JP2017000327A - 簡易トイレ - Google Patents

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Abstract

【課題】簡易トイレの排水管路のメンテナンス性向上【解決手段】簡易トイレ10の外枠200は、便器本体100が取り外し可能に据え置かれる据置部201と、据置部201に据え置かれた便器本体100の外側を囲う周壁部202と、周壁部202の底部に形成され、便器本体100の底部101を露出させる開口203とを備えている。便器本体100は、底部に排出口101aを備えている。排水管路300は、便器本体100の排出口101aに接続された第1接続部301と、外枠200の開口を通して外枠200の外側に延びた管路部302と、管路部302の先端に設けられ、外部配管に接続される第2接続部303とを備えている。【選択図】図3

Description

本発明は、簡易トイレに関する。
例えば、特開2014−194136号公報として、負圧吸引式トイレが提案されている。ここで提案される負圧吸引式トイレは、底部に排出口を有する便器本体と、便器本体が取り外し可能に据え置かれる据置部を備えた外枠と、便器本体の前記排出口に着脱自在に接続された排水管路と、排水管路に接続された負圧タンクとを備えている。かかる負圧吸引式トイレによれば、便器本体から排水管路を通じて負圧タンクに吸引され、特に、簡易トイレに適用された場合に簡易トイレの汚水処理が容易になる。
特開2014−194136号公報
便器本体と外枠との間に隙間があり、便器本体と外枠との間に尿が入り込む場合がある。便器本体と外枠との間に入り込んだ尿が、外枠から漏れるのを防止したい。また、他の観点において、清掃のため、便器本体をできるだけ容易に外枠から取り外せることが好ましい。
ここで提案される簡易トイレは、便器本体と、外枠と、排水管路とを備えている。便器本体は、底部に排出口を備えている。外枠は、便器本体が取り外し可能に据え置かれる据置部と、据置部に据え置かれた便器本体の外側を囲う周壁部と、前記周壁部の底部に形成され、便器本体の底部を露出させる開口とを備えている。排水管路は、便器本体の排出口に接続された第1接続部と、外枠の開口を通して外枠の外側に延びた管路部と、管路部の先端に設けられ、外部配管に接続される第2接続部とを備えている。かかる簡易トイレによれば、簡易トイレの底部において、便器本体の排出口に接続された第1接続部および排水管路が露出する。このため、排水管路のメンテナンスが容易である。
簡易トイレは、外枠の開口の周りに内壁が設けられていてもよい。この場合、便器本体と外枠との間に入り込んだ尿が、外枠から漏れるのを防止できる。また、外枠の開口は、便器本体が外枠から取り外される際に、排水管路を外枠の内側に引き上げ可能な大きさを有していてもよい。かかる構成により、排水管路が取り付けられた状態で便器本体を外枠から取り外せるようになる。排水管路の管路部の中間部は、開口を通じて、外枠の内側でかつ便器本体の外側の内部空間に入り、便器本体の中間位置の予め定められた高さに延び、開口を通じて外枠の外側に出ていてもよい。
また、排水管路の管路部は、折れ曲がった折曲部を複数備えていてもよい。例えば、排水管路の管路部は、第1接続部から横向きに折れ曲がった第1折曲部と、第1折曲部から横向きに延びた第1管部と、第1管部から上方に折れ曲がった第2折曲部と、第2折曲部から開口を通って前記内部空間まで上方に延びた第2管部と、内部空間を延びた内部管部と、内部管部から開口を通って外枠の外側まで下方に延びた第3管部と、第3管部から横向きに折れ曲がった第3折曲部と、第3折曲部から、第2接続部まで延びた外部管部とを備えているとよい。さらに、内部管部は、折れ曲がった複数の折曲部を備えていてもよい。
図1は、簡易トイレ10の斜視図である。 図2は、簡易トイレ10の底面図である。 図3は、簡易トイレ10の左側面図である。 図4は、トイレ本体221の平面図である。 図5は、トイレ本体221に据え置かれたトレイ222を示す平面図である。 図6は、図5の状態からさらにトレイ222に装着された便器本体100を示す平面図である。 図7は、図6の状態からトレイ222に便座170が取り付けられた状態を示す平面図である。 図8は、便器本体100の縦断側面図である。 図9は、排水管路300の平面図である。 図10は、排水管路300の右側面図である。 図11は、便器本体100を外枠200から取り外す工程を図示す左側面図である。 内壁の加工方法について、他の形態を例示する模式図である。 内壁の加工方法について、他の形態を例示する模式図である。 内壁の加工方法について、他の形態を例示する模式図である。
以下、ここで提案される簡易トイレを図面に基づいて説明する。なお、ここで説明する実施形態および実施例は、簡易トイレの好適な一形態を例示するものであるが、特段の言及がない限りにおいて、本願発明を限定しない。また、図面は、必ずしも実際の製品の寸法を表すものではなく、適宜に簡略化して図示されている。
ここでは、簡易トイレを使用する使用者が、背もたれに背を向け、手前側に体の正面を向けた通常の使用状態で簡易トイレに座った姿勢を基準に方向が定められている。つまり、簡易トイレの正面側を前(F)、背面側を後ろ(B)とし、左(L)、右(R)が設定されている。また、簡易トイレが通常設置された状態で上(U)、下(D)が設定されている。図面には、適宜に、前後左右上下に括弧内のアルファベットを付している。
図1は、簡易トイレ10の斜視図である。図2は、簡易トイレ10の底面図である。図3は、簡易トイレ10の部分断面図である。図3では、脚12、13、肘掛け14、15、背もたれ16、便座170、上蓋172(図1参照)が取り外された状態で、トイレ本体221の内部に据え置かれる便器本体100と、排水管路300とが見えるように部分的な断面図が図示されている。図4は、トイレ本体221の平面図である。図5は、上面にトレイ222が据え置かれたトイレ本体221を示す平面図である。図6は、図5の状態からさらにトレイ222に装着された便器本体100を示す平面図である。図7は、図6の状態からトレイ222に便座170が取り付けられた状態を示す平面図である。図8は、便器本体100の縦断側面図である。
〈簡易トイレ10の概略構成〉
簡易トイレ10は、図1から図5に示すように、便器本体100(図3参照)と、外枠200と、排水管路300(図2参照)とを備えている。また、この実施形態では、簡易トイレ10は、図1から図3に示すように、脚12、13と、肘掛け14、15と、背もたれ16と、給水タンク18と、脱臭装置20とを備えている。この実施形態では、脚12、13の後部にそれぞれキャスター12a、13aが取り付けられている。この簡易トイレ10は、室内に配置することができ、便器本体100に溜まった汚水を、排水管路300を通じて外部に排出できる構造を備えている。排水管路300は、図3に示すように、簡略化しているが、例えば、負圧タンク400に接続された外部配管401に接続されるとよい。
〈便器本体100〉
便器本体100は、図6および図8に示すように、底部101に排出口101aを有している。便器本体100は、排出口101aに向かうほど徐々に低くなり、かつ、排出口101aに向かうほど空間が狭くなった周面を有している。便器本体100の上部102の前側は、平面視において排出口101aが設けられる位置に対し、後ろ側よりも広くなっている。便器本体100の上縁102aは外側に折り返っている。この実施形態では、折り返った部位の内側には、周方向の複数の位置にリブ102a1(図8参照)が設けられている。便器本体100の上には、図7に示すように、便座170が配置される。便器本体100の底部101は、便座170に腰掛けた使用者の臀部が納まるように開口している。便器本体100の底部101には、便座170に腰掛けた使用者の臀部が納まる位置に合わせて排出口101aが設けられている。この実施形態では、排出口101aは、便器本体100のやや後方に設けられている。排出口101aは、便器本体100の底部101を貫通しており、便器本体100の裏面(底面)において、排水管路300に接続する接続部110が設けられている。
この実施形態では、図8に示すように、便器本体100の底部101には、排出口101aの周囲に、便受部111と、段差部112と、傾斜面部113とが設けられている。便受部111は、排出口101aを中心として、排出口101aの上縁101a1から上方に向かうにつれてテーパ状に広くなった逆円錐状の傾斜面を有している。段差部112は、テーパ状に広くなった便受部111の上縁111aから上方に立ち上がり、便受部111と傾斜面部113との間に形成された段差である。傾斜面部113は、段差部112の上縁112aから上方に向けて便器本体100が徐々に広くなるように傾斜している。
かかる排出口101aの周囲の構造によれば、長い便は、傾斜面部113に沿って排出口101aに向かう姿勢となりやすい。この際、便の下端部は、便受部111は、便を受け止められる。長い便は、段差部112の上縁112aに当たって折れ曲がりやすくなり、吸引の際に、給水が便の周りに回り込む隙間が生じやすい。このため、長い便でも、負圧吸引の際に、便が適当に折れて、排出口101aにスムーズに引き込まれ易い。この実施形態では、接続部110として、便器本体100の裏面において、下方に突出した管114が設けられている。便器本体100には、内周面の上方に、洗浄液を供給する複数(図示例では、4つ)のノズル120が取り付けられている。
〈外枠200〉
外枠200は、図3に示すように、据置部201と、周壁部202と、開口203と、内壁204とを備えている。据置部201は、便器本体100が取り外し可能に据え置かれる部位である。周壁部202は、据置部201に据え置かれた便器本体100の外側を囲う部位である。開口203は、便器本体100の底部101を露出させるように形成されている。内壁204は、開口203の周りに設けられている。
この実施形態では、外枠200は、具体的には、トイレ本体221と、トイレ本体221に取り付けられたトレイ222とで構成されている。この実施形態では、トイレ本体221は、さらに上側部材240と、下側部材260とを備えている。この実施形態では、上側部材240と、下側部材260とは、上下に組み合わされる部材である。
〈上側部材240〉
上側部材240は、図1および図4に示すように、上面部241と、側面部242とを有している。上側部材240の側面部242は、上面部241の周縁から下方に延びている。上側部材240の上面部241には、図4に示すように、トレイ222を載置する載置部245と、便器本体100の収容する窪み246とを備えている。便器本体100を収容する窪み246の底に開口247が形成されている。開口247は、便器本体100が取り外される際に、便器本体100に排水管路300が取り付けられた状態で、トイレ本体221の内側に上方に引き上げ可能な大きさを有している。
この実施形態では、開口247は、円形の孔である。内壁204は、上側部材240の開口247の周りに設けられている。上側部材240の開口247には、別体で樹脂成形されたフランジ248a付きの管材248が取り付けられている。かかる管材248の内径は、上側部材240の開口247に対応してほぼ同じ大きさを有している。フランジ248aは、上側部材240の窪み246の底に対応した形状を有している。管材248は、図3に示すように、上側部材240の窪み246の底の上面に、フランジ248aを載置して接着されている。ここで、上側部材240の窪み246の底と、フランジ248aとは、接着性を有する樹脂を介在させて隙間なく接着されている。
開口203の周囲に設ける内壁204の高さは、例えば、外枠200の底部に溜まった液体が開口203から流れ落ちるのを防止するとの観点において、内壁204の高さは5mm以上であるとよく、より好ましくは20mm以上であるとよい。また、内壁204の高さは、例えば、150mm以下であれば十分であり、より好ましくは80mm以下であるとよい。また、内壁204によって、外枠200の底部に溜めることのできる液体の容量は、例えば、200ml以上、より好ましくは500ml以上であるとよい。この場合、一回の排尿の量を考慮すれば、当該外枠200の底部に漏れうる液体を溜めうる。かかる観点において、外枠200の底部に溜めることのできる液体の容量は、例えば、3000ml以下でよく、具体的には2000ml以下であっても十分である。
また、上側部材240の上面部241は、上述したトレイ222が載置される載置部245の両側が高くなっている。当該部位には、肘掛け14、15を取り付ける取付部251が設けられている。肘掛け14、15を取り付ける取付部251の後部には、背もたれ16を取り付ける取付部252が設けられている。また、トレイ222が載置される載置部245の後部には、脱臭装置20を取り付ける取付部253が設けられている。この実施形態では、脱臭装置20は、トイレ本体221の後部に取り付けられる。給水タンク18は、脱臭装置20のさらに後ろに取り付けられている。上側部材240の上面部241には、後部の脱臭装置20に向けて溝249が形成されている。当該溝249に沿って、外枠200の底部に漏れた尿から生じる臭気や、便器本体100から生じる臭気を後部に向けて吸い込むダクトが形成される。また、上側部材240の上面には、脱臭装置20のセンサが載置される載置部254が設けられている。なお、この実施形態では、簡易トイレ10は、脱臭装置20を備えているが、簡易トイレ10において、脱臭装置20は任意に採用される装置であり、必ずしも必須の装置ではない。
〈下側部材260〉
次に、下側部材260は、図3に示すように、上側部材240の裏面(底面)を全体として下側から覆っている。下側部材260は、底部261と、側面部262とを有している。下側部材260の側面部262は、底部261の周縁から上方に立ち上がっている。上側部材240の側面部242の下縁243と、下側部材260の側面部262の上縁263とは、図1および図3に示すように、上下に組み合わされている。上側部材240の側面部242と、下側部材260側面部262とは、トイレ本体221の外側面において大凡連続している。図示は省略するが、上側部材240と下側部材260とが組み合わされる部位は、内側面において、複数の位置でピン係合あるいはねじ280によってねじ止めされている。ピン係合あるいはねじ280によってねじ止めされた位置は、主に上側部材240の周縁部に複数設けられている。
下側部材260の底部261には、脚12、13を取り付けるための取付部265が設けられている。この実施形態では、詳細な図示は、省略するが、取付部265は、下側部材260の底部261の四隅に設けられている。また、取付部265には、図3に示すように、トイレ本体221の内部に突出した筒状の支持部265aが設けられており、当該支持部の周りに複数のリブ265bが設けられている。
また、下側部材260の底部261には、図2に示すように、上側部材240の開口247に対して位置が合うように、開口267が形成されている。この実施形態では、下側部材260の開口267は、上側部材240の開口247よりも少し大きく、略四角形に開口している。この実施形態では、当該開口267の縁は、上側部材240の底面251(裏面)に向けて周方向の上方に立ち上がったリブ267aが設けられている。上側部材240の底面251には、開口247の周囲に下方に延びたリブ251aが設けられている。上側部材240の底面251のリブ251aは、下側部材260のリブ267aの外側に配置されており、下側部材260の底部261に当たっている。これにより、上側部材240の荷重を下側部材260の底部261で受けている。このように、上側部材240の底面251は、一部において、下側部材260に指示されているとよい。
〈トレイ222〉
トレイ222には、図3および図5に示すように、上側部材240の上面部241に設けられた載置部245に載置されている。トレイ222の中央部には、便器本体100が嵌まる開口231が設けられている。当該開口231の縁には、上方に立ち上がった壁部232が設けられている。当該壁部232の上縁232aには、図3および図6に示すように、便器本体100の外側に折り返った上縁102aが置かれる。外枠200の据置部201は、かかる壁部232の上縁232aに設けられている。また、壁部232の周りには、窪み233が形成されている。窪み233は、開口231の周りに沿って設けられている。かかる窪み233は、便器本体100から漏れた尿などの汚水を受ける部位となる。
トレイ222の開口231の後部には、臭気の吸い込み口234が設けられている。かかる吸い込み口234は、上側部材240の上面部241に設けられた溝249(図3および図4参照)に連通しており、溝249を通じて脱臭装置20へ連通している。このため、窪み233に漏れた尿や汚水から生じる臭気は、脱臭装置20に吸い込まれる。
トレイ222には、便座170と、上蓋172と、脱臭装置20のセンサ(図示省略)が取り付けられる。かかる窪み233の周りで、後部の左右両側に、便座170を取り付ける取付部235が設けられている。トレイ222の後部の左右両側において、取付部235の後ろには、上蓋172を取り付ける取付部236が設けられている。トレイ222に対して、便座170および上蓋172は、それぞれ後方に回動可能に取り付けられる。また、トレイ222と一緒に、トイレ本体221の上部(上側部材240の上面部241)から取り外すことができる。トレイ222の後部右側には、上側部材240の上面部241に設けられた脱臭装置20のセンサを載置する載置部254を露出させる切り欠き237が設けられている。トレイ222の開口231には、蓋238(図1参照)が取り付けられる。
〈排水管路300〉
図9は、排水管路300の平面図であり、図10は、排水管路300の右側面図である。排水管路300は、図9および図10に示すように、第1接続部301と、管路部302と、第2接続部303とを備えている。
第1接続部301は、図3に示すように、便器本体100の排出口101aに接続されている。この実施形態では、便器本体100の排出口101aは、上述したように下方に管114が延びている。第1接続部301は、当該管114に取り付けられる部位である。この実施形態では、第1接続部301は、管114の外側に装着された接続管で構成されている。
管路部302は、外枠200の開口203(この実施形態では、上側部材240の開口247および下側部材260の開口267)を通して外枠200(この実施形態では、トイレ本体221)の外側に延びている。
第2接続部303は、管路部302の先端に設けられ、外部配管401に接続される。第2接続部303は、外部配管401に連結可能な連結管で構成されている。ここでは、使用者が、工具を使わずに、外部配管401と連結したり、取り外したりできる構造であるとよい。
排水管路300は、外部配管401を通じて負圧タンク400に接続される。排水管路300は、吸引時の負圧に対して内径を維持できるように配管であることが好ましい。この実施形態では、硬質ポリエチレン製やポリ塩化ビニル製の管など、所要の剛性と耐食性と軽さを有する樹脂製の配管が用いられている。また、外部管部328については、耐圧性を有しつつ変形可能な配管を用いてもよい。このような配管は、排水管路300を引き上げる際に、外部管部328が変形可能となり、外枠200に形成する開口203を小さくすることができる。この場合、外部管部328は、所要の柔軟性と耐食性と軽さを有しているとよい。このような耐圧性を有しつつ変形可能な配管としては、例えば、軟質ポリエチレン製、軟質ポリエチレン製あるいはゴム製の耐圧ホースやサクションホースが用いられうる。耐圧ホースやサクションホースは、例えば、リブ構造によって、または、繊維やコイルが含まれていることによって管路に所要の耐圧性が確保されているものが知られている。
管路部302の中間部は、外枠200の開口203を通じて、外枠200の内側でかつ便器本体100の外側の内部空間210に入っている。内部空間210において、管路部302の中間部は、便器本体100の中間位置の予め定められた高さまで延び、その後、開口203を通じて外枠200の外側に出ている。
つまり、排水管路300は、上述した管路部302において、便器本体100に対して予め定められた高さまで立ち上がった立ち上がり部302aを備えている。立ち上がり部302aが設けられていることによって、給水時には、立ち上がり部302aの最上部の管路の底302a1の高さh1まで、便器本体100および排水管路300に水が溜まる(図10参照)。便器本体100および排水管路300には、高さh1までに所要の容量が確保されている。高さh1までにおいて確保される容量は、人の一般的な排便の量あるいは排尿の量を考慮して定めるとよく、高さh1についてもかかる容量を考慮して定めるとよい。
内部空間210には、立ち上がり部302aを含む管路部302の中間部が配管されている。この実施形態では、排水管路300の管路部302は、図2、図3、図9および図10に示すように、第1折曲部321と、第1管部322と、第2折曲部323と、第2管部324と、内部管部325と、第3管部326と、第3折曲部327と、外部管部328とを備えている。
第1接続部301は第1折曲部321に接続されている。第1折曲部321では、管路が横向きに折れ曲がっている。第1折曲部321に接続された第1管部322は、横向きに延びており、第2折曲部323に接続されている。第2折曲部323では、管路が上方に折れ曲がっている。第2折曲部323に接続された第2管部324は、外枠200の開口203を通って外枠200と便器本体100との間の内部空間210に向けて上方に延びている。内部空間210には、内部管部325が延びている。内部管部325に接続された第3管部326は、開口203を通って外枠200の外側まで下方に延びている。第3管部326に接続された第3折曲部327では、管路が横向きに折れ曲がっている。この実施形態では、内部管部325には、予め定められた高さh1(図10参照)まで立ち上がった立ち上がり部302aが設けられている。このように、立ち上がり部302aは、開口203を通じて、内部空間210に設けられている。
〈外部管部328〉
外部管部328は、第3折曲部327から第2接続部303まで延びている。外部管部328は、図2に示すように、トイレ本体221の底部において、脚12、13の間を後方に延び、トイレ本体221の後部まで配置されている。このため、トイレ本体221の後部から、トイレ本体221の下に手を入れれば、外部管部328の後部に設けられた第2接続部303に手が届き、外部配管401の接続や取り外しが行えるようになっている。また、外部管部328は、排水管路300において、比較的長い管路である。この実施形態では、外部管部328の中間部やや後ろ側の部位において、トイレ本体221の底に固定された金具340に管が保持されている。かかる金具340は、蝶ボルト342で取り付けられており、工具を使わずに取り付け取り外しが可能である。なお、外部管部328をトイレ本体221に保持する部材は、かかる構成に言及されず種々の固定方法が採用されうる。
このように、外部管部328をトイレ本体221に保持することによって、排水管路300や便器本体100に変形が及ぶのを防ぎ、破損や変形を防止できる。例えば、簡易トイレ10を動かす際や、外部配管401が踏まれた場合などに、意図せず、外部管部328が引っ張られたり、外部管部328に外力がかかったりする。このような場合において、外部管部328をトイレ本体221に保持することによって、排水管路300の第1接続部301および便器本体100の排出口101aが保護される。また、金具340の取り付け位置は、簡易トイレ10の側面から手を伸ばして、取り外しができることが好ましい。また、金具340を取り付ける締結部材は、蝶ボルト342に限定されず、簡単な作業で着脱できる機構が好ましい。
この実施形態における管路部302の構造をさらに詳しく述べる。管路部302は、図9および図10に示すように、第1接続部301から垂直に下方に延びた配管の下端に、第1折曲部321が設けられている。第1折曲部321は、90度に折れ曲がった配管であり、管路を水平に折曲させるとともに、右前方に向けている(図9参照)。第1管部322は、第1折曲部321から右前方に延びている。第2折曲部323は、第1管部322の先端から上方に折れ曲がった配管である(図10参照)。第2管部324は、第2折曲部323から上方に延びた管部である。ここで、第2管部324は、便器本体100の底部101の外側において、右前方に立ち上がっている。第2管部324は、図3に示すように、途中から内部空間210に侵入する。
内部空間210に配管される内部管部325は、図9に示すように、第1折曲部331と、第1管路332と、第2折曲部333と、第2管路334と、第3折曲部335と、第3管路336と、第4折曲部337とを備えている。図9において、2点鎖線D1は、便器本体100に取り付けられた状態で、内部管部325の第2管路334の高さでの便器本体100の底部101の大凡の外形線を示している。かかる内部管部325は、図9に示すように、便器本体100の底部101の周りに配置されている。
第1折曲部331は、図9に示すように、第2管部324の上端に設けられている。この実施形態では、第1折曲部331では、管路が水平に曲げられるとともに、前方に向けられている。第1管路332は、第1折曲部331から前方に延びている。便器本体100との関係では、第1管路332は、便器本体100の底部101の右方において、右側前方に延びている。第2折曲部333は、第1管路332の先端に設けられている。第2折曲部333では、図9に示すように、管路が左側に90度に曲げられている。第2折曲部333に接続された第2管路334は、便器本体100の底部101の前方において、右側から左側に横方向に延びている。第2管路334の先端には、第3折曲部335が設けられている。
第3折曲部335では、管路が後方に曲げられている。第3折曲部335に接続された第3管路336は、図3に示すように、便器本体100の底部101の左側において前方から後方に延びている。第3管路336の後端には、第4折曲部337が設けられている。第4折曲部337では、管路が下方に曲げられている。第4折曲部337には、上述した第3管部326が接続されている。第3管部326は、開口267を通して内部空間210から外枠200の外側に出ている。第3管部326の下端には、第3折曲部327が設けられている。第3折曲部327では、管路が後方に曲げられており、外部管部328に接続されている。
このように、排水管路300の管路部302は、複数の折曲部を備えている。この実施形態では、図3、図9および図10に示すように、第1折曲部321、第2折曲部323、第3折曲部327を備えている。さらに、管路部302は、内部管部325に、複数の折曲部331、333、335、337を備えている。このような折曲部は、渦流が生じやすく、便が粉砕され易いため、便を含む汚水を負圧吸引によってスムーズに流すことができる。この実施形態では、上述した折曲部には、管路を大凡90度に曲がった汎用の配管が用いられている。90度に曲がった管路は、特に、渦流が生じやすく、便が粉砕され易く、便を含む汚水を負圧吸引によってスムーズに流すことができる。
なお、この実施形態では、折曲部において管路が90度に曲げられている。これは折曲部の好適な形態の1つに過ぎない。折曲部は、管路を大凡30度以上の角度で曲げる部位であればよく、曲げる角度は必ずしも90度に限定されない。ここで、折曲部の角度は、折曲部に接続された直線上の管路の中心線が交わる角度を意味する。そして、折曲部に接続された一方の直線上の管路の中心線を延伸した仮想線を基準とし、折曲部に接続された他方の管路の中心線が当該仮想線に沿って延びた状態を0度とし、当該他方の管路が仮想線に交わる角度を意味する。
この実施形態では、簡易トイレ10の外枠200は、便器本体100が取り外し可能に据え置かれる据置部201と、据置部201に据え置かれた便器本体100の外側を囲う周壁部202と、周壁部202の底部に形成され、便器本体100の底部101を露出させる開口203とを備えている。そして、開口203の周りに内壁204が設けられている。
例えば、この簡易トイレ10によれば、図3に示すように、外枠200には、上側部材240の上にトレイ222が配置され、その上に便器本体100が据え置かれている。ここで、便器本体100とトレイ222との間や、トレイ222と上側部材240との間に、隙間がある。このため、使用者が使用する際に、これらの隙間から尿が入り込む余地がある。入り込んだ尿は、上側部材240の底部に溜まる。この簡易トイレ10では、外枠200の開口203に内壁204が設けられている。このため、上側部材240の底部に尿が入り込んだ場合でも床に漏れにくくなっている。
また、この実施形態では、外枠200の開口203は、便器本体100が外枠200から取り外される際に、排水管路300を外枠200の内側に引き上げ可能な大きさを有している。図11は、便器本体100を外枠200から取り外す工程を図示した左側面図である。便器本体100は、図3では、断面図であるが、図11では、便器本体100は、外観が描かれている。なお、図11において、ノズル120(図3参照)に接続される給水管は、図示が省略されている。
便器本体100を外枠200から取り外す際には、図11に示すように、外部配管401および金具340を排水管路300から取り外す。そして、トレイ222に据え置かれた便器本体100を、上方に引き上げつつ、外枠200の開口203から、排水管路300を引き上げる。この実施形態では、排水管路300は、外部管部328が後方に延びているので、便器本体100の前側を上方に傾けることによって、開口203を通して排水管路300を引き上げることができる。このように、外枠200の開口203は、便器本体100が外枠200から取り外される際に、排水管路300を外枠200の内側に引き上げ可能な大きさを有している。このため、便器本体100に排水管路300が取り付けられた状態で、外枠200から便器本体100を取り外すことができる。なお、便器本体100を取り外す際には、排水管路300に残る汚水が垂れるのを防止するため、第2接続部303に適当なキャップ(図示省略)を取り付けるとよい。
この実施形態では、排水管路300の管路部302の中間部は、図3に示すように、開口203を通じて、外枠200と便器本体100との間の内部空間210に入っている。そして、便器本体100の中間位置の予め定められた高さh1に延び、開口203を通じて外枠200の外側に出ている。このように、予め定められた高さh1に延びた立ち上がり部302aが、開口203を通じて内部空間210に設けられている。また、排水管路300の管路部302は、便器本体100の中間位置の予め定められた高さh1に延びている。このため、便器本体100に予め定められた量の水が溜められる。また、排水管路300の管路部302の中間部が、開口203を通じて内部空間210に配されている。開口203は、当該管路部302の構成に応じて広く形成されているとよい。立ち上がり部302aを含む管路部302の中間部が、開口203を通じて内部空間210に形成されているので、便器本体100を引き上げる際に、排水管路300のうち開口203を通過する管路が少なくなる。このため、開口203を小さくできる。
さらに、管路部302には、複数の折曲部が設けられているとよい。さらに、当該内部空間210に配置された内部管部325にも複数の折曲部が設けられているとよい。このように、複数の折曲部が設けられているため、汚水中の便が、負圧吸引の際に適当な大きさに粉砕される。このため、便を含む汚水をスムーズに流すことができる。また、複数の折曲部を含む内部管部325は、外枠200の開口203よりも内側に設けられている。内部管部325は、便器本体100を据え置く際や取り外す際の作業の邪魔にならない。このため、便器本体100を据え置く際や取り外す際の作業性がよい。
なお、排水管路300について、具体的な配管の構造は、上述した実施形態に限定されない。特に、便器本体100を据え置く際や取り外す際の作業性を考慮した場合、排水管路300の管路部302の中間部は、開口203を通じて外枠200の内部空間210に配されている。複数の折曲部を有し、配管としてかさばる管路部302の中間部が、外枠200の内側にある。このため、排水管路300を接続したまま便器本体100を引き上げる際に、管路部302が邪魔になりにくい。同様の観点において、開口203を通じて内部空間210に配された管路部302の中間部は、図3に示すように、便器本体100の近傍に配置させることが望ましい。
また、上述したように、外枠200の開口203の形状としては、第1接続部301の周囲において、排水管路300が、上下に挿通される程度に、少なくとも3つの管部が収まるだけの広さを有することが好ましい。加工のしやすさから略円形であることが好ましい。具体的には直径は、例えば、70mm以上、より好ましくは100mm以上、また、例えば、300mm以下、より好ましくは200mm以下であるとよい。
以上、ここで提案される簡易トイレ10の一実施形態を説明した。本発明に係る簡易トイレは、特に言及されない限りにおいて、かかる簡易トイレ10に限定されない。以下、簡易トイレ10の変形例に言及する。
例えば、上述した実施形態では、便器本体100の内周面に洗浄ノズルとしてのノズル120が取り付けられている(図3参照)。洗浄ノズル120は、必ずしも便器本体100の内周面に無くてもよい。図示は省略するが、便器本体100に洗浄液を供給する配管が便器本体100の上部に配置されていてもよい。また、上述した負圧吸引式トイレでは、便器本体100に注水されるように構成されていることが好ましい。例えば、上述したような洗浄ノズルから、便器本体100内に注水してもよい。また、使用者や補助者が、簡易トイレ10の近傍にペットボトルなどで予め水を用意しておき、適宜に便器本体100に供給してもよい。また、使用者の肛門や陰部に向けて洗浄水を噴出するノズルが設けられていてもよい。このようなノズルは、便器本体100の適当な位置に進出する可動式のものでもよい。
また、上述した実施形態では、簡易トイレ10の外枠200は、便器本体100の外側を囲う周壁部202と、便器本体100の底部を露出させる開口203とを備えている。上述した実施形態では、外枠200の周壁部202は、簡易トイレ10を側方から見た場合に、便器本体100の側方を覆っている。このように、外枠200の周壁部202が便器本体100の側方を覆っていることによって、外観上、便器本体100を隠すことができ、便器本体100の意匠性が向上する。また、外枠200の周壁部202が便器本体100の側方を覆っていることによって、排尿時の音など便器本体100で生じる音が側方に響くのを軽減することができる。また、上述した実施形態では、外枠200は、上側部材240と下側部材260とを上下に組み合わせた構造である。かかる構造では、外枠200の周壁部202は、上側部材240の側面と下側部材260の側面との2重構造であるため、便器本体100で生じる音が側方に響くのをより小さくする効果が高い。便器本体100の底部が露出しており、便器本体100の底部に設けられた排出口に接続された排水管路のメンテナンスが容易になる。
なお、上述した実施形態では、周壁部202は、便器本体100の側方を全周において覆っているが、周壁部202は、周方向の一部において、便器本体100の側方を覆っていない部位があってもよい。また、図3に図示された実施形態では、外枠200は、上側部材240と下側部材260とが上下に組み合わされた構造であるが、外枠200はかかる構造に限定されない。
また、使用者の一般的な排便の量を考慮すると、便器本体100は、所要の深さおよび容量が必要である。また、上述のように便器本体100の側方に響く音を軽減するとの観点で、周壁部202は、便器本体100の側方を覆っていることが望ましい。かかる観点において、外枠200の周壁部202は、例えば、便器本体100の底部101に対して、周壁部202を下方に長く延びており、開口203が低い位置に設けられてもよい。ただし、便器本体100の底部101に対して、周壁部202を下方に延ばし過ぎる必要性はない。外枠200の周壁部202を便器本体100の底部101に対して、周壁部202を下方に延ばし過ぎると、重量増、材料コスト増などの観点において適当でない。
このため、便器本体100の意匠性を向上させるとの観点および便器本体100の側方に響く音を軽減させるとの観点において、例えば、図3に示すように、便器本体100の底部101と、外枠200の開口203とを大凡同じ高さにするとよい。外枠200の開口203の高さh2は、例えば、外枠200の開口203が設けられた外枠200の底面(図3の形態では、下側部材260の底部261の高さ)である。図10は、図3に示された形態における、便器本体100の底部101に対する、外枠200の開口203の高さh2を示している。
また、便器本体100は、外周面に防音材を巻くなど、便器本体100で生じる音を軽減する措置をとってもよい。この場合、便器本体100の側方に響く音を軽減するとの観点で、外枠200の周壁部202は、便器本体100の側方を完全に覆っていなくてもよい。また、便器本体100の底部101は、上方からは見えない位置であり、使用者が通常使用する場合において見えにくい。このため、外枠200の開口203の高さh2は、便器本体100の底部101よりもやや上方(例えば、3cm程度上)に設けられていてもよい。ここで提案される簡易トイレ10は、図3に図示された形態に限定されず、外枠200の周壁部202は、便器本体100の外側を概ね囲っているとよく、便器本体100の外側の側方を完全に囲っている必要はない。なお、外枠200の開口203の高さh2は、便器本体100の底部101よりも下に設定されて、外枠200の周壁部202が便器本体100の外側の側方を完全に囲っていてもよい。
また、上述した実施形態では、図3に示すように外枠200の開口203に設けられる内壁204として、上側部材240の開口247には、別体で樹脂成形されたフランジ248a付きの管材248が取り付けられている。内壁204は、かかる形態に限定されない。図12から図14は、外枠200の開口203に設けられる内壁204の加工方法について、他の形態を例示する模式図である。例えば、図12に示すように、外枠200は、開口203の周りが内側に内壁204が立ち上がった一体成形品でもよい。成形加工が一発で行えるので、生産性がよい。しかしながら、この方法では、金型の加工コストが嵩んだり、内壁204が金型に食い込むために成形品を金型から取り外す作業(型抜き)が難しくなったりする場合がある。
他の方法として、例えば、図13に示すように、外枠200を熱可塑性樹脂で成形するとともに、外枠200の底部に所要の大きさの孔203aを開ける。かかる孔203aは、成形後にドリルなどで、平坦な外枠200の底部に孔を開けてもよい。また、金型成形時に平坦な外枠200の底部に孔を形成してもよい。そして、図14に示すように、当該孔に、略半球形の突部602を有する型600を熱せられた状態で、当該孔203aの下から上に引き抜く。これにより、孔203aの縁203a1を型600に沿って変形させて、上方に立ち上がった内壁204を形成してもよい。このように外枠200の開口203の内壁204を形成する方法は、種々の方法を採用できる。
以上の通り、ここで提案される簡易トイレについて、種々の変形例を説明した。ここで提案される簡易トイレ10は、特に言及されない限りにおいて、かかる変形例にも限定されない。
本発明は、簡易トイレとして産業上利用可能である。
10 簡易トイレ
12、13 脚
12a、13a キャスター
14、15 肘掛け
16 背もたれ
18 給水タンク
20 脱臭装置
100 便器本体
101 底部
101a 排出口
101a1 排出口101aの上縁
102 便器本体100の上部
102a 便器本体100の上縁
110 接続部
111 便受部
111a 便受部111の上縁
112 段差部
112a 段差部112の上縁
113 傾斜面部
114 管
120 ノズル
170 便座
172 上蓋
200 外枠
201 据置部
202 周壁部
203 開口
204 内壁
210 内部空間
221 トイレ本体
222 トレイ
231 開口
232 壁部
234 吸い込み口
235 便座170を取り付ける取付部
236 上蓋172を取り付ける取付部
238 蓋
240 上側部材
241 上側部材240の上面部
242 上側部材240の側面部
243 上側部材240の下縁
245 トレイ222を載置する載置部
246 上側部材240の窪み
247 上側部材240の開口
248 管材
248a フランジ
249 溝
260 下側部材
261 下側部材260の底部
262 下側部材260の側面部
263 下側部材260の上縁
267 下側部材260の開口
267a 開口267周りに設けられたリブ
300 排水管路
301 第1接続部
302 管路部
302a 立ち上がり部
302a1 立ち上がり部302aの最上部の管路の底
303 第2接続部
321 第1折曲部
322 第1管部
323 第2折曲部
324 第2管部
325 内部管部
326 第3管部
327 第3折曲部
328 外部管部
331 第1折曲部
332 第1管路
333 第2折曲部
334 第2管路
335 第3折曲部
336 第3管路
337 第4折曲部
340 金具
342 蝶ボルト
400 負圧タンク
401 外部配管

Claims (7)

  1. 便器本体と、
    外枠と、
    排水管路と
    を備え、
    前記便器本体は、底部に排出口を備え、
    前記外枠は、
    前記便器本体が取り外し可能に据え置かれる据置部と、
    前記据置部に据え置かれた前記便器本体の外側を囲う周壁部と、
    前記周壁部の底部に形成され、前記便器本体の底部を露出させる開口と
    を備え、
    前記排水管路は、
    前記便器本体の前記排出口に接続された第1接続部と、
    前記外枠の開口を通して前記外枠の外側に延びた管路部と、
    前記管路部の先端に設けられ、外部配管に接続される第2接続部と
    を備えた、
    簡易トイレ。
  2. 前記外枠の前記開口の周りに内壁が設けられた、請求項1に記載された簡易トイレ。
  3. 前記外枠の開口は、前記便器本体が前記外枠から取り外される際に、前記排水管路を前記外枠の内側に引き上げ可能な大きさを有している、
    請求項1または2に記載された簡易トイレ。
  4. 前記排水管路の管路部の中間部は、前記開口を通じて、前記外枠の内側でかつ前記便器本体の外側の内部空間に入り、前記便器本体の中間位置の予め定められた高さに延び、前記開口を通じて前記外枠の外側に出ている、請求項1から3までの何れか一項に記載された簡易トイレ。
  5. 前記排水管路の管路部は、折れ曲がった折曲部を複数備えた、請求項1から4までの何れか一項に記載された簡易トイレ。
  6. 前記排水管路の管路部は、
    前記第1接続部から横向きに折れ曲がった第1折曲部と、
    前記第1折曲部から横向きに延びた第1管部と、
    前記第1管部から上方に折れ曲がった第2折曲部と、
    前記第2折曲部から前記開口を通って前記内部空間まで上方に延びた第2管部と、
    前記内部空間を延びた内部管部と、
    前記内部管部から前記開口を通って前記外枠の外側まで下方に延びた第3管部と、
    前記第3管部から横向きに折れ曲がった第3折曲部と、
    前記第3折曲部から、前記第2接続部まで延びた外部管部と
    を備えた、請求項1から5までの何れか一項に記載された簡易トイレ。
  7. 前記内部管部は、折れ曲がった折曲部を複数備えた、請求項6に記載された簡易トイレ。
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