JP2017016418A - ヘアスタイル提案システム - Google Patents

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【課題】経験の浅いスタッフでも一定レベルのカウンセリングを行い、髪型やメイクを提案することが可能になるヘアスタイル提案システムを提供する。【解決手段】複数のヘアスタイルのデータを記憶する記憶手段と、顧客の要望を入力する入力手段と、顧客の顔を撮影可能な撮影手段と、撮影された顧客の顔画像の縦横比率を計算する計算手段と、顧客の要望及び計算手段の結果に対応して、記憶手段に記憶された画像データからヘアスタイルを選択する選択手段と、選択手段によって選択されたヘアスタイルを表示する表示手段とを備える。【選択図】図2

Description

本発明は、ヘアスタイル提案システムに関する。
従来、ヘアサロンでは、顧客が自分の好みの髪型をスタイリストに伝え、スタイリストは、顧客に言われた髪型の施術を行ってきた。
このようなヘアサロンの施術は、一般的に、ヘアサロン側が、顧客に、「今日は、どんな風にしますか?」と尋ねるカウンセリングを行うことから始まる。このカウンセリングでは、三つの行程がある。一つ目がお客様に、「髪の悩み」を聞く行程、二つ目が「なりたいイメージ」を聞く行程、三つ目が「顔分析」をする行程となる。
しかし、カウンセリングで、「なりたいイメージ」を聞いたとしても、顧客は実際にどうしたらよいのかわからない。他方、サロン側は、顧客の心の中がわからず困難を感じる事例も多い。
さらに、ヘアスタイルを考える上で重要となる「顔分析」を行うための造形理論が確立されていない。このため、顧客側は、今までの好みから、髪型を指定し、サロン側は、客の指定に従い、スタイルをつくることが行われている。
上記のように、サロンではヘアスタイルのカウンセリングの理論が確立されていないため、スタッフの個人的な能力に頼っていた。理論がないため、サロンスタッフの育成にも時間がかかり、また、サロンスタッフによる能力の差も開いてしまっていた。また、そもそも「今もってヘアスタイルを似合わせるための、カウンセリングの体系的な学問がない」ために、サロンの現場でのスタイリスト教育には、髪の切り方のトレーニングに終始している。
また、ヘアスタイルを提案するために、インターネット上でサーバに記憶されているヘアスタイルを選択し、顧客の顔写真画像を入力することにより、選択したヘアスタイルに顧客の顔を合成して表示手段に表示するヘアスタイル提案システム(特許文献1)や、顧客の属性と、身体的な特徴とを記録し、これらのデータに対応付けられたヘアスタイルを検索し、予め撮像された顧客の顔面部分の画像と、検索されたヘアスタイルデータを合成し、顧客のイメージ画像を生成し、顧客に提案するヘアスタイル提案システム(特許文献2)が提案されている。
特開2001−273457号 特開2005‐321986号
しかし、特許文献1のシステムであっても、流行のヘアスタイルは記録されているが、顧客が望んだヘアスタイルと、顔画像を合成するに過ぎず、「なりたい自分がわからない」顧客にとっては負担が大きい。
さらに、特許文献2のヘアスタイル提案システムであっても、入力される身体的な特徴は、人間の顔型、髪質、毛量、クセ、肌色であり、例えば、顔型のカテゴリに関する特徴パラメータは、例えば、丸型、逆三角型、細型、五角形型等形状を指定し、髪質や毛量やクセや肌色に関しては、例えば、「硬い」から「柔らかい」など段階的に入力することは記載されているが、入力された特徴をどのようにヘアスタイルの提案に結びつける方法は開示されていない。このため、顧客になぜそのヘアスタイルが良いのかをきちんと理論付けて提案することができず、経験の浅いスタッフではカウンセリングができない。
このため、従来のヘアスタイル提案システムでは、ある程度経験のあるスタイリストでないと使いこなすことが難しく、経験の浅いスタッフでは顧客に対して十分なカウンセリングを行うことができない。
本発明は、上述した課題を解決するために、経験の浅いスタッフでも一定レベルのカウンセリングを行い、髪型やメイクを提案することが可能になるヘアスタイル提案システムを提供することを目的とする。
(1) 本発明は、ヘアスタイルに関する施術のデータである施術データを複数記憶する記憶手段と、顧客のカウンセリングデータを入力するデータ入力手段と、前記顧客の顔を撮影可能な撮影手段と、前記撮影された顧客の顔画像の輪郭から外顔の種類を識別する外顔識別手段と、前記撮影された顧客の顔画像の目、鼻、口の位置から中顔の種類を識別する中顔識別手段と、前記撮影された顧客の顔画像の縦横比率を計算する黄金比計算手段と、前記カウンセリングデータ、前記外顔識別手段の識別結果、前記中顔識別手段の識別結果、及び前記黄金比計算手段の計算結果に対応して、前記記憶手段に記憶された施術データから自動的に施術を選択する選択手段と、前記選択手段によって選択された前記施術データに応じたヘアスタイルを表示するヘアスタイル表示手段とを備えることを特徴とするヘアスタイル提案システムである。
本発明によれば、スタッフは、どんな風に顧客が見られたいかという顧客のカウンセリングデータをヘアスタイル提案システム(例えば、iPad(登録商標)などタブレット端末上で作動するシステム)に入力し、さらに、例えば、タブレット端末についているカメラで顧客を撮影し、顧客の輪郭から外顔の種類(例えば、 卵型、丸型、長方形、四角形、ベース型、台形型、菱形、逆三角形など)を識別し、顧客の目や鼻や口の位置から中顏の種類(求心顔、遠心顔、標準顔など)を識別し、縦横比率を計算する。これらのデータに基づいて、顧客にあった施術メニューを選択し、表示手段(例えば、iPad(登録商標)のディスプレイ)に表示する。これによって、経験の浅いスタッフでも一定レベルのカウンセリングを行い、髪型やメイクを提案できるヘアスタイル提案システムを提供することが可能になる
(2) 本発明は、(1)のヘアスタイル提案システムにおいて、前記選択手段が、複数の施術を候補施術として選択し、前記候補施術に応じたヘアスタイルを表示する候補ヘアスタイル表示手段を備えることを特徴とするヘアスタイル提案システムである。
さらに、複数の施術メニューを表示手段(例えば、iPad(登録商標)のディスプレイ)に表示することで、顧客に複数の案を示すことができ、顧客は自分の意思で最適なヘアスタイルを選択することができる。これによって、経験の浅いスタッフでも一定レベルのカウンセリングを行い、髪型やメイクを提案できるヘアスタイル提案システムを提供することが可能になる
(3) 本発明は、(2)のヘアスタイル提案システムにおいて、前記候補ヘアスタイル表示手段に表示された複数の候補施術を操作によって選択できるヘアスタイル選択手段を備え、前記ヘアスタイル表示手段は、前記撮影された顧客の顔画像のヘアスタイルを、前記ヘアスタイル選択手段によって選択された施術に応じたヘアスタイルに変更して表示することを特徴とするヘアスタイル提案システムである。
さらに、複数の施術メニューを表示手段(例えば、iPad(登録商標)のディスプレイ)に表示することで、顧客に複数の案を示すことができ、さらに、選択した施術メニューに応じて顧客のヘアスタイルがどう変化するかわかる。これにより、顧客も納得して施術が受けられ、スタッフも擬似的な経験を積むことができる。これによって、経験の浅いスタッフでも髪型やメイクを提案できるヘアスタイル提案システムを提供することが可能になる。
(4) 本発明は、(2)、(3)のヘアスタイル提案システムにおいて、前記ヘアスタイル選択手段で選択された施術に応じた金額を表示する金額表示手段を備えることを特徴とするヘアスタイル提案システムである。
さらに、複数の施術メニューを表示手段(例えば、iPad(登録商標)のディスプレイ)に表示することで、顧客に複数の案と金額を示すことができ、顧客は自分の好みと予算に応じたヘアスタイルを選択できる。これによって、経験の浅いスタッフでも一定レベルのカウンセリングを行い、髪型やメイクを提案できるヘアスタイル提案システムを提供することが可能になる
(5) 本発明は、(2)から(4)のいずれか1項に記載のヘアスタイル提案システムにおいて、前記ヘアスタイル選択手段で選択された施術に応じた金額データを会計システムに送信可能な金額データ送信手段を備えることを特徴とするヘアスタイル提案システムである。
さらに、表示手段(例えば、iPad(登録商標)のディスプレイ)に表示され、顧客が選択した施術データが会計システムに送信される。このため、スタッフが余計な経理作業に時間を取られず、カウンセリングや髪型やメイクの経験を積むことができる。これによって、経験の浅いスタッフでも一定レベルのカウンセリングを行い、髪型やメイクを提案できるヘアスタイル提案システムを提供することが可能になる
(6) 本発明は、(2)から(4)のいずれか1項に記載のヘアスタイル提案システムにおいて、前記ヘアスタイル選択手段で選択された施術に応じた施術データを含む予約データを予約システムに送信可能な予約データ送信手段を備えることを特徴とするヘアスタイル提案システムである。
さらに、顧客が選択した施術データが予約システムに送信される。予約時にほとんどの方向性が定まっているため、カウンセリングや髪型やメイクの提案が容易に行える。これによって、経験の浅いスタッフでも一定レベルのカウンセリングを行い、髪型やメイクを提案できるヘアスタイル提案システムを提供することが可能になる
(7) (1)に記載のヘアスタイル提案システムにおいて、前記ヘアスタイル表示手段は、前記撮影された顧客の顔画像のヘアスタイルを、前記選択手段で選択された施術に応じたヘアスタイルに変更して表示することを特徴とするヘアスタイル提案システムである。
表示手段(例えば、iPad(登録商標)のディスプレイ)によって、顧客のヘアスタイルがどう変化するかわかる。これにより、顧客も納得して施術が受けられ、スタッフも擬似的な経験を積むことができる。これによって、経験の浅いスタッフでも髪型やメイクを提案できるヘアスタイル提案システムを提供することが可能になる。
(8) (3)、(7)に記載のヘアスタイル提案システムにおいて、前記ヘアスタイル表示手段に表示された施術に応じて変更された顔画像のヘアスタイルを、操作によって加工できるヘアスタイル加工手段を備えることを特徴するヘアスタイル提案システムである。
表示手段(例えば、iPad(登録商標)のディスプレイ)によって表示された顧客のヘアスタイルがアレンジによってどう変化するかわかる。これにより、顧客も納得して施術が受けられ、スタッフも擬似的な経験を積むことができる。これによって、経験の浅いスタッフでも髪型やメイクを提案できるヘアスタイル提案システムを提供することが可能になる。
(9) (3)、(7)に記載のヘアスタイル提案システムにおいて、前記ヘアスタイル表示手段に表示された施術に応じて変更された顔画像のメイクを、操作によって加工できるメイク手段を備えることを特徴するヘアスタイル提案システムである。
表示手段(例えば、iPad(登録商標)のディスプレイ)によって表示された顧客の顔がメイクによってどう変化するかわかる。これにより、顧客も納得して施術が受けられ、スタッフも擬似的な経験を積むことができる。これによって、経験の浅いスタッフでも髪型やメイクを提案できるヘアスタイル提案システムを提供することが可能になる。
本発明の実施形態にかかる本発明の実施形態にかかるヘアスタイル提案システムが実行されるコンピュータの一例である。 本発明の実施形態にかかる本発明の実施形態にかかるヘアスタイル提案システムの処理フローの一例である。 本発明の実施形態にかかるヘアスタイル提案システムの分析基準の一例である。 本発明の実施形態にかかるヘアスタイル提案システムのカウンセリングシートのテーブルの一例である。 本発明の実施形態にかかるヘアスタイル提案システムによって解析された顔の概念図の一例である。 本発明の実施形態にかかるヘアスタイル提案システムによって解析された顔画像の一例である。 本発明の実施形態にかかるヘアスタイル提案システムによって提案された髪型の一例である。 本発明の実施形態にかかるヘアスタイル提案システムによって提案された髪型の一例である。 本発明の実施形態にかかる本発明の実施形態にかかるヘアスタイル提案システムが実行されるコンピュータの一例である。
以下、本発明に係るヘアスタイル提案システムの概要を、図1を用いて説明する。1はヘアサロンのコンピュータであり、コンピュータ1(例えば、iPad(登録商標))は顧客の顔画像を撮影するための撮影装置を有している。コンピュータ1の記憶装置には、ヘアスタイルの画像登録プログラム、ヘアスタイル提案プログラムなど各種プログラムが格納されている。
このように、コンピュータ1の記憶装置は、ヘアスタイルに関する施術のデータである施術データを複数記憶する記憶手段の一例である。このように、コンピュータ1のディスプレイは、顧客のカウンセリングデータを入力するデータ入力手段の一例である。コンピュータ1のカメラは、顧客の顔を撮影可能な撮影手段の一例である。なお、本実施形態において、コンピュータの一例として、iPadが記載されているが、本発明はこれに限定されず、iPhone(登録商標)、スマートフォン、カメラ付きのタブレット端末やデジカメに接続されたコンピュータなど、撮影装置から画像情報を取り込み、情報を処理できる情報端末を使用しても良い。
次に、上記の構成に基づいて図2のフローチャートと共に本ヘアスタイル提案システムについて説明する。ヘアサロンにおける施術は、一般的に、ヘアサロン側が、顧客にカウンセリングを行うことから始まる。このカウンセリングでは、三つの行程がある。一つ目がお客様に、「髪の悩み」を聞く行程、二つ目が「なりたいイメージ」を聞く行程、三つ目が「顔分析」をする行程となる。
この「顔分析」の行程において、本ヘアスタイル提案システムが使われる。
図2に示すように、ステップS10において、データ入力処理を行う。この処理において、担当スタイリストが顧客の要望を、デザインマップ(図4参照)を用いて上位3つの属性をヘアスタイル提案システムに入力する。入力された属性情報は、コンピュータ1の記憶装置に格納される。この処理が終了すると、ステップS20に処理を移す。
ステップS20において、顧客撮影処理を行う。この処理において、担当スタイリストが顧客の正面顔をコンピュータ1の撮影装置で、撮影する。また、転送した顧客の正面顔画像は、コンピュータ1の表示装置(iPad(登録商標)のディスプレイなど)に表示される(図5参照)。また、撮影された正面顔画像が傾いていたり、大きさが適切でない場合には、傾きを補正したり、大きさの補正を行う。この処理が終了すると、ステップS22に処理を移す。
ステップS22において、外顔識別処理を行う。この処理において、システムは、顧客の正面顔画像データの輪郭情報に基づき、卵型、丸型、長方形、四角形、ベース型、台形型、菱形、逆三角形のどれであるか識別する。この処理が終了すると、ステップS24に処理を移す。
より具体的には、外顏識別処理は、撮影した人の顔を正中線に対して垂直で、眉毛の重心を通る眉毛重心線と鼻の下端を通る鼻下端線との2つの線で3分割する(図5参照)。さらに、鼻下端線と顎の下端との間に等間隔に口上線と口下線の2つの線を引き、三分割する。また、眉毛重心線と鼻下端線との中間地点に鼻中線を引き2分割する。
顔の正中線を鼻下端線で割った値が、所定の黄金比以上の場合には以下の判定を行う。
鼻中線が顔の輪郭部分に接した場所の角度が菱形基準角度以上の場合、菱形と判定する。
顎の角度が長方形基準の角度以下の場合には、長方形と判定する。
また、顎の角度が長方形基準角度より大きく卵型基準角度よりも小さく、口上線が顔の輪郭部分に接した部分(頬骨の周辺)の角度がベース型基準角度よりも小さい場合には、卵型と判定する。
また、顎の角度が長方形基準角度より大きく卵型基準角度よりも小さく、口上線が顔の輪郭部分に接した部分の角度がベース型基準角度よりも大きい場合には、ベース型と判定する。
また、顎の角度が卵型基準角度よりも大きい場合には逆三角形と判定する。
顔の正中線を鼻下端線で割った値が、所定の黄金比以下の場合には以下の判定を行う。
また、鼻下端線が顔の輪郭部分に接した部分の角度が台形基準角度よりも大きい場合には台形と判定する。
顎の角度が四角形基準角度よりも小さい場合には四角形と判定する。
顎の角度が四角形基準角度よりも大きく丸型基準角度よりも小さく、口上線が顔の輪郭部分に接した部分の角度が丸型基準角度よりも小さい場合には、丸形と判定する。
顎の角度が四角形基準角度よりも大きく丸型基準角度よりも小さく、口上線が顔の輪郭部分に接した部分の角度が丸型基準角度よりも大きい場合には、ベース形と判定する。
また、角度が丸型基準角度よりも大きい場合にはベース形と判定する。なお、菱形基準角度、長方形基準角度、ベース型基準角度、丸型基準角度、台形基準角度は、四角形基準角度は、各種顔型に対応した複数の顧客の写真から求められる値である。コンピュータ1のCPUは、撮影された顧客の顔画像の輪郭から外顔の種類を識別する外顔識別手段の一例である。
ステップS24において、中顔識別処理を行う。この処理において、システムは、顧客の正面顔画像データの目、眉、輪郭の位置に基づき、求心顔、遠心顔、標準顔のどれであるか識別する。この処理が終了すると、ステップS30に処理を移す。
より具体的には、瞳の中心と正中線との交点を基準に、その交点から瞳の中心までの瞳距離と、交点から鼻の下端までの鼻下端距離を測定し、鼻下端距離を瞳距離で割った値が求心顏基準値よりも大きい場合には、求心顏と判定し、遠心顏基準値よりも小さい場合には、遠心顔と判定する。それ以外の場合には標準顏と判定する。なお、求心顏基準値と遠心顏基準値は各種顔型に対応した複数の顧客の写真から求められる値である。コンピュータ1のCPUは、 撮影された顧客の顔画像の目、鼻、口の位置から中顔の種類を識別する中顔識別手段の一例である。
ステップS30において、比率計算処理を行う。この処理において、正面顔画像上にグリッド選を記入し、グリッド線を参考に顔の縦で最長の場所(図6のA−B線)、横で最長の場所(図6のC−D線)をそれぞれ計測する処理を行う。さらに、顧客の顔の縦÷横の比率を計算する処理を行う。この処理が終了すると、ステップS40に処理を移す。コンピュータ1のCPUは、 撮影された顧客の顔画像の縦横比率を計算する黄金比計算手段の一例である。
ステップS40において、画像生成処理を行う。この処理において、ステップS10で入力された顧客の要望とステップS22において識別された外顔、ステップS24において識別された中顔、ステップS30において計算された顧客の顔の比率とに基づき、髪型やメイクをコンピュータ1のディスプレイに表示する(図7,図8参照)。
また、ステップS40において、コンピュータ1のディスプレイに複数の候補の髪型を表示してもよい。顧客や施術者は複数の候補の中からタッチパネルディスプレイを操作して、自分の好みの髪型を選択できる。
コンピュータ1のCPUは、カウンセリングデータ、外顔識別手段の識別結果、中顔識別手段の識別結果、及び黄金比計算手段の計算結果に対応して、記憶手段に記憶された施術データから自動的に施術を選択する選択手段の一例である。コンピュータ1のディスプレイは、選択手段によって選択された施術データに応じたヘアスタイルを表示するヘアスタイル表示手段の一例である。このように、コンピュータ1のディスプレイは、撮影された顧客の顔画像のヘアスタイルを、選択手段で選択された施術に応じたヘアスタイルに変更して表示するヘアスタイル表示手段の一例である。このように、コンピュータ1のCPUは、複数の施術を候補施術として選択する選択手段の一例である。このように、コンピュータ1のディスプレイは、候補施術に応じたヘアスタイルを表示する候補ヘアスタイル表示手段の一例である。このように、コンピュータ1のディスプレイは、候補ヘアスタイル表示手段に表示された複数の候補施術を操作によって選択できるヘアスタイル選択手段の一例である。このように、コンピュータ1のディスプレイは、撮影された顧客の顔画像のヘアスタイルを、ヘアスタイル選択手段によって選択された施術に応じたヘアスタイルに変更して表示するヘアスタイル表示手段の一例である。
ステップS22、ステップS24、ステップS30によって明らかになるお客様の顔の特徴により、アドバイスの骨格がうまれる。例えば、図3に示すように、縦横比率が黄金比(1.333)よりも大きい場合には、面長で長方形なので、顔の横にふくらみをつけ、縦の線を短く見せるために、前髪を工夫し額を隠す方向のデザインを提案する。また、縦横比率が黄金比よりも小さい場合には、丸顔、真四角なので、縦の線を強調して、高さを求めるデザインとなり、額も工夫して見せる方向のデザインとなる。というような提案を行うことができる。さらに、スタイリストの細かなノウハウをもとに、より高度なヘアデザインの提案が可能になる。
さらに、表示された顔画像をコンピュータ1のタッチディスプレイの操作によってメイクやヘアデザインを変更することができる。顔画像と、ヘアスタイル画像と、メイク画像は異なるレイヤーになっていることで、変更修正を容易にしても良い。また、ヘアスタイル画像や、メイク画像は複数記憶手段に記憶されていても良いし、また、顧客の顔画像と、メイク画像と、髪画像を別のレイヤーにし、顧客自身のヘアスタイルやメイクの画像を変換しても良い。このように、コンピュータ1のディスプレイは、ヘアスタイル表示手段に表示された施術に応じて変更された顔画像のヘアスタイルを、操作によって加工できるヘアスタイル加工手段の一例である。このように、コンピュータ1のディスプレイは、ヘアスタイル表示手段に表示された施術に応じて変更された顔画像のメイクを、操作によって加工できるメイク手段の一例である。なお、本実施形態において、操作手段の一例としてタッチディスプレイを記載しているが、本発明はこれに限定されず、キーボードやマウスやペンタブレットなど他の入力デバイスであっても良い。
さらに、コンピュータ1は、例えば、無線WIFIなどの通信手段によって、選択された施術メニューを会計システムに送信したり、予約システムに送信しても良い。このように、コンピュータ1のディスプレイは、ヘアスタイル選択手段で選択された施術に応じた金額を表示する金額表示手段の一例である。このように、コンピュータ1の送信手段は、ヘアスタイル選択手段で選択された施術に応じた金額データを会計システムに送信可能な金額データ送信手段の一例である。このように、コンピュータ1の送信手段は、ヘアスタイル選択手段で選択された施術に応じた施術データを含む予約データを予約システムに送信可能な予約データ送信手段の一例である。
また、このカウンセリングにより、お客様が自分自身でまだ気付かない自身の長所を、サロンスタッフが引き出してあげることができることにより、お客様が期待しているよりも、より高い満足の度合いで仕上げることができるものである。
1 コンピュータ
5 ディスプレイ

Claims (9)

  1. ヘアスタイルに関する施術のデータである施術データを複数記憶する記憶手段と、
    顧客のカウンセリングデータを入力するデータ入力手段と、
    前記顧客の顔を撮影可能な撮影手段と、
    前記撮影された顧客の顔画像の輪郭から外顔の種類を識別する外顔識別手段と、
    前記撮影された顧客の顔画像の目、鼻、口の位置から中顔の種類を識別する中顔識別手段と、
    前記撮影された顧客の顔画像の縦横比率を計算する黄金比計算手段と、
    前記カウンセリングデータ、前記外顔識別手段の識別結果、前記中顔識別手段の識別結果、及び前記黄金比計算手段の計算結果に対応して、前記記憶手段に記憶された施術データから自動的に施術を選択する選択手段と、
    前記選択手段によって選択された前記施術データに応じたヘアスタイルを表示するヘアスタイル表示手段とを備えることを特徴とするヘアスタイル提案システム。
  2. 請求項1に記載のヘアスタイル提案システムにおいて、
    前記選択手段は、複数の施術を候補施術として選択し、
    前記候補施術に応じたヘアスタイルを表示する候補ヘアスタイル表示手段を備えることを特徴とするヘアスタイル提案システム。
  3. 請求項2に記載のヘアスタイル提案システムにおいて、
    前記候補ヘアスタイル表示手段に表示された複数の候補施術を操作によって選択できるヘアスタイル選択手段を備え、
    前記ヘアスタイル表示手段は、前記撮影された顧客の顔画像のヘアスタイルを、前記ヘアスタイル選択手段によって選択された施術に応じたヘアスタイルに変更して表示することを特徴とするヘアスタイル提案システム。
  4. 請求項2、請求項3に記載のヘアスタイル提案システムにおいて、
    前記ヘアスタイル選択手段で選択された施術に応じた金額を表示する金額表示手段を備えることを特徴とするヘアスタイル提案システム。
  5. 請求項2から請求項4のいずれか1項に記載のヘアスタイル提案システムにおいて、
    前記ヘアスタイル選択手段で選択された施術に応じた金額データを会計システムに送信可能な金額データ送信手段を備えることを特徴とするヘアスタイル提案システム。
  6. 請求項2から請求項4のいずれか1項に記載のヘアスタイル提案システムにおいて、
    前記ヘアスタイル選択手段で選択された施術に応じた施術データを含む予約データを予約システムに送信可能な予約データ送信手段を備えることを特徴とするヘアスタイル提案システム。
  7. 請求項1に記載のヘアスタイル提案システムにおいて、
    前記ヘアスタイル表示手段は、前記撮影された顧客の顔画像のヘアスタイルを、前記選択手段で選択された施術に応じたヘアスタイルに変更して表示することを特徴とするヘアスタイル提案システム。
  8. 請求項3、請求項7に記載のヘアスタイル提案システムにおいて、
    前記ヘアスタイル表示手段に表示された施術に応じて変更された顔画像のヘアスタイルを、操作によって加工できるヘアスタイル加工手段を備えることを特徴するヘアスタイル提案システム。
  9. 請求項3、請求項7に記載のヘアスタイル提案システムにおいて、
    前記ヘアスタイル表示手段に表示された施術に応じて変更された顔画像のメイクを、操作によって加工できるメイク手段を備えることを特徴するヘアスタイル提案システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2018135665A1 (ja) * 2017-01-23 2018-07-26 らしさ・ドット・コム株式会社 提案システム、提案方法、サーバ及びコンピュータプログラム
KR101948040B1 (ko) * 2018-03-23 2019-02-14 주식회사 트위니 얼굴형 구분에 따른 메이크업 추천 방법, 이를 구현하기 위한 프로그램이 저장된 기록매체 및 이를 구현하기 위해 매체에 저장된 컴퓨터프로그램

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