JP2017010897A - 蓄電素子 - Google Patents
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Abstract
Description
電極体は、正極と負極とを含む。
ケースは、電極体を収容する。
第2導電部材は、正極または負極の一方と電気的に接続され、ケースおよび第1導電部材を貫通して固定する。
挿入部材は、棒状部および頭部を有する。
そして、第2導電部材は、中空部およびカシメ部を有し、棒状部は、中空部に挿入されている。さらに、頭部は、カシメ部に接している。
1.電池1の外観構成
本発明の実施の形態では、蓄電素子の一例として電池1を採用する。電池1の外観構成について、図1を用い説明する。
図1に示すように、電池1は、有底角筒状のケース本体102と、その開口を閉じる封口体101とにより構成されたケース10を備える。ケース本体102と封口体101とは、封口体101の外周辺部分において、例えばレーザ溶接により接合されている。
電池1の内部構成について、図2を用い説明する。
図2は、図1におけるY方向から電池1を見た図である。ここでは、便宜上ケース本体102の内部を透視して示している。図2に示すように、ケース本体102と封口体101とで構成されたケース10の内部には、電極体25が収容されている。電極体25は、正極252、負極253、セパレータ251を有している。
集電体21,22は、ともに導電部材であって、平面視において屈曲部を有するL字形状をしており、その一部が封口体101の内面(裏面)に沿っている。封口体101と集電体21,22とは、それぞれ間に絶縁物のパッキン23,24が配置されることで、電気的に絶縁されている。集電体は第1導電部材の一例である。
このようにして、電極体25における正極252は、集電体21、リベット17,18、端子接続バー13を介して外部端子11に電気的に接続されている。同様に、電極体25における負極253は、集電体22、リベット19,20、端子接続バー14を介して外部端子12に電気的に接続されている。
また、図2では、1つの電極体25だけを図示しているが、ケース10内に複数の電極体25(例えば、2つ)が収容されていてもよい。
電極体25の構成について、図3を用い説明する。
図3に示すように、本実施の形態に係る電池1が備える電極体25は、正極252、負極253、セパレータ251を有する。正極252、負極253、セパレータ251は、それぞれ帯状のシート体である。正極252と負極253とは、間にセパレータ251を挟んだ状態で対向配置され、仮想軸Ax25周りに巻回されている。本実施の形態に係る電池1が備える電極体25は、扁平形状である。また、本実施の形態に係る電池1が備える電極体25は、仮想軸Ax25に垂直な面での断面形状が略楕円形状をしている。
同様に、負極253の幅方向(図3におけるX軸方向)の一方の縁には、芯体部分253aが設けられている。活物質形成部分253bはセパレータ251で覆われている。
本実施の形態の場合には、正極252における芯体が、一例としてアルミニウム(Al)からなり、負極253における芯体が、一例として銅(Cu)からなる。
リベット17〜20による各固定部分の構成について、図4を用い説明する。なお、図4は、図2におけるB部を模式的に拡大したものである。また、図4では、リベット18による固定部分だけを図示しているが、他のリベット17,19,20の各固定部分についても同様の構成を有する。
ネジ26、カバー27を構成する材料は、それぞれ種々の材料を用いることができる。例えば、金属で構成したり、樹脂で構成することができ、金属部分および樹脂部分の両方を有する構成としてもよい。カバー27の固定方法については、種々の方法を用いることができる。例えば、カバー27を金属で構成する場合は、カバー27を集電体21やネジ26に溶接することができる。なお、カバー27を設けない構成とすることもできる。
図5(a)に示すように、リベット18のカシメ部分18bは、カシメ加工によって、中空部から外側に向かって押し広げられて塑性変形している。このような構成の電池1に対し、外部から力や振動が加わったりした場合、端子接続バー13,14や集電体21,22などを介して、リベット17〜20の各カシメ部に力や振動が伝わることがある。ここで、ネジ26は、頭部26bがカシメ部18bに接しているため、頭部26bからカシメ部18bに向かって、図5(b)中の矢印で示すような力を加えることができる。したがって、外部からの力や振動によるカシメ部18bの変形や緩みを防止することができる。
これに対し、本実施の形態に係る電池1では、上述のように、外部から力や振動が加わった場合でも、リベットのカシメ部の緩みや変形を抑制することができ、高い品質を維持することができる。
電池1は、概略、次のような工程を経て製造される。
(工程a)電極体25を作製する。電極体25の作製は、図3に示したように、正極252と負極253とを、間にセパレータ251を挟んだ状態で対向させ、これを巻回し、さらに扁平化することでなされる。
(工程b)封口体101に対し、外部端子11,12、端子接続バー13,14、集電体21,22、リベット17〜20、パッキン15、16、23、24などを取り付ける。そして、リベット17〜20の、ケース内方の中空部にネジ26を挿入し、カバー27を取り付ける。また、電極体25を集電体21、22と接続する。
(工程c)封口体101に取り付けられた状態の電極体25をケース本体102内に収納する。そして、ケース本体102と封口体101とを、例えば、レーザ溶接などにより接合する。
(工程d)ケース10に開けられた注液口から、電解質を注液し、その後、注液口を塞ぐことで電池1が完成する。
なお、工程bの一部については、工程cの実行の後に行ってもよい。
リベット17〜20による固定部分の構成について、図6および図7を用いて説明する。なお、図6および図7では、リベット18の固定に係る工程だけを図示しているが、他のリベット17,19,20の固定に係る工程も同様である。
リベット180の下筒部分180bは、パッキン23に設けられた貫通孔23bおよび集電体21に設けられた貫通孔21cを貫通する。
パッキン23の内面23cに対して集電体21の上面が接触する。また、リベット180の下筒部分180bの下端は、集電体21よりも下方(図6におけるZ軸マイナス方向)に位置する。
実施の形態2に係る電池の構成について、図8(a)を用い説明する。図8(a)では、上記実施の形態1との差異部分である、リベット28およびその周辺構成だけを図示している。他の構成については、上記実施の形態1と同様である。
実施の形態3に係る電池の構成について、図8(b)を用い説明する。図8(b)では、上記実施の形態1との差異部分である、リベット30およびその周辺構成だけを図示している。他の構成については、上記実施の形態1と同様である。
実施の形態4に係る電池の構成について、図9(a)を用い説明する。図9(a)では、上記実施の形態1との差異部分である、ネジ34およびその周辺構成だけを図示している。他の構成については、上記実施の形態1と同様である。
実施の形態5に係る電池の構成について、図9(b)を用い説明する。図9(b)では、上記実施の形態1との差異部分である、リベット36およびその周辺構成だけを図示している。他の構成については、上記実施の形態1と同様である。
実施の形態6に係る電池の構成について、図10を用い説明する。図10では、上記実施の形態1との差異部分である、端子39およびその周辺構成だけを図示している。他の構成については、上記実施の形態1と同様である。
実施の形態7に係る電池の構成について、図11を用い説明する。図11では、リベット18およびその周辺構成だけを図示している。なお、本実施の形態に係る電池では、リベット18およびその中空部18eにネジ26が挿入されている構成は、上記実施の形態1と同様である。
上記実施の形態では、蓄電素子の一例として、角筒形状の外観を有する電池1を採用することとした。しかし、本発明に係る蓄電素子は、このような電池に限定されるものではない。例えば、外観形状については、円筒形状の外観を有する蓄電素子や、ボタン形などの外観を有する蓄電素子、さらにはラミネートシートからなる外装体を有し、偏平形状の外観を有する蓄電素子などとすることもできる。
また、上記実施の形態では、電極体25として、いわゆる巻回構造の電極体を採用したが、電極体の形態はこれに限定されるものではない。例えば、正極と負極とを、間にセパレータを挟みながら交互に積層した積層構造の電極体とすることもできる。
10.ケース
11,12.外部端子
39.端子
13,14.端子接続バー
15,16,23,24,41,42.パッキン
17〜20,28,30,36,180.リベット
21,22,43.集電体
25.電極体
26,29,31,33,34,44.ネジ
27,32,35,38,45.カバー
37.ピン
46.溶接部
101,401.封口体
102.ケース本体
251.セパレータ
252.正極
253.負極
Claims (6)
- 正極と負極とを含む電極体と、
前記電極体を収容するケースと、
第1導電部材と、
前記正極または前記負極の一方と電気的に接続され、前記ケースおよび前記第1導電部材を貫通して固定する第2導電部材と、
棒状部および頭部を有する挿入部材と、
を備え、
前記第2導電部材は、中空部およびカシメ部を有し、
前記棒状部は、前記中空部に挿入され、
前記頭部は、前記カシメ部に接している
蓄電素子。 - 前記中空部の内壁における少なくとも一部には、雌ネジが形成されており、
前記棒状部の外壁における少なくとも一部には、前記雌ネジに対応する雄ネジが形成されている
請求項1記載の蓄電素子。 - 前記頭部は、錐台形状である
請求項1または請求項2記載の蓄電素子。 - 前記棒状部は、前記中空部に挿入される方向において、少なくとも、前記第2導電部材が前記第1導電部材を貫通する位置に挿入されている
請求項1から請求項3の何れか記載の蓄電素子。 - 前記ケースに配置され、前記第2導電部材が貫通する封止部材を備え、
前記棒状部は、前記中空部に挿入される方向において、少なくとも、前記第2導電部材が前記封止部材を貫通する位置に挿入されている
請求項1から請求項4の何れか記載の蓄電素子。 - 前記挿入部材の頭部を覆い、前記第1導電部材に固定された蓋部材を有する
請求項1から請求項5の何れか記載の蓄電素子。
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