JP2017010444A - 通信装置、送信方法、及び、プログラム - Google Patents

通信装置、送信方法、及び、プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】障害の発生等、所定の条件を満たす監視情報を、高速に取得する。【解決手段】通信装置100は、MIBテーブル記憶部150、アラームテーブル記憶部160、及び、テーブル制御部120を含む。MIBテーブル記憶部150は、オブジェクトの複数のインスタンスの各々について、当該インスタンスの識別子と値を関連付けたMIBテーブルを記憶する。アラームテーブル記憶部160は、MIBテーブルにおけるインスタンスの内、アラームが検出されているインスタンスの識別子を示すアラームテーブルを記憶する。テーブル制御部120は、監視装置200からMIBテーブルのインスタンスの取得要求を受信した場合に、アラームテーブルで示されるインスタンスの値をMIBテーブルから取得し、インスタンスの取得応答として監視装置200に送信する。【選択図】図1

Description

本発明は、通信装置、送信方法、及び、プログラムに関し、特に、MIB(Management Information Base)形式で監視情報を格納する通信装置、MIB形式の監視情報の送信方法、及び、そのプログラムに関する。
ネットワークシステムでは、通信装置の監視に、SNMP(Simple Network Management Protocol)が広く用いられている。SNMPを用いた監視では、監視情報としてMIB形式で定義されたオブジェクトが用いられる。
監視装置は、アラームの検出状況を示すテーブル型のMIBを用いて、通信装置における各種アラームの検出状況を収集する。テーブル型MIBは、各オブジェクトについて、インデックスの数分のインスタンスを持つ。SNMPでは、MIBの各インスタンスの値を取得する場合に、特定の値を有するインスタンスだけを抽出する等の抽出条件の指定ができない。このため、監視装置は、テーブル型MIBにおける各オブジェクトの全インスタンスの値を取得し、各インスタンスがアラームの検出を示すかどうかを判断する必要がある。
なお、関連技術として、特許文献1には、SNMPを用いた基地局の監視システムにおいて、基地局における障害有無を示すトータルアラームテーブルを用いて、障害を高速に検出する技術が開示されている。監視局は、トータルアラームテーブルで基地局のアラームが示されていた場合、さらに、サマリーアラームテーブル、詳細アラームテーブルを取得することにより、アラームの原因を特定する。
特開2006−279281号公報
近年、ネットワークの規模が大きくなり、通信装置が高機能化、複雑化するにつれ、SNMPにより監視されるオブジェクトの種類やインスタンス数が増加している。このため、上述のように、監視装置が、テーブル型MIBの全インスタンスを取得しアラームを判断する方法では、テーブルの収集、アラームの有無の判断に時間を要するようになってきた。
本発明の目的は、上述した課題を解決し、障害の発生等、所定の条件を満たす管理情報を高速に取得できる、通信装置、送信方法、及び、プログラムを提供することである。
本発明の通信装置は、オブジェクトの複数のインスタンスの各々について、当該インスタンスの識別子と値を関連付けた管理テーブルを記憶する管理テーブル記憶手段と、前記管理テーブルにおけるインスタンスの内、値が所定の条件を満たすインスタンスの識別子を示すインスタンステーブルを記憶するインスタンステーブル記憶手段と、監視装置から前記管理テーブルのインスタンスの取得要求を受信した場合に、前記インスタンステーブルで示されるインスタンスの値を前記管理テーブルから取得し、インスタンスの取得応答として前記監視装置に送信する、テーブル制御手段と、を備える。
本発明の送信方法は、オブジェクトの複数のインスタンスの各々について、当該インスタンスの識別子と値を関連付けた管理テーブルのインスタンスの取得要求を、監視装置から受信し、前記管理テーブルにおけるインスタンスの内、値が所定の条件を満たすインスタンスの識別子を示すインスタンステーブルで示されるインスタンスの値を、前記管理テーブルから取得し、前記取得したインスタンスの値を、インスタンスの取得応答として、前記監視装置に送信する。
本発明のプログラムは、コンピュータに、オブジェクトの複数のインスタンスの各々について、当該インスタンスの識別子と値を関連付けた管理テーブルのインスタンスの取得要求を、監視装置から受信し、前記管理テーブルにおけるインスタンスの内、値が所定の条件を満たすインスタンスの識別子を示すインスタンステーブルで示されるインスタンスの値を、前記管理テーブルから取得し、前記取得したインスタンスの値を、インスタンスの取得応答として、前記監視装置に送信する、処理を実行させる。
本発明の効果は、障害の発生等、所定の条件を満たす監視情報を、高速に取得できることである。
本発明の実施の形態の特徴的な構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態における、通信システムの構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態における、コンピュータにより実現された通信装置100の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態における、MIBテーブル、及び、アラームテーブルの例を示す図である。 本発明の実施の形態における、MIBテーブル設定処理を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態における、オブジェクト取得処理を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態における、テーブル形式のMIBに対する、オブジェクト取得処理の例を示すシーケンス図である。 一般的な、テーブル形式のMIBに対する、オブジェクト取得処理の例を示すシーケンス図である。
はじめに、本発明の実施の形態の構成を説明する。図2は、本発明の実施の形態における、通信システムの構成を示すブロック図である。
図2を参照すると、通信システムは、1以上の通信装置100(NE(Network Element)とも記載)、及び、監視装置200(NMS(Network Management System)とも記載)を含む。通信装置100は、有線または無線により、監視装置200と接続される。また、通信装置100は、他の通信装置100と有線または無線により接続され、通信ネットワークを構成する。
監視装置200は、SNMPを用いて、通信装置100から、MIBテーブルにおける各オブジェクトの各インスタンスの値を取得する。
通信装置100は、高速処理を行うべきMIBテーブル(対象MIBテーブル)におけるオブジェクトのインスタンスの内、所定の条件を満たすインスタンスの値を、監視装置200に送信する。
以下、対象MIBテーブルとして、通信装置100のアラームに係るMIBテーブルを用い、所定の条件を満たすインスタンスとして、アラームが検出されているインスタンスを用いる場合を例に、説明する。なお、高速処理を行うべき対象MIBテーブル、及び、所定の条件は、ユーザ等により、予め設定される。
通信装置100は、SNMP制御部110、テーブル制御部120、アラーム検出部130、通信制御部140、MIBテーブル記憶部150(管理テーブル記憶部とも記載)及びアラームテーブル記憶部160(インスタンステーブル記憶部とも記載)を含む。
MIBテーブル記憶部150は、テーブル形式のMIBであるMIBテーブル(管理テーブルとも記載)を記憶する。MIBテーブルは、OID(Object Identifier)で指定される。
図4は、本発明の実施の形態における、MIBテーブル、及び、アラームテーブルの例を示す図である。図4では、3つのMIBテーブル「HeavyRainAlarmTable」、「PowerFailureAlarmTable」、及び、「EarthquakeAlarmTable」が示されている。これら3つのMIBテーブルは、それぞれ、OID「1」、「2」、「3」で指定される。
MIBテーブルの各列は、監視すべき情報(監視情報)である、オブジェクトに相当する。各オブジェクトは、MIBテーブルのOIDにオブジェクトの識別子を付加したOIDで指定される。
例えば、MIBテーブル「HeavyRainAlarmTable」は、2種類のアラームに係るオブジェクト「RainAlm」、「FloodAlm」を含む。これら2つのオブジェクトは、ぞれぞれ、OID「1.2」、「1.3」で指定される。
また、MIBテーブルの各行は、インタフェース等、オブジェクトを監視すべき対象(監視対象)に相当する。各監視対象は、整数値であるインデックスにより指定される。
MIBテーブルでは、各オブジェクト(監視情報)と各インデックス(監視対象)の組に対して、値が設定される。図4の例では、値として、アラームが検出されていないことを示す「Clear」、または、アラームが検出されていることを示す「Alarm」が設定されている。
本発明の実施の形態では、各オブジェクト(監視情報)と各インデックス(監視対象)の組を、当該オブジェクトのインスタンスと呼び、当該オブジェクトのOIDと当該インデックスの組を、当該インスタンスの識別子として用いる。インスタンスの識別子は、オブジェクトと同様に、OIDの形式で表現される。
アラームテーブル記憶部160は、テーブル形式のMIBであるアラームテーブル(インスタンステーブルとも記載)を記憶する。アラームテーブルは、対象MIBテーブルにおいて、アラームが検出されている(値が「Alarm」である)インスタンスの識別子を示す。
ここでは、対象MIBテーブルが、上述の3つのMIBテーブル「HeavyRainAlarmTable」、「PowerFailureAlarmTable」、及び、「EarthquakeAlarmTable」であると仮定する。図4のアラームテーブル「CurrentAlarmTable」には、これらのMIBテーブルにて値が「Alarm」であるインスタンスの識別子「1.2.2」、「1.3.4」、…が登録されている。
SNMP制御部110は、監視装置200との間で、SNMPのメッセージの送受信を行う。
テーブル制御部120は、MIBテーブル制御部121、及び、アラームテーブル制御部122を含む。
アラームテーブル制御部122は、監視装置200から、対象MIBテーブルのオブジェクト取得要求(インスタンス取得要求とも記載)を受信した場合に、アラームテーブルから、アラームが検出されているインスタンスの識別子を抽出する。
MIBテーブル制御部121は、MIBテーブルから、アラームテーブル制御部122により抽出された識別子のインスタンスの値を取得する。取得したインスタンスの値は、オブジェクト取得応答(インスタンス取得応答とも記載)として、監視装置200へ送信される。
アラーム検出部130は、通信装置100における、MIBテーブルの各オブジェクトに係るアラームを検出し、テーブル制御部120を介して、当該アラームが検出されたインスタンスの値を更新する。
通信制御部140は、基地局や中継局、ルータ、スイッチ等、通信装置100が提供する各種通信機能に係る制御を行う。
なお、通信装置100は、CPU(Central Processing Unit)とプログラムを記憶した記憶媒体を含み、プログラムに基づく制御によって動作するコンピュータであってもよい。
図3は、本発明の実施の形態における、コンピュータにより実現された通信装置100の構成を示すブロック図である。
この場合、通信装置100は、CPU101、ハードディスクやメモリ等の記憶デバイス102(記憶媒体)、他の装置等と通信を行う通信デバイス103、キーボード、ディスプレイ等の入出力デバイス104を含む。CPU101は、SNMP制御部110、テーブル制御部120、アラーム検出部130、及び、通信制御部140を実現するためのコンピュータプログラムを実行する。記憶デバイス102は、MIBテーブル記憶部150、及び、アラームテーブル記憶部160のデータを記憶する。通信デバイス103は、監視装置200からオブジェクト取得要求を受信し、取得応答を送信する。入出力デバイス104は、通信装置100に係る各種設定等の、ユーザ等からの入力、及び、ユーザ等への出力を行う。
また、通信装置100の各構成要素は、独立した論理回路でもよい。
次に、本発明の実施の形態の動作を説明する。
はじめに、本発明の実施の形態における、MIBテーブル設定処理について説明する。
図5は、本発明の実施の形態における、MIBテーブル設定処理を示すフローチャートである。
通信装置100のアラーム検出部130は、通信装置100において、MIBテーブルの各オブジェクトに係るアラームを検出する(ステップS101)。アラーム検出部130は、検出されたアラームに係るオブジェクト、及び、監視対象のインデックスを、テーブル制御部120に通知する。
例えば、アラーム検出部130は、MIBテーブル「HeavyRainAlarmTable」のオブジェクト「RainAlm」に係るアラームを、インデックス「2」の監視対象で検出する。
テーブル制御部120のMIBテーブル制御部121は、MIBテーブルにおける、アラームが検出されたインスタンスの値を更新する(ステップS102)。
例えば、MIBテーブル制御部121は、図4に示すように、MIBテーブル「HeavyRainAlarmTable」における、オブジェクト「RainAlm」とインデックス「2」の組のインスタンスの値に「Alarm」を設定する。
テーブル制御部120は、検出されたアラームが、対象MIBテーブルのオブジェクトに係るアラームかどうかを判定する(ステップS103)。
対象MIBテーブルのオブジェクトに係るアラームの場合(ステップS103/Y)、テーブル制御部120のアラームテーブル制御部122は、アラームが検出されたインスタンスの識別子をアラームテーブルに登録する(ステップS104)。
例えば、アラームテーブル制御部122は、図4のように、上述のMIBテーブル「HeavyRainAlarmTable」における、オブジェクト「RainAlm」とインデックス「2」の組のインスタンスの識別子「1.2.2」をアラームテーブルに登録する。
以降、ステップS101からの処理が繰り返される。
この結果、例えば、図4のようなMIBテーブル、アラームテーブルが、それぞれ、MIBテーブル記憶部150、アラームテーブル記憶部160に設定される。
次に、本発明の実施の形態における、オブジェクト取得処理について説明する。
図6は、本発明の実施の形態における、オブジェクト取得処理を示すフローチャートである。また、図7は、本発明の実施の形態における、テーブル形式のMIBに対する、オブジェクト取得処理の例を示すシーケンス図である。
監視装置200は、オブジェクト取得要求(GetNext)を、通信装置100へ送信する(ステップS201)。ここで、監視装置200は、後述するステップS202でオブジェクト取得応答(GetResponse)を受信している場合、当該オブジェクト取得応答に含まれていたインスタンスの識別子を指定したオブジェクト取得要求を送信する。また、監視装置200は、オブジェクト取得応答を受信していない場合は、取得の基準である識別子を指定したオブジェクト取得要求(所定の取得要求)を送信する。
例えば、監視装置200は、図7のように、取得の基準である識別子「1.2.0」を含むオブジェクト取得要求(GetNext)を通信装置100へ送信する。識別子「1.2.0」は、MIBテーブル「HeavyRainAlarmTable」における先頭のオブジェクト「RainAlm」にインデックス「0」を付与することにより生成される。
通信装置100のSNMP制御部110は、監視装置200からオブジェクト取得要求を受信する(ステップS301)。SNMP制御部110は、オブジェクト取得要求に含まれるインスタンスの識別子をテーブル制御部120へ転送する。
テーブル制御部120は、オブジェクト取得要求に含まれる識別子で指定されたオブジェクトが、対象MIBテーブルのオブジェクトかどうかを判定する(ステップS302)。
ステップS302で対象MIBテーブルのオブジェクトの場合(ステップS302/Y)、アラームテーブル制御部122は、アラームテーブルから、オブジェクト取得要求で指定されたインスタンスの次のインスタンスの識別子を抽出する(ステップS303)。オブジェクト取得要求で、取得の基準である識別子が指定されていた場合、アラームテーブル制御部122は、アラームテーブルから、先頭のインスタンスの識別子を抽出する。
例えば、アラームテーブル制御部122は、図4のアラームテーブル「CurrentAlarmTable」から、先頭のインスタンスの識別子「1.2.2」を抽出する。
MIBテーブル制御部121は、MIBテーブルから、アラームテーブル制御部122が抽出した識別子のインスタンスの値を取得する(ステップS304)。
例えば、MIBテーブル制御部121は、図4のMIBテーブル「HeavyRainAlarmTable」から、識別子「1.2.2」のインスタンスの値「Alarm」を取得する。
ステップS302で対象MIBテーブルのオブジェクトでない場合(ステップS302/N)、MIBテーブル制御部121は、MIBテーブルから、オブジェクト取得要求で指定されたインスタンスの次のインスタンスの値を取得する(ステップS305)。
テーブル制御部120は、取得したインスタンスの値を、識別子とともに、SNMP制御部110へ転送する。
SNMP制御部110は、テーブル制御部120から転送されたインスタンスの識別子と値を含むオブジェクト取得応答(GetResponse)を、監視装置200へ送信する(ステップS306)。
例えば、SNMP制御部110は、図7のように、インスタンスの識別子「1.2.2」と値「Alarm」を含むオブジェクト取得応答(GetResponse)を監視装置200へ送信する。
監視装置200は、通信装置100からオブジェクト取得応答(GetResponse)を受信する(ステップS202)。
監視装置200は、オブジェクト取得応答に含まれるインスタンスの値が「Alarm」であるかどうかを判定する。「Alarm」である場合、監視装置200は、識別子で示されるオブジェクト(監視情報)とインデックス(監視対象)の組について、アラームの検出をユーザ等へ出力(表示)する(ステップS203)。
例えば、監視装置200は、オブジェクト「RainAlm」の監視情報について、インデックス「2」の監視対象でのアラーム検出を出力する。
以降、ステップS201〜S203、S301〜S306からの処理が、アラームテーブルの最後の識別子のインスタンスの値が取得されるまで繰り返される。
例えば、監視装置200は、図7のように、オブジェクト取得応答に含まれていたインスタンスの識別子「1.2.2」を含むオブジェクト取得要求(GetNext)を通信装置100へ送信する。
通信装置100のアラームテーブル制御部122は、アラームテーブル「CurrentAlarmTable」から、インスタンスの識別子「1.2.2」の次のインスタンスの識別子「1.3.4」を取得する。MIBテーブル制御部121は、MIBテーブル「HeavyRainAlarmTable」から、識別子「1.3.4」のインスタンスの値「Alarm」を取得する。SNMP制御部110は、図7のように、インスタンスの識別子「1.3.4」と値「Alarm」を含むオブジェクト取得応答(GetResponse)を監視装置200へ送信する。
監視装置200は、オブジェクト「FloodAlm」の監視情報について、インデックス「4」の監視対象でのアラーム検出を出力する。
さらに、監視装置200は、図7のように、オブジェクト取得応答に含まれていたインスタンスの識別子「1.3.4」を含むオブジェクト取得要求(GetNext)を通信装置100へ送信する。
通信装置100のアラームテーブル制御部122は、アラームテーブル「CurrentAlarmTable」から、インスタンスの識別子「1.3.4」の次のインスタンスの識別子「2.2.3」を取得する。MIBテーブル制御部121は、MIBテーブル「PowerFailureAlarmTable」から、識別子「2.2.3」のインスタンスの値「Alarm」を取得する。SNMP制御部110は、図7のように、インスタンスの識別子「2.2.3」と値「Alarm」を含むオブジェクト取得応答(GetResponse)を監視装置200へ送信する。
監視装置200は、オブジェクト「PSAlm」の監視情報について、インデックス「3」の監視対象でのアラーム検出を出力する。
以上により、本発明の実施の形態の動作が完了する。
なお、本発明の実施の形態では、対象MIBテーブルとして、通信装置100のアラームに係るMIBテーブルを用い、所定の条件を満たすインスタンスとして、アラームが検出されている(値が「Alarm」である)インスタンスを用いる場合を例に説明した。しかしながら、これに限らず、対象MIBテーブルとして、アラーム以外の他の状態に係るMIBテーブルを用い、所定の条件として、当該他の状態に係るオブジェクトのインスタンスの値が設定されていてもよい。この場合、テーブル制御部120は、対象MIBテーブルのオブジェクトのインスタンスの値が所定の状態を表す場合、当該インスタンスの識別子をインスタンステーブル(アラームテーブルに相当)に設定する。
また、本発明の実施の形態では、所定の条件として、インスタンスの値を用いた。しかしながら、これに限らず、所定の条件として、インスタンスの値の範囲や複数の値が設定されていてもよい。
また、本発明の実施の形態では、対象MIBテーブル、及び、所定の条件が予め設定されている場合を例に説明した。しかしながら、これに限らず、通信装置100が、対象MIBテーブルや所定の条件を指定するためのMIBを保持し、監視装置200が、SNMPにより当該MIBの値を設定することで、対象MIBテーブルや所定の条件を変更してもよい。
次に、本発明の実施の形態の特徴的な構成を説明する。図1は、本発明の実施の形態の特徴的な構成を示すブロック図である。
図1を参照すると、通信装置100は、MIBテーブル記憶部150(管理テーブル記憶部)、アラームテーブル記憶部160(インスタンステーブル記憶部)、及び、テーブル制御部120を含む。
MIBテーブル記憶部150は、オブジェクトの複数のインスタンスの各々について、当該インスタンスの識別子と値を関連付けたMIBテーブル(管理テーブル)を記憶する。アラームテーブル記憶部160は、MIBテーブルにおけるインスタンスの内、アラームが検出されている(所定の条件を満たす)インスタンスの識別子を示すアラームテーブル(インスタンステーブル)を記憶する。テーブル制御部120は、監視装置200からMIBテーブルのインスタンスの取得要求を受信した場合に、アラームテーブルで示されるインスタンスの値をMIBテーブルから取得し、インスタンスの取得応答として監視装置200に送信する。
次に、本発明の実施の形態の効果を説明する。
本発明の実施の形態によれば、障害の発生等、所定の条件を満たす監視情報を、高速に取得できる。その理由は、通信装置100がMIBテーブルのインスタンスの取得要求を受信時に、アラームが検出されているインスタンスを示すアラームテーブルで示されるインスタンスの値をMIBテーブルから取得し、インスタンスの取得応答として送信するためである。
図8は、一般的な、テーブル形式のMIBに対する、オブジェクト取得処理の例を示すシーケンス図である。一般的なオブジェクト取得処理では、監視装置は、通信装置から、アラームの検出対象であるMIBテーブルに含まれる全インスタンスを取得し、各インスタンスの値が「Alarm」か「Clear」かの判定を行う。具体的には、図8に示すように、監視装置は、通信装置より受信した取得応答(GetResponse)に含まれていたインスタンスの識別子を指定して、取得要求(GetNext)を送信する。通信装置は、MIBテーブルから、取得要求(GetNext)で指定されたインスタンスの次のインスタンスの値を取得し、取得応答(GetResponse)として監視装置に送信する。監視装置は、取得したインスタンスの値が「Alarm」か「Clear」かの判定を行う。監視装置は、アラームの検出対象であるMIBテーブルに含まれる全インスタンス数分、これらの処理を繰り返す。このため、取得要求(GetNext)/取得応答(GetResponse)の回数は、アラームが検出されているインスタンスの数より大きい。
これに対して、本発明の実施の形態では、アラームが検出されているインスタンスの識別子がアラームテーブルに登録されている。通信装置100は、MIBテーブルから、アラームテーブルで示されるインスタンスの値を取得し、取得応答として送信する。このため、取得要求(GetNext)/取得応答(GetResponse)の回数は、アラームが検出されているインスタンスの数と同じであり、無駄な取得要求/取得応答の送受信が削減される。
これにより、監視装置200は、通信装置100から、所定の条件を満たす監視情報を、高速に取得できる。また、監視装置200と通信装置100との間の通信データの量が削減される。
以上、実施形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記実施形態に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
本発明は、通信装置の監視に広く適用できる。特に、本発明は、SNMPを用いて通信装置の監視を行うネットワークシステムに適用できる。
100 通信装置
101 CPU
102 記憶デバイス
103 通信デバイス
104 入出力デバイス
110 SNMP制御部
120 テーブル制御部
121 MIBテーブル制御部
122 アラームテーブル制御部
130 アラーム検出部
140 通信制御部
150 MIBテーブル記憶部
160 アラームテーブル記憶部
200 監視装置

Claims (9)

  1. オブジェクトの複数のインスタンスの各々について、当該インスタンスの識別子と値を関連付けた管理テーブルを記憶する管理テーブル記憶手段と、
    前記管理テーブルにおけるインスタンスの内、値が所定の条件を満たすインスタンスの識別子を示すインスタンステーブルを記憶するインスタンステーブル記憶手段と、
    監視装置から前記管理テーブルのインスタンスの取得要求を受信した場合に、前記インスタンステーブルで示されるインスタンスの値を前記管理テーブルから取得し、インスタンスの取得応答として前記監視装置に送信する、テーブル制御手段と、
    を備えた、通信装置。
  2. 前記監視装置は、前記インスタンスの取得応答に含まれるインスタンスの識別子を指定したインスタンスの取得要求を用いて前記管理テーブルの各インスタンスの値を収集し、
    前記テーブル制御手段は、前記インスタンステーブルから、前記インスタンス取得要求で指定されたインスタンスの識別子の次のインスタンスの識別子を抽出し、当該抽出した識別子のインスタンスの値を前記管理テーブルから取得し、当該抽出したインスタンスの識別子と当該取得したインスタンスの値を含む前記インスタンスの取得応答を、前記監視装置に送信する、
    請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記テーブル制御手段は、前記監視装置から所定の取得要求を受信した場合に、前記インスタンステーブルから、先頭のインスタンスの識別子を抽出する、
    請求項2に記載の通信装置、
  4. 前記テーブル制御手段は、前記管理テーブルにおけるインスタンスの値が前記所定の条件を満たす場合、当該インスタンスの識別子を、前記インスタンステーブルに登録する、
    請求項1乃至3のいずれかに記載の通信装置、
  5. 前記オブジェクトは、前記通信装置におけるアラームの検出有無を示し、前記テーブル制御手段は、前記管理テーブルにおけるインスタンスの値がアラーム検出を示す値である場合、当該インスタンスの識別子を、前記インスタンステーブルに登録する、
    請求項4に記載の通信装置。
  6. オブジェクトの複数のインスタンスの各々について、当該インスタンスの識別子と値を関連付けた管理テーブルのインスタンスの取得要求を、監視装置から受信し、
    前記管理テーブルにおけるインスタンスの内、値が所定の条件を満たすインスタンスの識別子を示すインスタンステーブルで示されるインスタンスの値を、前記管理テーブルから取得し、
    前記取得したインスタンスの値を、インスタンスの取得応答として、前記監視装置に送信する、
    送信方法。
  7. 前記監視装置は、前記インスタンスの取得応答に含まれるインスタンスの識別子を指定したインスタンスの取得要求を用いて前記管理テーブルの各インスタンスの値を収集し、
    前記管理テーブルからインスタンスの値を取得する場合、前記インスタンステーブルから、前記インスタンス取得要求で指定されたインスタンスの識別子の次のインスタンスの識別子を抽出し、当該抽出した識別子のインスタンスの値を前記管理テーブルから取得し、
    前記インスタンスの取得応答を送信する場合、前記抽出したインスタンスの識別子と当該取得したインスタンスの値を含む前記インスタンスの取得応答を、前記監視装置に送信する、
    請求項6に記載の送信方法。
  8. コンピュータに、
    オブジェクトの複数のインスタンスの各々について、当該インスタンスの識別子と値を関連付けた管理テーブルのインスタンスの取得要求を、監視装置から受信し、
    前記管理テーブルにおけるインスタンスの内、値が所定の条件を満たすインスタンスの識別子を示すインスタンステーブルで示されるインスタンスの値を、前記管理テーブルから取得し、
    前記取得したインスタンスの値を、インスタンスの取得応答として、前記監視装置に送信する、
    処理を実行させるプログラム。
  9. 前記監視装置は、前記インスタンスの取得応答に含まれるインスタンスの識別子を指定したインスタンスの取得要求を用いて前記管理テーブルの各インスタンスの値を収集し、
    前記管理テーブルからインスタンスの値を取得する場合、前記インスタンステーブルから、前記インスタンス取得要求で指定されたインスタンスの識別子の次のインスタンスの識別子を抽出し、当該抽出した識別子のインスタンスの値を前記管理テーブルから取得し、
    前記インスタンスの取得応答を送信する場合、前記抽出したインスタンスの識別子と当該取得したインスタンスの値を含む前記インスタンスの取得応答を、前記監視装置に送信する、
    処理を実行させる請求項8に記載のプログラム。
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