JP2017024054A - 正逆送給交流アーク溶接方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】正逆送給交流アーク溶接方法において、電極極性の周期的な切り換えによって溶接状態が不安定になることを抑制する。【解決手段】溶接ワイヤの送給速度Fwを正送期間と逆送期間とに交互に切り換え、アークに印加する電圧Vwを電極プラス極性と電極マイナス極性とに交互に切り換えて溶接する正逆送給交流アーク溶接方法において、時刻t1〜t3の電極プラス極性と時刻t3〜t5の電極マイナス極性との切り換えに連動して、送給速度Fwの波形パラメータ(振幅、周波数等)を自動的に切り替える。電極プラス極性のときの送給速度Fwの平均値と電極マイナス極性のときの送給速度Fwの平均値とが等しくなるように、波形パラメータを切り換える。これにより、電極極性が切り換わり溶融状態が変化しても、溶融状態に合致した送給速度Fwの波形パラメータになるので、溶接状態を安定に保つことができる。【選択図】 図2

Description

本発明は、溶接ワイヤの送給速度を正送期間と逆送期間とに交互に切り換え、アークに印加する電圧を電極プラス極性と電極マイナス極性とに交互に切り換えて溶接する正逆送給交流アーク溶接方法に関するものである。
一般的な消耗電極式アーク溶接では、消耗電極である溶接ワイヤを一定速度で送給し、溶接ワイヤと母材との間にアークを発生させて溶接が行なわれる。消耗電極式アーク溶接では、溶接ワイヤと母材とが短絡期間とアーク期間とを交互に繰り返す溶接状態になることが多い。
溶接品質をさらに向上させるために、溶接ワイヤの正送と逆送とを周期的に繰り返して溶接する方法が提案されている(例えば、特許文献1等参照)。
特許文献1の発明では、溶接電流設定値に応じた送給速度の平均値とし、溶接ワイヤの正送と逆送との周波数及び振幅を溶接電流設定値に応じた値とする。
特許文献2の発明には、溶接ワイヤを送給し、アークに印加される電圧を電極プラス極性と電極マイナス極性とに交互に切り換えて溶接する交流アーク溶接方法が記載されている。
特許第5201266号公報 特許第5090765号公報
溶接ワイヤの送給速度を正送期間と逆送期間とに交互に切り換え、アークに印加する電圧を電極プラス極性と電極マイナス極性とに交互に切り換えて溶接する正逆送給交流アーク溶接方法において、電極プラス極性のときと電極マイナス極性のときとでは溶融状態が変化するために、溶接状態が不安定になるという問題があった。
そこで、本発明では、電極プラス極性と電極マイナス極性とを交互に切り換えても、溶接状態を安定に保つことができる正逆送給交流アーク溶接方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するために、請求項1の発明は、
溶接ワイヤの送給速度を正送期間と逆送期間とに交互に切り換え、アークに印加する電圧を電極プラス極性と電極マイナス極性とに交互に切り換えて溶接する正逆送給交流アーク溶接方法において、
前記電極プラス極性と前記電極マイナス極性との切り換えに連動して前記送給速度の波形パラメータを自動的に切り替える、
ことを特徴とするc方法である。
請求項2の発明は、前記波形パラメータが振幅及び/又は周波数である、
ことを特徴とする請求項1に記載する正逆送給交流アーク溶接方法である。
請求項3の発明は、前記電極マイナス極性のときは前記電極プラス極性のときよりも前記振幅は大きくなり、前記周波数は高くなる、
ことを特徴とする請求項2に記載する正逆送給交流アーク溶接方法である。
請求項4の発明は、前記電極プラス極性のときの前記送給速度の平均値と前記電極マイナス極性のときの前記送給速度の平均値とが等しくなるように前記波形パラメータを切り換える、
ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載する正逆送給交流アーク溶接方法である。
本発明によれば、電極極性が切り換わり、溶融状態が変化しても、変化した溶融状態に適合した送給速度の波形パラメータに切り換わるので、溶接状態が不安定になることを抑制することができる。このために、本発明では、電極プラス極性と電極マイナス極性とを交互に切り換えても、溶接状態を安定に保つことができる。
本発明の実施の形態1に係る正逆送給交流アーク溶接方法を実施するための溶接装置のブロック図である。 本発明の実施の形態1に係る正逆送給交流アーク溶接方法を示す、図1の溶接装置における各信号のタイミングチャートである。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
[実施の形態1]
図1は、本発明の実施の形態1に係る正逆送給交流アーク溶接方法を実施するための溶接装置のブロック図である。以下、同図を参照して各ブロックについて説明する。
インバータ回路INVは、3相200V等の交流商用電源(図氏は省略)を入力として、交流商用電源を整流し平滑して直流電圧を生成し、この直流電圧を後述する駆動信号Dvに従ってインバータ制御して高周波交流を出力する。
高周波変圧器INTは、高周波交流を溶接に適した電圧値に変換する。二次整流器群D2は、変換された高周波交流を整流して、正及び負の直流電圧を出力する。
電極プラス極性スイッチング素子PTR及び電極マイナス極性スイッチング素子NTRをオン/オフ制御することによって溶接装置の出力極性を切り換える。電極プラス極性スイッチング素子PTRがオン状態のときは電極プラス極性EPになり、電極マイナス極性スイッチング素子NTRがオン状態のときは電極マイナス極性ENになる。リアクトルWLは、出力を平滑する。
送給モータWMは、後述する送給制御信号Fcを入力として、正送と逆送とを周期的に繰り返して溶接ワイヤ1を送給速度Fwで送給する。送給モータWMには、過渡応答性の速いモータが使用される。溶接ワイヤ1の送給速度Fwの変化率及び送給方向の反転を速くするために、送給モータWMは溶接トーチ4の先端の近くに設置される場合がある。また、送給モータWMを2個使用して、プッシュプル方式の送給系とする場合もある。
溶接ワイヤ1は、上記の送給モータWMに結合された送給ロール5の回転によって溶接トーチ4内を送給されて、母材2との間にアーク3が発生する。溶接トーチ4内の給電チップ(図示は省略)と母材2との間には溶接電圧Vwが印加し、溶接電流Iwが通電する。
極性切換信号生成回路SPNは、予め定めた電極プラス極性期間中はHighレベルになり、予め定めた電極マイナス極性期間中はLowレベルになる極性切換信号Spnを出力する。電極プラス極性スイッチング素子駆動回路EPDは、この極性切換信号SpnがHighレベルのとき電極プラス極性スイッチング素子駆動信号Epdを出力する。電極マイナス極性スイッチング素子駆動回路ENDは、上記の極性切換信号SpnがLowレベルのとき電極マイナス極性スイッチング素子駆動信号Endを出力する。したがって、極性切換信号SpnがHighレベルのときは電極プラス極性EPになり、Lowレベルのときは電極マイナス極性ENになる。
出力電圧設定回路ERは、予め定めた出力電圧設定信号Erを出力する。出力電圧検出回路EDは、上記の高周波変圧器INTの2次出力の交流電圧(出力電圧E)を検出し絶対値に変換し平滑して、出力電圧検出信号Edを出力する。
電圧誤差増幅回路EAは、上記の出力電圧設定信号Erと出力電圧検出信号Edとの誤差を増幅して、電圧誤差増幅信号Eaを出力する。この回路によって溶接装置は定電圧特性となる。駆動回路DVは、上記の電圧誤差増幅信号Eaを入力として、電圧誤差増幅信号Eaに基づいてPWM変調制御を行い、上記のインバータ回路INVを駆動するための駆動信号Dvを出力する。
平均送給速度設定回路FARは、予め定めた平均送給速度設定信号Farを出力する。
振幅設定回路WFRは、上記の極性切換信号Spnを入力として、極性切換信号SpnがHighレベル(EP極性)のときは予め定めた電極プラス極性期間振幅Wfpとなり、極性切換信号SpnがLowレベル(EN極性)のときは予め定めた電極マイナス極性期間振幅Wfnとなる振幅設定信号Wfrを出力する。例えば、Wfn=a・Wfpとして設定する。aは定数であり、a>1.0である。例えばa=1.2である。したがって、Wfn>Wfpとなる。
周波数設定回路SFRは、上記の極性切換信号Spnを入力として、極性切換信号SpnがHighレベル(EP極性)のときは予め定めた電極プラス極性期間周波数Sfpとなり、極性切換信号SpnがLowレベル(EN極性)のときは予め定めた電極マイナス極性期間周波数Sfnとなる周波数設定信号Sfrを出力する。例えば、Sfn=b・Sfpとして設定する。bは定数であり、b>1.0である。例えばb=1.1である。したがって、Sfn>Sfpとなる。
送給速度設定回路FRは、上記の平均送給速度設定信号Far、上記の振幅設定信号Wfr及び上記の周波数設定信号Sfrを入力として、振幅設定信号Wfrによって定まる振幅及び周波数設定信号Sfrの逆数である周期設定値によって定まる周期で正負形状に変化する予め定めた台形波を、1周期ごとの平均送給速度Faが平均送給速度設定信号Farと等しくなる値だけ正送側にシフトした波形となる、送給速度設定信号Frを出力する。この送給速度設定信号Frについては、図2で詳述する。送給速度設定信号Frの波形は、台形波以外に正弦波、三角波であっても良い。
送給制御回路FCは、上記の送給速度設定信号Frを入力として、送給速度設定信号Frの値に相当する送給速度Fwで溶接ワイヤ1を送給するための送給制御信号Fcを上記の送給モータWMに出力する。
図2は、本発明の実施の形態1に係る正逆送給交流アーク溶接方法を示す、図1の溶接装置における各信号のタイミングチャートである。同図(A)は送給速度Fwの時間変化を示し、同図(B)は溶接電流Iwの時間変化を示し、同図(C)は溶接電圧Vwの時間変化を示し、同図(D)は極性切換信号Spnの時間変化を示す。以下、同図を参照して各信号の動作について説明する。
同図(D)に示すように、極性切換信号Spnは、時刻t1〜t3の予め定めた期間中はHighレベルとなり電極プラス極性EPとなり、時刻t3〜t5の予め定めた期間中はLowレベルとなり電極マイナス極性ENとなる。極性切換信号Spnは、時刻t1〜t5を1周期として繰り返される。
同図(A)に示す送給速度Fwは、図1の送給速度設定回路FRから出力される送給速度設定信号Frの値に制御される。送給速度設定信号Frは、振幅設定信号Wfrによって定まる振幅及び周波数設定信号Sfrによって定まる周波数の逆数となる周期で正負形状に変化する予め定めた台形波を、1周期ごとの平均送給速度Faが予め定めた平均送給速度設定信号Farと等しくなる値だけ正送側にシフトした波形となる。このために、同図(A)の破線で示すように、平均送給速度Faは、電極プラス極性期間中も電極マイナス極性期間中も等しくなる。
同図(A)に示すように、送給速度Fwは、時刻t1〜t2、時刻t2〜t3、時刻t3〜t4及び時刻t4〜t5がそれぞれ1周期となっている。時刻t1〜t3の電極プラス極性期間中は、送給速度Fwの振幅は予め定めた電極プラス極性期間振幅Wfpとなり、送給速度Fwの周期は予め定めた電極プラス極性期間周波数Sfpの逆数Tfp=1/Sfpとなる。時刻t3〜t5の電極マイナス極性期間中は、送給速度Fwの振幅は予め定めた電極マイナス極性期間振幅Wfnとなり、送給速度Fwの周期は予め定めた電極マイナス極性期間周波数Sfnの逆数Tfn=1/Sfnとなる。上述したように、Wfn>Wfpである。また、Sfn>Sfpであるので、Tfn<Tfpである。このように送給速度の振幅及び周波数を電極極性によって切り換える理由は、電極極性によって溶接ワイヤ1及び母材2の溶融状態が異なるためである。このために、送給速度Fwの振幅及び/又は周波数を、電極マイナス極性期間中は電極プラス極性期間中よりも大きくしないと溶接状態が不安定になる。換言すれば、電極プラス極性EPと電極マイナス極性ENとの切り換えに連動して、送給速度FWの波形パラメータ(振幅、周波数等)を自動的に切り替えることによって、常に溶接状態を安定に保つことができる。
[時刻t1〜t3の電極プラス極性期間中の動作]
同図(A)に示すように、送給速度Fwは、時刻t1〜t14の逆送期間は、それぞれ所定の逆送加速期間、逆送ピーク期間、逆送ピーク値及び逆送減速期間から形成され、時刻t14〜t2の正送期間は、それぞれ所定の正送加速期間、正送ピーク期間、正送ピーク値及び正送減速期間から形成される。同図(B)に示す溶接電流Iw及び同図(C)に示す溶接電圧Vwは正の値となる。
[時刻t1〜t14の逆送期間の動作]
同図(A)に示すように、送給速度Fwは時刻t1〜t11の逆送加速期間に入り、0から上記の逆送ピーク値まで加速する。この期間中は短絡状態が継続している。
時刻t11において逆送加速期間が終了すると、同図(A)に示すように、送給速度Fwは時刻t11〜t13の逆送ピーク期間に入り、上記の逆送ピーク値になる。この期間中の時刻t12において、逆送及び溶接電流Iwの通電によるピンチ力によってアークが発生する。これに応動して、同図(C)に示すように、溶接電圧Vwは数十Vのアーク電圧値に急増し、同図(B)に示すように、溶接電流Iwはこれ以降のアーク期間中は次第に減少する。
時刻t13において逆送ピーク期間が終了すると、同図(A)に示すように、時刻t13〜t14の逆送減速期間に入り、上記の逆送ピーク値から0へと減速する。この期間中は、アーク期間が継続している。
[時刻t14〜t2の正送期間の動作]
同図(A)に示すように、送給速度Fwは時刻t14〜t15の正送加速期間に入り、0から上記の正送ピーク値まで加速する。この期間中は、アーク期間のままである。
時刻t15において正送加速期間が終了すると、同図(A)に示すように、送給速度Fwは時刻t15〜t17の正送ピーク期間に入り、上記の正送ピーク値になる。この期間中の時刻t16において、正送によって短絡が発生する。これに応動して、同図(C)に示すように、溶接電圧Vwは数Vの短絡電圧値に急減し、同図(B)に示すように、溶接電流Iwはこれ以降の短絡期間中は次第に増加する。
時刻t17において正送ピーク期間が終了すると、同図(A)に示すように、時刻t17〜t2の正送減速期間に入り、上記の正送ピーク値から0へと減速する。この期間中は、短絡期間が継続している。
時刻t2〜t3の期間中は、上記の逆送期間及び上記の正送期間の動作を繰り返す。
[時刻t3〜t5の電極マイナス極性期間中の動作]
同図(A)に示すように、送給速度Fwは、時刻t3〜t34の逆送期間は、それぞれ所定の逆送加速期間、逆送ピーク期間、逆送ピーク値及び逆送減速期間から形成され、時刻t34〜t4の正送期間は、それぞれ所定の正送加速期間、正送ピーク期間、正送ピーク値及び正送減速期間から形成される。同図(B)に示す溶接電流Iw及び同図(C)に示す溶接電圧Vwは負の値となる。すなわち、時刻t3において、同図(D)に示すように、極性切換信号SpnがHighレベルからLowレベルに切り換わると、同図(B)に示すように、溶接電流Iwは正の値から負の値へと切り替わり、同図(C)に示すように、溶接電圧Vwも正の値から負の値へと切り換わる。同様に、同図(A)に示すように、送給速度Fwの振幅及び周波数も切り換わる。
時刻t3〜t5の期間中の溶接電流Iw及び溶接電圧Vwの動作は、上述した時刻t1〜t2の期間中とは極性が異なるが、その動作は略同一であるので、説明は繰り返さない。
送給速度Fwの台形波の数値例を以下に示す。送給速度Fwの周波数はSfp=100Hz、Sfn=110Hzであり、振幅はSfp=60m/min、Sfn=72m/minである。このときの電極極性の切換周波数は約26Hz(周期は38ms)であり、電極プラス極性期間10ms、電極マイナス極性期間約9msである。
上記の極性切換信号Spnの切換周波数は送給速度Fwの周波数よりも小さな値に設定され、その設定範囲は約50Hz以下である。送給速度の周波数の設定範囲は、60〜150Hz程度である。
上述した実施の形態1によれば、電極プラス極性と電極マイナス極性との切り換えに連動して、送給速度の波形パラメータを自動的に切り替える。波形パラメータは、振幅及び/又は周波数である。電極マイナス極性のときは、電極プラス極性のときよりも、振幅が大きくなり、周波数は高くなる。これにより、本実施の形態では、電極極性が切り換わり溶融状態が変化しても、変化した溶融状態に適合した送給速度の波形パラメータに切り換わるので、溶接状態が不安定になることを抑制することができる。このために、本実施の形態では、電極プラス極性と電極マイナス極性とを交互に切り換えても、溶接状態を安定に保つことができる。
さらに、本実施の形態によれば、電極プラス極性のときの送給速度の平均値と電極マイナス極性のときの送給速度の平均値とが等しくなるように、送給速度の波形パラメータを切り換える。これにより、送給速度の波形パラメータが切り換わっても、送給速度の平均値は一定であるので、溶接ビードの品質をより良好にすることができる。
1 溶接ワイヤ
2 母材
3 アーク
4 溶接トーチ
5 送給ロール
D2 二次整流器群
DV 駆動回路
Dv 駆動信号
E 出力電圧
EA 電圧誤差増幅回路
Ea 電圧誤差増幅信号
ED 出力電圧検出回路
Ed 出力電圧検出信号
EN 電極マイナス極性
END 電極マイナス極性スイッチング素子駆動回路
End 電極マイナス極性スイッチング素子駆動信号
EP 電極プラス極性
EPD 電極プラス極性スイッチング素子駆動回路
Epd 電極プラス極性スイッチング素子駆動信号
ER 出力電圧設定回路
Er 出力電圧設定信号
Fa 平均送給速度
FAR 平均送給速度設定回路
Far 平均送給速度設定信号
FC 送給制御回路
Fc 送給制御信号
FR 送給速度設定回路
Fr 送給速度設定信号
FW 送給速度
INT 高周波変圧器
INV インバータ回路
Iw 溶接電流
NTR 電極マイナス極性スイッチング素子
PTR 電極プラス極性スイッチング素子
Sfn 電極マイナス極性期間周波数
Sfp 電極プラス極性期間周波数
SFR 周波数設定回路
Sfr 周波数設定信号
SPN 極性切換信号生成回路
Spn 極性切換信号
Vw 溶接電圧
Wfn 電極マイナス極性期間振幅
Wfp 電極プラス極性期間振幅
WFR 振幅設定回路
Wfr 振幅設定信号
WL リアクトル
WM 送給モータ

Claims (4)

  1. 溶接ワイヤの送給速度を正送期間と逆送期間とに交互に切り換え、アークに印加する電圧を電極プラス極性と電極マイナス極性とに交互に切り換えて溶接する正逆送給交流アーク溶接方法において、
    前記電極プラス極性と前記電極マイナス極性との切り換えに連動して前記送給速度の波形パラメータを自動的に切り替える、
    ことを特徴とする正逆送給交流アーク溶接方法。
  2. 前記波形パラメータが振幅及び/又は周波数である、
    ことを特徴とする請求項1に記載する正逆送給交流アーク溶接方法。
  3. 前記電極マイナス極性のときは前記電極プラス極性のときよりも前記振幅は大きくなり、前記周波数は高くなる、
    ことを特徴とする請求項2に記載する正逆送給交流アーク溶接方法。
  4. 前記電極プラス極性のときの前記送給速度の平均値と前記電極マイナス極性のときの前記送給速度の平均値とが等しくなるように前記波形パラメータを切り換える、
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載する正逆送給交流アーク溶接方法。
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