JP2016536850A - 干渉する局からのアップリンク送信の制御 - Google Patents

干渉する局からのアップリンク送信の制御 Download PDF

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Abstract

本発明は、第1のメッセージ内で示される第1の時間間隔の間にアップリンク送信をバイパスするように局(STA)に指示する第1のメッセージを送信するためのアクセス・ポイントに関する。アクセス・ポイントは、STAのうちの第1の部分が1つまたは複数の第1のメッセージを復号するのには十分であり、STAのうちの第2の部分が1つまたは複数の第1のメッセージを復号するのには不十分である送信電力で1つまたは複数の第1のメッセージを送信するためのものである。送信電力は、STAに関連する最小送信電力に基づいて決定され得る。後続の第2の時間間隔は、第1の時間間隔中にSTAから受信されたアップリンク送信に基づいて決定され得る。

Description

本開示は、一般には、通信システムに関し、より詳細には、無線通信システムに関する。
Wi−Fiシステムなどの無線通信システムは、2つの局(STA)が同じアクセス・ポイントの範囲内にあるが互いについて知るには離れすぎている時に生じる「隠れ端末問題」が発生する傾向にある。したがって、2つのSTAは、互いから隠されている。隠れ端末問題は、アクセス・ポイントに関するSTAの間の妨害物の存在によって悪化する可能性がある。たとえば、建物侵入損失(building penetration loss)は、通常は11〜20dB程度である。その結果、屋内STAは、物理的に互いに近接している可能性がある場合であっても、屋外STAから隠される可能性がある。同様に、2つの屋内STAは、建物内の1つまたは複数の壁、扉、または他の妨害物によって分離される場合に、互いから隠される可能性がある。
どちらのSTAにも干渉が発生していることを認識せずに、一方の隠れSTAからの送信が、他方の隠れSTAからの送信に干渉する可能性がある。2つの信号がアクセス・ポイントで衝突する時に、アクセス・ポイントは、一般に、より強い信号を検出し、より弱い信号を干渉として扱う。その結果、特に、アクセス・ポイントのリソースのうちの大きい比率が、STAによる使用のために使用可能であり、その結果、より弱い隠れSTAがそのアップリンク送信を再試行するのに使用可能な相対的に少ない量の「無音」時間がある時に、より強い隠れSTAが、より弱い隠れSTAを圧倒し、アクセス・ポイントのリソースのうちの不公平な比率を消費する可能性がある。隠れ端末問題は、互いから隠されている2つのアクセス・ポイントからのダウンリンク送信がSTAで衝突する時に、ダウンリンク上でも発生する可能性がある。通常は、2つの技法すなわち動的チャネル割当て(dynamic channel assignment、DCA)および送信要求/送信可(request−to−send/clear−to−send、RTS/CTS)プロトコルが、干渉の存在下で性能を改善するのに使用される。
DCAを使用するシステムでは、各アクセス・ポイントには使用可能な周波数の集合から1つの周波数が割り当てられ、各アクセス・ポイントは、この周波数を使用してそれに関連するSTAのすべてと通信する。隣接するアクセス・ポイントには、たとえばタイリング・アルゴリズムを使用して、異なる周波数を割り当てて、異なるアクセス・ポイントに関連する送信の間の干渉を制限することができる。DCAの有効性は、異なるチャネルが隣接するアクセス・ポイントのすべてに割り振られ得るようにするための、十分な個数のチャネルの可用性に依存する。たとえば、2GHz帯は、より低い経路損、より高いカバレージおよび信号対雑音比(SNR)に起因して、また、レガシSTAと互換なので、Wi−Fiシステムにおいてしばしば好まれる。しかし、2GHz帯は、3つのチャネルのみを有し、これは、しばしば、各隣接するアクセス・ポイントに異なるチャネルを提供するには不十分である。5GHz帯は、20個の20MHzチャネルを有するが、これらのチャネルの部分集合だけが、最大FCC送信電力で動作する。802.11ac標準規格に従って動作するWi−Fiシステムは、動的周波数選択(DFS)対応帯域へのフル・アクセスを仮定すると、3つまたは4つの80MHzチャネルをサポートする。WiFiサービス・プロバイダ(WISP)は、固定された周波数プランを提供することができ、その場合に、チャネル変更は、隣接するセルへの干渉を引き起こすはずである。この場合(たとえば、2GHz使用、802.11ac、大電力を使用する屋外AP、固定された周波数プラン)に、DCAは、空きチャネルを各アクセス・ポイントに割り当てることができない可能性がある。さらに、DCAは、他のアクセス・ポイントに関連する送信によって引き起こされる外部干渉には役立つが、同じアクセス・ポイントに関連する隠れSTAの間の公平さの改善には役に立たない。
RTS/CTSプロトコルは、STAがアップリンク上でアクセス・ポイントに情報を送信したいことを示すRTSフレームをSTAが送信することを可能にすることによって、衝突を減らすことを試みる。アクセス・ポイントは、要求するSTAがある時間間隔の間に情報を送信できることを示すCTSフレームを用いて応答する。CTSフレームを検出した他のSTAは、CTSフレーム内で示された時間間隔中に送信を控えなければならない。RTS/CTSプロトコルは、RTSが送信される時刻とCTSが(潜在的に干渉する)他のSTAで聞かれ復号される時刻との間に脆弱性期間があり、この脆弱性期間中に他のSTAが合法的に送信することができるので、衝突の防止において完全には有効ではない。さらに、隠れSTAは、RTSを検出しない可能性があり、したがって、隠れSTAがCTSを検出するまで送信を継続する可能性がある。隠れSTAからの送信は、脆弱性期間中に要求するSTAからの送信と衝突する可能性がある。衝突の尤度は、チャネル利用度が高まるにつれて高まり、その結果、相対的に強いSTAが、より高いチャネル利用度で使用可能なリソースの増加する分け前を得る。非常に高いチャネル利用度では、強いSTAが、使用可能なリソースを完全に独占し、より弱いSTAを締め出す可能性がある。
添付図面を参照することによって、本開示をよりよく理解することができ、多数の特徴および利点が当業者に明白にされ得る。異なる図面での同一の符号の使用は、同様のまたは同一の項目を示す。
いくつかの実施形態による無線通信システムの第1の例を示す図である。 いくつかの実施形態による、強い局(STA)、送信要求/送信可(RTS/CTS)プロトコルをサポートしない弱いSTA、およびRTS/CTSプロトコルをサポートする弱いSTAによって消費されるリソースのシミュレーションの結果を示すプロットである。 いくつかの実施形態による、強いSTAとRTS/CTSプロトコルをサポートしない弱いSTAとによって消費されるリソースのシミュレーションの結果を示すプロットである。 いくつかの実施形態による無線通信システムの第2の例を示す図である。 いくつかの実施形態による無線通信システムの第3の例を示す図である。 いくつかの実施形態による無線通信システムの第4の例を示す図である。 いくつかの実施形態による、屋内ユーザ、屋外アクセス・ポイント、および屋外見通し線干渉源(interferer)の最大無音化範囲(silencing range)を示すプロットである。 いくつかの実施形態による、局(STA)がある時間間隔中にアップリンク送信をバイパスしなければならないことを示すメッセージの送信電力を決定する方法を示す流れ図である。 いくつかの実施形態による、CTS−to−selfメッセージ内で送信すべき無音時間間隔を決定する方法を示す流れ図である。 いくつかの実施形態による、異なる送信電力で複数のCTS−to−selfメッセージを送信する方法を示す流れ図である。 いくつかの実施形態による、無線通信システムの第5の例を示す図である。
相対的に強いSTAがある時間間隔中に送信をバイパスすることを選択的に要求することによって、リソースを強いSTAと弱いSTAとの両方に公平に割り振ることができる。たとえば、アクセス・ポイントは、STAがこの要求内で示される時間間隔中に送信をバイパスしなければならないことを示すために、CTS−to−self要求と呼ばれる場合もある要求を送信することができる。要求の送信電力は、要求が相対的に強いSTAによって検出され、復号され得るが、相対的に弱いSTAによっては検出されず、復号されないようになるように決定される。たとえば、相対的に強いSTAは、アクセス・ポイントから距離閾値内にあるものとすることができ、相対的に弱いSTAは、距離閾値を超えるものとすることができる。送信電力は、距離閾値を超えた信号強度が、要求がSTAによって検出されるには低すぎるようになるように決定され得る。その結果、相対的に弱いSTAは、要求を検出せず、時間間隔中に送信することができる。相対的に強いSTAは、相対的に弱いSTAから隠されている場合であっても、要求を検出し、時間間隔中の送信をバイパスし、これによって、相対的に弱いSTAが衝突なしで送信することを可能にする。時間間隔の持続時間は、当初に、小さい値にセットされ得、その後、アクセス・ポイントが時間間隔中にアップリンク・トラフィックを受信する場合には増やされ得、あるいは、アクセス・ポイントが時間間隔中にアップリンク・トラフィックを受信しない場合には減らされ得る。
図1は、いくつかの実施形態による無線通信システム100の第1の例の図である。図示の実施形態では、アクセス・ポイント105は、局110、111、112(本明細書では集合的に「STA110〜112」と称する)を含むことができる、対応する地理的区域またはセルに無線接続性を提供するのに使用される。本明細書で使用される時に、用語「アクセス・ポイント」は、対応する地理的区域内のSTA110〜112に無線接続性を提供するデバイスを指すと理解される。したがって、用語「アクセス・ポイント」は、基地局、基地局ルータ、eNodeB、マクロセル、マイクロセル、フェムトセル、ピコセル、および他のタイプのデバイスを包含することができる。たとえば、アクセス・ポイント105は、Wi−Fi標準規格、3GPP標準規格、IEEE 802標準規格、または他の通信標準規格に従って無線接続性を提供することができる。
建物115が、アクセス・ポイント105によってサービスされる地理的区域内に配置され得る。本明細書で議論されるように、建物115の扉、窓、または壁などの妨害物は、STA110〜112とアクセス・ポイント105との間のチャネル損失を大幅に増やす可能性がある。例示的な建物侵入損失は、通常は11〜20dB程度である。所与の送信電力に関して、侵入損失は、STA110〜112が互いの存在を検出することを困難または不可能にする可能性がある。したがって、STA110〜112は、互いから隠される可能性があり、STA110〜112からのアップリンク送信が、アクセス・ポイント105で衝突する可能性がある。STA110〜112によって送信された信号の間の衝突によって、相対的に強いSTA110〜112が、アクセス・ポイント105のリソースを不公平な比率で消費する結果となる可能性がある。
図2は、いくつかの実施形態による、強いSTA、RTS/CTSプロトコルをサポートしない弱いSTA、およびRTS/CTSプロトコルをサポートする弱いSTAによって消費されるリソースのシミュレーションの結果のプロット200である。強いSTAは、図1に示されたSTA112に対応し、RTS/CTSプロトコルをサポートしない弱いSTAは、図1に示されたSTA111に対応し、RTS/CTSプロトコルをサポートする弱いSTAは、図1に示されたSTA110に対応することができる。プロット200の水平軸は、アクセス・ポイントによって各STAに提供される個々のビット・レート(メガビット毎秒、Mbps単位)を示す。プロット200の垂直軸は、STAのそれぞれによって達成される実際の個々の負荷(Mbps単位)を示す。
プロット200は、2つのシナリオすなわち(1)RTS/CTSプロトコルをサポートしない弱いSTAと競合する強いSTAおよび(2)RTS/CTSプロトコルをサポートする弱いSTAと競合する強いSTAの結果を示す。シミュレーションは、そのパケット・トレースがハードウェアと比較された検証済みのWi−Fiモデルを用いるイベント駆動シミュレータを使用して実行された。生のビット・レートは、6Mbpsに固定され、パケット長は、1.2msである。競合する端末(たとえば、強いSTAおよび弱いSTA)は、一定ビットレート・ユーザ・データグラム・プロトコル(UDP)トラフィックを作り、RTS再試行限度は、アクセス・ポイントへのアクセスを入手する試みが失敗した後に10回の再試行にセットされる。フル・チャネル利用度は、約4Mbpsであり、したがって、各STAが1Mbpsで送信する場合には、アクセス・ポイントへの使用可能な通信時間の約1/2が利用される。したがって、アクセス・ポイントの「占有率」は、各STAが1Mbpsで送信する時に、50%である。
両方の場合において、強いSTAは、提供される個々の負荷が増加するとき、提供される個々のビット・レートとほぼ等しい実際の個々の負荷を達成することができる。しかし、レートの非対称が、相対的に低い提供される個々のビット・レートで現れ、強いSTAが、提供される個々のビット・レートが4Mbpsに達する時にチャネルへのほぼ完全な通信時間アクセスを入手するまで増加する。RTS/CTSプロトコルをサポートしない弱いSTAについて、強いSTAからのアップリンク送信との衝突は、占有率が50%を超える時に、弱いSTAの実際の個々の負荷での劣化を引き起こす。弱いSTAは、提供される個々のビット・レートが4Mbpsを超える時までに、提供される個々のビット・レートの小さい割合(fraction)を受け取りつつある。RTS/CTSプロトコルは、弱いSTAがある時間間隔中にアクセス・ポイントへの排他的アクセスを要求することを可能にし、これは、提供される個々のビット・レートが2Mbpsを超えるまで、弱いSTAの実際の個々の負荷への劣化の機先を制する。より高いビット・レートでは、強いSTAが、アクセス・ポイントのリソースのますます大きく不公平な比率を消費する。
戻って図1を参照すると、アクセス・ポイント105は、強いSTA110〜112に、メッセージ内で示される時間間隔中のアップリンク送信をバイパスするように選択的に指示することによって、アップリンク・アクセスの公平性を改善することができる。たとえば、アクセス・ポイント105は、メッセージ内で示される時間間隔の間にアップリンク送信をバイパスするようにSTA110〜112に指示するメッセージを送信することができる。メッセージのいくつかの実施形態は、STAのうちの第1の部分が第1のメッセージを復号するのには十分であり、STAのうちの第2の部分がそのメッセージを復号するのには不十分な閾電力で送信される。たとえば、相対的に強いSTA112は、メッセージを検出し、復号できるものとすることができ、建物115によって覆い隠される、相対的に弱いSTA110〜111は、メッセージを検出し、復号することができないものとすることができる。したがって、STA112は、メッセージ内で示された時間間隔中にアップリンク送信をバイパスすることができる。しかし、STA110〜111はメッセージを復号することができないので、STA110〜111は、その時間間隔中にアップリンク送信をバイパスしなければならないことを知らず、その時間間隔中にアップリンクを介してアクセス・ポイント105に送信し続けることができる。その結果、STA110〜111は、STA112からの送信との衝突を回避することができる。
図3は、いくつかの実施形態による、強いSTAとRTS/CTSプロトコルをサポートしない弱いSTAとによって消費されるリソースのシミュレーションの結果のプロット300である。強いSTAは、図1に示されたSTA112に対応することができ、RTS/CTSプロトコルをサポートしない弱いSTAは、図1に示されたSTA110〜111のうちの1つに対応することができる。プロット300の水平軸は、アクセス・ポイントによって各STAに提供される個々のビット・レート(Mbps単位)を示す。プロット300の垂直軸は、STAのそれぞれによって達成される実際の個々の負荷(Mbps単位)を示す。
プロット300を作るのに使用されたシミュレーションでは、アクセス・ポイントは、アップリンク送信に使用可能な時間の約40%に対応する時間間隔中にSTAがアップリンク送信をバイパスすべきであることを示すCTS−to−selfメッセージを送信する。いくつかの実施形態は、アップリンク送信に使用可能な時間の異なる割合の間にアップリンク送信をバイパスするようにSTAに指示することができる。このメッセージは、強いSTAがこのメッセージを検出し、復号することができるが、弱いSTAがこのメッセージを検出できず、復号できないようにするために選択された送信電力で送信される。その結果、強いSTAだけが、時間間隔中に送信をバイパスする。弱いSTAは、このメッセージを復号しなかったので、まだいつでも送信を許可されると仮定する。強いSTAがアップリンク送信をバイパスしている時間の40%中の弱いSTAからのアップリンク送信は、強いSTAからのアップリンク送信と衝突せず、したがって、アクセス・ポイントによって成功裏に受信され、復号される可能性がより高い。
アップリンク送信をバイパスするように強いSTAに指示することは、全体的なスループットとSTAに対する公平性とを改善する。たとえば、提供される個々のビット・レートが低い(たとえば、1MBps)時には、強いSTAと弱いSTAとの両方が、提供される個々のビット・レートとほぼ等しい実際の個々の負荷を達成することができる。提供される個々のビット・レートが増えるにつれて、実際の個々の負荷は、強いSTAと弱いSTAとの両方について増えるが、強いSTAは、使用可能な通信時間のうちのわずかにより大きい比率をたくわえる。強いSTAおよび弱いSTAによって達成される実際の個々の負荷は、約2MBpsの提供される個々のビット・レートで安定水準に達する。強いSTAは、安定水準で弱いSTAより高い実際の個々の負荷を達成するが、弱いSTAの実際の個々の負荷は、強いSTAの実際の個々の負荷より2〜3パーセント少ないのみであり、これは、図2に示された実施形態などのCTS−to−selfメッセージを含まない実施形態において強いSTAおよび弱いSTAによって達成される相対負荷より大幅に公平である。
弱いSTAおよび強いSTAの実際の個々の負荷の相対的な値を、強いSTAがアップリンク送信をバイパスするように指示される時間の比率を変更することによって調整することができる。たとえば、強いSTAがアップリンク送信をバイパスするように指示される時間の比率を増やすことによって、強いSTAの実際の個々の負荷に対する弱いSTAの実際の個々の負荷の比率を高めることができる。もう1つの例として、強いSTAがアップリンク送信をバイパスするように指示される時間の比率を減らすことによって、強いSTAの実際の個々の負荷に対する弱いSTAの実際の個々の負荷の比率を下げることができる。
図4は、いくつかの実施形態による無線通信システム400の第2の例の図である。図示の実施形態では、アクセス・ポイント405は、STA410、411を含むことができる対応する地理的区域またはセルに無線接続性を提供するのに使用される。アクセス・ポイント405とSTA410および411とは、オフィス・ビルディングなどの建物415内に展開される。STA410および411は、エア・インターフェースを介してアップリンク送信またはダウンリンク送信を交換することによってアクセス・ポイント405と通信できるものとすることができる。しかし、STA410および411は、STA410と411との間で送信される信号の強度を何デシベルも劣化させる、多数の介在する壁によって互いから隠されている可能性がある。STA410は、STA411より相対的にアクセス・ポイント405に近く、STA410からアクセス・ポイント405までの見通し線は、いくつかの場合に開かれている可能性がある戸口を通過するものとすることができる。対照的に、STA411は、STA410よりアクセス・ポイント405からはるかに遠く、アクセス・ポイント405とSTA411との間のアップリンク/ダウンリンク送信は、複数の壁および戸口を通過するものとすることができる。
したがって、STA410からのアップリンク送信は、アクセス・ポイント405で相対的に強い可能性があり、STA411からのアップリンク送信は、アクセス・ポイント405で相対的に弱い可能性がある。したがって、本明細書で議論される時に、相対的に強いSTA410は、特にチャネル利用度がその最大容量に接近する時に、アクセス・ポイント405のリソース(たとえば、通信時間)を支配し、または独占さえする可能性がある。したがって、アクセス・ポイント405は、アップリンク送信に使用可能な時間のある割合中にアップリンク送信をバイパスするようにSTA410および411に指示することができる。アクセス・ポイント405は、強いSTA410がメッセージを検出し、復号することができるが、弱いSTA411がメッセージを検出できず、復号できなくなるように、メッセージの送信電力を選択する。その結果、強いSTA410だけが、時間間隔中に送信をバイパスする。弱いSTA411は、アクセス・ポイント405からのメッセージおよびアップリンク送信を復号しなかったので、まだいつでも送信を許可されると仮定する。したがって、弱いSTA411は、この時間間隔中に強いSTA410からのアップリンク送信との衝突を回避することができる。
図5は、いくつかの実施形態による無線通信システム500の第3の例の図である。図示の実施形態では、アクセス・ポイント505および510は、STA515および520を含むことができる対応する地理的区域またはセルに無線接続性を提供するのに使用される。たとえば、アクセス・ポイント505は、STA515に無線接続性を提供することができ、アクセス・ポイント510は、STA520に無線接続性を提供することができる。アクセス・ポイント505および510とSTA515および520とは、オフィス・ビルディングなどの建物525内に展開される。図5に示されたSTA515は、STA520よりアクセス・ポイント510に物理的に近い。その結果、STA515が、アクセス・ポイント510に関連しないかこれと通信しない可能性がある場合であっても、STA515からの信号は、アクセス・ポイント510でSTA520からの信号との強い干渉を生成する可能性がある。
STA515およびSTA520によって送信された信号の間の衝突が、STA520によって消費されるアクセス・ポイント510のリソースを減らす場合がある。したがって、アクセス・ポイント510は、アップリンク送信に使用可能な時間のある割合の間にアップリンク送信をバイパスするようにSTA515および520に指示することができる。STA515が、アクセス・ポイント510にサブスクライブしていないか登録していない可能性がある場合であっても、STA515は、アクセス・ポイント510によって送信されたメッセージを受信でき、復号できる可能性がある。アクセス・ポイント510は、STA515がメッセージを検出でき、復号できるが、STA520がそのメッセージを検出できず、復号できなくなるように、メッセージの送信電力を選択する。その結果、STA515だけが、時間間隔中に送信をバイパスする。STA520は、メッセージを復号しなかったので、まだいつでも送信を許可されると仮定し、したがって、STA520からのアップリンク送信は、この時間間隔中にSTA515からのアップリンク送信との衝突を回避することができる。
図6は、いくつかの実施形態による無線通信システム600の第4の例の図である。図示の実施形態では、アクセス・ポイント605は、STA610、611、および612(本明細書では集合的に「STA610〜612」と称する)を含むことができる、対応する地理的区域またはセルに無線接続性を提供するのに使用される。STA610〜612は、アクセス・ポイント605から変化する距離に配置され、したがって、アクセス・ポイント605において異なる信号強度を有する可能性がある。STA610〜612の信号強度の変動が、異なる距離の結果である可能性があるが、STA610〜612の信号強度の変動は、STA610〜612の変化する送信電力、変化する環境条件、介在する妨害物、アクセス・ポイント605に関連するアンテナ・パターンの変動、および類似物など、他の要因の結果である可能性もある。
STA611および612によって送信されたアップリンク信号は、STA610によって送信されたアップリンク信号と比較して、アクセス・ポイント605において相対的に強い可能性がある。したがって、アクセス・ポイントは、時間間隔中に送信をバイパスするようにSTA610〜612に指示するメッセージを送信することができる。メッセージの送信電力は、選択された閾送信電力に対応する半径615を超えるSTAがメッセージを検出できず、復号できなくなるように選択され得る。したがって、半径615を超えるSTAは、メッセージ内で示される時間間隔中にアップリンク信号を送信し続けることができる。たとえば、STA611および612は、半径615内にあり、メッセージを検出し、復号することができる。したがって、STA611および612は、破線の矢印によって示されるように、メッセージ内で示される時間間隔中にアップリンク送信をバイパスすることができる。STA610は、半径615を超え、メッセージを検出しまたは復号することができない。したがって、STA610は、実線の矢印によって示されるように、メッセージ内で示される時間間隔中にアップリンク信号を送信し続けることができる。
図7は、いくつかの実施形態による、屋内ユーザ、屋外アクセス・ポイント、および屋外見通し線干渉源の最大無音化範囲のプロット700である。最大無音化範囲は、干渉源が屋外アクセス・ポイントからどれほど離れており、なおかつアップリンク送信をバイパスしなければならない時間間隔を示すメッセージを検出し、復号することができるのかを表す。水平軸は、メートル単位の屋外アクセス・ポイントからの屋内ユーザの距離を示し、垂直軸は、メートル単位の屋外アクセス・ポイントからの屋外干渉源の距離を示す。屋内ユーザと屋外アクセス・ポイントとの間で送信される信号は、何デシベルも劣化するので、屋外アクセス・ポイントから送信されたメッセージは、はるかに長い距離にある屋外干渉元によって検出/復号され得、なおかつ屋内ユーザによって検出/復号され得ない。
プロット700は、Pminが、IEEE 802.11標準規格によって定義されたmodulation and coding scheme 0(MCS0)を使用して送信されたCTSメッセージなどの基準メッセージを屋内ユーザが聞くのに必要な最小送信電力であると仮定して生成される。Pminの値は、屋内ユーザがアクセス・ポイントに近ければ近いほど小さくなり、Pminのより小さい値は、基準メッセージを復号するために、干渉源もアクセス・ポイントのより近くにある必要があることを意味する。屋内ユーザの範囲は、アクセス・ポイントでの14dBm+8dBiアンテナ利得というアップリンク電力に基づいて決定される。アクセス・ポイントは、MCS0を使用して送信されるメッセージなど、6MHzの周波数で送信される信号を屋内ユーザが復号するのに必要な最小電力より6dB下のマージンで低電力CTS−to−selfメッセージを送信すると仮定される。したがって、プロット700に示された最大無音化範囲(RMAX)を、アクセス・ポイントから距離dにある屋内ユーザについて、
Figure 2016536850
によって決定することができ、ここで、p=Pmin(d)−6dBである。
図8は、いくつかの実施形態による、局(STA)がある時間間隔中にアップリンク送信をバイパスしなければならないことを示すメッセージの送信電力を決定する方法800の流れ図である。方法800は、図1、4、および5に示されたアクセス・ポイント105、405、505、および510などのアクセス・ポイント内で実施され得る。アクセス・ポイントは、たとえばSTAがアクセス・ポイントにサブスクライブするか登録するので、1つまたは複数のSTAに関連する。ブロック805では、アクセス・ポイントが、各関連するSTAがMCS0を使用して6MHzで送信されるメッセージなどの基準メッセージを復号するのに必要な最小送信電力(Pmin)を決定する。たとえば、アクセス・ポイントは、STAが必要とする最小送信電力の集合{Pmin(1),…,Pmin(N)}を決定することができる。いくつかの実施形態では、アクセス・ポイントは、ブロック810で、他のSTA(たとえば、アクセス・ポイントに明示的に関連付けられてはいないSTA)が基準メッセージを復号するのに必要な最小送信電力(Pmin)を決定することもできる。たとえば、アクセス・ポイントは、他のSTAおよび/またはアクセス・ポイントに関する最小送信電力の集合{Pmin(N+1),…,Pmin(M)}を決定することができる。アクセス・ポイントのいくつかの実施形態は、異なる送信電力でクエリを送信しまたはブロードキャストし、STAから受信されたクエリに対する応答に基づいて最小送信電力を決定することなど、他の技法を使用して最小送信電力の集合を決定することができる。たとえば、あるSTAの最小送信電力が、そのSTAからの応答を生成したクエリを送信するのに使用された最小電力に対応するものとすることができる。
判断ブロック815では、アクセス・ポイントが、アクセス・ポイントの占有率と称する場合もある、STAによって消費されるアクセス・ポイントの通信時間の比率が閾割合を超えるかどうかを判定する。たとえば、アクセス・ポイントは、占有率が50%を超えるかどうかを判定することができる。そうではない場合には、アクセス・ポイントは、STAが通信時間の公平な比率を受け取っていると判断することができ、より弱いSTAが送信するための余地を予約する必要はない。したがって、方法800は、ブロック820で終了することができる。占有率が閾割合を超える場合には、この方法は、ブロック825に進むことができる。
ブロック825では、アクセス・ポイントが、各STAからのアップリンク送信によって使用されたアクセス・ポイント通信時間の割合によってSTAをソートしまたは順序付ける。たとえば、アクセス・ポイントは、より強いSTAからの信号をより弱いSTAからの信号より頻繁に検出し、復号する可能性があり、したがって、より強いSTAは、アクセス・ポイント通信時間のより大きい割合を消費する可能性がある。ブロック830では、アクセス・ポイントが、通信時間の最大の割合を使用するSTAを選択する。選択されたSTAは、そのアクセス・ポイントに関連するSTAの中からの最強のSTAである可能性がある。
ブロック835では、アクセス・ポイントは、アクセス・ポイント通信時間の最大の割合を有する選択されたSTAに対して弱いSTAを識別する。弱いSTAは、選択されたSTAの最小送信電力(Pmin)の既知の値または推測された値を使用して識別され得る。たとえば、選択されたSTA kの最小送信電力(Pmin(k))が未知である場合には、たとえば、以前の時間枠(t−1)中の推定された送信電力(Pest)および受信された送信電力(Prcvd)に基づいて、最小送信電力を推測することができる。
min(k)=−90dBm+(Pest(k)−Prcvd(t−1,k))
そうでない場合には、ブロック805またはブロック810で判定された、選択されたSTA kの最小送信電力(Pmin(k))の値を使用することができる。その後、弱いSTAの個数を、Pmin(k)+σより大きいPminの値を有するSTAの個数として識別することができ、ここで、σは、送信電力低減において選択されたマージン(dB)である。
判断ブロック840では、アクセス・ポイントが、1つでも弱いSTAが識別されたかどうかを判定する。そうでない場合には、方法800は、ブロック820で終了することができる。アクセス・ポイントが、1つまたは複数の弱いSTAを識別する場合には、アクセス・ポイントは、ブロック845で、CTS−to−self要求メッセージの送信電力をセットすることができる。たとえば、送信電力(p)は、p=Pmin(k)+σにセットすることができる。その後、アクセス・ポイントは、アップリンク送信をバイパスする時間間隔を示すメッセージを送信電力(p)で送信することができる。
図9は、いくつかの実施形態による、CTS−to−selfメッセージ内で送信すべき無音時間間隔を決定する方法900の流れ図である。方法900は、図8で説明されたように決定された送信電力でCTS−to−selfメッセージを送信することができる、図1、4、および5に示されたアクセス・ポイント105、405、505、および510などのアクセス・ポイント内で実施され得る。ブロック905では、アクセス・ポイントが、無音時間間隔を初期値にセットすることができる。たとえば、アクセス・ポイントは、無音時間間隔の集合D={d,d,…,d}内で最小の値(d)に無音時間間隔をセットすることができる。ブロック910では、アクセス・ポイントが、無音時間間隔を示すCTS−to−selfメッセージを送信する。
判断ブロック915では、アクセス・ポイントが、後続の無音時間間隔中に受信される可能性があるアップリンク送信を監視し、アップリンク送信が受信されたかどうかを判定する。アップリンク送信が受信され、弱いSTAがアップリンクを介して情報を送信するのに無音時間間隔を利用していることが示される場合には、ブロック920で、アクセス・ポイントが、無音時間間隔を増やすことができる。たとえば、アクセス・ポイントは、無音時間間隔の集合内の次に長い時間を選択することができ、無音時間間隔を所定の増分だけ増やすことができ、あるいは、無音時間間隔を増やす何らかの他の方法を使用することができる。その後、アクセス・ポイントは、変更された(増やされた)無音時間間隔を示す別のCTS−to−selfメッセージを送信することができる(ブロック910で)。
アップリンク送信が受信されないか、アップリンク送信のレベルが最小閾値未満であった場合には、アクセス・ポイントは、判断ブロック925で、無音時間間隔が無音時間間隔の初期値より長いかどうかを判定する。そうである場合には、アクセス・ポイントは、ブロック930で無音時間間隔を減らすことができる。たとえば、アクセス・ポイントは、無音時間間隔の集合内の次に短い時間を選択することができ、無音時間間隔を所定の増分だけ減らすことができ、あるいは、無音時間間隔を減らす何らかの他の方法を使用することができる。その後、アクセス・ポイントは、変更された(減らされた)無音時間間隔を示す別のCTS−to−selfメッセージを送信することができる(ブロック910で)。そうでない場合には、アクセス・ポイントは、CTS−to−selfメッセージの送信が十分な利益をもたらしていないと結論することができ、したがって、ブロック935で、CTS−to−selfメッセージの送信を停止することができる。
図10は、いくつかの実施形態による、異なる送信電力で複数のCTS−to−selfメッセージを送信する方法1000の流れ図である。方法1000は、図1、4、および5に示されたアクセス・ポイント105、405、505、および510などのアクセス・ポイント内で実施され得る。アクセス・ポイントは、複数(N個)のSTAに接続されまたはこれに関連し、STAの部分集合(H≦N個)が、隠れ端末である。ブロック1005では、アクセス・ポイントが、アクセス・ポイントまでの経路利得に基づいてSTAを順序付ける。経路利得は、信号対雑音比(SNR)、信号対干渉雑音比(SINR)の測定、受信信号強度インジケータ(RSSI)、および類似物など、従来の測定またはシグナリングを使用して判定され得る。たとえば、アクセス・ポイントは、最小の経路利得から最大の経路利得へすなわちアクセス・ポイントで受信された最も弱い信号からアクセス・ポイントで受信された最も強い信号へとSTAを順序付ける、N個のSTAの順序集合S={s,s,s,…,s}を判定することができる。最初のH個の端末は、STAの隠れ部分集合S={s,s,s,…,s}を表す。方法1000のいくつかの実施形態は、たとえば媒体アクセス制御(MAC)バックオフ・ルールが隠れていない端末に関して正しく働く可能性があるので、隠れていない端末を無視することができる。
ブロック1010では、アクセス・ポイントが、複数のCTS−to−selfメッセージを送信するのに使用される送信電力を決定する。各送信電力は、異なる隠れSTAに関連し、送信電力を計算するのに使用された隠れSTA(およびより低い経路利得を有するすべての隠れSTA)がその送信電力で送信されたCTS−to−selfメッセージを復号できなくなるように決定される。たとえば、第kの隠れSTAに関連する送信電力P(k)は、順序集合Sを、第kの隠れSTAより高い経路利得を有するSTAを含む第1の部分集合S(k)と、第kの隠れSTAおよび第kの隠れSTAより低い経路利得を有するSTAを含む第2の部分集合S(k)とに区分するように決定される。第kの隠れSTAに関連する送信電力P(k)は、第1の部分集合S(k)内のSTAが、送信電力P(k)で送信されたCTS−to−selfメッセージを聞き、復号することができ、第2の部分集合S(k)内のSTAが、送信電力P(k)で送信されたCTS−to−selfメッセージを聞かず、復号しなくなるように決定される。
ブロック1015では、アクセス・ポイントが、異なる送信電力でCTS−to−selfメッセージを反復して送信することを開始する。いくつかの実施形態は、インデックスkを、アクセス・ポイントまでの最小の経路利得を有する隠れSTAに対応する値1に初期化する。ブロック1020では、アクセス・ポイントが、送信電力P(1)でCTS−to−selfメッセージを送信し、この送信電力P(1)は、最小の経路利得を有する隠れSTAだけがCTS−to−selfメッセージを聞くことができず、復号できなくなるように決定される。したがって、この隠れSTAは、CTS−to−selfメッセージ内で示される時間間隔中に競合なしでアップリンクを介してアクセス・ポイントにメッセージを送信することができる。インデックスの値が、判断ブロック1025で隠れSTAの個数(H)より少ないと判定される限り、インデックスは、ブロック1030で増分され得、後続のCTS−to−selfメッセージが、前のCTS−to−selfメッセージより低い送信電力で送信され得る(ブロック1020で)。そうでない場合には、方法1000は、ブロック1035で終了することができる。
STAが、アクセス・ポイントまでの経路利得に基づいて順序付けられるので、方法1000の各反復中にブロック1020でCTS−to−selfメッセージを送信するのに使用される送信電力は、ブロック1020で前のCTS−to−selfメッセージを送信するのに使用された送信電力に対して減らされる。たとえば、集合S内の第1のSTAまでの経路利得が、集合S内の第2のSTAまでの経路利得より小さいので、P(1)<P(2)であり、第2の反復では、第2のSTAが第2の送信電力P(2)で送信されるCTS−to−selfメッセージを聞くことができず、復号できなくなるように、より低い送信電力が使用される。したがって、隠れSTAのより大きい部分集合が、方法1000の各連続する反復においてCTS−to−selfメッセージを聞くことができず、復号することができない。CTS−to−selfメッセージを聞くことができず、復号することができない隠れSTAの部分集合内の複数の隠れSTAの間で、衝突または競合が生じる可能性がある。しかし、最大の経路利得を有する隠れSTAが、その場合にアクセス・ポイントで受信されなければならない。ある反復でより小さい経路利得を有する隠れSTAが、前の反復で最大の経路利得を有する隠れSTAであったはずなので、隠れSTAの間で公平性を維持することができる。
図11は、いくつかの実施形態による、無線通信システム1100の第5の例の図である。無線通信システム1100は、アクセス・ポイント1110に関連する複数のSTA1105を含む。STA1105は、アクセス・ポイント1110から異なる距離に配置され、したがって、アクセス・ポイント1110までの異なる経路利得を有する。たとえば、STA1105(1)の経路利得は、STA1105(N)の経路利得より小さい。しかし、いくつかの実施形態では、STA1105の経路利得の差が、妨害物、環境条件、アンテナ・パターン、および類似物などの他の要因に起因する場合がある。STA1105(1〜H)は、無線通信システム1100内の隠れ端末である。アクセス・ポイント1110は、経路利得に基づいてSTA1105を順序付け、隠れSTA1105(1〜H)の異なる部分集合がCTS−to−selfメッセージを聞きまたは復号することができなくなるように決定された送信電力でCTS−to−selfメッセージを送信するのに、図10に示された方法1000の実施形態を実施することができる。したがって、隠れSTA1105(1〜H)の異なる部分集合は、CTS−to−selfメッセージ内で示された異なる無音時間間隔中に送信することができる。
アクセス・ポイント1110のいくつかの実施形態は、STA1105(1)が第1のCTS−to−selfメッセージの範囲1115の外部になるようにするために、第1の送信電力で第1のCTS−to−selfメッセージを送信することができる。STA1105(1)は、第1のCTS−to−selfメッセージを聞くことも復号することもできない。第1のCTS−to−selfメッセージは、第1のCTS−to−selfメッセージを聞き、復号することのできるSTA1105(2〜N)がその間にアップリンク送信をバイパスする第1の無音時間間隔を示す。STA1105(1)は、第1のCTS−to−selfメッセージを聞かず、復号しないので、STA1105(1)は、競合なしで、たとえばSTA1105(2〜N)からのアップリンク送信と競合せずに、アップリンク・メッセージを送信することができる。
アクセス・ポイント1110は、STA1105(1〜2)が範囲1120の外部になり、したがって第2のCTS−to−selfメッセージを聞くことも復号することもできなくなるようにするために、その後に第2の送信電力(第1の送信電力より低い)で第2のCTS−to−selfメッセージを送信することができる。第2のCTS−to−selfメッセージは、第2のCTS−to−selfメッセージを聞き、復号することのできるSTA1105(3〜N)がその間にアップリンク送信をバイパスする第2の無音時間間隔を示す。第2の無音時間間隔は、第1の無音時間間隔とは異なるものとすることができる。STA1105(1〜2)は、第2のCTS−to−selfメッセージを聞かず、復号せず、したがって、第2の無音時間間隔中に送信することができる。STA1105(1〜2)からのアップリンク・メッセージが、第2の無音時間間隔中に競合する可能性があるが、STA1105(2)は、STA1105(1)より強く、したがって、アクセス・ポイント1110へのアクセスを得なければならない。STA1105(1)が、第1の無音時間間隔中にアクセス・ポイント1110への競合なしのアクセスを有したので、公平性が保たれる。
減少する送信電力でのCTS−to−selfメッセージの送信は、隠れSTA1105(1〜H)のすべてが無音時間間隔中にアップリンク送信に関する優先権を与えられるまで、たとえば、範囲1125を有する第HのCTS−to−selfメッセージが送信されるまで、継続され得る。
いくつかの実施形態では、上で説明された技法のある種の態様を、ソフトウェアを実行する処理システムの1つまたは複数のプロセッサによって実施することができる。ソフトウェアは、非一時的コンピュータ可読記憶媒体上に記憶されまたは他の形で有形に実施された実行可能命令の1つまたは複数のセットを含む。ソフトウェアは、1つまたは複数のプロセッサによって実行された時に、上で説明された技法の1つまたは複数の態様を実行するために1つまたは複数のプロセッサを操作する、命令およびある種のデータを含むことができる。非一時的コンピュータ可読記憶媒体は、光媒体(たとえば、コンパクト・ディスク(CD)、ディジタル多用途ディスク(DVD)、ブルーレイ・ディスク)、磁気媒体(たとえば、フロッピ・ディスク、磁気テープ、または磁気ハード・ドライブ)、揮発性メモリ(たとえば、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)またはキャッシュ)、不揮発性メモリ(たとえば、読取専用メモリ(ROM)またはフラッシュ・メモリ)、または微細電気機械システム(MEMS)ベースの記憶媒体を含むことができるが、これに限定されない。コンピュータ可読記憶媒体は、コンピューティング・システム内に組み込まれ(たとえば、システムRAMまたはROM)、コンピューティング・システムに固定的に取り付けられ(たとえば、磁気ハード・ドライブ)、コンピューティング・システムに取り外し可能に取り付けられ(たとえば、光ディスクまたはUniversal Serial Bus(USB)ベースのフラッシュ・メモリ)、あるいは、有線または無線のネットワークを介してコンピュータ・システムに結合され(たとえば、network accessible storage(NAS))得る。非一時的コンピュータ可読記憶媒体状に記憶された実行可能命令は、ソース・コード、アセンブリ言語コード、オブジェクト・コード、あるいは、1つまたは複数のプロセッサによって解釈されまたは他の形で実行可能な他の命令フォーマットであるものとすることができる。
上の全般的な説明で説明された活動または要素のすべてが必要とは限らず、特定の活動またはデバイスの一部が必要ではない可能性があり、説明された活動または要素に加えて、1つまたは複数のさらなる活動を実行することができ、あるいは要素を含めることができることに留意されたい。さらに、活動がリストされる順序は、必ずしもそれらが実行される順序ではない。また、概念が、特定の実施形態を参照して説明された。しかし、当業者は、下の特許請求の範囲に示された本開示の範囲から逸脱せずに、さまざまな修正および変更を行うことができることを了解する。したがって、本明細書および図面は、限定的な意味ではなく例示的な意味で解釈されなければならず、すべてのそのような修正が、本開示の範囲に含まれることが意図されている。
利益、他の利点、および問題に対する解決策を、上で特定の実施形態に関して説明した。しかし、これらの利益、利点、問題に対する解決策、および、任意の利益、利点、または解決策を発生させまたはより明白にならせることのできる他の特徴が、任意のまたはすべての請求項の極めて重要な、要求されるまたは本質的な特徴と解釈されてはならない。さらに、上で開示され特定の実施形態は、開示された主題が、本明細書の教示の利益を有する当業者に明白な、異なるが同等の形で変更され、実践され得るので、例示にすぎない。下の特許請求の範囲に記載されたもの以外に、本明細書で示された構造または設計の詳細に対する限定は意図されていない。したがって、上で開示された特定の実施形態を変更しまたは修正することができ、そのような変形形態のすべてが、開示される主題の範囲内と考えられることは明白である。したがって、本明細書で求められる保護は、特許請求の範囲に示されている。

Claims (10)

  1. 少なくとも1つの第1のメッセージ内で示される第1の時間間隔の間にアップリンク送信をバイパスするように局(STA)に指示する前記少なくとも1つの第1のメッセージをアクセス・ポイントから送信するステップであって、前記少なくとも1つの第1のメッセージは、前記STAのうちの第1の部分が前記少なくとも1つの第1のメッセージを復号するのには十分であり、前記STAのうちの第2の部分が前記少なくとも1つの第1のメッセージを復号するのには不十分である送信電力で送信される、送信するステップ、
    を含む、方法。
  2. 前記少なくとも1つの第1のメッセージを送信するステップは、前記アクセス・ポイントに関連する複数の隠れSTAに対応する複数の第1のメッセージを送信するステップを含み、前記複数の第1のメッセージは、複数の異なる送信電力で送信され、前記方法は、
    前記アクセス・ポイントまでの経路利得に基づいて前記複数の隠れSTAを順序付けるステップと、
    前記複数の異なる送信電力のそれぞれが異なる隠れSTAに対応するように前記複数の異なる送信電力を決定するステップであって、前記複数の異なる送信電力のそれぞれに関連する前記STAの前記第2の部分は、前記対応する隠れSTAと、前記対応する隠れSTAより低い経路利得を有する前記隠れSTAとを含み、前記複数の異なる送信電力のそれぞれに関連する前記STAの前記第1の部分は、前記対応する隠れSTAより高い経路利得を有する前記隠れSTAを含む、決定するステップと、
    をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記STAのそれぞれの最小送信電力を決定するステップであって、各最小送信電力は、前記関連するSTAが前記アクセス・ポイントから送信された基準メッセージを復号するための前記最小送信電力を表す、決定するステップと、
    アクセス・ポイント通信時間の最大の割合を消費する第1のSTAを前記STAの中から識別することによって前記最小送信電力に基づいて前記送信電力を決定し、閾電力を前記第1のSTAの前記最小送信電力に所定の電力マージンを加えたものにセットするステップと、
    をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  4. 前記メッセージの送信の後の前記第1の時間間隔中に前記アクセス・ポイントによって受信されるアップリンク送信を監視するステップと、
    前記第1のメッセージの送信の後に、前記アクセス・ポイントから、第2のメッセージ内で示される第2の時間間隔の間にアップリンク送信をバイパスするように前記STAに指示する前記第2のメッセージを送信するステップと、
    をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  5. 前記少なくとも1つの第1のメッセージを送信するステップは、前記STAの異なる第1の部分が複数の第1のメッセージのそれぞれを復号するのに十分な複数の異なる送信電力で前記複数の第1のメッセージを反復して送信するステップを含む、請求項1に記載の方法。
  6. 局(STA)が少なくとも1つの第1のメッセージ内で示される第1の時間間隔の間にアップリンク送信をバイパスするための命令を含む前記少なくとも1つの第1のメッセージを送信するアクセス・ポイントであって、前記STAのうちの第1の部分が前記少なくとも1つの第1のメッセージを復号するのには十分であり、前記STAのうちの第2の部分が前記少なくとも1つの第1のメッセージを復号するのには不十分である送信電力で前記少なくとも1つの第1のメッセージを送信する、アクセス・ポイント。
  7. 前記アクセス・ポイントは、前記アクセス・ポイントに関連する複数の隠れSTAに対応する複数の第1のメッセージを送信するためのものであり、前記アクセス・ポイントは、複数の異なる送信電力で前記複数の第1のメッセージを送信するためのものであり、前記アクセス・ポイントは、
    前記アクセス・ポイントまでの経路利得に基づいて前記複数の隠れSTAを順序付け、
    前記複数の異なる送信電力のそれぞれが異なる隠れSTAに対応するように前記複数の異なる送信電力を決定するためのものであり、前記複数の異なる送信電力のそれぞれに関連する前記STAの前記第2の部分は、前記対応する隠れSTAと、前記対応する隠れSTAより低い経路利得を有する前記隠れSTAとを含み、前記複数の異なる送信電力のそれぞれに関連する前記STAの前記第1の部分は、前記対応する隠れSTAより高い経路利得を有する前記隠れSTAを含む、
    請求項6に記載のアクセス・ポイント。
  8. 前記アクセス・ポイントは、前記STAのそれぞれの複数の最小送信電力を決定するためのものであり、各最小送信電力は、前記関連するSTAが前記アクセス・ポイントから送信された基準メッセージを復号するための前記最小送信電力を表し、前記アクセス・ポイントは、アクセス・ポイント通信時間の最大の割合を消費する第1のSTAを前記STAの中から識別することによって前記複数の最小送信電力に基づいて閾電力を決定し、前記閾電力を前記第1のSTAの前記最小送信電力に所定の電力マージンを加えたものにセットするためのものである、請求項6に記載のアクセス・ポイント。
  9. 前記メッセージの送信の後の前記第1の時間間隔中に前記アクセス・ポイントによって受信されるアップリンク送信を監視するためのものであり、前記第1のメッセージの送信の後に、第2のメッセージ内で示される第2の時間間隔の間にアップリンク送信をバイパスするように前記STAに指示する前記第2のメッセージを送信するためのものである、請求項6に記載のアクセス・ポイント。
  10. 前記STAの異なる第1の部分が複数の第1のメッセージのそれぞれを復号するのに十分な複数の異なる送信電力で前記複数の第1のメッセージを反復して送信するためのものである、請求項6に記載のアクセス・ポイント。
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