JP2017000188A - 衝立 - Google Patents

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倫祥 小林
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Abstract

【課題】誰でも簡単に美しく張ることができる折り畳み式の衝立を提供する。
【解決手段】衝立は、ベース体と、基端がベース体に回動可能に軸支された2本の回動ロッドと、2本の回動ロッドを間にして互いに反対側の位置において、基端がベース体に回動可能に軸支された二本の回動バーと、4隅が回動ロッドおよび回動バーのそれぞれの先端に引っ掛かるようになっているストレッチ性の織編み物と、二本の回動ロッドの基端寄りに挟み込まれ、二本の回動ロッドの先端が離間して開くようにこの二本の回動ロッドをV字状に開く突っ張り棒と、二本の回動バーを互いに反対方向に開いた状態にそれぞれ押える二つのバーストッパと、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は衝立に関する。
室内に立てて部屋を仕切ったり目隠ししたりするために衝立が使用される。
ところで、近年、一般の居宅で介護することが多くなっている。そのような場合、着替えであったり体を拭いたりするに際し、簡単に出したり仕舞ったりできる衝立が求められている。
これまでにも組立て式や折りたたみ式のカーテンが提案されている(例えば特許文献1、2)。
特開平11―299611号公報 実開平7−39634号公報
特許文献1、2は、組立て式あるいは折り畳み式の自立カーテンである。カーテンにも良い点があることは認めるが、やはり問題もいくつか指摘される。
例えば、特許文献1、2にあるようにカーテン地を吊り下げると、カーテン地がだらしなく垂れ下がった感じになってしまうであろう。折り畳み式や組立て式とするとカーテン地はしわくちゃになってしまって、そのようなものが部屋に置かれていると、なにやら粗略で陰気な感じを与えてしまうとも思われる。カーテン地の4隅や辺を丁寧に引っ張って留めればある程度シワは伸びるかもしれないが、やはり限界がある。それに、居宅介護で毎回そのような作業をしていられないという事情もあるだろう。
本発明の目的は、誰でも簡単に美しく張ることができる折り畳み式の衝立を提供することにある。
本発明の衝立は、
ベース体と、
基端が前記ベース体に回動可能に軸支された2本の回動ロッドと、
前記2本の回動ロッドを間にして互いに反対側の位置において、基端が前記ベース体に回動可能に軸支された二本の回動バーと、
4隅が前記回動ロッドおよび前記回動バーのそれぞれの先端に引っ掛かるようになっているストレッチ性の織編み物と、
前記二本の回動ロッドの基端寄りに挟み込まれ、前記二本の回動ロッドの先端が離間して開くようにこの二本の回動ロッドをV字状に開く突っ張り棒と、
前記二本の回動バーを互いに反対方向に開いた状態にそれぞれ押える二つのバーストッパと、を備える
ことを特徴とする。
本発明では、
前記突っ張り棒で二本の回動ロッドをV字に開き、さらに、前記二つのバーストッパで前記二つの回動バーを押えた状態で、前記回動ロッドおよび回動バーの先端を結んだ面積と、前記織編み物の面積と、を比べたとき、
前記織編み物の面積が一回り小さい
ことが好ましい。
本発明では、
前記織編み物は、袋状である
ことが好ましい。
本発明では、
前記突っ張り棒は、ヒンジによって前記ベース体の側面に連結されている
ことが好ましい。
本発明では、
前記バーストッパは、ヒンジによって前記ベース体の側面に連結されている
ことが好ましい。
本発明では、
前記二本の回動ロッドのそれぞれの先端に前記織編み物の2隅を引っ掛けた状態で、
前記突っ張り棒を前記二本の回動ロッドの間に差し込んだとき、
前記突っ張り棒を支点とし、前記二本の回動ロッドのそれぞれの先端を力点として、前記二本の回動ロッドの回転軸に互いに反対向きの力が掛かり、
前記二本の回動ロッドが前記突っ張り棒を間にして対称になるように立ち上がり、その位置および姿勢が決まる
ことが好ましい。
本発明では、
前記ベース体は、長手方向に沿って両端開口の溝条を有する棒状体である
ことが好ましい。
本発明では、
前記ベース体の下面には、L字状の足が回転可能に軸支されている
ことが好ましい。
衝立100を立てた状態を示す図である。 回動ロッドが回動する様子を分かりやすく示す図である。 回動バーが回動する様子を分かりやすく示す図である。 (a)はフレーム部を上方から見た図である。(b)はフレーム部を側方から見た図である。(c)は(b)中のA−A線断面図である。(d)は(b)中のB−B線断面図である。 フレーム部の斜視図である。 (a)はV字ストッパを示す図である。(b)はバーストッパを示す図である。 (a)は脚部を示す図である。(b)は衝立100を壁際に立たせた様子を示す図である。 ニットを示す図である。 衝立の組立て手順を説明するための図である。 衝立の組立て手順を説明するための図である。 衝立の組立て手順を説明するための図である。 衝立の組立て手順を説明するための図である。 衝立の組立て手順を説明するための図である。 衝立の組立て手順を説明するための図である。 応用例を例示する図である。 応用例を例示する図である。 応用例を例示する図である。
本発明の実施形態を図示するとともに図中の各要素に付した符号を参照して説明する。
(第1実施形態)
本発明に係る衝立100の実施形態を図1から図13を参照して説明する。
図1は、組み上がった衝立100を立てた状態を示す図である。
衝立100は、フレーム部200と、遮蔽部400と、を有する。
まず、フレーム部200について説明する。
フレーム部200は、ベース体210と、遮蔽部400を支持する4本のポール250、250、270、270と、ポール250、250、270、270を止める3つのストッパ310、330、330と、全体を支える脚部240と、を有する。
ベース体210は、横方向に長手方向を有する棒状体であって、長手方向に直交する面で断面したとき、その断面がコ字状になっている。
説明が分かりやすいように、図1中の左から右にX軸をとり、下から上にZ軸をとる。
ベース体210をX軸に平行に配置したとき、X方向の両端と、上方向(プラスZ方向)と、が開口している。言い換えると、ベース体210は、長手方向に沿って両端開口の溝条220を有する棒状体といってもよい。
ポール250、250、270、270について説明する。
ポール250、250、270、270は、ベース体210に軸支されている。
4本のポール250、250、270、270は、その機能から2組に分類でき、4本のポール250、250、270、270を、2本の回動ロッド250、250と、2本の回動バー270、270と、にわけて説明する。
2本の回動ロッド250は、ともに同じ長さである。
回動ロッド250の長さが衝立100の高さ(遮蔽部400の高さ)をほぼ決定する。具体的には、略矩形の遮蔽部400を構成するとき、遮蔽部400の下辺の(略)中点から上の頂点までの長さが回動ロッド250の長さに略等しい。衝立100の高さ(遮蔽部400の高さ)をどの程度にしたいかに応じて回動ロッド250の長さを設計する。
二本の回動ロッド250のいずれも、その基端251がベース体210に回動可能に軸支されている。
図2は、回動ロッド250が回動する様子を分かりやすく示す図である。
(分かりやすいように、図2では回動バー270を削除してある。)
回動ロッド250の回転軸253は、ベース体210の長手方向の略中央部にある。
(回動ロッド250の回転軸253は、例えば、図4、図5、図6によく表れているので参照されたい。)
なお、本実施形態では、二本の回動ロッド250、250は同軸ではなく、別々の回転軸253、253で軸支されている。つまり、ベース体210の中点を間にして、わずかに左側とわずかに右側とにそれぞれ回転軸253、253が設けられている。
回動ロッド250、250の基端251、251がベース体210の溝220の内側に受け入れられ、前記回転軸253、253により回動ロッド250、250がそれぞれ回動可能に軸支されている。
2本の回動ロッド250、250は、畳もうと思えば(閉じようと思えば)、図2の二点鎖線のように、2本の回動ロッド250、250がほぼ並んで上向き(Z軸に平行)に起立した状態になる。
また、2本の回動ロッド250、250は、開こうと思えば、図2の実線のように、V字を構成するように開く。
次に回動バー270、270を説明する。
回動バー270、270は、ともに同じ長さである。回動バー270、270の長さは、衝立100の横幅(遮蔽部400の横幅)をほぼ決定する。具体的には、二本の回動バー270、270の長さを合わせたものが衝立100の横幅(遮蔽部400の横幅)にほぼ匹敵する。
衝立100の横幅(遮蔽部400の横幅)をどの程度にしたいかに応じて回動バー270の長さを設計する。
二本の回動バー270、270のいずれも、その基端271がベース体210に回動可能に軸支されている。
図3は、回動バー270が回動する様子を分かりやすく示す図である。
(分かりやすいように、図3では回動ロッド250、250を削除してある。)
回動バー270、270は2本あるところ、回動ロッド250、250を間にして左側と右側とにそれぞれ配設されている。つまり、回動ロッド250、250の回転軸253、253を間にして、左側に一の回転軸273が設けられ、右側に他の回転軸273が設けられている。
前記左側の回転軸273にて一の回動バー270が軸支され、前記右側の回転軸273にて他の回動バー270が軸支されている(例えば図5参照)。
2本の回動バー270、270は、畳もうと思えば(閉じようと思えば)、図3の二点鎖線のように、2本の回動ロッド250、250を間に挟んで、上向き(Z軸に平行)に起立した状態になる。
また、2本の回動バー270、270は、開こうと思えば、図3の実線のように、ベース体210の溝220に入りながら、180度に開く。
なお、回動バー270、270が180度に開いたときには、先端272、272がベース体210より突き出る。
なお、回動バー270、270の途中には、直方体状の駒を外嵌し、部分的に径大になる節部274、274を設けている。
三つのストッパ310、330、330について説明する。
三つのストッパ310、330、330は、ベース体210の側面にヒンジ312、332、332で取り付けられている。
三つのストッパ310、330、330は、その機能から二組に分類できる。三つのストッパ310、330、330を、一つのV字ストッパ310と、二つのバーストッパ330、330と、に分けて説明する。
V字ストッパ310は、二本の回動ロッド250、250の間に差し込まれ、二本の回動ロッド250、250が閉じないようにするためのストッパである。V字ストッパ310は、L字回転板311と、ヒンジ312と、突っ張り棒313と、を有する。
L字回転板311は、側方視、L字状の板材である。
L字回転板311は、ベース体210の長手方向の略中央部で、ベース体210の側面に連結されている。
このとき、L字回転板311のL字の頭部がヒンジ312によってベース体210の側面の上辺に連結されている(例えば図4(c)を参照されたい)。
ヒンジ312によってL字回転板311が回転すると、図4(c)の二点鎖線で示すように、L字回転板311がベース体210の上に逆L字状に被さるようになり、L字の脚がベース体210の真上にくるようになる。
なお、L字の脚とベース体210との間には、L字の胴体部分の長さ分のギャップが確保されることになる。
突っ張り棒313は、L字回転板311の脚に取り付けられている。
突っ張り棒313の長さは、L字回転板311の幅よりも若干長い。
L字回転板311が回転してベース体210の直上に来たときに、突っ張り棒313は二本の回動ロッド250、250の間に挟まれるものである(例えば5、図6を参照されたい)。そして、突っ張り棒313の長さが回動ロッド250、250のV字の開き角を規定する。
言い換えると、突っ張り棒313の長さは、二本の回動ロッド250、250の先端252、252同士の距離(間隔)を規定することになる。
次に、バーストッパ330、330について説明する。
バーストッパ330、330は、180度に開いた回動バー270、270が閉じないように押さえておくためのストッパである。
一方のバーストッパ330はベース体210の左端寄りに設けられ、他方のバーストッパ330はベース体210の右端寄りに設けられている。
バーストッパ330は、L字押え板331と、ヒンジ332と、を有する。
L字押え板331は、側方視、L字状の板材である。L字押え板331は、L字の頭部がヒンジ332によってベース体210の側面の下辺に連結されている。
ヒンジ332によってL字押え板331が回転すると、図3(d)の二点鎖線で示すように、L字押え板331がベース体210の上に逆L字状に被さるようになり、L字の脚がベース体210の直上にくるようになる。
L字の胴体部分の長さをベース体210の側面の高さと略同じにしてあるので、L字の脚がベース体210の直上に覆い被さるようになる。
回動バー270、270をベース体210の溝220に押し込むように180度に開き、バーストッパ330、330を回転させて回動バー270、270に被せるようにする。このとき、回動バー270、270の節部274、274の位置がバーストッパ330、330の位置に対応する。
次に、脚部240、240を説明する。
脚部240、240は、ベース体210の下部に設けられている。
脚部240、240は、ベース体210の下部において、左側と右側とにそれぞれ設けられている。
左側の脚部240と右側の脚部240とは同じ構造ある。脚部240は、角パイプ241と、L字足242と、を有する。角パイプ241がベース体210の下面に取り付けられ、さらに、角パイプ241の下面にL字足242が取り付けられている。
このとき、L字足242は、回転軸によって回転可能に角パイプ241に取り付けられている(図7(a)参照)。
L字足242の向きを調整することにより、例えば、図7(b)のように、衝立100を壁際に立たせることもできる。
次に、遮蔽部400を説明する。
遮蔽部400はニット410(織編み物)で構成されている。
ニット410は、図8に示すように、略矩形の袋状に編まれた織編物であり、ストレッチ性を有する。
ストレッチ性を有する織編物としては、伸縮性のある繊維で目ずれのないように織成された織物であってもよい。あるいは、トリコット編地などの編物のようにストレッチ性をもつように編んだ物でもよい。
ニット410は、4本のポール(二本の回動ロッド250、250、二本の回動バー270、270)に被せられるものであるが、4本のポール(二本の回動ロッド250、250、二本の回動バー270、270)の先端252、252、272、272を結んでできる四角形よりも一回り小さいサイズに作っておく。すなわち、ニット410が遮蔽部400として張られたとき、ニット410は少し伸ばされた状態で張られることになる。
なお、袋状のニット410の口のところには、口を閉じるための面ファスナー440が設けられている。
(組立て手順)
さて、このような構成を有する衝立100の組み立て手順を順に説明する。
まず、図9、そして図10に示すように、閉じている回動ロッド250、250および回動バー270、270の上からニット410を被せる。ニット410部を被せると図11のようになる。
回動ロッド250、250や回動バー270、270自体には回転を規制するものは特にはないので、図11の状態では、回動ロッド250、250や回動バー270、270はただ自由に開こうとするだけである。
ただ、二本の回動ロッド250、250はそれぞれニット410の隅に引っ掛かるので完全に倒れ込むことはない。
そうはいっても、二本の回動ロッド250、250は均等にV字に開くということはなく、どちらかに倒れたようになる可能性もある。
この段階ではそれでよいのである。
次に、図12にあるように、V字ストッパ310を回転させて、突っ張り棒313を2本の回動ロッド250、250の間に押し入れるようにする。
ここで、回動ロッド250、250の先端252、252はニット410の隅に引っ掛かっている。
このとき、ニット410がやや小さく設計されているので、回動ロッド250、250の開きは突っ張り棒313の幅よりもやや狭い。そこで、若干力を入れて、L字回転板311を押し、突っ張り棒313を2本の回動ロッド250、250の間に押し入れる。
このようにV字ストッパ310を回動ロッド250、250の間に押し入れると、回動ロッド250、250が開くように力が掛かる(図12中の矢印A)。
しかし一方で、ニット410が縮もうとする復元力により、回動ロッド250、250の先端252、252には閉じる方向に力が掛かる(図12中の矢印B)。すると、突っ張り棒313を支点とし、回動ロッド250、250の先端252、252を力点として、左右の回動ロッド250、250の回転軸253、253には図12中の矢印Cのように外側に向けて力が掛かる。
このように左右の回動ロッド250、250の回転軸253、253に互いに反対向きである外向きの力(矢印C)が掛かると、お互いに最も安定した位置に移動しようとするから、左右の回動ロッド250、250は自ずとV字ストッパ310を間にして対称になるように立ち上がり、そして、その位置および姿勢がしっかりと決まる。
また、ニット410の上辺に注目すると、二本の回動ロッド250、250の先端252、252によってニット410の上辺が伸ばされ、テンションが掛かったように張りをもった状態になる。
続いて、図13に示すように、二本の回動バー270、270を180度に開くように押し開きつつ、バーストッパ330、330を回動させて回動バー270、270をベース体210の溝220内に押し込めるようにする。
このとき、ニット410部の側辺(サイド側の辺)に注目すると、ニット410がやや小さく設計されているので、回動ロッド250、250の先端252、252と回動バー270、270の先端272、272によってニット410の側辺は伸ばされ、テンションが掛かったように張りをもった状態になる。
なお、回動バー270、270は、ニット410により持ち上げられる方向に引っ張られるが(図13中の囲み内参照)、バーストッパ330、330のヒンジ332、332は下から持ち上げられるだけでは回転しないので、バーストッパ330、330が外れて回動バー270、270が持ち上がるようなことはない。
最後に、図14に示すように、ニット410の口の面ファスナー440をベース体210の下に回して留めれば衝立100の完成である。
本実施形態によれば次の効果を奏する。
(1)ユーザが特段に見栄え良く張ろうと思わなくても、自然と綺麗に張れる。例えば、二本の回動ロッド250、250を綺麗に対称に立たせるにあたってユーザが面倒な角度調整など行う必要はない。
ニット410を被せた後、V字ストッパ310を回動ロッド250、250に挟み込むだけでよい。このとき、ニット410がストレッチ性を持っていることがキーポイントの一つである。
(2)遮蔽部400となるニット410を綺麗に張るのにユーザがしわ伸ばしをしたり、辺を全部引っ張って留めたり、などといった面倒もない。
回動ロッド250、250および回動バー270、270をストッパ(V字ストッパ310、バーストッパ330、330)で留めてしまえば、自然とニット410が綺麗に張れる。
このとき、ニット410は、単にシワなく吊られている、といったものではなく、内側からの力で張りをもって張られている。引き締まった弾力感は見た目にすっきりした印象を与える。単純に目隠しとしての機能を果たすだけでなく、部屋のインテリアとしても遜色ない。
(応用例)
本実施形態の応用例を一つ例示しておく。
例えば図17に示すように、二本の回動ロッド250、250の間に横梁510を渡し、この横梁510に何か吊すようにしてもよい。
図17では、薄型のスピーカ520を吊した状態を例示している。
この横梁510は、図15、図16に示すように、中間の回転軸で折れ曲がるようにしておくと、回動ロッド250を閉じる際にも邪魔にならず、一緒に畳める。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。
上記実施形態では、ニットを袋状にして回動ロッドおよび回動バーに被せるとしたが、ニットの4隅と、前記回動ロッドおよび回動バーのそれぞれの先端と、が係り留めされていればよいと考えられる。したがって、ニットをシート状にして、四隅にフックや輪っか等の係合手段を付けておいて、回動ロッドおよび回動バーのそれぞれの先端に引っ掛けるようにしてもよい。
100…衝立、
200…フレーム部、
210…ベース体、220…溝、
240…脚部、241…角パイプ、242…L字足、
250…回動ロッド、253…回転軸、
270…回動バー、273…回転軸、
310…V字ストッパ、311…L字回転板、312…ヒンジ、313…突っ張り棒、
330…バーストッパ、331…L字押え板、332…ヒンジ、
400…遮蔽部、410…ニット、440…面ファスナー、
510…横梁、520…スピーカ。

Claims (8)

  1. ベース体と、
    基端が前記ベース体に回動可能に軸支された2本の回動ロッドと、
    前記2本の回動ロッドを間にして互いに反対側の位置において、基端が前記ベース体に回動可能に軸支された二本の回動バーと、
    4隅が前記回動ロッドおよび前記回動バーのそれぞれの先端に引っ掛かるようになっているストレッチ性の織編み物と、
    前記二本の回動ロッドの基端寄りに挟み込まれ、前記二本の回動ロッドの先端が離間して開くようにこの二本の回動ロッドをV字状に開く突っ張り棒と、
    前記二本の回動バーを互いに反対方向に開いた状態にそれぞれ押える二つのバーストッパと、を備える
    ことを特徴とする衝立。
  2. 請求項1に記載の衝立において、
    前記突っ張り棒で二本の回動ロッドをV字に開き、さらに、前記二つのバーストッパで前記二つの回動バーを押えた状態で、前記回動ロッドおよび回動バーの先端を結んだ面積と、前記織編み物の面積と、を比べたとき、
    前記織編み物の面積が一回り小さい
    ことを特徴とする衝立。
  3. 請求項1または請求項2に記載の衝立において、
    前記織編み物は、袋状である
    ことを特徴とする衝立。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載の衝立において、
    前記突っ張り棒は、ヒンジによって前記ベース体の側面に連結されている
    ことを特徴とする衝立。
  5. 請求項1から請求項4のいずれかに記載の衝立において、
    前記バーストッパは、ヒンジによって前記ベース体の側面に連結されている
    ことを特徴とする衝立。
  6. 請求項1から請求項5のいずれかに記載の衝立において、
    前記二本の回動ロッドのそれぞれの先端に前記織編み物の2隅を引っ掛けた状態で、
    前記突っ張り棒を前記二本の回動ロッドの間に差し込んだとき、
    前記突っ張り棒を支点とし、前記二本の回動ロッドのそれぞれの先端を力点として、前記二本の回動ロッドの回転軸に互いに反対向きの力が掛かり、
    前記二本の回動ロッドが前記突っ張り棒を間にして対称になるように立ち上がり、その位置および姿勢が決まる
    ことを特徴とする衝立。
  7. 請求項1から請求項6のいずれかに記載の衝立において、
    前記ベース体は、長手方向に沿って両端開口の溝条を有する棒状体である
    ことを特徴とする衝立。
  8. 請求項1から請求項7のいずれかに記載の衝立において、
    前記ベース体の下面には、L字状の足が回転可能に軸支されている
    ことを特徴とする衝立。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2019154782A (ja) * 2018-03-13 2019-09-19 株式会社幸和製作所 手摺り
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