JP2017030921A - Sheet conveying apparatus - Google Patents
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Abstract
Description
本発明はシート搬送装置に関する。 The present invention relates to a sheet conveying apparatus.
特許文献1に従来のシート搬送装置の例が開示されている。このシート搬送装置は、積載面、ピックアップローラ、分離ローラ、ホルダ及びカバーを備えている。
積載面は、給紙トレイ及び給紙スロープの上面によって形成されている。積載面には、シートが積載される。ピックアップローラは、積載面に積載されたシートを搬送方向に送り出す。分離ローラは、ピックアップローラよりも搬送方向の下流に位置している。分離ローラは、積載面における搬送方向に直交する幅方向に延在する分離ローラ軸に駆動されて回転する。分離ローラは、ピックアップローラによって搬送されるシートを1枚ずつに分離しつつ、搬送方向に搬送する。ホルダは、分離ローラ軸周りに揺動可能に支持されている。ホルダは、ピックアップローラを回転可能に支持している。カバーは、ホルダを間に位置させた状態で積載面と対向している。 The stacking surface is formed by the upper surfaces of the paper feed tray and the paper feed slope. Sheets are stacked on the stacking surface. The pickup roller sends out the sheets stacked on the stacking surface in the transport direction. The separation roller is located downstream of the pickup roller in the transport direction. The separation roller is driven to rotate by a separation roller shaft extending in the width direction orthogonal to the conveyance direction on the stacking surface. The separation roller conveys the sheet conveyed by the pickup roller in the conveyance direction while separating the sheets one by one. The holder is supported so as to be swingable around the separation roller shaft. The holder supports the pickup roller rotatably. The cover faces the loading surface with the holder positioned therebetween.
このシート搬送装置では、シートを搬送する前に、分離ローラ軸が回転し、ホルダが分離ローラ軸を中心としてカバーに近づく方向に揺動する(以下、ホルダが上昇する、と記載する)。これにより、ホルダに支持されているピックアップローラが持ち上がり、積載面とピックアップローラの外周面との間に隙間ができる。その隙間に、複数枚のシートを重ねた状態で差し込むことにより、積載面に複数枚のシートをまとめて載置することが可能になっている。 In this sheet conveying apparatus, before the sheet is conveyed, the separation roller shaft rotates, and the holder swings in a direction approaching the cover with the separation roller shaft as a center (hereinafter, the holder is described as being raised). Thereby, the pickup roller supported by the holder is lifted, and a gap is formed between the stacking surface and the outer peripheral surface of the pickup roller. By inserting a plurality of sheets in the gap, the plurality of sheets can be placed together on the stacking surface.
しかし、積載面に一度にまとめて積載され得るシート枚数、すなわちシートの分離が精度よく行われる限度枚数は、分離ローラ等の分離性能に応じて増減すると考えられる。一方、上記のシート搬送装置において、ホルダをカバーに近づく方向に揺動させる仕組みは、例えば、ホルダに設けられた突起と、板バネとを含んで構成される。そのため、ホルダを突起と板バネによって上昇させた位置において、さらにホルダをカバーに近づく方向に持ち上げる力が作用した場合には、板バネの変形により、ホルダはさらに上昇することが可能である。従って、上記従来のシート搬送装置においては、積載面とピックアップローラの外周面との間の隙間に、ユーザが過剰な枚数のシートを容易に差し入れてしまうことが考えられる。その場合、分離ローラ等が本来の分離性能を十分に発揮し難くなり、結果として、このシート搬送装置では、重送や空送等が発生するおそれがある。 However, it is considered that the number of sheets that can be stacked together on the stacking surface, that is, the limit number of sheets that can be separated with high accuracy, increases or decreases according to the separation performance of the separation roller or the like. On the other hand, in the above-described sheet conveying apparatus, the mechanism for swinging the holder in the direction approaching the cover includes, for example, a protrusion provided on the holder and a leaf spring. Therefore, in the position where the holder is raised by the protrusion and the leaf spring, when a force that further lifts the holder in the direction approaching the cover is applied, the holder can be further raised by deformation of the leaf spring. Therefore, in the conventional sheet conveying apparatus, it is conceivable that the user easily inserts an excessive number of sheets into the gap between the stacking surface and the outer peripheral surface of the pickup roller. In that case, it becomes difficult for the separation roller or the like to sufficiently exhibit the original separation performance, and as a result, in this sheet conveying apparatus, there is a possibility that double feeding or idle feeding or the like occurs.
本発明は、上記従来の実情に鑑みてなされたものであって、過剰な枚数のシートが積載面に積載されて分離性能が低下することを抑制できるシート搬送装置を提供することを目的とする。 The present invention has been made in view of the above-described conventional situation, and an object of the present invention is to provide a sheet conveying apparatus that can suppress an excessive number of sheets from being stacked on a stacking surface and reducing separation performance. .
本発明のシート搬送装置は、シートが積載される積載面と、
前記積載面に積載されたシートを搬送方向に送り出す供給ローラと、
前記供給ローラよりも前記搬送方向の下流に位置し、前記積載面における前記搬送方向に直交する幅方向に延在する回転軸心周りに回転し、前記供給ローラによって搬送されるシートを1枚ずつに分離しつつ、前記搬送方向に搬送する分離ローラと、
前記回転軸心周りに揺動可能に支持され、前記供給ローラを回転可能に支持するホルダと、
前記ホルダを間に位置させて前記積載面と対向する対向壁部と、
前記ホルダが前記対向壁部に近づく方向に揺動して前記供給ローラが前記積載面から離間する際に、前記供給ローラの外周面が前記積載面に対して最も離間する最大離間位置を規定し、前記ホルダの揺動を規制する規制部と、を備えていることを特徴とする。
The sheet conveying apparatus of the present invention includes a stacking surface on which sheets are stacked,
A supply roller for feeding out the sheets stacked on the stacking surface in the transport direction;
Sheets conveyed by the supply roller one by one, which are positioned downstream of the supply roller in the conveyance direction and rotate about a rotation axis extending in the width direction perpendicular to the conveyance direction on the stacking surface. Separating rollers that are transported in the transport direction while being separated into
A holder that is swingably supported around the rotation axis, and that rotatably supports the supply roller;
An opposing wall facing the stacking surface with the holder in between,
When the holder is swung in a direction approaching the facing wall and the supply roller is separated from the stacking surface, the maximum separation position where the outer peripheral surface of the supply roller is most separated from the stacking surface is defined. And a restricting portion for restricting swinging of the holder.
本発明のシート搬送装置では、規制部は、ホルダが対向壁部に近づく方向に揺動して供給ローラが積載面から離間する際に、供給ローラの外周面が積載面に対して最も離間する最大離間位置を規定し、ホルダの揺動を規制する。このため、ユーザが過剰な枚数のシートを積載面に積載することを抑制できる。その結果、本発明のシート搬送装置では、分離ローラ等が本来の分離性能を十分に発揮し、重送や空送等が発生することを抑制できる。 In the sheet conveying apparatus of the present invention, the regulating portion swings in the direction in which the holder approaches the opposing wall portion, and when the supply roller is separated from the stacking surface, the outer peripheral surface of the supply roller is most separated from the stacking surface. Defines the maximum separation position and regulates swinging of the holder. For this reason, it is possible to prevent the user from stacking an excessive number of sheets on the stacking surface. As a result, in the sheet conveying apparatus of the present invention, it is possible to prevent the separation roller or the like from fully exhibiting the original separation performance and the occurrence of double feeding or idle feeding.
したがって、本発明のシート搬送装置では、過剰な枚数のシートが積載面に積載されて分離性能が低下することを抑制できる。 Therefore, in the sheet conveying apparatus of the present invention, it is possible to suppress the separation performance from being deteriorated due to an excessive number of sheets stacked on the stacking surface.
以下、本発明を具体化した実施例1〜3を図面を参照しつつ説明する。
(実施例1)
図1に示すように、実施例1の画像読取装置1は、本発明のシート搬送装置の具体的態様の一例である。図1では、操作パネル8Pが配置される側を装置の前方と規定し、操作パネル8Pに向かった場合に左手に来る側を左方と規定して、前後、左右及び上下の各方向を表示する。そして、図2以降の各図に示す各方向は、全て図1に示す各方向に対応させて表示する。以下、図1等に基づいて、画像読取装置1が備える各構成要素について説明する。
Example 1
As shown in FIG. 1, the
<全体構成>
図1〜図3に示すように、画像読取装置1は、本体部8、開閉部9、画像形成ユニット5、読取ユニット3及び搬送部4を備えている。本体部8は、扁平な略箱状体である。図1に示すように、本体部8の前面には、タッチパネル等である操作パネル8Pが設けられている。
<Overall configuration>
As shown in FIGS. 1 to 3, the
図2に示すように、画像形成ユニット5は、本体部8内の下部分に収容されている。画像形成ユニット5は、インクジェット方式又はレーザ方式等によりシートSHに画像を形成する。図2及び図3に示すように、読取ユニット3は、本体部8内の上部分に収容されている。読取ユニット3は、原稿の画像を読み取る際に使用される。搬送部4は、開閉部9に設けられている。搬送部4は、供給トレイ91に載置されたシートSHを搬送経路P1に沿って順次搬送しながら、シートSHの画像を読取ユニット3に読み取らせる際に使用される。
As shown in FIG. 2, the
図3に示すように、本体部8の上面には、第1プラテンガラス81及び第2プラテンガラス82が配設されている。第1プラテンガラス81の上面によって、原稿支持面81Aが形成されている。原稿支持面81Aは、静止した状態の原稿の画像を読取ユニット3が読み取る際に、その原稿を下から支持する。読取対象の原稿には、用紙、OHPシート等であるシートの他、書籍等が含まれる。
As shown in FIG. 3, a
第2プラテンガラス82は、第1プラテンガラス81の左方に位置して前後方向に細長く延びている。第2プラテンガラス82の上面によって、読取面82Aが形成されている。読取面82Aは、搬送部4によって1枚ずつ搬送されるシートSHの画像を読取ユニット3が読み取る際に、その搬送されるシートSHを下から案内する。なお、本実施例においては、原稿支持面81Aを使用して画像が読み取られる対象を原稿と記載し、搬送部4により搬送しながら画像が読み取られる対象をシートSHと記載する。原稿とシートSHとは、実質的に同じものであってもよい。
The
図1に示すように、開閉部9は、本体部8の後部に配設された図示しないヒンジによって、左右方向に延びる開閉軸心X9周りで揺動可能に支持されている。開閉部9は、図1〜図3に示す閉じた状態では、原稿支持面81Aを上方から覆っている。図示は省略するが、開閉部9は、その前端部が上方かつ後方に変位するように開閉軸心X9周りで揺動することにより、原稿支持面81Aを露出させる。これにより、ユーザは、読取対象の原稿を原稿支持面81Aに支持させることができる。
As shown in FIG. 1, the opening /
図1及び図3に示すように、開閉部9の上部分には、開閉カバー50が設けられている。開閉カバー50は、開閉部9の略中央から左端まで前後左右方向に延在する略平板部材である。開閉カバー50の左端部は下向きに屈曲している。そして、開閉カバー50は、その左端、かつ下端部において、前後方向に延びる開閉軸心X50周りに揺動可能に開閉部9に支持されている。これにより、開閉カバー50は、図1及び図3に実線で示す閉鎖位置と、図3に二点鎖線で示す開放位置との間で変位可能となっている。閉鎖位置は、本発明の開閉カバーの「第1位置」の一例であり、開放位置は、本発明の開閉カバーの「第2位置」の一例である。
As shown in FIGS. 1 and 3, an opening /
図3に示すように、開閉カバー50の内面には、左右方向に延びるガイドリブ50Rが前後方向に複数本並んで形成されている。それらのガイドリブ50Rの下端縁によって、上案内面50Aが形成されている。上案内面50Aは、搬送経路P1のうち、後述する上経路P1Aを上から規定する。
As shown in FIG. 3, a plurality of
読取ユニット3は、本体部8内の上部分に収容された読取センサ3Sと、図示しない走査機構とを有している。読取センサ3Sは、本発明の「読取部」の一例である。走査機構は、本体部8内において、読取センサ3Sを原稿支持面81A及び読取面82Aの下方で左右方向に往復動させる。原稿支持面81Aに支持されている原稿の画像を読み取る場合には、読取センサ3Sが原稿支持面81Aの下方を移動しながら読み取る。読取センサ3Sが読取面82Aの下方で停止する位置は、予め定められた静止読取位置である。シートSHを搬送部4によって搬送しながら画像を読み取る場合には、読取センサ3Sを静止読取位置に停止させる。読取センサ3Sとしては、CIS(Contact Image Sensor)やCCD(Charge Coupled Device)等の周知の画像読取センサが使用される。
The
図1〜図3に示すように、搬送部4は、供給トレイ91と排出トレイ92とを有している。
As shown in FIGS. 1 to 3, the
供給トレイ91は、開閉部9の右部分に形成されている。供給トレイ91の上面は、シートSHを下から支持する支持面91Aである。支持面91Aには、搬送部4によって搬送される読取対象の複数枚のシートSHが積載される。支持面91Aは、左向きに下り傾斜する平坦面である。
The
図1、図3及び図4に示すように、供給トレイ91には、2つのガイド60A、60Aがそれぞれ前後方向にスライド可能に設けられている。各ガイド60A、60Aは、前後方向において対向し、図3に示すラック&ピニオン機構60Rによって連結されている。前方のガイド60Aと後方のガイド60Aとが互いに接近又は離間することにより、供給トレイ91に支持されるサイズの異なる複数種類のシートSHを前後から挟む。
As shown in FIGS. 1, 3, and 4, the
図1〜図3に示すように、排出トレイ92は、供給トレイ91よりも下方に位置している。排出トレイ92の上面は、シートSHを下から支持する支持面92Aとされている。支持面92Aには、読取センサ3Sによって画像が読み取られ、搬送部4によって排出されたシートSHが積載される。支持面92Aは、左から右に向かうにつれて上り傾斜する平坦面である。
As shown in FIGS. 1 to 3, the
図3に示すように、搬送部4は、開閉部9における開閉カバー50とベース部材9Aの左部分との間に設けられている。ベース部材9Aは、開閉部9の底部を構成している。また、ベース部材9Aの右部分は、排出トレイ92を構成している。搬送部4は、アッパーシュート部材130とロアシュート部材140とを有している。
As shown in FIG. 3, the
アッパーシュート部材130及びロアシュート部材140は、ベース部材9Aに組み付けられている。ロアシュート部材140は、アッパーシュート部材130に対して下方に位置している。ロアシュート部材140の下方にベース部材9Aが位置している。
The
アッパーシュート部材130の上面には、第1上搬送面130Aと第2上搬送面130Bとが形成されている。第1上搬送面130Aは、供給トレイ91に続いて左向きに下り傾斜する平坦面である。アッパーシュート部材130の第1上搬送面130Aと供給トレイ91の支持面91Aとにより、積載面150Aが構成されている。積載面150Aには、搬送部4によって搬送される読取対象の複数枚のシートSHが積載される。第2上搬送面130Bは、第1上搬送面130Aに続いて左向きに上り傾斜する略平坦面である。
On the upper surface of the
ロアシュート部材140の下面には、下搬送面140A1、140A2が形成されている。下搬送面140A1は、開閉部9内の左端部の近傍から読取面82Aに向かって右向きに下り傾斜する略平坦面である。下搬送面140A2は、下搬送面140A1に続いて右向きに上り傾斜する略平坦面である。ベース部材9Aの上面には、下搬送面140A1に下から対向する下搬送面50B1と、下搬送面140A2に下から対向する下搬送面50B2とが形成されている。
Lower conveyance surfaces 140A1 and 140A2 are formed on the lower surface of the
搬送部4は、供給トレイ91と排出トレイ92とを接続する搬送経路P1を有している。搬送経路P1は、アッパーシュート部材130の第1、2上搬送面130A、130B、ロアシュート部材140の下搬送面140A1、140A2、開閉カバー50の上案内面50A、ベース部材9Aの下搬送面50B1、50B2、及び各種搬送ローラ等に囲まれた空間として規定される。搬送経路P1は、供給トレイ91の支持面91Aからアッパーシュート部材130の第1、2上搬送面130A、130Bに沿って左向きに延びる部分である上経路P1Aを含んでいる。次に、搬送経路P1は、上経路P1Aに接続し、下向きに湾曲する部分である湾曲経路P1Bを含んでいる。次に、搬送経路P1は、湾曲経路P1Bに接続し、湾曲する部分の下端から読取面82Aに向かって下り傾斜した後、読取面82Aに沿って右方に短く延びる部分と、読取面82Aの右端からさらに右に向かって上り傾斜して排出トレイ92に至る部分とから成る下経路P1Cを含んでいる。上経路P1Aと下経路P1Cとは上下方向に重なっている。
The
搬送部4によって搬送されるシートSHの搬送方向は、搬送経路P1の上経路P1Aでは左向きであり、搬送経路P1の湾曲経路P1Bでは、左向きから変化して右向きになり、搬送経路P1の下経路P1Cでは右向きである。なお、この搬送経路P1の延出する方向や形状は、一例である。
The conveyance direction of the sheet SH conveyed by the
図3及び図4に示すように、搬送部4は、分離ローラ42、分離ローラの回転軸42S、分離パット43、ホルダ30、供給ローラ41及び供給ローラの回転軸41Sを備えている。
As shown in FIGS. 3 and 4, the
分離ローラ42は、供給ローラ41よりも左方、すなわち、搬送経路P1における搬送方向の下流に位置している。そして、分離ローラ42は、アッパーシュート部材130の第2上搬送面130Bに対して上方から対向する位置に設けられている。
The
回転軸42Sは、シートSHの搬送方向に直交する方向である前後方向に延びる回転軸心X42を軸心として延在する円柱軸体である。分離ローラ42の回転軸42Sの前端、及び後端は、開閉部9の前端部を形成する立壁部90F、及び開閉部9の後端部を形成する立壁部90Rの内部に配置されたフレーム(図示せず)にそれぞれ回転可能に支持されている。分離ローラ42は、回転軸42Sの中央部に組み付けられている。
The
分離パッド43は、第2上搬送面130Bと共にシートSHの搬送面を形成している。分離パッド43は、分離ローラ42に下から対向する位置に設けられている。分離パッド43は、ゴムやエラストマー等の軟質材料からなる板状体である。分離パッド43は、付勢バネ43Sによって、分離ローラ42に向かって押圧される。
The
図3及び図4に示すように、ホルダ30は、分離ローラ42を上から覆いつつ、前後から挟んだ状態で収容している。詳細については後述する。ホルダ30は、分離ローラ42の回転軸心X42周りに揺動可能に回転軸42Sに支持されている。また、ホルダ30は、回転軸42Sに対して右方、すなわち、搬送方向の上流に向かって延びている。
As shown in FIGS. 3 and 4, the
図3に示すように、供給ローラ41は、アッパーシュート部材130の第1上搬送面130Aに対して上から対向する位置に設けられている。そして、供給ローラ41は、積載面150Aに積載されたシートSHに対して、上から接触可能に設けられている。供給ローラ41は、分離ローラ42に対して右方に位置し、ホルダ30内に収容される。供給ローラ41は、回転軸心X42と平行な回転軸心X41周りに回転可能にホルダ30に支持されている。よって、ホルダ30が、分離ローラ42の回転軸心X42周りに上方向、あるいは下方向に揺動することで、供給ローラ41が、積載面150Aに近づく位置と離間する位置とに変位可能に構成されている。
As shown in FIG. 3, the
図3及び図4に示すように、ホルダ30は、供給ローラ41及び分離ローラ42を上方から覆う上壁部31を有する。上壁部31には、その後端部において、回転軸心X41と回転軸心X42と間に位置する部分から上向きに膨らむ突出部32が形成されている。突出部32には、回転軸42Sから供給ローラ41に駆動力を伝達する図示しない伝達ギヤ群が収容されている。また、ホルダ30は、上壁部31に接続され、供給ローラ41及び分離ローラ42を前後から覆う前壁部33及び後壁部35を有している。前壁部33及び後壁部35は、上壁部31に対して直交する方向で、下向きに延設されている。分離ローラ42の回転軸42Sは、ホルダ30の前壁部33、及び後壁部35を貫通している。
As shown in FIGS. 3 and 4, the
図示しない駆動部に駆動されて回転軸42Sが回転すると、分離ローラ42及び供給ローラ41が同期回転する。供給ローラ41の外周面41Aは、積載面150Aに積載されたシートSHのうち、最上位置にあるシートSHに搬送力を付与して、そのシートSHを分離ローラ42に向けて送り出す。分離ローラ42は、分離パッド43と協働して、供給ローラ41によって搬送されるシートSHを1枚ずつに分離し、搬送経路P1における搬送方向の下流に搬送する。
When the
搬送部4は、搬送経路P1の上経路P1Aにおいて、分離ローラ42よりも左方、すなわち、分離ローラ42に対して搬送方向の下流となる位置に、搬送ローラ44及びピンチローラ44Pを有している。搬送ローラ44及びピンチローラ44Pは、分離ローラ42及び分離パッド43によって1枚ずつに分離されたシートSHをニップし、搬送方向の下流に向かって搬送する。
The
図3に示すように、搬送部4は、搬送経路P1における湾曲経路P1Bにおいて、湾曲案内面45G、湾曲案内面45H、搬送ローラ45及びピンチローラ45Pを有している。湾曲案内面45Gと湾曲案内面45Hとは、所定の間隔を有して対向している。湾曲案内面45Gは、湾曲経路P1Bにおいて下向きに湾曲する部分を外側から規定する。湾曲案内面45Hは、湾曲経路P1Bにおいて下向きに湾曲する部分を内側から規定する。搬送ローラ45及びピンチローラ45Pは、湾曲経路P1Bの下端部に配置されている。搬送ローラ45及びピンチローラ45Pは、搬送ローラ44及びピンチローラ44Pによって搬送されるシートSHをニップし、読取面82Aに向けてさらに搬送する。搬送ローラ44及びピンチローラ44Pと読取面82Aとの間には、下搬送面140A1と下案内面50B1とが所定間隔を有して対向することにより、下経路P1Cの左部分を規定している。
As shown in FIG. 3, the
搬送部4は、読取面82Aに対して上から対向する位置に、押圧部材49を有している。ロアシュート部材140の下面と押圧部材49との間には、圧縮コイルバネ49Sが配設されている。押圧部材49は、圧縮コイルバネ49Sに付勢されて、搬送ローラ45によって搬送されるシートSHを上方から押圧して、読取面82Aに接触させる。
The
搬送部4は、押圧部材49(読取面82A)より右方に、排出ローラ48及びピンチローラ48Pを有している。押圧部材49(読取面82A)と排出ローラ48及びピンチローラ48Pとの間には、下搬送面140A2と下案内面50B2とが所定間隔を有して対向することにより、下経路P1Cの右部分を規定している。
The
下搬送面140A2と下案内面50B2とにより形成される経路は、押圧部材49よりも右方で、排出ローラ48及びピンチローラ48Pに向かって上り傾斜している。
A path formed by the lower conveyance surface 140A2 and the lower guide surface 50B2 is inclined to the right of the pressing
排出ローラ48は、ロアシュート部材140の下搬送面140A2の右端部に位置している。ピンチローラ48Pは、下案内面50B2の右端部に位置している。排出ローラ48とピンチローラ48Pとは、読取面82A上を通過したシートSHをニップして、排出トレイ92の支持面92A上に向けて排出する。
The
<画像読取動作>
この画像読取装置1では、原稿支持面81Aに支持された原稿の画像を読み取る場合、読取ユニット3において図示しない走査機構が作動し、読取センサ3Sを原稿支持面81Aの左端縁の下方に位置する読取開始位置から右端縁の下方に位置する読取終了位置までの間で左右方向に移動させる。これにより、読取センサ3Sは、原稿支持面81Aに支持された原稿の画像を読み取る。その後、図示しない走査機構は、読み取りを終えた読取センサ3Sを待機位置に復帰させる。
<Image reading operation>
In the
また、この画像読取装置1では、積載面150Aに積載されたシートSHの画像を読み取る場合、読取ユニット3において、図示しない走査機構が作動し、読取センサ3Sを読取面82Aの下方の静止読取位置に停止させる。そして、搬送部4が積載面150Aに積載されたシートSHを搬送経路P1に沿って順次搬送すると、そのシートSHは、供給ローラ41及び分離ローラ42等によって搬送されて、読取面82Aに接触しながら静止読取位置にある読取センサ3Sの上を通過する。そして、分離ローラ42よりも搬送方向の下流に設けられた読取センサ3Sは、その通過するシートSHの画像を読み取る。そして、画像が読み取られたシートSHは、排出ローラ48及びピンチローラ48Pによって、排出トレイ92に排出される。その排出されたシートSHは、排出トレイ92の支持面92Aによって下から支持される。
Further, in the
<対向壁部及び規制部の具体的構成>
図3及び図4に示すように、画像読取装置1は、対向壁部51及び規制部100をさらに備えている。
<Specific configuration of opposing wall and regulating portion>
As shown in FIGS. 3 and 4, the
開閉カバー50の内面の一部が対向壁部51とされている。つまり、対向壁部51は、開閉カバー50が閉鎖位置にある状態で、ホルダ30の上方に位置して略水平に延在する壁部である。対向壁部51は、ホルダ30を間に位置させた状態で積載面150Aと対向している。
A part of the inner surface of the opening /
対向壁部51は、開閉カバー50が閉鎖位置にある状態で、ホルダ30、供給ローラ41及び分離ローラ42を上から覆っている。また、対向壁部51は、開閉カバー50が開放位置にある状態で、積載面150Aから離間してホルダ30、供給ローラ41及び分離ローラ42を開放する。その結果、ホルダ30等の周辺に詰まったシートの除去作業等を容易に実施できる。
The facing
図3〜図6に示すように、規制部100は、ホルダリブ110及びカバーリブ120を含んでいる。
As shown in FIGS. 3 to 6, the restricting
ホルダリブ110は、ホルダ30における突出部32の外周面の前部分に形成され、対向壁部51に向かって突出している。ホルダリブ110は、略長方体の形状をなしている。ホルダリブ110の上面は、平坦面である。なお、ホルダリブ110は、本発明の「第1凸部」の一例である。本実施例では、ホルダ30は、射出成形等によって製造された樹脂成形品であり、ホルダリブ110は、ホルダ30に一体成形されている。
The
カバーリブ120は、対向壁部51の左右方向及び前後方向の略中央部に形成され、ホルダ30に向かって突出している。カバーリブ120は、ホルダリブ110よりも小さな略長方体の形状をなしている。カバーリブ120の下面は、平坦面である。なお、カバーリブ120は、開閉カバー50が閉鎖位置にある状態で、下方に垂直に延びている。カバーリブ120は、本発明の「第2凸部」の一例である。本実施例では、開閉カバー50は、射出成形等によって製造された樹脂成形品であり、カバーリブ120は、開閉カバー50に一体成形されている。
The
図6に示すように、ホルダ30が対向壁部51に近づく方向に揺動すると、ホルダリブ110の上面とカバーリブ120の下面とが近付く。さらにホルダ30が揺動するとホルダリブ110の上面とカバーリブ120の下面とが当接することによって、ホルダ30の対向壁部51に近づく方向への揺動が規制される。これによって、供給ローラ41の外周面41Aが第1上搬送面130Aに対して最も離間する最大離間位置L1が規定される。
As shown in FIG. 6, when the
<作用効果>
実施例の画像読取装置1では、積載部150Aに積載されるシートSHの上限枚数は、分離ローラ42、分離パッド43等が本来の分離性能を十分に発揮できる範囲内で、できる限り多くなるように設定されている。そして、供給ローラ41の外周面41Aの下端と積載面150(第1上側搬送面130A)との間の最大離間位置L1は、そのシートSHの上限枚数に対応して設定されている。具体的には、最大離間位置L1は、標準的なシートの厚みに上限枚数をかけた値に設定される。図6の例では、積載部150Aに積載されるシートSHの上限枚数は、50枚に設定されている。
<Effect>
In the
図5及び図6に示すように、ユーザが1枚以上のシートSHを積載部150Aに積載して、シートSHの先端縁を供給ローラ41の下方まで差し入れる。そうすると、供給ローラ41がシートSHの先端縁により押し上げられるので、ホルダ30が回転軸心X42周りに上方に揺動する。
As shown in FIGS. 5 and 6, the user stacks one or more sheets SH on the stacking unit 150 </ b> A, and inserts the leading edge of the sheet SH to below the
例えば、図5に示すように、積載部150Aに積載されるシートSHの積層枚数が1枚〜数枚程度である場合、ホルダ30がホルダリブ110とカバーリブ120とが近づく方向に僅かに揺動し、供給ローラ41の外周面41Aが第1上側搬送面130Aから僅かに離間する。供給ローラ41の外周面41Aと第1上搬送面130Aとが離間する距離をL2とする。
For example, as shown in FIG. 5, when the number of stacked sheets SH stacked on the stacking unit 150 </ b> A is about 1 to several, the
積載部150Aに積載されるシートSHの積層枚数が増加するにつれて、ホルダ30が回転軸心X42周りにさらに揺動し、距離L2が増加する。
As the number of stacked sheets SH stacked on the stacking
そして、図6に示すように、積載部150Aに積載されるシートSHの積層枚数が上限枚数である50枚である場合、ホルダ30のホルダリブ110が上方に変位してカバーリブ120と当接する。これにより、ホルダ30の揺動が規制され、距離L2が最大離間位置L1を超えることができなくなる。これにより、積載面150Aに上限枚数を超える枚数のシートSHが積載されることを抑制する。
As shown in FIG. 6, when the number of stacked sheets SH stacked on the stacking unit 150 </ b> A is 50, which is the upper limit number, the
このように、この画像読取装置1では、予め設定された上限枚数を超える枚数のシートSHをユーザが積載面150Aに積載しようとしても、ユーザはその過剰な枚数のシートSHを供給ローラ41の下方にまで差し入れ難い。このため、この画像読取装置1では、分離ローラ42、分離パッド43等が本来の分離性能を十分に発揮し、重送や空送等が発生することを抑制できる。
As described above, in this
したがって、実施例1の画像読取装置1によれば、過剰な枚数のシートSHが積載面150Aに積載されて分離性能が低下することを抑制できる。
Therefore, according to the
また、この画像読取装置1では、簡素なホルダリブ110及びカバーリブ120により、供給ローラ41の外周面41Aと第1上搬送面130Aとの離間距離の上限を確実に規定することができる。
In the
さらに、この画像読取装置1では、ホルダ30及び開閉カバー50が射出成形等によって製造された樹脂成形品であり、ホルダリブ110及びカバーリブ120がそれらに一体成形されているので、製造コストの低廉化を実現できる。また、ホルダ30にホルダリブ110を成形する場合において、ホルダ30を射出成形する金型に複数の形状の入れ子を選択的に取り付ければ、異なる形状、高さのホルダリブ110を容易に成形することが可能である。開閉カバー50にカバーリブ120を成形する場合も同様である。
Furthermore, in this
図7に参考例を示すように、例えば、画像読取装置1について、同一機種でも異なるグレードについて、50枚を超える上限枚数が設定される場合がある。図7の参考例では、積載部150Aに積載されるシートSHの上限枚数は、100枚に設定されている。この場合には、画像読取装置1について、ホルダ30及び開閉カバー50を射出成形するための金型に取り付ける入れ子の交換等によってホルダリブ110及びカバーリブ120を取り除くことで、上限枚数の増加に対応できる。
As shown in the reference example in FIG. 7, for example, for the
例えば、図7に示すように、積載部150Aに積載されるシートSHの積層枚数が上限枚数である100枚である場合、その最上面のシートSHは、第1上搬送面130Aと開閉カバー50の右端部に形成されたガイドリブ50Rの下端縁に接する高さとなって、上限枚数を超えるシートSHが差し込まれることが規制される。この際、ホルダ30の揺動は規制されないため、ホルダ30は、図6の場合よりもさらに上方に変位する。その結果、供給ローラ41の外周面41Aと第1上搬送面130Aとの離間距離L2が最大離間距離L1を超えてさらに大きくなり、上限枚数である100枚まで対応することができる。なお、ホルダ30の突出部32と開閉カバー50の対向壁部51とが直接当接することによって、ホルダ30の揺動を規制し、シートSHの上限枚数100枚に対応する最大離間位置L1を形成するように構成してもよい。
For example, as shown in FIG. 7, when the number of stacked sheets SH stacked on the stacking
(実施例2)
図8〜図10に示すように、実施例2の画像読取装置は、実施例1の画像読取装置1に係る規制部100の代わりに、規制部200を採用している。規制部200は、ホルダリブ210及びカバーリブ220を含んでいる。ホルダリブ210は、本発明の「第3凸部」の一例であり、カバーリブ220は本発明の「第4凸部」の一例である。
(Example 2)
As illustrated in FIGS. 8 to 10, the image reading apparatus according to the second embodiment employs a
ホルダリブ210は、ホルダ30の上壁部31の外周面に形成され、上壁部31から左向きに、すなわち、搬送方向の下流に向かって突出している。ホルダリブ210は、略角柱形状である。図8に示すように、ホルダ30が積載面150Aの第1上搬送面130Aに接触するか、僅かに上方に離間する状態で、ホルダリブ210は、左向きに水平方向に延びている。
The
図8〜図10に示すように、カバーリブ220は、開閉カバー50の対向壁部51の左右方向及び前後方向の略中央部に形成され、対向壁部51からホルダリブ210に向かって下向きに突出している。カバーリブ220は、ホルダリブ210よりも大きな略長方体形状である。カバーリブ220の下部分には、開口部221が形成されている。開口部221は、カバーリブ220を左右方向に貫通する略矩形穴である。図9に示すように、開口部221には、ホルダリブ210の先端部211が挿通されている。
As shown in FIGS. 8 to 10, the
実施例2のその他の構成は、実施例1と同様である。このため、実施例1と同一の構成については、同一の符号を付して説明を省略又は簡略する。 Other configurations of the second embodiment are the same as those of the first embodiment. For this reason, about the same structure as Example 1, the same code | symbol is attached | subjected and description is abbreviate | omitted or simplified.
図10に示すように、ホルダ30が対向壁部51に近づく方向に揺動すると、規制部200のホルダリブ210の先端部211が下方に変位する。ホルダ30がさらに揺動すると、先端部211が開口部221の内周縁221Aと当接する。これによって、ホルダ30の揺動を規制し、最大離間位置L1を規定する。なお、最大離間位置L1の設定は、実施例1と同様に設定される。
As shown in FIG. 10, when the
上記構成である実施例2の画像読取装置も、実施例1の画像読取装置1と同様に、過剰な枚数のシートSHが積載面150Aに積載されて分離性能が低下することを抑制できる。
Similarly to the
(実施例3)
図11〜図13に示すように、実施例3の画像読取装置は、実施例1の画像読取装置1に係る規制部100の代わりに、規制部300を採用している。規制部300は、カバーリブ320を含んでいる。カバーリブ320は、本発明の「第5凸部」の一例である。
(Example 3)
As illustrated in FIGS. 11 to 13, the image reading apparatus according to the third embodiment employs a
図11に示すように、ホルダ30の上壁部31には、挿通穴31Hが上下方向に貫設されている。挿通穴31Hは、ホルダ30の上壁部31のうち、供給ローラ41の前端よりさらに前方となる位置であって、供給ローラ41の回転軸41Sと上下方向に重なる部分に形成されている。挿通穴31Hは、左右方向に長い矩形穴である。図11に示すように、ホルダ30を上方から見た場合には、挿通穴31Hと回転軸41Sとが重なって見える。
As shown in FIG. 11, an
カバーリブ320は、開閉カバー50の対向壁部51の左右方向、及び前後方向の略中央部に形成され、ホルダ30の挿通穴31Hを通過するように下向きに突出している。図11及び図12に示すように、カバーリブ320の下端部は、供給ローラ41の前端部に対して前から対向する位置まで延びている。カバーリブ320は、テーパー形状をなした略長方体である。カバーリブ320の下面は、平坦面である。図12に示すように、ホルダ30が積載面150Aの第1上搬送面130Aに接触するか、僅かに上方に離間する状態で、カバーリブ320の下端部は、供給ローラ41の回転軸41Sに対して上方に離間している。
The
実施例3のその他の構成は、実施例1と同様である。このため、実施例1と同一の構成については、同一の符号を付して説明を省略又は簡略する。 Other configurations of the third embodiment are the same as those of the first embodiment. For this reason, about the same structure as Example 1, the same code | symbol is attached | subjected and description is abbreviate | omitted or simplified.
図13に示すように、ホルダ30が対向壁部51に近づく方向に揺動すると、規制部300は、供給ローラ41の回転軸41Sが上方に変位してカバーリブ320の下端部と当接する。これによって、ホルダ30の揺動を規制し、最大離間位置L1を規定する。なお、最大離間位置L1の設定は、実施例1と同様に設定される。
As shown in FIG. 13, when the
上記構成である実施例3の画像読取装置も、実施例1、2の画像読取装置1と同様に、過剰な枚数のシートSHが積載面150Aに積載されて分離性能が低下することを抑制できる。
Similarly to the
以上において、本発明を実施例1〜3に即して説明したが、本発明は上記実施例1〜3に制限されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更して適用できることはいうまでもない。 In the above, the present invention has been described with reference to the first to third embodiments. However, the present invention is not limited to the first to third embodiments, and can be appropriately modified and applied without departing from the spirit of the present invention. Needless to say.
例えば、実施例1において、ホルダリブ110及びカバーリブ120の一方を無くし、その分だけ、ホルダリブ110及びカバーリブ120の他方を長くしてもよい。
For example, in the first embodiment, one of the
実施例3では、図11に示すように、カバーリブ320は、供給ローラ41の前端部の近傍に対して前から対向する位置に形成されているが、この構成に限定されない。例えば、カバーリブ320は、供給ローラ41の後端部の近傍に対して後から対向する位置に形成されてもよい。また、一対のカバーリブ320が供給ローラ41の前後端部に対して前後から対向する位置に形成されてもよい。
In the third embodiment, as shown in FIG. 11, the
本発明は画像読取装置、画像形成装置又は複合機等に利用可能である。 The present invention can be used for an image reading apparatus, an image forming apparatus, a multifunction peripheral, or the like.
1…シート搬送装置(画像読取装置)、SH…シート
150A…積載面(第1上搬送面130A、支持面91A)
41…供給ローラ、41A…供給ローラの外周面
41S…供給ローラの回転軸、42…分離ローラ、X42…回転軸心
30…ホルダ、50…開閉カバー、51…対向壁部
100、200、300…規制部、110…第1凸部(ホルダリブ)
120…第2凸部(カバーリブ)、210…第3凸部(ホルダリブ)
211…先端部、220…第4凸部(カバーリブ)、221…開口部
221A…開口部の内周縁、320…第5凸部(カバーリブ)
3S…読取部(読取センサ)、L1…最大離間位置
DESCRIPTION OF
DESCRIPTION OF
120 ... 2nd convex part (cover rib), 210 ... 3rd convex part (holder rib)
211 ... tip part, 220 ... fourth convex part (cover rib), 221 ... opening
3S: Reading unit (reading sensor), L1: Maximum separation position
Claims (7)
前記積載面に積載されたシートを搬送方向に送り出す供給ローラと、
前記供給ローラよりも前記搬送方向の下流に位置し、前記積載面における前記搬送方向に直交する幅方向に延在する回転軸心周りに回転し、前記供給ローラによって搬送されるシートを1枚ずつに分離しつつ、前記搬送方向に搬送する分離ローラと、
前記回転軸心周りに揺動可能に支持され、前記供給ローラを回転可能に支持するホルダと、
前記ホルダを間に位置させて前記積載面と対向する対向壁部と、
前記ホルダが前記対向壁部に近づく方向に揺動して前記供給ローラが前記積載面から離間する際に、前記供給ローラの外周面が前記積載面に対して最も離間する最大離間位置を規定し、前記ホルダの揺動を規制する規制部と、を備えていることを特徴とするシート搬送装置。 A loading surface on which sheets are stacked;
A supply roller for feeding out the sheets stacked on the stacking surface in the transport direction;
Sheets conveyed by the supply roller one by one, which are positioned downstream of the supply roller in the conveyance direction and rotate about a rotation axis extending in the width direction perpendicular to the conveyance direction on the stacking surface. Separating rollers that are transported in the transport direction while being separated into
A holder that is swingably supported around the rotation axis, and that rotatably supports the supply roller;
An opposing wall facing the stacking surface with the holder in between,
When the holder is swung in a direction approaching the facing wall and the supply roller is separated from the stacking surface, the maximum separation position where the outer peripheral surface of the supply roller is most separated from the stacking surface is defined. And a restricting portion for restricting the swing of the holder.
前記第1凸部と前記対向壁部とが直接的、又は間接的に当接することにより、前記規制部が前記最大離間位置を規定する請求項1記載のシート搬送装置。 The restricting portion includes a first convex portion projecting from the holder toward the opposing wall portion,
The sheet conveying apparatus according to claim 1, wherein the restricting portion defines the maximum separation position when the first convex portion and the opposing wall portion abut directly or indirectly.
前記第1凸部と前記第2凸部とが当接することにより、前記規制部が前記最大離間位置を規定する請求項2記載のシート搬送装置。 The restricting portion includes a second convex portion projecting from the facing wall portion toward the holder,
The sheet conveying apparatus according to claim 2, wherein the restriction portion defines the maximum separation position when the first convex portion and the second convex portion come into contact with each other.
前記対向壁部から前第3凸部に向かって突出し、前第3凸部の先端部を挿通させる開口部が形成された第4凸部と、を含み、
前記先端部が前記開口部の内周縁に当接することにより、前記規制部が前記最大離間位置を規定する請求項1記載のシート搬送装置。 The restricting portion includes a third convex portion projecting from the holder toward the downstream in the transport direction;
A fourth convex part that protrudes from the opposing wall part toward the front third convex part and is formed with an opening through which the front end part of the front third convex part is inserted;
The sheet conveying apparatus according to claim 1, wherein the restricting portion defines the maximum separation position when the leading end abuts against an inner peripheral edge of the opening.
前記第5凸部が前記回転軸に当接することにより、前記規制部が前記最大離間位置を規定する請求項1記載のシート搬送装置。 The restricting portion includes a fifth convex portion protruding from the facing wall portion toward the rotation axis of the supply roller,
The sheet conveying apparatus according to claim 1, wherein the restriction portion defines the maximum separation position when the fifth convex portion comes into contact with the rotation shaft.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2015152312A JP2017030921A (en) | 2015-07-31 | 2015-07-31 | Sheet conveying apparatus |
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