JP2017010349A - 電子カルテシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】関連する検査項目の表示順の変更作業の効率を高めることのできる電子カルテシステムを提供する。
【解決手段】複数の検査項目の検査結果を含む検査情報を取得する取得処理部111と、検査項目各々が属する予め定められたグループを超えて行われる一つの検査項目の表示順の変更操作に応じて検査項目及び検査項目と同一グループに属する他の検査項目の表示順をグループ単位で変更可能な変更処理部113と、検査情報に含まれる検査項目各々の検査結果を表示順に従って表示する表示処理部112とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、患者の検査情報などを含む診療情報を電子データで管理する電子カルテシステムに関する。
一般に、病院などの医療施設では、複数の検査項目の検査結果などの検査情報を含む診療情報を電子データで管理する電子カルテシステムが利用されることがある。特に、検査情報に含まれる検査項目各々の検査結果を予め設定されたグループ別に表示することが可能な電子カルテシステムが知られている(例えば、特許文献1参照)。また、この種の電子カルテシステムとして、グループの表示順又はグループ内の検査項目の表示順を変更可能な構成も知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−142999号公報
ところで、電子カルテシステムにおいて検査項目の表示順を変更する際、その検査項目が属するグループを意識せずに変更操作を行うことが可能な構成が考えられる。即ち、グループの枠を超えて任意に検査項目の表示順を変更可能な構成が考えられる。一方、医師が検査情報を参照する際には、同じグループに属する複数の検査項目を同時に確認することが多い。そのため、一つの検査項目の表示順を変更するための操作が行われる場合には、続けてその検査項目と同じグループに属する他の検査項目の表示順を変更する操作も行われることになり、その変更作業の効率が悪いという問題が生じる。特に、各グループに属する前記検査項目は数個から数百個にまで及ぶ場合もあり、前記検査項目の変更作業の効率化は重要な課題である。
本発明の目的は、関連する検査項目の表示順の変更作業の効率を高めることのできる電子カルテシステムを提供することにある。
本発明に係る電子カルテシステムは、複数の検査項目の検査結果を含む検査情報を取得する取得処理部と、前記検査項目各々が属する予め定められたグループを超えて行われる一つの前記検査項目の表示順の変更操作に応じて前記検査項目及び前記検査項目と同一グループに属する他の前記検査項目の表示順を前記グループ単位で変更可能な変更処理部と、前記検査情報に含まれる前記検査項目各々の検査結果を前記表示順に従って表示する表示処理部とを備える。
本発明によれば、一つの前記検査項目の表示順の変更操作に応じて同一グループに属する複数の前記検査項目の表示順が前記グループ単位で変更されるため、関連する前記検査項目の表示順を個別に変更する必要がなく、ユーザーによる変更作業の効率を高めることができる。
ここで、前記変更処理部は、前記変更操作の対象として選択された前記検査項目の表示順を前記グループ内において先頭に変更することが考えられる。
また、前記変更処理部は、前記検査項目各々が前記表示順に従って並べて表示される設定画面において前記検査項目を移動させる操作を前記変更操作として受付可能であることが考えられる。
また、前記変更処理部は、前記変更操作の対象となる前記検査項目をキーワードに基づいて一又は複数の前記検査項目を検索可能であり、前記検索された一又は複数の前記検査項目を表示順の変更対象として選択する操作を前記変更操作として受付可能であることが考えられる。
また、前記変更処理部は、前記検査項目のうち特定の検査項目の設定開始操作が行われた場合に、前記特定の検査項目の表示順の指標となる情報を少なくとも設定可能な個別設定画面を表示させると共に、前記個別設定画面に対する前記特定の検査項目の表示順の指標となる情報の入力操作を前記変更操作として受付可能であることが考えられる。
また、前記変更処理部は、一又は複数の前記検査項目の選択操作を前記検査項目の表示順を上位に変更するための前記変更操作として受付可能であることが考えられる。
また、前記変更処理部は、一又は複数の前記検査項目に対応する優先順位を入力する操作を前記変更操作として受付可能であることが考えられる。
また、前記変更処理部は、一又は複数の前記検査項目を予め設定された優先項目に対応するグループに移動させる操作を前記変更操作として受付可能であることが考えられる。
本発明によれば、関連する検査項目の表示順の変更作業の効率を高めることのできる電子カルテシステムが提供される。
図1は、本発明の実施の形態に係る電子カルテシステムの概略構成を示すブロック図である。 図2は、本発明の実施の形態に係る電子カルテシステムで用いられる検査項目マスターの一例を示す図である。 図3は、本発明の実施の形態に係る電子カルテシステムで用いられる検査表示マスターの一例を示す図である。 図4は、本発明の実施の形態に係る電子カルテシステムで実行される検査表示設定処理の一例を示すフローチャートである。 図5は、本発明の実施の形態に係る電子カルテシステムで表示される検査表示設定画面の一例を示す図である。 図6は、本発明の実施の形態に係る電子カルテシステムで実行される検査表示設定処理の結果の一例を示す図である。 図7は、本発明の実施の形態に係る電子カルテシステムで表示される検査結果画面の一例を示す図である。 図8は、本発明の実施の形態に係る電子カルテシステムで表示される検査結果画面の一例を示す図である。 図9は、本発明の実施の形態に係る電子カルテシステムで実行される検査表示設定処理の結果の一例を示す図である。 図10は、本発明の実施の形態に係る電子カルテシステムで実行される検査表示設定処理の結果の一例を示す図である。 図11は、本発明の実施の形態に係る電子カルテシステムで実行される検査表示設定処理の結果の一例を示す図である。 図12は、本発明の実施の形態に係る電子カルテシステムで表示される個別設定画面の一例を示す図である。 図13は、本発明の実施の形態に係る電子カルテシステムで実行される検査表示設定処理の結果の一例を示す図である。 図14は、本発明の実施の形態に係る電子カルテシステムで実行される検査表示設定処理の結果の一例を示す図である。 図15は、本発明の実施の形態に係る電子カルテシステムで実行される検査表示設定処理の結果の一例を示す図である。 図16は、本発明の実施の形態に係る電子カルテシステムで実行される検査表示設定処理の結果の一例を示す図である。 図17は、本発明の実施の形態に係る電子カルテシステムで実行される検査表示設定処理の結果の一例を示す図である。
[第1の実施形態]
以下添付図面を参照しながら、本発明の実施の形態について説明し、本発明の理解に供する。なお、以下の実施の形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定する性格のものではない。
[電子カルテシステム1]
図1に示すように、本実施形態に係る電子カルテシステム1は、サーバー10及び複数のクライアント装置20を備え、病院などの医療施設の患者の診療情報(カルテ)を電子データで管理する機能を有する。前記サーバー10及び前記クライアント装置20は、LAN又はインターネット等のネットワーク30を介して通信可能である。なお、本実施形態では、前記サーバー10及び前記クライアント装置20を含む前記電子カルテシステム1を本発明に係る電子カルテシステムの一例として説明するが、前記サーバー10単体を本発明に係る電子カルテシステムの一例として捉えてもよい。
[サーバー10]
前記サーバー10は、制御部11、記憶部12、表示部13、操作部14、通信IF15、及びドライブ装置16などを備えるコンピュータである。なお、前記サーバー10は、前記医療施設の内部又は外部に設けられる。
前記制御部11は、CPU、ROM、RAM、及びEEPROM(登録商標)などの制御機器を有する。前記CPUは、各種の演算処理を実行するプロセッサーである。前記ROMは、前記CPUに各種の処理を実行させるための制御プログラムなどの情報が予め記憶される不揮発性の記憶部である。前記RAMは揮発性の記憶部、前記EEPROMは不揮発性の記憶部である。前記RAM及び前記EEPROMは、前記CPUが実行する各種の処理の一時記憶メモリー(作業領域)として使用される。そして、前記制御部11は、前記CPUを用いて、前記ROM、前記EEPROM、又は前記記憶部12に予め記憶された各種の制御プログラムに従って各種の処理を実行する。
前記記憶部12は、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、又はフラッシュメモリ等の不揮発性の記憶部である。前記記憶部12には、前記制御部11によって実行される各種の制御プログラム及び各種のデータが記憶される。具体的に、前記記憶部12は、プログラム領域121、データ領域122、マスター領域123などの記憶領域を有する。
前記プログラム領域121には、前記クライアント端末20の操作に応じて診療情報の参照、登録、及び更新などの各種の処理を前記制御部11に実行させるための電子カルテプログラムが記憶される。なお、前記プログラム領域121には、オペレーティングシステム(OS)及びブラウザソフトなども記憶されている。
前記データ領域122には、患者の検査に関する検査情報及び診療記録などを含む診療情報が蓄積して記憶される。前記診療情報は、例えば前記クライアント装置20を用いたユーザー操作に応じて前記サーバー10に入力される。また、前記検査情報は、患者について各種の検査項目の検査が実施される検査機関から発行され、前記サーバー10に入力される。なお、前記検査機関は、前記医療施設の内部又は外部に存在し、患者から採取した血液、骨髄、尿、又は組織の一部などの検体に基づいて、前記医療施設の医師などによって予め指定された検査項目の検査を実施する。
前記マスター領域123には、検査項目マスターM1、検査表示マスターM2、薬品マスター、医療行為マスター、及び病名マスターなどの各種のマスター情報が記憶される。ここに、図2は前記検査項目マスターM1の一例を示す図であり、図3は、前記検査表示マスターM2の一例を示す図である。
図2に示されているように、前記検査項目マスターM1では、前記サーバー10において前記検査項目を識別するための内部コード及び検査項目名称と、前記検査機関において前記検査項目を識別するために用いられる外部コードとが対応付けて登録されている。前記外部コードは、前記検査機関ごとに対応して登録され、図2に示す例では、検査機関コード「011001」、検査機関名称「○○研究所」の検査機関に対応する外部コードと、検査機関コード「011002」、検査機関名称「◇◇研究所」の検査機関に対応する外部コードとが登録されている。これにより、前記制御部11は、前記検査項目マスターM1に基づいて、前記検査機関各々から発行される前記検査情報における前記検査項目各々を識別することが可能である。
図3に示されているように、前記検査表示マスターM2では、前記検査情報を表示する際の前記検査項目各々のグループ分け及び表示順などの情報が登録されている。なお、前記検査表示マスターM2は、前記検査機関ごとに対応付けて個別に登録され、又は複数の前記検査機関に共通して登録され、前記マスター領域123に記憶される。
具体的に、前記検査項目は数千個存在することがあり、前記検査表示マスターM2では、前記検査項目ごとに、大分類、中分類、小分類、及びソートコードが対応付けて登録されている。大分類、中分類、及び小分類は、二桁の英数字で示されるコード及び名称で識別される。前記検査項目の大分類のコード、中分類のコード、小分類のコード、及び前記ソートコードは、後述の検査表示設定処理において変更されることがある。なお、小分類各々のコードは中分類ごとに独立して設定され、中分類各々のコードは大分類ごとに個別に設定される。
ここに、大分類は、「固定項目」及び「フリー項目」などである。前記検査項目の大分類のコードは、前記大分類の表示順番を示す情報として用いられる。例えば、前記電子カルテシステム1では、コード「21」に対応する大分類「固定項目」に属する前記検査項目が上位に優先的に表示され、コード「22」に対応する大分類「フリー項目」に属する前記検査項目がその次に表示される。また、前記検査項目の中分類のコードは、その中分類が属する大分類における中分類各々の表示順番を示す情報として用いられ、前記検査項目の小分類のコードは、その小分類が属する中分類における小分類各々の表示順番を示す情報として用いられる。
中分類は、「血液学的検査」及び「生化学的検査」などである。小分類は、「血算」、「血液像」、及び「蛋白」などである。なお、中分類及び小分類が付与されている前記検査項目は、大分類「固定項目」に分類されている項目であり、中分類及び小分類が付与されていない前記検査項目は、大分類「フリー項目」に分類されている項目である。また、後述の検査表示設定処理において前記検査項目の大分類が「フリー項目」から「固定項目」に変更される場合は、その変更操作により変更先として選択された「固定項目」に付与されている中分類及び小分類が自動的に付与される。さらに、前記検査項目マスターM1に新たな前記検査項目が登録される場合、前記制御部11は、特に指定がない限り大分類として「フリー項目」を選択して前記検査項目を前記検査表示マスターM2に登録する。なお、大分類「フリー項目」に属する前記検査項目に中分類及び小分類を付与することが可能であってもよく、この場合でも、大分類「フリー項目」に属する前記検査項目は大分類「固定項目」の下位に表示される。
前記検査項目は、八桁の英数字で示されるコード及び名称で識別される。なお、前記検査項目のコードは、前記検査項目マスターM1における前記内部コードと異なるコードであるが、前記内部コードと同一であってもよい。
前記ソートコードは、前記検査項目各々に対応する前記大分類、前記中分類、前記小分類、及び前記検査項目各々のコードを並べて結合した14桁の数字である。前記ソートコードは、前記電子カルテシステム1において前記検査情報が表示される際に、前記検査情報に含まれる前記検査項目各々の表示順の判断指標となる情報の一例である。例えば、前記電子カルテシステム1において前記検査情報が表示される際には、前記制御部11によって前記ソートコードの数字が小さい前記検査項目が上位に優先して表示される昇順表示が行われる。なお、前記制御部11によって前記ソートコードの数字が大きい前記検査項目が上位に優先して表示される降順表示が行われることも他の実施形態として考えられる。そして、前記電子カルテシステム1では、前記制御部11によって後述の検査表示設定処理(図4)が実行されることにより、前記検査表示マスターM2の設定が可能である。
前記表示部13は、前記制御部11からの制御指示に従って各種の情報を表示する液晶ディスプレイ又は有機ELディスプレイなどの表示部である。前記操作部14は、前記サーバー10に各種の情報を入力するためにユーザーによって操作される操作部である。具体的に、前記操作部14は、前記表示部13に表示される各種の操作画面における入力操作を受け付けるキーボード及びマウス(ポインティングデバイス)を含む。また、前記操作部14は、前記表示部13に表示される各種の操作画面に対するタッチ操作を受け付けるタッチパネル、又は音声認識により各種情報の入力を受け付ける音声入力装置を含むものであってもよい。
前記通信IF15は、前記ネットワーク30を介して前記クライアント端末20などの外部機器との間で、予め定められた通信プロトコルに従って無線又は有線でデータ通信を実行するネットワークカード等を有する通信インターフェースである。
前記ドライブ装置16は、前記電子カルテプログラム及び前記検査情報などのデータが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体161から前記データを読み取ることが可能である。前記記録媒体161は、FD、CD、DVD、BD、又はUSBメモリなどであり、前記ドライブ装置16は、FDドライブ、CDドライブ、DVDドライブ、BDドライブ、又はUSBポートなどである。なお、前記サーバー10では、前記制御部11により、前記ドライブ装置16を用いて前記記録媒体161から読み取られた前記電子カルテプログラムが前記プログラム領域121に記憶される。また、前記制御部11により、前記ドライブ装置16を用いて前記記録媒体161から読み取られた前記検査情報は前記データ領域122に記憶される。
そして、このように構成された前記サーバー10では、前記制御部11が、取得処理部111、表示処理部112、及び変更処理部113を含む。具体的に、前記制御部11は、前記電子カルテプログラムに従って各種の処理を実行することにより各処理部として機能する。
前記取得処理部111は、前記検査機関で実施された患者の検査の結果として前記検査機関から提供される前記検査情報を取得し、前記記憶部12のデータ領域122において前記患者に対応付けて記憶する取得処理を実行する。具体的に、前記取得処理部111は、前記ドライブ装置16を用いてフレキシブルディスク又はCD−ROMなどの記録媒体から前記検査情報を読み取る処理をユーザー操作に応じて実行することが可能である。さらに、前記サーバー10と前記検査機関に配置されている情報処理装置とが前記ネットワーク30を介して通信可能であり、前記取得処理部111が、ユーザー操作に応じて又は定期的に前記検査情報を前記情報処理装置から受信することも考えられる。
なお、前記記録媒体からの前記検査情報の読み取り、又は前記ネットワーク30を介する前記検査情報の受信などの処理が前記クライアント装置20で実行され、前記クライアント装置20から前記サーバー10に前記検査情報が入力されてもよい。この場合には、前記クライアント装置20が本発明に係る取得処理部の一例である。
前記表示処理部112は、前記取得処理部111で取得された前記検査情報と、前記検査項目マスターM1と、前記検査表示マスターM2とに基づいて、前記検査情報に含まれる前記検査項目各々の検査結果を後述の検査結果表示画面D10(図7及び図8参照)に表示させる表示処理を実行する。具体的に、前記表示処理部112は、前記検査機関から提供される前記検査情報と前記検査項目マスターM1とに基づいて前記検査情報に含まれる前記検査項目各々を特定する。そして、前記表示処理部112は、前記検査情報に含まれる前記検査項目各々の検査結果を、前記検査表示マスターM2で定められる前記検査項目各々の表示順に従って表示させる。なお、前記検査結果表示画面D10は、前記サーバー10の表示部13又は前記クライアント装置20が有する後述の表示部23などに表示される。また、前記ソートコードにアルファベット等が含まれる場合には、アルファベット順で前記検査項目が並べて表示される。
前記変更処理部113は、前記検査表示マスターM2で定められる前記検査結果表示画面D10における前記検査項目各々の表示順を設定するための処理を実行する。具体的に、前記変更処理部113は、一つの前記検査項目の表示順の変更操作に応じて、その変更操作の対象である前記検査項目の表示順、及び前記検査項目と同一グループに属する前記検査項目の表示順を変更する。なお、本実施形態において、前記グループは、前記検査項目が属する大分類、中分類、又は小分類である。
[クライアント装置20]
図2に示すように、前記クライアント端末2は、制御部21、記憶部22、表示部23、操作部24、通信IF25、及びドライブ装置26などを備えるコンピュータである。前記クライアント端末2は、病院の診察室、調剤が行われる調剤室、患者が入院する病棟、及び会計窓口などに設けられ、医師、薬剤師、看護師、及び事務員などの医療従事者によって用いられる操作端末である。
前記制御部21は、CPU、ROM、RAM、及びEEPROMなどの制御機器を有する。前記CPUは、各種の演算処理を実行するプロセッサーである。前記ROMは、前記CPUに各種の処理を実行させるための制御プログラムなどの情報が予め記憶される不揮発性の記憶部である。前記RAMは揮発性の記憶部、前記EEPROMは不揮発性の記憶部である。前記RAM及び前記EEPROMは、前記CPUが実行する各種の処理の一時記憶メモリー(作業領域)として使用される。そして、前記制御部21は、前記CPUを用いて、前記ROM、前記EEPROM、又は前記記憶部22に予め記憶された各種の制御プログラムに従って各種の処理を実行する。
前記記憶部22は、前記制御部21によって実行される各種の制御プログラム及び各種のデータが記憶されるハードディスク、SSD、又はフラッシュメモリ等の不揮発性の記憶部である。具体的に、前記記憶部22には、オペレーティングシステム(OS)及びブラウザソフトなどのアプリケーションプログラムが記憶される。前記ブラウザソフトは、前記ネットワーク30を介して前記サーバー10にアクセスすることにより前記操作部23に各種の操作画面などを表示させると共に、前記操作画面における前記操作部24を用いた入力操作を前記サーバー10に伝達するためのアプリケーションソフトウェアである。具体的に、前記制御部21は、前記ブラウザソフトにより表示される操作画面の所定位置に、前記サーバー10に対応するURL(Universal Resource Locator)などのアドレス情報が入力された場合に、該アドレス情報に基づいて前記サーバー10にアクセスする。
前記表示部23は、前記制御部21からの制御指示に従って各種の情報を表示する液晶ディスプレイ又は有機ELディスプレイなどの表示部である。前記操作部24は、前記クライアント端末2に各種の情報を入力するためにユーザーによって操作される操作部である。具体的に、前記操作部24は、前記表示部23に表示される各種の操作画面における入力操作を受け付けるキーボード及びマウス(ポインティングデバイス)を含む。また、前記操作部24は、前記表示部23に表示される各種の操作画面に対するタッチ操作を受け付けるタッチパネル、又は音声認識により各種情報の入力を受け付ける音声入力装置を含むものであってもよい。
前記通信IF25は、前記ネットワーク30を介して前記サーバー10などの外部機器との間で、予め定められた通信プロトコルに従って無線又は有線でデータ通信を実行するネットワークカード等を有する通信インターフェースである。
前記ドライブ装置26は、前記OS、前記ブラウザソフト、又は前記検査情報などのデータが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体261から前記データを読み取ることが可能である。前記記録媒体261は、FD、CD、DVD、BD、又はUSBメモリなどであり、前記ドライブ装置16は、FDドライブ、CDドライブ、DVDドライブ、BDドライブ、又はUSBポートなどである。
そして、前記電子カルテシステム1では、前記サーバー10及び前記クライアント端末20によりサーバクライアントシステムが構成され、前記サーバー10が前記クライアント端末20のユーザー操作に応じて各種情報の表示、記録、及び印刷などの処理などを実行する。即ち、以下に説明する「表示」、「操作」、「選択」、及び「入力」などは、前記クライアント端末20の前記表示部23及び前記操作部24を用いて行われる。もちろん、以下に説明する「表示」、「操作」、「選択」、及び「入力」などが、前記サーバー10の前記表示部13及び前記操作部14を用いて行われてもよい。
ところで、前記電子カルテシステム1において検査項目の表示順を変更する際、その検査項目が属するグループを意識せずに変更操作を行うことが可能な構成が考えられる。即ち、グループの枠を超えて任意に検査項目の表示順を変更可能な構成が考えられる。一方、医師が検査情報を参照する際には、同じグループに属する複数の検査項目を同時に確認することが多い。そのため、一つの検査項目の表示順を変更するための操作が行われる場合には、続けてその検査項目と同じグループに属する他の検査項目の表示順を変更する操作も行われることになり、その変更作業の効率が悪いという問題が生じる。これに対し、前記電子カルテシステム1では、関連する検査項目の表示順の変更作業の効率を高めることが可能である。特に、各グループに属する前記検査項目は数個から数百個にまで及ぶ場合もあり、前記検査項目の変更作業の効率化は重要な課題である。
[検査表示設定処理]
以下、図4を参照しつつ、前記サーバー10の前記制御部11によって実行される検査表示設定処理について説明する。前記検査表示設定処理は、例えば、前記クライアント端末20の操作部24などのユーザー操作に応じて、前記検査表示マスターM2の設定開始要求が前記サーバー10に入力された場合に、前記制御部11によって実行される。また、前記記憶部12のマスター領域123に複数の前記検査表示マスターM2が記憶されている場合には、前記ユーザー操作によって前記検査機関が選択されることにより、前記検査機関に対応する前記検査表示マスターM2が当該検査表示設定処理の設定対象として選択される。なお、前記検査表示設定処理は、前記制御部11の変更処理部113によって実行される。
<ステップS41>
ステップS41において、前記制御部11は、前記検査項目の表示順を変更するために用いられる検査表示設定画面D1を表示させる。具体的に、前記制御部11は、当該検査表示設定処理の設定対象として選択された前記検査機関に対応する前記検査表示マスターM2を前記検査表示設定画面D1に表示させる。
ここに、図5は、前記検査表示設定画面D1の一例を示す図である。図5に示されるように、前記検査表示設定画面D1には、検査項目設定領域A11、検索操作領域A12、及び検索結果領域A13などが表示されている。
前記検査項目設定領域A11には、前記検査表示マスターM2の内容が簡略化された情報が表示される。例えば、前記検査項目設定領域A11には、前記検査表示マスターM2のうち大分類の名称、中分類の名称、小分類の名称、検査項目コード、及び検査項目名称が表示される。なお、前記検査表示設定画面D1には、前記検査表示マスターM2に対応する前記検査機関を識別するための検査機関コード及び名称などの検査機関情報D11も表示されている。
前記検索操作領域A12には、前記検査項目マスターM1から任意の検査項目を検索するための操作を受け付ける操作部が表示される。例えば、前記検索操作領域A12には、前記検査項目のキーワードを入力するための入力欄、及び検索対象となる大分類を絞り込む条件を選択するための選択欄などが表示される。そして、前記検索結果領域A13には、前記制御部11が前記検索操作領域A12の操作に応じて実行する検索処理の結果として、一又は複数の前記検査項目が表示される。
<ステップS42>
ステップS42において、前記制御部11は、前記検索操作領域A12において前記検査項目を検索するための検索操作が行われたか否かを判断する。ここで、前記検索操作が行われたと判断されると(S42:Yes)、処理がステップS43に移行し、前記検索操作が行われていないと判断されると(S42:No)、処理がステップS44に移行する。
<ステップS43>
ステップS43において、前記制御部11は、前記検索操作に応じた前記検査項目の検索処理を実行し、前記検査項目の検査結果を前記検索結果領域A13に表示する。具体的に、前記制御部11は、前記検索操作によって入力されたキーワードに合致する検査項目として前記検査項目マスターM1から抽出された一又は複数の前記検査項目を表示させる。
<ステップS44>
ステップS44において、前記制御部11は、前記検索表示マスターM2における前記検査項目の表示順の変更操作が行われたか否かを判断する。例えば、前記検査項目の表示順の変更操作は、前記操作部24のマウスを用いて前記検査表示設定画面D1において前記検査項目を移動させるために行われるドラッグ・アンド・ドロップの操作である。ここで、前記ドラッグ・アンド・ドロップの移動元の前記検査項目は、前記検査項目設定領域A11又は前記検索結果領域A13に表示されている検査項目である。このように、ユーザーは、前記検索結果領域A13に表示された前記検査項目をドラッグ・アンド・ドロップによって前記検査項目の表示順を変更する操作を行うことが可能である。従って、ユーザーは、例えば前記検査項目設定領域A11におけるスクロール操作によって、数千種類も存在する前記検査項目から特定の検査項目を探す手間などを省くことが可能である。
そして、前記ステップS44において、変更操作が行われたと判断されると(S44:Yes)、処理がステップS45に移行し、前記変更操作が行われていないと判断されると(S44:No)、処理がステップS47に移行する。なお、前記変更操作は、前記操作部24のマウスを用いて前記検査表示設定画面D1において前記検査項目の位置で行われる右クリック操作及びその後の変更開始操作であってもよい。
<ステップS45>
ステップS45において、前記制御部11は、前記検査項目の変更操作が、前記検査項目が属するグループの枠を超えて表示順を変更する操作であるか否かを判断する。例えば、表示順の変更対象である前記検査項目の表示順の変更により前記検査項目とは異なる小分類、中分類、又は大分類に属する前記検査項目の表示順が変更される場合に、前記変更操作がグループの枠を超える操作であると判断される。ここで、前記変更操作がグループの枠を超える操作であると判断されると(S45:Yes)、処理がステップS46に移行し、前記変更操作がグループの枠を超える操作でないと判断されると(S45:No)、処理がステップS451に移行する。
<ステップS46>
ステップS46において、前記制御部11は、前記検査表示マスターM2における前記検査項目の表示順を小分類、中分類、又は大分類のようなグループ単位で変更するための処理を実行する。
ここで、図6を用いて前記検査表示マスターM2の変更手法の一例について説明する。なお、以下の説明で用いる図6〜図11は、前記検査表示マスターM2の一部を示す図である。ここでは、図5及び図6に二点鎖線で示されるように、前記検査項目設定領域A11おいて、小分類「血液像」に属する一つの検査項目「好酸球」の表示順を、小分類「血算」に属する検査項目「白血球数」の上位に変更するためのドラッグ・アンド・ドロップの操作が行われた場合を考える。なお、検査項目「好酸球」及び検査項目「白血球数」は小分類が異なるが、中分類及び大分類は同じである。
この場合、図6の下段に示されるように、前記制御部11は、検査項目「好酸球」が属する小分類「血液像」のコードを、変更前の小分類「血液像」に対応する「20」から「10」に変更する。また、前記制御部11は、検査項目「白血球数」が属する小分類「血算」のコードを、変更前の小分類「血算」に対応する「10」に1を加算した値である「11」に変更する。なお、このとき小分類「血算」の変更後のコード「11」に対応する小分類が既に存在する場合、前記制御部11は、小分類「血算」の変更後のコードを「11」に設定し、それ以前にコードが「11」であった小分類については、1を加算してコードを「12」に変更する。そして、同じくそれ以前に小分類のコードが「12」であった小分類が存在する場合には、そのコードに1を加算して「13」に設定する。前記制御部11は、このような処理をコードが重複しなくなるまで繰り返し実行する。これにより、小分類「血算」が挿入された位置より下位に存在する小分類のコードが1ずつ加算されることになり前記小分類各々の表示順が下位にシフトすることになる。
さらに、前記制御部11は、小分類「血液像」に属する検査項目各々のソートコードに含まれる小分類のコードについても「20」から「10」に変更すると共に、小分類「血算」に属する検査項目各々のソートコードに含まれる小分類のコードについても「10」から「11」に変更する。これにより、前記検査項目マスターM1では、検査項目「好酸球」が属する小分類「血液像」の表示順が小分類「血算」の表示順よりも上位となる。即ち、変更対象として選択されていた検査項目「好酸球」だけでなく、その検査項目「好酸球」と同じ小分類「血液像」に属する他の前記検査項目の表示順についても、小分類「血算」に属する前記検査項目の上位に変更される。なお、表示順の変更対象として選択された前記検査項目の小分類及び中分類などが設定されていない場合、前記制御部11は、前記検査項目の表示順を小分類又は中分類の単位で変更することなく、前記検査項目のみの表示順を個別に変更することが考えられる。
また、図6の下段に示されるように、前記制御部11は、前記変更操作の対象として選択された検査項目「好酸球」の表示順を小分類「血液像」において先頭に変更する。具体的に、前記制御部11は、検査項目「好酸球」のコードを、変更前の検査項目「好酸球」に対応する「00000500」から「00000100」に変更する。また、前記制御部11は、検査項目「好中球」のコードを、変更前の検査項目「好中球」に対応する「00000100」に1を加算した値である「00000101」に変更する。なお、このとき検査項目「好中球」の変更後のコード「00000101」に対応する検査項目が既に存在する場合、前記制御部11は、検査項目「好中球」の変更後のコードを「00000101」に設定し、それ以前にコードが「00000101」であった検査項目については、1を加算してコードを「00000102」に変更する。そして、同じくそれ以前にコードが「00000102」であった検査項目が存在する場合には、そのコードに1を加算して「00000103」に設定する。前記制御部11は、このような処理をコードが重複しなくなるまで繰り返し実行する。これにより、検査項目「好中球」が挿入された位置より下位に存在する前記検査項目のコードが1ずつ加算されることになり前記検査項目各々の表示順が下位にシフトすることになる。
さらに、前記制御部11は、検査項目「好酸球」のソートコードに含まれる検査項目のコードについても「00000500」から「00000100」に変更すると共に、検査項目「好中球」のソートコードに含まれる検査項目のコードについても「00000100」から「00000101」に変更する。これにより、前記検査項目マスターM1では、小分類「血液像」における検査項目「好酸球」の表示順が先頭となる。
このように、前記電子カルテシステム1では、ユーザーによって前記検査項目の表示順が変更される際に、その変更対象の前記検査項目に関連する他の前記検査項目についても自動的に表示順が変更される。ここに、図7及び図8は、前記電子カルテシステム1において前記検査情報が表示される検査結果表示画面D10の一例を示す図である。図7は、前記検査表示マスターM2において、図6の上段に示されているように前記検査項目各々の表示順が設定されている場合の表示例であり、図8は、前記検査表示マスターM2において、図6の下段に示されているように前記検査項目各々の表示順が設定されている場合の表示例である。
なお、前述したように、前記検査情報は前記検査機関から取得される情報であって、例えば前記ドライブ装置16によって前記USBメモリなどの前記記録媒体161から読み取られる。また、前記検査情報は、前述したように前記ネットワーク30を介して取得されることも考えられる。前記検査結果表示画面D10は、前記検査情報が前記電子カルテシステム1に読み込まれたときに前記制御部11によって表示される。
ここでは、前記検査情報に、図7及び図8に示されている前記検査項目(白血球数、赤血球数、血色素量、好中球、桿状核球、好酸球、総蛋白、A/G比、アルブミン、レニン活性−1、レニン活性−2)が含まれている場合を例に挙げて説明する。
図7及び図8に示されているように、前記検査結果表示画面D10では、大分類「固定項目」が優先的に上位に表示され、大分類「フリー項目」がその下位に表示されている。そして、前記検査結果表示画面D10では、前記検査情報に含まれている前記検査項目のみが前記検査表示マスターM2に従った順で表示されている。なお、図7及び図8では、中分類ごとに前記検査項目が表示されているが、例えば小分類ごとに前記検査項目が表示されること、又は大分類ごとに前記検査項目が表示されることも考えられる。また、図7及び図8に、大分類、中分類、及び小分類のすべてが表示されることが考えられる。
一方、前記検査表示マスターM2には、前記検査項目として「分葉核球」、「好塩基球」が含まれるが、前記検査情報に「分葉核球」、「好塩基球」が含まれない場合は、前記検査結果表示画面D10に示されるように「分葉核球」、「好塩基球」が非表示となる。具体的に、前記検査機関に依頼していない検査項目に「分葉核球」、「好塩基球」が含まれていない場合には、前記検査機関から取得される前記検査情報に「分葉核球」、「好塩基球」が含まれない。そのため、前記電子カルテシステム1では、「分葉核球」、「好塩基球」の検査項目を前記検査結果表示画面D10には表示することができない。
具体的に、図6の上段に示されるように前記検査表示マスターM2が設定されている場合には、図7に示されているように、中分類「血液学的検査」に含まれる前記検査項目が、前記検査表示マスターM2に従って、白血球数、赤血球数、血色素量、好中球、桿状核球、好酸球の順で表示されている。これに対し、図6に示されているように、検査項目「好酸球」が属するグループである小分類「血液像」の枠を超えて、検査項目「好酸球」の表示順を変更する操作が行われた場合を考える。この場合、図7に示されている前記検査情報と同一の検査情報が前記検査結果表示画面D10に表示される際には、図8に示されるように、中分類「血液学的検査」に含まれる前記検査項目が、前記検査表示マスターM2に従って、好酸球、好中球、桿状核球、白血球数、赤血球数、血色素量の順で表示されている。即ち、検査項目「好酸球」の表示順がその検査項目「好酸球」を含む小分類「血液像」のグループの単位で、白血球数、赤血球数、血色素量の上位に変更されている。
これにより、前記電子カルテシステム1では、ユーザーが、関連する複数の前記検査項目の表示順を変更するために行う作業の効率が高まる。さらに、一つの前記検査項目の表示順を変更する操作によって、前記検査項目と同じグループに属する前記検査項目の表示順が表示されると共に、前記グループ内における前記検査項目の表示順も変更される。従って、ユーザーは、前記グループの表示順を変更する操作と、前記グループ内における前記検査項目の表示順を変更する操作とを、一回の操作で同時に行うことができる。なお、前記制御部11は、前記ステップS46において、検査項目「好酸球」が属する小分類「血液像」の表示順が小分類「血算」の表示順よりも上位に表示させ、その小分類「血液像」における検査項目各々の表示順を変更しないことも他の実施形態として考えられる。
また、前記制御部11は、前記検査表示設定画面D1の前記検査項目設定領域A11に表示される前記検査項目のうち、当該検査表示設定処理において優先して表示する前記検査項目として表示順が変更された前記検査項目を識別可能に強調表示することが考えられる。これにより、ユーザーは、前記検査表示設定画面D1において、優先して上位に表示する検査項目として設定した前記検査項目を容易に認識することが可能である。また、前記検査表示設定画面D1において、優先して上位に表示する検査項目として設定した前記検査項目を除く他の前記検査項目が強調表示されることも考えられる。さらに、前記検査表示マスターM2に基づいて前記検査情報が表示される際にも、前記検査表示設定処理で優先して表示する前記検査項目として設定された前記検査項目又はその他の前記検査項目のいずれかを識別可能に強調表示することも他の実施形態として考えられる。
ところで、前記検査項目各々の表示順が、予め設定されたグループである小分類の単位で変更される場合について説明したが、前記検査項目各々の表示順が中分類又は大分類などのグループの単位で変更されることも考えられる。例えば、図9に示されるように、表示順の変更対象となる前記検査項目の中分類と現在の表示順が最上位の前記検査項目の中分類とが異なる場合、即ち、前記検査項目の表示順の変更が中分類の枠を超えて行われる場合、前記制御部11は、前記変更対象となる前記検査項目が属する中分類の単位で前記検査項目の表示順を変更することが考えられる。なお、表示順の変更対象となる前記検査項目の中分類と現在の表示順が最上位の前記検査項目の中分類とが異なる場合に、前記制御部11が、図10に示されるように、前記変更対象となる前記検査項目の表示順を小分類の単位で変更し、前記変更対象となる前記検査項目が属する中分類を複数に分割することも考えられる。
また、前記検査項目設定領域A11内における前記検査項目の表示順の設定手法について説明したが、前記制御部11は、前記検索結果領域A13に表示されている前記検査項目をドラッグ・アンド・ドロップによって前記検査項目設定領域A11の任意の位置に移動させる変更操作を受け付けることも可能である。そして、前記制御部11は、前記検索結果領域A13に表示されている前記検査項目を前記検査項目設定領域A11に追加する処理を実行する。この場合も、前述したように前記検査項目の表示順が、前記検査項目が属する大分類、中分類、又は小分類などのグループの単位で変更される。
さらに、前記制御部11は、図11に示されるように、検査項目「好酸球」のような特定の検査項目の位置で前記操作部24のマウスの右クリック又はダブルクリックなどの設定開始操作が行われた場合に個別設定画面D2を表示させる。ここに、図12は前記個別設定画面D2の一例を示す図である。
図12に示されるように、前記個別設定画面D2では、前記設定開始操作が行われているときにカーソルが位置していた前記検査項目の内容を設定するための設定項目が表示される。具体的に、前記設定項目には、大分類、中分類、小分類、及び検査項目コードなどが含まれる。これにより、前記個別設定画面D2では、前記検査項目について、大分類、中分類、小分類、及び検査項目コードなどを任意に設定するための操作を受け付けることが可能である。この場合、前記制御部11は、前記個別設定画面D2で設定された前記検査項目の検査項目コードに基づいて前記検査項目の表示順を変更するための処理を実行する。具体的に、前記制御部11は、前記個別設定画面D2で入力された前記検査項目コードに対応する位置に前記検査項目がドラッグ・アンド・ドロップされた場合と同様に前記検査項目の表示順を変更する。これにより、ユーザーは、前記個別設定画面D2において前記検査項目の内容を任意に設定することによって前記検査項目の表示順を変更する操作を行うことが可能である。従って、ユーザーは、例えば前記検査項目設定領域A11におけるスクロール操作によって数千種類も存在する前記検査項目から特定の検査項目を探す手間などを省くことが可能である。
<ステップS451>
ステップS451において、前記制御部11は、前記検査項目が属する前記小分類内で前記検査項目の表示順を変更するための処理を実行する。これにより、前記小分類の表示順だけでなく当該小分類内の表示順も変更されるため、前記小分類内における表示順を重要視するユーザーに好適である。ここで、図13を用いて前記検査表示マスターM2の変更手法の一例について説明する。ここでは、図13の上段に二点鎖線で示されるように、前記検査項目設定領域A11において、小分類「血算」に属する検査項目「血色素量」の表示順を、同じ小分類「血算」に属する検査項目「白血球数」の上位に変更するためのドラッグ・アンド・ドロップの操作が行われた場合を考える。
この場合、図13の下段に示されるように、前記制御部11は、小分類「血算」における検査項目「血色素量」のコードを、変更前の検査項目「血色素量」に対応する「00000300」から「00000100」に変更する。また、前記制御部11は、検査項目「白血球数」のコードを、変更前の検査項目「白血球数」に対応する「00000100」に1を加算した値である「00000101」に変更する。
なお、このとき検査項目「白血球数」の変更後のコード「00000101」に対応する検査項目が既に存在する場合、前記制御部11は、検査項目「白血球数」の変更後のコードを「00000101」に設定し、それ以前にコードが「00000101」であった検査項目については、1を加算してコードを「00000102」に変更する。そして、同じくそれ以前にコードが「00000102」であった検査項目が存在する場合には、そのコードに1を加算して「00000103」に設定する。前記制御部11は、このような処理をコードが重複しなくなるまで繰り返し実行する。これにより、検査項目「好中球」が挿入された位置より下位に存在する前記検査項目のコードが1ずつ加算されることになり前記検査項目各々の表示順が下位にシフトすることになる。さらに、前記制御部11は、検査項目「血色素量」のソートコードに含まれる検査項目のコードについても「00000300」から「00000100」に変更すると共に、検査項目「白血球数」のソートコードに含まれる検査項目のコードについても「00000100」から「00000101」に変更する。これにより、前記検査項目マスターM1では、検査項目「血色素量」の表示順が検査項目「白血球数」の表示順よりも上位となる。
<ステップS47>
ステップS47において、前記制御部11は、前記検査表示設定画面D1における設定内容を確定させるための登録操作が行われたか否かが判定される。例えば、前記登録操作は、前記検査表示設定画面D1に表示される登録キーK11の操作によって行われる。ここで、前記登録操作が行われたと判断されると(S47:Yes)、処理がステップS48に移行し、前記登録操作が行われていないと判断されると(S47:No)、処理が前記ステップS42に戻る。なお、前記登録操作が行われることなく、前記検査表示設定画面D1に表示される終了キーK12などが操作された場合、前記制御部11は、前記検査表示設定画面D1における設定内容を破棄し、前記検査表示マスターM2を更新することなく前記検査表示設定処理を終了する。
<ステップS48>
ステップS48において、前記制御部11は、前記検査表示設定画面D1における設定内容を確定させて、前記記憶部12のマスター領域123に記憶されている前記検査表示マスターM2に上書き保存することにより前記検査表示マスターM2を更新する。これにより、前記電子カルテシステム1では、前記検査表示マスターM2に基づいて前記検査情報が前記検査情報表示画面に表示される際、前記検査表示設定処理で設定された表示順で前記検査項目各々が表示されることになる。
[他の実施形態]
以下、前記電子カルテシステム1の他の実施形態について説明する。なお、前記第1の実施形態で説明した前記電子カルテシステム1と同様の構成要素については同じ符号を用いて説明し、それらの説明は省略する。
[第2の実施形態]
本実施形態では、図14を用いて、前記検査表示マスターM2の変更手法の他の例について説明する。本実施形態に係る前記検査項目設定領域A11では、前記制御部11が、一又は複数の前記検査項目の選択操作を前記検査項目の変更操作として受付可能であり、その選択された前記検査項目各々の表示順を上位に変更することが可能である。
例えば、前記制御部11は、前記検査表示設定画面D1に、「優先して表示する検査項目を選択して下さい」のような前記検査項目の選択を促すメッセージ及びその選択を確定させるための確定キーなどを表示させる。そして、前記制御部11は、図14の上段に示されるように、前記検査表示設定画面D1において一又は複数の前記検査項目が選択された後、前記確定キーなどの操作が行われた場合に、その選択されている一又は複数の前記検査項目が上位に優先して表示されるように前記検査表示マスターM2を更新する。
具体的に、図14に示される例では、検査項目「好酸球」及び検査項目「A/G比」が選択されている。この場合、図14の下段に示されるように、検査項目「好酸球」が属する小分類「血液像」の表示順が最上位に設定されると共に、その小分類「血液像」において検査項目「好酸球」の表示順が最上位に設定される。また、検査項目「A/G比」が属する小分類「蛋白」の表示順が小分類「血液像」の次に設定されると共に、その小分類「蛋白」において検査項目「A/F比」の表示順が最上位に設定される。
ところで、図14に示されるように、複数の前記検査項目が選択されている場合には、前記検査表示マスターM2における変更前の表示順が高い前記検査項目が上位に表示されるように前記検査表示マスターM2が更新されることが考えられる。一方、他の実施形態として、複数の前記検査項目が選択された場合に、その選択が行われた順番で上位から表示されるように前記検査表示マスターM2が更新されることも考えられる。なお、複数の前記検査項目が選択されて前記検査表示マスターM2が更新された後、前記制御部11は、前記検査表示マスターM2における大分類、中分類、又は小分類の表示順の変更操作に応じて前記検査項目各々の表示順を大分類、中分類、又は小分類の単位で個別に変更することも可能である。
[第3の実施形態]
本実施形態では、図15を用いて、前記検査表示マスターM2の変更手法の他の例について説明する。本実施形態に係る前記検査表示マスターM2では、図15の上段に示されるように、前記検査項目のグループとして大分類「優先項目」が設定可能である。一方、前記検査表示設定画面D1にも、図15と同様に大分類「優先項目」が空白で表示される。なお、前記優先項目に既に前記検査項目が設定されている場合には前記検査項目が表示される。
そして、前記制御部11は、前記検査表示設定画面D1において任意の検査項目を大分類「優先項目」にドラッグ・アンド・ドロップで移動させる操作を前記検査項目の変更操作として受付可能である。これにより、図15の下段に示されるように、前記制御部11は、大分類「優先項目」に設定された検査項目が優先して最上位に表示されるように前記検査表示マスターM2を更新する。この場合も、前記制御部11は、前記検査項目の表示順を前記小分類の単位で変更する。なお、前記制御部11は、前記第2の実施形態と同様に、大分類「優先項目」に複数の前記検査項目を設定することも可能である。
なお、図15に示される例では、前記検査項目の大分類が「優先項目」に設定された場合に、前記検査表示マスターM2における前記検査項目のソートコードが変更され、結果的に前記検査項目の表示順が変更される場合について説明した。一方、前記検査表示マスターM2には、前記検査項目が大分類「優先項目」に属する旨の情報が登録されており、前記制御部11が、前記検査表示マスターM2に基づいて前記検査情報を表示させる際に、大分類「優先項目」に属する前記検査項目を優先的に上位に表示させる処理を実行してもよい。
[第4の実施形態]
本実施形態では、図16を用いて、前記検査表示マスターM2の変更手法の他の例について説明する。本実施形態に係る前記検査表示マスターM2では、図16に示されるように、前記検査項目ごとに優先コードが登録可能である。一方、前記検査表示設定画面D1にも、図16と同様に前記検査項目ごとに対応する前記優先コードの入力欄が表示される。
そして、前記制御部11は、前記検査表示設定画面D1において任意の前記検査項目に対応する前記優先コードの入力欄に優先順位を示す数値の入力操作を前記検査項目の変更操作として受付可能である。これにより、図16の下段に示されるように、前記制御部11は、前記優先順位の値が小さい前記検査項目が優先して最上位から順に並べて表示されるように前記検査表示マスターM2を更新する。この場合も、前記制御部11は、前記検査項目の表示順を前記小分類の単位で変更する。
なお、図16に示される例では、前記検査項目の優先コードが設定された場合に、前記検査表示マスターM2における前記検査項目のソートコードが変更され、結果的に前記検査項目の表示順が変更される場合について説明した。一方、前記検査表示マスターM2には、前記検査項目の優先コードが登録されており、前記制御部11が、前記検査表示マスターM2に基づいて前記検査情報を表示させる際に、前記優先コードの値が小さい前記検査項目を優先的に上位に表示させる処理を実行してもよい。
[第5の実施形態]
本実施形態では、前記第1の実施形態から前記第4の実施形態において、優先して上位に表示する検査項目として選択された検査項目(以下、「優先項目」と称する)を除く他の検査項目(以下、「通常項目」と称する)の表示規則の一例について説明する。前記表示規則は予め設定されて前記記憶部12に記憶されており、前記制御部11は、前記検査情報を表示する際には、前記表示規則に従って前記通常項目の表示順を制御する。
例えば、前記制御部11は、同一の小分類においては前記優先項目を最上位に表示させ、その下位に表示される前記通常項目の表示順については、前記ソートコードが小さい順に並べて表示させることが一例として考えられる。また、前記制御部11は、前記通常項目を、名称の五十音順又はアルファベット順に並べて表示させることも考えられる。さらに、前記制御部11は、前記通常項目のうち前記検査情報における検査結果の異常の度合いが大きい検査項目を上位に表示させることも考えられる。
また、前記検査項目マスターM1又は前記検査表示マスターM2などにおいて、前記検査項目各々の相対的な関連性の高低が設定されており、前記制御部11が、前記優先項目と関連性が高い前記通常項目を上位に表示させることも考えられる。なお、前記制御部11が、前記検査項目マスターM1又は前記検査表示マスターM2などにおいて、病名と前記検査項目各々との関連性の高低が設定されており、前記制御部11が、患者の診療情報として記録されている前記患者の病名又は前記患者に疑いのある病名に関連性が高い前記通常項目を上位に表示させることも考えられる。
[第6の実施形態]
ところで、前述の各実施形態では、前記検査項目に大分類、中分類、小分類などのコードが付与されており、そのコードで構成されるソートコードを用いて前記検査項目の表示順が判断される場合を例に挙げて説明した。一方、例えば前記検査項目に大分類、中分類、小分類などのコード及びソートコードが付与されず、前記検査項目の名称の五十音、英数字、又はShift_JIS(シフトジス)コードなどの順で前記検査項目の表示順が判断されることも考えられる。例えば、前記制御部11が、前記検査情報を表示させる際に、前記検査項目各々を大分類、中分類、小分類などのグループ内において前記検査項目の名称の昇順又は降順で表示させることが考えられる。
この場合、前記制御部11は、前記検査表示設定処理において、前記検査項目各々から一又は複数の任意の優先表示検査項目の選択操作を受け付けて、その選択された一又は複数の前記優先表示検査項目が他の前記検査項目より優先して上位に表示されるように設定することが考えられる。また、前記検査情報が前記検査結果表示画面D10のように前記電子カルテシステム1において表示される際、前記優先表示検査項目と同一の大分類、中分類、小分類などのグループ内の検査項目が前記優先表示検査項目の前又は後に連続して表示されてもよい。即ち、前記検査項目を前記優先表示検査項目として選択する選択操作に応じてグループ単位で前記検査項目が前記優先表示検査項目として選択されることが考えられる。なお、前記優先表示検査項目の選択操作は、例えば前記検査項目設定領域A11、前記検索操作領域A12、及び前記検索結果領域A13を用いて行われる。さらに、前記制御部11は、複数の前記優先表示検査項目が選択される場合に、その複数の前記優先表示検査項目における表示順の設定操作を受け付けて、その表示順に従って前記優先表示検査項目を表示することが可能であってもよい。また、前記優先表示検査項目が大分類、中分類、小分類などのグループ単位で個別に選択可能であって、前記制御部11が、前記グループ内において前記優先表示検査項目を優先して上位に表示させることも考えられる。
ここで、図17を用いて、本実施形態に係る前記検査表示マスターM2の変更手法について説明する。図17に示されるように、本実施形態に係る前記検査表示マスターM2では、大分類、中分類、小分類、及び検査項目各々にコードが設定されておらず、前記検査項目ごとについては任意の優先コードが登録可能である。一方、前記検査表示設定画面D1には、図17と同様に前記検査項目ごとに対応する前記優先コードの入力欄が表示される。ここで、前記検査表示設定画面D1では、大分類、中分類、小分類、及び検査項目各々が五十音の昇順又は降順で表示される。具体的に、図17の上段では、大分類、中分類、小分類、及び前記検査項目各々が五十音の昇順で表示されている。例えば、中分類「血液学的検査」では、小分類が五十音の昇順である小分類「血液像」、「血算」の順で表示されている。また、小分類「血液像」では、検査項目が五十音の昇順である「桿状核球」、「好塩基球」、「好酸球」、「好中球」、「分葉核球」の順で表示されている。
そして、前記制御部11は、前記検査表示設定画面D1において任意の前記検査項目に対応する前記優先コードの入力欄に優先順位を示す数値の入力操作を前記検査項目の変更操作として受付可能である。これにより、図17の下段に示されるように、前記制御部11は、前記優先順位の値が小さい前記検査項目が優先して最上位から順に並べて表示されるように前記検査表示マスターM2を更新する。この場合も、前記制御部11は、前記検査項目の表示順を前記小分類の単位で変更する。また、前記小分類各々では、前記検査項目のうち前記優先コードの数値が小さい検査項目が上位に表示され、その下位には前記検査項目が五十音の昇順で表示される。例えば、小分類「血液像」では、前記優先コードが付されている「好酸球」の検査項目が最上位に表示されており、その後、残りの前記検査項目は五十音の昇順である「桿状核球」、「好塩基球」、「好中球」、「分葉核球」の順で表示されている。
1 :電子カルテシステム
10:サーバー
11:制御部
12:記憶部
13:表示部
14:操作部
15:通信IF
16:ドライブ装置
20:クライアント端末
21:制御部
22:記憶部
23:表示部
24:操作部
25:通信IF
26:ドライブ装置
30:ネットワーク

Claims (8)

  1. 複数の検査項目の検査結果を含む検査情報を取得する取得処理部と、
    前記検査項目各々が属する予め定められたグループを超えて行われる一つの前記検査項目の表示順の変更操作に応じて前記検査項目及び前記検査項目と同一グループに属する他の前記検査項目の表示順を前記グループ単位で変更可能な変更処理部と、
    前記検査情報に含まれる前記検査項目各々の検査結果を前記表示順に従って表示する表示処理部と、
    を備える電子カルテシステム。
  2. 前記変更処理部は、前記変更操作の対象として選択された前記検査項目の表示順を前記グループ内において先頭に変更する請求項1に記載の電子カルテシステム。
  3. 前記変更処理部は、前記検査項目各々が前記表示順に従って並べて表示される設定画面において前記検査項目を移動させる操作を前記変更操作として受付可能である請求項1又は2に記載の電子カルテシステム。
  4. 前記変更処理部は、前記変更操作の対象となる前記検査項目をキーワードに基づいて一又は複数の前記検査項目を検索可能であり、前記検索された一又は複数の前記検査項目を表示順の変更対象として選択する操作を前記変更操作として受付可能である請求項1〜3のいずれかに記載の電子カルテシステム。
  5. 前記変更処理部は、前記検査項目のうち特定の検査項目の設定開始操作が行われた場合に、前記特定の検査項目の表示順の指標となる情報を少なくとも設定可能な個別設定画面を表示させると共に、前記個別設定画面に対する前記特定の検査項目の表示順の指標となる情報の入力操作を前記変更操作として受付可能である請求項1〜4のいずれかに記載の電子カルテシステム。
  6. 前記変更処理部は、一又は複数の前記検査項目の選択操作を前記検査項目の表示順を上位に変更するための前記変更操作として受付可能である請求項1〜5のいずれかに記載の電子カルテシステム。
  7. 前記変更処理部は、一又は複数の前記検査項目に対応する優先順位を入力する操作を前記変更操作として受付可能である請求項1〜6のいずれかに記載の電子カルテシステム。
  8. 前記変更処理部は、一又は複数の前記検査項目を予め設定された優先項目に対応するグループに移動させる操作を前記変更操作として受付可能である請求項1〜7のいずれかに記載の電子カルテシステム。
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