JP2017058385A - 運転状況確認システム、車両状態通信装置および車両通信プログラム - Google Patents
運転状況確認システム、車両状態通信装置および車両通信プログラム Download PDFInfo
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Abstract
【課題】運転者による操作状況と車両の状況を随時、情報端末に表示させて、運転技術の評価を正確に行うことができる運転状況確認システム、車両状態通信装置および車両通信プログラムを提供する。【解決手段】車両の各状態を状態信号として入力する状態入力部と、この状態入力部に入力された各状態信号をまとめて送信する状態信号送信部とを備える車両状態通信装置3、および、この車両状態通信装置3の状態信号送信部を介して各状態信号を受信する状態信号受信部と、これらの状態信号をその対応する位置にそれぞれ表示させる表示部とを備える情報端末4からなる。【選択図】図1
Description
本発明は、簡素な構成でありながら、運転状況の確認を容易に行うことができ、運転者による操作状況を容易に確認することができる運転状況確認システム、車両状態通信装置および車両通信プログラムに関する。
自動車教習所などにおいて、運転者(教習生)の隣に教官が乗車して、運転者の運転状況を確認し、適正な指導を行なうことにより運転技術の向上を図ることが行なわれている。自動車教習所などに用いられる車両(以下、教習車両という)には、助手席に座った教官が緊急時に車両を停止させるためのブレーキやバックミラーなどを設置することが行われている。また、教習車両がトラックなどの大型車である場合には、教官が乗車する助手席と運転席が離れているために運転者による運転状況を確認するための教官用のサブメーターパネルを据え付けることが行われている。
図7は、従来の運転状況確認装置90の構成を示す図である。図7において、運転状況確認装置90は車両の助手席側に取り付けられる装置であり、91は車両の速度を示す速度計、92はブレーキペダルを踏んだことを示すブレーキランプ、93L,93Rは左右のウィンカーランプ、94A,94Bはハザードランプやホーンなどの機器を教官が操作するための手動スイッチである。
トラックなどの大型の車両では、教官が座る助手席から運転席のメータ類を直接確認することはできないことがあるが、前記運転状況確認装置90が設置された車両を用いることにより、教官は教習生の運転状況を目の前に配置された運転状況確認装置90によって確認することができる。したがって、教習生の運転技術の向上につながる適切な教習を行うことができる。また、教官が手動スイッチ94A,94Bを操作することにより、教習生による操作が不十分であるときに、教官がこれを補って補助的に操作することができる。
さらに、教習車両には教官用のブレーキペダルやバックミラー等が設けられるものであり、特許文献1(特開2000−47570号公報)のように、教習車両の複数の部位にカメラを備え、各カメラで撮像した映像をマルチ画面として録画する録画装置を備えたマルチビデオ式自動車教習装置も開発されている。
しかしながら、上述の運転状況確認装置90は車両の助手席への固定が必要であり、また、車両各部への配線やセンサなどの設置が必要となるので、それだけ取り付け工事に手間がかかり、製造コストの引き上げの原因となっていた。同様に前記操作スイッチ等はパイロットランプや手動操作スイッチの配置や配線が煩雑となり、それだけ製造コストが引き上げられていた。また、運転状況確認装置90の構成が複雑になればなるほど、車両への取り付け工数がかかるため工期が長くなるという問題もあった。
加えて、教習場によっては教習車両に設けるべきメータの種類や配置において独特の仕様を要求するところもある。
図8は図7の変形例を示す運転状況確認システム90’の構成を示す図であり、別の教習場において要求された車両の状態として、エンジンの回転数を示す回転計95と、アクセルペダルを踏んだことを示すアクセルランプ96と、クラッチペダルを踏んだことを示すクラッチランプ97とを加える一方、手動スイッチ94A,94Bを省略して、さらに各部91〜97の配置および大きさ等を調整して構成している。本例に示すように、各部91〜97の数やレイアウトを変更すると、設置するセンサの数や配線に加えて運転状況確認装置90’内の加工を変更する必要があり、設計の根底から変更する必要があるため、多大の手間がかかることは避けられなかった。
本発明は上述の事柄を考慮に入れてなされたものであり、情報端末を用いて車両の運転状態を画面に表示させることにより、車両の状態を容易に確認することができる運転状況確認システム、車両状態通信装置および車両通信プログラムを提供することを課題とする。
前記課題を解決するため、第1発明は、車両の各状態を状態信号として入力する状態入力部と、この状態入力部に入力された各状態信号をまとめて送信する状態信号送信部とを備える車両状態通信装置、および、この車両状態通信装置の状態信号送信部を介して各状態信号を受信する状態信号受信部と、これらの状態信号をその対応する位置にそれぞれ表示させる表示部とを備える情報端末からなることを特徴とする運転状況確認システムを提供する(請求項1)。
前記構成の運転状況確認システムによれば、車両の速度やブレーキペダルの踏み込み状態などの状態入力部が車両の各部からの各状態を状態信号として入力し、状態信号送信部が入力された各状態信号をまとめて情報端末に送信する。一方、情報端末の状態信号受信部は状態信号を受信し、受信した状態信号は表示部の対応する位置に表示されるので、表示部に車両の各部の状態を表示させることができる。
状態入力部は車両の各部に配置されて車両の状態を示す物理量を入力するものであり、例えば、アクセルペダル、ブレーキペダル、クラッチペダルの踏み込み量または踏み込みのオンオフ信号、ウィンカーレバー、ハザードスイッチのオンオフ信号、速度、回転数などの測定値などを入力するリミットスイッチ、ポテンショメータ、デコーダの何れかからなるセンサおよび通信線を含むもの、前記物理量を計測する既存のセンサの信号が出力される通信線に介在させる分岐ハーネスを含むものが考えられる。
前記状態信号送信部は状態信号をまとめるバッファと、まとめられた状態信号をUSB(Universal Serial Bus)規格に準拠した有線通信またはWiFi(Wireless Fidelity)を含む無線LAN,Bluetooth(登録商標)を含む近距離無線通信,赤外線通信などの無線通信によって情報端末に送信する通信回路を含むものであることが考えられる。同様に前記状態信号受信部は状態信号をUSB規格に準拠した有線通信または無線LAN,近距離無線通信,赤外線通信などの無線通信によって受信する通信回路を備えるものである。
状態信号送信部および状態信号受信部が有線通信するものであることにより、運転状況確認システムの製造コストを抑えることができるが、状態信号送信部および状態信号受信部が無線通信するものであることにより、情報端末の位置を自在に変更できるので、それだけ使い勝手が良い。
前記表示部は前記状態信号をそれぞれに対応する配置、名称、形状を示すレイアウト情報に従って表示させるものであり、この表示部が情報端末の一面に形成されたものであり、タッチパネルを設けたものであることが好ましい。すなわち、前記情報端末はいわゆるタブレット型の情報端末(板状のオールインワン・コンピュータ)であることが好ましい。しかしながら、情報端末はノート型PCやスマートフォンであってもよい。
前記表示部は車両の各部の操作ボタンをそれぞれ表示するものであり、情報端末は各操作ボタンの押操作を入力する操作入力部と、入力された操作ボタンの押操作を操作信号としてまとめて送信する操作信号送信部とを備え、車両状態通信装置は前記操作信号を受信する操作信号受信部と、この操作信号に従って車両の各部を操作する操作出力部とを備える場合(請求項2)には、操作ボタンを押操作することにより操作入力部は操作ボタンの押操作を入力し、その操作信号はまとめて操作信号送信部が車両状態通信装置に送信する。一方、車両状態通信装置の操作信号受信部は前記操作信号を受信し、この操作信号に従って操作出力部が各部を操作するための信号を出力することにより車両の各部を操作することができる。
操作ボタンは例えば前記表示部に、車両の各部を操作する操作信号を入力するように、それぞれに対応する配置、名称、形状を示すレイアウト情報に従って、表示されるものであり、操作ボタンは、例えば左右のウィンカースイッチ、ハザードランプスイッチのうち少なくとも一つを含む車両の各部に対応して表示されるものである。
また、操作入力部は前記各操作ボタンのレイアウト情報に従って押し操作された位置から操作ボタンを判別し、各操作ボタンの操作信号を入力可能とするものであるタッチパネルであることが好ましい。しかしながら、操作入力部はマウスなどのポインティングデバイスを用いるものであっても、キーボードなどのスイッチを用いるものであってもよい。
操作信号送信部および操作信号受信部はすでに詳述したように、操作信号をUSB規格に準拠した有線通信または無線LAN,近距離無線通信,赤外線通信などの無線通信によって送受信する通信回路を備えることが考えられる。
前記操作出力部は車両の操作対象に設けたスイッチなどの操作信号の発生回路が考えられるが、前記スイッチ類を操作した場合と同じ動作をするように電子制御ユニットに制御信号を送信する回路であってもよい。
前記状態入力部は車両の電子制御ユニットに通信可能な通信部を備える場合(請求項3)には、センサや配線を別途設ける必要がなく、それだけ製造コストを削減することができる。また、ハードウェアの変更なく状態信号の選択を行うことができ、柔軟なシステムの変更を行うことができる。前記通信部はLIN(Local Interconnect Network)、CAN(Controller Area Network )、FlexRay(登録商標)など通信プロトコルに準拠する車載LANの通信手段であることが好ましい。電子制御ユニットと状態入力部との接続部は分岐を備えたワイヤーハーネスを有することが考えらる。
前記表示部は表示内容の配置、名称、形状のうち少なくとも一つを任意に調整可能とする表示調整機能を有するものである場合(請求項4)には、使用者の使い勝手の良いように状態信号の配置、名称、形状を調整可能である。したがって、任意のレイアウトで表示部に表示させることにより、視認性が向上し、より適正な教習を行うことができる。なお、各状態信号の配置、名称、形状はレイアウトデータとして情報端末に記録されていることが好ましく、このレイアウトデータを任意に変更可能とすることが好ましい。
前記情報端末は現在の位置情報を取得可能とする位置情報取得部と、前記状態信号のうち少なくとも一つを位置情報と共に合わせてログ情報として記録するログ記録部と、このログ情報を用いて運転技術の評価を行なう評価手段とを備える場合(請求項5)には、ログ記録部は、位置情報取得部が取得した位置情報と共に、状態信号のうち少なくとも一つを位置情報を合わせて、ログ情報として記録し、評価手段は記録されたログ情報を用いて運転技術の評価を行なうことにより、公平かつ適正な評価を行なうことができる。すなわち、評価手段は、路上のマップデータと位置情報を比較することにより、教習生の運転評価を適正に反映することができ、教官は教習後に評価に従って教習生に注意・指導することができる。また、マップデータと比較して教習生がどの部分で、運転操作に問題があるのかを示すことができるので、教習生も自らの運転技術の向上を図ることができる。
前記位置情報取得部は少なくともGPS(米国によって運用される衛星測位システム:Global Positioning Systemであり、他にも、GLONASS、ガリレオ、北都、IRNSSなどの位置情報を発信するシステムであってもよい)の人工衛星およびIMES(屋内の測位システム:Indoor MEssaging System)の端末との通信により現在地の座標情報や移動方向などの情報を入力可能とする位置情報受信部であることが考えられ、複数の方法で受信した位置情報を用いて補完することにより、精度を向上させるものであっても、無線LANの電波を用いて精度を向上させるものであっても、ジャイロセンサを用いて位置情報の変化量やカメラを用いて撮像した画像の変化と比較して、より精度の高い補正を行なうものであってもよい。
前記ログ記録部は例えば不揮発性メモリであることが考えられるが、ハードディスクなどの外部記憶部であっても、各種メモリカードなどを用いて大容量化を図っても良い。
前記評価手段は情報端末の情報処理装置によって実行される評価プログラムによって実現するものであることが考えられ、ログ記録部に記録された情報を、例えば地図情報と比較することにより、教習生の運転評価(成績の集計)を行なわせることにより、教習終了後に運転評価によって教習生に注意喚起や指導を行なうことができる。
前記情報端末は現在の位置情報を取得可能とする位置情報取得部と、上位情報処理装置に接続可能とする上位通信部とを備え、かつ、上位情報処理装置には前記状態信号および操作信号のうち少なくとも一つを位置情報と共に合わせてログ情報として記録するログ記録部と、このログ情報を用いて運転技術の評価を行なう評価手段とを備える場合(請求項6)には、上位情報処理装置のログ記録部は、位置情報取得部が取得した位置情報と共に、状態信号のうち少なくとも一つを位置情報を合わせて、ログ情報として記録し、評価手段は記録されたログ情報を用いて運転技術の評価を行なうことにより、公平かつ適正な評価を行なうことができる。評価手段は、管理するすべての教習生について、路上のマップデータと位置情報を比較することにより、教官が変わったとしても、教習生の運転評価を適正に反映することができ教習後に評価に従って教習生に注意・指導することができる。また、マップデータと比較して教習生がどの部分で、運転操作に問題があるのかを分析することができるので、教習生も自らの運転技術の向上を図ることができる。
第2発明は、車両の各状態を状態信号として入力する状態入力部と、この状態入力部に入力された各状態信号をまとめて送信する状態信号送信部とを備え、この状態信号送信部を介して入力した車両の状態信号を情報端末の表示および/または分析可能とすることを特徴とする車両状態通信装置を提供する(請求項7)。
状態入力部に入力される状態信号は、状態信号送信部を介して情報処理装置に送信される。従って、情報処理装置は受信した車両の状態信号を使用者が確認できるように画面に表示したり、状態信号を用いて運転者の運転技術の分析などを行なうことができる。
状態入力部は車両の各部に配置されて車両の状態を示す物理量を入力する各ペダルの踏み込み量または踏み込みのオンオフ信号、各スイッチのオンオフ信号、速度、回転数などの測定値などを入力するリミットスイッチ、ポテンショメータ、デコーダの何れかからなるセンサおよび通信線を含むもの、前記物理量を計測する既存のセンサの信号が出力される通信線に介在させる分岐ハーネスを含むものが考えられる。
状態信号送信部は操作信号をUSB規格に準拠した有線通信または無線LAN,近距離無線通信,赤外線通信などの無線通信によって送受信する通信回路であることが考えられる。
前記情報端末は現在の位置情報を取得可能とする位置情報取得部と、前記状態信号のうち少なくとも一つを位置情報と共に合わせてログ情報として記録するログ記録部と、このログ情報を用いて運転技術の評価を行なう評価手段とを備えるものであることが好ましく、ログ記録部は、位置情報取得部が取得した位置情報と共に、状態信号のうち少なくとも一つを位置情報を合わせて、ログ情報として記録し、評価手段は記録されたログ情報を用いて運転技術の評価を行なうことにより、公平かつ適正な評価を行なうことができ、路上のマップデータと位置情報を比較して運転操作状況を確認し、運転技術の向上を図ることができる。
前記情報端末から車両の各部の操作信号を受信する操作信号受信部と、この操作信号に従って車両の各部を操作する操作出力部とを備える場合(請求項8)には、情報端末からの操作信号を操作信号受信部が受信し、この操作信号に従って操作出力部が各部を操作するための信号を出力することにより、情報端末から車両の各部を操作することができる。
前記操作信号は、例えば左右のウィンカースイッチ、ハザードランプスイッチの操作信号であり、教習生が操作し忘れている場合に教官側からの操作を可能とするものである。
第3発明は、前記車両状態通信装置に接続された情報端末によって実行可能であり、状態信号を受信させる受信プログラムと、受信した状態信号を任意のレイアウトで表示部に表示させる表示プログラムと、前記状態信号の表示レイアウトを調整可能とするレイアウト調整プログラムとを備えることを特徴とする車両通信プログラムを提供する(請求項9)。
情報端末が車両通信プログラムを実行すると、受信プログラムにより車両側から受信させた状態信号を、表示プログラムにより任意のレイアウトで表示部に表示させることができる。また、レイアウト調整プログラムにより、表示部への表示レイアウトを調整させることが可能となり、教官の使い勝手が良くなる。
前記表示プログラムは各状態信号を表示するための配置、名称、形状を示すレイアウト情報に従って表示部に表示させるものであり、レイアウト調整プログラムはレイアウト情報を調整するものである。なお、レイアウト調整プログラムはレイアウト情報として多くの教習場で用いられる代表的なレイアウト情報の型を幾つか記憶して選択可能とすることが好ましい。
第4発明は、前記車両状態通信装置に接続された情報端末によって実行可能であり、状態信号を受信させる受信プログラムと、受信した状態信号および車両の各部の操作ボタンを任意のレイアウトで表示部に表示させる表示プログラムと、表示した各操作ボタンの押操作を入力させる操作入力プログラムと、入力された操作ボタンの押操作を操作信号としてまとめて送信させる送信プログラムとを備えることを特徴とする車両通信プログラムを提供する(請求項10)。
情報端末が車両通信プログラムを実行すると、受信プログラムにより車両側から受信させた状態信号および車両の各部の操作ボタンを、表示プログラムにより任意のレイアウトで表示部に表示させることができる。また、操作ボタンを押操作すると、操作入力プログラムにより操作ボタンの押操作を入力させ、操作信号送信プログラムにより操作信号をまとめて車両状態通信装置に送信させる。一方、車両状態通信装置の操作信号受信部は前記操作信号を受信し、この操作信号に従って操作出力部が各部を操作するための信号を出力することにより車両の各部を操作することができる。
前述したように、本発明によれば、教習生による操作状況と車両の状況を随時、情報端末に表示させることができるので、教習生の運転技術を正確に評価することができる。情報端末の表示部に状態信号を表示させることにより、比較的容易に表示内容およびレイアウトを調整することができるので、教習場や教官の要望に合わせた運転状況確認システムを提供できる。
表示部に操作ボタンを表示させて車両の各部を操作可能とする場合には、教習生の運転操作が不十分であるときにこれを教官が補足して操作することができるので、慣れない教習生の運転においても安全性を確保することができる。電子制御ユニットに通信可能な通信部を用いる場合には、車両の各部へ個々のセンサやアクチュエータなどを配置したり、配線をする必要がないので、それだけ製造コストを削減することができる。表示部への表示は配置、名称、形状のうち少なくとも一つを調節可能とすることにより、表示レイアウトを簡便にかつ自由に変形させることができる。
情報端末に評価手段を設ける場合には、車両状態通信装置を介して得られる操作信号を位置情報と共に記録させたログ情報を用いて、教習生の操作状況を適正かつ公平に評価することができる。従って、教習生の運転技術に関して適切な助言を行なうことができる。
図1〜図4は本発明の第1実施形態を説明する図であり、図1に示すように、本実施形態において運転状況確認システム1は一例として大型車両2(以下、単に車両2という)に取り付けられるものである。図1において、3は車両2に取り付けられる車両状態通信装置3と、この車両状態通信装置3にUSBケーブルCによって通信可能に接続された情報端末4とからなる。
なお、車両2は大型車両のみならず、乗用車であってもよい。情報端末4は好ましくはタブレット側の情報端末であるが、携帯電話型の情報端末(いわゆるスマートフォン)であっても、ノート型の情報端末(いわゆるノートPC)であってもよい。
図2に示すように、前記車両状態通信装置3は車両2の各状態を状態信号として入力する状態入力部10と、この状態入力部10に入力された各状態信号をまとめて送信する状態信号送信部11と、後述する操作信号を受信する操作信号受信部12と、この操作信号に従って車両の各部を操作する操作出力部13とを備える。
前記情報端末4は前記車両状態通信装置の状態信号送信部を介して各状態信号を受信する状態信号受信部14と、これらの状態信号をその対応する位置にそれぞれ表示させると共に車両の各部の操作ボタンをそれぞれ表示する表示部15Aと、各操作ボタンの押操作によって操作信号を入力する操作入力部15Bと、この操作信号に従って車両の各部を操作する操作出力部16と、現在の位置情報を取得可能とする位置情報取得部17と、前記状態信号のうち少なくとも一つを位置情報と共に合わせてログ情報として記録するログ記録部18と、前記ログ情報を用いて運転技術の評価を行なう評価手段19とを備える。
前記状態入力部10は車両2の各状態を検知するセンサ20A,20B…を備えるものであり、これらは例えばクラッチペダルおよびブレーキペダルの踏み込み状態を検知するリミットスイッチなどのセンサである。従って、状態入力部10はセンサ20A,20B…からの信号を入力する入力ポート20Pも備える。さらに、本例の状態入力部10は、車両2の電子制御ユニット2Aとゲートウェイ2Bを接続するCANバスに分岐接続された分岐ハーネス10AおよびCANの通信プロトコルに準拠する通信部10Bを備えるものである。これによって通信部10Bを介して速度、エンジン回転数、アクセル開度などの車両の動作状態に関する状態信号を受信可能に構成されている。
前記状態信号送信部11は状態信号をまとめるバッファ21と、USB規格に準拠した有線通信で状態信号を情報端末4に送信する機能を有する通信回路22とを備え、操作信号受信部12はこの通信回路22を介して受信した操作信号を一時的に記憶するバッファ23を備える。
本実施形態のように通信回路22が有線通信によって状態信号および操作信号の送受信を行なうものであることにより、製造コストを抑えながら情報端末4との間の通信を確実に行なうことができる利点がある。
前記操作信号出力部13は例えば前記通信部10Bを介して車両2側のボディーECUなどのCANバス(車載LAN)に分岐接続されて操作信号を送信することにより、操作信号に従った車両2の方向指示器、ハザードスイッチ、ホーンスイッチなどの操作ができるように構成している。なお、操作出力部13として、車両2の各部に配置されたアクチュエータと操作信号の出力によってアクチュエータに電力を供給する出力ポートとを設けて、操作信号に従ってアクチュエータを稼働させることにより車両2を操作できるようにしてもよい。
前記状態信号受信部14はUSB規格に準拠したUSBケーブルCを用いた有線通信で前記状態信号送信部11からの操作信号を受信する通信回路30と、受信した操作信号を一時的に記憶する状態バッファ31とを備える。
前記表示部15Aおよび操作入力部15Bは一体的に形成されたタッチパネル15を構成し、各状態信号および操作ボタン(詳細は後述する)をそれぞれ対応する場所に配置させて表示すると共に各操作ボタンの押し操作に応じてタッチパネル15が操作ボタンの操作を入力できるように構成されている。
前記操作出力部16は操作信号をまとめて記録する操作バッファ32と前記通信回路30とからなり、前記操作信号をUSB規格に準拠した有線通信によって車両状態通信装置3に送信出来るように構成している。
前記位置情報取得部17はGPSの人工衛星との通信により現在地の座標情報や移動方向などの情報を入力可能とする位置情報受信部である。
前記ログ記録部18は位置情報取得部17が取得した位置情報と状態入力部10に入力された状態信号を順次記録する不揮発性メモリである。
前記評価手段19は情報端末4の情報処理装置によって実行される後述の評価プログラムによって実現するものであり、ログ記録部18に記録された情報を、例えば地図情報と比較することにより、教習生の運転評価(成績の集計)を行なわせる。
図3は前記情報端末4の構成を示す図であり、40は情報端末4の演算処理部、41は不揮発メモリなどからなる記憶部である。Pa〜Pgは演算処理部40によって実行可能な各種プログラム、Da〜Ddは記憶部41に記録される各種データ、Ba〜Bfは表示部15Aに表示される各種ボタン、Ma,Mbは表示部15Aに表示される各種メータである。
すなわち、Paは通信回路30を介して受信した車両2の状態信号を状態バッファ31に記録する受信プログラム、Pbは操作バッファ32に操作ボタンBe,Bfの押操作が記録されたときにこの操作バッファ32に記録された操作信号を通信回路30を介して車両状態通信装置3に送信する送信プログラム、Pcは受信した状態信号および操作ボタンを表示レイアウトDaおよび操作ボタンレイアウトDbに合わせて表示部15Aに表示する表示プログラム、Pdは操作ボタンBe,Bfの押操作が行なわれたときにこれを操作バッファ32に記録する操作入力プログラム(操作入力部15Bの一部を構成する)、Peは表示プログラムPcによって表示される各種ボタンBa〜Bfおよび各種メータMa,Mbの配置、名称、形状を変更して前記レイアウトDa,Dbを変更可能とするレイアウト調整プログラム、Pfは前記状態信号および位置情報をまとめてログ記録部18にログデータとして記録するログ記録プログラム、Pgはログ記録部18に記録されたログデータを地図記録部に記録された地図データDcと比較することにより教習生の運転技術の評価を行ない評価データDdとして記録する評価プログラムである。
図4は情報端末において実行される一連のプログラムPa〜Pgの動作を説明する図である。図4に示すように、受信プログラムPaは車両2の状態として例えばクラッチペダル、ブレーキペダルの踏み込み状態、方向指示器の指示状態、車速、エンジン回転数の現在値を入力してこれをバッファに蓄積する(ステップS1)
次いで、表示レイアウトDaおよび操作ボタンレイアウトDbを読み込み、各状態信号の各種ボタンBa〜BfおよびメータMa,Mbのレイアウトを確認する(ステップS2)
前記読み込んだ表示レイアウトDaに従って表示部15Aのそれぞれの位置にクラッチ、ブレーキ、ターン左、ターン右の表示ボタンBa〜Bfを表示させ、また、車速のメータMa、およびエンジン回転数のメータMbをデジタル表示させる。このとき、各スイッチがオンであるときにはボタンBa〜Bfを点灯表示させ、オフであるときには消灯表示させる。(ステップS3)
さらに、前記操作ボタンレイアウトDb(配置、名称、形状および押操作による動作の種類)に従ってハザードランプ操作ボタンBeと、ホーン操作ボタンBfをそれぞれ対応する位置に表示させる。このとき、各操作ボタンBe,Bfは押操作によってオン状態であるときに点灯表示させる。また、ハザード操作ボタンBeが一度押すともう一度押操作するまでオン状態を保持するトグル動作(あるいはオルタネイト動作)で操作状態が切り替わるものであり、ホーン操作ボタンBfは押操作している間だけオン状態となるモーメンタリー動作にてオン状態であるときには店頭表示させる。(ステップS4)これらのステップS1〜S4が表示プログラムPcの動作である。
操作ボタンBe,Bfが表示された表示部15Aはタッチパネルを含む操作入力部15Bの一部を構成しており、教官(使用者)が操作ボタンBe,Bfを押し操作すると、タッチパネルの入力と前記操作ボタンレイアウトDbを用いて操作ボタンBe,Bfが押操作されたかどうかを判別する。(ステップS5)ここで、操作ボタンBe,Bfの押操作があると判断した場合には次のステップS6を実行し、そうでなければステップS7にジャンプする。すなわちこのステップS5の動作が操作入力プログラムPdの動作である。
前記ステップS5において押操作ありと判断した場合には押操作のある操作ボタンに対応して操作バッファ32に一時記録した操作信号を前記通信回路30を介して車両状態通信装置3に送信する。(ステップS6)すなわち、このステップS6が送信プログラムPbの動作である。
次いで、前記位置情報取得部17から現在値の位置情報(例えば緯度経度と進行方向)を受信する(ステップS7)
また、前記位置情報を各状態信号と共に合わせてログデータ18としてログ記録部に記録する(ステップS8)これらのステップS7,S8がログ記録プログラムPfの動作である。
さらに、前記ログ記録部に記録されたログデータ18を、前記地図記録部に記録された地図データDcと比較することにより、教習生の運転評価を行なって教習生の運転技術の評価の集計を評価記録部に評価データDdとして記録する。(ステップS9)すなわち、このステップS9が評価プログラムPgの動作である。
情報端末4は上記一連のステップS1〜S9の動作を繰り返すことにより各プログラムPa〜Pgを実行して、車両2の状態を表示部15Aに表示すると共に表示部15Aに表された操作ボタンBe,Bfを用いて車両2の各部を遠隔操作することが可能となる。
加えて、図示は省略するが、情報端末4がレイアウト調整プログラムPeを実行することにより、表示レイアウトDaおよび操作ボタンレイアウトDbを任意に変更可能であり、これによって、表示部15Aに表示する車両2の状態の選択、その配置、名称、形状を変更してカスタマイズすることが可能となる。同様に、操作ボタンBe,Bfについても車両2の対応する部分の選択、表示部15Aに表示させる操作ボタンの配置、名称、形状および押操作による動作の選択を行なって、教官にとって使用しやすい表示とすることが可能となる。
また、本実施形態では車両状態通信装置3が車載LANと通信可能な通信部10を介して車両2に接続されているので、車載LANにて管理しているあらゆる情報を状態信号として用いることができるだけでなく、車載LANに対して直接的に制御信号を出力することにより、任意の部分を操作することが可能となるので、それだけ配線、センサ、アクチュエータの数を削減して製造コストの削減を図ることができる。
言い換えるなら、車両状態通信装置3を取り付けた車両2は、車両状態通信装置3に対して通信できるものであれば、その車両2の操作状況を含む車両2の状態のモニタリングや割り込み操作を行なうことが可能となる。
図5は前記表示部15Aへの表示の変形例を示す図である。図5において、Ma’は速度メータ、Mb’はタコメータであり、それぞれアナログメータの表示となっている。また、Be’はハザードスイッチの操作ボタン、Bf’はホーンスイッチの操作ボタンであり、それぞれ操作ボタンに文字ではなく記号による表示を行なっている。さらに、Bgはアクセル開度表示ボタンであり、車両2からの状態信号としてアクセル開度を車載LANから取得して表示している。
本例に示すように、情報端末4を用いることにより、表示部15Aへの表示はレイアウト調整プログラムPeによって表示レイアウトDaおよび操作ボタンレイアウトDbを変更することができる。すなわち、情報端末4によるデジタル処理を組み入れることにより、アプリケーションの調整によって仕様を容易に調整可能であり、各教習場の仕様にあわせた情報端末の画面の設定、さらには、各教官の要望にあわせた情報端末の画面の調整を容易に行なうことができる。
なお、前記レイアウト調整プログラムPeは各ボタンBa〜Bgのそれぞれに対して、その配置、名称、形状を自在に変更可能とすることが好ましいが、表示部15Aへの表示レイアウトとして幾つかの基本的な型を有し、この基本的な型を微調整可能とすることがより好ましい。
上述の実施形態では、情報端末がUSBケーブルCによって車両状態通信装置3と接続されている例を示しており、これによって、製造コストの削減と通信の安定かを図っているが、この情報端末4と車両状態通信装置3との接続は、WiFiを含む無線LAN,近Bluetoothを含むの距離無線通信,赤外線通信などの無線通信によって接続されるものであってもよい。この場合、ケーブルCがないので、情報端末4の自由度が増すので、扱いやすくなる。
図6は第2実施形態の運転状況確認システム40の構成を示す図である。図6において、図1〜図5に示す第1実施形態と同一または同等の部分については、同じ符号を付すことにより、重複説明を省略する。
図6において車両状態通信装置3’は情報端末4’との通信のためにWiFi無線LANを用いた通信回路を備えており、情報端末4’は前記Wifi無線LANの通信回路30’に加えて、無線基地局41との間でインターネット回線42に接続するためのデータ通信を行なう上位通信部としての無線通信回路43を備える。
44は教習場に設置された上位情報処理装置の管理サーバであり、この管理サーバ44にはインターネット回線42に接続される通信回路45と、各車両2の車両状態通信装置3’から吸い上げたログ情報の記録部46と、このログ情報46を用いた運転技術の評価を行なう評価手段47を備える。さらに、管理サーバ44の表示部48には地図49および各車両2の位置を示すアイコン50が表示できるように構成している。
また、本実施形態において、車両状態通信装置3’は電子制御ユニット2Aから全ての状態信号を受信することにより、従来必要であったセンサ20A、20Bおよびその配線を省略できるので、取り付けが容易であると共に製造コストの削減を図ることができる。
本実施形態のように各車両2のログ情報を用いて管理サーバ44が運転技術の評価を行なうことにより、各情報端末4’に処理の負荷をかけることがないだけでなく、各車両2を運転する教習生ごとに運転技術の評価を蓄積することも可能となり、教習生の運転技術の向上を図るためのカリキュラムの調整や適切な指導および教育を行なうことが可能となる。
1 運転状況確認システム
2 車両
2A 電子制御ユニット
3,3’ 車両状態通信装置
4 情報端末
10 状態入力部
10B 通信部
11 車両状態送信部
12 操作信号受信部
13 操作出力部
14 車両状態受信部
15A 表示部
15B 操作入力部
16 操作信号送信部
17 位置情報取得部
18 ログ記録部
19,47 評価手段
Be,Bf 操作ボタン
P 車両通信プログラム
Pa 受信プログラム
Pb 送信プログラム
Pc 表示プログラム
Pd 操作入力プログラム
Pe レイアウト調節プログラム
Pf ログ記録プログラム
Pg 評価プログラム
2 車両
2A 電子制御ユニット
3,3’ 車両状態通信装置
4 情報端末
10 状態入力部
10B 通信部
11 車両状態送信部
12 操作信号受信部
13 操作出力部
14 車両状態受信部
15A 表示部
15B 操作入力部
16 操作信号送信部
17 位置情報取得部
18 ログ記録部
19,47 評価手段
Be,Bf 操作ボタン
P 車両通信プログラム
Pa 受信プログラム
Pb 送信プログラム
Pc 表示プログラム
Pd 操作入力プログラム
Pe レイアウト調節プログラム
Pf ログ記録プログラム
Pg 評価プログラム
Claims (10)
- 車両の各状態を状態信号として入力する状態入力部と、この状態入力部に入力された各状態信号をまとめて送信する状態信号送信部とを備える車両状態通信装置、および、この車両状態通信装置の状態信号送信部を介して各状態信号を受信する状態信号受信部と、これらの状態信号をその対応する位置にそれぞれ表示させる表示部とを備える情報端末からなることを特徴とする運転状況確認システム。
- 前記表示部は車両の各部の操作ボタンをそれぞれ表示するものであり、情報端末は各操作ボタンの押操作を入力する操作入力部と、入力された操作ボタンの押操作を操作信号としてまとめて送信する操作信号送信部とを備え、車両状態通信装置は前記操作信号を受信する操作信号受信部と、この操作信号に従って車両の各部を操作する操作出力部とを備える請求項1に記載の運転状況確認システム。
- 前記状態入力部は車両の電子制御ユニットに通信可能な通信部を備える請求項1または請求項2に記載の運転状況確認システム。
- 前記表示部は表示内容の配置、名称、形状のうち少なくとも一つを任意に調整可能とする表示調整機能を有するものである請求項1〜請求項3の何れかに記載の運転状況確認システム。
- 前記情報端末は現在の位置情報を取得可能とする位置情報取得部と、前記状態信号のうち少なくとも一つを位置情報と共に合わせてログ情報として記録するログ記録部と、このログ情報を用いて運転技術の評価を行なう評価手段とを備える請求項1〜請求項4の何れかに記載の運転状況確認システム。
- 前記情報端末は現在の位置情報を取得可能とする位置情報取得部と、上位情報処理装置に接続可能とする上位通信部とを備え、かつ、上位情報処理装置には前記状態信号のうち少なくとも一つを位置情報と共に合わせてログ情報として記録するログ記録部と、このログ情報を用いて運転技術の評価を行なう評価手段とを備える請求項1〜請求項5の何れかに記載の運転状況確認システム。
- 車両の各状態を状態信号として入力する状態入力部と、この状態入力部に入力された各状態信号をまとめて送信する状態信号送信部とを備え、この状態信号送信部を介して入力した車両の状態信号を情報端末の表示および/または分析可能とすることを特徴とする車両状態通信装置。
- 前記情報端末から車両の各部の操作信号を受信する操作信号受信部と、この操作信号に従って車両の各部を操作する操作出力部とを備える請求項7に記載の車両状態通信装置。
- 請求項7に記載の車両状態通信装置に接続された情報端末によって実行可能であり、状態信号を受信させる受信プログラムと、受信した状態信号を任意のレイアウトで表示部に表示させる表示プログラムと、前記状態信号の表示レイアウトを調整可能とするレイアウト調整プログラムとを備えることを特徴とする車両通信プログラム。
- 請求項8に記載の車両状態通信装置に接続された情報端末によって実行可能であり、状態信号を受信させる受信プログラムと、受信した状態信号および車両の各部の操作ボタンを任意のレイアウトで表示部に表示させる表示プログラムと、表示した各操作ボタンの押操作を入力させる操作入力プログラムと、入力された操作ボタンの押操作を操作信号としてまとめて送信させる送信プログラムとを備えることを特徴とする車両通信プログラム。
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JP2015180286A JP2017058385A (ja) | 2015-09-14 | 2015-09-14 | 運転状況確認システム、車両状態通信装置および車両通信プログラム |
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