JP2017022104A - カードコネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】トレイの挿抜操作が簡単で且つ確実に防水できるカードコネクタを提供する。
【解決手段】開口部と、該開口部に設けられた前枠と、を有するハウジングと、前記ハウジングの所定の位置に挿入され、カードを載置可能な載置部と、トレイの排出方向側に設けられた前壁部とを有するトレイと、前記前枠の前記前壁部側に又は前記前壁部の前記開口部側に、前記開口部の周縁を取り囲むように設けられる周縁封止部と、前記ハウジング内に設けられ、前記トレイを前記トレイの挿入方向に付勢する付勢部材と、を備え、前記付勢部材は、前記周縁封止部を介して、前記前壁部と前記前枠とを密着させることで封止する。
【選択図】図1

Description

本発明は、カードコネクタに関し、特に防水機能を有するカードコネクタに関する。
従来、トレイタイプのカードコネクタに対して防水機能を設ける場合は、搭載する電子機器の筐体側に防水キャップを設けて筐体の開口部全体を覆う構造や、トレイと筐体との間に設けた防水のためのOリング(オーリング)を用いる構造などがある。
特許文献1に、防水キャップを使用するカードコネクタの防水構造が公開されている。この特許文献1の記載によれば、図1に示すように、電子機器のハウジング101に開口102が設けられ、前記開口102に防水キャップ103を嵌め込むことで電子機器のハウジング101を封止し、防水が図られる。また、防水キャップ103は、防水キャップの密封効果を向上させるために、開口102を画定するハウジング101の側壁に接触する面が凹凸状に形成されるとともに、シリコンゴムなどの可撓性材料からなることが好ましい。
特許文献2に、Oリングを使用するカードコネクタの防水構造が公開されている。この特許文献2の記載によれば、図2に示すように、トレイ110の封止部111の周囲に、トレイ110がハウジング130のカード収容空間内に装着された際に、電子機器の筐体140に設けられた貫通孔142と封止部111との間に形成されたる間隙141を封止できるリング状の弾性部材からなるOリング120が配置されている。また、前記Oリング120は、柔軟な材料からなり、トレイ110の封止部111が貫通孔142内に配置される際に、前記Oリング120が貫通孔142の内側壁に押圧され弾性変形が発生されることにより、間隙141を密封するとともに、トレイ110を装着位置に保持することができる。
日本特開2014−135148号公報 日本特開2014−182920号公報
しかし、防水キャップを使用した特許文献1は、トレイ以外にさらに防水キャップを設置する必要があるため、電子機器の部品点数が増加し、また、前記可撓性材料の防水キャップを設置することで防水キャップと電子機器のハウジングとの材料を一致させることができないため、電子機器の外観デザインが制約される。また、トレイを取り出す前に防水キャップを開ける必要があるため、操作動作が増える問題が存在し、さらに特定の道具を使用して防水キャップを開ける場合もある。
Oリングを使用した特許文献2は、トレイの外側(即ち電子機器の筐体側)の材料に制限がなく、電子機器の筐体材料と一致するように設計できるため、外観デザイン上は特許文献1の構造より優れる。しかし、Oリングを備えるトレイを挿抜する場合、Oリングは、その外周と貫通孔の内側壁との間の動摩擦力に耐える必要があるため、トレイの挿抜が難しく、更には、長時間使用した後、この動摩擦力はOリングの摩耗を引き起こして密封性に影響することがある。
また、前記のOリングの構造は、ピンイジェクトタイプのカードコネクタに対して防水密封を実現できない。これは、ピンイジェクトタイプのカードコネクタの外側壁にカード取り出しピンが挿入可能なピン孔を設ける必要があり、前記Oリングはトレイと電子機器との間の防水密封だけを実現でき、水などの液体が前記ビンからカードコネクタの内部に侵入することを防止できないからである。また、ピン孔に対する防水のために特許文献1の防水キャップ方式を採用する場合、同様に外観デザインが制約され、操作動作が増える問題が存在する。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、トレイの挿抜操作が簡単で且つ確実に防水できるカードコネクタを提供することを目的とする。
本発明のカードコネクタは、開口部と、該開口部に設けられた前枠と、を有するハウジングと、前記ハウジングの所定の位置に挿入され、カードを載置可能な載置部と、トレイの排出方向側に設けられた前壁部とを有するトレイと、前記前枠の前記前壁部側に又は前記前壁部の前記開口部側に、前記開口部の周縁を取り囲むように設けられる周縁封止部と、前記ハウジング内に設けられ、前記トレイを前記トレイの挿入方向に付勢する付勢部材と、を備え、前記付勢部材は前記周縁封止部を介して、前記前壁部と前記前枠とを密着させることで封止する。
付勢部材は、周縁封止部を介して、前記前壁部と前記前枠とを密着させ、トレイとハウジングとの間の密封が実現できる。この周縁封止部は前壁部又は前枠に設置されている。また、トレイがハウジングの所定の位置(即ち装着位置)に挿入された状態で、付勢部材は、常時トレイを挿入方向へ付勢するため、防水密封を確実に実現できる。
前記カードコネクタにおいて、さらに、前記ハウジング内に設けられるプッシュロッドを有するイジェクト機構を備え、前記前壁部に該前壁部を貫通するトレイ孔が設けられるとともに、前記前枠に該前枠を貫通する前枠孔が設けられ、前記前枠孔は前記挿入方向に沿って前記トレイ孔と対向する位置に形成され、前記挿入方向から見て前記トレイ孔と前記前枠孔とは前記周縁封止部の外部に位置し、前記プッシュロッドは、前記トレイが前記ハウジングの所定の位置に装着された状態で、前記プッシュロッドの前端部が前記前枠孔を塞ぐように設置される。
前記カードコネクタにおいて、さらに、前記ハウジング内に設けられるプッシュロッドを有するイジェクト機構を備え、前記前壁部に該前壁部を貫通するトレイ孔が設けられるとともに、前記前枠に該前枠を貫通する前枠孔が設けられ、前記前枠孔は前記挿入方向に沿って前記トレイ孔と対向する位置に形成され、前記挿入方向から見て前記トレイ孔と前記前枠孔とは前記周縁封止部の内部に位置し、前記プッシュロッドは、前記トレイが前記ハウジングの所定の位置に装着された状態で、前記プッシュロッドの前端部が前記前枠孔を介して前記トレイ孔を塞ぐように設置される。
ピンイジェクトタイプのカードコネクタは、プッシュロッドの排出方向側の前端部を利用して前枠孔を塞ぐことによって、水などの液体が前枠孔を介してカードコネクタのハウジング内部に侵入することを防止できる。部材点数を増加することなく、簡単な構造によって前枠孔を塞ぐことができ、カードコネクタの防水密封が実現できる。
また、前記プッシュロッドの前記前端部が前記前枠孔を介して前記トレイ孔を塞ぐことができるため、水などの液体がトレイ孔を介してカードコネクタのトレイとハウジングとの間に侵入することを防止でき、当然水などの液体がカードコネクタのハウジング内部に侵入することも防止できる。
前記カードコネクタにおいて、前記前枠孔の周辺部に前記プッシュロッドの前記前端部に対応した孔外封止部が設けられ、前記プッシュロッドの前記前端部が前記前枠孔を塞ぐ際に、前記プッシュロッドの前記前端部が前記孔外封止部に密着している。
前記カードコネクタにおいて、前記トレイ孔の周辺部に前記プッシュロッドの前記前端部に対応した孔外封止部が設けられ、前記プッシュロッドの前記前端部が前記トレイ孔を塞ぐ際に、前記プッシュロッドの前記前端部が前記孔外封止部に密着している。
プッシュロッドの前端部は孔外封止部を密着させ、孔外封止部が圧縮されることによって、水などの液体が前枠孔を介してカードコネクタのハウジング内部に侵入することをより確実に防止できる。
前記カードコネクタにおいて、前記前枠孔及び/又は前記トレイ孔の内部に孔内封止部が設けられ、前記トレイの排出操作が行われる場合、前記排出操作部材で前記孔内封止部を介して前記プッシュロッドの前記前端部を押圧する。
前枠孔及び/又はトレイ孔内に孔内封止部を設けることによって、通常の状態で、弾性部材は前枠孔及び/又はトレイ孔を封止でき、排出操作部材でトレイの排出操作が行われる場合、排出操作部材は、前記弾性部材を圧縮しながら前枠孔及び/又はトレイ孔を貫通し、さらにプッシュロッドの前端部を押圧できる。このように孔内封止部を設置することで、水などの液体が前枠孔及び/又はトレイ孔を介してカードコネクタの内部に侵入することをより確実に防止できる。
前記カードコネクタにおいて、前記カードコネクタが電子装置の筐体に取り付けられている場合、前記カードコネクタが前記電子装置の筐体に取り付けられている場合、前記前枠における前記電子装置の筐体に対向する領域に、前記開口部を取り囲む筐体封止部が設けられている。
前枠と電子装置の筐体との間に筐体封止部を設置することで、カードコネクタの前枠と電子装置の筐体との隙間から水などの液体が浸入することを防止できる。当然、この筐体封止部はトレイと電子装置の筐体との間に設置してもよく、カードコネクタと電子装置の筐体との隙間から水などの液体が浸入することを防止できれば良い。
前記カードコネクタにおいて、前記周縁封止部は、前記付勢部材の付勢力で前記挿入方向に圧縮される。
トレイの挿抜において、周縁封止部がトレイの挿入方向に圧縮され、挿入方向の押圧力のみを受けるが、周縁封止部の表面が動摩擦力をほぼ受けないため、本発明の周縁封止部は、摩耗し難く、確実且つ寿命が長い密封を実現できる。
前記カードコネクタにおいて、前記付勢部材は、前記プッシュロッドを前記排出方向に付勢する。前記プッシュロッドの前記前端部は、前記付勢部材の付勢力で、前記排出方向へ移動し、前記前枠孔を塞ぎ、又は前記前枠孔を介して前記トレイ孔を塞ぐ。
付勢部材は前記プッシュロッドを前記排出方向に付勢し、プッシュロッドの排出方向側の前端部は、前記前枠孔又は前記トレイ孔を塞ぐだけではなく、前記前枠孔又は前記トレイ孔のトレイの周縁と密着させることによって、確実な密封を実現できる。そして、トレイがハウジングの所定の位置に挿入された動作状態で、付勢部材はトレイ及び回転板を介してプッシュロッドの排出方向側の前端部を排出方向に常時付勢するため、確実に防水密封を実現できる。
本発明のカードコネクタは、ハウジングと、前記ハウジングの所定の位置に挿入され、カードを載置可能な載置部と、トレイの排出方向側に設けられた前壁部とを有するトレイと、前記ハウジング内に設けられるプッシュロッドを有するイジェクト機構と、を備え、前記前壁部に該前壁部を貫通するトレイ孔が設けられ、前記トレイ孔は、前記排出方向に沿って前記プッシュロッドの前記排出方向側の前端部と対向する位置に設けられ、前記トレイが前記ハウジングの所定の位置に装着された状態で、前記プッシュロッドの前記前端部が前記トレイ孔を塞ぐ。
ピンイジェクトタイプのカードコネクタは、プッシュロッドの排出方向側の前端部を利用してトレイ孔を塞ぐことによって、水などの液体が前記トレイ孔を介してカードコネクタの内部に侵入することを防止できる。部材点数を増加することなく、簡単な構造によってトレイ孔を塞ぐことができ、カードコネクタの防水密封が実現できる。
本発明によれば、トレイの挿抜操作が簡単で且つ確実に防水できるカードコネクタを提供することができる。
従来の防水キャップを使用するカードコネクタの防水構造を示す図である。 従来のOリングを使用するカードコネクタの防水構造を示す図である。 (A)は実施形態1のカードコネクタを示す斜視図、(B)は図3(A)のカードコネクタと電子基板とが組み立てられた斜視図、(C)は図3(B)のカードコネクタと電子装置の筐体とが組み立てられた斜視図である。 図3(A)のカードコネクタの分解斜視図である。 図3(A)のカードコネクタの平面図である。 図3(C)のA−A′線に沿う断面図である。 (A)は実施形態2のカードコネクタを示す斜視図、(B)は図7(A)のカードコネクタのトレイを排出した状態の斜視図である。 実施形態2のカードコネクタの図3(C)におけるA−A′線に沿う断面図である。 実施形態3のカードコネクタの図3(C)におけるA−A′線に沿う断面図である。
以下、図面を参照し、本発明のカードコネクタの構造を説明する。
図面において、Y1方向はトレイの挿入方向を表し、Y2方向はトレイの排出方向を表し、X1方向とX2方向は平面視でY1方向と直交する方向(左右方向)の左方向と右方向を表し、Z1方向とZ2方向はX1方向及びY1方向と直交する方向(厚み方向)の上方向と下方向を表す。
(実施形態1)
図3(A)は、本発明のカードコネクタ1の斜視図を示す。図3(B)は、図3(A)におけるカードコネクタ1と電子基板2とが組み立てられた斜視図を示す。図3(C)は、図3(B)におけるカードコネクタ1と電子装置の筐体3とが組み立てられた斜視図を示す。
その中に、図3(B)における電子基板2が、カードコネクタ1の下方に設けられ、半田付け等によってカードコネクタ1のピン(図示せず)と電子基板2のパッド(図示せず)とが電気接続される。図3(B)は電子基板2の取付位置のみを模式的に示し、実際の電子基板2の形状と大きさは、これに限定されない。
また、図3(C)における筐体3の前側壁3aに開口3bが設けられ、カードコネクタ1の一部が当該開口3bから露出し、露出した当該カードコネクタ1の一部が前側壁3aと同じ平面に位置する。図3(C)に示す電子装置の筐体3は、例示的なものであり、実際の筐体3の形状と大きさは、これに限定されない。
図4は、図3(A)のカードコネクタ1の分解斜視図を示す。カードコネクタ1は、ハウジング11と、蓋12と、トレイ13と、係合部材14と、コイルバネ(付勢部材)15と、イジェクト機構16とを備える。
図5は、図3(A)のカードコネクタ1の平面図であり、カードコネクタ1の内部構造を示すために、図5において蓋12を省略する。図6は、図3(C)のA−A′線に沿う断面図である。図4〜図6に示すカードコネクタ1は、nano SIMカードのカードコネクタを例として説明するが、本発明は、nano SIMカードに限定されず、SIMカード、micro SIMカード、及びmini SDカード等の各種カードコネクタに適用できる。
ハウジング11は、樹脂からなる本体部11aと、金属からなる端子部11bとを含み、本体部11aと端子部11bとは、インサート成形(insert molding)で一体になる。当該本体部11aは、トレイ13が挿入可能な第1開口部11cを有し、トレイ13を収容できるように構成される。そして、当該本体部11aに、係合部材14と、コイルバネ(付勢部材)15と、イジェクト機構16とを設置できる。端子部11bは、挿入されるカードの金属接触点に電気接続される。図5に示す7個の端子部11bは、挿入されるnano SIMカードの6個の有効金属接触点に電気接続できる。
また、ハウジング11は、第1開口部11cの付近に設けられる前枠19と、第1開口部11cの周縁を取り囲むように設けられる弾性部材(例えばシリコーンゴム)からなる周縁封止部20と、間隔を隔てて周縁封止部20を取り囲む筐体封止部21とを含む。
前枠19は、樹脂からなり、トレイ13が挿入可能な第2開口部19aを有する。本体部11aと前枠19とが組み立てられた場合、第1開口部11cと第2開口部19aとは、トレイ13の挿入口を構成する。
前枠19のY2方向側に、周縁封止部20を取り付けるための第1取付溝19bが形成され、当該第1取付溝19bは、周縁封止部20と対応する形状に形成される。また、前枠19のY2方向側の電子装置の筐体3と対向する領域に、筐体封止部21を取り付けるための第2取付溝19cが形成され、当該第2取付溝19cは、上記第2開口部19a及び後述の前枠孔19dを取り囲み、第1取付溝19bより大きく形成される。当該第2取付溝19cに弾性部材(例えばシリコーンゴム)からなる筐体封止部21を取り付けることによって、図6に示すように、前枠19と電子装置の筐体3との間を封止する。
トレイ13は、ハウジング11の所定の位置に挿入されカードを載置可能な載置部13aと、当該トレイのY2方向側に設けられる前壁部13bとを有する。この場合の「所定の位置」とは、トレイ13がハウジング11に挿入されたとき、トレイ13が載置しているカードの金属接触点(図示せず)とカードコネクタ1の端子部11bとが電気接続される装着位置である。図5及び図6は、載置部13aがハウジング11の所定の位置に挿入された状態を示している。図4、図6に示すように、周縁封止部20と前壁部13bとは、略長方形に形成され、周縁封止部20の長さと幅は、前壁部13bより小さく形成される。
係合部材14は、金属からなり、係合部材14の左右両側に、トレイ13の左右両側を挟む2つの板ばね部14aを有し、板ばね部14aのY2方向の端部の付近に、中間へ突出するV形状の凸部14bが形成される。トレイ13の載置部13aがハウジング11の所定の位置に挿入されたとき、左右両側の2つの凸部14bは、それぞれトレイ13の左右両側に設けられる係合凹部13dと係合される。
また、2つの板ばね部14aのY1方向側の端部の付近にそれぞれコイルバネ接続部14cが形成され、コイルバネ接続部14cは、Y2方向へコイルバネ15の一端(Y1側の端部)の内部に挿入でき、コイルバネ15と接続できる。
また、係合部材14は、2つの板ばね部14aを接続する中央部14dを有し、中央部14dはハウジング11のZ1方向側の上面に設置され、トレイ13の排出とともにY2方向へ所定の距離をスライドすることができる。図4に示すように、板ばね部14aにおけるY1方向側にY1方向に対して傾斜している当接部14eが設けられ、板ばね部14aの下方に位置するハウジング11に段差部11fが設けられている。係合部材14は、図6に示すように、板ばね部14aの当接部14eと、ハウジング11の段差部11fとが当接するまで、Y2方向へスライド可能である。
図5に示すように、2つのコイルバネ15は、それぞれハウジング11に形成されるコイルバネ収容部11dに設置され、コイルバネ15のY2側の端部は、ハウジング11と当接される。また、図6に示すように、コイルバネ15のY1側の端部は、挿入されたコイルバネ接続部14cと当接され固定される。
図5に示す状態で、コイルバネ15は、圧縮状態にあり、係合部材14を介してトレイ13をY1方向に付勢する。このように、周縁封止部20は、コイルバネ15の付勢力でY1方向(又はY2方向)に圧縮され、コイルバネ15は、トレイ13の前壁部13bをハウジング11の周縁封止部20に密着させ、両者の間の密封を実現する。
イジェクト機構16は、ハウジング11の本体部11aに設けられ、回転板17とプッシュロッド18からなる。回転板17に、円孔17aが設けられ、図5に示すように、回転板17がハウジング11内のY1側に設けられたとき、ハウジング11に設けられた短軸11eが円孔17aに入り、回転板17が短軸11eを中心として回転できる。プッシュロッド18がハウジング11のX2方向側に設けられ、プッシュロッド18の本体部18aのY1側で、該本体部18aが回転板17の一端部に連結され、プッシュロッド18のY2側の前端部18bがX1−X2方向と平行するように屈折され、Y1方向から見ると、当該前端部18bが略正方形に形成される。
トレイ13の前壁部13bに、図示しない排出操作部材(例えば、カード取り出しピン)が挿入可能な前壁部13bを貫通するトレイ孔13cが設けられ、前枠19に排出操作部材が挿入可能な、前枠19を貫通する前枠孔19dが設けられ、当該前枠孔19dは、Y1方向にトレイ孔13cと対向する位置に形成され、Y1方向から見ると、トレイ孔13cと前枠孔19dとは、周縁封止部20の外部に位置し、且つ筐体封止部21の内部に位置する。この場合の「周縁封止部20の外部」とは、Y1方向から見た際に周縁封止部20の外周より外側に位置する領域であり、「筐体封止部21の内部」とは、Y1方向から見た際に筐体封止部21の内周より内側に位置する領域である。
また、図6に示すように、プッシュロッド18は、トレイ13がハウジング11の所定の位置に設けられた状態で、プッシュロッド18の前端部18bが前枠孔19dを塞ぐように設置される。
また、前枠孔19dのY1側の周辺に、弾性部材(例えばシリコーンゴム)からなる孔外封止部22が設けられる。当該リング状の孔外封止部22の円心とプッシュロッド18の前端部18bの中心とがY1方向にほぼ重なり、Y1方向から見て、孔外封止部22の外径が前端部18bの対角線より大きく、且つ孔外封止部22の内径が前端部18bの短辺より小さいことは好ましい。つまり、Y1方向から見ると、前端部18bの孔外封止部22と接触する部分が前枠孔19dを塞ぐと共に孔外封止部22の外形以内に位置する。
トレイ13がハウジング11に完全に挿入されていない場合、コイルバネ15はトレイ13を当該Y1方向に付勢し、トレイ13は、Y1方向へ移動した後、回転板17と当接し、回転板17を回転させ、回転板17の回転に伴って、プッシュロッド18の前端部18bをY2方向へ移動させる。プッシュロッド18の前端部18bが前枠孔19dを塞ぐとき、コイルバネ15の前端部18bに対する付勢力によって、前端部18bが孔外封止部22に密着する。
コイルバネ15は、トレイ13の前壁部13bをハウジング11の周縁封止部20に密着させ、そして周縁封止部20がトレイ13やハウジング11より柔軟な弾性部材からなるため、トレイ13とハウジング11との間の密封が実現できる。また、トレイ13がハウジング11の所定の位置(即ち、装着位置)に挿入された状態で、コイルバネ15は常時トレイ13をY1方向に付勢するため、防水密封を確実に実現できる。
コイルバネ15の付勢力は、周縁封止部20の弾性係数に基づいて定められる。コイルバネ15の周縁封止部20に対する付勢力が大き過ぎると、周縁封止部20が大きく変形する可能性があり、さらに破壊される可能性があるので、密封性に影響する。これに対して、付勢力が小さすぎると、密封性を確保できない。周縁封止部20の弾性係数に基づいて周縁封止部20の付勢力の大きさを定めることによって、周縁封止部20を適切に圧縮でき、確実且つ寿命が長い密封を実現できる。
また、ピンイジェクトタイプのカードコネクタ1は、プッシュロッド18のY1方向側の前端部18bを利用して前枠孔19dを塞ぐことによって、水などの液体が前枠孔19dを介してカードコネクタ1のハウジング11の内部に侵入することを防止できる。プッシュロッド18が前枠孔19dを塞ぐ部材として利用されているため、この観点で部材点数を増やすことなく、簡単な構造によって前枠孔19dを塞ぐことができ、カードコネクタ1の防水密封が実現できる。
また、プッシュロッド18の前端部18bを孔外封止部22に密着させ、前枠19より柔軟な弾性部材からなる孔外封止部22を圧縮することによって、水などの液体が前枠孔19dを介してカードコネクタ1のハウジング11の内部に侵入することがより確実に防止できる。
また、前枠19と電子装置の筐体3との間に筐体封止部21を設けることによって、水などの液体がカードコネクタ1の前枠19と電子装置の筐体3との間の間隙から電子装置の内部に侵入することを防止できる。当該筐体封止部21がトレイ13と電子装置の筐体3との間に設けることもでき、水などの液体がカードコネクタ1と電子装置との間の間隙から電子装置の内部に侵入することを防止できればよい。
また、周縁封止部20と筐体封止部21と両方を設置することにより、トレイ孔13cから水などの液体が浸入したとしても、周縁封止部20と筐体封止部21との間までに侵入できるが、更なるカードコネクタ1の内部に侵入することはできない。
また、トレイ13の挿抜の過程に、周縁封止部20がトレイ13のY1方向に圧縮され、Y1方向の押圧力のみを受けるので、周縁封止部20の表面が動摩擦力をほぼ受けないため、本発明の周縁封止部20は、摩耗し難く、確実且つ寿命が長い密封を実現できる。
また、コイルバネ15がプッシュロッド18のY2方向側の前端部18bをY2方向に付勢することによって、プッシュロッド18の前端部18bが前枠孔19dを塞ぐだけではなく、前枠孔19dの周縁に密着するので、確実な密封を実現できる。そして、トレイ13がハウジング11の所定の位置に挿入された動作状態で、コイルバネ15は、常時トレイ13と回転板17とを介して、プッシュロッド18の前端部18bをY2方向に付勢するので、防水封止を確実に実現できる。
(実施形態2)
本発明の実施形態2は、上記実施形態1の一つの変形である。以下、実施形態1と異なる構造だけを説明し、重複な構造の説明を省略する。
具体的に、図7(A)、図7(B)、図8に示すように、Y1方向からみると、本発明の前枠19′の前枠孔19d′が略正方形に形成され、当該略正方形の外形が、プッシュロッド18′の前端部18b′の外形より大きく、前端部18b′が通過できるようになっている。また、図8に示すように、プッシュロッド18′の長さが実施形態1のプッシュロッド18の長さより長く、プッシュロッド18′は、トレイ13がハウジング11の所定の位置に設けられた状態で、プッシュロッド18′の前端部18b′が前枠孔19d′を介して直接トレイ孔13c′を塞ぐように設置される。また、Y1方向から見ると、トレイ孔13c′が周縁封止部20′の内部に位置する。この場合の「周縁封止部20′の内部」とは、Y1方向から見た際に周縁封止部20′の内周より内側に位置する領域である。この周縁封止部20′は前壁部13bの第2開口部19a側に設置されている。
また、本実施形態の孔外封止部22の形状の大きさが実施形態1と同じ、設置位置のみが実施形態1と異なり、トレイ孔13c′のY1側の周辺に設けられる。プッシュロッド18′の前端部18b′がトレイ孔13c′を塞ぐとき、コイルバネ15のプッシュロッド18′に対する付勢力によって、前端部18b′が孔外封止部22と密着する。
実施形態2のカードコネクタ1によって、水などの液体がカードコネクタ1のハウジング11の内部に侵入することを防止できるだけではなく、水などの液体がトレイ孔13c′を介してカードコネクタ1のトレイ13とハウジング11との間に侵入することを確実に防止できる。このように、水などの液体と周縁封止部20′或は筐体封止部21との直接接触を防止できる。
なお、水などの液体が、前壁部13bと筐体3との隙間を介して周縁封止部20′と筐体封止部21との間まで侵入する可能性はあるが、前端部18b′が直接トレイ孔13c′を塞ぐように設置されるので、前端部18bが前枠孔19dを塞ぐ実施形態1に比べて、周縁封止部20′と筐体封止部21との間の空間は小さく、大量の液体が溜まることはない。
図7(A)、図7(B)、図8に示した構成は、プッシュロッド18′が前枠孔19d′を介してトレイ孔13c′を塞ぐ一例に過ぎず、プッシュロッド18′及び前枠孔19d′の形状やサイズはこれに限らない。例えば、プッシュロッド18′の前端部18b′は円柱体の形状であっても良い。この場合、前枠孔19d′はこの円柱体が通過できる円形の孔であっても良い。
(実施形態3)
本発明の実施形態3は、上記実施形態2の他の変形である。以下、実施形態2と異なる構造だけを説明し、重複な構造の説明を省略する。
図9に示すように、実施形態3のカードコネクタは、前枠を設けず、周縁封止部と前壁封止部とが実施形態2と同じである。コイルバネ15のプッシュロッド18′に対する付勢力によって、前端部18b′が孔外封止部22と密着するので、トレイ孔13c′を確実に密封できる。
また、トレイ13と電子装置の筐体3との間の密封は、トレイ13の前壁部13bの4つの側面(X1方向側、X2方向側、Z1方向側、及びZ2方向側の側面)に連続する封止リング13eを設けることで実現できる。また、一般的なOリングの構造を、トレイ13と電子装置の筐体3との間の密封構造として使用できる。
実施形態2に比べて、本実施形態は、前枠、周縁封止部、及び前壁封止部等の部材を省略でき、更なる簡単な構造でカードコネクタの密封を実現できる。
(他の変形例)
本発明は、上記実施形態に限定されない。即ち、当業者は、本発明の保護範囲或はその同等な範囲に、上記実施形態の構成要素に対して、各種の変更、組合せ及び入れ替えを実施できる。
実施形態1〜実施形態3のカードコネクタは、前枠孔及び/或はトレイ孔内に弾性部材(例えばシリコーンゴム)からなる孔内封止部を設置でき、トレイの排出操作が実施される場合、カード取り出しピン等の排出操作部材が孔内封止部を介してプッシュロッドの前端部を押圧できる。
前枠孔及び/或はトレイ孔内に弾性部材からなる孔内封止部を設置することによって、通常の状態で、弾性部材が前枠孔及び/或はトレイ孔を封止でき、排出操作部材でトレイの排出操作が実施される場合、排出操作部材は当該弾性部材を圧縮しながら前枠孔及び/或はトレイ孔を貫通でき、さらにプッシュロッドの前端部を押圧できる。このような孔内封止部を設置することによって、水などの液体が前枠孔及び/或はトレイ孔を介してカードコネクタの内部に侵入することをさらに確実に防止できる。
また、実施形態1と実施形態2は、周縁封止部と筐体封止部とが前枠に設けられ、実際に周縁封止部と筐体封止部との少なくとも一つをトレイの前壁部に設けてもよい。例えば、トレイの前壁部のY1側の面に第1取付溝と第2取付溝を設け、周縁封止部と筐体封止部とを取付溝に設けてもよい。このような変形は、実施形態1、実施形態2と同じ防水効果を実現できる。
また、実施形態1と実施形態2との筐体封止部はこれに限定されず、例えば特許文献2のOリングの構成を使用できる。
また、実施形態1〜実施形態3において、ピンイジェクトタイプのカードコネクタを例として説明したが、本発明は、push−pullタイプ及びpush−pushタイプのカードコネクタにも適用できる。push−pullタイプ及びpush−pushタイプのカードコネクタは、トレイの前壁部がトレイ孔を有しないため、孔外封止部等のトレイ孔を封止するための部材を設ける必要がなく、プッシュロッドを上記の各実施形態の形状及び長さのように形成する必要がない。また、push−pullタイプ及びpush−pushタイプのカードコネクタは、通常回転板とプッシュロッドからなるイジェクト機構を含まない。
また、実施形態1〜実施形態3に示されたイジェクト機構は一例に過ぎず、回転板及びプッシュロッドの形状や連結方式はこれに限らない。例えば、回転板とプッシュロッドとのそれぞれの端部よりも中間部分側で連結している構成も可能である。
また、各実施形態の孔外封止部は、トレイ或はハウジングより柔軟な材料(例えばシリコーンゴム)からなり、プッシュロッドとの当接中に圧縮され変形されることによって、防水封止を実現する。プッシュロッドの前端部をトレイ孔或は前枠孔と対応する形状(例えば、孔内に挿入可能な突部)に形成させることによって、封止トレイ孔或は前枠孔を封止する。このとき、上記の各実施形態の孔外封止部を設置しなくてもよい。
1 カードコネクタ
2 電子基板
3 筐体
3a 前側壁
3b 開口
11 ハウジング
11a 本体部
11b 端子部
11c 第1開口部
11d コイルバネ収容部
11e 短軸
11f 段差部
12 蓋
13 トレイ
13a 載置部
13b 前壁部
13c、13c′ トレイ孔
13d 係合凹部
13e 封止リング
14 係合部材
14a 板ばね部
14b 凸部
14c コイルバネ接続部
14d 中央部
14e 当接部
15 コイルバネ(付勢部材)
16 イジェクト機構
17 回転板
17a 円孔
18、18′ プッシュロッド
18a 本体部
18b、18b′ 前端部
19 前枠
19a 第2開口部
19b 第1取付溝
19c 第2取付溝
19d、19d′ 前枠孔
20 周縁封止部
21 筐体封止部
22 孔外封止部
101 筐体
102 開口
103 防水キャップ
110 トレイ
111 封止部
120 Oリング
130 ハウジング
140 框体
141 間隙
142 貫通孔

Claims (11)

  1. 開口部と、該開口部に設けられた前枠と、を有するハウジングと、
    前記ハウジングの所定の位置に挿入され、カードを載置可能な載置部と、トレイの排出方向側に設けられた前壁部とを有するトレイと、
    前記前枠の前記前壁部側に又は前記前壁部の前記開口部側に、前記開口部の周縁を取り囲むように設けられる周縁封止部と、
    前記ハウジング内に設けられ、前記トレイを前記トレイの挿入方向に付勢する付勢部材と、
    を備え、
    前記付勢部材は前記周縁封止部を介して、前記前壁部と前記前枠とを密着させることで封止することを特徴とするカードコネクタ。
  2. さらに、前記ハウジング内に設けられるプッシュロッドを有するイジェクト機構を備え、
    前記前壁部に該前壁部を貫通するトレイ孔が設けられるとともに、前記前枠に該前枠を貫通する前枠孔が設けられ、前記前枠孔は前記挿入方向に沿って前記トレイ孔と対向する位置に形成され、
    前記挿入方向から見て前記トレイ孔と前記前枠孔とが前記周縁封止部の外部に位置し、
    前記プッシュロッドは、前記トレイが前記ハウジングの所定の位置に装着された状態で、前記プッシュロッドの前端部が前記前枠孔を塞ぐように設置されることを特徴とする請求項1に記載のカードコネクタ。
  3. さらに、前記ハウジング内に設けられるプッシュロッドを有するイジェクト機構を備え、
    前記前壁部に該前壁部を貫通するトレイ孔が設けられるとともに、前記前枠に該前枠を貫通する前枠孔が設けられ、前記前枠孔は前記挿入方向に沿って前記トレイ孔と対向する位置に形成され、
    前記挿入方向から見て前記トレイ孔と前記前枠孔とは前記周縁封止部の内部に位置し、
    前記プッシュロッドは、前記トレイが前記ハウジングの所定の位置に装着された状態で、前記プッシュロッドの前端部が前記前枠孔を介して前記トレイ孔を塞ぐように設置されることを特徴とする請求項1に記載のカードコネクタ。
  4. 前記前枠孔の周辺部に前記プッシュロッドの前記前端部に対応した孔外封止部が設けられ、
    前記プッシュロッドの前記前端部が前記前枠孔を塞ぐ際に、前記プッシュロッドの前記前端部が前記孔外封止部に密着していることを特徴とする請求項2に記載のカードコネクタ。
  5. 前記トレイ孔の周辺部に前記プッシュロッドの前記前端部に対応した孔外封止部が設けられ、
    前記プッシュロッドの前記前端部が前記トレイ孔を塞ぐ際に、前記プッシュロッドの前記前端部が前記孔外封止部に密着していることを特徴とする請求項3に記載のカードコネクタ。
  6. 前記前枠孔及び/又は前記トレイ孔の内部に孔内封止部が設けられ、
    前記トレイの排出操作が行われる場合、前記排出操作部材で前記孔内封止部を介して前記プッシュロッドの前記前端部を押圧することを特徴とする請求項2又3のいずれか一つに記載のカードコネクタ。
  7. 前記カードコネクタが電子装置の筐体に取り付けられている場合、前記前枠における前記電子装置の筐体に対向する領域に、前記開口部を取り囲む筐体封止部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のカードコネクタ。
  8. 前記周縁封止部は、前記付勢部材の前記付勢力で前記挿入方向に圧縮されることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一つに記載のカードコネクタ。
  9. 前記付勢部材は、前記プッシュロッドを前記排出方向に付勢することを特徴とする請求項2乃至7のいずれか一つに記載のカードコネクタ。
  10. 前記プッシュロッドの前記前端部は、前記付勢部材による前記排出方向への付勢力で移動し、前記前枠孔を塞ぎ、又は前記前枠孔を介して前記トレイ孔を塞ぐことを特徴とする請求項9に記載のカードコネクタ。
  11. ハウジングと、
    前記ハウジングの所定の位置に挿入され、カードを載置可能な載置部と、トレイの排出方向側に設けられた前壁部とを有するトレイと、
    前記ハウジング内に設けられるプッシュロッドを有するイジェクト機構と、
    を備え、
    前記前壁部に該前壁部を貫通するトレイ孔が設けられ、
    前記トレイ孔は、前記排出方向に沿って前記プッシュロッドの前記排出方向側の前端部と対向する位置に設けられ、
    前記トレイが前記ハウジングの所定の位置に装着された状態で、前記プッシュロッドの前記前端部が前記トレイ孔を塞ぐことを特徴とするカードコネクタ。
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