JP2017034321A - 集約経路計算システムおよび集約経路計算方法 - Google Patents

集約経路計算システムおよび集約経路計算方法 Download PDF

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Abstract

【課題】自身のネットワークの外部の経路を集約する。
【解決手段】集約経路計算システム1は、外部と接続する各エッジルータ9a〜9cと、各エッジルータ9a〜9cで受信した経路を集約するコントローラ2とを含んで構成される。コントローラ2は、各エッジルータ9a〜9cから経路を収集する経路収集部21と、収集した経路からエッジルータ9a〜9cごとに集約経路を計算する集約計算部22と、計算した集約経路が広告されるように各エッジルータ9a〜9cを設定する集約経路設定部23とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、IPネットワークにおける経路集約に関する集約経路計算システムおよび集約経路計算方法に関する。
一般的に、IPネットワークにおいて、流通する経路数を削減するために、複数の経路をまとめて1つの経路に置き換える経路集約技術が用いられる。一般的に、効率的に経路集約が行えるように経路設計を行う。
当初IPアドレスは3つのクラスに分けられて割り当てが行われていた。各クラスは8ビット、16ビット、24ビットと8ビットおきに分けられた。しかしこれは、アドレス数にすると、256個、65536個、16777216個に分けられることになり、最も少ない256個では少ないが、次の65536個では多すぎるなど非効率な割り当てとなっていた。これに対し、非特許文献1に記載のように、プレフィックス長を可変長で割り当て可能とするCIDR(Classless Inter-Domain Routing)が考案された。これにより、クラスに縛られない効率的なアドレス割り当てが可能となった。また、複数の連続するプレフィックスを集約して1つのアドレスとして扱い、インターネットのルーティングテーブルのエントリ数を削減する事を可能とした。
ルータでは、予め集約する単位を装置に設定して該当の経路が配布された場合に、集約して他の装置に経路広告するような機能が具備されている(非特許文献2)。
図9は、比較例のIPネットワーク7の構成図である。
IPネットワーク7は、ルータ9dと、このルータ9dにスター接続されたエッジルータ9a,9b,9cとを含んで構成される。このIPネットワーク7では、経路数を削減するために、複数の経路を1つの経路に置きかえる経路集約が行われる。比較例では、効率的に集約できるように経路が設計され、予めエッジルータ61a〜61cに経路集約する設定がされている。
エッジルータ9aは、内部ネットワーク6aのエッジルータ61aに接続され、このエッジルータ61aは、10.1.1.0/24から10.1.100.0/24までの経路を管理している。エッジルータ9aは、これら内部ネットワーク6aの各経路の集約経路である10.1.0.0/16が設定されており、この集約経路を広告する。
同様にエッジルータ9bは、内部ネットワーク6bのエッジルータ61bに接続され、このエッジルータ61bは、10.2.1.0/24から10.2.100.0/24までの経路を管理している。エッジルータ9bは、これら内部ネットワーク6bの各経路の集約経路である10.2.0.0/16が設定されており、この集約経路を広告する。
更にエッジルータ9cは、内部ネットワーク6cのエッジルータ61cに接続され、このエッジルータ61cは、10.3.1.0/24から10.3.100.0/24までの経路を管理している。エッジルータ9cは、これら内部ネットワーク6cの各経路の集約経路である10.3.0.0/16が設定されており、この集約経路を広告する。
Network Working Group,"Request for Comments: 4632,Classless Inter-domain Routing (CIDR):The Internet Address Assignment and Aggregation Plan",[online],2006,The Internet Society,[平成27年7月13日検索],インターネット<URL:https://tools.ietf.org/html/rfc4632> 「BGP ケース スタディ」,[online],CISCO,2010年5月7日,[平成27年7月13日検索],インターネット<URL:http://www.cisco.com/cisco/web/support/JP/100/1007/1007994_bgp-toc-j.html#cidragg>
図9の比較例では、予めどのような経路が広告されるか把握できる場合を示しており、この場合には経路集約を実施可能である。しかし、外部の管理していない別網から経路が広告されるような場合は、どのような経路が広告されるかを予め把握する事ができず、経路集約を実施できない。このように経路集約できない場合、ネットワーク内の流通経路が増加するが、それによって経路テーブルエントリが溢れて通信不能となるおそれがあり、障害時の経路切り替え計算が長時間化してパケットロスが増大するおそれがある。
具体的にいうと例えば、VPN(Virtual Private Network)サービスを提供するキャリア網では、VPNサービスのユーザの経路はユーザが自由に設計するものであるため事前に把握する事はできず、経路集約できない。さらに、VPNサービスは1つの物理網に複数のユーザが重畳されるため、経路数が膨大となる恐れがある。これを図10の比較例にて説明する。
図10は、比較例のIPネットワークの問題点の説明図である。
比較例のIPネットワーク7は、ルータ9dと、このルータ9dにスター接続されたエッジルータ9a,9b,9cとを含んで構成される。
エッジルータ9aは、外部の拠点群81に接続され、この拠点群81は、10.1.1.0/24から10.1.100.0/24までの経路を含んでいる。外部から広告される経路は予め把握することができないので、これらの外部の経路を集約することができない。エッジルータ9aは、拠点群81の各経路を広告する。
同様にエッジルータ9bは、外部の拠点群81,82に接続され、拠点群82は、10.2.1.0/24から10.2.100.0/24までの経路を含んでいる。エッジルータ9bは、拠点群81,82の各経路を広告する。更にエッジルータ9cは、外部の拠点群83に接続され、この拠点群83は、10.3.1.0/24から10.3.100.0/24までの経路を含んでいる。エッジルータ9cは、拠点群83の各経路を広告する。
各エッジルータ9a,9b,9cは、10.1.1.0/24から10.1.100.0/24までの経路、10.2.1.0/24から10.2.100.0/24までの経路、10.3.1.0/24から10.2.100.0/24までの経路をそれぞれの経路エントリテーブルに格納するので、この経路テーブルエントリが溢れて通信不能となるおそれがある。
更にルータ9dとエッジルータ9aとの間に通信障害が発生した場合を考える。エッジルータ9cが10.1.1.0/24から10.1.100.0/24までの経路にパケットを送信する際、通常はエッジルータ9aを介して送信するが、通信障害以降はエッジルータ9bを介して送信する。この経路切り替え計算が長時間化すると、パケットロスが増大するおそれがある。
本発明は、前記した問題を解決し、自身のネットワークの外部の経路を集約することを課題とする。
前記課題を解決するため、請求項1に記載の発明では、外部と接続する各エッジ装置と、各前記エッジ装置で受信した経路を集約するコントローラとを含んで構成される集約経路計算システムであって、前記コントローラは、各前記エッジ装置から経路を収集する経路収集部と、前記経路収集部が収集した経路からエッジ装置ごとに集約経路を計算する集約計算部と、前記集約計算部が計算した集約経路をネットワークに広告されるように各前記エッジ装置を設定する集約経路設定部と、を備えることを特徴とする集約経路計算システムとした。
このようにすることで、自身のネットワークの外部の経路を集約することができる。
請求項2に記載の発明では、外部と接続する各エッジ装置と、各前記エッジ装置で受信した経路を集約するコントローラとを含んで構成される集約経路計算システムであって、前記コントローラは、各前記エッジ装置から経路を収集する経路収集部と、前記経路収集部が収集した経路からエッジ装置ごとに集約経路を計算する集約計算部と、前記集約計算部が計算した集約経路をネットワークに広告する集約経路設定部と、を備えることを特徴とする集約経路計算システムとした。
このようにすることで、自身のネットワークの外部の経路を集約して広告することができる。
請求項3に記載の発明では、前記集約計算部は、集約経路が経路を最も多く含み、かつ他のエッジ装置から収集した経路と交差しないように当該集約経路を計算する、を備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の集約経路計算システムとした。
このようにすることで、ネットワークの経路数を効率的に削減することができる。
請求項4に記載の発明では、前記集約計算部は、各前記エッジ装置が収集した経路から集約経路を計算したのち、最も多くの集約経路を有する一のエッジ装置につき、当該一のエッジ装置が有する集約経路を更に集約した二次集約経路を計算する、ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の集約経路計算システムとした。
このようにすることで、最も多くの集約経路を有する一のエッジ装置に係る経路数を更に削減することができる。
請求項5に記載の発明では、前記集約計算部は、前記一のエッジ装置以外の他のエッジ装置につき、当該他のエッジ装置が有する集約経路から、既に作成した二次集約経路の生成に使用した集約経路と互いに交差しないように集約した二次集約経路を計算する、ことを特徴とする請求項4に記載の集約経路計算システムとした。
このようにすることで、一のエッジ装置以外の他のエッジ装置についても経路数を削減することができる。
請求項6に記載の発明では、前記集約計算部は、複数の経路のアドレスのビットパターンに共通する上位部分が1、共通しない下位部分が0のサブネットマスク、および、当該サブネットマスクと経路との論理積であるアドレスを計算して集約経路とする、ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の集約経路計算システムとした。
このようにすることで、外部の経路を手作業によらずに集約することができる。
請求項7に記載の発明では、外部と接続する各エッジ装置で受信した経路を集約するコントローラが実行する集約経路計算方法であって、前記コントローラは、各前記エッジ装置から経路を収集するステップと、前記エッジ装置ごとに、収集した経路から集約経路を計算するステップと、計算した集約経路が広告されるように各前記エッジ装置を設定するステップと、を実行することを特徴とする集約経路計算方法とした。
このようにすることで、自身のネットワークの外部の経路を集約することができる。
請求項8に記載の発明では、外部と接続する各エッジ装置で受信した経路を集約するコントローラが実行する集約経路計算方法であって、前記コントローラは、各前記エッジ装置から経路を収集するステップと、前記エッジ装置ごとに、収集した経路から集約経路を計算するステップと、計算した集約経路をネットワークに広告するステップと、を実行することを特徴とする集約経路計算方法とした。
このようにすることで、自身のネットワークの外部の経路を集約して広告することができる。
本発明によれば、自身のネットワークの外部の経路を集約することが可能となる。
本実施形態における集約経路計算システムの一例の構成図である。 集約計算結果の一例を示す図である。 集約経路計算処理のフローチャートである。 グルーピング処理のフローチャートである。 一次集約経路計算処理のフローチャートである。 各集約経路計算処理のフローチャートである。 交差判定処理のフローチャートである。 二次集約経路計算処理のフローチャートである。 比較例のIPネットワークの構成図である。 比較例のIPネットワークの問題点の説明図である。
次に、本発明を実施するための形態(「実施形態」という)について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本実施形態における集約経路計算システム1の一例の構成図である。
集約経路計算システム1は、ルータ9dと、このルータ9dにスター接続されたエッジルータ9a,9b,9cと、これらの通信ノードを制御するコントローラ2を含んで構成され、自身のネットワークの外部の経路の集約を行う。ルータ9dと、このルータ9dにスター接続されたエッジルータ9a,9b,9cとは、IPネットワーク7を構成する。
エッジルータ9aは、外部の拠点8a,8b,8cに接続される。拠点8aは10.1.1.0/24の経路を有し、拠点8bは10.1.7.0/24の経路を有し、拠点8cは、10.1.100.0/24の経路を有する。このエッジルータ9aは、集約計算においてノード#1として処理される。
同様にエッジルータ9bは、外部の拠点8a〜8eに接続される。拠点8dは10.1.8.0/24の経路を有し、拠点8eは10.2.1.0/24の経路を有する。拠点8a〜8cは、エッジルータ9a,9bの両方に接続される。エッジルータ9bは、集約計算においてノード#2として処理される。
エッジルータ9cは、外部の拠点8f,8gに接続される。拠点8fは10.3.1.0/24の経路を有し、拠点8gは10.3.1.0/24の経路を有する。このエッジルータ9cは、集約計算においてノード#3として処理される。
本実施形態のコントローラ2は、経路収集部21、集約計算部22、集約経路設定部23を備えており、エッジルータ9a〜9cなどを制御する。コントローラ2は、外部と接続するエッジルータ9a〜9cなどの通信ノードで受信した経路をに通知し経路を収集する。コントローラ2は、エッジルータ9a〜9cで経路を収集した後、集約経路を計算し、適切に集約経路が広告されるように各エッジルータ9a〜9cに設定を行う。これによって、エッジルータ9a〜9cは、外部から取得した経路を集約してネットワーク内に広告する。
経路収集部21は、自身のネットワークの外部の経路情報をエッジルータ9a〜9cから収集する。経路収集部21が収集する経路情報は、宛先アドレスおよび広告された通信ノード情報である。また、収集方法は、エッジルータ9a〜9cからの通知を経路収集部21が受信する方法と、コントローラ2から定期的にエッジルータ9a〜9cが取得する外部等の経路情報を取得する方法のいずれでもよく、限定されない。
経路収集部21が通信ノードからの通知を受信する形態としては、コントローラ2と通信ノード間でBGP(Border Gateway Protocol:RFC4271)やBMP(BGP Monitoring Protocol:draft-ietf-grow-bmp-08)といったプロトコルによって実現できる。また、コントローラ2が定期的に情報を取得する形態は、SNMP(Simple Network Management Protocol)によって実現できる。
集約計算部22は、経路収集部21で収集した経路に基づいて集約経路を計算し、集約経路テーブル24を作成する。集約計算のアルゴリズム例は以降で示す。
集約経路設定部23は、集約計算部22で作成した集約経路テーブル24により、経路を通信ノードに通知する。経路通知方法は、通信ノードへ集約経路を広告させる設定を実施する方法と、集約経路の広告先通信ノードへ経路情報を直接通知する方法のうちいずれでもよく、限定されない。
通信ノードへ集約経路を広告させる設定は、netconf(RFC6241等)を始めとする通信ノードの設定を変更するプロトコルで実現可能である。また、集約経路の広告先通信ノードへの経路情報の直接通知は、BGPのプロトコルで実現可能である。
図2は、集約計算結果の一例を示す図である。
GP欄には、広告されたノードの組み合わせ単位でグルーピングされたグループ番号が格納される。
ノード欄には、各エッジルータ9a〜9cを示すノード番号が格納される。
詳細経路アドレス欄には各ノードが収集する経路のアドレスが格納され、詳細経路サブネットマスク欄には、各ノードが収集する経路のアドレスサブネットマスクが格納される。
一次集約経路アドレス欄には一次集約した経路のアドレスが格納され、一次集約経路サブネットマスク欄には、一次集約した経路のアドレスサブネットマスクが格納される。この一次集約経路は、各詳細経路を一次集約したものである。
二次集約経路アドレス欄には二次集約した経路のアドレスが格納され、二次集約経路サブネットマスク欄には、二次集約した経路のアドレスサブネットマスクが格納される。この二次集約経路は、各一次集約経路を更に集約したものである。
図3は、集約経路計算処理のフローチャートである。
経路収集部21が各エッジルータ9a〜9cから詳細経路を収集したのち、集約計算部22が図3の処理を開始する。
集約計算部22は最初、広告されたノードの組み合わせ単位でグルーピングする(ステップS10)。例えばノード#1,#2に同一経路が広告された場合は、これら経路を同一グループとする。次いで集約計算部22は、一次集約経路計算により他グループの詳細経路を含まない集約経路を作成し(ステップS11)、二次集約経路計算により他グループの詳細経路が含まれる集約経路を作成する(ステップS12)。二次集約経路が他グループの詳細経路を含んでいる場合でも、通信パケットは、ロンゲストマッチによって適切な宛先に転送される。
各ステップS10〜S12の詳細を以下図4、図5、図8で説明する。
図4は、グルーピング処理のフローチャートであり、図3のステップS10の処理によって呼び出される。
集約計算部22は、所定のルールに従って、収容する通信ノードの組み合わせで詳細経路をグルーピングし、集約経路テーブル24(図1参照)に出力する(ステップS20)。ここで集約計算部22は、各グループをノード数が少ない順に並べるルールと、ノード数が同数の場合には、より若いノード番号を持つものから順番に並べるルールに従ってグルーピングする。
集約計算部22は更に、各グループの詳細経路をアドレスの昇順にソートし(ステップS21)、図4のグルーピング処理を終了する。ここで集約計算部22は、アドレスの数字が小さいものから大きいものまで順番に並べ、アドレスが同一の場合は、サブネットマスクの数字が大きいものから小さいものまで順番に並べる。
図5は、一次集約経路計算処理のフローチャートであり、図3のステップS11の処理によって呼び出される。
集約計算部22は、この一次集約経路計算により、集約経路テーブル24(図1参照)に一次集約経路(図2参照)を出力する。
集約計算部22は、グループgのi番目の詳細経路をX_g_iとしたのち、各変数g,s,tに、g=1,s=1,t=2を設定する(ステップS30)。ここで変数gはグループを示すインデックスである。変数s,tは、各詳細経路を示すインデックスである。
集約計算部22は、詳細経路X_g_s,X_g_tを含む最もプレフィックス長の長い集約経路X_stを集約経路計算(図6参照)により導出する(ステップS31)。具体的にいうと、図2に示す各詳細経路にてグループgが1のとき、X_1_1である10.1.8.0/24の詳細経路と、X_1_2である10.2.0.0/24の詳細経路を含む最もプレフィックス長の長い集約経路X_stを計算する。このとき集約経路X_stは10.0.0.0/14となる。グループgが3のとき、X_3_1である10.1.1.0/24の詳細経路と、X_3_2である10.1.7.0/24の詳細経路を含む最もプレフィックス長の長い集約経路X_12を計算する。このとき集約経路X_12は10.1.0.0/21となる。
集約計算部22は、この集約経路X_stに別グループの経路が含まれるか否かを集約交差判定(図7参照)により判定する(ステップS32)。集約計算部22は、別グループの経路が含まれない(交差しない)場合は(ステップS32→No)、変数tをインクリメントする(ステップS38)。具体的にいうと、図2に示す各詳細経路では、グループ3の集約経路X_12てある10.1.0.0/21が、別グループの経路が含まれていない場合である。
集約計算部22は、変数tがグループgの経路数を超えるか否かを判定する(ステップS39)。集約計算部22は、変数tがグループgの経路数を超えない場合には、ステップS31の処理に戻って新たな詳細経路の集約を試み、超える場合には、集約経路X_s(t-1)を出力し(ステップS40)、ステップS41の処理に進む。
集約計算部22は、別グループの経路が含まれる(交差する)場合には(ステップS32→Yes)、変数tをディクリメントし(ステップS33)、集約経路X_stを一次集約経路として出力し(ステップS34)、変数s=t+1、t=t+2とする(ステップS35)。ここで集約経路X_stは、詳細経路X_g_s,X_g_tを含む最小の集約経路である。具体的にいうと、図2に示す各詳細経路では、グループ1の集約経路X_12が10.0.0.0/14のとき、グループ3の10.1.1.0/24の詳細経路が含まれる。このときには、集約経路X_11を一次集約経路として出力する。ここで集約経路X_11とは、詳細経路X_1_1と詳細経路X_1_1とを含む最小の集約経路であり、則ち詳細経路X_1_1そのものである。
ここで集約計算部22は、変数tがグループの経路数を超えるか否かを判定し(ステップS36)、超える場合には、詳細経路X_g_sを一次集約経路としてステップS41の処理に進む。ステップS36にて変数tがグループの経路数を超えない場合、集約計算部22は、変数sがグループ経路数を超えるか否かを判定し(ステップS37)、超える場合は、ステップS41の処理へ進む。それ以外は、ステップS31の処理に戻る。
ステップS41にて、集約計算部22は、当該グループの全アドレスに対して処理が終わったので、グループのインデックスgをインクリメントしてs=1,t=2に初期化する。集約計算部22は、全グループに対して処理を行ったか否かを判定する(ステップS42)。集約計算部22は、未だ処理していないグループが有ったならばステップS31の処理に戻り、全てのグルーブの処理を行ったならば、図5の処理を終了する。
図6は、各集約経路計算処理のフローチャートであり、図5のステップS31の処理と、後記する図8のステップS84,S85の処理にて呼び出される。
集約計算部22は、詳細経路X_g_s,X_g_tのアドレスの排他的論理和を算出してT_stに代入し(ステップS50)、T_stのビットを反転する(ステップS51)。具体的にいうと、詳細経路が10.1.1.0/24と10.1.7.0/24のとき、T_stは255.255.249.255となる。
集約計算部22は、変数kを1で初期化し(ステップS52)、変数kが詳細経路X_g_s,X_g_tのサブネットマスクのうち小さい方のプレフィックス長Pre_min以下か否かを判定する(ステップS53)。集約計算部22は、変数kがプレフィックス長Pre_min以下ならば、ステップS54の処理に進み、変数kがプレフィックス長Pre_minを超えるならば、詳細経路X_g_sのアドレスを集約アドレスとしてY_stに代入し(ステップS58)、ステップS59の処理に進む。
ステップS54にて、集約計算部22は、T_stの上位kビット目が1であるか否かを判定する(ステップS54)。集約計算部22は、T_stの上位kビット目が1であるならば、kをインクリメントして(ステップS55)ステップS53の処理に戻り、T_stの上位kビット目が1でないならば、ステップS56の処理に進む。ステップS56にて、集約計算部22は、T_stの上位kビット目から末尾のビットまでを全て0として集約サブネットマスクとし、その後T_stと詳細経路X_g_sのアドレスとの論理積を算出し、これを集約アドレスとしてY_stに代入し(ステップS57)、ステップS59の処理に進む。
具体的にいうと、ステップS54にてT_stが255.255.249.255のとき、ステップS57にてT_stは255.255.248.0となり、Y_stは10.1.0.0となる。
ステップS59にて、集約計算部22は、集約サブネットマスクをT_st、集約アドレスY_stとして出力し、図6の処理を終了する。
図7は、交差判定処理のフローチャートであり、図5のステップS32の処理と、後記する図8のステップS86,S92の処理にて実行される。
ここでは、交差判定元経路のアドレスをXとし、サブネットマスクをT_xとする。その他経路のアドレスをG_iとし、サブネットマスクをT_g_iとする。ここで変数iは、その他経路のうち1つを示すインデックスであり、変数gはグループのインデックスである。
最初、集約計算部22は、変数iを1に初期化する(ステップS70)。
ステップS71にて、集約計算部22は、交差判定元経路のサブネットマスクT_xとその他のアドレスのサブネットマスクT_g_iと交差判定元経路のアドレスXとの論理積を算出し、交差判定元経路のサブネットマスクT_xとその他のアドレスのサブネットマスクT_g_iとその他経路のアドレスG_iとの論理積を算出し、これらの値が等しいか否かを判定する。集約計算部22は、これらの値が等しいと判定したならば、交差が存在すると判定し(ステップS75)、図7の処理を終了する。
集約計算部22は、これらの値が等しくないと判定したならば、変数iをインクリメントして(ステップS72)、その他経路数以下であるか否かを判定する(ステップS73)。集約計算部22は、変数iがその他経路数以下ならば、ステップS71の処理に戻る。集約計算部22は、変数iがその他経路数を超えたならば、交差が存在しないと判定し(ステップS74)、図7の処理を終了する。
図8は、二次集約経路計算処理のフローチャートであり、図3のステップS12から呼び出される。
集約計算部22は、二次集約経路計算により集約経路テーブル24(図3参照)に二次集約経路を出力する。ここではグループgのi番目の一次集約経路をX1_g_i、二次集約経路をX2_iとする。
ステップS80にて、集約計算部22は、二次集約を作成していない未処理グループが有るか否かを判定する。集約計算部22は、未処理グループが無ければ図8の処理を終了する。
未処理グループが有れば、集約計算部22は、二次集約を作成していないグループの中で一次集約経路が最も多いグループgを選択し(ステップS81)、グループの一次集約経路が同数の場合は、若番のグループを選択する。具体的にいうと、図2に示す各詳細経路では、グループ3が最初に選択される。
集約計算部22は、変数i=1とし、変数kに現時点での二次集約経路数を代入する(ステップS82)。集約計算部22は、変数kが0であるか否かを判定し(ステップS83)、k=0の場合には、グループg内の全ての一次集約経路を集約し、1つの二次集約経路として出力し(ステップS84)、ステップS80に戻る。集約計算部22は、変数kが0以外の場合は、一次集約経路X1_g_s,X1_g_tの集約経路Y1_stを求める(ステップS85)。
ステップS86にて、集約計算部22は、集約経路Y1_stに二次集約経路X2_iを生成するのに使用した一次集約経路が交差するか否かを判定し、交差する場合にはステップS92の処理に進む。集約計算部22は、ステップS86の判定にて交差しない場合、変数iをインクリメントし(ステップS87)、変数iが変数k以下であるか否かを判定する(ステップS88)。集約計算部22は、変数iが変数k以下ならばステップS86の処理に戻り、変数iが変数kを超えるならば、変数tをインクリメントする(ステップS89)。
集約計算部22は、変数tがグループgの一次集約経路数よりも大きい場合には(ステップS90)、Y1_s(t-1)を二次集約経路として出力し(ステップS91)、ステップS80の処理に戻る。集約計算部22は、変数tがグループgの一次集約経路数以下の場合は、ステップS86の処理に戻り、交差判定を繰り返す。
ステップS92にて、集約計算部22は、二次集約経路X2_iが集約経路Y1_stに含まれる一次集約経路と交差するかを判定する。集約計算部22は、交差する場合には、集約経路Y1_s(t-1)を二次集約経路として出力し(ステップS93)、変数s=t、t=t+1を設定する(ステップS94)。交差しない場合には、変数iをインクリメントして(ステップS95)、ステップS86の処理に戻る。
これら一連の処理により、集約計算部22は、二次集約経路を導出することができる。なお、本実施形態の集約経路設定部23は、各通信ノードに二次集約経路を広告させる設定を実施するが、集約経路の広告先通信ノードに経路情報を通知してもよく、限定されない。
比較例では、外部の経路は制御対象でなかった。これに対して本実施形態によれば、外部から広告される経路を集約して自ネットワーク内に広告することで、外部に対して影響を与えずに、自ネットワーク内に広告される経路数が削減できる。それによって、通信ノードの経路テーブルの利用率を低減し、さらに障害時の経路切り替え時間を短縮できる。
(変形例)
本実施の形態に係る集約経路計算システムは、前記したような処理を実行させるプログラムによって実現することができ、そのプログラムをコンピュータによる読み取り可能な記録媒体(CD−ROM等)に記憶して提供することが可能である。また、そのプログラムを、インターネット等のネットワークを通して提供することも可能である。
本発明は、上記実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、変更実施が可能であり、例えば、次の(a)〜(c)のようなものがある。
(a) 集約経路計算システム1は、一次集約処理と二次集約処理とを実施し、二次集約経路が各通信装置の経路テーブルに格納されるようにエッジルータを設定している。しかし、これに限られず、一次集約処理のみを実施し、一次集約経路が各通信装置の経路テーブルに格納されるようにエッジルータを設定してもよい。
(b) 集約経路計算システム1は、任意のタイミングで集約処理を実行してよい。例えば集約経路計算システム1は、定期的に集約処理を実行してもよく、外部から新たな経路情報を取得する度に集約処理を実行してもよく、限定されない。
(c) 二次集約処理における最初の処理グループは、一次集約経路が最多のグループに限定されない。
1 集約経路計算システム
2 コントローラ
21 経路収集部
22 集約計算部
23 集約経路設定部
24 集約経路テーブル
8a〜8g 拠点
6a〜6c 内部ネットワーク
61a〜61c エッジルータ
7 IPネットワーク
81〜83 拠点群
9a〜9c エッジルータ (エッジ装置)
9d ルータ

Claims (8)

  1. 外部と接続する各エッジ装置と、
    各前記エッジ装置で受信した経路を集約するコントローラとを含んで構成される集約経路計算システムであって、
    前記コントローラは、
    各前記エッジ装置から経路を収集する経路収集部と、
    前記経路収集部が収集した経路から前記エッジ装置ごとに集約経路を計算する集約計算部と、
    前記集約計算部が計算した集約経路をネットワークに広告されるように各前記エッジ装置を設定する集約経路設定部と、
    を備えることを特徴とする集約経路計算システム。
  2. 外部と接続する各エッジ装置と、
    各前記エッジ装置で受信した経路を集約するコントローラとを含んで構成される集約経路計算システムであって、
    前記コントローラは、
    各前記エッジ装置から経路を収集する経路収集部と、
    前記経路収集部が収集した経路から前記エッジ装置ごとに集約経路を計算する集約計算部と、
    前記集約計算部が計算した集約経路をネットワークに広告する集約経路設定部と、
    を備えることを特徴とする集約経路計算システム。
  3. 前記集約計算部は、集約経路が経路を最も多く含み、かつ他のエッジ装置から収集した経路と交差しないように当該集約経路を計算する、
    を備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の集約経路計算システム。
  4. 前記集約計算部は、各前記エッジ装置が収集した経路から集約経路を計算したのち、最も多くの集約経路を有する一のエッジ装置につき、当該一のエッジ装置が有する集約経路を更に集約した二次集約経路を計算する、
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の集約経路計算システム。
  5. 前記集約計算部は、前記一のエッジ装置以外の他のエッジ装置につき、当該他のエッジ装置が有する集約経路から、既に作成した二次集約経路の生成に使用した集約経路と互いに交差しないように集約した二次集約経路を計算する、
    ことを特徴とする請求項4に記載の集約経路計算システム。
  6. 前記集約計算部は、複数の経路のアドレスのビットパターンに共通する上位部分が1、共通しない下位部分が0のサブネットマスク、および、当該サブネットマスクと経路との論理積であるアドレスを計算して集約経路とする、
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の集約経路計算システム。
  7. 外部と接続する各エッジ装置で受信した経路を集約するコントローラが実行する集約経路計算方法であって、
    前記コントローラは、
    各前記エッジ装置から経路を収集するステップと、
    前記エッジ装置ごとに、収集した経路から集約経路を計算するステップと、
    計算した集約経路が広告されるように各前記エッジ装置を設定するステップと、
    を実行することを特徴とする集約経路計算方法。
  8. 外部と接続する各エッジ装置で受信した経路を集約するコントローラが実行する集約経路計算方法であって、
    前記コントローラは、
    各前記エッジ装置から経路を収集するステップと、
    前記エッジ装置ごとに、収集した経路から集約経路を計算するステップと、
    計算した集約経路をネットワークに広告するステップと、
    を実行することを特徴とする集約経路計算方法。
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