JP2017010404A - 装置設定プログラムおよび装置設定方法 - Google Patents
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Abstract
Description
以下の実施形態では、第1の実施形態に係る装置設定システムの構成および処理の流れを説明し、最後に第1の実施形態による効果を説明する。
まず、図1を用いて第1の実施形態に係る装置設定システムの構成について説明する。図1は、第1の実施形態に係る装置設定システムの構成の一例を示す図である。図1に示すように、装置設定システム1は、上位オペレーションシステム2およびネットワーク装置3と接続されている。そして、装置設定システム1は、上位オペレーションシステム2から受け取った装置設定情報に基づいて、ネットワーク装置3の設定を行う。なお、1つの装置設定システム1に対して、上位オペレーションシステム2およびネットワークシステム3は1つであってもよいし、複数であってもよい。また、上位オペレーションシステム2は、例えば設計システムである。また、ネットワーク装置3は、例えばルータである。また、装置設定情報は、サービスオーダと呼ばれる場合もある。
図4を用いて、装置設定システム1の処理について説明する。図4は、第1の実施形態に係る装置設定システムの処理の一例を示すシーケンス図である。図4に示すように、まず、処理部10の装置設定情報受信部101は、上位オペレーションシステム2から装置設定情報を受信する(ステップS101)。次に、処理部10の外部スクリプト選択部102は、記憶部11の対応関係記憶部111に装置設定情報を送信し、外部スクリプトのファイル名を取得する(ステップS102)。そして、外部スクリプト実行部103は、外部スクリプトに処理を実行させる(ステップS103)。
図5を用いて、オプションサービス追加に伴い、装置設定情報に新たなパラメータが追加され、2回目開発を行う場合の処理の例について説明する。図5は、第1の実施形態に係る装置設定システムの処理の一例を説明するための図である。
図6を用いて、オプションサービス追加に伴い、外部スクリプトが追加され、2回目開発を行う場合の処理の例について説明する。図6は、第1の実施形態に係る装置設定システムの処理の一例を説明するための図である。図6の(a)に示す、初回開発の場合の処理は、図5の(a)に示す場合と同様であるため、説明を省略する。
第1の実施形態において、装置設定システム1の処理部10は、ネットワーク装置3の設定を行うために必要なパラメータおよびネットワーク装置3に対して行う設定の種別を含んだ装置設定情報を受信する。そして、処理部10は、設定の種別に対応する外部スクリプトが記載された外部定義ファイルを参照し、装置設定情報に含まれる設定の種別に対応する外部スクリプトを選択する。そして、処理部10は、外部スクリプトに処理を実行させる。この時、外部スクリプトは、装置設定情報からパラメータを抽出し、抽出されたパラメータに基づいてネットワーク装置の設定を行うための命令を作成する。そして、処理部10は、外部スクリプトによって作成された命令をネットワーク装置3に送信する。
ネットワーク装置は複数のベンダによって提供されるものであり、異なる種別のネットワーク装置が存在している。そのため、装置設定システムにおいては、例えば、設定種別が同じであっても、ネットワーク装置の種別によっては異なる外部スクリプトを使用するようにしてもよい。第2の実施形態においては、ネットワーク装置の種別に応じて異なる外部スクリプトを使用する場合の例について説明する。
まず、図7を用いて、第2の実施形態の構成について説明する。図7は、第2の実施形態に係る装置設定システムの構成の一例を示す図である。図7に示すように、装置設定システム1は、装置種別判定部105を有する。その他の構成は第1の実施形態の場合と同様である。
図10を用いて、装置設定システム1の処理について説明する。図10は、第2の実施形態に係る装置設定システムの処理の一例を示すシーケンス図である。図10に示すように、まず、処理部10の装置設定情報受信部101は、上位オペレーションシステム2から装置設定情報を受信する(ステップS201)。この時、装置設定情報には装置識別子が含まれている。次に、処理部10の装置種別判定部105は、装置識別子に対応する装置種別を取得しているものとする。そして、処理部10の外部スクリプト選択部102は、記憶部11の対応関係記憶部111に装置種別を含んだ装置設定情報を送信し、外部スクリプトのファイル名を取得する(ステップS202)。そして、外部スクリプト実行部103は、外部スクリプトに処理を実行させる(ステップS203)。
図11を用いて、2回目開発において装置種別が追加された場合の処理の例について説明する。図11は、第2の実施形態に係る装置設定システムの処理の一例を説明するための図である。
第2の実施形態において、装置設定システム1の処理部10は、前記装置設定情報に基づいて前記ネットワーク装置の種別を判定する。そして、処理部10は、設定の種別および装置の種別に対応する外部スクリプトが記載された外部定義ファイルを参照し、前記装置設定情報に含まれる設定の種別および前記ネットワークの種別に対応する外部スクリプトを選択する。これにより、装置種別が追加された場合であっても、迅速かつ簡易な対応が可能となる。
第2の実施形態において、装置設定システムは、ネットワーク装置の装置識別子を基に装置種別を判定していた。これに対し、第3の実施形態では、装置設定システムがIPアドレスを基に装置種別を判定する場合について説明する。
第3の実施形態の基本的な構成は第2の実施形態と同様である。第3の実施形態において、装置設定情報受信部101が受信する装置設定情報には、IPアドレスが含まれる。そして、図12に示すように、対応関係記憶部111には、IPアドレスと装置種別の対応関係がさらに記憶されている。図12は、第3の実施形態に係る装置設定システムが参照するIPアドレスと装置種別の対応関係の一例を示す図である。例えば、IPアドレス「192.0.2.100」は、「A社装置」を示している。また、第3の実施形態においても、対応関係記憶部111の外部定義ファイルには、設定種別、装置種別および外部スクリプトの対応関係が記憶されている。
図13を用いて、装置設定システム1の処理について説明する。図13は、第3の実施形態に係る装置設定システムの処理の一例を示すシーケンス図である。図13に示すように、まず、処理部10の装置設定情報受信部101は、上位オペレーションシステム2から装置設定情報を受信する(ステップS301)。そして、処理部10の装置種別判定部105は、IPアドレスを照会し、装置種別を取得する(ステップS302)。次に、処理部10の外部スクリプト選択部102は、記憶部11の対応関係記憶部111に装置設定情報および装置種別を送信し、外部スクリプトのファイル名を取得する(ステップS303)。そして、外部スクリプト実行部103は、外部スクリプトに処理を実行させる(ステップS304)。
図14を用いて、2回目開発において装置種別が追加された場合の処理の例について説明する。図14は、第3の実施形態に係る装置設定システムの処理の一例を説明するための図である。
第3の実施形態においても第2の実施形態と同様の効果を奏する。また、ネットワーク装置のIPアドレスは、もともと装置設定情報に含まれている場合があり得る。このような場合は、第2の実施形態と比較すると、識別子を新たに定める必要がないため、開発をより簡易化することができる。
第2の実施形態および第3の実施形態において、装置設定システムは、ネットワーク装置の装置識別子またはIPアドレスを基に装置種別を判定していた。これに対し、第3の実施形態において、装置設定システムは、ネットワーク装置に対して装置情報を問合わせる。
第4の実施形態の基本的な構成は第2の実施形態と同様である。第4の実施形態において、装置設定情報受信部101が受信する装置設定情報には、装置識別子やIPアドレスは含まれていなくてもよい。そして、図15に示すように、対応関係記憶部111には、装置情報と装置種別の対応関係がさらに記憶されている。図15は、第4の実施形態に係る装置設定システムが参照する装置情報と装置種別の対応関係の一例を示す図である。例えば、装置情報「C1234」は、「A社装置」を示している。また、第4の実施形態においても、対応関係記憶部111の外部定義ファイルには、設定種別、装置種別および外部スクリプトの対応関係が記憶されている。なお、装置情報とは、ネットワーク装置から取得可能で、各装置を特定することができる情報であればよく、例えば製品を示すコード等が考えられる。
図16を用いて、装置設定システム1の処理について説明する。図16は、第4の実施形態に係る装置設定システムの処理の一例を示すシーケンス図である。図16に示すように、まず、処理部10の装置設定情報受信部101は、上位オペレーションシステム2から装置設定情報を受信する(ステップS401)。そして、処理部10の装置種別判定部105は、ネットワーク装置3に装置情報を問合せ、装置情報を取得する(ステップS402)。そして、処理部10の装置種別判定部105は、装置情報をに対応する装置種別を取得する(ステップS403)。次に、処理部10の外部スクリプト選択部102は、記憶部11の対応関係記憶部111に装置設定情報および装置種別を送信し、外部スクリプトのファイル名を取得する(ステップS404)。そして、外部スクリプト実行部103は、外部スクリプトに処理を実行させる(ステップS405)。
図17を用いて、2回目開発において装置種別が追加された場合の処理の例について説明する。図17は、第4の実施形態に係る装置設定システムの処理の一例を説明するための図である。
第4の実施形態においても第2の実施形態と同様の効果を奏する。また、第2の実施形態と比較すると、装置設定情報に特別な情報を持たせる必要がないため、開発をより簡易化することができる場合もある。
また、図示した各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各構成要素の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況等に応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。さらに、各構成要素にて行なわれる各処理機能は、その全部または任意の一部が、CPU(Central Processing Unit)および当該CPUにて解析実行されるプログラムにて実現され、あるいは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現され得る。
図18は、プログラムが実行されることにより、装置設定システムが実現されるコンピュータの一例を示す図である。コンピュータ1000は、例えば、メモリ1010、CPU1020を有する。また、コンピュータ1000は、ハードディスクドライブインタフェース1030、ディスクドライブインタフェース1040、シリアルポートインタフェース1050、ビデオアダプタ1060、ネットワークインタフェース1070を有する。これらの各部は、バス1080によって接続される。
2 上位オペレーションシステム
3 ネットワーク装置
10 処理部
11 記憶部
12 外部スクリプト
101 装置設定情報受信部
102 外部スクリプト選択部
103 外部スクリプト実行部
104 命令送信部
111 対応関係記憶部
112 外部スクリプト記憶部
121 パラメータ抽出部
122 パラメータ投入部
123 テンプレート
Claims (5)
- コンピュータを、ネットワーク装置の設定を行う装置設定システムとして機能させる装置設定プログラムであって、
前記ネットワーク装置の設定を行うために必要なパラメータを少なくとも含んだ装置設定情報を受信する装置設定情報受信ステップと、
前記装置設定情報から前記パラメータを抽出する第1の処理および第1の処理により抽出されたパラメータに基づいて前記ネットワーク装置の設定を行うための命令を作成する第2の処理を、外部スクリプトに実行させる外部スクリプト実行ステップと、
前記外部スクリプトによって作成された前記命令を、前記ネットワーク装置に送信する命令送信ステップと、
を実行させることを特徴とする装置設定プログラム。 - コンピュータを、ネットワーク装置の設定を行う装置設定システムとして機能させる装置設定プログラムであって、
前記ネットワーク装置に対して行う設定の種別を少なくとも含んだ装置設定情報を受信する装置設定情報受信ステップと、
設定の種別に対応する外部スクリプトが記載された外部定義ファイルを参照し、前記装置設定情報に含まれる設定の種別に対応する外部スクリプトを選択する外部スクリプト選択ステップと、
前記ネットワーク装置の設定を行うための命令を作成する処理を、前記外部スクリプトに実行させる外部スクリプト実行ステップと、
前記外部スクリプトによって作成された前記命令を、前記ネットワーク装置に送信する命令送信ステップと、
を実行させることを特徴とする装置設定プログラム。 - コンピュータを、ネットワーク装置の設定を行う装置設定システムとして機能させる装置設定プログラムであって、
前記ネットワーク装置の設定を行うために必要なパラメータおよび前記ネットワーク装置に対して行う設定の種別を少なくとも含んだ装置設定情報を受信する装置設定情報受信ステップと、
設定の種別に対応する外部スクリプトが記載された外部定義ファイルを参照し、前記装置設定情報に含まれる設定の種別に対応する外部スクリプトを選択する外部スクリプト選択ステップと、
前記装置設定情報から前記パラメータを抽出する第1の処理および第1の処理により抽出されたパラメータに基づいて前記ネットワーク装置の設定を行うための命令を作成する第2の処理を、前記外部スクリプトに実行させる外部スクリプト実行ステップと、
前記外部スクリプトによって作成された前記命令を、前記ネットワーク装置に送信する命令送信ステップと、
を実行させることを特徴とする装置設定プログラム。 - 前記コンピュータに、
前記装置設定情報に基づいて前記ネットワーク装置の種別を判定する装置種別判定ステップをさらに実行させ、
前記外部スクリプト選択ステップは、設定の種別および装置の種別に対応する外部スクリプトが記載された外部定義ファイルを参照し、前記装置設定情報に含まれる設定の種別および前記ネットワーク装置の種別に対応する外部スクリプトを選択することを特徴とする請求項2または3に記載の装置設定プログラム。 - ネットワーク装置の設定を行う装置設定システムで実行される装置設定方法であって、
前記ネットワーク装置の設定を行うために必要なパラメータを少なくとも含んだ装置設定情報を受信する装置設定情報受信工程と、
前記装置設定情報から前記パラメータを抽出する第1の処理および第1の処理により抽出されたパラメータに基づいて前記ネットワーク装置の設定を行うための命令を作成する第2の処理を、外部スクリプトに実行させる外部スクリプト実行工程と、
前記外部スクリプトによって作成された前記命令を、前記ネットワーク装置に送信する命令送信工程と、
を含んだことを特徴とする装置設定方法。
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JP2011059956A (ja) * | 2009-09-09 | 2011-03-24 | Ricoh Co Ltd | プリンタドライバ、情報処理装置、及び記録媒体 |
JP2014132378A (ja) * | 2013-01-04 | 2014-07-17 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | OpS装置 |
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