JP2017049802A - 情報表示端末、表示管理サーバ、指定情報表示システムおよび予約管理システム - Google Patents

情報表示端末、表示管理サーバ、指定情報表示システムおよび予約管理システム Download PDF

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Abstract

【課題】情報表示端末の存在する環境において、ネットワークによるデータ通信が行えなくなった場合であっても、重要な情報を表示することが可能な情報表示端末、表示管理サーバ、指定情報表示システムおよび予約管理システムを提供する。【解決手段】センサを備えた環境検出部4と、表示すべき指定情報を記憶した記憶部5と、情報を表示する表示部6と、環境検出部による出力が所定の条件を満たした場合に、記憶部5から指定情報を読み出し、指定情報に基づく表示を表示部に行わせるCPU1を有する情報表示端末と、所定の条件を満たした旨の情報を情報表示端末から受信した場合に、所定の条件を満たした旨の情報の正当性の判断を行い、正当でないと判断された場合に、表示を不許可とする旨の通知を情報表示端末に対して行う表示管理サーバと、を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、センサの出力が所定の条件を満たした場合に、事前に定められた表示を行うための技術に関する。
オフィス内の会議室等の施設を有効活用するために、一般的にグループウェアの一部機能として、または単体のパッケージソフトウェアとして、施設の予約状況を管理する会議室予約システムが導入される。オフィス内のパーソナルコンピュータ(PC)やタブレットPC等からシステムがインストールされた予約管理サーバにアクセスして、会議室の空き状況を確認したり、使用したい日時を指定して会議室の予約を行ったりする。
また、会議室を効率良く運用したり、会議室への誤入室を予防したりすることができる(特許文献1、2参照)。また、電子看板が地震等の緊急情報を受信し画面に表示するシステムでは、通行人へ注意を喚起することができる(特許文献3参照)。
特開平2−143667号公報 特開2013−20368号公報 WO2013/125032号公報
しかしながら、上記従来の技術では、地震等の災害により、情報表示端末、表示管理サーバ、端末と繋がるアクセスポイント(AP)やHUB等のネットワーク機器に対する電力供給や、端末への通信経路が断たれることが考えられる。その場合、情報表示端末は、緊急情報の受信はもちろん、画面の表示または切り替えもできなくなってしまう。確実な情報の報知のために、情報表示端末やネットワーク機器の冗長化、無停電電源装置(UPS)やバッテリによる無停電化、ネットワーク経路の物理的な複線化といった対策も考えられるが、ネットワーク機器毎に対策を行うのではコストが掛かり過ぎるという問題がある。
そこで、本発明は、情報表示端末の存在する環境において、ネットワークによるデータ通信が行えなくなった場合であっても、重要な情報を表示することが可能な情報表示端末、表示管理サーバ、指定情報表示システムおよび予約管理システムを提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、本発明第1の態様では、
センサを備えた環境検出部と、
表示すべき指定情報を記憶した記憶部と、
情報を表示する表示部と、
前記環境検出部による出力が所定の条件を満たした場合に、前記記憶部から指定情報を読み出し、当該指定情報に基づく表示を前記表示部に行わせる処理部(CPU1)と、
を有することを特徴とする情報表示端末を提供する。
本発明第1の態様によれば、センサを備えた環境検出部と、表示すべき指定情報を記憶した記憶部と、情報を表示する表示部と、環境検出部による出力が所定の条件を満たした場合に、記憶部から指定情報を読み出し、指定情報に基づく表示を表示部に行わせる処理部と、を有するようにしたので、情報表示端末の存在する環境において、ネットワークによるデータ通信が行えなくなった場合であっても、重要な情報を表示することが可能となる。
また、本発明第2の態様では、前記処理部は、前記指定情報に基づく表示を前記表示部に行わせた後、前記表示部における表示を変更することを禁止する処理を行うことを特徴とする。本発明第2の態様によれば、処理部が、指定情報に基づく表示を表示部に行わせた後、表示部における表示を変更することを禁止する処理を行うようにしたので、一度、環境が変化すると、表示を行い続けることになり、利用者に対する注意喚起等を行い続けることが可能となる。
また、本発明第3の態様では、前記指定情報は、画像として記憶されていることを特徴とする。本発明第3の態様によれば、指定情報が、画像として記憶されているので、記憶された情報をそのまま表示させるだけでよく、緊急時に迅速に表示処理を行うことが可能となる。
また、本発明第4の態様では、前記表示部は、電子ペーパであることを特徴とする。本発明第4の態様によれば、表示部が、電子ペーパであるので、電力消費量が少なく、ネットワークに障害が起こって電力供給が断たれた場合であっても、長時間表示し続けることが可能となる。
また、本発明第5の態様では、前記環境検出部は、加速度センサであることを特徴とする。
また、本発明第6の態様では、前記指定情報は、避難に対する指示であることを特徴とする。本発明第6の態様によれば、表示すべき指定情報が、避難に対する指示であるようにしたので、環境の状況が変化した場合に、迅速に避難指示を行うことが可能となる。
また、本発明第7の態様では、前記指定情報は、地図であることを特徴とする。本発明第7の態様によれば、表示すべき指定情報が、地図であるので、環境の状況が変化した場合に、利用者の地理的環境を把握することが可能となる。
また、本発明第8の態様では、前記環境検出部は、温度センサであり、
前記処理部は、前記温度センサによる出力が範囲外の温度を出力した場合に、前記環境検出部による出力が所定の条件を満たした場合として、前記指定情報に基づく表示を前記表示部に行わせることを特徴とする。
また、本発明第9の態様では、前記処理部は、外部からの信号に基づいて、前記指定情報に基づく表示の解除を行うことを特徴とする。
また、本発明第10の態様では、前記情報表示端末は、携帯可能であることを特徴とする。
また、本発明第11の態様では、
表示管理サーバと通信を行うための通信部をさらに有し、
前記処理部は、前記指定情報に基づく表示を前記表示部に行わせた後、前記通信部を介して、所定の信号を前記表示管理サーバに送信し、
前記表示管理サーバから、表示を不許可とする旨の通知を受け取った場合に、前記指定情報に基づく表示を中止する処理を行うことを特徴とする。
本発明第11の態様によれば、表示管理サーバと通信を行うための通信部をさらに有し、処理部が、表示すべき指定情報に基づく表示を表示部に行わせた後、通信部を介して、所定の信号を表示管理サーバに送信し、表示管理サーバから表示を不許可とする旨の通知を受け取った場合に、表示すべき指定情報に基づく表示を中止する処理を行うようにしたので、環境検出部の出力に基づく表示処理が誤っていた場合に、適正な表示に戻すことが可能となる。
また、本発明第12の態様では、
環境検出部による出力が所定の条件を満たした場合に、表示すべき指定情報に基づく表示を表示部に行わせる情報表示端末とデータ通信可能に接続されたサーバであって、
前記所定の条件を満たした旨の情報を前記情報表示端末から受信した場合に、前記所定の条件を満たした旨の情報の正当性の判断を行い、正当でないと判断された場合に、前記表示を不許可とする旨の通知を前記情報表示端末に対して行うことを特徴とする表示管理サーバを提供する。
本発明第12の態様によれば、表示管理サーバが、環境検出部による出力が所定の条件を満たした場合に、表示すべき指定情報を表示部に表示させる情報表示端末とデータ通信可能に接続されており、所定の条件を満たした旨の情報を情報表示端末から受信した場合に、所定の条件を満たした旨の情報の正当性の判断を行い、正当でないと判断された場合に、表示を不許可とする旨の通知を情報表示端末に対して行うようにしたので、情報表示端末の個体固有に生じた事象を排除して、周辺に生じた適切な事象が生じた場合にのみ、指定情報を表示させ続けることが可能となる。
また、本発明第13の態様では、
センサを備えた環境検出部と、
表示すべき指定情報を記憶した記憶部と、
情報を表示する表示部と、
前記環境検出部による出力が所定の条件を満たした場合に、前記記憶部から指定情報を読み出し、当該指定情報に基づく表示を前記表示部に行わせる処理部と、
を有する情報表示端末と、
前記所定の条件を満たした旨の情報を前記情報表示端末から受信した場合に、前記所定の条件を満たした旨の情報の正当性の判断を行い、正当でないと判断された場合に、前記表示を不許可とする旨の通知を前記情報表示端末に対して行う表示管理サーバと、
を備えたことを特徴とする指定情報表示システムを提供する。
本発明第13の態様によれば、指定情報表示システムが、センサを備えた環境検出部と、表示すべき指定情報を記憶した記憶部と、情報を表示する表示部と、環境検出部による出力が所定の条件を満たした場合に、記憶部から指定情報を読み出し、指定情報に基づく表示を表示部に行わせる処理部と、を有する情報表示端末と、所定の条件を満たした旨の情報を情報表示端末から受信した場合に、所定の条件を満たした旨の情報の正当性の判断を行い、正当でないと判断された場合に、表示を不許可とする旨の通知を情報表示端末に対して行う表示管理サーバを備えているので、情報表示端末の個体固有に生じた事象を排除して、周辺に生じた適切な事象が生じた場合にのみ、指定情報を表示させ続けることが可能なシステムを提供することができる。
また、本発明第14の態様では、
センサを備えた環境検出部と、
表示すべき指定情報を記憶した記憶部と、
情報を表示する表示部と、
前記環境検出部による出力が所定の条件を満たした場合に、前記記憶部から指定情報を読み出し、当該指定情報に基づく表示を前記表示部に行わせる処理部と、
を有する情報表示端末と、
前記所定の条件を満たした旨の情報を前記情報表示端末から受信した場合に、前記所定の条件を満たした旨の情報の正当性の判断を行い、正当でないと判断された場合に、前記表示を不許可とする旨の通知を前記情報表示端末に対して行う表示管理サーバと、
所定の事物に対する予約を行って予約情報を作成する予約管理サーバと、を備え、
前記環境検出部による出力が所定の条件を満たしていない状況において、前記表示部は、前記予約管理サーバにより作成された予約情報に基づく表示を行うことを特徴とする予約管理システムを提供する。
本発明第14の態様によれば、指定情報表示システムが、センサを備えた環境検出部と、表示すべき指定情報を記憶した記憶部と、情報を表示する表示部と、環境検出部による出力が所定の条件を満たした場合に、記憶部から指定情報を読み出し、指定情報に基づく表示を表示部に行わせる処理部と、を有する情報表示端末と、所定の条件を満たした旨の情報を情報表示端末から受信した場合に、所定の条件を満たした旨の情報の正当性の判断を行い、正当でないと判断された場合に、表示を不許可とする旨の通知を情報表示端末に対して行う表示管理サーバと、所定の事物に対する予約を行って予約情報を作成する予約管理サーバと、を備え、環境検出部による出力が所定の条件を満たしていない状況において、表示部が、予約管理サーバにより作成された予約情報を表示するようにしたので、通常時は、予約管理システムとして機能し、環境検出部による出力が所定の条件を満たした場合に限り、指定情報を表示させることが可能となる。
本発明によれば、情報表示端末の存在する環境において、ネットワークによるデータ通信が行えなくなった場合であっても、重要な情報を表示することが可能となる。
本発明の一実施形態に係る指定情報表示システムの構成図である。 本発明の一実施形態に係る情報表示端末のハードウェア構成を示す図である。 本発明の一実施形態に係る表示管理サーバのハードウェア構成を示す図である。 情報表示端末に表示される画像の一例を示す図である。 通常時の処理動作を示すフローチャートである。 通常時に画像切替のボタン操作が行われた場合の処理動作を示すフローチャートである。 通常時に画像再送信のボタン操作が行われた場合の処理動作を示すフローチャートである。 環境検出部4の出力に基づくトリガーが発生された場合の処理動作を示すフローチャートである。 環境検出部4の出力に基づくトリガーが発生された場合であって、トリガーに基づく表示を不許可と判断した場合の処理動作を示すフローチャートである。 環境検出部4の出力に基づくトリガーが発生された場合であって、表示管理サーバ20からの応答がない場合の処理動作を示すフローチャートである。 環境検出部4の出力に基づくトリガーが発生された場合であって、何等かの事情によりネットワークに障害が生じて、情報表示端末10が表示管理サーバ20と通信できなかった後、ネットワークが復旧した際、許可の応答があった場合の処理動作を示すフローチャートである。 環境検出部4の出力に基づくトリガーが発生された場合であって、何等かの事情によりネットワークに障害が生じて、情報表示端末10が表示管理サーバ20と通信できなかった後、ネットワークが復旧した際、不許可の応答があった場合の処理動作を示すフローチャートである。 通常時に、表示管理サーバ20から指定画像の表示指示があった場合の処理動作を示すフローチャートである。 環境検出部4の出力に基づくトリガーが発生された後、指定画像表示中に、操作部8による操作があった場合の処理動作を示すフローチャートである。 通常時に電源OFFのボタン操作が行われた場合の処理動作を示すフローチャートである。 電源OFF後に電源ONのボタン操作が行われた場合の処理動作を示すフローチャートである。 環境検出部4の出力に基づくトリガーが発生された後、指定画像表示中に、操作部8による電源OFF操作があった場合の処理動作を示すフローチャートである。 環境検出部4の出力に基づくトリガーが発生された後、操作部8による電源ON操作があった場合の処理動作を示すフローチャートである。 トリガーが発生された後、表示管理サーバ20から指定画像の表示解除の指示があった場合の処理動作を示すフローチャートである。 予約情報を用いた表示画像作成の例を示す図である。 情報表示端末10の記憶部5に記憶されている指定画像の一例を示す図である。 指定画像に他の画像を重ねて表示した例を示す図である。 温度管理システムにおける情報表示端末10の表示画面例を示す図である。
以下、本発明の好適な実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
<1.装置構成>
図1は、本発明の一実施形態に係る指定情報表示システムの構成図である。図1において、10は情報表示端末、20は表示管理サーバ、30は上位システム、40はアクセスポイント(AP)、50はHUBである。情報表示端末10、表示管理サーバ20、上位システム30は、インターネット等のネットワークに接続され、データの送受信が可能になっている。ただし、本実施形態では、情報表示端末10は、上位システム30と直接は通信を行わない。情報表示端末10は、アクセスポイント40およびHUB50を介してネットワークとの接続を行う。
情報表示端末10は、表示デバイスを備えた携帯型(携帯可能)の情報処理端末であり、タブレット、スマートフォン等の汎用端末、または専用端末に専用のプログラムを組み込むことにより実現される。表示管理サーバ20は、情報表示端末10に対して必要な情報を送信するとともに、情報表示端末10からの情報の正当性の判断を行うサーバコンピュータであり、汎用のコンピュータに専用のプログラムを組み込むことにより実現される。上位システム30は、ネットワークを介して表示管理サーバ20に所定の情報を送信するためのコンピュータであり、情報表示端末10から見て、表示管理サーバ20よりも上位に位置付けされる。アクセスポイント40は、情報表示端末10と無線通信を行うためのアクセスポイントであり、情報表示端末10は、無線によりアクセスポイント40を介してネットワークへの接続を行う。HUB50は、ネットワークにおいて集線および中継を行うものであり、各アクセスポイント40に対してPoE(Power Over Ethernet(登録商標))給電を行う。
図2は、本発明の一実施形態に係る情報表示端末のハードウェア構成図である。情報表示端末10は、コンピュータ用の汎用のモジュールと、1以上のセンサを備えたハードウェアに専用のプログラムを組み込むことにより実現することができる。図2に示すように、情報表示端末10は、CPU(Central Processing Unit)1と、メインメモリであるRAM(Random Access Memory)2と、CPU1が実行するプログラムやデータを記憶するためのROM(Read Only Memory)3と、加速度センサ、温度センサ等の環境検出部4と、画面に表示するための情報を記憶した、ハードディスク、フラッシュメモリ等の記憶部5と、電子ペーパ、液晶ディスプレイ等の表示デバイスである表示部6と、インターネット等のネットワークを介して表示管理サーバ20との通信を行うための通信部7と、タッチパネル、物理的ボタン等の操作部8と、を備え、互いにシステムバス、入出力インターフェースを介して接続されている。また、図示は省略しているが、バッテリ等の電源を備えており、携帯時にも表示部6による表示を継続可能としている。ROM3としては、完全に書き込みが不可能なものではなく、トリガー(後述)が発生中であることを書き込むことが可能なように、EEPROM(Electrically Erasable PROM)等の、書き換え可能なROMを用いることが好ましい。記憶部5には、通常時に表示するための通常画像と、トリガー発生時に表示される指定画像が記憶されている。表示部6としては、電力消費の少ない電子ペーパを用いることが好ましい。
電子ペーパとは、紙のような感覚で利用できる、柔らかい素材の極薄の表示装置のことである。紙のような数百μm程度の厚さで、データの表示や消去が何回も繰り返し行うことができる。画面内容を変化させる時にだけ電力を消費するため消費電力も小さく、電源を切っても表示を維持でき、軽いなどの特長をもつ。すなわち、電子ペーパとは、紙の長所とされる視認性や携帯性を保った表示媒体のうち、表示内容を電気的に書き換えられるものである。方式としては、電気泳動方式、マイクロカプセル方式、電子粉粒体方式、液晶方式、エレクトロウェッティング方式、化学変化方式等がある。
図3は、本発明の一実施形態に係る表示管理サーバのハードウェア構成図である。表示管理サーバ20は、汎用のコンピュータに専用のプログラムを組み込むことにより実現することができる。図3に示すように、表示管理サーバ20は、CPU(Central Processing Unit)11と、メインメモリであるRAM(Random Access Memory)12と、CPU11が実行するプログラムやデータを記憶するためのハードディスク、フラッシュメモリ等の記憶部13と、キーボード・マウス等の操作部14と、インターネット等のネットワークを介して表示管理サーバ20との通信を行うための通信部15と、液晶ディスプレイ等の表示デバイスである表示部16を備え、互いにバスを介して接続されている。記憶部13には、情報表示端末10に表示させるための画像である通常画像、指定画像が記憶されている。
<2.処理動作>
次に、図5〜図18に示したフローチャートを用いて、図1〜図3に示した指定情報表示システムの処理動作とともに説明する。図5は、通常時の処理動作を示すフローチャートである。通常時とは、環境検出部4による出力(検出値)が所定の条件を満たす前を示す。通常時においては、表示部6は、図4(a)に示すような通常画像Nを表示している(S1)。通常画像Nは、例えば、会議室の予約のための画像であって、予約が入っていない状態の画像である。予約が入っていない場合は、通常画像Nは、表示部6において常時表示されている。
通常画像Nを表示部6に表示する一方、情報表示端末10は、通信部7により表示管理サーバ20との通信を行う。具体的には、表示管理サーバ20が、画像の送信を行う(S2)。画像には、通常時に表示するための通常画像と、環境検出部4による出力が所定の条件を満たした際に表示するための指定画像とが存在し、記憶部13に格納されている。S2においては、通常画像と指定画像のどちらも送信することができる。画像は、1枚だけでなく複数枚送信することもできる。表示管理サーバ20から画像を受信すると、情報表示端末10は、受信した画像を順次記憶部5に格納する(S3)。そして、情報表示端末10は、受信完了通知を表示管理サーバ20に送信する(S4)。続いて、格納した画像を記憶部5から読み出す(S5)。例えば、通常画像Aを読み出したとする。表示部6は、読み出された通常画像Aを表示させる(S6)。通常画像Aは、例えば、図4(b)に示すような会議室の予約のための画像であって、予約が入っている状態の画像である。
図6は、通常時に画像切替のボタン操作が行われた場合の処理動作を示すフローチャートである。通常時であるので、表示部6は、上記S1と同様、図4(a)に示すような通常画像Nを表示している(S7)。操作部8による画像切替を示す操作がない場合は、通常画像Nは、表示部6において常時表示されている。操作部8による画像切替を示す操作が行われると(S8)、情報表示端末10は、記憶部5に格納されている画像を読み出す(S9)。例えば、通常画像Bを読み出したとする。表示部6は、読み出された通常画像Bを表示させる(S10)。通常画像Bは、例えば、図4(c)に示すような会議室の予約のための画像であって、予約が入っている状態の画像である。
図7は、通常時に画像再送信のボタン操作が行われた場合の処理動作を示すフローチャートである。通常時であるので、表示部6は、上記S1と同様、図4(a)に示すような通常画像Nを表示している(S11)。操作部8による画像再送信を示す操作がない場合は、通常画像Nは、表示部6において常時表示されている。操作部8による画像再送信を示す操作が行われると(S12)、情報表示端末10は、表示管理サーバ20に対して、画像の再送信依頼を行う(S13)。情報表示端末10から画像群の再送信依頼を受信すると、表示管理サーバ20は、情報表示端末10へ応答信号を送信する(S14)。そして、表示管理サーバ20は、情報表示端末10へ画像の送信を行う(S15)。表示管理サーバ20から画像を受信すると、情報表示端末10は、受信した画像を順次記憶部5に格納する(S16)。そして、情報表示端末10は、受信完了通知を表示管理サーバ20に送信する(S17)。続いて、格納した画像を記憶部5から読み出す(S18)。例えば、通常画像Aを読み出したとする。表示部6は、読み出された通常画像Aを表示させる(S19)。
図8は、環境検出部4の出力に基づくトリガーが発生された場合の処理動作を示すフローチャートである。トリガーとは、環境検出部4の出力が所定の条件を満たした場合に発生されるものである。実際には、環境検出部4の出力が所定の条件を満たした場合に、指定画像表示のための処理が行われるのであるが、ここでは、便宜上、環境検出部4の出力が所定の条件を満たした場合=トリガー発生、として説明していくことにする。トリガー発生前は、表示部6は、上記S1と同様、図4に示すような通常画像を表示している(S20)。情報表示端末10においては、CPU1が所定のプログラムを実行することにより、環境検出部4の出力を常時監視している。そして、環境検出部4の出力が所定の条件を満たした場合、それをトリガーの発生とみなす(S21)。トリガーが発生されたら、CPU1は、記憶部5に格納されている指定画像を読み出す(S22)。CPU1が指定画像の読み出し及び表示を行うためのプログラムにおいては、指定画像を特定する情報が記録されているため、記憶部5に通常画像を含めた複数の画像が記憶されている場合であっても、指定画像を特定して読み出すことができる。そして、表示部6は、読み出された指定画像を表示する(S23)。指定画像は、例えば、図21(a)に示すような、見る者に注意を喚起する注意喚起画像とすることができる。
また、トリガーが発生されたら、情報表示端末10は、表示管理サーバ20に対して、トリガーが発生された旨の通知を行う(S24)。情報表示端末10からトリガーが発生された旨の通知を受信すると、表示管理サーバ20は、情報表示端末10へ応答信号を送信する(S25)。そして、トリガーの正当性判断を行う(S26)。トリガーの正当性判断については後述する。トリガーが正当であると判断された場合は、表示管理サーバ20は、情報表示端末10へ指定画像の表示を許可する旨の通知を行う(S27)。表示管理サーバ20から指定画像の表示を許可する旨の通知を受信すると、情報表示端末10は、表示管理サーバ20へ応答信号を送信する(S28)。
図9は、環境検出部4の出力に基づくトリガーが発生された場合であって、トリガーに基づく表示を不許可と判断した場合の処理動作を示すフローチャートである。トリガー発生前は、表示部6は、上記S1と同様、図4(a)に示すような通常画像を表示している(S29)。情報表示端末10においては、環境検出部4の出力を常時監視しており、環境検出部4の出力が所定の条件を満たした場合、それをトリガーの発生とみなす(S30)。トリガーが発生されたら、CPU1は、記憶部5に格納されている指定画像を読み出す(S31)。そして、CPU1の命令に従い、表示部6は、読み出された指定画像を表示する(S32)。指定画像は、例えば、図21(a)に示すような注意喚起画像とすることができる。
また、トリガーが発生されたら、情報表示端末10は、表示管理サーバ20に対して、トリガーが発生された旨の通知を行う(S33)。情報表示端末10から画像群のトリガーが発生された旨の通知を受信すると、表示管理サーバ20は、情報表示端末10へ応答信号を送信する(S34)。そして、トリガーの正当性判断を行う(S35)。トリガーが正当でないと判断された場合は、表示管理サーバ20は、情報表示端末10へ指定画像の表示が不許可である旨の通知を行う(S36)。表示管理サーバ20から指定画像の表示が不許可である旨の通知を受信すると、情報表示端末10は、表示管理サーバ20へ応答信号を送信する(S37)。
指定画像の表示が不許可である旨の通知に対して応答信号を送信したら、情報表示端末10は、通常画像を記憶部5から読み出す(S38)。指定画像の表示が不許可である場合に読み出す通常画像は、事前に特定しておいてもよいし、画像番号等を付与しておき、順に読み出すようにしてもよい。表示部6は、読み出された通常画像を表示する(S39)。
図10は、環境検出部4の出力に基づくトリガーが発生された場合であって、表示管理サーバ20からの応答がない場合の処理動作を示すフローチャートである。トリガー発生前は、表示部6は、上記S1と同様、通常画像を表示している(S40)。情報表示端末10においては、環境検出部4の出力を常時監視しており、環境検出部4の出力が所定の条件を満たした場合、それをトリガーの発生とみなす(S41)。トリガーが発生されたら、情報表示端末10は、記憶部5に格納されている指定画像を読み出す(S42)。表示部6は、読み出された指定画像を表示させる(S43)。指定画像は、例えば、図21(a)に示すような注意喚起画像とすることができる。
また、トリガーが発生されたら、情報表示端末10は、表示管理サーバ20に対して、トリガーが発生された旨の通知を行う(S44)。トリガーが発生された旨の通知を行った後、一定時間表示管理サーバ20からの応答がないと、タイムアウトする(S45)。トリガー通知に対して応答があった場合は、図8または図9のフローチャートに従って処理が進んでいく。S44の通知とS45のタイムアウトが一定回数繰り返しても、表示管理サーバ20からの応答がない場合には、トリガー通知を中止する。このとき、表示部6の指定画像の表示は、継続される。
図11は、環境検出部4の出力に基づくトリガーが発生された場合であって、何等かの事情によりネットワークに障害が生じて、情報表示端末10が表示管理サーバ20と通信できなかった後、ネットワークが復旧した際、許可の応答があった場合の処理動作を示すフローチャートである。すなわち、図10に示した状態から復旧した状態を示している。したがって、表示部6は、図10のS43における指定画像の表示後、その表示を継続している(S46)。この状態で、ネットワークが復旧すると、表示管理サーバ20がアクセスポイント40に起動指示を送信する(S47)。この指示に従ってアクセスポイント40は起動する。起動したアクセスポイント40は、情報表示端末10に対して一定間隔でビーコンを送信し続ける(S48)。
アクセスポイント40からビーコンを受信した情報表示端末10は、S24と同様、トリガーが発生された旨の通知を行う(S49)。情報表示端末10から画像群のトリガーが発生された旨の通知を受信すると、表示管理サーバ20は、情報表示端末10へ応答信号を送信する(S50)。そして、トリガーの正当性判断を行う(S51)。トリガーが正当であると判断された場合は、表示管理サーバ20は、情報表示端末10へ指定画像の表示を許可する旨の通知を行う(S52)。表示管理サーバ20から指定画像の表示を許可する旨の通知を受信すると、情報表示端末10は、表示管理サーバ20へ応答信号を送信する(S53)。アクセスポイント40からは、情報表示端末10に対して一定間隔でビーコンが送信されている(S48)。この場合、ネットワークの復旧前から表示されていた指定画像は、そのまま表示部6に表示され続ける。
図12は、環境検出部4の出力に基づくトリガーが発生された場合であって、何等かの事情によりネットワークに障害が生じて、情報表示端末10が表示管理サーバ20と通信できなかった後、ネットワークが復旧した際、不許可の応答があった場合の処理動作を示すフローチャートである。すなわち、図10に示した状態から復旧した状態を示している。したがって、表示部6は、図10のS43における指定画像の表示後、その表示を継続している(S54)。この状態で、ネットワークが復旧すると、表示管理サーバ20がアクセスポイント40に起動指示を送信する(S55)。この指示に従ってアクセスポイント40は起動する。起動したアクセスポイント40は、情報表示端末10に対してビーコンを送信する(S56)。
アクセスポイント40からビーコンを受信した情報表示端末10は、S24と同様、トリガーが発生された旨の通知を行う(S57)。情報表示端末10から画像群のトリガーが発生された旨の通知を受信すると、表示管理サーバ20は、情報表示端末10へ応答信号を送信する(S58)。そして、トリガーの正当性判断を行う(S59)。トリガーが正当でないと判断された場合は、表示管理サーバ20は、情報表示端末10へ指定画像の表示が不許可である旨の通知を行う(S60)。表示管理サーバ20から指定画像の表示が不許可である旨の通知を受信すると、情報表示端末10は、表示管理サーバ20へ応答信号を送信する(S61)。
指定画像の表示が不許可である旨の通知に対して応答信号を送信したら、情報表示端末10は、通常画像を記憶部5から読み出す(S62)。そして、表示部6は、読み出された通常画像を表示する(S63)。アクセスポイント40からは、情報表示端末10に対して一定間隔でビーコンが送信され続ける(S56)。
図13は、通常時に、表示管理サーバ20から指定画像の表示指示があった場合の処理動作を示すフローチャートである。通常時であるので、表示部6は、上記S1と同様、通常画像を表示している(S64)。表示管理サーバ20から指定画像の表示指示がない場合は、通常画像は、表示部6において常時表示されている。表示管理サーバ20から指定画像の表示指示が行われると(S65)、情報表示端末10は、表示管理サーバ20へ応答信号を送信する(S66)。そして、情報表示端末10は、指定画像を記憶部5から読み出す(S67)。表示部6は、読み出された指定画像を表示させる(S68)。指定画像は、例えば、図21(a)に示すような注意喚起画像とすることができる。
図14は、環境検出部4の出力に基づくトリガーが発生された後、指定画像表示中に、操作部8による操作があった場合の処理動作を示すフローチャートである。したがって、表示部6は、図10のS43における指定画像の表示後、その表示を継続している(S69)。この状態で、操作部8により、画像切替の指示が行われたとしても(S70)、指定画像の表示は継続されたままである。また、操作部8により、画像再送信の指示が行われたとしても(S71)、指定画像の表示は継続されたままである。トリガー発生後は、ROM3内の所定の領域に、トリガー発生中の旨のフラグが書き込まれる。上述のように、ROM3は書き込み可能であるので、情報の書き込みを行うことが可能である。書き込まれたトリガー発生中の旨のフラグは、情報表示端末10の電源をOFFにしても消えない。操作部8から画像切替や画像再送信の指示を受け取った場合には、CPU1は、ROM3内の所定の領域に、トリガー発生中のフラグが書き込まれているか否かを確認する。そして、トリガー発生中の旨のフラグが書き込まれている場合には、操作部8からの画像切替や画像再送信の指示を無視し、表示部6における表示を変更することを禁止する。
図15は、通常時に電源OFFのボタン操作が行われた場合の処理動作を示すフローチャートである。通常時であるので、表示部6は、上記S1と同様、図4に示すような通常画像を表示している(S72)。操作部8による電源OFFを示す操作がない場合は、通常画像は、表示部6において常時表示されている。操作部8による電源OFFを示す操作が行われると(S73)、情報表示端末10は、電源OFFする旨の通知を表示管理サーバ20に送信する(S74)。そして、CPU1は、ROM3内の所定の領域に、トリガー発生中のフラグが書き込まれているか否かを確認する。図15の例では、通常時であるため、トリガー発生中のフラグが書き込まれていない。そのため、情報表示端末10は、表示部6における通常画像の表示を中止する(S75)。ここでは、表示を単に中止するだけでなく、表示内容をクリアする。例えば、表示部6が電子ペーパの場合、指定画像の表示時と異なる内容に書き換える。情報表示端末10は、その後、自身の電源をOFFにする。
図16は、電源OFF後に電源ONのボタン操作が行われた場合の処理動作を示すフローチャートである。操作部8による電源ONを示す操作が行われると(S76)、情報表示端末10は、表示部6の表示をクリアする(S77)。例えば、表示部6が電子ペーパの場合、電源OFF時と異なる内容に書き換える。そして、情報表示端末10は、電源ONした旨の通知を表示管理サーバ20に送信する(S78)。情報表示端末10から電源ONした旨の通知を受信すると、表示管理サーバ20は、情報表示端末10へ応答信号を送信する(S79)。そして、表示管理サーバ20は、情報表示端末10へ画像の送信を行う(S80)。表示管理サーバ20から画像を受信すると、情報表示端末10は、受信した画像を順次記憶部5に格納する(S81)。そして、情報表示端末10は、受信完了通知を表示管理サーバ20に送信する(S82)。続いて、格納した画像を記憶部5から読み出す(S83)。そして、表示部6は、読み出された通常画像を表示する(S84)。
図17は、環境検出部4の出力に基づくトリガーが発生された後、指定画像表示中に、操作部8による電源OFF操作があった場合の処理動作を示すフローチャートである。したがって、表示部6は、図10のS43における指定画像の表示後、その表示を継続している(S85)。この状態で、操作部8により、電源OFF操作の操作が行われると(S86)、情報表示端末10は、電源OFFする旨の通知を表示管理サーバ20に送信する(S87)。そして、CPU1は、ROM3内の所定の領域に、トリガー発生中のフラグが書き込まれているか否かを確認する。図17の例では、トリガー発生中であるため、トリガー発生中のフラグが書き込まれている。そのため、情報表示端末10は、表示部6における通常画像の表示は中止されない。そして、情報表示端末10は、表示部6における通常画像の表示をクリアせず、そのまま、自身の電源をOFFにする。電力を消費せずに表示可能な電子ペーパの場合は、表示がそのまま継続されることになる。
図18は、環境検出部4の出力に基づくトリガーが発生された後、操作部8による電源ON操作があった場合の処理動作を示すフローチャートである。これは、図17に示した状態の直後の状態を示している。したがって、電源ONの操作が行われると(S88)、すぐに表示部6は、図17のS85において表示していた指定画像の表示を継続する(S89)。そして、情報表示端末10は、電源ONした旨の通知を表示管理サーバ20に送信する(S90)。情報表示端末10から電源ONした旨の通知を受信すると、表示管理サーバ20は、情報表示端末10へ応答信号を送信する(S91)。そして、表示管理サーバ20は、情報表示端末10へ画像の送信を行う(S92)。表示管理サーバ20から画像を受信すると、情報表示端末10は、受信した画像を順次記憶部5に格納する(S93)。そして、情報表示端末10は、受信完了通知を表示管理サーバ20に送信する(S94)。CPU1は、ROM3内の所定の領域に、トリガー発生中のフラグが書き込まれているか否かを確認する。そして、トリガー発生中のフラグが書き込まれている場合には、表示部6に対して画像切替の指示を行わず、そのまま指定画像を表示させる。
図19は、トリガーが発生された後、表示管理サーバ20から指定画像の表示解除の指示があった場合の処理動作を示すフローチャートである。トリガーが発生された後であるので、表示部6は、図10のS43における指定画像の表示後、その表示を継続している(S95)。表示管理サーバ20から指定画像の表示指示がない場合は、指定画像は、表示部6において常時表示されている。表示管理サーバ20から、通常画像の表示指示と併せて指定画像の表示解除指示が行われると(S96)、情報表示端末10は、表示管理サーバ20へ応答信号を送信する(S97)。そして、情報表示端末10は、通常画像を記憶部5から読み出す(S98)。表示部6は、読み出された通常画像を表示させる(S99)。この際、CPU1は、ROM3内の所定の領域において書き込まれていたトリガー発生中の旨のフラグを消去する。
<3.トリガーの正当性判断について>
次に、図8のS26、図9のS35、図11のS51、図12のS59における、トリガーの正当性判断について説明する。トリガーの正当性判断については、様々な手法を用いることができるが、ここでは、3つの手法について説明する。第1の手法は、上位システムからの通知により判断するものである。具体的には、上記S24等によるトリガー通知の受信時刻から所定時間内に、上位システム30から表示管理サーバ20が所定の通知を受信した場合に、正当であると判断する。
例えば、上位システムが緊急地震速報を配信するサーバであって、加速度センサ等の環境検出部4に基づくトリガー通知の受信時刻から1分以内に、そのサーバから地震情報を受信した際、正当であると判断する。この場合、環境検出部4の出力(検出値)が、情報表示端末10のその個体の事情に基づくものでなく、地震が起きていることが明確となるからである。また、上位システムが火災報知設備であって、温度センサ等の環境検出部4に基づくトリガー通知の受信時刻から1分以内に、火災報知設備から火災情報を受信した際、正当であると判断する。この場合、環境検出部4の出力が、情報表示端末10のその個体の事情に基づくものでなく、火災が起きていることが明確となるからである。
第2の手法は、複数の情報表示端末からのトリガー通知により判断するものである。具体的には、複数の情報表示端末10が表示管理サーバ20と通信可能な状態において、上記S24等によるトリガー通知を所定時間内に、事前に設定された数・割合の情報表示端末10から受信した場合に、正当であると判断する。
例えば、地震について、1分以内に全体の50%の情報表示端末10からトリガー通知を受信した場合、正当であると判断する。この場合、加速度センサ等の環境検出部4の出力が、情報表示端末10のその個体の事情に基づくものでなく、多数の情報表示端末10に対しても出力されたことが明確となるからである。また、火災について、30分以内に、同一エリアの2台以上の情報表示端末10からトリガー通知を受信した場合、正当であると判断する。この場合、温度センサ等の環境検出部4の出力が、情報表示端末10のその個体の事情に基づくものでなく、火災が起きていることが明確となるからである。なお、エリアの設定は、事前に各情報表示端末10に対して設定しておくことができる。
第3の手法は、情報表示端末のステータスにより判断するものである。具体的には、表示管理サーバ20により各情報表示端末10のステータスを管理し、所定のステータスにある情報表示端末10からのトリガー通知は、正当であると判断する。
例えば、荷物に設置された温度センサに基づくトリガー通知が、「トラック輸送中」のステータスになっている場合は正当であると判断する。この場合、温度センサが、荷物への設置前でなく、設置後であることが明確となるからである。なお、「トラック輸送中」のステータスは、操作部8の操作により入力することができる。
<4.第1の実施例>
続いて、具体的な実施例について説明していく。第1の実施例は、指定情報表示システムを、会議室の予約管理システムとして適用した例である。予約管理システムとして用いる場合、基本的な構成としては、図1に示した構成に、会議室の予約管理を行うためのコンピュータである予約管理サーバを追加する構成となる。予約管理サーバのハードウェア構成は、基本的には、図3に示した表示管理サーバ20と同様のものとなる。図3に示したような構成のコンピュータに予約管理を実行するための専用のプログラムを組み込むことにより、予約管理サーバが実現される。予約管理サーバは、表示管理サーバ20とは別のコンピュータで実現して、表示管理サーバ20とデータ送受信可能に接続してもよいし、表示管理サーバ20に、予約管理サーバとしての機能を持たせてもよい。
予約管理サーバとしては、公知の予約管理システムを用いることができるが、例えば、特許文献1、2に示したような予約管理システムを用いてもよい。情報表示端末10は、携帯型の端末であるので、特定の箇所に設置しなくても用いることができるが、会議室の入口に設置しておき、表示板として用いることもできる。会議室の入口に設置して表示板として用いる場合、磁石等により壁に設置しておくことにより、注意喚起表示が行われた場合には、取り外して携帯することが可能となる。
情報表示端末10と会議室との紐付けは、予約管理サーバまたは表示管理サーバ20により設定される。会議室の利用者は、予約管理サーバまたは表示管理サーバ20にネットワークを介して接続されたデスクトップPCやタブレットなどのクライアントPCから、ブラウザ等を通じて予約管理サーバへアクセスし、利用したい会議室と日時を指定して、空いていれば予約を行う。予約管理サーバと表示管理サーバ20は、現在時刻を基準にして最新の予約情報を画像化して、各情報表示端末10に送信する。各情報表示端末10は、現在時刻に近い画像を表示する。利用者はクライアントPCを見なくても、各会議室の前に設置されている情報表示端末10を見れば、どの会議室に入ればよいか、利用時間の延長できるかどうか、会議室が使われていないか、が分かる。
情報表示端末10の記憶部5には、注意を喚起するための画像である注意喚起画像が、指定画像として事前に記憶されている。また、表示管理サーバ20の記憶部13には、予約情報を挿入して表示するためのベース画像が記憶されている。
予約管理サーバである上位システムにて、会議室の予約が行われたら、上位システム30は、予約情報をXMLファイルとして、表示管理サーバ20に送信する。図20は、予約情報を用いた表示画像作成の例を示す図である。表示管理サーバ20では、上述のように、図20(a)に示すようなベース画像を記憶部13に記憶している。予約管理サーバから図20(c)に示すような予約情報を受信すると、表示管理サーバ20は、予約情報をベース画像のタグ設定位置に読み込んで、図20(b)に示すような予約画像を作成する。そして、表示管理サーバ20は、作成した予約画像を通常画像として情報表示端末10に送信する。
表示管理サーバ20から情報表示端末10への予約画像の送信は、図5に示したS2の画像の送信に相当する。したがって、情報表示端末10は、図20(b)に示したような予約画像を受信すると、記憶部に格納した後(S3)、読み出して(S5)、通常画像として表示部6に表示する。すると、表示部6には、今まで表示していた予約内容に代えて、次の時間帯の予約内容が表示されることになる。予約管理システムでは、通常時は、図5に示したような自動的な処理や、図6、図7に示したような操作に基づく処理が繰り返し行われ、表示部6には、随時更新された予約内容が表示されることになる。
図21は、情報表示端末10の記憶部5に記憶されている指定画像の一例を示す図である。図21(a)に示したような避難指示を促す注意喚起画像が指定画像として記憶部5に記憶されていたものとする。そして、図8に示すように、通常画像として図4(b)に示したような通常画像Aが表示されていたものとする(図8・S20)。この状態で、情報表示端末10が存在する地域で地震が発生したとする。すると、環境検出部4である加速度センサは、加速度を検出して、その加速度をCPU1に送信する。CPU1では、加速度を環境検出部4から受信すると、所定のプログラムを起動して、その加速度の値が所定の条件を満たすか否かを判定する。このプログラムは、地震が起こった場合に生じる加速度を所定の条件として設定しておき、その条件と環境検出部4の加速度の比較を行うようになっている。加速度の値が所定の条件を満たす場合には、トリガーが発生されたことになる(図8・S21)。トリガーが発生されたら、CPU1は、記憶部5に記憶されている指定画像を読み出し(図8・S22)、表示部6に表示させる(図8・S23)。この結果、表示部6には、図21(a)に示したような指定画像が表示される。
指定画像の表示後は、トリガー通知が行われる(図8・S24)。そして、状況に応じて、図8〜図12に示したような処理が表示管理サーバ20との間で行われることになる。この間、基本的には、表示部6に表示された画像は、変更することができない。図9、図12に示したように、表示管理サーバ20における正当性判断の結果、指定画像表示の不許可の指示がなされた場合にのみ、図4に示したような画像が通常画像として表示されることになる。
また、指定画像が表示されている最中は、図14に示したように、画像切替(図14・S70)や画像再送信(図14・S71)等の操作を行っても、表示部6の表示は変更されず、指定画像は表示され続ける。また、図17に示したように、情報表示端末10の電源を切ることは可能であるが、図18に示したように、その後電源を入れた場合であっても、表示部6の表示は変更されず、電源を切る前に表示されていた指定画像が表示される。
したがって、この予約管理システムでは、通常時は、図4、図20に示したような予約画像が通常画像として表示されており、情報表示端末10が存在する地域で地震が発生すると、図21(a)に示したような指定画像が表示され続け、表示管理サーバ20から指定画像表示の不許可の指示がなされない限り、表示は変更されない。ネットワークに障害が起こり、表示管理サーバ20と通信が行えなくなった場合でも、図10に示したような処理が行われるため、情報表示端末10の表示部6は、指定画像を表示し続ける。
図21(a)に示したような注意喚起画像が指定画像として情報表示端末10に表示された場合には、利用者は、注意喚起を受け続けることになり、地震に対して適切な対応をとることが可能となる。
揺れが収まり、注意喚起の必要性が低くなった場合には、表示管理サーバ20は、図19に示したように、情報表示端末10に対して、指定画像の表示解除の指示を送信する(図19・S96)。この際、併せて通常画像の表示指示を行うようにしてもよい。指定画像の表示解除の指示と通常画像の表示指示を受信した情報表示端末10は、記憶部5に記憶されている通常画像を読み出す(図19・S98)。そして、通常画像を表示部6に表示させる。したがって、表示部6の表示は、図21(a)に示したような指定画像から、揺れが収まった後に、図4に示したような通常画像に戻ることになる。
指定画像としては、図21(b)に示すような地図画像を表示することも可能である。図21(b)に示す地図画像は、情報表示端末10が設置された会議室を含む建物内の地図である。このような地図画像も注意を喚起するものとなり得るため、注意喚起画像であると言える。図21(b)に示したような地図画像を指定画像として記憶部5に記憶しておくことにより、地震が発生した際には、情報表示端末10が存在する建物内の地図が、情報表示端末10に表示されるため、建物内から外部への非難経路を把握し易くなる。
環境検出部4の出力に基づいてトリガーが発生された場合に、表示部6に単に指定画像を表示するだけでなく、指定画像に他の画像を重ねて表示するようにしてもよい。図22は、指定画像に他の画像を重ねて表示した例を示す図である。例えば、図22(a)に示すように、地図にメッセージを重ねて表示することができる。また、図22(b)に示すように、地図にメッセージと現在位置を重ねて表示することができる。現在位置を表示する場合は、情報表示端末10がGPS等の位置検出手段を備えておき、位置検出手段により検出された位置(図中◎で示す)を、地図上に重ねて表示する。また、図22(b)に示すように、位置検出手段により検出された情報表示端末10の位置から、最適な出口までの経路を、矢印で表示するようにしてもよい。
位置検出手段としては、地磁気センサ、GPSセンサ、IMES(Indoor Messaging System)センサ等のセンサ、または無線信号によるRSSI方式やTDOA方式等の様々な手段を用いることができる。情報表示端末10の記憶部5内には、事前に指定画像とする地図の位置座標、情報表示端末10の設置座標を記憶しておく。そして、位置検出手段で検出した位置を用いて絶対座標または相対座標を算出し、現在位置として地図に重ねて表示する。上記の例では、予約管理システムを会議室の予約を例にとって示したが、会議室に限定されず、様々な事物の予約管理に適用することができる。
<5.第2の実施例>
次に、第2の実施例について説明する。第2の実施例は、指定情報表示システムを、物流における温度管理システムとして適用した例である。温度管理システムとして用いる場合、基本的な構成としては、図1に示した構成に、配送中の荷物の温度管理を行うためのコンピュータである温度管理サーバを追加する構成となる。温度管理サーバのハードウェア構成は、基本的には、図3に示した表示管理サーバ20と同様のものとなる。図3に示したような構成のコンピュータに温度管理を実行するための専用のプログラムを組み込むことにより、温度管理サーバが実現される。温度管理サーバは、表示管理サーバ20とは別のコンピュータで実現して、表示管理サーバ20とデータ送受信可能に接続してもよいし、表示管理サーバ20に、温度管理サーバとしての機能を持たせてもよい。温度管理サーバとしては、公知の温度管理システムを用いることができる。情報表示端末10は、配送中の荷物本体、配送中の荷物を詰めた段ボール・コンテナ等に設置することができる。
情報表示端末10と荷物との紐付けは、温度管理サーバまたは表示管理サーバ20により設定される。管理者は温度管理サーバに接続して、荷物が輸送・保管中に超えてはならない温度範囲と時間と、超えた場合に表示する指定情報を予め情報表示端末10に設定する。荷物に取り付けられた情報表示端末10は、輸送中や保管中、温度センサを通じて取得した温度を一定間隔で表示し、ロギングしている。温度が設定した範囲を超えた場合、情報表示端末10は温度管理サーバとのネットワークがなくても、予め格納された画像を表示して注意を促すことができる。もちろん、温度管理サーバと接続されたのち、報知する。一旦、指定情報が表示された場合、情報表示端末10を操作しても表示を切り替えることはできず、届け先は温度管理サーバや温度ログデータにアクセスできなくても、画面を見るだけで違反に気付くことができる。
情報表示端末10の記憶部5には、通常表示を行うための情報と、トリガーが発生したときに指定表示を行うための情報が記憶されている。通常表示を行うための情報、指定表示を行うための情報としては、共通の情報として、届け先および依頼主について、郵便番号・電話番号・住所・氏名が記憶されている。また、共通の情報として、温度上限・温度下限が記憶されている。
飛行機・船・自動車等の様々な搬送手段により、情報表示端末10が設置された荷物が搬送中の場合を考えてみる。搬送開始後は、記憶部5に記憶された情報を用いてCPU1が表示用の通常画像を作成し、表示部6に表示させる。具体的には、記憶部5に記憶された郵便番号・電話番号・住所・氏名・温度上限・温度下限等の情報を読み出して表画像を作成し、通常表示として表示する。累計時間については、通常時は0秒を挿入して表示する。現在温度については、環境検出部4である温度センサの検出した温度をそのまま挿入して表示する。通常時は、一定間隔で温度センサの検出した温度のうち、最新の温度を現在温度として表示することになる。
図23は、温度管理システムにおける情報表示端末10の表示画面例を示す図である。図23(a)に示したような通常表示が行われていたものとする(図8・S20)。この状態で、情報表示端末10が存在する箇所で温度が急上昇したとする。すると、環境検出部4である温度センサは、温度を検出して、その温度値をCPU1に送信する。CPU1では、温度値を環境検出部4から受信すると、所定のプログラムを起動して、その温度値が所定の条件を満たすか否かを判定する。温度値が所定の条件を満たす場合には、トリガーが発生されたことになる(図8・S21)。トリガーが発生されたら、CPU1は、プログラムにより規定されている手順を実行し、事前に設定されている指定形式を記憶部5から読み出し(図8・S22)、その指定形式に従った表示用の画像を作成し、表示部6に表示させる(図8・S23)。この結果、表示部6には、図23(b)に示したような表示が行われる。図23(b)の例では、指定形式として、反転表示が設定されている。一旦、反転表示が行われると、図14のフローチャートに示したように、ボタン操作(図14・S70,S71)が行われても、指定形式である反転表示の変更は行われない。
第2の実施例では、配送中に、一度でも、上限温度から下限温度の範囲外となると、反転表示が行われて元に戻ることがない。このため、配送物の到着後に、反転表示がなされている場合には、作業者は、配送途中において、温度が範囲外になったことを知ることができる。すなわち、反転表示が注意喚起を示すものになる。トリガーが発生したときに行われる指定表示としては、反転表示以外の様々な形式で行うことができる。例えば、指定情報として、記憶部5に「注意!設定温度超え」等のテキスト情報を記憶しておき、トリガー発生時にCPU1がこのテキスト情報を画像化して、表示部6に表示させるようにしてもよい。
第2の実施例においても、具体的な処理は、図5〜図18のフローチャートに従った処理となる。ただし、第2の実施例では、トリガーが発生されたときに、指定画像をそのまま表示するのではなく、事前に設定された指定形式になるように表示を行っている。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されず、種々の変形が可能である。例えば、上記実施形態では、トリガーが発生されたときに、指定画像の表示や、指定形式に従った表示を行っているが、指定画像や指定形式に限定されず、事前に情報表示端末に記憶された指定情報に基づいて何等かの処理を行って表示を行うものであればよい。
また、上記実施形態では、環境検出部4として、加速度センサや温度センサを例にとって説明したが、ガス漏れ検知のためのガス検知センサ、火災検知のための煙センサ・CO2センサ・温度センサ、振動・落下検知のための加速度センサ、感光検知のための感光センサ、過湿検知のための湿度センサ等、様々なセンサを用いることができる。
また、上記実施形態では、情報表示端末10が、表示管理サーバ20と通信するための通信部7、情報表示端末10に指示を入力するための操作部8を備える構成としたが、通信部7、操作部8を必ずしも備える必要はない。表示管理サーバ20と通信しなくても、事前に指定画像が情報表示端末10内に記憶されていれば、環境検出部4の出力が所定の条件を満たした場合に、指定画像が表示されることになり、注意喚起の役割が果たせるためである。
また、上記実施形態では、指定画像や指定形式等の指定情報を、ハードディスク、フラッシュメモリ等の記憶部5に記憶するようにしたが、EEPROM(Electrically Erasable PROM)等のROM3に記憶しておくようにしてもよい。情報表示端末10内の不揮発性メモリ内に記憶されていれば、電源をOFFにした後でも、消去されず、再び電源が入れられた場合であっても、再表示させることが可能となるためである。
1・・・CPU(Central Processing Unit:処理部)
2・・・RAM(Random Access Memory)
3・・・ROM(Read Only Memory)
4・・・環境検出部
5・・・記憶部
6・・・表示部
7・・・通信部
8・・・操作部
10・・・情報表示端末
11・・・CPU(Central Processing Unit)
12・・・RAM(Random Access Memory)
13・・・記憶部
14・・・操作部
15・・・通信部
16・・・表示部
20・・・表示管理サーバ
30・・・上位システム
40・・・アクセスポイント
50・・・HUB

Claims (15)

  1. センサを備えた環境検出部と、
    表示すべき指定情報を記憶した記憶部と、
    情報を表示する表示部と、
    前記環境検出部による出力が所定の条件を満たした場合に、前記記憶部から指定情報を読み出し、当該指定情報に基づく表示を前記表示部に行わせる処理部と、
    を有することを特徴とする情報表示端末。
  2. 前記処理部は、前記指定情報に基づく表示を前記表示部に行わせた後、前記表示部における表示を変更することを禁止する処理を行うことを特徴とする請求項1に記載の情報表示端末。
  3. 前記指定情報は、画像として記憶されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の情報表示端末。
  4. 前記表示部は、電子ペーパであることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の情報表示端末。
  5. 前記環境検出部は、加速度センサであることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の情報表示端末。
  6. 前記指定情報は、避難に対する指示であることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の情報表示端末。
  7. 前記指定情報は、地図であることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の情報表示端末。
  8. 前記環境検出部は、温度センサであり、
    前記処理部は、前記温度センサによる出力が範囲外の温度を出力した場合に、前記環境検出部による出力が所定の条件を満たした場合として、前記指定情報に基づく表示を前記表示部に行わせることを特徴とする請求項2に記載の情報表示端末。
  9. 前記処理部は、外部からの信号に基づいて、前記指定情報に基づく表示の解除を行うことを特徴とする請求項2に記載の情報表示端末。
  10. 前記情報表示端末は、携帯可能であることを特徴とする請求項1から請求項9のいずれか一項に記載の情報表示端末。
  11. 表示管理サーバと通信を行うための通信部をさらに有し、
    前記処理部は、前記指定情報に基づく表示を前記表示部に行わせた後、前記通信部を介して、所定の信号を前記表示管理サーバに送信し、
    前記表示管理サーバから、表示を不許可とする旨の通知を受け取った場合に、前記指定情報に基づく表示を中止する処理を行うことを特徴とする請求項1から請求項10のいずれか一項に記載の情報表示端末。
  12. 環境検出部による出力が所定の条件を満たした場合に、表示すべき指定情報に基づく表示を表示部に行わせる情報表示端末とデータ通信可能に接続されたサーバであって、
    前記所定の条件を満たした旨の情報を前記情報表示端末から受信した場合に、前記所定の条件を満たした旨の情報の正当性の判断を行い、正当でないと判断された場合に、前記指定情報に基づく表示を不許可とする旨の通知を前記情報表示端末に対して行うことを特徴とする表示管理サーバ。
  13. センサを備えた環境検出部と、
    表示すべき指定情報を記憶した記憶部と、
    情報を表示する表示部と、
    前記環境検出部による出力が所定の条件を満たした場合に、前記記憶部から指定情報を読み出し、当該指定情報に基づく表示を前記表示部に行わせる処理部と、
    を有する情報表示端末と、
    前記所定の条件を満たした旨の情報を前記情報表示端末から受信した場合に、前記所定の条件を満たした旨の情報の正当性の判断を行い、正当でないと判断された場合に、前記指定情報に基づく表示を不許可とする旨の通知を前記情報表示端末に対して行う表示管理サーバと、
    を備えたことを特徴とする指定情報表示システム。
  14. センサを備えた環境検出部と、
    表示すべき指定情報を記憶した記憶部と、
    情報を表示する表示部と、
    前記環境検出部による出力が所定の条件を満たした場合に、前記記憶部から指定情報を読み出し、当該指定情報に基づく表示を前記表示部に行わせる処理部と、
    を有する情報表示端末と、
    前記所定の条件を満たした旨の情報を前記情報表示端末から受信した場合に、前記所定の条件を満たした旨の情報の正当性の判断を行い、正当でないと判断された場合に、前記指定情報に基づく表示を不許可とする旨の通知を前記情報表示端末に対して行う表示管理サーバと、
    所定の事物に対する予約を行って予約情報を作成する予約管理サーバと、を備え、
    前記環境検出部による出力が所定の条件を満たしていない状況において、前記表示部は、前記予約管理サーバにより作成された予約情報に基づく表示を行うことを特徴とする予約管理システム。
  15. 請求項1から請求項11のいずれか一項に記載の情報表示端末として、コンピュータを機能させるためのプログラム。
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