JP2017027798A - パック電池 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な回路構成としながら、組み立て工程においてヒューズ3が誤って溶断されるのを防止する。【解決手段】パック電池は、複数の素電池1を直列に接続してなる組電池2と、組電池2の出力側に接続している正負の出力端子9と、出力端子9と組電池2との間に接続されて素電池1の異常時に溶断されて組電池2の電流を遮断するヒューズ3と、素電池1の異常な状態を検出して異常信号を出力する異常検出回路4と、異常検出回路4に制御されて素電池1の異常な状態でヒューズ3を溶断する溶断回路5とを備える。溶断回路5は、パック電池の正常な接続状態を確認する動作確認回路6を備えており、この動作確認回路6が正常な接続状態を確認して、異常検出回路4から異常信号が出力される状態で溶断回路5はヒューズ3を溶断する。【選択図】図1

Description

本発明は、電池の異常な状態で電流を遮断するヒューズを備えるパック電池に関する。
パック電池は、電池の異常な状態を検出して電流を遮断するヒューズを設けて安全性を高くできる。このことを実現するために、図5に示すように、電池91と直列にヒューズ93を接続しているパック電池が開発されている。(特許文献1参照)
以上のパック電池は、素電池91の異常な状態を検出する異常検出回路で、ヒューズ93を溶断する溶断スイッチ94を制御する。異常検出回路は、組電池の異常な状態を検出して溶断スイッチ94をオンに切り換えてヒューズ93を溶断する。図5のパック電池は、ヒューズ93に接近して、すなわちヒューズ93と熱結合状態に、ヒューズ93を加熱して溶断する抵抗加熱素子95を配置している。溶断スイッチ94は抵抗加熱素子95の中間接続点96とアースライン97とに接続している。溶断スイッチ94がオン状態になると、組電池92から抵抗加熱素子95に電流が流れ、抵抗加熱素子95がジュール熱で発熱してヒューズ93を溶断する。また、ヒューズ93は、組電池92に過大な電流が流れるとジュール熱で自己発熱して溶断される。
特開2002−204525号公報
図5のパック電池は、組電池の異常な状態でヒューズを溶断して高い安全性を確保する。ただ、この構造のパック電池は、組み立て工程で誤ってヒューズが溶断されることがある。組み立て工程において、各々の回路を接続する順番によっては、異常検出回路が組電池を異常な状態と誤判定するからである。異常検出回路は、全ての接続端子の接続が完了する状態で正常な動作をするが、一部の接続端子が接続される状態では正常な動作が保証されない。たとえば、図6に示すように、異常検出回路80が組電池92を構成している各々の素電池91の電圧を検出して、素電池91の異常な状態を判定する回路構成にあっては、接続する順番で素電池91の正確な電圧を検出できなくなる。図6において、組電池92に接続している各電圧検出ライン85がA、B、C、Dの順番に接続されると、電圧検出回路81は各素電池B1、B2、B3の電圧を正常に検出できる。電圧検出回路81は、B点の電圧を素電池B1の電圧として検出し、C点の電圧とB点の電圧差を素電池B2の電圧として検出し、D点とC点の電圧差を素電池B3の電圧として検出できるからである。しかしながら、組み立て工程において、仮にA点を接続した後、B、Cを接続することなくD点が電圧検出回路81に接続されると、入力抵抗82で分圧された電圧が電圧検出回路81に入力される。入力抵抗82は、バッファーアンプ83の入力側を素電池91に接続する状態において、電気抵抗の誤差が素電池91の電圧検出誤差の原因とはならないので、高精度な抵抗器は使用されない。このため、入力抵抗82で分圧する電圧がバッファーアンプ83に入力されて、素電池91の電圧として検出されると、入力抵抗82の電気抵抗のアンバランスが素電池91の電圧として検出されて、素電池91が異常な電圧と誤判定することがある。この弊害は、電圧検出ライン85を接続する順番を特定して解消できるが、電圧検出ライン85はコネクタで接続され、あるいは、組み立て工程で部品を定位置に接セットする状態で接続されるなど、常に決められた順番で接続するのが難しい。このため、組み立て工程において、異常検出回路80が誤って組電池92が異常な状態と誤判定してヒューズ93を溶断することがある。
本発明は、この欠点を解決することを目的に開発されたものである。本発明の重要な目的は、極めて簡単な回路構成としながら、組み立て工程においてヒューズが誤って溶断されるのを確実に防止できるパック電池を提供することにある。
本発明のパック電池は、複数の素電池1を直列に接続してなる組電池2と、組電池2の出力側に接続している正負の出力端子9と、出力端子9と組電池2との間に接続されて素電池1の異常時に溶断されて組電池2の電流を遮断するヒューズ3と、素電池1の異常な状態を検出して異常信号を出力する異常検出回路4と、異常検出回路4に制御されて素電池1の異常な状態でヒューズ3を溶断する溶断回路5とを備える。溶断回路5は、パック電池の正常な接続状態を確認する動作確認回路6を備えており、この動作確認回路6が正常な接続状態を確認して、異常検出回路4から異常信号が出力される状態で溶断回路5はヒューズ3を溶断する。
本発明のパック電池は、出力端子9と組電池2との間に接続してなる出力スイッチ7と、出力スイッチ7をオンオフに制御する制御回路8とを備え、制御回路8が出力スイッチ7をオン状態に切り換えて、出力端子9に組電池2の電圧を出力することができる。溶断回路5は、溶断スイッチ11と、この溶断スイッチ11と直列に接続してなる動作確認回路6を構成するサブスイッチ12とを備え、サブスイッチ12を、出力スイッチ7と出力端子9との間の出力電圧検出点10の電圧でオン状態に切り換えられるスイッチとして、出力電圧検出点10の電圧でサブスイッチ12をオン状態に切り換え、サブスイッチ12のオン状態で、異常検出回路4が素電池1の異常な状態を検出して、溶断スイッチ11をオン状態に切り換えてヒューズ3を溶断することができる。
本発明のパック電池は、溶断回路5が、溶断スイッチ11と、この溶断スイッチ11と直列に接続してなる動作確認回路6を構成するサブスイッチ12とを備え、サブスイッチ12を、組電池2の電流を検出してオン状態に切り換えられるスイッチとして、組電池2の電流でサブスイッチ12をオン状態に切り換え、サブスイッチ12のオン状態で、異常検出回路4が素電池1の異常な状態を検出して、溶断スイッチ11をオン状態に切り換えてヒューズ3を溶断することができる。
本発明のパック電池は、出力端子9と組電池2との間に接続してなる出力スイッチ7と、出力スイッチ7をオンオフに制御する制御回路8とを備え、制御回路8が出力スイッチ7をオン状態に切り換えて、出力端子9に組電池2の電圧を出力することができる。溶断回路5は、溶断スイッチ11と、この溶断スイッチ11の入力側に接続してなるアンド回路14とを備え、動作確認回路6を、出力スイッチ7と出力端子9との間の出力電圧検出点10の電圧を検出してアンド回路14にオン信号を出力する回路として、動作確認回路6と異常検出回路4の両方がアンド回路14にオン信号を入力して、溶断スイッチ11をオン状態に切り換えてヒューズ3を溶断することができる。
本発明のパック電池は、溶断回路5が、溶断スイッチ11と、この溶断スイッチ11の入力側に接続してなるアンド回路14とを備え、動作確認回路6を、組電池2の電流を検出して、アンド回路14にオン信号を出力する回路として、動作確認回路6と異常検出回路4の両方がアンド回路14にオン信号を入力して、溶断スイッチ11をオン状態に切り換えてヒューズ3を溶断することができる。
本発明のパック電池は、出力スイッチ7を、組電池2の充放電電流を制御する充放電スイッチとして、制御回路8が組電池2の過充電と過放電を検出して、充放電スイッチを制御する回路とすることができる。
本発明のパック電池は、異常検出回路4が、組電池2を構成してなる各々の素電池1の電圧を検出して素電池1の異常な状態を検出する電圧検出回路20を備えることができる。
本発明のパック電池は、極めて簡単な回路構成としながら、組み立て工程においてヒューズが誤って溶断されるのを確実に防止できる特長がある。それは、本発明のパック電池が、異常検出回路に制御されて素電池の異常な状態でヒューズを溶断する溶断回路が、パック電池の正常な接続状態を確認する動作確認回路を備えており、この動作確認回路が正常な接続状態を確認して、異常検出回路から異常信号を出力する状態で溶断回路がヒューズを溶断するからである。
本発明の一実施の形態にかかるパック電池の回路図である。 本発明の他の実施の形態にかかるパック電池の回路図である。 本発明の他の実施の形態にかかるパック電池の回路図である。 本発明の他の実施の形態にかかるパック電池の回路図である。 従来のパック電池の回路図である。 異常検出回路の一例を示す回路図である。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。ただし、以下に示す実施例は、本発明の技術思想を具体化するためのパック電池を例示するものであって、本発明はパック電池を以下のものに特定しない。さらに、この明細書は、特許請求の範囲に示される部材を、実施例の部材に特定するものでは決してない。
図1ないし図4の回路図に示すパック電池は、複数の素電池1を直列に接続してなる組電池2と、組電池2と出力端子9との間に接続されて、素電池1の異常時に溶断されて組電池2の電流を遮断するヒューズ3と、素電池1の異常な状態を検出する異常検出回路4と、異常検出回路4に制御されて素電池1の異常な状態でヒューズ3を溶断する溶断回路5とを備える。溶断回路5は、パック電池の正常な接続状態を確認する動作確認回路6を備えており、この動作確認回路6が正常な接続状態を確認して、異常検出回路4から異常信号が出力される状態で溶断回路5がヒューズ3を溶断する。
図1ないし図4のパック電池は、出力端子9と組電池2との間に出力スイッチ7を接続して、この出力スイッチ7を制御回路8でオンオフに制御している。これ等のパック電池は、溶断回路5が溶断スイッチ11を備えている。
図1と図2のパック電池は、動作確認回路6が溶断スイッチ11と直列に接続しているサブスイッチ12を備えている。図1のパック電池は、動作確認回路6がFETからなるサブスイッチ12で、FETのゲートに出力電圧検出点10の電圧を入力している。この動作確認回路6は、パック電池が正常に組み立てられて出力電圧検出点10に出力端子9の電圧が出力されると、この出力電圧をオン信号としてFETのゲートに入力して、FETのサブスイッチ12をオン状態に切り換える。このパック電池は、最も簡単な回路構成としながら、組み立て工程において誤ってヒューズ3が溶断されるのを防止できる。それは、動作確認回路6をひとつのFETで構成できるからである。
図2のパック電池は、動作確認回路6が組電池2に流れる電流を検出して、正常に接続されたことを確認する。したがって、このパック電池の動作確認回路6は、溶断スイッチ11と直列に接続しているサブスイッチ12と、組電池2の電流を検出してサブスイッチ12をオン状態に切り換える電流検出回路13とを備える。組電池2が正常に組み立てられて、すなわち正常に接続されて、本体機器に接続されると、組電池2に電流が流れるので、この電流を検出して、正常に組み立てられたとして、動作確認回路6がサブスイッチ12をオン状態に切り換える。正常に接続されない状態で、異常検出回路4が異常信号を出力して溶断スイッチ11がオン状態に切り換えられても、正常に接続されない状態ではサブスイッチ12がオフ状態にあるので、ヒューズ3が溶断されることはない。したがって、組み立て工程において異常検出回路4が溶断回路5に異常信号を出力しても、ヒューズ3が溶断されることはない。このパック電池は、出力端子9に正常な電圧が出力されたかどうかを判定して、サブスイッチ12をオン状態に切り換えないので、出力スイッチ7を装備しないパック電池においても、組み立て工程における誤動作でのヒューズ3の溶断を防止できる。
図3のパック電池の溶断回路5は、溶断スイッチ11と、この溶断スイッチ11の入力側に接続しているアンド回路14とを備える。動作確認回路6は、出力スイッチ7と出力端子9との間の出力電圧検出点10の電圧をアンド回路14にオン信号として出力する回路である。このパック電池は、動作確認回路6と異常検出回路4の両方がアンド回路14にオン信号を入力して、溶断スイッチ11をオン状態に切り換えてヒューズ3を溶断する。このパック電池は、正常な接続状態で出力スイッチ7がオン状態となって出力電圧検出点10の電圧が出力端子9の電圧となる。したがって、出力電圧検出点10の電圧をアンド回路14に入力する回路を動作確認回路6にできるので、動作確認回路6を極めて簡単な回路構成にできる。
図4のパック電池の溶断回路5は、溶断スイッチ11と、この溶断スイッチ11の入力側に接続しているアンド回路14とを備え、動作確認回路6は組電池2の電流を検出して、アンド回路14にオン信号を出力する回路である。このパック電池は、動作確認回路6と異常検出回路4の両方がアンド回路14にオン信号を入力して、溶断スイッチ11をオン状態に切り換えてヒューズ3を溶断する。パック電池の組み立てが完了して正常な接続状態になり、本体機器に接続されて組電池2に電流が流れると、動作確認回路6はオン信号をアンド回路14に出力する。パック電池の組み立て工程であって、正常な接続が完了しない状態では、組電池2に負荷電流が流れることがなく、この状態で動作確認回路6はオン信号をアンド回路14に出力しない。したがって、このパック電池も、組み立てが完了して正常な接続状態となって、異常検出回路4が異常信号をアンド回路14に出力する状態に限って、溶断スイッチ11はオン状態に切り換えられてヒューズ3を溶断する。
図1ないし図4のパック電池の組電池2は、2個以上の素電池1を直列に接続している。素電池1はリチウムイオン電池である。素電池1をリチウムイオン電池とするパック電池は、軽く、小さくして充放電容量を大きくできる特長がある。ただ、本発明は素電池をリチウムイオン二次電池に特定せず、充電できる全ての電池を使用できる。複数の素電池1を直列に接続している組電池2は、直列に接続している素電池1に同じ電流を流して充放電されるが、各々の素電池1の電気特性は必ずしも完全に同じではない。このため、各素電池1は、充放電を繰り返すに従って、残容量や電圧がアンバランスになる。素電池1のアンバランスは、特定の素電池1を過充電とし、あるいは過放電とする。素電池1の過放電と過充電は、素電池1の劣化を増加して寿命を短くする。各素電池1の劣化を少なくするために、素電池1の電圧が検出されて、充放電の電流がコントロールされる。すなわち、組電池2を充電する状態で、何れかの素電池1が過充電され、あるいは電圧が設定電圧よりも高くなると充電を停止し、また、放電する状態で、何れかの素電池1が過放電され、あるいは電圧が設定電圧よりも低くなると放電を停止して各素電池1を保護しながら充放電できる。
ヒューズ3は、出力端子9と組電池2との間に接続されて、組電池2に過大な電流が流れるのを保護する。図1ないし図4のパック電池は、ヒューズ3に接近して熱結合状態に抵抗加熱素子15を配置している。抵抗加熱素子15はヒューズ3と並列に接続されて、中間接続点16を溶断回路5に接続している。抵抗加熱素子15は、溶断回路5のオン状態で組電池2から通電されて発熱して、ヒューズ3を溶断する。図示しないが、抵抗加熱素子を使用することなく、溶断回路をヒューズに直接に接続して、溶断することもできるが、抵抗加熱素子でヒューズを加熱して溶断するパック電池は、オン状態の溶断回路がヒューズに直接に溶断電流を流して溶断する必要がなく、抵抗加熱素子に通電してヒューズを溶断できるので、溶断回路の電流を小さくしてヒューズを溶断できる。また、組電池の異常な状態で溶断回路をオン状態に切り換えて、ヒューズを溶断してパック電池の安全性を高くできる。
異常検出回路4は、組電池2を構成する素電池1の異常な状態を検出し、異常な状態ではオン信号の異常信号を溶断回路5に出力する。図1ないし図4の異常検出回路4は、組電池2の異常な状態を検出するために、各素電池1の電圧を検出する電圧検出回路20を備える。これらの図の電圧検出回路20は、各々の素電池1の電圧を入力するバッファーアンプ21を備え、バッファーアンプ21の入力側を素電池1のプラス側に接続している。さらに、バッファーアンプ21の入力側には入力抵抗22を接続している。入力抵抗22は電気抵抗の大きな抵抗器、たとえば1MΩ以上の抵抗器である。バッファーアンプ21の出力側は演算回路23に接続している。演算回路23は、各素電池1の電圧を検出し、検出電圧をあらかじめ記憶している設定電圧に比較して、素電池1の異常な状態を判定する。なお、図1及び図2では、3個の素電池1に対して、1つの異常検出回路4を設けているが、直列接続される素電池1の数に応じて、異常検出回路の数も増加してもよい。例えば、直列接続される素電池1の数が6個の場合、3個づつの素電池1に異常検出回路4を設け(即ち、2個の異常検出回路4を設け)、いずれかの異常検出回路4が素電池1の異常な状態を判定すると、溶断スイッチ11をオン状態とするようにしてもよい。
演算回路23は、各バッファーアンプ21から入力される電圧の電圧差から素電池1の電圧を検出する。図1と図2の演算回路23は、D点とC点の電圧差と、C点とB点の電位差と、B点とA点の電圧差から3組の素電池1の電圧を検出する。演算回路23は、検出電圧を設定電圧に比較して異常な状態かどうかを判定するが、この設定電圧は、素電池1が異常な状態となる電圧値としている。したがって、検出電圧が設定電圧よりも高く、あるいは低くなると、演算回路23は素電池1が異常な状態であると判定して、溶断回路5をオン状態に切り換えるオン信号を出力する。
図1と図2の溶断回路5は、溶断スイッチ11とサブスイッチ12とを直列に接続している。溶断スイッチ11とサブスイッチ12は、FETやトランジスタ等の半導体スイッチング素子で、溶断スイッチ11は、異常検出回路4から入力される異常信号のオン信号でオン状態に切り換えられる。サブスイッチ12は、動作確認回路6から入力されるオン信号でオン状態に切り換えられる。
図1と図2のパック電池は、溶断スイッチ11のFETのソースとドレインを、抵抗加熱素子15とアースライン17との間に接続して、入力側のゲートを異常検出回路4に接続している。溶断スイッチ11は、異常検出回路4からゲートにオン信号が入力されると、オン状態となって抵抗加熱素子15に通電して、抵抗加熱素子15がヒューズ3を加熱して溶断する。溶断スイッチ11は、ゲートにオン状態が入力されない通常の使用状態でオフ状態に保持されて、抵抗加熱素子15に通電しない。
出力スイッチ7は、サブスイッチ12が出力端子9の電圧を検出するために接続している出力電圧検出点10よりも組電池2側に接続している。図1と図3のパック電池は、出力電圧検出点10とヒューズ3との間に接続している。ただ、出力スイッチは、ヒューズと組電池との間に接続することもできる。
出力スイッチ7は、充電している組電池2の過充電と、放電している組電池2の過放電とを防止するためにオンオフに切り換えられるスイッチで、FETやトランジスタ等の半導体スイッチング素子が使用される。この出力スイッチ7は、組電池2の充放電電流を制御する充放電スイッチで、充電電流を遮断して組電池2の過充電を防止する充電スイッチと、放電電流を遮断して組電池2の過放電を防止する放電スイッチとで、トランジスタやFET等の半導体スイッチング素子が使用される。
図1ないし図4に示す出力スイッチ7は、2組のFETを直列に接続して、一方のFETを放電スイッチ25として、他方のFETを充電スイッチ26としている。放電スイッチ25は組電池2の放電を停止する状態でオフ、充電スイッチ26は組電池2の充電を停止する状態でオフに切り換えられる。各FETは、オフ状態で逆方向に通電するダイオード27を並列に接続している。したがって、放電スイッチ25のオフ状態、すなわち残容量が最低容量となって充電を停止する状態においても充電電流を流すことができ、残容量が最大容量となって充電スイッチ26をオフ状態として充電できない状態で、放電電流を流すことができる。
制御回路8は、パック電池を正常に使用できる状態で出力スイッチ7をオン状態に切り換える安全保護回路である。この制御回路8は、素電池1の電圧、電流、温度等を検出する検出部31と、この検出部31で検出する電池情報で出力スイッチ7をオンオフに制御する制御部32と、本体側に電池情報を伝送する通信部33とを備える。検出部31は、組電池2と直列に接続している電流検出抵抗30の電圧を検出して充放電の電流を検出する。
制御部32は、検出部31で検出される素電池1の電圧や温度などから素電池1の状態を判定して、組電池2を正常に充放電できる状態で、出力スイッチ7をオン状態に切り換え、組電池2を正常に使用できない状態で出力スイッチ7をオフ状態に切り換える。たとえば、制御部32は、検出部31で検出される素電池1の電圧や温度等の検出値、さらに検出電流や電圧から演算する残容量を、あらかじめ設定している設定範囲に比較し、検出値が設定範囲を越えると出力スイッチ7をオフ状態に切り換える。また、制御部32は、検出部31で検出される電池情報を、通信部33を介して本体側に通信する。
組電池2の電流を検出する制御部32は、動作確認回路6に併用できる。この制御部32は、組電池2の電流を検出し、電流を検出する状態でサブスイッチ12をオン状態に切り換え(図2の一点鎖線参照)、あるいはアンド回路14にオン信号を入力する(図4の一点鎖線参照)。このパック電池は、制御部32を動作確認回路6に併用するので、動作確認回路6を専用の回路として設ける必要がなく、回路構成を簡単にできる。
互いに直列に接続している充電スイッチ26と放電スイッチ25とを制御回路8でオンオフに制御するパック電池は、充電している素電池1の電圧が最高電圧よりも高く、あるいは残容量が最大容量よりも高くなると、充電スイッチ26をオフ状態に切り換えて充電電流を遮断する。また、素電池1の電圧が最低電圧よりも低く、あるいは残容量が最低容量よりも小さくなると、放電スイッチ25をオフ状態に切り換えて放電電流を遮断する。また、素電池1の温度が最高温度よりも高く、あるいは最低温度よりも低くなると、充電スイッチ26と放電スイッチ25をオフ状態に切り換えて、充放電を停止する。
図3と図4のパック電池は、溶断スイッチ11の入力側にアンド回路14を接続している。アンド回路14は、異常検出回路4のオン信号と、動作確認回路6から入力されるオン信号が入力されて溶断回路5の溶断スイッチ11をオン状態に切り換える。このパック電池は、アンド回路14に、異常検出回路4と動作確認回路6の両方からオン信号が入力される状態で、溶断スイッチ11がオン状態に切り換えられてヒューズ3を溶断する。このパック電池は、異常検出回路4がオン信号を出力しても、動作確認回路6からのオン信号、すなわち、出力電圧検出点10の電圧が出力電圧に上昇しない状態、あるいは組電池2に電流が流れない状態では、溶断スイッチ11はオン信号に切り換えられない。アンド回路14が、両方の端子にオン信号が入力される状態に限って溶断スイッチ11をオン状態に切り換えられるからである。
図1ないし図4のパック電池は、組み立て工程において、異常検出回路4が素電池1の電圧が異常な状態にあると判定してオン信号を出力しても、動作確認回路6がオン信号を出力しない限り、ヒューズ3は溶断されない。それは、図1と図3のパック電池は、出力電圧検出点10の電圧が出力電圧に上昇しない状態では動作確認回路6がオン信号を出力せず、図2と図4のパック電池は、組電池2に電流が流れていない状態では、動作確認回路6がオン信号を出力しないからである。したがって、組み立て工程において、異常検出回路4が組電池2を異常な状態と誤判定しても、動作確認回路6がオン信号を出力しない状態でヒューズ3は溶断されない。パック電池の組み立てが完了して、正常な接続状態になって動作確認回路6がオン信号を出力して、サブスイッチ12をオン状態に切り換え、あるいはアンド回路14にオン信号を出力して、ヒューズ3は溶断される状態となる。したがって、この状態で異常検出回路4が異常な状態と判定してオン信号を出力すると、ヒューズ3は溶断されるが、正常な接続状態とならない状態では、ヒューズ3は溶断されない。
以上のパック電池は、出力電圧検出点10の電圧上昇や組電池2の電流を検出して、正常な接続状態と判定するが、本発明は、動作確認回路6が正常な接続状態と判定する要素を、出力電圧検出点10の電圧と組電池2の電流には特定せず、正常な接続状態を判定できる全ての要素、たとえば、パック電池が本体機器に接続される状態で各素電池1の電圧変化を検出し、あるいは本体機器に接続して使用する状態で、各素電池1の温度変化を検出して、正常な接続状態を判定することもできる。パック電池を本体機器に接続して、使用する状態で、各素電池1の電圧や温度は変化するが、各素電池1が正常に接続されない状態では、異常検出回路4が検出する素電池1の電圧が、入力抵抗22の分圧比となって変化しながら、各素電池1が正常に接続された状態では、異常検出回路4が検出する各素電池1の電圧は常に一定の比率とならず、素電池1の電気特性のアンバランスによって変動するからである。また、パック電池が組み立てられて、本体機器に接続されて組電池2を放電する状態における各素電池1の温度変化は、組電池2に電流を流さない組み立て時よりも高くなるので動作確認回路6は、電池温度を検出して、正常な接続状態にあるかどうかを判定できる。
本発明のパック電池は、組み立て工程の誤動作によるヒューズの溶断を防止して、歩留まりを改善できるので、多量のパック電池を能率よく多量生産できる用途に有効に利用される。
1…素電池
2…組電池
3…ヒューズ
4…異常検出回路
5…溶断回路
6…動作確認回路
7…出力スイッチ
8…制御回路
9…出力端子
10…出力電圧検出点
11…溶断スイッチ
12…サブスイッチ
13…電流検出回路
14…アンド回路
15…抵抗加熱素子
16…中間接続点
17…アースライン
20…電圧検出回路
21…バッファーアンプ
22…入力抵抗
23…演算回路
25…放電スイッチ
26…充電スイッチ
27…ダイオード
30…電流検出抵抗
31…検出部
32…制御部
33…通信部
80…異常判定回路
81…電圧検出回路
82…入力抵抗
83…バッファーアンプ
85…電圧検出ライン
91…電池
92…組電池
93…ヒューズ
94…溶断スイッチ
95…抵抗加熱素子
96…中間接続点
97…アースライン

Claims (7)

  1. 複数の素電池を直列に接続してなる組電池と、
    前記組電池の出力側に接続してなる正負の出力端子と、
    前記出力端子と前記組電池との間に接続されて前記素電池の異常時に溶断されて前記組電池の電流を遮断するヒューズと、
    前記素電池の異常な状態を検出して、異常信号を出力する異常検出回路と、
    前記異常検出回路に制御されて前記素電池の異常な状態で前記ヒューズを溶断する溶断回路とを備えるパック電池であって、
    前記溶断回路が、パック電池の正常な接続状態を確認する動作確認回路を備え、
    前記動作確認回路が正常な接続状態を確認して、前記異常検出回路から異常信号が出力される状態で前記溶断回路が前記ヒューズを溶断するようにしてなるパック電池。
  2. 請求項1に記載されるパック電池であって、
    前記出力端子と前記組電池との間に接続してなる出力スイッチと、
    前記出力スイッチをオンオフに制御する制御回路とを備え、
    前記制御回路が前記出力スイッチをオン状態に切り換えて、前記出力端子に前記組電池の電圧を出力するようにしてなるパック電池であって、
    前記溶断回路が、溶断スイッチと、前記溶断スイッチと直列に接続してなる前記動作確認回路を構成するサブスイッチとを備え、
    前記サブスイッチが、前記出力スイッチと前記出力端子との間の出力電圧検出点の電圧でオン状態に切り換えられるスイッチで、
    前記出力電圧検出点の電圧で前記サブスイッチがオン状態に切り換えられ、前記サブスイッチのオン状態で、前記異常検出回路が前記素電池の異常な状態を検出して、前記溶断スイッチをオン状態に切り換えて前記ヒューズを溶断するようにしてなるパック電池。
  3. 請求項1に記載されるパック電池であって、
    前記溶断回路が、溶断スイッチと、前記溶断スイッチと直列に接続してなる前記動作確認回路を構成するサブスイッチとを備え、
    前記サブスイッチが、前記組電池の電流を検出してオン状態に切り換えられるスイッチで、
    前記組電池の電流で前記サブスイッチがオン状態に切り換えられ、前記サブスイッチのオン状態で、前記異常検出回路が前記素電池の異常な状態を検出して、前記溶断スイッチをオン状態に切り換えて前記ヒューズを溶断するようにしてなるパック電池。
  4. 請求項1に記載されるパック電池であって、
    前記出力端子と前記組電池との間に接続してなる出力スイッチと、
    前記出力スイッチをオンオフに制御する制御回路とを備え、
    前記制御回路が前記出力スイッチをオン状態に切り換えて、前記出力端子に前記組電池の電圧を出力するようにしてなるパック電池であって、
    前記溶断回路が、溶断スイッチと、前記溶断スイッチの入力側に接続してなるアンド回路とを備え、
    前記動作確認回路が、前記出力スイッチと前記出力端子との間の出力電圧検出点の電圧を検出して前記アンド回路にオン信号を出力する回路で、
    前記動作確認回路と前記異常検出回路の両方が前記アンド回路にオン信号を入力して、前記溶断スイッチをオン状態に切り換えて前記ヒューズを溶断するようにしてなるパック電池。
  5. 請求項1に記載されるパック電池であって、
    前記溶断回路が、溶断スイッチと、前記溶断スイッチの入力側に接続してなるアンド回路とを備え、
    前記動作確認回路が、前記組電池の電流を検出して、前記アンド回路にオン信号を出力する回路で、
    前記動作確認回路と前記異常検出回路の両方が前記アンド回路にオン信号を入力して、前記溶断スイッチをオン状態に切り換えて前記ヒューズを溶断するようにしてなるパック電池。
  6. 請求項2又は4に記載されるパック電池であって、
    前記出力スイッチが前記組電池の充放電電流を制御する充放電スイッチで、
    前記制御回路が前記組電池の過充電と過放電を検出して、前記充放電スイッチを制御するパック電池。
  7. 請求項1ないし6のいずれかに記載されるパック電池であって、
    前記異常検出回路が、前記組電池を構成してなる各々の素電池の電圧を検出して前記素電池の異常な状態を検出する電圧検出回路を備えるパック電池。
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JP7101851B1 (ja) * 2021-06-30 2022-07-15 エイブリック株式会社 充電制御回路、充電制御装置、及びバッテリ装置

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