JP2017037243A - 言語学習システム、言語学習方法、プログラム及びコンピュータ記憶媒体 - Google Patents

言語学習システム、言語学習方法、プログラム及びコンピュータ記憶媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】学習者が言語を効率よく学習するための言語学習システム及び言語学習方法を提供する。
【解決手段】言語学習システム1を通じて学習者が受講するコースは、1つ以上の音読レッスンと1つ以上の会話レッスンを備える。さらに音読レッスンは、テキストデータ及び音声見本データを含む教材データと、練習方法を定義したモードデータとの組み合わせから構成される。言語学習システム1は、コースを設定するコース管理処理部310と、音読レッスンを行うための音読受講処理部330と、音読レッスンの添削を行うための音読添削処理部331と、会話レッスンを行うための会話受講処理部340と、会話レッスンの評価を行うための会話評価処理部341と、を有する。
【選択図】図3

Description

本発明は、学習者が言語を学習するための言語学習システム、前記言語学習システムを用いた言語学習方法、前記言語学習方法を実行させるためのプログラム、及び前記プログラムを格納したコンピュータ記憶媒体に関する。
近年、インターネットなどのネットワークシステムの発達に伴い、オンラインで言語を学習する手段が種々開発されている。特に言語を習得するにあたり音読学習の重要性は増しており、このような音読学習に着目した手段も提案されている。
例えば特許文献1には、学習者の端末装置と通信可能に接続された発音練習支援システムによる発音練習支援方法が提案されている。この発音練習支援方法ででは、学習者が端末装置より入力した音声データを取得し、当該音声データに含まれる学習者の発音を評定する。そして、この評定結果に応じてコンテンツを編集し、編集したコンテンツを学習者の端末装置に提示する。
また、例えば特許文献2には、通常日本文、英語語順日本文、時制イメージ、英文を順次表示し、その後該表示と共に英文のネイティブ発音を発生させ、これを真似て発音することにより学習する、個人対応型英会話学習装置が提案されている。この英会話学習装置では、学習者の発音内容を音声認識して採点し、当該採点により次に表示するセンテンスのレベルを自動的に変動させると共に、複数のセンテンスからなる教材の消化率が100%に達するまで学習課程が自動的に進行する。
特開2005−31207号公報 特開2007−187939号公報
ところで、音読学習には、例えばテキストを見ながら音読する方法や、お手本の音声を聞きテキストを見ながら復唱する方法など、種々の練習方法があるが、これらは学習者の習熟度に応じて設定されるべきものである。そして、この練習方法は管理者が任意に設定できるようにするのが好ましく、さらに音読学習に用いられるテキストや見本音声についても、管理者が任意に設定できるようにするのが好ましい。
しかしながら、特許文献1、2に記載された学習方法では、システムや装置側で予め決められたコンテンツやセンテンスなどの教材を用い、単一の練習方法に従って、学習者は学習することになる。したがって、教材や練習方法を選択する自由度が低く、学習者が言語を効率よく学習するには改善の余地がある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、学習者が言語を効率よく学習するための言語学習システム及び言語学習方法を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するため、本発明は、学習者が言語を学習するための言語学習システムであって、前記言語学習システムを通じて学習者が受講するコースは1つ以上の音読レッスンを備え、さらに音読レッスンは、教材データと、練習方法を定義したモードデータとの組み合わせから構成され、前記言語学習システムは、外部からのデータが入力される入力部と、外部にデータを出力する出力部と、1つ以上の教材データと1つ以上のモードデータを格納するデータ記憶部と、前記入力部を介して入力される教材データと、前記入力部を介して入力されるモードデータとに基づいて、コースを設定するコース管理処理部と、前記コース管理処理部で設定されたコースに従って音読レッスンを前記出力部を介して出力し、当該音読レッスンの受講結果が前記入力部を介して入力される音読受講処理部と、を有することを特徴としている。
本発明の言語学習システムには、入力部を介して教材データが入力され、また入力部を介してモードデータが入力される。すなわち、例えば管理者は教材データとモードデータを任意に選択して入力することができる。そしてコース管理処理部では、これら入力された教材データとモードデータに基づいて、音読レッスンを設定し、コースを設定する。こうして、簡易的にコースを設定することができる。さらに音読受講処理部では、設定されたコースに従って音読レッスンを出力部を介して出力し、当該音読レッスンを学習者が受講した後、音読レッスンの受講結果が入力部を介して入力される。このように学習者は、管理者が任意に設定した音読レッスンを受講することができ、言語を効率よく学習することができる。
前記言語学習システムは、前記音読受講処理部において入力された受講結果の一部である録音データを前記出力部を介して出力し、当該録音データの添削結果が前記入力部を介して入力される音読添削処理部をさらに有していてもよい。かかる場合、前記音読添削処理部は、複数の学習者の録音データを纏めて添削する機能を有していてもよい。
前記コースは1つ以上の会話レッスンをさらに備え、前記コース管理処理部は、前記入力部を介して入力される教材データ、前記入力部を介して入力されるモードデータ、及び前記入力部を介して入力される音読レッスンと会話レッスンの構成に基づいて、コースを設定し、前記言語学習システムは、前記コース管理処理部で設定されたコースに従って会話レッスンの設定を行う会話受講処理部と、前記会話受講処理部で設定された会話レッスンの評価結果が前記入力部を介して入力される会話評価処理部と、をさらに有していてもよい。
前記言語学習システムは、前記音読受講処理部の音読レッスンの学習時間に基づいて、前記データ記憶部に格納されたモードデータの評価を行うモード解析部をさらに有していてもよい。
前記教材データは、テキストデータと見本音声データを有していてもよい。
前記データ記憶部に格納されたモードデータは、テキストデータを見ず、見本音声データを聞くリスニングモードと、見本音声データを用いず、テキストデータを見ながら音読するリーディングモードと、見本音声データを聞いた後、テキストデータを見ながら復唱するリピーティングモードと、テキストデータを見ながら見本音声データと同時に音読するオーバーラッピングモードと、テキストデータを見ないで見本音声データと同時に音読するシャドーイングモードと、見本音声データを聞いた後、テキストデータを見ないで復唱するリプロデューシングモードと、を有していてもよい。
また、前記データ記憶部には、学習者の役割を定義した複数の役割データがさらに格納され、前記データ記憶部に格納されたモードデータは、前記入力部を介して入力される役割データに基づいて、教材データに基づいて音読するロールプレイモードをさらに有していてもよい。
別な観点による本発明は、言語学習システムを用いて、学習者が言語を学習するための言語学習方法であって、前記言語学習方法において学習者が受講するコースは1つ以上の音読レッスンを備え、さらに音読レッスンは、教材データと、練習方法を定義したモードデータとの組み合わせから構成され、前記言語学習システムは、外部からのデータが入力される入力部と、外部にデータを出力する出力部と、1つ以上の教材データと1つ以上のモードデータを格納するデータ記憶部と、コース管理処理部と音読受講処理部と、を有し、前記言語学習方法は、前記入力部を介して入力される教材データと、前記入力部を介して入力されるモードデータとに基づいて、前記コース管理処理部を用いてコースを設定するコース管理処理工程と、前記コース管理処理工程で設定されたコースに従って音読レッスンを前記音読受講処理部から前記出力部を介して出力し、当該音読レッスンの受講結果が前記入力部を介して前記音読受講処理部に入力される音読受講処理工程と、を有することを特徴としている。
前記言語学習システムは音読添削処理部をさらに有し、前記言語学習方法は、前記音読受講処理工程で入力された受講結果の一部である録音データを前記音読添削処理部から前記出力部を介して出力し、当該録音データの添削結果が前記入力部を介して前記音読添削処理部に入力される音読添削処理工程をさらに有していてもよい。かかる場合、前記音読添削処理工程において、複数の学習者の録音データを纏めて添削した添削結果が前記入力部を介して前記音読添削処理部に入力されてもよい。
前記コースは1つ以上の会話レッスンをさらに備え、前記言語学習システムは、会話受講処理部と会話評価処理部をさらに有し、前記コース管理処理工程において、前記入力部を介して入力される教材データ、前記入力部を介して入力されるモードデータ、及び前記入力部を介して入力される音読レッスンと会話レッスンの構成に基づいて、前記コース管理処理部を用いてコースを設定し、前記言語学習方法は、前記コース管理処理工程で設定されたコースに従って、前記会話受講処理部を用いて会話レッスンの設定を行う会話受講処理工程と、前記会話受講処理工程で設定された会話レッスンの評価結果が前記入力部を介して前記会話評価処理部に入力される会話評価処理工程と、をさらに有していてもよい。
前記言語学習システムはモード解析部をさらに有し、前記音読受講処理工程における音読レッスンの学習時間に基づいて、前記データ記憶部に格納されたモードデータの評価を前記モード解析部を用いて行うモード解析工程をさらに有していてもよい。
前記教材データは、テキストデータと見本音声データを有していてもよい。
前記データ記憶部に格納されたモードデータは、テキストデータを見ず、見本音声データを聞くリスニングモードと、見本音声データを用いず、テキストデータを見ながら音読するリーディングモードと、見本音声データを聞いた後、テキストデータを見ながら復唱するリピーティングモードと、テキストデータを見ながら見本音声データと同時に音読するオーバーラッピングモードと、テキストデータを見ないで見本音声データと同時に音読するシャドーイングモードと、見本音声データを聞いた後、テキストデータを見ないで復唱するリプロデューシングモードと、を有していてもよい。
また、前記データ記憶部には、学習者の役割を定義した複数の役割データがさらに格納され、前記データ記憶部に格納されたモードデータは、前記入力部を介して入力される役割データに基づいて、教材データに基づいて音読するロールプレイモードをさらに有していてもよい。
また別な観点による本発明によれば、前記言語学習方法を言語学習システムによって実行させるように、当該言語学習システムを制御するコンピュータ上で動作するプログラムが提供される。
さらに別な観点による本発明によれば、前記プログラムを格納した読み取り可能なコンピュータ記憶媒体が提供される。
本発明によれば、学習者が言語を効率よく学習することができる。
本実施の形態にかかる言語学習システムを通じて、学習者が受講するコースの構成を示す説明図である。 本実施の形態にかかる言語学習システムの構成の概略を示す説明図である。 本実施の形態にかかる処理部と記憶部の構成の概略を示す説明図である。 学習端末に表示されるコース一覧の画面を示す説明図である。 学習端末に表示されるレッスン一覧の画面を示す説明図である。 学習端末に表示される音読レッスンの学習画面を示す説明図である。 複数の学習者の録音データを纏めて添削する場合に、添削端末に表示される添削申込一覧の画面を示す説明図である。 他の実施の形態にかかる処理部と記憶部の構成の概略を示す説明図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
<1.コースの構成>
先ず、本実施の形態にかかる言語学習システムを通じて、学習者が受講するコースの構成について説明する。図1に示すようにコースは、1つ以上の音読レッスンと1つ以上の会話レッスンから構成される。図示の例においては、2つの音読レッスンと1つの会話レッスンの組み合わせを繰り返し行うようにコースが設定されているが、音読レッスンと会話レッスンの組み合わせは任意に設定できる。
音読レッスンは1つ以上のステップから構成され、さらに各ステップは、教材データとモードデータの組み合わせから構成される。教材データは、図3中のT1、T2で示されているものであり、テキストデータと見本音声データを含んでいる。またテキストデータは、学習する言語(例えば英語)を含んでいるが、さらにその日本語訳を含んでいてもよい。
モードデータは、学習者の練習方法を定義したデータであり、例えば下記(1)〜(6)を含んでいる。
(1)リスニングモード(Listening):テキストデータを見ず、見本音声データを聞くモード。
(2)リーディングモード(Reading):見本音声データを用いず、テキストデータを見ながら音読するモード。
(3)リピーティングモード(Repeating):見本音声データを聞いた後、テキストデータを見ながら復唱するモード。
(4)オーバーラッピングモード(Overlapping):テキストデータを見ながら見本音声データと同時に音読するモード。
(5)シャドーイングモード(Shadowing):テキストデータを見ないで見本音声データと同時に音読するモード。
(6)リプロデューシングモード(Reproducing):見本音声データを聞いた後、テキストデータを見ないで復唱するモード。
各音読レッスンの最後のステップでは、学習者が自分の音声を録音する。例えば最後のステップのモードがリプロデューシングモードの場合、そのモードを実行しつつ学習者は音声を録音する。なお、学習者の録音データは添削講師によって添削される。
会話レッスンでは、学習者が1つ以上の音読レッスンを行った後、学習者と会話講師が実際に会話を行う。なお、会話レッスンは会話講師によって評価される。
<2.言語学習システムの構成>
次に、本実施の形態にかかる言語学習システムの構成について説明する。図2は、言語学習システム1の構成の概略を示している。言語学習システム1では、管理者により設定されたコースに従って学習者が音読レッスンと会話レッスンを行い、さらに音読レッスンの受講結果(録音データ)を添削講師が添削し、会話レッスンの受講結果を会話講師が評価するようになっている。以下、言語学習システム1を用いた言語学習方法については後述することとし、先ず、言語学習システム1の構成について説明する。
言語学習システム1は、管理者の端末装置2(以下、管理端末2)、学習者の端末装置3(以下、学習端末3)、添削講師の端末装置4(以下、添削端末4)、会話講師の端末装置5(以下、会話端末5)にそれぞれ接続されている。各端末2〜5には、例えばデスクトップPCや携帯端末など種々の端末を用いることができる。
端末2〜5は、それぞれネットワークN1〜N4を介して、言語学習システム1に接続されている。ネットワークN1〜N4は、言語学習システム1と各端末2〜5の間の通信を行うことができるものであれば特に限定されるものではないが、例えばインターネットや有線LAN、無線LANなどにより構成される。
言語学習システム1は、入力部10、出力部20、処理部30、及び記憶部40を有している。
入力部10と出力部20は、ネットワークN1〜N4との間の通信を媒介する通信インタフェースであり、端末2〜5とデータ通信を行う。すなわち、入力部10には端末2〜5からデータが入力され、出力部20からは端末2〜5にデータが出力される。
処理部30と記憶部40は、図3に示すようにコース管理A10、クラス・アカウント管理A20、音読レッスンA30、及び会話レッスンA40を実行するための処理とデータの記憶を行う。
なお、図3中の実線矢印は、言語学習システム1と端末2〜5と間のデータのやり取りを示しており、具体的には主たる処理者から各処理部30へのデータの入力を示している。実際には他の処理者とのデータのやり取りも行われるが、図示が煩雑になるため省略している。また、図3中の点線矢印は、言語学習システム1の内部において処理部30と記憶部40との間のデータのやり取りを示している。
コース管理A10を行うため、処理部30はコース管理処理部310を有している。コース管理処理部310は、管理者によって入力されたデータに基づいてコースを設定する。また記憶部40は、テキストデータを格納するテキストデータ記憶部410、見本音声データを格納する見本音声データ記憶部411、及びモードデータを格納するモードデータ記憶部412を有している。
クラス・アカウント管理A20を行うため、処理部30は、クラス管理処理部320とアカウント管理処理部321を有している。クラス管理処理部320は、複数の学習者から構成されるクラスの管理を行う。アカウント管理処理部321は、学習者が言語学習システム1にログインするためのアカウントの管理を行う。また記憶部40は、クラスデータを格納するクラスデータ記憶部420とアカウントデータを格納するアカウントデータ記憶部421を有している。
音読レッスンA30を行うため、処理部30は、音読受講処理部330と音読添削処理部331を有している。音読受講処理部330は、学習者が音読レッスンを行うための処理を行う。音読添削処理部331は、添削講師が音読レッスンの添削を行うための処理を行う。また記憶部40は、学習者による受講結果(受講データ)を格納する音読受講データ記憶部430、及び添削講師による添削結果(添削データ)を格納する音読添削データ記憶部431を有している。なお、受講データには、例えば学習の進捗状況や学習者の録音データなどが含まれる。
会話レッスンA40を行うため、処理部30は、会話受講処理部340と会話評価処理部341を有している。会話受講処理部340は、学習者と会話講師が会話レッスンを行うための設定処理を行う。会話評価処理部341は、会話講師が会話レッスンの評価を行うための処理を行う。また記憶部40は、会話レッスンを設定するためのデータ(会話設定データ)を格納する会話設定データ記憶部440、及び会話講師による会話評価(会話評価データ)を格納する会話評価データ記憶部441を有している。なお、会話設定データには、例えば会話レッスンの日時や会話講師などの予約データが含まれる。
なお、図2に示す言語学習システム1の構成要素は、回路(ハードウェア)、またはCPUなどの中央演算処理装置と、これらを機能させるためのプログラム(ソフトウェア)から構成することができる。そして、このプログラムは各部10、20、30、40を制御して、後述する言語学習方法を実行する。この場合において、上記プログラムは、例えばコンピュータ読み取り可能なハードディスク(HD)、フレキシブルディスク(FD)、コンパクトディスク(CD)、マグネットオプティカルデスク(MO)、各種メモリなどのコンピュータに読み取り可能な記憶媒体に格納されることができる。また、上記プログラムは、インターネットなどの通信回線網を介してダウンロードすることにより、上記記憶媒体などに格納することができる。
<3.言語学習方法>
次に、以上のように構成された言語学習システム1を用いて行われる言語学習方法について説明する。本実施の形態の言語学習方法では、上述したコース管理A10、クラス・アカウント管理A20、音読レッスンA30、会話レッスンA40がこの順で行われる。以下、これらA10、A20、A30、A40を図3に基づいて順に説明する。なお、本実施の形態においては英語の学習を例に説明するが、本発明は英語以外の他の言語の学習にも適用できる。
先ず、コース管理A10が行われる。コース管理A10では、管理者によって、学習者が受講するコースの設定が行われる。管理者は、1つ以上の音読レッスンと1つ以上の会話レッスンの構成、すなわち音読レッスンと会話レッスンの数と順番を設定し、さらに各音読レッスンのステップを設定し、例えば図1に示したコースを設定する。
具体的には管理者は、管理端末2を介して、音読レッスンと会話レッスンの構成を入力し、さらにステップを設定するため、テキストデータ、見本音声データ、及びモードデータを入力する。テキストデータと見本音声データには、例えば管理者が自分で用意したデータを用いてもよいし、或いはテキストデータ記憶部410と見本音声データ記憶部411に予め格納されているデータを用いてもよい。またモードデータには、例えばモードデータ記憶部412に予め格納されたデータを用いてもよい。
入力方法は任意であるが、例えば音読レッスンと会話レッスンの構成、テキストデータ、見本音声データ、及びモードデータを表形式で入力してもよい。そしてこれらのデータは、入力部10を介してコース管理処理部310に入力され、コース管理処理部310においてコースが設定される。
次に、クラス・アカウント管理A20が行われる。クラス・アカウント管理A20では、管理者によってクラスの管理が行われる。管理者は、管理端末2を介して、例えばクラス名、クラスのID、クラスに招待する学習者のメールアドレス、招待する学習者のコースなどを入力する。入力されたデータは、入力部10を介してクラス管理処理部320に入力され、クラス管理処理部320においてクラスが管理される。クラス管理処理部320のクラスデータは、クラスデータ記憶部420に格納される。また、クラス管理処理部320から出力部20を介して学習端末3に招待メールが送信される。
クラス・アカウント管理A20では、学習者のアカウントの管理も行われる。学習端末3に招待メールが届くと、学習者は、学習端末3を介して、例えば氏名やパスワードを入力し、アカウントを登録する。入力されたアカウントデータは、入力部10を介してアカウント管理処理部321に入力され、アカウント管理処理部321において学習者のアカウントが管理される。アカウント管理処理部321のアカウントデータは、アカウントデータ記憶部421に格納される。また、管理者は、このアカウントデータを確認し、招待した学習者が登録したかどうかを確認する。
ここまでのコース管理A10とクラス・アカウント管理A20は、言語学習システム1で言語学習を行うための事前準備であって、ここから学習者による言語学習が開始される。すなわち、コース管理A10で設定されたコースに従って、音読レッスンA30と会話レッスンA40が行われる。
学習者が言語学習システム1にログインすると、コース管理A10で設定されたコースが、出力部20を介して学習端末3に出力される。図4は、学習端末3に表示されるコース一覧の画面を示している。コース一覧の画面には、例えばコース名、学習率、合格率、及び学習時間が表示される。学習率は、例えば音読レッスンと会話レッスンの合計数に対する、学習者が受講したレッスンの数の割合を示している。合格率は、例えば録音データの添削指定がある音読レッスンの合計数に対する、合格数(録音データの合格数)の割合を示している。学習時間は、コースにおける学習者の総学習時間を示している。なお、コース一覧の画面に表示する項目は、図示の例に限定されず任意に設定できる。
コース一覧の画面において学習者が受講するコースを選択すると、学習端末3には、図5に示すようにレッスン一覧の画面が表示される。レッスン一覧の画面には、例えばレッスン、ステータス、学習回数、及びスケジュールが表示される。レッスンにおいて、音読レッスンに「添削有」と記載されているのは、添削講師による録音データの添削が行われることを示している。ステータスは、音読レッスンにおいては録音データの提出済・未提出を示し、会話レッスンにおいては学習済・未学習を示している。なお、レッスン一覧の画面に表示する項目は、図示の例に限定されず任意に設定できる。
音読レッスンA30は、図5に示したレッスン一覧の画面において、学習者が音読レッスンを選択して行われる。音読レッスンを選択すると学習端末3には、図6に示すように音読レッスンの学習画面が表示される。学習画面の左欄には、例えばレッスン、ステップ、及びコメントが表示される。学習画面の右欄には、テキストデータなどの学習者が実際に学習する内容が表示される。なお、音読レッスンの学習画面に表示する項目は、図示の例に限定されず任意に設定できる。
図6に示した音読レッスンでは、学習者はステップ1〜ステップ6を行い、最後のステップ6のリプロデューシングモードにおいて、自分の音声を録音し提出する。録音データは、学習端末3から入力部10を介して音読受講処理部330に入力され、また例えば学習時間などの学習の進捗状況も音読受講処理部330に入力される。これらの音読受講処理部330の受講データは、音読受講データ記憶部430に格納される。
学習者による言語学習が進められると、所定のタイミングで添削講師による添削が行われる。添削講師が言語学習システム1にログインしてアクセスすると、音読受講データ記憶部430に格納された受講データが、音読添削処理部331から出力部20を介して添削端末4に出力される。そして添削講師は、受講データから学習者の学習進捗状況を確認し、録音データの添削を行う。
添削講師による添削は、学習者毎の録音データを個別に添削してもよいし、複数の学習者の録音データを纏めて添削してもよい。
図7は、複数の学習者の録音データを纏めて添削する場合に添削端末4に表示される添削申込一覧の画面を示している。添削申込一覧の画面には、例えば判定、提出音声、提出日時、総学習、録音再生(時間)、コメント設定変更、レッスン名、及び学習者の氏名が表示される。判定は、録音データの合否を判定するものであり、添削講師は合格(Pass)又は不合格(Again)を選択する。提出音声は、録音データの再生を行うための項目である。提出時間は、録音データが提出された時間を示している。総学習は、対象の音読レッスンにおける学習者の総学習時間を示している。録音再生は、録音データの再生時間を示している。コメント設定変更は、添削講師によるコメントを設定する項目であり、添削講師は予め登録されたコメントを選択することもできるし、直接コメントを入力することもできる。なお、添削申込一覧の画面では、例えば提出日時、総学習、録音再生などの項目でフィルタリングをかけることができる。
添削講師は、録音データを聞き、その添削を行う。添削に際しては、例えば学習時間などを参照することもでき、例えば一応録音データを提出しただけのような、学習時間の短い学習者に対しては、不合格とすることもできる。この際、上述したフィルタリング機能を利用し、総学習の時間が短い学習者のみを表示させ、表示された学習者を一括して不合格にすることもできる。このようにクラス全体の学習を効率化することができる。
なお、学習者毎の録音データを個別に添削する場合でも、図7に示した画面と同様の画面が用いられる。
そして、添削講師による添削結果(添削データ)は、添削端末4から入力部10を介して音読添削処理部331に入力される。この音読添削処理部331の添削データは、音読添削データ記憶部431に格納される。また、学習者は、この添削データを適宜確認することができる。
一方、会話レッスンA40は、図5に示したレッスン一覧の画面において、学習者が話レッスンを選択して行われる。会話レッスンは、学習者と会話講師が実際に会話を行うレッスンであり、例えばインターネットを介して行ってもよいし、直接面会して行ってもよい。そして学習者は、図5に示したレッスン一覧の画面の「予約する」から、会話レッスンの希望日時や希望場所などを入力する。これらの会話レッスンを設定するためのデータ(会話設定データ)は、学習端末3から入力部10を介して会話受講処理部340に入力される。会話受講処理部340では、学習者と会話講師のマッチングを行い、会話レッスンの設定(予約)を行う。そして、学習者と会話講師の会話レッスンが行われる。なお、会話受講処理部340の会話設定データは、会話設定データ記憶部440に格納される。
会話レッスンが終了すると、会話講師は、その会話レッスンの評価を行う。会話講師の評価結果(会話評価データ)には、会話講師のコメントや会話レッスンの学習時間などが含まれ、会話評価データは会話端末5から入力部10を介して会話評価処理部341に入力される。この会話評価処理部341の会話評価データは、会話評価データ記憶部441に格納される。また、学習者は、この会話評価データを適宜確認することができる。
以上の音読レッスンA30と会話レッスンA40が受講コースに従って行われ、学習者の言語学習が終了する。
以上の実施の形態によれば、コース管理A10において管理者は、テキストデータ、見本音声データ、及びモードデータを任意に組み合わせて音読レッスンを設定することができ、さらに音読レッスンと会話レッスンを任意に組み合わせてコースを簡易的に設定することができる。そして、このようなコースの設定は、学習者の習熟度に応じて任意に設定できる。したがって、学習者は効率よく言語を学習することができる。
しかも、モードデータは複数の練習方法を含んでいるため、学習者はより効率よく学習することができる。このように練習方法を体系立てて設定することは従来になく、斬新なものである。
また、コースには音読レッスンと会話レッスンが両方含まれているので、学習者はさらに効率よく学習することができる。このように1つの言語学習システム1において、音読レッスンと会話レッスンを両方行うことは従来になく、これにより学習効率が向上する。
また、音読レッスンの録音データは添削講師によって添削され、会話レッスンは会話講師によって評価されるので、学習者は自分の習熟度を適切に把握することができる。これらの音読レッスンの録音データは音読添削データ記憶部431に格納されるので、例えば学習初期と終期の録音データを比較することで、学習者の習熟度を把握することも可能となる。
また、添削講師は学習者の録音データを添削し、学習の進捗状況を確認するだけでよいので、添削講師の負担を軽減することもできる。特に複数の学習者の録音データを纏めて添削する場合、その負担はさらに軽減される。近年、例えば学校などの教育機関や企業で英語学習の必要性が高まっており、先生や講師の負担の増加が懸念されている。また従来は、音読レッスンを行うにはその先生や講師が英語を話せることが必須である風潮があり、音読ができない先生や講師には負担であった。本実施の形態は、これらの問題を解決するのに極めて有効なのである。
<4.他の実施の形態>
次に、本発明の他の実施の形態について説明する。以下の説明において、上記実施の形態と重複する箇所は説明を省略する。
<4−1.他の実施の形態>
以上の実施の形態の言語学習システム1において、図8に示すように処理部30はモード解析部350をさらに有していてもよい。モード解析部350では、例えば音読受講データ記憶部430に格納された音読レッスンの学習時間に基づいて、モードデータ記憶部412に格納されたモードデータの評価、解析を行う。すなわち、モード解析部350では、学習者が言語を学習するにあたり、効くモードがどれであるかを判定することができる。例えば英語力測定テストのリスニングスコアを向上させるのに、例えばリーディングモードであれば100時間かかるが、シャドーイングモードであれば10時間ですむ、などを判定することができる。
かかる場合、管理者は、モード解析部350の解析結果に基づいて、コース管理A10でコースを設定することができる。このため、学習者はさらに効率よく言語を学習することができる。
なお、モード解析部350で音読レッスンのモードを解析するにあたっては、例えば会話評価データ記憶部441に格納された会話レッスンの学習時間などを用いてもよい。
<4−2.他の実施の形態>
以上の実施の形態の言語学習システム1では、モードデータ記憶部412において6つのモードデータが格納されていたが、モードデータはこれに限定されない。例えばモードデータ記憶部412は、ロールプレイモード(Role Play)を格納していてもよい。このロールプレイモードは、学習者の役割を定義した複数の役割データを含み、学習者は与えられた役割を演じつつ、設定されたテキストデータと見本音声データに基づいて音読レッスンを行うものである。
管理者はコース管理A10を行うに際し、管理端末2を介して、学習者の役割を入力する。入力された役割データは、入力部10を介してコース管理処理部310に入力され、コース管理処理部310においてロールプレイモードが設定される。かかる場合、学習者は役割を選択し、当該役割を演じることで音読レッスンへの集中度が増し、さらに効率よく言語を学習することができる。また、例えば店舗でのオペレーションやコールセンター業務、営業、演技など、学習者は様々なシチュエーションをトレーニングすることができる。
さらに、モードデータとしては、ロールプレイモードの派生形として、クエスチョンアンドアンサーモード(Question & Answer)、クイックレスポンスモード(Quick
Response)などがある。クエスチョンアンドアンサーモードは、一問一答形式の会話練習である。クイックレスポンスモードは、日本語を素早く英語に訳して話す練習である。
<4−3.他の実施の形態>
以上の実施の形態の言語学習システム1では、音読レッスンと会話レッスンの両方を行っていたが、いずれか一方のレッスンのみを行うようにしてもよい。
また、以上の実施の形態では、教材データとしてテキストデータと見本音声データの両方を用いていたが、いずれか一方のみを用いてもよい。
また、以上の実施の形態では、管理者、添削講師、及び会話講師は別の人物であったが、例えば添削講師が管理者を兼ねていてもよいし、また添削講師が会話講師を兼ねていてもよい。また、例えば会話講師が管理者を兼ねていてもよいし、また会話講師が添削講師を兼ねていてもよい。これら3者の役割は任意に設定できる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
本発明は、学習者が言語を学習する際に有用であり、特に学習者が音読学習を行う際に有用である。
1 言語学習システム
2 管理端末
3 学習端末
4 添削端末
5 会話端末
10 入力部
20 出力部
30 処理部
40 記憶部
310 コース管理処理部
320 クラス管理処理部
321 アカウント管理処理部
330 音読受講処理部
331 音読添削処理部
340 会話受講処理部
341 会話評価処理部
350 モード解析部
410 テキストデータ記憶部
411 見本音声データ記憶部
412 モードデータ記憶部
420 クラスデータ記憶部
421 アカウントデータ記憶部
430 音読受講データ記憶部
431 音読添削データ記憶部
440 会話設定データ記憶部
441 会話評価データ記憶部
A10 コース管理
A20 クラス・アカウント管理
A30 音読レッスン
A40 会話レッスン
N1〜N4 ネットワーク
前記の目的を達成するため、本発明は、学習者が言語を学習するための言語学習システムであって、前記言語学習システムを通じて学習者が受講するコースは1つ以上の音読レッスンを備え、さらに音読レッスンは、教材データと、練習方法を定義したモードデータとの組み合わせから構成され、前記言語学習システムは、外部からのデータが入力される入力部と、外部にデータを出力する出力部と、複数の教材データと複数のモードデータを格納するデータ記憶部と、前記入力部を介して選択される教材データと、前記入力部を介して選択されるモードデータとに基づいて、コースを設定するコース管理処理部と、前記コース管理処理部で設定されたコースに従って音読レッスンを前記出力部を介して出力し、当該音読レッスンの受講結果が前記入力部を介して入力される音読受講処理部と、を有することを特徴としている。
別な観点による本発明は、言語学習システムを用いて、学習者が言語を学習するための言語学習方法であって、前記言語学習方法において学習者が受講するコースは1つ以上の音読レッスンを備え、さらに音読レッスンは、教材データと、練習方法を定義したモードデータとの組み合わせから構成され、前記言語学習システムは、外部からのデータが入力される入力部と、外部にデータを出力する出力部と、複数の教材データと複数のモードデータを格納するデータ記憶部と、コース管理処理部と音読受講処理部と、を有し、前記言語学習方法は、前記入力部を介して選択される教材データと、前記入力部を介して選択されるモードデータとに基づいて、前記コース管理処理部を用いてコースを設定するコース管理処理工程と、前記コース管理処理工程で設定されたコースに従って音読レッスンを前記音読受講処理部から前記出力部を介して出力し、当該音読レッスンの受講結果が前記入力部を介して前記音読受講処理部に入力される音読受講処理工程と、を有することを特徴としている。

Claims (18)

  1. 学習者が言語を学習するための言語学習システムであって、
    前記言語学習システムを通じて学習者が受講するコースは1つ以上の音読レッスンを備え、さらに音読レッスンは、教材データと、練習方法を定義したモードデータとの組み合わせから構成され、
    前記言語学習システムは、
    外部からのデータが入力される入力部と、
    外部にデータを出力する出力部と、
    1つ以上の教材データと1つ以上のモードデータを格納するデータ記憶部と、
    前記入力部を介して入力される教材データと、前記入力部を介して入力されるモードデータとに基づいて、コースを設定するコース管理処理部と、
    前記コース管理処理部で設定されたコースに従って音読レッスンを前記出力部を介して出力し、当該音読レッスンの受講結果が前記入力部を介して入力される音読受講処理部と、を有することを特徴とする、言語学習システム。
  2. 前記音読受講処理部において入力された受講結果の一部である録音データを前記出力部を介して出力し、当該録音データの添削結果が前記入力部を介して入力される音読添削処理部をさらに有することを特徴とする、請求項1に記載の言語学習システム。
  3. 前記音読添削処理部は、複数の学習者の録音データを纏めて添削する機能を有することを特徴とする、請求項2に記載の言語学習システム。
  4. 前記コースは1つ以上の会話レッスンをさらに備え、
    前記コース管理処理部は、前記入力部を介して入力される教材データ、前記入力部を介して入力されるモードデータ、及び前記入力部を介して入力される音読レッスンと会話レッスンの構成に基づいて、コースを設定し、
    前記言語学習システムは、
    前記コース管理処理部で設定されたコースに従って会話レッスンの設定を行う会話受講処理部と、
    前記会話受講処理部で設定された会話レッスンの評価結果が前記入力部を介して入力される会話評価処理部と、をさらに有することを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載の言語学習システム。
  5. 前記音読受講処理部の音読レッスンの学習時間に基づいて、前記データ記憶部に格納されたモードデータの評価を行うモード解析部をさらに有することを特徴とする、請求項1〜4のいずれかに記載の言語学習システム。
  6. 前記教材データは、テキストデータと見本音声データを有することを特徴とする、請求項1〜5のいずれか一項に記載の言語学習システム。
  7. 前記データ記憶部に格納されたモードデータは、
    テキストデータを見ず、見本音声データを聞くリスニングモードと、
    見本音声データを用いず、テキストデータを見ながら音読するリーディングモードと、
    見本音声データを聞いた後、テキストデータを見ながら復唱するリピーティングモードと、
    テキストデータを見ながら見本音声データと同時に音読するオーバーラッピングモードと、
    テキストデータを見ないで見本音声データと同時に音読するシャドーイングモードと、
    見本音声データを聞いた後、テキストデータを見ないで復唱するリプロデューシングモードと、を有することを特徴とする、請求項6に記載の言語学習システム。
  8. 前記データ記憶部には、学習者の役割を定義した複数の役割データがさらに格納され、
    前記データ記憶部に格納されたモードデータは、
    前記入力部を介して入力される役割データに基づいて、教材データに基づいて音読するロールプレイモードをさらに有することを特徴とする、請求項7に記載の言語学習システム。
  9. 言語学習システムを用いて、学習者が言語を学習するための言語学習方法であって、
    前記言語学習方法において学習者が受講するコースは1つ以上の音読レッスンを備え、さらに音読レッスンは、教材データと、練習方法を定義したモードデータとの組み合わせから構成され、
    前記言語学習システムは、
    外部からのデータが入力される入力部と、
    外部にデータを出力する出力部と、
    1つ以上の教材データと1つ以上のモードデータを格納するデータ記憶部と、
    コース管理処理部と音読受講処理部と、を有し、
    前記言語学習方法は、
    前記入力部を介して入力される教材データと、前記入力部を介して入力されるモードデータとに基づいて、前記コース管理処理部を用いてコースを設定するコース管理処理工程と、
    前記コース管理処理工程で設定されたコースに従って音読レッスンを前記音読受講処理部から前記出力部を介して出力し、当該音読レッスンの受講結果が前記入力部を介して前記音読受講処理部に入力される音読受講処理工程と、を有することを特徴とする、言語学習方法。
  10. 前記言語学習システムは音読添削処理部をさらに有し、
    前記言語学習方法は、前記音読受講処理工程で入力された受講結果の一部である録音データを前記音読添削処理部から前記出力部を介して出力し、当該録音データの添削結果が前記入力部を介して前記音読添削処理部に入力される音読添削処理工程をさらに有することを特徴とする、請求項9に記載の言語学習方法。
  11. 前記音読添削処理工程において、複数の学習者の録音データを纏めて添削した添削結果が前記入力部を介して前記音読添削処理部に入力されることを特徴とする、請求項10に記載の言語学習方法。
  12. 前記コースは1つ以上の会話レッスンをさらに備え、
    前記言語学習システムは、会話受講処理部と会話評価処理部をさらに有し、
    前記コース管理処理工程において、前記入力部を介して入力される教材データ、前記入力部を介して入力されるモードデータ、及び前記入力部を介して入力される音読レッスンと会話レッスンの構成に基づいて、前記コース管理処理部を用いてコースを設定し、
    前記言語学習方法は、
    前記コース管理処理工程で設定されたコースに従って、前記会話受講処理部を用いて会話レッスンの設定を行う会話受講処理工程と、
    前記会話受講処理工程で設定された会話レッスンの評価結果が前記入力部を介して前記会話評価処理部に入力される会話評価処理工程と、をさらに有することを特徴とする、請求項9〜11のいずれか一項に記載の言語学習方法。
  13. 前記言語学習システムはモード解析部をさらに有し、
    前記音読受講処理工程における音読レッスンの学習時間に基づいて、前記データ記憶部に格納されたモードデータの評価を前記モード解析部を用いて行うモード解析工程をさらに有することを特徴とする、請求項9〜12のいずれか一項に記載の言語学習方法。
  14. 前記教材データは、テキストデータと見本音声データを有することを特徴とする、請求項9〜13のいずれか一項に記載の言語学習方法。
  15. 前記データ記憶部に格納されたモードデータは、
    テキストデータを見ず、見本音声データを聞くリスニングモードと、
    見本音声データを用いず、テキストデータを見ながら音読するリーディングモードと、
    見本音声データを聞いた後、テキストデータを見ながら復唱するリピーティングモードと、
    テキストデータを見ながら見本音声データと同時に音読するオーバーラッピングモードと、
    テキストデータを見ないで見本音声データと同時に音読するシャドーイングモードと、
    見本音声データを聞いた後、テキストデータを見ないで復唱するリプロデューシングモードと、を有することを特徴とする、請求項14に記載の言語学習方法。
  16. 前記データ記憶部には、学習者の役割を定義した複数の役割データがさらに格納され、
    前記データ記憶部に格納されたモードデータは、
    前記入力部を介して入力される役割データに基づいて、教材データに基づいて音読するロールプレイモードをさらに有することを特徴とする、請求項15に記載の言語学習方法。
  17. 請求項9〜16のいずれか一項に記載の言語学習方法を言語学習システムによって実行させるように、当該言語学習システムを制御するコンピュータ上で動作するプログラム。
  18. 請求項17に記載のプログラムを格納した読み取り可能なコンピュータ記憶媒体。
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