JP2017061137A5

JP2017061137A5 -

Info

Publication number: JP2017061137A5
Application number: JP2016138263A
Authority: JP
Filing date: 2016-07-13
Publication date: 2018-03-22
Anticipated expiration: 2036-07-13

Claims

射出されるプラスチック材料の流路を画定する管状先端部（１１）と、前記先端部（１１）と同軸のリングナット（９）とを備えるプラスチック材料射出成形装置のインジェクタ（３）用のノズルターミナル（１０）であって、
前記先端部（１１）は、耐摩耗性の第１の材料からなる径方向内側要素（１２）と、高熱伝導性の第２の材料からなる中間要素（１３）と、耐蝕性の第３の材料からなる径方向外側要素（１４）とを含み、
前記径方向内側、中間及び径方向外側要素（１２，１３，１４）は、密接に相互接触して互いに接合しており、
前記径方向外側要素（１４）は、中間要素（１３）を完全に覆っており、従って中間要素（１３）が周囲から遮断されることを特徴とするプラスチック材料射出成形装置のインジェクタ用ノズルターミナル。
前記中間要素（１３）は、前記径方向内側要素（１２）と連続的に接触することを特徴とする、請求項１に記載のノズルターミナル。
前記径方向外側要素（１４）は、前記中間要素（１３）と連続的に接触することを特徴とする、請求項１又は請求項２に記載のノズルターミナル。
前記径方向内側要素、前記中間要素、前記径方向外側要素（１２，１３，１４）は、干渉によって互いに接続していることを特徴とする、請求項１から３のいずれか１項に記載のノズルターミナル。
前記径方向外側要素（１４）は、端（１４ａ，１４ｂ）において前記径方向内側要素（１２）に密封して固定されていることを特徴とする、請求項１から４のいずれか１項に記載のノズルターミナル。
前記径方向外側要素（１４）の前記端（１４ａ，１４ｂ）は、前記径方向内側要素（１２）にはんだで接合されていることを特徴とする、請求項５に記載のノズルターミナル。
前記径方向内側要素（１２）は、実質的に一定の厚みを有し前記先端部（１１）の自由端（１７）に延伸している末端部（１６）を有し、前記中間要素（１３）は、そのような末端部（１６）に取り付けられていることを特徴とする、請求項１から６のいずれか１項に記載のノズルターミナル。
前記中間要素（１３）は、前記径方向内側要素（１２）の前記末端部（１６）の厚みと実質的に等しい一定の厚みを有するということを特徴とする、請求項７に記載のノズルターミナル。
前記径方向外側要素（１４）は、前記径方向内側要素（１２）の前記末端部（１６）及び前記中間要素（１３）の厚みよりも薄い厚みを有することを特徴とする、請求項８に記載のノズルターミナル。
前記径方向外側要素（１４）は、前記先端部（１１）の前記自由端（１７）を取り囲む厚い端部（１４ｂ）を有することを特徴とする、請求項９に記載のノズルターミナル。
前記第１の材料は、高硬度を有する焼き入れ又は焼き戻しされたマルテンサイトタイプのステンレス鋼であることを特徴とする、請求項１から１０のいずれか１項に記載のノズルターミナル。
前記第２の材料は、銅又は銅の合金である、請求項１から１１のいずれか１項に記載のノズルターミナル。
前記第３の材料は、焼き入れ又は焼き戻しされたマルテンサイトタイプの高硬度を有するステンレス鋼である、請求項１から１２のいずれか１項に記載のノズルターミナル。
前記第３の材料は、前記第１の材料と同一である請求項１から１３のいずれか１項に記載のノズルターミナル。