JP2017015066A - 多重螺旋式構造体 - Google Patents

多重螺旋式構造体 Download PDF

Info

Publication number
JP2017015066A
JP2017015066A JP2015141653A JP2015141653A JP2017015066A JP 2017015066 A JP2017015066 A JP 2017015066A JP 2015141653 A JP2015141653 A JP 2015141653A JP 2015141653 A JP2015141653 A JP 2015141653A JP 2017015066 A JP2017015066 A JP 2017015066A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
generator
helical structure
present
blade member
rotation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015141653A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5941200B1 (ja
Inventor
祥二 勝目
Shoji Katsume
祥二 勝目
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2015141653A priority Critical patent/JP5941200B1/ja
Priority to PCT/JP2016/066703 priority patent/WO2017002539A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5941200B1 publication Critical patent/JP5941200B1/ja
Publication of JP2017015066A publication Critical patent/JP2017015066A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F03MACHINES OR ENGINES FOR LIQUIDS; WIND, SPRING, OR WEIGHT MOTORS; PRODUCING MECHANICAL POWER OR A REACTIVE PROPULSIVE THRUST, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F03BMACHINES OR ENGINES FOR LIQUIDS
    • F03B13/00Adaptations of machines or engines for special use; Combinations of machines or engines with driving or driven apparatus; Power stations or aggregates
    • F03B13/10Submerged units incorporating electric generators or motors
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F03MACHINES OR ENGINES FOR LIQUIDS; WIND, SPRING, OR WEIGHT MOTORS; PRODUCING MECHANICAL POWER OR A REACTIVE PROPULSIVE THRUST, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F03DWIND MOTORS
    • F03D1/00Wind motors with rotation axis substantially parallel to the air flow entering the rotor 
    • F03D1/06Rotors
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F03MACHINES OR ENGINES FOR LIQUIDS; WIND, SPRING, OR WEIGHT MOTORS; PRODUCING MECHANICAL POWER OR A REACTIVE PROPULSIVE THRUST, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F03DWIND MOTORS
    • F03D80/00Details, components or accessories not provided for in groups F03D1/00 - F03D17/00
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/20Hydro energy
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/70Wind energy
    • Y02E10/72Wind turbines with rotation axis in wind direction
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P70/00Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
    • Y02P70/50Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product

Abstract

【課題】低コストの製造と運用が可能な発電機または多様な気流を発生させる送風装置の羽根部材として、多重螺旋式構造体を提供する。
【解決手段】外周を有する平板の中心点1の近傍から外周部3には接しない渦巻き状の切り込みを有する前記外周がつくる面に対して垂直方向に伸張させて形成する多重螺旋式構造体において、前記切り込みは互いに交わらずに2つ以上施され、かつ、摺動可能な中心部材を備えている、多重螺旋式構造体。
【選択図】図2

Description

本発明は、発電機、送風装置に関する。
流体媒体の利用分野として、再生可能エネルギーを利用した発電分野がある。世界的にみても今後期待されている分野の1つに潮流や海流を利用した発電方式があるが、風力発電は再生可能エネルギー発電分野のなかでも代表格であり、風車の回転軸方向により水平軸型と垂直軸型に分類できる。水平軸型にはプロペラ式等、垂直軸型にはジャイロミル式、ダリウス式、サボニウス式等があり、それぞれの既存風力発電機には下記のような課題がある。
水平軸型風力発電機においては、プロペラ式が代表格であり、効率性が良く大型化に向いていることで世界的にみても普及率が一番高い発電様式である。しかしながら、野鳥の衝突によるバードストライク、強風および落雷による羽根部材の破損事故が問題となっており、また、翼先端により発生する風切り音の低周波騒音問題により、プロペラ式風力発電機の利用は、街中や住宅地を避けた郊外に留まっている状況である。さらには、アップウインド方式の風力発電機は風の乱れの影響を受けないが、風向追従するヨー駆動装置を必要とし、他の様式の風力発電機と比べても構造が複雑である点、ヨー駆動装置などの精密装置による故障率が高い点、そのためのメンテナンスが大変である点、さらにまた、羽根部材の製造には金型を必要とし製造コストが高価な点などが挙げられ、全体的にみれば非常にコストのかかる発電様式である。
垂直軸型風力発電機においては、水平軸型と比べ低いコストで製造可能であるが発電効率は低くなる。例えば、サボニウス式は街中に数多く設置されているが周速比が原理上1以下で発電効率が悪く、実際はモニュメントとしての役割しか果たせていない状況である。一方、水平軸型のプロペラ式と同様に、気流により発生する揚力で回転するジャイロミル式は、垂直軸型のなかでも効率は良く風向きに関係なく回転可能であり、風切り音による低周波騒音が発生しないために街中でも利用可能である。しかしながら、起動時には自力で回転することができずに外部電力を要する点、水平軸型のプロペラ式のように翼の角度を調整して回転を停止することができずに強力なブレーキ装置を要する点、また、大型化が不向きな構造である点などが挙げられ、街中の利用も小規模なものに限定されている発電様式である。
特開2001−289149号広報 特開2008−228570号広報
発明が解決しようとする課題
以上の課題を鑑み、本発明の多重螺旋式構造体を風力発電機などの羽根部材に使用することで、流体媒体による自己起動性および自己流向追従性を備え、また、回転軸方向を限定せずに自転可能で、かつ、回転力を制御でき、さらには、静音で、かつ、低コストでの製造および運用が可能な発電機を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段
前記目的を達成するために、第1の本発明は、
外周を有する平板の中心点の近傍から外周部には接しない渦巻き状の切り込みを有する多重螺旋式構造体において、前記切り込みは互いに交わらずに3つ以上施されており、前記外周がつくる面に対して垂直方向に伸張させることが可能であり、かつ、前記中心点を通る前記面に垂直な直線を回転軸として回転可能に構成されている前記回転軸上に沿って摺動可能な中心部材を備えている、多重螺旋式構造体である。
第2の本発明は、
前記回転軸を中心に回転する軸体を備え、前記軸体と組み合わされている、請求項1に記載の多重螺旋式構造体である。
第3の本発明は、
前記回転軸上に沿って伸張させることでくびれ形状を形成する、請求項1または2のいずれかに記載の多重螺旋式構造体である。
第4の本発明は、
前記切り込みは5つ以上である、請求項1から3のいずれかに記載の多重螺旋式構造体である。
第5の本発明は、
前記平板および前記切り込みは、円の一部もしくは直線またはこれらの組み合わせで複数連結されている、請求項1から4のいずれかに記載の多重螺旋式構造体である。
第6の本発明は、
流体媒体の流向に正対する角度を0度とし、前記回転軸上に定めた基点を軸に前記流向に沿って0から75度未満の範囲で自転する、請求項1から5のいずれかに記載の多重螺旋式構造体である。
第7の本発明は、
請求項1から6のいずれかに記載の少なくとも1つの多重螺旋式構造体および前記構造体の回転により発電する発電部を備えている、少なくとも1つの発電機である。
第8の本発明は、
浮揚部材を備えている、浮揚式の請求項7に記載の発電機である。
第9の本発明は、
請求項7または8に記載の発電機であって、少なくとも1つの回転自在な回転部材を備え、前記多重螺旋式構造体と前記回転部材は連結可能である発電機である。
第10の本発明は、
請求項9の発電機であって、固定部材に対して回転自在に支持する少なくとも1つの支持用回転部材を備えている、流体媒体に対して自己流向追従可能である発電機である。
第11の本発明は、
請求項10の発電機であって、前記多重螺旋式構造体の面上に太陽光電池を備えている、ハイブリット式発電機である。
第12の本発明は、
請求項1から6のいずれかに記載の少なくとも1つの多重螺旋式構造体、請求項11に記載の太陽光電池を面上に備えている少なくとも1つの多重螺旋式構造体、前記発電部、前記浮揚部材、前記回転部材、前記支持用回転部材およびこれらを支持する支持部材のいずれかを含み流体媒体により発電可能に構成されている、少なくとも1つの発電機の組立てキットである。
第13の本発明は、
請求項1から5のいずれかに記載の少なくとも1つの多重螺旋式構造体および前記構造体を回転させる駆動部を備えている、少なくとも1つの送風装置である。
第14の本発明は、
請求項1から5のいずれかに記載の少なくとも1つの多重螺旋式構造体または請求項11に記載の太陽光電池を面上に備えている少なくとも1つの多重螺旋式構造体、前記駆動部、前記回転部材、前記支持用回転部材およびこれらを支持する支持部材のいずれかを含み前記駆動部により送風可能に構成されている、少なくとも1つの送風装置の組立てキットである。
本発明に関連する第1の発明は、
前記切り込みを有する多重螺旋式構造体の端部には、微細な波形状または刻み目形状の少なくともいずれか1つを形成している、本発明の多重螺旋式構造体である。
本発明に関連する第2の発明は、
前記切り込みは、複数設けられており、前記中心点を中心に周回するよう等間隔に配置されている、本発明の多重螺旋式構造体である。
本発明に関連する第3の発明は、
弾性、塑性、可塑性または形状記憶性の少なくともいずれか1つの特性を有する前記平板より成る、本発明の多重螺旋式構造体である。
本発明に関連する第4の発明は、
外周部材を備え、前記外周部材と強固に接続されている、本発明の多重螺旋式構造体である。
本発明に関連する第5の発明は、
前記軸体は、筒または棒形状を有し、前記外周部材と強固に接続されている、本発明の多重螺旋式構造体である。
本発明に関連する第6の発明は、
前記中心部材は、筒または棒形状を有し、前記回転軸上に沿って摺動可能である、本発明の多重螺旋式構造体である。
本発明に関連する第7の発明は、
前記中心部材は、筒または棒形状を有し、前記軸体と強固に接続されている、本発明の多重螺旋式構造体である。
本発明に関連する第8の発明は、
前記中心部材は、筒または棒形状を有し、前記中心部材と強固に接続されている、本発明の多重螺旋式構造体である。
本発明に関連する第9の発明は、
前記中心部材または前記軸体は、前記回転軸上に沿って摺動可能であって、流体媒体による回転を停止する手段を備えている、本発明の多重螺旋式構造体である。
本発明に関連する第10の発明は、
積雪を防止する手段を備え、前記切り込みの端部および前記外周の端部が曲面形状で形成されている、本発明の多重螺旋式構造体である。
本発明に関連する第11の発明は、
ディンプル状の凹みまたは突起物を複数有し、流体媒体を効率的に捉えるために適切な間隔で配置されている、本発明の多重螺旋式構造体である。
本発明に関連する第12の発明は、
渦巻き状、円の一部、直線またはこれらの組み合わせで複数連結されているリブを複数有し、前記中心点を中心として放射状に適切な間隔で設けられている、本発明の多重螺旋式構造体である。
本発明に関連する第13の発明は、
摩擦低減性、耐候性または発光性の少なくとも1つの特性を有する前記平板から成る、本発明の多重螺旋式構造体である。
本発明に関連する第14の発明は、
発光する機能を有し、LED材またはエレクトロルミネッセンス(EL)材を使用した、本発明の多重螺旋式構造体である。
本発明に関連する第15の発明は、
透過性の特性を有する前記平板から成り、外部からの光を利用して発光可能に構成されている、本発明の多重螺旋式構造体である。
本発明に関連する第16の発明は、
本発明に関連する第1から15の発明のいずれかに記載の少なくとも1つの多重螺旋式構造体および前記構造体の回転により発電する発電部を備えている、少なくとも1つの本発明の発電機または組立てキットである。
本発明に関連する第17の発明は、
本発明に関連する第1から15の発明のいずれかに記載の少なくとも1つの多重螺旋式構造体および前記構造体を回転させる駆動部を備えている、少なくとも1つの本発明の送風装置または組立てキットである。
本発明に関連する第18の発明は、
磁気コイル、永久磁石または超伝導電磁石による発電部を備えている、前記構造体の外周部の回転により発電する、本発明に関連する第16の発明に記載の発電機または組立てキットである。
本発明に関連する第19の発明は、
支持構造体を備え、前記支持構造体は少なくとも1つの本発明の多重螺旋式構造体または本発明に関連する発明の少なくとも1つの多重螺旋式構造体および発電部と発電可能に接続されている、本発明に関連する第16または18の発明のいずれかに記載の発電機または組立てキットである。
本発明に関連する第20の発明は、
接続部材を備え、前記接続部材は本発明の少なくとも1つの多重螺旋式構造体または本発明に関連する発明の少なくとも1つの多重螺旋式構造体と複数連結可能に構成されている、本発明に関連する第16または19の発明に記載の発電機または組立てキットである。
本発明に関連する第21の発明は、
前記回転軸よりほぼ垂直面に沿って支柱を備え、前記支柱は前記支持構造体と回転可能に接続されている、本発明に関連する第16から20の発明のいずれかに記載の発電機、送風装置または組立てキットである。
本発明に関連する第22の発明は、
台座を備え、前記台座は前記支柱と固定されている、本発明に関連する第21の発明に記載の発電機、送風装置または組立てキットである。
本発明に関連する第23の発明は、
浮揚部材を備え、前記浮揚部材は本発明の多重螺旋式構造体または本発明に関連する発明の多重螺旋式構造体、前記支持構造体、前記接続部材および前記発電部を含む発電本体部をつなぐためのケーブルを有している、本発明に関連する第16から20の発明のいずれかに記載の発電機または組立てキットである。
本発明に関連する第24の発明は、
巻取り部材を備え、前記巻取り部材は前記発電本体部と接続された丈夫な電力ケーブルを有し、前記電力ケーブルを巻き取ることによって前記浮揚部材および前記発電本体部を一括して移動可能である、本発明に関連する第23の発明に記載の発電機または組立てキットである。
本発明に関連する第25の発明は、
垂直尾翼を備え、前記垂直尾翼は風向側を前方として本発明の多重螺旋式構造体または本発明に関連する発明の多重螺旋式構造体の位置よりも後方に設けられている、本発明に関連する第24の発明に記載の発電機または組立てキットである。
本発明に関連する第26の発明は、
台座を備え、前記台座は前記巻取り部材と固定されている、発明に関連する第24または25の発明に記載の発電機または組立てキットである。
本発明に関連する第27の発明は、
台座を備え、前記台座は前記巻取り部材と回転可能に接続されている、本発明に関連する第24または25の発明に記載の発電機または組立てキットである。
本発明に関連する第28の発明は、
格納部材を備え、前記格納部材は前記巻取り部材または前記台座と接続されており前記発電本体部を格納可能に構成されている、本発明に関連する第24から27の発明のいずれかに記載の発電機または組立てキットである。
本発明に関連する第29の発明は、
蓄電装置を備え、前記蓄電装置は本発明の多重螺旋式構造体または本発明に関連する発明のいずれかに記載の多重螺旋式構造体による回転エネルギーもしくは太陽光エネルギーまたはこれらのエネルギーを蓄電可能に構成されている、本発明に関連する第24から27の発明のいずれかに記載の発電機または組立てキットである。
発明の効果
本発明によれば、流体媒体による自己起動性および自己流向追従性を備え、また、回転軸方向を限定せずに自転可能で、かつ、静音で、かつ、低コストの製造および運用が可能な発電機の羽根部材を提供することができる。
本発明の実施の形態の一例を示す伸張前の上面図である。 本発明の実施の形態の一例として伸張により変形することを示す斜視図である。 本発明の実施の一例を示す風力発電機の側面図である。 本発明の実施の一例を示す風力発電機の背面図である。 本発明の実施の一例を示す風力発電機の斜視図である。 本発明の実施の一例を示す風力発電機の風向に自己追従する範囲を示す斜視図である。 本発明の実施の一例を示す羽根部材が可変する風力発電機の可変前の側面図である。 本発明の実施の一例を示す羽根部材が可変する風力発電機の可変後の側面図である。 本発明の実施の一例を示す連結型風力および太陽光ハイブリット式発電機の概念的な正面図である。 本発明の実施の一例としての浮揚式発電機の発電本体部を示す概念的な正面図である。 本発明の実施の一例を示す連結型浮揚式発電機の発電本体部の概念的な正面図である。 本発明の実施の一例を示す浮揚式風力発電機の概念的な斜視図である。 本発明の実施の一例を示す浮揚式海流発電機の概念的な斜視図である。 本発明の実施の一例としての伸張前の羽根部材の形状を示す上面図である。 本発明の実施の一例を示す送風装置の概念的な斜視図および正面図である。 本発明の実施例1における風力発電機の羽根部材の翼数における発圧量の統計図である。 本発明の実施例2における風力発電機の羽根部材の伸張差における発圧量の統計図である。 本発明の実施例3における風力発電機の羽根部材の風向における自転角度の統計図である。
(実施の形態1)
以下に、本発明にかかる実施の形態1における多重螺旋式構造体について説明する。
図1は、本発明の実施の形態の一例を示す伸張前の上面図である。円形の平板の中心を中心点(1)とし、中心点(1)の近傍(2)から伸びる外周部(3)には接しない渦巻き状の第1の切り込み(4)が中心点(1)を中心に72度の間隔で5つ施された本例の多重螺旋式構造体を示している。
なお、第1の切り込み(4)の端部は、前記平板の中心点(1)から外周部(3)の10%くらい隔てるのが好ましい。
これにより、本例の多重螺旋式構造体は、断裁加工のみで製造することが可能であり、大型化が容易で、かつ、成形用の金型が不要となる。
図2は、本発明の実施の形態の一例として伸張により変形することを示す斜視図である。
(A)は実施の形態の一例を示す伸張前の本例の多重螺旋式構造体、(B)は平板状態の前記構造体(A)の外周がつくる面に対して中心点(1)を垂直方向に第1の伸張(5)をして形成された本例の多重螺旋式構造体、(C)はさらに中心点(1)を前記垂直方向に第2の伸張(6)をして形成された本例の多重螺旋式構造体であって、(7)は伸張後の第2の切り込み、(8)は伸張率を上げることで形成されるくびれ形状を示している。なお、本例の伸張した多重螺旋式構造体(BおよびC)は、第2の切り込み(7)の回転方向にわずかに捻れながら伸張する。
このように、中心点(1)と外周部(3)を伸張することで形成された本例の多重螺旋式構造体(BおよびC)は受風面積が大きい有機的な3次元形状を有していることによって、風を容易に捉え、かつ、揚力および抗力を発生させることかできる回転構造体となる。
さらには、風速を考慮して前記平板の中心点(1)と外周部(3)の伸張を調整することによって、本例の多重螺旋式構造体は自己起動性を有し、かつ、回転力を制御することができる。
さらには、本例の多重螺旋式構造体は伸張するだけで2次元の前記平板から3次元の前記構造体を形成できることによって、発電機または送風装置の組立てキットの羽根部材として使用すれば、組立てが容易で、かつ、持ち運びが容易な低コストの発電機または送風装置を提供することができる。
(実施の形態2)
次に、本発明にかかる実施の形態2における多重螺旋式構造体を羽根部材に使用した風力発電機について説明する。
図3は、本発明の実施の一例を示す風力発電機の側面図である。また、図4は、本発明の実施の一例を示す風力発電機の背面図である。(9)は反時計回りの切り込みが施された本例の多重螺旋式構造体による第1の羽根部材、(10)は第1の羽根部材(9)の形状を維持するための第1の軸体、(11)は第1の羽根部材(9)と回転可能に接続され、かつ、第1の羽根部材(9)の回転軸上に沿って摺動可能な第1の中心部材であって、(12)は第1の羽根部材(9)および第1の軸体(10)と強固に接続されている第1の外周部材、(13)は第1の羽根部材(9)の回転を制御するための第1の回転速度制御部材、(D)は本例の多重螺旋式構造体による第1の羽根部材(9)、第1の軸体(10)および第1の中心部材(11)を含む風車部、そして、(14)は第1の発電機、(E)は第1の回転速度制御部材(13)および第1の発電機(14)が内蔵されている発電部、(15)は風車部(D)および発電部(E)を固定するための第1の支持構造体、また、第1の支柱(16)は第1の台座(17)に固定されており、(18)は第1の軸体(10)と回転自在に接続されている第1の回転部材、(19)は第1の支持構造体(15)を回転自在に支持する第1の支持用回転部材を示している。
これにより、流体媒体によって第1の羽根部材(9)が回転することで発生する回転力を第1の軸体(10)に伝えることで発電部(E)から発電電力が得られる。
また、第1の羽根部材(9)は分解可能であって、平板状態にして積載することで容易に保管ができる。
さらには、第1の羽根部材(9)、第1の軸体(10)、第1の中心部材(11)および第1の外周部材(12)を強固に接続させることによって、回転により発生する風車部(D)の振動を抑制することができる。
図5は、本発明の実施の一例を示す風力発電機の斜視図である。
第1の風向(20)に対して第1の羽根部材(9)が同図に示す第1の回転方向(21)に回転することを示している。但し、第1の羽根部材(9)の切り込み方向が逆向きの場合には回転方向も逆向きとなる。
これにより、第1の羽根部材(9)は表面積が広く高い視認性を有することによって、野鳥の衝突を防止する。すなわち、バードストライク問題を解消して環境にも配慮することができる。
また、第1の羽根部材(9)には翼先端がないことによって、回転による風切り音が発生しない。すなわち、風切り音による騒音問題を解消して街中および住宅地にも設置することができる。
図6は、本発明の実施の一例を示す風力発電機の風向に自己追従する範囲を示す斜視図である。
(22)は切り込み方向を限定しない第2の羽根部材、(23)は第2の羽根部材(22)の第2の回転方向、(24)は第2の羽根部材(22)の回転軸、(25)は前記回転軸上に定めた基点、(26)は第2の風向(27)に対する第2の羽根部材(22)の自己追従範囲を示している。なお、第2の風向(27)は回転軸(24)の軸線上に沿って流れている。
これにより、第2の羽根部材(22)は、回転軸(24)の軸線上を0度として基点(25)を軸に左右0から45度未満の範囲で自転可能に自己追従することができる。
また、例えば、第2の風向(27)に対して第2の羽根部材(22)がいずれの方向を向いている状態であっても、第2の羽根部材(22)および第1の外周部材(12)が第2の風向(27)より風を受けることによって、第1の支持用回転部材(19)が回転して第2の羽根部材(22)は回転しながら同図に示す方向に向くことができる。
さらには、第2の羽根部材(22)の自己追従する最適な角度は風速によって異なり、同図に示す自己追従範囲(26)のいずれかである。
さらにまた、例えば、第2の羽根部材(22)に弾性の特性を有する素材を使用すれば、強風や突風などにより強い風圧が生じた場合であっても第2の羽根部材(22)がバネ材のように瞬時に伸縮して翼面にかかる抵抗を分散または拡散させることによって、第2の羽根部材(22)の破損を容易に防止することができる。但し、前記弾性以外にも、塑性、可塑性または形状記憶性などの特性を有する素材も使用可能である。
(実施の形態3)
次に、本発明にかかる実施の形態3における多重螺旋式構造体を羽根部材に使用した風力発電機について説明する。
図7は、本発明の実施の一例を示す羽根部材が可変する風力発電機の可変前の側面図である。(28)は反時計回りの切り込みが施された本例の多重螺旋式構造体による第3の羽根部材、(29)は第3の羽根部材(28)の形状を維持するための第2の軸体、(30)は雌ねじを有する第2の中心部材、(31)は第2の回転部材、(32)は雄ねじを有するスクリュー棒であって、(33)は第3の羽根部材(28)および第2の軸体(29)と強固に接続されている第2の外周部材、(34)は第3の羽根部材(28)の回転を制御するための第2の回転速度制御部材、(35)は第2の発電機、(36)は第2の支持構造体、また、第2の支柱(37)は第2の台座(38)に固定されており、(39)は第2の支持構造体(36)を回転自在に支持する第2の支持用回転部材、(40)はスクリュー棒(32)を回転させて第2の中心部材(30)を第3の羽根部材(28)の回転軸上に沿って移動させるための第1のモーター、(41)は第2の中心部材(30)の伸縮に連動して伸縮する保護部材を示している。
図8は本発明の実施の一例を示す羽根部材が可変する風力発電機の可変後の側面図である。このように、第2の中心部材(30)を同図に示す伸張方向(42)に移動して第3の羽根部材(28)の形状を可変させることによって、風速に対して回転力を制御できる。すなわち、強風時でも安全に発電電力を発生させることができる。
さらにまた、同図に示すように第2の中心部材(30)を伸張方向(42)にさらに移動させて第3の羽根部材(28)の伸張率を0%にすることによって、流体媒体による回転を静止することができる。
(実施の形態4)
次に、本発明にかかる実施の形態4における多重螺旋式構造体を羽根部材に使用した風力発電機について説明する。
図9は、本発明の実施の一例を示す連結型風力および太陽光ハイブリット式発電機の概念的な正面図である。(F)は図3および4に記載の風力発電機であって、前記風力発電機の羽根部材の面上には、例えば、曲面加工が可能な有機薄膜式太陽光電池を備えており、同図に示すように前記風力発電機を横3列に並列配置させ、さらに、前記並列配置された3つの前記風力発電機を縦2列に縦列配置させたものであって、(43)はこれらを効果的に発電させるために適切な間隔で連結させるための第1の連結支持部材を示している。但し、前記有機薄膜式太陽光電池以外にも、無機系および化合物系の太陽光電池なども曲面加工が可能である。
このように、本例の多重螺旋式構造体を風力発電機の羽根部材として複数連結させることによって、大型の羽根部材を有する風力発電機の設置が困難な場所であっても大量の発電電力を発生させることができる。
これにより、例えば、無風時には太陽光より発電し夜間時には風より発電することによって、既存の風力発電機に比べ安定的に発電電力を発生させることができる。但し、無風時または夜間時以外にも、日中または雨天時などの様々な天候の状況下においても発電可能である。また、太陽光および風より同時に発電すれば、より多くの発電電力を発生させることができる。
(実施の形態5)
次に、本発明にかかる実施の形態5における多重螺旋式構造体を羽根部材に使用した流体媒体による発電機について説明する。
図10は、本発明の実施の一例としての浮揚式発電機の発電本体部を示す概念的な正面図である。(44)は反時計回りの切り込みが施された本例の多重螺旋式構造体による第4の羽根部材、(45)は時計回りの切り込みが施された本例の多重螺旋式構造体による第5の羽根部材であって、(46)は効果的に発電させるために前記2つの羽根部材(44および45)を適切な間隔で配置させるための第2の連結支持部材、(47)は第3の発電機(48)のローター側に接続されている第3の軸体、(49)は第3の発電機(48)のステーター側に接続されている第4の軸体であって、(50)は接続部材、(51)は接続部材(50)を有する第1の発電本体部(G)と浮揚部材をつなぐための丈夫なケーブル、(52)は第3の発電機(48)に接続されている配線、(53)は丈夫な第1の電力ケーブル、(54)は第3の外周部材、(55)は第3の回転部材、(56)は配線(52)に流れる発電電力を第1の電力ケーブル(53)に伝導させるためのコミュテーターを示している。なお、第1の発電本体部(G)は少なくとも防錆性、防水性、気密性もしくは耐圧性またはこれらの組み合わせの特性を有する。
このように、浮揚部材により前記浮揚式発電機を上空まで上昇させることによって、地上付近の風よりも安定的で、かつ、高効率な発電電力を発生させることができる。
また、前記浮揚式発電機は気体を内蔵させる機能を有することによって海中でも利用可能となり、海流より安定的で、かつ、高効率な発電電力を発生させることができる。
図11は、本発明の実施の一例を示す連結型浮揚式発電機の発電本体部の概念的な正面図である。(G)は図10に示す第1の発電本体部であって、3つの第1の発電本体部(G)を第2の連結支持部材(46)と組み合わせて縦列に連結したものを示している。なお、前記連結型浮揚式発電機は浮揚部材と接続可能であって、複数の第3の発電機(48)より発生する発電電力を電力ケーブルへ伝達可能に構成されている。なお、前記連結型浮揚式発電機は少なくとも防錆性、防水性、気密性もしくは耐圧性またはこれらの組み合わせの特性を有する。
これにより、複数の第2の連結支持部材(46)を組み合わせることによって、連結凧式に複数の第1の発電本体部(G)を連結することができ、前記連結型浮揚式発電機を浮揚部材と接続させることで上空の風より大出量の発電電力を発生させることができる。
また、前記連結型浮揚式発電機は気体を内蔵させる機能を有することによって海中でも利用可能となり、海流より大出量の発電電力を発生させることができる。
(実施の形態6)
次に、本発明にかかる実施の形態6における多重螺旋式構造体を羽根部材に使用した風力発電機について説明する。
図12は、本発明の実施の一例を示す浮揚式風力発電機の概念的な斜視図である。(G)は図10に示す第1の発電本体部、(57)は第1の浮揚部材、(58)は第1の電力ケーブル(53)を巻き取るための巻取り部材、(59)は巻取り部材(58)の下側に設けられた第3の台座、(60)は第3の風向、(H)は車両を示している。なお、巻取り部材(58)は、第3の台座(59)と水平面に沿って回転可能に接続されている。
これにより、上空の風を受ける第1の発電本体部(G)の動きに対して、巻取り部材(58)が連動して水平面に沿って回転することによって、第1の電力ケーブル(53)のよじれを防ぐことができる。
また、第1の電力ケーブル(53)を巻き取ることで、第1の発電本体部(G)および第1の浮揚部材(57)を地上に設置させることが可能となり、台風および雷雨などの悪天候による故障および破損を防ぎ、かつ、メンテナンスも容易に行なうことができる。
さらには、同図に示すように第3の風向(60)に対してそれぞれ回転方向が異なる2つの羽根部材(44および45)によって、回転による慣性力を相殺でき第1の発電本体部(G)が回転することを防ぎ、かつ、羽根部材が1つの発電機に比べより多くの発電電力を発生させることができる。
さらにまた、車両(H)に巻取り部材(58)および第3の台座(59)を備えることによって、既存の風力発電機のような基礎部は不要となり設置コストを削減することができ、かつ、発電する場所を限定しない移動可能な風力発電機として災害による急事の電力不足時または停電時においても電気を供給することができる。
さらにまた、高高度に吹く強風のジェット気流を利用すれば高効率に発電可能であって、大型化が不要となり、かつ、発電量に対するコストを削減することができる。
(実施の形態7)
次に、本発明にかかる実施の形態7における多重螺旋式構造体を羽根部材に使用した海流発電機について説明する。
図13は、本発明の実施の一例を示す浮揚式海流発電機の概念的な斜視図である。(61)は反時計回りの切り込みが施された本例の多重螺旋式構造体による第6の羽根部材、(62)は時計回りの切り込みが施された本例の多重螺旋式構造体による第7の羽根部材であって、第6および7の羽根部材(61および62)が海流(63)に対して並列に配置されており、(64)は海流(63)に対して第6および7の羽根部材(61および62)を自転可能に追従させるためのキール、(65)は第2の浮揚部材、(66)は第4の発電機、(67)は海流(63)より発電した電力を送電するための丈夫な第2の電力ケーブル、(I)は第2の発電本体部を示している。なお、第2の浮揚部材(65)には気体が内蔵されており、第2の電力ケーブル(67)はアンカー(68)と接続されている。
これにより、同図に示すように回転方向が異なる2つの第6および7の羽根部材(61および62)によって、回転による慣性力を相殺でき第2の発電本体部(I)が回転することを防ぐことができる。また、例えば、海底電力ケーブルと組み合わせれば、発電した電力を地上まで送電することができる。
さらには、例えば、蓄電池を備えた少なくとも1つのフロートと組み合わせることにより、第2の発電本体部(I)の浮力を調整して前記発電本体部(I)を海上に引き揚げることで容易にメンテナンスを行なうことができる。さらにまた、船舶を利用すれば、蓄電された蓄電池を地上に運搬することができる。
(実施の形態8)
次に、本発明にかかる実施の形態8における多重螺旋式構造体の羽根部材の形状について説明する。
図14は、本発明の実施の一例としての伸張前の羽根部材の形状を示す上面図である。(69)は直線で複数連結されている渦巻き状の切り込みが施されている第8の羽根部材、(70)は円の一部および直線の組み合わせで複数連結されている波形状を有する渦巻き状の切り込みが施されている第9の羽根部材、(71)は外周が10角形状の多角形形状を有する第10の羽根部材、(72)は外周が円の一部および直線の組み合わせで複数連結されている波形状を有する第11の羽根部材を示している。
これにより、例えば、羽根部材の切り込みおよび外周に微細な波形状を施すことによって、回転による騒音を抑制することができる。但し、微細な波形状を施す以外にも、毛のような付属部材などを接続することも可能である。
(実施の形態9)
次に、本発明にかかる実施の形態9における多重螺旋式構造体を羽根部材に使用した送風装置について説明する。
図15は、本発明の実施の一例を示す送風装置の概念的な斜視図および正面図である。(J−1)はくびれ形状がない本例の多重螺旋式構造体による第12の羽根部材(73)を使用した第1の送風装置、(J−2)はくびれ形状を有する本例の多重螺旋式構造体による第13の羽根部材(74)を使用した第2の送風装置、(J−3)はくびれ形状を有する本例の多重螺旋式構造体による第14の羽根部材(75)を2つ組み合わせて使用した第3の送風装置であって、(76)は第5の軸体、(77)は第6の軸体、(78)は第7の軸体、(79)は第3の中心部材、(80)は第4の中心部材、(81)は第2のモーター、(82)は第3のモーター、(83)は第4のモーター、(84)は第3の電力ケーブル、(85)は第4の電力ケーブル、(86)は内側に第7の軸体(78)が通っている前記軸体(78)と第4のモーター(83)をつなぐための接続パイプ、破線の矢印(87)は第12から14の羽根部材(73、74および75)の回転により発生する気流を示している。なお、第12から14の羽根部材(73、74および75)は第5から7の軸体(76、77および78)と強固に接続されており、第2から4のモーター(81、82および83)の回転動力を伝達することによって同図に示す実線の矢印方向に回転する。
このように、本例の多重螺旋式構造体を送風装置の羽根部材として使用することによって、既存の送風装置のような首振り装置が不要となり、広範囲で、かつ、多様な気流を有する風を発生させることができる。
また、例えば、第12から14の羽根部材(73、74および75)の面上に複数のリブを有することによって、広範囲で、かつ、多様な気流を有する風をさらに効率的に発生させることができる。但し、前記リブ以外にも前記面上には、突起物またはディンプル状の凹なども複数有することができ、さらには、これらの組み合わせも可能である。
以上のように、本発明によれば、伸張するだけで形成される構造体であり、大型化が容易で、かつ、積載することができ保管および運搬が容易である。
また、単純な加工で製造可能であることによって、発電機などの羽根部材として使用すれば、金型が不要となり製造コストが削減できる。
さらには、螺旋形状の多重の羽根を有していることによって、発電機の羽根部材として使用すれば、流向媒体により抗力と揚力を発生させて自転し、かつ、起動時には外部電力を必要としない。
さらにまた、翼先端がない形状であることによって、風力発電機の羽根部材として使用すれば、風切り音による騒音問題を解消して住宅街などにも設置することができる。
さらにまた、バネ材のように伸縮することによって、風力発電機の羽根部材として使用すれば、乱流や突風による羽根部材の破損を容易に防止することができる。
さらにまた、自己流向追従の機能を有していることによって、風力発電機の羽根部材として使用すれば、風向追従するためのヨー駆動装置は不要となり製造コストおよびメンテナンスコストを削減することができる。
さらにまた、表面積が広いことによって、風力発電機の羽根部材として使用すれば、視認性が高くバードストライク問題を解消できる。
さらにまた、面上に太陽光電池を備えることによって、広い受光面積を活用したハイブリットの風力発電機の羽根部材を提供できる。
さらにまた、連結凧式に発電本体部を連結することによって、小型の発電機を複数組み合わせて大出量の発電電力を発生させることができる。
さらにまた、流体媒体に対して回転軸方向を限定せずに自転することによって、浮揚式風力発電機の羽根部材として使用すれば、上空の風を利用でき安定的で、かつ、地上よりも高効率な発電電力を得られることで発電量に対するコストを削減することができ、かつ、既存の風力発電機のような基礎部が不要となることで設置コストを削減でき、さらにまた、移動可能であり災害などの急事の電力不足時および停電時においても電気を供給することができる。
さらにまた、送風装置の羽根部材として使用すれば、広範囲に多様な気流を有する風を発生させることができ、静音で、かつ、既存の送風装置のような首振り装置が不要となる。
さらにまた、伸張率によって回転力を制御できることによって、風力発電機の羽根部材として使用すれば、台風などの暴風時には回転を静止させて羽根部材の破損を防止することができる。
さらにまた、くびれ形状を形成することによって、流体媒体により発電する発電機の羽根部材として使用すれば、くびれ形状のない羽根部材よりも効率性の良い発電をすることができる。
さらにまた、平板状態から3次元構造体に変形することによって、風力発電機または送風装置の羽根部材として使用すれば、安価で、かつ、組立てが容易な組立てキットを提供することができる。
以上の発明の各特徴は、適宜組み合わせることが可能である。
よって、本発明の多重螺旋式構造体を発電機の羽根部材として使用すれば、流体媒体による自己起動性および自己流向追従性を備え、回転軸方向を限定せずに自転可能で、かつ回転力を制御でき、騒音問題およびバードストライク問題がなく、街中、住宅地、ビルまたは家屋などの屋上に設置可能であって、大型化が容易で、かつ、組立てが容易となり、低コストの製造および運用が可能な発電機を提供することができ、また、浮揚部材と組み合わせれば上空の風または海中の海流を利用して安定的に発電することができ、設置場所を限定せずに移動可能な発電機を提供することができ、さらには、本発明の多重螺旋式構造体を送風装置の羽根部材として使用すれば、首振りの機能が不要な静音で広範囲に多様な気流を有する風を発生させる送風装置を提供することができ、さらにまた、組立てキット式にすることで持ち運び可能で、かつ、安価な発電機または送風装置を提供することができる。
以下に、本発明にかかる実施例1における風力発電機について説明する。
図16は、本発明にかかる実施例1における風力発電機の羽根部材の翼数における電圧量の統計図を示している。風向追従可能に簡易的に構成された直径150mmの中心点および外周部を80mm伸張させた本例の多重螺旋式構造体である羽根部材と発電機を有する風力発電機であって、前記風力発電機に向けて400mmの距離から送風装置より風(約9m/分)を発生させることで、前記羽根部材と接続された前記風力発電機の回転により発生する電圧を一定の不可抵抗のもと測定したものである。
なお、同図の測定に使用された前記簡易的に構成された風力発電機は2つの異なる様式を有しており、第1の風力発電機は前記羽根部材の中心点が外周部よりも風向側に向くように構成された水平軸型、第2の風力発電機は水平面を0度として前記羽根部材の回転軸を40度傾斜させた傾斜軸型であって、翼数が3枚と5枚の異なる羽根部材をそれぞれの前記風力発電機に取付けて発生する電圧を測定したものである。
これにより、特に第2の風力発電機では翼数の違いにより顕著に電圧に差が出ることを示した。すなわち、本例の多重螺旋式構造体を風力発電機の羽根部材として使用する場合、翼数が5枚以上で発電効率が高いことが分かった。
以下に、本発明にかかる実施例2における風力発電機について説明する。
図17は、本発明にかかる実施例2における風力発電機の羽根部材の伸張差における電圧量の統計図を示している。同図の測定に使用された風力発電機は、4つの伸張率の異なる5枚翼を有する前記水平軸型であって、第3の風力発電機は伸張が120mm(以下、これを伸張率100%とする)の羽根部材を有し、第4の風力発電機は伸張率が70%の羽根部材を有し、第5の風力発電機は伸張率が40%の羽根部材を有し、第6の風力発電機は伸張率が0%の羽根部材を有しており、それぞれの前記風力発電機に向けて400mmの距離から送風装置より風(約9m/分)を発生させることでそれぞれの前記風力発電機より発生する電圧を測定したものである。なお、前記羽根部材は伸張率が約60%以上でくびれ形状を形成する。
これにより、前記羽根部材は伸張差によって電圧が異なることを示した。すなわち、一定の伸張範囲で発電効率が高く、かつ、伸張率が0%では自転しなかったことにより、本例の多重螺旋式構造体を風力発電機の羽根部材として使用する場合、羽根部材の伸張率によって回転力を制御できることが分かった。
また、くびれ形状のない第5および6の風力発電機に比べ、くびれ形状を有する第3および4の風力発電機の方が電圧が高いことを示した。すなわち、本例の多重螺旋式構造体を風力発電機の羽根部材として使用する場合、くびれ形状が形成される伸張範囲で発電効率が高いことが分かった。
以下に、本発明にかかる実施例3における風力発電機について説明する。
図18は、本発明の実施例3における風力発電機の羽根部材の風向における自転角度の統計図を示している。図の測定に使用された風力発電機は直径150mmの本例の多重螺旋式構造体である羽根部材を80mm伸張させた風向追従機能のない5枚翼式であって、同図に示す風向(a)より前記風力発電機に向けて400mmの距離から送風装置より風(約9m/分)を発生させて前記羽根部材の回転軸(b)の軸上の基点(c)を軸に角度を変えて自転の不可を調べたものである。
これにより、本例の多重螺旋式構造体を浮揚式風力発電機の羽根部材として使用すれば、上空に流れる風により浮揚部材が押し流されて前記発電本体部が傾斜することによって、前記羽根部材が回転して発電電力が発生すると考えられる。また、本例の多重螺旋式構造体を浮揚式海流発電機の羽根部材として使用すれば、海流により前記発電本体部が傾斜することによって、前記羽根部材が回転して発電電力が発生すると考えられる。
A 伸張前の多重螺旋式構造体
B 第1の伸張による多重螺旋式構造体
C 第2の伸張による多重螺旋式構造体
D 風車部
E 発電部
F 太陽光電池を備えた発電機
G 第1の発電本体部
H 車両
I 第2の発電本体部
J−1 第1の送風装置
J−2 第2の送風装置
J−3 第3の送風装置
1 中心点
2 中心点の近傍
3 外周部
4 第1の切り込み
5 第1の伸張
6 第2の伸張
7 第2の切り込み
8 くびれ形状
9 第1の羽根部材
10 第1の軸体
11 第1の中心部材
12 第1の外周部材
13 第1の回転速度制御部材
14 第1の発電機
15 第1の支持構造体
16 第1の支柱
17 第1の台座
18 第1の回転部材
19 第1の支持用回転部材
20 第1の風向
21 第1の回転方向
22 第2の羽根部材
23 第2の回転方向
24 回転軸
25 基点
26 自己追従範囲
27 第2の風向
28 第3の羽根部材
29 第2の軸体
30 第2の中心部材
31 第2の回転部材
32 スクリュー棒
33 第2の外周部材
34 第2の回転速度制御部材
35 第2の発電機
36 第2の支持構造体
37 第2の支柱
38 第2の台座
39 第2の支持用回転部材
40 第1のモーター
41 保護部材
42 伸張方向
43 第1の連結支持部材
44 第4の羽根部材
45 第5の羽根部材
46 第2の連結支持部材
47 第3の軸体
48 第3の発電機
49 第4の軸体
50 接続部材
51 ケーブル
52 配線
53 第1の電力ケーブル
54 第3の外周部材
55 第3の回転部材
56 コミュテーター
57 第1の浮揚部材
58 巻取り部材
59 第3の台座
60 第3の風向
61 第6の羽根部材
62 第7の羽根部材
63 海流
64 キール
65 第2の浮揚部材
66 第4の発電機
67 第2の電力ケーブル
68 アンカー
69 第8の羽根部材
70 第9の羽根部材
71 第10の羽根部材
72 第11の羽根部材
73 第12の羽根部材
74 第13の羽根部材
75 第14の羽根部材
76 第5の軸体
77 第6の軸体
78 第7の軸体
79 第3の中心部材
80 第4の中心部材
81 第2のモーター
82 第3のモーター
83 第4のモーター
84 第3の電力ケーブル
85 第4の電力ケーブル
86 接続パイプ
87 気流
以上の課題を鑑み、本願発明の多重螺旋式構造体を発電機および送風装置などの羽根部材に使用することで、流体媒体による自己起動性および自己流向追従性を備え、回転軸方向を限定せずに自転可能で、かつ、回転力を制御できる、低コストで製造および運用が可能な発電機、さらには、多様な気流を有する風を発生させる送風装置を提供することを目的とする。

Claims (14)

  1. 外周を有する平板の中心点の近傍から外周部には接しない渦巻き状の切り込みを有する多重螺旋式構造体において、前記切り込みは互いに交わらずに3つ以上施されており、前記外周がつくる面に対して垂直方向に伸張させることが可能であり、かつ、前記中心点を通る前記面に垂直な直線を回転軸として回転可能に構成されている前記回転軸上に沿って摺動可能な中心部材を備えている、多重螺旋式構造体。
  2. 前記回転軸を中心に回転する軸体を備え、前記軸体と組み合わされている、請求項1に記載の多重螺旋式構造体。
  3. 前記回転軸上に沿って伸張させることでくびれ形状を形成する、請求項1または2のいずれかに記載の多重螺旋式構造体。
  4. 前記切り込みは5つ以上である、請求項1から3のいずれかに記載の多重螺旋式構造体。
  5. 前記平板および前記切り込みは、円の一部もしくは直線またはこれらの組み合わせで複数連結されている、請求項1から4のいずれかに記載の多重螺旋式構造体。
  6. 流体媒体の流向に正対する角度を0度とし、前記回転軸上に定めた基点を軸に前記流向に沿って0から75度未満の範囲で自転する、請求項1から5のいずれかに記載の多重螺旋式構造体。
  7. 請求項1から6のいずれかに記載の少なくとも1つの多重螺旋式構造体および前記構造体の回転により発電する発電部を備えている、少なくとも1つの発電機。
  8. 浮揚部材を備えている、浮揚式の請求項7に記載の発電機。
  9. 請求項7または8に記載の発電機であって、少なくとも1つの回転自在な回転部材を備え、前記多重螺旋式構造体と前記回転部材は連結可能である発電機。
  10. 請求項9の発電機であって、固定部材に対して回転自在に支持する少なくとも1つの支持用回転部材を備えている、流体媒体に対して自己流向追従可能である発電機。
  11. 請求項10の発電機であって、前記多重螺旋式構造体の面上に太陽光電池を備えている、ハイブリット式発電機。
  12. 請求項1から6のいずれかに記載の少なくとも1つの多重螺旋式構造体、請求項11に記載の太陽光電池を面上に備えている少なくとも1つの多重螺旋式構造体、前記発電部、前記浮揚部材、前記回転部材、前記支持用回転部材およびこれらを支持する支持部材のいずれかを含み流体媒体により発電可能に構成されている、少なくとも1つの発電機の組立てキット。
  13. 請求項1から5のいずれかに記載の少なくとも1つの多重螺旋式構造体および前記構造体を回転させる駆動部を備えている、少なくとも1つの送風装置。
  14. 請求項1から5のいずれかに記載の少なくとも1つの多重螺旋式構造体または請求項11に記載の太陽光電池を面上に備えている少なくとも1つの多重螺旋式構造体、前記駆動部、前記回転部材、前記支持用回転部材およびこれらを支持する支持部材のいずれかを含み前記駆動部により送風可能に構成されている、少なくとも1つの送風装置の組立てキット。
JP2015141653A 2015-06-30 2015-06-30 多重螺旋式構造体 Active JP5941200B1 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015141653A JP5941200B1 (ja) 2015-06-30 2015-06-30 多重螺旋式構造体
PCT/JP2016/066703 WO2017002539A1 (ja) 2015-06-30 2016-06-04 ブレード平板、それを用いた発電機およびその組み立てキット、送風装置およびその組み立てキット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015141653A JP5941200B1 (ja) 2015-06-30 2015-06-30 多重螺旋式構造体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP5941200B1 JP5941200B1 (ja) 2016-06-29
JP2017015066A true JP2017015066A (ja) 2017-01-19

Family

ID=56244678

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015141653A Active JP5941200B1 (ja) 2015-06-30 2015-06-30 多重螺旋式構造体

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP5941200B1 (ja)
WO (1) WO2017002539A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021060550A1 (ja) * 2019-09-27 2021-04-01 祥二 勝目 攪拌体とこれを備える攪拌装置

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102021004804B3 (de) 2021-09-23 2023-02-16 Norbert Lother Aerodynamische Antriebseinheit

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2629142A1 (fr) * 1988-03-24 1989-09-29 Carrouset Pierre Machine rotative a deplacement non positif utilisable comme pompe, compresseur, propulseur ou turbine motrice
US20100266414A1 (en) * 2009-04-20 2010-10-21 Viryd Technologies Inc. Fluid energy converter
WO2011160061A2 (en) * 2010-06-17 2011-12-22 Moriarty Donald E Vortex propeller
AU2013271391A1 (en) * 2012-06-07 2015-01-29 Rajakaruna, Uppala MR Spiral screw fluid turbine having axial void

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021060550A1 (ja) * 2019-09-27 2021-04-01 祥二 勝目 攪拌体とこれを備える攪拌装置

Also Published As

Publication number Publication date
WO2017002539A1 (ja) 2017-01-05
JP5941200B1 (ja) 2016-06-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Ragheb Vertical axis wind turbines
US6688842B2 (en) Vertical axis wind engine
US9284944B2 (en) Vertical shaft type darius windmill
US9404474B2 (en) System and method for efficient wind power generation
US20080217924A1 (en) Gravity-flap, savonius-type wind turbine device
US9683547B2 (en) Wind turbine having nacelle fence
US8109732B2 (en) Horizontal-axis wind generator
JP2006046306A (ja) 風力発電用の風車及び発電機駆動方式
JP4822195B1 (ja) 風力発電機
JP5941200B1 (ja) 多重螺旋式構造体
JP6103411B1 (ja) ブレード平板、それを用いた発電機およびその組み立てキット、送風装置およびその組み立てキット
US20110070083A1 (en) Streamlined Wind Turbine Optimized for Laminar Layer
US9464621B2 (en) Trillium wind turbine
US20110001321A1 (en) Wind-operated torque generator for producing electric power, designed to be installed on top of roofs of both sloping and flat type
KR101288356B1 (ko) 구조물 외벽에 부착되는 패널형 풍력발전 장치
JP2007120451A (ja) 出力軸に直交する回転羽根軸をもった風車
KR101562788B1 (ko) 풍력 발전기
RU2365781C1 (ru) Ветрогенератор самоуправляемый
Sokolovsky et al. Technical proposals for wind turbine structures
US11421649B2 (en) Horizontal and vertical axis wind generator
KR101071128B1 (ko) 풍력발전장치
JP2017219026A (ja) ブレード平板、それを用いた発電機およびその組み立てキット、送風装置およびその組み立てキット
US11193473B2 (en) Horizontal and vertical axis wind generator
WO2012113412A1 (ru) Способ производства электроэнергии и аэродинамическая электростанция для его осуществления
CN103590983B (zh) 一种换气式风力发电装置

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160315

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20160324

R155 Notification before disposition of declining of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R155

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20160513

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5941200

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R255 Notification that request for automated payment was rejected

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R2525

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R255 Notification that request for automated payment was rejected

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R2525

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R255 Notification that request for automated payment was rejected

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R2525