JP2017006438A - 脈拍検出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】身体の上下動を伴う運動や耳への装着が苦痛となることなく、内蔵した電池において十分な電池寿命を確保できる耳装着型の脈拍検出装置を提供する。【解決手段】脈拍検出装置2は、本体筐体10とクリップ部20とで耳たぶ1cを挟み込んだ状態で、円柱状の頭部12が耳穴1aを囲む耳の窪み1bに嵌まり込んで、本体筐体10が耳面上に保持される。頭部12の外周面は、耳の窪み1bの内壁に片当たりすることなく、緩く保持されている。耳穴1aを覆う耳の突起1dが頭部12を拘束しているので、クリップ部20の比較的に弱い耳たぶの挟み込み力でも頭部12が耳の窪み1bから脱落したり、クリップ部20が位置ずれしたりすることが阻止されるので、受光部の出力信号のSN比が高まり、発光部の出力を低下させて電池寿命を延ばすことができる。【選択図】図1

Description

本発明は、ユーザーの耳たぶに測定光を透過させて脈拍を検出する耳装着型の脈拍検出装置に関する。
耳たぶに測定光を透過させて検出したユーザーの単位時間当たり脈拍数に応じたリズム音を出力して、ジョギング等の運動を補助する耳装着型のリズム装置が提案されている(特許文献1)。また、耳たぶに測定光を透過させて計測したユーザーの単位時間当たり脈拍数を音声出力する耳装着型の脈拍検出装置が提案されている(特許文献2)。
一方、耳に装着して任意に設定した毎分拍数のリズム音を出力する耳装着型のリズム装置が提案されている(特許文献3)。ここでは、電池と電子ブザーとを重ねて収容した頭部を耳穴の周囲の窪みに保持させた状態で耳たぶをクリップで挟み込むことにより、ジョギングのような身体の上下動を伴う運動を行っても、耳上にリズム装置を安定して保持できるようにしている(特許文献3)。
特開2002−126152号公報 特開2004−209157号公報 特開2000−51422号公報
特許文献2に示されるように、「耳装着型の脈拍検出装置」は、外部の電池や機器を必要とせず、単独で使用できることが望まれる。しかし、耳たぶに測定光を通過させて十分なSN比で脈拍信号を得ようとすると、測定光を発生させるために大きな電力を要して、電池寿命が短くなる。このため、「耳装着型の脈拍検出装置」において十分な電池寿命を確保しようとすると、大型の電池を収容する必要がある(特許文献2)。
しかし、大型の電池を収容してリズム装置が大型化、重量化すると、耳へ装着してジョギングのような身体の上下動を伴う運動を行うことが苦痛となる(特許文献1)。耳に装着して運動を補助する用途に関しては、特許文献3に示されるように、軽くて、上下動を伴う運動を行っても耳に苦痛を及ぼさないことが極めて重要である。
加えて、脈拍検出装置が重くなると、身体の上下動によって耳たぶ上で脈拍検出装置が不規則に位置ずれして、耳たぶを透過する測定光の状態が不安定になり、検出した脈拍信号のノイズが増えて、単位時間当たり脈拍数の正確な検出が難しくなる。脈拍信号のSN比を高めるために強い測定光を用いると、さらに電池寿命が低下してしまう。
また、耳を透過させる測定光を安定させるために、クリップの挟み込み力を大きくすると、脈拍検出装置を耳へ装着すること自体が苦痛となる。
本発明は、耳装着型の脈拍検出装置において、装着や身体の上下動を伴う運動が苦痛となることなく、電源として使用される電池の電池寿命を伸ばすことを目的としている。
本発明の脈拍検出装置は、ユーザーの耳たぶに測定光を入射させる発光部と、前記耳たぶを介して前記測定光を受光する受光部と、前記受光部の出力に基づいて、ユーザーの脈拍状態を検出する検出回路と、少なくとも前記発光部に電力を供給する電池と、耳穴を囲む耳の窪みに嵌まり込んで当該窪みに保持される頭部と、前記頭部に接続して耳たぶ表面に密着する筐体部と、を有する本体筐体と、前記筐体部との間に耳たぶを挟み込み可能であって、前記筐体部との間に耳たぶを挟み込んだ状態で耳たぶとの当接部を遮光可能なクリップ部と、を備えるものである。そして、前記筐体部の耳たぶ表面に密着する部分は、前記発光部と前記受光部のうちの一方を配置され、前記クリップ部の前記当接部は、前記発光部と前記受光部のうちの他方を配置されている。
本発明の脈拍検出装置では、クリップ部と本体筐体とが耳たぶを挟み込んだ状態で本体筐体の頭部が耳穴の周囲の窪みに嵌まり込んで保持されるので、上下動を伴う運動をした際にクリップ部と本体筐体とが耳たぶに対して位置ずれしにくい。このため、クリップ部と本体筐体とが耳たぶを挟み込む力が小さくても、クリップ部及び本体筐体と耳たぶとの密着が損なわれにくく、位置ずれもし難い。そのため、上下動を伴う運動による受光部のノイズが軽減され、ノイズが軽減される分、発光部の発光レベルを下げても、脈拍を正確に検出することができる。
したがって、装着や上下動を伴う運動を行う運動が苦痛となることなく、電源として使用される電池の電池寿命を伸ばすことができる。
実施の形態例1の脈拍検出装置の装着状態の斜視図である。 脈拍検出装置の外観の説明図である。 脈拍検知部の外観の説明図である。 実施の形態1における脈拍検出装置の構成の説明図である。 主基板の説明図である。 脈拍検出装置のブロック図である。 信号処理回路の回路図である。 信号処理のタイムチャートである。 リズムガイド機能のフローチャートである。 実施の形態2における脈拍検出装置の構成の説明図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。
<実施の形態1>
(装着状態)
図1は実施の形態1の脈拍検出装置の装着状態の斜視図である。図1に示すように、脈拍検出装置2は、本体筐体10とクリップ部20とで耳たぶ1cを挟み込んだ状態で、短い円柱状の頭部12が、耳穴1aを囲む耳の窪み1bに嵌まり込んで、本体筐体10が耳面上に保持される。ユーザーは、脈拍検出装置2を装着する際に、頭部12が耳の窪み1bに位置決められるように、本体筐体10を移動させてクリップ部20で耳たぶ1cを挟み込む位置を選んでいる。
頭部12の外周面は、耳の窪み1bの内壁に緩く保持されている。耳穴1aを覆う耳の突起1dが頭部12を押えつけて、耳面上に拘束しているので、頭部12が耳の窪み1bから脱落することが阻止されている。また、頭部12から立ち上った筐体部11の尾根部11aが耳の突起1dに突き当たることで、耳の窪み1bの内壁の耳の突起1dに対向する部分に頭部12が緩く押し当てられている。これにより、クリップ部20で耳たぶ1cを挟み込む力が小さくても、本体筐体10が耳面上に位置ずれ少なく保持される。
表示部35は、筐体部11に収容されて数値を表示する。表示部35は、表示された数値を耳面側から視認可能である。スイッチ15は、筐体部11に設けられて、脈拍検出装置2の電源をON/OFFする。また、スイッチ15の長押しを用いて、測定した毎分脈拍数を表示する表示モードと、周波数可変のリズム音を出力するリズムガイドモードと、に機能を変更可能である。
(特許文献3のリズム発生装置における耳装着構造との対比)
図1に示すように、脈拍検出装置2の耳に対する装着構造は、特許文献3に示されるリズム発生装置の耳に対する装着構造に類似している。これは、両者における発明者が同一で、耳装着構造の設計資産を活用できるからである。しかし、脈拍検出装置2における本体筐体10とクリップ部20と頭部12とを有する装着構造は、特許文献3に示されるリズム発生装置における装着構造とは目的が異なる。
脈拍検出装置2における耳への装着構造は、脈拍検出装置2における消費電力を削減することを目的としている。内蔵する電池38の重量を大きくすることなく、長期間にわたって脈拍検出装置2を作動させることを目的としている。
この目的を達成するために、脈拍検出装置2における装着構造は、本体筐体10とクリップ部20とが遮光機能を果たしつつ、頭部12によって耳たぶ上に位置決められて耳たぶを挟み込んでいる。そして、本体筐体10とクリップ部20とが、比較的に小さな挟み込み力でも、頭部12によって本体筐体10とクリップ部20が位置ずれ少なく耳たぶを挟み込むことが可能となり、受光部32の出力信号のSN比が高められている。
これに対して、特許文献3には、「耳穴の周囲の窪みに保持される頭部を有する装着構造」が、受光部32の出力を安定させて、発光部42の消費電力の削減余地を生むことは記載されていない。すなわち、耳穴の周囲の窪みに保持された頭部12がスタビライザーとして機能することによって、耳たぶの挟み込み位置の位置ずれが少なくなることが記載されていない。耳たぶの挟み込み位置の位置ずれが少なくなることで、発光部42と受光部32の耳たぶに対する位置ずれが抑制され、受光部32の出力のSN比が高まることが記載されていない。受光部32の出力のSN比が高まる結果として、発光部42の発光出力の削減余地を生み出すことが記載されていない。さらに、発光部42と受光部32の耳たぶに対する位置ずれが抑制されることで、クリップ部20の挟み込み力を減らして、装着感を改善できることも記載されていない。
このため、特許文献3に基づく限り、脈拍検出装置2における消費電力を削減する目的に適う装着構造には到達できない。耳たぶの挟み込み構造がどのように機能して消費電力の削減を達成するのかが不明であるから、重量の小さな電池38で長期間にわたって作動する脈拍検出装置2を設計することはできない。
そもそも、特許文献3に記載されたクリップ部は、遮光機能を有さず、耳たぶの裏面に密着してもいないから、位置ずれしない場合でも、晴/曇りの違い、日向と日陰とにおける背景光の違い、顔の向き、ヘッドライトを照射する対向車の有無等に応じて受光部32の出力レベルが大きく変動する。このため、受光部32の出力に基づいて検出した毎分脈拍数に大きな誤差が発生する。これに対して、実施の形態1の脈拍検出装置2では、「頭部12を有する本体筐体10とクリップ部20とで耳たぶを挟み込む装着構造」が受光部32に対する遮光機能を高めているため、検出した毎分脈拍数の外光の変動による誤差が抑制されている。したがって、脈拍検出装置2の当業者が、「耳穴の周囲の窪みに保持される頭部を有するリズム発生装置」に関する特許文献3に基づいて実施の形態1の脈拍検出装置2を容易に発明できない。引用文献3は、受光部32の出力のSN比の改善、電池寿命の改善と言った課題に関しては脈拍検出装置2の当業者によって参照される動機を欠いている。
(外観)
図2は脈拍検出装置の外観の説明図である。図3は脈拍検知部の外観の説明図である。
図2の(a)に示すように、脈拍検出装置2の本体筐体10は、頭部12に、筐体部11が接続されている。筐体部11の装着面13は、耳たぶの表面に密着する。クリップ部20は、筐体部11の装着面13との間に耳たぶを挟み込む。クリップ部20は、筐体部11の装着面13との間に耳たぶを挟み込んだ状態で、耳たぶの裏面に密着する。
頭部12と筐体部11との接続部に頭部12の上面と筐体部11の側面とが滑らかに接続する段差部12aが形成されている。図1に示すように、頭部12と筐体部11の段差部12aに、耳穴1aを覆う耳の突起1dが逃げるため、頭部12の円柱状の側面は、耳穴の窪みの内壁に片当たりすることなく緩く保持されている。頭部12に接続する筐体部11の尾根部11aは、上述したように、耳穴を覆う耳の突起1dに係合して(拘束されて)、本体筐体10の耳面上における姿勢を決定している。
筐体部11の背面に開口18が形成され、開口18を通じて表示部35が数値を表示する。スイッチ15は、押しボタンスイッチで構成され、耳たぶを挟み込んだ脈拍検出装置2を、親指と人差し指とで高さ方向に挟んでスイッチ15を筐体部11に沈み込ませるように操作される。スイッチ15は、筐体部11に設けられて電池38による電力供給をON/OFFし、脈拍検出装置2における各種モードの動作を開始させる。
図2の(b)に示すように、筐体部11の幅方向に対向する両側面に、押しボタンスイッチで構成される設定スイッチ16、17が配置される。ユーザーは、脈拍検出装置2を耳から取り外した状態で、表示部35に毎分脈拍数の目標値の数値を表示させ、設定スイッチ16、17を操作して表示部35の数値を上昇/下降させることで、脈拍検出装置2に対して毎分脈拍数の目標値の設定を行うことができる。
図3の(a)に示すように、脈拍検出装置2は、ユーザーの耳たぶを挟んで受光部32と発光部42とを配置して、ユーザーの毎分脈拍数を測定している。脈拍測定の原理は、脈拍に応じて耳たぶの血流量が変化し、赤色光〜赤外光の透過光量が変化することである。
図3の(b)に示すように、受光部32は、本体筐体10に配置され、耳たぶを介して発光部42からの測定光を受光する。受光部32の周囲に溝13aを形成して、耳たぶの表面が受光部32の表面に均等な圧力で接触するようにしている。溝13aは、受光部32の周囲を均等に耳たぶに接触させて遮光性を高めている。溝13aが耳たぶの表面との摩擦力を高めることで、上下動を伴う運動を行っても、耳たぶに対する受光部32の接触位置がずれないという利点もある。本体筐体10の関節部14にはピン穴14aが形成されている。
図3の(a)に示すように、発光部42は、クリップ部20に配置され、ユーザーの耳たぶに赤外線の測定光を入射させる。クリップ部20は、筐体部11との間に耳たぶを挟み込み可能であって、筐体部11との間に耳たぶを挟み込んだ状態で耳たぶとの当接部を遮光可能である。図3の(c)に示すように、クリップ部20の発光部42の周囲に溝23aを形成して、耳たぶの表面が発光部42の表面に均等な圧力で接触するようにしている。溝13aは、受光部32の周囲を均等に耳たぶに接触させて遮光性を高めている。溝23aが耳たぶの表面との摩擦力を高めることで、上下動を伴う運動を行っても耳たぶに対する発光部42の接触位置がずれないという利点もある。クリップ部20の関節部24にはピン穴24aが形成されている。
図3の(a)に示すように、本体筐体10の関節部14に割ピン21を圧入して、クリップ部20の関節部24を回動自在に連結している。本体筐体10の関節部14とクリップ部20の関節部24との間にねじりコイルばね22を設けて、本体筐体10とクリップ部20とによる耳たぶの挟み込み力を発生させている。ねじりコイルばね22は、割ピン21の周りにコイル部分を配置している。
(内部構造)
図4は実施の形態1における脈拍検出装置の内部構造の説明図である。図5は主基板の説明図である。
図4に示すように、実施の形態1では、筐体部11は、受光部32及び集積回路33を収容し、クリップ部20は、発光部42を収容する。本体筐体10には、電池38、圧電素子39、及び主基板31が配置される。本体筐体10は、受光部32及び集積回路33を収容する。頭部12は、音出力部の一例である圧電素子39と電池38とを重ねて収容している。比較的重量のある電池38が頭部12に収容されて耳の窪みに保持されるので、上下動を伴う運動をした際に筐体部11の装着面13やクリップ部20に作用する加振力が小さくて済み、受光部32に入射する測定光に対する外乱が少なくなる。
電池38は、音出力部の一例である圧電素子39に重なって頭部12に収容されるので、頭部12の内部空間を隙間少なく有効に活用できる。電池38は、不図示の引き出し構造によって頭部12から外部へ取り出して充電されるリチウムイオンバッテリーである。圧電素子39は、集積回路33の出力信号に駆動されてリズム音もしくは脈拍測定ごとの通知音を出力する。電池38は、発光部42、受光部32、集積回路33に電力を供給する。
図5に示すように、受光部32と集積回路33とが同一基板上に配置される。主基板31には、表示部35、スイッチ素子34、集積回路33、受光部32が配置される。主基板31の裏面に受光部32が配置される。受光部32は、フォトトランジスタである。受光部32と集積回路33とが同一の主基板31に配置されるため、微弱な検出信号をノイズ少なく集積回路33へ導くことができる。比較的に大電流をON/OFFされる発光部42のノイズの影響を受けにくい。
表示部35は3桁の液晶素子である。スイッチ素子34は、スイッチ15のON/OFF接点を含むタクトスイッチである。集積回路33は、マイコン、メモリ、プログラム書込み領域、入出力回路、液晶ドライバを含む汎用素子である。受光部32は、フォトトランジスタである。
クリップ部20には、副基板41が配置される。主基板31と副基板41とは、電源線と接地電位線の合計2本のケーブルで接続される。副基板41には発光部42が配置される。クリップ部20は、発光部42を収容する。
主基板31の表面に、設定スイッチ16、17の作動部分であるスイッチ素子36、37が配置される。
(脈拍数表示機能)
図6は脈拍検出装置のブロック図である。図7は信号処理回路の回路図である。図8は信号処理のタイムチャートである。
図1に示すように、脈拍検出装置2は、表示部35においてユーザーの毎分脈拍数を表示する機能を有する。スイッチ15を短く押すと、脈拍検出装置2は、ユーザーの現在の脈拍数を4秒間隔で検出して表示部35の表示を更新し続ける。そして、ユーザーが脈拍検出装置2を耳から取り外す等して、現在の脈拍数が検知できなくなると、最後に検出した現在の脈拍数を表示部35に表示した状態で現在の脈拍数の検出を停止する。
図6に示すように、集積回路33は、受光部32の出力に基づいてユーザーの現在の脈拍数を毎分脈拍数の値で検出して表示部35に表示させる。集積回路33は、ユーザーの現在の脈拍数を検出して表示するごとに、圧電素子39を作動させて測定値の更新をユーザーに通知する。
発光部42は、集積回路33から出力されるIRED信号Aに駆動されて、脈拍の測定光を、所定周期の一例である100msecの周期で、所定時間の一例である1msec出力する。すなわち、所定周期は10msec以上であって、所定時間は2msec以下である。ユーザーの現在の脈拍数の測定範囲を毎分200回(300msec)〜毎分30回(2sec)としており、4秒ごとに40回のパルス信号を処理してユーザーの現在の脈拍数を求めている。集積回路33は、受光部32が測定光を受光して生成した100msec周期のパルス信号を処理してユーザーの毎分脈拍数を測定する。
受光部32は、発光部42が発光している100msec周期の1msecの時間において、耳たぶの透過光量に応じたパルス信号を検知する。信号生成回路の一例である信号処理回路40は、第1の周期のパルス信号からユーザーの脈拍状態に対応するアナログ電圧信号を生成する。信号処理回路40は、集積回路33から出力されるS/H信号Sを用いて、パルス信号の電圧をサンプルホールドして、ユーザーの脈拍状態に応じたアナログ信号を形成する。
図7に示すように、受光部32の検出信号は、増幅器53で増幅されて、図8のパルス状の信号波形Bとなる。信号波形Bは、増幅器54で増幅されて、S/H信号のタイミングでサンプル回路55によってコンデンサ57にサンプルホールドされる。S:ONのタイミングでコンデンサ57をチャージしてH:OFFのタイミングで蓄積電荷をホールドする。これにより、S/H信号ごとに更新されてS/H信号の間隔で保持されるステップ状のS/H出力Cが増幅器56から出力される。S/H出力Cは、ユーザーの脈拍状態に応じてステップ状に電位が変化するアナログ電圧信号である。
図6に示すように、S/H出力Cは、波形整形回路52においてユーザーの脈拍状態に応じて滑らかに変化する脈拍信号の出力波形Dに再生される。波形整形回路52は、人間の脈拍の周期である0.3sec〜2.0secにゲインを有するバンドパスフィルターもしくはローパスフィルターである。
脈拍数検出回路の一例である集積回路33は、信号処理回路40により生成されたアナログ電圧信号を処理して毎分脈拍数を求める。集積回路33は、脈拍信号の出力波形DをA/Dコンバータでデジタル信号に変換し、波形解析を行って脈拍の周期を演算する。あるいは、複数のしきい値で脈拍信号の出力波形Dの周期を計測して平均値を求める。そして、連続した複数の脈拍波形について測定した複数の周期を平均して現在の脈拍周期及び脈拍数Pmを算出する。
(リズム信号出力機能)
図9はリズムガイド機能のフローチャートである。図1に示すように、脈拍検出装置2は、表示部35に予め設定した単位時間当たり脈拍数の脈拍数の目標値に現在の脈拍数が近づくようにジョギングやウォーキングのピッチを指導するリズムガイド機能を有する。スイッチ15を2秒以上長押しすることで、脈拍検出装置2は、リズムガイドモードに移行して表示部35が点滅を開始する。
ユーザーは、ジョギングやウォーキングの開始前に、表示部35に表示された点滅する目標値を、設定手段の一例である設定スイッチ16、17で修正して、所望の目標値を設定することができる。目標値の設定後、スイッチ15を押すと、脈拍検出装置2は、ユーザーの現在の脈拍数の検出と、検出結果に応じたリズム信号の発生を開始する。
図9に示すように、集積回路33は、ユーザーによる設定スイッチ16、17の操作に応じて毎分脈拍数の目標値である基準脈拍数Psを設定する(S11)。
集積回路33は、受光部32の出力に基づいてユーザーの現在の脈拍数Pmを検出する(S12)。出力回路の一例である集積回路33は、圧電素子39を作動させて、検出したユーザーの単位時間当たり脈拍数と目標値とに応じたリズム音を出力させる。
集積回路33は、検出した現在の脈拍数Pmが基準脈拍数Psよりも大きな第1の脈拍数のときは、現在の脈拍数Pmが検出した基準脈拍数Psよりも小さな第2の脈拍数のときよりも単位時間当たり拍数が少ないリズム音を出力させる。集積回路33は、現在の脈拍数Pmが設定した基準脈拍数PsよりもB(=毎分10回)を超えて大きいときは(S15のY)、リズム信号の生成周期を減少させる(S17)。具体的には、出力するリズム信号の周波数を現在の周波数Fmよりも5%増加させる。
一方、集積回路33は、検出した現在の脈拍数Pmが設定した基準脈拍数PsよりもA(=毎分10回)を超えて少ないときは(S15のN)、リズム信号の生成周期を増加させる(S16)。具体的には、出力するリズム信号の周波数を現在の周波数Fmよりも5%減少させる。
そして、現在の脈拍数Pmが(基準脈拍数−A)以上(基準脈拍数+B)以下であれば現在の周波数Fmを保持する。このようにして、脈拍検出装置2は、現在の脈拍数Pmが基準脈拍数Psより低い場合には段階的にリズム信号の毎分拍数を大きくして運動をペースアップさせ、現在の脈拍数Pmが基準脈拍数Psより高い場合には段階的にリズム信号の毎分拍数を小さくして運動をペースダウンさせる。
(運動負荷変動の通知機能)
脈拍検出装置2は、ユーザーが運動中に脈拍数が増えているのか減っているのかを通知する運動負荷変動の通知機能を有する。この機能は、リズム信号出力機能に付随して出力される。集積回路33は、検出した単位時間当たり脈拍数が上昇しているときと下降しているときとでは、単位時間当たり拍数以外のパラメータが異なるリズム音を出力させる。
集積回路33は、検出した現在の脈拍数Pmが上昇しているときは、検出した現在の脈拍数Pmが下降しているときよりも高い音でリズム音を出力させる。これにより、ユーザーが運動中の毎分脈拍数の変化を早期に理解してペース変更の準備をすることが可能になる。
(電力消費の節約)
図7に示すように、現在の脈拍数Pmの測定における最大の電流消費は、発光部42に用いている発光ダイオードの発光である。もし、脈拍検出装置2が現在の脈拍数Pmの検出中に発光部42が連続発光させていると、電池38の寿命が著しく短くなる。
そこで、集積回路33は、IRED信号Aを出力して、発光部42を1/100のデューティ比で発光させ、連続発光させた場合に比較して発光部42の消費電力を1/100に低下させている。集積回路33は、発光部42を、第1の周期の一例である100msec間隔で1msec発光させて、間欠的に測定光を出力する。
また、リズムガイド機能においては、ユーザーは、ほぼ一定の運動負荷でジョギングやウォーキングを実行していることが多いため、それほど頻繁にリズム音の周期を変更する必要が無い。
(実施の形態1の効果)
実施の形態1では、脈拍検出装置2は、外部の電子回路や電池に頼ることなく独立して作動する。このため、装置全体を小型軽量に構成でき、外部接続のためのコードや通信手段が不要である。このため、外部接続のためのコードや通信手段に邪魔されることなく、上下動を伴う運動を行うことができる。
実施の形態1では、微弱な信号を発生する受光部32が信号処理回路40に近接して配置される。このため、信号処理回路40が熱的、雑音的に安定して動作できる。脈拍検出のSN比が高くなるので、発光部42の発光強度を下げて電力消費を節約することにより電池寿命を延ばすことができる。
実施の形態1では、重量がある電池が耳穴の周囲の窪みによって保持されるため、耳たぶにぶら下がって揺れる重量を軽減できる。このため、激しい上下動を伴う運動を行っても耳たぶが揺れにくく、信号処理回路40が雑音的に安定して動作できる。脈拍検出のSN比が高くなるので、発光部42の発光強度を下げて電力消費を節約することにより電池寿命を延ばすことができる。
<実施の形態2>
図10は実施の形態2における脈拍検出装置の構成の説明図である。
実施の形態1では、図4に示すように、発光部42をクリップ部20に配置し、受光部32、電池38、及び集積回路33を本体筐体10に配置した。これに対して、実施の形態2では、発光部42を本体筐体10に配置し、受光部32、電池38、及び集積回路33をクリップ部20に配置した。これ以外の構成、動作、制御は実施の形態1と同一であるため、図10中、実施の形態1と共通する構成には図4と同一の符号を付して重複する説明を省略する。
図10に示すように、実施の形態2では、本体筐体10の筐体部11に発光部42を収容し、クリップ部20に受光部32及び集積回路33を収容している。
クリップ部20は、受光部32、集積回路33、及び電池38を収容する。クリップ部20は、頭部12に比較して大きさの制約が少ないので、実施の形態1よりも大容量の電池を搭載して電池寿命を延ばすことができる。
圧電素子39は、頭部12に収容され、集積回路33の出力信号に駆動されてリズム音を出力する。
<実施の形態3>
実施の形態1では、最初から最後まで100msec周期で発光部42に所定時間の発光を繰り返させた。これに対して、実施の形態3では、最初に100msec周期で発光部42に所定時間の発光を繰り返させて1回目の単位時間当たり脈拍数を検出した後は、100msecよりも長い333msec周期で発光部42に所定時間の発光を繰り返させる。なお、実施の形態3は、1回目の単位時間当たり脈拍数の検知後に第1の周期を第2の周期へ切り替える以外は、実施の形態1と同一であるため、実施の形態1と重複する説明を省略する。
脈拍周期が最高の0.3secの時は、脈拍波形を正確にトレースして測定精度を確保するために100msec以上の第1の周期を採用できない。そのため、発光制御部の一例である集積回路33は、最初は100msec周期で発光部42のパルス発光を実行させてユーザーの現在の脈拍数Pmを検出する。そして、ユーザーの現在の脈拍数Pmが検出できたら、その脈拍数Pmに応じて第2の周期を設定して発光部42のパルス発光の間隔を広げる。これにより、検出精度を下げることなく発光部42の単位時間当たり発光時間を短くすることが可能になる。消費電力はパルス発光のデューティ比に比例するので、発光周期を長くすれば消費電力を節約して電池寿命を延長できる。例えば毎分脈拍数が60(周期1.0sec)と検出できたら、第1の周期の約3倍の第2の周期を設定して333msec間隔で発光部42のパルス発光を実行させる。そして、集積回路33は、ユーザーの現在の脈拍数Pmを検出して、表示部35の「現在の脈拍数Pm」の表示を更新する。
<実施の形態4>
実施の形態1では、脈拍検出装置2の運転中を通じて発光部42が所定周期で所定時間の発光を繰り返した。これに対して、実施の形態4では、所定周期である第1の周期で所定時間の発光を所定回数だけ繰り返した後は、第1の周期に所定回数を乗じた時間よりも長い第2の周期の残りの時間、発光部42の発光を停止させる。なお、実施の形態4は、第2の周期で発光部42の発光を停止させる期間を設ける以外は、実施の形態1と同一であるため、実施の形態1と重複する説明を省略する。
図6に示すように、発光制御部の一例である集積回路33は、第2の周期の一例である6secごとに、発光部42に100msec周期の合計40回のパルス発光を実行させて合計約4secでユーザーの現在の脈拍波形を検出する。そして、検出後は、IRED信号Aの出力を次回の検出まで約2秒間停止させている。これにより、集積回路33は、6秒周期で得たユーザーの脈拍波形を解析して「現在の脈拍数Pm」を求めて表示部35の表示を更新する。なお、ここで、40個のパルス信号を処理して「現在の脈拍数Pm」を求めてもよく、2秒の停止を挟んだ80個のパルス信号を処理して「現在の脈拍数Pm」を求めてもよい。
したがって、実施の形態3では、発光部42は、100msecに40回を乗じた4秒よりも長い6秒の周期で、100msec周期の測定光の出力を実行する。4秒間の発光を行った後、発光部42の発光を2秒間停止させて、電力消費を回避している。すなわち、第1の周期で所定回数の測定光の出力を実行することを、第2の周期で繰り返すことにより、実施の形態1よりも消費電力を削減している。
<実施の形態5>
実施の形態4では、第2の周期は10秒で固定されていた。これに対して、実施の形態5では、検出した単位時間当たり脈拍数の変化が大きい場合は第2の周期を短くして発光部42の発光を停止させている時間を短縮する。なお、実施の形態5は、第2の周期が可変である以外は、実施の形態4と同一であるため、図6を参照して説明し、実施の形態4と重複する説明を省略する。
図6に示すように、発光制御部の一例である集積回路33は、測定開始直後は第2の周期を4秒に設定して発光部42を連続的にパルス発光させる。そして、4秒周期でユーザーの「現在の脈拍数Pm」を検知して表示部35の表示を更新する。しかし、測定開始から12秒経過した後は、前回測定した「現在の脈拍数Pm」と今回測定した「現在の脈拍数Pm」との差が5未満の場合であれば、第2の周期を10秒に引き延ばして実施の形態3と同様に制御する。一方、前回測定した「現在の脈拍数Pm」と今回測定した「現在の脈拍数Pm」との差が5以上の場合は第2の周期を4秒にして発光部42を連続的にパルス発光させる。すなわち、単位時間当たり脈拍数の変化量が第1変化量の一例である5以上のときは当該変化量が第1変化量より小さい第2変化量の一例である5未満のときよりも第2の周期を短くする。
実施の形態5では、ユーザーの毎分脈拍数が安定している場合は10秒周期で表示部35の表示を更新するが、ユーザーの毎分脈拍数が安定して検知されるまでは、実施の形態1と同様に4秒周期で表示部35の表示を更新してユーザーの毎分脈拍数を正確に表示できるようにする。すなわち、実施の形態4よりもユーザーの脈拍数の短期的な変化への応答性を高めている。
<その他の実施の形態>
実施の形態1では、本体筐体10に受光部32を配置し、クリップ部20に発光部42を配置した。また、実施の形態2では、クリップ部20に電池38を配置した。しかし、本発明はこのような配置のみには限らない。例えば、頭部12以外の本体筐体10に電池38を配置してもよい。
実施の形態1では、受光部32の周囲に溝13aを形成し、発光部42の周囲に溝23aを形成した。しかし、耳たぶに当接して遮光性を高める環状の凹凸部は溝形態には限らない。溝にOリングを嵌める等して形成した環状の突起でも同様に遮光性を改善することができる。
1 耳、2 脈拍検出装置、10 本体筐体
11 筐体部、12 頭部、12a 段差部
13 装着面、14、24 関節部
15 スイッチ、16、17 設定スイッチ
18 開口部、20 クリップ部
31 主基板、32 受光部、33 集積回路
34、36、37 スイッチ素子、35 表示部
38 電池、39 圧電素子、41 副基板
42 発光部

Claims (17)

  1. ユーザーの耳たぶに測定光を入射させる発光部と、
    前記耳たぶを介して前記測定光を受光する受光部と、
    前記受光部の出力に基づいて、ユーザーの脈拍状態を検出する検出回路と、
    少なくとも前記発光部に電力を供給する電池と、
    耳穴を囲む耳の窪みに嵌まり込んで当該窪みに保持される頭部と、前記頭部に接続して耳たぶ表面に密着する筐体部と、を有する本体筐体と、
    前記筐体部との間に耳たぶを挟み込み可能であって、前記筐体部との間に耳たぶを挟み込んだ状態で耳たぶとの当接部を遮光可能なクリップ部と、を備え、
    前記筐体部の耳たぶ表面に密着する部分は、前記発光部と前記受光部のうちの一方を配置され、
    前記クリップ部の前記当接部は、前記発光部と前記受光部のうちの他方を配置されていることを特徴とする脈拍検出装置。
  2. 前記本体筐体は、前記頭部と前記筐体部とが接続する部分に、前記頭部が保持される前記窪みの縁の突起に係合する段差部を有することを特徴とする請求項1に記載の脈拍検出装置。
  3. 所定周期よりも短い所定時間の前記測定光の出力を前記所定周期で繰り返すように前記発光部を制御する発光制御部を備え、
    前記検出回路は、前記受光部が前記測定光を受光して生成した前記所定周期のパルス信号を処理してユーザーの単位時間当たり脈拍数を検出することを特徴とする請求項1又は2に記載の脈拍検出装置。
  4. 前記発光制御部は、前記所定周期である第1の周期で前記測定光の出力を実行して前記検出回路によりユーザーの単位時間当たり脈拍数が検出された後は、前記第1の周期よりも長い第2の周期で前記測定光の出力を実行するように前記発光部を制御することを特徴とする請求項3に記載の脈拍検出装置。
  5. 前記発光制御部は、前記所定周期である第1の周期で所定回数の前記測定光の出力を実行することを、前記第1の周期に前記所定回数を乗じた時間よりも長い第2の周期で繰り返すように前記発光部を制御することを特徴とする請求項3に記載の脈拍検出装置。
  6. 前記発光制御部は、前記検出回路によって検出された単位時間当たり脈拍数の変化量が第1変化量のときは当該変化量が前記第1変化量より小さい第2変化量のときよりも前記第2の周期を短くするように前記発光部を制御することを特徴とする請求項5に記載の脈拍検出装置。
  7. 前記所定周期は10msec以上であって、前記所定時間は2msec以下であることを特徴とする請求項3乃至6のいずれか1項に記載の脈拍検出装置。
  8. 前記検出回路は、
    前記所定周期のパルス信号からユーザーの脈拍状態に対応するアナログ電圧信号を生成する信号生成回路と、
    前記信号生成回路により生成された前記アナログ電圧信号を処理して単位時間当たり脈拍数を求める脈拍数検出回路と、を有することを特徴とする請求項3乃至7のいずれか1項に記載の脈拍検出装置。
  9. 前記筐体部は、前記受光部及び前記検出回路を収容し、
    前記クリップ部は、前記発光部を収容することを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の脈拍検出装置。
  10. 前記筐体部は、前記発光部を収容し、
    前記クリップ部は、前記受光部及び前記検出回路を収容することを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の脈拍検出装置。
  11. 前記受光部と前記検出回路とが同一基板上に配置されることを特徴とする請求項9又は10に記載の脈拍検出装置。
  12. 受光部を囲んで形成されて耳たぶに当接する環状の凹凸部と、発光部を囲んで形成されて耳たぶに当接する環状の凹凸部と、のうち少なくとも一方を有することを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1項に記載の脈拍検出装置。
  13. 音を出力する音出力部を備え、
    前記電池は、前記音出力部に重ねて前記頭部に収容されることを特徴とする請求項1乃至12のいずれか1項に記載の脈拍検出装置。
  14. 音を出力する音出力部を備え、
    前記音出力部は前記頭部に収容され、前記電池は前記クリップ部に収容されることを特徴とする請求項1乃至12のいずれか1項に記載の脈拍検出装置。
  15. 前記筐体部に収容され、耳面側から視認可能に数値を表示する表示部を備え、
    前記検出回路は、前記受光部の出力に基づいてユーザーの単位時間当たり脈拍数を検出して前記表示部に表示させることを特徴とする請求項13又は14に記載の脈拍検出装置。
  16. ユーザーが単位時間当たり脈拍数の目標値を設定する設定手段と、
    前記音出力部を作動させて、前記検出回路が検出したユーザーの単位時間当たり脈拍数と前記目標値とに応じたリズム音を出力させる出力回路と、を備え、
    前記検出回路は、前記受光部の出力に基づいてユーザーの単位時間当たり脈拍数を検出し、
    前記出力回路は、前記検出回路が検出した前記単位時間当たり脈拍数が前記目標値よりも大きな第1の脈拍数のときは、検出した前記脈拍数が前記目標値よりも小さな第2の脈拍数のときよりも単位時間当たり拍数が少ないリズム音を出力させることを特徴とする請求項13又は14に記載の脈拍検出装置。
  17. 前記出力回路は、検出した前記単位時間当たり脈拍数が上昇しているときと下降しているときとでは、前記単位時間当たり拍数以外のパラメータが異なるリズム音を出力させることを特徴とする請求項16に記載の脈拍検出装置。
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