JP2017003673A - 学習支援置 - Google Patents

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和彦 木戸
Kazuhiko Kido
和彦 木戸
弘信 岡崎
Hironobu Okazaki
弘信 岡崎
敬介 稲川
Keisuke Inagawa
敬介 稲川
貫治 渡邉
Kanji Watanabe
貫治 渡邉
彰典 岩崎
Akinori Iwasaki
彰典 岩崎
橋本 信一
Shinichi Hashimoto
信一 橋本
衣里 福田
Eri Fukuda
衣里 福田
智子 江原
Satoko Ebara
智子 江原
晴彦 新田
Haruhiko Nitta
晴彦 新田
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Abstract

【課題】過去の学習成績から未来の学習成績を予測し学習者に提示し、実際の成績との対比により学習努力を評価可能とした学習支援装置を提供する。【解決手段】語彙問題・正解蓄積部2に英語の多数の語彙問題と正解を蓄積しておく。学習者がテスト開始操作をすると学習処理部7は、語彙問題・正解蓄積部2からランダムに10問選択して1回分の語彙テストを作成し、表示部3に表示し、解答入力すると、採点して成績を表示し、学習成績履歴記憶部5に記憶させる。4回目以降のテストがされたとき、最新の4回分の学習成績を用いて学習成績予測部6のニューラルネットワーク部の結合係数を修正させる。予測誤差が一定以下になれば、以降、語彙テストの学習成績を採点する度に次のテストの学習成績を予測させて学習成績履歴記憶部5に記憶させ、次のテストの実行時に実際の学習成績とともに表示する。【選択図】図1

Description

本発明は学習支援装置に係り、とくに過去の学習成績から未来の学習成績を予測して提示し、予測した学習成績と実際との対比により学習努力を評価可能とした学習支援装置に関する。
近年、学校、家庭、塾において、コンピュータを利用して効率的に学習を進められるようにした学習支援装置が急速に普及している。例えば、外国語の語彙学習用として、学習支援装置の記憶部に多数の語彙テスト問題及び解答を蓄積しておき、学習者の要求に従い学習処理部が学習画面に語彙テスト問題を表示し、学習者が解答入力すると、処理部が採点し、画面に成績を表示するようにしたものがある。学習支援装置の処理部は語彙テストを行う毎に学習成績を記憶部に履歴として記憶させておき、学習者の要求により学習成績の履歴を画面に表示可能になっている。
ところが、従来の成績表示は単純にテスト毎の採点結果を表示しているだけであり、学習者が今回の語彙テストを行う前に普段より多く語彙学習をして臨んだとしても、努力がどの程度成績に反映されているか判り難く、勉学の励みにならなかった。
特開2009−229780号公報
本発明は上記した従来技術の問題に鑑みなされたもので、過去の学習成績から未来の学習成績を予測して学習者に提示し、実際の成績との対比により学習努力を評価可能とした学習支援装置を提供することを、その目的とする。
請求項1記載の発明では、
出題テーマと問題形式が同じ多数の学習問題と正解を蓄積した蓄積手段と、
学習問題、成績を学習者に提示する提示手段と、
学習者が学習操作を行なう操作手段と、
学習者によるテスト開始操作に従い、蓄積手段から予め定められた一定数の学習問題をランダムに選択して一回分のテストを提示手段により提示させ、学習者が入力した解答を採点し、学習成績を提示手段により提示させるとともに学習履歴記憶手段に記憶させる学習処理手段と、
を備えた学習支援装置において、
今までの学習成績から次回のテストの学習成績を予測する予測手段を備え、
予測した学習成績を学習処理手段が提示手段により提示させるようにしたこと、
を特徴としている。
請求項2記載の発明では、
予測手段は、近時の複数回分の学習成績からニューラルネットワークにより次回の学習成績を予測するようにしたこと、
を特徴としている。
請求項3記載の発明では、
学習処理手段は、今回のテストの学習成績を提示する際に、予測手段で予測した今回のテスト向けの予測学習成績を提示させるようにしたこと、
を特徴としている。
請求項4記載の発明では、
学習処理手段は、今回のテストの学習成績を提示する際に、予測手段で予測した今回のテスト向けの予測学習成績と対比した評価を提示させるようにしたこと、
を特徴としている。
本発明によれば、過去のテストの学習成績から次のテストの学習成績を予測して学習者に提示することにより、次のテストを行ったときの実際の学習成績を予測された学習成績と対比して、実際の学習成績が予測された学習成績を上回っていれば、学習努力の成果があったと自己評価でき、勉学の励みになる。反対に下回っていれば、努力が不足していたと自己評価できるので、勉学の動機付けとなる。
本発明の一実施例に係る学習支援装置の構成図である(実施例1)。 図1の語彙問題・正解蓄積部に蓄積された学習問題・正解情報の一部を示す説明図である。 図1の学習履歴記憶部に蓄積された学習履歴情報の説明図である。 図1の学習成績予測部の構成を示す構成図である。 図1の学習処理部の処理動作を示すフローチャートである。 図4の予測制御部の制御動作を示すフローチャートである。
以下、本発明の最良の形態を実施例に基づき説明する。
図1は本発明の一実施例に係る学習支援装置の構成図である。図1は英語の語彙学習を支援する装置である。
図1において、1はノートパソコン、タブレットPC、携帯情報端末等で構成された学習支援装置であり、この内、2は多数の英語語彙問題と正解を蓄積した語彙問題・正解蓄積部、3は学習画面を表示する表示部、4は学習者がテスト開始操作、解答入力操作等の各種学習操作を行う操作部、5はテスト毎の実施日時、学習成績、予測学習成績を含む学習履歴を記憶する学習履歴記憶部、6は近時の学習成績から次回の学習成績を予測する学習成績予測部、7は学習処理部であり、学習者のテスト開始操作に従い、語彙問題・正解蓄積部2からランダムに10個の問題を選択し、1回分の語彙テストを作成して表示部3に表示させ、学習者が解答を入力すると、語彙問題・正解蓄積部2から正解を読み出し、採点して結果を表示部3に表示させるとともに、学習履歴記憶部5に今回のテストの実施日時、学習成績を含む学習履歴情報を追加して記憶させる。また、学習処理部7は4回目以降の語彙テストの学習成績が得られる度に、学習成績予測部6に指示してニューラルネットワーク部(図4の符号10参照)の結合係数の修正を行わせる。結合係数の修正が完了したあとは、次回の語彙テストの学習成績を予測させて表示部3への表示と学習成績履歴記憶部5への記憶をさせ、また、次回のテストを表示する際、予測学習成績も併せて表示させ、学習者の解答から実際の学習成績が判ったときは、評価判定もして表示させる。
図2は語彙問題・正解蓄積部2に蓄積された多数の語彙問題・正解情報の内の一部を例示する説明図であり、各語彙問題・正解情報は英単語の綴り、意味選択肢、正解の組み合わせからなる。図3は学習履歴記憶部5に記憶される学習履歴情報の説明図であり、テストの実施回数番号、実施日時、学習成績、次回の予想学習成績が組み合わせからなる。
図4は、学習成績予測部6の具体的構成を示す構成図である。ここで、語彙問題・正解蓄積部2に蓄積された多数の語彙問題からランダムに一定数、例えば10個を選び出して1回分のテストを作成して学習者に解答させるというテストを定期的に行なったときの成績は、比較的短い時間で見るとカオス的時系列を成す(時系列データがカオス的振る舞いをするか否かの判断基準として知られる最大リアプノフ指数、相関関数の解析による)。学習成績予測部6はニューラルネットワークを利用してカオス的時系列の短期予測を行なうようにしている。
図4において、10は3層階層型のニューラルネットワーク部であり、入力層20のニューロン素子が21乃至23の3つ、中間層30のニューロン素子が31乃至33の3つ、出力層40のニューロン素子が41の1つから成る。入力層20のニューロン素子21乃至23は外部からの入力x1乃至x3をそのまま出力する。中間層30のニューロン素子31の入力はx1・w11+x2・w21+x3・w31であり、ニューロン素子32の入力はx1・w12+x2・w22+x3・w32であり、ニューロン素子33の入力はx1・w13+x2・w23+x3・w33である。但し、wij(i=1乃至3、j=1乃至3)は入力層20と中間層30の結合係数である。
中間層30のニューロン素子31からの出力h1は、シグモイド関数fを、
f(y)=1/(1+e-y)として、
h1=f(x1・w11+x2・w21+x3・w31)
と表される。同様に、ニューロン素子32、33からの出力h2、h3は、
h2=f(x1・w12+x2・w22+x3・w32)
h3=f(x1・w13+x2・w23+x3・w33)
と表される。
出力層40のニューロン素子41からの出力oは、
o=f(h1・v1+h2・v2+h3・v3)
と表される。但し、vk(k=1乃至3)は中間層30と出力層40の結合係数である。
上記のニューラルネットワーク部10は、一人の学習者についてのn回目からn+2回目までの連続する3回分のテストの学習成績Gn乃至Gn+2が入力層20のニューロン素子21乃至23に入力ベクトルX=(x1,x2,x3)として入力されたとき、出力層40のニューロン素子41から次に行うn+3回目のテストの予測学習成績gn+3を出力するものである。
ここで、ニューラルネットワーク部10による学習成績の予測が正しく行われるためには、語彙テストに対する学習者の学習成績の時系列的特性が結合係数に反映されている必要がある。図4の予測制御部11はニューラルネットワーク部10の動作制御を行うほか、バックプロパケーションと呼ばれる周知の誤差逆伝播法により結合係数の修正処理を行う。誤差逆伝播法では結合係数修正用の入力ベクトルX=(x1,x2,x3)と教師信号dとの組データを複数用いて、出力側から入力側に誤差情報を逆伝播しながら各結合係数を最急降下法に基づき更新する処理を、出力誤差が一定以下となるまで繰り返すことにより実行される。具体的な結合係数更新式は周知であるので説明を省略する(「学習とニューラルネットワーク」熊沢逸夫著1998年7月15日森北出版株式社刊行51乃至77頁、「ニューロ・ファジィ・遺伝的アルゴリズム」萩原将文著1994年9月12日産業図書株式会社発行61乃至65頁参照)。
図5は学習処理部7の処理動作を説明するフローチャート、図6は予測制御部11の制御動作を説明するフローチャートであり、以下、これらの図を参照して上記した実施例の動作を説明する。なお、語彙問題・正解蓄積部2には数千の英単語の語彙問題・正解情報が蓄積されているものとする。また、予測制御部11の内部で管理される予測可能フラグFは、最初、予測不能を表す0になっているものとする。また、学習者は三日おき、一週間おきなど、一定期間毎に語彙テストを行うものとする。
学習者が初めて語彙テストをしたい場合、操作部4でテスト開始操作をする。すると、学習処理部7は学習成績履歴記憶部5を参照して今回のテストが何回目か判別し、1回目なのでテスト実施回数番号aを1とする(図5のステップS1)。そして、語彙問題・正解蓄積部2からランダムに10問の語彙問題を読み出し、1回分のテストを作成し、表示部3の画面に表示させる(ステップS2)。若し、前回のテスト時に今回の学習成績が予測されていたときは、テストと併せて表示するが、ここではまだ予測学習成績が無いので表示されない(ステップS3でNO)。学習者が各問いの解答を入力すると、学習処理部7は語彙問題・正解蓄積部2の正解情報を参照して採点し、10点満点での学習成績G1を求める。そして、表示部3の画面に表示させる(ステップS5乃至S7)。
続いて、学習処理部3は学習成績予測部6が予測可能となっているか問い合わせる(ステップS8)。ここでは学習成績予測部6の予測制御部11は予測不能通知を返すので予測指示はせず(図6のステップS20、S21、S23)、更に学習者により4回以上のテストが実行されたか判断し(ステップS9)、ここでもまだなので学習成績予測部6に対し結合係数の修正指示はしない。
学習者により、テスト終了操作がされると、学習処理部7は学習成績履歴記憶部5に、今回のテストのテスト実施回数番号に対応付けてテストの実施日時と学習成績を記憶させ画面を消す(ステップS13,S14)。
同様にして、学習者が日時を変えて2回目、3回目のテストを実行したあと、更に4回目のテストをするため操作部4でテスト開始操作をすると、学習処理部7はテスト実施回数番号a=4とし、語彙問題・正解蓄積部2からランダムに10問の語彙問題を読み出し、1回分のテストを作成し、表示部3の画面に表示させる(ステップS2)。まだ予測学習成績は無いので表示しない。学習者が各問いの解答を入力すると、学習処理部7は語彙問題・正解蓄積部2の正解情報を参照して採点し、学習成績G4を求める。そして、画面に表示させる(ステップS3、S5乃至S7)。続いて、学習成績予測部6が予測可能となっているか問い合わせ、ここではまだなので予測指示はしない(ステップS8でNO)。更に学習者により4回以上のテストが実行されたか判断し、ここではYESなので学習成績予測部6の予測制御部11に対し結合係数修正を指示する(ステップS9、S10)。
この指示を受けた予測制御部11は今回は初回の更新なので、ニューラルネットワーク部10の各結合係数を初期設定したのち、入力層20に入力ベクトルX(G1,G2,G3)を入力し、出力層40の出力oと教師信号d=G4から誤差逆伝播法により各結合係数を一回修正する(ステップS24乃至S27)。そして、更新後の出力層40の出力oと教師信号d=G4の誤差が一定以下となったか、または8回修正したか判定し、まだであったとすると内部で管理する予測可能フラグFは0のままとする(ステップS28でNO)。
学習者により、テスト終了操作がされると、学習処理部7は学習成績履歴記憶部5に、今回のテストのテスト実施回数番号a=4に対応付けてテストの実施日時と学習成績G4を記憶させ画面を消す(ステップS13,S14)。
学習者が5回目のテスト開始操作をすると、学習処理部7はa=5とし、1回分のテストを作成し、表示部3の画面に表示させ(ステップS2)、学習者が各問いの解答を入力すると、語彙問題・正解蓄積部2の正解情報を参照して採点し、学習成績G5を求めて表示させる(ステップS3、S5乃至S7)。続いて、学習成績予測部6が予測可能となっているか問い合わせ(ステップS8)、まだなので予測指示はしない。更に学習者により4回以上のテストが実行されたか判断し(ステップS9)、YESなので学習成績予測部6の予測制御部11に対し結合係数修正を指示する(ステップS10)。この指示を受けた予測制御部11は今回はニューラルネットワーク部10の各結合係数を前回修正した値としたまま入力層20に入力ベクトルX=(G2,G3,G4)を入力し、出力層40の出力oと教師信号d=G5から誤差逆伝播法により各結合係数を一回修正する(ステップS24乃至S27)。そして、修正後の出力層40の出力oと教師信号d=G5の誤差が一定以下となったか、または8回修正したか判定し、まだであれば内部で管理する予測可能フラグFは0のままとする(ステップS28でNO)。
学習者により、テスト終了操作がされると、学習処理部7は学習成績履歴記憶部5に、今回のテストのテスト実施回数番号a=5に対応付けてテストの実施日時と学習成績を記憶させ画面を消す(ステップS13,S14)。
学習者が6回目のテスト開始操作をすると、学習処理部7はa=6とし、1回分のテストを作成し、表示部の画面に表示させ(ステップS1、S2)、学習者が各問いの解答を入力すると、語彙問題・正解蓄積部2の正解情報を参照して採点し、学習成績G6を求めて表示させる(ステップS3、S5乃至S7)。続いて、学習成績予測部6が予測可能となっているか問い合わせ(ステップS8)、まだなので予測指示はせず、結合係数修正を指示する(ステップS9、S10)。この指示を受けた予測制御部11はニューラルネットワーク部10の各結合係数を前回修正した値としたまま入力層20に入力ベクトルX=(G3,G4,G5)を入力し、出力層40の出力oと教師信号d=G6から誤差逆伝播法により各結合係数を一回修正する(ステップS24乃至S27)。そして、修正後の出力層40の出力oと教師信号d=G6の誤差が一定以下となったか、または8回修正したか判定し、いずれかでYESであれば予測可能フラグFを1とする(ステップS28、S29)。これにより、次回から学習成績の予測が実行されることになる。
学習者により、テスト終了操作がされると、学習処理部7は学習成績履歴記憶部5に、今回のテストのテスト実施回数番号a=6に対応付けてテストの実施日時と学習成績を記憶させ画面を消す(ステップS13,S14)。
学習者が7回目のテスト開始操作をすると、学習処理部7はa=7とし、1回分のテストを作成し、表示部3の画面に表示させ、学習者が各問いの解答を入力すると、語彙問題・正解蓄積部2の正解情報を参照して採点し、学習成績G7を求めて表示させる(ステップS1乃至S3、S5乃至S7)。続いて、学習成績予測部6が予測可能となっているか問い合わせ(ステップS8)、今度はYESなので予測指示をする(ステップS20乃至S22、S11)。この指示を受けた予測制御部11はニューラルネットワーク部10の各結合係数を最後に修正した値としたまま入力層20に入力ベクトルX=(G5,G6,G7)を入力し、出力層40の出力oを予測学習成績g8として学習処理部7に通知する(ステップS30乃至S32)。学習処理部7は予測学習成績g8を画面に表示する(ステップS12)。これにより学習者は、次回のテストでの凡その成績が判る。
学習者により、テスト終了操作がされると、学習処理部7は学習成績履歴記憶部5に、今回のテストのテスト実施回数番号a=7に対応付けてテストの実施日時、学習成績、予測学習成績を記憶させ、画面を消す(ステップS13、S14)。
学習者が8回目のテスト開始操作をすると、学習処理部7はa=8とし、1回分のテストを作成し、表示部3の画面に表示させる(ステップS1、S2)。この際、前回予測した予測学習成績g8も表示する(ステップS3、S4)。学習者が各問いの解答を入力すると、語彙問題・正解蓄積部2の正解情報を参照して採点し、学習成績G8を求めて表示させる。また、学習成績G8と予測学習成績g8を対比して成績評価判定をし表示する(ステップS5乃至S7)。具体的にはG8>g8のとき、「今回はよく頑張りました、次回もこの調子で勉強しましょう」、G8<g8のとき、「今回は予測スコアを下回りました、もっとできる筈です、次回に向けて頑張りましょう」、G8=g8のとき、「今回は予測スコアと同じです、次回も頑張りましょう」などと表示する。学習者は画面の予測学習成績g8と学習成績G8を自分で対比し、学習成績G8が予測学習成績g8を上回っていれば、学習努力の成果があったと自己評価でき、勉学の励みになる。反対に下回っていれば、努力が不足していたと自己評価できるので、勉学の動機付けとなる。画面の成績評価からも、勉強の励みや動機付けが得られる。
学習成績と成績評価の表示後、学習処理部7は予測指示をする(ステップS8、S11)。この指示を受けた予測制御部11はニューラルネットワーク部10の各結合係数を最後に修正した値としたまま入力層20に入力ベクトルX=(G6,G7,G8)を入力し、出力層40の出力oを予測学習成績g9として学習処理部7に通知する(ステップS30乃至S32)。学習処理部7は予測学習成績g9を画面に表示する(ステップS8、S11、S12)。学習者は、次回のテストでの凡その成績が判る。
学習者により、テスト終了操作がされると、学習処理部7は学習成績履歴記憶部5に、テスト実施回数番号a=8に対応付けてテストの実施日時、学習成績G8、予測学習成績g9を記憶させ画面を消す。
以下、同様にして、学習者が新たなテストを実施する度に、前回予測した予測した学習成績と今回の学習成績を対比して表示し、かつ評価も表示する。
この実施例によれば、学習処理部7が語彙問題・正解蓄積部2からランダムに一定数選択した語彙問題からなる語彙テストを表示部3に表示し、学習者の解答を採点した学習成績を表示するとともに、ニューラルネットワーク部10を含む学習成績予測部6が過去の語彙テストの学習成績から予測した今回の語彙テストの予測学習成績を学習者に表示することにより、学習者はこれら2つの成績を対比して、実際の学習成績が予測された学習成績を上回っていれば、学習努力の成果があったと自己評価でき、勉学の励みになる。反対に下回っていれば、努力が不足していたと自己評価できるので、勉学の動機付けとなる。
また、学習処理部7は、今回のテストの学習成績と予測学習成績と対比した評価判定をして表示部3に表示させるので、この成績評価からも、勉強の励みや動機付けが得られる。
なお、上記した実施例では、英語語彙テストを出題テーマとしたが、数学の計算問題、歴史年表問題などでも良く、出題形式も択一的選択に限定されず、記入式などでも良い。要はテストを定期的に行なったときの成績が比較的短い時間で見るとカオス的時系列を成す出題テーマ、出題形式であればよい。
本発明は、複数回のテストを行なう学問的、資格的などの学習支援装置に適用可能である。
2 語彙問題・正解蓄積部
3 表示部
4 操作部
5 学習成績履歴記憶部
6 学習成績予測部
7 学習処理部
10 ニューラルネットワーク部
11 予測制御部

Claims (4)

  1. 出題テーマと問題形式が同じ多数の学習問題と正解を蓄積した蓄積手段と、
    学習問題、成績を学習者に提示する提示手段と、
    学習者が学習操作を行なう操作手段と、
    学習者によるテスト開始操作に従い、蓄積手段から予め定められた一定数の学習問題をランダムに選択して一回分のテストを提示手段により提示させ、学習者が入力した解答を採点し、学習成績を提示手段により提示させるとともに学習履歴記憶手段に記憶させる学習処理手段と、
    を備えた学習支援装置において、
    今までの学習成績から次回のテストの学習成績を予測する予測手段を備え、
    予測した学習成績を学習処理手段が提示手段により提示させるようにしたこと、
    を特徴とする学習支援装置。
  2. 予測手段は、近時の複数回分の学習成績からニューラルネットワークにより次回の学習成績を予測するようにしたこと、
    を特徴とする請求項1記載の学習支援装置。
  3. 学習処理手段は、今回のテストの学習成績を提示する際に、予測手段で予測した今回のテスト向けの予測学習成績を提示するようにしたこと、
    を特徴とする請求項1または2記載の学習支援装置。
  4. 学習処理手段は、今回のテストの学習成績を提示する際に、予測手段で予測した今回のテスト向けの予測学習成績と対比した評価を提示するようにしたこと、
    を特徴とする請求項1乃至3の内のいずれか一項記載の学習支援装置。
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