JP2017042417A - 内視鏡システム - Google Patents

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剛 浦崎
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英之 和田
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亜紀 松元
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信泰 伊藤
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真一郎 佐伯
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Abstract

【課題】タッチパネルを搭載するビデオプロセッサを含む内視鏡システムにおいて、ソフトウェアキーボードとハードウェアキーボードとを的確に併用可能とする内視鏡システムを提供する。【解決手段】内視鏡2が接続されるビデオプロセッサ3と、ビデオプロセッサ3に設けられたタッチパネル37と、タッチパネル37上に展開されるソフトウェアキーボード画面への文字情報の入力と、ビデオプロセッサ3に接続されるハードウェアキーボード5の操作に基づく文字情報の入力と、の双方を同時に受け付け可能とする。【選択図】図2

Description

本発明は、内視鏡システムに関し、特に、タッチパネルを搭載すると共に操作用キーボードを接続可能とするビデオプロセッサを有する内視鏡システムに関するものである。
従来、医療用分野及び工業用分野において撮像素子を備えた内視鏡が広く用いられている。また、内視鏡に着脱自在に接続され、内視鏡に係る各種信号処理をビデオプロセッサと称する信号処理装置により担い、内視鏡システムを構成する技術も知られるところにある。
また、上述の如く各種信号処理を行うビデオプロセッサにおいては、近年、機器の操作表示デバイスとして、いわゆるタッチパネルをその筐体の前面部に配設する例が知られるようになっている。さらに、ビデオプロセッサのなかには、このタッチパネル上に文字入力に供するソフトウェアキーボードを配置可能な機種も提案されるに至っている。
このようにタッチパネル上にソフトウェアキーボードを展開可能なビデオプロセッサは、は、いわゆるハードウェアキーボードが必須ではなくなるため、システム全体のスペース効率的には有利である。
しかしながらその反面、ビデオプロセッサに配設されるタッチパネルは、機器が設置される位置によっては、ソフトウェアキーボードに対するアクセス性が制限され、また、タッチパネルのデザイン上、ソフトウェアキーボードのキーの大きさ、配置等に制約があることから、操作用のキーボードデバイスとしては必ずしも最適であるとはいえない。
一方で、特開2011−217854号公報(特許文献1)には、文字入力手段の例示としてタッチパネルモニタの他、キーボードを接続可能とする技術手段について示されている。
特開2011−217854号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術手段は、文字入力手段の例示としてソフトウェアキーボードとハードウェアキーボードが存在するという概念的な記載にとどまっており、ソフトウェアキーボードとハードウェアキーボードとを併用することが可能であるか否かについては何等開示も示唆もされていない。
本発明は上述した事情に鑑みてなされたものであって、タッチパネルを搭載するビデオプロセッサを含む内視鏡システムにおいて、ソフトウェアキーボードとハードウェアキーボードとを的確に併用可能とする内視鏡システムを提供することを目的とする。
本発明の一態様の内視鏡システムは、被検体内を撮像する内視鏡が接続される筐体装置と、前記筐体装置に設けられた表示部と、前記表示部に設けられたタッチパネルと、前記タッチパネルに係るタッチ操作を検出する検出部と、前記検出部で検出したタッチ操作に応じて文字情報を入力するためのソフトウェアキーボード画面を前記表示部に表示させる表示制御部と、前記筐体装置に接続されるハードウェアキーボードと、前記ハードウェアキーボードの操作に基づく文字情報の入力と、前記ソフトウェアキーボード画面への前記タッチ操作に基づく文字情報の入力と、の双方を同時に受け付け可能とする文字入力制御部と、を備える。
本発明によれば、タッチパネルを搭載するビデオプロセッサを含む内視鏡システムにおいて、ソフトウェアキーボードとハードウェアキーボードとを的確に併用可能とする内視鏡システムを提供することができる。
図1は、本発明の第1の実施形態にかかる内視鏡システムの概略構成を示す斜視図である。 図2は、第1の実施形態にかかる内視鏡システムの要部の機能構成を示すブロック図である。 図3は、第1の実施形態にかかる内視鏡システムのビデオプロセッサにおけるタッチパネルの一表示例を示した図である。 図4は、第1の実施形態にかかる内視鏡システムのタッチパネルにおける状態表示部領域を示した図である。 図5は、第1の実施形態にかかる内視鏡システムのタッチパネルにおける機能分類切り替え表示部領域を示した図である。 図6は、第1の実施形態にかかる内視鏡システムのタッチパネルにおける機能操作部領域を示した図である。 図7は、第1の実施形態にかかる内視鏡システムのタッチパネルにおいて患者情報入力画面の一例を示した図である。 図8は、第1の実施形態にかかる内視鏡システムのタッチパネルに展開されるソフトウェアキーボード画面の一例を示した図である。 図9は、第1の実施形態にかかる内視鏡システムの観察モニタにおいて、キーボードにより入力された文字情報を表示する文字情報表示部を有するモニタ画面の一例を示した図である。 図10は、第1の実施形態にかかる内視鏡システムのビデオプロセッサにおいてソフトウェアキーボードからの文字情報入力とハードウェアキーボードからの文字情報入力との双方を受け付ける際の制御部の作用を示したフローチャートである。 図11は、本発明の第2の実施形態にかかる内視鏡システムのビデオプロセッサにおけるタッチパネルにおいて第1のサムネイル画面の一表示例を示した図である。 図12は、第2の実施形態にかかる内視鏡システムのビデオプロセッサにおけるタッチパネルにおいて第2のサムネイル画面の一表示例を示した図である。 図13は、第2の実施形態にかかる内視鏡システムのビデオプロセッサにおけるタッチパネルにおいて第2のサムネイル画面から拡大表示対象の一の画像を選択した際に遷移された画面の表示例を示した図である。 図14は、第2の実施形態にかかる内視鏡システムのビデオプロセッサにおけるタッチパネルにおいて拡大表示のために遷移された画面から元の第2のサムネイル画面に戻った際の表示例を示した図である。 図15は、本発明の第3の実施形態にかかる内視鏡システムのビデオプロセッサにおけるタッチパネルにおいて、階層構造の設定項目を表示する一表示例を示した図である。 図16は、第3の実施形態にかかるビデオプロセッサにおけるタッチパネルにおいて、下位項目を展開した際の一表示例を示した図である。 図17は、第3の実施形態にかかる内視鏡システムのビデオプロセッサにおけるタッチパネルにおいて、下位項目を展開した際の一表示例および従来の表示例を示した図である。 図18は、本発明の第4の実施形態にかかる内視鏡システムのビデオプロセッサにおけるタッチパネルにおいて、階層構造の設定項目を表示する一表示例を示した図である。 図19は、第4の実施形態にかかる内視鏡システムのビデオプロセッサにおけるタッチパネルにおいて、下位項目を展開した際の一表示例を示した図である。 図20は、第4の実施形態にかかる内視鏡システムのビデオプロセッサにおけるタッチパネルにおいて、展開した下位項目を畳んだ際の一表示例および従来の表示例を示した図である。 図21は、本発明の第5の実施形態にかかる内視鏡システムのビデオプロセッサにおけるタッチパネルにおいて、複数の設定値を有する機能に係る項目例を示した図である。 図22は、第5の実施形態にかかる内視鏡システムのビデオプロセッサにおけるタッチパネルにおいて、複数の設定値を有する機能を実行した際における表示例を示した図である。 図23は、第5の実施形態にかかる内視鏡システムのビデオプロセッサにおけるタッチパネルの表示画面の推移を示した図である。 図24は、本発明の第6の実施形態にかかる内視鏡システムにおける観察モニタの一表示例を示した図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
また、この実施の形態により、この発明が限定されるものではない。さらに、図面の記載において、同一部分には同一の符号を付している。さらにまた、図面は、模式的なものであり、現実と異なることに留意する必要がある。また、図面の相互間においても、互いの寸法や比率が異なる部分が含まれている。
<第1の実施形態>
図1は、本発明の第1の実施形態にかかる内視鏡システムの概略構成を示す斜視図であり、図2は、第1の実施形態にかかる内視鏡システムの要部の機能構成を示すブロック図である。
図1に示すように、内視鏡システム1は、被検体の体腔内管腔に先端部を挿入することによって被写体の体内画像を撮像し当該被写体像の画像信号を出力する内視鏡2と、内視鏡2から出力される画像信号に対して所定の画像処理を施すとともに内視鏡2の先端から出射するための照明光を発生する光源機能を備え、さらに内視鏡システム1全体の動作を統括的に制御するビデオプロセッサ3と、ビデオプロセッサ3において画像処理が施された画像を表示する観察モニタ4と、ビデオプロセッサ3に接続され操作指示または文字情報等の入力を行うためのハードウェアキーボード5と、を主に有して構成される。
なお、本実施形態の内視鏡システム1は、ビデオプロセッサ3が上述した光源機能を備えるものとしたが、これに限らず、当該光源機能を有する光源装置をビデオプロセッサ3に対して別体の構成としてもよい。また、本実施形態では、内視鏡システム1としてとして同時式を採用する構成を例に説明するが、本発明は面順次であっても適用することができる。
内視鏡2は、可撓性を有する細長形状をなす挿入部16と、当該挿入部16の先端部に設けられ、被検体を撮像する撮像素子11と、挿入部先端へ照明光を導くライトガイド12と、内視鏡2の操作を行う操作部に設けられた操作スイッチ13と、ビデオプロセッサ3における光源コネクタ23と接続するためのコネクタ部14と、当該コネクタ部14から延設され、当該ビデオプロセッサ3におけるコネクタ32と接続するための電気コネクタ15と、を有している。
なお、内視鏡2は、外科手術に用いられるいわゆる硬性内視鏡であってもよい。また、撮像素子11は、本実施形態においては、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサを採用するが、CCDイメージセンサであってもよい。さらに撮像素子11は、本実施形態においては挿入部先端部に設けられているが、これに限定されるものではなく、例えば、操作スイッチ13が設けられている操作部内に設けられ、挿入部先端部から操作部内の撮像素子11までイメージガイドファイバで光学像を伝送する構成であってもよい。
また、本実施形態では、ビデオプロセッサ3は、内視鏡2が接続される構成になっているが、これに限定されることなく、体腔内に挿入される光学式内視鏡(ファイバースコープあるいは外科手術用の光学視管)の接眼部に装着されるカメラヘッドが接続される構成であってもよい。
さらに、本実施形態では、内視鏡2及びビデオプロセッサ3は、電気コネクタ15及びコネクタ32により接続され、電気信号を有線で伝送する構成になっているが、これに限定されることなく、電気信号を無線で伝送する構成であってもよい。
信号処理装置としてのビデオプロセッサ3は、内視鏡2の電気コネクタ15と接続されるコネクタ32と、内視鏡システム1全体の動作を統括的に制御する制御部31と、制御部31に接続され各種情報を記憶するメモリ35と、コネクタ32を介して入力した撮像素子11からの撮像信号に対して所定の信号処理を施す映像処理部33と、観察モニタ4に表示する文字情報における文字サイズの変更等を行う表示コントローラ36と、映像処理部33から出力される映像信号に表示コントローラ36からの文字情報を重畳する重畳回路34と、各種操作及び設定を行うためのタッチパネル37と、少なくともビデオプロセッサ3内における各回路部を稼動させる電力を供給するための電源部39と、を有して構成されている。
制御部31は、内視鏡システム1全体の動作を統括的に制御するCPUであり、ビデオプロセッサ3に接続される内視鏡2における撮像素子11の制御の他、前記タッチパネル37に係るタッチ操作を検出する検出部としての機能を有する(詳しくは後述する)。
また、制御部31は、タッチパネル37に係るタッチ操作を検出した際、検出したタッチ操作に応じて文字情報を入力するためのソフトウェアキーボード画面をタッチパネル37上に表示させるための表示制御部としての機能を果たすと共に、ビデオプロセッサ3に接続される前記ハードウェアキーボード5の操作に基づく文字情報の入力と、前記ソフトウェアキーボード画面への前記タッチ操作に基づく文字情報の入力と、の双方を同時に受け付け可能とする文字入力制御部としての機能も果たす。
電源部39は、ビデオプロセッサ3内における上述した各回路部等の電子デバイスの他、当該ビデオプロセッサ3に接続される内視鏡2における各回路部等の電子デバイスを稼動させる電力を供給するための電源としての機能を果たす。
映像処理部33は、撮像素子11からの映像信号に対して所定の画像処理、すなわち、ノイズリダクション処理、ホワイトバランス処理、色補正等の処理を施し、得られた映像信号を重畳回路34に向けて出力する。
メモリ35は、半導体メモリを用いて実現され、ビデオプロセッサ3および内視鏡2を含む内視鏡システム1を動作させるための各種プログラム、および内視鏡システム1の動作に必要な各種パラメータセット等を含むデータを記憶する。
なお、パラメータセットとは、本実施形態においてはユーザーごとに設定される、例えば画像処理に係る各種パラメータ等の組み合わせである。そしてメモリ35は、複数のユーザーカウント分記憶可能な記憶領域としての役目を果たす(詳しくは後述する)。
表示コントローラ36は、制御部31の制御下に、観察モニタ4にいわゆるOSD(On-screen display)として表示する所定の文字情報を重畳回路34に出力する。このとき、表示コントローラ36は、制御部31の制御に基づいて、文字情報のサイズを変更して重畳回路34に出力する。
すなわち、表示コントローラ36は、制御部31の制御下に、タッチパネル37上に展開されるソフトウェアキーボード画面からの文字情報の入力と、前記ハードウェアキーボード5の操作に基づく文字情報の入力と、のいずれかのキーボードから入力された文字情報に係る映像を重畳回路34に出力可能とする。
画像生成部としての重畳回路34は、映像処理部33からの映像信号(内視鏡画像)に表示コントローラ36からの文字情報を重畳した内視鏡検査画像を生成し、観察モニタ4に出力する。これにより、観察モニタ4には所定の内視鏡検査画像が表示される。
本実施形態においては、ビデオプロセッサ3は、内視鏡2の先端から出射するための照明光を発生する光源機能を備える。すなわち、ビデオプロセッサ3は、照明光を生成する光源21と、制御部31に制御され、光源21を駆動する光源ドライバー38と、光源21からの照明光をライトガイド12の入射端面に集光させる集光レンズ22と、を有する。
光源21は、白色LED(Light Emitting Diode)またはキセノンランプ等を用いて構成され、光源ドライバー38に駆動制御のもと、白色光を発生する。
光源ドライバー38は、光源21に対して電流を供給することにより、光源21に白色光を発生させる。光源21が発生した光は、集光レンズ22およびライトガイド12を経由して内視鏡2の挿入部先端部の先端から照射される。
観察モニタ4は、液晶または有機EL(Electro Luminescence )等を用いて構成され、映像ケーブルを介してビデオプロセッサ3が生成した内視鏡画像をビデオプロセッサ3から受信して表示する機能を有する。
なお観察モニタ4は、表示コントローラ36において生成され重畳回路34において内視鏡画像と重畳された文字情報、特に、上述したタッチパネル37上に展開されるソフトウェアキーボードまたはハードウェアキーボード5により入力された文字情報を表示する文字情報表示部41を有する(図9参照)。
ハードウェアキーボード5は、ビデオプロセッサ3に接続され、所定の操作指示または文字情報等の入力を行う機能を有する。
なお、上述したタッチパネル37に展開されるソフトウェアキーボード画面から入力される文字情報と、ハードウェアキーボード5から入力される文字情報との扱いについては後に詳述する。
<タッチパネルにおけるメニュー画面についての説明>
図3は、第1の実施形態にかかる内視鏡システムのビデオプロセッサにおけるタッチパネルの一表示例を示した図である。また、図4は、当該タッチパネルにおける状態表示部領域を、図5は、同タッチパネルにおける機能分類切り替え表示部領域を、図6は、同タッチパネルにおける機能操作部領域を、それぞれ示した図である。
上述したようにビデオプロセッサ3は、筐体装置本体の前面にタッチパネル37を配設する。このタッチパネル37は、液晶パネルによる表示部とタッチパッドによる位置情報入力部とにより構成され、後述するような制御部31の制御下に各種操作および設定を行うようになっている。
なお、タッチパネル37は、本実施形態においてはいわゆる静電容量方式を採用するものとするが、これに限らず、いわゆる抵抗膜方式により構成されてもよい。
図4、図5、図6に示すように、タッチパネル37の表示画面は、状態表示部領域51と、機能分類切替表示部領域52と、機能操作部領域53と、ホームボタン54、画像閲覧ボタン55、設定ボタン56と、を配設する。
図4に示すように、状態表示部領域51は、現在表示されている画面名、または、当該ビデオプロセッサ3の状態がアイコン等により表示される領域である。図4においては、現在表示されている画面が「メイン」画面であることを示している。
図5に示すように、機能分類切替表示部領域52は、種々の操作機能を切り替えて表示するための複数のボタンを分類して表示する領域であり、本実施形態においては、メインボタン61、観察・記録ボタン62、色・明るさボタン63、文字・表示ボタン64、準備・完了ボタン65が配置されている。
メインボタン61は、押下操作(タッチ操作)することより、「メイン」画面を表示するものである。このメイン画面は、種々の機能のうち、使用頻度の高い機能を分類して表示する画面である。
観察・記録ボタン62は、押下操作(タッチ操作)することより、「観察・記録」画面を表示するものである。この観察・記録画面は、種々の機能のうち、観察・記録に関する機能を分類して表示する画面である。
色・明るさボタン63は、押下操作(タッチ操作)することより、「色・明るさ」画面を表示するものである。この色・明るさ画面は、種々の機能のうち、色・明るさに関する機能を分類して表示する画面である。
文字・表示ボタン64は、押下操作(タッチ操作)することより、「文字・表示」画面を表示するものである。この文字・表示画面は、種々の機能のうち、観察モニタ4に表示する文字情報、または、ビデオプロセッサ3に接続されるカメラヘッドの情報に関する機能を分類して表示する画面である。
準備・完了ボタン65は、押下操作(タッチ操作)することより、「準備・完了」画面を表示するものである。この準備・完了画面は、種々の機能のうち、準備または検査終了の際に使用する機能を分類して表示する画面である。
図6に示すように、機能操作部領域53は、各種の機能を操作するためのボタン(機能操作ボタン)等を表示する画面であり、これら各種の機能操作ボタン群は、機能分類切替表示部領域52における各ボタンの押下操作(タッチ操作)等により切り替わるようになっている。
なお、当該ビデオプロセッサ3が初期状態(例えば、電源投入直後)となったことを前記制御部31が検出した際に、制御部31の制御により当該タッチパネル37には初期画面が表示される。図6は、その初期画面の一例を示したものである。
本実施形態においては、図6に示すように、タッチパネル37には使用頻度の高い機能を分類して表示する「メイン」画面を初期画面として表示する。さらに、本実施形態においては、初期画面としてのメイン画面における機能操作部領域53の一部に、カスタムボタンとして任意の機能を割り当てられた患者情報入力ボタン71を配置する。
一方、図6に示すように、機能操作部領域53の側方には、ホームボタン54、画像閲覧ボタン55、設定ボタン56が配設される。
ホームボタン54は、押下操作(タッチ操作)することにより、内視鏡検査中に使用する画面が表示されるようになっている。
画像閲覧ボタン55は、押下操作(タッチ操作)することにより、内視鏡検査後のデータ整理を含め、画像閲覧に供する画面が表示されるようになっている。
設定ボタン56は、押下操作(タッチ操作)することにより、ユーザー設定、メンテナンス、システム設定を行う画面が表示されるようになっている。
ここで、本実施形態においては、複数のユーザーごとに例えば、画像処理に係る各種パラメータ等の組み合わせであるパラメータセットを設定し登録することができるようになっている。例えば、前記設定ボタン56を操作することにより、これら複数のユーザーごとのパラメータセットを設定し登録することができるようになっている。
この際、ユーザーごとに設定されるパラメータセットのデータは、制御部31の制御下にメモリ35に記憶されるようになっている。なお、パラメータとしては、接続される内視鏡2における電子シャッタースピード、測光エリア、調光感度の他、観察モード(通常光観察モード、NBI観察モード等)ごとの内視鏡画像の調整(画像の明るさ、色調、彩度、コントラスト他)等の各種パラメータが挙げられる。
以下、本実施形態の説明においては、上述した設定操作により、予めユーザーごとのパラメータセットが登録されていることを前提に説明を続けるものとする。
<タッチパネルにおけるソフトウェアキーボード画面について>
次に、ビデオプロセッサ3に配設されたタッチパネル37上に展開されるソフトウェアキーボードについて説明する。
図7は、第1の実施形態にかかる内視鏡システムのタッチパネルにおいて患者情報入力画面の一例を示した図であり、図8は、第1の実施形態にかかる内視鏡システムのタッチパネルに展開されるソフトウェアキーボード画面の一例を示した図である。また、図9は、第1の実施形態にかかる内視鏡システムの観察モニタにおいて、キーボードにより入力された文字情報を表示する文字情報表示部を有するモニタ画面の一例を示した図である。
図6に戻って、機能操作部領域53においてカスタムボタンとして割り当てられた患者情報入力ボタン71を押下操作(タッチ操作)すると、制御部31の制御下にタッチパネル37は、図7に示すように、患者情報入力画面に切り替わる。
この患者情報入力画面においては、図7に示すように、患者ID情報入力部72、患者名情報入力部73、患者生年月日情報入力部74、患者年齢情報入力部75、患者性別情報入力部76等の「文字データ情報入力部」が表示されている。
また、ユーザーオンタッチ操作により上述した各「文字データ情報入力部」を選択することにより、図8に示すように、タッチパネル37上にはいわゆるソフトウェアキーボード画面78が表示されるようになっている。
なお、図8は、「文字データ情報入力部」として患者ID情報入力部72が選択された際のタッチパネル37の表示画面を示している。
これにより使用者は、選択した「文字データ情報入力部」に対して当該ソフトウェアキーボード78を用いて適宜、文字情報を入力することができることとなる。
そして、このソフトウェアキーボード78において入力した文字情報の入力完了後、「OK」ボタンの押下操作によって、制御部31の制御下に表示コントローラ36において文字情報の映像信号として生成され、重畳回路34において内視鏡画像と合成され、観察モニタ4における文字情報表示部41の領域に表示されるようになっている(図9参照)。
<ソフトウェアキーボードとハードウェアキーボードとの同時入力について>
一方で、本実施形態のビデオプロセッサ3は、ハードウェアキーボード5を接続可能であって、制御部31の制御下に、当該ハードウェアキーボード5からの文字情報の入力を受け付ける。
そして制御部31は、タッチパネル37上に上述したソフトウェアキーボード78が展開され、当該ソフトウェアキーボードが稼働している状態であっても、ハードウェアキーボード5からの文字情報の入力を同時に受け付けて諸回路を制御することを可能とする。
すなわち、例えば図7に示すように、タッチパネル37の表示画面に上述した患者ID情報入力部72、患者名情報入力部73、患者生年月日情報入力部74、患者年齢情報入力部75、患者性別情報入力部76等の「文字データ情報入力部」が表示されている状態において、ユーザーのタッチ操作によりいずれかの「文字データ情報入力部」が選択され、図8に示すソフトウェアキーボード画面78が表示される状態では、制御部31は、当該ソフトウェアキーボード78からの文字情報の入力と、ハードウェアキーボード5からの文字情報の入力とのいずれの入力操作も並行して、すなわち同時に受け付け可能とするようなっている。
ここで、ソフトウェアキーボード78からの文字情報の入力と、ハードウェアキーボード5からの文字情報の入力とを同時に受け付ける場合、いわゆるローマ字入力の場合には不都合が生じる虞がある。
すなわち、ローマ字入力の場合、多くの「文字」については、複数のキー入力操作による「組み合わせ」により1つの「文字」が完成することとなるので、ソフトウェアキーボードからのキー操作とハードウェアキーボードからのキー操作とが混在すると、上述した「組み合わせ」が成立せず、この場合、所望の「文字」を得ることができないという不都合を生じる。
本実施形態は、係る事情に鑑み、本実施形態におけるビデオプロセッサ3の制御部31は、ソフトウェアキーボード78からの文字情報の入力(キー操作の入力)と、ハードウェアキーボード5からの文字情報の入力(キー操作の入力)との同時受付けを許可する一方で、上述したソフトウェアキーボードからのキー操作とハードウェアキーボードからのキー操作との混在による不都合を防止するために、以下に示すように対応する。
図10は、第1の実施形態にかかるビデオプロセッサにおいて、ソフトウェアキーボードからの文字情報入力とハードウェアキーボードからの文字情報入力との双方を受け付ける際の制御部31の作用を示したフローチャートである。
図10に示すように、ビデオプロセッサ3の制御部31は、所定の入力デバイスからの所定のキー操作入力信号、すなわち、ソフトウェアキーボード78またはハードウェアキーボード5からの所定のキー操作入力信号を検出すると(ステップS1)、現在設定されている文字入力モードを確認する(ステップS2)。
制御部31は、ステップS2において、設定されている文字入力モードが「ローマ字入力モード」である場合は、次に検出するキー操作入力信号がステップS1において検出した入力デバイスと同じデバイスからの信号であるか否かを判定する(ステップS3)。
ここで制御部31は、次に検出したキー操作入力信号がステップS1において検出した入力デバイスと同じデバイスからの信号である場合は、1つの「文字」が完成するための「組み合わせ」が成立しているか否かを判定し(ステップS5、ステップS6、ステップS3)、当該「組み合わせ」が成立した場合は終了して、当該完成した「文字」を、タッチパネル37上の当該表示部または観察モニタ4における文字情報表示部41に表示するよう、諸回路を制御する。
一方、ステップS3において、次に検出したキー操作入力信号がステップS1において検出した入力デバイスと同じデバイスからの信号でないと判定された場合は、ソフトウェアキーボードからのキー操作とハードウェアキーボードからのキー操作との混在により、上記「組み合わせ」が成立しない虞があるため、当該キー操作の入力を無効とし(ステップS4)、キー操作信号の受付を終了する。
このように、本実施形態によると、タッチパネルを搭載するビデオプロセッサを含む内視鏡システムにおいて、タッチパネル上に展開するソフトウェアキーボードと、ビデオプロセッサ3に別途接続されるハードウェアキーボードとを的確に併用することができる。
<第2の実施形態>
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
本第2の実施形態の内視鏡システムは、その構成は基本的には第1の実施形態と同様であるので、ここでは第1の実施形態との差異のみの説明にとどめ、その他の詳細の説明は省略する。
図11は、本発明の第2の実施形態にかかる内視鏡システムのビデオプロセッサにおけるタッチパネル37において第1のサムネイル画面(1ページ目)を示した図であり、図12は、同タッチパネル37における第2のサムネイル画面(2ページ目)を示した図である。
また、図13は、同タッチパネルにおいて第2のサムネイル画面から拡大表示対象の一の画像を選択した際に遷移された画面の表示例を示した図であり、図14は、同タッチパネルにおいて拡大表示のために遷移された画面から元の第2のサムネイル画面に戻った際の表示例を示した図である。
上述したように、各種信号処理を行うビデオプロセッサにおいては、近年、機器の操作表示デバイスとして、いわゆるタッチパネルをその筐体の前面部に配設する例が知られるようになっている。
ここで、タッチパネルまたはいわゆるOSDによるメニュー等の画面表示において、複数の選択候補(例えばサムネイル等)を表示する画面を、例えばサムネイル画面として表示する場合がある。このとき、例えばサムネイル画面が複数存在する場合は、通常、サムネイルの先頭から表示されることになる。
ここで、当該サムネイル画面から拡大表示対象のサムネイル画像を選択し、当該選択されたサムネイル画像を拡大表示する拡大表示画面に遷移した場合を考える。そして、この遷移された拡大表示画面から再びサムネイル画面に戻るような操作がなされた場合、従来は、サムネイルの先頭から表示されてしまうことから、当該選択時のサムネイル画面とは異なる場合があり、表示内容の把握が困難となる場合があった。
本第2の実施形態の内視鏡システムは、係る事情に鑑みてなされたものであり、複数のサムネイル画面が存在する場合、遷移された拡大表示画面から再びサムネイル画面に戻るような操作がなされた場合であっても、選択時のサムネイル画面を確実に表示することを特徴とする。
具体的に、いま、タッチパネル37には2頁からなるサムネイル画面が順に表示され得る状態であるとする。そして、使用者が図11に示す第1のサムネイル画面(1ページ目)ではなく、図12に示す第2のサムネイル画面(2ページ目)から拡大表示対象の一の画像81を選択したとする。
このときタッチパネル37の表示画面は、図13に示すように、選択された前記画像81に係る画像が拡大されて表示される。
この後、図13に示す状態(タッチパネル37上において画像81に係る画像が拡大表示されている状態)から、再びサムネイル画面に戻る際、本実施形態においては、図11に示す1ページ目のサムネイル画面ではなく、当該画像81を選択した画面である図12に示す2ページ目のサムネイル画面に戻るようになっている(図14参照)。
本第2の実施形態の内視鏡システムによると、サムネイル画面が複数存在する場合に、拡大表示対象として選択された一の画像を表示する遷移画面(図13参照)から、サムネイル画面に戻る際、当該表示対象を選択したサムネイル画面に戻るように設定されているので、画面の表示内容を把握しやすいという効果を奏する。
<第3の実施形態>
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。
本第3の実施形態の内視鏡システムは、その構成は基本的には第1の実施形態と同様であるので、ここでは第1の実施形態との差異のみの説明にとどめ、その他の詳細の説明は省略する。
図15は、本発明の第3の実施形態にかかる内視鏡システムのビデオプロセッサにおけるタッチパネルにおいて、階層構造の設定項目を表示する一表示例を示した図であり、図16は、第3の実施形態にかかるビデオプロセッサにおけるタッチパネルにおいて、下位項目を展開した際の一表示例を示した図である。
また、図17は、第3の実施形態にかかる内視鏡システムのビデオプロセッサにおけるタッチパネルにおいて、下位項目を展開した際の一表示例および従来の表示例を示した図である。
従来、タッチパネルまたはいわゆるOSDによるメニュー等の画面表示においては、階層構造を採用する例が知られている。ここで、下位の階層を展開して表示した際、当該下位階層の表示を優先し、なるべく多くの下位階層項目を表示しようと上位階層の表示位置を変えてしまう場合がある。
この場合、展開前の項目表示位置が変わってしまうことから、表示画面の把握が困難となる虞があった。
本第3の実施形態の内視鏡システムは、係る事情に鑑みてなされたものであり、階層構造の設定項目の表示において、下位項目を展開して表示した際に、上位項目の表示位置を維持し、画面の表示状態を変えることなく表示することを特徴とする。
図15に示すように、いま、画像調整画面において通常光画像調整項目101を下位に展開すべく選択したとする。このとき、本実施形態においては、図16に示すように、上位項目である「通常光画像調整項目101」の表示位置はそのまま維持し、下位項目である「通常光調光方式項目102」および「通常光明るさ(自動)項目103」について下方に展開して表示する。
一方、図17に示すように、画像調整画面においてNBI画像調整項目111を下位に展開すべく選択したとする。このとき、本実施形態においては、図17右側下段に示すように、上位項目である「NBI画像調整項目111」の表示位置はそのまま維持し、下位項目である「NBI調光方式項目112」についてのみ下方に展開して表示する。
ここで、「NBI画像調整項目111」に係る下位項目としては、「NBI調光方式項目112」の他に「NBI明るさ(自動)項目」および「NBI明るさ(手動)項目」等が存在するが、本実施形態においては、「NBI調光方式項目112」のみを表示し、「NBI明るさ(自動)項目」および「NBI明るさ(手動)項目」等については展開表示しない。
<第4の実施形態>
次に、本発明の第4の実施形態について説明する。
本第4の実施形態の内視鏡システムは、その構成は基本的には第1の実施形態と同様であるので、ここでは第1の実施形態との差異のみの説明にとどめ、その他の詳細の説明は省略する。
図18は、本発明の第4の実施形態にかかる内視鏡システムのビデオプロセッサにおけるタッチパネルにおいて、階層構造の設定項目を表示する一表示例を示した図であり、図19は、第4の実施形態にかかるビデオプロセッサにおけるタッチパネルにおいて、下位項目を展開した際の一表示例を示した図である。
また、図20は、第4の実施形態にかかる内視鏡システムのビデオプロセッサにおけるタッチパネルにおいて、展開した下位項目を畳んだ際の一表示例および従来の表示例を示した図である。
従来、タッチパネルまたはいわゆるOSDによるメニュー等の画面表示においては、階層構造を採用する例が知られている。ここで、下位の階層を展開して表示しさらに展開した下位階層の表示を畳んだ際、従来、畳んだ後に不要な空白部が生じる場合があり、画面の把握が困難となる虞があった。
本第4の実施形態の内視鏡システムは、係る事情に鑑みてなされたものであり、階層構造の設定項目の表示において、下位項目を展開して表示しさらに展開した下位階層の表示を畳んだ際、空白部を生じないように調整して表示することを特徴とする。
図18に示すように、いま、画像調整画面において観察補助設定項目121を下位に展開すべく選択したとする。このとき、本実施形態においては、まず、図19に示すように、上位項目である「観察補助設定項目121」の下方に、下位項目である「内視鏡画像サイズ(HD)項目122」、「内視鏡画像サイズ(SD)項目123」および「文字情報項目124」を展開して表示する。
一方、図20に示すように、一旦下方に向けて展開した「内視鏡画像サイズ(HD)項目122」、「内視鏡画像サイズ(SD)項目123」および「文字情報項目124」を畳む際には、本実施形態においては、図20右側下段に示すように、上位項目である「観察補助設定項目121」を元に位置に表示する。
これにより、図20右側上段に示すような不要な空白部を生じることがなく、表示画面を容易に把握することができる。
<第5の実施形態>
次に、本発明の第5の実施形態について説明する。
本第5の実施形態の内視鏡システムは、その構成は基本的には第1の実施形態と同様であるので、ここでは第1の実施形態との差異のみの説明にとどめ、その他の詳細の説明は省略する。
図21は、本発明の第5の実施形態にかかる内視鏡システムのビデオプロセッサにおけるタッチパネルにおいて、複数の設定値を有する機能に係る項目例を示した図であり、図22は、第5の実施形態にかかる内視鏡システムのビデオプロセッサにおけるタッチパネルにおいて、複数の設定値を有する機能を実行した際における表示例を示した図である。
また、図23は、第5の実施形態にかかる内視鏡システムのビデオプロセッサにおけるタッチパネルの表示画面の推移を示した図である。
図21に示すように、複数の設定値(モード値)を有する機能である「画像強調」機能を実行すべく、複数のモードを選択するボタン131を押下操作すると、図22に示すように、複数のモード値の選択項目132が表示される。
さらに具体的に説明すると、図23に示すように、「画像強調」機能を実行すべくモード選択ボタン131を押下操作すると、タッチパネル37の表示画面は画面37Aから画面37Bに遷移する。
この画面37Bにおいて、複数のモード値の選択項目132が表示された状態で、所望の“モード3ボタン”133を選択すると、画面37Cに遷移し、選択されたモード3が反映された画面となる。
このように、本実施形態によると、所望の設定値をダイレクトに指定することができ、操作性が向上する。
<第6の実施形態>
次に、本発明の第6の実施形態について説明する。
本第6の実施形態の内視鏡システムは、その構成は基本的には第1の実施形態と同様であるので、ここでは第1の実施形態との差異のみの説明にとどめ、その他の詳細の説明は省略する。
図24は、本発明の第6の実施形態にかかる内視鏡システムにおける観察モニタの一表示例を示した図である。
従来、内視鏡画像を表示する観察モニタに、所定の文字情報を重畳して表示する内視鏡システムが知られている。そしてこの種の観察モニタは、内視鏡画像を表示する領域の他に、所定の文字情報を表示する領域を備え、患者情報等の他に、種々のメッセージを表示するようになっている。
ここで、メッセージとしては、通常のメッセージ(緊急性の無いメッセージ)の他に、緊急性のあるエラーメッセージがあり、従来は、これら緊急性の異なるメッセージを混在して表示していた。
この場合、術者はメッセージの内容を読まなければその緊急性を判断することができず、一方で手技・診断中のシーンにおいては、術者には極力当該手技・診断に集中することが求められるため、表示されるメッセージがエラーメッセージであるか否かの判別が容易にできることが望まれていた。
本第6の実施形態の内視鏡システムは、係る事情に鑑みてなされたものであり、観察モニタに表示されるメッセージを、その緊急性の度合いに応じて色分けし、術者に対して瞬時にかつ的確にエラーメッセージの緊急性を報知せしめるようにしたことを特徴とする。
具体的には、図24に示すように、相対的に緊急性の低いメッセージ142に対して、緊急性が高いエラーメッセージ141の色(または背景色)を、より視認性の高い色調に設定し、術者がエラーメッセージ141を的確に認識できるようにした。
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を変えない範囲において、種々の変更、改変等が可能である。
1…内視鏡システム
2…内視鏡
3…ビデオプロセッサ
4…観察モニタ
5…ハードウェアキーボード
11…撮像素子
21…光源
31…制御部
33…映像処理部
35…メモリ
36…表示コントローラ
37…タッチパネル
39…電源部
41…文字情報表示部
51…状態表示部領域
52…機能分類切替表示部領域
53…機能操作部領域
54…ホームボタン
55…画像閲覧ボタン
56…設定ボタン
71…患者情報入力ボタン
72…患者ID情報入力部
73…患者名情報入力部
74…患者生年月日情報入力部
75…患者年齢情報入力部
76…患者性別情報入力部
78…ソフトウェアキーボード

Claims (1)

  1. 被検体内を撮像する内視鏡が接続される筐体装置と、
    前記筐体装置に設けられた表示部と、
    前記表示部に設けられたタッチパネルと、
    前記タッチパネルに係るタッチ操作を検出する検出部と、
    前記検出部で検出したタッチ操作に応じて文字情報を入力するためのソフトウェアキーボード画面を前記表示部に表示させる表示制御部と、
    前記筐体装置に接続されるハードウェアキーボードと、
    前記ハードウェアキーボードの操作に基づく文字情報の入力と、前記ソフトウェアキーボード画面への前記タッチ操作に基づく文字情報の入力と、の双方を同時に受け付け可能とする文字入力制御部と、
    を備えたことを特徴とする内視鏡システム。
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