JP2016541048A - サービスプロキシを使用してデータを転送する方法、デバイスおよびシステム - Google Patents

サービスプロキシを使用してデータを転送する方法、デバイスおよびシステム Download PDF

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Abstract

データサービスプロキシをリダイレクトする方法が開示され、この方法は、クライアントから送信され、受信された第1のデータ要求メッセージで伝えられたデータ記憶パスによって、第1のデータ要求メッセージをデータサーバへ送るステップと、データサーバから送信された転送応答メッセージを受信するステップであって、転送応答メッセージが、要求されたデータを記憶するための新しいパスを伝えるステップと、要求されたデータを記憶するための新しいパスによって、第2のデータ要求メッセージを新しいパスによって示されるデータサーバへ送信するステップと、クライアントによって要求される、かつ新しいパスによって示されたデータサーバから送信されるデータを受信し、その要求されたデータをクライアントへ送信するステップとを含む。本発明の実施形態で提供されるデータサービスプロキシをリダイレクトする方法によれば、プロキシサーバは、転送処理中にクライアントがデータを要求し、取得されたデータをクライアントへ送信するように作動することができ、それによってデータ取得効率が向上して、ネットワーク遅延が減少する。

Description

本発明は、通信技術の分野に関連し、詳細には、サービスプロキシを使用してデータを転送する方法、デバイス、およびシステムに関する。
インターネットでは、サーバを探索し必要なデータを取得するためのアドレスとして、クライアントがユニフォームリソースロケータ(Uniform Resource Locator、URL)を使用する。しかし、ターゲットサーバのインターネットプロトコル(Internet Protocol、IP)アドレスは変わる可能性があり、またサーバに記憶されたデータの経路もまた、記憶場所が変わるにつれて変わる。クライアントによって獲得されるべきデータの記憶場所が変わっている場合、たとえば記憶場所が元のサーバではない場合、または記憶場所は元のサーバであるが、もともとデータが記憶されているファイルパスにはない場合、クライアントがデータを要求すると、サーバは転送応答メッセージを端末へ送信し、要求データの更新記憶パスをクライアントに転送応答メッセージを使用して通知し、次にクライアントは、データ要求をその新しいパスへ再送して必要なデータを取得する。
従来技術の調査および実際の処理において、本発明の発明者は、データの記憶パスが変わった後では、クライアントがデータを取得すべきときに要求処理が付加され、それによってネットワーク遅延が増大し、良くないユーザ体験になることを発見している。
本発明の実施形態は、サービスプロキシを使用することによってデータを転送する方法を提供し、この方法は、転送が実施される必要のあるシナリオでデータ取得効率を改善し、ネットワーク遅延を低減することができる。本発明の実施形態はさらに、対応するデバイスおよびシステムを提供する。
第1の態様によれば、本発明は、サービスプロキシを使用することによってデータを転送する方法を提供し、この方法は、
クライアントから送信され、受信された第1のデータ要求メッセージで伝えられたデータ記憶パスによって、第1のデータ要求メッセージをデータサーバへ送るステップであって、データ記憶パスが、クライアントによって要求されたデータの記憶パスであり、第1のデータ要求メッセージが、クライアントによって要求されたデータをデータサーバに要求するために使用されるステップと、
データサーバから送信された転送応答メッセージを受信するステップであって、転送応答メッセージが、要求データを記憶するための新しいパスを伝えるステップと、
要求データを記憶するための新しいパスによって、第2のデータ要求メッセージを新しいパスによって示されるデータサーバへ送信するステップであって、第2のデータ要求メッセージが、クライアントによって要求されたデータを新しいパスによって示されるデータサーバに要求するために使用されるステップと、
クライアントによって要求される、かつ新しいパスによって示されたデータサーバから送信されるデータを受信し、要求データをクライアントへ送信し、それによってクライアントが要求データを取得するステップと
を含む。
第1の態様に関して、第1の可能な実現法では、第2のデータ要求メッセージを新しいパスによって示されるデータサーバへ送信するステップは、
第2のデータ要求メッセージを新しいパスによって示される別のデータサーバへ送信するステップを含み、
それに応じて、新しいパスによって示されるデータサーバから送信された要求データを受信するステップは、
別のデータサーバから送信された要求データを受信するステップを含む。
第1の態様に関して、第2の可能な実現法では、第2のデータ要求メッセージを新しいパスによって示されるデータサーバへ送信するステップは、
第2のデータ要求メッセージを新しいパスによって示されるデータサーバへ送信するステップを含み、
それに応じて、新しいパスによって示されるデータサーバから送信された要求データを受信するステップは、
データサーバから送信された要求データを受信するステップであって、要求データが、新しいパスによって示されるファイルパスに記憶されるステップを含む。
第1の態様、または第1の態様の第1もしくは第2の可能な実現法に関して、第3の可能な実現法では、第1のデータ要求メッセージをデータサーバへ送るステップの前に、この方法は、
クライアントおよびデータサーバのそれぞれとの転送制御プロトコルTCP接続を確立するステップをさらに含む。
第1の態様の第1または第3の可能な実現法に関して、第4の可能な実現法では、第2のデータ要求メッセージを新しいパスによって示される別のデータサーバへ送信するステップの前に、この方法は
データサーバとのTCP接続を確立するステップ
をさらに含む。
第2の態様によれば、本発明はプロキシサーバを提供し、このプロキシサーバは、
クライアントから送信された第1のデータ要求メッセージを受信するように構成された受信ユニットと、
クライアントから送信され受信ユニットで受信される第1のデータ要求メッセージで伝えられたデータ記憶パスによって、第1のデータ要求メッセージをデータサーバへ送るように構成された送信ユニットであって、データ記憶パスが、クライアントによって要求されたデータの記憶パスであり、第1のデータ要求メッセージが、クライアントによって要求されたデータをデータサーバに要求するために使用される送信ユニットと
を含み、
受信ユニットが、データサーバから送信された転送応答メッセージを受信するようにさらに構成され、転送応答メッセージが、要求データを記憶するための新しいパスを伝え、また
受信ユニットで受信された転送応答メッセージに応じて第2のデータ要求メッセージを発生するように構成された発生ユニットを含み、
送信ユニットが、要求データを記憶するための新しいパスによって、発生ユニットで発生された第2のデータ要求メッセージを新しいパスによって示されるデータサーバへ送信するようにさらに構成され、第2のデータ要求メッセージが、クライアントによって要求されたデータを新しいパスによって示されるデータサーバに要求するために使用され、
受信ユニットが、クライアントによって要求される、かつ新しいパスによって示されたデータサーバから送信されるデータを受信するようにさらに構成され、
送信ユニットが、要求データをクライアントへ送信するようにさらに構成され、それによってクライアントが要求データを取得するようになる。
第2の態様に関して、第1の可能な実現法では、
送信ユニットは、第2のデータ要求メッセージを新しいパスによって示される別のデータサーバへ送信するように構成され、
受信ユニットは、別のデータサーバから送信された要求データを受信するように構成される。
第2の態様に関して、第2の可能な実現法では、
送信ユニットは、第2のデータ要求メッセージを新しいパスによって示されるデータサーバへ送信するように構成され、
受信ユニットは、データサーバから送信された要求データを受信するように構成され、要求データは、新しいパスによって示されるファイルパスに記憶される。
第2の態様、または第2の態様の第1もしくは第2の可能な実現法に関して、第3の可能な実現法では、
プロキシサーバは、
送信ユニットが第1のデータ要求メッセージをデータサーバへ送る前に、クライアントおよびデータサーバのそれぞれとの転送制御プロトコルTCP接続を確立するように構成された第1の接続確立ユニット
をさらに備える。
第2の態様の第1または第3の可能な実現法に関して、第4の可能な実現法では、
プロキシサーバは、
送信ユニットが第2のデータ要求メッセージを新しいパスによって示される別のデータサーバへ送信する前に、別のデータサーバとのTCP接続を確立するように構成された第2の接続確立ユニット
をさらに備える。
第3の態様によれば、本発明はプロキシサーバを提供し、このプロキシサーバは、入力デバイス、出力デバイス、プロセッサおよびメモリを備え、
入力デバイスは、クライアントから送信された第1のデータ要求メッセージを受信するように構成され、
出力デバイスは、クライアントから送信される第1のデータ要求メッセージをデータサーバへ送るように構成され、
入力デバイスは、クライアントから送信され、受信された第1のデータ要求メッセージで伝えられるデータ記憶パスによって、第1のデータ要求メッセージをデータサーバへ送るように構成され、データ記憶パスは、クライアントによって要求されたデータの記憶パスであり、第1のデータ要求メッセージが、クライアントによって要求されたデータをデータサーバに要求するために使用され、
出力デバイスは、データサーバから送信された転送応答メッセージを受信するようにさらに構成され、転送応答メッセージが、要求データを記憶するための新しいパスを伝え、
プロセッサは、転送応答メッセージに応じて第2のデータ要求メッセージを発生するように構成され、
出力デバイスは、要求データを記憶するための新しいパスによって、第2のデータ要求メッセージを新しいパスによって示されるデータサーバへ送信するようにさらに構成され、第2のデータ要求メッセージは、クライアントによって要求されたデータを新しいパスによって示されるデータサーバに要求するために使用され、
入力デバイスは、クライアントによって要求される、かつ新しいパスによって示されたデータサーバから送信されるデータを受信するようにさらに構成され、
出力デバイスは、要求データをクライアントへ送信するようにさらに構成され、それによってクライアントが要求データを取得するようになる。
第3の態様によれば、第1の可能な実現法では、
出力デバイスは、第2のデータ要求メッセージを新しいパスによって示される別のデータサーバへ送信するように構成され、
入力デバイスは、別のデータサーバから送信された要求データを受信するように構成される。
第3の態様によれば、第2の可能な実現法では、
出力デバイスは、第2のデータ要求メッセージを新しいパスによって示されるデータサーバへ送信するように構成され、
入力デバイスは、データサーバから送信された要求データを受信するように構成され、要求データは、新しいパスによって示されるファイルパスに記憶される。
第3の態様、および第3の態様の第1もしくは第2の可能な実現法に関して、第3の可能な実現法では、
プロセッサは、第1のデータ要求メッセージがデータサーバへ送られる前に、クライアントおよびデータサーバのそれぞれとの転送制御プロトコルTCP接続を確立するようにさらに構成される。
第3の態様の第1または第3の可能な実現法に関して、第4の可能な実現法では、
プロセッサは、第1のデータ要求メッセージがデータサーバへ送られる前に、クライアントおよびデータサーバのそれぞれとの転送制御プロトコルTCP接続を確立するようにさらに構成される。
第4の態様によれば、本発明は、クライアント、プロキシサーバおよびデータサーバを含むデータ取得システムを提供し、
クライアントは、第1のデータ要求メッセージをプロキシサーバへ送信し、第1のデータ要求メッセージはデータ記憶パスを伝え、データ記憶パスは、クライアントによって要求されたデータの記憶パスであり、
データサーバは、クライアントによって要求されたデータを記憶し、
プロキシサーバは、上記の技術的解によるプロキシサーバである。
本発明の実施形態によれば、クライアントから送信され、受信された第1のデータ要求メッセージで伝えられたデータ記憶パスによって、第1のデータ要求メッセージがデータサーバへ送られ、データ記憶パスは、クライアントによって要求されたデータの記憶パスであり、第1のデータ要求メッセージは、クライアントによって要求されたデータをデータサーバに要求するために使用され;データサーバから送信された転送応答メッセージが受信され、転送応答メッセージは、要求データを記憶するための新しいパスを伝え;要求データを記憶するための新しいパスによって、第2のデータ要求メッセージが新しいパスによって示されるデータサーバへ送信され、第2のデータ要求メッセージは、クライアントによって要求されたデータを新しいパスによって示されるデータサーバに要求するために使用され;クライアントによって要求される、かつ新しいパスによって示されたデータサーバから送信されるデータが受信され、要求データがクライアントへ送信され、それによってクライアントが要求データを取得する。従来技術の転送シナリオで、クライアントが要求をデータサーバへ再送信する必要がある処理と比較して、本発明の実施形態で提供されるサービスプロキシを使用することによってデータを転送する方法によれば、クライアントのプロキシとしてのプロキシサーバが、転送処理時にデータを要求すること、および取得されたデータをクライアントへ送信することができ、それによってデータ取得効率が改善し、ネットワーク遅延が減少する。
本発明の実施形態における技術的理解をより明確に説明するために、以下では、実施形態を説明するために必要とされる添付図面を簡潔に導入する。明らかに、以下の説明の中で添付の図面は、本発明のいくつかの実施形態を単に示すにすぎず、当業者であればなお、これら添付の図面から別の図面を創造的な努力なしで導き出すことができよう。
本発明の実施形態によるサービスプロキシを使用することによってデータを転送する方法の概略図である。 本発明の別の実施形態によるサービスプロキシを使用することによってデータを転送する方法の概略図である。 本発明の別の実施形態によるサービスプロキシを使用することによってデータを転送する方法の概略図である。 本発明の別の実施形態によるサービスプロキシを使用することによってデータを転送する方法の概略図である。 本発明の別の実施形態によるサービスプロキシを使用することによってデータを転送する方法の概略図である。 本発明の実施形態によるプロキシサーバの概略図である。 本発明の別の実施形態によるプロキシサーバの概略図である。 本発明の別の実施形態によるプロキシサーバの概略図である。 本発明の別の実施形態によるプロキシサーバの概略図である。 本発明の実施形態によるデータ取得システムの概略図である。
本発明の実施形態は、サービスプロキシを使用することによってデータを転送する方法を提供し、この方法は、転送が実施される必要のあるシナリオでデータ取得効率を改善し、ネットワーク遅延を低減することができる。本発明の実施形態ではさらに、対応するデバイスおよびシステムも提供する。詳細な説明が以下で別々に提示される。
以下では、本発明の実施形態に関する添付の図面を参照して、本発明の実施形態における技術的理解を明確かつ完全に説明する。明らかに、説明される実施形態は本発明の実施形態の全部ではなく、単に一部にすぎない。本発明の実施形態に基づいて、独創的な努力なしに当業者に得られる他のすべての実施形態は、本発明の保護範囲に入るものとする。
図1を参照すると、本発明の実施形態によるサービスプロキシを使用することによってデータを転送する方法は、以下を含む。
101:クライアントから送信され、受信された第1のデータ要求メッセージで伝えられたデータ記憶パスによって、第1のデータ要求メッセージをデータサーバへ送り、データ記憶パスは、クライアントによって要求されたデータの記憶パスであり、第1のデータ要求メッセージは、クライアントによって要求されたデータをデータサーバに要求するために使用される。
クライアントとデータサーバの間の通信がプロキシサーバの支援で実施される必要がある場合、クライアントがデータサーバからのデータを要求したときに、要求データの記憶パスがデータ要求メッセージで伝えられる必要があり、このようにしてプロキシサーバは、対応するデータサーバを記憶パスによって見つけ、そのデータサーバへデータ要求メッセージを送信することができる。
102:データサーバから送信された転送応答メッセージを受信し、転送応答メッセージは、要求データを記憶するための新しいパスを伝える。
本発明のこの実施形態では、クライアントによって要求されたデータの記憶場所が変わった場合、たとえば記憶場所が元のサーバではないか、または記憶場所は元のサーバであるがデータが元のフォルダに記憶されていない場合に、データサーバは、転送応答メッセージをプロキシサーバへ送信して、要求データを現在記憶するための新しいパスをクライアントに通知する。
103:要求データを記憶するための新しいパスによって、第2のデータ要求メッセージを新しいパスによって示されるデータサーバへ送信し、第2のデータ要求メッセージは、クライアントによって要求されたデータを新しいパスによって示されるデータサーバに要求するために使用される。
プロキシサーバは、要求データを記憶するための新しいパスによって、データ要求メッセージを新しいパスによって示されるサーバへ直接送信する。
104:クライアントによって要求される、かつ新しいパスによって示されたデータサーバから送信されるデータを受信し、その要求データをクライアントへ送信し、それによってクライアントは要求データを取得する。
データ要求メッセージを受信した後、新しいパスによって示されるプロキシサーバが要求データをプロキシサーバへ送信し、クライアントによって要求されたデータを受信した後、プロキシサーバは、クライアントによって要求されたデータをクライアントへ送信する。
本発明のこの実施形態によれば、クライアントから送信され、受信された第1のデータ要求メッセージで伝えられたデータ記憶パスによって、第1のデータ要求メッセージがデータサーバへ送られ、データ記憶パスは、クライアントによって要求されたデータの記憶パスであり、第1のデータ要求メッセージは、クライアントによって要求されたデータをデータサーバに要求するために使用され;データサーバから送信された転送応答メッセージが受信され、転送応答メッセージは、要求データを記憶するための新しいパスを伝え;第2のデータ要求メッセージが、要求データを記憶するための新しいパスにより、新しいパスによって示されるデータサーバへ送信され、第2のデータ要求メッセージは、クライアントによって要求されたデータを新しいパスによって示されるデータサーバに要求するために使用され;新しいパスによって示されるデータサーバから送信された要求データが受信され、クライアントによって要求されたデータがクライアントへ送信され、それによってクライアントは要求データを取得する。従来技術の転送シナリオで、クライアントが要求をデータサーバへ再送信する必要がある処理と比較して、本発明のこの実施形態で提供されるサービスプロキシを使用することによってデータを転送する方法によれば、クライアントのプロキシとしてのプロキシサーバが、転送処理時にデータを要求すること、および取得されたデータをクライアントへ送信することができ、それによってデータ取得効率が改善し、ネットワーク遅延が減少する。
任意選択で、図1に対応する実施形態に基づき、本発明のこの実施形態で提供されるサービスプロキシを使用することによってデータを転送する方法の任意選択の実施形態では、第2のデータ要求メッセージを新しいパスによって示されるデータサーバへ送信するステップは、
第2のデータ要求メッセージを新しいパスによって示される別のデータサーバへ送信するステップ
を含み、
それに対応して、新しいパスによって示される別のデータサーバから送信された要求データを受信するステップは、
別のデータサーバから送信された要求データを受信するステップ
を含むことができる。
本発明のこの実施形態では、データの記憶場所が元のサーバではない場合、新しいパスは、データを記憶するための新しいデータサーバを示し、このようにしてプロキシサーバは、第2のデータ要求メッセージを新しいパスによって示される新しいデータサーバへ送信し、次に、新しいデータサーバから要求データを受信する。
たとえば、クライアントによって要求されたデータを記憶するための元のデータサーバのドメイン名がwww.abc.comであり、データの記憶場所が変わった後で、データは現在、www.def.comのドメイン名を有するデータサーバに記憶されており;次に、プロキシサーバが、転送応答メッセージで伝えられる、要求データを記憶するための新しいパスによって、要求データがwww.def.comのドメイン名を有するデータサーバに記憶されていることを知った後に、プロキシサーバは、第2のデータ要求メッセージをwww.def.comのドメイン名を有するデータサーバへ送信し、次に、www.def.comのドメイン名を有するデータサーバから送信された要求データを受信する。
任意選択で、図1に対応する実施形態に基づいて、本発明のこの実施形態で提供されるサービスプロキシを使用することによってデータを転送する方法の別の任意選択の実施形態では、第2のデータ要求メッセージを新しいパスによって示されるデータサーバへ送信するステップは、
第2のデータ要求メッセージを新しいパスによって示されるデータサーバへ送信するステップ
を含み、
それに対応して、新しいパスによって示される別のデータサーバから送信された要求データを受信するステップは、
別のデータサーバから送信された要求データを受信するステップ
を含むことができ、要求データは、新しいパスによって示されるファイルパスに記憶される。
本発明のこの実施形態では、要求データが依然として元のデータサーバにあるが元のファイルパスには記憶されていないとき、たとえば要求データが、/123という名を付けられたファイルパスから/456という名を付けられたファイルパスに動かされているとき、プロキシサーバが、要求データを記憶するための、転送応答メッセージで伝えられる新しいパスによって、データが/456という名を付けられたファイルパスにあることを知ったならば、プロキシサーバは、第2のデータ要求メッセージをそのデータサーバへ再送信して、/456という名を付けられたファイルパスの要求データを要求する。
任意選択で、上記の実施形態のいずれか1つに基づき、本発明のこの実施形態で提供されるサービスプロキシを使用することによってデータを転送する方法の別の任意選択の実施形態では、第1のデータ要求メッセージをデータサーバへ送るステップの前に、この方法はさらに
クライアントおよびデータサーバのそれぞれと転送制御プロトコル(Transmission Control Protocol、TCP)接続を確立するステップ
を含むことができる。
本発明のこの実施形態では、プロキシサーバがクライアントおよびデータサーバのそれぞれとTCP接続を確立したときだけ、TCPプロトコルを使用することによってデータが送出されることができる。
任意選択で、上記の実施形態のいずれか1つに基づいて、本発明のこの実施形態で提供されるサービスプロキシを使用することによってデータを転送する方法の別の任意選択の実施形態では、第2のデータ要求メッセージを新しいパスによって示される別のデータサーバへ送信するステップの前に、この方法はさらに
別のデータサーバとTCP接続を確立するステップ
を含む。
本発明のこの実施形態では、要求データが別のデータサーバに現在記憶されていることを新しいパスが示している場合、プロキシサーバはまず、その別のデータサーバとのTCP接続を確立して、その後のデータ通信を容易にする必要がある。
理解しやすいように、本発明のこの実施形態でサービスプロキシを使用することによってデータを転送する処理を説明するのに、以下では2つの適用シナリオが例として使用される。
図2を参照すると、図2は、異なるデータサーバに対して転送が実施される適用シナリオを示す。
S100:プロキシサーバが、クライアントおよび第1のデータサーバのそれぞれと第1のTCP接続を確立する。
クライアントClientは、第1のデータサーバserver 1とのTCP接続の確立を開始し、プロキシサーバPROXYは、クライアントおよびサーバ1のそれぞれとのTCP接続を確立する。
S105からS110:クライアントは、第1のデータ要求メッセージをプロキシサーバへ送信し、プロキシサーバは、その第1のデータ要求メッセージを第1のデータサーバへ送る。
第1のデータ要求メッセージは、クライアントによって要求されたデータを第1のデータサーバに要求するために使用される。
クライアントから送信された第1のデータ要求メッセージは、クライアントによって要求されたデータの記憶パスを伝え、プロキシサーバは、その記憶パスによって第1のデータ要求メッセージを送る。
たとえば、クライアントClientは、第1のデータサーバserver 1に対し、www.abc.comへのHTTP要求を開始し、プロキシサーバは、第1のデータ要求メッセージをwww.abc.comによってサーバ1へ送る。
S115:第1のデータサーバは、転送応答メッセージをプロキシサーバへ送信し、この転送応答メッセージは、要求データを記憶するための新しいパスを伝える。
第1のデータ要求メッセージ中の要求データがもう既に第1のデータサーバには記憶されていないことを確認した後、データサーバは、要求データが現在記憶されている場所を見つけ、たとえば現在の記憶パスがwww.def.comである場合には、転送応答メッセージがwww.def.comを伝える。
第1のデータサーバserver 1は、30*(302/303/307)に応答し、応答のヘッダフィールド「location」で、転送が実施される必要がある宛先ホストがwww.def.comであることを明確に示す。
S120:プロキシサーバは、第2のデータサーバとの第2のTCP接続を確立する。
プロキシサーバが、転送応答メッセージで伝えられた新しいパスによって、要求データが第2のデータサーバに現在記憶されていることを確認した場合には、プロキシサーバPROXYは、第2のデータサーバserver 2との接続を確立する。
S125:プロキシサーバは、第2のデータ要求メッセージを第2のデータサーバへ送信する。
第2のデータ要求メッセージは、クライアントによって要求されたデータを第2のデータサーバに要求するために使用される。
第2のデータ要求メッセージは、要求データについての情報を伝え、このようにして第2のデータサーバは要求データを見つける。
S130:第2のデータサーバは、プロキシサーバへ、クライアントによって要求されたデータを返す。
S140:プロキシサーバは、クライアントへ、クライアントによって要求されたデータを返す。
S145:プロキシサーバは、第2のTCP接続を解放する。
第2のデータサーバserver 2からデータを受信した後、プロキシサーバPROXYは、HTTPサーバ2とのTCP接続を切り離してリンクリソースを解放し、それによって、リンクリソースを使用する効率が改善する。
S150:プロキシサーバは第1のTCP接続を解放する。
クライアントにデータを送信した後、プロキシサーバPROXYは、クライントおよびHTTPサーバ1のそれぞれとのTCP接続を切り離してリンクリソースを解放し、それによって、リンクリソースを使用する効率が改善する。
本発明の適用シナリオで、クライアントによって要求されたデータが元の第1のデータサーバに記憶されていない場合;このようにして第1のデータサーバはプロキシサーバへ転送応答を送信して、クライアントによって要求されたデータが現在記憶されているデータサーバのパス情報、すなわち第2のデータサーバのパス情報、をプロキシサーバに通知し;次に、プロキシサーバは、クライアントによって要求されたデータを第2のデータサーバに要求することができる。従来技術の転送シナリオで、クライアントが要求をデータサーバへ再送信する必要がある処理と比較して、本発明のこの実施形態で提供されるサービスプロキシを使用することによってデータを転送する方法によれば、クライアントのプロキシとしてのプロキシサーバが、転送処理時にデータを要求すること、および取得されたデータをクライアントへ送信することができ、それによってデータ取得効率が改善し、ネットワーク遅延が減少する。
図3を参照すると、図3は、同じデータサーバに対して転送が実施される適用シナリオを示す。
S200:プロキシサーバが、クライアントおよびデータサーバのそれぞれとTCP接続を確立する。
クライアントClientは、HTTPサーバとのTCP接続の確立を開始し、プロキシサーバは、クライアントおよびサーバのそれぞれとのTCP接続を確立する。
S205からS210:クライアントは、第1のデータ要求メッセージをプロキシサーバへ送信し、プロキシサーバは、その第1のデータ要求メッセージをデータサーバへ送る。
第1のデータ要求メッセージは、クライアントによって要求されたデータを第1のプロキシサーバに要求するために使用される。
クライアントから送信された第1のデータ要求メッセージは、クライアントによって要求されたデータの記憶パスを伝え、プロキシサーバは、その記憶パスによって第1のデータ要求メッセージを送る。
たとえば、クライアントClientは、HTTPサーバに対し、www.abc.com/123へのHTTP要求を開始し、プロキシサーバは、第1のデータ要求メッセージをwww.abc.com/123によってサーバへ送る。
S215:第1のデータサーバは、転送応答メッセージをプロキシサーバへ送信し、この転送応答メッセージは、要求データを記憶するための新しいパスを伝える。
第1のデータ要求メッセージ中の要求データがデータサーバにあるが、もう既に元のファイルパスには記憶されていないことを確認した後、データサーバは、要求データが現在記憶されているファイルパスを見つけ、たとえば現在の記憶パスがwww.abc.com/456である場合に、転送応答メッセージはwww.abc.com/456を伝える。
データサーバは、30*(302/303/307)に応答し、応答のヘッダフィールド「location」で、転送がこのホストのファイルパスwww.abc.com/456へ向けて実施される必要があることを明確に示す。
S220:プロキシサーバは、第2のデータ要求メッセージをデータサーバへ送信する。
第2のデータ要求メッセージは、データサーバのファイルパスwww.abc.com/456から、クライアントによって要求されたデータを要求するために使用される。
プロキシサーバは、データサーバに対し、ファイルパスwww.abc.com/456中の要求データを得るための要求を開始する。
第2のデータ要求メッセージは、要求データについての情報を伝え、このようにして第2のデータサーバは要求データを見つける。
S225:データサーバは、要求データをプロキシサーバへ返す。
S230:プロキシサーバはクライアントへ、クライアントによって要求されたデータを返す。
S235:プロキシサーバは、第2のTCP接続を解放する。
プロキシサーバは、クライアントおよびHTTPサーバのそれぞれとのTCP接続を切り離してリンクリソースを解放し、それによって、リンクリソースを使用する効率が改善する。
従来技術の転送シナリオで、クライアントが要求をデータサーバへ再送信する必要がある処理と比較して、本発明のこの実施形態で提供されるサービスプロキシを使用することによってデータを転送する方法によれば、クライアントのプロキシとしてのプロキシサーバが、転送処理時にデータを要求すること、および取得されたデータをクライアントへ送信することができ、それによってデータ取得効率が改善し、ネットワーク遅延が減少する。
本発明のこの実施形態のデータが、ハイパーテキスト転送プロトコル(Hypertext transfer protocol、HTTP)データである場合、クライアントからプロキシサーバへ、そしてデータサーバへのデータカプセル化処理は、以下のようになり得る。
図4を参照すると、図4は、HTTP要求が、転送シナリオでプロキシサーバPROXYのプロトコルスタックを通過する処理を示す。
矢印(1):クライアントclientは、ネットワーク上のデータを得るための要求を開始し、クライアントのHTTP層がHTTP要求パケットをカプセル化し;下向きに断片化カプセル化が、HTTP要求パケットに対してTCP層で、プロトコルスタックによって実施され、次に、断片化カプセル化がTCP要求パケットに対してインターネットプロトコル(Internet Protocol、IP)層で実施され;クライアントから送信された要求は、プロキシサーバPROXYのプロトコルスタックの中へ送出され;プロキシサーバが、TCP接続を確立する処理の際にクライアントと対話するので、クライアントと通信するためのスタックソケットが、PROXYサーバのプロトコルスタックのサーバserver側で生成され;パケットは、TCP/IP非カプセル化および再結合の後に、HTTP層において構文解析される。
矢印(2):HTTP要求パケットは、プロキシサーバからネットワークサーバへ再送信される必要があり、プロキシサーバのプロトコルスタックのクライアント側で、プロトコルスタックの構造に応じてデータ層をカプセル化および断片化し、同様に、クライアント側のソケットが、TCP接続を確立する処理で既に確立されており;HTTP要求パケットは、ネットワークサーバのプロトコルスタックに入り、IP/TCP/HTTP層による処理がPROXYによる処理と一致し;知的転送シナリオでは、要求パケットを構文解析しオブジェクトパスを取得するとき、ネットワークサーバのHTTP層では、クライアントclientによって取得される必要があるオブジェクトデータがもう既にファイルパスにはないこと、またはもう既に現在のサーバにないことを見つけ、この点で、HTTPトランザクションのアップリンクパケットを処理する処理が終わる。
図5を参照すると、図5は、HTTP応答が、転送シナリオでプロキシサーバPROXYのプロトコルスタックを通過する処理を示す。
矢印(1):転送シナリオでは、要求パケットを構文解析しオブジェクトパスを取得するとき、データサーバのHTTP層では、クライアントclientによって取得される必要があるオブジェクトデータがもう既にファイルパスにはないこと、またはもう既に現在のサーバにないことを見つけ、したがって、ネットワークサーバが転送応答パケットを送信する。
矢印(2):ネットワークサーバからの転送応答パケットを構文解析した後、PROXYは、実施される転送の相手サーバ(元のサーバであっても、別のデータサーバであってもよい)との新しいTCP接続を開始し、このTCP接続を介して、新しいパスでデータコンテンツを取得するためのHTTP要求を開始する。
矢印(3):要求コンテンツに基づき、取得されるべきオブジェクトを見つけた後に、新しいパスのネットワークサーバがHTTP応答をカプセル化し、このカプセル化HTTP応答をPROXYへ返す。
矢印(4):PROXYのサーバ側とクライアントClientの間の接続を介して正しい応答データを取得した後に、データサーバのプロキシとしてのPROXYは、構文解析および表示のために正しい応答データをクライアントclientに返し;この点で、転送によって、またプロキシを使用することによって最適化されたHTTPトランザクションダウンリンクプロセシング処理が終了する。
図6を参照すると、本発明の実施形態によるプロキシサーバは、
クライアントから送信された第1のデータ要求メッセージを受信するように構成された受信ユニット301と、
クライアントから送信され受信ユニット301で受信される第1のデータ要求メッセージで伝えられたデータ記憶パスによって、第1のデータ要求メッセージをデータサーバへ送るように構成された送信ユニット302であって、データ記憶パスが、クライアントによって要求されたデータの記憶パスであり、第1のデータ要求メッセージが、クライアントによって要求されたデータをデータサーバに要求するために使用され、
受信ユニット301が、データサーバから送信された転送応答メッセージを受信するようにさらに構成され、転送応答メッセージが、要求データを記憶するための新しいパスを伝える、送信ユニットとを含み、また、
受信ユニット301で受信された転送応答メッセージに応じて第2のデータ要求メッセージを発生するように構成された発生ユニット303を含み、
送信ユニット302は、要求データを記憶するための新しいパスによって、発生ユニットで発生された第2のデータ要求メッセージを新しいパスによって示されるデータサーバへ送信するようにさらに構成され、第2のデータ要求メッセージは、クライアントによって要求されたデータを新しいパスによって示されるデータサーバに要求するために使用され、
受信ユニット301は、新しいパスによって示されるデータサーバから送信された要求データを受信するようにさらに構成され、
送信ユニット302は、要求データをクライアントへ送信するようにさらに構成され、それによってクライアントは要求データを取得するようになる。
本発明のこの実施形態では、受信ユニット301は、クライアントから送信された第1のデータ要求メッセージを受信し;送信ユニット302は、第1のデータ要求メッセージをクライアントから送信され受信ユニット301で受信される第1のデータ要求メッセージで伝えられたデータ記憶パスによって、データサーバへ送り、データ記憶パスは、クライアントによって要求されたデータの記憶パスであり、第1のデータ要求メッセージは、クライアントによって要求されたデータをデータサーバに要求するために使用され;受信ユニット301はさらに、データサーバから送信された転送応答メッセージを受信し、転送応答メッセージは、要求データを記憶するための新しいパスを伝え;発生ユニット303は、受信ユニット301で受信された転送応答メッセージに応じて第2のデータ要求メッセージを発生し、第2のデータ要求メッセージは、クライアントによって要求されたデータを新しいパスによって示されるデータサーバに要求するために使用され;送信ユニット302はさらに、要求データを記憶するための新しいパスによって、発生ユニットで発生された第2のデータ要求メッセージを新しいパスによって示されるデータサーバへ送信し;受信ユニット301はさらに、新しいパスによって示されるデータサーバから送信された要求データを受信し;送信ユニット302はさらに、要求データをクライアントへ送信し、それによってクライアントは要求データを取得する。従来技術の転送シナリオで、クライアントが要求をデータサーバへ再送信する必要がある処理と比較して、本発明のこの実施形態で提供される、クライアントのプロキシとしてのプロキシサーバが、転送処理時にデータを要求すること、および取得されたデータをクライアントへ送信することができ、それによってデータ取得効率が改善し、ネットワーク遅延が減少する。
図6に対応する実施形態に基づき、本発明のこの実施形態で提供されるプロキシサーバの別の実施形態では、
送信ユニット302は、第2のデータ要求メッセージを新しいパスによって示される別のデータサーバへ送信するように構成され、
受信ユニット301は、その別のデータサーバから送信された要求データを受信するように構成される。
図6に対応する実施形態に基づき、本発明のこの実施形態で提供されるプロキシサーバの別の実施形態では、
送信ユニット302は、第2のデータ要求メッセージを新しいパスによって示されるデータサーバへ送信するように構成され、
受信ユニット301は、そのデータサーバから送信された要求データを受信するように構成され、要求データは、新しいパスによって示されるファイルパスに記憶される。
図6に対応する実施形態に基づき、図7を参照すると、本発明のこの実施形態で提供されるプロキシサーバの別の実施形態では、
プロキシサーバ30は、
送信ユニットが第1のデータ要求メッセージをデータサーバへ送る前に、クライアントおよびデータサーバのそれぞれとの転送制御プロトコルTCP接続を確立するように構成された第1の接続確立ユニット304
をさらに含む。
図6に対応する実施形態に基づき、図8を参照すると、本発明のこの実施形態で提供されるプロキシサーバの別の実施形態では、プロキシサーバは、
送信ユニットが第2のデータ要求メッセージを新しいパスによって示される別のデータサーバへ送信する前に、その別のデータサーバとのTCP接続を確立するように構成された第2の接続確立ユニット305
をさらに含む。
本発明はさらに、コンピュータ記憶媒体を提供し、この媒体はプログラムを記憶する。プログラムが実行されるとき、サービスプロキシを使用することによってデータを転送する上記の方法のステップの一部または全部が実施される。
図9は、本発明の実施形態によるプロキシサーバ30の概略構成図である。プロキシサーバ30は、入力デバイス310、出力デバイス320、プロセッサ330、およびメモリ340を含むことができる。
メモリ340は、読出し専用メモリおよびランダムアクセスメモリを含むことができ、プロセッサ330に命令およびデータを提供する。メモリ340は、不揮発性ランダムアクセスメモリ(NVRAM)をさらに含むことができる。
メモリ340は、以下の要素、実行可能モジュールもしくはデータ構成、またはそのサブセット、またはその拡張セットを記憶し、
動作命令が、様々な動作を実現するために使用される様々な動作命令を含み、
オペレーティングシステムが、様々な基本サービスを実現するため、およびハードウェアベースのタスクを処理するために使用される様々なシステムプログラムを含む。
本発明のこの実施形態では、プロセッサ330は、メモリ340に記憶された動作命令(動作命令はオペレーティングシステムに記憶されることができる)を呼び出すことによって、以下の動作を実施する:
入力デバイス310で、クライアントから送信された第1のデータ要求メッセージを受信すること;出力デバイス320で、クライアントから送信される第1のデータ要求メッセージをデータサーバへ送ること;入力デバイス310で、第1のデータ要求メッセージをデータサーバへ、クライアントから送信され、受信された第1のデータ要求メッセージで伝えられたデータ記憶パスによって送ること、ここで、第1のデータ要求メッセージは、クライアントによって要求されたデータをデータサーバに要求するために使用され、データ記憶パスは、クライアントによって要求されたデータの記憶パスである;出力デバイス320で、データサーバから送信された転送応答メッセージを受信すること、ここで、転送応答メッセージは、要求データを記憶するための新しいパスを伝える;出力デバイス320で、要求データを記憶するための新しいパスによって第2のデータ要求メッセージを新しいパスによって示されるデータサーバへ送信すること、ここで、第2のデータ要求メッセージは、クライアントによって要求されたデータを新しいパスによって示されるデータサーバに要求するために使用される;入力デバイス310で、新しいパスによって示されるデータサーバから送信された要求データを受信すること;および、出力デバイス320で、要求データをクライアントへ送信し、それによってクライアントは要求データを取得すること。
従来技術の転送シナリオで、クライアントが要求をデータサーバへ再送信する必要がある処理と比較して、クライアントのプロキシとしての、本発明のこの実施形態で提供されるプロキシサーバは、転送処理時にデータを要求し、取得されたデータをクライアントへ送信し、それによってデータ取得効率が改善し、ネットワーク遅延が減少する。
プロセッサ330はプロキシサーバ30の動作を制御し、プロセッサ330はさらに、CPU(Central Processing Unit、中央制御ユニット)と呼ばれることがある。メモリ340は、読出し専用メモリおよびランダムアクセスメモリを含むことができ、プロセッサ330に命令およびデータを供給する。メモリ340は、不揮発性ランダムアクセスメモリ(NVRAM)をさらに含むことができる。特定の用途では、プロキシサーバ30の構成要素が、バスシステム350を使用することによって一緒に結合される。データバスに加えて、バスシステム350は、電力バス、制御バス、状態信号バスなどをさらに含むことができる。しかし、分かりやすくするために、図では、様々なバスシステムがバスシステム350として印付けられている。
本発明の実施形態で開示された方法は、プロセッサ330に適用されることができ、またはプロセッサ330によって実現される。プロセッサ330は、信号処理機能を有する集積回路チップでよい。実現処理では、上記の方法のステップは、プロセッサ330としてのハードウェアの集積論理回路、またはソフトウェアの形の命令を使用することによって実施されることができる。上記のプロセッサ330は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、または他のプログラム可能論理デバイス、個別ゲートもしくはトランジスタ論理デバイス、または個別ハードウェア構成要素でよく、本発明の実施形態で開示された方法、ステップ、および論理ブロック図を実現または実施することができる。汎用プロセッサはマイクロプロセッサでよく、またはプロセッサは任意の従来のプロセッサなどでよい。本発明の実施形態と組み合わせて、開示された方法のステップは、ハードウェア復号プロセッサによって直接実現されることができ、または復号プロセッサとしてのハードウェアとソフトウェアの組合せによって実現されることができる。ソフトウェアモジュールが、ランダムアクセスメモリ、フラッシュメモリ、読出し専用メモリ、プログラマブル読出し専用メモリ、電気的消去可能プログラマブルメモリ、またはレジスタなどの、当分野で成熟した記憶媒体内にあってよい。記憶媒体はメモリ340内にあり、プロセッサ330は、メモリ340内の情報を読み出し、上記の方法のステップをそのハードウェアと組み合わせて実現する。
任意選択で、出力デバイス320は、第2のデータ要求メッセージを新しいパスによって示される別のデータサーバへ送信するように構成され、
入力デバイス310は、その別のデータサーバから送信された要求データを受信するように構成される。
任意選択で、出力デバイス320は、第2のデータ要求メッセージを新しいパスによって示されるデータサーバへ送信するように構成され、
入力デバイス310は、そのデータサーバから送信された要求データを受信するように構成され、この要求データは、新しいパスによって示されるファイルパスに記憶される。
任意選択で、プロセッサ330は、第1のデータ要求メッセージがデータサーバへ送られる前に、クライアントおよびデータサーバのそれぞれとの転送制御プロトコルTCP接続を確立するように構成される。
任意選択で、プロセッサ330は、第1のデータ要求メッセージがデータサーバへ送られる前に、クライアントおよびデータサーバのそれぞれとの転送制御プロトコルTCP接続を確立するようにさらに構成される。
図10を参照すると、本発明の実施形態によるデータ取得システムの実施形態は、クライアント20、プロキシサーバ30、およびデータサーバ40を含み、
クライアント20は、第1のデータ要求メッセージをプロキシサーバ30へ送信し、第1のデータ要求メッセージはデータ記憶パスを伝え、このデータ記憶パスは、クライアントによって要求されたデータの記憶パスであり、また第1のデータ要求メッセージは、クライアントによって要求されたデータをデータサーバに要求するために使用され、
データサーバ40は、クライアントによって要求されたデータを記憶し、
プロキシサーバ30は、第1のデータ要求メッセージを、クライアントから送信され、受信された第1のデータ要求メッセージで伝えられたデータ記憶パスによって、データサーバへ送るように構成され、データ記憶パスは、クライアントによって要求されたデータの記憶パスであり;プロキシサーバ30は、データサーバから送信された転送応答メッセージを受信し、転送応答メッセージは、要求データを記憶するための新しいパスを伝え;プロキシサーバ30は、要求データを記憶するための新しいパスによって、第2のデータ要求メッセージを新しいパスによって示されるデータサーバへ送信し、第2のデータ要求メッセージは、クライアントによって要求されたデータを新しいパスによって示されるデータサーバに要求するために使用され;またプロキシサーバ30は、新しいパスによって示されるデータサーバから送信された要求データを受信し、この要求データをクライアントへ送信し、それによってクライアントは要求データを取得する。
当業者であれば、上記の実施形態の方法のステップの全部または一部が、関連するハードウェアに命令するプログラムによって実現され得ることが理解されよう。プログラムは、コンピュータ可読記憶媒体に記憶されることができる。記憶媒体は、ROM、RAM、磁気ディスク、または光ディスクを含むことができる。
本発明の実施形態で提供されるサービスプロキシを使用することによってデータを転送する方法、デバイスおよびシステムが、上記に詳細に提示されている。本発明の原理および実現法が、具体的な例を用いて本明細書で説明されている。実施形態についての上記の説明は、本発明の方法および中核の発想を理解する助けとして単に提供されているにすぎない。その一方で、当業者であれば、本発明の発想による具体的な実現法および適用範囲に修正を加えることができよう。要約すれば、本明細書の内容は、本発明を限定するものと解釈されてはならない。
本発明は、通信技術の分野に関連し、詳細には、サービスプロキシを使用してデータを転送する方法、デバイス、およびシステムに関する。
インターネットでは、サーバを探索し必要なデータを取得するためのアドレスとして、クライアントがユニフォームリソースロケータ(Uniform Resource Locator、URL)を使用する。しかし、ターゲットサーバのインターネットプロトコル(Internet Protocol、IP)アドレスは変わる可能性があり、またサーバに記憶されたデータの経路もまた、記憶場所が変わるにつれて変わる。クライアントによって獲得されるべきデータの記憶場所が変わっている場合、たとえば記憶場所が元のサーバではない場合、または記憶場所は元のサーバであるが、もともとデータが記憶されているファイルパスにはない場合、クライアントがデータを要求すると、サーバは転送応答メッセージを端末へ送信し、要求データの更新記憶パスをクライアントに転送応答メッセージを使用して通知し、次にクライアントは、データ要求をその新しいパスへ再送して必要なデータを取得する。
従来技術の調査および実際の処理において、従来技術は、データの記憶パスが変わった後では、クライアントがデータを取得すべきときに要求処理が付加され、それによってネットワーク遅延が増大し、良くないユーザ体験になるという不利益がある
本発明の実施形態は、サービスプロキシを使用することによってデータを転送する方法を提供し、この方法は、転送が実施される必要のあるシナリオでデータ取得効率を改善し、ネットワーク遅延を低減することができる。本発明の実施形態はさらに、対応するデバイスおよびシステムを提供する。
第1の態様によれば、本発明は、サービスプロキシを使用することによってデータを転送する方法を提供し、この方法は、
クライアントから送信され、受信された第1のデータ要求メッセージで伝えられたデータ記憶パスによって、第1のデータ要求メッセージをデータサーバへ送るステップであって、データ記憶パスが、クライアントによって要求されたデータの記憶パスであり、第1のデータ要求メッセージが、クライアントによって要求されたデータをデータサーバに要求するために使用されるステップと、
データサーバから送信された転送応答メッセージを受信するステップであって、転送応答メッセージが、要求データを記憶するための新しいパスを伝えるステップと、
要求データを記憶するための新しいパスによって、第2のデータ要求メッセージを新しいパスによって示されるデータサーバへ送信するステップであって、第2のデータ要求メッセージが、クライアントによって要求されたデータを新しいパスによって示されるデータサーバに要求するために使用されるステップと、
クライアントによって要求される、かつ新しいパスによって示されたデータサーバから送信されるデータを受信し、要求データをクライアントへ送信し、それによってクライアントが要求データを取得するステップと
を含む。
第1の態様に関して、第1の可能な実現法では、第2のデータ要求メッセージを新しいパスによって示されるデータサーバへ送信するステップは、
第2のデータ要求メッセージを新しいパスによって示される別のデータサーバへ送信するステップを含み、
それに応じて、新しいパスによって示されるデータサーバから送信された要求データを受信するステップは、
別のデータサーバから送信された要求データを受信するステップを含む。
第1の態様に関して、第2の可能な実現法では、第2のデータ要求メッセージを新しいパスによって示されるデータサーバへ送信するステップは、
第2のデータ要求メッセージを新しいパスによって示されるデータサーバへ送信するステップを含み、
それに応じて、新しいパスによって示されるデータサーバから送信された要求データを受信するステップは、
データサーバから送信された要求データを受信するステップであって、要求データが、新しいパスによって示されるファイルパスに記憶されるステップを含む。
第1の態様、または第1の態様の第1もしくは第2の可能な実現法に関して、第3の可能な実現法では、第1のデータ要求メッセージをデータサーバへ送るステップの前に、この方法は、
クライアントおよびデータサーバのそれぞれとの転送制御プロトコルTCP接続を確立するステップをさらに含む。
第1の態様の第1または第3の可能な実現法に関して、第4の可能な実現法では、第2のデータ要求メッセージを新しいパスによって示される別のデータサーバへ送信するステップの前に、この方法は
データサーバとのTCP接続を確立するステップ
をさらに含む。
第2の態様によれば、本発明はプロキシサーバを提供し、このプロキシサーバは、
クライアントから送信された第1のデータ要求メッセージを受信するように構成された受信ユニットと、
クライアントから送信され受信ユニットで受信される第1のデータ要求メッセージで伝えられたデータ記憶パスによって、第1のデータ要求メッセージをデータサーバへ送るように構成された送信ユニットであって、データ記憶パスが、クライアントによって要求されたデータの記憶パスであり、第1のデータ要求メッセージが、クライアントによって要求されたデータをデータサーバに要求するために使用される送信ユニットと
を含み、
受信ユニットが、データサーバから送信された転送応答メッセージを受信するようにさらに構成され、転送応答メッセージが、要求データを記憶するための新しいパスを伝え、また
受信ユニットで受信された転送応答メッセージに応じて第2のデータ要求メッセージを発生するように構成された発生ユニットを含み、
送信ユニットが、要求データを記憶するための新しいパスによって、発生ユニットで発生された第2のデータ要求メッセージを新しいパスによって示されるデータサーバへ送信するようにさらに構成され、第2のデータ要求メッセージが、クライアントによって要求されたデータを新しいパスによって示されるデータサーバに要求するために使用され、
受信ユニットが、クライアントによって要求される、かつ新しいパスによって示されたデータサーバから送信されるデータを受信するようにさらに構成され、
送信ユニットが、要求データをクライアントへ送信するようにさらに構成され、それによってクライアントが要求データを取得するようになる。
第2の態様に関して、第1の可能な実現法では、
送信ユニットは、第2のデータ要求メッセージを新しいパスによって示される別のデータサーバへ送信するように構成され、
受信ユニットは、別のデータサーバから送信された要求データを受信するように構成される。
第2の態様に関して、第2の可能な実現法では、
送信ユニットは、第2のデータ要求メッセージを新しいパスによって示されるデータサーバへ送信するように構成され、
受信ユニットは、データサーバから送信された要求データを受信するように構成され、要求データは、新しいパスによって示されるファイルパスに記憶される。
第2の態様、または第2の態様の第1もしくは第2の可能な実現法に関して、第3の可能な実現法では、
プロキシサーバは、
送信ユニットが第1のデータ要求メッセージをデータサーバへ送る前に、クライアントおよびデータサーバのそれぞれとの転送制御プロトコルTCP接続を確立するように構成された第1の接続確立ユニット
をさらに備える。
第2の態様の第1または第3の可能な実現法に関して、第4の可能な実現法では、
プロキシサーバは、
送信ユニットが第2のデータ要求メッセージを新しいパスによって示される別のデータサーバへ送信する前に、別のデータサーバとのTCP接続を確立するように構成された第2の接続確立ユニット
をさらに備える。
第3の態様によれば、本発明はプロキシサーバを提供し、このプロキシサーバは、入力デバイス、出力デバイス、プロセッサおよびメモリを備え、
入力デバイスは、クライアントから送信された第1のデータ要求メッセージを受信するように構成され、
出力デバイスは、クライアントから送信される第1のデータ要求メッセージをデータサーバへ送るように構成され、
入力デバイスは、クライアントから送信され、受信された第1のデータ要求メッセージで伝えられるデータ記憶パスによって、第1のデータ要求メッセージをデータサーバへ送るように構成され、データ記憶パスは、クライアントによって要求されたデータの記憶パスであり、第1のデータ要求メッセージが、クライアントによって要求されたデータをデータサーバに要求するために使用され、
出力デバイスは、データサーバから送信された転送応答メッセージを受信するようにさらに構成され、転送応答メッセージが、要求データを記憶するための新しいパスを伝え、
プロセッサは、転送応答メッセージに応じて第2のデータ要求メッセージを発生するように構成され、
出力デバイスは、要求データを記憶するための新しいパスによって、第2のデータ要求メッセージを新しいパスによって示されるデータサーバへ送信するようにさらに構成され、第2のデータ要求メッセージは、クライアントによって要求されたデータを新しいパスによって示されるデータサーバに要求するために使用され、
入力デバイスは、クライアントによって要求される、かつ新しいパスによって示されたデータサーバから送信されるデータを受信するようにさらに構成され、
出力デバイスは、要求データをクライアントへ送信するようにさらに構成され、それによってクライアントが要求データを取得するようになる。
第3の態様によれば、第1の可能な実現法では、
出力デバイスは、第2のデータ要求メッセージを新しいパスによって示される別のデータサーバへ送信するように構成され、
入力デバイスは、別のデータサーバから送信された要求データを受信するように構成される。
第3の態様によれば、第2の可能な実現法では、
出力デバイスは、第2のデータ要求メッセージを新しいパスによって示されるデータサーバへ送信するように構成され、
入力デバイスは、データサーバから送信された要求データを受信するように構成され、要求データは、新しいパスによって示されるファイルパスに記憶される。
第3の態様、および第3の態様の第1もしくは第2の可能な実現法に関して、第3の可能な実現法では、
プロセッサは、第1のデータ要求メッセージがデータサーバへ送られる前に、クライアントおよびデータサーバのそれぞれとの転送制御プロトコルTCP接続を確立するようにさらに構成される。
第3の態様の第1または第3の可能な実現法に関して、第4の可能な実現法では、
プロセッサは、第のデータ要求メッセージが新しいパスによって示されるデータサーバへ送信される前に、クライアントおよびデータサーバのそれぞれとの転送制御プロトコルTCP接続を確立するようにさらに構成される。
第4の態様によれば、本発明は、クライアント、プロキシサーバおよびデータサーバを含むデータ取得システムを提供し、
クライアントは、第1のデータ要求メッセージをプロキシサーバへ送信し、第1のデータ要求メッセージはデータ記憶パスを伝え、データ記憶パスは、クライアントによって要求されたデータの記憶パスであり、
データサーバは、クライアントによって要求されたデータを記憶し、
プロキシサーバは、上記の技術的解によるプロキシサーバである。
本発明の実施形態によれば、クライアントから送信され、受信された第1のデータ要求メッセージで伝えられたデータ記憶パスによって、第1のデータ要求メッセージがデータサーバへ送られ、データ記憶パスは、クライアントによって要求されたデータの記憶パスであり、第1のデータ要求メッセージは、クライアントによって要求されたデータをデータサーバに要求するために使用され;データサーバから送信された転送応答メッセージが受信され、転送応答メッセージは、要求データを記憶するための新しいパスを伝え;要求データを記憶するための新しいパスによって、第2のデータ要求メッセージが新しいパスによって示されるデータサーバへ送信され、第2のデータ要求メッセージは、クライアントによって要求されたデータを新しいパスによって示されるデータサーバに要求するために使用され;クライアントによって要求される、かつ新しいパスによって示されたデータサーバから送信されるデータが受信され、要求データがクライアントへ送信され、それによってクライアントが要求データを取得する。従来技術の転送シナリオで、クライアントが要求をデータサーバへ再送信する必要がある処理と比較して、本発明の実施形態で提供されるサービスプロキシを使用することによってデータを転送する方法によれば、クライアントのプロキシとしてのプロキシサーバが、転送処理時にデータを要求すること、および取得されたデータをクライアントへ送信することができ、それによってデータ取得効率が改善し、ネットワーク遅延が減少する。
本発明の実施形態における技術的理解をより明確に説明するために、以下では、実施形態を説明するために必要とされる添付図面を簡潔に導入する。明らかに、以下の説明の中で添付の図面は、本発明のいくつかの実施形態を単に示すにすぎず、当業者であればなお、これら添付の図面から別の図面を創造的な努力なしで導き出すことができよう。
本発明の実施形態によるサービスプロキシを使用することによってデータを転送する方法の概略図である。 本発明の別の実施形態によるサービスプロキシを使用することによってデータを転送する方法の概略図である。 本発明の別の実施形態によるサービスプロキシを使用することによってデータを転送する方法の概略図である。 本発明の別の実施形態によるサービスプロキシを使用することによってデータを転送する方法の概略図である。 本発明の別の実施形態によるサービスプロキシを使用することによってデータを転送する方法の概略図である。 本発明の実施形態によるプロキシサーバの概略図である。 本発明の別の実施形態によるプロキシサーバの概略図である。 本発明の別の実施形態によるプロキシサーバの概略図である。 本発明の別の実施形態によるプロキシサーバの概略図である。 本発明の実施形態によるデータ取得システムの概略図である。
本発明の実施形態は、サービスプロキシを使用することによってデータを転送する方法を提供し、この方法は、転送が実施される必要のあるシナリオでデータ取得効率を改善し、ネットワーク遅延を低減することができる。本発明の実施形態ではさらに、対応するデバイスおよびシステムも提供する。詳細な説明が以下で別々に提示される。
以下では、本発明の実施形態に関する添付の図面を参照して、本発明の実施形態における技術的理解を明確説明する。明らかに、説明される実施形態は本発明の実施形態の全部ではなく、単に一部にすぎない。本発明の実施形態に基づいて、独創的な努力なしに当業者に得られる他のすべての実施形態は、本発明の保護範囲に入るものとする。
図1を参照すると、本発明の実施形態によるサービスプロキシを使用することによってデータを転送する方法は、以下を含む。
101:クライアントから送信され、受信された第1のデータ要求メッセージで伝えられたデータ記憶パスによって、第1のデータ要求メッセージをデータサーバへ送り、データ記憶パスは、クライアントによって要求されたデータの記憶パスであり、第1のデータ要求メッセージは、クライアントによって要求されたデータをデータサーバに要求するために使用される。
クライアントとデータサーバの間の通信がプロキシサーバの支援で実施される必要がある場合、クライアントがデータサーバからのデータを要求したときに、要求データの記憶パスがデータ要求メッセージで伝えられる必要があり、このようにしてプロキシサーバは、対応するデータサーバを記憶パスによって見つけ、そのデータサーバへデータ要求メッセージを送信することができる。
102:データサーバから送信された転送応答メッセージを受信し、転送応答メッセージは、要求データを記憶するための新しいパスを伝える。
本発明のこの実施形態では、クライアントによって要求されたデータの記憶場所が変わった場合、たとえば記憶場所が元のサーバではないか、または記憶場所は元のサーバであるがデータが元のフォルダに記憶されていない場合に、データサーバは、転送応答メッセージをプロキシサーバへ送信して、要求データを現在記憶するための新しいパスをクライアントに通知する。
103:要求データを記憶するための新しいパスによって、第2のデータ要求メッセージを新しいパスによって示されるデータサーバへ送信し、第2のデータ要求メッセージは、クライアントによって要求されたデータを新しいパスによって示されるデータサーバに要求するために使用される。
プロキシサーバは、要求データを記憶するための新しいパスによって、データ要求メッセージを新しいパスによって示されるサーバへ直接送信する。
104:クライアントによって要求される、かつ新しいパスによって示されたデータサーバから送信されるデータを受信し、その要求データをクライアントへ送信し、それによってクライアントは要求データを取得する。
データ要求メッセージを受信した後、新しいパスによって示されるーバが要求データをプロキシサーバへ送信し、クライアントによって要求されたデータを受信した後、プロキシサーバは、クライアントによって要求されたデータをクライアントへ送信する。
本発明のこの実施形態によれば、クライアントから送信され、受信された第1のデータ要求メッセージで伝えられたデータ記憶パスによって、第1のデータ要求メッセージがデータサーバへ送られ、データ記憶パスは、クライアントによって要求されたデータの記憶パスであり、第1のデータ要求メッセージは、クライアントによって要求されたデータをデータサーバに要求するために使用され;データサーバから送信された転送応答メッセージが受信され、転送応答メッセージは、要求データを記憶するための新しいパスを伝え;第2のデータ要求メッセージが、要求データを記憶するための新しいパスにより、新しいパスによって示されるデータサーバへ送信され、第2のデータ要求メッセージは、クライアントによって要求されたデータを新しいパスによって示されるデータサーバに要求するために使用され;新しいパスによって示されるデータサーバから送信された要求データが受信され、クライアントによって要求されたデータがクライアントへ送信され、それによってクライアントは要求データを取得する。従来技術の転送シナリオで、クライアントが要求をデータサーバへ再送信する必要がある処理と比較して、本発明のこの実施形態で提供されるサービスプロキシを使用することによってデータを転送する方法によれば、クライアントのプロキシとしてのプロキシサーバが、転送処理時にデータを要求すること、および取得されたデータをクライアントへ送信することができ、それによってデータ取得効率が改善し、ネットワーク遅延が減少する。
任意選択で、図1に対応する実施形態に基づき、本発明のこの実施形態で提供されるサービスプロキシを使用することによってデータを転送する方法の任意選択の実施形態では、第2のデータ要求メッセージを新しいパスによって示されるデータサーバへ送信するステップは、
第2のデータ要求メッセージを新しいパスによって示される別のデータサーバへ送信するステップ
を含み、
それに対応して、新しいパスによって示される別のデータサーバから送信された要求データを受信するステップは、
別のデータサーバから送信された要求データを受信するステップ
を含むことができる。
本発明のこの実施形態では、データの記憶場所が元のサーバではない場合、新しいパスは、データを記憶するための新しいデータサーバを示し、このようにしてプロキシサーバは、第2のデータ要求メッセージを新しいパスによって示される新しいデータサーバへ送信し、次に、新しいデータサーバから要求データを受信する。
たとえば、クライアントによって要求されたデータを記憶するための元のデータサーバのドメイン名がwww.abc.comであり、データの記憶場所が変わった後で、データは現在、www.def.comのドメイン名を有するデータサーバに記憶されており;次に、プロキシサーバが、転送応答メッセージで伝えられる、要求データを記憶するための新しいパスによって、要求データがwww.def.comのドメイン名を有するデータサーバに記憶されていることを知った後に、プロキシサーバは、第2のデータ要求メッセージをwww.def.comのドメイン名を有するデータサーバへ送信し、次に、www.def.comのドメイン名を有するデータサーバから送信された要求データを受信する。
任意選択で、図1に対応する実施形態に基づいて、本発明のこの実施形態で提供されるサービスプロキシを使用することによってデータを転送する方法の別の任意選択の実施形態では、第2のデータ要求メッセージを新しいパスによって示されるデータサーバへ送信するステップは、
第2のデータ要求メッセージを新しいパスによって示されるデータサーバへ送信するステップ
を含み、
それに対応して、新しいパスによって示される別のデータサーバから送信された要求データを受信するステップは、
別のデータサーバから送信された要求データを受信するステップ
を含むことができ、要求データは、新しいパスによって示されるファイルパスに記憶される。
本発明のこの実施形態では、要求データが依然として元のデータサーバにあるが元のファイルパスには記憶されていないとき、たとえば要求データが、/123という名を付けられたファイルパスから/456という名を付けられたファイルパスに動かされているとき、プロキシサーバが、要求データを記憶するための、転送応答メッセージで伝えられる新しいパスによって、データが/456という名を付けられたファイルパスにあることを知ったならば、プロキシサーバは、第2のデータ要求メッセージをそのデータサーバへ再送信して、/456という名を付けられたファイルパスの要求データを要求する。
任意選択で、上記の実施形態のいずれか1つに基づき、本発明のこの実施形態で提供されるサービスプロキシを使用することによってデータを転送する方法の別の任意選択の実施形態では、第1のデータ要求メッセージをデータサーバへ送るステップの前に、この方法はさらに
クライアントおよびデータサーバのそれぞれと転送制御プロトコル(Transmission Control Protocol、TCP)接続を確立するステップ
を含むことができる。
本発明のこの実施形態では、プロキシサーバがクライアントおよびデータサーバのそれぞれとTCP接続を確立したときだけ、TCPプロトコルを使用することによってデータが送出されることができる。
任意選択で、上記の実施形態のいずれか1つに基づいて、本発明のこの実施形態で提供されるサービスプロキシを使用することによってデータを転送する方法の別の任意選択の実施形態では、第2のデータ要求メッセージを新しいパスによって示される別のデータサーバへ送信するステップの前に、この方法はさらに
別のデータサーバとTCP接続を確立するステップ
を含む。
本発明のこの実施形態では、要求データが別のデータサーバに現在記憶されていることを新しいパスが示している場合、プロキシサーバはまず、その別のデータサーバとのTCP接続を確立して、その後のデータ通信を容易にする必要がある。
理解しやすいように、本発明のこの実施形態でサービスプロキシを使用することによってデータを転送する処理を説明するのに、以下では2つの適用シナリオが例として使用される。
図2を参照すると、図2は、異なるデータサーバに対して転送が実施される適用シナリオを示す。
S100:プロキシサーバが、クライアントおよび第1のデータサーバのそれぞれと第1のTCP接続を確立する。
クライアント、第1のデータサーバserver 1とのTCP接続の確立を開始し、プロキシサーバPROXYは、クライアントおよびサーバ1のそれぞれとのTCP接続を確立する。
S105からS110:クライアントは、第1のデータ要求メッセージをプロキシサーバへ送信し、プロキシサーバは、その第1のデータ要求メッセージを第1のデータサーバへ送る。
第1のデータ要求メッセージは、クライアントによって要求されたデータを第1のデータサーバに要求するために使用される。
クライアントから送信された第1のデータ要求メッセージは、クライアントによって要求されたデータの記憶パスを伝え、プロキシサーバは、その記憶パスによって第1のデータ要求メッセージを送る。
たとえば、クライアント、第1のデータサーバserver 1に対し、www.abc.comへのHTTP要求を開始し、プロキシサーバは、第1のデータ要求メッセージをwww.abc.comによってサーバ1へ送る。
S115:第1のデータサーバは、転送応答メッセージをプロキシサーバへ送信し、この転送応答メッセージは、要求データを記憶するための新しいパスを伝える。
第1のデータ要求メッセージ中の要求データがもう既に第1のデータサーバには記憶されていないことを確認した後、データサーバは、要求データが現在記憶されている場所を見つけ、たとえば現在の記憶パスがwww.def.comである場合には、転送応答メッセージがwww.def.comを伝える。
第1のデータサーバserver 1は、30*(302/303/307)に応答し、応答のヘッダフィールド「location」で、転送が実施される必要がある宛先ホストがwww.def.comであることを明確に示す。
S120:プロキシサーバは、第2のデータサーバとの第2のTCP接続を確立する。
プロキシサーバが、転送応答メッセージで伝えられた新しいパスによって、要求データが第2のデータサーバに現在記憶されていることを確認した場合には、プロキシサーバPROXYは、第2のデータサーバserver 2との接続を確立する。
S125:プロキシサーバは、第2のデータ要求メッセージを第2のデータサーバへ送信する。
第2のデータ要求メッセージは、クライアントによって要求されたデータを第2のデータサーバに要求するために使用される。
第2のデータ要求メッセージは、要求データについての情報を伝え、このようにして第2のデータサーバは要求データを見つける。
S130:第2のデータサーバは、プロキシサーバへ、クライアントによって要求されたデータを返す。
S140:プロキシサーバは、クライアントへ、クライアントによって要求されたデータを返す。
S145:プロキシサーバは、第2のTCP接続を解放する。
第2のデータサーバserver 2からデータを受信した後、プロキシサーバPROXYは、HTTPサーバ2とのTCP接続を切り離してリンクリソースを解放し、それによって、リンクリソースを使用する効率が改善する。
S150:プロキシサーバは第1のTCP接続を解放する。
クライアントにデータを送信した後、プロキシサーバPROXYは、クライントおよびHTTPサーバ1のそれぞれとのTCP接続を切り離してリンクリソースを解放し、それによって、リンクリソースを使用する効率が改善する。
本発明の適用シナリオで、クライアントによって要求されたデータが元の第1のデータサーバに記憶されていない場合;このようにして第1のデータサーバはプロキシサーバへ転送応答を送信して、クライアントによって要求されたデータが現在記憶されているデータサーバのパス情報、すなわち第2のデータサーバのパス情報、をプロキシサーバに通知し;次に、プロキシサーバは、クライアントによって要求されたデータを第2のデータサーバに要求することができる。従来技術の転送シナリオで、クライアントが要求をデータサーバへ再送信する必要がある処理と比較して、本発明のこの実施形態で提供されるサービスプロキシを使用することによってデータを転送する方法によれば、クライアントのプロキシとしてのプロキシサーバが、転送処理時にデータを要求すること、および取得されたデータをクライアントへ送信することができ、それによってデータ取得効率が改善し、ネットワーク遅延が減少する。
図3を参照すると、図3は、同じデータサーバに対して転送が実施される適用シナリオを示す。
S200:プロキシサーバが、クライアントおよびデータサーバのそれぞれとTCP接続を確立する。
クライアントClientは、HTTPサーバとのTCP接続の確立を開始し、プロキシサーバは、クライアントおよびサーバのそれぞれとのTCP接続を確立する。
S205からS210:クライアントは、第1のデータ要求メッセージをプロキシサーバへ送信し、プロキシサーバは、その第1のデータ要求メッセージをデータサーバへ送る。
第1のデータ要求メッセージは、クライアントによって要求されたデータを第1のデータサーバに要求するために使用される。
クライアントから送信された第1のデータ要求メッセージは、クライアントによって要求されたデータの記憶パスを伝え、プロキシサーバは、その記憶パスによって第1のデータ要求メッセージを送る。
たとえば、クライアント、HTTPサーバに対し、www.abc.com/123へのHTTP要求を開始し、プロキシサーバは、第1のデータ要求メッセージをwww.abc.com/123によってHTTPサーバへ送る。
S215:第1のデータサーバは、転送応答メッセージをプロキシサーバへ送信し、この転送応答メッセージは、要求データを記憶するための新しいパスを伝える。
第1のデータ要求メッセージ中の要求データがデータサーバにあるが、もう既に元のファイルパスには記憶されていないことを確認した後、データサーバは、要求データが現在記憶されているファイルパスを見つけ、たとえば現在の記憶パスがwww.abc.com/456である場合に、転送応答メッセージはwww.abc.com/456を伝える。
データサーバは、30*(302/303/307)に応答し、応答のヘッダフィールド「location」で、転送がこのホストのファイルパスwww.abc.com/456へ向けて実施される必要があることを明確に示す。
S220:プロキシサーバは、第2のデータ要求メッセージをデータサーバへ送信する。
第2のデータ要求メッセージは、データサーバのファイルパスwww.abc.com/456から、クライアントによって要求されたデータを要求するために使用される。
プロキシサーバは、データサーバに対し、ファイルパスwww.abc.com/456中の要求データを得るための要求を開始する。
第2のデータ要求メッセージは、要求データについての情報を伝え、このようにして第2のデータサーバは要求データを見つける。
S225:データサーバは、要求データをプロキシサーバへ返す。
S230:プロキシサーバはクライアントへ、クライアントによって要求されたデータを返す。
S235:プロキシサーバは、第2のTCP接続を解放する。
プロキシサーバは、クライアントおよびHTTPサーバのそれぞれとのTCP接続を切り離してリンクリソースを解放し、それによって、リンクリソースを使用する効率が改善する。
従来技術の転送シナリオで、クライアントが要求をデータサーバへ再送信する必要がある処理と比較して、本発明のこの実施形態で提供されるサービスプロキシを使用することによってデータを転送する方法によれば、クライアントのプロキシとしてのプロキシサーバが、転送処理時にデータを要求すること、および取得されたデータをクライアントへ送信することができ、それによってデータ取得効率が改善し、ネットワーク遅延が減少する。
本発明のこの実施形態のデータが、ハイパーテキスト転送プロトコル(Hypertext transfer protocol、HTTP)データである場合、クライアントからプロキシサーバへ、そしてデータサーバへのデータカプセル化処理は、以下のようになり得る。
図4を参照すると、図4は、HTTP要求が、転送シナリオでプロキシサーバPROXYのプロトコルスタックを通過する処理を示す。
矢印(1):クライアント、ネットワーク上のデータを得るための要求を開始し、クライアントのHTTP層がHTTP要求パケットをカプセル化し;下向きに断片化カプセル化が、HTTP要求パケットに対してTCP層で、プロトコルスタックによって実施され、次に、断片化カプセル化がTCP要求パケットに対してインターネットプロトコル(Internet Protocol、IP)層で実施され;クライアントから送信された要求は、プロキシサーバPROXYのプロトコルスタックの中へ送出され;プロキシサーバが、TCP接続を確立する処理の際にクライアントと対話するので、クライアントと通信するためのスタックソケットが、PROXYサーバのプロトコルスタックのサーバで生成され;パケットは、TCP/IP非カプセル化および再結合の後に、HTTP層において構文解析される。
矢印(2):HTTP要求パケットは、プロキシサーバからネットワークサーバへ再送信される必要があり、プロキシサーバのプロトコルスタックのクライアント側で、プロトコルスタックの構造に応じてデータ層をカプセル化および断片化し、同様に、クライアント側のソケットが、TCP接続を確立する処理で既に確立されており;HTTP要求パケットは、ネットワークサーバのプロトコルスタックに入り、IP/TCP/HTTP層による処理がPROXYによる処理と一致し;知的転送シナリオでは、要求パケットを構文解析しオブジェクトパスを取得するとき、ネットワークサーバのHTTP層では、クライアントよって取得される必要があるオブジェクトデータがもう既にファイルパスにはないこと、またはもう既に現在のサーバにないことを見つけ、この点で、HTTPトランザクションのアップリンクパケットを処理する処理が終わる。
図5を参照すると、図5は、HTTP応答が、転送シナリオでプロキシサーバPROXYのプロトコルスタックを通過する処理を示す。
矢印(1):転送シナリオでは、要求パケットを構文解析しオブジェクトパスを取得するとき、データサーバのHTTP層では、クライアントclientによって取得される必要があるオブジェクトデータがもう既にファイルパスにはないこと、またはもう既に現在のサーバにないことを見つけ、したがって、ネットワークサーバが転送応答パケットを送信する。
矢印(2):ネットワークサーバからの転送応答パケットを構文解析した後、PROXYは、実施される転送の相手サーバ(元のサーバであっても、別のデータサーバであってもよい)との新しいTCP接続を開始し、このTCP接続を介して、新しいパスでデータコンテンツを取得するためのHTTP要求を開始する。
矢印(3):要求コンテンツに基づき、取得されるべきオブジェクトを見つけた後に、新しいパスのネットワークサーバがHTTP応答をカプセル化し、このカプセル化HTTP応答をPROXYへ返す。
矢印(4):PROXYのサーバ側とクライアント間の接続を介して正しい応答データを取得した後に、データサーバのプロキシとしてのPROXYは、構文解析および表示のために正しい応答データをクライアント返し;この点で、転送によって、またプロキシを使用することによって最適化されたHTTPトランザクションダウンリンクプロセシング処理が終了する。
図6を参照すると、本発明の実施形態によるプロキシサーバは、
クライアントから送信された第1のデータ要求メッセージを受信するように構成された受信ユニット301と、
クライアントから送信され受信ユニット301で受信される第1のデータ要求メッセージで伝えられたデータ記憶パスによって、第1のデータ要求メッセージをデータサーバへ送るように構成された送信ユニット302であって、データ記憶パスが、クライアントによって要求されたデータの記憶パスであり、第1のデータ要求メッセージが、クライアントによって要求されたデータをデータサーバに要求するために使用され、
受信ユニット301が、データサーバから送信された転送応答メッセージを受信するようにさらに構成され、転送応答メッセージが、要求データを記憶するための新しいパスを伝える、送信ユニットとを含み、また、
受信ユニット301で受信された転送応答メッセージに応じて第2のデータ要求メッセージを発生するように構成された発生ユニット303を含み、
送信ユニット302は、要求データを記憶するための新しいパスによって、発生ユニット303で発生された第2のデータ要求メッセージを新しいパスによって示されるデータサーバへ送信するようにさらに構成され、第2のデータ要求メッセージは、クライアントによって要求されたデータを新しいパスによって示されるデータサーバに要求するために使用され、
受信ユニット301は、新しいパスによって示されるデータサーバから送信された要求データを受信するようにさらに構成され、
送信ユニット302は、要求データをクライアントへ送信するようにさらに構成され、それによってクライアントは要求データを取得するようになる。
本発明のこの実施形態では、受信ユニット301は、クライアントから送信された第1のデータ要求メッセージを受信し;送信ユニット302は、第1のデータ要求メッセージをクライアントから送信され受信ユニット301で受信される第1のデータ要求メッセージで伝えられたデータ記憶パスによって、データサーバへ送り、データ記憶パスは、クライアントによって要求されたデータの記憶パスであり、第1のデータ要求メッセージは、クライアントによって要求されたデータをデータサーバに要求するために使用され;受信ユニット301はさらに、データサーバから送信された転送応答メッセージを受信し、転送応答メッセージは、要求データを記憶するための新しいパスを伝え;発生ユニット303は、受信ユニット301で受信された転送応答メッセージに応じて第2のデータ要求メッセージを発生し、第2のデータ要求メッセージは、クライアントによって要求されたデータを新しいパスによって示されるデータサーバに要求するために使用され;送信ユニット302はさらに、要求データを記憶するための新しいパスによって、発生ユニット303で発生された第2のデータ要求メッセージを新しいパスによって示されるデータサーバへ送信し;受信ユニット301はさらに、新しいパスによって示されるデータサーバから送信された要求データを受信し;送信ユニット302はさらに、要求データをクライアントへ送信し、それによってクライアントは要求データを取得する。従来技術の転送シナリオで、クライアントが要求をデータサーバへ再送信する必要がある処理と比較して、本発明のこの実施形態で提供される、クライアントのプロキシとしてのプロキシサーバが、転送処理時にデータを要求すること、および取得されたデータをクライアントへ送信することができ、それによってデータ取得効率が改善し、ネットワーク遅延が減少する。
図6に対応する実施形態に基づき、本発明のこの実施形態で提供されるプロキシサーバの別の実施形態では、
送信ユニット302は、第2のデータ要求メッセージを新しいパスによって示される別のデータサーバへ送信するように構成され、
受信ユニット301は、その別のデータサーバから送信された要求データを受信するように構成される。
図6に対応する実施形態に基づき、本発明のこの実施形態で提供されるプロキシサーバの別の実施形態では、
送信ユニット302は、第2のデータ要求メッセージを新しいパスによって示されるデータサーバへ送信するように構成され、
受信ユニット301は、そのデータサーバから送信された要求データを受信するように構成され、要求データは、新しいパスによって示されるファイルパスに記憶される。
図6に対応する実施形態に基づき、図7を参照すると、本発明のこの実施形態で提供されるプロキシサーバの別の実施形態では、
プロキシサーバ30は、
送信ユニット302が第1のデータ要求メッセージをデータサーバへ送る前に、クライアントおよびデータサーバのそれぞれとの転送制御プロトコルTCP接続を確立するように構成された第1の接続確立ユニット304
をさらに含む。
図6に対応する実施形態に基づき、図8を参照すると、本発明のこの実施形態で提供されるプロキシサーバの別の実施形態では、プロキシサーバは、
送信ユニットが第2のデータ要求メッセージを新しいパスによって示される別のデータサーバへ送信する前に、その別のデータサーバとのTCP接続を確立するように構成された第2の接続確立ユニット305
をさらに含む。
本発明はさらに、コンピュータ記憶媒体を提供し、この媒体はプログラムを記憶する。プログラムが実行されるとき、サービスプロキシを使用することによってデータを転送する上記の方法のステップの一部または全部が実施される。
図9は、本発明の実施形態によるプロキシサーバ30の概略構成図である。プロキシサーバ30は、入力デバイス310、出力デバイス320、プロセッサ330、およびメモリ340を含むことができる。
メモリ340は、読出し専用メモリおよびランダムアクセスメモリを含むことができ、プロセッサ330に命令およびデータを提供する。メモリ340は、不揮発性ランダムアクセスメモリ(NVRAM)をさらに含むことができる。
メモリ340は、以下の要素、実行可能モジュールもしくはデータ構成、またはそのサブセット、またはその拡張セットを記憶し、
動作命令が、様々な動作を実現するために使用される様々な動作命令を含み、
オペレーティングシステムが、様々な基本サービスを実現するため、およびハードウェアベースのタスクを処理するために使用される様々なシステムプログラムを含む。
本発明のこの実施形態では、プロセッサ330は、メモリ340に記憶された動作命令(動作命令はオペレーティングシステムに記憶されることができる)を呼び出すことによって、以下の動作を実施する:
入力デバイス310で、クライアントから送信された第1のデータ要求メッセージを受信すること;出力デバイス320で、クライアントから送信される第1のデータ要求メッセージをデータサーバへ送ること;入力デバイス310で、第1のデータ要求メッセージをデータサーバへ、クライアントから送信され、受信された第1のデータ要求メッセージで伝えられたデータ記憶パスによって送ること、ここで、第1のデータ要求メッセージは、クライアントによって要求されたデータをデータサーバに要求するために使用され、データ記憶パスは、クライアントによって要求されたデータの記憶パスである;出力デバイス320で、データサーバから送信された転送応答メッセージを受信すること、ここで、転送応答メッセージは、要求データを記憶するための新しいパスを伝える;出力デバイス320で、要求データを記憶するための新しいパスによって第2のデータ要求メッセージを新しいパスによって示されるデータサーバへ送信すること、ここで、第2のデータ要求メッセージは、クライアントによって要求されたデータを新しいパスによって示されるデータサーバに要求するために使用される;入力デバイス310で、新しいパスによって示されるデータサーバから送信された要求データを受信すること;および、出力デバイス320で、要求データをクライアントへ送信し、それによってクライアントは要求データを取得すること。
従来技術の転送シナリオで、クライアントが要求をデータサーバへ再送信する必要がある処理と比較して、クライアントのプロキシとしての、本発明のこの実施形態で提供されるプロキシサーバは、転送処理時にデータを要求し、取得されたデータをクライアントへ送信し、それによってデータ取得効率が改善し、ネットワーク遅延が減少する。
プロセッサ330はプロキシサーバ30の動作を制御し、プロセッサ330はさらに、CPU(Central Processing Unit、中央制御ユニット)と呼ばれることがある。メモリ340は、読出し専用メモリおよびランダムアクセスメモリを含むことができ、プロセッサ330に命令およびデータを供給する。メモリ340は、不揮発性ランダムアクセスメモリ(NVRAM)をさらに含むことができる。特定の用途では、プロキシサーバ30の構成要素が、バスシステム350を使用することによって一緒に結合される。データバスに加えて、バスシステム350は、電力バス、制御バス、状態信号バスなどをさらに含むことができる。しかし、分かりやすくするために、図では、様々なバスシステムがバスシステム350として印付けられている。
本発明の実施形態で開示された方法は、プロセッサ330に適用されることができ、またはプロセッサ330によって実現される。プロセッサ330は、信号処理機能を有する集積回路チップでよい。実現処理では、上記の方法のステップは、プロセッサ330としてのハードウェアの集積論理回路、またはソフトウェアの形の命令を使用することによって実施されることができる。上記のプロセッサ330は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、または他のプログラム可能論理デバイス、個別ゲートもしくはトランジスタ論理デバイス、または個別ハードウェア構成要素でよく、本発明の実施形態で開示された方法、ステップ、および論理ブロック図を実現または実施することができる。汎用プロセッサはマイクロプロセッサでよく、またはプロセッサは任意の従来のプロセッサなどでよい。本発明の実施形態と組み合わせて、開示された方法のステップは、ハードウェア復号プロセッサによって直接実現されることができ、または復号プロセッサとしてのハードウェアとソフトウェアの組合せによって実現されることができる。ソフトウェアモジュールが、ランダムアクセスメモリ、フラッシュメモリ、読出し専用メモリ、プログラマブル読出し専用メモリ、電気的消去可能プログラマブルメモリ、またはレジスタなどの、当分野で成熟した記憶媒体内にあってよい。記憶媒体はメモリ340内にあり、プロセッサ330は、メモリ340内の情報を読み出し、上記の方法のステップをそのハードウェアと組み合わせて実現する。
任意選択で、出力デバイス320は、第2のデータ要求メッセージを新しいパスによって示される別のデータサーバへ送信するように構成され、
入力デバイス310は、その別のデータサーバから送信された要求データを受信するように構成される。
任意選択で、出力デバイス320は、第2のデータ要求メッセージを新しいパスによって示されるデータサーバへ送信するように構成され、
入力デバイス310は、そのデータサーバから送信された要求データを受信するように構成され、この要求データは、新しいパスによって示されるファイルパスに記憶される。
任意選択で、プロセッサ330は、第のデータ要求メッセージが新しいパスによって示される別のデータサーバへ送信される前に、クライアントおよびデータサーバのそれぞれとの転送制御プロトコルTCP接続を確立するように構成される。
任意選択で、プロセッサ330は、第1のデータ要求メッセージがデータサーバへ送られる前に、クライアントおよびデータサーバのそれぞれとの転送制御プロトコルTCP接続を確立するようにさらに構成される。
図10を参照すると、本発明の実施形態によるデータ取得システムの実施形態は、クライアント20、プロキシサーバ30、およびデータサーバ40を含み、
クライアント20は、第1のデータ要求メッセージをプロキシサーバ30へ送信し、第1のデータ要求メッセージはデータ記憶パスを伝え、このデータ記憶パスは、クライアントによって要求されたデータの記憶パスであり、また第1のデータ要求メッセージは、クライアント20によって要求されたデータをデータサーバに要求するために使用され、
データサーバ40は、クライアントによって要求されたデータを記憶し、
プロキシサーバ30は、第1のデータ要求メッセージを、クライアントから送信され、受信された第1のデータ要求メッセージで伝えられたデータ記憶パスによって、データサーバへ送るように構成され、データ記憶パスは、クライアントによって要求されたデータの記憶パスであり;プロキシサーバ30は、データサーバから送信された転送応答メッセージを受信し、転送応答メッセージは、要求データを記憶するための新しいパスを伝え;プロキシサーバ30は、要求データを記憶するための新しいパスによって、第2のデータ要求メッセージを新しいパスによって示されるデータサーバへ送信し、第2のデータ要求メッセージは、クライアントによって要求されたデータを新しいパスによって示されるデータサーバに要求するために使用され;またプロキシサーバ30は、新しいパスによって示されるデータサーバから送信された要求データを受信し、この要求データをクライアントへ送信し、それによってクライアントは要求データを取得する。
当業者であれば、上記の実施形態の方法のステップの全部または一部が、関連するハードウェアに命令するプログラムによって実現され得ることが理解されよう。プログラムは、コンピュータ可読記憶媒体に記憶されることができる。記憶媒体は、ROM、RAM、磁気ディスク、または光ディスクを含むことができる。
本発明の実施形態で提供されるサービスプロキシを使用することによってデータを転送する方法、デバイスおよびシステムが、上記に詳細に提示されている。本発明の原理および実現法が、具体的な例を用いて本明細書で説明されている。実施形態についての上記の説明は、本発明の方法および中核の発想を理解する助けとして単に提供されているにすぎない。その一方で、当業者であれば、本発明の発想による具体的な実現法および適用範囲に修正を加えることができよう。要約すれば、本明細書の内容は、本発明を限定するものと解釈されてはならない。

Claims (16)

  1. サービスプロキシを使用することによってデータを転送する方法であって、
    クライアントから送信され、受信された第1のデータ要求メッセージで伝えられたデータ記憶パスによって、前記第1のデータ要求メッセージをデータサーバへ送るステップであって、前記データ記憶パスが、前記クライアントによって要求されたデータの記憶パスであり、前記第1のデータ要求メッセージが、前記クライアントによって前記要求されたデータを前記データサーバに要求するために使用されるステップと、
    前記データサーバから送信された転送応答メッセージを受信するステップであって、前記転送応答メッセージが、前記要求されたデータを記憶するための新しいパスを伝えるステップと、
    前記要求されたデータを記憶するための前記新しいパスによって、第2のデータ要求メッセージを前記新しいパスによって示されるデータサーバへ送信するステップであって、前記第2のデータ要求メッセージが、前記クライアントによって要求された前記データを、前記新しいパスによって示される前記データサーバに要求するために使用されるステップと、
    前記クライアントによって要求される、かつ前記新しいパスによって示された前記データサーバから送信される前記データを受信し、前記要求されたデータを前記クライアントへ送信し、それによって前記クライアントが前記要求されたデータを取得するステップと
    を含むことを特徴とする方法。
  2. 第2のデータ要求メッセージを前記新しいパスによって示されるデータサーバへ送信する前記ステップが、
    前記第2のデータ要求メッセージを前記新しいパスによって示される別のデータサーバへ送信するステップを含み、
    それに応じて、前記新しいパスによって示されるデータサーバから送信された前記要求されたデータを受信する前記ステップが、
    前記別のデータサーバから送信された前記要求されたデータを受信するステップを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 第2のデータ要求メッセージを前記新しいパスによって示されるデータサーバへ送信する前記ステップが、
    前記第2のデータ要求メッセージを前記新しいパスによって示される前記データサーバへ送信するステップを含み、
    それに応じて、前記新しいパスによって示されるデータサーバから送信された前記要求されたデータを受信する前記ステップが、
    前記データサーバから送信された前記要求されたデータを受信するステップであって、前記要求されたデータが、前記新しいパスによって示されるファイルパスに記憶されるステップを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  4. 前記第1のデータ要求メッセージをデータサーバへ送るステップの前に、前記方法が、
    前記クライアントおよび前記データサーバのそれぞれとの転送制御プロトコルTCP接続を確立するステップをさらに含むことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 前記第2のデータ要求メッセージを前記新しいパスによって示される別のデータサーバへ送信するステップの前に、前記方法が、
    前記データサーバとのTCP接続を確立するステップをさらに含むことを特徴とする請求項2または4に記載の方法。
  6. クライアントから送信された第1のデータ要求メッセージを受信するように構成された受信ユニットと、
    前記クライアントから送信され前記受信ユニットで受信される前記第1のデータ要求メッセージで伝えられたデータ記憶パスによって、前記第1のデータ要求メッセージをデータサーバへ送るように構成された送信ユニットであって、前記データ記憶パスが、前記クライアントによって要求されたデータの記憶パスであり、前記第1のデータ要求メッセージが、前記クライアントによって要求された前記データを前記データサーバに要求するために使用される送信ユニットと
    を含むプロキシサーバであって、
    前記受信ユニットが、前記データサーバから送信された転送応答メッセージを受信するようにさらに構成され、前記転送応答メッセージが、前記要求されたデータを記憶するための新しいパスを伝え、また
    前記受信ユニットで受信された前記転送応答メッセージに応じて第2のデータ要求メッセージを発生するように構成された発生ユニットを含み、
    前記送信ユニットが、前記要求されたデータを記憶するための前記新しいパスによって、前記発生ユニットで発生された前記第2のデータ要求メッセージを前記新しいパスによって示されるデータサーバへ送信するようにさらに構成され、前記第2のデータ要求メッセージが、前記クライアントによって要求された前記データを、前記新しいパスによって示される前記データサーバに要求するために使用され、
    前記受信ユニットが、前記クライアントによって要求される、かつ前記新しいパスによって示された前記データサーバから送信される前記データを受信するようにさらに構成され、
    前記送信ユニットが、前記要求されたデータを前記クライアントへ送信するようにさらに構成され、それによって前記クライアントが前記要求されたデータを取得するようになることを特徴とするプロキシサーバ。
  7. 前記送信ユニットが、前記第2のデータ要求メッセージを前記新しいパスによって示される別のデータサーバへ送信するように構成され、
    前記受信ユニットが、前記別のデータサーバから送信された前記要求されたデータを受信するように構成されることを特徴とする請求項6に記載のプロキシサーバ。
  8. 前記送信ユニットが、前記第2のデータ要求メッセージを前記新しいパスによって示される前記データサーバへ送信するように構成され、
    前記受信ユニットが、前記データサーバから送信された前記要求されたデータを受信するように構成され、前記要求されたデータが、前記新しいパスによって示されるファイルパスに記憶されることを特徴とする請求項6に記載のプロキシサーバ。
  9. 前記プロキシサーバが、
    前記送信ユニットが前記第1のデータ要求メッセージを前記データサーバへ送る前に、前記クライアントおよび前記データサーバのそれぞれとの転送制御プロトコルTCP接続を確立するように構成された第1の接続確立ユニットをさらに備えることを特徴とする請求項6乃至8のいずれか一項に記載のプロキシサーバ。
  10. 前記プロキシサーバが、
    前記送信ユニットが、前記第2のデータ要求メッセージを前記新しいパスによって示される別のデータサーバへ送信する前に、前記別のデータサーバとのTCP接続を確立するように構成された第2の接続確立ユニットをさらに備えることを特徴とする請求項7または9に記載のプロキシサーバ。
  11. 入力デバイス、出力デバイス、プロセッサおよびメモリを備えるプロキシサーバであって、
    前記入力デバイスが、クライアントから送信された第1のデータ要求メッセージを受信するように構成され、
    前記出力デバイスが、前記クライアントから送信される前記第1のデータ要求メッセージをデータサーバへ送るように構成され、
    前記入力デバイスが、前記クライアントから送信され、受信された第1のデータ要求メッセージで伝えられるデータ記憶パスによって、前記第1のデータ要求メッセージを前記データサーバへ送るように構成され、前記データ記憶パスが、前記クライアントによって要求されたデータの記憶パスであり、前記第1のデータ要求メッセージが、前記クライアントによって要求された前記データを前記データサーバに要求するために使用され、
    前記出力デバイスが、前記データサーバから送信された転送応答メッセージを受信するようにさらに構成され、前記転送応答メッセージが、前記要求されたデータを記憶するための新しいパスを伝え、
    前記プロセッサが、前記転送応答メッセージに応じて第2のデータ要求メッセージを発生するように構成され、
    前記出力デバイスが、前記要求されたデータを記憶するための前記新しいパスによって、前記第2のデータ要求メッセージを前記新しいパスによって示されるデータサーバへ送信するようにさらに構成され、前記第2のデータ要求メッセージが、前記クライアントによって要求された前記データを、前記新しいパスによって示される前記データサーバに要求するために使用され、
    前記入力デバイスが、前記クライアントによって要求される、かつ前記新しいパスによって示された前記データサーバから送信される前記データを受信するようにさらに構成され、
    前記出力デバイスが、前記要求されたデータを前記クライアントへ送信するようにさらに構成され、それによって前記クライアントが前記要求されたデータを取得するようになることを特徴とするプロキシサーバ。
  12. 前記出力デバイスが、前記第2のデータ要求メッセージを前記新しいパスによって示される別のデータサーバへ送信するように構成され、
    前記入力デバイスが、前記別のデータサーバから送信された要求されたデータを受信するように構成されることを特徴とする請求項11に記載のプロキシサーバ。
  13. 前記出力デバイスが、前記第2のデータ要求メッセージを前記新しいパスによって示される前記データサーバへ送信するように構成され、
    前記入力デバイスが、前記データサーバから送信された前記要求されたデータを受信するように構成され、前記要求されたデータが、前記新しいパスによって示されるファイルパスに記憶されることを特徴とする請求項11に記載のプロキシサーバ。
  14. 前記プロセッサが、前記第1のデータ要求メッセージが前記データサーバへ送られる前に、前記クライアントおよび前記データサーバのそれぞれとの転送制御プロトコルTCP接続を確立するようにさらに構成されることを特徴とする請求項11乃至13のいずれか一項に記載のプロキシサーバ。
  15. 前記プロセッサが、前記第1のデータ要求メッセージが前記データサーバへ送られる前に、前記クライアントおよび前記データサーバのそれぞれとの転送制御プロトコルTCP接続を確立するようにさらに構成されることを特徴とする請求項12または14に記載のプロキシサーバ。
  16. クライアント、プロキシサーバおよびデータサーバを備えるデータ取得システムであって、前記クライアントが、第1のデータ要求メッセージを前記プロキシサーバへ送信し、前記第1のデータ要求メッセージがデータ記憶パスを伝え、前記データ記憶パスが、前記クライアントによって要求されたデータの記憶パスであり、
    前記データサーバが、前記クライアントによって要求されたデータを記憶し、
    前記プロキシサーバが、請求項6乃至10のいずれか一項に記載のプロキシサーバであることを特徴とするデータ取得システム。
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