JP2017011701A - 無線ボディエリアネットワークに用いられる干渉回避装置、方法及びシステム - Google Patents

無線ボディエリアネットワークに用いられる干渉回避装置、方法及びシステム Download PDF

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Abstract

【課題】本発明の実施例は無線ボディエリアネットワークに用いられる干渉回避装置、方法及びシステムを提供する。【解決手段】該装置は、隣接WBANのBAN ID、HUB ID、BAN優先順位、周波数ホッピング周期、時間整合を行うための時間情報、及び周波数ホッピング系列を計算するための周波数ホッピング情報を取得する取得部と、HUBの所属するWBAN及び隣接WBANのBAN優先順位及び/又はチャネル周波数ホッピング周期に基づいて、衝突回避を行うか否かを決定する決定部と、HUBが衝突回避を行う場合に、HUBの所属するWBANの周波数ホッピング情報及び時間情報、並びに隣接WBANの周波数ホッピング情報及び時間情報に基づいて衝突回避を行う処理部と、を含む。本実施例によれば、チャネル衝突の確率を低減でき、2つの隣接し、或いは重なるWBAN間の干渉をよりよく回避できる。【選択図】図6

Description

本発明は、通信技術分野に関し、特に無線ボディエリアネットワーク(WBAN:Wireless Body Area Network)に用いられる干渉回避装置、方法及びシステムに関する。
IEEE802.15.6は無線ボディエリアネットワークに用いられる標準である。この標準は、高い信頼性、低い消費電力及び拡張性を有する短距離の無線通信ネットワークを定義することを主旨とする。しかし、隣接し、或いはカバレッジエリアの重なる無線ボディエリアネットワークは、隣接ネットワークに干渉を与える。
図1は、2つのカバレッジエリア、即ちWBAN1とWBAN2が重なる無線ボディエリアネットワークを示している。この無線ボディエリアネットワークは同一のチャネルで作動する場合に、カバレッジエリアにあるノードは隣接ネットワークからの干渉を受ける。例えば、HUB1とHUB2は同一のチャネルを用いる場合に、WBAN1におけるノード1はWBAN2のHUB2からの干渉を受ける可能性がある。同様に、WBAN2におけるノード5もWBAN1のHUB1からの干渉を受ける可能性がある。
IEEE802.15.6の標準では、3つの干渉問題の解決方法が提案されている。
方法1:ビーコン変位
この方法では、HUBは、隣接する無線ボディエリアネットワークのHUBに使用されていない1つのビーコン変位系列を選択し、隣接し、或いは重なる無線ボディエリアネットワークの同一チャネルにおける潜在的な重複のビーコン衝突を緩和し、衝突の割り当てを計画する必要がある。しかし、この方法は、ビーコンありのアクセス方式を用いるものにのみ適用し、ビーコンありのアクセス方式を用いないものについて、この方法で干渉衝突の問題を解決できない。
方法2:スーパーフレーム・インターリービング
この方法は、2つの隣接し、或いは重なるHUBが協議することで、ある期間で同一のチャネルを独占する。この方法は、周波数リソースを時間的に分割し、同一のチャネルを異なる無線ボディエリアネットワークに割り当てることで、衝突及び干渉を回避する。この方法は無線ボディエリアネットワークの元のスーパーフレーム周期(又はビーコン周期)を変更する可能性がある。この方法では、HUB間の協議により、同一のチャネルを異なる無線ボディエリアネットワークに固定的に割り当て使用させるため、新たな無線ボディエリアネットワークが加入する場合に、再協議を行い、同一のチャネルのリソースを再分割する必要がある。よって、この方法は、柔軟性及び拡張性に欠ける。
方法3:周波数ホッピング
この方法は、異なるチャネル間でランダムにホッピングすることでチャネル衝突の可能性を低減する。干渉を回避するために、異なる無線ボディエリアネットワークは異なる乱数シードを用いて異なる周波数ホッピング系列を生成する。しかし、この方式は依然として制限を有する。以下は、例を挙げて制限を説明する。
図1のシナリオに示すように、説明の便宜上、WBAN1とWBAN2の周波数ホッピング周期が同じであり、且つ周波数ホッピング周期の開始時間が整合されていると仮定する。ここで、WBAN1とWBAN2の周波数ホッピング乱数シードはそれぞれ1010001000100011及び0011000001111010であり、16−bitのGalois線形フィードバックシフトレジスタ(LFSR:Galois linear feedback shift register)により、k番目の周波数ホッピング周期における値を算出できる。402〜405周波数帯域を用いると仮定し、802.15.6に従って、該周波数帯域は10個のチャネルに分けられる。一方、連続する2つの周波数ホッピングチャネルの最小間隔が2であると仮定する。802.15.6における周波数ホッピング系列の計算式に従って、WBAN1及びWBAN2のk番目の周波数ホッピング周期において所在するチャネルC を算出でき、iは無線ボディエリアネットワークの番号を表す。表1は、WBAN1とWBAN2の20個の周波数ホッピング周期のC をそれぞれ示している。
表1:WBAN1とWBAN2の周波数ホッピング周期に所在するチャネルC
Figure 2017011701
表1から分かるように、k=2及びk=15の場合に、WBAN1とWBAN2との間に衝突が生じる。この20個の周波数ホッピング周期内に、衝突の確率は10%である。このことから分かるように、周波数ホッピングの方式は、チャネル衝突を完全に回避できず、干渉を完全に回避できない。
なお、上述した技術背景の説明は、本発明の技術案を明確、完全に理解させるための説明であり、当業者を理解させるために記述されているものである。これらの技術案は、単なる本発明の背景技術部分として説明されたものであり、当業者により周知されたものではない。
本発明の実施例は、2つの隣接し、或いは重なる無線ボディエリアネットワーク間の干渉を回避する、無線ボディエリアネットワークに用いられる干渉回避装置、方法及びシステムを提供する。
本発明の実施例の第1の態様では、無線ボディエリアネットワーク(WBAN)におけるハブ(HUB)に用いられる干渉回避装置であって、隣接WBANのBAN ID、HUB ID、BAN優先順位、周波数ホッピング周期、時間整合を行うための時間情報、及び周波数ホッピング系列を計算するための周波数ホッピング情報を取得する取得手段と、前記HUBの所属するWBAN及び前記隣接WBANのBAN優先順位及び/又はチャネル周波数ホッピング周期に基づいて、衝突回避を行うか否かを決定する決定手段と、前記HUBが衝突回避を行う場合に、前記HUBの所属するWBANの周波数ホッピング情報及び時間情報、並びに前記隣接WBANの周波数ホッピング情報及び時間情報に基づいて衝突回避を行う処理手段と、を含む、装置を提供する。
本発明の実施例の第2の態様では、無線ボディエリアネットワーク(WBAN)におけるハブ(HUB)であって、前記HUBは、隣接WBANのBAN ID、HUB ID、BAN優先順位、周波数ホッピング周期、時間整合を行うための時間情報、及び周波数ホッピング系列を計算するための周波数ホッピング情報を取得し、前記HUBの所属するWBAN及び前記隣接WBANのBAN優先順位及び/又はチャネル周波数ホッピング周期に基づいて、衝突回避を行うか否かを決定し、衝突回避を行う場合に、前記HUBの所属するWBANの周波数ホッピング情報及び時間情報、並びに前記隣接WBANの周波数ホッピング情報及び時間情報に基づいて衝突回避を行う、ハブを提供する。
本発明の実施例の第3の態様では、無線ボディエリアネットワーク(WBAN)におけるハブ(HUB)に用いられる干渉回避方法であって、前記HUBが、隣接WBANのBAN ID、HUB ID、BAN優先順位、周波数ホッピング周期、時間整合を行うための時間情報、及び周波数ホッピング系列を計算するための周波数ホッピング情報を取得するステップと、前記HUBが、前記HUBの所属するWBAN及び前記隣接WBANのBAN優先順位及び/又はチャネル周波数ホッピング周期に基づいて、衝突回避を行うか否かを決定するステップと、衝突回避を行う場合に、前記HUBが前記HUBの所属するWBANの周波数ホッピング情報及び時間情報、並びに前記隣接WBANの周波数ホッピング情報及び時間情報に基づいて衝突回避を行うステップと、を含む、方法を提供する。
本発明の効果としては、本実施例の装置、方法及びシステムによれば、チャネル衝突の確率を低減でき、2つの隣接し、或いは重なるWBAN間の干渉をよりよく回避できる。
本発明の特定の実施形態は、後述の説明及び図面に示すように、詳細に開示され、本発明の原理を採用されることが可能な方式を示している。なお、本発明の実施形態は、範囲上には限定されるものではない。本発明の実施形態は、添付されている特許請求の範囲の主旨及び内容の範囲内、各種の改変、修正、及び均等的なものが含まれる。
ある一つの実施形態に説明及び又は示されている特徴は、同一又は類似の方式で一つ又は多くの他の実施形態に使用されてもよく、他の実施形態における特徴と組み合わせてもよく、他の実施形態における特徴を代替してもよい。
なお、用語「包括/含む」は、本文に使用される際に、特徴、要素、ステップ又は構成要件の存在を意味し、一つ又は複数の他の特徴、要素、ステップ又は構成要件の存在又は追加を排除するものではない。
ここで含まれる図面は、本発明の実施例を理解させるためのものであり、本明細書の一部を構成し、本発明の実施例を例示するためのものであり、文言の記載と合わせて本発明の原理を説明する。なお、ここに説明される図面は、単なる本発明の実施例を説明するためのものであり、当業者にとって、これらの図面に基づいて他の図面を容易に得ることができる。
カバレッジエリアの重なる2つの隣接する無線ボディエリアネットワークを示す図である。 本実施例の干渉回避装置の構成を示す図である。 クロック整合及びチャネル番号比較の一例を示す図である。 本実施例のHUBのハードウェア構成を示す図である。 本実施例の干渉回避方法のフローチャートである。 本実施例の干渉回避方法の全体のフローチャートである。
本発明の上記及びその他の特徴は、図面及び下記の説明により理解できるものである。明細書及び図面では、本発明の特定の実施形態、即ち本発明の原則に従う一部の実施形態を表すものを公開している。なお、本発明は説明される実施形態に限定されず、本発明は、特許請求の範囲内の全ての修正、変更されたもの、及び均等なものを含む。
<実施例1>
本実施例は干渉回避装置を提供し、該装置は無線ボディエリアネットワーク(WBAN)におけるハブ(HUB、IEEE802.15.6におけるネットワークの中央制御装置)に用いられる。図2は該装置の構成を示す図である。図2に示すように、干渉回避装置200は、主に取得部201、決定部202及び処理部203を含む。
取得部201は、隣接WBANのBAN ID、HUB ID、BAN優先順位、周波数ホッピング周期、時間情報、及び周波数ホッピング情報を取得する。
決定部202は、該HUBの所属するWBAN及び該隣接WBANのBAN優先順位及び/又はチャネル周波数ホッピング周期に基づいて、衝突回避を行うか否かを決定する。
処理部203は、衝突回避を行う場合に、該HUBの所属するWBANの周波数ホッピング情報及び時間情報、並びに該隣接WBANの周波数ホッピング情報及び時間情報に基づいて衝突回避を行う。
本実施例の装置によれば、HUBが自分の所属するWBAN及び隣接WBANのBAN優先順位及び/又はチャネル周波数ホッピング周期に基づいて衝突回避を行うか否かを決定し、衝突回避を行う場合に、該HUBの所属するWBAN及び隣接WBANの周波数ホッピング情報及び時間情報に基づいて衝突回避を行うことで、チャネル衝突の確率を低減でき、干渉をよりよく回避できる。
本実施例では、該装置は、隣接WBANのHUBにより送信されたビーコン又はT−Pollフレーム(タイムスタンプを持つPollフレーム)を受信する受信部204をさらに含んでもよい。取得部201は、受信部204により受信されたビーコン又はT−Pollフレームから、隣接WBANのBAN ID、HUB ID、BAN優先順位、周波数ホッピング周期、時間情報、及び周波数ホッピング情報を取得する。
本実施例では、各WBANのHUBはビーコンフレーム又はT−Pollフレームを周期的にブロードキャストし、該T−Pollフレーム又はビーコンフレームには、各HUBの所属するWBANのBAN ID、HUB ID、BAN優先順位、周波数ホッピング周期、時間情報、及び周波数ホッピング情報が含まれる。本実施例の取得部201は、受信部204により受信された隣接WBANのHUBにより送信されたビーコンフレーム又はT−Pollフレームに基づいて、該隣接WBANの上記情報を取得してもよい。
ここで、該時間情報は時間整合を行うために用いられ、該周波数ホッピング情報は周波数ホッピング系列を計算するために用いられるが、本実施例はこれに限定されず、具体的に実施する際に、該時間情報及び該周波数ホッピング情報は他の目的のために用いられてもよい。ここで、該時間情報は、チャネル周波数ホッピング周期の開始時間であってもよく、該周波数ホッピング情報は、チャネル周波数ホッピングの乱数シードを含んでもよいし、チャネル周波数ホッピング系列の計算に関連する他の情報をさらに含んでもよい。
本実施例では、決定部202は、この2つのWBANのBAN優先順位の高さ及び/又はホッピング周期の長さに基づいて、該HUBが衝突回避を行うか、それとも該隣接WBANのHUBが衝突回避を行うかを決定してもよい。例えば、BAN優先順位の低いHUB、又は周波数ホッピング周期の短いHUBが衝突回避を行ってもよく、BAN優先順位及び周波数ホッピング周期が共に同じである場合に、協議によりどれが衝突回避を行うかを決定してもよい。
1つの態様では、図2に示すように、決定部202は、第1の比較モジュール2021、第1の決定モジュール2022、第2の比較モジュール2023、第2の決定モジュール2024、及び協議モジュール2025を含んでもよい。
第1の比較モジュール2021は、HUBの所属するWBANのBAN優先順位と隣接WBANのBAN優先順位とを比較する。
第1の決定モジュール2022は、HUBの所属するWBANのBAN優先順位が隣接WBANのBAN優先順位よりも高い場合に、衝突回避を行わないと決定し、HUBの所属するWBANのBAN優先順位が隣接WBANのBAN優先順位よりも低い場合に、衝突回避を行うと決定する。即ち、優先順位の低いHUBは衝突回避を行う。
第2の比較モジュール2023は、HUBの所属するWBANのBAN優先順位が隣接WBANのBAN優先順位に等しい場合に、HUBの所属するWBANの周波数ホッピング周期と隣接WBANの周波数ホッピング周期とを比較する。ここで、BAN優先順位が同じであるため、周波数ホッピング周期を比較することで、衝突回避を行うHUBを決定してもよい。
第2の決定モジュール2024は、HUBの所属するWBANの周波数ホッピング周期が隣接WBANの周波数ホッピング周期よりも長い場合に、衝突回避を行わないと決定し、HUBの所属するWBANの周波数ホッピング周期が隣接WBANの周波数ホッピング周期よりも短い場合に、衝突回避を行うと決定する。即ち、周波数ホッピング周期の短いHUBは衝突回避を行う。
協議モジュール2025は、HUBの所属するWBANの周波数ホッピング周期が隣接WBANの周波数ホッピング周期に等しい場合に、衝突回避を行うか否かを決定するように、隣接WBANのHUBと協議する。ここで、BAN優先順位及び周波数ホッピング周期が共に同じであるため、2つのHUBは協議によりどれが衝突回避を行うかを決定し、協議方法及び方針は本実施例において限定されない。
本実施例では、該HUBが衝突回避を行うと決定部202により決定された場合に、処理部203は、この2つのWBAN(該HUBの所属するWBAN及び隣接WBAN)それぞれの周波数ホッピング情報及び時間情報に基づいて衝突回避を行ってもよい。
1つの態様では、図2に示すように、処理部203は、整合モジュール2031、第3の比較モジュール2032、及び処理モジュール2033を含んでもよい。
整合モジュール2031は、HUBの所属するWBANの時間情報及び隣接WBANの時間情報に基づいて、HUBの所属するWBANと隣接WBANに対してクロック整合を行う。
第3の比較モジュール2032は、HUBの所属するWBANの各周波数ホッピング周期内のチャネル番号と、周波数ホッピング周期に対応する隣接WBANの周波数ホッピング周期内のチャネル番号とを比較し、衝突の存在するチャネル番号を決定する。
処理モジュール2033は、隣接WBANの周波数ホッピング周期のチャネル番号と異なるように、衝突の存在するチャネル番号を変更する。
本実施例では、整合モジュール2031は、2つのWBANのクロックを整合させることで、チャネル番号の比較を行うことができ、2つのWBAN間で衝突が存在するか否かを正確に判定できる。1つの態様では、整合モジュール2031は、2つのWBANの時間差を計算してから、該時間差に基づいてクロック整合を行う。
以下は、整合モジュール2031が異なるWBANの時間差を計算する方法の例を示しているが、本実施例はこれに限定されない。
この例では、HUB1及びHUB2は互いにテストフレームを送信し、HUB1がHUB2にテストフレームを送信する時間はHUB1においてT01と記録され、HUB2がこのテストフレームを受信する時間はHUB2においてT02と記録されると仮定し、HUB2がHUB1にテストフレームを送信する時間はHUB2においてT02’と記録され、HUB1がこのテストフレームを受信する時間はHUB1においてT01’と記録されると設定する。HUB1がHUB2に送信するテストフレームとHUB2がHUB1に送信するテストフレームの伝送時間が同じであり、テストフレームがHUB1とHUB2との間で伝送される時間Tが未知であると仮定する。ΔtはWBAN1とWBAN2との時間差を表す。t01、t02、t01’及びt02’は隣接するHUB間で交換されてもよい。上記時間の間の関係は式(1)及び式(2)に示されている。
01+Δt+t=t02 (1)
02’−Δt+t=t01’ (2)
従って、整合モジュール2031は上記の式に従ってこの2つのWBANの時間差Δtを算出してもよい。Δt>0の場合に、HUB1のクロックがHUBのクロックよりも遅いことを表し、そうでない場合に、HUB1のクロックがHUB2のクロックよりも速いことを表す。整合モジュール2031は該時間差を算出することで、該時間差に基づいて2つのWBANに対してクロック整合を行うことができる。
図3は、この2つのWBANの周波数ホッピング周期の開始時間を整合することを示す図である。図3に示すように、WBAN1のBAN優先順位がWBAN2よりも高いと仮定し、且つT>T、T及びTがWBAN1及びWBAN2の周波数ホッピング周期をそれぞれ表し、よって、HUB2は衝突回避を自発的に行う必要がある。この例では、図3に示すように、HUB2はHUB1のある周波数ホッピング周期の開始時間tを既に取得し、HUB2の整合モジュール2031は時間差Δtに基づいて、tの自分のクロックにおける値tを算出する。これは、tがtの開始時間に整合されていることを意味する。この例はT>Tのシナリオについてのものであるが、T≦Tの場合に、方法は同様なものである。
本実施例では、整合モジュール2031が2つのWBANのクロックを整合した後に、第3の比較モジュール2032は2つのWBANのチャネル番号を比較してもよい。1つの態様では、第3の比較モジュール2032は、同一の期間内の2つのWBANのチャネル使用状況に基づいて衝突のチャネル番号が存在するか否かを決定してもよい。例えば、第3の比較モジュール2032は、WBAN2の各周波数ホッピング周期内のチャネル番号と該WBAN2の各周波数ホッピング周期に対応するWBAN1の周波数ホッピング周期内のチャネル番号と比較し、衝突の存在するチャネル番号を決定してもよい。
ここで、
Figure 2017011701
の場合に、第3の比較モジュール2032は、隣接WBANにおけるm番目の周波数ホッピング周期内のチャネル番号とHUBの所属するWBANにおけるn、n+1、n+2、…、
(外1)
Figure 2017011701
番目の周波数ホッピング周期内のチャネル番号とを比較し、衝突の存在するチャネル番号を決定してもよい。
ここで、
Figure 2017011701
の場合に、第3の比較モジュール2032は、隣接WBANにおけるm番目の周波数ホッピング周期内のチャネル番号とHUBの所属するWBANにおけるn、n+1、n+2、…、
(外2)
Figure 2017011701
番目の周波数ホッピング周期内のチャネル番号とを比較し、衝突の存在するチャネル番号を決定してもよい。
ここで、TはHUBの所属するWBANの周波数ホッピング周期の長さであり、Tは隣接WBANの周波数ホッピング周期の長さであり、或いはTは隣接WBANの周波数ホッピング周期の長さであり、TはHUBの所属するWBANの周波数ホッピング周期の長さであり、且つT>T、εはm番目の周波数ホッピング周期の開始時間とn番目の周波数ホッピング周期の開始時間との時間差であり、且つ0≦ε<Tとなる。
図3に示すように、HUB2のクロックにおけるtとTの開始時間との時間差がεであり、0≦ε<T、mがWBAN1のtが開始時間の場合の周波数ホッピング周期の番号であり、nはtのWBAN2において所在する周波数ホッピング周期の番号であると設定する。
Figure 2017011701
の場合に、第3の比較モジュール2032は、WBAN1におけるm番目の周波数ホッピング周期のチャネル番号(Ch(m)で表される)とWBAN2におけるn、n+1、n+2、…、
(外3)
Figure 2017011701
番目の周波数ホッピング周期内のチャネル番号(Ch(j)で表される)とを比較し、
Figure 2017011701
の場合に、第3の比較モジュール2032は、WBAN1におけるm番目の周波数ホッピング周期内のチャネル番号(Ch(m)で表される)とWBAN2におけるn、n+1、n+2、…、
(外4)
Figure 2017011701
番目の周波数ホッピング周期内のチャネル番号(Ch(j)で表される)とを比較する。ここで、WBAN1は隣接WBANであり、WBAN2はHUBの所属するWBANである。
上記の規則に従って、第3の比較モジュール2032は、WBAN1のm番目の周波数ホッピング周期のチャネル番号とWBAN2のn、n+1、n+2及びn+3番目の周波数ホッピング周期のチャネル番号とを比較し、該WBAN1のm番目の周波数ホッピング周期のチャネル番号と該WBAN2のn、n+1、n+2又はn+3番目の周波数ホッピング周期のチャネル番号とが同じである場合に、衝突があると決定し、これによって、衝突の存在するチャネル番号を決定できる。
上記の規則に従って、第3の比較モジュール2032は、WBAN1のm+1番目の周波数ホッピング周期のチャネル番号とWBAN2のn+3、n+4、n+5、n+6及びn+7番目の周波数ホッピング周期のチャネル番号とを比較し、該WBAN1のm+1番目の周波数ホッピング周期のチャネル番号と該WBAN2のn+3、n+4、n+5、n+6又はn+7番目の周波数ホッピング周期のチャネル番号とが同じである場合に、衝突があると決定し、これによって、衝突の存在するチャネル番号を決定できる。
本実施例では、処理モジュール2033は、該HUBの所属するWBANの周波数ホッピング周期のチャネル番号が隣接WBANの周波数ホッピング周期のチャネル番号と異なるように、衝突の存在するチャネル番号を変更してもよい。
図3の例では、WBAN2のBAN優先順位がWBAN1のBAN優先順位よりも低いため、HUB2が衝突回避を行い、該HUB2がCh(m)、Ch(j−1)及びCh(j+1)と異なり、且つ連続の2つの周波数ホッピングのチャネル番号の差がある最小間隔以上であることを確保するように、処理モジュール2033がCh(j)を変更し、ここで、Ch(j)はWBAN1におけるm番目のチャネル(即ちCh(m))と衝突する、WBAN2における全てのチャネルを指す。一方、WBAN2のBAN優先順位がWBAN1のBAN優先順位よりも高い場合に、HUB1が衝突回避を行い、該HUB1がCh’(j)、Ch(m−1)及びCh(m+1)と異なり、且つ連続の2つの周波数ホッピングのチャネル番号の差がある最小間隔以上であることを確保するように、処理モジュール2033がCh(m)を変更し、ここで、Ch’(j)はWBAN1におけるm番目のチャネル(即ちCh(m))に対応する、WBAN2における全てのチャネルを指す。これによって、衝突確立を低減し、干渉を回避した。
本実施例の1つの態様では、図2に示すように、干渉回避装置200は、HUBの所属するWBAN内のノードが周波数ホッピングを行う際に次の周波数ホッピング周期のチャネル番号に対応するチャネルへの変更を行うように、該ノードにチャネル周波数ホッピングメッセージを送信し、該ノードに該チャネル番号を通知する送信部204、をさらに含んでもよい。この態様では、チャネル変更の直前の周波数ホッピング周期において、該HUBは、次の周波数ホッピング周期にチャネルがもう1つの新たなチャネルに変更されることを、該HUBの所属するWBANにおけるノードに通知してもよい。
本実施例の1つの態様では、図2に示すように、干渉回避装置200は、T−Pollフレーム又はビーコンフレームを周期的にブロードキャストするブロードキャスト部205をさらに含んでもよい。該T−Pollフレーム又はビーコンフレームには、HUBの所属するWBANのBAN ID、HUB ID、BAN優先順位、周波数ホッピング周期、時間整合を行うための時間情報、及び周波数ホッピング系列を計算するための周波数ホッピング情報が含まれる。この態様では、上述したように、2つのHUBは、ビーコンフレーム又はT−Pollフレームをブロードキャストすることで上記情報を交換する。ここで、この態様では、ビーコンフレーム又はT−Pollフレームのブロードキャスト方法が限定されない。
本実施例の干渉回避装置によれば、隣接ネットワークの関連の周波数ホッピング情報を取得してチャネル衝突を予測することで、チャネル衝突の確率を低減でき、干渉を回避できる。また、ビーコンありとビーコンなしのアクセス方式に適用でき、スーパーフレーム周期又はビーコン周期を変更する必要がなく、拡張性を有する。
<実施例2>
本発明の実施例は無線ボディエリアネットワークにおけるHUBをさらに提供し、該HUBは実施例1に記載された干渉回避装置を含む。
図4は本実施例のHUB400のシステム構成を示す図である。図4に示すように、HUB400は、中央処理装置401及びメモリ402を含んでもよく、メモリ402は中央処理装置401に接続される。なお、該図は単なる例示的なものであり、電気通信機能又は他の機能を実現するように、他の種類の構成を用いて、該構成を補充又は代替してもよい。
1つの態様では、干渉回避装置の機能は中央処理装置401に統合されてもよい。
もう1つの態様では、干渉回避装置は中央処理装置401とそれぞれ構成されてもよく、例えば干渉回避装置は中央処理装置401に接続されたチップであり、中央処理装置401の制御により干渉回避装置の機能を実現してもよい。
図4に示すように、HUB400は、通信モジュール403及び電源404をさらに含んでもよい。なお、HUB400は図4に示す全てのユニットを含まなくてもよい。また、HUB400は図4に示されていないユニットをさらに含んでもよく、従来技術を参照してもよい。
図4に示すように、中央処理装置401は、コントローラ又は操作制御部とも称され、マイクロプロセッサ又は他の処理装置及び/又は論理装置を含んでもよく、中央処理装置401は入力を受信し、HUB400の各部の操作を制御する。
メモリ402は、例えばバッファ、フラッシュメモリ、ハードディスク、移動可能な媒体、発揮性メモリ、不発揮性メモリ、又は他の適切な装置の1つ又は複数であってもよい。また、中央処理装置401は、メモリ402に記憶されたプログラムを実行し、情報の記憶又は処理などを実現してもよい。他の構成部は従来技術に類似するため、ここでその説明が省略される。HUB400の各部は、本発明の範囲から逸脱することなく、特定のハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア又はその組み合わせによって実現されてもよい。
本実施例のHUBによれば、隣接ネットワークの関連の周波数ホッピング情報を取得してチャネル衝突を予測することで、チャネル衝突の確率を低減でき、干渉を回避できる。また、ビーコンありとビーコンなしのアクセス方式に適用でき、スーパーフレーム周期又はビーコン周期を変更する必要がなく、拡張性を有する。
<実施例3>
本発明の実施例は、無線ボディエリアネットワークにおけるHUBに用いられる干渉回避方法をさらに提供する。該方法の問題解決の原理は実施例1の装置と類似するため、その具体的な実施は実施例1の装置の実施を参照してもよく、重複する内容の説明が省略あされる。
図5は本実施例の方法のフローチャートである。図5に示すように、該方法は下記のステップを含む。
ステップ501:HUBは、隣接WBANのBAN ID、HUB ID、BAN優先順位、周波数ホッピング周期、時間整合を行うための時間情報、及び周波数ホッピング系列を計算するための周波数ホッピング情報を取得する。
ステップ502:HUBは、HUBの所属するWBAN及び隣接WBANのBAN優先順位及び/又はチャネル周波数ホッピング周期に基づいて、衝突回避を行うか否かを決定する。
ステップ503:衝突回避を行う場合に、HUBは、HUBの所属するWBANの周波数ホッピング情報及び時間情報、並びに隣接WBANの周波数ホッピング情報及び時間情報に基づいて衝突回避を行う。
ステップ501において、HUBは、受信された隣接WBANからのビーコン又はT−Pollフレームから、隣接WBANのBAN ID、HUB ID、BAN優先順位、周波数ホッピング周期、時間整合を行うための時間情報、及び周波数ホッピング系列を計算するための周波数ホッピング情報を取得してもよい。
ステップ502において、HUBは、HUBの所属するWBANのBAN優先順位と隣接WBANのBAN優先順位とを比較し、HUBの所属するWBANのBAN優先順位が隣接WBANのBAN優先順位よりも高い場合に、衝突回避を行わないと決定し、HUBの所属するWBANのBAN優先順位が隣接WBANのBAN優先順位よりも低い場合に、衝突回避を行うと決定し、HUBの所属するWBANのBAN優先順位が隣接WBANのBAN優先順位に等しい場合に、HUBの所属するWBANの周波数ホッピング周期と隣接WBANの周波数ホッピング周期とを比較し、HUBの所属するWBANの周波数ホッピング周期が隣接WBANの周波数ホッピング周期よりも長い場合に、衝突回避を行わないと決定し、HUBの所属するWBANの周波数ホッピング周期が隣接WBANの周波数ホッピング周期よりも短い場合に、衝突回避を行うと決定し、HUBの所属するWBANの周波数ホッピング周期が隣接WBANの周波数ホッピング周期に等しい場合に、衝突回避を行うか否かを決定するように、隣接WBANのHUBと協議する。
ステップ503において、HUBは、HUBの所属するWBANと隣接WBANに対してクロック整合を行い、HUBの所属するWBANの各周波数ホッピング周期内のチャネル番号と、周波数ホッピング周期に対応する隣接WBANの周波数ホッピング周期内のチャネル番号とを比較し、衝突の存在するチャネル番号を決定し、隣接WBANの周波数ホッピング周期のチャネル番号と異なるように、衝突の存在するチャネル番号を変更する。
ここで、
Figure 2017011701
の場合に、HUBは、隣接WBANにおけるm番目の周波数ホッピング周期内のチャネル番号とHUBの所属するWBANにおけるn、n+1、n+2、…、
(外5)
Figure 2017011701
番目の周波数ホッピング周期内のチャネル番号とを比較し、衝突の存在するチャネル番号を決定する。
ここで、
Figure 2017011701
の場合に、HUBは、隣接WBANにおけるm番目の周波数ホッピング周期内のチャネル番号とHUBの所属するWBANにおけるn、n+1、n+2、…、
(外6)
Figure 2017011701
番目の周波数ホッピング周期内のチャネル番号とを比較し、衝突の存在するチャネル番号を決定する。
ここで、TはHUBの所属するWBANの周波数ホッピング周期の長さであり、Tは隣接WBANの周波数ホッピング周期の長さであり、或いはTは隣接WBANの周波数ホッピング周期の長さであり、TはHUBの所属するWBANの周波数ホッピング周期の長さであり、且つT>T、εはm番目の周波数ホッピング周期の開始時間とn番目の周波数ホッピング周期の開始時間との時間差であり、且つ0≦ε<Tとなる。
本実施例では、周波数ホッピング系列を計算するために、周波数ホッピング情報は、チャネル周波数ホッピングの乱数シード及びチャネル周波数ホッピング系列の計算に関連する情報を含んでもよい。クロック整合を行うために、時間情報は、チャネル周波数ホッピング周期の開始時間を含んでもよい。
本実施例では、HUBの所属するWBAN内のノードが周波数ホッピングを行う際に次の周波数ホッピング周期のチャネル番号に対応するチャネルへの変更を行うように、HUBは、ノードにチャネル周波数ホッピングメッセージを送信し、ノードにチャネル番号を通知してもよい。
本実施例では、HUBは、T−Pollフレーム又はビーコンフレームを周期的にブロードキャストしてもよく、該T−Pollフレーム又はビーコンフレームには、HUBの所属するWBANのBAN ID、HUB ID、BAN優先順位、周波数ホッピング周期、時間整合を行うための時間情報、及び周波数ホッピング系列を計算するための周波数ホッピング情報が含まれる。
図6は本実施例の干渉回避方法の全体のフローチャートである。図6に示すように、該方法は下記のステップを含む。
ステップ601:隣接する2つのHUBは、互いにWBANのBAN ID、HUB ID、BAN優先順位、周波数ホッピング周期、時間情報及び他の周波数ホッピング情報を取得する。
ステップ602:WBAN1の優先順位がWBAN2の優先順位に等しいか否かを判断し、等しくない場合に、ステップ603を実行し、そうでない場合に、ステップ604を実行する。
ステップ603:BAN優先順位の低いHUBは衝突を自発的に回避する。
ステップ604:WBAN1の周波数ホッピング周期がWBAN2の周波数ホッピング周期に等しいか否かを判断し、等しくない場合に、ステップ603を実行し、そうでない場合に、ステップ606を実行する。
ステップ605:WBAN周波数ホッピング周期の短いHUBは衝突を自発的に回避する。
ステップ606:隣接HUB間で協議し、衝突を自発的に回避するHUBを決定する。
ステップ607:衝突を自発的に回避するHUBは、所属するWBANの周波数ホッピング情報及び時間情報、並びに隣接WBANの周波数ホッピング情報及び時間情報に基づいて周波数ホッピング周期の開始時間を整合し、周波数ホッピング系列を計算し、周波数ホッピング周期に対応するチャネル番号を比較し、将来において衝突が生じるチャネルを予測し、周波数ホッピングチャネルを変更し、衝突を回避する。
ステップ608:HUBは、該HUBの所属するWBAN内のノードに周波数ホッピングメッセージを送信し、ノードに次の周波数ホッピング周期のチャネル番号を通知する。
ここで、具体的な処理プロセスは既に実施例1に詳細に説明されており、ここでその内容を援用し、その説明が省略される。
本実施例の方法によれば、隣接ネットワークの関連の周波数ホッピング情報を取得してチャネル衝突を予測することで、チャネル衝突の確率を低減でき、干渉を回避できる。また、ビーコンありとビーコンなしのアクセス方式に適用でき、スーパーフレーム周期又はビーコン周期を変更する必要がなく、拡張性を有する。
<実施例4>
本実施例は無線ボディエリアネットワークシステムを提供し、該無線ボディエリアネットワークシステムはHUB及びノードを含む。
1つの態様では、該HUBは実施例2に記載されたHUBであってもよく、実施例1に記載された装置を含んでもよく、実施例3に記載された方法を実現するために用いられ、ここで実施例1〜3の内容を援用し、その説明が省略される。
本実施例の無線ボディエリアネットワークシステムによれば、該HUBが隣接ネットワークの関連の周波数ホッピング情報を取得してチャネル衝突を予測することで、チャネル衝突の確率を低減でき、干渉を回避できる。また、ビーコンありとビーコンなしのアクセス方式に適用でき、スーパーフレーム周期又はビーコン周期を変更する必要がなく、拡張性を有する。
本発明の実施例は、情報処理装置又はHUBにおいてプログラムを実行する際に、コンピュータに、該情報処理装置又はHUBにおいて実施例3に記載の干渉回避方法を実行させる、コンピュータ読み取り可能なプログラムをさらに提供する。
本発明の実施例は、コンピュータに、情報処理装置又はHUBにおいて実施例3に記載の干渉回避方法を実行させるためのコンピュータ読み取り可能なプログラムを記憶する、記憶媒体をさらに提供する。
本発明の以上の装置及び方法は、ハードウェアにより実現されてもよく、ハードウェアとソフトウェアを結合して実現されてもよい。本発明はコンピュータが読み取り可能なプログラムに関し、該プログラムは論理部により実行される時に、該ロジック部に上述した装置又は構成要件を実現させる、或いは該ロジック部に上述した各種の方法又はステップを実現させることができる。本発明は上記のプログラムを記憶するための記憶媒体、例えばハードディスク、磁気ディスク、光ディスク、DVD、フラッシュメモリ等に関する。
以上、具体的な実施形態を参照しながら本発明を説明しているが、上記の説明は、例示的なものに過ぎず、本発明の保護の範囲を限定するものではない。本発明の趣旨及び原理を離脱しない限り、本発明に対して各種の変形及び修正を行ってもよく、これらの変形及び修正も本発明の範囲に属する。
また、上述の各実施例を含む実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
無線ボディエリアネットワーク(WBAN)におけるハブ(HUB)に用いられる干渉回避装置であって、
隣接WBANのBAN ID、HUB ID、BAN優先順位、周波数ホッピング周期、時間整合を行うための時間情報、及び周波数ホッピング系列を計算するための周波数ホッピング情報を取得する取得手段と、
前記HUBの所属するWBAN及び前記隣接WBANのBAN優先順位及び/又はチャネル周波数ホッピング周期に基づいて、衝突回避を行うか否かを決定する決定手段と、
前記HUBが衝突回避を行う場合に、前記HUBの所属するWBANの周波数ホッピング情報及び時間情報、並びに前記隣接WBANの周波数ホッピング情報及び時間情報に基づいて衝突回避を行う処理手段と、を含む、装置。
(付記2)
前記隣接WBANのHUBにより送信されたビーコン又はT−Pollフレームを受信する受信手段、をさらに含み、
前記取得手段は、前記ビーコン又はT−Pollフレームから前記隣接WBANのBAN ID、HUB ID、BAN優先順位、周波数ホッピング周期、時間整合を行うための時間情報、及び周波数ホッピング系列を計算するための周波数ホッピング情報を取得する、付記1に記載の装置。
(付記3)
前記決定手段は、
前記HUBの所属するWBANのBAN優先順位と前記隣接WBANのBAN優先順位とを比較する第1の比較モジュールと、
前記HUBの所属するWBANのBAN優先順位が前記隣接WBANのBAN優先順位よりも高い場合に、衝突回避を行わないと決定し、前記HUBの所属するWBANのBAN優先順位が前記隣接WBANのBAN優先順位よりも低い場合に、衝突回避を行うと決定する第1の決定モジュールと、
前記HUBの所属するWBANのBAN優先順位が前記隣接WBANのBAN優先順位に等しい場合に、前記HUBの所属するWBANの周波数ホッピング周期と前記隣接WBANの周波数ホッピング周期とを比較する第2の比較モジュールと、
前記HUBの所属するWBANの周波数ホッピング周期が前記隣接WBANの周波数ホッピング周期よりも長い場合に、衝突回避を行わないと決定し、前記HUBの所属するWBANの周波数ホッピング周期が前記隣接WBANの周波数ホッピング周期よりも短い場合に、衝突回避を行うと決定する第2の決定モジュールと、
前記HUBの所属するWBANの周波数ホッピング周期が前記隣接WBANの周波数ホッピング周期に等しい場合に、衝突回避を行うか否かを決定するように、前記隣接WBANのHUBと協議する協議モジュールと、を含む、付記1に記載の装置。
(付記4)
前記処理手段は、
前記HUBの所属するWBANの時間情報及び前記隣接WBANの時間情報に基づいて、前記HUBの所属するWBANと前記隣接WBANに対してクロック整合を行う整合モジュールと、
前記HUBの所属するWBANの各周波数ホッピング周期内のチャネル番号と、前記周波数ホッピング周期に対応する前記隣接WBANの周波数ホッピング周期内のチャネル番号とを比較し、衝突の存在するチャネル番号を決定する第3の比較モジュールと、
前記隣接WBANの周波数ホッピング周期のチャネル番号と異なるように、前記衝突の存在するチャネル番号を変更する処理モジュールと、を含む、付記1に記載の装置。
(付記5)
前記第3の比較モジュールは、
Figure 2017011701
の場合に、前記隣接WBANにおけるm番目の周波数ホッピング周期内のチャネル番号と前記HUBの所属するWBANにおけるn、n+1、n+2、…、
(外7)
Figure 2017011701
番目の周波数ホッピング周期内のチャネル番号とを比較し、衝突の存在するチャネル番号を決定し、
前記第3の比較モジュールは、
Figure 2017011701
の場合に、前記隣接WBANにおけるm番目の周波数ホッピング周期内のチャネル番号と前記HUBの所属するWBANにおけるn、n+1、n+2、…、
(外8)
Figure 2017011701
番目の周波数ホッピング周期内のチャネル番号とを比較し、衝突の存在するチャネル番号を決定し、
は前記HUBの所属するWBANの周波数ホッピング周期の長さであり、Tは前記隣接WBANの周波数ホッピング周期の長さであり、或いはTは前記隣接WBANの周波数ホッピング周期の長さであり、Tは前記HUBの所属するWBANの周波数ホッピング周期の長さであり、且つT>T、εはm番目の周波数ホッピング周期の開始時間とn番目の周波数ホッピング周期の開始時間との時間差であり、且つ0≦ε<Tとなる、付記4に記載の装置。
(付記6)
前記HUBの所属するWBAN内のノードが周波数ホッピングを行う際に次の周波数ホッピング周期のチャネル番号に対応するチャネルへの変更を行うように、前記ノードにチャネル周波数ホッピングメッセージを送信し、前記ノードに前記チャネル番号を通知する送信手段、をさらに含む、付記1に記載の装置。
(付記7)
T−Pollフレーム又はビーコンフレームを周期的にブロードキャストするブロードキャスト手段、をさらに含み、
前記T−Pollフレーム又はビーコンフレームには、前記HUBの所属するWBANのBAN ID、HUB ID、BAN優先順位、周波数ホッピング周期、時間整合を行うための時間情報、及び周波数ホッピング系列を計算するための周波数ホッピング情報が含まれる、付記1に記載の装置。
(付記8)
前記周波数ホッピング情報は、チャネル周波数ホッピングの乱数シード及びチャネル周波数ホッピング系列の計算に関連する情報を含み、
前記時間情報は、チャネル周波数ホッピング周期の開始時間を含む、付記1に記載の装置。
(付記9)
無線ボディエリアネットワーク(WBAN)におけるハブ(HUB)であって、
前記HUBは、
隣接WBANのBAN ID、HUB ID、BAN優先順位、周波数ホッピング周期、時間整合を行うための時間情報、及び周波数ホッピング系列を計算するための周波数ホッピング情報を取得し、
前記HUBの所属するWBAN及び前記隣接WBANのBAN優先順位及び/又はチャネル周波数ホッピング周期に基づいて、衝突回避を行うか否かを決定し、
衝突回避を行う場合に、前記HUBの所属するWBANの周波数ホッピング情報及び時間情報、並びに前記隣接WBANの周波数ホッピング情報及び時間情報に基づいて衝突回避を行う、ハブ。
(付記10)
無線ボディエリアネットワーク(WBAN)におけるハブ(HUB)に用いられる干渉回避方法であって、
前記HUBが、隣接WBANのBAN ID、HUB ID、BAN優先順位、周波数ホッピング周期、時間整合を行うための時間情報、及び周波数ホッピング系列を計算するための周波数ホッピング情報を取得するステップと、
前記HUBが、前記HUBの所属するWBAN及び前記隣接WBANのBAN優先順位及び/又はチャネル周波数ホッピング周期に基づいて、衝突回避を行うか否かを決定するステップと、
衝突回避を行う場合に、前記HUBが前記HUBの所属するWBANの周波数ホッピング情報及び時間情報、並びに前記隣接WBANの周波数ホッピング情報及び時間情報に基づいて衝突回避を行うステップと、を含む、方法。
(付記11)
前記HUBは、受信された隣接WBANからのビーコン又はT−Pollフレームから、前記隣接WBANのBAN ID、HUB ID、BAN優先順位、周波数ホッピング周期、時間整合を行うための時間情報、及び周波数ホッピング系列を計算するための周波数ホッピング情報を取得する、付記10に記載の方法。
(付記12)
前記HUBが衝突回避を行うか否かを決定するステップは、
前記HUBが、前記HUBの所属するWBANのBAN優先順位と前記隣接WBANのBAN優先順位とを比較するステップと、
前記HUBの所属するWBANのBAN優先順位が前記隣接WBANのBAN優先順位よりも高い場合に、衝突回避を行わないと決定するステップと、
前記HUBの所属するWBANのBAN優先順位が前記隣接WBANのBAN優先順位よりも低い場合に、衝突回避を行うと決定するステップと、
前記HUBの所属するWBANのBAN優先順位が前記隣接WBANのBAN優先順位に等しい場合に、前記HUBが前記HUBの所属するWBANの周波数ホッピング周期と前記隣接WBANの周波数ホッピング周期とを比較するステップと、
前記HUBの所属するWBANの周波数ホッピング周期が前記隣接WBANの周波数ホッピング周期よりも長い場合に、衝突回避を行わないと決定するステップと、
前記HUBの所属するWBANの周波数ホッピング周期が前記隣接WBANの周波数ホッピング周期よりも短い場合に、衝突回避を行うと決定するステップと、
前記HUBの所属するWBANの周波数ホッピング周期が前記隣接WBANの周波数ホッピング周期に等しい場合に、衝突回避を行うか否かを決定するように、前記HUBが前記隣接WBANのHUBと協議するステップと、を含む、付記10に記載の方法。
(付記13)
前記HUBが衝突回避を行うステップは、
前記HUBの所属するWBANと前記隣接WBANに対してクロック整合を行うステップと、
前記HUBの所属するWBANの各周波数ホッピング周期内のチャネル番号と、前記周波数ホッピング周期に対応する前記隣接WBANの周波数ホッピング周期内のチャネル番号とを比較し、衝突の存在するチャネル番号を決定するステップと、
前記隣接WBANの周波数ホッピング周期のチャネル番号と異なるように、前記衝突の存在するチャネル番号を変更するステップと、を含む、付記10に記載の方法。
(付記14)
Figure 2017011701
の場合に、前記隣接WBANにおけるm番目の周波数ホッピング周期内のチャネル番号と前記HUBの所属するWBANにおけるn、n+1、n+2、…、
(外9)
Figure 2017011701
番目の周波数ホッピング周期内のチャネル番号とを比較し、衝突の存在するチャネル番号を決定し、
Figure 2017011701
の場合に、前記隣接WBANにおけるm番目の周波数ホッピング周期内のチャネル番号と前記HUBの所属するWBANにおけるn、n+1、n+2、…、
(外10)
Figure 2017011701
番目の周波数ホッピング周期内のチャネル番号とを比較し、衝突の存在するチャネル番号を決定し、
は前記HUBの所属するWBANの周波数ホッピング周期の長さであり、Tは前記隣接WBANの周波数ホッピング周期の長さであり、或いはTは前記隣接WBANの周波数ホッピング周期の長さであり、Tは前記HUBの所属するWBANの周波数ホッピング周期の長さであり、且つT>T、εはm番目の周波数ホッピング周期の開始時間とn番目の周波数ホッピング周期の開始時間との時間差であり、且つ0≦ε<Tとなる、付記13に記載の方法。
(付記15)
前記HUBの所属するWBAN内のノードが周波数ホッピングを行う際に次の周波数ホッピング周期のチャネル番号に対応するチャネルへの変更を行うように、前記HUBが前記ノードにチャネル周波数ホッピングメッセージを送信し、前記ノードに前記チャネル番号を通知するステップ、をさらに含む、付記10に記載の方法。
(付記16)
前記HUBがT−Pollフレーム又はビーコンフレームを周期的にブロードキャストするステップ、をさらに含み、
前記T−Pollフレーム又はビーコンフレームには、前記HUBの所属するWBANのBAN ID、HUB ID、BAN優先順位、周波数ホッピング周期、時間整合を行うための時間情報、及び周波数ホッピング系列を計算するための周波数ホッピング情報が含まれる、付記10に記載の方法。
(付記17)
前記周波数ホッピング情報は、チャネル周波数ホッピングの乱数シード及びチャネル周波数ホッピング系列の計算に関連する情報を含み、
前記時間情報は、チャネル周波数ホッピング周期の開始時間を含む、付記10に記載の方法。

Claims (17)

  1. 無線ボディエリアネットワーク(WBAN)におけるハブ(HUB)に用いられる干渉回避装置であって、
    隣接WBANのBAN ID、HUB ID、BAN優先順位、周波数ホッピング周期、時間整合を行うための時間情報、及び周波数ホッピング系列を計算するための周波数ホッピング情報を取得する取得手段と、
    前記HUBの所属するWBAN及び前記隣接WBANのBAN優先順位及び/又はチャネル周波数ホッピング周期に基づいて、衝突回避を行うか否かを決定する決定手段と、
    前記HUBが衝突回避を行う場合に、前記HUBの所属するWBANの周波数ホッピング情報及び時間情報、並びに前記隣接WBANの周波数ホッピング情報及び時間情報に基づいて衝突回避を行う処理手段と、を含む、装置。
  2. 前記隣接WBANのHUBにより送信されたビーコン又はT−Pollフレームを受信する受信手段、をさらに含み、
    前記取得手段は、前記ビーコン又はT−Pollフレームから前記隣接WBANのBAN ID、HUB ID、BAN優先順位、周波数ホッピング周期、時間整合を行うための時間情報、及び周波数ホッピング系列を計算するための周波数ホッピング情報を取得する、請求項1に記載の装置。
  3. 前記決定手段は、
    前記HUBの所属するWBANのBAN優先順位と前記隣接WBANのBAN優先順位とを比較する第1の比較モジュールと、
    前記HUBの所属するWBANのBAN優先順位が前記隣接WBANのBAN優先順位よりも高い場合に、衝突回避を行わないと決定し、前記HUBの所属するWBANのBAN優先順位が前記隣接WBANのBAN優先順位よりも低い場合に、衝突回避を行うと決定する第1の決定モジュールと、
    前記HUBの所属するWBANのBAN優先順位が前記隣接WBANのBAN優先順位に等しい場合に、前記HUBの所属するWBANの周波数ホッピング周期と前記隣接WBANの周波数ホッピング周期とを比較する第2の比較モジュールと、
    前記HUBの所属するWBANの周波数ホッピング周期が前記隣接WBANの周波数ホッピング周期よりも長い場合に、衝突回避を行わないと決定し、前記HUBの所属するWBANの周波数ホッピング周期が前記隣接WBANの周波数ホッピング周期よりも短い場合に、衝突回避を行うと決定する第2の決定モジュールと、
    前記HUBの所属するWBANの周波数ホッピング周期が前記隣接WBANの周波数ホッピング周期に等しい場合に、衝突回避を行うか否かを決定するように、前記隣接WBANのHUBと協議する協議モジュールと、を含む、請求項1に記載の装置。
  4. 前記処理手段は、
    前記HUBの所属するWBANの時間情報及び前記隣接WBANの時間情報に基づいて、前記HUBの所属するWBANと前記隣接WBANに対してクロック整合を行う整合モジュールと、
    前記HUBの所属するWBANの各周波数ホッピング周期内のチャネル番号と、前記周波数ホッピング周期に対応する前記隣接WBANの周波数ホッピング周期内のチャネル番号とを比較し、衝突の存在するチャネル番号を決定する第3の比較モジュールと、
    前記隣接WBANの周波数ホッピング周期のチャネル番号と異なるように、前記衝突の存在するチャネル番号を変更する処理モジュールと、を含む、請求項1に記載の装置。
  5. 前記第3の比較モジュールは、
    Figure 2017011701
    の場合に、前記隣接WBANにおけるm番目の周波数ホッピング周期内のチャネル番号と前記HUBの所属するWBANにおけるn、n+1、n+2、…、
    (外1)
    Figure 2017011701
    番目の周波数ホッピング周期内のチャネル番号とを比較し、衝突の存在するチャネル番号を決定し、
    前記第3の比較モジュールは、
    Figure 2017011701
    の場合に、前記隣接WBANにおけるm番目の周波数ホッピング周期内のチャネル番号と前記HUBの所属するWBANにおけるn、n+1、n+2、…、
    (外2)
    Figure 2017011701
    番目の周波数ホッピング周期内のチャネル番号とを比較し、衝突の存在するチャネル番号を決定し、
    は前記HUBの所属するWBANの周波数ホッピング周期の長さであり、Tは前記隣接WBANの周波数ホッピング周期の長さであり、或いはTは前記隣接WBANの周波数ホッピング周期の長さであり、Tは前記HUBの所属するWBANの周波数ホッピング周期の長さであり、且つT>T、εはm番目の周波数ホッピング周期の開始時間とn番目の周波数ホッピング周期の開始時間との時間差であり、且つ0≦ε<Tとなる、請求項4に記載の装置。
  6. 前記HUBの所属するWBAN内のノードが周波数ホッピングを行う際に次の周波数ホッピング周期のチャネル番号に対応するチャネルへの変更を行うように、前記ノードにチャネル周波数ホッピングメッセージを送信し、前記ノードに前記チャネル番号を通知する送信手段、をさらに含む、請求項1に記載の装置。
  7. T−Pollフレーム又はビーコンフレームを周期的にブロードキャストするブロードキャスト手段、をさらに含み、
    前記T−Pollフレーム又はビーコンフレームには、前記HUBの所属するWBANのBAN ID、HUB ID、BAN優先順位、周波数ホッピング周期、時間整合を行うための時間情報、及び周波数ホッピング系列を計算するための周波数ホッピング情報が含まれる、請求項1に記載の装置。
  8. 前記周波数ホッピング情報は、チャネル周波数ホッピングの乱数シード及びチャネル周波数ホッピング系列の計算に関連する情報を含み、
    前記時間情報は、チャネル周波数ホッピング周期の開始時間を含む、請求項1に記載の装置。
  9. 無線ボディエリアネットワーク(WBAN)におけるハブ(HUB)であって、
    前記HUBは、
    隣接WBANのBAN ID、HUB ID、BAN優先順位、周波数ホッピング周期、時間整合を行うための時間情報、及び周波数ホッピング系列を計算するための周波数ホッピング情報を取得し、
    前記HUBの所属するWBAN及び前記隣接WBANのBAN優先順位及び/又はチャネル周波数ホッピング周期に基づいて、衝突回避を行うか否かを決定し、
    衝突回避を行う場合に、前記HUBの所属するWBANの周波数ホッピング情報及び時間情報、並びに前記隣接WBANの周波数ホッピング情報及び時間情報に基づいて衝突回避を行う、ハブ。
  10. 無線ボディエリアネットワーク(WBAN)におけるハブ(HUB)に用いられる干渉回避方法であって、
    前記HUBが、隣接WBANのBAN ID、HUB ID、BAN優先順位、周波数ホッピング周期、時間整合を行うための時間情報、及び周波数ホッピング系列を計算するための周波数ホッピング情報を取得するステップと、
    前記HUBが、前記HUBの所属するWBAN及び前記隣接WBANのBAN優先順位及び/又はチャネル周波数ホッピング周期に基づいて、衝突回避を行うか否かを決定するステップと、
    衝突回避を行う場合に、前記HUBが前記HUBの所属するWBANの周波数ホッピング情報及び時間情報、並びに前記隣接WBANの周波数ホッピング情報及び時間情報に基づいて衝突回避を行うステップと、を含む、方法。
  11. 前記HUBは、受信された隣接WBANからのビーコン又はT−Pollフレームから、前記隣接WBANのBAN ID、HUB ID、BAN優先順位、周波数ホッピング周期、時間整合を行うための時間情報、及び周波数ホッピング系列を計算するための周波数ホッピング情報を取得する、請求項10に記載の方法。
  12. 前記HUBが衝突回避を行うか否かを決定するステップは、
    前記HUBが、前記HUBの所属するWBANのBAN優先順位と前記隣接WBANのBAN優先順位とを比較するステップと、
    前記HUBの所属するWBANのBAN優先順位が前記隣接WBANのBAN優先順位よりも高い場合に、衝突回避を行わないと決定するステップと、
    前記HUBの所属するWBANのBAN優先順位が前記隣接WBANのBAN優先順位よりも低い場合に、衝突回避を行うと決定するステップと、
    前記HUBの所属するWBANのBAN優先順位が前記隣接WBANのBAN優先順位に等しい場合に、前記HUBが前記HUBの所属するWBANの周波数ホッピング周期と前記隣接WBANの周波数ホッピング周期とを比較するステップと、
    前記HUBの所属するWBANの周波数ホッピング周期が前記隣接WBANの周波数ホッピング周期よりも長い場合に、衝突回避を行わないと決定するステップと、
    前記HUBの所属するWBANの周波数ホッピング周期が前記隣接WBANの周波数ホッピング周期よりも短い場合に、衝突回避を行うと決定するステップと、
    前記HUBの所属するWBANの周波数ホッピング周期が前記隣接WBANの周波数ホッピング周期に等しい場合に、衝突回避を行うか否かを決定するように、前記HUBが前記隣接WBANのHUBと協議するステップと、を含む、請求項10に記載の方法。
  13. 前記HUBが衝突回避を行うステップは、
    前記HUBの所属するWBANと前記隣接WBANに対してクロック整合を行うステップと、
    前記HUBの所属するWBANの各周波数ホッピング周期内のチャネル番号と、前記周波数ホッピング周期に対応する前記隣接WBANの周波数ホッピング周期内のチャネル番号とを比較し、衝突の存在するチャネル番号を決定するステップと、
    前記隣接WBANの周波数ホッピング周期のチャネル番号と異なるように、前記衝突の存在するチャネル番号を変更するステップと、を含む、請求項10に記載の方法。
  14. Figure 2017011701
    の場合に、前記隣接WBANにおけるm番目の周波数ホッピング周期内のチャネル番号と前記HUBの所属するWBANにおけるn、n+1、n+2、…、
    (外3)
    Figure 2017011701
    番目の周波数ホッピング周期内のチャネル番号とを比較し、衝突の存在するチャネル番号を決定し、
    Figure 2017011701
    の場合に、前記隣接WBANにおけるm番目の周波数ホッピング周期内のチャネル番号と前記HUBの所属するWBANにおけるn、n+1、n+2、…、
    (外4)
    Figure 2017011701
    番目の周波数ホッピング周期内のチャネル番号とを比較し、衝突の存在するチャネル番号を決定し、
    は前記HUBの所属するWBANの周波数ホッピング周期の長さであり、Tは前記隣接WBANの周波数ホッピング周期の長さであり、或いはTは前記隣接WBANの周波数ホッピング周期の長さであり、Tは前記HUBの所属するWBANの周波数ホッピング周期の長さであり、且つT>T、εはm番目の周波数ホッピング周期の開始時間とn番目の周波数ホッピング周期の開始時間との時間差であり、且つ0≦ε<Tとなる、請求項13に記載の方法。
  15. 前記HUBの所属するWBAN内のノードが周波数ホッピングを行う際に次の周波数ホッピング周期のチャネル番号に対応するチャネルへの変更を行うように、前記HUBが前記ノードにチャネル周波数ホッピングメッセージを送信し、前記ノードに前記チャネル番号を通知するステップ、をさらに含む、請求項10に記載の方法。
  16. 前記HUBがT−Pollフレーム又はビーコンフレームを周期的にブロードキャストするステップ、をさらに含み、
    前記T−Pollフレーム又はビーコンフレームには、前記HUBの所属するWBANのBAN ID、HUB ID、BAN優先順位、周波数ホッピング周期、時間整合を行うための時間情報、及び周波数ホッピング系列を計算するための周波数ホッピング情報が含まれる、請求項10に記載の方法。
  17. 前記周波数ホッピング情報は、チャネル周波数ホッピングの乱数シード及びチャネル周波数ホッピング系列の計算に関連する情報を含み、
    前記時間情報は、チャネル周波数ホッピング周期の開始時間を含む、請求項10に記載の方法。
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