JP2017041009A - 印刷処理プログラム、情報処理装置、印刷処理システム、および画像形成システム - Google Patents

印刷処理プログラム、情報処理装置、印刷処理システム、および画像形成システム Download PDF

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Abstract

【課題】従前通り必要な情報を取得して印刷システムの運用ができるとともに、印刷処理システムの運用効率の低下抑制ができる印刷処理プログラムを提供する。
【解決手段】印刷処理プログラムは、印刷設定情報の入力を要求する印刷情報要求処理と、必須設定情報の入力を要求する必須情報要求処理と、印刷データを生成する印刷データ生成処理と、印刷を要求する印刷要求処理と、印刷の成否を判定する印刷判定処理と、印刷が成功した場合に、必須設定情報を記憶装置に記憶する情報記憶処理と、次回の印刷要求時に必須設定情報の入力を要求するか否か決定する要求決定処理と、を情報処理装置に実行させるプログラムであって、データ生成処理は、要求決定処理で次回の必須設定情報の入力を要求しないことが決定された場合、次回の印刷要求の際に生成する印刷データを記憶装置に記憶された必須設定情報を用いて生成する。
【選択図】図6

Description

本発明は、印刷処理プログラム、情報処理装置、印刷処理システム、および画像形成システムに関する。
従来、パーソナルコンピュータ等の情報処理装置から文書データや描画データ等の印刷を行う場合、通信路(ネットワーク、USB:Universal Serial Bus等)を介して接続された画像形成装置(例えば、プリンタやデジタル複合機(MFP;MultiFunction Printer/Product/Peripheral等)で実行する。情報処理装置と画像形成装置とは一対一で接続されている場合があるが、会社等のようにユーザが多数存在するような環境や、同時期に複数のユーザが印刷要求を行うような環境では、情報処理装置と画像形成装置とは多対多で接続されている場合が多い。このような印刷処理システムは、システム運用上、印刷時に各ユーザに所定の印刷設定項目を入力させることが多い。例えば、印刷時にポップアップ画面を表示してその画面で予め定められた入力項目を入力させるようにしている場合がある。入力項目としては、例えば、印刷時に使用する用紙のサイズや向き、両面印刷の有無等の印刷ごとに設定する項目や、ユーザIDやパスワード等のように利用者の管理や特定を行う項目である(例えば特許文献1参照)。
ところで、上述した入力項目のうち、ユーザIDやパスワード等の情報は、同じユーザであれば、基本的には印刷ごとに変更されない。したがって、印刷要求ごとにユーザIDやパスワードが要求される場合、入力間違いによる印刷失敗の頻度増加や、印刷処理効率低下、ユーザの操作負荷の増加等、印刷処理システムの運用効率の低下を招く一因になることがあった。
本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、従前通り必要な情報(項目)を取得して印刷処理システムの運用ができるとともに、印刷処理システムの運用効率の低下抑制ができる印刷処理プログラム、情報処理装置、印刷処理システム、および画像形成システムを提供することを目的の一つとする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、例えば、印刷設定情報の入力を要求する印刷情報要求処理と、印刷を実行するための認証に必要な必須設定情報の入力を要求する必須情報要求処理と、印刷内容情報および上記印刷設定情報と上記必須設定情報とに基づき印刷データを生成する印刷データ生成処理と、上記印刷データに基づく印刷の実行を画像形成装置に要求する印刷要求処理と、上記印刷データに基づく印刷の成否を判定する印刷判定処理と、上記印刷データに基づく印刷が成功した場合に、上記印刷データに含まれた上記必須設定情報を記憶装置に記憶する情報記憶処理と、上記印刷判定処理の判定結果に基づき、次回の印刷要求時に上記必須設定情報の入力を要求するか否か決定する要求決定処理と、を情報処理装置に実行させるプログラムであって、上記データ生成処理は、上記要求決定処理で次回の上記必須設定情報の入力を要求しないことが決定された場合、次回の印刷要求の際に生成する印刷データを上記記憶装置に記憶された上記必須設定情報を用いて生成する印刷処理プログラムである。
本発明によれば、従前通り必要な情報を取得して印刷処理システムの運用ができるとともに、次回以降の印刷時の入力項目の省略ができて、印刷処理システムの運用効率の低下抑制ができる。
図1は、実施形態の画像形成システムの一例を示す構成図である。 図2は、実施形態の画像形成システムを構成する情報処理装置(印刷処理システム)のハードウェア構成の一例を示す説明図である。 図3は、実施形態の画像形成システムを構成する画像形成装置のハードウェア構成の一例を示す説明図である。 図4は、実施形態の画像形成システムの機能ブロック図である。 図5は、実施形態の画像形成システムの画像形成装置側で保存する印刷履歴(情報)の一例を示す説明図である。 図6は、実施形態の画像形成システムの情報処理装置側で保存する情報例を示す説明図である。 図7は、実施形態の画像形成システムの動作を説明するフローチャートである。 図8は、実施形態の画像形成システムを構成する情報処理装置で表示される印刷設定情報の入力画面の一例を示す図である。 図9は、実施形態の画像形成システムを構成する情報処理装置で表示される必須設定情報の入力画面の一例を示す図である。 図10は、実施形態の画像形成システムを構成する情報処理装置で表示される入力画面の変形例を示す図である。 図11は、実施形態の画像形成システムを構成する情報処理装置で表示される入力画面の別の変形例を示す図である。 図12は、実施形態の画像形成システムの動作の変形例を説明するフローチャートである。
以下に添付図面を参照して、画像形成システムの実施形態を詳細に説明する。
図1は、本実施形態の画像形成システム100の一例を示す構成図である。図1の場合、複数の情報処理装置10(クライアントPC:パーソナルコンピュータ、印刷処理システム)と複数の画像形成装置12(プリンタ、デジタル複合機(MFP;MultiFunction Printer/Product/Peripheral等))が通信路14(ネットワーク、USB:Universal Serial Bus等のI/F)を通じて接続されている。図1の場合、一例とした3台の情報処理装置10および3台の画像形成装置12が通信路14を介して接続されている例を示しているが、接続される機器の数はこれに限定されない。それぞれの情報処理装置10は、いずれかの画像形成装置12と通信を行い、印刷の実行や印刷処理経過の情報(印刷履歴)、画像形成装置12の個別情報等の取得を行うことができる。この場合、ユーザが利用している情報処理装置10が印刷要求を出す画像形成装置12は、印刷要求ごとに同じでもよいし、印刷要求ごとに別でもよい。例えば、ユーザが画像形成装置12を指定してもよいし、印刷要求の混み具合や印刷の態様(用紙の大きさ、白黒印刷かカラー印刷か等)によって、情報処理装置10が画像形成装置12を自動で選択するようにしてもよい。
図2は、実施形態の画像形成システム100を構成する情報処理装置10のハードウェア構成の一例を示す説明図である。なお、本実施形態の情報処理装置10は、一般的な情報処理端末(例えば、パーソナルコンピュータ)と同様の構成を有することができる。すなわち、情報処理装置10は、CPU16(Central Processing Unit)、RAM18(Random Access Memory)、ROM20(Read Only Memory)、HDD22(Hard Disk Drive)及び入出力I/F24(interface)がバス26を介して接続されている。また、入出力I/F24にはLCD28(Liquid Crystal Display)及び操作部30が接続されている。
CPU16は、ROM20等の不揮発性の記憶装置にインストールされて記憶されたプログラムを読み出し、当該プログラムにしたがって演算処理を実行い情報処理装置10全体の制御を実行することができる。RAM18は、情報の高速な読み書きが可能な揮発性の記憶媒体であり、CPU16が情報を処理する際の作業領域として利用されたり、CPU16での演算で用いられる各種のデータを一時的に記憶する記憶部としても利用される。ROM20は、CPU16で実行されるファームウェア等のプログラムが格納されている。HDD22は、情報の読み書きが可能な不揮発性の記憶媒体であり、OS(Operating System)や各種の制御プログラム、アプリケーションプログラム等が格納されている。印刷処理プログラムは、ROM20やHDD22に記憶することができる。入出力I/F24は、バスと各種のハードウェアやネットワーク等を接続し制御する。LCD28(表示装置)は、ユーザ(印刷要求者)が情報処理装置10の状態や操作内容、印刷内容等の確認をするための視覚的ユーザインタフェースである。操作部30は、キーボードやマウス等、ユーザが情報処理装置10に情報を入力するためのユーザインタフェースである。なお、CPU16、RAM18、ROM20等は、同一パッケージ内に集積されてもよい。
図3は、実施形態の画像形成システム100を構成する画像形成装置12のハードウェア構成の一例を示す説明図である。
画像形成装置12(MFP)は、コントロールユニット32とエンジン部34(Engine)とをPCIバス36(Peripheral Component Interfaceバス)で接続した構成を取りうる。コントロールユニット32は、画像形成装置12全体の制御と描画、通信等を制御するとともに、図示を省略している操作部(操作パネル)からの入力を制御することができる。エンジン部34は、PCIバス36に接続可能なプリンタエンジンなどであり、たとえば白黒プロッタ、1ドラムカラープロッタ、4ドラムカラープロッタ、スキャナまたはファックスユニットなどである。なお、エンジン部34には、プロッタなどのいわゆるエンジン部分に加えて、誤差拡散やガンマ変換などの画像処理部分が含まれうる。
コントロールユニット32は、CPU38と、ノースブリッジ40(NB)と、システムメモリ42(MEM−P)と、サウスブリッジ44(SB)と、ローカルメモリ46(MEM−C)と、ASIC48(Application Specific Integrated Circuit)と、HDD50(ハードディスクドライブ)とを有する。そして、ノースブリッジ40とASIC48との間がAGPバス52(Accelerated Graphics Portバス)で接続された構成を有する。
CPU38は、画像形成装置12の全体制御を行うものであり、ノースブリッジ40、システムメモリ42およびサウスブリッジ44を含むチップセットを介して他の機器と接続されている。ノースブリッジ40は、CPU38とシステムメモリ42、サウスブリッジ44、AGPバス52とを接続するためのブリッジであり、システムメモリ42に対する読み書きなどを制御するメモリコントローラと、PCIマスタおよびAGPターゲットとを有する。システムメモリ42は、プログラムやデータの格納用メモリ、プログラムやデータの展開用メモリ、プリンタの描画用メモリとして利用されるメモリであり、ROM42a(Read Only Memory)と、RAM42b(Random Access Memory)と、を含む。具体的には、ROM42aがプログラムやデータの格納用メモリとして機能する読み出し専用のメモリであり、RAM42bがプログラムやデータの展開用メモリ、プリンタの描画用メモリとして機能する書き込みおよび読み出し可能なメモリである。
サウスブリッジ44は、ノースブリッジ40とPCIデバイス、周辺デバイスとを接続するためのブリッジである。サウスブリッジ44は、PCIバス36を介してノースブリッジ40と接続されている。PCIバス36には、ネットワークインターフェース(I/F)部なども接続される。
ASIC48は、画像処理用のハードウェア要素を有する画像処理用途向けのIC(Integrated Circuit)であり、AGPバス52、PCIバス36、HDD50およびローカルメモリ46をそれぞれ接続するブリッジの役割を有する。ASIC48は、PCIターゲットおよびAGPマスタと、ASIC48の中核をなすアービタ(ARB)と、ローカルメモリ46を制御するメモリコントローラと、ハードウェアロジックなどにより画像データの回転などを行う複数のDMAC(Direct Memory Access Controller)と、エンジン部34との間でPCIバス36を介したデータ転送を行うPCIユニットとからなる。ASIC48には、PCIバス36を介してFCU54(Facsimile Control Unit)、USB56(Universal Serial Bus)、シリアル通信I/F58が接続されている。なお、シリアル通信I/F58は、例えば、IEEE1394(the Institute of Electrical and Electronics Engineers 1394)インターフェースである。ASIC48、FCU54、USB56、シリアル通信I/F58は、それぞれ専用の通信路を介して外部機器との間で通信を行う。
操作表示部60は、例えば液晶表示装置等で構成され、ASIC48に直接接続されている。
なお、ローカルメモリ46は、コピー用画像バッファ、符号バッファとして用いるメモリである。
HDD50は、画像データの蓄積、プログラムの蓄積、フォントデータの蓄積、フォームの蓄積を行うためのストレージである。また、HDD50は、画像形成装置12で実行されるアプリケーションのライセンスファイル等も保存する。
AGPバス52は、グラフィック処理を高速化するためのグラフィックスアクセラレーターカード用のバスインターフェースであり、システムメモリ42に高スループットで直接アクセスすることにより、グラフィックスアクセラレーターカードを高速にする。
本実施形態の画像形成システム100は、情報処理装置10を用いて画像形成装置12に印刷処理を実行させる場合に、印刷の態様を決めるための印刷設定情報と、印刷システムの管理運用のためにユーザ管理を行うための必須設定情報との入力が必要となる。印刷設定情報としては、例えば、印刷に使用する用紙のサイズや向き、両面印刷の有無等であり、印刷ごとに設定する項目である。また、必須設定情報は、例えば、ユーザIDとそれに対応して設定されたパスワード等である。なお、ユーザIDとパスワードは、各ユーザが個々に有する個人IDおよび個人パスワードでもよいし、許可を受けた複数のユーザが利用できる共有IDおよびそれに対応する共有パスワードでもよい。画像形成装置12側には、ユーザIDとそれに対応するパスワードが予め登録されている。そして、情報処理装置10側から送信される印刷データに含まれるユーザIDとパスワード(以下、認証情報という場合もある)が画像形成装置12側に登録されているユーザIDとパスワードと一致した場合に印刷が実行される。したがって、情報処理装置10側から送信される印刷データに含まれるユーザIDとパスワードが、画像形成装置12側に登録されているユーザIDとパスワードと一致しない場合は、その印刷要求は、一旦キャンセルされることになる。
そして、本実施形態の画像形成システム100の情報処理装置10は、印刷要求処理を行う場合に、前回の印刷が成功していた場合、必要となる入力情報のうち必須設定情報の入力を省略できる機能を備える。つまり、前回の印刷要求時に印刷データとともに画像形成装置12に送られたユーザIDとパスワードを用いた認証が肯定的結果となり(成功して)印刷が実行された場合、今回の印刷要求時には、必須設定情報の入力要求を省略する。言い換えれば、前回の印刷が成功している場合、今回の印刷要求時には、前回の印刷で使用したユーザIDとパスワードを引用して画像形成装置12側で必要な情報を生成して、印刷を実行させている。
図4に示す本実施形態の画像形成システム100の機能ブロック図を用いて、まず、情報処理装置10上で動作するプリンタドライバについて説明する。なお、前述したように、必須設定情報としてのユーザIDとそれに対応して設定されたパスワードは、個人IDおよび個人パスワード、つまり個人情報を利用する場合と、共通IDおよび共通パスワード、つまり、共通情報を利用する場合がある。個人IDおよび個人パスワードを利用している場合は、必須設定情報の省略が行われるのは、過去に個人IDおよび個人パスワードを利用して印刷に成功していることが必要である。つまり、個人を特定して個人情報を用いることで入力操作の省略を行えるようにしている。一方、共通IDおよび共通パスワードを利用している場合は、必須設定情報の省略が行われるのは、過去に共通IDおよび共通パスワードを利用したいずれかのユーザが印刷に成功していることが必要である。つまり、個人を特定せず一定の条件を満たした情報(共通ID、共有パスワードを利用した情報)を利用して入力操作の省略を行えるようにしている。ただし、特定のユーザIDとパスワードを利用し認証を行う点については同じであり、以下の説明における構成や処理は同じである。
プリンタドライバは、例えば情報処理装置10のROM20に記憶された印刷処理プログラムであり、CPU16上でそのプログラムが実行されることで各種機能を実現する(図2参照)。プリンタドライバは、CPU16上で、例えば、印刷設定表示部62、印刷実行時設定表示部64、印刷結果取得部66、印刷結果判定部68、印刷実行時設定管理部70、情報記憶部70a、印刷データ生成部72、印刷要求部74等を実現する。
印刷設定表示部62は、プリンタドライバとして基本の動作となる印刷要求後に最初に設定する印刷設定情報を入力する印刷設定入力部として機能するUI(user interface)表示を実現する部分である。すなわち、印刷設定情報の入力を要求する印刷情報要求処理を実行する部分である。印刷設定表示部62は、ユーザが入力した印刷設定情報、例えば、印刷に使用する用紙のサイズや向き、両面印刷の有無等の情報を受け取りDevmodeやレジストリ・ファイルなどの特定の領域に入力された設定を反映させて、RAM18やHDD22等の記憶装置に記憶する。
印刷実行時設定表示部64は、ユーザによる印刷要求後に印刷設定情報に続いて設定する必須設定情報を入力する必須設定入力部として機能するUI表示を実現する部分である。具体的には、印刷を実行するための認証に必要な必須設定情報としてのユーザIDやパスワードを入力する。つまり、必須設定情報の入力を要求する必須情報要求処理を実現する部分である。画面上でユーザが入力した必須設定情報は後述する印刷データに反映されて印刷が実行される。後述するが、入力された必須設定情報を用いた印刷が成功すると、その旨を示す印刷結果フラグ(印刷成功フラグ)がONになる。印刷結果フラグは、同一ユーザ(個人IDまたは共通IDを用いたユーザ)が印刷に成功したことを示すフラグである。この印刷結果フラグがONになっている場合、印刷設定表示部62は、必須設定情報の入力を省略できると判定して、必須設定情報の入力画面を表示しない。なお、この場合、ユーザに必須設定情報の入力を要求しないようにできればよく、例えば、必須設定情報の入力画面の表示を目立たないようにしてもよい。例えば、表示領域の隅に小さく表示したり、半透明で表示したりしてもよい。印刷設定表示部62が必須設定情報の入力画面を表示しない場合、後述する印刷データ生成部72は、前回の印刷成功時に保存していた必須設定情報を利用して(必須設定情報が入力されたものと見なして)印刷データを作成して、今回の印刷を実行する。つまり、前回の必須設定情報を用いて、今回の印刷を成功させる。逆に、前回の印刷に失敗または印刷結果がない(最初の印刷)場合、すなわち、印刷結果フラグがOFFの場合、印刷設定表示部62は、必須設定情報の入力画面を表示して、必須設定情報の入力を促す。
印刷結果取得部66は、画像形成装置12から情報処理装置10が今回要求した印刷(印刷ジョブ)が成功したか失敗したかを示す印刷結果(印刷履歴)を取得する。印刷結果の取得は、印刷要求時に付されるジョブID(ジョブ追跡ID)など印刷ジョブを特定できる情報を指定して特定の印刷ジョブだけの印刷結果を取得してもよい。また、画像形成装置12に保存されている全ての印刷結果(印刷履歴)を取得して、ジョブID(ジョブ追跡ID)を利用して、全体の中から特定の印刷ジョブの印刷結果を検索して取得するようにしてもよい。
図5には、印刷ジョブを特定する情報の一例が示されている。図5には、画像形成装置12側で保存する印刷履歴の一例である。前述したように、印刷ジョブは、印刷結果を確認するために利用することができる。「ジョブ追跡ID」は、印刷結果を知りたいジョブを特定するためのID(GUIDのようなもの)で、印刷要求時に情報処理装置10側で付され印刷データとともに画像形成装置12に送られる。図5では、例えば「abcd」や「efgh」の異なる値で表現されている。「ジョブ名」は、印刷ジョブの名称で、図5では例えば「AAA」や「BBB」等の名称で表現され、印刷要求時に情報処理装置10側で付され印刷データとともに画像形成装置12に送られる。ジョブ名は、ジョブ追跡IDが異なれば同じでもよい。「印刷日時」は、画像形成装置12側で実際に印刷された時間を示す。「印刷日時」は、「ジョブ名」と合わせて印刷ジョブを特定するような場合に利用することもできる。「印刷ページ数」は、実際に印刷されたページ数を示す。「印刷成功」は、印刷成功したかキャンセルされたかを示す情報である。なお、「印刷成功」という情報(情報欄)を省略して、「印刷ページ数」が「0」以外の場合は、「印刷成功」と見なす情報であるとし、「印刷ページ数」が「0」の場合は、印刷がキャンセルされた、すなわち「印刷失敗」と見なす情報であるとしてもよい。また、図5に示すような情報は、全て存在する必要はなく、印刷ジョブが特定でき、そのジョブの印刷結果がわかる情報であればよく、例えば、「ジョブ追跡ID」と「印刷成功」の情報だけでもよい。また、印刷成功の履歴だけを残す構成や、印刷失敗の履歴だけを残す構成としてもよい。この場合は、履歴に「印刷成功」または「印刷失敗」が含まれるか否かを確認するだけで、必須設定情報の入力を要求するか否かを判定することができる。
図4に戻り、印刷結果判定部68は、画像形成装置12で行われた印刷処理(印刷データに基づく印刷、印刷ジョブ)の成否を判定する印刷判定部を実現する部分である。すなわち、前回送信した印刷データに基づく印刷の成否を判定する印刷判定処理を実現する部分である。印刷結果取得部66は、画像形成装置12から印刷履歴(印刷結果)を取得して、特定の印刷ジョブの印刷結果を判定してもよい。また、印刷結果取得部66は、ジョブ追跡IDなどを利用して、情報処理装置10で送信した印刷データに対する画像形成装置12側の印刷ステータスを監視し、印刷完了となるかジョブキャンセルとなるかを判定してもよい。
印刷実行時設定管理部70は、印刷実行要求時に入力された必須設定情報を管理する部分であり、印刷結果判定部68による印刷の成否判定に基づき、次回の印刷要求時に必須設定情報の入力を要求するか否かを決定する要求決定部を実現する部分である。すなわち、印刷判定処理の判定結果に基づき、次回の印刷要求時に必須設定情報の入力を要求するか否かを決定する要求決定処理を実現する部分である。また、印刷実行時設定管理部70は、印刷データに基づく印刷が成功した場合に、印刷データに含まれた必須設定情報を記憶装置(例えば、RAM18、HDD22等)に記憶する情報記憶処理を行う情報記憶部70aを含んでいる。つまり、印刷実行時設定管理部70は、印刷結果判定部68で印刷が成功したと判断された場合、その印刷ジョブの際に印刷実行時設定表示部64で入力された必須設定情報を記憶装置(例えば、RAM18、HDD22等)のレジストリ・ファイルなどの特定の領域に保存する。このとき、印刷実行時設定管理部70は、例えば、前回実行した印刷ジョブが成功したことを示す「印刷結果フラグ」を「ON」にする。なお、図4において、情報記憶部70aが印刷実行時設定管理部70に含まれる例を示したが、別の例では、情報記憶部70aと印刷実行時設定管理部70が個別に存在してもよい。また、印刷実行時設定管理部70が情報記憶部70aの実行する機能を含んでもよい。
情報記憶部70aが記憶装置(例えば、RAM18、HDD22等)に保存する情報について図6を用いて説明する。情報記憶部70aが保存する情報は、印刷実行時設定表示部64で必須設定情報の入力画面を表示するか否かを決定する際に参照する情報である。また、情報記憶部70aが保存する情報は、印刷実行時設定表示部64で必須設定情報の入力画面を表示しない場合に引用する必須設定情報を示す情報である。「印刷結果フラグ」は、印刷ジョブが成功したか失敗したか(キャンセルされたか)を示す情報である。図6の場合、いずれの印刷ジョブについても、「印刷結果フラグ」が成功を示す「ON」となっている例が示されている。印刷ジョブが失敗している場合または初回の印刷の場合には、「印刷結果フラグ」は「OFF」になるか、「ブランク」にすることができる。「ユーザID」は、印刷ジョブを要求したユーザのユーザIDである。また、「パスワード」は、ユーザIDに対応して設定されたパスワードである。図6の例の場合、「ユーザID:hoge1」に対して「パスワード:1111」が保存され、「ユーザID:hoge2」に対して「パスワード:1234」が保存されている。また、情報記憶部70aが実行する情報記憶処理は、必須設定情報を印刷データに基づく印刷を成功させた画像形成装置12ごとに関連付けてもよい。この場合、情報記憶部70aは、画像形成装置12の固有情報(例えばプリンタアイコン名:「ModelA」や「ModelB」等)を必須設定情報とともに記憶装置に記憶する。そして、印刷実行時設定管理部70は、画像形成装置12ごとに、次回の印刷要求時に必須設定情報の入力を要求するか否か決定する処理を実行するようにしてもよい。なお、図6の場合、「印刷結果フラグ」や必須設定情報とともに、「ログインユーザ名」を記憶している。ログインユーザ名は、例えば、情報処理装置10にログインする場合に使用したユーザ名で、情報処理装置10を使用しているユーザ、つまり、印刷要求を出したユーザを特定するために利用することができる。図6の例では、「ログインユーザ名」は、「user1」、「user2」とされ、別々のユーザであることが示されている。なお、共通ID、共通パスワードを利用している場合でも、ユーザIDやパスワードは同じであるが、印刷要求を行った情報処理装置10が異なれば、ログインユーザ名が異なることになる。
なお、別の例では、「印刷結果フラグ」という情報を省略して、ユーザIDおよびそれに対応したパスワードが保存されている場合は、印刷ジョブが成功したと見なしてもよい。つまり、印刷ジョブが失敗した場合は、ユーザIDおよびそれに対応するパスワードを保存しない(保存領域をブランクにしておく)ことで印刷結果(印刷失敗)を判断できるようにしてもよい。この場合、記憶されたユーザIDのみで印刷結果の判定が可能になり、処理のシンプル化や記憶領域の圧縮に寄与できる。
図4に戻り、印刷データ生成部72は、情報処理装置10で作成または取得した文書データや描画データ等である印刷内容情報および印刷設定表示部62で入力された印刷設定情報と印刷実行時設定表示部64で入力された必須設定情報とに基づき印刷データを生成する印刷データ生成部を実現する部分である。すなわち、印刷内容情報および印刷設定情報と必須設定情報とに基づき印刷データを生成する印刷データ生成処理を実現する部分である。印刷データ生成部72は、文書データや描画データを画像形成装置12が解釈できるコマンド形式(例えばPCL6/PSなど)に変換する。また、印刷データ生成部72は、UIでユーザが設定した印刷設定情報や必須設定情報を取得して、その情報を文書データや描画データに反映させたり、画像形成装置12を制御するコマンド(PJL/PCL6コマンドなど)に変換する。つまり、印刷データ生成部72は、画像形成装置12に送るデータを生成する。また、印刷データ生成部72は、印刷実行時設定管理部70(要求決定部)の決定結果が、次回の必須設定情報の入力を要求しない場合に、次回の印刷要求の際に生成する印刷データを情報記憶部70aが記憶装置(例えば、RAM18、HDD22等)に記憶した必須設定情報を用いて生成する。つまり、前回の印刷処理で利用した必須設定情報を引用することで、今回の印刷データの生成時には、必須設定情報の入力要求を省略するようにしている。
印刷要求部74は、印刷データに基づく印刷の実行を画像形成装置12に要求する印刷要求処理を実行する部分である。印刷要求部74が印刷処理を要求すると、印刷データ生成部72で生成された印刷データは、印刷データ送信部76を介して、画像形成装置12に送信される。
画像形成装置12は、図3で説明したように、CPU38上でシステムメモリ42に記憶されたプログラムを実行することで、印刷実行部78、認証部78a、印刷履歴保存部80、印刷履歴送信部82等を実現する。印刷実行部78は、画像形成装置12のエンジン部34(図3参照)で印刷を実行する部分であり、情報処理装置10側から送られた印刷データにしたがって印刷処理を実行する。認証部78aは、印刷データに含まれる必須設定情報(ユーザID、パスワード)を用いた認証処理を実行する部分である。つまり、認証の結果が肯定的な場合は印刷実行部78に印刷処理を実行させ、否定的な場合は印刷処理をキャンセルさせる。なお、図4の場合、印刷実行部78は、認証部78aを含むように実現する例を示したが、印刷実行部78と認証部78aとは、個別に実現されてもよい。
印刷履歴保存部80は、印刷実行部78が処理した印刷処理の結果が成功したか失敗したかを示す情報を例えばHDD50等の記憶部に保存させる。また、印刷履歴保存部80は、図5に示す印刷ジョブに関する情報(ジョブ追跡ID、ジョブ名、印刷日時など)も合わせて保存させる。
印刷履歴送信部82は、印刷履歴保存部80が保存した印刷履歴(情報)を、印刷履歴を要求した情報処理装置10(印刷データを送信してきた情報処理装置10)に対して送信する。この場合、印刷履歴送信部82は、印刷結果取得部66に指定された特定の印刷ジョブの印刷履歴だけを送信してもよいし、全ての印刷履歴を送信してもよい。
上述したように構成される画像形成システム100の動作を図7のフローチャートにしたがって説明する。
情報処理装置10において、印刷処理を開始するために操作部30等を用いた印刷要求操作(例えば、印刷アイコンのクリック)がユーザにより行われると、印刷設定表示部62は、印刷設定情報の入力を促す設定画面をLCD28に表示する。そして、情報処理装置10は入力された内容にしたがって印刷設定情報を取得する(S100)。例えば、用紙のサイズや向き、両面印刷の有無等の印刷処理ごとの設定情報を取得する。図8には、印刷設定情報の入力を促す設定画面(印刷設定ダイアログ)の一例が示されている。この場合、各項目の選択を行い、「OK」をクリックすると、入力が完了するとともにその情報がRAM18等に保存される。
続いて、印刷結果判定部68は、前回の印刷処理のときに印刷結果取得部66が印刷履歴送信部82から取得して情報記憶部70aがRAM18等に記憶させた印刷履歴に印刷結果フラグが保存されているか否か確認する(S102)。印刷結果フラグが保存されていない場合(S102のNo)、すなわち、以前に印刷成功の実績がない場合、印刷実行時設定管理部70(要求決定部)は、印刷実行時設定表示部64により印刷指示時設定画面、すなわち必須設定情報の入力を促す画面をLCD28に表示させる(S104)。図9には、必須設定情報の入力を促す設定画面(ユーザ認証)の一例が示されている。この場合、各項目にアルファベットや数字等で構成される文字列が入力され、「OK」がクリックされると、印刷実行時設定管理部70は、入力された必須設定情報、すなわちユーザIDやパスワードを例えばRAM18等の記憶装置に記憶する。そして、印刷データ生成部72は、情報処理装置10で作成または取得した文書データや描画データ等の印刷内容情報(印刷ドキュメント)およびS100で取得した印刷設定情報とS104で取得した必須設定情報とに基づき印刷データを生成する(S106)。例えば、文書データや描画データを画像形成装置12側で印刷できるデータ形式に変換する。また、印刷設定情報と必須設定情報とを、画像形成装置12の動作制御コマンドに変換する。また、印刷データや描画データとともに印刷設定情報と必須設定情報も併せて変換して印刷データを生成する。このように、印刷を実行させようとする画像形成装置12において初回の印刷処理等のように印刷成功実績がない場合は、必ず必須設定情報の入力が求められる構成となる。
一方、S102の処理で印刷結果フラグが情報記憶部70a等に存在する場合で(S102のYes)、その印刷結果フラグがONでない場合(S108のNo)、S104の処理に移行する。前回の印刷処理が失敗(印刷がキャンセル)の場合、印刷実行時設定管理部70(要求決定部)は、印刷実行時設定表示部64により印刷指示時設定画面(必須設定情報の入力を促す画面)をLCD28に表示させる(S104)。例えば、前回の印刷処理のときに入力したユーザIDやパスワードが誤入力であり、画像形成装置12側に登録されているユーザIDやパスワードと不一致だった場合、つまり認証に失敗している場合(印刷に失敗してる場合)は、再度、必須設定情報を入力する機会がユーザに与えられる。印刷実行時設定管理部70は、入力された必須設定情報、すなわち最新のユーザIDやパスワードを例えばRAM18等の記憶装置に記憶することができる。
S108の処理において、情報記憶部70aに記憶された印刷結果フラグがONになっている場合(S108のYes)、印刷実行時設定管理部70は前回の印刷処理が成功していると見なし、簡易的な入力(省略した入力)で印刷を許可する。すなわち、印刷実行時設定管理部70は、必須設定情報の入力を要求しないことを決定する。したがって、印刷実行時設定表示部64は、印刷指示時設定画面(必須設定情報の入力を促す画面)をLCD28に表示しない。例えば、共通IDおよび共通パスワードが利用されている場合、前回の印刷処理で、共通IDおよび共通パスワードを利用する許可されたユーザが印刷に成功している場合に必須設定情報の入力が省略される。また、個人IDおよび個人パスワードが利用されている場合、前回の印刷処理で、そのユーザが印刷に成功している場合に必須設定情報の入力が省略される。
そして、印刷データ生成部72は、前回の印刷処理で用いた必須設定情報をRAM18等から取得し(S110)、印刷データの生成を行う(S106)。すなわち、データ生成処理は、印刷実行時設定管理部70(要求決定部)で必須設定情報の入力を要求しないことが決定された場合、情報記憶部70aが記憶させた前回の必須設定情報を用いて印刷データを生成する。このように、前回の印刷処理で印刷に成功していた場合は、必須設定情報の入力が省略可能となり、ユーザの入力操作負担の軽減が可能になる。
印刷データが生成されると、印刷データ送信部76は、印刷データを画像形成装置12側に送信する(S112)。画像形成装置12は、印刷データを受信すると印刷処理を実行する(S114)。まず、認証部78aは、印刷データに含まれる必須設定情報(ユーザIDおよびパスワード)が、画像形成装置12のHDD50等に記憶(登録)されている参照情報と照会して認証処理を行う。認証が肯定的な結果を示す場合、印刷実行部78は印刷を実行する。そして、印刷に成功した場合、印刷履歴保存部80は、印刷に成功したことを示す情報を含む印刷履歴(図5で示した情報の上段に示すような印刷ジョブを特定できる情報)をHDD50に記憶する。また、印刷に失敗した場合、すなわち認証に失敗した場合は、印刷はキャンセルされる。例えば、S104で入力したユーザIDやパスワードが間違っていた場合(誤入力の場合)、印刷データは生成されるものの、画像形成装置12側での認証に失敗して、印刷が認められないことになる。したがって、印刷履歴保存部80は、印刷に失敗(印刷をキャンセル)したことを示す情報を含む印刷履歴(図5で示した情報の下段)をHDD50に記憶する(S116)。
画像形成装置12において、印刷の成功および失敗に拘わらず印刷処理が完了すると、印刷履歴送信部82は、印刷履歴保存部80に保存された印刷履歴を情報処理装置10側に送信する(S118)。なお、この場合、前述したように、印刷履歴の全てを送信してもよいし、情報処理装置10から要求のあった印刷ジョブに関する印刷履歴を送信するようにしてもよい。また、S112で印刷データを送信した印刷データに含まれるジョブ追跡IDを利用して、そのジョブ追跡IDに関する画像形成装置12のステータス情報を常時取得および監視し、その印刷が成功したかキャンセルされたかという情報を取得するようにしてもよい。
情報処理装置10の印刷結果取得部66で、画像形成装置12から送信された印刷履歴を受信した場合、印刷結果判定部68は、印刷履歴を参照して、S112で送信した印刷データに基づく印刷処理の結果を確認する(S120)。印刷結果判定部68が印刷の結果が成功であると判定した場合(S120のYes)、印刷実行時設定管理部70および情報記憶部70aは、図6で説明したような情報をRAM18等に保存する処理を実行する。例えば、S112で送信した印刷データに対応する必須設定情報(ユーザIDとパスワード等)とともに、印刷結果フラグを「ON」にして保存する(S122)。一方、S120において、印刷結果判定部68が印刷の結果が失敗であると判定した場合(S120のNo)、印刷実行時設定管理部70および情報記憶部70aは、印刷結果フラグを「OFF」にしてRAM18等に保存する(S124)。なお、ここで、情報記憶部70aによって保存処理される印刷結果フラグが、次回の印刷処理の要求があったときにS102およびS108で参照されることになる。
このように、本実施形態の画像形成システム100の場合、前回の印刷処理が成功していた場合は、従前では印刷要求時に入力が求められる必須設定情報の入力を省略するとともに、印刷データを生成する場合に、記憶していた必須設定情報を引用して用いる。その結果、必須設定情報が入力された場合と同様な印刷データの生成が情報処理装置10において内部的に可能になる。そして、入力間違いによる印刷失敗の頻度増加の抑制、印刷処理効率低下抑制、ユーザの操作負荷の増加抑制等が可能になる。つまり、印刷処理システムの運用効率の低下が抑制できる。
なお、図10は、情報処理装置10が印刷要求時に表示する入力画面の変形例である。図10の場合、印刷設定情報と必須設定情報とが同じ画面に表示されている。この場合、図7のフローチャートにおいて、S100で印刷設定情報を取得する前に、印刷結果フラグの確認を行い、印刷結果フラグが「OFF」の場合、印刷設定情報と必須設定情報とが同一画面上で入力できるように入力画面を表示する。一方、印刷結果フラグが「ON」の場合は、「ユーザID」と「パスワード」の項目を半透明等にして入力できないようにする。つまり、実質的に入力の省略が行えるようにする。この場合、必須設定情報の入力の有無に拘わらず切り替え表示する画面数が少なくなるので、印刷要求する際のステップが簡略化される。
また、図11は、前回の印刷処理の結果が成功または失敗に拘わらず、ユーザの希望により必須設定情報の入力を可能にする入力画面の例である。上述した実施形態の場合、前回の印刷処理が成功したいた場合、ユーザIDやパスワードの入力が省略される。その一方で、ユーザは意図的に前回の印刷時とは異なるユーザIDとパスワードを用いて印刷したい場合がある。そこで、印刷実行時設定管理部70(必須情報要求部)は、RAM18が記憶している印刷成功時の必須設定情報とは異なる必須設定情報の入力を要求する処理を実行可能である。例えば、印刷実行時設定管理部70は、図11に示すような入力画面を表示させる。そして、図11に示される「ユーザID再入力」をクリックさせ、続いて「OK」をクリックさせる。その結果、図9に示すような必須設定情報の入力画面が表示され、ユーザIDやパスワードの再入力が可能になり、ユーザの使い勝手の向上に寄与できる。なお、図11は、印刷設定情報の入力を促す設定画面(印刷設定ダイアログ)の一部に、「ユーザID再入力」のアイコンを表示する例を示したが、印刷設定ダイアログとは別に、「ユーザID再入力」のアイコンを表示させてもよい。
また、ユーザによっては、印刷処理ごとに画像形成装置12を変更する場合がある。例えば、前回の印刷では第一画像形成装置を利用し印刷に成功したが、今回は第二画像形成装置を使いたい場合がある。このような場合、ユーザ認証情報が変更されることになる。また、画像形成装置12の変更はなくても、何らかの原因により画像形成装置12から特定のユーザの認証情報(ユーザIDやパスワード)が削除されてしまっている場合がある。このような場合でも、本実施形態によれば、再度印刷要求を行えば、図7のS104に必ず移行して処理が進むため、必須設定情報を入力する機会がユーザに確実に与えられる。
また、本実施形態の画像形成システム100の場合、必須設定情報を画像形成装置12ごと(例えば、プリンタアイコンやポート毎)に管理・保存することもできる。この場合、画像形成装置12が変われば認証情報が変わる可能性があるので、画像形成装置12ごとに最初の印刷要求時には必ず必須設定情報の入力画面を表示するようにする。また、同じプリンタドライバでもプリンタアイコン毎に印刷結果フラグを管理・紐付することも可能である。
また、必須設定情報をユーザ毎(例えば、ユーザ毎のフォルダやレジストリの場所)に管理・保存することもできる。つまり、共有ID、共有パスワードではなく、個人ID、個人パスワードで画像形成システム100を利用する場合である。この場合、ログインユーザが変われば認証情報が変わるので、ログインユーザ毎に最初の印刷要求時には必ず必須設定情報の入力画面を表示するようになる。
このように、本実施形態の場合、印刷要求時の入力操作を簡略化させる一方、印刷結果の確認や保存は1回だけでなく、印刷要求ごとに印刷結果の確認や保存をすることで、必須設定情報の入力を毎回求める場合と同様に印刷処理システムの運用を行うことができる。
図12は、本実施形態の画像形成システム100の印刷処理の他の例を説明するためのフローチャートである。この変形例の場合、前回の印刷ジョブが成功しているか否かという情報を用いて必須設定情報の入力を要求するか省略するかを決定している。
情報処理装置10において、印刷処理を開始するために操作部30等を用いた印刷要求操作(例えば、印刷アイコンのクリック)がユーザにより行われると、印刷設定表示部62は、印刷設定情報の入力を促す設定画面をLCD28に表示する。そして、情報処理装置10は入力された内容にしたがって印刷設定情報を取得する(S200)。例えば、用紙のサイズや向き、両面印刷の有無等の印刷処理ごとの設定情報を取得する。続いて、印刷結果判定部68は、前回の印刷処理のときに印刷結果取得部66が印刷履歴送信部82から取得して情報記憶部70aがRAM18等に記憶させた印刷履歴の印刷ジョブが成功しているか否か確認する(S202)。前回の印刷ジョブが失敗している場合(S202のNo)、印刷実行時設定管理部70(要求決定部)は、印刷実行時設定表示部64により印刷指示時設定画面、すなわち必須設定情報の入力を促す画面をLCD28に表示させる(S204)。なお、今回の印刷要求が初回の場合、つまり前回の印刷ジョブが存在しない場合は、印刷ジョブの成否が確認できないので、印刷ジョブが失敗であると見なすおとができる。そして、印刷データ生成部72は、情報処理装置10で作成または取得した文書データや描画データ等の印刷内容情報(印刷ドキュメント)およびS200で取得した印刷設定情報とS204で取得した必須設定情報とに基づき印刷データを生成する(S206)。このように、前回の印刷ジョブが失敗している場合には、必ず必須設定情報の入力が求められる構成となる。
一方、S202の処理で前回の印刷ジョブが成功していると確認できる場合(S202のYes)、簡易的な入力(省略した入力)で印刷を許可する。すなわち、印刷実行時設定管理部70は、必須設定情報の入力を要求しないことを決定する。つまり、印刷実行時設定表示部64は、印刷指示時設定画面(必須設定情報の入力を促す画面)をLCD28に表示しない。そして、印刷データ生成部72は、前回の印刷ジョブで用いた必須設定情報をRAM18等から取得し(S208)、印刷データの生成を行う(S206)。このように、前回の印刷処理で印刷ジョブに成功していた場合は、必須設定情報の入力が省略可能となり、ユーザの入力操作負担の軽減が可能になる。
印刷データが生成されると、印刷データ送信部76は、印刷データを画像形成装置12側に送信する(S210)。画像形成装置12は、印刷データを受信すると印刷処理を実行する(S212)。まず、認証部78aは、印刷データに含まれる必須設定情報(ユーザIDおよびパスワード)が、画像形成装置12のHDD50等に記憶(登録)されている参照情報と照会して認証処理を行う。認証が肯定的な結果を示す場合、印刷実行部78は印刷を実行する。そして、印刷に成功した場合、印刷履歴保存部80は、印刷に成功したことを示す情報を含む印刷履歴(図5で示した情報の上段に示すような印刷ジョブを特定できる情報)およびその時の必須設定情報をHDD50に記憶する。また、印刷に失敗した場合、すなわち認証に失敗した場合は、印刷はキャンセルされる。例えば、S204で入力したユーザIDやパスワードが間違っていた場合(誤入力の場合)、印刷データは生成されるものの、画像形成装置12側での認証に失敗して、印刷が認められないことになる。したがって、印刷履歴保存部80は、印刷に失敗(印刷をキャンセル)したことを示す情報を含む印刷履歴(図5で示した情報の下段)および必須設定情報をHDD50に記憶する(S214)。
画像形成装置12において、印刷の成功および失敗に拘わらず印刷処理が完了すると、印刷履歴送信部82は、印刷履歴保存部80に保存された印刷ジョブおよび必須設定情報を情報処理装置10側に送信する(S216)。つまり、次回の印刷時には、S216で送信された印刷ジョブおよび必須設定情報がS202の処理で確認され、必須設定情報の入力を要求するか否かが判断されることになる。この例の場合、必須設定情報の入力を要求するか否かの判断は、印刷ジョブの成否のみで行うので、処理するデータ量や送受信のデータ量が軽減され、処理が簡略化できる。
上述の実施形態の情報処理装置10で実行される印刷処理プログラムは、ROM等に予め組み込まれて提供される。別の実施形態としては、印刷処理プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等の情報処理装置10(コンピュータ)で読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。さらに、上述の実施形態の情報処理装置10で実行される印刷処理プログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。
上述の実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。この実施形態およびその変形は、発明の範囲および要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10 情報処理装置
12 画像形成装置
16 CPU
18 RAM
20 ROM
22 HDD
28 LCD
30 操作部
32 コントロールユニット
34 エンジン部
38 CPU
50 HDD
62 印刷設定表示部(印刷設定入力部)
64 印刷実行時設定表示部(必須設定入力部)
66 印刷結果取得部
68 印刷結果判定部(印刷判定部)
70 印刷実行時設定管理部(要求決定部)
70a 情報記憶部
72 印刷データ生成部
74 印刷要求部
78 印刷実行部
78a 認証部
80 印刷履歴保存部
100 画像形成システム
特開2009−252116号公報

Claims (12)

  1. 印刷設定情報の入力を要求する印刷情報要求処理と、
    印刷を実行するための認証に必要な必須設定情報の入力を要求する必須情報要求処理と、
    印刷内容情報および前記印刷設定情報と前記必須設定情報とに基づき印刷データを生成する印刷データ生成処理と、
    前記印刷データに基づく印刷の実行を画像形成装置に要求する印刷要求処理と、
    前記印刷データに基づく印刷の成否を判定する印刷判定処理と、
    前記印刷データに基づく印刷が成功した場合に、前記印刷データに含まれた前記必須設定情報を記憶装置に記憶する情報記憶処理と、
    前記印刷判定処理の判定結果に基づき、次回の印刷要求時に前記必須設定情報の入力を要求するか否か決定する要求決定処理と、
    を情報処理装置に実行させるプログラムであって、
    前記印刷データ生成処理は、前記要求決定処理で次回の前記必須設定情報の入力を要求しないことが決定された場合、次回の印刷要求の際に生成する印刷データを前記記憶装置に記憶された前記必須設定情報を用いて生成する印刷処理プログラム。
  2. 前記要求決定処理は、前記印刷判定処理で印刷失敗が示された場合、次回の印刷要求時に前記必須設定情報の入力を要求する処理を実行する請求項1に記載の印刷処理プログラム。
  3. 前記情報記憶処理は、前記印刷データに基づく印刷を成功させた画像形成装置の固有情報を前記必須設定情報とともに前記記憶装置に記憶する処理を実行し、
    前記要求決定処理は、前記画像形成装置ごとに、次回の印刷要求時に前記必須設定情報の入力を要求するか否か決定する処理を実行する請求項1に記載の印刷処理プログラム。
  4. 前記必須情報要求処理は、ユーザごとの個別情報の入力を要求する処理を実行し、
    前記情報記憶処理は、前記印刷データに基づく印刷が成功した場合、前記必須設定情報として前記個別情報を記憶する請求項1または請求項3に記載の印刷処理プログラム。
  5. 前記必須情報要求処理は、前記記憶装置が記憶している印刷成功時の前記必須設定情報とは異なる前記必須設定情報の入力を要求する処理を実行可能である請求項1または請求項3または請求項4のいずれか1項に記載の印刷処理プログラム。
  6. 印刷設定情報を入力する印刷設定入力部と、
    印刷を実行するための認証に必要な必須設定情報を入力する必須設定入力部と、
    印刷内容情報および前記印刷設定情報と前記必須設定情報とに基づき印刷データを生成する印刷データ生成部と、
    前記印刷データに基づく印刷の実行を画像形成装置に要求する印刷要求部と、
    前記印刷データに基づく印刷の成否を判定する印刷判定部と、
    前記印刷データに基づく印刷が成功した場合に、前記印刷データに含まれた前記必須設定情報を記憶装置に記憶する情報記憶部と、
    前記印刷判定部による印刷の成否判定に基づき、次回の印刷要求時に前記必須設定情報の入力を要求するか否か決定する要求決定部と、
    を備え、
    前記印刷データ生成部は、前記要求決定部の決定結果が、次回の前記必須設定情報の入力を要求しない場合に、次回の印刷要求の際に生成する印刷データを前記記憶装置に記憶された前記必須設定情報を用いて生成する情報処理装置。
  7. 前記要求決定部は、前記印刷判定部の判定結果が印刷失敗を示す場合、次回の印刷要求時に前記必須設定情報の入力を要求する請求項6に記載の情報処理装置。
  8. 前記情報記憶部は、前記印刷データに基づく印刷を成功させた画像形成装置の固有情報を前記必須設定情報とともに前記記憶装置に記憶し、
    前記要求決定部は、前記画像形成装置ごとに、次回の印刷要求時に前記必須設定情報の入力を要求するか否か決定する請求項6に記載の情報処理装置。
  9. 前記必須設定入力部は、ユーザごとの個別情報の入力が可能であり、
    前記情報記憶部は、前記印刷データに基づく印刷が成功した場合、前記必須設定情報として前記個別情報を記憶する請求項6または請求項8に記載の情報処理装置。
  10. 前記必須設定入力部は、前記情報記憶部が記憶している印刷成功時の前記必須設定情報とは異なる前記必須設定情報の入力が可能である請求項6または請求項8または請求項9のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  11. 印刷設定情報を入力する印刷設定入力部と、
    印刷を実行するための認証に必要な必須設定情報を入力する必須設定入力部と、
    印刷内容情報および前記印刷設定情報と前記必須設定情報とに基づき印刷データを生成する印刷データ生成部と、
    前記印刷データに基づく印刷の実行を要求する印刷要求部と、
    前記印刷データに基づく印刷の成否を判定する印刷判定部と、
    前記印刷データに基づく印刷が成功した場合に、前記印刷データに含まれた前記必須設定情報を記憶する情報記憶部と、
    前記印刷判定部による印刷の成否判定に基づき、次回の印刷要求時に前記必須設定情報の入力を要求するか否か決定する要求決定部と、
    を備え、
    前記印刷データ生成部は、前記要求決定部の決定結果が、次回の前記必須設定情報の入力を要求しない場合に、次回の印刷要求の際に生成する印刷データを前記情報記憶部に記憶された前記必須設定情報を用いて生成する印刷処理システム。
  12. 情報処理装置と、当該情報処理装置からの指令により画像形成を行う画像形成装置と、を有する画像形成システムにであって、
    前記情報処理装置は、
    印刷設定情報を入力する印刷設定入力部と、
    印刷を実行するための認証に必要な必須設定情報を入力する必須設定入力部と、
    印刷内容情報および前記印刷設定情報と前記必須設定情報とに基づき印刷データを生成する印刷データ生成部と、
    前記印刷データに基づく印刷の実行を画像形成装置に要求する印刷要求部と、
    前記印刷データに基づく印刷の成否を判定する印刷判定部と、
    前記印刷データに基づく印刷が成功した場合に、前記印刷データに含まれた前記必須設定情報を記憶装置に記憶する情報記憶部と、
    前記印刷判定部による印刷の成否判定に基づき、次回の印刷要求時に前記必須設定情報の入力を要求するか否か決定する要求決定部と、
    を備え、
    前記画像形成装置は、
    前記必須設定情報と当該必須設定情報に対応して保存された複数種類の参照情報との認証を行う認証部と、
    前記認証部による認証が肯定的結果の場合に、前記印刷データの印刷を実行する印刷実行部と、
    を備え、
    前記印刷データ生成部は、前記要求決定部の決定結果が、次回の前記必須設定情報の入力を要求しない場合に、次回の印刷要求の際に生成する印刷データを前記記憶装置に記憶された前記必須設定情報を用いて生成する画像形成システム。
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