、チャージ処理を終了する。
このように口座残高の変動があり、口座残高がチャージ登録時のチャージ金額より少なくなった場合でも、利用者は、電子マネーカードへのチャージ時に行われる取引のなかで、上述の方法により、チャージ金額を任意に変更することでチャージすることが可能となり、また、その結果を利用者端末10で確認することができる。
なお、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
10…利用者端末、20…インターネットバンキングサーバ、21…取引制御部、22…チャージDB、23…電子メール管理部、30…勘定系サーバ、31…口座DB、40…店舗、41…POSレジ、50…電子マネーカード。
Claims (5)
- 利用者端末から事前に登録された電子マネーカードにチャージする電子マネーチャージシステムであって、
前記利用者端末は、
前記電子マネーカードへのチャージの変更または取り消し操作を受け付けて前記利用者端末とネットワークを介して接続されたサーバに送信し、または前記サーバから前記変更または取り消しの完了通知を受け付ける端末処理部と、
前記サーバは、
前記利用者端末から受信した前記変更または取り消し操作に基づいて、前記事前に登録された電子マネーカードのチャージを変更または取り消し、前記完了通知を前記利用者端末に送信するサーバ処理部と、
を備えることを特徴とする電子マネーチャージシステム。 - 請求項1に記載の電子マネーチャージシステムにおいて、
前記電子マネーチャージステムに接続され、前記利用者が前記電子マネーカードを使用して取引を実行するための取引端末をさらに備え、
前記サーバ処理部は、前記取引端末が受け付けた前記電子マネーカードへのチャージを前記取引端末から受信し、所定の条件を満たした場合に前記電子マネーカードへのチャージを実行し、前記チャージの完了通知を前記利用者端末に送信する、
ことを特徴とする電子マネーチャージシステム。 - 請求項2に記載の電子マネーチャージシステムにおいて、
前記サーバは、前記利用者の預金残高を記憶した口座データベースをさらに備え、
前記サーバ処理部は、前記所定の条件として、前記チャージする金額分前記口座データベースの残高がある場合に、前記電子マネーカードへのチャージを実行する、
ことを特徴とする電子マネーチャージシステム。 - 請求項2に記載の電子マネーチャージシステムにおいて、
前記取引端末の取引処理部は、前記電子マネーカードへのチャージと、前記マネーカードへのチャージの変更としてチャージ金額の変更を受け付け、
前記サーバ処理部は、前記取引端末から受け付けられた前記チャージ金額の変更を受信し、受信した変更後の前記チャージ金額が前記事前に登録された電子マネーカードのチャージの限度額を超える場合、前記チャージ金額を変更するか、前記チャージ金額を前記限度額までチャージするか、前記チャージをキャンセルするか、のいずれかを実行し、その結果を前記利用者端末に送信する、
ことを特徴とする電子マネーチャージシステム。 - 請求項3に記載の電子マネーチャージシステムにおいて、
前記取引端末の取引処理部は、前記電子マネーカードへのチャージと、前記マネーカードへのチャージの変更としてチャージ金額の変更を受け付け、
前記サーバ処理部は、前記取引端末から受け付けられた前記チャージ金額の変更を受信し、受信した変更後の前記チャージ金額が前記口座データベースに記憶されている預金残高を超える場合、前記チャージ金額を変更するか、前記チャージ金額を前記預金残高分チャージするか、前記チャージをキャンセルするか、のいずれかを実行し、その結果を前記利用者端末に送信する、
ことを特徴とする電子マネーチャージシステム。
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