JP2017018335A - 呼吸補助装置 - Google Patents

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孝文 金田
Takafumi Kaneda
孝文 金田
一宣 有馬
Kazunori Arima
一宣 有馬
俊樹 小野
Toshiki Ono
俊樹 小野
川野 健二
Kenji Kawano
健二 川野
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Abstract

【課題】呼吸補助装置を使用する患者に対する安全性の向上を図る。【解決手段】患者の呼吸を補助する呼吸補助装置1において、呼吸補助装置1の制御回路部Cが制御不能に陥り、呼吸補助装置1から吐出される気体の圧力が異常になる場合、その異常な圧力を開放する圧力開放部8を設けた。圧力開放部8は、圧力開放弁V2と、パッキンPkとを有している。圧力開放弁V2は、例えば、板ばねで構成されており、呼吸補助装置1の制御不能等により生じた異常な圧力によって開くように設定されている。これにより、呼吸補助装置1の制御回路部Cが制御不能に陥ったとしても、異常な圧力の気体が患者に供給されるのを防止することができるので、呼吸補助装置1を使用する患者に対する安全性の向上を図ることができる。【選択図】図4

Description

本発明は、呼吸補助装置に関し、例えば、人工呼吸器や気道陽圧装置のような呼吸補助装置に適用して有効な技術に関するものである。
呼吸補助装置は、呼吸器疾患や神経筋疾患等により換気補助が必要な患者に対して大気圧よりも高い圧力に加圧した気体をホースおよびマスクを介して供給することで、患者の換気補助を行う装置である。この呼吸補助装置から吐出される気体は、呼吸補助装置を構成する送風機自体または送風機とホースとの間に設けられた圧力調整手段により、必要な圧力に調整されてから患者に供給される。また、マスクには、患者の呼気を排出するための呼気排出穴が形成されている。なお、呼吸補助装置については、例えば、特許文献1〜3に開示がある。
特開2013−144178号公報 特開2014−133166号公報 特開2014−151104号公報
ところで、呼吸補助装置の制御回路が制御不能に陥り、呼吸補助装置から吐出される気体の圧力が患者に負担を与えるような異常な圧力になってしまった場合、その異常な圧力はマスクの呼気排出穴から排気されることが考えられる。しかし、マスクの呼気排出穴は、専ら呼気を排出するために形成されたものであり、その大きさ(開口面積)は患者に供給される気体の圧力に影響が及ばない程度に形成されている。このため、呼気排出穴からだけでは異常な圧力を充分に下げることができず、その異常な圧力の気体を患者に供給してしまう場合がある、という問題がある。
本発明は、上述の技術的背景からなされたものであって、呼吸補助装置を使用する患者に対する安全性の向上を図ることが可能な技術を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の本発明の呼吸補助装置は、加圧した気体を発生させる圧力発生手段と、前記圧力発生手段で発生させた気体を筐体外に吐出する吐出口部と、前記圧力発生手段と前記吐出口部との間に設けられ、前記圧力発生手段で発生させた気体を前記吐出口部に送る配管と、前記配管に設けられ、前記吐出口部から所定値以上の圧力の気体が吐出される前に、その圧力を開放する圧力開放手段と、を備えることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、上記請求項1に記載の発明において、前記圧力開放手段は、前記吐出口部から所定値以上の圧力の気体が吐出される前に、その気体の圧力で開くように設定された圧力開放弁を備えることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、上記請求項2に記載の発明において、前記圧力開放弁は、板ばねにより構成されていることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、上記請求項2に記載の発明において、前記圧力開放弁は、前記配管を開閉する弁本体と、前記配管を閉じる方向に前記弁本体を付勢するばね部材と、を有することを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、上記請求項1〜4のいずれか1項に記載の発明において、前記配管に、前記圧力発生手段から送られた気体の圧力を調整する圧力調整手段を設けたことを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、上記請求項5項に記載の発明において、前記配管は、前記圧力発生手段から送られ気体を前記吐出口部に送る第1の流路と、前記第1の流路から分岐する第2の流路と、を備え、前記圧力調整手段は、前記配管の前記第1の流路と第2の流路との分岐部に、前記第1の流路の面積を変えられるように駆動可能な状態で設けられた調整弁と、前記調整弁を駆動する駆動手段と、を備え、前記圧力開放手段は、前記第2の流路の端部に設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、異常な圧力の気体が患者に供給されるのを防止することができるので、呼吸補助装置を使用する患者に対する安全性の向上を図ることが可能になる。
本発明の一実施の形態に係る呼吸補助装置の外観を示す斜視図である。 図1の呼吸補助装置の一例の概略構成図である。 図2の呼吸補助装置の一例の要部回路ブロック図である。 図1の呼吸補助装置の気体流路の一部を破断して示した要部拡大平面図である。 (a)は図4の呼吸補助装置を構成する圧力開放部の圧力開放弁の正面図、(b)は図5(a)の圧力開放弁を取り外して示した配管の分岐流路の端面の正面図、(c)は図5(a)のI−I線の要部断面図である。 (a)は図4の圧力開放部を構成する圧力開放弁の変形例の正面図、(b)は図6(a)の圧力開放弁を取り外して示した配管の分岐流路の端面の正面図である。 (a)は図4の圧力開放部を構成する圧力開放弁の変形例の正面図、(b)は図7(a)のI−I線の要部断面図である。 (a)は図4の圧力開放部を構成する圧力開放弁の変形例の正面図、(b)は図8(a)のI−I線の要部断面図である。 (a)は図4の圧力開放部を構成する圧力開放弁の変形例の正面図、(b)は図9(a)のI−I線の要部断面図である。 図4の圧力開放部を構成する圧力開放弁の変形例の要部断面図である。
以下、本発明の一例としての実施の形態について、図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明するための図面において、同一の構成要素には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
まず、本実施の形態の呼吸補助装置1の外観構成例について図1を参照して説明する。図1は本実施の形態における呼吸補助装置の外観を示す斜視図である。
本実施の形態の呼吸補助装置1は、呼吸器疾患や神経筋疾患等により換気補助が必要な患者に対して家庭内や特定施設内等で換気補助を行うための装置である。呼吸補助装置1を構成する筐体2は、例えば、プラスチックからなり、その外形は、例えば、扁平な略直方体形状に形成されている。呼吸補助装置1の外寸は、家庭内で使用可能な大きさに形成されており、特に限定されるものではないが、筐体2の長さ(長手方向の寸法)は、例えば、220mm程度、筐体2の幅(長手方向に直交する短方向の寸法)は、例えば140mm程度、筐体2の厚さは、例えば、174mm程度である。
呼吸補助装置1の筐体2の表面(図1において上面)には、表示装置3が目視可能な状態で設置されている。表示装置3は、呼吸補助装置1の操作状況やメッセージ等のような各種の情報を表示する装置である。また、ここでは、表示装置3が、例えば、タッチパネル型の液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Display:LCD)により形成されている。すなわち、表示装置3の画面内には各種のタッチボタンが表示されるようになっており、そのタッチボタンを押すことで呼吸補助装置1に対して各種の動作等を指示することが可能になっている。なお、表示装置3は、タッチパネル型のLCDに限定されるものではなく、タッチパネル型でない通常のLCDで構成し、呼吸補助装置1の筐体2の表面に各種の機械的な操作ボタンを設けても良い。
呼吸補助装置1の筐体2の長手方向の一端面には、吐出口部4が突出した状態で設けられている。吐出口部4は、呼吸補助装置1で生成された気体(患者にとって吸気となる気体であり、例えば、空気、酸素富化空気あるいは酸素等)を呼吸補助装置1の筐体2の外部に吐出する口部である。なお、この吐出口部4にホース(図1には図示せず)の一端が装着され、さらに、そのホースの他端にマスク(図1には図示せず)が装着される。
次に、図1の呼吸補助装置1の内部構成例について図2および図3を参照して説明する。図2は図1の呼吸補助装置の一例の概略構成図、図3は図2の呼吸補助装置の一例の要部回路ブロック図である。なお、図2において、白抜きの矢印は気体の流れを示し、線状の矢印は電気の流れを示している。
図2に示すように、呼吸補助装置1は、気体圧回路部(気体吐出手段)Aと、制御回路部Cとを有している。気体圧回路部Aは、患者にとって吸気となる気体を生成して吐出する回路部であり、取り入れ口部5と、ブロワ(圧力発生手段)6の羽部Fと、制御バルブ(圧力調整手段)7の調整弁V1と、圧力開放部(圧力開放手段)8と、流量測定部9の測定管Pと、吐出口部4と、ホース10と、マスク11とを有している。
一方、図2および図3に示すように、制御回路部Cは、気体圧回路部Aから吐出される気体の吐出状態を制御する回路部であり、主制御部MCと、ブロワ6の羽部Fを駆動するブロワ用モータM1と、ブロワ圧センサ(第1の検出手段)S1と、制御バルブ7の調整弁V1を駆動するバルブ用モータM2と、流量測定部9の差圧センサ(第2の検出部)S2と、吐出圧センサ(第3の検出手段)S3と、表示装置3とを有している。なお、呼吸補助装置1の制御回路部Cは、交流電源用のアダプタAPを介して家庭用の交流電源(AC100V)PS等と電気的に接続される。
図2に示すように、気体圧回路部Aの取り入れ口部5は、呼吸補助装置1の筐体2の外部の気体を筐体2の内部に取り入れるための開口部であり、筐体2の長手方向の他端面(吐出口部4が配置された面の対向面)に設けられている。この取り入れ口部5には、筐体2の内部に取り入れる気体を清浄化するために気体中のゴミや塵埃等のような異物を除去するフィルタ(図示せず)が設けられている。
取り入れ口部5の下流には、ブロワ6が設置されている。ブロワ6は、呼吸補助装置1の外部の気体を取り入れ口部5から取り入れ圧縮して下流に送る送風機であり、羽部Fとブロワ用モータM1とを有している。ブロワ6の羽部Fは、その回転運動により気体を筐体2内に取り入れて圧送する部材であり、ブロワ用モータM1と機械的に接続されている。なお、ブロワ6に変えてファン等のような他の送風機を使用しても良い。
ブロワ6の下流にはブロワ圧センサS1を介して制御バルブ7が設置されている。ブロワ圧センサS1は、ブロワ6から圧送された気体の圧力を検出して電気信号に変換するセンサである。制御バルブ7は、気体の流量および圧力を制御するバルブであり、調整弁V1とバルブ用モータM2とを有している。制御バルブ7の調整弁V1は、気体の流路面積を変えることにより気体の圧力および流量を調節する部材であり、バルブ用モータ(駆動手段)M2と機械的に接続されている。
ここで、呼吸補助装置1から吐出される気体の圧力および流量の調節は、ブロワ6または制御バルブ7のいずれか一方または両方で行う。ブロワ6のみで気体の圧力および流量を調節する場合は、ブロワ6の羽部Fの回転数をブロワ用モータM1によって変えることで調節する。また、制御バルブ7のみで気体の圧力および流量を調節する場合は、ブロワ6の羽部Fの回転数を一定にした状態で、制御バルブ7の調整弁V1の開口量をバルブ用モータM2により変えることで調節する。この場合、呼吸補助装置1から吐出される気体の圧力および流量の調節精度を向上させることができる。さらに、ブロワ6および制御バルブ7の両方で気体の圧力および流量を調節する場合は、ブロワ6の羽部Fの回転数をブロワ用モータM1によって変えるとともに、制御バルブ7の調整弁V1の開口量をバルブ用モータM2によって変えることで調節する。この場合、呼吸補助装置1から吐出される気体の圧力および流量の調節精度をさらに向上させることができる。
また、本実施の形態においては、制御バルブ7の近傍に圧力開放部8が設けられている。この圧力開放部8は、その制御回路部Cが制御不能に陥り、呼吸補助装置1から患者に負担をかけるような所定値以上の異常な圧力の気体が吐出される場合、その異常な圧力を開放する圧力開放手段である。ここで、発明者が検討した呼吸補助装置においては、その制御回路部が制御不能に陥った場合に、異常な圧力の気体を患者に供給してしまう場合がある、という問題がある。これに対して、本実施の形態の呼吸補助装置1においては、圧力開放部8を設けたことにより、制御回路部Cが制御不能に陥り、呼吸補助装置1から患者に負担をかけるような所定値以上の異常な圧力の気体が吐出される場合、その異常な圧力を圧力開放部8により開放することができる。このため、異常な圧力の気体が患者に供給されるのを防止することができるので、呼吸補助装置1を使用する患者に対する安全性の向上を図ることができる。なお、圧力開放部8については後ほど詳細に説明する。
制御バルブ7の下流には、流量測定部9が設置されている。流量測定部9は、ブロワ6から制御バルブ7を介して送られた気体の流量を測定する測定器であり、測定管Pと差圧センサS2とを有している。測定管Pは、制御バルブ7を介して送られた気体を流す配管であり、この測定管Pには、気体の流れる方向に沿って所定の間隔だけ離れた位置に配置された2つの分岐管を通じて差圧センサS2が接続されている。差圧センサS2は、測定管P内において気体の流れる方向に沿って所定の間隔だけ離れた2箇所の気体圧の差(2つの分岐管から送られる気体の圧力差)を検出して電気信号に変換するセンサである。
流量測定部9の下流には、吐出圧センサS3を介して吐出口部4が設置されている。吐出圧センサS3は、流量測定部9から送られた気体の圧力(吐出圧)を検出して電気信号に変換するセンサである。吐出口部4には、ホース10が接続され、そのホース10を介してマスク11が接続されている。なお、吐出口部4とホース10との間にバクテリアフィルタ等のような除菌フィルタを設置しても良い。
ホース10は、吐出口部4から吐出される気体をマスク11に送る導管であり、可撓性を有するゴムまたはプラスチック製の蛇管等により形成されている。マスク11は、吐出口部4からホース10を介して送られた気体を患者に供給する部材であり、患者の鼻、口またはその両方を覆うことが可能なように形成されている。このマスク11には、マスク装着時の患者のストレスや違和感等を軽減または解消するためのマスククッションが設けられているとともに、患者の呼気を排出する呼気排出穴または呼気弁(図示せず)が形成されている。
一方、制御回路部Cを構成する主制御部MCは、呼吸補助装置1の全体の電気的な動作を制御する装置であり、CPU(Central Processing Unit)20と、ROM(Read Only Memory)21と、RAM(Random Access Memory)22と、ブロワ用駆動回路23と、バルブ用駆動回路24と、ブロワ圧検出回路25と、差圧検出回路26と、吐出圧検出回路27と、表示装置制御回路28と、電源回路30と、これらを相互に電気的に接続するバスライン31とを有している。
CPU20は、ROM21内に記憶されたソフトウェア(制御プログラム)に従ってブロワ用駆動回路23、バルブ用駆動回路24、ブロワ圧検出回路25、差圧検出回路26、吐出圧検出回路27、表示装置制御回路28、電源回路30等のような各回路を管理し、その動作を制御する回路である。
ROM21には、呼吸補助装置1の動作を制御するための制御プログラムの他、各種の数値データ等が格納されている。RAM22には、CPU20が動作する上で必要となるプログラムやデータ等が一時的に格納される。
ブロワ用駆動回路23は、上記したブロワ用モータM1を駆動する回路であり、ブロワ用モータM1と電気的に接続されている。主制御部MCは、ブロワ用駆動回路23を通じてブロワ用モータM1の回転動作を制御することが可能になっている。
バルブ用駆動回路24は、上記したバルブ用モータM2を駆動する回路であり、バルブ用モータM2と電気的に接続されている。主制御部MCは、バルブ用駆動回路24を通じてバルブ用モータM2の回転動作(回転角度)を制御することが可能になっている。
ブロワ圧検出回路25は、上記したブロワ圧センサS1を制御するとともに、ブロワ圧センサS1で検出された検出データをRAM22等に送信する回路であり、上記したブロワ圧センサS1と電気的に接続されている。主制御部MCは、ブロワ圧センサS1およびブロワ圧検出回路25を通じて、ブロワ6の送風により生成された気体の圧力を測定することが可能になっている。
差圧検出回路26は、上記した流量測定部9の差圧センサS2を制御するとともに、差圧センサS2で検出された検出データをRAM22等に送信する回路であり、差圧センサS2と電気的に接続されている。主制御部MCは、差圧センサS2および差圧検出回路26を通じ、ブロワ6から流量測定部9に送られた気体の流量を測定することが可能になっている。
吐出圧検出回路27は、上記した吐出圧センサS3を制御するとともに、吐出圧センサS3で検出された検出データをRAM22等に送信する回路であり、吐出圧センサS3と電気的に接続されている。主制御部MCは、吐出圧センサS3および吐出圧検出回路27を通じ、呼吸補助装置1の吐出口部4から吐出される気体の圧力を測定することが可能になっている。
表示装置制御回路28は、上記した表示装置3を制御するとともに、表示装置3の各種の操作ボタン等による入力信号をCPU20に送信する回路であり、上記した表示装置3と電気的に接続されている。主制御部MCは、文字や画像等のような所望の情報を表示装置制御回路28を通じて表示装置3の液晶画面に表示する構成になっている。なお、上記したアダプタAPは、主制御部MCの電源回路30に電気的に接続されている。
次に、上記した制御バルブ7および圧力開放部8の構造例について図4および図5を参照して説明する。図4は図1の呼吸補助装置の気体流路の一部を破断して示した要部拡大平面図、図5(a)は図4の呼吸補助装置を構成する圧力開放部の圧力開放弁の正面図、図5(b)は図5(a)の圧力開放弁を取り外して示した配管の分岐流路の端面の正面図、図5(c)は図5(a)のI−I線の要部断面図である。なお、図4においては図面を見易くするため上記した流量測定部9および吐出圧センサS3を省略している。また、図5(b)は平面図であるが、図面を見易くするため一部にハッチングを付した。
図4に示すように、制御バルブ7および圧力開放部8は、配管35に一体的に設置されている。配管35は、例えば、プラスチックからなり、ブロワ6と吐出口部4との間に着脱自在の状態で装着されている。配管35を着脱自在としたことにより、制御バルブ7および圧力開放部8の保守点検(滅菌や消毒等を含む)、修理および交換を容易にすることができる。この配管35には、ブロワ6から送られた気体を吐出口部4に導く順方向流路(第1の流路)と、これに直交して分岐する分岐流路(第2の流路)とを連通させた十字状の流路が形成されている。ただし、ここでは順方向流路と分岐流路とで十字状の流路を形成している場合を例示したが、これに限定されるものではなく、例えば、順方向流路と分岐流とでT字状やY字状等のように種々の形状の流路を形成しても良い。
この配管35内の流路には、制御バルブ7を構成する円筒状の調整弁V1が、その外周側面を配管35の順方向流路に交差させ、配管35の内周面に沿って摺動回転が可能な状態で設置されている。この調整弁V1の側面において互いに対向する2つの位置には開口部K(図5(c)参照;図5(c)には一方の開口部Kを示す)が形成されている。一方、配管35において分岐流路の一端側には、バルブ用モータM2が設置されている。バルブ用モータM2は、調整弁V1と機械的に接続されており、主制御部MCからの指示に基づいて、調整弁V1の回転角度を調節し、調整弁V1の開口部Kと配管35の順方向流路との重なり面積(気体の流路面積)を変えるようになっている。これにより、ブロワ6から送られた気体は、その圧力および流量が調節されて下流の吐出口部4から吐出されるようになっている。
また、配管35の分岐流路の他端側には、圧力開放部8が上記した制御回路部C(図2参照)から分離(独立)した状態で設置されている。このため、仮に、呼吸補助装置1の制御回路部Cで制御不能が発生して配管35内の圧力(すなわち、呼吸補助装置1から吐出される気体の圧力)が患者に負担を掛けるような所定値の異常な圧力になる場合でも、制御回路部Cの影響を受けること無く、配管35内の異常な圧力を圧力開放部8により外部に開放することができる。したがって、異常な圧力の気体が患者に供給されるのを防止することができるので、呼吸補助装置1を使用する患者に対する安全性の向上を図ることができる。
また、圧力開放部8は、制御バルブ7における気体の流路を共有するように同じ配管35に一体的に設けられている。このため、呼吸補助装置1の組立工程前には圧力開放部8を制御バルブ7と一緒に管理または保管することができる。また、呼吸補助装置1の組立工程時には圧力開放部8を制御バルブ7と一緒に取り扱うことができるので、呼吸補助装置1の組立を容易にすることができる。
さらに、圧力開放部8は、図4および図5に示すように、圧力開放弁V2と、パッキンPkとを有する簡単な構造で構成されている。このため、圧力開放部8を設けたからといって、呼吸補助装置1が大型化することもないし、呼吸補助装置1のコストが大幅に上昇することもない。
圧力開放弁V2は、配管35を開閉する部材であり、配管35の分岐流路の他端面に開閉可能な状態で設置されている。すなわち、図5(c)に示すように、圧力開放弁V2の上部は、配管35の分岐流路の他端面に対してほぼ垂直に曲折しており、その曲折部が配管35の端部近傍の側面に接続されている。そして、圧力開放弁V2において配管35との接続部を支点として圧力開放弁V2が開くことで、配管35内の圧力が開放されるようになっている。
この圧力開放弁V2は、例えば、板ばねとして機能するように金属製の薄板により形成されている。すなわち、圧力開放弁V2は、配管35内の圧力(すなわち、呼吸補助装置1から吐出される気体の圧力)が所定値より小さい正常な値(患者に負担を与えない値)の場合、配管35の分岐流路の他端面の開口部を塞いでいるが、配管35内の圧力が患者に負担を与える所定値以上の異常な値になると、その配管35内の異常な圧力に押されて自動的に配管35を開くように変形し、配管35内の異常な圧力を外部に開放するようになっている。また、圧力開放弁V2は、配管35内の異常な圧力が開放されると、圧力開放弁V2自体の弾性力により元の位置(形状)に戻り、配管35の分岐流路の他端面の開口部を再び塞ぐようになっていることもある。なお、配管35から排気された気体は、呼吸補助装置1の筐体2の背面または底面等から自然に排気されるようになっている。また、圧力開放弁V2が開放される配管35内の圧力の値(所定値)は、呼吸補助装置1の仕様上の供給上限の圧力値(仕様値)よりも高い値に設定される。ここでの仕様値は、それ以上の圧力を患者に供給しないように仕様上決められた値であり、例えば、40hPaまたは60hPa程度である。この場合、特に限定されるものではないが、仕様値が40hPaならば上記所定値は、例えば、42hPa、仕様値が60hPaならば上記所定値は、例えば、62hPaとされる。ただし、これら所定値や仕様値は一例であり自由に設定することができる。
また、圧力開放弁V2は、配管35内の圧力が正常な場合、配管35の分岐流路の他端面に取り付けられたパッキンPkに接触した状態で閉じている。このパッキンPkは、圧力開放弁V2の閉止時に配管35内の気密性を向上させるための封止部材である。このパッキンPkは、例えば、ゴム等のような弾性部材からなり、配管35の分岐流路の他端面の開口部外周を取り囲むように円環状に形成されている。このようなパッキンPkを設けたことにより、圧力開放弁V2の閉止時の配管35内の気密性を向上させることができるので、呼吸補助装置1の通常動作(患者に供給される圧力が所定値より低い正常な圧力の状態での正常な動作)時における配管35内の正常な圧力の状態を維持することができる。
また、圧力開放弁V2は、例えば、圧力開放弁V2の厚さや形状等を調整することによって上記所定値以上の圧力で開くように設定されている。ここでは、図5(a),(b)に示すように、圧力開放弁V2の平面形状が、例えば、略矩形状(下辺が半円状に形成された矩形状)に形成されており、配管35を塞ぐ部分とその上部側のネック部分(接続部側)とが同じ幅で形成されている。
ただし、圧力開放弁V2の平面形状は、上記した形状に限定されるものではなく種々変更可能である。図6(a)は図4の圧力開放部を構成する圧力開放弁の変形例の正面図、図6(b)は図6(a)の圧力開放弁を取り外して示した配管の分岐流路の端面の正面図である。なお、図6(a)のI−I線の断面図は図5(c)と同じである。また、図6(b)は平面図であるが、図面を見易くするため一部にハッチングを付した。
ここでは、圧力開放弁(弁体)V2の平面形状が、例えば円形と矩形とを組み合わせた形状に形成されており、矩形状のネック部分(接続部側の矩形部分)の幅が、配管35を塞ぐ円形部分の幅よりも細くなっている。この図6に示した圧力開放弁V2は、ネック部分を細くしたことにより、図5の圧力開放弁V2と厚さを同一とした場合、図5の場合よりも小さな圧力で開くようになっている。
また、圧力開放弁は、板ばねで構成されることに限定されるものでは無く種々変更可能である。図7(a)は図4の圧力開放部を構成する圧力開放弁の変形例の正面図、図7(b)は図7(a)のI−I線の要部断面図である。なお、図7(a)は平面図であるが、図面を見易くするため一部にハッチングを付した。
ここでは、圧力開放部8が、圧力開放弁本体V3と、コイルばね(ばね部材)Cb1と、パッキンPkとを備えている。圧力開放弁本体V3は、配管35を開閉するための開閉弁であり、配管35の分岐流路の他端面に開閉可能な状態で設置されている。また、圧力開放弁本体V3は、例えば、球体に形成されており、圧力開放弁本体V3の閉止時に圧力開放弁本体V3の一部が配管35の開口部に収まる構成になっている。これにより、圧力開放弁本体V3の開閉動作時に圧力開放弁本体V3の位置がずれないようにすることができる。また、圧力開放弁本体V3の閉止時の配管35内の気密性を向上させることができる。したがって、呼吸補助装置1の通常動作時における配管35内の正常な圧力の状態を維持することができる。なお、圧力開放弁本体V3の外周に圧力開放弁本体V3の開閉動作を補助するガイドを設けても良い。これにより、圧力開放弁本体V3の開閉動作の安定性を向上させることができる。
パッキンPkは、上記と同じである。ただし、圧力開放弁本体V3をゴム等のような弾性部材で構成することにより、圧力開放弁本体V3にパッキン(封止部材)としての機能を持たせても良い。この場合は、配管35の開口部側にパッキンPkを設けなくても良い。これにより、部品点数を低減できるので、呼吸補助装置1のコストを低減することができる。また、呼吸補助装置1の組立を容易にすることができる。
コイルばねCb1は、圧力開放弁本体V3を閉じるように(すなわち、圧力開放弁本体V3をパッキンPkに押し付けるように)付勢する付勢手段であり、圧力開放弁本体V3と筐体2の内壁面との間に設置されている。なお、図7の圧力開放部8においては、圧力開放弁本体V3とコイルばねCb1との両方で、上記した圧力開放弁V2に相当する部分が構成されている。
図7の圧力開放部8においては、配管35内の圧力(すなわち、呼吸補助装置1から吐出される気体の圧力)が所定値より小さい正常な値(患者に負担を与えない値)の場合、圧力開放弁本体V3がコイルばねCb1の付勢力により配管35を塞いでいるが、配管35内の圧力が患者に負担を与える所定値以上の異常な値になると、その異常な圧力により圧力開放弁本体V3がコイルばねCb1の付勢力に抗して配管35の開口部から離れる方向(筐体2の内壁面に近づく方向)に移動することにより、配管35を開いて配管35内の異常な圧力を開放するようになっている。また、圧力開放弁本体V3は、配管35内の異常な圧力が開放されると、コイルばねCb1の弾性力により配管35の開口部側に付勢されて元の位置に戻り、配管35の分岐流路の他端面の開口部を再び塞ぐようになっている。これ以外は、上記したのと同じである。
また、図8(a)は図4の圧力開放部を構成する圧力開放弁の変形例の正面図、図8(b)は図8(a)のI−I線の要部断面図である。なお、図8(a)は平面図であるが、図面を見易くするため一部にハッチングを付した。
ここでは、圧力開放部8の圧力開放弁本体V4が、例えば、断面楕円形状の平板で形成されている。これにより、圧力開放弁本体V4の閉止時に圧力開放弁本体V4とパッキンPkとの接触面積を増やすことができるので、圧力開放弁本体V4の閉止時の配管35内の気密性を向上させることができるので、呼吸補助装置1の通常動作時における配管35内の正常な圧力の状態を維持することができる。これ以外は、図7で説明したのと同じなので説明を省略する。
また、図9(a)は図4の圧力開放部を構成する圧力開放弁の変形例の正面図、図9(b)は図9(a)のI−I線の要部断面図である。なお、図9(a)は平面図であるが、図面を分かり易くするためにハッチングを付した。
ここでは、圧力開放部8が、圧力開放弁本体V5と、コイルばね(ばね部材)Cb2と、パッキンPkとを備えている。圧力開放弁本体V5は、配管35を開閉するための開閉弁であり、配管35の分岐流路の他端面に開閉可能な状態で設置されている。また、圧力開放弁本体V5は、例えば、平板状に形成されている。コイルばねCb2は、圧力開放弁本体V5を閉じるように(すなわち、圧力開放弁本体V5をパッキンPkに押し付けるように)引っ張る方向に付勢する付勢手段であり、圧力開放弁本体V5と配管35の端面との間に設置されている。
図9の圧力開放部8においては、配管35内の圧力(すなわち、呼吸補助装置1から吐出される気体の圧力)が所定値より小さい正常な値(患者に負担を与えない値)の場合、圧力開放弁本体V4がコイルばねCb2によって配管35の端面に引っ張られることで配管35を塞いでいるが、配管35内の圧力が患者に負担を与える所定値以上の異常な値になると、その異常な圧力により圧力開放弁本体V5がコイルばねCb2の引っ張る力に抗して配管35の開口部から離れる方向(筐体2の内壁面に近づく方向)に移動することにより、配管35を開いて配管35内の異常な圧力を開放するようになっている。また、圧力開放弁本体V5は、配管35内の異常な圧力が開放されると、コイルばねCb2の弾性力により配管35の開口部側に引っ張られて元の位置に戻り、配管35の分岐流路の他端面の開口部を再び塞ぐようになっている。これ以外は、上記したのと同じなので説明を省略する。
また、図10は図4の圧力開放部を構成する圧力開放弁の変形例の要部断面図である。ここでは、圧力開放弁本体V5の形状が、例えば、略円錐形状(一部が配管35の開口部に入り込む形状)に形成されており、圧力開放弁本体V5の閉止時には圧力開放弁本体V5の頂点部分が配管35の開口部に入り込んでいる。このため、圧力開放弁本体V5の開閉動作時に圧力開放弁本体V5の位置が図7の場合よりもずれないようにすることができる。また、圧力開放弁本体V5の閉止時の配管35内の気密性を図7の場合よりも向上させることができる。したがって、呼吸補助装置1の通常動作時における配管35内の正常な圧力の状態を維持することができる。
また、この場合、圧力開放弁本体V5の底面にコイルばねCb1が接触する構成になっている。このため、図7の場合よりも圧力開放弁本体V5の開閉動作時の安定性を向上させることができる。なお、この場合も圧力開放弁本体V5の外周に圧力開放弁本体V5の開閉動作を補助するガイドを設けても良い。これにより、圧力開放弁本体V5の開閉動作の安定性をさらに向上させることができる。これ以外は、図7で説明したのと同じなので説明を省略する。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本明細書で開示された実施の形態はすべての点で例示であって、開示された技術に限定されるものではない。すなわち、本発明の技術的な範囲は、前記の実施の形態における説明に基づいて制限的に解釈されるものでなく、あくまでも特許請求の範囲の記載に従って解釈されるべきであり、特許請求の範囲の記載技術と均等な技術および特許請求の範囲の要旨を逸脱しない限りにおけるすべての変更が含まれる。
例えば、前記実施の形態においては、呼吸補助装置を構成する気体吐出手段がブロワ6と制御バルブ7とを備え、吐出される気体の圧力を制御バルブ7により調整する場合について説明したが、これに限定されるものではなく、制御バルブ7を設けることなく、ブロワ6の回転制御で気体の圧力を調整する構成にしても良い。この場合、ブロワ6が送風手段および圧力調整手段の両方を備えており、制御バルブ7を設けないことで呼吸補助装置1の小型化を推進することができるとともに、呼吸補助装置1のコストを低減することができる。
また、前記実施の形態においては、配管35内の圧力が圧力開放弁V2の圧力開放動作により正常な値に戻ると、圧力開放弁V2が元の位置に戻り配管35の開口部を閉止する構成の場合について説明したが、これに限定されるものではなく、例えば、配管35内の圧力が異常な圧力になると圧力開放弁V2が外れる等して、配管35内の圧力が正常な圧力になっても圧力開放弁V2が元の位置に戻らず配管35の開口部が開放されたままの状態になる構成としても良い。
また、図7〜図10ではコイルばねを使用した場合について説明したが、これに限定されるものではなく、コイルばねに代えて板ばねやトーションばね等のような他のばねを使用しても良い。
以上の説明では、本発明の呼吸補助装置を在宅用の呼吸補助装置に適用した場合について説明したが、これに限定されるものではなく、例えば、医療機関で使用される人工呼吸器など、種々の呼吸補助装置に適用することができる。
1 呼吸補助装置
2 筐体
3 表示装置
4 吐出口部
5 取り入れ口
6 ブロワ
7 制御バルブ
8 圧力開放部
9 流量測定部
10 ホース
11 マスク
20 CPU
21 ROM
22 RAM
23 ブロワ用駆動回路
24 バルブ用駆動回路
25 ブロワ圧検出回路
26 差圧検出回路
27 吐出圧検出回路
28 表示装置制御回路
30 電源回路
31 バスライン
35 配管
A 気体圧回路
C 制御回路部
MC 主制御回路
F 羽部
V1 調整弁
V2 圧力開放弁
V3,V4,V5 圧力開放弁本体
Pk パッキン
Cb1,Cb2 コイルばね
P 測定管
M1 ブロワ用モータ
M2 バルブ用モータ
S1 ブロワ圧センサ
S2 差圧センサ
S3 吐出圧センサ

Claims (6)

  1. 加圧した気体を発生させる圧力発生手段と、
    前記圧力発生手段で発生させた気体を筐体外に吐出する吐出口部と、
    前記圧力発生手段と前記吐出口部との間に設けられ、前記圧力発生手段で発生させた気体を前記吐出口部に送る配管と、
    前記配管に設けられ、前記吐出口部から所定値以上の圧力の気体が吐出される前に、その圧力を開放する圧力開放手段と、
    を備えることを特徴とする呼吸補助装置。
  2. 前記圧力開放手段は、前記吐出口部から所定値以上の圧力の気体が吐出される前に、その気体の圧力で開くように設定された圧力開放弁を備えることを特徴とする請求項1記載の呼吸補助装置。
  3. 前記圧力開放弁は、板ばねにより構成されていることを特徴とする請求項2記載の呼吸補助装置。
  4. 前記圧力開放弁は、
    前記配管を開閉する弁本体と、
    前記配管を閉じる方向に前記弁本体を付勢するばね部材と、
    を有することを特徴とする請求項2記載の呼吸補助装置。
  5. 前記配管に、前記圧力発生手段から送られた気体の圧力を調整する圧力調整手段を設けたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の呼吸補助装置。
  6. 前記配管は、
    前記圧力発生手段から送られた気体を前記吐出口部に送る第1の流路と、
    前記第1の流路から分岐する第2の流路と、
    を備え、
    前記圧力調整手段は、
    前記配管の前記第1の流路と第2の流路との分岐部に、前記第1の流路の面積を変えられるように駆動可能な状態で設けられた調整弁と、
    前記調整弁を駆動する駆動手段と、
    を備え、
    前記圧力開放手段は、
    前記第2の流路の端部に設けられていることを特徴とする請求項5記載の呼吸補助装置。
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