JP2017026681A - 画像投射装置 - Google Patents

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淳 真下
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哲弥 藤岡
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Hideo Kanai
秀雄 金井
御沓 泰成
Yasunari Mikutsu
泰成 御沓
聡 土屋
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聡 土屋
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Takahiro Hiramatsu
嵩大 平松
晃尚 三川
Akihisa Mikawa
晃尚 三川
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Yukimi Nishi
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嘉人 細藤
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【課題】装置の大型化を抑制しつつ横型投影と縦型投影を切り替え可能な画像投射装置を提供する。【解決手段】本発明は、光変調素子と、光源から照射された光を光変調素子へ導くための照明光学手段と、光変調素子により生成された画像を投射する投射手段と、照明光学手段に対して、光変調素子を相対的に移動させるための移動手段と、を備えた画像投射装置である。移動手段は、複数のコイルと、2つの第1磁石と、2つの第2磁石とを含む。複数のコイルは、光変調素子と共に動く可動板上に設けられ、かつ、光変調素子を中心に円環状に連続する。2つの第1磁石は、光変調素子の中心を通り、かつ、第1方向に延びる第1仮想線のうち、複数のコイルを繋いだ仮想円と交差する2つの交差点と1対1に対応する。2つの第2磁石は、光変調素子の中心を通り、かつ、第2方向に延びる第2仮想線のうち、仮想円と交差する2つの交差点と1対1に対応する。【選択図】図15

Description

本発明は、画像投射装置に関する。
従来、プロジェクタなどの画像投射装置においては、横長の画像を投影する横型投影と、縦長の画像を投影する縦型投影とを切り替える技術が知られている。
例えば特許文献1には、光学ユニットから射出された光を反射する反射部が支持機構によって移動可能に構成され、反射部が移動することによって光学ユニットから射出された光の方向を変え、横長画像と縦長画像とを切り替える構成が開示されている。
しかしながら、特許文献1に開示された構成では、装置が大型化するので、十分な設置スペースを確保できない場合は使用することができないという問題がある。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、画像投射装置であって、光源から照射された光を用いて画像を生成する光変調素子と、前記光源から照射された光を前記光変調素子へ導くための照明光学手段と、前記光変調素子により生成された画像を投射する投射手段と、前記照明光学手段に対して、前記光変調素子を相対的に移動させるための移動手段と、を備え、前記移動手段は、前記光変調素子と共に動く可動板上に設けられ、かつ、前記光変調素子を中心に円環状に連続する複数のコイルと、前記光変調素子の中心を通り、かつ、第1方向に延びる第1仮想線のうち、前記複数のコイルを繋いだ仮想円と交差する2つの交差点と1対1に対応する2つの第1磁石と、前記光変調素子の中心を通り、かつ、前記第1方向と交差する第2方向に延びる第2仮想線のうち、前記仮想円と交差する2つの交差点と1対1に対応する2つの第2磁石と、を含む画像投射装置である。
本発明によれば、装置の大型化を抑制しつつ横型投影と縦型投影を切り替え可能な画像投射装置を提供することができる。
図1は、実施形態の画像投射装置の外観斜視図である。 図2は、投射光学系ユニットの斜視図である。 図3は、画像投射装置の外観斜視図である。 図4は、画像投射装置の筐体を除いた内部の構成を示す斜視図である。 図5は、画像投射装置の筐体を除いた内部の構成を示す斜視図である。 図6は、光学エンジンと光源手段の配置を示す図である。 図7は、照明光学系ユニットから画像表示素子ユニットおよび投射光学系ユニットに至るまでの光路を説明するための図である。 図8は、画像形成に用いる光がスクリーン上に拡大投射される様子を示す図である。 図9は、画像表示素子ユニットの構成例を示す図である。 図10は、ボイスコイルとマグネットとの間で発生するローレンツ力を説明するための図である。 図11は、ボイスコイルとマグネットとの間で発生するローレンツ力を説明するための図である。 図12は、固定ユニットの分解斜視図である。 図13は、可動ユニットの分解斜視図である。 図14は、各プレートの位置関係を示す図である。 図15は、ボイスコイルおよびマグネットの配置例を示す図である。 図16は、可動プレートの上方向または下方向の並進動作を説明するための図である。 図17は、可動プレートの回転動作を説明するための図である。 図18は、変形例におけるボイスコイルおよびマグネットの配置例を示す図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施形態を詳細に説明する。
図1は、本実施形態の画像投射装置1の外観斜視図である。画像投射装置1は、パソコンやビデオカメラ等から入力される映像データを基に映像を生成し、その映像をスクリーン2等に投影表示する装置である。画像投射装置1として広く知られた液晶プロジェクタは、近来、液晶パネルの高解像化、光源ランプの高効率化に伴う明るさの改善、低価格化などが進んでいる。また、DMD(Digital Micro-mirror Device)を利用した小型軽量なプロジェクタが普及し、オフィスや学校のみならず家庭においても広くこれらプロジェクタが利用されるようになってきている。特に、フロントタイプのプロジェクタは携帯性が向上し、数人規模の小会議にも使われるようになってきている。
画像投射装置1であるプロジェクタには、大画面の画像を投射できること(投射画面の大画面化)と共に「プロジェクタ外に必要とされる投影空間」をできるだけ小さくできることが求められている。その要求を満たす手法として、図2に示すように、投射レンズ21等を含む投射光学系ユニット10をスクリーン2と平行に設定し、折り返しミラー23で光束を折り返した後、自由曲面ミラー24で光束をスクリーン2に対して拡大投影する構成が挙げられる。本構成により、図3乃至図5に示すように光学エンジン6を縦型で3次元的にコンパクトに設計することができるのである。図3は、画像投射装置1の外観を示す斜視図であり、図4および図5は画像投射装置1の筐体3を除いた内部の構成を示す斜視図であって、図4は図3におけるa視に対応し、図5は図3におけるb視に対応している。図4および図5に示すように、画像投射装置1は光学エンジン6を備えている。
図6は、光学エンジン6と、白色光を生成する光源手段7の配置を示す図である。本実施形態では、光源手段7として高圧水銀ランプを採用している。光源手段7である高圧水銀ランプから出射した光は、光学エンジン6の照明光学系ユニット9によってRGBの各色に分光された後に画像表示素子ユニット8に照射され、投射光学系ユニット10を介してスクリーン2上に投影される。
以下、図7を用いて、照明光学系ユニット9から画像表示素子ユニット8および投射光学系ユニット10に至るまでの光路に関して説明する。照明光学系ユニット9は、照明光学手段の一例であり、光源手段7から照射された光を画像表示素子ユニット8に設けられているDMD16に導く。また、投射光学系ユニット10は、投射手段の一例であり、DMD16により生成された画像を拡大してスクリーン2に投射する。
図7に示すように、光源手段7から出射された白色光は、RGBの各色のセグメントを有するカラーホイール11により分光される。分光された後の各色の光は、照度分布を均一化する役割を持つライトトンネル12および光軸上の色収差を補正しつつ集光する役割を持つリレーレンズ13を通過後、シリンダミラー15、凹面ミラー14によって反射されてDMD16に至るのである。DMD16の役割としては、各色の光を所定の画像を形成するように反射させることであり、映像データに基づいて各マイクロミラーを時分割駆動することで実現しているのである。より具体的には、DMD16は複数のマイクロミラーからなる略矩形のミラー面を有しており、映像データに基づいて各マイクロミラーを時分割駆動することにより、所定の映像へと投射光を加工して反射する構造となっている。ここでは、光変調素子の一例であるDMD16は、光源手段7から照射された光を用いて画像を生成していると考えることもできる。
なお、画像形成に用いる光に関しては、DMD16の働きにより図2に示す投射光学系ユニット10へ導かれ、以下の図8に示すように投射レンズ21、折り返しミラー23を介して自由曲面ミラー24に至り、自由曲面ミラー24によってスクリーン2上に拡大投射される。一方、画像形成に用いない光に関しては、DMD16の時分割駆動によりOFF光板に照射され、スクリーン2へは投射されない構造となっている。
また、本実施形態の画像投射装置1は、CPU(Central Processing Unit)やROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)などを備えている。CPUは、ROM等に格納されたプログラムをRAMに展開して実行することにより、画像投射装置1の動作を制御する。
次に、DMD16を任意の方向にシフト・回転させる機構を有する画像表示素子ユニット8の具体的な構成を説明する。図9に示すように、画像表示素子ユニット8は、固定ユニット31と可動ユニット41の2つのユニットから構成されている。可動ユニット41側には後述のボイスコイル43(コイルの一例)が配置されており、固定ユニット31側に配置された後述のマグネット37との間で発生するローレンツ力を受けることにより、固定ユニット31に対して相対的に移動する構成となっている。
例えばマグネット37による磁界の方向と、該磁界が作用する範囲に存在するボイスコイル43を流れる電流との関係が図10のような場合は、図10に示す矢印の方向にローレンツ力が作用することになる。ボイスコイル43に流れる電流の向きを反対にすると、図11に示すように、図10とは反対側の方向にローレンツ力が作用することになる。ボイスコイル43およびマグネット37の具体的な配置については後述する。
図12は、固定ユニット31の分解斜視図である。図13は、可動ユニット41の分解斜視図である。固定ユニット31の役割としては、可動ユニット41を支持すること、および、可動ユニット41の移動をサポートすることの2点が大きな役割であるといえる。具体的には、固定ユニット31内に設けられている複数の球体34で可動ユニット41内の可動プレート42を挟み込むことによって可動ユニット41を支持しているのである。なお、球体34は、トッププレート32と可動プレート42の間、および、ベースプレート33と可動プレート42との間の各々に配置されており、トッププレート32側に配置されている球体34はトッププレート32に設けられた球体保持部35に、ベースプレート33側に配置されている球体34はベースプレート33側に設けられた球体受け部36に収納される構成となっている。なお、各プレートと球体34とのクリアランスによって摩擦とガタつきの関係が変わってくるといえるが、そのクリアランスの調整はトッププレート32側に設けられた球体位置調整ネジ39によって行っている。
また、固定ユニット31のもう1つの役割である可動ユニット41の移動のサポートに関しては、固定ユニット31側にはマグネット37が配置され、可動ユニット41側にはボイスコイル43が配置されている。制御回路(上述のCPUでもよいし、CPUとは別の回路でもよい)が、ボイスコイル43に電流を流す制御を行うことによってローレンツ力が生成され、可動ユニット41が動くという構成になっているのである。なお、上述したように、電流を流す向きによってローレンツ力の向きが、電流の大きさによってローレンツ力の大きさが変化することから、DMD16を有する可動ユニット41を所望の方向に所望の量だけ動かすことができるのである。
一方、可動ユニット41の役割としては、DMD16を保持することが挙げられる。一般にDMD16は、図2に示す照明ハウジング22とヒートシンク18で挟持される構成となっているが、図13の分解斜視図で示しているように、本構成では可動ユニット41の構成部品の1つであるDMD保持ブラケット47でDMD16を覆う構成とすることで照明ハウジング22に押し当てることなくDMD16を保持しているのである。なお、可動ユニット41は、大きく分けて可動プレートユニット44とDMD保持ユニット45の2つのユニットから構成されている。可動プレートユニット44は、主に可動プレート42、ボイスコイル43を含んで構成されており、固定ユニット31に対して相対的に動くユニットとなっている。一方、DMD保持ユニット45は、主にDMD16、ヒートシンク18、DMD保持ブラケット47を含んで構成されており、DMD16を保持するユニットとなっている。さらに、DMD保持ユニット45内には結合プレート46が配置されており、結合プレート46を可動プレート42にねじ締結することによって可動プレートユニット44の移動量をDMD保持ユニット45に伝達し、DMD16の移動を実現しているのである。なお、上述したように可動プレート42は固定ユニット31内の球体34に挟み込まれることによって支持されているため、可動プレート42自体は固定ユニット31のトッププレート32とベースプレート33の間に配置される。図14は、各プレートの位置関係を示す図である。
次に、ボイスコイル43およびマグネット37の具体的な配置を説明する。図15に示すように、複数のボイスコイル43は、DMD16と共に動く可動プレート42上に設けられ、かつ、DMD16を中心に円環状に連続する。また、この例では、DMD16の中心を通り、かつ、第1方向(この例では垂直方向(縦方向))に延びる第1仮想線のうち、複数のボイスコイル43を繋いだ仮想円と交差する2つの交差点と1対1に対応する2つのマグネット37を、それぞれ「第1マグネット37a」と称する。また、この例では、DMD16の中心を通り、かつ、第1方向と交差(この例では直交)する第2方向(この例では水平方向(横方向))に延びる第2仮想線のうち、仮想円と交差する2つの交差点と1対1に対応する2つのマグネット37を、それぞれ「第2マグネット37b」と称する。なお、この例では、仮想円の中心はDMD16の中心と一致している。
例えば図16に示すように、第2マグネット37bの磁力が作用する範囲内にボイスコイル43が存在する状態で、2つの第2マグネット37bと1対1に対応し、かつ、第2マグネット37bの磁力が作用する範囲内に存在する2つのボイスコイル43の各々に同じ向きの電流を流すことで、可動プレート42には上方向または下方向の2つの力が作用し、上方向または下方向の並進動作を実現することができる。同様に、第1マグネット37aの磁力が作用する範囲内にボイスコイル43が存在する状態で、2つの第1マグネット37aと1対1に対応し、かつ、第1マグネット37aの磁力が作用する範囲内に存在する2つのボイスコイル43の各々に同じ向きの電流を流すことで、可動プレート42には右方向または左方向の2つの力が作用し、右方向または左方向の並進動作を実現することができる。この例では、マグネット37と、電流が流れているボイスコイル43(該マグネット37の磁力が作用する範囲に存在するボイスコイル43)との間で発生するローレンツ力は、上記仮想円のうち該マグネット37に対応する位置における接線方向と平行な方向に作用するよう、マグネット37とボイスコイル43が配置されている。
また、上述の制御回路は、DMD16(可動プレート42)が回転するよう、複数のボイスコイル43の各々を流れる電流を制御する。例えば縦型投影と横型投影とを切り替える場合、上述の制御回路は、DMD16が90度(目標となる角度の一例)だけ回転するよう、複数のボイスコイル43の各々を流れる電流を制御する。なお、目標となる角度は90度に限らず、任意に変更可能である。制御回路は、DMD16が目標となる角度だけ回転するよう、複数のボイスコイル43の各々を流れる電流を制御することができる。なお、回転方向は任意の方向に制御可能であり、時計回りの方向でもよいし、反時計回りの方向でもよい。
本実施形態では、複数のボイスコイル43は、第1マグネット37aの磁力が作用する範囲に何れかのボイスコイル43が存在する場合は、第2マグネット37bの磁力が作用する範囲には何れのボイスコイル43も存在せず、第2マグネット37bの磁力が作用する範囲に何れかのボイスコイル43が存在する場合は、第1マグネット37aの磁力が作用する範囲には何れのボイスコイル43も存在しないように配置される。そして、上述の制御回路は、第1マグネット37aまたは第2マグネット37bの磁力が作用する範囲に存在するボイスコイル43に対して電流を流す一方、第1マグネット37aまたは第2マグネット37bの磁力が作用する範囲に存在しないボイスコイル43に対しては電流を流さない制御を行う。
例えば図17に示すように、第2マグネット37bの磁力が作用する範囲内にボイスコイル43aが存在する状態を想定する。この状態で、制御回路は、2つの第2マグネット37bと1対1に対応する2つのボイスコイル43a(DMD16の中心を挟んで互いに対向する2つのボイスコイル43a)の各々に対して、互いに逆向きの電流を流す制御を行うことで、時計回りの回転動作を実現することができる。ある程度回転した後、図17の例では、DMD16の中心を挟んで互いに対向する2つのボイスコイル43bが、第1マグネット37aの磁力が作用する範囲に入る一方、電流が流れている2つのボイスコイル43aは、第2マグネット37bの磁力が作用する範囲から外れるので、制御回路は、2つのボイスコイル43bの各々に対して、互いに逆向きの電流を流す一方、2つのボイスコイル43aの各々に対して電流を流さない制御を行うことで、時計回りの回転動作を継続することができる。この制御を繰り返すことで、90度以上の回転を実現することができる。また、例えば可動プレート42の回転角度と、電流を流す一対のボイスコイル43(DMD16の中心を挟んで互いに対向する2つのボイスコイル43)と、一対のボイスコイル43の各々に流す電流の向きとの対応関係を示す制御情報を予め設定しておき、制御回路は、この制御情報と、現在の回転角度とに基づいて、各ボイスコイル43に流れる電流を制御することもできる。
以上に説明したように、本実施形態の画像投射装置1は、照明光学系ユニット9に対してDMD16を相対的に移動させるための移動手段として、DMD16と共に動く可動プレート42上に設けられ、かつ、DMD16を中心に円環状に連続する複数のボイスコイル43と、上述の2つの第1マグネット37aと、上述の2つの第2マグネット37bと、を有している。これにより、特許文献1に開示された構成に比べて装置の大型化を抑制することができるとともに、横型投影と縦型投影を切り替え可能な画像投射装置1を提供することができる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、上述の実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。本発明は、上述の実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上述の実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。
例えば図18に示すように、2つの第1マグネット37aの各々は、第1マグネット37aの磁力が作用する範囲に存在するボイスコイル43に電流を流すと、DMD16の中心を通り、かつ、垂直方向に延在する基準線に対して第1角度だけ傾斜した方向に駆動力を発生するように配置されてもよい。この例では、第1角度は45度である。また、図18の例では、2つの2マグネット37bの各々は、第2マグネット37bの磁力が作用する範囲に存在するボイスコイル43に電流を流すと、上記基準線に対して第1角度とは反対側に90度未満の第2角度だけ傾斜した方向に駆動力を発生するように配置される。この例では、第2角度は45度である。
この例では、第1マグネット37aまたは第2マグネット37bの磁力が作用する範囲に存在する一対のボイスコイル43に対して同じ向きの電流を流すことにより、可動プレート42には斜め45度方向(正方向または負方向)の2つの力が作用し、斜め45度方向の並進動作を実現することができる。これにより、高解像度動作を実現することができる。高解像度動作とは、斜め45度の方向に半画素分だけDMD16をシフトさせる動作であり、本動作によって投影画像内に中間画像を形成することが可能となるので、画素密度を高め、高解像の画像を擬似的に生成することが可能となる。
1 画像投射装置
2 スクリーン
3 筐体
6 光学エンジン
7 光源手段
8 画像表示素子ユニット
9 照明光学系ユニット
10 投射光学系ユニット
11 カラーホイール
12 ライトトンネル
13 リレーレンズ
14 凹面ミラー
15 シリンダミラー
16 DMD
21 投射レンズ
23 折り返しミラー
24 自由曲面ミラー
31 固定ユニット
37 マグネット
41 可動ユニット
43 ボイスコイル
特開2014−170097号公報

Claims (6)

  1. 画像投射装置であって、
    光源から照射された光を用いて画像を生成する光変調素子と、
    前記光源から照射された光を前記光変調素子へ導くための照明光学手段と、
    前記光変調素子により生成された画像を投射する投射手段と、
    前記照明光学手段に対して、前記光変調素子を相対的に移動させるための移動手段と、を備え、
    前記移動手段は、
    前記光変調素子と共に動く可動板上に設けられ、かつ、前記光変調素子を中心に円環状に連続する複数のコイルと、
    前記光変調素子の中心を通り、かつ、第1方向に延びる第1仮想線のうち、前記複数のコイルを繋いだ仮想円と交差する2つの交差点と1対1に対応する2つの第1磁石と、
    前記光変調素子の中心を通り、かつ、前記第1方向と交差する第2方向に延びる第2仮想線のうち、前記仮想円と交差する2つの交差点と1対1に対応する2つの第2磁石と、を含む、
    画像投射装置。
  2. 前記光変調素子が回転するよう、前記複数のコイルの各々を流れる電流を制御する制御回路を備える、
    請求項1の画像投射装置。
  3. 前記複数のコイルは、前記第1磁石の磁力が作用する範囲に何れかのコイルが存在する場合は、前記第2磁石の磁力が作用する範囲には何れのコイルも存在せず、前記第2磁石の磁力が作用する範囲に何れかのコイルが存在する場合は、前記第1磁石の磁力が作用する範囲には何れのコイルも存在しないように配置される、
    請求項2の画像投射装置。
  4. 前記制御回路は、前記第1磁石または前記第2磁石の磁力が作用する範囲に存在するコイルに対して電流を流す一方、前記第1磁石または前記第2磁石の磁力が作用する範囲に存在しないコイルに対しては電流を流さない制御を行う、
    請求項3の画像投射装置。
  5. 前記第1磁石は、
    前記第1磁石の磁力が作用する範囲に存在するコイルに電流を流すと、前記光変調素子の中心を通り、かつ、垂直方向に延在する基準線に対して90度未満の第1角度だけ傾斜した方向に駆動力を発生するように配置され、
    前記第2磁石は、
    前記第2磁石の磁力が作用する範囲に存在するコイルに電流を流すと、前記基準線に対して前記第1角度とは反対側に90度未満の第2角度だけ傾斜した方向に駆動力を発生するように配置される、
    請求項1乃至4のうちの何れか1項の画像投射装置。
  6. 前記第1角度および前記第2角度は45度である、
    請求項5の画像投射装置。
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