JP2017041854A - 受信装置、送信装置、受信方法および送信方法 - Google Patents

受信装置、送信装置、受信方法および送信方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 干渉電波が存在する無線環境において、ウィンドウサイズを従来と比べて確度高く制御できる受信装置、送信装置、受信方法および送信方法を提供することを目的とする。【解決手段】 複数の送信装置の各々から送信された送信信号を受信する受信部と、受信部が受信した受信信号の受信電力を測定し、逐次干渉除去法を用いて各送信信号を復調する復調部と、復調部により測定された受信電力と各送信信号の復調が成功したか否かとに基づいて送信信号間の干渉による衝突が発生したか否かの状況を判定する判定部と、判定部による判定の結果を用いて、衝突により復調部による復調が失敗する確率を算出し、算出した確率を複数の送信装置の各々に通知する制御部とを備える。【選択図】 図1

Description

本発明は、干渉信号が存在する無線環境において無線通信を行う受信装置、送信装置、受信方法および送信方法に関する。
近年、無線通信サービスの多様化により、様々な無線通信方式を用いて無線通信を行うスマートホン等の携帯通信端末や無線LAN(Local Area Network)機器等の基地局の送信装置および受信装置が増加している。そして、同一周波数帯で同一変調方式の電波である信号を利用する無線通信システムにおいて、送信装置および受信装置が増えた場合、各受信装置は、無線通信を行う送信装置からの信号(以下、通信信号とも称される)と、他の送信装置からの信号(以下、干渉信号とも称される)とを受信する。このため、各受信装置において通信信号と干渉信号との間で干渉が発生する確率が高まり、周波数利用効率が劣化する恐れがある。
そこで、NOMA(非直交多元接続:Non-Orthogonal Multiple Access)には、SPC(重畳符号化:Superposition Coding)とSIC(逐次干渉除去:Successive Interference Canceller)とを用いたものがある。
例えば、受信装置が、SICを用いて、受信した受信信号のうち最大の受信電力を示す信号から順次に復調し、復調した信号が干渉信号の場合に受信信号から干渉信号を除去することで、通信信号を復調する技術が提案されている(例えば、非特許文献1参照)。
図6は、SPCとSICとを利用した無線通信の一例を示す。
図6に示すように、例えば、送信装置Ta、Tbは、送信装置Taと同一の変調方式で受信装置Ra宛に通信信号である信号1、2をそれぞれ送信する。受信装置Raは、信号1、2を受信し、受信電力が最も高い信号を復調する。例えば、信号1の電力が信号2の電力より大きい場合、受信装置Raは、受信電力が最も高い信号1を復調する。そして、受信装置Raは、受信電力が信号1より小さい信号2を復調するため、SIC技術により復調した信号1を用いて無線区間での信号1のレプリカ信号を生成し、受信信号からレプリカ信号を差し引くことで信号1を除去する。受信装置Raは、信号1が除去された受信信号(すなわち、信号2)を復調し、受信処理を終了する。なお、3つ以上の信号が重畳されている場合は、上記SIC技術を繰り返し実行することで、信号を復調する。
Souvik Sen 他, "Successive interference cancellation: a back-of-the-envelope perspective", 9th ACM SIGCOMM Workshop on Hot Topics in Networks, Article No.17, 2010
図6に示した受信装置Raは、受信電力が大きい信号1を復調できなかった場合、信号1の受信電力より小さい信号2を復調できない。すなわち、受信電力が小さな信号の送信が成功する確率は、受信電力が大きな信号の送信が成功する確率より低くなり、スループットが低下する虞がある。
また、無線通信を行う無線アクセス方式には、時間領域もしくは周波数領域で区切られたスロットを複数の送信装置および受信装置で共用するランダムアクセス方式がある。ランダムアクセス方式では、エクスポネンシャルバックオフアルゴリズム等を用いて、通信信号の送信が失敗する度に通信信号を再送信するまでの時間(以下、ウィンドウサイズとも称される)を長くし通信信号のトラフィックを低減することでスループットの最大化を図る。しかしながら、送信の失敗が大きな受信電力の通信信号での送信の失敗により小さい受信電力の通信信号が送信できなかった場合、ランダムアクセス方式では、通信信号のトラフィックを最適化できないことがある。そして、ランダムアクセス方式では、ウィンドウサイズが大きくなりすぎてスループットが低下するという問題がある。
本発明は、干渉電波が存在する無線環境において、ウィンドウサイズを従来と比べて確度高く制御できる受信装置、送信装置、受信方法および送信方法を提供することを目的とする。
第1の発明は、複数の送信装置の各々から送信された送信信号を受信する受信部と、受信部が受信した受信信号の受信電力を測定し、逐次干渉除去法を用いて各送信信号を復調する復調部と、復調部により測定された受信電力と各送信信号の復調が成功したか否かとに基づいて送信信号間の干渉による衝突が発生したか否かの状況を判定する判定部と、判定部による判定の結果を用いて、衝突により復調部による復調が失敗する確率を算出し、算出した確率を複数の送信装置の各々に通知する制御部とを備える。
第1の発明において、複数の送信装置の各々から送信された送信信号は、互いに異なる少なくとも2以上の送信電力のいずれかで送信され、制御部は、送信電力ごとに確率を算出し、算出した送信電力ごとの確率とともに送信信号の復調が成功した場合に成功を示す情報を送信装置に通知する。
第2の発明は、他の送信装置が送信する信号との間の干渉による衝突により、受信装置が信号の復調に失敗する確率を含む通知を受信装置から受信する受信部と、受信した確率を用いて、送信信号の送信に失敗した場合に受信装置に送信信号を再送信する時間間隔を示すウィンドウサイズを更新する制御部と、送信信号を送信するとともに、送信信号の送信に失敗した場合に算出されたウィンドウサイズで送信信号を再送信する送信部とを備える。
第2の発明において、送信部は、互いに異なる少なくとも2以上の送信電力のいずれかで送信信号を送信し、受信部は、送信電力ごとの確率と受信装置が送信信号の復調に成功した場合に成功を示す情報とを含む通知を受信装置から受信し、制御部は、情報を受信した第1の回数と送信信号を送信および再送信した第2の回数とをカウントし、カウントした第1の回数および第2の回数と送信電力ごとの確率とを用いて、送信電力ごとにウィンドウのサイズを更新する。
第3の発明は、複数の送信装置の各々から送信された送信信号を受信する受信ステップと、受信ステップで受信された受信信号の受信電力を測定し、逐次干渉除去法を用いて各送信信号を復調する復調ステップと、復調ステップで測定された受信電力と各送信信号の復調が成功したか否かとに基づいて送信信号間の干渉による衝突が発生したか否かの状況を判定する判定ステップと、判定ステップでの判定の結果を用いて、衝突により復調ステップにおいて復調が失敗する確率を算出し、算出した確率を複数の送信装置の各々に通知する制御ステップとを有する。
第3の発明において、複数の送信装置の各々から送信された送信信号は、互いに異なる少なくとも2以上の送信電力のいずれかで送信され、制御ステップは、送信電力ごとに確率を算出し、算出した送信電力ごとの確率とともに送信信号の復調が成功した場合に成功を示す情報を送信装置に通知する。
第4の発明は、他の送信装置が送信する信号との間の干渉による衝突により、受信装置が信号の復調に失敗する確率を含む通知を受信装置から受信する受信ステップと、受信した確率を用いて、送信信号の送信に失敗した場合に受信装置に送信信号を再送信する時間間隔を示すウィンドウサイズを更新する制御ステップと、送信信号を送信するとともに、送信信号の送信に失敗した場合に算出されたウィンドウサイズで送信信号を再送信する送信ステップとを有する。
第4の発明において、送信ステップは、互いに異なる少なくとも2以上の送信電力のいずれかで送信信号を送信し、受信ステップは、送信電力ごとの確率と受信装置が送信信号の復調に成功した場合に成功を示す情報とを含む通知を受信装置から受信し、制御ステップは、情報を受信した第1の回数と送信信号を送信および再送信した第2の回数とをカウントし、カウントした第1の回数および第2の回数と送信電力ごとの確率とを用いて、送信電力ごとにウィンドウのサイズを更新する。
本発明は、干渉電波が存在する無線環境において、ウィンドウサイズを従来と比べて確度高く制御できる。
無線通信システムの一実施形態を示す図である。 図1に示した状況判定テーブルの一例を示す図である。 図1に示した無線通信システムにおける送受信処理の一例を示す図である。 無線通信システムの別の実施形態を示す図である。 図4に示した無線通信システムにおける送受信処理の一例を示す図である。 SPCとSICとを利用した無線通信の一例を示す図である。
以下、図面を用いて実施形態について説明する。
図1は、無線通信システムの一実施形態を示す。
図1に示した無線通信システムSYSは、N個の送信装置TX(TX1−TXN)および受信装置RXを有する。送信装置TX1−TXNの各々は、同一周波数および同一変調方式で変調した信号sig(sig1−sigN)を、少なくとも2つ以上の送信電力のいずれかで送信する。一方、受信装置RXは、各送信装置TXにより送信された信号sigを受信する。なお、送信装置TXは、受信装置RXの機能を有してもよく、受信装置RXは、送信装置TXの機能を有してもよい。
送信装置TX1は、受信部10、制御部20および送信部30を有する。なお、送信装置TX2−TXNは、送信装置TX1と同様の要素を有するものとする。
受信部10は、送信装置TX1に含まれるアンテナを介して、受信装置RXにおいて信号sig間の干渉による衝突で復調に失敗した送信電力ごとの確率を含む通知信号(不図示)を受信装置RXから受信する。また、受信部10は、受信装置RXが信号sig1の復調に成功した場合、復調の成功を示すACK(Acknowledgment)信号(不図示)を受信する。受信部10は、受信した通知信号およびACK信号を制御部20に出力する。
制御部20は、プロセッサ等であり、送信装置TX1に含まれるメモリ等の記憶装置に記憶されたプログラムを実行することで、送信装置TX1の各要素を制御する。制御部20は、信号sig1の送信に失敗した(すなわち、ACK信号を受信装置RXから受信しなかった)場合、受信装置RXに信号sig1を再送信する送信電力ごとのウィンドウサイズを受信した送信電力ごとの確率を用いて算出し更新する。制御部20の動作については、図2および図3で説明する。
送信部30は、送信装置TX1に含まれるアンテナを介して、制御部20により指示された送信電力で信号sig1を送信する。また、送信部30は、信号sig1の送信に失敗した場合、更新されたウィンドウサイズで信号sig1を再送信する。
なお、送信装置TX1−TXNは、互いに同じ送信電力で送信してもよい。また、送信部30が信号sig1を送信する送信電力は、制御部20が所定の乱数処理を実行することでランダムに指定されてもよく、2以上の送信電力のいずれかに予め設定されてもよい。あるいは、送信部30は、復調に失敗する確率が最も小さい確率の送信電力で信号sig1を送信してもよい。
受信装置RXは、受信部40、復調部50、判定部60、制御部70、送信部80および記憶部90を有する。
受信部40は、受信装置RXに含まれるアンテナを介して、各送信装置TXから送信された信号sigを受信する。
復調部50は、受信した受信信号の受信電力を測定し、SICを用いて各信号sigを復調する。
判定部60は、復調部50により測定された受信電力と各信号sigの復調が成功したか否かとに基づいて信号sig間の干渉による衝突が発生したか否かの状況を判定する。判定部60の動作については、図2で説明する。
制御部70は、プロセッサ等であり、メモリ等の記憶部90に記憶されたプログラムを実行することで、受信装置RXの各要素を制御する。制御部70は、判定部60による判定の結果を用いて、信号sig間での衝突により復調部50による復調が失敗する確率を信号sigの送信電力ごとに算出する。制御部70は、算出した送信電力ごとの確率を含む通知信号を生成し、送信部80を介して生成した通知信号を各送信装置TXに送信する。また、制御部70は、信号sigkの復調が成功した場合、復調の成功を示すACK信号を生成し、送信部80を介して送信装置TXkにACK信号を送信する(kは1からNの自然数)。なお、制御部70は、プログラムを実行することで、判定部60として動作してもよい。
送信部80は、受信装置RXに含まれるアンテナを介して、制御部70により生成された通知信号およびACK信号を送信する。
記憶部90は、フラッシュメモリ等であり、制御部70が実行するプログラムとともに、判定部60の判定結果を示す状況判定テーブル95を記憶する。状況判定テーブル95については、図2で説明する。
図2は、図1に示した状況判定テーブル95の一例を示す。状況判定テーブル95は、送信電力を示す情報、状況判定を示す情報および確率を示す情報の領域を有する。
送信電力の領域には、送信装置TXが信号sigを送信する時の送信電力PW(PW1、PW2、…PWM)の値が格納される(Mは自然数)。
状況判定の領域には、復調部50により測定された送信電力PWの信号sigの受信電力と、送信電力PWの信号sigが復調されたか否かとに基づいて、送信電力PWにおける信号sigの状況を示す判定部60による判定結果が、時刻t1等の判定した時刻ごとに格納される。格納される判定結果には、例えば、“成功”、“衝突”および“空き”がある。“成功”は、送信電力PWの信号sigの受信電力が所定値以上を示し、かつ送信電力PWの信号sigが復調された(すなわち、正常に信号sigが受信され衝突が発生しなかった)状況を示す。“衝突”は、送信電力PWの信号sigの受信電力が所定値以上を示すが、送信電力PWの信号sigの復調に失敗した(すなわち、衝突が発生した)状況を示す。“空き”は、送信電力PWの信号sigの受信電力が所定値未満を示し、送信電力PWの信号sigが受信されなかった状況を示す。
確率の領域には、所定の期間における各送信電力PWにおいて衝突が発生した割合(すなわち、復調に失敗した割合)を確率として、Pa(Pa1、Pa2、…PaM)の値が格納される。例えば、制御部70は、式(1)を用いて確率Pajを算出する(jは1からMの自然数)。
Paj=(所定の期間での衝突の回数)/(所定の期間の全ての判定回数) …(1)
なお、所定の期間は、送信装置TXおよび受信装置RXにおける処理能力や無線通信システムSYSに対して要求される通信の品質等に応じて適宜設定される。また、確率Paは、状況判定の領域に新たな判定結果が格納されるごとに、新たに格納された判定結果から所定の期間前までの判定結果を用いて算出され、確率の領域に格納されてもよい。
図3は、図1に示した無線通信システムSYSにおける送受信処理の一例を示す。図3に示した処理は、送信装置TX1と受信装置RXとの間で無線通信を行う場合を示す。そして、送信装置TX2−TXNの各々と受信装置RXとの間についても、図3に示した処理と同様の処理が実行される。
ステップS100では、制御部20は、受信部10を介して、受信装置RXから送信電力PWごとの確率Paを含む通知信号を受信したか否かを判定する。制御部20が通知信号を受信したと判定した場合、送信装置TX1の処理は、ステップS110に移る。一方、制御部20が制御信号を受信していないと判定した場合、送信装置TX1の処理は、ステップS120に移る。
ステップS110では、制御部20は、ステップS110で受信された通知信号に含まれる送信電力PWごとの確率Paを送信装置TX1の記憶装置に保持する。
ステップS120では、送信部30は、例えば、受信装置RXに送信するデータを含む信号sig1を送信電力PWjで送信する。
ステップS130では、制御部20は、ステップS120で送信した信号sig1に対するACK信号を受信装置RXから受信したか否かを判定する。制御部20がACK信号を受信したと判定した場合、送信装置TX1の処理は、終了する。一方、制御部20がACK信号を受信していないと判定した場合、送信装置TX1の処理は、ステップS140に移る。
ステップS140では、制御部20は、ステップS110で保持した送信電力PWごとの確率Paと式(2)とを用いて、送信電力PWごとのウィンドウサイズを更新する。
Wj=W0j×Paj …(2)
なお、Wjは、更新された送信電力PWjにおけるウィンドウサイズを示し、W0jは、更新前の送信電力PWjにおけるウィンドウサイズを示す。
ステップS150では、制御部20は、ステップS140で更新されたウィンドウサイズWjを用いて決定されるバックオフ時間の間隔で、ステップS120で送信した信号sig1を送信電力PWjで再送信する。この場合、送信装置TX1の処理は、ステップS130に移る。
ステップS200では、復調部50は、受信部40を介して受信された受信信号の受信電力を測定して、SICを用いて受信信号に含まれる信号sigのうち受信信号が大きい信号sigから順次に復調する。そして、復調部50は、信号sigに含まれるデータを取得する。
ステップS210では、判定部60は、ステップS200で測定された受信電力と各信号sigの復調が成功したか否かとに基づいて、送信電力PWにおける信号sigの状況を“成功”、“衝突”または“空き”のいずれかで判定する。判定部60は、送信電力PWごとの状況の判定結果を、判定した時刻に対応付けて状況判定テーブル95の状況判定の領域に格納する。
ステップS220では、制御部70は、ステップS210で判定された状況判定を含む所定の期間における判定結果と式(1)とを用いて、送信電力PWごとの確率Paを算出する。制御部70は、算出した確率Paを状況判定テーブル95の確率の領域に格納し更新する。
ステップS230では、制御部70は、ステップS220で算出した送信電力PWごとの確率Paを含む通信信号を生成し、生成した通知信号を各送信装置TXに送信する。
ステップS240では、制御部70は、ステップS200での復調部50による復調処理により、復調に成功した信号sigがあるか否かを判定する。制御部70は、復調に成功した信号sigがあると判定した場合、復調に成功した信号sigを送信した各送信装置TXに対するACK信号を生成する。この場合、受信装置RXの処理は、ステップS250に移る。一方、制御部20が復調に成功した信号sigがないと判定した場合、受信装置RXの処理は、終了する。
ステップS250では、制御部70は、送信部80を介して、ステップS240で生成したACK信号を、復調に成功した信号sigを送信した送信装置TXの各々に送信する。
そして、送信装置TX1は、受信装置RXから通知信号を受信するごとに、ステップS100からステップS150の処理を繰り返し実行する。また、受信装置RXは、送信装置TXから信号sigを受信するごとに、ステップS200からステップS260の処理を繰り返し実行する。なお、受信装置RXは、ステップS210からステップS230の処理と、ステップS240からステップS250の処理とを並列に実行してもよい。
以上、図1から図3に示した実施形態では、受信装置RXの判定部60は、復調部50で測定された受信電力と各信号sigの復調が成功したか否かとに基づいて、各送信電力PWにおける信号sigの状況を判定する。制御部70は、状況判定の結果を用いて、送信電力PWごとの確率Paを算出し、算出した確率Paを含む通信信号を各送信装置TXに送信する。これにより、送信装置TXの制御部20は、受信した送信電力PWごとの確率Paを用いて、信号sigの送信に失敗した場合のウィンドウサイズを更新する。すなわち、無線通信システムSYSは、干渉電波が存在する無線環境において、ウィンドウサイズを従来と比べて確度高く制御でき、例えば、10パーセント等のスループットの向上を図ることができる。
図4は、無線通信システムの別の実施形態を示す。図1で説明した要素と同一または同様の要素については、同一または同様の符号を付し、これ等については、詳細な説明を省略する。
図4に示した無線通信システムSYSaは、N個の送信装置TXa(TXa1−TXaN)および受信装置RXを有する。送信装置TXa1−TXaNの各々は、同一周波数および同一変調方式で変調した信号sig(sig1−sigN)を、少なくとも2つ以上の送信電力のいずれかで送信する。なお、送信装置TXaは、受信装置RXの機能を有してもよく、受信装置RXは、送信装置TXaの機能を有してもよい。
送信装置TXa1は、受信部10、制御部20aおよび送信部30を有する。なお、送信装置TXa2−TXaNは、送信装置TXa1と同様の要素を有する。
制御部20aは、プロセッサ等であり、送信装置TXa1に含まれるメモリ等の記憶装置に記憶されたプログラムを実行することで、送信装置TXa1の各要素を制御する。
制御部20aは、例えば、送信電力PWで送信した信号sig1に対するACK信号を受信装置RXから受信した時刻、および信号sig1を送信電力PWで送信および再送信した時刻を送信装置TXa1に含まれるメモリ等の記憶装置に保持する。制御部20aは、信号sig1の送信に失敗した(すなわち、受信装置RXからACK信号を受信しなかった)場合、記憶装置に保持した時刻を用いて失敗したと判定した時から所定の時間前までにACK信号を受信した回数を送信電力PWごとにカウントする。また、制御部20aは、保持した時刻を用いて失敗したと判定した時から所定時間前までに信号sig1を送信および再送信した回数を送信電力PWごとにカウントする。なお、所定の時間は、送信装置TXa1の処理能力あるいは無線通信システムSYSaに対して要求される通信の品質等に応じて適宜決定されることが好ましい。
そして、制御部20aは、信号sig1を送信および再送信した回数(すなわち送信回数)からACK信号を受信した回数(すなわち、送信に成功した回数)を減算し、信号sig1の送信に失敗した回数を送信電力PWごとに算出する。制御部20aは、算出した送信に失敗した回数を信号sig1の送信回数で除算し、受信装置RXへの信号sig1の送信が失敗した割合を失敗確率として送信電力PWごとに算出する。そして、制御部20aは、例えば、算出した失敗確率、通知信号から取得した送信電力PWごとの確率Paおよび式(3)を用いて、送信電力PWごとのウィンドウサイズを更新する。
Wj=W0j×(Paj/Pj) …(3)
なお、Pjは、送信電力PWjにおける失敗確率を示す。そして、制御部20aは、失敗確率Pjを算出することで、送信装置TXaが置かれた無線環境を考慮したウィンドウサイズを設定できる。
図5は、図4に示した無線通信システムSYSaにおける送受信処理の一例を示す。なお、図5に示したステップの動作のうち、図3に示したステップと同一または同様の処理を示すものについては、同一のステップ番号を付し、詳細な説明を省略する。
送信装置TXa1は、ステップS100またはステップS110の処理を実行した後、ステップS120aの処理を実行する。
ステップS120aでは、送信部30は、例えば、送信電力PWjで信号sig1を送信する。そして、制御部20aは、送信電力PWjの信号sig1が送信された時刻を送信装置TXa1の記憶装置に保持する。
ステップS130aでは、制御部20aは、ステップS120aで送信した信号sig1に対するACK信号を受信装置RXから受信したか否かを判定する。制御部20aは、ACK信号を受信したと判定した場合、ACK信号を受信した時刻を送信装置TXa1の記憶装置に保持する。この場合、送信装置TXa1の処理は、終了する。一方、制御部20aがACK信号を受信していないと判定した場合、送信装置TX1の処理は、ステップS140aに移る。
ステップS140aでは、制御部20aは、ステップS110で保持した送信電力PWごとの確率Paと、保持した受信装置RXからACK信号を受信した時刻と、保持した信号sig1を送信および再送信した時刻と、式(3)とを用いて、送信電力PWごとのウィンドウサイズを更新する。
例えば、制御部20aは、ステップS130aでACK信号を受信しなかった(すなわち、信号sig1の送信に失敗した)ので、保持した時刻を用いて失敗したと判定した時から所定時間前までの間にACK信号を受信した回数を送信電力PWごとにカウントする。また、制御部20aは、保持した時刻を用いて失敗したと判定した時から所定時間前までの間に信号sig1を送信および再送信した回数を送信電力PWごとにカウントする。そして、制御部20aは、信号sig1を送信および再送信した回数からACK信号を受信した回数を減算し、送信に失敗した回数を送信電力PWごとに算出する。制御部20aは、算出した送信に失敗した回数を信号sig1の送信回数で除算し、受信装置RXへの信号sig1の送信が失敗した失敗確率Pjを送信電力PWごとに算出する。そして、制御部20aは、算出した失敗確率Pj、保持された送信電力PWごとの確率Paおよび式(3)を用いて、送信電力PWごとのウィンドウサイズを更新する。
ステップS150aでは、制御部20aは、ステップS140aで更新されたウィンドウサイズWjを用いて決定されるバックオフ時間の間隔で、ステップS120aで送信した信号sig1を送信電力PWjで再送信する。そして、制御部20aは、送信電力PWjの信号sig1が送信された時刻を送信装置TXa1の記憶装置に保持する。この場合、送信装置TXa1は、ステップS130aの処理に移る。
以上、図4および図5に示した実施形態では、受信装置RXの判定部60は、復調部50で測定された受信電力と各信号sigの復調が成功したか否かとに基づいて、各送信電力PWにおける信号sigの状況を判定する。制御部70は、状況判定の結果を用いて、送信電力PWごとの確率Paを算出し、算出した確率Paを含む通信信号を各送信装置TXaに送信する。これにより、送信装置TXaの制御部20は、受信した送信電力PWごとの確率Paを用いて、信号sigの送信に失敗した場合でもウィンドウサイズを更新する。すなわち、無線通信システムSYSaは、干渉電波が存在する無線環境において、ウィンドウサイズを従来と比べて確度高く制御でき、例えば、10パーセント等のスループットの向上を図ることができる。
また、送信装置TXaの制御部20aは、失敗確率Pjを算出することで、送信装置TXaが置かれた無線環境を考慮したウィンドウサイズを設定できる。これにより、無線通信システムSYSaは、干渉電波が存在する無線環境において、ウィンドウサイズを従来と比べてより確度高く制御でき、スループットの向上を図ることができる。
以上の詳細な説明により、実施形態の特徴点および利点は明らかになるであろう。これは、特許請求の範囲がその精神および権利範囲を逸脱しない範囲で前述のような実施形態の特徴点および利点にまで及ぶことを意図するものである。また、当該技術分野において通常の知識を有する者であれば、あらゆる改良および変更に容易に想到できるはずである。したがって、発明性を有する実施形態の範囲を前述したものに限定する意図はなく、実施形態に開示された範囲に含まれる適当な改良物および均等物に拠ることも可能である。
1,2,sig1−sigN…信号;10,40…受信部;20,20a,70…制御部;30,80…送信部;50…復調部;90…記憶部;95…状況判定テーブル;Ra,RX…受信装置;SYS,SYSa…無線通信システム;Ta,Tb,TX1−TXN,TXa1−TXaN…送信装置

Claims (8)

  1. 複数の送信装置の各々から送信された送信信号を受信する受信部と、
    前記受信部が受信した受信信号の受信電力を測定し、逐次干渉除去法を用いて前記各送信信号を復調する復調部と、
    前記復調部により測定された前記受信電力と前記各送信信号の復調が成功したか否かとに基づいて前記送信信号間の干渉による衝突が発生したか否かの状況を判定する判定部と、
    前記判定部による判定の結果を用いて、前記衝突により前記復調部による復調が失敗する確率を算出し、算出した前記確率を前記複数の送信装置の各々に通知する制御部と
    を備えることを特徴とする受信装置。
  2. 請求項1に記載の受信装置において、
    前記複数の送信装置の各々から送信された送信信号は、互いに異なる少なくとも2以上の送信電力のいずれかで送信され、
    前記制御部は、前記送信電力ごとに前記確率を算出し、算出した前記送信電力ごとの前記確率とともに前記送信信号の復調が成功した場合に前記成功を示す情報を前記送信装置に通知する
    ことを特徴とする受信装置。
  3. 他の送信装置が送信する信号との間の干渉による衝突により、受信装置が信号の復調に失敗する確率を含む通知を前記受信装置から受信する受信部と、
    受信した前記確率を用いて、送信信号の送信に失敗した場合に前記受信装置に前記送信信号を再送信する時間間隔を示すウィンドウサイズを更新する制御部と、
    前記送信信号を送信するとともに、前記送信信号の送信に失敗した場合に算出された前記ウィンドウサイズで前記送信信号を再送信する送信部と
    を備えることを特徴とする送信装置。
  4. 請求項3に記載の送信装置において、
    前記送信部は、互いに異なる少なくとも2以上の送信電力のいずれかで前記送信信号を送信し、
    前記受信部は、前記送信電力ごとの前記確率と前記受信装置が前記送信信号の復調に成功した場合に前記成功を示す情報とを含む通知を前記受信装置から受信し、
    前記制御部は、前記情報を受信した第1の回数と前記送信信号を送信および再送信した第2の回数とをカウントし、カウントした前記第1の回数および前記第2の回数と前記送信電力ごとの確率とを用いて、前記送信電力ごとに前記ウィンドウのサイズを更新する
    ことを特徴とする送信装置。
  5. 複数の送信装置の各々から送信された送信信号を受信する受信ステップと、
    前記受信ステップで受信された受信信号の受信電力を測定し、逐次干渉除去法を用いて前記各送信信号を復調する復調ステップと、
    前記復調ステップで測定された前記受信電力と前記各送信信号の復調が成功したか否かとに基づいて前記送信信号間の干渉による衝突が発生したか否かの状況を判定する判定ステップと、
    前記判定ステップでの判定の結果を用いて、前記衝突により前記復調ステップにおいて復調が失敗する確率を算出し、算出した前記確率を前記複数の送信装置の各々に通知する制御ステップと
    を有することを特徴とする受信方法。
  6. 請求項5に記載の受信方法において、
    前記複数の送信装置の各々から送信された送信信号は、互いに異なる少なくとも2以上の送信電力のいずれかで送信され、
    前記制御ステップは、前記送信電力ごとに前記確率を算出し、算出した前記送信電力ごとの前記確率とともに前記送信信号の復調が成功した場合に前記成功を示す情報を前記送信装置に通知する
    ことを特徴とする受信装置。
  7. 他の送信装置が送信する信号との間の干渉による衝突により、受信装置が信号の復調に失敗する確率を含む通知を前記受信装置から受信する受信ステップと、
    受信した前記確率を用いて、送信信号の送信に失敗した場合に前記受信装置に前記送信信号を再送信する時間間隔を示すウィンドウサイズを更新する制御ステップと、
    前記送信信号を送信するとともに、前記送信信号の送信に失敗した場合に算出された前記ウィンドウサイズで前記送信信号を再送信する送信ステップと
    を有することを特徴とする送信方法。
  8. 請求項7に記載の送信方法において、
    前記送信ステップは、互いに異なる少なくとも2以上の送信電力のいずれかで前記送信信号を送信し、
    前記受信ステップは、前記送信電力ごとの前記確率と前記受信装置が前記送信信号の復調に成功した場合に前記成功を示す情報とを含む通知を前記受信装置から受信し、
    前記制御ステップは、前記情報を受信した第1の回数と前記送信信号を送信および再送信した第2の回数とをカウントし、カウントした前記第1の回数および前記第2の回数と前記送信電力ごとの確率とを用いて、前記送信電力ごとに前記ウィンドウのサイズを更新する
    ことを特徴とする送信方法。
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