JP2016536875A - バッファステータスレポートおよびスケジューリングリクエストを二重接続を用いて処理する方法および装置 - Google Patents

バッファステータスレポートおよびスケジューリングリクエストを二重接続を用いて処理する方法および装置 Download PDF

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Abstract

好適な実施形態は、二重接続方式で動作しているユーザ装置が少なくとも1つのベアラの各々に対するバッファステータスレポートを伝送すべき先のセル位置を示す指示を前記ユーザ装置で受信すること、ただし前記セル位置は、二重接続方式で動作しているユーザ装置が、少なくとも1つのベアラの各々に対するバッファステータスレポートを伝送すべき先のセル位置であり、また前記セル位置は、第1の位置、第2の位置、第1の位置および第2の位置、または第1の位置もしくは第2の位置のうちの1つである、前記受信することと;トリガされたことに応じて、前記指示に示された前記位置にバッファステータスレポートを伝送させることと;を含む。実施形態によっては、ベアラは分割ベアラであってよい。実施形態によっては、指示は、RRCシグナリング、MACシグナリングまたは物理レイヤシグナリングによって示されてよい。【選択図】図4

Description

本発明の例示的な実施形態は、概して、バッファステータスレポート(BSR)およびスケジューリングレポート(SR)の処理に関し、より詳細には、ユーザ装置(UE)が二重接続用に構成されているか二重接続で動作するバッファステータスレポート(BSR)およびスケジューリングレポート(SR)の処理に関する。
背景
第3世代パートナーシッププロジェクト(「3GPP」)のロングタームエボリューション(「LTE」)は、3GPP LTEとも呼ばれ、ユニバーサル移動体通信システム(「UMTS」)などのシステムを改良できる技術および能力を特定することを目的とする、業界全体の継続的な取り組みの一環としての研究開発を指す。広範囲にわたるこのプロジェクトの目標には、通信効率の向上、コスト削減、サービスの向上、新たなスペクトル機会の利用、および他の公開規格とのよりよい統合の達成などがある。
3GPにおける発展型ユニバーサル地上無線アクセスネットワーク(「E−UTRAN」)は、ユーザプレーン(パケットデータコンバージェンスプロトコル/無線リンク制御/媒体アクセス制御/物理レイヤなど)および制御プレーン(無線リソース制御/パケットデータコンバージェンスプロトコル/無線リンク制御/媒体アクセス制御/物理レイヤなど)のプロトコル終端を携帯電話などの無線通信装置に向かって提供する基地局を備えている。無線通信装置または無線通信端末は一般にユーザ装置(「UE」)と呼ばれる。基地局(「BS」)とは、通信システムまたは通信ネットワークのエンティティまたはネットワーク要素であり、NodeBまたはNBと呼ばれることが多い。特にE−UTRANでは、「発展型」基地局はeNodeBまたは「eNB」と呼ばれる。
概要
無線業界で考察されている現在の論題は、スモールセルの展開と動作に対する高度なサポートに関するものであり、これには、例えば、異なるキャリアまたは、場合によっては同じキャリアから供給された、例えばマクロセルレイヤおよびスモールセルレイヤへの二重接続を有するUEの利益を識別し評価することが含まれていてよく、さらに、この背景で、二重接続が実現可能かつ/または有益となり得る。また、別の論題には、コアネットワークの影響を最小に抑えるために二重接続用に構成されたUEを必要とする背景の場合に、潜在的なアーキテクチャを評価し、識別し、かつプロトコルを発展させることが含まれていてもよい。
例えば、最近の取り決めでは、2つの主要なユーザプレーン(UP)のアーキテクチャが、二重接続(例えば「1A」などの分割ベアラを含まない第1のアーキテクチャ、および「3C」などの分割ベアラを含む第2のアーキテクチャであり、このそれぞれについては後述する)の場合に前向きな方法であると見なされた。実施形態によっては、異なるアーキテクチャの代替案および/または異なる構成の選択肢が使用されてもよく、そのどのような組み合わせも(異なるベアラに対して)同時に使用できる。しかしながら、未解決の問題には、例えば、二重接続の場合、UEが2つのeNBに同時に接続されることがある(例えばマスタeNB(MeNB)および第二eNB(SeNB)であり、このそれぞれについては後述する)ということが含まれ得る。UEを2つのeNBに同時に接続すると、場合によっては、UEがバッファステータスレポート(BSR)および/またはスケジューリングリクエスト(SR)をどちらのeNBに伝送すべきかが不明瞭である状況になるおそれがある。実施形態によっては、ネットワーク(NW)がUEの上りリンク(UL)のスケジューリングをどのように対処するのかということも未解決になることがある。実施形態によっては、ベアラ分割と非ベアラ分割の両方に対して、二重接続用に他のUPアーキテクチャも使用してもよい。
3GPP仕様のTS36.321には従来のBSRおよびSRの手順が明記されているが、そのような手順は、UEを2つのeNBに同時に接続できない場合などの二重接続の事例には、少なくとも部分的に適用できないことがある。
摘要
二重接続方式で動作しているUEが分割ベアラに対するバッファステータスレポート(BSR)を伝送すべき先のセル位置(例えば特定の基地局、ノード、またはeNB)の指示を提供するために、例示的な実施形態による方法、装置およびコンピュータプログラム製品が提供される。ここでセル位置は、第1の位置、第2の位置、または第1の位置および第2の位置のうちの1つである。実施形態によっては、セル位置の代わりに、(無線)リンク、MACエンティティ、論理チャネル、セルグループ、セルなどに対して指示が提供されてもよく、これらの各々は、マスタeNBおよび/または第二eNB、またはMeNBまたはSeNBによって提供されるセルのうちの1つに結びつけられていてもよい。
実施形態によっては、二重接続方式で動作しているユーザ装置が少なくとも1つのベアラの各々に対するバッファステータスレポートを伝送すべき先のセル位置を示す指示をユーザ装置で受信し、セル位置は、第1の位置、第2の位置、第1の位置および第2の位置、または第1の位置もしくは第2の位置のうちの1つであり、トリガされたことに応じて、指示に示された位置にバッファステータスレポートを伝送させることを含む方法が提供されてもよい。実施形態によっては、ベアラは分割ベアラである。
実施形態によっては、本方法は、ユーザ装置がバッファステータスレポートを第1のセル位置および第2のセル位置に交互に伝送すべきことを指示が示している場合に、ユーザ装置が第1のスケジューリングリクエストを第1のセル位置に伝送するようにし、スケジューリングリクエストを伝送した後にユーザ装置が所定時間の間待機するようにし、第1のスケジューリングリクエストに応答して上りリンクグラントが受信されなければ、ユーザ装置が第2のスケジューリングリクエストを第2のセル位置に伝送するようにすることをさらに含んでいてもよい。実施形態によっては、指示は、無線リソース制御シグナリング、媒体アクセス制御シグナリングまたは物理レイヤシグナリングによって示される。
実施形態によっては、本方法は、ユーザ装置がバッファステータスレポートを第1のセル位置および第2のセル位置に交互に伝送すべきことを指示が示している場合に、ユーザ装置が第1のスケジューリングリクエストを第1のセル位置に伝送するようにし、第1のスケジューリングリクエストに応答して上りリンクグラントが受信されなければ、ユーザ装置が第1のスケジューリングリクエストを第1のセル位置に再伝送するようにし、所定回数の再伝送が行われるか所定時間が経過した後に第1のスケジューリングリクエストに応答して上りリンクグラントが受信されなければ、ユーザ装置が第2のスケジューリングリクエストを第2のセル位置に伝送するようにすることをさらに含んでいてもよい。
実施形態によっては、本方法は、ユーザ装置がバッファステータスレポートを第1のセル位置および第2のセル位置に交互に伝送すべきことを指示が示している場合に、ユーザ装置が第1のスケジューリングリクエストを第1のセル位置に伝送するようにし、第1のスケジューリングリクエストに応答して上りリンクグラントが受信されなければ、ユーザ装置が第2のスケジューリングリクエストを第2のセル位置に伝送するようにすることをさらに含んでいてもよい。
実施形態によっては、本方法は、ユーザ装置がバッファステータスレポートを第1のセル位置に伝送すべきことを指示が示している場合に、ユーザ装置が第1のスケジューリングリクエストを第1のセル位置に伝送するようにし、無線リンクモニタリングが第1のセル位置からの信号が弱いことを示している場合、または無線リンク障害の状態がトリガされている場合に、ユーザ装置がバッファステータスレポートおよびスケジューリングリクエストを第2のセル位置に伝送するようにすることをさらに含んでいてもよい。
実施形態によっては、本方法は、ユーザ装置がバッファステータスレポートを第1のセル位置および第2のセル位置に伝送すべきことを指示が示している場合に、バッファステータスレポートが第1のセル位置と第2のセル位置の両方に伝送されていることを示すビットをバッファステータスレポートに含めるようにすることをさらに含んでいてもよい。
実施形態によっては、本方法は、バッファステータスレポートを第1のセル位置に伝送するのが失敗した場合に、バッファステータスレポートを第2のセル位置に伝送させることをさらに含んでいてもよい。実施形態によっては、本方法は、第2のセル位置に伝送されたバッファステータスレポートに、第1のセル位置が応答を出すことに失敗したことを示すシグナリングを含めることをさらに含んでいてもよい。実施形態によっては、本方法は、第1のセル位置への上りリンク伝送、および下りリンクデータに関連する無線リンク制御ステータスのプロトコルデータユニットが第2のセル位置に送信された場合に、バッファステータスレポートを伝送させ、そのバッファステータスレポートが受信セルに関するデータの量のみを示すことをさらに含んでいてもよい。
実施形態によっては、装置が提供されてもよい。装置は、少なくとも1つのプロセッサと、コンピュータプログラムコードを含む少なくとも1つのメモリとを備え、少なくとも1つのメモリおよびコンピュータプログラムコードは、二重接続方式で動作している装置が少なくとも1つのベアラの各々に対するバッファステータスレポートを伝送すべき先のセル位置を示す指示を装置が受信し、セル位置は、第1の位置、第2の位置、第1の位置および第2の位置、または第1の位置もしくは第2の位置のうちの1つであり、トリガされたことに応答して、指示に示された位置にバッファステータスレポートを伝送させるように、プロセッサとともに構成される。実施形態によっては、ベアラは分割ベアラである。実施形態によっては、指示は、無線リソース制御シグナリング、媒体アクセス制御シグナリングまたは物理レイヤシグナリングによって示される。
実施形態によっては、少なくとも1つのメモリおよびコンピュータプログラムコードはさらに、ユーザ装置がバッファステータスレポートを第1のセル位置および第2のセル位置に交互に伝送すべきことを指示が示している場合に、ユーザ装置が第1のスケジューリングリクエストを第1のセル位置に伝送するようにし、スケジューリングリクエストを伝送した後にユーザ装置が所定時間の間待機するようにし、第1のスケジューリングリクエストに応答して上りリンクグラントが受信されなければ、ユーザ装置が第2のSRを第2のセル位置に伝送することを装置にさせるように、プロセッサとともに構成される。
実施形態によっては、少なくとも1つのメモリおよびコンピュータプログラムコードはさらに、ユーザ装置がバッファステータスレポートを第1のセル位置および第2のセル位置に交互に伝送すべきことを指示が示している場合に、ユーザ装置が第1のスケジューリングリクエストを第1のセル位置に伝送するようにし、第1のスケジューリングリクエストに応答して上りリンクグラントが受信されなければ、ユーザ装置が第1のスケジューリングリクエストを第1のセル位置に再伝送するようにし、所定回数の再伝送が行われた後に第1のスケジューリングリクエストに応答して上りリンクグラントが受信されなければ、ユーザ装置が第2のスケジューリングリクエストを第2のセル位置に伝送することを装置にさせるように、プロセッサとともに構成される。
実施形態によっては、少なくとも1つのメモリおよびコンピュータプログラムコードはさらに、ユーザ装置がバッファステータスレポートを第1のセル位置および第2のセル位置に交互に伝送すべきことを指示が示している場合に、ユーザ装置が第1のスケジューリングリクエストを第1のセル位置に伝送するようにし、第1のスケジューリングリクエストに応答して上りリンクグラントが受信されなければ、所定回数の再伝送が行われた後であれば、ユーザ装置が第2のスケジューリングリクエストを第2のセル位置に伝送することを装置にさせるように、プロセッサとともに構成される。
実施形態によっては、少なくとも1つのメモリおよびコンピュータプログラムコードはさらに、UEがBSRを第1のセル位置および第2のセル位置に交互に伝送すべきであることを指示が示している場合に、UEが第1のスケジューリングリクエスト(SR)を第1のセル位置に伝送するようにし、第1のSRに応答してULグラントが受信されなければ、所定回数の再伝送が行われた後に第1のSRに応答してULグラントが受信されなければ、UEが第2のSRを第2のセル位置に伝送することを装置にさせるように、プロセッサとともに構成される。
実施形態によっては、ユーザ装置がバッファステータスレポートを第1のセル位置に伝送すべきことを指示が示している場合に、ユーザ装置が第1のスケジューリングリクエストを第1のセル位置に伝送するようにし、無線リンクモニタリングが第1のセル位置からの信号が弱いことを示している場合、または無線リンク障害の状態がトリガされている場合に、ユーザ装置がバッファステータスレポートおよびスケジューリングリクエストを第2のセル位置に伝送するようにする。
実施形態によっては、プログラムコード部分が格納されている一時的でないコンピュータ可読媒体を備えるコンピュータプログラム製品が提供されてもよく、プログラムコード部分は、実行時に、二重接続方式で動作しているユーザ装置が少なくとも1つのベアラの各々に対するバッファステータスレポートを伝送すべき先のセル位置を示す指示を受信し、セル位置は、第1の位置、第2の位置、第1の位置および第2の位置、または第1の位置もしくは第2の位置のうちの1つであり、トリガされたことに応じて、指示に示された位置にバッファステータスレポートを伝送させるように構成される。実施形態によっては、ベアラは分割ベアラである。実施形態によっては、指示は、無線リソース制御シグナリング、媒体アクセス制御シグナリングまたは物理レイヤシグナリングによって示される。
実施形態によっては、プログラムコード部分はさらに、実行時に、ユーザ装置がバッファステータスレポートを第1のセル位置および第2のセル位置に交互に伝送すべきことを指示が示している場合に、ユーザ装置が第1のスケジューリングリクエストを第1のセル位置に伝送するようにし、スケジューリングリクエストを伝送した後にユーザ装置が所定時間の間待機するようにし、第1のスケジューリングリクエストに応答して上りリンクグラントが受信されなければ、ユーザ装置が第2のスケジューリングリクエストを第2のセル位置に伝送するようにするように構成される。
実施形態によっては、プログラムコード部分はさらに、実行時に、ユーザ装置がバッファステータスレポートを第1のセル位置および第2のセル位置に交互に伝送すべきことを指示が示している場合に、ユーザ装置が第1のスケジューリングリクエストを第1のセル位置に伝送するようにし、第1のスケジューリングリクエストに応答して上りリンクグラントが受信されなければ、ユーザ装置が第1のスケジューリングリクエストを第1のセル位置に再伝送するようにし、所定回数の再伝送が行われた後に第1のスケジューリングリクエストに応答して上りリンクグラントが受信されなければ、ユーザ装置が第2のスケジューリングリクエストを第2のセル位置に伝送するようにするように構成される。
実施形態によっては、プログラムコード部分はさらに、実行時に、ユーザ装置がバッファステータスレポートを第1のセル位置および第2のセル位置に交互に伝送すべきことを指示が示している場合に、ユーザ装置が第1のスケジューリングリクエストを第1のセル位置に伝送するようにし、所定回数の再伝送が行われた後に第1のスケジューリングリクエストに応答して上りリンクグラントが受信されなければ、ユーザ装置が第2のスケジューリングリクエストを第2のセル位置に伝送するようにするように構成される。
実施形態によっては、プログラムコードはさらに、実行時に、ユーザ装置がバッファステータスレポートを第1のセル位置に伝送すべきことを指示が示している場合に、ユーザ装置が第1のスケジューリングリクエストを第1のセル位置に伝送するようにし、無線リンクモニタリングが第1のセル位置からの信号が弱いことを示している場合、または無線リンク障害の状態がトリガされている場合に、ユーザ装置がバッファステータスレポートおよびスケジューリングリクエストを第2のセル位置に伝送するようにするように構成される。
以上、本発明の例示的な実施形態を大まかに記載したが、次に添付の図面を参照する。図面は必ずしも原寸通りに描かれてはいない。
本発明の例示的な実施形態によるベアラ分割ではない(eNBの特定ベアラ)タイプのアーキテクチャの概略図である。 本発明の例示的な実施形態によるベアラ分割タイプのアーキテクチャの概略図である。 図3A〜図3Cは、本発明の例示的な実施形態に対して特別に構成され得る装置および基地局システムのブロック図である。 本発明の例示的な実施形態による、図3の装置などによって実施される動作を示すフローチャートである。 本発明の例示的な実施形態による、図3の装置などによって実施される動作を示すフローチャートである。 本発明の例示的な実施形態に対して特別に構成され得る装置のブロック図である。
詳細説明
次に、本発明のいくつかの実施形態を、添付の図面を参照して以下にさらに完全に説明する。図面には本発明の実施形態の一部を示しており、全てを示してはいない。実際、本発明の様々な実施形態を多くの異なる形態で実現でき、本明細書に記載した実施形態に限定されるものと解釈すべきではなく、これらの実施形態は、本開示が適用され得る法的要件を満たすように提供されるものである。全体を通して同じ符号は同じ要素を指している。本明細書で使用したように、「データ(data)」、「コンテンツ(content)」、「情報(information)」という用語および同様の用語は、本発明の実施形態に従って伝送、受信および/または格納できるデータを指すために入れ替え可能な形で使用され得る。そのため、このような用語のいずれかを使用していても、本発明の実施形態の趣旨および範囲を限定するものと捉えてはならない。
また、本明細書で使用したように、「回路(circuitry)」という用語は、(a)ハードウェアのみの回路への実装(例えばアナログ回路および/またはデジタル回路に実装);(b)回路と、1つ以上のコンピュータ可読メモリに記憶されたソフトウェアおよび/またはファームウェアの命令を含むコンピュータプログラム製品とを組み合わせたもので、一緒に動作して本明細書に記載した1つ以上の機能を装置に実施させるもの;ならびに(c)例えばマイクロプロセッサまたはマイクロプロセッサの一部などの回路で、ソフトウェアまたはファームウェアが物理的に存在しない場合であってもソフトウェアまたはファームウェアに動作を要求する回路を指す。この「回路」の定義は、請求項を含めて本明細書に記載したこの用語の使用例すべてに当てはまる。さらに別の例を挙げると、本明細書で使用したように、「回路」という用語は、1つ以上のプロセッサおよび/またはその部分を備え、ソフトウェアおよび/またはファームウェアを伴う実装も含む。別の例を挙げると、「回路」という用語は、本明細書で使用したように、例えば携帯電話用のベースバンド集積回路もしくはアプリケーションプロセッサ集積回路、またはサーバ内の同様の集積回路、セルラーネットワークデバイス、その他のネットワークデバイス、および/またはその他のコンピューティングデバイスも含む。
本明細書に定義したように、一時的でない物理的な記憶媒体(例えば揮発性または不揮発性の記憶装置)を指す「コンピュータ可読記憶媒体」を、電磁信号を指す「コンピュータ可読伝送媒体」と区別できる。
次に、本発明の例示的な実施形態を、添付の図面を参照して以下にさらに完全に説明する。図面には本発明の実施形態の一部を示しており、全てを示してはいない。実際、本発明は、多くの異なる形態で実現でき、本明細書に記載した実施形態に限定されるものと解釈すべきではなく、むしろこれらの実施形態は、本開示が適用され得る法的要件を満たすように提供されるものである。本明細書は、複数の場面で「1つの(an)」、「1つの(one)」、または「いくつかの(some)」実施形態に言及することがあるが、これは必ずしもそのような言及の1つ1つが同じ実施形態を指すことを意味しているわけではなく、その特徴が単一の実施形態に当てはまることを意味する。様々な実施形態の単一の特徴を組み合わせて他の実施形態を提供してもよい。全体を通して同じ符号は同じ要素を指す。
本発明は、あらゆるユーザ端末、サーバ、アプリケーションサーバ、対応するコンポーネント、および/またはあらゆる通信システムまたは異なる通信システムの任意の組み合わせに適用可能である。通信システムは、固定通信システムもしくは無線通信システム、または固定ネットワークと無線ネットワークとを両方使用する通信システムであってもよい。通信システム、伝送器、ユーザ端末、基地局および特に無線通信でのアクセスポイントの仕様で用いられるプロトコルは急速に発達している。このような発達で、実施形態に余分な変更が必要になることがある。したがって、あらゆる単語および表現は、広義に解釈されるべきであり、実施形態を説明するためであって限定するためではない。
本発明の実施形態は、ハンドヘルド通信デバイスやインフラストラクチャ通信デバイスなどのデバイスの間にデータを伝送するのに無線信号を使用できる様々なデバイスおよびシステムに実装され得る。デバイスの例には、例えばユーザ装置(UE)、携帯電話、基地局(BS)、Node−B(NB)、発展型NB(eNB)、中継局およびサーバなどがある。例えば、スモールセル基地局(または例えば無線アクセスポイントまたはリモート無線ヘッド)は、スモールセル、またはカバレッジエリアをカバーするように実装されてもよく、この例には、住居、小企業、建物、事務所、または小エリアなどがある。例えばホーム基地局(HNB)、ホームE−UTRAN NodeB基地局(HeNB)、WiFiアクセスポイントなどのスモールセル基地局は、例えばE−UTRAN NodeB(eNB)基地局などの通常の基地局に見られる機能のいくつかを有するように構成されてもよいが、スモールセル基地局は、その限られたカバレッジエリアまたはカバレッジクラスに与えられたカバレッジ/範囲がより少なく/小さく、出力能力がより低いことがある。さらに、スモールセル基地局は、バックホールの接続が限定されて(または理想的でなく)、マクロセル基地局よりも待ち時間が長い、あるいはスループットが低いことがある。このようにバックホールの接続が限定されていることで、スモールセル基地局と他の基地局と他のネットワーク要素またはノードとの間の通信に影響を及ぼすおそれがある。ユーザ装置が、他のデバイス(複数のデバイス、またはデバイスからデバイスへの通信またはグループ通信の一部)に対するアクセスポイントまたは基地局として作用でき、そのため、場合によってはユーザ装置を能力を制限された基地局またはスモールセルと考えることも可能である。例えば、スモールセル基地局は、10メートルほどの限られた範囲内で無線デバイスとして働くセルへの電力を十分に有するフェムトセル無線アクセスポイント/基地局として実装されてもよい。ピコセル基地局はスモールセル基地局の別の例だが、ピコセル基地局は、いくぶん範囲が広く、約100〜200メートルという小エリアに働く。スモールセル基地局は、キャリアアグリゲーションで第二基地局、例えば、第二セル(SCell)eNとして実装され得る。第二のeNB(SeNB)と呼んでもよい。したがって、無線サービスプロバイダはスモールセル基地局を、サービス範囲をスモールセルの中に拡大する方法と見なし、トラフィックをスモールセル基地局に分散して軽減する方法と見なし、かつ/または、例えばeNB基地局などの通常の基地局によって提供される大きいマクロセルと比較したときよりも、例えばデータ伝送率を上げ、待ち時間を短縮し、エネルギー効率を上げるなどの高度なサービスをスモールセル内で提供する方法と見なす。マクロセル基地局は、キャリアアグリゲーションで第一基地局、例えば第一セル(PCell)eNBとして実装されてもよく、マスタeNB(MeNB)と呼んでもよい。基地局は、様々な第1世代(1G)通信プロトコル、第2世代(2Gまたは2.5G)通信プロトコル、第3世代(3G)通信プロトコル、第4世代(4G)通信プロトコル、WiFi(またはその他のスモールセルプロトコル)、および/またはその他の任意の無線アクセスネットワーク通信プロトコルなど、その他の種類のエアインターフェースを提供するように構成されてもよい。特定の規格および技術を記載したが、他の規格および技術も用いてよいため、これらは単なる例にすぎない。
また、MeNBおよび/またはSeNBに関連するサービングセルが2つ以上あってもよい。これらは、MCG(Master Cell Group)およびSCG(Secondary Cell Group)と呼ばれることもあり、それぞれMeNBおよびSeNBに関連するサービングセルのグループを指す。
また、基地局は、様々な第1世代(1G)通信プロトコル、第2世代(2Gまたは2.5G)通信プロトコル、第3世代(3G)通信プロトコル、第4世代(4G)通信プロトコル、WiFi(またはその他のスモールセルプロトコル)、および/またはその他の任意の無線アクセスネットワーク通信プロトコルなどのその他の種類のエアインターフェースを提供するように構成されてもよい。特定の規格および技術を記載したが、他の規格および技術も用いてよいため、これらは単なる例にすぎない。
ユーザ装置(UE)は、任意のユーザ通信デバイスを指すことができる。本明細書で使用した「ユーザ装置」という用語は、無線モバイル端末、携帯情報端末(PDA:Personal Data Assistant)、スマートフォン、パーソナルコンピュータ(PC)、ラップトップコンピュータ、デスクトップコンピュータなど、通信能力を有するデバイスを指すことができる。例えば、無線通信端末は、地上基盤無線(TETRA:TErrestrial Trunked RAdio)、ユニバーサル移動体通信システム(UMTS:Universal Mobile Telecommunications System)、LTE、LTE−A、GSM(登録商標)/EDGEスマートモバイル端末などであってよい。
<高位の概要および定義>
例示的な実施形態による方法、装置およびコンピュータプログラム製品を提供して、二重接続モードで動作するUEが分割ベアラに対するバッファステータスレポート(BSR)を伝送すべき先のセル位置を示すネットワーク構成または指示を提供する。
本明細書で提供する方法、装置およびコンピュータプログラム製品は、少なくとも2つのユーザプレーン(UP)アーキテクチャ、つまり第1のアーキテクチャおよび第2のアーキテクチャがあって、これらを二重接続の場合と見なす仮定(最近実施された3GPP RAN2会合に基づく仮定)に基づいていてもよい。第1のアーキテクチャは、非ベアラ分割タイプのアーキテクチャである「1A」であってもよく、第2のアーキテクチャは、ベアラ分割タイプのアーキテクチャである「3C」であってもよく、両者を図1および2にそれぞれ示している。
本明細書でベアラについて考察するとき、概して「ベアラ」とは、2つのエンドポイント(例えばUEとeNB)の間の仮想接続のことである。実施形態によっては、接続指向の伝送ネットワークでは、2つのエンドポイントの間にトラフィックが送られ得る前に、両エンドポイント(例えばUEとeNB)の間で「仮想」接続を確立することが必要なことがある。この仮想接続は、「EPSベアラ」と呼ばれることがある。BSRは、UEからネットワーク、またはeNBへの媒体アクセス制御(MAC)の制御要素(CE)であり、送出すべきデータがUEバッファにどれだけあるかについての情報を保有している。本明細書で使用する「セル位置」は、特定の基地局、ノード、eNB、MeNB、SeNBなどを説明するために使用される。セル位置は、物理的なアドレスなどの指示を含む必要はない。具体的または特定のBS、NB、eNB、中継局、サーバ、MeNB、SeNBなどを識別するどのような指示も、「セル位置」となる条件を満たすことができる。
アーキテクチャ1Aに戻ると、二重接続の場合、ベアラは分割されない。換言すれば、1つのEPSベアラは、1つのeNB、通常は「MeNB」または「SeNB」を介してルート設定される。したがって、そのような場合、(例えばアーキテクチャ1A、よって非ベアラ分割)、UEはどのベアラがどこへ行くのかを認識している。しかしながら、3Cアーキテクチャ(例えばベアラ分割)の場合、選択肢は明白ではないことがある。
本明細書で使用した「ベアラ分割」は、EPSベアラが2つ以上のeNBを介してルート設定され得ることを説明でき、このeNBは通常、二重接続におけるMeNBおよびSeNBであってもよい。同じように、ロングタームエボリューション(LTE)キャリアアグリゲーション(CA)は、LTEアドバンスト規格、3GPPリリース10の一部であり、1つのベアラを複数のセルを介してスケジューリングできるように構成され得る。しかしながら、LTE CAでは同じeNBから2つ以上のセルが提供されることがあるが、二重接続では、セルの少なくともいくつかが異なるeNBから提供される。後述する図2は、2つ以上のeNBを介して、通常は二重接続状態のMeNBおよびSeNBを介してルート設定されたEPSベアラを示している。
したがって、本明細書で提供する方法、装置およびコンピュータプログラム製品は、二重接続の場合に(または分割ベアラの場合に)BSRおよび/またはSRを伝送できる位置(例えばどのeNBか、MeNBかSeNBかなど)、およびどのような状況で伝送できるのかを示す指示を提供するために使用されてもよい。本明細書で提供する方法、装置およびコンピュータプログラム製品は、特に前述したアーキテクチャに関連付けて、またはさらに全般的には、「ベアラ分割」および/または「非ベアラ」分割の事例で示すことができる。さらに、本明細書で提供する方法、装置およびコンピュータプログラム製品は、無線リンク制御(RLC)ステータスに対処するために、かつ、実施形態によっては具体的に二重接続に対して対処するするために、パケットデータユニット(PDU)を提供できる。
従来の方法では、SRおよびBSRトリガおよびスケジューラごとに維持できるレポートを提供できる。しかしながら、従来の方法では、異なるタイプのベアラに基づき、かつUPアーキテクチャ、例えば分割ベアラおよび非分割ベアラに従ってBSR/SRをトリガする方法、装置およびコンピュータプログラム製品は提供されない。
このように、UEが分割ベアラのBSRをどこに送信すべきかを示すネットワーク構成を簡易化するために、例示的な実施形態による方法、装置およびコンピュータプログラム製品が提供される。実施形態によっては、BSRがセルに向かってトリガされると、SRは、対応するセルに送信される。さらに、実施形態によっては、(DLトラフィックに関する)RLCステータスレポートをどのセルに向けて送信すべきかをUEに示されてもよい。実施形態によっては、M−eNBとSeNBの両方から供給されたベアラに対するPDCPレイヤへの伝送に利用できるデータがM−BSRおよび/またはS−BSRでどのように計算されるのかを、(1)M−BSRのみの場合;(2)S−BSRのみの場合;または(3)M−BSRとS−BSRの両方の場合のそれぞれに対して構成可能でなければならない。
本明細書の他の実施形態は、「M−BSR」をBSRレポートとしてMeNBに導入し、「S−BSR」をBSRレポートとしてSeNBに導入し、「M−SR」をSRとしてMeNBに導入し、「S−SR」をSRとしてSeNBに導入することを含めることができる。
実施形態によっては、M−BSRは、少なくとも、MeNBのみから供給されたベアラに対するRLCおよびPDCPレイヤへの伝送に利用できるデータ、RLCデータPDUに含まれなかったRLC SDUセグメント、MeNBとSeNBの両方から供給されたベアラに対するMeNBに対応するRLCエンティティのRLC再伝送PDU/部分(データ)およびRLCステータスPDU(または単純に、MeNBとSeNBの両方から供給されたベアラに対するMeNBに対応するRLCエンティティにおけるRLCレイヤ内のデータ)、および/または、任意選択で構成に基づいて、MeNBとSeNBの両方から供給されたベアラに対するPDCPレイヤ内のデータを含んでいてもよい。
実施形態によっては、S−BSRは、SeNBのみから供給されたベアラに対するRLCおよびPDCPレイヤへの伝送に利用できるデータ、RLCデータPDUに含まれなかったRLC SDUセグメント、MeNBとSeNBの両方から供給されたベアラに対するSeNBに対応するRLCエンティティのRLC再伝送PDU/部分(データ)およびRLCステータスPDU、および/または任意選択で構成に基づいて、MeNBとSeNBの両方から供給されたベアラに対するPDCPレイヤ内のデータを含んでいてもよい。
実施形態によっては、優先度の高いデータの到着がBSRトリガに起きた場合、データは、M−BSRおよびS−BSRそれぞれをトリガするために各ノードに伝送するのに利用できると見なされたデータに限定されるべきである。実施形態によっては、BSRのパディングをM−BSRおよびS−BSRに別々に適用できる。実施形態によっては、M−BSRおよびS−BSRに対してretxBSR−TimerおよびperiodicBSR−Timerが別々に構成されて維持されてもよい。
実施形態によっては、BSRがトリガされたときにMeNBへの新たな伝送のULグラントがなければ、レギュラーM−BSRがSRをMeNB(M−SR)にトリガし、S−BSRがトリガされたときにSeNBへの新たな伝送に対するULグラントがなければ、レギュラーS−BSRがSRをSeNB(S−SR)にトリガする。
本明細書の1つの利点は、二重接続の分割ベアラに対してBSR/SRに対処するためのサポートを提供することである。
<例示的なアーキテクチャ>
図1は、第1のユーザプレーン(UP)アーキテクチャを示し、第1のUPアーキテクチャは、非ベアラ分割のアーキテクチャ(例えばアーキテクチャ1A)を備える。アーキテクチャ1Aの場合、または、実施形態によっては、いずれかのUPアーキテクチャが非ベアラ分割を備えている場合、UEはどのベアラがどこに行くのかを認識できる。例えば、第1のアーキテクチャ(例えばアーキテクチャ1A)の場合、および二重接続の場合、ベアラは分割されず、1つのEPSベアラが1つのeNBを介して、通常はMeNBまたはSeNBを介してルート設定される。
一方、図2は第2のUPアーキテクチャ(例えば3Cアーキテクチャ)を示している。第2のUPアーキテクチャは、ベアラ分割の一例を含んでいる。実施形態によっては、第2のUPアーキテクチャまたはいずれかのUPアーキテクチャがベアラ分割を備えている場合、UEがどこにBSRを伝送するかという選択肢は明白ではないことがある(例えばUEはどのベアラがどこへ行くのか認識できない)。
本明細書で使用したベアラ分割とは、2つ以上のeNBを介してEPSベアラをルート設定できることを意味し、このeNBは通常、二重接続におけるMeNBおよびSeNBであってもよい。前述したように、これは複数のセルを介して1つのベアラをスケジューリングできるRel 10/11キャリアアグリゲーションと同様である。キャリアアグリゲーションでは、2つ以上のセルが同じeNBから供給されるのに対し、二重接続ではセルの少なくともいくつかが別のeNBから供給される。これを図2に示しており、この図はベアラ分割3Cのアーキテクチャを示している。
<例示的なネットワーク構成>
実施形態によっては、前述したアーキテクチャの使用過程で起こり得る1つ以上の問題に対処するために、ネットワーク構成が提供されてもよい。例えば、実施形態によっては、二重接続の場合に、特に上記のアーキテクチャで(または「ベアラ分割」および「非ベアラ」分割の場合に)、UEがBSRおよびSRを伝送するための位置および/または方法に対処するためにネットワーク構成が提供されてもよい。また、本明細書のいくつかの実施形態は、無線リンク制御(RLC)ステータスのプロトコルデータユニット(PDU)をどのように処理するかということに対処し、実施形態によっては、RCLステータスのPDUが二重接続に関してどのように送信されるのかということに対処する。
最初の問題に関して、例えばUPアーキテクチャ1Aおよび/または3Cを用いた二重接続では、3種類のベアラそれぞれが、別々のBSR/SRの手順:(1)MeNBの特定のベアラ;(2)SeNBの特定のベアラ;および(3)分割ベアラを要求できるか、同ベアラ用に構成され得る。図3A、3Bおよび3Cは、二重接続の選択肢を示している。具体的には、図3AはMeNBの特定のベアラを示し、図3CはSeNBの特定のベアラを示し、図3Bは分割ベアラを示している。
さらに具体的には、図3Aは、第1のタイプのベアラを示している(例えばMeNBのみから供給され、1つのRLCエンティティがMeNBのみに供給される)。図3Bは、第2のタイプのベアラを示している(例えばMeNBとSeNBの両方から供給され、2つのRLCエンティティがMeNBとSeNBの両方に供給される)。図3Cは、第3のタイプのベアラを示している(例えばSeNBのみから供給され、1つのRLCエンティティがSeNBのみに供給される)。
MeNBの特定のベアラは、過去データのベアラのようなものであってもよく/過去データベアラのように行動してもよく、過去データの手順を使用できる。実施形態によっては、SeNBの特定のベアラも過去データのベアラであってもよく、過去データの手順を使用できる。しかしながら、BSRをSeNBに伝送するのに失敗した(例えばSRへの応答がない、またはBSRの伝送が失敗した)場合、UEは、SeNBへのランダムアクセスを試行するのに加え(またはこの代わりに)、SeNBが応答しなかったことをMeNBに示すことができる。この場合UEは、BSRをMeNBに送信してもよい。
分割ベアラに関して、3つの異なるBSR/SRの代替案は、次のように構成され得る:(1)ULベアラ分割がない;(2)ULデータは1つのeNBのみに行くが、DLデータに関するRLCステータスPDUを引き続き他のeNBに送信する;および(3)ULベアラ分割。
第1の代替案では、具体的には、ULベアラ分割がない構成である。例えば、図3Bに示したように、物理上りリンク共有チャネル(PUSCH)は、RLCステータスを1つのセルのみに伝送してXn上に転送するように構成されてもよい。ここで、過去データの事例と同様だがBSRをSeNBに伝送するのに失敗した場合、UEは、SeNBへのランダムアクセスを試行するのに加え(またはこの代わりに)、BSRをMeNBにも伝送するのを試行するように構成されてもよい。実施形態によっては、UEはさらに、SeNBが応答に失敗したことを示すように構成されてもよい。
第2の代替案では、具体的には、ULデータが単一のeNBに伝送される場合、UEは、DLデータに関するRLCステータスPDUを引き続き他のeNBに伝送していてもよい。ここで、BSRは、受信セルに関するデータの量のみを示すことができる。それはすなわち、RLCステータスPDU、またはRLCステータスPDU+ユーザデータである。
ULベアラ分割を含む第3の代替案では、NWおよび/またはUEは、UEがBSRを、(1)MeNB;(2)SeNB;(3)この両方;または(4)ULグラントがUEに与えられるまでMeNBおよびSeNB(またはこの逆の順)に取って代わるもののうちいずれか1つに伝送するように構成されてもよい。実施形態によっては、BSRは、UEがBSRを他のeNBにも送信したか(または送信を試行しているか)どうかの情報を含むことができる。実施形態によっては、マスタBSRおよび第二BSRは、そのような構成に構成されてもよい。
実施形態によっては、引き続き第3の代替案に関して、UEは、バッファリングされたULデータに対する閾値を用いて構成されてもよい。この閾値は、データの量が閾値よりも少ないときにUEがBSRを単一のeNB(例えばSeNB)だけに送信できるように、ベアラごとまたは論理チャネルグループ(LCG:Logical Channel Group)ごとにあってもよい。実施形態によっては、UEは、閾値を超えたときにのみBSRを他のeNBに送信することもできる。このような構成は、UEがスケジューリングすべきデータ(例えば伝送制御プロトコル(TCP:Transmission Control Protocol)の知識)を少量(所定の閾値未満)しか有していなければ、2つのULを必要としないように構成されてもよい。また、UEは、UEがBSRを主要選択肢に加えて第2のeNBにいつ送信しなければならないかを決定する遅延閾値またはULスループット閾値を用いて構成されてもよい。
実施形態によっては、引き続き第3の代替案に関して、BSRを第1のeNBと第2のeNB(例えばMeNBおよびSeNB)の両方に送信するようにNWがUEを構成する場合、特定の閾値までのデータが例えばSeNBに報告されてもよく、閾値を満たすか超えるとMeNBに報告されてもよい。実施形態によっては、特定の閾値までのデータが例えばSeNBに報告されてもよく、閾値を満たすか超えた後、データは、何らかの割合で完全に、または実施形態によっては何らかの重み付けを伴って、両方に報告されてもよい。
前述した構成を達成するために、2種類のBSRレポートを定義できる。つまり「M−BSR」および「S−BSR」であり、MeNBおよびSeNBそれぞれに伝送されたBSRである。M−BSRは、過去データのベアラおよび分割ベアラに対するバッファステータスを含むことができ、S−BSRは、SeNB用に構成されたベアラおよび分割ベアラに対するバッファステータスを含むことができる。
実施形態によっては、M−BSRは、過去データ(MeNB)の新データによってトリガされてもよく、S−BSRは、SeNB用に構成されたベアラに対する新データによってトリガされてもよい。分割ベアラの場合、M−BSRかS−BSRのいずれか、またはこの両方がトリガされてもよい。分割ベアラの場合(非分割ベアラの場合も)、ULのスケジューリングに対するネットワーク制御を維持するため、ベアラを構成するときに、NWは、どのセル位置に、例えばeNBに、BSRを送信できるのかを構成することもできる。少なくとも、次の3つの代替案が可能である:(1)MeNBのみに送信する。この場合、例えばM−BSRのみがトリガされ得る;(2)SeNBのみに送信する。この場合、例えば、S−BSRのみがトリガされ得る;および(3)MeNBとSeNBの両方に送信する。この場合、例えば、M−BSRとS−BSRの両方がトリガされ得る。
したがって、M−BSRは、(1)MeNBのみから供給されたベアラに対するRLCおよびPDCPレイヤへの伝送に利用できるデータ、(2)もしあれば、MeNBとSeNBの両方から供給されたベアラに対するMeNBに対応するRLCエンティティのRLC再伝送データおよびRLCステータスPDU(またはオフライン処理のためのULグラントをUEが受信する前にPDCPからRLCへ新データを送ることが可能であれば、MeNBのRLCエンティティへの伝送が利用できる全データ);ならびに(3)構成に基づいて、任意選択で、MeNBとSeNBの両方から供給されたベアラに対するPDCPレイヤ内のデータ、を含むことができる。
S−BSRは、(1)SeNBのみから供給されたベアラに対するRLCおよびPDCPレイヤへの伝送に利用できるデータ、(2)もしあれば、MeNBとSeNBの両方から供給されたベアラに対するSeNBに対応するRLCエンティティのRLC再伝送データおよびRLCステータスPDU(またはオフライン処理のためのULグラントをUEが取得する前にPDCPからRLCへ新データを送ることが可能であれば、SeNBのRLCエンティティへの伝送が利用できる全データ);ならびに(3)構成に基づいて、任意選択で、MeNBとSeNBの両方から供給されたベアラに対するPDCPレイヤ内のデータ、を含むことができる。
優先度の高いデータの到着がBSRトリガに起きた場合の実施形態によっては、M−BSRおよびS−BSRそれぞれをトリガするために、各ノードに伝送するのに利用できると見なされたデータに限定されるべきである。例えば、データは、M−BSRおよびS−BSRそれぞれをトリガするために、M−BSRおよびS−BSRのコンテンツが提供した通りに各ノードに伝送するのに利用できると見なされたデータに限定されるべきである。
実施形態によっては、第3の代替案に関連するもののように、さらに他の構成が含まれていてもよい。例えば、BSRは、データの量が閾値よりも少なければ(例えばTCP ACK)、1つのeNBのみに伝送されてもよく、NWはそのeNBを構成する。これらの構成では、NWは、BSRが1つまたは両方のeNBに送信されたのかどうかを分割ベアラに対して検出できる。実施形態によっては、NWは、ULスケジューリングを、例えばXn遅延などに応じて少なくとも略統計的に制御でき、eNBは、ある程度の協働を動的に含むことができ、Xn上でBSRを共有することもできる。このような構成では、完全なBSRの情報を、第3の代替案における両方のeNBに送信することで、両方のeNBがその場合にスケジューリングできることをNWは認識させることができる。
そのため、実施形態によっては、SRは、BSRが意図されている同じeNBに送信され得る。分割ベアラのULデータを伝送するために、BSRと同じ方法でULデータの伝送をつなげることが可能であるか、あるいは、ベアラのBSRが一方のeNBに対して構成されているとしてもベアラのデータをいずれかのeNBに伝送することができるか、あるいは、ULデータの伝送はeNB側でPDCPレイヤに影響を及ぼすことがあるため別々に構成され得る。
<例示的なプロセス>
次に図4および5を参照すると、後述する図6の装置20などによって実施される動作は、UEが分割ベアラに対するBSRをどこに送信すべきかを示す指示を提供するネットワーク構成を導入するために示されている。
実施形態によっては、UEがBSR/SRをどこに送信できるかという指示がUEに提供されてもよい。ベアラ分割の場合、例えば、UEは、(1)MeNB、(2)SeNB、または(3)この両方に(即座に、または交互に)伝送するという指示を受信できる。図4は、BSRを提供するためにNWがUEを構成する例示的な方法を示し、その結果、実施形態によっては、SRを第1のセル位置(例えばMeNB)および第2のセル位置(例えばSeNB)のそれぞれに交互に提供する。実施形態によっては、この2つの構成のどちらに提供されるかに応じて、特定の規則が提供されてもよい。一般に、NWが分割ベアラを構成する場合、NWは、このベアラに関連するBSRをどのセルに送信すべきかという情報を含む指示をUEに提供できる。
図4は、BSRを提供するためにNWがUEを構成する例示的な方法を示し、その結果、実施形態によっては、SRを第1のセル位置(例えばMeNB)および第2のセル位置(例えばSeNB)のそれぞれに交互に提供する。
図4のブロック405に示したように、装置は、二重接続方式で動作するUEが1つ以上のベアラに対するバッファステータスレポート(BSR)を伝送できるセル位置を示す指示をユーザ装置(UE)で受信し、セル位置は、第1の位置、第2の位置のいずれか一方、または第1の位置および第2の位置である、プロセッサ22などの手段を備えることができる。実施形態によっては、1つ以上のベアラは、分割ベアラであってもよい。実施形態によっては、指示は、無線リソース制御(RRC)シグナリング(構成)、媒体アクセス制御(MAC)シグナリング(MAC CE)または物理レイヤシグナリングによって提供されてもよい。
図4のブロック410に示したように、装置20は、トリガされたことに応答して、指示に示された位置にBSRを伝送させるために、プロセッサ22などの手段を備えることができる。
実施形態によっては、UEがBSRを両方のeNBに交互に送信するように構成されている場合、UEが(SRを送信した後に)ULグラントを取得しなければ、UEはもう一方のセルに試みることになる。例えば、特定の設定時間/所定時間が経過した後に取得されなければ、最初のN個(例えば1つ、2つ)のSRが1つのセルに試行する(SRを送信し、さらに、タイマーを禁止する時間またはそれ以外の何らかの所定時間の間待機する)。実施形態によっては、SRの再伝送がある場合、UEは、もう一方のセルにも伝送するように構成されてもよい。例えば、1、2回程度の後に伝送を試行する。これは、SeNBにRLF(無線リンク障害)またはそのような非アクティブ状態がない場合に特に必要なことがある。さらに、例えばリンクの質が著しく低下した後にUEが上りリンクでSeNBに向かって何かを伝送するのを防止する無線リンクモニタリングに基づく条件があってもよい。この場合、UEは、上りリンクでSeNBに伝送することを許されないことがあり、そのため、代わりにBSR(例えば分割ベアラの場合)およびSRをMeNBに伝送するように構成されてもよい。同じように、非分割ベアラであっても、SeNBに向けての上りリンクの伝送がそれ以上許されない、または成功しない場合、UEは、SeNBの特定のベアラのバッファステータスをMeNBにも送信して、例えばベアラの切り替えをしなければならないことをMeNBに指示できる。
このように、図4のブロック415に示したように、装置20は、UEがBSRを第1のセル位置および第2のセル位置に交互に伝送すべきであることを指示が示している場合に、UEが第1のスケジューリングリクエスト(SR)を第1のセル位置に伝送するようにし、SRを伝送した後にUEが所定時間の間待機するようにし、第1のSRに応答してULグラントが受信されなければ、UEが第2のSRを第2のセル位置に伝送するようにするために、プロセッサ22などの手段を備えることができる。
ここで、例えば、BSRを第1のセル位置(例えばMeNB)および第2のセル位置(例えばSeNB)に交互に伝送するという指示を示されていたUEは、例えば特定の設定時間/所定時間の後に、例えば第1のSRに応答してULグラントが受信されていなければ、第2のセル位置(例えばSeNB)に伝送できる。
図4のブロック420に示したように、装置20は、UEがBSRを第1のセル位置および第2のセル位置に交互に伝送すべきであることを指示が示している場合に、UEが第1のスケジューリングリクエスト(SR)を第1のセル位置に伝送するようにし、第1のSRに応答してULグラントが受信されなければ、UEが第1のSRを第1のセル位置に再伝送するようにし、再伝送を所定回数行った後に第1のSRに応答してULグラントが受信されなければ、UEが第2のSRを第2のセル位置に伝送するようにするために、プロセッサ22などの手段を備えることができる。
ここで、例えば、BSRを第1のセル位置(例えばMeNB)および第2のセル位置(例えばSeNB)に交互に伝送するという指示を示されていたUEは、例えば特定の構成試行回数または所定試行回数の後に、例えば所定回数の再伝送に応答してULグラントが受信されていなければ、第2のセル位置(例えばSeNB)に伝送できる。例えば、伝送試行が1、2回またはこれ以外の所定の回数行われた後に、もう一方のeNBに伝送が行われる。これは、SeNBにRLFまたはそのような非アクティブ状態がない場合に特に必要なことがある。
図4のブロック425に示したように、装置20は、UEがBSRを第1のセル位置および第2のセル位置に交互に伝送すべきであることを指示が示している場合に、UEが第1のスケジューリングリクエスト(SR)を第1のセル位置に伝送するようにし、第1のSRに応答してULグラントが受信されなければ、UEが第2のSRを第3のセル位置に伝送するようにするために、プロセッサ22などの手段を備えることができる。
実施形態によっては、SRをMeNBおよびSeNBに交互に伝送するとき、UEは、一度に1つのSRのみをアクティブにできる。換言すれば、第2のSRが送信されれば、UEは、第1のSRを取り消すように構成されてもよい(この2つが同じベアラ/BSRに対してトリガされた場合)。実施形態によっては、第2のSRを送信するとき、UEは、NWにはUEをスケジューリングする時間が十分にあったために第1のSRが「アクティブ」ではなくなっていると仮定できる。
図5は、BSRを提供するためにNWがUEを構成する例示的な方法を示し、その結果、実施形態によっては、SRを第1のセル位置(例えばMeNB)および第2のセル位置(例えばSeNB)のそれぞれに提供する。
図5のブロック505に示したように、装置は、二重接続方式で動作するUEが分割ベアラに対するバッファステータスレポート(BSR)を伝送すべき先のセル位置を示す指示をユーザ装置(UE)で受信し、セル位置は、第1の位置、第2の位置のいずれか一方、または第1の位置および第2の位置である、プロセッサ22などの手段を備えることができる。
図5のブロック510に示したように、装置は、UEがBSRを第1のセル位置に伝送すべきであることを指示が示している場合に、UEが第1のスケジューリングリクエスト(SR)を第1のセル位置に伝送するようにし、第1のセル位置からの信号が弱いことを無線リンクモニタリング(RLM:Radio Link Monitoring)が示した場合、または無線リンク障害(RLF)の状態がトリガされた場合に、UEがBSRおよびSRを第2のセル位置に伝送するようにするために、プロセッサ22などの手段を備えることができる。
例えば、実施形態によっては、分割ベアラのBSR/SRをSeNBセルに優先的に送信するようにUEが構成されていて、そのセルが弱い(あるいは何らかのRLF状態がトリガされている)ことをRLMが示した場合、UEは、代わりにBSR/SRをMeNBに送信できる。さらに、実施形態によっては、UEが分割ベアラのBSRをMeNBとSeNBの両方に送信すれば、ネットワークがUEをこのように構成していない場合、両方に伝送されたことまたはもう一方のセルにも伝送されたことを示すビットがあってもよい。
例示的な実施形態では、UEがBSRをどこに送信できるかを示す構成が1つあれば、上りリンク(UL)データをSeNBへ送信するが(MeNBの下りリンクに対する)RLCステータスPDUをMeNBに送信することをネットワークが希望している場合、データがなければUEはRLCステータスPDUのみにM−BSRをトリガできる。これは、Xndelay(インターフェース遅延)に左右されることがある。例えばXndelayが大きい場合(例えば50ms)、UEはBSRを送信でき、SRも同じように直接送信できる。
そのため、図5のブロック515に示したように、装置は、UEがBSRを第1のセル位置および第2のセル位置に伝送すべきであることを指示が示している場合に、BSRが第1のセル位置と第2のセル位置の両方に伝送されていることを示すビットをBSRに含めるようにする、プロセッサ22などの手段を備えることができる。
図5のブロック520に示したように、装置は、上りリンク(UL)のベアラ分割が構成されていない場合に、物理上りリンク共有チャネル(PUSCH)が1つのセル位置のみに使用され、RLCステータスがXn上で第2のセル位置に転送され、BSRを第1のセル位置に伝送することに失敗した場合にBSRを第2のセル位置に伝送させる、プロセッサ22などの手段を備えることができる。
図5のブロック525に示したように、装置は、上りリンク(UL)のベアラ分割が構成されていない場合に、物理上りリンク共有チャネル(PUSCH)が1つのセル位置のみに使用され、RLCステータスがXn上で第2のセル位置に転送され、BSRを第1のセル位置に伝送することに失敗した場合にBSRを第2のセル位置に伝送させ、ランダムアクセスで第1のセル位置への伝送を試行させる、プロセッサ22などの手段を備えることができる。
図5のブロック530に示したように、装置は、第2のセル位置へ伝送されたBSR、第1のセル位置が応答するのに失敗したことを示すシグナリングを含む、プロセッサ22などの手段を備えることができる。
図5のブロック535に示したように、装置は、第1のセル位置へのULの伝送、およびDLデータに関連するRLCステータスPDUが第2のセル位置に送信された場合に、BSRを伝送させ、BSRが受信セルに関連するデータの量のみを示す、プロセッサ22などの手段を備えることができる。
UEがBSRをどこに送信すべきかを示す構成が1つある場合などの実施形態によっては、ULデータを第2のセル位置(例えばSeNB)に送信するが、(例えばMeNB DLに対する)RLCステータスPDUを第1のセル位置(例えばMeNB)に送信することをNWが希望していれば、伝送するデータがない場合に、UEがRLCステータスPDUのみに対してM−BSRトリガしているという方法が提供されてもよい。実施形態によっては、トリガは、Xndelayに左右されることがある。例えば、遅延が大きい場合(例えば50ms)、UEは遅延の結果それを直接送信できる。
UEがBSRをどこに送信すべきかという指示は、RRCシグナリングを含むRRC構成によって提供されてもよいし、あるいは、MACレベルのシグナリングとして、例えばMAC制御要素(CE)として、あるいは物理レイヤシグナリングとして、例えばPDCCHに提供されてもよい。指示は、ベアラごとまたはベアラグループごとまたはベアラの種類ごと(例えば分割ベアラおよび非分割ベアラ)であってもよい。
前述したように、図4および5は、例えば本発明の例示的な実施形態に従って本明細書に記載した方法のフローチャートを示している。フローチャートの各ブロック、およびフローチャートのブロックの組み合わせは、1つ以上のコンピュータプログラム命令を含むソフトウェアを実行することに関連付けられたハードウェア、ファームウェア、プロセッサ、回路、および/またはその他の通信デバイスなどの様々な手段によって実施され得ることが理解されるであろう。例えば、前述した手順の1つ以上をコンピュータプログラム命令によって実現できる。これに関して、前述した手順を実現するコンピュータプログラム命令は、本発明の実施形態を用いる装置の記憶デバイス24によって格納され、装置のプロセッサ22によって実行され得る。理解されるように、そのようなコンピュータプログラム命令はいずれも、機械を生産するためにコンピュータまたはその他のプログラム可能な装置(例えばハードウェア)にロードされることができ、その結果、生じたコンピュータまたはその他のプログラム可能な装置は、フローチャートのブロックに明記した機能を実施する。これらのコンピュータプログラム命令は、コンピュータまたはその他のプログラム可能な装置が特定の方法で機能するように誘導できるコンピュータ可読メモリに格納されてもよく、その結果、コンピュータ可読メモリに格納された命令が製造物を生産し、その命令が実行されることでフローチャートのブロックに明記した機能が実施される。コンピュータプログラム命令は、コンピュータまたはその他のプログラム可能な装置にロードされて一連の動作をコンピュータまたはその他のプログラム可能な装置上で実施し、コンピュータ実装プロセスを生み出すようにすることもでき、それによってコンピュータまたはその他のプログラム可能な装置上で実行する命令は、フローチャートのブロックに明記した機能を実施するための動作を提供する。
したがって、フローチャートのブロックは、明記した機能を実施する手段の組み合わせおよび明記した機能を実施する動作の組み合わせをサポートする。フローチャートの1つ以上のブロック、およびフローチャート内のブロックの組み合わせは、明記した機能を実施する特殊目的のハードウェアベースのコンピュータシステム、または特殊目的のハードウェアとコンピュータ命令との組み合わせによって実施され得ることも理解されるであろう。
実施形態によっては、上記の動作のいくつかは修正されるかさらに拡大されてもよい。さらに、実施形態によっては、図4のブロック415、420、および435の破線で示したように、追加の任意選択の動作が含まれてもよい。上記の動作への修正、追加または拡大を、どのような順序でどのように組み合わせて実施してもよい。
UEまたはeNBなどは、図6に示したように、装置20を備えいてもよいし、あるいは該装置と接続されていてもよい。装置は、図6に示したもののように、本発明の例示的な実施形態に従って具体的に構成され、視線および視線以外のトラフィックに基づく異質のネットワーク内で動的な適応帯域を選択する。装置は、プロセッサ22、記憶デバイス24、通信インターフェース26および任意選択のユーザインターフェース28を備えいてもよいし、あるいはこれらと通信していてもよい。実施形態によっては、プロセッサ(および/またはコプロセッサ、またはプロセッサを補佐するかあるいはプロセッサと接続しているその他の任意の処理回路)は、装置の構成要素間で情報を通すためのバスを介して記憶デバイスと通信していてもよい。記憶デバイスは、一時的でないものであってもよく、かつ、例えば、1つ以上の揮発性かつ/または不揮発性のメモリを備えていてもよい。換言すれば、例えば、記憶デバイスは、機械(例えばプロセッサのようなコンピューティングデバイス)で修復可能であってよいデータ(例えばビット)を格納するように構成されたゲートを備える電子ストレージデバイス(例えばコンピュータ可読ストレージ媒体)であってもよい。記憶デバイスは、装置が本発明の例示的な実施形態による様々な機能を実行できるようにするための情報、データ、コンテンツ、アプリケーション、命令などを格納するように構成されてもよい。例えば、記憶デバイスは、プロセッサで処理するために入力データをバッファリングするように構成されてもよい。これ加えて、またはこれに代えて、記憶デバイスは、プロセッサで実行するための命令を格納するように構成されてもよい。
上記のように、装置20は、無線通信サーバ15によって実現され得る。ただし、実施形態によっては、装置は、チップまたはチップセットとして実現されてもよい。換言すれば、装置は、構造アセンブリ(例えば基板)上に材料、構成要素および/またはワイヤを含む1つ以上の物理パッケージ(例えばチップ)を備えることができる。構造アセンブリは、構造アセンブリに含まれている構成要素の回路に対して、物理的な力、サイズの保持、および/または電気的な相互作用の制限を施すことができる。したがって、装置は、場合によっては、本発明の実施形態を単一のチップ上で、または単一の「チップ上のシステム」として実施するように構成されてもよい。このように、場合によっては、チップまたはチップセットが、本明細書に記載した機能を提供する1つ以上の動作を実施する手段となり得る。
プロセッサ22は、多くの異なる方法で実現され得る。例えば、プロセッサは、1つ以上の様々なハードウェア処理手段として実現されることができ、これには、コプロセッサ、マイクロプロセッサ、コントローラ、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)、付随のDSPがあるまたはない処理要素、または例えば、ASIC(特定用途向け集積回路)、FPGA(フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ)、マイクロコントローラユニット(MCU)、ハードウェアアクセラレータ、特殊目的コンピュータチップなどの集積回路を含むその他の様々な処理回路などがある。このように、実施形態によっては、プロセッサは、独立して実施するように構成された1つ以上の処理コアを備えることができる。マルチコアプロセッサが単一の物理パッケージ内でのマルチ処理を可能にできる。これに加えて、またはこれに代えて、プロセッサは、命令、パイプライン処理および/またはマルチスレッドの独立した実行を可能にするためにバスを介して縦に並んで構成された1つ以上のプロセッサを備えることができる。
例示的な実施形態では、プロセッサ22は、記憶デバイス24に格納されているか、あるいはプロセッサにアクセス可能な命令を実行するように構成されてもよい。これに代えて、またはこれに加えて、プロセッサは、ハードコーディングされた機能を実行するように構成されてもよい。このように、ハードウェアもしくはソフトウェアによる方法、またはその組み合わせによって構成されいるかどうかに関わらず、プロセッサは、そのように構成された状態で本発明の実施形態による動作を実行できる(例えば回路内に物理的に実現された)エンティティとなり得る。そのため、例えば、プロセッサがASIC、FPGAなどどして実現されている場合、プロセッサは、本明細書に記載した動作を実行するために具体的に構成されたハードウェアであってもよい。これに代えて、別の例を挙げると、プロセッサがソフトウェア命令を実行するものとして実現されている場合、その命令は、命令が実行されると本明細書に記載したアルゴリズムおよび/または動作を実施するようにプロセッサを具体的に構成できる。ただし、場合によっては、プロセッサは、本明細書に記載したアルゴリズムおよび/または動作を実施するための命令によってプロセッサをさらに構成して、本発明の実施形態を用いるように構成された具体的なデバイス(例えば携帯端末または固定型のコンピューティングデバイス)のプロセッサであってもよい。プロセッサは、とりわけ、クロック、算術論理ユニット(ALU)およびプロセッサの動作をサポートするように構成された論理ゲートを備えることができる。
例示的な実施形態の装置20は、通信インターフェース26も備えることができ、この通信インターフェースは、1つ以上のユーザ装置10などとの通信を容易にするなどのために、装置と通信状態にある通信デバイスから/通信デバイスに受信および/または伝送するように構成されたハードウェアまたはハードウェアとソフトウェアとの組み合わせのいずれかに実現されたデバイスまたは回路などの任意の手段であってよい。この点に関して、通信インターフェースは、例えば、無線通信ネットワークと通信できるようにサポートする1つのアンテナ(または複数のアンテナ)およびハードウェアおよび/またはソフトウェアを備えることができる。これに加えて、またはこれに代えて、通信インターフェースは、アンテナを介して信号を伝送させるため、またはアンテナを介して受信する信号の受信に対処するために、アンテナと相互作用する回路を備えることができる。環境によっては、通信インターフェースは、その代わりに、有線通信であってもよいし、または有線通信をサポートしてもよい。このように、例えば、通信インターフェースは、ケーブル、デジタル加入者線(DSL)、ユニバーサル・シリアル・バス(USB)またはその他の機構を介して通信をサポートする通信モデムおよび/またはその他のハードウェアおよび/またはソフトウェアを備えることができる。
装置20は、任意選択でユーザインターフェース28を備えることもでき、このユーザインターフェースは、出力をユーザへ提供し、実施形態によってはユーザ入力の指示を受信するために、プロセッサ22と通信していてもよい。このように、ユーザインターフェースは、ディスプレイを備えることができ、実施形態によっては、キーボード、マウス、ジョイスティック、タッチ画面、タッチエリア、ソフトキー、1つ以上のマイクロフォン、複数のスピーカ、またはその他の入力/出力機構も備えることができる。1つの実施形態では、プロセッサは、ディスプレイおよび、実施形態によっては、複数のスピーカ、鳴鐘装置、1つ以上のマクロフォンなどの1つ以上のユーザインターフェース要素の少なくともいくつかの機能を制御するように構成されたユーザインターフェース回路を備えることができる。プロセッサおよび/またはプロセッサを備えるユーザインターフェース回路は、プロセッサ(例えば記憶デバイス24など)にアクセス可能なメモリに格納されたコンピュータプログラム命令(例えばソフトウェアおよび/またはファームウェア)によって1つ以上のユーザインターフェース要素の1つ以上の機能を制御するように構成されてもよい。
当業者には、本明細書に記載した本発明の多くの修正およびその他の実施形態を思いつくであろう。これらの発明に関わる当業者は、上記の説明およびそれに関連する図面に記載した教示の利益を有する。したがって、本発明は開示した特定の実施形態に限定されず、修正およびその他の実施形態が添付の請求項の範囲内に含まれることを意図していることを理解すべきである。さらに、上記の説明およびそれに関連する図面は、要素および/または機能を例として特定の組み合わせにした状態での例示的な実施形態を示しているが、添付の請求項の範囲を逸脱しない限り、異なる要素および/または機能の組み合わせが代替実施形態によって提供されてもよいことを理解すべきである。この点に関して、例えば、上記に明記したものと異なる要素および/または機能の組み合わせを添付の請求項のいくつかに記載してもよいため、そのような組み合わせも構想される。本明細書では特定の用語を用いているが、そのような用語は、一般的かつ説明的な意味のみで使用されており、限定するためではない。

Claims (25)

  1. 二重接続方式で動作しているユーザ装置が少なくとも1つのベアラの各々に対するバッファステータスレポートを伝送すべき先のセル位置を示す指示を前記ユーザ装置で受信すること、ただし前記セル位置は、二重接続方式で動作しているユーザ装置が、少なくとも1つのベアラの各々に対するバッファステータスレポートを伝送すべき先のセル位置であり、また前記セル位置は、第1の位置、第2の位置、第1の位置および第2の位置、または第1の位置もしくは第2の位置のうちの1つである、前記受信することと;
    トリガされたことに応じて、前記指示に示された前記位置にバッファステータスレポートを伝送させることと;
    ことを含む方法。
  2. 前記ベアラは分割ベアラである、請求項1に記載の方法。
  3. 前記ユーザ装置が前記バッファステータスレポートを前記第1のセル位置および前記第2のセル位置に交互に伝送すべきことを前記指示が示している場合に、
    前記ユーザ装置が第1のスケジューリングリクエストを前記第1のセル位置に伝送するようにすることと;
    前記スケジューリングリクエストを伝送した後に前記ユーザ装置が所定時間の間待機するようにすることと;
    前記第1のスケジューリングリクエストに応答して上りリンクグラントが受信されなければ、前記ユーザ装置が第2のスケジューリングリクエストを前記第2のセル位置に伝送するようにすることと;
    をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  4. 前記指示は、無線リソース制御シグナリング、媒体アクセス制御シグナリングまたは物理レイヤシグナリングによって示される、請求項1に記載の方法。
  5. 前記ユーザ装置が前記バッファステータスレポートを前記第1のセル位置および前記第2のセル位置に交互に伝送すべきことを前記指示が示している場合に、
    前記ユーザ装置が前記第1のスケジューリングリクエストを前記第1のセル位置に伝送するようにすることと;
    前記第1のスケジューリングリクエストに応答して上りリンクグラントが受信されなければ、前記ユーザ装置が前記第1のスケジューリングリクエストを前記第1のセル位置に再伝送するようにすることと;
    所定回数の再伝送が行われるか所定時間が経過した後に前記第1のスケジューリングリクエストに応答して上りリンクグラントが受信されなければ、前記ユーザ装置が第2のスケジューリングリクエストを前記第2のセル位置に伝送するようにすることと;
    をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  6. 前記ユーザ装置が前記バッファステータスレポートを前記第1のセル位置および前記第2のセル位置に交互に伝送すべきことを前記指示が示している場合に、
    前記ユーザ装置が前記第1のスケジューリングリクエストを前記第1のセル位置に伝送するようにすることと;
    前記第1のスケジューリングリクエストに応答して上りリンクグラントが受信されなければ、前記ユーザ装置が第2のスケジューリングリクエストを前記第2のセル位置に伝送するようにすることと;
    をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  7. 前記ユーザ装置が前記バッファステータスレポートを前記第1のセル位置および前記第2のセル位置に交互に伝送すべきことを前記指示が示している場合に、
    前記ユーザ装置が第1のスケジューリングリクエストを前記第1のセル位置に伝送するようにすることと;
    無線リンクモニタリングが前記第1のセル位置からの信号が弱いことを示している場合、または無線リンク障害の状態がトリガされている場合に、前記ユーザ装置が前記バッファステータスレポートおよびスケジューリングリクエストを前記第2のセル位置に伝送するようにすることと;
    をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  8. 前記ユーザ装置が前記バッファステータスレポートを前記第1のセル位置および前記第2のセル位置に伝送すべきことを前記指示が示している場合に、前記バッファステータスレポートが前記第1のセル位置と前記第2のセル位置の両方に伝送されていることを示すビットを前記バッファステータスレポートに含めるようにすることをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  9. バッファステータスレポートを前記第1のセル位置に伝送するのが失敗した場合に、バッファステータスレポートを前記第2のセル位置に伝送させることをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  10. 前記第2のセル位置に伝送された前記バッファステータスレポートに、前記第1のセル位置が応答を出すことに失敗したことを示すシグナリングを含めることをさらに含む、請求項8または9に記載の方法。
  11. 前記第1のセル位置への上りリンク伝送、および下りリンクデータに関連する無線リンク制御ステータスのプロトコルデータユニットが前記第2のセル位置に送信された場合に、前記バッファステータスレポートを伝送させ、該バッファステータスレポートが受信セルに関するデータの量のみを示すことをさらに含む、請求項1のいずれか一項に記載の方法。
  12. 少なくとも1つのプロセッサおよびコンピュータプログラムコードを含む少なくとも1つのメモリを備える装置であって、前記少なくとも1つのメモリおよびコンピュータプログラムコードは、
    二重接続方式で動作しているユーザ装置が少なくとも1つのベアラの各々に対するバッファステータスレポートを伝送すべき先のセル位置を示す指示を前記ユーザ装置で受信すること、ただし前記セル位置は、二重接続方式で動作しているユーザ装置が、少なくとも1つのベアラの各々に対するバッファステータスレポートを伝送すべき先のセル位置であり、また前記セル位置は、第1の位置、第2の位置、第1の位置および第2の位置、または第1の位置もしくは第2の位置のうちの1つである、前記受信することと;
    トリガされたことに応じて、前記指示に示された前記位置にバッファステータスレポートを伝送させることと;
    を遂行するように、前記プロセッサとともに構成される、装置。
  13. 前記ベアラは分割ベアラである、請求項12に記載の装置。
  14. 前記少なくとも1つのメモリおよびコンピュータプログラムコードはさらに、前記ユーザ装置が前記バッファステータスレポートを前記第1のセル位置および前記第2のセル位置に交互に伝送すべきことを前記指示が示している場合に、
    前記ユーザ装置が第1のスケジューリングリクエストを前記第1のセル位置に伝送するようにすることと;
    前記スケジューリングリクエストを伝送した後に前記ユーザ装置が所定時間の間待機するようにすることと;
    前記第1のスケジューリングリクエストに応答して上りリンクグラントが受信されなければ、前記ユーザ装置が第2のSRを前記第2のセル位置に伝送することと;
    を前記装置にさせるように、前記プロセッサとともに構成される、請求項12に記載の装置。
  15. 前記指示は、無線リソース制御シグナリング、媒体アクセス制御シグナリングまたは物理レイヤシグナリングによって示される、請求項12に記載の装置。
  16. 前記少なくとも1つのメモリおよびコンピュータプログラムコードはさらに、前記ユーザ装置が前記バッファステータスレポートを前記第1のセル位置および前記第2のセル位置に交互に伝送すべきことを前記指示が示している場合に、
    前記ユーザ装置が第1のスケジューリングリクエストを前記第1のセル位置に伝送するようにすることと;
    前記第1のスケジューリングリクエストに応答して上りリンクグラントが受信されなければ、前記ユーザ装置が前記第1のスケジューリングリクエストを前記第1のセル位置に再伝送するようにすることと;
    所定回数の再伝送が行われた後に前記第1のスケジューリングリクエストに応答して上りリンクグラントが受信されなければ、前記ユーザ装置が第2のスケジューリングリクエストを前記第2のセル位置に伝送することと;
    を前記装置にさせるように、前記プロセッサとともに構成される、請求項12に記載の装置。
  17. 前記少なくとも1つのメモリおよびコンピュータプログラムコードはさらに、前記ユーザ装置が前記バッファステータスレポートを前記第1のセル位置および前記第2のセル位置に交互に伝送すべきことを前記指示が示している場合に、
    前記ユーザ装置が第1のスケジューリングリクエストを前記第1のセル位置に伝送するようにすることと;
    前記第1のスケジューリングリクエストに応答して上りリンクグラントが受信されなければ、所定回数の再伝送が行われた後であれば、前記ユーザ装置が第2のスケジューリングリクエストを前記第2のセル位置に伝送することと;
    を前記装置にさせるように、前記プロセッサとともに構成される、請求項12に記載の装置。
  18. 前記少なくとも1つのメモリおよびコンピュータプログラムコードはさらに、
    前記UEが前記BSRを前記第1のセル位置および前記第2のセル位置に交互に伝送すべきであることを前記指示が示している場合に、
    ・ 前記UEが第1のスケジューリングリクエスト(SR)を前記第1のセル位置に伝送するようにすることと;
    ・ 前記第1のSRに応答してULグラントが受信されなければ、所定回数の再伝送が行われた後に前記第1のSRに応答してULグラントが受信されなければ、前記UEが第2のSRを前記第2のセル位置に伝送することと;
    を前記装置に行わせ、
    前記ユーザ装置が前記バッファステータスレポートを前記第1のセル位置に伝送すべきことを前記指示が示している場合に、
    ・ 前記ユーザ装置が第1のスケジューリングリクエストを前記第1のセル位置に伝送するようにすることと;
    ・ 無線リンクモニタリングが前記第1のセル位置からの信号が弱いことを示している場合、または無線リンク障害の状態がトリガされている場合に、前記ユーザ装置が前記バッファステータスレポートおよびスケジューリングリクエストを前記第2のセル位置に伝送するようにすることと;
    を前記装置に行わせるように、前記プロセッサとともに構成される、請求項12に記載の装置。
  19. プログラムコード部分が格納されている一時的でないコンピュータ可読媒体を備えるコンピュータプログラム製品であって、前記プログラムコード部分は、実行時に、
    二重接続方式で動作しているユーザ装置が少なくとも1つのベアラの各々に対するバッファステータスレポートを伝送すべき先のセル位置を示す指示を前記ユーザ装置で受信すること、ただし前記セル位置は、二重接続方式で動作しているユーザ装置が、少なくとも1つのベアラの各々に対するバッファステータスレポートを伝送すべき先のセル位置であり、また前記セル位置は、第1の位置、第2の位置、第1の位置および第2の位置、または第1の位置もしくは第2の位置のうちの1つである、前記受信することと;
    トリガされたことに応じて、前記指示に示された前記位置にバッファステータスレポートを伝送させることと;
    を行うように構成される、コンピュータプログラム製品。
  20. 前記ベアラは分割ベアラである、請求項19に記載のコンピュータプログラム製品。
  21. 前記プログラムコード部分はさらに、実行時に、
    前記ユーザ装置が前記バッファステータスレポートを前記第1のセル位置および前記第2のセル位置に交互に伝送すべきことを前記指示が示している場合に、
    前記ユーザ装置が第1のスケジューリングリクエストを前記第1のセル位置に伝送するようにすることと;
    前記スケジューリングリクエストを伝送した後に前記ユーザ装置が所定時間の間待機するようにすることと;
    前記第1のスケジューリングリクエストに応答して上りリンクグラントが受信されなければ、前記ユーザ装置が第2のスケジューリングリクエストを前記第2のセル位置に伝送するようにすることと;
    を行うように構成される、請求項19に記載のコンピュータプログラム製品。
  22. 前記指示は、無線リソース制御シグナリング、媒体アクセス制御シグナリングまたは物理レイヤシグナリングによって示される、請求項19に記載のコンピュータプログラム製品。
  23. 前記プログラムコード部分はさらに、実行時に、
    前記ユーザ装置が前記バッファステータスレポートを前記第1のセル位置および前記第2のセル位置に交互に伝送すべきことを前記指示が示している場合に、
    前記ユーザ装置が第1のスケジューリングリクエストを前記第1のセル位置に伝送するようにすることと;
    前記第1のスケジューリングリクエストに応答して上りリンクグラントが受信されなければ、前記ユーザ装置が前記第1のスケジューリングリクエストを前記第1のセル位置に再伝送するようにすることと;
    所定回数の再伝送が行われた後に前記第1のスケジューリングリクエストに応答して上りリンクグラントが受信されなければ、前記ユーザ装置が第2のスケジューリングリクエストを前記第2のセル位置に伝送することと;
    を行うように構成される、請求項19に記載のコンピュータプログラム製品。
  24. 前記プログラムコード部分はさらに、実行時に、
    前記ユーザ装置が前記バッファステータスレポートを前記第1のセル位置および前記第2のセル位置に交互に伝送すべきことを前記指示が示している場合に、
    前記ユーザ装置が第1のスケジューリングリクエストを前記第1のセル位置に伝送するようにすることと;
    所定回数の再伝送が行われた後に前記第1のスケジューリングリクエストに応答して上りリンクグラントが受信されなければ、前記ユーザ装置が第2のスケジューリングリクエストを前記第2のセル位置に伝送することと;
    を行うように構成される、請求項19に記載のコンピュータプログラム製品。
  25. 前記プログラムコードはさらに、実行時に、
    前記ユーザ装置が前記バッファステータスレポートを前記第1のセル位置に伝送すべきことを前記指示が示している場合に、
    前記ユーザ装置が第1のスケジューリングリクエストを前記第1のセル位置に伝送するようにすることと;
    無線リンクモニタリングが前記第1のセル位置からの信号が弱いことを示している場合、または無線リンク障害の状態がトリガされている場合に、前記ユーザ装置が前記バッファステータスレポートおよびスケジューリングリクエストを前記第2のセル位置に伝送するようにすることと;
    を行うように構成される、請求項19に記載のコンピュータプログラム製品。
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