JP2017058186A - 光触覚センサ - Google Patents

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Abstract

【課題】 簡易な構成で外部からの圧力を検知することができる光触覚センサを提供する。
【解決手段】 光触覚センサ1は、発光素子4、受光素子5、粘弾性部材6、反射部材7、信号処理装置8等を備える。発光素子4は、反射部材7に向けて出射光Oを出射する。受光素子5は、反射部材7に反射した出射光Oを反射光Rとして受光する。粘弾性部材6が押圧されることにより、粘弾性部材6の表面が発光素子4および受光素子5に近づく方向に凹み、反射光強度Rsが変化する。信号処理装置8は、反射光強度Rsの変化を演算して、粘弾性部材6に加えられた圧力を検知する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、発光素子と受光素子とを備えた光触覚センサに関する。
一般に、内部にカーボン粒子が分散された感圧導電性ゴムを用いて、該感圧導電性ゴムに加えられた圧力を検知する触覚センサが知られている(例えば、非特許文献1参照)。非特許文献1に記載された触覚センサは、加圧状態に応じた感圧導電性ゴムの電気抵抗値の変化に基づいて圧力を検知する。
小山健太朗, "感圧導電性ゴムを用いた小型触覚センサの開発", [online],中央大学,[平成27年8月20日検索],インターネット〈URL:http://ir.c.chuo-u.ac.jp/repository/search/binary/p/3509/s/1207/〉
ところで、非特許文献1に記載された触覚センサでは、専用の制御ボードを用いて、複数個設けた感圧導電性ゴムの抵抗値をサンプリング周期毎に測定することにより、圧力を検知している。この場合、触覚センサをコントロールするための専用の制御ボードを用いているので、触覚センサのシステム全体のサイズが大きくなってしまうという問題がある。また、触覚センサ自体も複雑でコストが高くなるという問題もある。
本発明は前述の問題に鑑みなされたものであり、本発明の目的は、簡易な構成で外部からの圧力を検知することができる光触覚センサを提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1の発明は、光を出射する発光素子と、前記発光素子から出射された光に基づく反射光を受光する受光素子と、前記発光素子と前記受光素子とを覆って設けられ透光性および粘弾性を有する粘弾性部材と、前記粘弾性部材の表面に設けられ前記発光素子から出射された光を反射する反射部材と、前記受光素子から出力される反射光信号に基づいて前記粘弾性部材の変形を検知する信号処理装置と、を備える構成としている。
請求項2の発明では、前記粘弾性部材は、押圧されることにより、その表面が前記発光素子および前記受光素子に近付く方向に凹み、前記反射部材により反射され前記受光素子が受光する反射光の強度は、前記粘弾性部材が凹むことによって変化し、前記信号処理装置は、前記反射光強度に基づいて前記粘弾性部材に加えられた押圧量を検知する構成としている。
請求項1の発明によれば、光触覚センサは、粘弾性を有する粘弾性部材を用いているので、外部からの圧力に応じて粘弾性部材が変形する。この場合、発光素子から出射される出射光は、粘弾性部材の表面に設けられた反射部材によって反射されるので、粘弾性部材の変形に応じて受光素子が受光する反射光の強度は変化する。この結果、信号処理装置は、受光素子から出力される反射光信号に基づいて、粘弾性部材の変形を検知することができる。
また、粘弾性部材に微小な変形が生じたときでも、この変形に応じて受光素子が受光する反射光の強度を変化させることができる。このため、粘弾性部材に作用する微小な押し量も検出することができ、検出感度を高めることができる。
また、光触覚センサは、電気抵抗値を測定するための専用の制御ボードを備える必要が無く、発光素子と受光素子とを備えることにより粘弾性部材の変形を検知している。これにより、光触覚センサ全体の構成を簡略化することができるので、光触覚センサ全体のサイズを小さくすることができ、さらにコストを抑えることができる。
請求項2の発明によれば、反射部材により反射され受光素子が受光する反射光の強度は、粘弾性部材が凹むことによって変化する。このため、信号処理装置は、例えば粘弾性部材が押圧されていない状態の反射光強度と、粘弾性部材が押圧されて凹んでいる状態の反射光強度とを比較することにより、粘弾性部材に加えられた厚さ方向の微小な押圧量を検知することができる。
本発明の第1の実施の形態による光触覚センサを示す断面図である。 図1の光触覚センサを示すブロック図である。 反射光強度と反射部材までの距離との関係を示す特性線図である。 光触覚センサを押圧したときの説明図である。 本発明の第2の実施の形態による光触覚センサを示す断面図である。
以下、本発明の実施の形態による光触覚センサについて、添付図面を参照しつつ詳細に説明する。
まず、図1ないし図4に、第1の実施の形態による光触覚センサ1を示す。光触覚センサ1は、基板3、発光素子4、受光素子5、粘弾性部材6、反射部材7、信号処理装置8等を備える。ここで、発光素子4、受光素子5、信号処理装置8は、1ポート光インターフェースを構成している。また、図2に示すように、受光素子5と信号処理装置8とは、例えばASIC(Application Specific IC)2を用いて、一体化された集積回路として構成されている。
基板3は、絶縁材料を用いて形成された平板であり、例えばプリント配線基板が用いられている。基板3の表面(上面)には、発光素子4と受光素子5と信号処理装置8とが実装される。
発光素子4は、基板3の表面に実装され、後述の発光素子駆動部9で出力された発光信号Stに基づいて、近赤外線(例えば波長λ=850nm)や可視光線の光を出射光Oとして出射する。一般的には、発光素子4の光軸は、例えば基板3に対して垂直方向(図1の上方向)であるが、基板3の垂直方向から斜めに傾斜していてもよい。発光素子4としては、例えば発光ダイオード(LED)、レーザダイオード(LD)、面発光レーザ(VCSEL)等が用いられる。
受光素子5は、発光素子4の隣に位置し基板3の表面に実装されている。この受光素子5は、発光素子4から出射された光が反射部材7によって反射された反射光Rを受光する。そして、受光素子5は、反射光Rの反射光強度Rsに応じた電流を反射光信号Srとして信号処理装置8の反射光信号増幅部10に出力する。受光素子5としては、例えばフォトダイオード(PD)、フォトトランジスタ等が用いられる。なお、発光素子4と受光素子5との間には、発光素子4からの出射光Oが直接的に受光素子5に入射されるのを防止するために、遮光部材を設けてもよい。
粘弾性部材6は、基板3の表面に位置して、発光素子4および受光素子5を覆って設けられている。この粘弾性部材6は、発光素子4から出力される出射光Oを透過可能な透光性を有し、外部からの押圧に対して粘弾性を有する絶縁性の樹脂材料により形成され、基板3の表面を封止している。即ち、粘弾性部材6は、例えばゴムやシリコンを用いた高分子材料等といった、外部から荷重を受けた場合に変形し、荷重の除去によって元の形状に復元する透明な低反発材料を用いて厚膜状に形成されている。なお、粘弾性部材6は、発光素子4および受光素子5を覆っていれば、球形状、円錐状、直方体状等の他の形状にしてもよい。
反射部材7は、粘弾性部材6の表面に位置して設けられている。この反射部材7は、例えば黒色顔料等のような塗料やメッキからなる低反射率の膜部材によって形成され、粘弾性部材6の上面(基板3と反対側の面)に設けられている。反射部材7は、発光素子4から出射された出射光Oを受光素子5に向けて反射させるものである。この場合、受光素子5の出力の飽和を抑制するために、反射部材7は、粘弾性部材6が非押圧状態であるときに、例えば反射光Rの反射光強度Rsを受光素子5の検出レンジの少なくとも1/2以下、好ましくは1/5以下にする低反射率の材料により形成されている。これにより、反射部材7は、出射光Oの一部を反射(乱反射)させる。なお、反射部材7は、黒色顔料以外の低反射率材料を用いる構成としてもよい。
図2に示すように、信号処理装置8は、発光素子駆動部9、反射光信号増幅部10、A/Dコンバータ11および演算処理部12等を備えている。この信号処理装置8は、例えば受光素子5と共に基板3に実装され、受光素子5と一体化したASIC2を構成している。信号処理装置8は、発光素子駆動部9を用いて発光素子4を駆動し、反射光信号増幅部10を用いて反射部材7からの反射光Rに応じた反射光信号Srを演算処理部12に向けて出力する。これにより、信号処理装置8は、受光素子5から出力される反射光信号Srに基づいて、粘弾性部材6の変形を検知する。
発光素子駆動部9は、演算処理部12と協働して発光制御手段を構成する。発光素子駆動部9は、発光素子4に接続され、演算処理部12からの制御信号に基づいて発光信号Stを出力する。具体的には、発光素子駆動部9は、発光素子4を発光させるための駆動電流を、発光素子4に供給する。
反射光信号増幅部10は、受光素子5に接続され、受光素子5から反射光信号Srが入力される。反射光信号増幅部10は、反射光信号Srに対して電流−電圧変換を行い、電流−電圧変換された反射光信号Srを増幅する。
A/Dコンバータ11は、演算処理部12の一部を構成し、受光素子5に接続されている。このA/Dコンバータ11は、受光素子5から供給された反射光信号Srをアナログ信号からデジタル信号に変換する。
演算処理部12は、例えばマイクロプロセッサであり、発光素子4の発光を制御する処理、受光素子5から出力される反射光信号Srに基づいて粘弾性部材6の押圧量を検知する処理、光触覚センサ1の全体的な制御等を行う。
具体的には、演算処理部12は、発光素子4の出射光Oの強度(レベル)やタイミングを制御するための制御信号を発光素子駆動部9に供給し、この制御信号に対応するように発光素子4を発光させる。ここで、発光素子駆動部9は、例えば発光信号Stとしてパルス状の駆動電流を発光素子4にそれぞれ供給する。発光信号Stのパルスは予め決められた一定の発光周期を有し、発光素子4はパルス発光する。
また、演算処理部12には、反射部材7からの反射光Rに応じた反射光信号SrがA/Dコンバータ11を介して入力される。このとき、演算処理部12は、反射光信号Srを、発光素子4の発光タイミング毎にA/Dコンバータ11を用いてデジタル信号に変換して取り出す。このため、演算処理部12には、発光タイミング毎に抽出したパルス状の反射光信号Srが包絡線検波したものに変換されて入力される。
そして、演算処理部12は、反射光信号Srの反射光強度Rsに基づいて、粘弾性部材6に加えられた押圧量を検知する。具体的には、演算処理部12は、粘弾性部材6が押圧される前の反射光強度Rsと、粘弾性部材6が押圧された後の反射光強度Rsとを比較し、これらの強度差ΔRsを算出する。このとき、強度差ΔRsは、粘弾性部材6の変形量、即ち反射部材7と素子4,5との間の距離Lに応じた値になる。このため、演算処理部12は、強度差ΔRsに基づいて、粘弾性部材6に加えられた押圧量を検知する。なお、演算処理部12は、反射光強度Rsの強度差ΔRsに限らず、反射光強度Rsそのものによって、粘弾性部材6に加えられた押圧量を検知してもよい。
なお、信号処理装置8は、A/Dコンバータ11を用いて反射光信号Srをアナログ信号から多値化デジタル信号に変換する構成とした。しかし、本発明はこれに限らず、信号処理装置は、A/Dコンバータを設けずに、反射光信号Srをアナログ信号のまま処理する構成としてもよい。
次に、図3および図4を用いて、光触覚センサ1による押圧力の検知動作について説明する。
まず、粘弾性部材6が押圧されていない場合について説明する。光触覚センサ1が駆動すると、発光素子4は基板3の上方に向けて発光信号Stに基づく光(出射光O)を出射する。出射光Oは、反射部材7により反射され、反射光Rとして受光素子5によって受光される。受光素子5は、反射光Rの強度(反射光強度Rs)に応じた反射光信号Srを出力する。
A/Dコンバータ11は、受光素子5からの反射光信号Srを、アナログ信号からデジタル信号に変換する。そして、演算処理部12は、反射光信号Srに基づいて、粘弾性部材6に対象物Objが加えた押圧量を検知する。この場合、粘弾性部材6は押圧されていないので、受光素子5と反射部材7との間の距離Lは遠く、反射光強度Rsは弱い値を示す(図3参照)。
なお、図3に示すように、反射光強度Rsは、受光素子5と反射部材7との間の距離Lに略反比例した特性となる。このため、例えば反射光Rの反射光強度Rsが受光素子5の検出レンジ(最大値)の1/10よりも低下すると、受光素子5と反射部材7との間の距離Lが変化しても、反射光強度Rsの変化は小さくなる。一方、反射光強度Rsが受光素子5の検出レンジの1/2よりも上昇すると、受光素子5の出力が飽和し易くなる。従って、粘弾性部材6が非押圧状態であるときには、反射光Rの反射光強度Rsが受光素子5の検出レンジの1/2以下(好ましくは1/5以下)で、かつ受光素子5の検出レンジの1/10以上となる位置に、反射部材7は配置される。
次に、対象物Objが光触覚センサ1を押圧する場合について説明する。
図4に示すように、対象物Objが粘弾性部材6を押圧することにより、粘弾性部材6の外周部が潰れて、厚さ寸法(距離L)が縮小する。即ち、粘弾性部材6の表面は発光素子4および受光素子5に近付く方向(基板3側の方向)に凹む。これにより、反射部材7に反射された反射光Rは、粘弾性部材6が凹むことにより、その反射光強度Rsが変化する(上昇する)。この場合、粘弾性部材6の厚さ寸法が縮小しているので、受光素子5と反射部材7との間の距離Lは近く、反射光強度Rsは強い値を示す(図3参照)。
そして、演算処理部12は、粘弾性部材6が押圧される前の反射光強度Rsと、粘弾性部材6が押圧された後の反射光強度Rsとの強度差ΔRsを算出して、この強度差ΔRsに基づいて、粘弾性部材6に加えられた押圧量を検知する。
かくして、第1の実施の形態によれば、光触覚センサ1は、粘弾性を有する粘弾性部材6を用いているので、外部からの圧力に応じて粘弾性部材6が変形する。この場合、発光素子4から出射される出射光Oは、粘弾性部材6の表面に設けられた反射部材7によって反射されるので、粘弾性部材6の変形に応じて受光素子が受光する反射光Rの反射光強度Rsは変化する。この結果、信号処理装置8は、受光素子5から出力される反射光信号Srに基づいて、粘弾性部材6の変形を検知することができる。
また、粘弾性部材6に微小な変形が生じたときでも、この変形に応じて受光素子5が受光する反射光Rの反射光強度Rsを変化させることができる。このため、粘弾性部材6に作用する微小な押し量も検出することができ、検出感度を高めることができる。
また、光触覚センサ1は、電気抵抗値を測定するための専用の制御ボードを備える必要が無く、発光素子4と受光素子5とを備えることにより粘弾性部材6の変形を検知している。これにより、光触覚センサ1全体の構成を簡略化することができるので、光触覚センサ1全体のサイズを小さくすることができ、さらにコストを抑えることができる。
また、反射部材7により反射され受光素子5が受光する反射光Rの反射光強度Rsは、粘弾性部材6が凹むことによって変化する。このため、信号処理装置8は、例えば粘弾性部材6が押圧されていない状態の反射光強度Rsと、粘弾性部材6が押圧されて凹んでいる状態との反射光強度Rsとを比較することにより、粘弾性部材6に加えられた厚さ方向の微小な押圧量を検知することができる。
次に、図5に、本発明の第2の実施の形態による光触覚センサを示す。第2の実施の形態の特徴は、基板と発光素子と受光素子とを中空のケース内に設けて、該ケース上にガラス板を挟んで粘弾性部材を設ける構成としたことにある。なお、第2の実施の形態では、前述した第1の実施の形態と同一の構成については同一の符号を付し、その説明は省略する。
第2の実施の形態による光触覚センサ21は、基板3、発光素子4、受光素子5、信号処理装置8、ケース22、ガラス板23、粘弾性部材24、反射部材25等を備える。
ケース22は、光触覚センサ21の基端側(基板3側)に位置して、光触覚センサ21の外殻を構成している。ケース22は、中空のボックス構造をなし、先端側(反射部材25側)が開口した断面コ字状に形成されている。このケース22内には、基板3、発光素子4、受光素子5、信号処理装置8が設けられている。
ガラス板23は、ケース22と粘弾性部材24との間に位置して、ケース22の開口を閉塞する蓋体として設けられている。ガラス板23は、透光性を有する薄板からなり、発光素子4から出射された出射光Oと、反射部材25により反射された反射光Rとを透過させるものである。なお、ガラス板23は、透光性を有するガラスセラミックスや樹脂材料等を用いて形成してもよい。
粘弾性部材24は、ガラス板23の表面に位置して、ガラス板23を覆うように略半球状に設けられている。この粘弾性部材24は、発光素子4から出力される光を透過可能な透光性を有し、外部からの押圧に対して粘弾性を有する絶縁性の樹脂材料により形成されている。
反射部材25は、粘弾性部材24の表面に位置して設けられている。この反射部材25は、例えば黒色顔料等のような塗料やメッキからなる低反射率の膜部材を用いて粘弾性部材24の上面に設けられ、略半球状に形成されている。反射部材25は、発光素子4から出射された出射光Oを受光素子5に向けて反射させるものである。
かくして、第2の実施の形態でも、第1の実施の形態とほぼ同様な作用効果を得ることができる。第2の実施の形態によれば、ガラス板23をケース22と粘弾性部材24との間に設ける構成とした。これにより、ガラス板23は、粘弾性部材24が押圧された際に、押圧力が発光素子4および受光素子5に作用するのを抑制することができる。この結果、発光素子4および受光素子5に過大な力が加わることを防止できるので、光触覚センサ21の信頼性を高めることができる。
なお、前記第1の実施の形態では、発光素子4は、出射光Oを基板3に対して垂直方向に出射する構成とした。しかし、本発明はこれに限らず、発光素子は、出射光が放射角をもつように出射する構成としてもよい。このことは、第2の実施の形態についても同様である。
1,21 光触覚センサ
4 発光素子
5 受光素子
6,24 粘弾性部材
7,25 反射部材
8 信号処理装置

Claims (2)

  1. 光を出射する発光素子と、
    前記発光素子から出射された光に基づく反射光を受光する受光素子と、
    前記発光素子と前記受光素子とを覆って設けられ透光性および粘弾性を有する粘弾性部材と、
    前記粘弾性部材の表面に設けられ前記発光素子から出射された光を反射する反射部材と、
    前記受光素子から出力される反射光信号に基づいて前記粘弾性部材の変形を検知する信号処理装置と、
    を備える構成としてなる光触覚センサ。
  2. 前記粘弾性部材は、押圧されることにより、その表面が前記発光素子および前記受光素子に近付く方向に凹み、
    前記反射部材により反射され前記受光素子が受光する反射光の強度は、前記粘弾性部材が凹むことによって変化し、
    前記信号処理装置は、前記反射光強度に基づいて前記粘弾性部材に加えられた押圧量を検知する請求項1に記載の光触覚センサ。
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