JP2017016223A - 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、およびプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】情報処理装置の画面に表示された内容および端末の状況に応じて、表示内容のサイズ変更を行うことが可能な情報処理装置を提供すること。【解決手段】表示部を有する情報処理装置であって、前記表示部と操作者の距離の変化に応じた当該表示部への表示内容の拡縮設定が、当該表示内容に対応して設定された拡縮表示情報記憶手段と、前記表示部と操作者の距離の変化状態を取得する変化状態取得手段と、前記表示部に表示された表示内容を判定する表示内容判定手段と、前記拡縮表示情報記憶手段に記憶された拡縮設定を利用して、前記変化状態および前記表示内容に対応する拡縮表示を前記表示部に対して行う拡縮表示制御手段と、を有することを特徴とする。【選択図】図5
Description
本発明は、情報処理装置、情報処理装置の制御方法、およびプログラムに関する。
近年、スマートフォンやタブレット端末などの携帯可能な情報処理装置が利用されている。情報処理装置の表示画面には、画像や文書などさまざまな情報を表示することが可能となっており、また、表示された内容を大きく(拡大)したり小さく(縮小)したりして表示することができる。
このような情報処理装置では、画面を拡大したり縮小する場合、ピンチインやピンチアウトといったタッチ操作や、メニューから拡大したり縮小したりする操作を行う必要があり、時間や手間がかかり、操作性も悪い場合があった。
そこで、特許文献1では、画面上に表示された画像等の情報のサイズを自然な操作感覚にて簡単に変更することができる電子機器が提案されている。
特許文献1では、機器本体が移動された時の移動量を、加速度センサを利用して検出し、移動量に応じて表示された情報の表示サイズを動的に変更するようになっており、サイズの変更は端末の移動に対してあらかじめ設定しておくようになっている。
よって、例えば体から離されると拡大、遠ざかると縮小される。または、その逆で体から離されると縮小、遠ざかると拡大される。
ユーザによっては、表示された内容によって、拡大したかったり縮小したかったりする場合があり、特許文献1ではこのような表示された内容によってサイズの変更をおこなうことはできなかった。
そこで、本発明では、画面に表示された内容および端末の状況に応じて、表示内容のサイズ変更を行うことが可能な情報処理装置を提供することを目的とする。
表示部を有する情報処理装置であって、前記表示部と操作者の距離の変化に応じた当該表示部への表示内容の拡縮設定が、当該表示内容に対応して設定された拡縮表示情報記憶手段と、前記表示部と操作者の距離の変化状態を取得する変化状態取得手段と、前記表示部に表示された表示内容を判定する表示内容判定手段と、前記拡縮表示情報記憶手段に記憶された拡縮設定を利用して、前記変化状態および前記表示内容に対応する拡縮表示を前記表示部に対して行う拡縮表示制御手段と、を有する。
本発明によれば、画面に表示された内容および端末の状況に応じて、表示内容のサイズ変更を行うことが可能な仕組みを提供することができる。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係わる情報処理装置が含まれるシステム構成図の一例を示す図である。
本発明のシステムは、例えば、パーソナルコンピュータを適用可能な情報処理装置100とアプリケーションサーバとして動作するサーバ装置200がネットワーク110を介して接続されている。
サーバ装置200はさまざまなアプリケーションが動作可能であって、サーバ装置200で実行されるアプリケーションから配信される内容が、情報処理装置100の表示部に表示される。
また、サーバ装置200は必須な構成ではなく、情報処理装置にインストールされているアプリケーションの内容が表示部に表示されるような構成でもよく、そのような場合、サーバ装置200は不要となる。
情報処理装置100には、サーバ装置200へアクセスするためのウェブブラウザ、または専用のプログラムがインストールされている。
例えば情報処理装置100がスマートフォンやタブレット端末のようなタッチデバイスの場合、表示画面へタッチ操作でピンチイン/ピンチアウト操作を行うことで画面の拡大や縮小表示を行うことができる。
本発明では、表示部(に表示された内容)の拡大や縮小を行うことを拡縮処理と呼ぶ。なお、拡縮処理とは画面を拡大、縮小する以外にも拡大、縮小を行わずそのままのサイズで表示することも含まれるものとする。
図2は、本発明の実施形態に係わる情報処理装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
図2に示すように、情報処理装置100では、システムバス200を介してCPU(Central Processing Unit)201、ROM(Read Only Memory)202、RAM(Random Access Memory)203、記憶装置204、入力コントローラ205、音声入力コントローラ206、ビデオコントローラ207、メモリコントローラ208、よび通信I/Fコントローラ209が接続される。
CPU201は、システムバス200に接続される各デバイスやコントローラを統括的に制御する。
ROM202あるいは記憶装置204は、CPU201が実行する制御プログラムであるBIOS(Basic Input/Output System)やOS(Operating System)や、本情報処理方法を実現するためのコンピュータ読み取り実行可能なプログラムおよび必要な各種データ(データテーブルを含む)を保持している。
RAM203は、CPU201の主メモリ、ワークエリア等として機能する。CPU201は、処理の実行に際して必要なプログラム等をROM202あるいは記憶装置204からRAM203にロードし、ロードしたプログラムを実行することで各種動作を実現する。
入力コントローラ205は、キーボード/タッチパネル/カメラ210などの入力装置からの入力を制御する。入力装置はこれに限ったものでなく、マウスやマルチタッチスクリーンなどの、複数の指でタッチされた位置を検出することが可能なタッチパネルであってもよい。
音声入出力コントローラ206は、マイク/スピーカー211からの入出力を制御する。マイクから入力された音声を音声認識することが可能となっている。スピーカーにはいやジョンを接続することも可能である。
ビデオコントローラ207は、ディスプレイ212などの外部出力装置への表示を制御する。ディスプレイは本体と一体になったノート型パソコンのディスプレイも含まれるものとする。なお、外部出力装置はディスプレイに限ったものははく、例えばプロジェクタであってもよい。また、前述のタッチ操作により受け付け可能な装置については、キーボード/タッチパネル210からの入力を受け付けることも可能となる。
なおビデオコントローラ207は、表示制御を行うためのビデオメモリ(VRAM)を制御することが可能で、ビデオメモリ領域としてRAM203の一部を利用することもできるし、別途専用のビデオメモリを設けることも可能である。
本発明では、ユーザが情報処理装置を通常する場合の表示に用いられる第1のビデオメモリ領域と、所定の画面が表示される場合に、第1のビデオメモリ領域の表示内容に重ねての表示に用いられる第2のビデオメモリ領域を有している。ビデオメモリ領域は2つに限ったものではなく、情報処理装置の資源が許す限り複数有することが可能なものとする。
メモリコントローラ208は、外部メモリ213へのアクセスを制御する。外部メモリとしては、ブートプログラム、各種アプリケーション、フォントデータ、ユーザファイル、編集ファイル、および各種データ等を記憶する外部記憶装置(ハードディスク)、フレキシブルディスク(FD)、或いはPCMCIAカードスロットにアダプタを介して接続されるコンパクトフラッシュ(登録商標)メモリ等を利用可能である。
通信I/Fコントローラ209、ネットワーク214を介して外部機器と接続・通信するものであり、ネットワークでの通信制御処理を実行する。例えば、TCP/IPを用いた通信やISDNなどの電話回線、および携帯電話の3G回線を用いた通信が可能である。
なお、記憶装置204は情報を永続的に記憶するための媒体であって、その形態をハードディスク等の記憶装置に限定するものではない。例えば、SSD(Solid State Drive)などの媒体であってもよい。
また本実施形態における通信端末で行われる各種処理時の一時的なメモリエリアとしても利用可能である。
センサ215は、加速度センサであって、端末の加速度(速度の変化率)を計測するための装置である。一定時間の間に速度がどれだけ変化したかを計測することで、端末(情報処理装置)と操作者(端末を持っている人)から離れたことや近づいたことを検知することができる。
図3は、本発明の実施形態に係わる情報処理装置の機能構成の一例機能構成図である。
情報処理装置100は、入力部301、表示部302、表示内容判定部303、移動判定部304、拡縮制御部305、および設定記憶部306を有している。
入力部301は、タッチパネルをタッチすることによるタッチによる指定の入力や、ソフトウェアキーボートによる入力、その他音声入力などの入力を受付け可能となっている。
表示部302は、アプリケーションサーバから配信されるデータや、情報処理装置100にインストールされたアプリケーションを介して表示されるデータなどを表示する。表示されるデータは、HTM形式のウェブページや、GIFやJPEG形式の画像ファイルなどである。
表示内容判定部303は、表示部に表示された表示内容を判定する。表示内容とは、例えば、「.HTM」や「.JPEG」などの拡張子により識別したり、「画像」や「テキスト」など表示内容の種別により識別したりすることが可能である。
移動判定部304は、端末の移動状態を、加速度センサなどを利用して判定する。移動状態に応じて、端末(の表示部)と操作者との位置の変化状況を取得する。
拡縮制御部305では、この変化状況を利用し、表示された内容に応じて表示部に表示された内容を拡大表示したり縮小表示したりする拡縮制御を行う。
設定記憶部306は、表示部と操作者の距離の変化に応じた当該表示部への表示内容の拡縮設定が、当該表示内容に対応して設定されている。詳細については、図4を利用して説明する。
図4は、本発明の実施形態に係わる拡縮表示設定画面および設定情報テーブルの一例を示す図である。
拡縮表示設定画面401は、所定のメニューを起動することで情報処理装置100の表示部に表示される。
「端末と操作者の距離により拡大・縮小する」と書かれた選択ボタンにより「する」402が選択されると、本画面で設定した拡縮設定が有効となり、「しない」403が選択されると、本画面で設定した拡縮設定が無効となる。
設定項目には、表示内容404、画面と操作者が近づいた場合405およびデータ指定406が用意されている。
表示内容404では、拡張子の種類を指定する。ここではユーザが「PNG」や「GIF」などの拡張子を入力するようになっているが、他の設定項目と同じようにプルダウンメニューから選択できるようにしてもよい。
また、それぞれの拡張子は、ファイルの種類として分類することが可能であり、「PNG」、「GIF」「JPEG」、「PDF」および「BMP」は画像として分類されている。「TXT」は、文字として分類される。分類については、拡張子とファイルの種類を対応付けた、不図示の設定ファイルなどで設定しておくことで判別可能である。
また、本画面では、表示内容をファイルの拡張子をキーに設定するようにしているが、表示内容の種類をキーに設定するようにしてもよい。
「画面と操作者が近づいた場合」405では、操作者が端末を自分に近づけた場合に、表示内容404で指定された表示内容を拡大するか縮小するか、または何もしない(拡縮しない)か、などの設定を行う。
データ指定406では、表示された位置に表示された内容がユーザのタッチ操作などで指定されている場合に、拡縮操作を行うかどうかのオプション設定である。HTM文書など、文書のなかに画像とテキストが混在している場合などに、個別にファイルを指定して拡縮したい場合などに有効である。データ指定のオプションを利用した例については、図8を利用して口述する。
例えば、表示内容が「PNG」および「JPEG」の場合、端末と操作者が近づくと、表示内容が拡大され、逆に離れると縮小される。また、データ指定のオプションは無効となっているので、当該ファイルがユーザのタッチ操作などにより指定されていない場合であっても拡縮表示が行われる。
同様に「GIF」の場合、拡縮の設定は「PNG」の場合と同様であるが、データ指定オプションが有効となっているので、「GIF」ファイルが指定されている場合でないと拡縮表示が行われない。
「PDF」の場合、上記とは異なり、端末と操作者が近づくと、表示内容が縮小され、逆に離れると拡大される。
「BMP」の場合、端末と操作者が近づいても離れても表示内容の拡縮は行われない。
キャンセルボタンが押下されると設定を記憶することなく本画面が閉じられ、登録ボタンが押下されると、設定記憶部306に設定情報テーブル410として記憶される。
設定情報テーブル410には、データ拡張子411、データの種類412、接近時処理413、離反時処理堀414、およびデータ指定415の各項目が記憶される(拡縮表示情報記憶手段)。
データ拡張子411には、表示内容404で設定した内容が記憶される。データの種類412には、当該データの拡張子に対応したデータの種類が記憶されている。
接近時処理413には、「画面と操作者が近づいた場合」405の拡縮設定が記憶され、離反時処理414には、接近時処理413とは逆の拡縮設定が記憶される。BMPに関しては何もしないようになっている。
データ指定415には、データ指定406で設定された内容が記憶されている。
図5は、本発明の実施形態に係わる情報処理装置を利用イメージの一例を示す図である。
図は、通常501の状態を基準に、距離が離れる場合502と距離が近づく場合503について代表的な拡張子(PNG、PDF、BMP)を利用して説明する。なお、距離が離れる場合に、離反時処理414が行われ、距離が近づく場合には、接近時処理413が行われる。
まず、拡張子がPNGの場合について説明する。通常501の状態で、画面にPNGファイル504が表示されている状態から、操作者と端末の距離が離れると(502)PNGファイルが縮小表示505される。一方、操作者と端末の距離が近づくと(503)PNGファイルが拡大表示506される。
次に、拡張子がPDFの場合について説明する。通常501の状態で、画面にPDFファイル504が表示されている状態から、操作者と端末の距離が離れると(502)PDFファイルが拡大表示508される。一方、操作者と端末の距離が近づくと(503)PDFファイルが縮小表示509される。
最後に、拡張子がBMPの場合について説明する。通常501の状態で、画面にBMPファイル510が表示されている状態から、操作者と端末の距離が離れると(502)BMPファイルは拡縮されず通常502の時からサイズの変更なし511で表示される。操作者と端末の距離が近づいても(503)サイズの変更なし512で表示される。
なお、拡縮率についてはあらかじめ定められた所定の割合で行えばよいし、拡大縮小の手法については、特許文献1に書かれた技術を利用することも可能である。
図6は、本発明の実施形態に係わる情報処理装置の全体処理の一例を示すフローチャートである。
情報処理装置100に、拡縮表示画面で設定されたファイルを表示可能なアプリケーションが起動されたときに処理が開始される。
ステップS601では、加速度センサにより端末と操作者の距離に変化があったかどうかの変化状態を検知し取得する。変化とは所定の距離より大きい場合、例えば、10cm以上の場合に変化を検知するものとして10cm未満は検知しない(無視する)ようにしてもよい。距離の変化を検知するまで処理を繰り返す。
ステップS602では、端末と操作者の距離の変化状態、すなわち遠くなったか近くなったかを取得する。
ステップS603ではその時に表示部に表示されている表示内容を判定する。例えば、拡縮設定で拡張子が設定されている場合には、表示されているファイルの形式であり、拡縮設定でファイルの種類が設定されている場合には、ファイルの種類を判定する。
また、操作者により画面が指定されている場合は、指定された箇所に対応する表示内容を判定する。
ステップS604では、ステップS602で取得した端末と操作者の距離の変化状況およびステップS603で取得した表示内容を利用して、表示内容の拡縮表示制御処理を行う。ステップS605では、起動中のアプリケーションが終了されたかどうかを判定し、終了された場合は、処理を終了し、終了されない場合はステップS601に戻り処理を繰り返す。アプリケーションが終了された場合は、他のステップを処理中であっても本フローチャートは終了されるものとする。
図7は、本発明の実施形態に係わる情報処理装置の拡縮処理の一例を示すフローチャートである。
図6のステップS604、拡縮表示制御処理に対応する。各ステップでは、設定情報テーブル410に記憶された情報を利用する。
ステップS701では、表示された表示内容が、拡大縮小(拡縮)表示する対象かどうかを判定する。例えば、図4に示す設定情報テーブル410に記憶されていない種類のデータ(拡張子)や、データ指定415でONとなっているものの、ユーザから指定されていない場合などである。
また、複数のデータ(GIFとTXTなど)が表示されている場合は、それらデータごとに処理を繰り返してもいいし、同時に複数のデータに対して処理を行ってもよい
拡縮しない表示内容の場合処理を終了し、一方、拡縮する表示内容の場合ステップS702に進み、端末と操作者の距離の変化状態を判定する。距離が遠くなった場合はステップS703に進み、近くなった場合はステップS704に進む。
ステップS703では、対象の表示内容が遠くなると拡大する表示内容かどうかを判定し、YESの場合はステップS706に進み拡大表示を行い、NOの場合は、ステップS705に進み縮小表示を行う。
ステップS704では、対象の表示内容が近くなると拡大する表示内容かどうかを判定し、YESの場合はステップS707に進み拡大表示を行い、NOの場合は、ステップS708に進み縮小表示を行い、処理を終了する。
図8は、本発明の実施形態に係わる情報処理装置の拡縮表示の一例を示す図である。
表示画面をタッチ操作などすることにより表示内容を指定した場合の拡縮表示例を示す。また、画面内に複数のデータが表示されている場合の一例についても説明する。
表示画面801に対してユーザがタッチ操作により表示内容803を指定802した場合の画面の拡縮について説明する。ユーザによるタッチ操作やタッチペンの場合はタッチパネルが、またはメニュー操作などにより指定を受付ける。表示内容803がGIFの場合で表示内容の指定を受けかつ距離が近づいた場合のイメージを、表示画面810を利用して説明する。表示内容が複数混在していて表示内容の指定を受けかつ距離が離れた場合のイメージを、画面820を利用して説明する。
また、表示内容803がPDFの場合で表示内容の指定を受付けずに距離が離れた場合のイメージを、表示画面830を利用して説明する。
画面810は、表示内容803の指定を受けながら距離が近づいた場合であって、表示内容811はGIFであるので、表示内容が拡大して表示される。なお、表示内容の指定とは、タップ操作などにより選択状態にするものも含むし、タッチ操作などにより画面にふれたまま端末と操作者の距離に変化がある場合も含むものとする。
画面820は、表示内容にGIF821とTXT822が混在している場合の例である。ユーザ操作によりGIF821が指定されていて距離が離れるので、GIF821は縮小して表示され、TXT822は、指定されていないので、縮小されずそのままのサイズで表示されている。
TXTの縮小が行われないのは、設定情報テーブル410にて、TXTのデータ選択がONになっているので、選択されていないと拡縮を行わないためである。
また、点線に囲んで表示した画面830は、表示内容がPDFであった場合の例である。ユーザによる表示内容の指定が行われていない状態で端末と操作者の距離が離れると表示内容は縮小される。
画面820と表示されている内容は同じであるが、ファイルがPDFなので、実際には1つの画像として扱われ、画像部分831と文字部分832が同時に縮小されて表示される。
以上、一実施形態について示したが、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記録媒体等としての実施態様をとることが可能であり、具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
また、本発明におけるプログラムは、本発明に示すフローチャートの処理方法をコンピュータが実行可能なプログラムであり、本発明の記憶媒体はコンピュータが実行可能なプログラムが記憶されている。なお、本発明におけるプログラムは各装置の処理方法ごとのプログラムであってもよい。
以上のように、前述した実施形態の機能を実現するプログラムを記録した記録媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に格納されたプログラムを読出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
この場合、記録媒体から読み出されたプログラム自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムを記憶した記録媒体は本発明を構成することになる。
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、DVD−ROM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、EEPROM、シリコンディスク、ソリッドステートドライブ等を用いることができる。
また、コンピュータが読み出したプログラムを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用してもよい。また、本発明は、システムあるいは装置にプログラムを供給することによって達成される場合にも適応できることは言うまでもない。この場合、本発明を達成するためのプログラムを格納した記録媒体を該システムあるいは装置に読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
さらに、本発明を達成するためのプログラムをネットワーク上のサーバ、データベース等から通信プログラムによりダウンロードして読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
なお、上述した各実施形態およびその変形例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
100 情報処理装置
110 ネットワーク
200 サーバ装置
110 ネットワーク
200 サーバ装置
Claims (6)
- 表示部を有する情報処理装置であって、
前記表示部と操作者の距離の変化に応じた当該表示部への表示内容の拡縮設定が、当該表示内容に対応して設定された拡縮表示情報記憶手段と、
前記表示部と操作者の距離の変化状態を取得する変化状態取得手段と、
前記表示部に表示された表示内容を判定する表示内容判定手段と、
前記拡縮表示情報記憶手段に記憶された拡縮設定を利用して、前記変化状態および前記表示内容に対応する拡縮表示を前記表示部に対して行う拡縮表示制御手段と、
を有することを特徴とする情報処理装置。 - 前記表示内容の指定をユーザ操作によって受付ける指定受付手段を更に有し、
前記表示内容判定手段は、前記指定受付手段により受付けた位置に表示された内容を表示内容として判定することを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。 - 前記拡縮表示制御手段は前記指定受付手段によって表示内容の指定を受付けている状態で前記表示部と操作者の距離の変化があった場合に、前記表示部に対して拡縮表示を行うことを特徴とする。請求項1または2記載の情報処理装置。
- 前記拡縮表示情報記憶手段に記憶された表示内容として、表示されたデータの種類が設定されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
- 表示部を有し、前記表示部と操作者の距離の変化に応じた当該表示部への表示内容の拡縮設定が、当該表示内容に対応して設定された拡縮表示情報記憶手段を有する情報処理装置の制御方法であって、
前記表示部と操作者の距離の変化状態を取得する変化状態取得ステップと、
前記表示部に表示された表示内容を判定する表示内容判定ステップと、
前記拡縮表示情報記憶手段に記憶された拡縮設定を利用して、前記変化状態および前記表示内容に対応する拡縮表示を前記表示部に対して行う拡縮表示制御ステップと、
を有することを特徴とする情報処理装置の制御方法。 - 表示部を有し、前記表示部と操作者の距離の変化に応じた当該表示部への表示内容の拡縮設定が、当該表示内容に対応して設定された拡縮表示情報記憶手段を有する情報処理装置で読み取り可能なプログラムであって、
前記情報処理装置を、
前記表示部と操作者の距離の変化状態を取得する変化状態取得手段と、
前記表示部に表示された表示内容を判定する表示内容判定手段と、
前記拡縮表示情報記憶手段に記憶された拡縮設定を利用して、前記変化状態および前記表示内容に対応する拡縮表示を前記表示部に対して行う拡縮表示制御手段と、
を有することを特徴とする情報処理装置として機能させるためのプログラム。
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US11355357B2 (en) * | 2017-07-24 | 2022-06-07 | Denso Corporation | Semiconductor device and method for producing the semiconductor device |
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2015
- 2015-06-29 JP JP2015129437A patent/JP2017016223A/ja active Pending
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