JP2017015325A - 熱交換器 - Google Patents

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卓磨 志賀
Takuma Shiga
卓磨 志賀
吉宗 内田
Yoshimune Uchida
吉宗 内田
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Abstract

【課題】熱交換器において、配管の接続部からしみ出た媒体がケースにかかることを防止すること。【解決手段】熱交換器1は、EGRガス(流体)が通過するコア19に媒体を流通させるケース10と、ケース10から上方に突出して冷却液(媒体)を導く配管9が接続される接続管20と、接続管20に対する配管9の接続部9Bの放射方向(外周)に延びてケース10を遮蔽し、上方から見て少なくとも一部がケース10の外側に突出する遮蔽部材30と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、流通する媒体と通過する流体との間で熱交換が行われる熱交換器に関する。
特許文献1には、冷却水回路を流通する冷却水によって通過する高温ガスを冷却する熱交換器が開示されている。
上記熱交換器は、流体を通過させるコアと、コアに冷却水を流通させるケースと、冷却水回路からケース内に冷却水を導く冷却水パイプと、を備える。冷却水パイプは、ケースから突出して設けられ、ホースなどの配管が嵌合して接続される。
特開2008−275210号公報
しかしながら、このような従来の熱交換器にあっては、配管内の圧力が上昇することによって冷却水パイプと配管との接続部から冷却水が外部にしみ出てケースにかかる場合がある。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、熱交換器において、配管の接続部からしみ出た媒体がケースにかかることを防止することを目的とする。
本発明のある態様によれば、流通する媒体と通過する流体との間で熱交換が行われる熱交換器であって、流体が通過するコアと、コアに媒体を流通させるケースと、ケースから上方に突出して媒体を導く配管が接続される接続管と、接続管に対する配管の接続部の放射方向に延びてケースに対して上方から見て少なくとも一部がケースの外側に突出する遮蔽部材と、を備えたことを特徴とする熱交換器が提供される。
上記態様によれば、遮蔽部材がケースに対して配管の接続部の放射方向(外周)に延びてケースを遮蔽するため、配管の接続部から媒体がしみ出た場合にも、媒体が遮蔽部材によって受け止められる。また、遮蔽部材の少なくとも一部がケースの外側に突出するため、受け止められた媒体が遮蔽部材によってケースから離れた位置に導かれる。したがって、媒体がケースにかかることが防止される。
本発明の実施形態に係る熱交換器の側面図である。 熱交換器の斜視図である。 組み立て前の状態おける熱交換器の斜視図である。 図2のIV−IV線に沿う断面図である。 遮蔽部材の変形例を示す断面図である。 遮蔽部材の他の変形例を示す斜視図である。 図6に示す遮蔽部材の平面図である。 図6に示す遮蔽部材の側面図である。
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。
図1は、本実施形態に係る熱交換器1を示す側面図である。熱交換器1は、車両に搭載されるEGRクーラであり、エンジン(図示省略)に還流されるEGRガス(流体)を冷却液(媒体)によって冷却するようになっている。
熱交換器1は、筒状のケース10と、ケース10の内部に収容されるコア19と、を備える。
車両には、エンジンのシリンダから排出される排気の一部をEGRガスとしてシリンダに導くEGR回路(図示省略)が設けられる。
ケース10の両開口端には、一対のフランジ部11が形成される。各フランジ部11には、EGR回路を構成するEGRガス管(図示省略)が接続される。コア19には、ケース10の両開口端に臨んで開口する複数のチューブ(図示省略)が積層して形成される。各チューブの内部には、EGRガスが通過する流路が形成される。
車両には、エンジンのウォータジャケット(図示省略)とラジエータ(図示省略)との間で冷却液が流通する冷却液回路(図示省略)が設けられる。
ケース10の外部には、2本の接続管20が突出して設けられる。各接続管20には、冷却液回路を構成する配管9が嵌合して接続される。配管9は、樹脂製のホースが用いられる。なお、配管9は、これに限らず、樹脂製又は金属製のパイプが用いられる構成としてもよい。
ケース10の内部には、各接続管20によって導かれる冷却液をコア19の各チューブに流通(循環)させる流路15が設けられる。
エンジンの運転時には、EGRガスが矢印Aで示すようにコア19内を通過する一方、冷却液が矢印Bで示すようにケース10内にてコア19を流通する。これにより、EGRガスの熱がコア19を介して冷却液に伝えられ、EGRガスが冷却される。例えば、ケース10内に流入する冷却液の温度は80℃程度である。ケース10内に流入するEGRガスの温度は800℃程度であり、ケース10内から流出するEGRガスの温度は120℃程度に低下する。
ところで、熱交換器1における配管9の接続部では、冷却液回路の圧力上昇によって配管9と接続管20との間に生じるわずかな隙間から冷却液がしみ出ることがある。
この対処方法として、熱交換器1は、ケース10に対して配管9の接続部9Bの放射方向(外周)に延びてケース10を遮蔽する遮蔽部材30(カバー)を備える。
図2に示すように、上方から見て円盤状の遮蔽部材30は、ケース10の一方の端部を覆い、その一部がケース10の外側に突出するように設けられる。
接続管20は、ケース10の上部から上方に向けて突出する。遮蔽部材30は、円筒状の接続管20の外周に嵌合して設けられる。これにより、熱交換器1の外形を変更することなく、遮蔽部材30を設けることができる。
図3に示すように、遮蔽部材30は、接続管20の外周に嵌合する筒状の嵌合部31と、その断面が接続管20の中心線O(鉛直線)に対して傾斜する傘状の受け部32と、を有する。受け部32は、配管9を囲むように凹状に窪む受け面30Aを有する。受け面30Aは、配管9に向けて低くなるように傾斜する。嵌合部31及び受け面30Aは、配管9の接続部9Bの接続端部(開口端9A)よりも低い位置に設けられる。
こうして、遮蔽部材30は、接続管20に嵌合する配管9の開口端9Aを囲むように設けられる。
エンジンの運転時に、冷却液回路の圧力が上昇するのに伴って配管9の接続部9Bからしみ出た冷却液は、凹状に窪む受け面30Aによって受け止められる。
冷却液は、配管9の接続部9Bの開口端9Aよりも低く位置から傾斜して延びる受け面30Aによって溜められる。遮蔽部材30がケース10から離れて設けられるため、ケース10が高温となる状態において、受け部32に溜められる冷却液が加熱されることが防止される。
そして、遮蔽部材30の一部がケース10の外側に突出するため、遮蔽部材30に受け止められた冷却液が遮蔽部材30によってケース10から離れた位置に導かれる。これにより、しみ出た冷却液が飛散してケース10にかかることが防止され、高温となったケース10によって冷却液が加熱されることが回避される。
図4に示すように、ケース10は、接続管20が差し込まれる環状のバーリング部12を有する。
接続管20は、バーリング部12に挿入される基端部21と、バーリング部12の開口縁部に当接する環状の凸部22と、を有する。接続管20は、基端部21の外周がバーリング部12の内周にろう付けされることによってケース10に結合される。
遮蔽部材30は、嵌合部31の内周がバーリング部12の外周及び凸部22の外周に嵌合されることによって接続管20に結合される。遮蔽部材30は、例えば硬質ゴムなどの樹脂によって形成される。
樹脂製の配管9は、その内周が接続管20の外周に嵌合され、その開口端9Aが遮蔽部材30の受け面30Aに当接する。配管9の組み付け時には、配管9の開口端9Aを遮蔽部材30の受け面30Aに当接させることにより、配管9の位置決めが確実に行われる。また、配管9の開口端9Aが遮蔽部材30の受け面30Aに当接することにより、配管9の密封性が高められる。
次に、図5に示す遮蔽部材30の変形例を説明する。遮蔽部材30は、受け部32の内周から延設される環状の延設部33を有する。延設部33は、嵌合部31の内周から環状に突出し、接続管20の外周に当接する。この場合に、配管9の開口端9Aが遮蔽部材30の延設部33によって拡大した受け面30Aに当接して、配管9と遮蔽部材30との接触面積が増大することにより、配管9の密封性がさらに高められる。
次に、図6、図7、図8に示す遮蔽部材30の他の変形例を説明する。遮蔽部材30は、嵌合部31の放射方向(外周)に延びてケース10を覆う平板状の受け部36と、受け部36の端部から立ち上がる堰き止め部37と、堰き止め部37の一部を切り欠いた開口部38と、を有する。
受け部36は、配管9の接続部9Bの放射方向(外周)に延びる受け面30Aを有する。受け面30Aは、接続管20の中心線O(鉛直線)に対して傾斜する。
堰き止め部37は、配管9の接続部9Bを囲むように受け面30Aから突出する。
開口部38は、受け面30Aの傾斜下方向に位置して形成される。上方から見て開口部38は、遮蔽部材30のケース10の外側に突出する部位に設けられる。
エンジンの運転時に、配管9の接続部9Bからしみ出た冷却液は、堰き止め部37によって囲まれる受け面30Aによって受け止められる。受け止められた冷却液は、堰き止め部37に案内にされて受け面30Aを傾斜下方向に流れた後に、開口部38からケース10の外側を通って排出される。これにより、冷却液はケース10にかからないように排出される。
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記実施形態は本発明の適用例の一部を示したに過ぎず、本発明の技術的範囲を上記実施形態の具体的構成に限定する趣旨ではない。
遮蔽部材30は、入口の接続管20に設けられるが、これに限らず、出口の接続管20に設けられる構成としてもよい。
遮蔽部材30は、接続管20と別体として設けられるが、これに限らず、接続管20と一体に形成される構成としてもよい。
本発明は、車両に搭載されるEGRクーラなどの熱交換器として好適であるが、車両以外に使用される熱交換器にも適用できる。
1 熱交換器
9 配管
9B 接続部
10 ケース
19 コア
20 接続管
30 遮蔽部材
30A 受け面
32 受け部
37 堰き止め部
38 開口部

Claims (6)

  1. 流通する媒体と通過する流体との間で熱交換が行われる熱交換器であって、
    流体が通過するコアと、
    前記コアに媒体を流通させるケースと、
    前記ケースから上方に突出して媒体を導く配管が接続される接続管と、
    前記接続管に対する前記配管の接続部の放射方向に延びて、前記ケースに対して上方から見て少なくとも一部が前記ケースの外側に突出する遮蔽部材と、を備えることを特徴とする熱交換器。
  2. 請求項1に記載の熱交換器であって、
    前記遮蔽部材は、前記接続管の外周に嵌合して設けられることを特徴とする熱交換器。
  3. 請求項1又は2に記載の熱交換器であって、
    前記遮蔽部材は、前記配管の接続部を囲むように窪む受け面を有することを特徴とする熱交換器。
  4. 請求項3に記載の熱交換器であって、
    前記受け面は、前記配管に向けて低くなるように傾斜することを特徴とする熱交換器。
  5. 請求項1又は2に記載の熱交換器であって、
    前記遮蔽部材は、
    前記配管の接続部の放射方向に延びる受け面と、
    前記接続管を囲むように前記受け面から突出する堰き止め部と、を有することを特徴とする熱交換器。
  6. 請求項5に記載の熱交換器であって、
    前記遮蔽部材は、前記堰き止め部の一部を切り欠いた開口部を有することを特徴とする熱交換器。
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