JP2016532603A - 使い捨て可撓性容器 - Google Patents
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Abstract
流動性製品のための使い捨て可撓性容器(100)は、非構造的パネル(180−1)によって少なくとも部分的に画定された製品容積部(150)を含む。構造的支持容積部は、構造的支持容積部が膨張したときに非構造的パネル(180−1)内で張力を生成及び維持するように配置されている。更に、使い捨て可撓性容器(100)は、製品容積部(150)から流動性製品を分配するためのディスペンサー(160)も含む。
Description
本開示は、一般に、容器に関し、より詳細には、可撓性の使い捨て容器に関する。
流動性製品としては、液体製品及び/又は注ぎ可能な固体製品が挙げられる。種々の実施形態では、容器は、1つ以上の流動性製品を受容、収容、分配するために使用され得る。そして、種々の実施形態では、容器は、個々の物品又は製品の別々に包装された部分を受け、収容し及び/又は分配するために使用され得る。容器は、1つ以上の製品容積部を備えることができる。製品容積部は、1つ以上の流動性製品で充填されるように構成され得る。容器は、容器の製品容積部が充填されるときに、流動性製品を受ける。所望の容量まで充填されると、容器は、流動性製品が分配されるまで流体製品をその製品容積部内に収容するように構成され得る。容器は、流動性製品の周囲に隔壁を提供することで、流動性製品を収容する。隔壁は、流動性製品が製品容積部から流出するのを防止する。隔壁は、容器の外部環境から流体製品を保護することもできる。充填された製品容積部は、キャップ又は封止によって典型的に閉鎖される。容器は、容器の製品容積部に収容される1つ以上の流動性製品を分配するように構成され得る。分配されると、最終使用者は、適宜、流動性製品を消費、適用、又は使用することができる。種々の実施形態では、容器は再充填及び再使用されるように構成されてもよく、又は容器は単回の充填後若しくは更に単回の使用後に処分されるように構成されてもよい。容器は、流動性製品を、目的通りに、破壊を伴うことなく、受け、収容し、及び分配することができるように、十分な構造的一体性を有して構成されなければならない。
流動性製品のための容器は、取り扱われ、販売用にディスプレイされ、使用状態にされ得る。容器は、作製、充填、装飾、包装、輸送、及び開封される際に、多くの異なる方法で取り扱われ得る。容器は、機械及び人によって取り扱われる際、設備及び車両によって移動させられる際、他の容器及び種々の包装材料と接触する際に、広範囲の外力及び環境条件を経験する場合がある。流動性製品のための容器は、目的通りに、破壊を伴うことなく、これらの方法のいずれかで、又は当該技術分野において既知の任意の他の方法で取り扱われ得るように、十分な構造的一体性を有して構成されなければならない。
容器はまた、購入用に提供される際に、多くの異なる方法で販売用にディスプレイされ得る。容器は、個々の商品として販売用に提供されるか、又は商品を共に形成する1つ以上の他の容器又は製品と共に包装され得る。容器は、二次包装あり又はなしで、一次包装として販売用に提供され得る。容器が販売用にディスプレイされるときに、記号、グラフィック、ブランディング、及び/又は他の視覚的な要素を表示するように、容器は装飾され得る。容器は、店舗の棚に横にするか若しくは起立させて、商品化ディスプレイに提示させて、ディスプレイハンガーに吊り掛けて、又はディスプレイラック若しくは自動販売機に装入させて、販売用にディスプレイされるように構成され得る。流動性製品のための容器は、目的通りに、破壊を伴うことなく、これらの方法のいずれかで又は当該技術分野において既知の任意の他の方法で容器をディスプレイすることができる構造で、構成されなければならない。
容器はまた、容器の最終使用者によって、多くの異なる方法で使用状態にされ得る。容器は、最終使用者によって保持及び/又は握持されるように構成され得、したがって、容器は、人間の手に合わせて適切にサイズ決定及び整形されなければならず、この目的のために、容器は、例えばハンドル及び/又は掴み面などの、有用な構造的機構を備えることができる。容器は、支持面に横にするか若しくは起立させて、フック若しくはクリップなどの突起部に若しくは突起部から吊り下げて、又は製品ホルダーに支持されて、若しくは(再充填可能若しくは再装填可能な容器のために)再充填若しくは再装填場所に位置決定されて、保存され得る。容器は、これらの保存場所のいずれかで、又は使用者によって保持されて、流動性製品を分配するように構成され得る。容器は、重力、及び/又は圧力、及び/又はポンプ若しくはストローなどの分配機構を使用することにより、又は当該技術分野において既知の他の種類のディスペンサーを使用することにより、流動性製品を分配するように構成され得る。いくつかの容器は、販売者(例えば販売業者又は小売業者)又は最終使用者によって、充填及び/又は再充填されるように構成され得る。流動性製品のための容器は、目的通りに、破壊を伴うことなく、これらの方法のいずれかで又は当該技術分野において既知の任意の他の方法で容器を使用状態にすることができる構造で、構成されなければならない。容器はまた、種々の方法で、廃棄及び/又は再生可能材料として、最終使用者によって処分されるように構成され得る。
流動性製品のための容器の従来の1つのタイプは、固体材料から作製される剛性容器である。従来の剛性容器の例としては、成型プラスチックボトル、ガラスびん、金属缶、段ボール箱等が含まれる。これら従来の剛性容器は良く知られており、かつ一般に有用であるが、それらの設計はいくつかの注目に値する問題を提示している。
第1に、流動性製品のためのいくつかの従来の剛性容器は、作製に費用がかかる場合がある。いくつかの剛性容器は、1つ以上の固体材料を整形するプロセスよって作製される。他の剛性容器は、相変化プロセスによって作製され、この相変化プロセスでは、容器材料が(軟化/溶融させるために)加熱され、続いて整形され、そして(硬化/凝固させるために)冷却される。どちらの種類の作製も、エネルギー集中的なプロセスであり、これらのプロセスは、複雑な設備を必要とする場合がある。
第2に、流動性製品のためのいくつかの従来の剛性容器は、相当量の材料を必要とする場合がある。支持面に起立するように設計される剛性容器は、容器が充填されるときに容器を支持する程度の厚さの固体壁を必要とする。これは、相当量の材料を必要とする場合があり、結果として、容器のコストを増加させ、容器の処分の難しさの原因となる場合がある。
第3に、流動性製品のためのいくつかの従来の剛性容器は、装飾が困難な場合がある。いくつかの剛性容器のサイズ、形状(例えば曲面)及び/又は材料は、容器の外側面上へ直接プリントすることを困難にする。ラベル付けは、追加的な材料及び加工を必要とし、装飾のサイズ及び形状を限定する。オーバーラッピングは、より大きな装飾領域を提供するが、多くの場合相当な費用をかけた、追加的な材料及び加工を同様に必要とする。
第4に、流動性製品のためのいくつかの従来の剛性容器は、特定の種類の損傷を受けやすい場合がある。剛性容器が略面に押しつけられる場合には、容器がすり減る場合があり、結果として、容器上の印刷を不鮮明にすることがある。剛性容器が硬質な物体に押しつけられる場合には、容器がへこむ場合があり、結果として見苦しくなることがある。そして、剛性容器が落下する場合には、容器が破損する場合があり、結果として、容器の流動性製品を喪失させることがある。
第5に、従来の剛性容器のいくつかの流動性製品は、分配が困難な場合がある。最終使用者が容器の流動性製品を分配するために剛性容器を押しつぶすとき、容器を変形させるために、最終使用者は剛性の側部の抵抗に打ち勝たなければならない。いく人かの使用者は、その抵抗に容易に打ち勝つ手の力を欠くことがあり、これらの使用者は、所望の量の流動性製品より少なく分配する恐れがある。他の使用者は、容器を変形させる度合を容易に制御することができないために、非常に大きな手の力を適用することが必要な場合があり、これらの使用者は、所望の量の流動性製品より多く分配する恐れがある。
本開示は、可撓性材料から作製される容器の種々の実施形態を説明する。これらの容器は可撓性材料から作製されるので、従来の剛性容器と比較したとき、これらの容器は、費用をかけずに作製され得、材料を低減することができ、装飾がより容易であり得る。第1に、可撓性材料の(シート形態から完成品までの)転化は、剛性材料の(バルク形態から完成品までの)形成より、必要なエネルギー及び複雑性が一般に少ないので、これらの容器は、費用をかけずに作製され得る。第2に、これらの容器は、従来の剛性容器で使用される厚い固体壁の使用を必要としない新規な支持構造によって構成されるので、材料を低減することができる。第3に、可撓性容器は可撓性材料から作製され、可撓性材料は、容器に形成される前に、印刷され及び/又は適合性のあるウェブとして装飾され得るので、これらの可撓性容器は印刷及び/又は装飾がより容易であり得る。第4に、可撓性材料は、容器の外面を、面及び物体と接触するときに変形させ続いて元に戻るようにするので、これらの可撓性容器は、すり減り、へこみ及び破裂しにくくなり得る。第5に、可撓性容器の側部が、人間の手によってより容易にかつ制御可能に押しつぶされ得るので、これらの可撓性容器内の流動性製品は、より確実にかつ綿密に分配され得る。本開示の容器は可撓性材料から作製されるが、容器は、目的通りに、破壊を伴うことなく、流動性製品を受け、収容し、分配することができるように、十分な構造的一体性を有して構成され得る。また、これらの容器は、破壊を伴うことなく、取り扱いによる外力及び環境条件に耐えることができるように、十分な構造的一体性を有して構成され得る。更に、これらの容器は、目的通りに、破壊を伴うことなく、ディスプレイでき使用状態にすることができる構造で構成され得る。
例示的な実施形態において、本開示による流動性製品のための使い捨て可撓性容器は、非構造的パネルによって少なくとも部分的に画定された製品容積部と、構造的支持容積部が膨張するときに非構造的パネル内で張力を生成及び維持するように配置された構造的支持容積部とを含む。使い捨て可撓性容器は、流動性製品を製品容積部から分配するためのディスペンサーもまた含む。好ましくは、製品容積部を少なくとも部分的に画定する非構造的パネルは、少なくとも1組の向い合う側部を有し、使い捨て可撓性容器は、非構造的パネルの向い合う側部それぞれと連結又は近接し、互いに距離をおいて離間された関係にある構造的支持容積部を有する。
一実施形態では、非構造的パネルは外周部を含み、1つ以上の構造的支持容積部は非構造的パネルの外周部と連結又は近接して非構造的パネルの少なくとも50%を取り囲む。
別の実施形態では、非構造的パネルは、第1及び第2の組の向い合う側部を有し、1つ以上の構造的支持容積部は、第1の組の向い合う側部及び第2の組の向い合う側部のうちの少なくとも1つと連結又は近接して非構造的パネルを取り囲む。
更に別の実施形態では、1つ以上の構造的支持容積部は、第1及び第2の組の向い合う側部の少なくともいずれかとの間で非構造的パネルに張力を付与するために、第1及び第2の組の向い合う側部と連結又は近接して非構造的パネルを実質的に取り囲む。本実施形態では、構造的支持容積部は、非構造的パネルに張力を付与するために、非構造的パネルの第1の組の向い合う側部と連結又は近接する第1の組の向い合う構造的支持容積部を含み、第1の組の構造的支持容積部を互いに距離をおいて離間された関係に維持するために、第2の組の向い合う側部と連結又は近接する第2の組の向い合う構造的支持容積部を含んでもよい。更に別の実施形態では、構造的支持容積部は、非構造的パネルの第1及び第2の組の向い合う側部の両方ともに張力を付与するために、第1及び第2の組の向い合う側部に近接する非構造的パネルを実質的に取り囲む単一の連続する構造的支持容積部を含んでもよい。
更なる態様では、本開示による使い捨て可撓性容器は、少なくとも2つの可撓性パネルを含み、当該可撓性パネルのうちの少なくとも1つは非構造的パネルであり、当該非構造的パネルは向い合う側部を有し、非構造的パネルの向い合う側部の一方又は両方に連結する構造的支持容積部を含む。
どの実施形態においても、非構造的パネルは、ディスペンサーを通じて製品容積部から流動性製品を分配するための可撓性圧搾パネル(squeeze panel)を備えてよく、この目的のために、可撓性圧搾パネルは、非構造的パネルの少なくともある点又はある部分に約1E−6〜約20の範囲の無次元引張応力、好ましくは約4E−5〜約10の範囲の無次元引張応力、より好ましくは約2E−3〜約0.9の範囲の無次元引張応力を有してよい。
本開示は、可撓性材料から作製される容器の種々の実施形態を説明する。これらの容器は可撓性材料から作製されるので、従来の剛性容器と比較したとき、これらの容器は、費用をかけずに作製され得、材料を低減することができ、装飾がより容易であり得る。第1に、可撓性材料の(シート形態から完成品までの)転化は、剛性材料の(バルク形態から完成品までの)形成より、必要なエネルギー及び複雑性が一般に少ないので、これらの容器は、費用をかけずに作製され得る。第2に、これらの容器は、従来の剛性容器で使用される厚い固体壁の使用を必要としない新規な支持構造によって構成されるので、材料を低減することができる。第3に、容器の可撓性材料は、容器に形成される前に、容易に印刷され得るので、これらの可撓性容器は装飾がより容易であり得る。第4に、可撓性材料は、容器の外面を、面及び物体と接触するときに変形させ続いて元に戻るようにするので、これらの可撓性容器は、すり減り、へこみ及び破裂しにくくなり得る。第5に、可撓性容器の側部が、人間の手によってより容易にかつ制御可能に押しつぶされ得るので、これらの可撓性容器内の流動性製品は、より確実にかつ綿密に分配され得る。
本開示の容器は可撓性材料から作製されるが、容器は、目的通りに、破壊を伴うことなく、流動性製品を受け、収容し、分配することができるように、十分な構造的一体性を有して構成され得る。また、これらの容器は、破壊を伴うことなく、取り扱いによる外力及び環境条件に耐えることができるように、十分な構造的一体性を有して構成され得る。更に、これらの容器は、目的通りに、破壊を伴うことなく、販売用にディスプレイでき、使用状態にすることができる構造で構成され得る。
本明細書で使用するとき、用語「およそ(about)」は、プラスマイナス20パーセント(+/−20%)の、特定の値に等しい範囲を指すことで、特定の値を修正する。本明細書で開示される可撓性容器の実施形態のいずれに対しても、特定の値の何らかの開示は、種々の代替実施形態では、その特定の値の開示におよそ等しい範囲(すなわち+/−20%)の開示として、同様に理解され得る。
本明細書で使用するとき、用語「周囲条件」は、摂氏15〜35度の範囲の温度及び35〜75%の範囲の相対湿度を指す。
本明細書で使用するとき、用語「約/ほとんど/周辺(approximately)」は、プラスマイナス15パーセント(+/−15%)の、特定の値に等しい範囲を指すことで、特定の値を修正する。本明細書で開示される可撓性容器の実施形態のいずれに対しても、特定の値の何らかの開示は、種々の代替実施形態では、その特定の値周辺に等しい範囲(すなわち+/−15%)の開示として、同様に理解され得る。
本明細書において、材料のシートを指すとき、用語「坪量」は、平方メートル当たりのグラム(gsm)の単位での、面積当たりの質量の測定値を指す。本明細書で開示される可撓性容器の実施形態のいずれに対しても、種々の実施形態では、可撓性材料のいずれかは、10〜1000gsmの、又は10〜1000gsmの任意の整数値の、又は例えば20〜800gsm、30〜600gsm、40〜400gsm、若しくは50〜200などの、これらの値のいずれかによって形成される任意の範囲の、坪量を有するように構成され得る。
本明細書において、可撓性容器を指すとき、用語「底部」は、容器の全高の低位側30%、すなわち、容器の全高の0〜30%に位置する容器の部分を指す。本明細書で使用するとき、用語底部は、30%未満の特定の割合値で用語底部を修正することで、更に限定され得る。本明細書で開示される可撓性容器の実施形態のいずれに対しても、容器の底部の基準は、種々の代替実施形態では、底部25%(すなわち全高の0〜25%)、底部20%(すなわち全高の0〜20%)、底部15%(すなわち全高の0〜15%)、底部10%(すなわち全高の0〜10%)、若しくは底部5%(すなわち全高の0〜5%)、又は0%と30%との間の割合の任意の整数値を指すことができる。
本明細書で使用するとき、用語「ブランディング」は、ある製品を他の製品と区別することを目的とする視覚的な要素を指す。ブランディングの例としては、商標、トレードドレス、ロゴ、アイコン、などのうちのいずれか1つ以上が含まれる。本明細書で開示される可撓性容器の実施形態のいずれに対しても、種々の実施形態では、可撓性容器の任意の面は、本明細書で開示されるか又は当該技術分野において既知の、任意のサイズ、形状又は構成の1つ以上のブランディングを任意の組み合わせで含むことができる。
本明細書で使用するとき、用語「記号」は、情報を伝えることを目的とする視覚的な要素を指す。記号の例としては、文字、数字、シンボル、などのうちのいずれか1つ以上が含まれる。本明細書で開示される可撓性容器の実施形態のいずれに対しても、種々の実施形態では、可撓性容器の任意の面は、本明細書で開示されるか又は当該技術分野において既知の、任意のサイズ、形状又は構成の1つ以上の記号を任意の組み合わせで含むことができる。
本明細書で使用するとき、用語「閉じた」は、(例えば隔壁を形成する1つ以上の材料によって及びキャップによって)製品容積部内の流動性製品が製品容積部から流出するのを防止する、製品容積部の状態を指すが、製品容積部は気密封止される必要はない。例えば、閉じた容器は、容器のヘッドスペースを容器の外側の環境の空気と流体連通させる通気孔を備えることができる。
本明細書で使用するとき、用語「直接接続された」は、任意の取り付け手段(例えば接着剤)以外の間の中間要素なしで、要素が互いに取り付けられた構成を指す。
本明細書において、可撓性容器を指すとき、用語「ディスペンサー」は、製品容積部から及び/又は混合容積から容器の外側の環境へ流動性製品を分配するように構成された構造を指す。本明細書で開示される可撓性容器のいずれに対しても、任意のディスペンサーが、任意の好適なサイズ、形状及び流量を含んだ本明細書で開示されるか又は当該技術分野において既知の任意の方法で、構成され得る。例えば、ディスペンサーは、プッシュ−プル型ディスペンサー、押し上げ式キャップを備えたディスペンサー、ねじ式キャップを備えたディスペンサー、回転可能型ディスペンサー、キャップを備えたディスペンサー、ポンプ型ディスペンサー、ポンプスプレー型ディスペンサー、トリガースプレー型ディスペンサー、ストローディスペンサー、跳ね上げ式ストローディスペンサー、咬合バルブを備えたストローディスペンサー、用量吐出ディスペンサー等であり得る。ディスペンサーは、複数の製品容積部と流体連通する複数の流路を提供する並列式ディスペンサーであり得、これら流路は分配ポイントまで別個の状態のままであり、よって、複数の製品容積部からの流動性製品を、別個の流動性製品として同時に一緒に分配することができる。ディスペンサーは、複数の製品容積部と流体連通した1つ以上の流路を提供する混合ディスペンサーであってもよく、複数の流路は分配ポイントの前で組み合わせられ、したがって、複数の製品容積部からの流動性製品を、互いに混合された流動性製品として分配させる。別の例として、ディスペンサーが、破壊可能な開口部によって形成されてもよい。更なる例として、ディスペンサーは、それぞれが参照により本明細書に組み込まれる「One−way valve for inflatable package」という名称の米国特許出願公開第2003/0096068号、「Self−sealing container」という名称の米国特許第4,988,016号、及び「Package having a fluid actuated closure」という名称の同第7,207,717号で開示されるような、当該技術分野において開示される1つ以上のバルブ及び/又は分配機構を利用することができる。また更に、本明細書で開示されるディスペンサーのいずれかが、直接に、若しくは1つ以上の他の材料若しくは構造(例えば嵌合具)と組み合わせて、又は当該技術分野において既知の任意の方法で、可撓性容器に組み込まれてもよい。いくつかの代替実施形態では、本明細書で開示されるディスペンサーは、分配及び充填の両方のために構成され得、1つ以上のディスペンサーによる製品容積部の充填を可能にする。他の代替実施形態では、製品容積部は、1つ以上のディスペンサーに加えて又は1つ以上のディスペンサーの代わりに、(例えば混合容積に水を追加するための)1つ以上の充填構造を備えることができる。本明細書で開示されるディスペンサーのための位置が、代替的に、充填構造のための位置として使用され得る。
本明細書において、可撓性容器を指すとき、用語「使い捨て」は、製品を最終使用者に分配した後に、追加量の製品で再充填されるように構成されないが、(例えば廃棄、堆肥及び/又は再生可能材料として)処分されるように構成された容器を指す。本明細書において開示される可撓性容器の実施形態のいずれかのうちの一部、各部、又は全ては、使い捨てであるように構成され得る。
本明細書において、可撓性容器を指すとき、用語「耐久性のある」は、非耐久性の容器以上に再使用可能な容器を指す。
本明細書において、可撓性容器を指すとき、用語「有効な基底接触領域」は、(製品容積部の全てが水で100%充填された)容器が直立し、容器の底部が水平な支持面上に静置されるときに、容器の底部の一部によって定められる特定の領域を指す。有効な基底接触領域は、水平な支持面によって定められる平面内にある。有効な基底接触領域は、外周により全ての側部で取り囲まれた連続的な領域である。
外周は、実際の接触領域から、及び容器の底部で取った定められた断面の一連の投影領域から、形成される。有効な基底接触領域が定められるとき、実際の接触領域は、水平な支持面と接触する容器の底部の1つ以上の部分である。有効な基底接触領域は、実際の接触領域の全てを含む。しかしながら、いくつかの実施形態では、有効な基底接触領域は、実際の接触領域を越えて広がることができる。
一連の投影領域は、可撓性容器の底部で取った5つの水平な断面から形成される。これらの断面は、全高の1%、2%、3%、4%及び5%で取られる。これらの断面のそれぞれの外側の範囲は、5つの(重なり合う)投影領域を形成するために、垂直下方向へ水平な支持面上に投影され、投影領域は、実際の接触領域と共に、単一の組み合わせられた領域を形成する。これは、これらの領域の値を合計することではなく、互いに重なり合うこれらの(投影された及び実際の)領域の全てを含む単一の組み合わせられた領域を形成することであり、任意の重なり合う部分が、単一の組み合わせられた領域への唯一の寄与を果たす。
有効な基底接触領域の外周は、下記のように形成される。以下の説明では、用語凸状の、突出する、凹状の、及び凹んだは、組み合わせられた領域の外側の点からの視点で理解される。外周は、組み合わせられた領域の外側の範囲と、下記のように構成された直線線分である任意の弦との組み合わせによって、形成される。
凹状か又は凹んだ形状を有した外周部を有する組み合わせられた領域のそれぞれの連続的な部分に対しては、弦がその部分を横切って構成される。この弦は、凹状/凹んだ部分の両側で組み合わせられた領域に対して引かれた接線であり得る最も短い直線線分である。
(2つ以上の別々の部分によって形成された)非連続的な組み合わせられた領域に対しては、1つ以上の弦が、1つ以上の不連続部(部分間に配設された開放スペース)を横切って、組み合わせられた領域の外周部周辺に構成される。これらの弦は、組み合わせられた領域の最も外側の別々の部分に対する接線として引かれた直線線分である。これらの弦は、できるだけ大きな有効な基底接触領域を作り出すために引かれる。
したがって、外周は、組み合わせられた領域の外側の範囲と、上記のように構成された任意の弦との組み合わせによって形成され、これらの組み合わせは、一括して有効な基底領域を取り囲む。組み合わせられた領域に取り囲まれた任意の弦及び/又は1つ以上の他の弦は、外周の一部ではなく、無視しなければならない。
本明細書に開示される可撓性容器の実施形態のいずれかは、1〜50,000cm2、若しくは1〜50,000cm2の間の任意の整数値のcm2、又は前述の値のいずれかによって形成される任意の範囲内、例えば、2〜25,000cm2、3〜10,000cm2、4〜5,000cm2、5〜2,500cm2、10〜1,000cm2、20〜500cm2、30〜300cm2、40〜200cm2、又は50〜100cm2など、の有効な基底接触領域を有するように構成され得る。
本明細書において、可撓性容器を指すとき、用語「膨張」は、構造的支持容積部を1つ以上の膨張材料によって硬質化させた後の、構造的支持容積部に形成されるように構成された1つ以上の可撓性材料の状態を指す。構造的支持容積部が1つ以上の膨張材料で充填される前には、膨張構造的支持容積部は、1つ以上の可撓性材料の組み合わせられた厚さよりも著しく大きい全幅を有する。膨張材料の例としては、液体(例えば水)、気体(例えば圧縮空気)、流動性製品、(構造的支持容積部内に加えた後に膨張することができる)フォーム、(気体を発生する)共反応性材料、若しくは(固体又は液体形態で加えることができるが、気体に変化する、例えば液体窒素又はドライアイスといった)相変化材料、若しくは当該技術分野において既知の他の好適な材料、又はこれらのいずれかの組み合わせ(例えば流動性製品及び液体窒素)が含まれる。種々の実施形態では、膨張材料は、大気圧で加えられるか、若しくは大気圧より高い圧力下で加えられるか、又は大気圧を超える圧力まで圧力を増加させる材料変更を行うために加えられ得る。本明細書で開示される可撓性容器の実施形態のいずれに対しても、例えば、容器の製品容積部が流動性製品で充填される前又は後、可撓性容器が販売者に輸送される前又は後、及び可撓性容器が最終使用者に購入される前又は後を含んだ、容器の製造、販売及び使用に関する、種々の時点で容器の1つ以上の可撓性材料を膨張させることができる。
本明細書において、可撓性容器の製品容積部を指すとき、用語「充填される」は、製品容積部が、周囲条件下で、ヘッドスペースに余裕を持って、製品容積部のための全容量に等しい流動性製品の量を収容する状態を指す。本明細書で使用するとき、用語充填されるは、特定の割合値で充填される用語を使用することによって修正され得、100%充填されるは、製品容積部の最大容量を表す。
本明細書で使用するとき、用語「平坦な」は、顕著な突起又は窪みのない面を指す。
本明細書で使用するとき、用語「可撓性容器」は、製品容積部を有するように構成された容器を指し、1つ以上の可撓性材料が、製品容積部の3次元スペースを定める1つ以上の材料の全表面積の50〜100%を形成する。本明細書に開示される可撓性容器の実施形態のいずれについても、種々の実施形態において、可撓性容器は製品容積部を有するように構成されることができ、1つ以上の可撓性材料は、3次元スペースを画定する1つ以上の材料の面積全体の特定の百分率を形成し、この特定の百分率は、50%〜100%の間の任意の整数値のパーセンテージであるか、又はこれらの値のいずれかによって与えられる任意の範囲(例えば、60〜100%、又は70〜100%、又は80〜100%、又は90〜100%など)内である。可撓性容器の1つの種類はフィルム系の容器であり、これは、フィルムを含む1つ以上の可撓性材料から作製される可撓性容器である。
本明細書で開示される可撓性容器の実施形態のいずれに対しても、種々の実施形態では、(任意の流動性製品を除く)可撓性容器の中央部は中央部の全質量を有するように構成され得、1つ以上の可撓性材料が中央部の全質量の特定の割合を形成し、特定の割合が、50%と100%との間の割合の任意の整数値か、又は60〜100%若しくは70〜100%若しくは80〜100%若しくは90〜100%などの、上述の値のいずれかによって形成される任意の範囲内である。
本明細書で開示される可撓性容器の実施形態のいずれに対しても、種々の実施形態では、(任意の流動性製品を除く)可撓性容器全体は全質量を有するように構成され得、1つ以上の可撓性材料が全質量の特定の割合を形成し、特定の割合が、50%と100%との間の割合の任意の整数値か、又は60〜100%若しくは70〜100%若しくは80〜100%若しくは90〜100%などの、上述の値のいずれかによって形成される任意の範囲内である。
本明細書において、可撓性容器を指すとき、用語「可撓性材料」は、1,000〜2,500,000N/mの範囲内のたわみ率を有した、薄く容易に変形可能なシート状の材料を指す。本明細書に開示される可撓性容器の実施形態のいずれについても、種々の実施形態において、可撓性材料のいずれかは、1,000〜2,500,000N/m、若しくは1,000〜2,500,000N/mの任意の整数値のたわみ率、又はこれらの値のいずれかによって与えられる任意の範囲(例えば、1,000〜1,500,000N/m、1,500〜1,000,000N/m、2,500〜800,000N/m、5,000〜700,000N/m、10,000〜600,000N/m、15,000〜500,000N/m、20,000〜400,000N/m、25,000〜300,000N/m、30,000〜200,000N/m、35,000〜100,000N/m、40,000〜90,000N/m、又は45,000〜85,000N/mなど)内のたわみ率を有するように構成され得る。本開示全体を通じて、用語「可撓性材料」、「可撓性シート」、「シート」、及び「シート状材料」は、交換可能に用いられ、かつ同じ意味を有することが意図される。可撓性材料であり得る材料の例としては、別々の材料としての、又は積層体の層としての、又は複合材料の一部若しくは各部としての任意の構成で、マイクロ層化若しくはナノ層化構造で、及び本明細書で説明されるような又は当該技術分野において知られているような任意の組み合わせでの、(プラスチックフィルムなどの)フィルム、エラストマ、フォームシート、箔、(織布及び不織布を含む)布地、バイオ起源材料、及び紙のいずれかのうちの1つ以上が含まれる。種々の実施形態では、可撓性材料の一部、各部、又は全ては、当該技術分野において既知の任意の手法で、コーティング又は無コーティング、処理又は不処理、加工又は無加工にされ得る。種々の実施形態では、可撓性材料の一部、各部、又はおよそ全て、若しくはほとんど全て、若しくは実質的に全て、若しくは略全て、若しくは全ては、持続可能な、バイオ起源の、再生、再生可能、及び/又は生分解性の材料から作製され得る。本明細書で説明される可撓性材料のいずれかのうちの一部、各部、又はおよそ全て、若しくはほとんど全て、若しくは実質的に全て、若しくは略全て、若しくは全ては、部分的に若しくは完全に半透明、部分的に若しくは完全に透明、又は部分的に若しくは完全に不透明であり得る。本明細書で開示される容器を作製するために使用される可撓性材料は、当該技術分野において既知の任意の手法で形成され得、例えば加熱封止(例えば伝導封止、インパルス封止、超音波封止など)、溶接、圧着、結合、接着など、及びこれらのいずれかの組み合わせを含んだ、当該技術分野において既知の任意の種類の接合又は封止方法を使用して、互いに接合され得る。
本明細書において、可撓性容器を指すとき、用語「たわみ率」は、薄く容易に変形可能なシート状の材料のための材料パラメータを指す。このパラメータはメートル当たりのニュートンで測定され、たわみ率は(パスカルで測定される)材料のヤング率の値及び(メートルで測定される)材料の全厚の値を有する製品に等しい。
本明細書において、可撓性容器を指すとき、用語「流動性製品」は、1つ以上の液体及び/又は注ぎ可能な固体並びにこれらの組み合わせを指す。流動性製品の例としては、個々又は任意の組み合わせのどちらかによる、小片、細片、クリーム、チップ、塊、屑、結晶、エマルジョン、フレーク、ゲル、粒、顆粒、ゼリー、キブル、液体溶液、液体懸濁液、ローション、ナゲット、軟膏、粒子、微粒子、ペースト、破片、丸薬、パウダー、膏薬、断片、スプリンクルなどのいずれかのうち1つ以上が含まれる。本開示の全体にわたって、用語「流動性製品」及び「流動可能な製品」は、互換可能に使用され、同じ意味を有することが意図される。本明細書で開示される製品容積部のいずれかは、本明細書で開示されるか又は当該技術分野において既知の任意の流動性製品の1つ以上を、任意の組み合わせで含むように構成され得る。
本明細書において、可撓性容器を指すとき、用語「形成される」は、製品容積部に形成されるように構成される1つ以上の材料の、定められた3次元スペースが製品容積部に設けられた後の状態を指す。
本明細書で使用するとき、用語「グラフィック」は、装飾を提供するか又は情報を伝達することを目的とする視覚的な要素を指す。グラフィックの例としては、色、パターン、デザイン、画像などのいずれかのうち1つ以上が含まれる。本明細書で開示される可撓性容器の実施形態のいずれに対しても、種々の実施形態では、可撓性容器の任意の面は、本明細書で開示されるか又は当該技術分野において既知の、任意のサイズ、形状又は構成の1つ以上のグラフィックを任意の組み合わせで含むことができる。
本明細書において、可撓性容器を指すとき、用語「高さ領域比」は、パーセンチメートル(per centimeter)の単位(cm-1)を有する容器のための比率を指し、この比率は、容器の全高の値(製品容積部の全てが水で100%充填され、全高はセンチメートルで測定される)を、容器の有効な基底接触領域の値(製品容積部の全てが水で100%充填され、有効な基底接触領域は平方センチメートルで測定される)で割ったものに等しい。本明細書で開示される可撓性容器の実施形態のいずれに対しても、種々の実施形態では、可撓性材料のいずれかは、0.3〜3.0パーセンチメートルの、又は0.3〜3.0パーセンチメートル間の0.05cm-1刻みの任意の値の、又は0.35〜2.0cm-1、0.4〜1.5cm-1、0.4〜1.2cm-1、若しくは0.45〜0.9cm-1などの、上述の値のいずれかによって形成される任意の範囲内の、高さ領域比を有するように構成され得る。
本明細書で使用するとき、用語「しるし」は、記号、グラフィック、ブランディング、又は他の視覚的な要素の、任意に組み合わせた1つ以上を指す。本明細書で開示される可撓性容器の実施形態のいずれに対しても、種々の実施形態では、可撓性容器の任意の面は、本明細書で開示されるか又は当該技術分野において既知の、任意のサイズ、形状又は構成の1つ以上のブランディングを任意の組み合わせで含むことができる。
本明細書で使用するとき、用語「間接接続された」は、間の1つ以上の中間要素によって要素が互いに取り付けられた構成を指す。
本明細書で使用するとき、用語「接合された」は、要素が直接接続されたか又は間接接続されたかのどちらかの構成を指す。
本明細書で使用するとき、用語「横方向の」は、本明細書で説明されるように、容器が水平な支持面上に直立しているときに、容器の横方向の中心線と平行な方向、向き、又は測定値を指す。横方向の向きはまた水平な向きとされてもよく、横方向の測定値はまた幅と称されてもよい。
本明細書で使用するとき、用語「同様の番号が付された」は、下記のような、対応する要素のための類似の英数字のラベルを指す。同様の番号が付された要素は、同じ最後の2桁のラベルを有し、例えば、桁20で終わるラベルを有した1つの要素及び桁20で終わるラベルを有した別の要素は、同様の番号が付される。同様の番号が付された要素は、異なる最初の桁のラベルを有することができ、この最初の桁がその図に対する番号と合致する。一例として、320とラベル付けされた図3の要素及び420とラベル付けされた図4の要素は、同様の番号が付される。同様の番号が付された要素は、(例えば特定の実施形態に対応する)同じ又は異なることもあり得る添え字(すなわちダッシュシンボルに続くラベルの部分)を有したラベルを有することができ、例えば、320−aとラベル付けされた図3Aの要素の第1の実施形態及び320−bとラベル付けされた図3Bの要素の第2の実施形態は、同様の番号が付される。
本明細書で使用するとき、用語「縦方向の」は、本明細書で説明されるように、容器が水平な支持面上に直立しているときに、容器の縦方向の中心線と平行な、方向、向き、又は測定値を指す。縦方向の向きはまた垂直な向きとされてもよい。容器のための水平な支持面との関連で表現されるときに、縦方向の測定値はまた、水平な支持面より上に測定された、「高さ」と称されてもよい。
本明細書において、可撓性容器を指すとき、用語「中央部」は、容器の頂部と容器の底部との間に位置する容器の部分を指す。本明細書で使用するとき、用語中央部は、頂部のための特定の割合値及び/又は底部のための特定の割合値を基準にして用語中央部を説明することで、修正され得る。本明細書で開示される可撓性容器の実施形態のいずれに対しても、容器の中央部の基準は、種々の代替実施形態では、任意に組み合わせた、本明細書で開示される頂部のための任意の特定の割合値、及び/又は本明細書で開示される底部のための任意の特定の割合値の間に位置する容器の部分を指すことができる。
本明細書で使用するとき、用語「混合容積部」は、1つ以上の製品容積部から及び/又は容器の外側の環境から1つ以上の流動性製品を受けるように構成される型製品容積部を指す。
本明細書において、製品容積部を指すとき、用語「複数回投与」は、最終使用者による典型的な消費、適用、又は使用の2単位以上におよそ等しい特定の量の製品を収容するためにサイズ決定される製品容積部を指す。本明細書で開示される可撓性容器の実施形態のいずれかは、1つ以上の複数回投与製品容積部を有するように構成され得る。複数回投与製品容積部である唯一の製品容積部を有する容器は、本明細書では「複数回投与容器」と称される。
本明細書で使用するとき、用語「略(nearly)」は、プラスマイナス5パーセント(+/−5%)の、特定の値に等しい範囲を指すことで、特定の値を修正する。本明細書で開示される可撓性容器の実施形態のいずれに対しても、特定の値の何らかの開示は、種々の代替実施形態では、その特定の値周辺に等しい範囲(すなわち+/−5%)の開示として、同様に理解され得る。
本明細書において、可撓性容器を指すとき、用語「非耐久性の」は、一時的に再使用可能な、又は使い捨ての、又は単回の使用の容器を指す。
本明細書において、可撓性容器を指すとき、用語「全高」は、容器が水平な支持面上に直立している間に測定される距離、すなわち支持面の上側から容器の頂部上の点まで垂直に測定される距離を指し、容器の頂部上の点は支持面の上側から最も遠く離れる。本明細書で開示される可撓性容器の実施形態のいずれかは、2.0cm〜100.0cmの、又は2.0cm〜100.0cm間の0.1cm刻みの任意の値の、又は4.0〜90.0cm、5.0〜80.0cm、6.0〜70.0cm、7.0〜60.0cm、8.0〜50.0cm、9.0〜40.0cm、若しくは10.0〜30.0などの、上述の値のいずれかによって形成される任意の範囲内の、全高を有するように構成され得る。
本明細書において、可撓性材料のシートを指すとき、用語「全厚」は、シートが平坦になるときに、シートの外主面に対して垂直に測定された線状の寸法を指す。本明細書で開示される可撓性容器の実施形態のいずれに対しても、種々の実施形態では、可撓性材料のいずれかは、5〜500マイクロメートル(μm)の、又は5〜500のマイクロメートルの任意の整数値の、又は例えば10〜500μm、20〜400μm、30〜300μm、40〜200μm、若しくは50〜100μmなどの、これらの値のいずれかによって形成される任意の範囲内の、全厚を有するように構成され得る。
本明細書で使用するとき、用語「製品容積部」は、1つ以上の流動性製品を受け及び直接収容するように構成される収納可能な3次元スペースを指し、このスペースは、流動性製品が製品容積部から流出するのを防止する隔壁を形成する1つ以上の材料によって定められる。1つ以上の流動性製品を直接収容することによって、流動性製品は、収納可能な3次元スペースを形成する材料と接触をし、このような接触を妨げる、中間材料又は容器が存在しない。本開示の全体にわたって、用語「製品容積部」及び「製品受容容積部」は、互換可能に使用され、同じ意味を有することが意図される。本明細書で開示される可撓性容器の実施形態のいずれかは、1つの製品容積部、2つの製品容積部、3つの製品容積部、4つの製品容積部、5つの製品容積部、6つの製品容積部、又は更に多くの製品容積部を含む、任意の数の製品容積部を有するように構成され得る。いくつかの実施形態では、1つ以上の製品容積部が別の製品容積部内に収納され得る。本明細書に開示される製品容積部はいずれも、0.001リットル〜100.0リットル、又は0.001リットル〜3.0リットルの間で0.001リットル刻みの任意の値、又は3.0リットル〜10.0リットルの間で0.01リットル刻みの任意の値、又は10.0リットル〜100.0リットルの間で1.0リットル刻みの任意の値、又は前述の値のいずれかによって形成される任意の範囲(例えば、0.001〜2.2リットル、0.01〜2.0リットル、0.05〜1.8リットル、0.1〜1.6リットル、0.15〜1.4リットル、0.2〜1.2リットル、0.25〜1.0リットルなど)内の任意の寸法の製品容積部を有し得る。製品容積部は、任意の向きの任意の形状を有し得る。製品容積部は、構造的支持フレームを有する容器に含まれ得、製品容積部は、構造的支持フレームを有しない容器に含まれ得る。
本明細書において、可撓性容器を指すとき、用語「水平面上にある」は、他の支えなしで、直接水平な支持面上にある容器を指す。
本明細書において、用語「封止された」は、製品容積部を指すとき、製品容積部内の流動性製品が(例えば隔壁を形成する1つ以上の材料によって及び封止によって)製品容積部から流出するのを防止され、製品容積部が気密封止された、製品容積部の状態を指す。
本明細書において、可撓性容器を指すとき、用語「自己支持」は、容器が少なくとも1つの向きで水平な支持面上にあるときに、構造的支持フレームが、製品容積部が無充填のときであっても、容器が潰れるのを防止するように及び容器を形成する材料の組み合わせられた厚さより著しく大きい全高を容器に与えるように構成された、製品容積部及び構造的支持フレームを備える容器を指す。本明細書で開示される可撓性容器の実施形態のいずれかは、自己支持であるように構成され得る。
本明細書において、可撓性容器を指すとき、用語「単回の使用」は、最終使用者によって開かれた後に、再び閉じられるように構成されない閉じた容器を指す。本明細書で開示される可撓性容器の実施形態のいずれかは、単回の使用であるように構成され得る。
本明細書において、製品容積部を指すとき、用語「単回投与」は、最終使用者による典型的な消費、適用、又は使用の1単位におよそ等しい特定の量の製品を収容するためにサイズ決定される製品容積部を指す。本明細書で開示される可撓性容器の実施形態のいずれかは、1つ以上の単回投与製品容積部を有するように構成され得る。単回投与製品容積部である唯一の製品容積部を有する容器は、本明細書では「単回投与容器」と称される。
本明細書において、可撓性容器を指すとき、用語「起立/起立する/起立させる(stand up/stands up)」、「起立している」、「直立する(stand upright/stands upright)」、及び「直立/直立している」は、容器が水平な支持面上にあるときに、自己支持式可撓性容器の特定の向きを指す。この直立の向きは、容器の構造的機構及び/又は容器上のしるしから判定され得る。第1の判定試験で、容器の底部に使用されるように構成される明確に定められた基底構造を可撓性容器が有する場合には、この基底構造が水平な支持面上にあるときに容器は直立していると判定される。第1の試験が直立の向きを判定することができない場合には、第2の判定試験で、可撓性容器上のしるしが直立の向きに最適に位置決定されるように容器が水平な支持面上にあるべく向けられるときに、容器は直立していると判定される。第2の試験が直立の向きを判定することができない場合には、第3の判定試験で、容器が最大の全高を有するように容器が水平な支持面上にあるべく向けられるときに、容器は直立していると判定される。第3の試験が直立の向きを判定することができない場合には、第4の判定試験で、容器が最大の高さ領域比を有するように容器が水平な支持面上にあるべく向けられるときに、容器は直立していると判定される。第4の試験が直立の向きを判定することができない場合には、第4の判定試験で使用された任意の向きが、直立の向きであるとみなされ得る。
本明細書において、可撓性容器を指すとき、用語「起立容器」は、(製品容積部の全てが水で100%充填された)容器が起立しているときに容器が0.4〜1.5cm-1の高さ領域比を有した、自己支持容器を指す。本明細書で開示される可撓性容器の実施形態のいずれかは、起立容器であるように構成され得る。
本明細書において、可撓性容器を指すとき、用語「非構造的パネル」は、可撓性容器内に配設された製品容積部を覆う可撓性材料及び/又は可撓性材料の積層体を指す。
本明細書において、用語「可撓性圧搾パネル」は、膨張時に構造的支持容積部によって非構造的パネルにわたって生成及び維持される張力下にある非構造的パネルを指す。
本明細書において、可撓性容器を指すとき、用語「構造的支持フレーム」は、1つ以上のサイズ決定可能な空きスペース及び/又は1つ以上の非構造的パネルの周囲で互いに接合され、可撓性容器の製品容積部のための並びに容器を自己支持及び/又は直立させる際の主要な支持として一般に使用される1つ以上の構造的支持部材から形成された剛性構造を指す。本明細書で開示される実施形態のそれぞれでは、可撓性容器が構造的支持フレーム及び1つ以上の製品容積部を備えるとき、構造的支持フレームは、特に指示がない限り、容器の製品容積部を支持していると考えられる。
本明細書において、可撓性容器を指すとき、用語「構造的支持部材」は、剛性の物理的構造を指し、この構造は、1つ以上の膨張構造的支持容積部を備え、スパン全体で(可撓性容器からの)1つ以上の負荷を保持するために構造的支持フレームで使用されるように構成される。少なくとも1つの膨張構造的支持容積部を備えない構造は、本明細書において、構造的支持部材であると考えられない。
構造的支持部材は、2つの定められた端部、2つの端部間の中央部、及び一方の端部からもう一方の端部までの全長を有する。構造的支持部材は1つ以上の断面積を有することができ、領域のそれぞれはその全長より小さな全幅を有する。
構造的支持部材は、様々な形態で構成され得る。構造的支持部材は、種々の方法で配置された、1つ、2つ、3つ、4つ、5つ、6つ以上の構造的支持容積部を備えることができる。例えば、構造的支持部材は、単一の構造的支持容積部によって形成され得る。別の例として、構造的支持部材は、端部同士で直列に配設された複数の構造的支持容積部によって形成され得、種々の実施形態では、構造的支持容積部のいくつか又は全てのうちの一部、各部、又はおよそ全て、若しくはほとんど全て、若しくは実質的に全て、若しくは略全て、若しくは全てが、部分的に若しくは全体的に互いに接触し、部分的に若しくは全体的に互いに直接接続され、及び/又は部分的に若しくは全体的に互いに接合され得る。更なる例として、構造的支持部材は、横方向に並列に配設された複数の支持容積部によって形成され得、種々の実施形態では、構造的支持容積部のいくつか又は全てのうちの一部、各部、又はおよそ全て、若しくはほとんど全て、若しくは実質的に全て、若しくは略全て、若しくは全てが、部分的に若しくは全体的に互いに接触し、部分的に若しくは全体的に互いに直接接続され、及び/又は部分的に若しくは全体的に互いに接合され得る。
いくつかの実施形態では、構造的支持部材は、多数の異なる種類の要素を備えることができる。例えば、構造的支持部材は、1つ以上の機械的補強要素(例えばブレース、カラー、コネクタ、ジョイント、リブなど)と共に1つ以上の構造的支持容積部を備えることができ、機械的補強要素は1つ以上の剛性(例えば固体)材料から作製され得る。
別の実施形態では、非構造的パネルは、比較的平坦な面及び/若しくは湾曲面を含んでもよく、並びに/又はディスプレイ用のしるし及び/若しくは装飾的要素を有しても、並びに/又は構造的要素を有してもよい。例えば、構造的要素は、構造的支持容積部を含む膨張性容積部、テクスチャ機構、及び人間工学的要素のうちの1つ以上を含むことができる。
構造的支持部材は、種々の形状及びサイズを有することができる。構造的支持部材の一部、各部、又はおよそ全て、若しくはほとんど全て、若しくは実質的に全て、若しくは略全て、若しくは全てが、直線であるか、湾曲するか、角度をつけられるか、区分化されるか、若しくは他の形状であるか、又はこれらの形状のいずれかの組み合わせであり得る。構造的支持部材の一部、各部、又はおよそ全て、若しくはほとんど全て、若しくは実質的に全て、若しくは略全て、若しくは全てが、円形、卵形、正方形、三角形、星形状、又はこれらの形状の修正態様、又は他の形状、若しくはこれらの形状のいずれかの組み合わせなどの、任意の好適な断面形状を有することができる。構造的支持部材は、長さの一部、各部、又はおよそ全て、若しくはほとんど全て、若しくは実質的に全て、若しくは略全て、若しくは全てに沿って、管状、又は凸状の、又は凹状の全体形状を有することができる。構造的支持部材は、任意の好適な断面積、任意の好適な全幅、及び任意の好適な全長を有することができる。構造的支持部材は、その長さの一部、各部、若しくはおよそ全て、若しくはほとんど全て、若しくは実質的に全て、若しくは略全て、若しくは全てに沿って、実質的に一定であり得、又はその長さの一部、各部、若しくはおよそ全て、若しくはほとんど全て、若しくは実質的に全て、若しくは略全て、若しくは全てに沿って、本明細書で説明される任意の方法で変化し得る。例えば、構造的支持部材の断面積は、その長さの一部、各部又は全てに沿って増減することができる。本開示の構造的支持部材の実施形態のいずれかのうちの一部、各部、又は全ては、本明細書で開示される任意の数の実施形態からの構造、機構、材料及び/又は接続の任意の実行可能な組み合わせを含んだ、本明細書で開示される任意の実施形態にしたがって、構成され得る。
本明細書において、可撓性容器を指すとき、用語「構造的支持容積部」は、1つ以上の可撓性材料から作製された充填可能なスペースを指し、このスペースは、1つ以上の膨張材料で少なくとも部分的に充填されるように構成され、膨張材料は、1つ以上の可撓性材料に張力を作り出し、膨張構造的支持容積部を形成する。1つ以上の膨張構造的支持容積部は、構造的支持部材に含まれるように構成され得る。構造的支持容積部は、充填可能なスペースのない構造(例えば開放スペース)、非可撓性(例えば固体)材料から作製された構造、膨張材料で充填されるように構成されないスペースを有する構造(例えば多層パネルの隣接した層間の非取り付け領域)、及び膨張材料によって膨脹されるように構成されない可撓性材料による構造(例えば非構造的パネルであるように構成される構造のスペース)などの他の方法で構成された構造とは異なる。本開示の全体にわたって、用語「構造的支持容積部」及び「膨脹可能チャンバ」は、互換可能に使用され、同じ意味を有することが意図される。
いくつかの実施形態では、構造的支持フレームは複数の構造的支持容積部を備えることができ、構造的支持容積部のいくつか又は全ては互いに流体連通する。他の実施形態では、構造的支持フレームは複数の構造的支持容積部を備えることができ、構造的支持容積部のいくつか又はいずれも互いに流体連通しない。本開示の構造的支持フレームのいずれかは、本明細書で開示される任意の種類の流体連通を有するように構成され得る。
本明細書で使用するとき、用語「実質的に」は、プラスマイナス10パーセント(+/−10%)の、特定の値に等しい範囲を指すことで、特定の値を修正する。本明細書で開示される可撓性容器の実施形態のいずれに対しても、特定の値の何らかの開示は、種々の代替実施形態では、その特定の値周辺に等しい範囲(すなわち+/−10%)の開示として、同様に理解され得る。
本明細書において、可撓性容器を指すとき、用語「一時的に再使用可能な」は、製品を受け、収容し、又は分配するのに容器が不適となる故障が容器に発生する前に、最高10回、製品を最終使用者に分配した後追加量の製品で再充填されるように構成される容器を指す。本明細書で使用するとき、用語一時的に再使用可能なは、このような故障が容器に発生する前に容器が再充填され得る回数を修正することで、更に限定され得る。本明細書で開示される可撓性容器の実施形態のいずれに対しても、一時的に再使用可能なの基準は、種々の代替実施形態では、故障前に最高8回再充填することにより、故障前に最高6回再充填することにより、故障前に最高4回再充填することにより、若しくは故障前に最高2回再充填することにより、又は故障前の1回と10回との間の再充填のための任意の整数値で、一時的に再使用可能なを指すことができる。本明細書で開示される可撓性容器の実施形態のいずれかは、本明細書で開示される再充填の回数だけ一時的に再使用可能であるように構成され得る。
本明細書で使用するとき、用語「厚さ」は、本明細書で説明されるように、容器が水平な支持面上に直立しているときに、容器の第3の中心線と平行な測定値を指す。厚さはまた「深さ」と称されてもよい。
本明細書において、可撓性容器を指すとき、用語「頂部」は、容器の全高の高位側20%、すなわち、容器の全高の80〜100%に位置する容器の部分を指す。本明細書で使用するとき、用語頂部は、20%未満の特定の割合値で用語頂部を修正することで、更に限定され得る。本明細書で開示される可撓性容器の実施形態のいずれに対しても、容器の頂部の基準は、種々の代替実施形態では、頂部15%(すなわち全高の85〜100%)、頂部10%(すなわち全高の90〜100%)、若しくは頂部5%(すなわち全高の95〜100%)、又は0%と20%との間の割合の任意の整数値を指すことができる。
本明細書において、可撓性容器を指すとき、用語「非膨張」は、構造的支持容積部を膨張材料によって硬質化させる前の、構造的支持容積部に形成されるように構成された1つ以上の材料の状態を指す。
本明細書において、可撓性容器の製品容積部を指すとき、用語「無充填」は、流動性製品を収容しないときの製品容積部の状態を指す。
本明細書において、可撓性容器を指すとき、用語「未形成」は、製品容積部に形成されるように構成される1つ以上の材料の、定められた3次元スペースが製品容積部に設けられる前の状態を指す。例えば、製造物品は、未形成製品容積部を有する容器の半製品であり得、可撓性材料のシートが、部分を互いに接合させて、互いに平坦なままである。
本明細書で説明されるような可撓性容器は、様々な製品のための様々な産業にわたって使用され得る。例えば、本明細書に記載される可撓性容器は、消費財産業を通じて使用することができ、次の製品、即ち、軟質表面洗浄剤、硬質表面洗浄剤、ガラス洗浄剤、セラミックタイル洗浄剤、便器洗浄剤、木材洗浄剤、複表面洗浄剤、表面消毒剤、食器洗浄組成物、洗濯洗剤、柔軟剤、布地染料、表面保護剤、表面殺菌剤、化粧品、フェイシャルパウダー、ボディーパウダー、ヘアートリートメント製品(例えばムース、ヘアスプレー、スタイリングジェル)、シャンプー、ヘアーコンディショナ(リーブイン又はリンスオフ)、クリームリンス、毛髪染料、ヘアカラー製品、毛髪光沢製品、ヘアセラム、毛髪縮れ防止製品、毛髪枝毛修復製品、パーマ液、ふけ防止製剤、バスジェル、シャワージェル、ボディソープ、洗顔料、スキンケア製品(例えば日焼け止め剤、日焼け止めローション、リップバーム、スキンコンディショナ、コールドクリーム、保湿剤)、ボディスプレー、石鹸、ボディスクラブ、角質剥離剤、収斂剤、スクラビングローション、脱毛剤、制汗剤組成物、体臭防止剤、シェービング製品、プレシェービング製品、アフターシェービング製品、練り歯磨き、マウスウォッシュ等を含む。更なる例としては、本明細書に記載される可撓性容器は、食品産業、飲料産業、医薬品産業、市販製品産業、工業製品産業、医療産業等を含む他の産業を通じて使用され得る。
図1A〜図1Dは、起立可撓性容器100の一実施形態の種々の図である。図1Aは、容器100の正面図である。容器100は、水平な支持面101上に直立している。
図1Aでは、座標系110が、図の方向を参照するための基準線を提供する。座標系110は、X軸、Y軸、及びZ軸を有する3次元デカルト座標系であり、それぞれの軸が他の軸と垂直で、軸のいずれか2つが平面を定める。X軸及びZ軸は水平な支持面101と平行で、Y軸は水平な支持面101と垂直である。
図1Aはまた、容器100に関する方向及び位置を参照するための、他の基準線を含む。横方向の中心線111は、X軸と平行に走る。横方向の中心線111のXY平面は、容器100を前側半分及び後側半分に区分けする。横方向の中心線111のXZ平面は、容器100を上側半分及び下側半分に区分けする。縦方向の中心線114は、Y軸と平行に走る。縦方向の中心線114のYZ平面は、容器100を左側半分及び右側半分に区分けする。第3の中心線117は、Z軸と平行に走る。横方向の中心線111、縦方向の中心線114、及び第3の中心線117は全て、容器100の中心で交差する。
横方向の中心線111に対する配設が、縦方向に内側寄り112及び縦方向に外側寄り113であるものを定める。第1の位置が第2の位置より横方向の中心線111に近いとき、第1の位置は第2の位置に対して縦方向に内側寄り112に配設されていると考えられる。そして、第2の位置は第1の位置から縦方向に外側寄り113に配設されていると考えられる。横方向という用語、横方向の中心線111に平行な方向、向き、又は測定値を指す。横方向の向きはまた「水平」な向きとされてもよく、横方向の測定値はまた「幅」と称されてもよい。
縦方向の中心線114に対する配設が、横方向に内側寄り115及び横方向に外側寄り116であるものを定める。第1の位置が第2の位置より縦方向の中心線114に近いとき、第1の位置は第2の位置に対して横方向に内側寄り115に配設されていると考えられる。そして、第2の位置は第1の位置から横方向に外側寄り116に配設されていると考えられる。用語縦方向のは、縦方向の中心線114に平行な方向、向き、又は測定値を指す。縦方向の向きはまた「垂直」な向きとされてもよい。
縦方向の方向、向き又は測定値はまた、容器100の水平な支持面との関連で表現されてもよい。第1の位置が第2の位置より支持面に近いとき、第1の位置は、第2の位置より低く、第2の位置より下に(below)、第2の位置の真下に(beneath)、又は第2の位置の下(under)に配設されていると考えられ得る。そして、第2の位置は、第1の位置より高く、第1の位置より上に(above)、又は第2の位置から上方(upward)に配設されていると考えられ得る。縦方向の測定値はまた、水平な支持面100より上に測定された、高さと称されてもよい。
第3の中心線117と平行になる測定値は、厚さ又は深さと称される。第3の中心線117の方向の、容器の正面102−1に向かう配設は、前方118又は正面(in front of)と称される。第3の中心線117の方向の、容器の背面102−2に向かう配設は、後方119又は後ろ(behind)と称される。
上記のような、方向、向き、測定値、及び配設のためのこれらの用語は、支持面、基準線、又は座標系が図に示されるか否かに関わらず、本開示の実施形態の全てに対して使用される。
容器100は、頂部104、中央部106、及び底部108、正面102−1、背面102−2、並びに左及び右側部109を含む。頂部104は、XZ平面に平行な、基準平面105によって中央部106から区分けされる。中央部106は、同様にXZ平面に平行な、基準平面107によって底部108から区分けされる。容器100は、100−ohの全高を有する。図1Aの実施形態では、容器の正面102−1及び背面102−2は封止129で互いに接合され、封止129は、頂部104を横切り、側部109を下って、容器100の外周に延在し、続いて、それぞれの側部109の底部で、外側の範囲の周囲を基底部190の正面及び背面部分に沿うように外側に分裂をする。
容器100は、構造的支持フレーム140、製品容積部150、ディスペンサー160、パネル180−1及び180−2、並びに基底構造190を備える。パネル180−1の一部分は、製品容積部150を示すために、取り除いて図示される。製品容積部150は、1つ以上の流動性製品を収容するように構成される。ディスペンサー160によって、容器100は、容器100の外側の環境へ、製品容積部150から流路159続いてディスペンサー160を介してこれらの流動性製品を分配することができる。図1A〜図1Dの実施形態では、ディスペンサー160は、頂部104の最上部の中央に配設されているが、種々の代替実施形態では、ディスペンサー160は、側部109のどちらかの、パネル180−1及び180−2のどちらかの、並びに容器100の基底部190の任意の部分の、いずれの場所をも含んだ、頂部140、中央部106、又は底部108の他のいずれの場所にも配設され得る。構造的支持フレーム140は、製品容積部150内の流動性製品の質量を支持し、容器100を直立させる。パネル180−1及び180−2は、製品容積部150を覆う比較的平坦な面であり、いかなる種類のしるしの表示にも好適である。しかしながら、種々の実施形態では、パネル180−1及び180−2の一方又は両方の一部、各部、又はおよそ全て、若しくはほとんど全て、若しくは実質的に全て、若しくは略全て、若しくは全てが、1つ以上の曲面を含むことができる。基底構造190は、構造的支持フレーム140を支持し、容器100が直立するように容器100に安定性を提供する。
構造的支持フレーム140は、複数の構造的支持部材によって形成される。構造的支持フレーム140は、頂部構造的支持部材144−1及び144−2、中央部構造的支持部材146−1、146−2、146−3及び146−4、並びに底部構造的支持部材148−1及び148−2を備える。
頂部構造的支持部材144−1及び144−2は、容器100の頂部104の上部に配設されており、頂部構造的支持部材144−1は正面102−1に配設されており、頂部構造的支持部材144−2は背面102−2の、頂部構造的支持部材144−1の後ろに配設されている。頂部構造的支持部材144−1及び144−2は、互いに隣接し、それらの長さの横方向外側寄りの部分に沿って、互いに接触することができる。種々の実施形態では、頂部構造的支持部材144−1及び144−2は、流路159が頂部構造的支持部材144−1と144−2との間に存在する限り、1つ以上の比較的小さな部分で及び/又は1つ以上の比較的大きな部分で、それらの全長の一部、若しくは各部、又はおよそ全て、若しくはほとんど全て、若しくは実質的に全て、若しくは略全て、若しくは全てに沿って、互いに接触することができ、流路の存在により、容器100は、製品容積部150から流路159続いてディスペンサー160を介して流動性製品を分配することができる。頂部構造的支持部材144−1及び144−2は、互いに直接接続されない。しかしながら、種々の代替実施形態では、頂部構造的支持部材144−1及び144−2は、それらの全長の一部、若しくは各部、又はおよそ全て、若しくはほとんど全て、若しくは実質的に全て、若しくは略全て、若しくは全てに沿って、共に直接接続及び/又は接合され得る。
頂部構造的支持部材144−1及び144−2は、製品容積部150より実質的に上に配設されている。全体的に見て、頂部構造的支持部材144−1及び144−2のそれぞれは、およそ水平に向けられるが、その端部は僅かに下方向に湾曲する。そして、全体的に見て、頂部構造的支持部材144−1及び144−2のそれぞれは、それらの長さに沿って実質的に一定の断面積を有するが、それらの端部の断面積は、それらの中央部での断面積より僅かに大きい。
中央部構造的支持部材146−1、146−2、146−3、及び146−4は、頂部104から中央部106を介して底部108まで、左及び右側部109に配設されている。中央部構造的支持部材146−1は、正面102−1左側部109に配設されており、中央部構造的支持部材146−4は、背面102−2左側部109の、中央部構造的支持部材146−1の後ろに配設されている。中央部構造的支持部材146−1及び146−4は、互いに隣接し、それらの長さの実質的全てに沿って、互いに接触することができる。種々の実施形態では、中央部構造的支持部材146−1及び146−4は、1つ以上の比較的小さな部分で及び/又は1つ以上の比較的大きな部分で、それらの全長の一部、若しくは各部、又はおよそ全て、若しくはほとんど全て、若しくは実質的に全て、若しくは略全て、若しくは全てに沿って、互いに接触することができる。中央部構造的支持部材146−1及び146−4は、互いに直接接続されない。しかしながら、種々の代替実施形態では、中央部構造的支持部材146−1及び146−4は、それらの全長の一部、若しくは各部、又はおよそ全て、若しくはほとんど全て、若しくは実質的に全て、若しくは略全て、若しくは全てに沿って、共に直接接続及び/又は接合され得る。
中央部構造的支持部材146−2は、正面102−1右側部109に配設されており、中央部構造的支持部材146−3は、背面102−2右側部109の、中央部構造的支持部材146−2の後ろに配設されている。中央部構造的支持部材146−2及び146−3は、互いに隣接し、それらの長さの実質的全てに沿って、互いに接触することができる。種々の実施形態では、中央部構造的支持部材146−2及び146−3は、1つ以上の比較的小さな部分で及び/又は1つ以上の比較的大きな部分で、それらの全長の一部、若しくは各部、又はおよそ全て、若しくはほとんど全て、若しくは実質的に全て、若しくは略全て、若しくは全てに沿って、互いに接触することができる。中央部構造的支持部材146−2及び146−3は、互いに直接接続されない。しかしながら、種々の代替実施形態では、中央部構造的支持部材146−2及び146−3は、それらの全長の一部、若しくは各部、又はおよそ全て、若しくはほとんど全て、若しくは実質的に全て、若しくは略全て、若しくは全てに沿って、共に直接接続及び/又は接合され得る。
中央部構造的支持部材146−1、146−2、146−3、及び146−4は、製品容積部150から実質的に横方向外側寄りに配設されている。全体的に見て、中央部構造的支持部材146−1、146−2、146−3、及び146−4のそれぞれは、およそ垂直に向けられるが、僅かに角度をつけられ、それらの上端部がそれらの下端部に対して横方向内側寄りとなる。そして、全体的に見て、中央部構造的支持部材146−1、146−2、146−3、及び146−4のそれぞれは、それらの長さに沿って変化する断面積を有し、それらの上端部からそれらの下端部に向かってサイズが増加する。
底部構造的支持部材148−1及び148−2は、容器100の底部108に配設されており、底部構造的支持部材148−1は正面102−1に配設されており、底部構造的支持部材148−2は背面102−2の、底部構造的支持部材148−1の後ろに配設されている。底部構造的支持部材148−1及び148−2は、互いに隣接し、それらの長さの実質的全てに沿って、互いに接触することができる。種々の実施形態では、底部構造的支持部材148−1及び148−2は、1つ以上の比較的小さな部分で及び/又は1つ以上の比較的大きな部分で、それらの全長の一部、若しくは各部、又はおよそ全て、若しくはほとんど全て、若しくは実質的に全て、若しくは略全て、若しくは全てに沿って、互いに接触することができる。底部構造的支持部材148−1及び148−2は、互いに直接接続されない。しかしながら、種々の代替実施形態では、底部構造的支持部材148−1及び148−2は、それらの全長の一部、若しくは各部、又はおよそ全て、若しくはほとんど全て、若しくは実質的に全て、若しくは略全て、若しくは全てに沿って、共に直接接続及び/又は接合され得る。
底部構造的支持部材148−1及び148−2は、製品容積部150より実質的に下だが、基底構造190より実質的に上に配設されている。全体的に見て、底部構造的支持部材148−1及び148−2のそれぞれは、およそ水平に向けられるが、その端部は僅かに上方向に湾曲する。そして、全体的に見て、底部構造的支持部材148−1及び148−2のそれぞれは、それらの長さに沿って実質的に一定の断面積を有する。
構造的支持フレーム140の正面部分では、頂部構造的支持部材144−1の左端部が中央部構造的支持部材146−1の上端部に接合され、中央部構造的支持部材146−1の下端部が底部構造的支持部材148−1の左端部に接合され、底部構造的支持部材148−1の右端部が中央部構造的支持部材146−2の下端部に接合され、そして中央部構造的支持部材146−2の上端部が頂部構造的支持部材144−1の右端部に接合される。同様に、構造的支持フレーム140の背面部分では、頂部構造的支持部材144−2の左端部が中央部構造的支持部材146−4の上端部に接合され、中央部構造的支持部材146−4の下端部が底部構造的支持部材148−2の左端部に接合され、底部構造的支持部材148−2の右端部が中央部構造的支持部材146−3の下端部に接合され、そして中央部構造的支持部材146−3の上端部が頂部構造的支持部材144−2の右端部に接合される。構造的支持フレーム140では、互いに接合される構造的支持部材の端部は、それらの壁の周縁で直接接続される。しかしながら、種々の代替実施形態では、構造的支持部材144−1、144−2、146−1、146−2、146−3、146−4、148−1、及び148−2のいずれかが、本明細書で説明されるか又は当該技術分野において既知の任意の方法で、互いに接合され得る。
構造的支持フレーム140の代替実施形態では、隣接した構造的支持部材が単一の構造的支持部材へと組み合わせられ得、組み合わせられた構造的支持部材が隣接した構造的支持部材の代理を、それらの機能及び接続が本明細書で説明されるように、有効に努めることができる。構造的支持フレーム140の他の代替実施形態では、1つ以上の追加的な構造的支持部材が構造的支持フレーム140の構造的支持部材に追加され得、拡張された構造的支持フレームが構造的支持フレーム140の代理を、その機能及び接続が本明細書で説明されるように、有効に努めることができる。また、いくつかの代替実施形態では、可撓性容器は、基底構造を備えなくてもよい。
図1Bは、図1Aの起立可撓性容器100の側面図である。
図1Cは、図1Aの起立可撓性容器100の上面図である。
図1Dは、図1Aの起立可撓性容器100の底面図である。
図2A〜図8Dは、種々の全体形状を有した起立可撓性容器の実施形態を示す。図2A〜図8Dの実施形態のいずれも、図1A〜図1Dの実施形態を含んだ、本明細書で開示される実施形態のいずれかにしたがって構成され得る。図2A〜図8Dの実施形態の要素(例えば構造的支持フレーム、構造的支持部材、パネル、ディスペンサーなど)のいずれも、本明細書で開示される実施形態のいずれかにしたがって構成され得る。図2A〜図8Dの実施形態のそれぞれは1つのディスペンサーを備えた容器を示すが、種々の実施形態では、それぞれの容器は、本明細書で説明される任意の実施形態にしたがって、複数のディスペンサーを備えることができる。図2A〜図8Dは、ディスペンサーのための例示的な追加/代替位置を想像線の輪郭で示す。図2A〜図8Dの実施形態におけるパネルのそれぞれのうちの一部、各部、又はおよそ全て、若しくはほとんど全て、若しくは実質的に全て、若しくは略全て、若しくは全ては、任意の種類のしるしを表示するのに好適である。図2A〜図8Dの実施形態における側部パネルのそれぞれは、可撓性容器内に配設された製品容積部を覆う非構造的パネルであるように構成されるが、種々の実施形態では、(外面から突出するリブなどの)任意の種類の装飾的又は構造的要素の1つ以上が、これらの側部パネルの一部、各部、又はおよそ全て、若しくはほとんど全て、若しくは実質的に全て、若しくは略全て、若しくは全てに接合され得る。明確さのために、これらの可撓性容器の全ての構造の詳細が図2A〜図8Dに示されるわけではないが、図2A〜図8Dの実施形態のいずれも、本明細書で開示される可撓性容器のための任意の構造又は機構を含むように構成され得る。例えば、図2A〜図8Dの実施形態のいずれも、本明細書で開示される任意の種類の基底構造を備えるように構成され得る。
図2Aは、錐台状の全体形状を有する構造的支持フレーム240を有した起立可撓性容器200の正面図である。図2Aの実施形態では、錐台形状は四角錐に基づいているが、種々の実施形態では、錐台形状は異なる数の側部を備える角錐に基づくことができ、又は錐台形状は円錐に基づくことができる。支持フレーム240は、錐台形状の縁部に沿って配設され、かつそれらの端部において共に接合されている構造支持部材によって形成されている。構造的支持部材は、矩形の頂部パネル280−t、台形の側部パネル280−1、280−2、280−3、及び280−4、並びに矩形の底部パネル(図示せず)を定める。側部パネル280−1、280−2、280−3、及び280−4のそれぞれはおよそ平坦であるが、種々の実施形態では、側部パネルのいずれかのうちの一部、各部、又はおよそ全て、若しくはほとんど全て、若しくは実質的に全て、若しくは略全て、若しくは全てが、ほとんど平坦、実質的に平坦、略平坦、又は完全に平坦であり得る。容器200はディスペンサー260を備え、ディスペンサーは容器200内に配設された1つ以上の製品容積部から1つ以上の流動性製品を分配するように構成されている。図2Aの実施形態では、ディスペンサー260は頂部パネル280−tの中央に配設されているが、種々の代替実施形態では、ディスペンサー260は、本明細書で説明されるか又は図示される任意の実施形態にしたがって、容器200の頂部、側部、又は底部の他のいずれの場所にも配設され得る。図2Bは、ディスペンサーのための例示的な追加/代替位置を含んだ、図2Aの容器200の正面図であり、これらの位置のいずれかはまた、容器の背面に適用することができる。図2Cは、(想像線として示される)ディスペンサーのための例示的な追加/代替位置を含んだ、図2Aの容器200の側面図であり、これらの位置のいずれかは、容器の両側に適用することができる。図2Dは、図2Aの容器200の等角図である。
図3Aは、角錐状の全体形状を有する構造的支持フレーム340を有した起立可撓性容器300の正面図である。図3Aの実施形態では、角錐形状は四角錐に基づいているが、種々の実施形態では、角錐形状は異なる数の側部を備える角錐に基づくことができる。支持フレーム340は、角錐形状の縁部に沿って配設され、かつそれらの端部において共に接合されている構造支持部材によって形成されている。構造的支持部材は、三角形の側部パネル380−1、380−2、380−3、及び380−4、並びに正方形の底部パネル(図示せず)を定める。側部パネル380−1、380−2、380−3、及び380−4のそれぞれはおよそ平坦であるが、種々の実施形態では、側部パネルのいずれかのうちの一部、各部、又はおよそ全て、若しくはほとんど全て、若しくは実質的に全て、若しくは略全て、若しくは全てが、ほとんど平坦、実質的に平坦、略平坦、又は完全に平坦であり得る。容器300はディスペンサー360を備え、ディスペンサーは容器300内に配設された1つ以上の製品容積部から1つ以上の流動性製品を分配するように構成されている。図3Aの実施形態では、ディスペンサー360は角錐形状の頂点に配設されているが、種々の代替実施形態では、ディスペンサー360は、容器300の頂部、側部、又は底部の他のいずれの場所にも配設され得る。図3Bは、(想像線として示される)ディスペンサーのための例示的な追加/代替位置を含んだ、図3Aの容器300の正面図であり、これらの位置のいずれかはまた、容器の任意の側部に適用することができる。図3Cは、図3Aの容器300の側面図である。図3Dは、図3Aの容器300の等角図である。
図4Aは、三角柱状の全体形状を有する構造的支持フレーム440を有した起立可撓性容器400の正面図である。図4Aの実施形態では、角柱形状は三角形に基づいている。支持フレーム440は、角柱形状の縁部に沿って配設され、かつそれらの端部において互いに接合されている構造支持部材によって形成されている。構造的支持部材は、三角形の頂部パネル480−t、矩形の側部パネル480−1、480−2、及び480−3、並びに三角形の底部パネル(図示せず)を定める。側部パネル480−1、480−2、及び480−3のそれぞれはおよそ平坦であるが、種々の実施形態では、側部パネルのうちの一部、各部、又はおよそ全て、若しくはほとんど全て、若しくは実質的に全て、若しくは略全て、若しくは全てが、ほとんど平坦、実質的に平坦、略平坦、又は完全に平坦であり得る。容器400はディスペンサー460を備え、ディスペンサーは容器400内に配設された1つ以上の製品容積部から1つ以上の流動性製品を分配するように構成されている。図4Aの実施形態では、ディスペンサー460は頂部パネル480−tの中央に配設されているが、種々の代替実施形態では、ディスペンサー460は、容器400の頂部、側部、又は底部の他のいずれの場所にも配設され得る。図4Bは、(想像線として示される)ディスペンサーのための例示的な追加/代替位置を含んだ、図4Aの容器400の正面図であり、これらの位置のいずれかはまた、容器400の任意の側部に適用することができる。図4Cは、図4Aの容器400の側面図である。図4Dは、図4Aの容器400の等角図である。
図5Aは、正方柱状の全体形状を有する構造的支持フレーム540を有した起立可撓性容器500の正面図である。図5Aの実施形態では、角柱形状は正方形に基づいている。支持フレーム540は、角柱形状の辺に沿って配設され、かつそれらの端部で互いに接合された構造的支持部材によって形成されている。構造的支持部材は、正方形の頂部パネル580−t、矩形の側部パネル580−1、580−2、580−3、及び580−4、並びに正方形の底部パネル(図示せず)を定める。側部パネル580−1、580−2、580−3、及び580−4のそれぞれはおよそ平坦であるが、種々の実施形態では、側部パネルのいずれかのうちの一部、各部、又はおよそ全て、若しくはほとんど全て、若しくは実質的に全て、若しくは略全て、若しくは全てが、ほとんど平坦、実質的に平坦、略平坦、又は完全に平坦であり得る。容器500はディスペンサー560を備え、ディスペンサーは容器500内に配設された1つ以上の製品容積部から1つ以上の流動性製品を分配するように構成されている。図5Aの実施形態では、ディスペンサー560は頂部パネル580−tの中央に配設されているが、種々の代替実施形態では、ディスペンサー560は、容器500の頂部、側部、又は底部の他のいずれの場所にも配設され得る。図5Bは、(想像線として示される)ディスペンサーのための例示的な追加/代替位置を含んだ、図5Aの容器500の正面図であり、これらの位置のいずれかはまた、容器500の任意の側部に適用することができる。図5Cは、図5Aの容器500の側面図である。図5Dは、図5Aの容器500の等角図である。
図6Aは、五角柱状の全体形状を有する構造的支持フレーム640を有した起立可撓性容器600の正面図である。図6Aの実施形態では、角柱形状は五角形に基づいている。支持フレーム640は、角柱形状の辺に沿って配設され、かつそれらの端部で互いに接合された構造的支持部材によって形成されている。構造的支持部材は、五角形の頂部パネル680−t、矩形の側部パネル680−1、680−2、680−3、680−4、及び680−5、並びに五角形の底部パネル(図示せず)を定める。側部パネル680−1、680−2、680−3、680−4、及び680−5のそれぞれはおよそ平坦であるが、種々の実施形態では、側部パネルのいずれかのうちの一部、各部、又はおよそ全て、若しくはほとんど全て、若しくは実質的に全て、若しくは略全て、若しくは全てが、ほとんど平坦、実質的に平坦、略平坦、又は完全に平坦であり得る。容器600はディスペンサー660を備え、ディスペンサーは容器600内に配設された1つ以上の製品容積部から1つ以上の流動性製品を分配するように構成されている。図6Aの実施形態では、ディスペンサー660は頂部パネル680−tの中央に配設されているが、種々の代替実施形態では、ディスペンサー660は、容器600の頂部、側部、又は底部の他のいずれの場所にも配設され得る。図6Bは、(想像線として示される)ディスペンサーのための例示的な追加/代替位置を含んだ、図6Aの容器600の正面図であり、これらの位置のいずれかはまた、容器600の任意の側部に適用することができる。図6Cは、図6Aの容器600の側面図である。図6Dは、図6Aの容器600の等角図である。
図7Aは、円錐状の全体形状を有する構造的支持フレーム740を有した起立可撓性容器700の正面図である。支持フレーム740は、円錐の基底部の周囲に配設された、湾曲した構造的支持部材によって及び基底部から頂点まで線状に延在する直線の構造的支持部材によって形成され、構造的支持部材はそれらの端部で互いに接合されている。構造的支持部材は、湾曲した幾分三角形の側部パネル780−1、780−2、及び780−3、並びに円形の底部パネル(図示せず)を定める。側部パネル780−1、780−2、及び780−3のそれぞれは湾曲するが、種々の実施形態では、側部パネルのいずれかのうちの一部、各部、又はおよそ全て、若しくはほとんど全て、若しくは実質的に全て、若しくは略全て、若しくは全ては、ほとんど平坦、実質的に平坦、略平坦、又は完全に平坦であり得る。容器700はディスペンサー760を備え、ディスペンサーは容器700内に配設された1つ以上の製品容積部から1つ以上の流動性製品を分配するように構成されている。図7Aの実施形態では、ディスペンサー760は円錐形状の頂点に配設されているが、種々の代替実施形態では、ディスペンサー760は、容器700の頂部、側部、又は底部の他のいずれの場所にも配設され得る。図7Bは、図7Aの容器700の正面図である。図7Cは、(想像線として示される)ディスペンサーのための例示的な追加/代替位置を含んだ、図7Aの容器700の側面図であり、これらの位置のいずれかはまた、容器700の任意の側部パネルに適用することができる。図7Dは、図7Aの容器700の等角図である。
図8Aは、円柱状の全体形状を有する構造的支持フレーム840を有した起立可撓性容器800の正面図である。支持フレーム840は、円柱の頂部及び底部の周囲に配設された、湾曲した構造的支持部材によって並びに頂部から底部まで線状に延在する直線の構造的支持部材によって形成され、構造的支持部材はそれらの端部で互いに接合されている。構造的支持部材は、円形の頂部パネル880−t、湾曲した幾分矩形の側部パネル880−1、880−2、880−3、及び880−4、並びに円形の底部パネル(図示せず)を定める。側部パネル880−1、880−2、880−3、及び880−4のそれぞれは湾曲するが、種々の実施形態では、側部パネルのいずれかのうちの一部、各部、又はおよそ全て、若しくはほとんど全て、若しくは実質的に全て、若しくは略全て、若しくは全ては、ほとんど平坦、実質的に平坦、略平坦、又は完全に平坦であり得る。容器800はディスペンサー860を備え、ディスペンサーは容器800内に配設された1つ以上の製品容積部から1つ以上の流動性製品を分配するように構成されている。図8Aの実施形態では、ディスペンサー860は頂部パネル880−tの中央に配設されているが、種々の代替実施形態では、ディスペンサー860は、容器800の頂部、側部、又は底部の他のいずれの場所にも配設され得る。図8Bは、(想像線として示される)ディスペンサーのための例示的な追加/代替位置を含んだ、図8Aの容器800の正面図であり、これらの位置のいずれかはまた、容器800の任意の側部パネルに適用することができる。図8Cは、図8Aの容器800の側面図である。図8Dは、図8Aの容器800の等角図である。
追加的な実施形態では、本明細書で開示されるような構造的支持フレームを備えた任意の起立可撓性容器は、任意の種類の多面体、任意の種類の準角柱、及び(直角柱及び等辺直角柱を含む)任意の種類の角柱を含んだ、任意の他の既知の3次元形状に対応する全体形状を有するように構成され得る。
図9Aは、正方形状の全体形状を有した、自己支持式可撓性容器900の一実施形態の上面図である。図9Bは、図9Aの可撓性容器900の端面図である。容器900は、水平な支持面901上にある。
図9Bでは、座標系910が、図の方向を参照するための基準線を提供する。座標系910は、X軸、Y軸、及びZ軸を有する3次元デカルト座標系である。X軸及びZ軸は水平な支持面901と平行で、Y軸は水平な支持面901と垂直である。
図9Aはまた、容器100に関する方向及び位置を参照するための、他の基準線を含む。横方向の中心線911は、X軸と平行に走る。横方向の中心線911のXY平面は、容器100を前側半分及び後側半分に区分けする。横方向の中心線911のXZ平面は、容器100を上側半分及び下側半分に区分けする。縦方向の中心線914は、Y軸と平行に走る。縦方向の中心線914のYZ平面は、容器900を左側半分及び右側半分に区分けする。第3の中心線917は、Z軸と平行に走る。横方向の中心線911、縦方向の中心線914、及び第3の中心線917は全て、容器900の中心で交差する。図9A〜図9Bの実施形態における方向、向き、測定値、及び配設のためのこれらの用語は、図1A〜図1Dの実施形態における類似の番号が付された用語と同じである。
容器900は、頂部904、中央部906、及び底部908、正面902−1、背面902−2、並びに左側面及び右側面909を含む。図9A〜図9Bの実施形態では、容器の上側半分及び下側半分は封止929で互いに接合され、封止929は容器900の外周に延在する。容器900の底部は、容器900の頂部と同様に構成されている。
容器900は、構造的支持フレーム940、製品容積部950、ディスペンサー960、頂部パネル980−t、及び底部パネル(図示せず)を備える。頂部パネル980−tの一部分は、製品容積部950を示すために、取り除いて図示される。製品容積部950は、1つ以上の流動性製品を収容するように構成されている。ディスペンサー960によって、容器900は、容器900の外側の環境へ、製品容積部950から流路959続いてディスペンサー960を介してこれらの流動性製品を分配することができる。構造的支持フレーム940は、製品容積部950内の流動性製品の質量を支持する。頂部パネル980−t及び底部パネルは、製品容積部950を覆う比較的平坦な面であり、いかなる種類のしるしの表示にも好適である。
構造的支持フレーム940は、複数の構造的支持部材によって形成されている。構造的支持フレーム940は、正面構造的支持部材943−1及び943−2、中間構造的支持部材945−1、945−2、945−3、及び945−4、並びに背面構造的支持部材947−1及び947−2を備える。全体的に見て、容器900の構造的支持部材のそれぞれは、水平に向けられる。そして、容器900の構造的支持部材のそれぞれは、それらの長さに沿って実質的に一定の断面積を有するが、種々の実施形態では、この断面積は変化し得る。
上側構造的支持部材943−1、945−1、945−2、及び947−1は、中央部906の上部、及び頂部904に配設されており、下側構造的支持部材943−2、945−4、945−3、及び947−2は、中央部906の下部、及び底部908に配設されている。上側構造的支持部材943−1、945−1、945−2、及び947−1は、それぞれ、下側構造的支持部材943−2、945−4、945−3、及び947−2より上にかつ隣接して配設されている。
種々の実施形態では、隣接した上側及び下側構造的支持部材は、構造的支持部材943−1と943−2との間に流路959のための接触の間隙が存在する限り、1つ以上の比較的小さな部分で及び/又は1つ以上の比較的大きな部分で、それらの全長の一部、若しくは各部、又はおよそ全て、若しくはほとんど全て、若しくは実質的に全て、若しくは略全て、若しくは全てに沿って、互いに接触することができる。図9A〜図9Bの実施形態では、上側及び下側構造的支持部材は、互いに直接接続されない。しかしながら、種々の代替実施形態では、隣接した上側及び下側構造的支持部材は、それらの全長の一部、若しくは各部、又はおよそ全て、若しくはほとんど全て、若しくは実質的に全て、若しくは略全て、若しくは全てに沿って、共に直接接続及び/又は接合され得る。
構造的支持部材943−1、945−2、947−1、及び945−1の端部は、製品容積部950より外側にあり製品容積部950を取り囲む頂部の正方形を形成するために、互いに接合され、構造的支持部材943−2、945−3、947−2、及び945−4の端部も同様に、製品容積部950より外側にあり製品容積部950を取り囲む底部の正方形を形成するために、互いに接合されている。構造的支持フレーム940では、互いに接合される構造的支持部材の端部は、それらの壁の周縁で直接接続されている。しかしながら、種々の代替実施形態では、図9A〜図9Bの実施形態の構造的支持部材のいずれかが、本明細書で説明されるか又は当該技術分野において既知の任意の方法で、互いに接合され得る。
構造的支持フレーム940の代替実施形態では、隣接した構造的支持部材が単一の構造的支持部材へと組み合わせられ得、組み合わせられた構造的支持部材が隣接した構造的支持部材の代理を、それらの機能及び接続が本明細書で説明されるように、有効に努めることができる。構造的支持フレーム940の他の代替実施形態では、1つ以上の追加的な構造的支持部材が構造的支持フレーム940の構造的支持部材に追加され得、拡張された構造的支持フレームが構造的支持フレーム940の代理を、その機能及び接続が本明細書で説明されるように、有効に努めることができる。
図10A〜図11Bは、種々の全体形状を有した(起立容器ではない)自己支持式可撓性容器の実施形態を示す。図10A〜図11Bの実施形態のいずれも、図9A〜図9Bの実施形態を含んだ、本明細書で開示される実施形態のいずれかにしたがって構成され得る。図10A〜図11Bの実施形態の要素(例えば構造的支持フレーム、構造的支持部材、パネル、ディスペンサーなど)のいずれも、本明細書で開示される実施形態のいずれかにしたがって構成され得る。図10A〜図11Bの実施形態のそれぞれは1つのディスペンサーを備えた容器を示すが、種々の実施形態では、それぞれの容器は、本明細書で説明される任意の実施形態にしたがって、複数のディスペンサーを備えることができる。図10A〜図11Bの実施形態におけるパネルのそれぞれのうちの一部、各部、又はおよそ全て、若しくはほとんど全て、若しくは実質的に全て、若しくは略全て、若しくは全ては、任意の種類のしるしを表示するのに好適である。図10A〜図11Bの実施形態における頂部及び底部パネルのそれぞれは、可撓性容器内に配設された製品容積部を覆う非構造的パネルであるように構成されるが、種々の実施形態では、(外面から突出するリブなどの)任意の種類の装飾的又は構造的要素の1つ以上が、これらのパネルのいずれかのうちの一部、各部、又はおよそ全て、若しくはほとんど全て、若しくは実質的に全て、若しくは略全て、若しくは全てに接合され得る。明確さのために、これらの可撓性容器の全ての構造の詳細が図10A〜図11Bに示されるわけではないが、図10A〜図11Bの実施形態のいずれも、本明細書で開示される可撓性容器のための任意の構造又は機構を含むように構成され得る。
図10Aは、製品容積部1050及び三角形状の全体形状を有した、(起立可撓性容器ではない)自己支持式可撓性容器1000の一実施形態の上面図である。しかしながら、種々の実施形態では、自己支持式可撓性容器は、任意の数の側部を有した多角形状の全体形状を有することができる。支持フレーム1040は、三角形形状の辺に沿って配設され、かつそれらの端部で互いに接合された構造的支持部材によって形成されている。構造的支持部材は、三角形の頂部パネル1080−t及び三角形の底部パネル(図示せず)を定める。頂部パネル1080−t及び底部パネルはおよそ平坦であるが、種々の実施形態では、側部パネルのいずれかのうちの一部、各部、又はおよそ全て、若しくはほとんど全て、若しくは実質的に全て、若しくは略全て、若しくは全てが、ほとんど平坦、実質的に平坦、略平坦、又は完全に平坦であり得る。容器1000はディスペンサー1060を備え、ディスペンサーは容器1000内に配設された1つ以上の製品容積部から1つ以上の流動性製品を分配するように構成されている。図10Aの実施形態では、ディスペンサー1060は正面の中央に配設されているが、種々の代替実施形態では、ディスペンサー1060は、容器1000の頂部、側部、又は底部の他のいずれの場所にも配設され得る。図10Aは、(想像線として示される)ディスペンサーのための例示的な追加/代替位置を含む。図10Bは、水平な支持面1001上にある、図10Bの可撓性容器1000の端面図である。
図11Aは、製品容積部1150及び円形状の全体形状を有した、(起立可撓性容器ではない)自己支持式可撓性容器1100の一実施形態の上面図である。支持フレーム1140は、円形状の周囲の周りに配設され、かつそれらの端部において互いに接合された構造支持部材によって形成されている。構造的支持部材は、円形の頂部パネル1180−t及び円形の底部パネル(図示せず)を定める。頂部パネル1180−t及び底部パネルはおよそ平坦であるが、種々の実施形態では、側部パネルのいずれかのうちの一部、各部、又はおよそ全て、若しくはほとんど全て、若しくは実質的に全て、若しくは略全て、若しくは全てが、ほとんど平坦、実質的に平坦、略平坦、又は完全に平坦であり得る。容器1100はディスペンサー1160を備え、ディスペンサーは容器1100内に配設された1つ以上の製品容積部から1つ以上の流動性製品を分配するように構成されている。図11Aの実施形態では、ディスペンサー1160は正面の中央に配設されているが、種々の代替実施形態では、ディスペンサー1160は、容器1100の頂部、側部、又は底部の他のいずれの場所にも配設され得る。図11Aは、(想像線として示される)ディスペンサーのための例示的な追加/代替位置を含む。図11Bは、水平な支持面1101上にある、図10Bの可撓性容器1100の端面図である。
追加的な実施形態では、本明細書で開示されるような構造的支持フレームを備えた任意の自己支持容器は、任意の他の既知の3次元形状に対応する全体形状を有するように構成され得る。例えば、本明細書で開示されるような構造的支持フレームを備えた任意の自己支持容器は、(上面視点から観察されるとき)矩形、(任意の数の側部を有する)多角形、卵形、楕円形、星形、若しくは任意の他の形状、又はこれらのいずれかの組み合わせに対応する全体形状を有するように構成され得る。
図12A〜図14Cは種々の例示的なディスペンサーを示す。これらのディスペンサーは、本明細書で開示される可撓性容器と共に使用され得る。図12Aは、プッシュ−プル型ディスペンサー1260−aの等角図である。図12Bは、押し上げ式キャップを備えたディスペンサー1260−bの等角図である。図12Cは、ねじ式キャップを備えたディスペンサー1260−cの等角図である。図12Dは、回転可能型ディスペンサー1260−dの等角図である。図12Eは、キャップを備えたノズル型ディスペンサー1260−dの等角図である。図13Aは、ストローディスペンサー1360−aの等角図である。図13Bは、蓋を備えたストローディスペンサー1360−bの等角図である。図13Cは、跳ね上げ式ストローディスペンサー1360−cの等角図である。図13Dは、咬合バルブを備えたストローディスペンサー1360−dの等角図である。図14Aは、ポンプ型ディスペンサー1460−aの等角図であり、これは各種実施形態において泡式ポンプ型ディスペンサーであり得る。図14Bは、ポンプスプレー型ディスペンサー1460−bの等角図である。図14Cは、トリガースプレー型ディスペンサー1460−cの等角図である。
前述の全実施形態、及び本開示にしたがって構成された任意の他の実施形態において、例えば、図1A〜図1Dの180−1、180−2、図2A〜図2Dの280−1〜280−4、図3A〜図3Dの380−1〜380−4、図4A〜図4Dの480−1、480−3、図5A〜図5Dの580−1、580−4、図6A〜図6Dの680−1、680−5、図7A〜図7Dの780−1、780−3、図8A〜図8Dの880−1、880−4、図9A〜図9Bの980−t及び底部パネル(図示せず)、図10A〜図10Bの1080−t及び底部パネル(図示せず)、並びに図11A〜図11Bの1180−t及び底部パネル(図示せず)などのパネルは、少なくとも一部の流動性製品が各実施形態の任意の2つのパネル間に存在し、それにより、任意の2つ以上のパネルが互いに向かって押しつぶされるときに流動性製品を分配できるという意味では、互いに向い合う非構造的(即ち可撓性圧搾)パネルを包含し得ることが理解されよう。任意の実施形態では、圧搾パネルは互いに向かって押しつぶされて、容器から流動性製品を分配するように配置され得る。圧搾パネルは、対面に配置されていても、任意の別の向きに配置されていてもよい。圧搾パネルは、流動性製品を分配するために容器の中心に向かって押しつぶされるように配置され得る。
また、前述の全実施形態及び本開示にしたがって構成された任意の他の実施形態では、例えば、図1A〜図1Dの140、図2A〜図2Dの240、図3A〜図3Dの340、図4A〜図4Dの440、図5A〜図5Dの540、図6A〜図6Dの640、図7A〜図7Dの740、図8A〜図8Dの840、図9A〜図9Bの940、図10A〜図10Bの1040、及び図11A〜図11Bの1140などの構造的支持フレームは、膨張構造的支持容積部の形態をとる1つ以上の構造的支持部材を包含し得ることが理解されよう。
また、前述の全実施形態及び本開示にしたがって構成された任意の他の実施形態では、図1A〜図1D、図2A〜図2D、図3A〜図3D、図4A〜図4D、図5A〜図5D、図6A〜図6D、図7A〜図7D、図8A〜図8D、図9A〜図9D、図10A〜図10D、及び図11A〜図11Dの実施形態に関連して特定される上記の非構造的(即ち、可撓性)圧搾パネルは、向い合う側部、及び向い合う側部のそれぞれと連結された構造的支持フレーム140、240、340、440、540、640、740、840、940、1040、及び1140を構成する膨張構造的支持容積部を有する。構造的支持容積部(複数可)は、少なくとも若干の湾曲を有し、また互いに離間した関係で略凹状に配設され得(例えば、図1Aの構造的支持容積部146−1、146−2を参照)、略直線状で、互いに対して略斜めの角度で配設され得(図2Aの構造的支持容積部246−1、246−2、246−3、246−4を参照)、又は略直線状で、互いに対して略平行に配設され得(図4Cの構造的支持容積部446−1、446−2、446−3を参照)、又は種々の他の形状及び/若しくは互いに対する関係性を有し得る。
図1A〜図1Dを再度参照すると、本開示による可撓性容器は、流動性製品を収容及び分配できる一方で、流動性製品が完全に分配された後に使い捨て可能であるために必須となる特徴を有する、種々の異なる可撓性材料及び/又は積層体から形成することができる。広義の意味では、図1A〜図1Dの可撓性容器100などの本開示による可撓性容器は、非構造的パネルとして構成され得る、180−1などのパネルによって少なくとも部分的に画定された150などの製品容積部を有する。画定された形状を支持するため、図1A〜図1Dの可撓性容器100などの本開示による可撓性容器は、構造的支持容積部が膨張したときに180−1などの非構造的パネル内に張力を生成及び維持するように配置された、構造的支持部材146−1、146−2などの構造的支持容積部を含む。
図1A〜図1Dを更に参照すると、本開示による可撓性容器は、150などの製品容積部から、159のような流路などを通じて可撓性容器の外側の環境へ流動性製品を分配するための、160などのディスペンサーも含む。
本開示特有の態様の1つは、図1A〜図1Dの100などの可撓性容器が、構造的支持容積部、即ち構造的支持部材146−1、146−2の効果の結果として、ドラムヘッドと類似した張力下に維持される180−1などの非構造的パネルを有することである。構造的支持容積部、即ち構造的支持部材146−1、146−2によって張力が生成及び維持される方法を以下に説明する。ただし、張力の結果、180−1などの非構造的パネルは、歪みを阻止して、ディスペンサー160を通じた流動性製品の分配を促進し、押しつぶされた後にはね返る、可撓性圧搾パネルとなる。
この現象を理解するため、構造的支持容積部1546−1と1546−2との間に、比較的一定の離間距離を適切に維持されて配設された非構造的パネル1580を図15A〜図15Dに図示する。図15Aは、構造的支持容積部1546−1と1546−2との間の膨張前の非構造的パネル1580を示し、図15Bは、構造的支持容積部1546−1と1546−2との間の膨張後の非構造的パネル1580を示し、図15Cは、圧搾力が付加されているときの構造的支持容積部1546−1と1546−2との間の膨張後の非構造的パネル1580を示し、図15Dは、圧搾力が付加されているときの構造的支持容積部1546−1と1546−2との間に配設された非構造的パネル1580を示す平面図であり、これら図には、合計圧搾力の決定値を導く式で利用される種々の異なるパラメータが示されている。可撓性容器に関連した合計圧搾力の概念では、図15A〜図15Cに示されたような配置での合計圧搾力を構成する3つの分力の成分を合算する。
合計圧搾力を無次元化して、次式に示す無次元圧搾力として表す。
力の成分1=非構造的パネルの初期張力に起因する圧搾力
力の成分2=非構造的パネルの伸長に起因する圧搾力
力の成分3=非構造的パネルの屈曲に起因する圧搾力であり、
式中、
W=非構造的パネルの幅
E=非構造的パネル材料の弾性率
t=非構造的パネル材料の厚さ
θ=非構造的パネルの歪み角度
σ*=非構造的パネルでの無次元引張応力(σ*=σ/E)
L=非構造的パネルでの無次元引張応力
d=非膨張状態での構造的支持容積部の幅
α=構造指数(α=d/L)であり、
また、
σ*は次式によって求められ、
σ*=2α(1−Г)
このとき、Гは次式によって求められるΨの関数、
いくつかの実施形態の圧搾パネルでは、圧搾力の式の第2項及び第3項(それぞれ伸長及び屈曲)は、第1項(初期張力の成分)と比較して極めて小さいため無視することができる。
前述の式を用いると、本開示による可撓性容器の非構造的パネルは、パネルの少なくともある点又はある部分において、約5E−9〜約30の範囲の無次元圧縮力F*を有する可撓性圧搾パネルを成している。可撓性圧搾パネルは、パネルの少なくともある点又はある部分において、好ましくは約2E−7〜約3の範囲内、より好ましくは約1E−5〜約1の範囲内の無次元圧搾力F*を有する。
前述の式に基づくと、可撓性容器の可撓性圧搾パネルは、パネルの少なくともある点又はある部分において、約1E−10〜約30g-1の範囲内の無次元圧搾力対質量比(F* /m、ここでm=可撓性圧搾パネルの質量)を有する。可撓性圧搾パネルは、パネルの少なくともある点又はある部分において、好ましくは約1E−7〜約1g-1の範囲内、より好ましくは約1E−5〜約0.1g-1の範囲内の無次元圧搾力対質量比(F* /m)を有する。
可撓性容器の可撓性圧搾パネルは、パネルの少なくともある点又はある部分において、約1E−11〜約6(μm-1)の範囲内の無次元圧搾力対厚さ比(F* /t、ここでt=可撓性圧搾パネルの厚さ)を有する。可撓性圧搾パネルは、パネルの少なくともある点又はある部分において、好ましくは約2E−8〜約0.2(μm-1)の範囲内、より好ましくは約1E−6〜約0.01(μm-1)の範囲内の無次元圧搾力対厚さ比(F* /t)を有する。
本開示によれば、少なくとも可撓性容器の可撓性圧搾パネルは、約10〜約500マイクロメートル(μm)の範囲内の厚さ(t)、好ましくは約20〜約400マイクロメートル(μm)の範囲内の厚さを有する。好ましくは、少なくとも可撓性容器の可撓性圧搾パネルは、約30〜約300マイクロメートル(μm)の範囲内の厚さ(t)を有し、より好ましくは、少なくとも可撓性圧搾パネルは、約40〜約200マイクロメートル(μm)の範囲内の厚さを有する。更により好ましくは、本開示によれば、少なくとも可撓性容器の可撓性圧搾パネルは、約50〜約200マイクロメートル(μm)の範囲内の厚さ(t)を有する。
可撓性容器の非構造的パネル、具体的には可撓性圧搾パネルに対する合計圧搾力を求める式、即ち、Ftotal=[2°W°E°t°sin θ°σ*]+[W°E°t°tan θ°(1−cos θ)]+[2°E°W°t3 °tan θ/L2]より、剛性容器に見られるものと同等の効果を持つ構造を得るために使用し得る材料の量が大幅に削減されることが理解できる。本明細書で開示したような、可撓性圧搾パネルを有する可撓性容器では、いくつかの実施形態において、式の初期張力部分に基づく圧搾力が、全体の圧搾力の大多数であり得、また他の実施形態においては、合計圧搾力の略総量に対して有意に大多数以上であり得る。
別の実施形態では、前述の式に基づくと、可撓性圧搾パネルは、パネルの少なくともある点又はある部分において、約1E−6〜約20の範囲内、好ましくは約4E−5〜約10の範囲内、より好ましくは約2E−3〜約0.9の範囲内の無次元張力(σ*)を有する。
更に別の態様では、前述の式に基づくと、可撓性容器の可撓性圧搾パネルは、パネルの少なくともある点又はある部分において、約2E−5〜約1.5E3の範囲内、好ましくは約3E−4〜約100の範囲内、より好ましくは約0.01〜約20の範囲内の無次元剛性指数(Ψ)を有する。
更に別の態様では、可撓性圧搾パネルは、パネルの少なくともある点又はある部分において、約0.001〜約20、好ましくは約0.01〜約10の範囲内、より好ましくは約0.04〜約1の範囲内の無次元構造指数(α)を有する。
非構造的パネル内で張力を生成及び維持して、張力のある可撓性圧搾パネルを作製するため、1つ以上の構造的支持容積部を使用することの背景にある原則を更に理解するために、1つ以上の構造的支持容積部1646−1、1646−2、1646−3、1646−4を有する、張力のある可撓性圧搾パネル1680−1の種々の配置及び条件を図16A〜図16Fに示す。
図16Aを参照すると、非構造的パネル1680−1は、向い合う固定側部1682−1、1682−2を有し、構造的支持容積部1646−1は、非構造的パネル1680−1の固定側部1682−1、1682−2の中間点に配設されている。構造的支持容積部1646−1が、例えば膨らませることにより膨張したとき、構造的支持容積部1646−1の各側部に、矢印1699−1及び1699−2によって示されたように、非構造的パネル1680−1内で張力が生成され、維持される。
次に図16Bを参照すると、非構造的パネル1680−1は、向い合う固定側部1682−1、1682−2を有し、構造的支持容積部1646−1は、固定側部の1つ、即ち非構造的パネル1680−1の固定側部1682−1と連結されている。構造的支持容積部1646−1が膨張したとき、構造的支持容積部1646−1のパネル側に対して、矢印1699−1によって示されたように、張力が非構造的パネル1680−1内で生成され、維持される。
図16Cを参照すると、非構造的パネル1680−1は、向い合う固定側部1682−1、1682−2を有し、構造的支持容積部1646−1、1646−2のうちの1つは、非構造的パネル1680−1の各固定側部1682−1、1682−1と連結されている。構造的支持容積部1646−1、1646−2が膨張したとき、構造的支持容積部1646−1、1646−2の間の矢印1699−1によって示されたように、張力が非構造的パネル1680−1内で生成され、維持される。2つの構造的支持容積部は、示されたように互いに距離Lで離間されている。
次に図16Dを参照すると、非構造的パネル1680−1は、図示されたように、向い合う固定側部1682−1、1682−2を有する外周部を含み、構造的支持容積部1646−1は、非構造的パネルの外周部と連結又は近接して、非構造的パネル1680−1の少なくとも約50%を取り囲む。
より具体的には、図16Dを更に参照すると、非構造的パネル1680−1は、第1及び第2の組の向い合う側部、特に向い合う固定側部1682−1、1682−2、並びに向い合う固定側部1682−1、1682−2の間に延在する向い合う側部1682−3、1682−4を含み、図示された実施形態では、構造的支持容積部1646−1は、第1の組の向い合う固定側部1682−1、1682−2、及び第2の組の向い合う側部のうちの少なくとも1つである1682−3と連結又は近接して、非構造的パネル1680−1を取り囲む。
構造的支持容積部1646−1が膨張したとき、構造的支持容積部部分1646−1a、1641−1bの間の矢印1699−1によって示されたように、張力が非構造的パネル1680−1内で生成され、維持される。
図16Eを参照すると、非構造的パネル1680−1は、第1及び第2の組の向い合う側部、特に向い合う側部1682−1、1682−2、並びに向い合う側部1682−1、1682−2の間に延在する向い合う側部1682−3、1682−4を含み、図示された実施形態では、構造的支持容積部1646−1、1646−2、1646−3、1646−4は、第1の組の向い合う側部1682−1、1682−2、及び第2の組の向い合う側部1682−3、1682−4と連結又は近接して、非構造的パネル1680−1を取り囲む。本実施形態では、構造的支持容積部1646−1、1646−2、1646−3、1646−4は、非構造的パネル1680−1に張力を付与するために、第1の組の向い合う側部1682−1、1682−2と近接する第1の組の向い合う構造的支持容積部(1646−1、1646−2)を含み、第1の組の向い合う構造的支持容積部(1646−1、1646−2)の離間を維持するために、第2の組の向い合う側部1682−3、1682−4と近接する第2の組の向い合う構造的支持容積部(1646−3、1646−4)を含む。構造的支持容積部1646−1、1646−2、1646−3、1646−4が膨張したとき、構造的支持容積部(1646−3、1646−4)は、向い合う構造的支持容積部(1646−1、1646−2)を互いに距離をおいて離間された関係に維持し、構造的支持容積部(1646−1、1646−2)によって、構造的支持容積部1646−1、1646−2の間の矢印1699−1によって示されたように、非構造的パネル1680−1内で張力が生成され、維持される。直交する方向に生成される張力も存在するが、向い合う構造的支持容積部間の間隔が大きいため、上記の式によれば、張力レベルは小さくなる。
図16Fを参照すると、非構造的パネル1680−1は、第1及び第2の組の向い合う側部、特に、向い合う側部1682−1、1682−2と、並びに向い合う側部1682−1、1682−2の間に延在する向い合う側部1682−3、1682−4とを含み、図示された実施形態では、構造的支持容積部1646−1は、第1の組の向い合う側部1682−1、1682−2、及び第2の組の向い合う側部1682−3、1682−4と連結又は近接して、非構造的パネル1680−1を取り囲む。本実施形態では、構造的支持容積部1646−1は、第1の組の向い合う側部1682−1、1682−2と第2の組の向い合う側部1682−3、1682−4の両方にかけて張力を付与するために、非構造的パネル1680−1を略完全に取り囲む単一の連続する構造的支持容積部を含む。構造的支持容積部1646−1は、例えば膨らませることにより膨張したとき、一般に1646−1a、1646−1b、1646−1c、1646−1dと称されている構造的支持容積部部分を互いに距離をおいて離間された関係に維持し、それによって矢印1699−1、1699−2に示されたように、非構造的パネル1680−1内で張力が生成され、維持される。
本開示による使い捨て可撓性容器の実用的な実施形態では、図1Aは、製品容積部150を少なくとも部分的に画定する非構造的(即ち可撓性圧搾)パネル180−1を有する可撓性容器100を図示している。可撓性容器100の非構造的パネル180−1は、少なくとも1組の向い合う側部182−1、182−2を有していることがわかる。可撓性容器100は、非構造的パネル180−1の向い合う側部182−1、182−2それぞれと互いに距離をおいて離間した関係に連結又は近接する構造的支持容積部146−1及び146−2も有する。
非構造的パネル180−1は、図1Aで、構造的支持容積部又は部材144−1、146−1、146−2、148−1の内部境界によって画定された外周部を含み、1つ以上の構造的支持容積部又は部材は、非構造的パネル180−1の少なくとも50%を取り囲んでいる(例えば、非構造的パネルの外周部と連結又は近接する構造的支持部材146−1、146−2)ことが理解されるだろう。本開示にしたがって検討される他の実施形態では、構造的支持容積部は、図1Aに具体的に示すように、非構造的(即ち、圧搾)パネルの外周部と連結又は近接して、非構造的パネル180−1の少なくとも約60%、70%、80%、90%、又は全部を取り囲む。
更に図1Aを参照すると、非構造的パネル180−1は、好ましくは、第1の組の向い合う側部182−1、182−2と第2の組の向い合う側部184−1、184−2とを有し、1つ以上の構造的支持容積部、例えば、構造的支持部材146−1、146−2、148−1は、第1の組の向い合う側部182−1、182−2、及び第2の組の向い合う側部184−1、184−2の少なくとも1つ、例えば側部184−1と連結又は近接して、非構造的パネルを取り囲んでいる。
図示した実施形態では、1つ以上の構造的支持容積部、例えば144−1、146−1、146−2、148−1は、第1及び第2の組の向い合う側部の少なくともいずれか、例えば側部182−1、182−2の間の非構造的パネルに張力を付与するように、第1の組の向い合う側部182−1、182−2及び第2の組の向い合う側部184−1、184−2と連結又は近接して、非構造的パネル180−1を略完全に取り囲む。本実施形態では、構造的支持容積部は、非構造的パネルに張力を付与するために、非構造的パネル180−1の第1の組の向い合う側部182−1、182−2と連結又は近接する第1の組の向い合う構造的支持容積部(146−1、146−2)を含み、第1の組の構造的支持容積部(146−1、146−2)を互いに距離をおいて離間された関係に維持するために、第2の組の向い合う側部184−1、184−2と連結又は近接する第2の組の向い合う構造的支持容積部(144−1、148−1)を含んでもよい。
更に別の実施形態では、構造的支持容積部(図1Aでは、構造的支持容積部144−1、146−1、146−2、148−1として示される)は、非構造的(即ち、可撓性圧搾)パネル180−1の第1及び第2の組の向い合う側部の両方ともに張力を付与するために、第1の組の向い合う側部182−1、182−2及び第2の組の向い合う側部184−1、184−2に近接して、非構造的パネルを実質的に完全に取り囲む単一の連続する構造的支持容積部を含んでもよい。
更なる態様では、図1A及び図1Bを参照すると、本開示による使い捨て可撓性容器100は、少なくとも2つの可撓性パネル180−1及び180−2を含み、可撓性パネル180−1、180−2のうちの少なくとも一方、好ましくは両方は、互いに向かって押しつぶされるときに流動性製品を分配するための互いに向い合う非構造的パネルである。図1A〜図1Dに示された実施形態では、非構造的パネルの一方又はその両方が、向い合う側部(例えば、パネル180−1の場合は側部182−1、182−2)を有し、構造的支持容積部、例えば構造的支持部材146−1、146−2、146−3、146−4は、向い合う側部(例えば、パネル180−1の側部182−1、182−2)のそれぞれと連結されていることに注意すべきである。
本明細書で開示される実施形態のいずれかのうちの一部、各部、又は全ては、下記の実施形態を含んだ、可撓性容器の技術分野において既知の他の実施形態のうちの一部、各部、又は全てと組み合わせられ得る。
本開示の実施形態は、次の米国仮特許出願:(1)2012年5月7日に出願された「Film Based Containers」と題する米国仮特許出願第61/643813号(出願人整理番号12464P)、(2)2012年5月7日に出願された「Film Based Containers」と題する米国仮特許出願第61/643823号(出願人整理番号12465P)、(3)2012年7月26日に出願された「Film Based Container Having a Decoration Panel」と題する米国仮特許出願第61/676042号(出願人整理番号12559P)、(4)2012年11月19日に出願された「Containers Made from Flexible Material」と題する米国仮特許出願第61/727961号(出願人整理番号12559P2)、(5)2012年8月6日に出願された「Methods of Making Film Based Containers」と題する米国仮特許出願第61/680045号(出願人整理番号12579P)、及び(6)2013年3月13日に出願された「Flexible Containers with Multiple Product Volumes」と題する米国仮特許出願第61/780039号(出願人整理番号12785P)に開示されているような、可撓性容器の材料、構造、及び/又は機構の実施形態のいずれか及び全て、並びに、かかる可撓性容器の製造方法及び/又は使用方法のいずれか及び全てを用いることができる、即ち、それぞれ参照によって本明細書に組み込まれる。
本明細書で開示される実施形態のいずれかのうちの一部、各部、又は全てはまた、流動性製品のための容器の技術分野において既知の他の実施形態のうちの一部、各部、又は全てと、それらの実施形態が本明細書で開示されるような可撓性容器に適用され得る限り、組み合わせられ得る。例えば、種々の実施形態では、可撓性容器は、製品容積部を覆う容器の一部分に配設され製品容積部内の流動性製品のレベルを示すように構成された、垂直に向けられた透明なストリップを備えることができる。
本明細書で開示する寸法及び値は、列挙された正確な数値に厳密に限られるとして理解されるべきではない。その代わりに、特に指示がない限り、このような寸法はそれぞれ、列挙された値とその値を囲む機能的に同等な範囲との両方を意味することが意図されている。例えば、「40mm」として開示される寸法は、「約40mm」を意味することが意図される。
あらゆる相互参照又は関連特許若しくは特許出願を含む、本明細書に引用される文献は全て、明白に除外、さもなければ限定されている場合を除いて、本明細書中にその全容を参照により援用するものである。いかなる文献の引用も、それが本明細書で開示若しくは請求される任意の文献に関する先行技術であること、又はそれが単独で若しくは任意の他の参照との任意の組み合わせで任意のこのような実施形態を教示、提案、若しくは開示することを認めるものではない。更に、本文書における用語の任意の意味又は定義が、参照することによって組み込まれた文書内の同じ用語の意味又は定義と競合する程度に、本文書におけるその用語に与えられた意味又は定義が適用されるものとする。
本発明の特定の実施形態を例示及び説明してきたが、他の様々な変更及び修正が、本発明の趣旨及び範囲から逸脱することなく実施され得ることは、当業者には明白であろう。したがって、本発明の範囲内にある全てのかかる変更及び修正を添付の特許請求の範囲で包含することが意図される。
Claims (15)
- 流動性製品のための使い捨て可撓性容器であって、非構造的パネルによって少なくとも部分的に画定された製品容積を含み、
前記容器は、
1つ以上の構造的支持容積が膨張するときに、非構造的パネル内で張力を生成及び維持するように配置された1つ以上の構造的支持容積であって、前記非構造的パネルが圧搾パネルであるような、1つ以上の構造的支持容積と、
前記流動性製品を前記製品容積から分配するためのディスペンサーと、
を更に含むことを特徴とする、使い捨て可撓性容器。 - 前記圧搾パネルは向い合う固定側部を有し、かつ前記1つ以上の構造的支持容積のうちの少なくとも1つは、前記圧搾パネルの固定側部の中間に配設されている、請求項1に記載の使い捨て可撓性容器。
- 前記圧搾パネルは向い合う固定側部を有し、かつ前記1つ以上の構造的支持容積のうちの少なくとも1つは、前記圧搾パネルの固定側部の一方と連結されている、請求項1及び2のいずれか一項に記載の使い捨て可撓性容器。
- 前記1つ以上の構造的支持容積のうちの少なくとも1つは、前記圧搾パネルの固定側部の他方と連結されている、請求項3に記載の使い捨て可撓性容器。
- 前記圧搾パネルは第1の圧搾パネルであり、前記容器は第2の圧搾パネルを含み、前記製品容積は前記第1の圧搾パネルと前記第2の圧搾パネルとの間に少なくとも部分的に配設される、請求項1〜4のいずれか一項に記載の使い捨て可撓性容器。
- 前記圧搾パネルは外周部を含み、かつ前記1つ以上の構造的支持容積は、前記圧搾パネルの外周部と連結又は近接して前記圧搾パネルの少なくとも50%を取り囲む、請求項1〜5のいずれか一項に記載の使い捨て可撓性容器。
- 前記圧搾パネルは、第1及び第2の組の向い合う側部を有し、前記1つ以上の構造的支持容積は、前記第1の組の向い合う側部及び前記第2の組の向い合う側部のうちの少なくとも1つと連結又は近接して、前記圧搾パネルを実質的に完全に取り囲む、請求項1〜6のいずれか一項に記載の使い捨て可撓性容器。
- 前記圧搾パネルは、前記圧搾パネルの少なくともある点又はある部分に約1E−6〜約20の範囲の無次元引張応力を有する可撓性圧搾パネルを含む、請求項1〜7のいずれか一項に記載の使い捨て可撓性容器。
- 前記圧搾パネルは、前記圧搾パネルの少なくともある点又はある部分に約5E−9〜約30の範囲の無次元圧搾力を有する可撓性圧搾パネルを含む、請求項1〜8のいずれか一項に記載の使い捨て可撓性容器。
- 前記圧搾パネルは、前記圧搾パネルの少なくともある点又はある部分に約1E−10〜約30g−1の範囲の無次元圧搾力対質量比を有する可撓性圧搾パネルを含む、請求項1〜9のいずれか一項に記載の使い捨て可撓性容器。
- 少なくとも前記圧搾パネルは、約5〜約500マイクロメートル(μm)の範囲の厚さを有する、請求項1〜10のいずれか一項に記載の使い捨て可撓性容器。
- 前記圧搾パネルは1つの圧搾パネルを含み、前記圧搾パネルの各側部上の前記1つ以上の構造的支持容積は、合計圧搾力のうち約100〜約1パーセントの、前記圧搾パネル内での初期応力に起因する圧搾力に寄与する、請求項1〜11のいずれか一項に記載の使い捨て可撓性容器。
- 前記1つ以上の構造的支持容積は、互いに距離をおいて離間した関係に前記圧搾パネルと連結される第1及び第2の構造的支持容積を含む、請求項1〜12のいずれか一項に記載の使い捨て可撓性容器。
- 前記圧搾パネルは、前記圧搾パネルの少なくともある点又はある部分に約2E−5〜約1.5E3の範囲の無次元剛性指数を有する可撓性圧搾パネルを含む、請求項13に記載の使い捨て可撓性容器。
- 前記圧搾パネルは、前記圧搾パネルの少なくともある点又はある部分に約0.001〜約20の範囲の無次元構造指数を有する可撓性圧搾パネルを含む、請求項13に記載の使い捨て可撓性容器。
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