JP2017026540A - 治具、荷重負荷装置、荷重負荷方法および解析方法 - Google Patents

治具、荷重負荷装置、荷重負荷方法および解析方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2017026540A
JP2017026540A JP2015147493A JP2015147493A JP2017026540A JP 2017026540 A JP2017026540 A JP 2017026540A JP 2015147493 A JP2015147493 A JP 2015147493A JP 2015147493 A JP2015147493 A JP 2015147493A JP 2017026540 A JP2017026540 A JP 2017026540A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
load
holding
test piece
unit
driving device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015147493A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6690148B2 (ja
Inventor
守 早川
Mamoru Hayakawa
守 早川
英介 中山
Eisuke Nakayama
英介 中山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel and Sumitomo Metal Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Steel and Sumitomo Metal Corp filed Critical Nippon Steel and Sumitomo Metal Corp
Priority to JP2015147493A priority Critical patent/JP6690148B2/ja
Publication of JP2017026540A publication Critical patent/JP2017026540A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6690148B2 publication Critical patent/JP6690148B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】試験片を、所定の荷重を負荷した状態で保持することが可能な治具および荷重負荷装置、ならびにこれらを用いた荷重負荷方法および解析方法を提供する。
【解決手段】試験片30を、所定の荷重を負荷した状態で保持する治具10であって、本体部1と、本体部1に設けられ、試験片30の一端部を保持する第1保持部2と、本体部1に設けられ、かつ、外部の駆動装置5に着脱可能な荷重調整部3と、荷重調整部3に接続され、試験片30の他端部を保持する第2保持部4と、を備え、荷重調整部3は、駆動装置5によって駆動され、第2保持部4は、駆動装置5によって駆動された荷重調整部3の動きに従って、試験片30に荷重を負荷するように所定の方向Aに移動し、駆動装置5が荷重調整部3から取り外された状態において、第2保持部4の所定の方向Aへの移動が規制される、治具10。
【選択図】 図1

Description

本発明は、治具、荷重負荷装置、荷重負荷方法および解析方法に関する。
橋梁等の構造物は、使用条件に応じた負荷を受ける。この構造物が想定よりも大きな負荷を受けた場合、例えば想定よりも大きな地震が発生した場合には、橋台等の構造物の構成部材にき裂が生じることによって橋面が傾斜し、最悪のケースでは落橋に至るおそれがある。このような事故の発生を防止するため、構造物の構成部材の機械的性質を評価するとともに、材料の作り込み、すなわち組織制御を行うことが必要である。
しかし、構造物の構成部材の機械的性質の評価は、構造物の実物に対して行うことは不可能である。そのため、実際の構成部材を模擬した小型の試験片に対して引張負荷等を付与することで、構造物の部分的な機械的性質を評価し、その評価結果を基に構造物全体の機械的性質を推定することが行われている。
例えば、特許文献1には、比較的小型のミニチュア試験片に高速で一定振幅の繰り返し変形を与えることにより、材料素材または小型部品の強度信頼性を評価する試験技術が開示されている。
また、特許文献2には、金属材料や非金属材料の微小供試体の材料特性試験を現地にて行うのに好適な小型材料試験装置が開示されている。
特開平8−86728号公報 特開2005−338026号公報
ところで、構造物の構成部材の組織因子と疲労特性との相関を定量的に評価するため、中性子回折法またはEBSD法を用いた変形評価など、複数の研究がなされている。しかし、試験片に対して引張負荷等を付与した状態で中性子回折法またはEBSD法を用いて材料評価を行うためには、特殊な試験機が必要となり、膨大なコストがかかるという問題がある。
そのため、既存の分析装置内に引張試験機等を設置することが望まれる。しかしながら、特許文献1および2に記載の技術では、小型の試験片に対して荷重を負荷することは可能であるが、大型のモーターまたはアクチュエータを備えるため装置自体は大きく、高額な大型の分析装置でなければ装置内に設置することは困難である。また、分析装置内に設置できたとしても、試験片に荷重を付与し、その状態を保持するために電源が必要となるため、分析装置内での電源の確保および配線の取り扱いが煩雑になり、設備導入自体に手間がかかる。また、1つの分析装置で他の分析を行う際に装置の取り付け取り外し作業が発生し、分析作業が煩雑になることが問題となる。
本発明は、上記の問題を解決し、試験片を、所定の荷重を負荷した状態で保持することが可能な治具および荷重負荷装置、ならびにこれらを用いた荷重負荷方法および解析方法を提供することを目的とする。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、下記の治具、荷重負荷装置、荷重負荷方法および解析方法を要旨とする。
(1)試験片を、所定の荷重を負荷した状態で保持することが可能な治具であって、
本体部と、
前記本体部に設けられ、前記試験片の一端部を保持する第1保持部と、
前記本体部に設けられ、かつ、外部の駆動装置に着脱可能な荷重調整部と、
前記荷重調整部に接続され、前記試験片の他端部を保持する第2保持部と、を備え、
前記荷重調整部は、前記駆動装置によって駆動され、
前記第2保持部は、前記駆動装置によって駆動された前記荷重調整部の動きに従って、前記試験片に荷重を負荷するように所定の方向に移動し、
前記駆動装置が前記荷重調整部から取り外された状態において、前記第2保持部の前記所定の方向への移動が規制される、治具。
(2)前記荷重調整部が、雄ねじが形成された1つ以上の軸部を含み、
前記軸部は、前記所定の方向への移動が規制された状態で、前記本体部に回転自在に支持され、
前記第2保持部に、前記雄ねじが回転自在に螺合する雌ねじが形成され、
前記駆動装置が前記軸部を回転させることによって、前記第2保持部が前記所定の方向に移動する、上記(1)に記載の治具。
(3)前記第1保持部が前記本体部に、前記試験片に加えられる荷重を測定する荷重測定部を介して支持される、上記(1)または(2)に記載の治具。
(4)試験片を、所定の荷重を負荷した状態で保持することが可能な装置であって、
本体部と、
前記本体部に設けられ、前記試験片の一端部を保持する第1保持部と、
前記本体部に設けられる荷重調整部と、
前記荷重調整部に接続され、前記試験片の他端部を保持する第2保持部と、
前記荷重調整部に着脱可能であり、前記荷重調整部を駆動する駆動装置と、を備え、
前記第2保持部は、前記駆動装置によって駆動された前記荷重調整部の動きに従って、前記試験片に荷重を負荷するように所定の方向に移動し、
前記駆動装置が前記荷重調整部から取り外された状態において、前記第2保持部の前記所定の方向への移動が規制される、荷重負荷装置。
(5)前記荷重調整部が、雄ねじが形成された1つ以上の軸部を含み、
前記軸部は前記本体部に回転自在に支持され、
前記第2保持部に、前記雄ねじが回転自在に螺合する雌ねじが形成され、
前記駆動装置が前記軸部を回転させることによって、前記第2保持部が前記所定の方向に移動する、上記(4)に記載の荷重負荷装置。
(6)前記第1保持部が前記本体部に、前記試験片に加えられる荷重を測定する荷重測定部を介して支持される、上記(4)または(5)に記載の荷重負荷装置。
(7)前記荷重測定部によって得られた前記荷重に関する情報に基づいて、前記駆動装置の制御を行う制御部をさらに備える、上記(6)に記載の荷重負荷装置。
(8)上記(4)から(7)までのいずれかに記載の装置を用いて試験片に荷重を負荷し保持する方法であって、
前記第1保持部および前記第2保持部によって前記試験片を保持する工程と、
前記荷重調整部を前記駆動装置に接続する工程と、
前記試験片が前記第1保持部および前記第2保持部によって保持され、かつ、前記荷重調整部が前記駆動装置に接続された状態において、前記駆動装置によって前記荷重調整部を駆動させ、前記第2保持部を前記所定の方向に移動させる工程と、
前記第2保持部を前記所定の方向に移動させた後の状態において、前記駆動装置を前記荷重調整部から取り外す工程と、を備える、荷重負荷方法。
(9)上記(1)から(3)までのいずれかに記載の治具を用いて試験片に荷重を負荷して保持した状態で試験片を解析する方法であって、
前記第1保持部および前記第2保持部によって前記試験片を保持する工程と、
前記荷重調整部を前記駆動装置に接続する工程と、
前記試験片が前記第1保持部および前記第2保持部によって保持され、かつ、前記荷重調整部が前記駆動装置に接続された状態において、前記駆動装置によって前記荷重調整部を駆動させ、前記第2保持部を前記所定の方向に移動させる工程と、
前記第2保持部を前記所定の方向に移動させた後の状態において、前記駆動装置を前記荷重調整部から取り外す工程と、
前記駆動装置を前記荷重調整部から取り外し、試験片に荷重を負荷して保持した状態で試験片を解析する工程と、を備える、解析方法。
本発明によれば、試験片に荷重を負荷して保持した状態で治具を外部の装置から取り外すことが可能であり、さらに試験片に負荷した荷重を保持するのに電源が不要であるため、治具を既存の分析装置内に設置するだけで、荷重が負荷された状態の試験片の解析を容易に行うことができる。
本発明の一実施形態に係る荷重負荷装置の一例を模式的に示した図である。 本発明の一実施形態に係る荷重負荷装置の他の一例を模式的に示した図である。 本発明の一実施形態に係る荷重負荷装置の他の一例を模式的に示した図である。
添付した図面を参照して、本発明の一実施形態について、詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る治具10を備えた荷重負荷装置20の一例を模式的に示した図である。本発明の一実施形態に係る荷重負荷装置20は、試験片30を、所定の荷重を負荷した状態で保持するためのものであり、治具10と外部の駆動装置5とを備える。図1に示すように、治具10と駆動装置5とは着脱可能な構成となっている。
治具10と駆動装置5とが接続された状態で、試験片30に対して所定の荷重を負荷する。試験片30に負荷された荷重は、治具10が駆動装置5から取り外された状態になっても保持される構成となっている。このような構成を有することから、治具10は、試験片を、所定の荷重を負荷した状態で保持することが可能となる。そして、駆動装置5から取り外された治具10を分析装置内に設置することによって、所定の荷重を負荷した状態の試験片表面の観察、分析等の解析を行うことが可能となる。
なお、治具10を設置する分析装置として、例えば、走査型電子顕微鏡(SEM:Scanning Electron Microscope)、原子間力顕微鏡(AFM:Atomic Force Microscope)、レーザー顕微鏡等が挙げられる。
以下に、本発明の一実施形態に係る治具10について、より詳しく説明する。図1に示すように、本発明の一実施形態に係る治具10は、本体部1と、第1保持部2と、荷重調整部3と、第2保持部4とを備える。各構成要素について説明する。ただし、本発明は下記の実施形態に限定されるものではない。
本体部1は、図示しない分析装置内に装着されるための部分である。本体部1の形状については特に限定されないが、図1に示す構成においては、治具10の外枠をなしている。したがって、本体部1は、分析装置内に設置することが可能な大きさとすることが望ましい。
第1保持部2は、本体部1に設けられ、試験片30の一端部を保持する。第1保持部2の形状についても特に限定されず、試験片30の一端部を保持できる構造であればよい。
荷重調整部3は、本体部1に設けられ、かつ、外部の駆動装置5に着脱可能な構成となっている。また、第2保持部4は、荷重調整部3に接続され、試験片30の他端部を保持する。第2保持部4の形状についても、第1保持部2と同様に特に限定されず、試験片30の他端部を保持できる構造であればよい。
荷重調整部3が駆動装置5によって駆動されると、第2保持部4は、駆動装置5によって駆動された荷重調整部3の動きに従って、所定の方向(図1におけるA方向)に移動する。そして、第2保持部4がA方向に移動することによって、試験片30に荷重を負荷するような機構となっている。なお、試験片30に負荷される荷重は、引張荷重であっても圧縮荷重であってもよい。
また、駆動装置5が荷重調整部3から取り外された状態において、第2保持部4は、A方向へ移動することが規制される。このような構成を有することによって、駆動装置5が荷重調整部3から取り外された後でも、試験片30に負荷された荷重が保持される。第2保持部4のA方向への移動を規制する方法については特に制限はなく、例えば、ねじ等の部材を用いて構造的に規制する構成としてもよいし、駆動装置5によって荷重調整部3が駆動されていない状態では、摩擦力等の力によって移動が規制される構成としてもよい。
上記の機構を実現するための態様として、例えば、図2に示す構成とすることができる。図2に示す構成では、荷重調整部3は雄ねじ3aが形成された軸部3’を含み、軸部3’は、A方向への移動が規制された状態で、本体部1に回転自在に支持されている。そして、第2保持部4に、雄ねじ3aが回転自在に螺合する雌ねじ4aが形成されており、駆動装置5が軸部3’を回転させることによって、第2保持部4がA方向に移動する。駆動装置5として、例えば、モーターを用いることができる。
軸部3’のA方向への移動を規制する機構については特に限定しないが、例えば、図2に示すように、規制子3b、3cを設けることによって、A方向への移動が規制された状態で、本体部1に回転自在に支持される構成とすることができる。
また、駆動装置5が軸部3’から取り外された状態においては、雄ねじ3aと雌ねじ4aとの摩擦力によって軸部3’は回転しないため、第2保持部4のA方向への移動が規制される。
試験片の分析は、引張荷重と圧縮荷重とを所定回数繰り返し負荷し、引張または圧縮の荷重を負荷した状態で組織の分析を行ってもよい。また、当該所定回数繰り返し負荷し、き裂を発生させた後に荷重を解放した状態で組織の分析を行ってもよい。
なお、図2に示す構成においては、第2保持部4がA方向のみに移動するよう、1つの軸部3’を設けているが、移動方向はこれに限定されず、複数の軸部を設け、A方向と傾斜する方向に移動可能な構成としてもよい。
図2に示すように、治具10は、荷重測定部6をさらに備えていてもよい。この場合においては、第1保持部2は本体部1に、荷重測定部6を介して支持されるように設けられる。このような構成とすることによって、荷重測定部6によって、試験片30に加えられる荷重を測定することが可能になる。荷重測定部6としては、例えば、公知のロードセルを用いることができる。
さらに、図2に示しているように、本発明の一実施形態に係る荷重負荷装置20が駆動装置5の制御を行う制御部7をさらに備え、荷重測定部6によって得られた荷重に関する情報に基づいて、駆動装置5の制御(例えば、PID制御)を行う構成としてもよい。
このような構成とすることによって、試験片30に負荷する荷重を高精度で制御することが可能となる。特に、図3に示すように、超小型試験片30’に荷重を負荷する際には、容易に破断が生じるおそれがあるため、荷重の高精度な制御が必要となる。
次に、図1を用いて、本発明の一実施形態に係る荷重負荷装置を用いた荷重負荷方法および本発明の一実施形態に係る治具を用いた解析方法の一例について説明する。
まず、試験片30を準備する。そして、第1保持部2および第2保持部4によって試験片30を保持する(第1工程)。その後、荷重調整部3を駆動装置5に接続する(第2工程)。なお、第2工程は第1工程の前に行ってもよい。
第1工程および第2工程が完了した後、すなわち、試験片30が第1保持部2および第2保持部4によって保持され、かつ、荷重調整部3が駆動装置5に接続された状態において、駆動装置5によって荷重調整部3を駆動させ、前記第2保持部を前記所定の方向に移動させる(第3工程)。
第3工程では、前記第2保持部を前記所定の方向に移動させることを、所定回数繰り返し行ってもよい。所定回数繰り返し行うことで、試験片の疲労試験を行うことができる。
第3工程の後、すなわち、第2保持部4をA方向に移動させた後の状態において、駆動装置5を荷重調整部3から取り外す(第4工程)。以上の第1工程から第4工程までの工程を実施することによって、試験片30に荷重を負荷した状態で保持することが可能となる。
さらに、第1工程から第4工程までの工程を経た後、駆動装置5を荷重調整部3から取り外し、試験片に荷重を負荷して保持した状態において、例えば、治具10を分析装置内に設置することによって、試験片の解析を行う(第5工程)。以上の第1工程から第5工程までの工程を実施することによって、荷重を負荷した状態で保持された試験片30の解析を行うことが可能となる。
本発明によれば、試験片に荷重を負荷して保持した状態で治具を外部の装置から取り外すことが可能であり、さらに試験片に負荷した荷重を保持するのに電源が不要であるため、治具を既存の分析装置内に設置するだけで、荷重が負荷された状態の試験片の解析を容易に行うことができる。

Claims (9)

  1. 試験片を、所定の荷重を負荷した状態で保持することが可能な治具であって、
    本体部と、
    前記本体部に設けられ、前記試験片の一端部を保持する第1保持部と、
    前記本体部に設けられ、かつ、外部の駆動装置に着脱可能な荷重調整部と、
    前記荷重調整部に接続され、前記試験片の他端部を保持する第2保持部と、を備え、
    前記荷重調整部は、前記駆動装置によって駆動され、
    前記第2保持部は、前記駆動装置によって駆動された前記荷重調整部の動きに従って、前記試験片に荷重を負荷するように所定の方向に移動し、
    前記駆動装置が前記荷重調整部から取り外された状態において、前記第2保持部の前記所定の方向への移動が規制される、治具。
  2. 前記荷重調整部が、雄ねじが形成された1つ以上の軸部を含み、
    前記軸部は、前記所定の方向への移動が規制された状態で、前記本体部に回転自在に支持され、
    前記第2保持部に、前記雄ねじが回転自在に螺合する雌ねじが形成され、
    前記駆動装置が前記軸部を回転させることによって、前記第2保持部が前記所定の方向に移動する、請求項1に記載の治具。
  3. 前記第1保持部が前記本体部に、前記試験片に加えられる荷重を測定する荷重測定部を介して支持される、請求項1または請求項2に記載の治具。
  4. 試験片を、所定の荷重を負荷した状態で保持することが可能な装置であって、
    本体部と、
    前記本体部に設けられ、前記試験片の一端部を保持する第1保持部と、
    前記本体部に設けられる荷重調整部と、
    前記荷重調整部に接続され、前記試験片の他端部を保持する第2保持部と、
    前記荷重調整部に着脱可能であり、前記荷重調整部を駆動する駆動装置と、を備え、
    前記第2保持部は、前記駆動装置によって駆動された前記荷重調整部の動きに従って、前記試験片に荷重を負荷するように所定の方向に移動し、
    前記駆動装置が前記荷重調整部から取り外された状態において、前記第2保持部の前記所定の方向への移動が規制される、荷重負荷装置。
  5. 前記荷重調整部が、雄ねじが形成された1つ以上の軸部を含み、
    前記軸部は前記本体部に回転自在に支持され、
    前記第2保持部に、前記雄ねじが回転自在に螺合する雌ねじが形成され、
    前記駆動装置が前記軸部を回転させることによって、前記第2保持部が前記所定の方向に移動する、請求項4に記載の荷重負荷装置。
  6. 前記第1保持部が前記本体部に、前記試験片に加えられる荷重を測定する荷重測定部を介して支持される、請求項4または請求項5に記載の荷重負荷装置。
  7. 前記荷重測定部によって得られた前記荷重に関する情報に基づいて、前記駆動装置の制御を行う制御部をさらに備える、請求項6に記載の荷重負荷装置。
  8. 請求項4から請求項7までのいずれかに記載の装置を用いて試験片に荷重を負荷し保持する方法であって、
    前記第1保持部および前記第2保持部によって前記試験片を保持する工程と、
    前記荷重調整部を前記駆動装置に接続する工程と、
    前記試験片が前記第1保持部および前記第2保持部によって保持され、かつ、前記荷重調整部が前記駆動装置に接続された状態において、前記駆動装置によって前記荷重調整部を駆動させ、前記第2保持部を前記所定の方向に移動させる工程と、
    前記第2保持部を前記所定の方向に移動させた後の状態において、前記駆動装置を前記荷重調整部から取り外す工程と、を備える、荷重負荷方法。
  9. 請求項1から請求項3までのいずれかに記載の治具を用いて試験片に荷重を負荷して保持した状態で試験片を解析する方法であって、
    前記第1保持部および前記第2保持部によって前記試験片を保持する工程と、
    前記荷重調整部を前記駆動装置に接続する工程と、
    前記試験片が前記第1保持部および前記第2保持部によって保持され、かつ、前記荷重調整部が前記駆動装置に接続された状態において、前記駆動装置によって前記荷重調整部を駆動させ、前記第2保持部を前記所定の方向に移動させる工程と、
    前記第2保持部を前記所定の方向に移動させた後の状態において、前記駆動装置を前記荷重調整部から取り外す工程と、
    前記駆動装置を前記荷重調整部から取り外し、試験片に荷重を負荷して保持した状態で試験片を解析する工程と、を備える、解析方法。
JP2015147493A 2015-07-27 2015-07-27 治具、荷重負荷装置、荷重負荷方法および解析方法 Active JP6690148B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015147493A JP6690148B2 (ja) 2015-07-27 2015-07-27 治具、荷重負荷装置、荷重負荷方法および解析方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015147493A JP6690148B2 (ja) 2015-07-27 2015-07-27 治具、荷重負荷装置、荷重負荷方法および解析方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017026540A true JP2017026540A (ja) 2017-02-02
JP6690148B2 JP6690148B2 (ja) 2020-04-28

Family

ID=57945951

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015147493A Active JP6690148B2 (ja) 2015-07-27 2015-07-27 治具、荷重負荷装置、荷重負荷方法および解析方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6690148B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108693198A (zh) * 2018-03-08 2018-10-23 西南交通大学 一种夹持机构以及同步辐射原位成像疲劳试验机
KR20200097159A (ko) * 2019-02-07 2020-08-18 한국기초과학지원연구원 인장 시험 장치
CN111707539A (zh) * 2020-06-22 2020-09-25 中国人民解放军空军工程大学 一种用于对板件施加压缩应力的试验夹具及其使用方法
KR20230082990A (ko) * 2021-12-02 2023-06-09 부산대학교 산학협력단 내진성능 평가를 위한 균열 발생 및 유지 장치

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009008665A (ja) * 2007-05-25 2009-01-15 Tohoku Univ 応力保持装置およびx線回折装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009008665A (ja) * 2007-05-25 2009-01-15 Tohoku Univ 応力保持装置およびx線回折装置

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108693198A (zh) * 2018-03-08 2018-10-23 西南交通大学 一种夹持机构以及同步辐射原位成像疲劳试验机
KR20200097159A (ko) * 2019-02-07 2020-08-18 한국기초과학지원연구원 인장 시험 장치
KR102174619B1 (ko) 2019-02-07 2020-11-05 한국기초과학지원연구원 인장 시험 장치
CN111707539A (zh) * 2020-06-22 2020-09-25 中国人民解放军空军工程大学 一种用于对板件施加压缩应力的试验夹具及其使用方法
CN111707539B (zh) * 2020-06-22 2023-03-21 中国人民解放军空军工程大学 一种用于对板件施加压缩应力的试验夹具及其使用方法
KR20230082990A (ko) * 2021-12-02 2023-06-09 부산대학교 산학협력단 내진성능 평가를 위한 균열 발생 및 유지 장치
KR102543687B1 (ko) * 2021-12-02 2023-06-14 부산대학교 산학협력단 내진성능 평가를 위한 균열 발생 및 유지 장치

Also Published As

Publication number Publication date
JP6690148B2 (ja) 2020-04-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6690148B2 (ja) 治具、荷重負荷装置、荷重負荷方法および解析方法
US8443680B2 (en) Pipe reel load simulator
Hu et al. Combined fatigue experiments on full scale turbine components
JP2015530570A (ja) 高周波での疲労亀裂の非伝播しきい値を決定する方法
Kang et al. A novel method for in situ uniaxial tests at the micro/nano scale—Part I: Theory
French et al. A comparison of simultaneous and sequential single-axis durability testing
Van Petegem et al. A miniaturized biaxial deformation rig for in situ mechanical testing
Jasinski et al. Use of the higher spectra in the low-amplitude fatigue testing
Di Maio et al. Damage monitoring of composite components under vibration fatigue using scanning laser Doppler vibrometer
Achard et al. Optimization of the cold expansion process for titanium holes
Favata et al. Realistic non-destructive testing of integrated circuit bond wiring using 3-D X-ray tomography, reverse engineering, and finite element analysis
JP5760244B2 (ja) 低サイクル疲労き裂進展評価方法
Wang et al. Progress Letter Report on Bending Fatigue Test System Development for Spent Nuclear Fuel Vibration Integrity Study (Out-of-cell fatigue testing development-Task 2.4)
Nazari-Onlaghi et al. Design and manufacture of a micro-tensile testing machine for in situ optical observation and DIC analysis: application to 3D-printed and compression-molded ABS
CN110530718B (zh) 一种基于白光干涉测量表面形貌的双轴残余应力引入装置
Lyngdoh et al. Experimental monitoring and modeling of fatigue damage for 3D-printed polymeric beams under irregular loading
JP2007057325A (ja) 予寿命予測方法
Wang et al. Micro-mechanical behaviour of artificially cemented sands under compression and shear
Trippel et al. A device for characterizing rotational joints in metamaterials
Jankowski et al. Combined loading and failure analysis of lead-free solder joints due to creep and fatigue phenomena
CN114637179A (zh) 用于测试钟表轴的机械特性的装置和方法
Bader et al. Effect of V notch shape on fatigue life in steel beam made of AISI 1037
Thambi Reliability assessment of lead-free solder joint, based on high cycle fatigue & creep studies on bulk specimen
US11660818B2 (en) High-throughput testing system and method for additive manufacturing
Burton et al. Improved Measurement for High-Cycle Fatigue Examination

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180305

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20181030

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20181113

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190108

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190618

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190813

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20191001

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20191227

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20200106

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200218

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200221

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200310

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200323

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6690148

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151