JP2017059000A - 商圏予測装置及び商圏予測プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】商圏の形成に影響を与えると考えられる要素を考慮して、より実態に近い商圏の予測を可能とする商圏予測装置及び商圏予測プログラムを提供する。【解決手段】一次商圏設定部10が、道路の各区間に定められた旅行速度または区間の距離に基づいて、対象店舗から予め定めた時間内で到達できる距離または予め定めた距離の範囲を一次商圏として設定し、旅行速度補正部14が、旅行速度の評価または区間の距離の評価に影響を及ぼす商圏縮小/拡張要素に基づき、旅行速度または区間の距離を補正する。予測商圏算出部16は、商圏縮小/拡張要素が存在する区間は補正後の旅行速度または区間の距離を、存在しない区間は補正されていない旅行速度または区間の距離を使用し、一次商圏設定部10が設定した一次商圏を補正して予測商圏を算出する。【選択図】図1

Description

本発明は、商圏予測装置及び商圏予測プログラムに関する。
新規店舗を出店する場合等に、地域の特性に応じてきめ細かくマーケティングを行うエリアマーケティングの手法が知られている。このようなエリアマーケティングの分野において、商圏を正確に把握することは大変重要である。
例えば、下記特許文献1では、地図データ上で複数のエリアに分割された出店予定対象地域の各エリア毎の人口情報と、出店予定対象地域にある競合店舗の商業情報とから、出店予定の店舗の吸引人口を推定する際に、地図データの道路情報に基づいて各店舗と各エリアとの時間距離を算出し、この時間距離と上記人口情報及び商業情報とから出店予定の店舗の吸引統計量を推定する商圏需要の推定方法が開示されている。
特開2003−288459
しかし、上記従来の技術においては、商圏の形成に影響を与えると考えられる要素を定量化することができず、商圏の予測の精度を向上することが困難であった。
本発明の目的は、商圏の形成に影響を与えると考えられる要素を考慮して、より実態に近い商圏の予測を可能とする商圏予測装置及び商圏予測プログラムを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の一実施形態は、商圏予測装置であって、各道路の予め定められた区間毎に設定された、該区間を進行するのに要する時間である旅行速度、または前記区間の距離に基づき、対象店舗から予め定めた時間内で到達できる距離または予め定めた距離の範囲を一次商圏として設定する一次商圏設定手段と、前記一次商圏内に存在する、前記旅行速度の評価または区間の距離の評価に影響を及ぼす商圏縮小/拡張要素を格納する商圏縮小/拡張要素格納手段と、前記商圏縮小/拡張要素格納手段から読み出した商圏縮小/拡張要素に基づき、前記旅行速度または前記区間の距離を補正する補正手段と、前記旅行速度または前記区間の距離が補正された区間については補正後の旅行速度または区間の距離を使用し、旅行速度または前記区間の距離が補正されていない区間については補正されていない旅行速度または区間の距離を使用して、対象店舗から予め定めた時間内に到達できる距離または予め定めた距離を算出し、これによって一次商圏の範囲を補正して予測商圏を算出する予測商圏算出手段と、を備えることを特徴とする。
また、本発明の他の実施形態は、商圏予測装置であって、各道路の予め定められた区間毎に設定された、該区間を進行するのに要する時間である旅行速度の評価または区間の距離の評価に影響を及ぼす商圏縮小/拡張要素を格納する商圏縮小/拡張要素格納手段と、前記商圏縮小/拡張要素格納手段から読み出した商圏縮小/拡張要素に基づき、前記旅行速度または前記区間の距離を補正する補正手段と、前記旅行速度または前記区間の距離が補正された区間については補正後の旅行速度または区間の距離を使用し、旅行速度または前記区間の距離が補正されていない区間については補正されていない旅行速度または区間の距離を使用して、対象店舗から予め定めた時間内で到達できる距離または予め定めた距離の範囲を予測商圏として算出する予測商圏算出手段と、を備えることを特徴とする。
上記旅行速度は、道路の予め定められた区間を自動車により進行するのに要する時間であるのが好適であるが、これに限らず、徒歩、自転車等、他の移動手段でも構わない。
また、上記商圏縮小要素は、橋、鉄道の踏切または競合店舗であり、前記商圏拡張要素は、前記対象店舗の近隣に新設された駅、バス停または前記対象店舗の駐車場が広くなったことであるのが好適であるが、商圏の形成に影響を与えると考えられる要素であれば、これらに限られるものではない。
また、本発明のさらに他の実施形態は、商圏予測装置であって、各道路の予め定められた区間毎に設定された、該区間を進行するのに要する時間である旅行速度の評価または区間の距離の評価に影響を及ぼす商圏縮小/拡張要素の初期値を入力するための商圏縮小/拡張要素入力手段と、前記入力された商圏縮小/拡張要素の初期値に基づき、前記旅行速度または前記区間の距離を補正する補正手段と、前記旅行速度または前記区間の距離が補正された区間については補正後の旅行速度または区間の距離を使用し、前記旅行速度または前記区間の距離が補正されていない区間については補正されていない旅行速度または区間の距離を使用して、対象店舗から予め定めた時間内で到達できる距離または予め定めた距離の範囲を予測商圏として算出する予測商圏算出手段と、前記予測商圏算出手段により算出された予測商圏を表示する表示手段と、前記表示手段に表示された予測商圏を、対象店舗が有する顧客データから予め取得されている商圏に一致させるように、前記商圏縮小/拡張要素を再設定する商圏縮小/拡張要素再設定手段と、を備えることを特徴とする。
また、本発明のさらに他の実施形態は、商圏予測プログラムであって、コンピュータを、各道路の予め定められた区間毎に設定された、該区間を進行するのに要する時間である旅行速度、または前記区間の距離に基づき、対象店舗から予め定めた時間内で到達できる距離または予め定めた距離の範囲を一次商圏として設定する一次商圏設定手段、前記一次商圏内に存在する、前記旅行速度の評価または区間の距離の評価に影響を及ぼす商圏縮小/拡張要素を格納する商圏縮小/拡張要素格納手段、前記商圏縮小/拡張要素格納手段から読み出した商圏縮小/拡張要素に基づき、前記旅行速度または前記区間の距離を補正する補正手段、前記旅行速度または前記区間の距離が補正された区間については補正後の旅行速度または区間の距離を使用し、前記旅行速度または前記区間の距離が補正されていない区間については補正されていない旅行速度または区間の距離を使用して、対象店舗から予め定めた時間内に到達できる距離または予め定めた距離を算出し、これによって一次商圏の範囲を補正して予測商圏を算出する予測商圏算出手段、として機能させることを特徴とする。
また、本発明のさらに他の実施形態は、商圏予測プログラムであって、コンピュータを、各道路の予め定められた区間毎に設定された、該区間を進行するのに要する時間である旅行速度の評価または区間の距離の評価に影響を及ぼす商圏縮小/拡張要素を格納する商圏縮小/拡張要素格納手段、前記商圏縮小/拡張要素格納手段から読み出した商圏縮小/拡張要素に基づき、前記旅行速度または前記区間の距離を補正する補正手段、前記旅行速度または前記区間の距離が補正された区間については補正後の旅行速度または区間の距離を使用し、前記旅行速度または前記区間の距離が補正されていない区間については補正されていない旅行速度または区間の距離を使用して、対象店舗から予め定めた時間内で到達できる距離または予め定めた距離の範囲を予測商圏として算出する予測商圏算出手段、として機能させることを特徴とする。
また、本発明のさらに他の実施形態は、商圏予測プログラムであって、コンピュータを、各道路の予め定められた区間毎に設定された、該区間を進行するのに要する時間である旅行速度の評価または区間の距離の評価に影響を及ぼす商圏縮小/拡張要素の初期値が入力された場合にこれを受け付ける商圏縮小/拡張要素受付手段、前記入力された商圏縮小/拡張要素の初期値に基づき、前記旅行速度または前記区間の距離を補正する補正手段、前記旅行速度または前記区間の距離が補正された区間については補正後の旅行速度または区間の距離を使用し、前記旅行速度または前記区間の距離が補正されていない区間については補正されていない旅行速度または区間の距離を使用して、対象店舗から予め定めた時間内で到達できる距離または予め定めた距離の範囲を予測商圏として算出する予測商圏算出手段、前記予測商圏算出手段により算出された予測商圏を表示する表示手段、前記表示手段に表示された予測商圏を、対象店舗が有する顧客データから予め取得されている商圏に一致させるように、前記商圏縮小/拡張要素を再設定する商圏縮小/拡張要素再設定手段、として機能させることを特徴とする。
本発明によれば、対象店舗の商圏の形成に影響を与えると考えられる要素を考慮して、より実態に近い商圏の予測が可能となる。すなわち、利用者の行動を促す心理的な要素である商圏縮小/拡張要素を考慮した商圏の予測が可能となる。
実施形態にかかる商圏予測装置の例の機能ブロック図である。 予測商圏の算出方法の例の説明図である。 本実施形態に係る商圏予測装置の動作例のフロー図である。 本実施形態に係る商圏予測装置の他の動作例のフロー図である。 本実施形態に係る商圏予測装置のさらに他の動作例のフロー図である。
以下、本発明を実施するための形態(以下、実施形態という)を、図面に従って説明する。
図1には、実施形態にかかる商圏予測装置の例の機能ブロック図が示される。図1において、商圏予測装置は、一次商圏設定部10、記憶部12、旅行速度補正部14、予測商圏算出部16、商圏縮小/拡張要素入力部18、商圏縮小/拡張要素再設定部20、表示部22、通信部24及びCPU26を含んで構成されている。この商圏予測装置は、CPU26、ROM、RAM、不揮発性メモリ、I/O、通信インターフェース等を備え、装置全体の制御及び各種演算を行うコンピュータとして構成されており、上記各機能は、例えばCPU26とCPU26の処理動作を制御するプログラムとにより実現される。
一次商圏設定部10は、各道路の予め定められた区間毎に設定された、該区間(道路の一定距離)を進行するのに要する時間である旅行速度(時間の単位を有し、単位は「時間」「分」「秒」等のいずれであってもよい)に基づき、エリアマーケティングの対象とする店舗(以後対象店舗という)から予め定めた時間内で到達できる距離の範囲を一次商圏として設定する。以上のようにして設定した一次商圏は、記憶部12に記憶させる。なお、旅行速度は、上記道路に予め定められた区間を自動車等により進行するのに要する時間とするのが好適であり、公的機関から発表される数値を使用することができる。この場合、上記一次商圏としての「予め定めた時間内で到達できる距離の範囲」とは、旅行速度に基づいて算出される、自動車等により到達できる道路上の距離の範囲をいう。なお、予め定めた時間で到達できる距離は限定されないが、例えば自動車で20分以内に到達できる距離等とすることができる。旅行速度は、予め記憶部12に記憶させておき、これを読み出して使用してもよいし、後述する通信部24を介して外部のサーバー等から取得する構成としてもよい。なお、一次商圏は必ずしも時間を基にして設定する必要はなく、例えば5kmなど道路上の距離(区間の距離)を基にして、対象店舗から道路上の一定距離の範囲を一次商圏として設定することも可能である。
記憶部12は、ハードディスク装置、ソリッドステートドライブ(SSD)等の不揮発性メモリで構成され、本実施形態にかかる商圏予測装置の動作に必要なあるいは動作中に発生する各種情報等、及びCPU26の動作プログラム等の情報を記憶させる。なお、記憶部12としては、デジタル・バーサタイル・ディスク(DVD)、コンパクトディスク(CD)、光磁気ディスク(MO)、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープ、電気的消去および書き換え可能な読出し専用メモリ(EEPROM)、フラッシュ・メモリ等を使用してもよい。また、記憶部12には、主としてCPU26の作業領域として機能するランダムアクセスメモリ(RAM)、及びBIOS等の制御プログラムその他のCPU26が使用するデータが格納される読み出し専用メモリ(ROM)を含めるのが好適である。
この記憶部12には、特に商圏縮小/拡張要素を格納する商圏縮小/拡張要素格納部12aを設定するのが好適である。商圏縮小/拡張要素は、商圏が含まれる地域内に存在する、上記旅行速度の評価に影響を及ぼす要素であり、例えば橋、鉄道の踏切または競合店舗等を挙げることができる。橋や鉄道の踏切は、そこを通過するのに単に道路を進行する場合よりも時間がかかると一般に認識されている。このため、顧客となる人々に旅行速度が低下するという認識が生じる。すなわち、顧客の住宅、職場等の拠点から上記対象店舗への所用時間が長くかかると認識される要素である。従って、橋や鉄道の踏切が存在する場合には、これらが存在する道路上の区間の旅行速度を評価し直し、評価後の旅行速度(以後、旅行速度の評価値という。)を低下させる(区間を進行するのに要する時間が長くなる)。具体的には、橋や鉄道の踏切が存在する区間を通過する場合、予め公的機関等により設定された旅行速度に予め定めた時間(補正時間)を加えて旅行速度の評価値とする。どの程度の時間を加えるかについては商圏縮小/拡張要素毎に評価して設定しておく。なお、各商圏縮小/拡張要素について設定された時間を旅行速度に加える処理は、後述する旅行速度補正部14が行う。
また、競合店舗は、対象店舗に到達する途中に存在する場合には、顧客が競合店舗に入ってしまい、対象店舗まで顧客が来ないという現象が考えられる。この現象を、旅行速度に置き換えて評価するために、競合店舗が存在する場合には、当該競合店舗の一定範囲の道路上の区間について旅行速度の評価値を低下させる。具体的には、橋や鉄道の踏切の場合と同様に、予め公的機関等により設定された旅行速度に予め定めた時間(補正時間)を加えることとする。どの程度の時間を加えるかについては競合店舗の特性(店舗の種類、店舗面積等)毎に評価して設定しておく。この場合も設定された時間を旅行速度に加える処理は、旅行速度補正部14が行う。
なお、商圏縮小/拡張要素については必ずしも時間を基にして設定する必要はなく、道路上の距離(各区間の距離)を基にして設定することも可能である。この場合、上記商圏縮小/拡張要素が存在するときには、区間の距離の評価に影響を及ぼす。このため、区間の実際の距離に予め定めた距離(補正距離)を加えて区間の距離を補正し、区間の距離の評価値とする。上記旅行速度の評価値及び区間の距離の評価値も、商圏縮小/拡張要素格納部12aに記憶させておく。
旅行速度補正部14は、上記商圏縮小/拡張要素格納部12aから読み出した商圏縮小/拡張要素に基づき、商圏縮小/拡張要素が存在する区間について、記憶部12から読み出した、あるいは通信部24を介して外部のサーバー等から取得した旅行速度を補正する。ここで、旅行速度の補正とは、道路上に設定された各区間を進行するのに要する時間(旅行速度)に、商圏縮小/拡張要素毎に設定された補正時間を加算することをいう。補正後の旅行速度が上記旅行速度の評価値であり、記憶部12に記憶させる。なお、旅行速度補正部14は、区間の実際の距離に予め定めた補正距離を加えて区間の距離を補正する処理も実行する。補正後の区間の距離が区間の距離の評価値であり、記憶部12に記憶させる。
予測商圏算出部16は、上記旅行速度補正部14が補正した補正後の旅行速度がある区間については補正後の旅行速度を使用して、旅行速度が補正されていない区間については補正されていない旅行速度を使用して、上記一次商圏を補正する。具体的には、旅行速度が補正された区間がある場合には、当該区間については補正後の旅行速度を使用し、その他の区間については補正されていない旅行速度を使用して、対象店舗から予め定めた時間内に到達できる距離を算出し、その距離の範囲を予測商圏とする。これによって、補正後の旅行速度を含んだ旅行速度により商圏の範囲を補正する。なお、一次商圏を補正する処理ではなく、補正後の旅行速度を含んだ旅行速度により直接予測商圏を算出してもよい。具体的には、補正後の旅行速度がある区間については補正後の旅行速度、旅行速度が補正されていない区間については補正されていない旅行速度に基づき、対象店舗から予め定めた時間内で到達できる距離の範囲を算出し、この範囲を予測商圏とする。
なお、一次商圏が区間の距離を基にして設定されている場合には、区間の距離または区間の距離の評価値に基づき一次商圏を補正してもよい。具体的には、区間の距離が補正されていない場合には区間の実際の距離、区間の距離が補正されている場合には補正後の区間の距離(区間の距離の評価値)を積算し、対象店舗から一定の距離の範囲を算出する。算出された範囲を予測商圏とする。
商圏縮小/拡張要素入力部18は、予め調査されて取得されている商圏(実測された商圏)に基づき、適切な商圏縮小/拡張要素を推定するために、商圏縮小/拡張要素の初期値(暫定値)を入力する。ここで、初期値とは、商圏縮小/拡張要素毎に設定される旅行速度を補正するための補正時間の初期値であり、使用者が適宜な入力手段(キーボード、ポインティングデバイス等)により入力する。商圏縮小/拡張要素入力部18は、入力された商圏縮小/拡張要素の初期値を記憶部12に記憶させる。なお、補正時間の初期値の代わりに、上記区間の距離を補正する補正距離の初期値を入力する構成としてもよい。
商圏縮小/拡張要素再設定部20は、旅行速度補正部14が商圏縮小/拡張要素入力部18から入力された商圏縮小/拡張要素の初期値に基づいて補正した旅行速度を含んだ旅行速度により、予測商圏算出部16が対象店舗から予め定めた時間内で到達できる距離の範囲として算出した予測商圏を対象店舗が有する顧客データから予め取得されている実際の商圏に一致させるように、上記商圏縮小/拡張要素入力部18から入力された商圏縮小/拡張要素の初期値を変更して商圏縮小/拡張要素を再設定する。再設定された商圏縮小/拡張要素は、記憶部12に記憶させる。なお、上記予測商圏が対象店舗が有する顧客データから予め取得されている商圏に一致したか否かは、後述する表示部22に上記予測商圏と予め取得されている実測された商圏を表示させ、これらが一致するか否かを目視で確認する、あるいはこれらの重複箇所の割合を数値化して確認する構成が好適である。
なお、商圏縮小/拡張要素の初期値に基づいて補正した区間の距離を含んだ区間の距離(区間の実際の距離または区間の距離の評価値)を使用して予測商圏を対象店舗が有する顧客データから予め取得されている実際の商圏に一致させるように、上記商圏縮小/拡張要素入力部18から入力された商圏縮小/拡張要素の初期値を変更して商圏縮小/拡張要素を再設定する構成としてもよい。
表示部22は、上記商圏等の情報を表示装置に表示する。表示装置としては限定されないが、例えば液晶表示装置(LCD)等を使用することができる。
通信部24は、適宜なインターフェースにより構成され、無線または有線の通信回線を介してCPU26が外部のサーバー等と旅行速度等のデータをやり取りするために使用する。
図2には、予測商圏の算出方法の例の説明図が示される。図2では、説明の便宜上碁盤目状に道路が通っている地域を例にしているが、本実施形態はこれには限定されず、どのように道路が通っていてもよい。また、図2では、各道路の交差点がそれぞれA1〜A5、B1〜B5、C1〜C5、D1〜D5、E1〜E5で示されている。上記旅行速度は、これらの交差点に挟まれた区間毎に設定されている。なお、区間については、例えば交差点A1とA2で挟まれた区間を以後区間A1A2という。他の区間についても同様である。
図2において、対象店舗Tは交差点C3に面する場所に存在している(出店予定である)。図2の例では、国土交通省等が発表する旅行速度に基づいて、一次商圏設定部10が対象店舗Tから予め定めた時間内で到達できる距離の範囲として設定した対象店舗Tの一次商圏が、A1、A5、E5、E1の4つの交差点及びこれらを繋ぐ道路で囲まれた正方形状の領域とされている。なお、一次商圏の形状は、正方形に限られるものではなく、図2の例は、説明の便宜上正方形状の一次商圏を示している。また、上述したように、旅行速度の代わりに区間の距離に基づいて一次商圏を設定してもよい。
一次商圏設定部10が一次商圏を設定する際には、後述する予測商圏算出部16の処理と同様にして、対象店舗Tが存在する交差点C3から出発し、交差点C2、C4、B3、D3等に向かうルート毎に各区間の旅行速度を加算して行き、加算値が予め定めた時間を超えるか否かを判定する。加算値が予め定めた時間を初めて超えたときに、超える直前の区間までの上記加算値を移動時間とするとともに、その区間までの各区間の長さを対象店舗Tから最初に出発した区間から順次加えて行き、合計の距離を本ルートにおける予め定めた時間以内に到達できる距離として算出する。なお、後述するように、ルートは途中の交差点で方向を変えても(交差点で曲がっても)よい。以上のようにして、区間全体が対象店舗Tから予め定めた時間以内に到達できる距離以内の距離であり、対象店舗Tから最も遠い区間を挟む交差点の内、対象店舗Tから遠い側の交差点を、当該ルートの一次商圏の境界点とする。この境界点を、様々なルートについて求め、各境界点を結んだ線が一次商圏となり、図2に上記正方形状の一次商圏が例示されている。なお、上記境界点は、必ずしも交差点上に設定する必要はない。区間の途中の点であって、対象店舗Tから予め定めた時間以内に到達できる点を境界点としてもよい。
なお、境界点は、各区間の距離(区間の実際の距離または区間の距離の評価値)を加算し、対象店舗から一定の距離の範囲を算出して求めてもよい。
図2に示された一次商圏の範囲内には、河川Rと鉄道Lも通っており、河川Rには橋Br1、Br2、Br3、Br4が架かっている。また、鉄道Lには踏切Cr1、Cr2、Cr3、Cr4、Cr5が設置されている。また、競合店舗Trが交差点D2に面する場所に存在している。
上記橋Br1、Br2、Br3、Br4、踏切Cr1、Cr2、Cr3、Cr4、Cr5及び競合店舗Trが、商圏縮小/拡張要素格納部12aに格納されている商圏縮小/拡張要素の例である。橋Br1の場合は、旅行速度補正部14が交差点B1とC1とで挟まれた区間B1C1の旅行速度に補正時間t(Br1)を加える。橋Br2、Br3、Br4についても、これらが存在する区間B2C2、B2B3、A2A3に設定されている旅行速度に補正時間t(Br2)、t(Br3)、t(Br4)を加える。また、踏切Cr1、Cr2、Cr3、Cr4、Cr5についても、これらが存在する区間E3E4、D3D4、C4C5、B4B5、A5B5に設定されている旅行速度に補正時間t(Cr1)、t(Cr2)、t(Cr3)、t(Cr4)、t(Cr5)を加える。なお、区間C4D4と交差する鉄道は、高架となっており、この区間の旅行速度に影響しないこととしている。さらに、競合店舗Trの場合には、競合店舗Trから一定範囲Ar(図に破線で示した)に含まれる道路上の区間C2D2、D1D2、D2D3、D2E2に設定されている旅行速度に補正時間t(Tr)を加える。なお、各区間の距離に、上記商圏縮小/拡張要素毎に予め定めた補正距離を加算する構成としてもよい。
また、一次商圏を設定したときには存在していなかった駅やバス停などができた、あるいは一次商圏を設定したときより駐車場が広くなったとき等には、対象店舗の集客力が向上するので、商圏が拡張される効果を有し、商圏縮小/拡張要素の拡張要素に該当する。この場合には、旅行速度補正部14が、旅行速度から予め定めた補正時間を減算し、あるいは各区間の距離から予め定めた補正距離を減算する処理を行う。
以上の各補正時間は、対象店舗Tが存在する地域の事情、商圏縮小/拡張要素の種類、特性等に基づいて設定される。
予測商圏算出部16は、旅行速度補正部14が補正した旅行速度(補正時間を加算した旅行速度)がある区間については、補正後の旅行速度を使用して、旅行速度が補正されていない区間については補正されていない旅行速度を使用して、区間毎の旅行速度を加算して行き、加算値が対象店舗Tから予め定めた時間内に入るか否かを判定する。これにより、予め定めた時間内に到達できる距離を算出する。例えば、交差点C3から図2の下方向に進行するルートの場合には、区間C3C4には商圏縮小/拡張要素が無いので補正されてない旅行速度を使用し、これが上記予め定めた時間を超えるか否かを判定する。超えない場合には、区間C3C4の旅行速度に区間C4C5の旅行速度を加える。区間C4C5には、商圏縮小/拡張要素としての踏切Cr3があるので、区間C4C5の旅行速度に補正時間t(Cr3)を加えた時間を補正後の旅行速度とする。区間C3C4の旅行速度に区間C4C5の補正後の旅行速度を加えた時間(加算値)を、区間C3C5(交差点C3からC5まで)を進行する時間として算出し、算出した時間が上記予め定めた時間を超えるか否かを判定する。以後、同様にして、交差点C3から他の交差点まで移動するのに要する時間として、各区間の旅行速度(補正されている場合には補正後の旅行速度)を加算し、加算値が予め定めた時間を超えるか否かを判定する。加算値が予め定めた時間を初めて超えたときに、超える直前の区間までの上記加算値を移動時間とするとともに、その区間までの各区間の長さを対象店舗Tから最初に出発した区間から順次加えて行き、合計の距離を本ルートにおける予め定めた時間以内に到達できる距離として算出する。この場合、ある交差点で進行方向が変わるルートの場合も全て演算する。これは、例えば交差点C3から図2の右方向に出発し、交差点D3で図2の上方向または下方向に進行方向が変わるルートの場合や、交差点C3から図2の下方向に出発し、交差点C4で図2の右方向または左方向に進行方向が変わるルートの場合等も全て演算するという意味である。
以上のようにして、区間全体が対象店舗Tから予め定めた時間以内に到達できる距離以内の距離であり、対象店舗Tから最も遠い区間、すなわち上記加算値が予め定めた時間を初めて超えたときに、超える直前の区間を挟む交差点の内、対象店舗Tから遠い側の交差点を、当該ルートの予測商圏の範囲の境界点(最も外側の点)として決定する。この境界点を、様々なルートについて求め、各境界点を結んだ線で囲んだエリア、あるいは到達可能な道路を包含したエリアを結合したエリアが予測商圏となる。この場合も、上記境界点は、必ずしも交差点上に設定する必要はない。区間の途中の点であって、対象店舗Tから予め定めた時間以内に到達できる点を境界点としてもよい。
なお、予測商圏算出部16が予測商圏を算出する場合には、上述したように、一次商圏を補正する処理ではなく、補正後の旅行速度を含んだ旅行速度により直接予測商圏を算出してもよい。図2において、旅行速度補正部14が、対象店舗Tを含む一定範囲に存在する商圏縮小/拡張要素を商圏縮小/拡張要素格納部12aから読み出して、上述した手順により旅行速度を補正する。次に、予測商圏算出部16が、対象店舗Tからの移動に要する時間を、上記と同様に、各区間に設定された旅行速度(補正されている場合には補正後の旅行速度)を加算した加算値として求める。予測商圏算出部16は、上記加算値が予め定めた時間を初めて超えたときに、超える直前の区間までの上記加算値を移動時間として求めるとともに、上記超える直前の区間を対象店舗Tから最も遠い区間として求め、この区間を挟む交差点の内、対象店舗Tから遠い側の交差点を、当該ルートの境界点として決定する。上記同様に、様々なルートについて求めた境界点を結んだ線で囲んだエリア、あるいは到達可能な道路を包含したエリアを結合したエリアが予測商圏となる。この場合も、上記境界点は、必ずしも交差点上に設定する必要はない。区間の途中の点であって、対象店舗Tから予め定めた時間以内に到達できる点を境界点としてもよい。
また、上述したように、旅行速度の代わりに、区間の距離または区間の距離の評価値に基づき予測商圏を算出してもよい。
以上のようにして予測商圏算出部16が算出した予測商圏Fの例が、図2に一点鎖線で示される。なお、図2は例示であって、本発明がこれに限定されるものではない。
図3には、本実施形態に係る商圏予測装置の動作例のフロー図が示される。図3において、一次商圏設定部10が、道路の各区間に定められた旅行速度に基づいて、予め定めた時間内で到達できる距離の範囲を一次商圏として設定する(S11)。設定した一次商圏は、記憶部12に記憶させる。
次に、旅行速度補正部14は、商圏縮小/拡張要素格納部12aから商圏縮小/拡張要素を読み出し(S12)、読み出した商圏縮小/拡張要素に基づき、旅行速度を補正する(S13)。ここで、補正対象の旅行速度は、記憶部12から読み出し、あるいは通信部24を介して外部のサーバー等から取得する。補正後の旅行速度は記憶部12に記憶させる。
予測商圏算出部16は、上記旅行速度補正部14が補正した旅行速度がある場合には補正後の旅行速度を、旅行速度が補正されていない区間については補正されていない旅行速度を記憶部12から読み出し、これらの旅行速度を使用し、上記手順により上記一次商圏設定部10が設定した一次商圏を補正して予測商圏を算出する(S14)。補正対象の一次商圏は、予測商圏算出部16が記憶部12から読み出して使用する。また、算出した予測商圏は、記憶部12に記憶させる。
図4には、本実施形態に係る商圏予測装置の他の動作例のフロー図が示される。図4において、旅行速度補正部14が、商圏縮小/拡張要素格納部12aから、対象店舗Tを含む一定範囲に存在する商圏縮小/拡張要素を読み出し(S21)、読み出した商圏縮小/拡張要素に基づき、旅行速度を補正する(S22)。
次に、予測商圏算出部16は、上記旅行速度補正部14が補正した旅行速度がある区間については補正後の旅行速度を、旅行速度が補正されていない区間については補正されていない旅行速度を記憶部12から読み出し、ルート毎にこれらの旅行速度を加算して加算値を求める。この加算値が予め定めた時間を初めて超えたときに上記手順により各ルートの境界点を求め、これらの境界点を結んだ線として予測商圏を算出する(S23)。算出した予測商圏は、記憶部12に記憶させる。
図5には、本実施形態に係る商圏予測装置のさらに他の動作例のフロー図が示される。図5において、使用者が商圏縮小/拡張要素入力部18を介して商圏縮小/拡張要素の初期値を入力する(S31)。入力された上記初期値は、記憶部12に記憶される。
旅行速度補正部14は、上記入力された商圏縮小/拡張要素の初期値を記憶部12から読み出し、この商圏縮小/拡張要素に基づき、補正が必要な区間(商圏縮小/拡張要素の初期値が存在する区間)の旅行速度を補正し(S32)、補正後の旅行速度を記憶部12に記憶させる。予測商圏算出部16は、上記旅行速度補正部14が補正した旅行速度がある区間については補正後の旅行速度を、旅行速度が補正されていない区間については補正されていない旅行速度を記憶部12から読み出し、ルート毎にこれらの旅行速度を加算して加算値を求める。この加算値が予め定めた時間を初めて超えたときに上記手順により各ルートの境界点を求め、これらの境界点を結んだ線として予測商圏を算出する(S33)。
商圏縮小/拡張要素再設定部20は、上記予測商圏算出部16が算出した予測商圏及び予め調査されて取得されている商圏(実測された商圏)を表示部22に表示させる(S34)。次に、商圏縮小/拡張要素再設定部20は、表示部22に表示された予測商圏と実測された商圏とが一致しているか否かを使用者に判断させ(S35)、一致していないと使用者が判断した場合(S35でNの場合)に、商圏縮小/拡張要素を再設定する(S36)。なお、予測商圏と実測された商圏とが一致しているか否かの判断結果は、適宜な入力手段から入力させる構成とするのが好適である。また、商圏縮小/拡張要素の再設定は、使用者に商圏縮小/拡張要素の候補を入力させてもよいし、商圏縮小/拡張要素再設定部20が適宜な刻みで商圏縮小/拡張要素の初期値を変更し、これを表示部22に表示して、使用者の承諾を得る構成としてもよい。再設定された商圏縮小/拡張要素は、記憶部12に記憶させる。
旅行速度補正部14は、再設定された商圏縮小/拡張要素を記憶部12から読み出し、この商圏縮小/拡張要素に基づき、補正が必要な区間の旅行速度を補正する(S37)。以後、S33からの動作を繰り返す。その際、S35において、使用者が予測商圏と実測された商圏とが一致していると判断した場合(S35でYの場合)に、そのときに設定されている商圏縮小/拡張要素を、適切な値と予測される商圏縮小/拡張要素として決定する(S38)。
なお、図3、図4、図5の処理は、旅行速度の代わりに、各区間の実際の距離または各区間の距離の評価値に基づいて実行してもよい。
上述した、図3、図4、図5の各ステップを実行するためのプログラムは、記録媒体に格納することも可能であり、また、そのプログラムを通信手段によって提供しても良い。その場合、例えば、上記説明したプログラムについて、「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」の発明または「データ信号」の発明として捉えても良い。
10 一次商圏設定部、12 記憶部、14 旅行速度補正部、16 予測商圏算出部、18 商圏縮小/拡張要素入力部、20 商圏縮小/拡張要素再設定部、22 表示部、24 通信部、26 CPU。

Claims (8)

  1. 各道路の予め定められた区間毎に設定された、該区間を進行するのに要する時間である旅行速度、または前記区間の距離に基づき、対象店舗から予め定めた時間内で到達できる距離または予め定めた距離の範囲を一次商圏として設定する一次商圏設定手段と、
    前記一次商圏内に存在する、前記旅行速度の評価または区間の距離の評価に影響を及ぼす商圏縮小/拡張要素を格納する商圏縮小/拡張要素格納手段と、
    前記商圏縮小/拡張要素格納手段から読み出した商圏縮小/拡張要素に基づき、前記旅行速度または前記区間の距離を補正する補正手段と、
    前記旅行速度または前記区間の距離が補正された区間については補正後の旅行速度または区間の距離を使用し、旅行速度または前記区間の距離が補正されていない区間については補正されていない旅行速度または区間の距離を使用して、対象店舗から予め定めた時間内に到達できる距離または予め定めた距離を算出し、これによって一次商圏の範囲を補正して予測商圏を算出する予測商圏算出手段と、
    を備える、商圏予測装置。
  2. 各道路の予め定められた区間毎に設定された、該区間を進行するのに要する時間である旅行速度の評価または区間の距離の評価に影響を及ぼす商圏縮小/拡張要素を格納する商圏縮小/拡張要素格納手段と、
    前記商圏縮小/拡張要素格納手段から読み出した商圏縮小/拡張要素に基づき、前記旅行速度または前記区間の距離を補正する補正手段と、
    前記旅行速度または前記区間の距離が補正された区間については補正後の旅行速度または区間の距離を使用し、旅行速度または前記区間の距離が補正されていない区間については補正されていない旅行速度または区間の距離を使用して、対象店舗から予め定めた時間内で到達できる距離または予め定めた距離の範囲を予測商圏として算出する予測商圏算出手段と、
    を備える、商圏予測装置。
  3. 前記旅行速度は、道路の予め定められた区間を自動車、徒歩、自転車を含む移動手段により進行するのに要する時間である、請求項1または請求項2に記載の商圏予測装置。
  4. 前記商圏縮小要素は、橋、鉄道の踏切または競合店舗を含み、前記商圏拡張要素は、前記対象店舗の近隣に新設された駅、バス停または前記対象店舗の駐車場が広くなったことを含む、商圏の形成に影響を与える要素である請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の商圏予測装置。
  5. 各道路の予め定められた区間毎に設定された、該区間を進行するのに要する時間である旅行速度の評価または区間の距離の評価に影響を及ぼす商圏縮小/拡張要素の初期値を入力するための商圏縮小/拡張要素入力手段と、
    前記入力された商圏縮小/拡張要素の初期値に基づき、前記旅行速度または前記区間の距離を補正する補正手段と、
    前記旅行速度または前記区間の距離が補正された区間については補正後の旅行速度または区間の距離を使用し、前記旅行速度または前記区間の距離が補正されていない区間については補正されていない旅行速度または区間の距離を使用して、対象店舗から予め定めた時間内で到達できる距離または予め定めた距離の範囲を予測商圏として算出する予測商圏算出手段と、
    前記予測商圏算出手段により算出された予測商圏を表示する表示手段と、
    前記表示手段に表示された予測商圏を、対象店舗が有する顧客データから予め取得されている商圏に一致させるように、前記商圏縮小/拡張要素を再設定する商圏縮小/拡張要素再設定手段と、
    を備える、商圏予測装置。
  6. コンピュータを、
    各道路の予め定められた区間毎に設定された、該区間を進行するのに要する時間である旅行速度、または前記区間の距離に基づき、対象店舗から予め定めた時間内で到達できる距離または予め定めた距離の範囲を一次商圏として設定する一次商圏設定手段、
    前記一次商圏内に存在する、前記旅行速度の評価または区間の距離の評価に影響を及ぼす商圏縮小/拡張要素を格納する商圏縮小/拡張要素格納手段、
    前記商圏縮小/拡張要素格納手段から読み出した商圏縮小/拡張要素に基づき、前記旅行速度または前記区間の距離を補正する補正手段、
    前記旅行速度または前記区間の距離が補正された区間については補正後の旅行速度または区間の距離を使用し、前記旅行速度または前記区間の距離が補正されていない区間については補正されていない旅行速度または区間の距離を使用して、対象店舗から予め定めた時間内に到達できる距離または予め定めた距離を算出し、これによって一次商圏の範囲を補正して予測商圏を算出する予測商圏算出手段、
    として機能させる、商圏予測プログラム。
  7. コンピュータを、
    各道路の予め定められた区間毎に設定された、該区間を進行するのに要する時間である旅行速度の評価または区間の距離の評価に影響を及ぼす商圏縮小/拡張要素を格納する商圏縮小/拡張要素格納手段、
    前記商圏縮小/拡張要素格納手段から読み出した商圏縮小/拡張要素に基づき、前記旅行速度または前記区間の距離を補正する補正手段、
    前記旅行速度または前記区間の距離が補正された区間については補正後の旅行速度または区間の距離を使用し、前記旅行速度または前記区間の距離が補正されていない区間については補正されていない旅行速度または区間の距離を使用して、対象店舗から予め定めた時間内で到達できる距離または予め定めた距離の範囲を予測商圏として算出する予測商圏算出手段、
    として機能させる、商圏予測プログラム。
  8. コンピュータを、
    各道路の予め定められた区間毎に設定された、該区間を進行するのに要する時間である旅行速度の評価または区間の距離の評価に影響を及ぼす商圏縮小/拡張要素の初期値が入力された場合にこれを受け付ける商圏縮小/拡張要素受付手段、
    前記入力された商圏縮小/拡張要素の初期値に基づき、前記旅行速度または前記区間の距離を補正する補正手段、
    前記旅行速度または前記区間の距離が補正された区間については補正後の旅行速度または区間の距離を使用し、前記旅行速度または前記区間の距離が補正されていない区間については補正されていない旅行速度または区間の距離を使用して、対象店舗から予め定めた時間内で到達できる距離または予め定めた距離の範囲を予測商圏として算出する予測商圏算出手段、
    前記予測商圏算出手段により算出された予測商圏を表示する表示手段、
    前記表示手段に表示された予測商圏を、対象店舗が有する顧客データから予め取得されている商圏に一致させるように、前記商圏縮小/拡張要素を再設定する商圏縮小/拡張要素再設定手段、
    として機能させる、商圏予測プログラム。
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