JP2016533212A

JP2016533212A - マスクパックを利用した携帯用イオン導入システム

Info

Publication number: JP2016533212A
Application number: JP2016521628A
Authority: JP
Inventors: ヒョスンジュン
Original assignee: ヨンウーカンパニー，リミテッド
Priority date: 2013-10-07
Filing date: 2014-10-07
Publication date: 2016-10-27
Also published as: KR20150040417A; KR101571444B1; EP3056243A4; US20160235975A1; EP3056243A1; WO2015053532A1; CN105611965A

Abstract

本発明は、マスクパックを利用した携帯用イオン導入システムに関し、携帯可能なイオン導入器の側面に金属接触する為の通電部を形成し、イオン導入器に使い捨てマスクパックをクリップで連結してユーザがマスクパックを顔に着用した状態で通電部を把持した時に肌へイオン導入が可能なように構成したことで、簡単な構造により効率的肌美容効果を提供することができる。

Description

本発明はマスクパックを利用した携帯用イオン導入システムに関し、さらに詳細には、携帯可能なイオン導入器の側面に金属接触する為の通電部を形成し、イオン導入器に使い捨てマスクパックをクリップで連結し、ユーザがマスクパックを顔に着用した状態で通電部を把持した時に肌へイオン導入が可能なマスクパックを利用した携帯用イオン導入システムに関する。前記のような簡単な構造により、効率的肌美容効果を提供することが可能になる。

一般的に人体の肌、特に顔面の肌管理の為、ユーザは化粧品または肌補助製品などを塗った後、化粧品または肌補助製品などを肌に深く浸透させる為にイオン導入器を使用する。前記イオン導入器は微細な電流を流すことで、電荷の電気的反発力により化粧品または肌補助製品などが肌深く浸透するので、前記のような優れた効能により広く使用されている。

前記のような「イオン導入器が備えられた化粧品容器」が韓国登録特許第１０−０９００７８８号（以下、特許文献１と称す）に開示されている。前記特許文献１は下部ケースの内部に化粧品保管容器が備えられ、上部ケースには通電部が備えられ、化粧品の排出と共にユーザの肌へのイオン導入を可能にすることで、効率的肌美容を可能にすることを特徴とする。

しかし、前記特許文献１は通電部を肌に接触するようにした状態でユーザ自身が機器を直接操作してこそ効果的にイオン導入による肌管理が行われ、かつ、クレンジングまたは美白時に使用されるガーゼを直接掴んだ状態で肌管理する必要があるなど、ユーザに不便をもたらすという問題点があった。

韓国登録特許第１０−０９００７８８号

本発明は、上述した問題点を解決するために創作されたものであり、本発明の目的は携帯可能なイオン導入器の側面に金属接触する為の通電部を形成し、イオン導入器に使い捨てマスクパックをクリップで連結してユーザがマスクパックを顔に着用した状態で通電部を把持した時に肌へイオン導入が可能なように構成することで、簡単な構造によって効率的肌美容効果を提供することが可能なマスクパックを利用した携帯用イオン導入システムを提供することである。

前記の問題を解決すべく、本発明に係るマスクパックを利用した携帯用イオン導入システムは、ユーザの顔に接触し、かつ化粧液が塗布されたマスクパックと、電気エネルギーを供給する電池が備えられ、前記電池の二つの電極のうち、いずれかの電極がユーザの肌と電気的に連結されるよう構成されるイオン導入器と、一端は前記マスクパックに連結し、他端は前記イオン導入器に備えられた電池の二つの電極のうち、残り一つの電極に連結されて前記電池の微細電流をマスクパックへ流す連結線と、を含むことを特徴とする。

また、前記イオン導入器の両側には、ユーザの肌との金属接触によって通電機能を提供するよう通電部が備えられることを特徴とする。

また、前記イオン導入器は、電源のオン／オフおよび電流の強弱調節を制御するボタン部を更に含むことを特徴とする。

以上、上述の本発明によれば、携帯可能なイオン導入器の側面に金属接触する為の通電部を形成し、イオン導入器に使い捨てマスクパックをクリップで連結してユーザがマスクパックを顔に着用した状態で通電部を把持した時に肌へイオン導入が可能なように構成したことで、簡単な構造による効率的肌美容効果の提供が可能であるという利点を有する。

本発明の好ましい実施形態に係るマスクパックを利用した携帯用イオン導入システムのイオン導入器および連結線の構成を示す分解斜視図である。本発明の好ましい実施形態に係るマスクパックを利用した携帯用イオン導入システムのイオン導入器および連結線の構成を示す、各部品を組み合わせた外観の斜視図である。本発明の好ましい実施形態に係るマスクパックを利用した携帯用イオン導入システムの使用方法を示す説明図である。本発明の好ましい実施形態に係るマスクパックを利用した携帯用イオン導入システムの使用方法を示す説明図である。本発明の好ましい実施形態に係るマスクパックを利用した携帯用イオン導入システムの使用方法を示す説明図である。

以下、図面を参照して、本発明を詳細に説明する。各図に記載された同一の参照符号は、同一の部材を示す。

図１は、本発明の好ましい実施形態に係るマスクパックを利用した携帯用イオン導入システムのイオン導入器の構成を示す分解斜視図である。図２は、本発明の好ましい実施形態に係るマスクパックを利用した携帯用イオン導入システムのイオン導入器の構成を示す各部品を組み合わせた外観の斜視図である。図３ないし図５は、本発明の好ましい実施形態に係るマスクパックを利用した携帯用イオン導入システムの使用方法を示す説明図である。

図１ないし図５を参照すると、本発明の好ましい実施形態に係るマスクパックを利用した携帯用イオン導入システムはマスクパック（１００）、イオン導入器（２００）、連結線（３００）を含む。

前記マスクパック（１００）は、顔面および肌管理の為、化粧原料と保湿用水分を含んでいる湿布剤層と不織布と分離紙とからなり、一定時間の間、顔に付着して取り外せば顔面および肌に保湿と栄養供給効果を与え、効率的肌管理を可能にするものであり、化粧液が塗布された状態でユーザの顔に接触する使い捨ての材料で構成される。

前記マスクパック（１００）は、化粧液と同様の液状の内容物を吸収した状態でユーザの顔に接触する事で、イオン導入器（２００）の作動時にユーザの肌へイオンを導入する為の媒体としての役割をすることが特徴である。

前記イオン導入器（２００）は、微細な電流を通電することで、電荷の電気的反発力によって化粧品または肌補助製品などが肌深く浸透するようガイドするものであり、該イオン導入器の内部には電気エネルギーを供給する電池（２４０）が備えられ、前記電池（２４０）の二つの電極（＋）（−）のうち、いずれかの電極はユーザの肌と電気的に連結するよう構成され、残り一つの電極はマスクパック（１００）へ微細電流を流す連結線に連結するように構成される。

前記イオン導入器（２００）の前面ケース（２１０）には、ボタン部（２１２、２１３）が挿入設置されることが可能なように一対の挿入孔（２２１）が形成され、前記ボタン部（２１２、２１３）は制御基板（２５０）と連結されてユーザ操作によってイオン導入器（２００）の電源のオン／オフおよび電流の強弱調節を制御するように構成される。

前記ボタン部（２１２、２１３）は、ユーザ電流の強弱調節を容易に制御することが可能なように上部に位置するボタン部（２１２）には、「＋」が表示され、下部に位置するボタン部（２１３）には、「−」が表示されるような構成であり、「＋」が表示されたボタン部（２１２）を３秒間長く押すと電源が入るように構成され、「−」が表示されたボタン部（２１３）を３秒間長く押すと電源が切れるように構成される。

また、前記前面ケース（２１０）には、前記ボタン部（２１２、２１３）の操作によるイオン導入器（２００）の作動状態をＬＥＤランプで表示することが可能なように状態表示部（２１４）が備えられることが好ましい。

一方、前記イオン導入器（２００）の後面ケース（２２０）の上段には、マスクパック（１００）と連結されてマスクパック（１００）へ電流を流す連結線（３００）を結合することが可能なように結合部（２２１）が形成され、該後面部には、電池（２４０）の入れ替えが可能なように電池カバー（２３０）を結合する電池カバー結合孔（２２２）が形成される。

前記イオン導入器（２００）の両側には、ユーザの肌との金属接触による通電機能を提供するよう通電部（２６０）が備えられることが特徴であり、ユーザがマスクパック（１００）を着用した状態で前記通電部（２６０）を把持すると、電流が円滑に流れ、これによって、マスクパック（１００）に塗布された液状の内容物がユーザの肌深く浸透することができ、効率的肌管理が可能になる。

前記連結線（３００）は、一端が前記マスクパック（１００）に連結され、他端は、前記イオン導入器（２００）に備えられた電池（２４０）の二つの電極のうち、ユーザの肌と接触する為の電極を除いた残り一つの電極に連結されて、前記電池（２４０）の微細電流をマスクパック（１００）へ伝達するものであり、イオン導入器（２００）の上段に形成された結合部（２２１）に結合固定される。マスクパック（１００）に連結されることが可能なように前記連結線（３００）の終端にはクリップ（３１０）が備えられることが望ましい。

前記連結線（３００）は、金属材料からなるクリップ（３１０）によって電流をマスクパック（１００）へ流し、ユーザの肌へのイオン導入を可能にする。

以下、図３ないし図５を参照して、本発明の好ましい実施形態に係るマスクパックを利用した携帯用イオン導入システムの使用方法を説明する。図３ないし図５は本発明の好ましい実施形態に係るマスクパックを利用した携帯用イオン導入システムの使用方法を示す説明図である。

図３ないし図５を参照すると、本発明の好ましい実施形態に係るマスクパックを利用した携帯用イオン導入システムは、イオン導入器（２００）に連結された連結線（３００）の終端に形成されたクリップ（３１０）をマスクパック（１００）に連結した状態でマスクパック（１００）をユーザの顔に付着する。

また、イオン導入器（２００）の通電部（２６０）を手で把持した後、ボタン部（２１２）を３秒間長く押すとイオン導入器（２００）の電源が入り、電池（２４０）より提供される電流が連結線（３００）に沿って移動し、マスクパック（１００）に微細な電流を提供することになり、これによって、マスクパック（１００）に塗布された内容物がユーザの肌深く浸透して効率的肌管理が可能になる。

上述の本発明は、携帯が可能なイオン導入器（２００）および使い捨てマスクパック（１００）によってユーザの肌にイオン導入が可能なように構成されることで、場所に拘わることなく肌管理が可能な為、ユーザの便宜を図ることが可能である。

図面と明細書において最適の実施形態を開示した。本明細書で、特定の用語を使用したが、これは、本発明を説明する目的で使用されたものであり、意味限定または特許請求の範囲に記載された本発明の範囲を制限するために使用するものではない。したがって、本技術分野の通常の知識を有したものであれば、本明細書から多様な変形及び均等な他の実施形態が可能であるということが理解できる。よって、本発明の真の技術的保護範囲は、添付された特許請求の範囲の技術的思想により定められる。

Claims

ユーザの顔に接触する、化粧液が塗布されたマスクパックと、
電気エネルギーを供給する電池が備えられ、前記電池の一対の電極のうち、いずれかの電極がユーザの肌と電気的に連結するように構成されるイオン導入器と、
一端が前記マスクパックに連結され、他端は、前記イオン導入器に備えられた電池の一対の電極のうち、残り一つの電極に連結され、前記電池の微細電流をマスクパックへ伝達する連結線と、を含むこと
を特徴とするマスクパックを利用した携帯用イオン導入システム。
前記イオン導入器の両側には、ユーザの肌との金属接触によって通電機能を提供する通電部が備えられること
を特徴とする、請求項１に記載のマスクパックを利用した携帯用イオン導入システム。
前記イオン導入器は、電源のオン／オフおよび電流の強弱調節を制御するボタン部を更に含むこと
を特徴とする、請求項２に記載のマスクパックを利用した携帯用イオン導入システム。