JP2017064019A - Toilet facilities - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、固液分離式のトイレ設備に関する。 The present invention relates to a solid-liquid separation type toilet facility.
従来より、分離板により固液分離を行うトイレ設備が知られている(例えば、特許文献1参照)。このトイレ設備では、便器部において分離板の上に人間の排泄物(固液混合物)が受けられ、液体分は、分離板を通過して分離板の下方へ落下する。これにより、排泄物は固体分と液体分とに分離される。分離板の上の固体分は、略水平方向に動作するスクレーパーによってかき取られる。 Conventionally, toilet facilities that perform solid-liquid separation with a separation plate are known (see, for example, Patent Document 1). In this toilet facility, human excrement (solid-liquid mixture) is received on the separation plate in the toilet part, and the liquid component passes through the separation plate and falls below the separation plate. Thereby, the excrement is separated into a solid part and a liquid part. The solid content on the separator plate is scraped off by a scraper operating in a substantially horizontal direction.
しかしながら、従来のトイレ設備では、分離板は、便器に対して動作せずに固定されている。このため、固体分を貯留する便タンクを便器部の下方に配置させて、分離板からかき取られた固体分を便タンクに落下させることはできなかった。この結果、トイレ設備を配置するために広いスペースが必要になり、トイレ設備の小型化を図ることが困難であった。 However, in the conventional toilet facility, the separation plate is fixed without operating on the toilet. For this reason, it was not possible to place the stool tank storing the solid content below the toilet bowl and to drop the solid content scraped from the separation plate into the stool tank. As a result, a large space is required to arrange the toilet facilities, and it has been difficult to reduce the size of the toilet facilities.
本発明は上記に鑑みてなされたものであり、その目的は、便器部の下方に固体分を貯留する便タンクを配置可能であり、小型化を図ることができるトイレ設備を提供することにある。 This invention is made | formed in view of the above, The objective is to provide the toilet equipment which can arrange | position the stool tank which stores a solid content under the toilet part, and can achieve size reduction. .
上記目的を達成するため本発明は、人間の排泄物としての固液混合物を固体分と液体分とに分離するトイレ設備(例えば、後述のトイレ設備100)であって、便器部(例えば、後述の便器部11)と、前記便器部に対して動作可能であり、固液混合物を上面に受け、液体分を下方へ通過させる開口部(例えば、後述のスリット313)が設けられた分離板(例えば、後述の分離板31)と、前記便器部に対して動作可能であり、前記分離板の下方に配置され、液体分を上面に受ける液体分受け板(例えば、後述の液体分受け板35)と、前記分離板が前記便器部に対して動作することにより、前記分離板の上面の固体分を前記分離板の上面から除去する除去板(例えば、後述のスクレーパー41)と、前記分離板の下方に配置された便タンク(例えば、後述の便タンク80)と、を備えるトイレ設備を提供する。
In order to achieve the above object, the present invention is a toilet facility (for example,
前記分離板及び前記液体分受け板は、所定の軸心を中心として同軸的に回動するように動作可能であることが好ましい。また、前記分離板及び前記液体分受け板は、前記所定の軸心を中心とする円弧状を有することが好ましい。また、前記分離板と前記液体分受け板とは、一体的に回動可能であることが好ましい。 The separation plate and the liquid receiving plate are preferably operable to rotate coaxially about a predetermined axis. Moreover, it is preferable that the said separating plate and the said liquid receiving plate have circular arc shape centering on the said predetermined axial center. Moreover, it is preferable that the said separating plate and the said liquid receiving plate can rotate integrally.
また、前記所定の軸心方向における前記液体分受け板の端部には、前記液体分受け板が受けた液体分を尿タンクへ排出する排出流路(例えば、後述の排出流路354)が形成されていることが好ましい。また、前記除去板には、前記開口部に存在する固体分を除去する開口部除去部材(例えば、後述のクリーナーブレード45)が設けられていることが好ましい。また、前記分離板及び前記液体分受け板は、前記便器部の内部に設けられていることが好ましい。
In addition, a discharge channel (for example, a
本発明によれば、便器部の下方に固体分を貯留する便タンクを配置可能であり、小型化を図ることができるトイレ設備を提供できる。 ADVANTAGE OF THE INVENTION According to this invention, the toilet tank which can arrange | position the stool tank which stores a solid content under the toilet bowl part, and can achieve size reduction can be provided.
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るトイレ設備100を示す側面図である。図2は、上記実施形態に係るトイレ設備100を示す要部斜視図である。
Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
FIG. 1 is a side view showing a
図1等に示すように、本実施形態に係るトイレ設備100は、非水洗式のトイレを構成するトイレ設備であり、固液混合物としての排泄物であるし尿を固体分と液体分とに分離する。トイレ設備100は、便器装置10と、便タンク80と、尿タンク90と、を有している。便器装置10は、トイレ室110の室内の床121に配置されている。便タンク80は、トイレ室110の室内の床下であって便器装置10の鉛直下方に配置されている。便タンク80は、上端部に上方へ向けて開口が形成されており、便器装置10により分離された固体分を貯留する。尿タンク90は、便器装置10に連通しており、便器装置10により分離された液体分を貯留する。
As shown in FIG. 1 and the like, a
次に、便器装置10について図3〜図7を参照して説明する。
図3は、上記実施形態に係るトイレ設備100の分離板31等を示す要部平面図である。図4は、上記実施形態に係るトイレ設備100を示す側方要部断面図である。図5は、上記実施形態に係るトイレ設備100を示す正面要部断面図である。図6は、上記実施形態に係るトイレ設備100の分離板31及び液体分受け板35を示す側面図である。図7は、上記実施形態に係るトイレ設備100のスクレーパー41及びクリーナーブレード45を示す側面図である。
Next, the
FIG. 3 is a main part plan view showing the
図4等に示すように、便器装置10は、便器部11と、ダクト21と、分離板31と、液体分受け板35と、除去板としてのスクレーパー41と、開口部除去部材としてのクリーナーブレード45と、液体分受け溝形成部51と、を備えている。分離板31、液体分受け板35、スクレーパー41、クリーナーブレード45、及び、ダクト21は、便器部の内部、より詳細には、後述する便器部11の便器部本体部113の内部に設けられている。
As shown in FIG. 4 and the like, the
以下の説明においては、便器部11の上面の長手方向において便座116及び便蓋117(図2参照)を支承している一端部から、当該一端部に対する他端部へ向かう方向(図2における下方向)を前方向と定義し、その反対方向を後方向とし、これらを前後方向と定義する。また、便器部11の側面であってレバー336が設けられている側からレバー336が設けられていない側へと向う方向を(図2における右方向)を左方向と定義し、その反対方向を右方向とし、これらを左右方向と定義する。また、床121に固定されている便器部11の下端部から便座116及び便蓋117に向かう方向(図1における上方向)を上方向とし、その反対方向を下方向とし、これらを上下方向と定義する。
In the following description, the direction from the one end supporting the
図4等に示すように、便器部11は、便鉢111と、便器部中部本体部112と、便器部本体部113と、便鉢111の下部に形成され、下方に向けて開口し、便鉢111で受けたし尿を便鉢111の下方へ落下させる便器排出口114と、を有している。
As shown in FIG. 4 etc., the
便鉢111は、全体として下方へ向かって窄まった形状を有しており、便鉢111の所定の位置より下方に至るまでの部分は、円筒形状部により構成されている。円筒形状部の下端には、便器排出口114が形成されている。便鉢111の上端開口部には、図2に示すように、便座116及び便蓋117が便鉢111に対して回動するように支承されている。なお、図1、図4、図5においては、便宜上便座116及び便蓋117の図示を省略している。便器部11の便器排出口114は、床121の開口部の開口内に配置されており、平面視では円形を有しているが、図4に示す側方視では、円弧状を有している。
The
便器部中部本体部112は、四角筒状を有している。便器部中部本体部112の下端部の開口は、便タンク80の上端部に形成された開口よりも小さく構成されおり、鉛直方向視では、便器部中部本体部112の下端部の開口の全体は、便タンク80の上端部に形成された開口に含まれる位置関係を有している。便鉢111の下部の円筒形状部の周囲と、ダクト21と、分離板31と、液体分受け板35と、スクレーパー41と、クリーナーブレード45と、液体分受け溝形成部51とが、便器部中部本体部112の内部に配置される。また、便器部中部本体部112の後部には、上面が塞がれ上方に突出して便器部中部本体部112の内部の空間を上方へ拡張する部分を有しており、この部分には、分離板31及び液体分受け板35の後端部が、図4において二点鎖線で示すように、後方へ回動したときに、挿入可能である。
The toilet body middle
便器部本体部113は、便鉢111の上端部を除いた便鉢111のほぼ全体を覆っている。便器部本体部113の下端部は、床121に接続されており、床121の開口部の全体を取り囲んでいる。
The
ダクト21は、四角筒状を有しており、便鉢111の下部の円筒形状部の周囲を、取り巻いて配置されている。ダクト21の上端部は、便鉢111の上部に固定されている。ダクト21の下端部は、図4に示すように、便器排出口114に略一致しており、床121の開口部の開口内に配置され、側方視では、便器排出口114と同様に円弧状を有している。
The
スクレーパー41は、ダクト21の前部に固定されており、また、スクレーパー41は、ダクト21の後部に固定されたスクレーパー保持部42に固定されており、これにより、便器部11に対して固定されている。スクレーパー保持部42は、左右方向におけるダクト21の一端部から他端部に至るまで延びており、ダクト21の前後の下端部の外面に対して固定されている。ダクト21の後部に配置されたスクレーパー41は、スクレーパー保持部42の下端部に沿って左右方向に延びている。スクレーパー41は、左右方向及び上下方向に平行な板状を有しており、弾性変形可能な材質、例えば、ゴム等により構成されている。スクレーパー41の下端部は、分離板31の上面に当接している。スクレーパー41は、分離板31が便器部11に対して動作することにより、分離板31の上面に対して相対的に摺動して、分離板31の上面に存在する固体分を分離板31の上面から除去する。
The
クリーナーブレード45は、図4に示すように、ダクト21の後部に固定されたスクレーパー保持部42に固定されている。クリーナーブレード45は、後述の分離板31のスリット313(図5参照)の枚数と同数設けられており、前後方向及び上下方向に平行な板状を有しており、硬い材質、例えば、金属等により構成されている。クリーナーブレード45は、互いに平行な位置関係でスクレーパー保持部42に固定されており、分離板31のスリット313に挿入された状態が維持されている。クリーナーブレード45は、スリット313に存在する固体分を除去する。
As shown in FIG. 4, the
分離板31は、図3に示すように、平面視で略長方形状の板状を有しており、図4に示すように、側方視では、下方へ向かって凸状に湾曲し回転軸333の軸心を中心とする円弧状を有している。分離板31は、液体分を下方へ通過させる開口部を有しており、開口部は、固液混合物としてのし尿を上面に受け、し尿に含まれる固体分が通過しない程度の幅を有する複数本のスリット313により構成されている。複数本のスリット313は、分離板31の前端部近傍から後端部近傍に至るまで前後方向に延びており、左右方向に等間隔で互いに平行な位置関係を有している。
As shown in FIG. 3, the
左右方向における分離板31の側端部は、図4に示すように略円弧形状の板状を有する弧状側部支持板33の円弧の周縁部よりも中心部寄りの部分に接続されている。弧状側部支持板33の円弧の中心部は、回転軸333と一体的に回転可能に、回転軸333に同軸的に固定されている。回転軸333は、便器部本体部113に形成された貫通孔を貫通して便器部11の外部へ延びている。便器部11の外部に位置する回転軸333の端部は、床121に固定された軸支持部材335によって床121に対して支持されており、回転軸333に直交するレバー336の一端部に、当該レバー336と一体的に回転可能に固定されている。回転軸333を中心としてレバー336を回動させることにより、回転軸333が回転し、回転軸333と一体的に弧状側部支持板33及び分離板31が、便器部11に対して回動する動作をするように構成されている。
As shown in FIG. 4, the side end of the
液体分受け板35は、平面視で略長方形状の板状を有しており、図4に示すように、側方視では、分離板31よりも大きい半径を有する円弧であって、下方へ向かって凸状に湾曲し分離板31と同一の回転軸333の軸心を中心とする円弧状を有している。液体分受け板35は、図4に示すように、分離板31の下方に配置されており、分離板31のスリット313を通して落下した液体分を受ける。液体分受け板35は、分離板31のようなスリット313は有しておらず、液体分を下方へ通過させない。
The
左右方向における液体分受け板35の側端部は、弧状側部支持板33の円弧状の周縁部に接続されている。従って、回転軸333を中心としてレバー336を回動させることにより、回転軸333が回転し、液体分受け板35は、回転軸333、弧状側部支持板33、及び、分離板31と一体的に、所定の軸心としての回転軸333の軸心を中心として、便器部11に対して同軸的に回動する動作をするように構成されている。
The side end of the
図4に示すように、前方向における液体分受け板35の端縁には、前側板355の下端縁が一体的に接続されており、前側板355の上端縁は、前方向における分離板31の端縁に一体的に接続されている。後方向における液体分受け板35の端縁には、後側板356の下端縁が一体的に接続されており、後側板356の上端縁は、後方向における分離板31の端縁に一体的に接続されている。図3に示すように、左方向における液体分受け板35の端縁には、左側板357の下端縁が一体的に接続されており、左側板357の上端縁は、左方向における分離板31の端縁に一体的に接続されている。右方向における液体分受け板35の端縁には、右側板358の下端縁が一体的に接続されており、右側板358の上端縁は、右方向における分離板31の端縁に一体的に接続されている。即ち、液体分受け板35と、分離板31と、前側板355と、後側板356と、左側板357と、右側板358とにより、し尿のうちの液体分を流通させる液体分流通空間37(図4参照)が形成されている。
As shown in FIG. 4, the lower edge of the
液体分受け板35の一端部に位置している左側板357には、貫通孔により構成された排出流路354が形成されている。排出流路354は、図4において実線で示すように、トイレ設備が使用されていないときに液体分受け板35が初期位置にあるときに、液体分受け板35の最下端部となる位置に形成されており、液体分受け板35が受けた液体分を、液体分流通空間37から液体分を尿タンク90へ向けて排出する。
The
排出流路354の下方には、液体分受け溝形成部51が設けられている。液体分受け溝形成部51は、便器部中部本体部112の左端部に一体的に接続されて固定されており、左右方向に所定の幅を有して溝を形成している。溝形成部51は、液体分受け板35が図4において二点鎖線で示すように回動した状態のときに、排出流路354の下方位置にある形状を有している。液体分受け溝形成部51の上端は上方へ向かって開口しており、排出流路354から排出された液体分は、この開口から、液体分受け溝形成部51の内部へ流入する。液体分受け溝形成部51の上端は、側方視では、図4に示すように、液体分受け板35の円弧形状に倣った形状を有している。液体分受け溝形成部51の底面515は、前方へ進むにつれて下方へ傾斜している。液体分受け溝形成部51の前端部には、図1に示すように、排水管516の一端部が接続されている。排水管516の他端部は、床下であって、便タンク80が配置されている部屋とは異なる部屋に配置された尿タンク90に接続されている。液体分受け溝形成部51に流入した液体分は、液体分受け溝形成部51の前端部へ流れ、排水管516を流通し、尿タンク90に貯留される。
A liquid receiving
以上の構成を備える本実施形態に係るトイレ設備100において、し尿の固液分離の動作について説明する。
先ず、分離板31及び液体分受け板35は、トイレ設備100を使用する使用者が使用する前には、図1において実線で示す初期位置にある。これにより、分離板31及び液体分受け板35は、ダクト21の下端部の開口及び便器排出口114を塞いでいる。
An operation of solid-liquid separation of human waste will be described in the
First, before the user who uses the
次に、トイレ設備100を使用する使用者がし尿を排泄すると、し尿は、便鉢111の便器排出口114を通り分離板31の上面に落下する。すると、し尿に含まれる液体分は、スリット313を通り分離板31から液体分受け板35へと落下し、液体分受け板35の上面を流れ、排出流路354から排出され、液体分受け溝形成部51へ流入する。そして、液体分は、排水管516を流れ、尿タンク90に貯留される。し尿に含まれる固体分は、分離板31の上面に載置されている。
Next, when the user using the
そして、使用者による排泄が終了し、使用者が右手でレバー336を前方向へ回動(図4においては時計回り方向へ回動)することにより、弧状側部支持板33は、図4において二点鎖線で示す位置へ回動し、し尿のうちの固体分が載置された状態の分離板31及び液体分受け板35は、弧状側部支持板33と一体的に、回転軸333を中心として回動する。このとき、ダクト21の後部に配置されているスクレーパー41は、分離板31の上面に当接しているため、分離板31の上面に存在する固体分をかき取る。また、クリーナーブレード45は、スリット313に挿入されているため、スリット313に存在する固体分をかき取る。かき取られた固体分は、鉛直下方へ落下し、便タンク80に溜められる。
Then, the excretion by the user is finished, and the user turns the
そして、使用者は、レバー336を、図1において実線で示す初期位置に戻す。この際、ダクト21の前部に配置されているスクレーパー41は、分離板31の上面に当接しているため、ダクト21の後部に配置されているスクレーパー41によってかき取ることができなかった、分離板31の前部に付着している固体分をかき取る。かき取られた固体分は、鉛直下方へ落下し、便タンク80に溜められる。
Then, the user returns the
上記構成の実施形態によるトイレ設備100によれば、以下のような効果を得ることができる。
人間の排泄物としての固液混合物を固体分と液体分とに分離するトイレ設備100は、便器部11と、便器部11に対して動作可能であり、固液混合物を上面に受け、液体分を下方へ通過させる開口部としてのスリット313が設けられた分離板31と、便器部11に対して動作可能であり、分離板31の下方に配置され、液体分を上面に受ける液体分受け板35と、便器部11に対して固定され、分離板31が便器部11に対して動作することにより、分離板31の上面の固体分を分離板31の上面から除去する除去板としてのスクレーパー41と、分離板31の鉛直下方に配置された便タンク80と、を備える。
According to the
A
この構成により、分離板31を便器部11に対して動作させることができるため、分離板31の鉛直下方に便タンク80を配置させることができ、分離板31から便タンク80へ固体分を落下させて便タンク80に溜めることができる。このため、便器部11の鉛直下方のスペースを、便タンク80を配置させて有効利用することができる。このため、トイレ設備100の省スペース化を図ることができ、小型化を図ることができる。この結果、トイレ設備100の設置に係るコストの低減を図ることができる。
With this configuration, since the
また、使用者が排泄する際に、分離板31及び液体分受け板35によってダクト21の下方を塞いだ状態とすることができるため、使用者から便タンク80の内部の便が見えることを防ぐことができ、不快感を抑制することができる。また、悪臭を抑えることができ、害虫がトイレ室110内に侵入することを抑制することができる。
Moreover, since the lower part of the
また、便器部11に対して固定されたスクレーパー41によりかき取られた固体分は、落下することにより便タンク80に溜められるため、便器部11と便タンク80との間の構成や、スクレーパーの構成を簡単にすることができる。
Moreover, since the solid content scraped off by the
また、分離板31及び液体分受け板35は、所定の軸心である回転軸333の軸心を中心として同軸的に回動するように動作可能である。そして、分離板31及び液体分受け板35は、当該所定の軸心を中心とする円弧状を有する。
Further, the
この構成により、分離板31及び液体分受け板35が動作するスペースの省スペース化を図ることができる。このため、分離板31及び液体分受け板35を便器部11の内部に配置させることができ、且つ、便器部11の下方に分離板31や液体分受け板35が突出せずに、便器部11の下方のスペースを縮小することができ、トイレ設備100の小型化を図ることができる。
With this configuration, it is possible to save the space in which the
また、分離板31と液体分受け板35とは、一体的に回動可能である。この構成により、1つのレバー336を操作することにより、分離板31と液体分受け板35とを動作させることができる。これにより、分離板31に載置されている固体分がかき取られ、便タンク80に落下するときに、分離板31と便タンク80との間から、液体分受け板35を退避させることができる。
Moreover, the
所定の軸心方向としての回転軸333の軸心方向における液体分受け板35の一端部(左端部)には、液体分受け板35が受けた液体分を尿タンク90へ排出する排出流路354が形成されている。この構成により、液体分受け板35が受けた液体分が便タンク80に落下しないようにして、確実に尿タンク90へ排出することができる。
At one end (left end) of the
また、除去板としてのスクレーパー41には、開口部としてのスリット313に存在する固体分を除去する開口部除去部材としてのクリーナーブレード45が設けられている。この構成により、分離板31の上面に載置されている固体分をかき取る際に、スリット313に存在する固体分も同時に除去することができ、固体分によってスリット313が詰まることを抑制することができる。
In addition, the
また、分離板31及び液体分受け板35は、便器部11の内部に設けられている。この構成により、トイレ設備100の全体の小型化を図ることができる。
Further, the
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれる。例えば、便器部、分離板、液体分受け板、除去板、開口部除去部材、便タンク、尿タンク等の構成は、上記実施形態における便器部11、分離板31、液体分受け板35、スクレーパー41、クリーナーブレード45、便タンク80、尿タンク90等の構成に限定されない。従って例えば、便器部本体部の形状は、本実施形態における便器部本体部113の形状に限定されない。また、液体分受け溝形成部51は、便器部中部本体部112の左端部に一体的に接続されて固定されていたが、これに限定されず、例えば、便器部中部本体部の右端部に一体的に接続されて固定されていてもよい。この場合には、排出流路は、液体分流通空間を形成する右側板に形成されればよい。また、液体分受け溝形成部は、便器部中部本体部の両端部に設けられていてもよい。この場合には、排出流路は、液体分流通空間を形成する左右両側板に形成されればよい。
The present invention is not limited to the above-described embodiment, and modifications, improvements, and the like within the scope that can achieve the object of the present invention are included in the present invention. For example, the configuration of the toilet unit, separation plate, liquid receiving plate, removal plate, opening removing member, stool tank, urine tank, etc. includes the
また、液体分受け板35と分離板31とは、弧状側部支持板33に固定されて一体的に回動可能であったが、この構成に限定されない。例えば、液体分受け板35と分離板31とは、独立して便器部11に対して動作可能な構成を有していてもよい。この場合であっても、分離板に載置された固体部が除去板によってかき取られるときには、かき取られた固体分が便タンクに落下できるように、液体分受け板が退避できる構成を有していればよい。
In addition, the
また、本実施形態に係るトイレ設備100は、非水洗式のトイレを構成するトイレ設備であったが、全く水等の液体が流れないトイレに限定されず、少量の水等により、分離板を洗い流すことができるトイレを構成するトイレ設備であってもよい。
In addition, the
11…便器部
31…分離板
35…液体分受け板
41…スクレーパー(除去板)
45…クリーナーブレード(開口部除去部材が)
80…便タンク
100…トイレ設備
313…スリット(開口部)
354…排出流路
DESCRIPTION OF
45 ... Cleaner blade (opening removal member)
80 ...
354 ... Discharge flow path
Claims (7)
便器部と、
前記便器部に対して動作可能であり、固液混合物を上面に受け、液体分を下方へ通過させる開口部が設けられた分離板と、
前記便器部に対して動作可能であり、前記分離板の下方に配置され、液体分を上面に受ける液体分受け板と、
前記分離板が前記便器部に対して動作することにより、前記分離板の上面の固体分を前記分離板の上面から除去する除去板と、
前記分離板の下方に配置された便タンクと、
を備えるトイレ設備。 A toilet facility that separates a solid-liquid mixture as human waste into a solid and a liquid,
The toilet part,
A separation plate that is operable with respect to the toilet unit, receives a solid-liquid mixture on an upper surface, and is provided with an opening that allows a liquid component to pass downward;
A liquid receiving plate that is operable with respect to the toilet unit, disposed below the separation plate, and receives a liquid content on an upper surface;
A removal plate for removing the solid content on the upper surface of the separation plate from the upper surface of the separation plate by operating the separation plate with respect to the toilet unit;
A stool tank disposed below the separation plate;
Toilet equipment with.
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JP2015192814A JP2017064019A (en) | 2015-09-30 | 2015-09-30 | Toilet facilities |
Publications (1)
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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2015
- 2015-09-30 JP JP2015192814A patent/JP2017064019A/en active Pending
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CN110623583A (en) * | 2019-07-17 | 2019-12-31 | 中国航天空气动力技术研究院 | Partitioned anti-contamination toilet tool, installation method and application |
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