JP2017012458A - 履物 - Google Patents

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Abstract

【課題】植物を敷設することで、人工芝では再現できない心地のいい感触を得ることができ、愛着を向上できる履物を提供すること。
【解決手段】履物1は、天然芝32が敷設され、足裏が置かれる上敷き部10と、上敷き部10の下方に配置されたソール20と、上敷き部10と、ソール20の間に配置され、保水性を有するインソール30と、を備え、インソール30には、天然芝32が敷設され、上敷き部10には、天然芝32の先端側が突出する複数の孔121が形成されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、履物に関し、特に植物が敷設された履物に関する。
従来、サンダル等の履物は、足裏の感触を向上するために、その上敷き部に、人工芝や畳材等が敷設される場合があった。
例えば、特許文献1には、上敷き部に、人工芝を敷設した履物が提案されている。
この特許文献1の履物によれば、この履物を履いた使用者は、芝生の上を裸足で歩いているような感触を得ることができ、履き心地が向上する。
特開平7−327707号公報
しかしながら、特許文献1の履物は、上敷き部に敷設されているのは天然芝を模した人工芝であるため、足裏の感触は人工的であり、天然芝を裸足で歩いたときの柔らかく程よい刺激がある心地のいい感触を再現するのは困難である。
また、人工芝の場合、先端までの長さが一定であるため、履いたときの足裏の感触が一定であり、使用者の好みに応じてこの感触を調整することができない。
また、人工芝の場合、天然芝等の植物のように手入れや水やりは必要ない。このため、使用者は、人工芝が敷設された履物に手間を掛ける必要がない一方、履物への愛着も低減する。
本発明は、植物を敷設することで、人工芝では再現できない心地のいい感触を得ることができ、愛着を向上できる履物を提供することを目的とする。
(1) 植物が敷設された履物であって、
足裏が置かれる上敷き部と、
前記上敷き部の下方に配置されたソールと、
前記上敷き部と、前記ソールの間に配置され、保水性を有するインソールと、を備え、
前記インソールには、植物が敷設され、
前記上敷き部には、前記植物の先端側が突出する複数の孔が形成されている履物。
(1)に記載の発明によれば、履物は、植物が敷設され、上敷き部と、ソールと、インソールと、を備える。
上敷き部は、足裏が置かれる。
ソールは、上敷き部の下方に配置されている。
インソールは、上敷き部と、ソールの間に配置され、保水性を有する。
そして、インソールには、植物が敷設されている。
また、上敷き部には、植物の先端側が突出する複数の孔が形成されている。
これにより、インソールに敷設された植物の先端側が上敷き部の孔から突出して、使用者の足裏に接触するので、使用者は裸足で天然芝を歩いたときと同様の感触を得ることができる。
また、使用者は、履物の天然芝に水をやり、成長させ、葉先の長さを自分の好みに応じて切り揃えるといった作業を行うことで、履物に自分だけのオリジナル感を際立たせ、履物への愛着を向上できる。
なお、本発明において「植物」は、例えば、天然芝等や苔や菌類も含む。
したがって、植物を敷設することで、人工芝では再現できない心地のいい感触を得ることができ、愛着を向上できる履物を提供できる。
(2) 複数の前記孔は、所定の間隔で配列され、
前記間隔は、前記上敷き部において、土踏まずが置かれる部分より、指の付け根が置かれる部分及び踵が置かれる部分の方が大きい(1)に記載の履物。
ここで、使用者が履物を履いた場合、履物に掛かる荷重は、指の付け根が置かれる部分及び踵が置かれる部分に集中する。
(2)に記載の発明によれば、複数の孔の間隔を、土踏まずが置かれる部分より、指の付け根が置かれる部分及び踵が置かれる部分の方を大きくした。
これにより、使用者の足裏が置かれる上敷き部における孔と孔の間の面積を、土踏まずが置かれる部分より、指の付け根が置かれる部分及び踵が置かれる部分の方を大きくできる。よって、上敷き部において、荷重が集中する指の付け根が置かれる部分及び踵が置かれる部分の強度を向上できる。
(3) 前記上敷き部と前記ソールとの間に配置され、垂直方向に延び、前記インソールを貫通し、前記上敷き部と前記ソールとの間の高さを所定の寸法に維持する柱状体を、更に備える(1)又は(2)に記載の履物。
(3)に記載の発明によれば、上敷き部とソールとの間の高さを所定の寸法に維持する柱状体を、更に備えた。
これにより、使用者が履物を履くことにより、上敷き部に荷重が掛かった場合に、インソール自体の強度で、この荷重を受けなくても、柱状体で受けることで、インソールの厚さを維持できる。よって、例えば、植物の苗床となるインソール(例えば、スポンジや土等)の密度を低減し、履物の重量を軽くしつつ、履物の強度を維持できる。
本発明によれば、植物を敷設することで、人工芝では再現できない心地のいい感触を得ることができ、愛着を向上できる履物を提供できる。
本発明の一実施形態に係る履物1の斜視図である。 前記実施形態に係る履物1の分解斜視図である。 前記実施形態に係る上敷き部10を上面から視た図である。 前記実施形態の変形例に係る上敷き部10Aを上面から視た図である。
本発明の実施形態に係る履物1の構成を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る履物1の斜視図である。
図2は、前記実施形態に係る履物1の分解斜視図である。
履物1は、植物の一例である天然芝32が敷設され、上敷き部10と、ソール20と、インソール30と、柱状体40(図2参照)と、を備える。
本実施形態において、履物1は、例えば、左右一対のサンダル形状で形成されているが、使用者が履くことができ、上敷き部10から突出する天然芝32に水を与えたり、日光をあてたりできれば、任意の形状とすることができる。
上敷き部10は、使用者の足裏が置かれ、足かけ部11と、板状体12と、を備える。上敷き部10は、合成樹脂やゴム等のサンダルの素材として一般的な素材で形成されている。
足かけ部11は、板状体12に連結され、例えば、鼻緒形状に形成されている。なお、足かけ部11の形状は、使用者の足に引っ掛けることができれば、例えば、足の甲に引っ掛けられる帯等で形成してもよい。
板状体12には、後述する天然芝32の先端側が突出する複数の孔121が形成されている。
図3は、前記実施形態に係る上敷き部10を上面から視た図である。
複数の孔121は、上面視で円形に形成され、上敷き部10において、指の付け根が置かれる部分及び踵が置かれる部分に形成された複数の大孔121aと、土踏まずが置かれる部分に形成され、大孔121aより小さい内径で形成された複数の小孔121bと、で構成されている。
互いに隣接する大孔121aの隙間122aは、互いに隣接する小孔121bの隙間122bより大きい寸法で形成されている。
なお、本実施形態において、複数の孔121は、指の付け根が置かれる部分及び踵が置かれる部分に大孔121aを形成し、土踏まずが置かれる部分に小孔121bを形成しているが、これに限られない。複数の孔121は、全て同じ大きさでもよいし、全て異なる大きさや形状でもよい。また、孔121の間隔も、任意の寸法とすることができる。
図4は、前記実施形態の変形例に係る上敷き部10Aを上面から視た図である。
上敷き部10Aは、本実施形態の上敷き部10と孔121Aの形状が異なる。
図4に示す例では、孔121Aの形状は、上面視で6角形に形成されている。
このように、孔121の形状は、天然芝の先端側が突出可能な形状であれば、4角形、6角形等の任意の形状とすることができる。
図2に戻って、ソール20は、上敷き部の下方に配置されている。
ソール20は、底板21と、底板21の側縁から立設する壁部22と、を備え、壁部22で囲まれたインソール収容部221を形成している。ソール20は、合成樹脂やゴム等のサンダルの素材として一般的な素材で形成されている。
底板21には、上面側に配置されたインソール30に供給された水のうち、余計な水を排出する排水口を設けてもよい。
壁部22は、その上端が上敷き部10の側縁と係合し、着脱自在に接続され、上敷き部10の側縁を支持する。
なお、壁部22は、開口部が無い壁形状に限らず、柵形状、網形状等の任意の形状とすることができる。
インソール30は、上敷き部10と、ソール20の間に配置され、保水性を有する。
具体的には、インソール30は、ソール20のインソール収容部221に収容された苗床31(例えば、砂層と、砂層の上に肥料等が混入された土で形成された土層)と、苗床31の上に敷かれた天然芝32と、で構成されている。なお、苗床31は、天然芝32が根を張ることができれば、例えば、スポンジ等で構成してもよい。
柱状体40は、上敷き部10とソール20との間に配置され、垂直方向に延び、インソール30を貫通し、上敷き部10とソール20との間の高さを所定の寸法に維持する。
詳細には、柱状体40は、図3の点線で示すように、指の付け根が置かれる部分及び踵が置かれる部分に形成された複数の大孔121aの隙間122aと上面視で同じ位置に配置され、下端がソール20に当接し、上端が上敷き部10の下面に接続されている。
次に、履物1の使用方法について説明する。
使用者は、ソール20のインソール収容部221において、インソール30の天然芝32を敷設し、ソール20と上敷き部10とを接合させる。そして、使用者は、天然芝32に日光があたる位置に履物1を載置し、必要に応じて水をやる。そして、使用者は、天然芝32の成長に応じて、自分の好みの感触を足裏に得られる長さに天然芝32の葉先を切り揃えて、履物1を履く。
次に、本実施形態に係る履物1の作用効果について説明する。
履物1によれば、インソール30に敷設された天然芝32の先端側が上敷き部10の孔121から突出して、使用者の足裏に接触するので、使用者は天然芝を歩いたときと同様の感触を得ることができる。
また、使用者は、履物1の天然芝32に水をやり、成長させ、葉先の長さを自分の好みに応じて切り揃えるといった作業を行うことで、履物1に自分だけのオリジナル感を際立たせ、履物1への愛着を向上できる。
したがって、天然芝32を敷設することで、人工芝では再現できない心地のいい感触を得ることができ、愛着を向上できる履物1を提供できる。
また、履物1によれば、複数の孔121の間隔を、土踏まずが置かれる部分より、指の付け根が置かれる部分及び踵が置かれる部分の方を大きくした。
これにより、使用者の足裏が置かれる上敷き部10における孔121と孔121の間の面積を、土踏まずが置かれる部分より、指の付け根が置かれる部分及び踵が置かれる部分の方を大きくできる。よって、上敷き部10において、荷重が集中する指の付け根が置かれる部分及び踵が置かれる部分の強度を向上できる。
また、履物1によれば、上敷き部10とソール20との間の高さを所定の寸法に維持する柱状体40を、更に備えた。
これにより、使用者が履物1を履くことにより、上敷き部10に荷重が掛かった場合に、インソール30自体の強度で、この荷重を受けなくても、柱状体40で受けることで、インソール30の厚さを維持できる。よって、例えば、天然芝32の苗床31となるインソール30(例えば、スポンジや土等)の密度を低減し、履物1の重量を軽くしつつ、履物1の強度を維持できる。
なお、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
1 履物
10 上敷き部
121 孔
20 ソール
30 インソール
32 天然芝

Claims (3)

  1. 植物が敷設された履物であって、
    足裏が置かれる上敷き部と、
    前記上敷き部の下方に配置されたソールと、
    前記上敷き部と、前記ソールの間に配置され、保水性を有するインソールと、を備え、
    前記インソールには、植物が敷設され、
    前記上敷き部には、前記植物の先端側が突出する複数の孔が形成されている履物。
  2. 複数の前記孔は、所定の間隔で配列され、
    前記間隔は、前記上敷き部において、土踏まずが置かれる部分より、指の付け根が置かれる部分及び踵が置かれる部分の方が大きい請求項1に記載の履物。
  3. 前記上敷き部と前記ソールとの間に配置され、垂直方向に延び、前記インソールを貫通し、前記上敷き部と前記ソールとの間の高さを所定の寸法に維持する柱状体を、更に備える請求項1又は2に記載の履物。




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