JP2017026279A - Air conditioner - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、熱交換器、送風機が配置された熱交換器室と、圧縮機、エンジンが配置された機械室とを備える空気調和装置に関する。 The present invention relates to an air conditioner including a heat exchanger chamber in which a heat exchanger and a blower are arranged, and a machine room in which a compressor and an engine are arranged.
従来、筐体の下部に、底パネルに支持されたガスエンジンを備える空気調和装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
底パネルには、オイル配管からオイルが漏れたときにオイルを溜めるオイル貯留室と、オイル貯留室の底面である貯留底面から上方に膨出した膨出壁部とが設けられ、膨出壁部にガスエンジンが支持されている。
2. Description of the Related Art Conventionally, an air conditioner including a gas engine supported by a bottom panel at a lower part of a casing is known (see, for example, Patent Document 1).
The bottom panel is provided with an oil storage chamber that stores oil when oil leaks from the oil pipe, and a bulging wall portion that bulges upward from the storage bottom surface that is the bottom surface of the oil storage chamber. The gas engine is supported.
特許文献1では、筐体下部の全体に亘って底パネルが設けられているが、底パネルに膨出壁部が形成されているため、実際にオイルを溜められるオイル貯留室の容積は小さくなる。所定量のオイルが溜められるようにするには、底パネル全体を大きくする必要があり、空気調和装置の大型化を招く。また、底パネルには、複数の凹凸や穴が開けられているため、構造が複雑になり、コストが嵩む。
本発明の目的は、小型にされるとともにエンジンの下方に所定量のオイルが溜められ、且つコストを低減することが可能な空気調和装置を提供することにある。
In Patent Document 1, a bottom panel is provided over the entire lower portion of the housing, but since the bulging wall portion is formed on the bottom panel, the volume of the oil storage chamber in which oil is actually stored becomes small. . In order to store a predetermined amount of oil, it is necessary to enlarge the entire bottom panel, which leads to an increase in the size of the air conditioner. In addition, since the bottom panel has a plurality of irregularities and holes, the structure is complicated and the cost is increased.
An object of the present invention is to provide an air conditioner that can be reduced in size and that can store a predetermined amount of oil below the engine and that can reduce costs.
上述した課題を解決するため、本発明は、筐体内が熱交換器室と機械室とに仕切られ、前記熱交換器室に熱交換器及び送風機が配置され、前記機械室に圧縮機及び圧縮機を駆動するエンジンが配置された空気調和装置において、前記機械室の底部を形成する前記筐体の下部に、前記エンジンを支持するためのエンジン支持体と、前記エンジンの下方に位置するオイル受けが設けられ、前記オイル受けは、前記エンジン支持体の下方に配置され、前記筐体内に設けられたエンジンオイル循環経路のエンジンオイル全量を溜める容量を有することを特徴とする。 In order to solve the above-described problems, the present invention is configured such that a housing is partitioned into a heat exchanger chamber and a machine chamber, a heat exchanger and a blower are disposed in the heat exchanger chamber, and a compressor and a compressor are disposed in the machine chamber. In an air conditioner in which an engine for driving a machine is arranged, an engine support for supporting the engine and an oil receiver located below the engine are formed in a lower part of the casing forming the bottom of the machine room. The oil receiver is disposed below the engine support and has a capacity for storing the total amount of engine oil in the engine oil circulation path provided in the housing.
上記構成において、前記筐体の下部に、前記筐体内に配置された冷媒配管の下方に位置するドレン水受けが前記オイル受けに並べられて設けられるようにしても良い。
また、上記構成において、前記筐体の下部であって前記オイル受けと前記ドレン水受けとの間に、前記オイル受け及び前記ドレン水受けの少なくとも一方を支持する受け具支持部材が配置されていても良い。
また、上記構成において、前記エンジン支持体は、一対設けられ、それぞれ支持具を介して前記エンジンを弾性支持するようにしても良い。
また、上記構成において、前記支持具は複数設けられ、前記支持具を構成する防振ゴムの少なくとも一つは液封式であっても良い。
The said structure WHEREIN: You may make it provide the drain water receiver located in the lower part of the said housing below the refrigerant | coolant piping arrange | positioned in the said housing along with the said oil receiver.
Further, in the above configuration, a receiver support member that supports at least one of the oil receiver and the drain water receiver is disposed at a lower portion of the casing and between the oil receiver and the drain water receiver. Also good.
In the above configuration, a pair of the engine supports may be provided, and each engine support may be elastically supported via a support.
In the above configuration, a plurality of the support tools may be provided, and at least one of the vibration isolating rubbers constituting the support tools may be a liquid seal type.
本発明は、機械室の底部を形成する筐体の下部に、エンジンを支持するためのエンジン支持体と、エンジンの下方に位置するオイル受けが設けられ、オイル受けは、エンジン支持体の下方に配置され、筐体内に設けられたエンジンオイル循環経路のエンジンオイル全量を溜める容量を有するので、エンジン支持体に影響されずにオイル受けの容量を設定することができ、オイル受けの容積をより大きくしてエンジンオイル全量まで溜めることができる。これにより、オイル受けに所定量のエンジンオイルを溜める場合には、従来よりもオイル受けの面積を小さくして空気調和装置を小型にすることができる。また、エンジン支持体とオイル受けとを別体とすることで、エンジン支持体とオイル受けとの接続構造等を設けずに済み、それぞれの構造を簡素にでき、コストを低減することができる。 According to the present invention, an engine support for supporting an engine and an oil receiver positioned below the engine are provided at a lower part of a casing forming the bottom of the machine room, and the oil receiver is provided below the engine support. Since it has a capacity to store the total amount of engine oil in the engine oil circulation path provided in the housing, the capacity of the oil receiver can be set without being affected by the engine support, and the volume of the oil receiver can be increased As a result, the engine oil can be stored up to the full amount. As a result, when a predetermined amount of engine oil is stored in the oil receiver, the area of the oil receiver can be made smaller than before and the air conditioner can be made smaller. Further, by making the engine support and the oil receiver separate, it is not necessary to provide a connection structure or the like between the engine support and the oil receiver, each structure can be simplified, and the cost can be reduced.
以下、図面を参照して本発明の一実施の形態について説明する。なお、各図に示す符号Fは室外ユニット10の前方を示し、符号Uは室外ユニット10の上方を示し、符号Lは室外ユニット10の正面を向かって見たときの左方を示している。
図1は、本発明に係る空気調和装置を示す斜視図である。
室外ユニット10は、ガスエンジンによって圧縮機が駆動されるガスヒートポンプ(GHP)型の空気調和装置を構成する。
室外ユニット10は、略直方体形状に形成された筐体11を備え、筐体11内は、略水平に延びる仕切り板で上下二段に区画されている。
室外ユニット10の仕切り板の上方の上段は、前後に位置する一対のプレートフィン型熱交換器(以下、単に「熱交換器」と記す。)12,12、左右に位置する一対の送風機13,13等が収納された熱交換器室15とされ、仕切り板の下方の下段は、ガスエンジン17(図2参照)、ガスエンジン17で駆動される圧縮機81(図2参照)等が収納された機械室18とされている。
Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings. In addition, the code | symbol F shown in each figure shows the front of the
FIG. 1 is a perspective view showing an air conditioner according to the present invention.
The
The
The upper part above the partition plate of the
筐体11は、熱交換器室15の骨格を形成する上部筐体21と、機械室18の骨格を形成する下部筐体31とから構成され、上部筐体21と下部筐体31とが、ボルト及びナットで締結されている。
上部筐体21は、その底部を構成する上底部フレーム部22と、上底部フレーム部22の4つの角部から立ち上げられた複数の縦フレーム23A,23Bとを備える。
上部筐体21には、左右の側面にそれぞれ補強板24及び側面パネル25が取付けられ、上面に天板26が取付けられている。
下部筐体31は、その底部を構成する下底部フレーム部32と、下底部フレーム部32の4つの角部から立ち上げられた複数の縦フレーム33とを備える。
下部筐体31には、左右の側面にそれぞれ側面パネル34が取付けられ、前面に左右一対の前面パネル36,36が取付けられ、背面に背面パネルが取付けられている。
The
The
A
The
図2は、機械室18を示す斜視図である。
下部筐体31は、複数の縦フレーム33の上端部に取付けられた下上部フレーム部37を備える。下上部フレーム部37は、左右一対の横フレーム38,38がそれぞれ前後に延びるように取付けられている。なお、符号39は下底部フレーム部32及び下上部フレーム部37のそれぞれの前側部分を縦に連結する連結フレームであり、前面パネル36,36(図1参照)が取付けられる。
FIG. 2 is a perspective view showing the
The
機械室18には、ガスエンジン17、冷媒回路80、冷却水回路100、吸気装置120、排気装置130、補機部品140等が配置されている。
ガスエンジン17は、冷媒回路80に備える圧縮機81を駆動する。冷媒回路80は、熱交換器12(図1参照)、圧縮機81、冷媒配管群84及び冷媒配管群84に接続される部品等で構成される。冷却水回路100は、ガスエンジン17に接続されてガスエンジン17を冷却するための部品で構成される。吸気装置120は、ガスエンジン17にガス燃料及び空気を供給する。排気装置130は、ガスエンジン17から排出される排気ガスを浄化・消音して外部に排出する。補機部品140は、ガスエンジン17に関連する部品から構成される。
In the
The
ガスエンジン17は、都市ガス、LPG等のガス燃料によって駆動される水冷式のエンジンであり、ガスエンジン17には、上記した冷却水回路100、吸気装置120、排気装置130の他に、ガス燃料を供給する燃料供給装置、ガス燃料に点火する点火装置、各部を潤滑するオイルを循環させる潤滑装置等が付設されている。
冷媒回路80は、熱交換器12、圧縮機81、オイルセパレータ82、アキュームレータ83、冷媒配管群84等を備える。
圧縮機81は、ガスエンジン17の下方に配置され、ガスエンジン17により駆動される。オイルセパレータ82及びアキュームレータ83は、圧縮機81に接続されている。冷媒配管群84は、冷媒回路80内の各部品を接続する複数本の配管からなり、熱交換器12に接続されている。
The
The
The
冷却水回路100は、熱交換器室15(図1参照)内に配置されたラジエータと、ガスエンジン17内に形成された冷却水通路(ウォータジャケット)と、ラジエータ、ガスエンジン17の冷却水通路を含む冷却水回路100の各部品を接続する複数本の配管からなる冷却水配管群101とを備える。なお、図中の冷却水配管群101には、その配置の理解を容易にするために複数のドットを付している(他の図においても同じ。)。
冷却水配管群101には、熱交換器室15内に配置されたリザーブタンクが接続されている。
吸気装置120は、エアクリーナ124と、エアクリーナ124により取り込まれた空気の流量調整等を行う吸気ボックス121とを備える。
排気装置130は、ガスエンジン17から排出された排気ガスの排気音を低減する排気マフラー131と、排気マフラー131及び熱交換器室15内の排気管に接続された排気管132とを備える。
The cooling
A reserve tank disposed in the
The
The
吸気ボックス121及び排気マフラー131の下方には、ガスエンジン17内の各部を潤滑するオイルを貯めるオイルタンク151が配置されている。オイルタンク151は、補機部品140に含まれる。
下部筐体31の下底部フレーム部32には、その前部と後部とに左右一対の取付板153,154が渡されて固定され、取付板153,154に複数のエンジン支持部材156を介してガスエンジン17が弾性支持されている。
下部筐体31の背面側には、電源端子盤や室外ユニット10内の各電子機器を制御する制御装置等が収納された電装箱158が配置されている。
Below the
A pair of left and right mounting
On the back side of the
図3は、機械室18を示す正面図である。図4は、機械室18を示す背面図である。
図3に示すように、機械室18の中央部にはガスエンジン17が配置され、ガスエンジン17の下方に圧縮機81が配置されている。なお、符号17cはガスエンジン17の下端部に設けられたオイルパンであり、ガスエンジン17内を潤滑するエンジンオイルが貯められている。
ガスエンジン17のクランク軸17aには駆動プーリ161が固定され、圧縮機81の回転軸には従動プーリ163が固定され、駆動プーリ161と従動プーリ163とにベルト164が掛けられることで、ガスエンジン17によって圧縮機81が駆動される。
FIG. 3 is a front view showing the
As shown in FIG. 3, a
The driving
ガスエンジン17を支持するエンジン支持部材156は、取付板153,154(図2参照)上にそれぞれ一対ずつ固定された支持脚166と、各支持脚166及びガスエンジン17のクランクケース17b側のそれぞれの間に設けられた複数の防振ゴム168及び単一の防振ゴム169(図5参照)とから構成される。
防振ゴム168は、全体がゴムで成形されている。防振ゴム169は、ゴムの内部に液体が封入された液封式のものであり、高い防振性能を得ることが可能である。このように、ゴムからなる防振ゴム168と液封式の防振ゴム169とを用いることで、コストを低減しながら防振効果を高めることができる。
上記した支持脚166及び防振ゴム168,169は補機部品140に含まれる。
The
The
The
オイルセパレータ82、アキュームレータ83(図2参照)及び冷媒配管群84は、ガスエンジン17の右方であって機械室18内の右端に配置され、アキュームレータ83は、オイルセパレータ82の後方に配置されている。
冷却水配管群101は、機械室18の上部に配置されている。冷却水配管群101の途中には冷却水ポンプ103が設けられ、冷却水ポンプ103によって、冷却水回路100内の冷却水の循環が行われる。冷却水ポンプ103は、ガスエンジン17の左方に配置されている。
The
The cooling
吸気ボックス121は、機械室18内の左端上部に配置されている。排気マフラー131(図2参照)は、機械室18の左端上部であって吸気ボックス121の後方に配置されている。ガスエンジン17と吸気ボックス121との間には、筒状の排気ガス熱交換器133が設けられている。
排気ガス熱交換器133は、ガスエンジン17の左方であって冷却水ポンプ103の略上方に配置され、冷却水ポンプ103に接続される。
オイルタンク151は、機械室18の左端下部であって吸気ボックス121及び排気マフラー131の下方に配置され、オイルタンク151内のエンジンオイルが、ガスエンジン17に補充される。
The
The exhaust
The
図4に示すように、下底部フレーム部32の上部には、左右に隔てて配置された一対の取付板153,154がそれぞれ複数のボルトで固定されている。
取付板153は、ガスエンジン17の左側の端部、即ち、排気ガス熱交換器133が配置された側の端部の下方に配置されている。また、取付板154は、ガスエンジン17の右側の端部、即ち、クランク軸17aに取付けられた駆動プーリ161が配置された側の端部の下方に配置されている。
取付板153の幅W1は、取付板154の幅W2よりも大きい。
As shown in FIG. 4, a pair of mounting
The mounting
The width W1 of the mounting
図5は、機械室18を示す平面図である。
オイルセパレータ82及びアキュームレータ83は、機械室18の右側端部に前後に並べられて配置されている。
ガスエンジン17は、その背面側から左方そして前側に延びる吸気管123が接続され、吸気管123の端部にエアクリーナ124が接続されている。エアクリーナ124は、前後方向に延びる筒体であり、機械室18の左側前部に配置され、吸気ボックス121に接続されている。
FIG. 5 is a plan view showing the
The
The
また、ガスエンジン17は、その背面側から排気管135がUターンするように延び、排気管135の先端部に排気ガス熱交換器133の後端部が接続されている。排気ガス熱交換器133からは、中間排気管136が後方に延び、中間排気管136の後端に排気マフラー131が接続されている。
排気ガス熱交換器133は、上記したように、ガスエンジン17の排気通路と、冷却水ポンプ103(図3参照)とに接続されて、ガスエンジン17の排気ガスと、冷却水回路100の冷却水との間で熱交換を行う熱交換器であり、排気ガスの熱を利用して冷却水を加熱する。排気ガス熱交換器133は、ガスエンジン17と吸気ボックス121との間に前後方向に延びるように配置されている。
The
As described above, the exhaust
機械室18の背面側であって電装箱158の右方には、プレート熱交換器171が配置されている。プレート熱交換器171は、冷媒配管群84と冷却水配管群101とに接続されて、冷媒回路80の冷媒と冷却水回路100の冷却水との間で熱交換を行う熱交換器であり、冷媒によって冷却水が冷却され、冷却水の熱で冷媒が加熱される。これにより、特に、外気温度が、例えば、0℃以下のように低い場合に外気と冷媒との間での熱交換を十分に行わせることができ、暖房運転時の暖房能力の維持及び増強を図ることができる。
機械室18の冷媒配管群84には、熱交換器室15(図1参照)に配置される冷媒配管群への接続口86,87が設けられている。また、機械室18の冷却水配管群101には、熱交換器室15に配置される冷却水配管群への接続口106,107が設けられている。
A
The
熱交換器室15と機械室18との間の仕切り板には、左右に通気口51a,51aが開けられ、左右の通気口51a,51aは、前後にオフセットするように開けられている。左側の通気口51aは、排気管135と排気ガス熱交換器133との接続部付近(機械室18内の温度が高い領域)の上方に位置し、右側の通気口51aは、ガスエンジン17に取付けられた駆動プーリ161付近(機械室18内の空気の流れが速い領域)の上方に位置する。
このように、左右の通気口51a,51aは、機械室18内の温度や機械室18内の空気の流れに応じて設けられているため、機械室18内の熱気を通気口51a,51aを通じて迅速に熱交換器室15内に送ることができ、機械室18内の温度を所定範囲内に維持することができる。
The partition plate between the
Thus, since the left and right vent holes 51a and 51a are provided according to the temperature in the
図6は、機械室18の要部を示す説明図である。図6(A)は機械室18の下部筐体31及びガスエンジン17の支持構造を示す斜視図、図6(B)は下部筐体31の下底部フレーム部32を示す斜視図である。
図6(A)に示すように、下部筐体31の下底部フレーム部32に一対の取付板153,154が前後に延びるように且つ左右に隔てて固定され、取付板153,154の上面にそれぞれ前後一対の支持脚166が固定され、各支持脚166に防振ゴム168又は防振ゴム169(図5参照)を介してガスエンジン17が支持されている。符号17dはガスエンジン17のクランクケース17bから突出するアーム部であり、アーム部17dの先端部が防振ゴム168又は防振ゴム169の上端部に連結されている。
ガスエンジン17のクランクケース17bの左側端部には、ブラケット175を介して排気ガス熱交換器133が取付けられている。この結果、ガスエンジン17の左端部側がガスエンジン17の右端部側よりも重くなるため、ガスエンジン17の左端部側に位置する取付板153の幅を取付板154の幅より大きくして強度・剛性を高めている。
FIG. 6 is an explanatory view showing a main part of the
As shown in FIG. 6A, a pair of mounting
An exhaust
図6(B)に示すように、下底部フレーム部32は、左右に延び且つ前後に対向して配置された一対の長辺フレーム181,181と、前後に延び且つ左右に対向して配置された一対の短辺フレーム183,183と、長辺フレーム181,181及び短辺フレーム183,183のそれぞれを連結する複数の連結部材185とを備える。
As shown in FIG. 6 (B), the lower
図6(A),(B)において、下底部フレーム部32には、底板部材191が取付けられている。底板部材191は、ガスエンジン17等の下方を含む範囲に配置されたオイル受け192と、冷媒配管群84(図3参照)の下方を含む範囲に配置されたドレン水受け193とを備える。
オイル受け192は、ガスエンジン17、オイルタンク151(図3参照)、オイル配管等のエンジンオイル循環経路から落下したエンジンオイルを溜めるエンジンオイル用トレイであり、エンジンオイル循環経路内のエンジンオイル全量を溜める容量を有している。
オイル受け192は、取付板153,154の下方に配置されているため、取付板153,154の影響を受けずにオイル受け192の全体にエンジンオイルを溜めることができる。
6A and 6B, a
The
Since the
ドレン水受け193は、冷媒回路80を構成する各部品や冷媒配管群84の表面から落下したドレン水(凝縮水)を溜めるドレン水用トレイである。オイル受け192及びドレン水受け193は共に、溜まったエンジンオイル又はドレン水を排出するための排出栓が設けられている。
上記したオイル受け192及びドレン水受け193は、機械室18の底部全体に亘って配置され、また、オイル受け192及びドレン水受け193に設けられたボルト挿通穴等も全てシールされているため、機械室18内のエンジンオイル及びドレン水が室外ユニット10(図1参照)の外部に漏れ出るのを防止することができる。
図2に戻って、ドレン水受け193は、オイルセパレータ82及びアキュームレータ83を支持している。これにより、特別にオイルセパレータ82及びアキュームレータ83を支持する支持部材を下部筐体31に設ける必要がなく、部品数を削減してコストを低減することができる。
The
The
Returning to FIG. 2, the
図7は、下底部フレーム部32、底板部材191及びエンジン支持部材156を説明する説明図である。図7(A)は下底部フレーム部32及び底板部材191を示す分解斜視図、図7(B)は取付板153,154上に配置された複数のエンジン支持部材156を示す斜視図である。
図7(A)に示すように、下底部フレーム部32は、一対の長辺フレーム181,181の下部に前後方向に延び且つ左右方向に間隔を空けて固定された複数本の下部フレーム187を備える。
また、一対の長辺フレーム181,181には、底板支持部材188が、オイル受け192とドレン水受け193との間に位置するように取付けられる。底板支持部材188は、下底部フレーム部32の一部を構成する。
FIG. 7 is an explanatory diagram for explaining the lower
As shown in FIG. 7A, the lower
In addition, a bottom
オイル受け192は、平板状の底壁192aと、底壁192aの周縁全体から一体に立ち上げられた周壁192bとからなり、底壁192aが、各下部フレーム187に複数のボルトで締結されるとともに、周壁192bが、前後の長辺フレーム181,181のそれぞれの内側面181aと、左側の短辺フレーム183の内側面183aに当接又は近接するように配置される。
ドレン水受け193は、平板状の底壁193aと、底壁193aの周縁全体から立ち上げられた周壁193bと、周壁193の一部、即ち、オイル受け192の周壁192bに近接する部分を除いて周壁193bから前方、右方及び後方に延びる複数のフランジ193cとを一体に備える。
The
The
ドレン水受け193の周壁192bは、前後の長辺フレーム181,181のそれぞれの内側面181aと、右側の短辺フレーム183の内側面183aに当接又は近接するように配置される。また、複数のフランジ193cは、前後の長辺フレーム181,181のそれぞれの上面181bと、右側の短辺フレーム183の上面183bとに複数のボルトで締結される。
底板支持部材188は、上下に延びる縦壁188aと、縦壁188aの上縁から左右に延びるフランジ188bと、縦壁188aの前端部及び後端部に設けられた取付片188cとから構成される部材である。縦壁188aとフランジ188bとは、断面T字に形成されている。
The
The bottom
縦壁188aは、オイル受け192の周壁192bとドレン水受け193の周壁193bとの間に配置される。フランジ188bは、オイル受け192及びドレン水受け193の周壁192b,193bの近接する部分を上方から覆うように配置される。取付片188cは、前後の長辺フレーム181,181のそれぞれの内側面181aにボルトで締結される。
上記したように、オイル受け192及びドレン水受け193の周壁192b,193b間の隙間は、上方から底板支持部材188のフランジ188bで覆われるため、エンジンオイル及びドレン水が、オイル受け192とドレン水受け193との間の隙間から室外ユニット10(図1参照)の下方に漏れ出るのを防止することができる。
また、底板支持部材188は、一対の取付片188c,188cがドレン水受け193の底壁193aに当てられ、取付片188c,188cでドレン水受け193を支持している。更に、底板支持部材188の縦壁188aをオイル受け192の周壁192bにボルトで締結することで、縦壁188aでオイル受け192を支持しても良い。
The
As described above, the gap between the
The bottom
取付板153は、平板状の平坦部153aと、平坦部153aの左右縁部から斜め下方に延びる傾斜部153b,153bと、傾斜部153b,153bのそれぞれの下縁から横方向に延びる横延出部153c,153cとから一体に形成されている。横延出部153c,153cは、長辺フレーム181,181に当てられ、平坦部153a及び横延出部153c,153cのそれぞれの両端部が、長辺フレーム181,181にボルト止めされる。
取付板154は、平板状の平坦部154aと、平坦部154aの左右縁部から下方に延びる縦延出部154b,154bとから一体に形成されている。縦延出部154b,154bの両端部の下縁は、長辺フレーム181,181に当てられ、平坦部154aの両端部が、長辺フレーム181,181にボルト止めされる。
このように、取付板153と取付板154との形状を異ならせることで、取付板153,154の強度・剛性を異ならせることができ、ガスエンジン17(図6(A)参照)を支持する支持位置に応じてそれぞれの支持位置を良好に支持することができる。
The mounting
The mounting
Thus, by making the mounting
図5及び図7(B)において、支持脚166は、取付板153の前部及び後部の2個と、取付板154の前部及び後部の2個で合計4個設けられる。
4個の支持脚166のうち、取付板153の前部及び後部の2個と取付板154の前部との合計3個の支持脚166には防振ゴム168が取付けられ、取付板154の後部の1個の支持脚166には液封式の防振ゴム169が取付けられる。液封式の防振ゴム169が配置される取付板154の後部は、圧縮機81(図6(A)参照)に冷媒配管群84が接続される接続位置近傍であり、液封式の防振ゴム169を設置することで、冷媒配管群84に伝わる振動の抑制効果を高めている。
In FIG. 5 and FIG. 7B, the
以上の図1、図3及び図6(A),(B)に示したように、筐体11内が熱交換器室15と機械室18とに仕切られ、熱交換器室15に熱交換器12及び送風機13が配置され、機械室18に圧縮機81及び圧縮機81を駆動するエンジンとしてのガスエンジン17が配置された空気調和装置としての室外ユニット10において、機械室18の底部を形成する筐体11の下部、即ち下部筐体31に、ガスエンジン17を支持するためのエンジン支持体としての取付板153,154と、ガスエンジン17の下方に位置するオイル受け192が設けられ、オイル受け192は、取付板153,154の下方に配置され、筐体11内に設けられたエンジンオイル循環経路のエンジンオイル全量を溜める容量を有する。
As shown in FIGS. 1, 3, and 6 (A) and 6 (B), the inside of the
この構成によれば、オイル受け192を取付板153,154の下方に配置することで、オイル受け192の容積をより大きくすることができ、最大でエンジンオイル全量を溜めることができる。これにより、オイル受け192に所定量のエンジンオイルを溜める場合には、従来よりもオイル受け192の面積を小さくして室外ユニット10(図1参照)を小型にすることができる。
また、取付板153,154とオイル受け192とを別体とすることで、取付板153,154とオイル受け192との接続構造等を設けずに済み、それぞれの構造を簡素にできる。従って、取付板153,154及びオイル受け192のコストを低減することができる。
According to this configuration, by disposing the
Further, by providing the mounting
また、図2、図5及び図6(A)に示したように、下部筐体31に、筐体11(図1参照)内に配置された冷媒配管としての冷媒配管群84の下方に位置するドレン水受け193がオイル受け192に並べられて設けられるので、エンジンオイルと共にドレン水のメンテナンスを行うことができ、メンテナンス性を向上させることができる。
また、図7(A)に示したように、下部筐体31であってオイル受け192とドレン水受け193との間に、オイル受け192及びドレン水受け193の少なくとも一方を支持する受け具支持部材としての底板支持部材188が配置されているので、オイル受け192及びドレン水受け193の少なくとも一方を支持して、オイル受け192、ドレン水受け193の撓みを抑制することができる。
Further, as shown in FIGS. 2, 5 and 6A, the
Further, as shown in FIG. 7A, a support support that supports at least one of the
また、図4、図5、図6(A),(B)及び図7(B)に示したように、取付板153,154は、一対設けられ、それぞれ支持具としてのエンジン支持部材156を介してガスエンジン17を弾性支持するので、ガスエンジン17の支持される部位の形状、重量に応じて取付板153,154の形状(例えば、取付板153,154の幅W1,W2)を異ならせることができる。これにより、エンジン支持構造の適正化を図ることができ、コストを低減することができる。
Also, as shown in FIGS. 4, 5, 6 (A), 6 (B) and 7 (B), a pair of mounting
また、エンジン支持部材156は複数設けられ、エンジン支持部材156を構成する防振ゴム168,169の少なくとも一つは液封式であるので、液封式の防振ゴム169を用いることで、ガスエンジン17の振動が筐体11や筐体11内の各部品に伝わるのを抑制する抑制効果を高めることができる。これにより、振動による室外ユニット10の各部の弛みや損傷を防止したり、騒音の発生を抑えたりすることができる。
In addition, since a plurality of
上述した実施形態は、あくまでも本発明の一態様を示すものであり、本発明の主旨を逸脱しない範囲で任意に変形及び応用が可能である。 The above-described embodiment is merely an aspect of the present invention, and can be arbitrarily modified and applied without departing from the gist of the present invention.
10 室外ユニット(空気調和装置)
11 筐体
12 熱交換器
13 送風機
15 熱交換器室
17 ガスエンジン(エンジン)
18 機械室
81 圧縮機
84 冷媒配管群(冷媒配管)
153,154 支持板(エンジン支持体)
156 エンジン支持部材(支持具)
168,169 防振ゴム
188 底板支持部材(受け具支持部材)
192 オイル受け
193 ドレン水受け
10 Outdoor unit (air conditioner)
DESCRIPTION OF
18
153,154 Support plate (engine support)
156 Engine support member (support)
168, 169 Vibration-
192
Claims (5)
前記機械室の底部を形成する前記筐体の下部に、前記エンジンを支持するためのエンジン支持体と、前記エンジンの下方に位置するオイル受けが設けられ、前記オイル受けは、前記エンジン支持体の下方に配置され、前記筐体内に設けられたエンジンオイル循環経路のエンジンオイル全量を溜める容量を有することを特徴とする空気調和装置。 An air conditioner in which a housing is partitioned into a heat exchanger room and a machine room, a heat exchanger and a blower are arranged in the heat exchanger room, and a compressor and an engine for driving the compressor are arranged in the machine room In
An engine support for supporting the engine and an oil receiver positioned below the engine are provided at a lower portion of the casing forming the bottom of the machine room, and the oil receiver is provided on the engine support. An air conditioner disposed below and having a capacity for accumulating the total amount of engine oil in an engine oil circulation path provided in the casing.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2015148279A JP2017026279A (en) | 2015-07-28 | 2015-07-28 | Air conditioner |
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- 2015-07-28 JP JP2015148279A patent/JP2017026279A/en active Pending
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