JP2017032176A - Water heater and manufacturing method of the same - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、給湯機およびその製造方法に関する。 The present invention relates to a water heater and a method for manufacturing the same.
従来、給湯機の貯湯タンクユニットとして、貯湯タンクの周囲を複数の成形断熱材で覆い、成形断熱材の周囲を外装ケースで覆うものが提案されている(特許文献1参照)。また、貯湯タンクユニットとして、貯湯タンクの周囲を真空断熱材などの断熱材で覆うものが提案されている(特許文献2参照)。また、タンクユニットの断熱材として発泡性断熱材を注入するものがある。 Conventionally, a hot water storage tank unit of a water heater has been proposed in which a hot water storage tank is covered with a plurality of molded heat insulating materials and a molded heat insulating material is covered with an exterior case (see Patent Document 1). In addition, a hot water storage tank unit has been proposed in which the hot water storage tank is covered with a heat insulating material such as a vacuum heat insulating material (see Patent Document 2). Some tank units inject foamable heat insulating material.
ところで、従来の特許文献1に記載の成形断熱材では、成形断熱材の嵌合部の隙間により熱漏洩が大きくなり、必ずしも断熱性能が良好とは言えない。
そこで、特許文献2に記載のように、真空断熱材を併用する技術が開発されている。
By the way, in the shaping | molding heat insulating material of the
Therefore, as described in
しかし、真空断熱材と成形断熱材とを併用した場合、曲面である貯湯タンクの外壁に対し、板状の真空断熱材を貼り付けるため、真空断熱材の反発力による剥がれ防止のため、両面テープや接着剤の塗布などの多くの工数を要している。また、成形断熱材で貯湯タンクの外壁や外装材の内壁に押し付ける構成では、柔軟性の低い真空断熱材と柔軟性の低い成形断熱材の間に空間が生じ、断熱性能を低下させるおそれがある。 However, when a vacuum insulation material and a molded insulation material are used in combination, a plate-like vacuum insulation material is attached to the outer wall of the hot water storage tank, which is a curved surface. And a lot of man-hours such as application of adhesive. Further, in the configuration in which the molded heat insulating material is pressed against the outer wall of the hot water storage tank or the inner wall of the exterior material, a space is generated between the vacuum flexible heat insulating material having low flexibility and the molded heat insulating material having low flexibility, which may reduce the heat insulating performance. .
さらに、真空断熱材が貯湯タンクの高熱により劣化するおそれがあるため、真空断熱材を貯湯タンクに密着させることができず、例えば貯湯タンクと真空断熱材との間に隙間を生じさせる場合、熱漏洩を十分に防ぐことができないという問題がある。 Furthermore, since the vacuum heat insulating material may deteriorate due to the high temperature of the hot water storage tank, the vacuum heat insulating material cannot be brought into close contact with the hot water storage tank. For example, when a gap is generated between the hot water storage tank and the vacuum heat insulating material, There is a problem that leakage cannot be prevented sufficiently.
本発明は前記従来の問題を解決するものであり、高い断熱性能を備えるとともに、低コストの給湯機およびその製造方法を提供することを目的とする。 This invention solves the said conventional problem, and it aims at providing a low-cost water heater and its manufacturing method while having high heat insulation performance.
前記課題を解決するため、第1の本発明の給湯機は、低温水を加熱して温水を作る加熱手段と、前記温水を貯留して供給する貯湯タンクユニットとを具備し、前記貯湯タンクユニットは、加熱された温水が貯留される貯湯タンクと、前記貯湯タンクを内部に収容し、前板と後板とを有する外箱と、前記貯湯タンクと前記外箱との間に注入され発泡して形成される発泡断熱材とを備え、前記前板には配管突出し部が配置され、前記後板の注入口から前記発泡断熱材が、前記外箱と前記貯湯タンクとの間に注入されて構成されている。 In order to solve the above-mentioned problems, a hot water supply apparatus according to a first aspect of the present invention includes a heating unit that heats low-temperature water to produce hot water, and a hot water storage tank unit that stores and supplies the hot water, and the hot water storage tank unit Is a hot water storage tank in which heated hot water is stored, the hot water storage tank is accommodated therein, an outer box having a front plate and a rear plate, and injected between the hot water storage tank and the outer box to foam. A foam protruding portion is disposed on the front plate, and the foam heat insulating material is injected between the outer box and the hot water storage tank from the inlet of the rear plate. It is configured.
本発明によれば、高い断熱性能を備えるとともに、低コストの給湯機およびその製造方法を提供することができる。 ADVANTAGE OF THE INVENTION According to this invention, while providing high heat insulation performance, a low-cost water heater and its manufacturing method can be provided.
以下、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、実施形態に係る貯湯タンクユニットを備えた給湯器を示す全体構成図である。なお、図2以降では、貯湯タンクに接続される配管の図示を省略して示している。
実施形態の貯湯タンクユニット1を備えた給湯機Kについて、説明する。
給湯機Kは、低温水を加熱して温水(お湯)を作る加熱手段のヒートポンプユニット10と、該温水を貯留して供給する貯湯タンクユニット1とを備え構成されている。
なお、本実施形態では、加熱手段としてヒートポンプユニット10を例示して説明するが、ヒートポンプユニット10以外のガス給湯器等のその他の加熱手段でもよい。
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings as appropriate.
FIG. 1 is an overall configuration diagram showing a water heater provided with a hot water storage tank unit according to an embodiment. In FIG. 2 and subsequent figures, illustration of piping connected to the hot water storage tank is omitted.
The hot water heater K provided with the hot water
The water heater K includes a
In the present embodiment, the
貯湯タンクユニット1は、温水を貯める貯湯タンク2、貯湯タンク2を覆う外箱3、および貯湯タンク2を断熱する発泡断熱材6(図3参照)を備えている。
貯湯タンク2の下部には、低温水(水道水などの水)が導入される給水管11が接続されている。貯湯タンク2内の下部の低温水は、図示しないポンプによってヒートポンプ往き管12を介してヒートポンプユニット10に導入される。ヒートポンプユニット10で加熱され高温となった温水は、ヒートポンプ戻り管13を通って貯湯タンク2の上部に導入される。
The hot water
A
貯湯タンク2は、例えば、ステンレス鋼などの材料を用いて、円筒形状の胴板2a、胴板2aの上部開口を覆う略お椀状の曲率をもった曲面形状の上部鏡板2b、胴板2aの下部開口を覆う略お椀状の曲率をもった曲面形状の下部鏡板2cの3部材を溶接して連結し構成されている。
The hot
貯湯タンク2内の温水の温度は、下方から上方にいくにしたがって高くなる。すなわち、貯湯タンク2内の下部から上部にかけて、低温、中温、高温の温度分布の温水(または水)となっている。そこで、貯湯タンク2の外面には、鉛直方向に、貯湯タンク2内の温水または水の温度を測る温度センサが鉛直方向に間隔をおいて複数設けられている。温度センサとしては、例えばサーミスタが用いられる。
The temperature of the hot water in the hot
<ヒートポンプユニット10>
ヒートポンプユニット10は、貯湯タンク2から取り出した水(低温水)を高温の温水に加熱するものである。ヒートポンプユニット10は、例えば、冷媒(例えば、二酸化炭素)を圧縮して高温・高圧にする圧縮機と、圧縮機から吐出された冷媒を凝縮させるとともに貯湯タンク2からの水と熱交換することによって水を凝縮熱で加熱する凝縮器と、凝縮器からの冷媒を減圧する減圧弁と、大気中の熱を吸熱して減圧した冷媒を蒸発させる蒸発器とを備えて構成されている。
<
The
貯湯タンク2の上部から取り出された温水(湯)は、給湯管14を通り混合弁(図示せず)に送られ、給水管11から分岐した分岐給水管(図示せず)からの水と、混合弁で混合され所望温度の温水にされた後、給湯管17を通って給湯端末18から給湯される。
Hot water (hot water) taken out from the upper part of the hot
<外箱3>
外箱3は、内部に貯湯タンク2を収容し、貯湯タンク2の保護、断熱などを目的に供されるものであり、防錆処理がされたかまたは防錆性を持つ薄い鋼板で構成されている。
外箱3は、貯湯タンク2の前方に位置する前板3a(図1参照)、側方に位置する側板3b,3b、後方に位置する後板3c、上方に位置する上板3dおよび下方に位置する底板3eによって縦長の箱状に構成されている。前板3a、側板3b,3b、後板3c、上板3d、底板3eは、必要箇所が嵌合、ボルト締めなどで接合され、外箱3が形成されている。
<
The
The
外箱3の前方(正面側)には、配管カバー3sが設けられている。配管カバー3sは、ヒートポンプユニット10から貯湯タンク2に向かうヒートポンプ戻り管13、分岐給水管、混合弁、減圧弁などを収容して覆い、外部空間から保護している。
A
貯湯タンク2の下部には、3本の内脚2dが固定されている。貯湯タンク2は、3本の内脚2dが外箱3の底板3aの外側に取り付けられる外脚7に固定され支持されている。内脚2dおよび外脚7の数は、それぞれ3つ以上であってもよいが、3つの内脚2d、3つの外脚7の場合、3つの外脚7により貯湯タンクユニット1を設置する一つの平面が定まり貯湯タンク2が最も安定する。そのため、3つの内脚2d、外脚7が最も望ましい。
Three
<外箱3の外脚7>
図2は、貯湯タンクユニット1を下方から見た斜視図である。
貯湯タンクユニット1の外箱3の下面を成す底板3eには、複数の外脚7が外箱3内の貯湯タンク2を支持する内脚2dにボルトb1などにより固定されている。
そのため、外脚7における外箱3の底板3eに当接する上板7aには、ボルトb1が挿通する取り付け穴7a1が設けられている。
<
FIG. 2 is a perspective view of the hot water
A plurality of
Therefore, an attachment hole 7a1 into which the bolt b1 is inserted is provided in the
一方、外脚7の貯湯タンクユニット1の設置箇所Gの基礎(一般的にコンクリートで養生した土台)に当接する下板7bには、基礎への固定用のアンカーボルトが挿通する取り付け穴7b1が設けられている。
On the other hand, an attachment hole 7b1 through which an anchor bolt for fixing to the foundation is inserted is formed in the
<貯湯タンク2と外箱3との間の発泡断熱材6>
図3は、貯湯タンクユニットを略水平面で切断した横断面図である。
図3においてドット表示で示すように、貯湯タンク2と外箱3との間の隙間のスペースs1には発泡性の断熱材である発泡断熱材6が充填されている。
<
FIG. 3 is a cross-sectional view of the hot water storage tank unit cut along a substantially horizontal plane.
As shown by dot display in FIG. 3, the space s <b> 1 between the hot
発泡性の断熱材(発泡断熱材6)は、貯湯タンク2と外箱3との間に、液状の発泡性の断熱材を注入し、充填後に発泡させることで構成されるものである。発泡断熱材6としては、例えば、硬質ポリウレタンフォームが用いられる。この硬質ポリウレタンフォームは、ポリオール成分とイソシアネート成分の2つのウレタン原液を、発泡剤、触媒、整泡剤の存在下で反応させることにより得られるものである。発泡剤としては、シクロペンタン、水、炭酸ガスなどである。なお、発泡断熱材6は、硬質ポリウレタンフォーム以外のものを用いてもよい。
The foamable heat insulating material (foamed heat insulating material 6) is constituted by injecting a liquid foamable heat insulating material between the hot
このように、貯湯タンク2と外箱3との間に隙間のスペースs1を設け、スペースs1に断熱材の発泡断熱材6を充填することで、貯湯タンク2内の温水の熱が、外箱3の外部空間に漏洩するのを抑制している。
Thus, by providing the space s1 between the hot
<貯湯タンク2と外箱3との間の発泡断熱材6の充填>
図4(a)は、貯湯タンクと外箱との間に発泡断熱材6を充填する状態を示す貯湯タンクユニットの側方からの透視図であり、図4(b)は、図4(a)の右側方からの透視図である。
<Filling of
FIG. 4A is a perspective view from the side of the hot water storage tank unit showing a state in which the foam
貯湯タンク2と外箱3との間の空間に発泡断熱材6を充填する場合、配管カバー3s(図1参照)を取り付ける前の状態において、図4(a)に示すように、貯湯タンク2を収容した外箱3を水平方向に倒し(寝かせ)、配管カバー3sが取り付けられる前板3aの側を下向きにかつ後板3cの側を上向きに、外箱3の設置時の上下方向が水平方向になる状態にする。
When filling the space between the hot
そのため、外箱3の後板3cには、発泡断熱材6を注入する際の入口となる注入口3c1,3c2が形成されている。外箱3の注入口3c1は、後板3cのの下部の底板3e側に形成され、外箱3の注入口3c2は、後板3cの上部の上板3d側に形成されている。
For this reason, the
図5は、発泡断熱材の充填経過の一例を示す外箱と貯湯タンクの側方からの透視図であり、図5(a)は発泡断熱材の注入前を示し、図5(b)は発泡断熱材の注入中を示し、図5(c)は発泡断熱材の充填終了時を示す。なお、図5に示す上下方向および前後方向の矢印は、貯湯タンク2の向きを示している。
FIG. 5 is a perspective view from the side of the outer box and hot water storage tank showing an example of the filling process of the foam heat insulating material, FIG. 5 (a) shows before the foam heat insulating material is injected, and FIG. FIG. 5 (c) shows the end of filling of the foam heat insulating material. 5 indicate the direction of the hot
図6(a)〜(c)は、発泡管理治具を用いた発泡断熱材の充填工程の一例を示すタンク外箱アセンブリを上板側から見た一部断面を含む模式図である。なお、上述したように、液状の発泡断熱材6のタンク外箱アセンブリ3Aへの注入は、タンク外箱アセンブリ3Aを横倒しにした状態で行われる。
なお、タンク外箱アセンブリ3Aとは、発泡断熱材6注入前の貯湯タンク2と外箱3との組立て体をいう。そのため、図6は横倒しにした外箱アセンブリ3Aを外箱3bの上板3d側から見た図である。
FIGS. 6A to 6C are schematic views including a partial cross section of a tank outer box assembly showing an example of a filling process of the foam heat insulating material using the foam management jig, as viewed from the upper plate side. As described above, the liquid foam
The tank
発泡断熱材6の発泡時、外箱3は発泡断熱材6から内圧を受けて膨らむこととなる。そこで、図6(a)〜(c)に示すように、外箱3を倒した(寝かせた)状態において、発泡管理治具(やとい、ともいう)30を外箱3の外面に密着させてその周囲を覆った状態で液状の発泡断熱材6の注入、発泡が行われる。
When the foam
以下、発泡管理治具30(以下、やとい30と称す)を用いた発泡断熱材6の充填工程について説明する。
発泡管理治具30は、発泡断熱材6の発泡による内圧に抗するため、外箱3の周囲全体を取り囲んで前板3a、側板3b、3b、後板3c、上板3d、底板3eのすべてが変形しないように内方に向けて押し付ける板状の治具を備えている。
Hereinafter, the filling process of the foam
The
板状の治具は、固定やとい30a、第1可動やとい30b、第2可動やとい30c、第3可動やとい30d、第4可動やとい、および第5可動やといを備えている。
固定やとい30aは、床上に固定されている。第1可動やとい30b、第2可動やとい30c、第3可動やとい30d、第4可動やとい、および第5可動やといは、開閉自在な可動のやといである。
The plate-shaped jig includes a fixed
The fixed
第4可動やとい、固定やとい30a、第1可動やとい30b、第2可動やとい30c、第3可動やとい30d、および第5可動やといは、それぞれ外箱3の上板3d、前板3a、後板3c、側板3b、3b、および底板3eをそれぞれ抑える役割をする。なお、図6(a)〜(c)では、第4可動やとい、第5可動やといは図示を省略している。
The fourth movable sheath, the fixed
タンク外箱アセンブリ3Aに発泡断熱材6が充填される前、図6(a)に示すように、第1可動やとい30b、第2可動やとい30c、第3可動やとい30d、第4可動やとい、および第5可動やといは、開放されている。
Before the tank
液状の発泡断熱材6の貯湯タンク2と外箱3との間への充填に際して、下方の固定やとい30a上にはタンク外箱アセンブリ3Aの外箱3の前板3a側が載置されることとなる。外箱3の前板3aからは、図1に示すように、給水管突出部11tとヒートポンプ往き管突出部12tとが前板3aの外側に突設されている。
When the
外箱3の後板3cには、発泡断熱材6の注入口3c1、3c2(図4参照)が形成されている。後板3cに合わせられる第1可動やとい30bには、後板3cの注入口3c1、3c2に対向する位置に、発泡断熱材注入用のノズルn(図5参照)が嵌入されるノズル嵌入口30b1、30b2が形成されている。
The
つまり、外箱3の後板3cの発泡断熱材6の注入口3c1、3c2と、外箱3の前板3aの給水管突出部11tおよびヒートポンプ往き管突出部12tとは、同じ側でなく反対側に位置する。
That is, the inlets 3c1 and 3c2 of the
そこで、下側の固定やとい30aには、外箱3の前板3aから突出する給水管突出部11tとヒートポンプ往き管突出部12tとを収納する逃げ穴30a1、30a2が凹設されている。逃げ穴30a1、30a2は、発泡断熱材6の注入に際してタンク外箱アセンブリ3Aがやとい30内に載置される際、外箱3の前板3a側が略垂直に下方に移動され固定やとい30a上に載置される。そのため、固定やとい30aの逃げ穴30a1、30a2はそれぞれ給水管突出部11t、ヒートポンプ往き管突出部12tの管径より若干大きな径にすることができる。
Therefore, escape holes 30a1 and 30a2 for accommodating the water supply
そして、図6(b)の白抜き矢印に示すように、開放されたやとい30の上方から、タンク外箱アセンブリ3Aが前方の前板3a側を下にして下方に降ろされる
この際、タンク外箱アセンブリ3Aは、前方側(前板3a側)が下に位置するので、外箱3の前板3aが固定やとい30a上に載置される。載置に際して、外箱3の前板3aから突出する給水管突出部11tとヒートポンプ往き管突出部12tは、固定やとい30aの逃げ穴30a1、30a2に合わせ、嵌入される。
Then, as shown by the white arrow in FIG. 6 (b), the tank
なお、図6(b)に示すように、タンク外箱アセンブリ3Aの前板3aの給水管突出部11tおよびヒートポンプ往き管突出部12tには、略三角錐状のキャップc1、c2がそれぞれ嵌められて固定やとい30aの逃げ穴30a1、30a2に嵌合され位置決めされる。図7(a)に、給水管突出部、ヒートポンプ往き管突出部のキャップ取付前の状態を示し、図7(b)に、給水管突出部、ヒートポンプ往き管突出部のキャップ取付後の状態を示す。
As shown in FIG. 6B, substantially triangular pyramid-shaped caps c1 and c2 are fitted in the water
略三角錐状のキャップc1、c2により、タンク外箱アセンブリ3Aをやとい30内に降ろす際に、給水管突出部11tおよびヒートポンプ往き管突出部12を略三角錐状のキャップc1、c2で固定やとい30aの逃げ穴30a1、30a2内に案内して容易に位置決めし、円滑に嵌合することができる。
When the tank
上述の如く、給水管突出部11t、ヒートポンプ往き管突出部12tを、逃げ穴30a1、30a2に嵌入することで、タンク外箱アセンブリ3Aを固定やとい30a上の所定位置に位置決めすることができる。
結果的に、タンク外箱アセンブリ3Aを固定やとい30a上に載置する際に、タンク外箱アセンブリ3Aがやとい30の固定やとい30a上の所定位置に位置決めできたことを確認することができる。
As described above, the tank
As a result, when the tank
その後、第1可動やとい30b、第2可動やとい30c、第3可動上やとい30d、第4可動やとい、および第5可動やといが、図6(b)の矢印に示すように、内方に閉じられる。
そして、図6(c)に示す第1可動やとい30b、第2可動やとい30c、第3可動やとい30d、第4可動やとい、および第5可動やといが閉られ、タンク外箱アセンブリ3Aの外箱3をやとい30で抑えた状態で、やとい30にロックがかけられる。
Thereafter, the first
Then, the first
その後、図6(c)に示すように、やとい30の外側から、ノズルnを第1可動やとい3 0のノズル嵌入口30b1、30b2を挿通させて後板3cの注入口3c1、3c2に挿入し、注入口3c1、3c2から液状の発泡断熱材が外箱3と貯湯タンク2間に注入される。
Thereafter, as shown in FIG. 6C, from the outside of the
図8(a)は、液状の発泡断熱材6の注入前の状態の注入口3c1、3c2付近の断面拡大図であり、図8(b)は、液状の発泡断熱材6の注入時の注入口3c1、3c2付近の断面拡大図であり、図8(c)は、液状の発泡断熱材6の発泡後の状態の注入口3c1、3c2付近の断面拡大図である。
FIG. 8A is an enlarged cross-sectional view of the vicinity of the inlets 3c1 and 3c2 before the
図8(a)に示すように、液状の発泡断熱材6を注入する前の状態において、外箱3の後板3cの注入口3c1、3c2は、薄い厚さの樹脂フィルムなどの弾性内蓋ifがほぼ注入口3c1、3c2を塞いだ状態にある。なお、注入口3c1、3c2は全部で4つある。つまり、4つの注入口3c1、3c2から液状の発泡断熱材6が注入される。
As shown in FIG. 8A, before the liquid foam
その後、図8(b)に示すように、ノズルnから液状の発泡断熱材6を注入する。すると、弾性内蓋ifは弾性材であるので、ノズルnからの液状の発泡断熱材6の注入圧によって内方(貯湯タンク2と外箱3との間の空間s1)に弾性変形する。
Thereafter, as shown in FIG. 8B, a liquid foam
その後、タンク外箱アセンブリ3Aの貯湯タンク2と外箱3との間の空間s1に発泡断熱材6が発泡することで充填される。この際、発泡断熱材6の注入によって、内方(貯湯タンク2と外箱3との間の空間s1)に変形していた弾性内蓋ifは、図8(c)に示すように、発泡する発泡断熱材6に押圧されて後板3cに当接するように移動し、後板3cの注入口3c1、3c2を内側から塞ぐ。こうして、液状の発泡断熱材6が発泡して、タンク外箱アセンブリ3Aの貯湯タンク2と外箱3との間の空間s1への発泡断熱材6の充填が完了する。
Thereafter, the foamed
発泡断熱材6の充填が完了すると、やとい30へのロックが外され、第1可動やとい30b、第2可動やとい30c、第3可動やとい30d、第4可動やとい、および第5可動やといが開放され、発泡断熱材6が充填されたタンク外箱アセンブリ3Aがやとい30から取り出される。
以上が、タンク外箱アセンブリ3Aへの発泡断熱材6の充填工程である。
When the filling of the foam
The above is the filling process of the foam
ところで、貯湯タンクユニット1は、実用上、屋外に設置され風雨に晒される。 ここで、ウレタン等の発泡断熱材6は水分に弱い。そこで、タンク外箱アセンブリ3Aの外箱3の外側から注入口3c1(3c2)をその径より大きい外蓋of(図8(c)参照)で塞ぐ。なお、外蓋ofは接着剤着きの樹脂製のフィルム、金属製の薄板、コーティング剤等である。なお、外蓋ofは注入口3c1(3c2)を外側から保護できれば、その他のものでもよい。
ここで、図8(c)に示す弾性内蓋ifと外蓋ofの間の空間は無い形状が好ましい。当該空間を無くした場合、結露の可能性を排除できるという効果が加わる。
By the way, the hot water
Here, a shape having no space between the elastic inner lid if and the outer lid of shown in FIG. 8C is preferable. If the space is eliminated, the effect of eliminating the possibility of condensation is added.
これにより、貯湯タンクユニット1が実用に際して、外箱3の注入口3c1(3c2)が風雨に晒された場合も、注入口3c1(3c2)が外蓋ofでカバーされるので、注入口3c1(3c2)内の発泡断熱材6に水分が付着することが抑制される。
なお、上述の構成は、やとい30が動いて、ノズルが静止した設備、または、ノズルが動いて、やとい30が静止した設備の何れにも適用できる。
Accordingly, when the hot water
Note that the above-described configuration can be applied to either equipment in which the quick 30 is moved and the nozzle is stationary, or equipment in which the nozzle is moved and the quick 30 is stationary.
<比較例>
次に、比較例について説明する。
比較例は、液状の発泡断熱材106の注入口103a1、103a2を、外箱103の前板103aに設けたものである。
<Comparative example>
Next, a comparative example will be described.
In the comparative example, the
図9は、比較例の液状の発泡断熱材の充填経過の一例を示す外箱と貯湯タンクの側方からの透視図であり、図9(a)は比較例の液状の発泡断熱材の注入前を示し、図9(b)は比較例の液状の発泡断熱材の注入中を示し、図9(c)は比較例の液状の発泡断熱材の充填終了時を示す。なお、図9に示す上下方向および前後方向の矢印は、貯湯タンク2の向きを示している。
FIG. 9 is a perspective view from the side of the outer box and hot water storage tank showing an example of the filling process of the liquid foam heat insulating material of the comparative example, and FIG. 9A is an injection of the liquid foam heat insulating material of the comparative example. FIG. 9 (b) shows the state during injection of the liquid foam insulation of the comparative example, and FIG. 9 (c) shows the end of filling of the liquid foam insulation of the comparative example. 9 indicate the direction of the hot
比較例では、液状の発泡断熱材106の充填は、実施形態と異なり、外箱103の前板103a側から行われる。つまり、図9(a)に示すように、タンク外箱アセンブリ103Aへの発泡断熱材106の注入に際して、発泡管理治具130(以下、やとい130と称す)内で、外箱103の前板103aを上方に、外箱103の後板103cを下方にする姿勢で行われる。なお、タンク外箱アセンブリ103Aとは、発泡断熱材106の注入前の貯湯タンク102と外箱103との組立て体をいう。
In the comparative example, the
そこで、外箱103の前板103aには、注入口103a1、103a2が設けられている。
図10(a)〜(c)は、比較例の発泡管理治具を用いた発泡断熱材の充填工程の一例を示す外箱と貯湯タンクを上方から見た模式図である。
In view of this, the
FIGS. 10A to 10C are schematic views of an outer box and a hot water storage tank as viewed from above, showing an example of a filling process of the foam heat insulating material using the foam management jig of the comparative example.
比較例の発泡断熱材106の充填は、図10(a)〜(c)に示すように、外箱3を横倒した状態において、外箱103の外面に密着させてその周囲をやとい130で覆って行われる。
やとい130は、発泡断熱材106の発泡による内圧に抗するため、外箱103の周囲全体を取り囲んで前板103a、側板103b、103b、後板103c、上板103d、底板103eのすべてを変形しないように内方に向けて押し付ける板状の治具を備えている。
As shown in FIGS. 10 (a) to 10 (c), the
The
治具は、固定やとい130a、第1可動やとい130b、第2可動やとい130c、第3可動やとい130d、第4可動やとい、および第5可動やといを備えている。固定やとい130aは、床上に固定されている。第1可動やとい130b、第2可動やとい130c、第3可動やとい130d、第4可動やとい、および第5可動やといは、開閉自在な可動のやといである。
The jig includes a fixed
第4可動やとい、第1可動やとい130b、第2可動やとい130c、第3可動やとい130d、固定やとい130a、第5可動やといは、それぞれ外箱103の上板103d、前板103a、側板103b、103b、後板103c、および底板103eを抑える役割をする。なお、図10(a)〜(c)では、第4可動やとい、第5可動やといは図示を省略している。
The fourth movable collar, the first
タンク外箱アセンブリ103Aのタンク102と外箱103間の空間への発泡断熱材106の充填工程について説明する。
タンク外箱アセンブリ103Aが運搬される前において、図10(a)に示すように、第1可動やとい130b、第2可動やとい130c、第3可動やとい130d、第4可動やとい、および第5可動やといは、開放されている。
The filling process of the foam
Before the tank
その後、図10(b)に示すように、発泡断熱材106充填前のタンク外箱アセンブリ103Aが、横倒しで前板103aを上にした状態で、やとい130の上方に運搬されてくる。そして、図10(b)の白抜き矢印のように、充填前のタンク外箱アセンブリ103Aが固定やとい130aの上に載置される。
Thereafter, as shown in FIG. 10B, the tank
そして、図10(c)に示すように、第1可動やとい130b、第2可動やとい130c、第3可動やとい130d、第4可動やとい、および第5可動やといは、発泡断熱材106が充填前のタンク外箱アセンブリ103Aを覆うようにして閉じられる。
As shown in FIG. 10 (c), the first
ここで、図10(c)に示すタンク外箱アセンブリ103Aの上側に位置する前板103aには、外側に給水管突出部111t、ヒートポンプ往き管突出部112tが突出している(図1参照)。
Here, on the
そのため、前板103a抑える第1可動やとい130bには、前板103aの外側に突出する給水管突出部11t、ヒートポンプ往き管突出部12tを逃げるための逃げ穴130b3、130b4が形成されている。
また、第1可動やとい130bには、前板103aの4つの注入口103a1、103a2に対向する位置にノズル挿入孔130b1、130b2が形成されている。
Therefore, the first
Further, nozzle insertion holes 130b1 and 130b2 are formed in the first
つまり、図10(c)に示すように、第1可動やとい130b、第2可動やとい130c、第3可動やとい130d、第4可動やとい、および第5可動やといを閉める際に、第1可動やとい130bがタンク外箱アセンブリ103Aの前板103aの注入口103a1、103a2や給水管突出部111t、ヒートポンプ往き管突出部112tに当たらないように開口部(ノズル挿入孔130b1、130b2、逃げ穴130b3、130b4)が設けられている。すなわち、発泡断熱材106の注入側と給水管突出部111t、ヒートポンプ往き管突出部112tとが同じ側とされている。
That is, as shown in FIG. 10 (c), when closing the first
そして、図10(c)に示す状態で、第1可動やとい130b、第2可動やとい130c、第3可動やとい130d、第4可動やとい、および第5可動やといは、充填前のタンク外箱アセンブリ103Aを覆った状態で、ロックがかけられる。
Then, in the state shown in FIG. 10 (c), the first
そして、ノズルnが第1可動やとい130bのノズル挿入孔130b1、130b2と前板103aの注入口103a1、103a2とを挿通してセットされ、ノズルnから液状の発泡断熱材106の注入が行われる。
The nozzle n is set through the nozzle insertion holes 130b1 and 130b2 of the first
そして、発泡断熱材106の注入が終了すると、ノズルnが外される。そして、タンク外箱アセンブリ103Aの貯湯タンク102と外箱103との間の空間に入れられた液状の発泡断熱材106が発泡し、貯湯タンク102と外箱103との間に発泡断熱材106が充填される。
And when injection | pouring of the foam
発泡断熱材106のタンク外箱アセンブリ103Aへの充填が完了すると、ロックが外され、第1可動やとい130b、第2可動やとい130c、第3可動やとい130d、第4可動やとい、および第5可動やといが開放され、発泡断熱材106が充填されたタンク外箱アセンブリ103Aがやとい130から取り出される。
When the filling of the foam
ここで、第1可動やとい130b、第2可動やとい130c、第3可動やとい130d、第4可動やとい、および第5可動やといを開閉する際、第1可動やとい130bのノズル挿入孔130b1、130b2と逃げ穴130b3、130b4が、静止状態のタンク外箱アセンブリ103Aの前板103aの注入口103a1、103a2と給水管突出部111t、ヒートポンプ往き管突出部112tに対して、斜めの軌跡を描いて移動する。
そのため、第1可動やとい130bの逃げ穴130b3、130b4は、前板103aの給水管突出部111tの外径、ヒートポンプ往き管突出部112tの外径よりも大きな径をもって逃げるように構成されている。
Here, when the first
Therefore, the escape holes 130b3 and 130b4 of the first
従って、比較例では、第1可動やとい130bのノズル挿入孔130b1、130b2と逃げ穴130b3、130b4近傍は開口部となり、抑えが弱くなる。そのため、液状の発泡断熱材6の発泡時、外箱103が外側に出っ張るおそれがある。また、第1可動やとい130bのノズル挿入孔130b1、130b2、逃げ穴130b3、130b4近傍は、板金合わせ部が設けられないなど設計自由度が低い。
Accordingly, in the comparative example, the vicinity of the nozzle insertion holes 130b1 and 130b2 and the escape holes 130b3 and 130b4 of the first
また、比較例では、第1可動やとい130bに開口部(ノズル挿入孔130b1、130b2、逃げ穴130b3、130b4)が多いので、強度が低くなる。やとい130の強度がないと、発泡圧力に負け、外箱103が変形する等の問題が生じる。
In the comparative example, since the first
また、比較例では、第1可動やとい130b、第2可動やとい130c、第3可動やとい130d、第4可動やとい、および第5可動やといを閉じて、第1可動やとい130bのノズル挿入孔130b1、130b2と逃げ穴130b3、130b4が、タンク外箱アセンブリ103Aの前板103aの注入口103a1、103a2と給水管突出部111t、ヒートポンプ往き管突出部112tに挿通するまで、タンク外箱アセンブリ103Aがやとい130内の所定位置に位置決めされたか確認できない。
In the comparative example, the first
つまり、比較例では、第1可動やとい130、第2可動やとい130c、第3可動やとい130d、第4可動やとい、および第5可動やといを閉じるまで、タンク外箱アセンブリ103Aがやとい130内の所定位置に位置決めされたか分らない。
That is, in the comparative example, the tank
そのため、充填前のタンク外箱アセンブリ103Aがやとい130内の所定位置に位置決めがうまくいかなかった場合には、再度第1可動やとい130b、第2可動やとい130c、第3可動やとい130d、第4可動やとい、および第5可動やといを開いて位置決めをし直す必要がある。従って、充填前のタンク外箱アセンブリ103Aのやとい130内への位置決めの作業性が悪い。
For this reason, if the tank
なお、給水管突出部111tの外径、ヒートポンプ往き管突出部112tには、実施形態と同様な三角錘状のキャップc1、c2が取り付けられる。
In addition, the triangular pyramid-shaped caps c1 and c2 similar to the embodiment are attached to the outer diameter of the water
これに対して、実施形態の貯湯タンクユニット1では、以下の効果を奏する。
1.タンク外箱アセンブリ3Aの前板3aが下側になって上側の後板3c側から発泡断熱材6の注入が行われる。そのため、前板3aの給水管突出部111t、ヒートポンプ往き管突出部112tが固定やとい30aの逃げ穴30a1、30a2に納められる。従って、タンク外箱アセンブリ3Aへの液状の発泡断熱材6の注入に際して、タンク外箱アセンブリ3Aをやとい130内に設置する際、つまり、タンク外箱アセンブリ3Aの前板3aを固定やとい30aに対して鉛直方向に降ろす際に前板3aの給水管突出部11t、ヒートポンプ往き管突出部12tが固定やとい30aの逃げ穴30a1、30a2に嵌入される。
そのため、この嵌入の際に、タンク外箱アセンブリ3Aをやとい30内の所定位置に位置決めできる。
In contrast, the hot water
1. The
Therefore, the tank
換言すれば、タンク外箱アセンブリ3Aを固定やとい30aに載置した際に、やとい30内の所定位置に位置決めできたか否か分る。そのため、比較例と異なりタンク外箱アセンブリ3Aの位置決めの可否が、第1可動やとい30b、第2可動やとい30c、第3可動やとい30d、第4可動やとい、および第5可動やといを閉じる前に分り、位置決めのやり直しが速く行える。従って、充填前のタンク外箱アセンブリ3Aのやとい30内への位置決めの作業性がよい。
In other words, when the tank
2.タンク外箱アセンブリ3Aを固定やとい30a上に鉛直方向に降ろす際に位置決めできるので、タンク外箱アセンブリ3Aのやとい30内への位置決め作業が容易である。
2. Since the tank
3.タンク外箱アセンブリ3Aを固定やとい30aに鉛直方向に降ろして位置決めするので、位置決めの際、タンク外箱アセンブリ3Aの給水管突出部11t、ヒートポンプ往き管突出部12tは鉛直方向の軌跡を描いて移動する。従って、タンク外箱アセンブリ3Aの前板3aの給水管突出部11t、ヒートポンプ往き管突出部12tを収容する固定やとい30aの逃げ穴30a1、30a2の各径は、前板3aの給水管突出部11t、ヒートポンプ往き管突出部12tの各径より若干大きな径で形成できる。
3. Since the tank
4.また、図6に示すように、第1可動やとい30bには、給水管突出部11t、ヒートポンプ往き管突出部12tの収容孔は不要で、ノズル嵌入口30b1、30b2を形成するだけで済む。そのため、第1可動やとい30bの強度が高いため、第1可動やとい30bの抑えが強い。従って、発泡断熱材6が注入された後の発泡時、外箱3が外側に出張ることが抑制される。
4). In addition, as shown in FIG. 6, the first
5.また、固定やとい30aに給水管突出部11t、ヒートポンプ往き管突出部12tの逃げ穴30a1、30a2が設けられ、第1可動やとい30bには、前板3aの給水管突出部11t、ヒートポンプ往き管突出部12tの逃げ穴がないので、板金合わせ部が設ける領域が大きく、比較例より設計自由度が高い。
5. Further, the fixed
6.タンク外箱アセンブリ3Aの外箱3の注入口3c1(3c2)が外蓋ofでカバーされているので、発泡断熱材6に水分が付着することを抑制することができる。
6). Since the inlet 3c1 (3c2) of the
7.固定やとい30aに給水管突出部11t、ヒートポンプ往き管突出部12tの逃げ穴30a1、30a2が設けられ、第1可動やとい30bには、ノズル嵌入口30b1、30b2が設けられるので、やとい30が簡単になる。
8.以上のことから、高い断熱性能を備えるとともに、低コストの給湯機Kおよびその製造方法を提供できる。
7). The fixed
8). From the above, it is possible to provide a low-cost water heater K and a method for manufacturing the same while having high heat insulation performance.
<<その他の実施形態>>
1.なお、液状の発泡断熱材6の注入口は、複数または単数でもよく、限定されない。
<< Other Embodiments >>
1. In addition, the injection port of the liquid foam
2.前記実施形態では、固定やとい30aの逃げ穴30a1、30a2は、給水管突出部11tの径、ヒートポンプ往き管突出部12tの径より若干大きな径の場合を説明したが、固定やとい30aの逃げ穴30a1、30a2を下方に頂点をもつ円錐形状とし、充填前のタンク外箱アセンブリ3Aの固定やとい30aの位置決めに際して、給水管突出部11t、ヒートポンプ往き管突出部12tを案内する構成としてもよい。これにより、充填前のタンク外箱アセンブリ3Aの固定やとい30aへの位置決めがより容易に行われる。
2. In the embodiment described above, the escape holes 30a1 and 30a2 of the fixed
3.なお、前記実施形態では、液状の発泡断熱材6を外箱3の後板3cに注入口3c1(3c2)を設けて注入する場合を例示したが、外箱3の側板3bに注入口を設けて、液状の発泡断熱材6を注入する構成としてもよい。この場合、貯湯タンクユニット1の内脚2dおよび外脚7の位置を調整することで、液状の発泡断熱材6の注入が滞りなく行える。
3. In the above embodiment, the case where the liquid foam
4.なお、前記実施形態で説明した構成は、本発明の一例を示したものであり、特許請求の範囲内において、様々な具体的形態が可能である。 4). The configuration described in the above embodiment shows an example of the present invention, and various specific forms are possible within the scope of the claims.
1 貯湯タンクユニット
2 貯湯タンク
3 外箱
3a 前板
3c 後板
3c1、3c2 注入口
6 発泡断熱材
10 ヒートポンプユニット(加熱手段)
11t 給水管突出部(配管突出し部)
12t ヒートポンプ往き管突出部(配管突出し部)
30 やとい(治具)
30a 固定やとい(固定冶具)
30b 可動やとい(可動冶具)
30a1、30a2 逃げ穴(逃げ部)
30b1、30b2 ノズル嵌入口(挿通穴)
n ノズル
of 外蓋
K 給湯機
DESCRIPTION OF
11t Water supply pipe protrusion (pipe protrusion)
12t heat pump forward pipe protrusion (pipe protrusion)
30 Yaoi (Jig)
30a Fixed anchor (fixed jig)
30b Movable yam (movable jig)
30a1, 30a2 Relief hole (relief part)
30b1, 30b2 Nozzle insertion port (insertion hole)
n Nozzle of outer lid K water heater
Claims (3)
前記貯湯タンクユニットは、
加熱された温水が貯留される貯湯タンクと、
前記貯湯タンクを内部に収容し、前板と後板とを有する外箱と、
前記貯湯タンクと前記外箱との間に注入され発泡して形成される発泡断熱材とを備え、 前記前板には配管突出し部が配置され、
前記後板の注入口から前記発泡断熱材が、前記外箱と前記貯湯タンクとの間に注入されて構成されている
ことを特徴とする給湯機。 Comprising heating means for heating hot water to produce hot water, and a hot water storage tank unit for storing and supplying the hot water,
The hot water tank unit is
A hot water storage tank in which heated hot water is stored;
Containing the hot water storage tank inside, an outer box having a front plate and a rear plate;
A foam heat insulating material that is injected and foamed between the hot water storage tank and the outer box, and a pipe protruding portion is disposed on the front plate,
The hot water heater is characterized in that the foam heat insulating material is injected between the outer box and the hot water storage tank from the inlet of the rear plate.
前記注入口を外側から覆う外蓋が設けられている
ことを特徴とする給湯機。 In the water heater according to claim 1,
An outer lid that covers the inlet from the outside is provided.
前記発泡断熱材の注入に際して、前記外箱は冶具によって外側から抑えられ、
前記前板を抑える固定冶具には、前記配管突出し部を逃げる凹部が設けられ、
前記後板を抑える可動冶具には、前記発泡断熱材を注入するノズルが挿通する挿通穴が設けられ、
前記発泡断熱材は、前記後板の注入口から、前記外箱と前記貯湯タンクとの間に注入される
ことを特徴とする給湯機の製造方法。 In the manufacturing method of the water heater according to claim 1,
Upon injection of the foam insulation, the outer box is suppressed from the outside by a jig,
The fixing jig for holding the front plate is provided with a recess for escaping the pipe protruding portion,
The movable jig for holding the rear plate is provided with an insertion hole through which a nozzle for injecting the foam heat insulating material is inserted,
The foam heat insulating material is injected between the outer box and the hot water storage tank from the inlet of the rear plate.
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