JP2017061060A - 加工成形機によって重合体内に微細気泡を生成させる加工方法 - Google Patents

加工成形機によって重合体内に微細気泡を生成させる加工方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2017061060A
JP2017061060A JP2015186791A JP2015186791A JP2017061060A JP 2017061060 A JP2017061060 A JP 2017061060A JP 2015186791 A JP2015186791 A JP 2015186791A JP 2015186791 A JP2015186791 A JP 2015186791A JP 2017061060 A JP2017061060 A JP 2017061060A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polymer
fine bubble
bubble generating
fine
processing method
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2015186791A
Other languages
English (en)
Inventor
廖偉智
Wei-Chih Liao
廖翌如
Cristina Liao
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Everfocus Int Co Ltd
Everfocus International Co Ltd
Original Assignee
Everfocus Int Co Ltd
Everfocus International Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Everfocus Int Co Ltd, Everfocus International Co Ltd filed Critical Everfocus Int Co Ltd
Priority to JP2015186791A priority Critical patent/JP2017061060A/ja
Publication of JP2017061060A publication Critical patent/JP2017061060A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】加工成形機によって重合体内に微細気泡を生成させる加工方法を提供する
【解決手段】加工成形機によって重合体内に微細気泡を生成させる加工方法は、型、輸送ボルトまたはチューブなどの適切な位置に微細気泡生成ユニットを配置する。微細気泡生成ユニットは流体重合体に入り込む多孔部を有する。上述した構造により、高圧高温気体を微細気泡生成ユニットの多孔部へ流動させ、微細気泡を生成させ、微細気泡と流体重合体とを均質に混ぜ合わせることができる。交じり合った微細気泡と流体重合体が冷却されると発泡効果が良好な製品が完成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、発泡技術に関し、詳しくは加工成形機によって重合体内に微細発泡を生成させる加工方法に関するものである。
重合体の発泡方式は一般的に機械発泡方式、物理発泡方式および化学発泡方式に分けられる。機械発泡方式は機械攪拌工法によって重合体に空気を均等に混ぜて気泡を生成させる方式である。物理発泡方式は物理発泡剤によって重合体内に物理変化が引き起こし、気泡を生成させる方式である。化学発泡方式は化学発泡剤を熱分解して気体を生じることによって重合体内に気泡を生成させる方式である。
上述した方式に対し、特許文献1の方式は輸送ボルト内に配置された気体輸送パイプと、輸送ボルトの先端に配置された複数の微細孔状の通気部とを備える。加圧気体は気体輸送パイプに流れ込み、電熱器による間接加熱工程および高温加熱工程によって処理される。続いて処理された気体は微細孔状の通気部によって流体重合体に流れ込む。続いて輸送ボルトは流体重合体と気圧とを攪拌し、混ぜ合わせ、そののちそれらを型に注入し、重合体内部に気泡を生成させる。
しかしながら、この方式において、微細孔状の通気部は輸送ボルトの表面と一線に並ぶように通気孔内に配置される。このため、微細孔状の通気部が流体重合体の表面にしか接触できず、流体重合体の内部に入り込むことができないため、気体を輸送する際、気体と流体重合体とを充分に混合できないことが原因で重合体の内部の気泡が均質にならないという問題が発生する。
台湾I233877号公報
本発明は、加工成形機によって気体と重合体の混合効果を増大させ、重合体内に微細気泡をより均質に生成させることが可能な加工方法を提供することを主な目的とする。
上述した課題を解決するため、本発明の第1実施形態による加工方法は微細気泡生成ユニットを型に装着することを特徴とする。輸送ボルトの回転によって流体重合体を型の中に押し込み、微細気泡生成ユニットの多孔部を流体重合体に入り込ませる。続いて、微細気泡生成装置によって高圧高温気体を生じる。続いて、高圧高温気体は微細気泡生成ユニットの多孔部を通り、型の中に複数の微細気泡を生成させる。微細気泡と型の中の流体重合体とを混ぜ合わせることによって表面が光沢かつ平滑で内部が発泡状となる製品を製作する。
本発明の第2実施形態による加工方法は微細気泡生成ユニットを固定ホルダーに装着することを特徴とする。固定ホルダーは輸送ボルトと型との間に配置される。輸送ボルトの回転によって流体重合体を前進させ、固定ホルダーの流動通路へ流動させ、微細気泡生成ユニットの多孔部を流体重合体に入り込ませる。続いて、微細気泡生成装置によって高圧高温気体を生じる。続いて、高圧高温気体は微細気泡生成ユニットの多孔部を通り、流動通路内に複数の微細気泡を生成させる。複数の微細気泡と流動通路内の流体重合体とを混ぜ合わせ、冷却すると、表面が光沢かつ平滑で内部が発泡状となる製品が完成する。
本発明の第3実施形態による加工方法は微細気泡生成ユニットを固定リングに装着することを特徴とする。固定リングは輸送ボルトの先端に装着される。輸送ボルトの回転によって流体重合体を前進させ、微細気泡生成ユニットの多孔部を流動中の流体重合体に入り込ませる。続いて、微細気泡生成装置によって輸送ボルトの気道に高圧空気を導入し、高圧空気を気道に沿って流動させ、加熱する。加熱された高圧気体は輸送ボルトの気道から微細気泡生成ユニットに流れ込み、微細気泡生成ユニットの多孔部を通り、複数の微細気泡を生成させる。複数の微細気泡は輸送ボルトの回転によって流体重合体に混じる。
本発明の第4実施形態による加工方法はチューブの材料流出部位に微細気泡生成ユニットを装着し、チューブの材料流入部位に液体輸送ユニットを装着することを特徴とする。輸送ボルトの回転によって流体重合体を前進させ、流体重合体をチューブの材料流入部位からチューブの材料流出部位へ流動させると同時に加熱し、微細気泡生成ユニットの多孔部を流体重合体に入り込ませる。このとき液体輸送ユニットによってチューブに発泡液体を注入し、発泡液体と流体重合体とを混ぜ合わせながら流動させると同時に加熱する。続いて微細気泡生成装置によってチューブの気道に高圧空気を導入し、高圧空気を気道に沿って流動させ、加熱する。加熱された高圧気体はチューブの気道から微細気泡生成ユニットに流れ込み、微細気泡生成ユニットの多孔部を通り、チューブ内に複数の微細気泡を生成させる。複数の微細気泡は輸送ボルトの回転によって流体重合体に混じる。一方、流動中の発泡液体は加熱されるとともに徐々に気化し、流体重合体内に複数の微細気泡を生成させる。従って、上述した相乗作用により発泡効果が良好な製品を得ることができる。
本発明の第1実施形態による加工方法のプロセスを示す模式図である。 本発明の第1実施形態による加工方法の微細気泡生成装置の構造を示す平面図である。 本発明の第2実施形態による加工方法のプロセスを示す模式図である。 本発明の第3実施形態による加工方法において逆流防止リングが輸送ボルトの環状ストッパーに当接する状態を示す構造図である。 本発明の第3実施形態による加工方法において逆流防止リングと輸送ボルトの環状ストッパーとが分離した状態を示す構造図である。 本発明の第4実施形態による加工方法を示す構造図である。 本発明の第5実施形態による加工方法を示す構造図である。 本発明の第6実施形態による加工方法を示す構造図である。
(第1実施形態)
図6に示すように、本発明による加工方法は加工成形機10を使用する。本実施形態において加工成形機10、即ち押出成形機はチューブ20、加熱器30および輸送ボルト40を備える。加熱器30はチューブ20の外側に配置され、固体重合体を流体重合体12に溶解させる。輸送ボルト40はチューブ20内に配置され、流体重合体12を型14の方向へ前進させる。
図2に示すように、加工成形機10はさらに微細気泡生成装置50を有する。微細気泡生成装置50は空気圧縮機または効果が同等な空気加圧設備から構成される。本実施形態において、微細気泡生成装置50は加圧シリンダー51、気体保存シリンダー52、複数のヒーター53および複数の微細気泡生成ユニット54を有する。加圧シリンダー51は外部からの空気の圧力を増大させる。気体保存シリンダー52は加圧シリンダー51に接続され、加圧された空気を保存する。ヒーター53は気体保存シリンダー52の外側に配置され、気体保存シリンダー52内の空気を加熱する。微細気泡生成ユニット54は気体保存シリンダー52に接続され、高圧高熱空気を放出する。微細気泡生成ユニット54は多孔部542を有する。多孔部542は金属、セラミックスまたは金属とセラミックスの混合物から構成されるが、これに限らない。本実施形態において微細気泡生成ユニット54は型14の入口部位16に装着され、多孔部542が型14に入り込む。
図1に示すように、本発明の第1実施形態による加工方法は、次のステップを含む。
ステップa)において、輸送ボルト40の回転によって流体重合体12を型14の中に押し込み、微細気泡生成ユニット54の多孔部542を流体重合体12に入り込ませる。
ステップb)において、微細気泡生成装置50によって高圧高温気体を生じる。高圧高温気体は微細気泡生成ユニット54の多孔部542を通り、流体重合体12内に複数の微細気泡を生成させる。複数の微細気泡と型14の中の流体重合体12とが混じり合い、冷却されると、発泡効果が良好な製品が完成する。
(第2実施形態)
図3に示すように、本発明の第2実施形態による加工方法は押出成形機または射出成形機を使用する。第1実施形態との違いは次の通りである。微細気泡生成ユニット54は固定ホルダー55に斜めに装着される。固定ホルダー55は輸送ボルト40と型14との間に配置され、流動通路552を有する。流体重合体12は流動通路52を流れる。微細気泡生成ユニット54の多孔部542は流動通路552に入り込む。
微細気泡生成ユニット54に生じた微細気泡は低圧注入工法によって流体重合体12に流れ込む。微細気泡生成装置50はさらに静態混合器56を有する。静態混合器56は微細気泡生成ユニット54と型14との間に位置するように固定ホルダー55の流動通路552に配置され、微細気泡と流体重合体12とをスムーズに混ぜ合わせる。本発明の第2実施形態による加工方法は次のステップを含む。
ステップa)において、輸送ボルト40の回転によって流体重合体12を前進させ、固定ホルダー55の流動通路552へ流動させ、微細気泡生成ユニット54の多孔部542を流体重合体12に入り込ませ、そののち固定ホルダー55の流動通路552を通った流体重合体12を型14内に注入する。
ステップb)において、微細気泡生成装置50によって高圧高温気体を生じる。高圧高温気体は微細気泡生成ユニット54の多孔部542を通り、流体重合体12内に複数の微細気泡を生成させる。続いて、静態混合器56によって複数の微細気泡と流動通路552内の流体重合体12とを充分に混ぜ合わせる。続いてそれらを型14に注入し、冷却すれば、発泡効果が良好な重合体製品が完成する。
(第3実施形態)
図4に示すように、本発明の第3実施形態による加工方法は射出成形機を使用する。第1実施形態と第2実施形態との違いは次の通りである。微細気泡生成ユニット54は径方向に位置するように固定リング57に配置される。固定リング57は輸送ボルト40の先端に配置される。微細気泡生成ユニット54の多孔部542は輸送ボルト40の表面に突出する。微細気泡生成装置50は微細気泡生成ユニット54と空気圧縮機(図中未表示)との連結によって構成される。静態混合器56は固定ホルダー55の流動通路552の先端に配置される。本発明の第3実施形態による加工方法は次のステップを含む。
ステップa)において、輸送ボルト40の回転によって流体重合体12を前進させ、微細気泡生成ユニット54の多孔部542を流動中の流体重合体12に入り込ませる。
ステップb)において、微細気泡生成装置50の空気圧縮機によって高圧空気を輸送ボルト40の気道42内に導入し、高圧空気を気道42に沿って流動させると同時に加熱器30によって加熱する。
ステップc)において、加熱された高圧気体は輸送ボルト40の気道42から微細気泡生成ユニット54に流れ込み、微細気泡生成ユニット54の多孔部542を通り、複数の微細気泡を生成させる。複数の微細気泡は輸送ボルト40の回転によって流体重合体12に混じる。そののち交じり合って射出された微細気泡および流体重合体12は静態混合器56によって再び交じり合う。
輸送ボルト40は先端に位置しかつ固定リング57に接する環状ストッパー44と、先端に被さる逆流防止リング58とを有する。
図5に示すように、輸送ボルト40の回転によって流体重合体12を貯める際、逆流防止リング58と輸送ボルト40の環状ストッパー44とは分離し、チューブ20の容積が高圧高温気体と流体重合体12を充分に格納できるまで流体重合体12をチューブ20に流入させ、貯める。射出工程によって流体重合体12を型14に注入する際、逆流防止リング58と輸送ボルト40の環状ストッパー44とは相互に当接するため、流体重合体12の逆流を抑制できるだけでなく、流体重合体12を高圧で射出する際に生じた小分子が微細気泡生成ユニット54の多孔部542を塞げることを防止できる。
(第4実施形態)
図6に示すように、本発明の第4実施形態による加工方法は押出成形機を使用する。上述した実施形態との違いは、次の通りである。微細気泡生成ユニット54はチューブ20の材料流出部位22に装着される。微細気泡生成ユニット54の多孔部542はチューブ20に入り込む。微細気泡生成装置50は微細気泡生成ユニット54と空気圧縮機(図中未表示)との連結によって構成される。本発明の第4実施形態による加工方法は次のステップを含む。
ステップa)において、輸送ボルト40の回転によって流体重合体12を前進させ、流体重合体12をチューブ20の材料流入部位21からチューブ20の材料流出部位22へ流動させると同時に加熱器30によって加熱し、微細気泡生成ユニット54の多孔部542を流動中の流体重合体12に入り込ませる。
ステップb)において、微細気泡生成装置50の空気圧縮機によってチューブ20の気道23に高圧空気を導入し、高圧空気を気道23に沿って流動させると同時に加熱器30によって加熱する。
ステップc)において、加熱された高圧気体はチューブ20の気道23から管路59を通って微細気泡生成ユニット54に流れ込み、続いて微細気泡生成ユニット54の多孔部542を通り、複数の微細気泡を生成させる。複数の微細気泡は輸送ボルト40の回転によって流体重合体12に混じる。
本実施形態において、微細気泡生成装置50はさらに液体輸送ユニット60を有する。液体輸送ユニット60はチューブ20に入り込むようにチューブ20の材料流入部位21に装着される。上述したステップa)において、液体輸送ユニット60によってチューブ20に発泡液体を注入し、発泡液体と流体重合体12とを混ぜ合わせ、流動させると同時に加熱器30によって加熱する。加熱された発泡液体は気化するとともに流体重合体12内に複数の微細気泡を生成させる。上述したとおり、重合体製品は発泡液体の生じた微細気泡と微細気泡生成ユニット54の生じた微細気泡によって発泡効果がより良好になる。
図7および図8に示すように、本実施形態は微細気泡生成ユニット54と液体輸送ユニット60を同時に配置する構成に限られず、実際の状況に応じて微細気泡生成ユニット54または液体輸送ユニット60のいずれか一つを少なくとも配置すればよい。
図6は微細気泡生成ユニット54および液体輸送ユニット60を同時に配置した状態である。図7は微細気泡生成ユニット54のみを配置した状態である。図8は液体輸送ユニット60のみを配置した状態である。いずれにしても、微細気泡生成ユニット54および液体輸送ユニット60にそれぞれ生じた微細気泡は重合体に良好な発泡効果を発揮できる。両者を同時に配置すれば最良の発泡効果を発揮できる。
上述したとおり、従来の技術に対し、本発明による加工方法は微細気泡生成ユニット54を流体重合体12に差し込むため、両者の接触面積が増大することにより流体重合体12に流れ込む気体の量を増加させ、流体重合体内に微細気泡をより均質に分布させ、本発明の目的を達成することができる。
10 加工成形機
12 流体重合体
14 型
16 入口部位
20 チューブ
21 材料流入部位
22 材料流出部位
23 気道
30 加熱器
40 輸送ボルト
42 気道
44 環状ストッパー
50 微細気泡生成装置
51 加圧シリンダー
52 気体保存シリンダー
53 ヒーター
54 微細気泡生成ユニット
542 多孔部
55 固定ホルダー
552 流動通路
56 静態混合器
57 固定リング
58 逆流防止リング
59 管路
60 液体輸送ユニット

Claims (10)

  1. 輸送ボルトおよび微細気泡生成装置を備え、
    前記微細気泡生成装置は微細気泡生成ユニットを有し、前記微細気泡生成ユニットは型に装着され、前記型に入り込む多孔部を有する加工成形機によって重合体内に微細気泡を生成させる加工方法において、
    ステップa)は、前記輸送ボルトの回転によって流体重合体を前記型に押し込み、前記微細気泡生成ユニットの前記多孔部を前記流体重合体に入り込ませ、
    ステップb)は、前記微細気泡生成装置を起動して高圧高温気体を生じ、そののち前記高圧高温気体を前記微細気泡生成ユニットの前記多孔部へ流動させることによって複数の微細気泡を生成させ、そののち複数の前記微細気泡と前記型の中の前記流体重合体とを混ぜ合わせることを特徴とする、
    加工成形機によって重合体内に微細気泡を生成させる加工方法。
  2. 前記微細気泡生成装置は、さらに加圧シリンダー、気体保存シリンダーおよびヒーターを有し、前記気体保存シリンダーは前記加圧シリンダーに接続され、前記ヒーターは前記気体保存シリンダーに付着し、前記微細気泡生成ユニットは前記気体保存シリンダーに接続されることを特徴とする請求項1に記載の加工成形機によって重合体内に微細気泡を生成させる加工方法。
  3. 前記型は、入口部位を有し、前記微細気泡生成ユニットは前記型の前記入口部位に接することを特徴とする請求項1に記載の加工成形機によって重合体内に微細気泡を生成させる加工方法。
  4. 輸送ボルトおよび微細気泡生成装置を備え、
    前記微細気泡生成装置は固定ホルダーおよび微細気泡生成ユニットを有し、前記固定ホルダーは前記輸送ボルトと型との間に配置され、流動通路を有し、前記微細気泡生成ユニットは前記固定ホルダーに装着され、かつ前記固定ホルダーの前記流動通路に入り込む多孔部を有する加工成形機によって重合体内に微細気泡を生成させる加工方法において、
    ステップa)は、前記輸送ボルトの回転によって流体重合体を前進させ、前記固定ホルダーの前記流動通路に流入させ、前記微細気泡生成ユニットの前記多孔部を前記流体重合体に入り込ませ、
    ステップb)は、前記微細気泡生成装置を起動して高圧高温気体を生じ、そののち前記高圧高温気体を前記微細気泡生成ユニットの前記多孔部へ流動させることによって複数の微細気泡を生成させ、そののち複数の前記微細気泡と前記固定ホルダーの前記流動通路の中の前記流体重合体とを混ぜ合わせることを特徴とする、
    加工成形機によって重合体内に微細気泡を生成させる加工方法。
  5. 前記微細気泡生成装置は、さらに静態混合器を有し、前記静態混合器は前記微細気泡生成ユニットと前記型との間に位置するように前記固定ホルダーの前記流動通路に配置され、前記ステップb)において複数の前記微細気泡と前記流体重合体とをスムーズに混ぜ合わせることを特徴とする請求項4に記載の加工成形機によって重合体内に微細気泡を生成させる加工方法。
  6. 前記微細気泡生成装置は、さらに加圧シリンダー、気体保存シリンダーおよびヒーターを有し、前記気体保存シリンダーは前記加圧シリンダーに接続され、前記ヒーターは前記気体保存シリンダーに付着し、前記微細気泡生成ユニットは前記気体保存シリンダーに接続されることを特徴とする請求項4に記載の加工成形機によって重合体内に微細気泡を生成させる加工方法。
  7. 輸送ボルトおよび微細気泡生成装置を備え、
    前記微細気泡生成装置は固定リングおよび微細気泡生成ユニットを有し、前記固定リングは前記輸送ボルトの先端に配置され、前記微細気泡生成ユニットは前記固定リングに装着され、かつ多孔部を有し、前記多孔部は前記輸送ボルトの表面に突出する加工成形機によって重合体内に微細気泡を生成させる加工方法において、
    ステップa)は、前記輸送ボルトの回転によって前記流体重合体を前進させ、前記微細気泡生成ユニットの前記多孔部を流動中の前記流体重合体に入り込ませ、
    ステップb)において、前記微細気泡生成装置によって前記輸送ボルトの気道に高圧空気を導入し、前記高圧空気を前記気道に沿って流動させると同時に加熱し、
    ステップc)は、加熱された前記高圧気体を前記輸送ボルトの前記気道から前記微細気泡生成ユニットに流入させ、そして前記微細気泡生成ユニットの前記多孔部へ流動させ、複数の微細気泡を生成させ、そののち前記輸送ボルトの回転によって複数の前記微細気泡と前記流体重合体とを混ぜ合わせることを特徴とする、
    加工成形機によって重合体内に微細気泡を生成させる加工方法。
  8. 前記輸送ボルトは、先端に前記固定リングに接する環状ストッパーを有し、前記加工成形機はさらに逆流防止リングを備え、前記逆流防止リングは軸方向に移動可能なように前記輸送ボルトの前記先端に被さり、前記流体重合体を注入する際に前記逆流防止リングと前記環状ストッパーとは相互に当接し、前記流体重合体を貯める際に前記逆流防止リングと前記環状ストッパーとは分離することを特徴とする請求項7に記載の加工成形機によって重合体内に微細気泡を生成させる加工方法。
  9. チューブ、輸送ボルトおよび微細気泡生成装置を備え、
    前記チューブは材料流入部位および材料流出部位を有し、
    前記輸送ボルトは前記チューブ内に配置され、
    前記微細気泡生成装置は微細気泡生成ユニットを有し、前記微細気泡生成ユニットは前記チューブの前記材料流出部位に装着され、かつ前記チューブに入り込む多孔部を有する加工成形機によって重合体内に微細気泡を生成させる加工方法において、
    ステップa)は、前記輸送ボルトの回転によって前記流体重合体を前進させ、前記流体重合体を前記チューブの前記材料流入部位から前記チューブの前記材料流出部位へ流動させると同時に加熱し、前記微細気泡生成ユニットの前記多孔部を流動中の前記流体重合体に入り込ませ、
    ステップb)は、前記微細気泡生成装置によって前記チューブの気道に高圧空気を導入し、前記高圧空気を前記気道に沿って流動させると同時に加熱し、
    ステップc)は、加熱された前記高圧気体を前記チューブの前記気道から前記微細気泡生成ユニットに流入させ、前記微細気泡生成ユニットの前記多孔部へ流動させ、複数の微細気泡を生成させ、そののち前記輸送ボルトの回転によって複数の前記微細気泡と前記流体重合体とを混ぜ合わせることを特徴とする、
    加工成形機によって重合体内に微細気泡を生成させる加工方法。
  10. 前記微細気泡生成装置は、さらに液体輸送ユニットを有し、前記液体輸送ユニットは前記チューブの前記材料流入部位に装着され、前記ステップa)はさらに前記液体輸送ユニットによって前記チューブに発泡液体を注入し、前記発泡液体と前記流体重合体とを混ぜ合わせ、流動させると同時に加熱し、そののち加熱された発泡液体を気化させることによって前記流体重合体内に複数の微細気泡を生成させることを特徴とする請求項9に記載の加工成形機によって重合体内に微細気泡を生成させる加工方法。
JP2015186791A 2015-09-24 2015-09-24 加工成形機によって重合体内に微細気泡を生成させる加工方法 Pending JP2017061060A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015186791A JP2017061060A (ja) 2015-09-24 2015-09-24 加工成形機によって重合体内に微細気泡を生成させる加工方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015186791A JP2017061060A (ja) 2015-09-24 2015-09-24 加工成形機によって重合体内に微細気泡を生成させる加工方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2017061060A true JP2017061060A (ja) 2017-03-30

Family

ID=58429811

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015186791A Pending JP2017061060A (ja) 2015-09-24 2015-09-24 加工成形機によって重合体内に微細気泡を生成させる加工方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2017061060A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107186997A (zh) * 2017-07-05 2017-09-22 茂泰(福建)鞋材有限公司 微孔泡沫颗粒材料连续发泡成型装置
CN109647992A (zh) * 2018-12-28 2019-04-19 宁波神洲机模铸造有限公司 一种基于冲压模具的配套冷却装置
CN109760333A (zh) * 2017-11-09 2019-05-17 四川大学 挤出发泡装置用螺杆以及挤出发泡装置

Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55127440A (en) * 1979-02-22 1980-10-02 Dow Chemical Co Compression strength improved polyethylene blend foam
JPS5724221A (en) * 1980-07-18 1982-02-08 Sumitomo Electric Ind Ltd Manufacture of highly foamed polypropylene
JPH05286048A (ja) * 1992-04-16 1993-11-02 Idemitsu Petrochem Co Ltd 樹脂発泡体の製造方法及び製造装置
JPH05329869A (ja) * 1992-06-03 1993-12-14 Japan Steel Works Ltd:The 内部に多数の空間部を有する成形品の成形方法および成形装置
JP2001198961A (ja) * 2000-01-19 2001-07-24 Meiki Co Ltd ガス溶解樹脂の射出装置および射出成形方法
JP2003191272A (ja) * 2001-12-25 2003-07-08 Sekisui Chem Co Ltd 熱可塑性樹脂発泡体の製造方法
JP2004237729A (ja) * 2003-01-15 2004-08-26 Kawata Mfg Co Ltd 押出発泡成形装置
JP2005193670A (ja) * 2004-01-02 2005-07-21 Everfocus Worldwide Co Ltd 流体ポリマー材料において微気泡核をコントロールできる生成方法及びその装置
JP2007054995A (ja) * 2005-08-23 2007-03-08 Ube Machinery Corporation Ltd 射出装置
JP2007203637A (ja) * 2006-02-02 2007-08-16 Mazda Motor Corp 繊維強化樹脂成形品の成形方法および成形装置

Patent Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55127440A (en) * 1979-02-22 1980-10-02 Dow Chemical Co Compression strength improved polyethylene blend foam
JPS5724221A (en) * 1980-07-18 1982-02-08 Sumitomo Electric Ind Ltd Manufacture of highly foamed polypropylene
JPH05286048A (ja) * 1992-04-16 1993-11-02 Idemitsu Petrochem Co Ltd 樹脂発泡体の製造方法及び製造装置
JPH05329869A (ja) * 1992-06-03 1993-12-14 Japan Steel Works Ltd:The 内部に多数の空間部を有する成形品の成形方法および成形装置
JP2001198961A (ja) * 2000-01-19 2001-07-24 Meiki Co Ltd ガス溶解樹脂の射出装置および射出成形方法
JP2003191272A (ja) * 2001-12-25 2003-07-08 Sekisui Chem Co Ltd 熱可塑性樹脂発泡体の製造方法
JP2004237729A (ja) * 2003-01-15 2004-08-26 Kawata Mfg Co Ltd 押出発泡成形装置
JP2005193670A (ja) * 2004-01-02 2005-07-21 Everfocus Worldwide Co Ltd 流体ポリマー材料において微気泡核をコントロールできる生成方法及びその装置
JP2007054995A (ja) * 2005-08-23 2007-03-08 Ube Machinery Corporation Ltd 射出装置
JP2007203637A (ja) * 2006-02-02 2007-08-16 Mazda Motor Corp 繊維強化樹脂成形品の成形方法および成形装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107186997A (zh) * 2017-07-05 2017-09-22 茂泰(福建)鞋材有限公司 微孔泡沫颗粒材料连续发泡成型装置
CN109760333A (zh) * 2017-11-09 2019-05-17 四川大学 挤出发泡装置用螺杆以及挤出发泡装置
CN109647992A (zh) * 2018-12-28 2019-04-19 宁波神洲机模铸造有限公司 一种基于冲压模具的配套冷却装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2017061060A (ja) 加工成形機によって重合体内に微細気泡を生成させる加工方法
JP6469359B2 (ja) ミルクフォームを製造する装置
US8104745B1 (en) Heat-generating jet injection
JP6640260B2 (ja) ファンおよびエジェクタを組み合わせた冷却を用いた加圧装置、ならびに加圧の方法
JP2010523306A5 (ja)
JP4885480B2 (ja) 発泡重合体の製造方法
US20180290351A1 (en) Device and process for producing moldings composed of a particle foam
TW201008749A (en) An apparatus and method for the introduction of a foaming agent
US20150274917A1 (en) Foam molding method, foaming agent and foamed plastic
US3434805A (en) Apparatus for continuously producing a plastic foam
JP2002028963A (ja) 発泡体の押出成形方法および押出成形装置
TWI631001B (zh) Processing method for generating microbubbles in a polymer by using a forming machine
US20180281249A1 (en) Microbubble creating method using a forming machine
TWI604934B (zh) The use of processing and forming machine in the polymer generated micro-bubble processing methods
JP7472063B2 (ja) ノズル及び造形装置
TWI233877B (en) Forming method for controlling fine open cell core in fluid polymer and its apparatus
TWI627046B (zh) 利用加工成形機於聚合物內產生微氣泡之加工方法
CN106466901B (zh) 利用加工成形机在聚合物内产生微气泡的加工方法
JP2018111078A (ja) 発泡樹脂の製造方法及び製造装置
US20090212458A1 (en) Method and apparatus for forming articles from mouldable materials
JP2010264645A (ja) 発泡樹脂成形品の成形方法および成形装置
TW424039B (en) Injection molding of microcellular material
CN104452530A (zh) 一种沥青发泡技术
TR201809468T4 (tr) Bir enjeksiyon döküm düzeneğinde kullanım için enjeksiyon döküm kalıbı.
KR20120061141A (ko) 발포 성형 방법 및 장치

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170203

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20170411