JP2016532495A - 折り畳み可能な物品 - Google Patents
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Abstract
折り畳み可能な物品、例えば水切り(50;60)又はボウル(10;90)は、複数の細長い半硬質のリーフ部(12a〜12c;52a〜52c)を備える。各リーフ部は、相互に取り付けられた第1端と、相互に取り付けられた第2端とを有する。リーフ部は、互いに展開してボウル形状をなす展開状態と、折り畳み状態との間で形状を変化させるよう移動可能である。折り畳み状態における物品は、ボウル形状の物品よりも体積が小さい。リーフ部は、典型的には、折り畳み状態において、展開状態におけるよりも長手方向の曲率が小さい。【選択図】図1A
Description
本発明は、一般的には折り畳み可能なドーム状物品に関し、特に好適には折り畳み可能な容器、例えば折り畳み可能な水切り又はボウルに関するものである。
水切り及びボウル等の容器類は、保管が困難である。このような容器類は、キッチンキャビネット、食器洗い機及び水切り台で大きな容積を占有する。このような物品はキャビネットから探し出し、又はキャビネットに収めるのが厄介である。また、キッチン外においても、例えばキャンプ時にあっては容器がコンパクトであることが望ましい場合もある。
既知の折り畳み可能な水切りが、特許文献1:米国特許出願公開第2010/0170840号明細書(又は対応する実用新案登録第3158362号明細書)に開示されている。この水切りは三部分、すなわち剛性の頂部リム部、プリーツを施した柔軟な中央帯部及び剛性の基部を有している。柔軟な中央帯部により、容器をその初期高さの三分の一まで折り畳むことが可能である。このような水切りは、伸長させ、又は折り畳むのが困難な場合があり、また、内容物を充填した拡張状態において頑丈でなく、自立性に欠ける場合がある。
折り畳み可能な既知の濾し器も、全体が可撓性材料で構成されている。これにより濾し器を平坦にすることができるが、容器材料が自立性を発現するに十分な剛性を有するものでないため、内容物を充填した容器は、支持されずに載置面上に置かれる場合に潰れ易くなる。
本発明の課題は、既知の容器における上述した欠点を解消することである。
本発明は、折り畳み可能なドーム状物品を提供するものである。この物品は、第1端部及び第2端部を個別に有する複数の細長い半剛性のリーフ部を備え、第1端部が互いに取り付けられると共に第2端部が互いに取り付けられ、前記リーフ部が、互いに展開してボウル形状を形成する展開状態と、折り畳み状態との間で形態を変更するよう移動可能である。
本発明に係るドーム状物品は、好適にはボウル又は水切りである。これにより、既知の容器における前述した欠点の少なくとも一部が解消される。ドーム状物品は、その容積がドームの内部スペースを含むものであるが、折り畳み状態におけるよりも容積が小さい。この容積が減少するに止まらず、保管に必要とされるスペースも更に減少する。折り畳み状態の物品周りでのデッドスペースが減少するからである。このように、本発明によればスペースの有効活用が可能となる。また、物品は実用的な形状とすることができる。例えば、物品は折り畳み状態で細長ければ、引き出しに保管するのに便利である。ドーム状物品は、例えば物品が容器である場合に、その物品を折り畳み状態でキッチンにおけるフックに便宜的に吊るすための手段を備えることができる。
折り畳み状態におけるドーム状物品の高さは、展開状態における当該物品の高さに対して好適には四分の一以下、更に好適には八分の一以下とする。また、好適には、折り畳み状態におけるドーム状物品の幅は、展開状態における当該物品の幅以下とすることができる。例えば、折り畳み状態におけるドーム状物品の長手方向の中間部における幅は、展開状態における当該物品の幅に対して三分の一以下とすることができ、好適には四分の一以下とする。高さ及び幅が相対的に小さいため、折り畳み状態の物品を、例えば引き出しに便宜的に保管することができる。好適には、内容物を保持するための容積を含む物品の折り畳み状態における容積は、展開状態における容積の十分の一以下とする。折り畳み状態の物品が有することのできる便利な形状により、保管に必要とされる容積は、展開状態の物品を保管するために必要とされる容積の二十分の一以下とすることができる。
また、このような物品は、好適には展開状態で自立性を有するものとし、従って自重による潰れや、物品が容器である場合には内容物の重量による潰れが生じ難くなる。
好適には、リーフ部を、折り畳み状態でほぼ重なり合う構成とすることができる。好適には、リーフ部の、折り畳み状態における長手方向の曲率が、展開状態における長手方向の曲率よりも小さい。好適には、リーフ部は折り畳み状態で略平坦である。
本発明に係る物品は、リーフ部の第1端部を互いに取り付ける第1取り付け手段と、第2端部を互いに取り付ける第2取り付け手段とを更に備えることができる。各リーフ部につき、第1取り付け手段は当該リーフ部の第1端部に取り付けられた第1取り付け部を備え、該第1取り付け部が第1端部を互いに取り付けるように配置され、第2取り付け手段は当該リーフ部の第2端部に取り付けられた第2取り付け部を備え、該第2取り付け部が、第2端部を互いに取り付けるように配置され、第1取り付け部及び第2取付け部が物品の形態を変更するようリーフ部の旋回運動を許容する構成とすることができる。
リーフ部は、最先リーフと、少なくとも1つの中間リーフと、最後リーフとを備え、展開方向における最先リーフの最後リーフに対する移動により、物品が完全に展開するまで、少なくとも1つの中間リーフを展開方向に移動させる構成とすることができる。
各取り付け手段は、隣接する1つ又は2つの取り付け手段と係合する構成とすることができる。換言すれば、最先リーフ及び最後リーフに取り付けられた取り付け手段は各々が隣接する1つの取り付け手段と係合し、また、中間リーフに隣接する取り付け手段は各々が隣接する両側の取り付け手段に取り付けられる構成とすることができる。
前記少なくとも1つの中間リーフが複数の中間リーフを含み、該中間リーフが、最先リーフに隣接する中間リーフから、最後リーフに隣接する中間リーフに至るまで、順次に引き出される構成とすることができる。換言すれば、最先リーフを動かせば隣接する中間リーフが展開方向に引き出され、これにより次に隣接する中間リーフを、最後リーフに至るまで順次に展開方向に引き出すものである。これは、リーフを展開させるための便利な方法である。
各リーフと、対応する第1取り付け手段及び対応する第2取り付け手段とは、単一材料片から形成することができる。各片の材料は、好適には、単一工程の製造プロセスで、より大きな材料片から切り出すものとする。
本発明に係る物品は、該物品を展開状態に向けて附勢する附勢手段を更に備えることができる。この附勢手段は、最先の第1取り付け手段及び最後の第1取り付け手段に固定された弾性部材を備え、該弾性部材が物品を展開状態に向けて附勢するように配置されている構成とすることができる。
附勢手段の有無を問わず、リーフの幾何学的形状を適切に定めることにより、物品が折り畳み状態にあるときに展開が阻止され、物品がリーフの手動屈曲により展開する構成とすることができる。これにより、物品を折り畳み状態にロックするための追加的なロック手段を不要とすることができる。
代替的に、附勢手段により物品を折り畳み状態に附勢する構成とすることもできる。この場合、リーフの幾何学的形状は、物品が展開状態にあるときに折り畳みが阻止されるように定めるものである。
各取り付け手段は第1及び第2のローブを備え、第1のローブを第1のリーフに取り付けると共に第2のローブを第2のリーフに取り付けて、物品が折り畳み状態にあるときに、ローブの手動操作によりリーフを展開状態まで展開させる構成とすることができる。
付加的又は代替的に、少なくとも1つの取り付け手段が、物品を折り畳み状態及び/又は展開状態に係止する係止手段を更に備えることができる。その係止手段はリーフを解放するよう操作可能とし、これにより物品を附勢手段の作用下で、又は手動操作により展開状態まで展開させ、又は折り畳み状態まで折り畳む構成とすることができる。
好適には、前記複数のリーフは、5〜12個のリーフを備える。好適には、リーフの形状を適切に定めることにより、物品が展開状態にあるときに少なくとも幾つかのリーフの縁部、好適には最後リーフを除くすべてのリーフの縁部が、隣接するリーフの表面に当接する構成とする。リーフを表面に押圧することにより、物品が展開状態にあるときにリーフの相互間からの液体の漏出が阻止される構成とする。
好適には、各リーフは、物品が展開状態で所定のドーム形状となるように定められた曲率及び形状を有する。その曲率及び形状は、過大な力を作用させずに物品の展開及び折り畳みが行えるものとする。
リーフは展開可能とし、展開状態で物品の内容物を封じ込める配置とすることができる。例えば、リーフは、球状とした物品を形成するよう延在させることができる。これにより、物品の内容物が有利にカバーされる。
本発明に係る物品は、ストレーナ手段、例えば濾し器、水切り又は篩とすることができる。この場合、各リーフには複数の濾し孔を設けることができる。物品が濾し孔を有する場合には、各リーフの濾し孔を、リーフが所定の曲率及び厚さをもって湾曲するように形成することができる。代替的に、濾し孔を設ける代わりに、ストレーナ手段はリーフの相互間から液体の排出を許容する構成とすることもできる。
代替的に、1つ以上のリーフが排液又は分別を許容するメッシュの一部を含む構成とすることもできる。リーフは、少なくともその縁部にコーティングを有し、このコーティングにより、容器が展開状態にあるときに、隣接するリーフの相互間にシールを形成する構成とすることができる。
上述したとおり、本発明に係る物品は、折り畳み可能なボウル又は水切り等の容器として使用することができる。代替的に、物品を軽量カップとし、或いは、物品の素材が熱変形に対する耐久性を有し、かつ熱伝導性を有する場合には、物品をポットとして使用することができる。この容器は、着脱可能か恒久結合したハンドルを有し、このハンドルに最先リーフ又は最後リーフを、物品の折り畳み又は展開が妨げられないように取り付けることができる。
本発明に係る容器は、最先リーフ及び最後リーフの外縁部上にガードを備えることができる。この場合、外縁部の尖鋭度に起因する傷害のリスクを回避することができる。
本発明に係るドーム状物品の用途は、容器に限定されるものではない。
本発明に係るドーム状物品は、その物品に入射する何らかの波の焦点合わせ、収束及び/又は反射を行う波の反射器として構成することができる。その波は、電磁的又は機械的な波とすることができる。本発明の他の態様においては、そのようなアンテナをそのようなドーム状物品で構成して何らかの波の焦点合わせを行う構成とすることができる。好適には、そのアンテナはパラボラ状であり、信号を焦点に向けて反射する。このアンテナは、例えば、衛星信号受信用のディッシュアンテナとして使用することができる。このアンテナは、好適には、給電ホーンと、該給電ホーンをドーム状物品に取り付けて、ドーム状物品により反射された信号を受信する取り付け手段とを備える。好適には、アンテナは携行型とする。ドーム状物品は、写真撮影時に光反射器として使用し、光を特定の撮影対象に向けて反射させる構成とすることもできる。また、ドーム状物品は、ランプシェードとして構成することもできる。
他の態様において、ドーム状物品はプロテクタとして構成することもできる。例えば、ドームはケータリングに際して、保護目的で食品や飲料の上に載置することができる。また、ドームは傘のドームとして使用できるよう変更することもできる。
このように、本発明に係る物品は、容器、濾し器、プロテクタ、又は波を収束するか反射するための手段として使用することができる。
以下、本発明の一層良好な理解に資するため、単なる例示とした実施形態について、添付図面を参照して説明する。なお、図面全体を通じ、同様な参照符号は対応する構成要素を表すものとする。
第1実施形態において、折り畳み可能な容器は、ボウル形状をなす第1状態(展開状態)と、第2次状態(折り畳み状態)との間で形状を変化させることができる。このボウル10を、図1A、1Bでは展開状態として示す。ボウル10は数個の細長い、弾性を有する半剛性リーブ12a〜cと、一対のファスナアセンブリとして構成された取り付け手段14とを備える。図2ではボウル10を、リーブ12a〜12cが互いに重なり合った折り畳み状態で示す。リーブ12a〜12cは、展開状態で湾曲しており、折り畳み状態では平坦である。ここに「半剛性」とは、ボウル10の手動操作によりリーブを、リーブが平坦な折り畳み状態から、撓ませて湾曲させ得ることを意味し、リーブの素材は自立性を発現するに十分な剛性を有するものとする。
リーブは順次に配置されている。リーブは、最先リーフ12a、中間リーブ12b及び最後リーブ12cから構成されている。ここに「最先」、「中間」及び「最後」等の用語は、便宜的に、リーブが順次に配置される位置に関連するものである。
各リーフ12a〜12cは、第1端部及び第2端部を有する。各ファスナアセンブリ14は、各リーフのためのファスナ部で構成される取り付け部を備える。各取り付け部は、関連するリーフ12a〜12cと一体的に形成されている。各12a〜12cの第1端部は1つのファスナアセンブリ14に取り付けられ、第2端部は別のファスナアセンブリ14に取り付けられている。展開状態で、各リーフ12a〜12cはファスナアセンブリの相互間に位置し、リーフ12a〜12cは全体としてボウル形状の容器を形成する。
各リーフ12a〜12cは内面16及び外面18を有する。展開状態においてリーフの内面16はボウル10の内面を形成し、リーフの外面18はボウル10の外面を形成する。リーフ12a〜12cは、展開状態にあるときに、最先リーフ及び中間リーフ12a、12bにおける1つの縁部が、その縁部に隣接するリーフに対し、当該縁部の全長に亘って当接するか近接することにより、ボウル10内の固形分がリーブ相互間に生じ得るギャップを通して外部に排出されない形状とされている。ギャップの許容可能なサイズは、ボウル10内に収める内容物に依存する。
各ファスナアセンブリ14は、ケーシング22とプルローブ24a、24bとを更に備える。ケーシング22は、図1Bには示されていない。ファスナアセンブリ14は、リーフ12a〜12cの相対回動を許容することにより、リーフがボウル10を展開状態と折り畳み状態との間で形態を変更させるよう構成されている。折り畳み状態で、リーフ12a〜12cは、最先リーフ及び中間リーフ12a、12bの外面が、それぞれ隣接する中間リーフ及び最後リーフ12b、12cの内面と重なるように配置されている。
ボウル10の保管容積は、その保管に必要とされるスペースであり、内容物を入れることのできるスペースを含むものと考えられる。ボウル10は、その折り畳み状態で、展開状態におけるよりも小さいスペースを占める。
上述したように、各ファスナアセンブリは、各リーフ12a〜12cにつき、ファスナ部として構成された取付け部を備え、その取付け部は対応するリーフにおける対応する端部と一体的に形成されている。各ファスナアセンブリにつき、最先リーフ、中間リーフ及び最後リーフと一体のファスナ部は、それぞれ最先ファスナ部、中間ファスナ部及び最後ファスナ部と称する。
次に、ボウル10の製造について説明し、これにより内部機構の構造に関する理解の一助とする。通常の金属板材の打ち抜き装置を使用して複数のピースを形成し、1つのピースのみを図3に示す。各ピースは、ファスナ部がその第1端部及び第2端部において一体的に形成されたリーフを備える。各ファスナ部は、貫通孔28と、隣接するファスナ部と係合する係合アーム30とを有する略環状のプレート26を備える。プレート26は、隣接するファスナ部の係合アーム30を受け入れるスリット32も有している。
図3においては、リーフ12aに取り付けられた1つのファスナ部のみが係合アーム40及びスリット32を有するものとして示されているが、実際には各ファスナ部がそれぞれの係合アーム40及びスリット32を有している。
図4Aを参照すれば、1つのファスナ部27における係合アーム30が、隣接するファスナ部29におけるスリット32内に係合できるよう曲げられている。図4Bに示すように、係合アーム30は隣接するファスナ部29におけるスリット32内に係合している。係合アーム30は、スライド部34及びストッパ部36を有し、そのスライド部34はスリット32内に摺動する形状とされている。ストッパ部36は、係合アーム30が隣接するファスナ部から離脱するのを防止するものである。
図示はされていないが、スリット32は双幅型スリットであり、その広幅部分は製造段階で係合アーム30をスリット32内に摺動させるに十分な広さを有し、狭幅部分はスリット32内へのスライダ部34の摺動を許容するもストッパ部36の離脱を阻止する二十分な狭さを有する。係合アーム30及びファスナ部27を適切に配置することにより、ボウル10の折り畳み又は展開に際してスライダ部34をスリット32の狭幅部分内に摺動可能とし、しかもファスナ部27における係合アーム30のストッパ部36がスリット32を介して復帰して隣接するファスナ部29から離脱するのを阻止する。係合アーム30及びスリット32に係る同一の配置を後述する第2実施形態に関連して記載することにより、更なる詳細についての理解の一助とする。
図5Aに示すように、最先ファスナ部及び最後ファスナ部の各々は、互いに離間させた一対の孔38を有し、各プルローブ24a、24bは対応して互いに離間させた一対の突部40を有する。プルローブ24a、24bは、対応する最先ファスナ部又は最後ファスナ部に対して、突部40を孔38内に圧入することにより取り付け可能である。
ケーシング22は、第1ケーシング部及び第2ケーシング部22a、22bを備えている。図5Bを参照すれば、第1ケーシング部22aは、最後ファスナ部の環状プレート26と、最後ファスナ部上に延在するプルローブ24a、24bの部分とをカバーするよう配置された環状カバー部分42を備えている。第1ケーシング部22aは、ファスナ部における孔28内に延在するように配置されたスリーブ44を更に備えている。
図5Cを参照すれば、第2ケーシング部22bも同様に、最後ファスナ部における環状プレート26をカバーするように配置された環状カバー部分46と、第1ケーシング部分22aのスリーブ44内に延在する管状部分48とを備えている。第1ケーシング部及び第2ケーシング部22a、22bは、例えば接着剤により互いに固定されている。代替的に、スリーブに内ねじを設けると共に、管状部分には内ねじと係合する外ねじを設けることもできる。第1ケーシング部及び第2ケーシング部22a、22bを互いに固定することにより、プルローブ24a、24bの最先ファスナ部及び最後ファスナ部からの離脱も防止される。
図6を参照すれば、使用に際してリーフ12a〜12cは、矢印49a、49bで示す展開方向にプルローブ24a、24bを移動させることによって拡げることができる。プルローブ24a、24bが互いに接近する方向に移動することにより、初めは最先リーフ12aが隣接する中間リーフ12bに対して拡がる。最先リーフ12aは、係合アーム30のスライド部34が隣接するファスナ部29のスリット32内で、係合アーム30のストッパ部36が隣接するファスナ部29に当接するまで移動するように拡がるものである。その後、最先リーフ12aの移動により、隣接する中間リーフ12bは、その中間リーフ12bにおける係合アーム30のストッパ部36が次に隣接するリーフ12bに当接するまで引き出され、以下同様である。リーフ12a〜12cが拡がると、リーフはその形状及び形態に基づいてボウル形状に撓む。即ち、リーフ12a〜12cは順次に拡がってボウル形状を呈するに至るものである。
ボウルを折り畳むためには、単にリーフ12a〜12cを互いに押し込む。
ボウル10は、リーフ12a〜12c相互間の摩擦と、折り畳まれたときの幾何学的形状に由来する固有のロック作用とにより、折り畳み状態を維持する。同様に、ボウル10は、その幾何学的形状に由来する固有のロック作用により展開状態を維持する。リーフ12a〜12cを拡げて撓ませることにより所望形状のボウルを形成するために、リーフ12a〜12cは特定の特性を有する必要がある。即ち、リーフ12a〜12cは、各リーフ12a〜12cの可撓性がその長手方向にほぼ一定となるように構成されている。各リーフ12a〜12cは厚さが一定ではない。実際問題として、各横断面の面積はほぼ一定である。その結果、各リーフは自然に円弧上に湾曲する。これに加えて、各リーフ12a〜12cは互いに押し合いながら撓む形状に規定されているので、ボウル10は展開状態で半球状となり、過大な力を必要とせずに展開し、又は折りたたむことができる。代替的な実施形態において、ボウルは展開状態で半球以外の形状とすることもできる。リーフ12a〜12cの可撓性及び形状を適切に定めることにより、ボウルに所望の曲率を付与することができる。例えば、リーフはパラボラ状に撓ませることができる。
次に、図7A〜7Dを参照して第1実施形態の変形例を説明する。この変形例において、容器は展開状態で水切り50を構成する。リーフを除けば、この水切り50は第1実施形態のボウル10と同一の構成要素を備え、同様に操作するものである。各リーフ52a〜52cには複数の濾し孔が貫通して設けられており、そのうちの幾つかを参照数字54で表す。濾し孔54は、水切り内に置かれた固体及び液体の混合物から液体を排出可能とするものである。濾し孔54は、水切りが意図する使用に供する固形分、典型的にはパスタや野菜の排出が防止できるサイズとされている。特定の実施形態において、濾し孔54は、米粒等の食材の通過を防止できるよう、十分に小さくする。
第1実施形態におけると同様、リーフ52a〜52cは、各リーフ52a〜52cの可撓性がその長手方向でほぼ一定であり、各リーフの形状が展開状態でほぼ半球状となるように構成されている。このように可撓性を規定するためには、濾し孔54とリーフ52a〜52cを、横断面における材料の使用量がほぼ一定となる構成とする。代替的に、リーフ52a〜52cの厚さを一定とし、可撓性をもっぱら濾し孔54の適切な形態(位置、サイズ、形状及び/又は個数)により規定することもできる。リーフの形状及び可撓性を、水切りの湾曲形状が半球以外の形状となるように規定することもできる。
水切り50の保管容積は、その保管に必要とされるスペースであり、内容物を入れることのできるスペースを含むものと考えられる。水切り50は、その折り畳み状態で、展開状態におけるよりも小さいスペースを占める。水切り50の完全展開状態における高さを図7BにA−A線で示し、折り畳み状態における高さを図8にB−B線で示す。対比すれば明らかなとおり、折り畳み状態における高さは展開状態における高さよりも低い。水切り50の折り畳み状態における幅を図8にC−C線で示す。この幅も、図7AにD−D線で示す展開状態における幅よりも狭い。リーフ52a〜52cの長手方向中間部における水切り50の幅は、展開状態における水切り50の対応する幅の三分の一以下である。水切り50の展開状態における全長を図7AにE−E線で示し、折り畳み状態における全長を図8にF−F線で示す。水切り50の全長は、折り畳み状態で展開状態におけるよりも僅かに大きい。
図1〜図17に示す実施例は、何れも長さ、幅及び高さにおいて全て同一又は同等である。プロトタイプでは長さA−Aが約150mm、長さB−Bが約16mm、長さC−Cが約75mm、長さE−Eが約300mm、長さF−Fが約420mmである。この場合、折り畳み状態における水切りの体積は展開状態における体積の二十八分の一以下である。このプロトタイプでは8個のリーフが設けられており、各リーフは隣接するリーフに対して約28°の角度で回動する。
次に、図9A、9B、図10及び図11を参照して第2実施形態について説明する。この実施形態においても容器は水切り60として構成されているが、リーフの幾何学的形状により水切りを折り畳み状態にロックする代わりに、水切り60は、これを折り畳み状態にロックするためのロック機構を備える。このロック機構はボタン62を含んでいる。
本実施形態に係る水切り60は、前述した水切り50におけるリーフと同様なリーフ52a〜52cと、ファスナアセンブリ64とを備える。ファスナアセンブリ64は、ケーシング66、前記ボタン62、内部機構及びファスナ部を含んでいる。図10及び図11はファスナアセンブリ64の1つと各リーフ52a〜52cの一部に係る内部機構を示す。
各ファスナアセンブリは、各リーフ52a〜52cのファスナ部を含む。第1実施形態及び前述した変形例に係る水切り50と同様、各ファスナ部は、貫通孔を有するほぼ環状のプレート68を備える。各ファスナ部は、係合アーム30及びスリット32を更に備える。各ファスナ部は、係合アーム30及び双幅型スリット32により、最後のファスナ部に至るまで順次に隣接するファスナ部と係合する。
各ファスナアセンブリ64は、水切り60を展開状態に向けて附勢するための附勢手段も備えている。この附勢手段は、最先ファスナ部及び最後ファスナ部のプレート68から突出する一対のトング72、74で構成されるものである。各トング72、74には、アイレット76、78が貫通して設けられている。トング72、74は、最先ファスナ部及び最後ファスナ部にそれぞれ隣接する中間ファスナ部から離れる方向に向けて延在する。重ねたプレート68の高さと同様な高さを有する弾性部材としてのねじりバネ80が、プレート68の孔内に配置されている。ねじりバネ80は、第1ファスナ部に取り付けられた第1端部82と、第2ファスナ部に取り付けられた第2端部84とを有し、ファスナ部を附勢することにより水切り60を展開状態に向けて附勢するように配置されている。第1端部及び第2端部82、84は、それぞれトング72、74におけるアイレット76、78を通して第1ファスナ部及び第2ファスナ部に取り付けられている。
図12に示すように、各ファスナ部はそのプレート68に一対のトングを有し、そのうち使用時に活用されるトング72、74は2つだけである。各トングは、孔70の縁部からプレート68の外縁部に至る途中まで延在する一対の平行はカットにより形成されるものである。最先ファスナ部及び最後ファスナ部のトング72、74のみが使用されることに留意されたい。他のトングは、使用時に機能的に活用されるものではないが、各ファスナ部を同一の製造設備で作成できるために設けられている。
ロック機構は、図10及び図11に細部を示すように、ボタン62、ロック歯64及びバネ(図示せず)と、各プレート68における凹部62とを含んでいる。各プレート68の凹部62は、水切り60の折り畳み状態で整列するよう配置されている。ボタン62及びロック歯64は、凹部62が整列しているときに、それぞれバネの作用下でボタン62が外側位置に向けて附勢され、ロック歯64がプレート68の凹部66内に係合するように配置されている。このような係合状態で、ロック歯64はリーフ12a〜12cの展開運動を防止する。ボタン62を押し込むとロック歯64を凹部66から離脱させ、これによりリーフ12a〜12cをそれぞれ回動させて水切り60を展開させる
次に、第2実施形態の変形例について、図13A、13B及び図14を参照して説明する。この変形例において、折り畳み可能な容器はボウル90として構成されている。ボウル90は、リーフが第1実施形態に関連して記載したものと同一である点を除き、図11A〜11Cに示す水切り60と同一であり、同様に製造されて展開・折り畳みが行われるものである。
次に、ボウル90の製造について説明し、これによりボウル90及び水切り60の構造に関する理解の一助とする。先ず、通常の金属板材の打ち抜き装置を使用して、リーフ12a〜12c及びファスナ部を備えるピースを、各リーフ12a〜12cの端部にファスナ部が一体となるように形成する。そして、係合アーム30を曲げて隣接するファスナ部におけるスリット32内に係合させることにより、全てのリーフ12a〜12cをそれぞれ係合させる。
引き続いて、最先ファスナ部のトング72及び最後ファスナ部のトング74を曲げることにより、ねじりバネ80の第1端部及び第2端部82、84をそれぞれトング72、74におけるアイレット76、78内に係合可能とする。その後、図13に示すように、ねじりバネ80の第1端部及び第2端部82、84をアイレット76、78内に係合させる。
第1実施形態におけると同様、ケーシングは第1ケーシング部22a及び第2ケーシング部22bを備える。図15Bを参照すれば、第1ケーシング部22aは、最後ファスナ部の環状プレート68をカバーするよう配置された環状カバー部分26を備えている。第1ケーシング部22aは、ファスナ部における孔70内に延在するように配置されたスリーブ44を更に備えている。
図15Cを参照すれば、第2ケーシング部22bも同様に、最後ファスナ部における環状プレート68をカバーするように配置された環状カバー部分46と、第1ケーシング部分22aのスリーブ44内に延在する管状部分48とを備えている。第1ケーシング部及び第2ケーシング部22a、22bは互いに取り付けられている。例えば、第1ケーシング部及び第2ケーシング部22a、22bは、接着剤により固定するものとし、又は、スリーブ44に内ねじを設けると共に、管状部分48には内ねじと係合する外ねじを設けることもできる。第1ケーシング部及び第2ケーシング部22a、22bは、ねじりバネ80を所定位置に保持するものである。
図16を参照すれば、使用に当たってボウル90を展開するためには、ボタン62を操作してロック歯64をファスナ部の整列している凹部66から離脱させる。これにより、ねじりバネ80が作用してボウル90を展開させる。その際、最先リーフ12aが、隣接する中間リーフ12bから離れる方向に摺動する。最先リーフ12aが摺動して最先リーフ12aに隣接する中間リーフ12bにおけるストッパ部36が、最先リーフ12aのプレート26における所定部分、即ち当該最先リーフ12aのスリット32を包囲する部分に当接するに至ると、最先リーフ12aの更なる摺動により隣接する中間リーフ12bが次に隣接する中間リーフ12b上で摺動する。リーフ12a〜12cが展開されると、リーフはそれ自体の形状、特に、それぞれ隣接するリーフに当接する縁部形状に基づいてボウル形状に撓む。そして、ねじりバネ80がボウル90を展開状態に向けて附勢し、これにより摺動作用を助長する。
ボウル90は、リーフ12a〜12cを互いに押し込むことにより折り畳まれる。リーフ12a〜12cが互いに重なって各リーフ12a〜12cにおける凹部66が整列すると、ロック歯64がバネにより移動して凹部66内に係合し、これによりリーフ12a〜12cの相対移動を防止する。バネによりボタンも非押し込み位置まで復帰する。この実施形態では各ファスナアセンブリがロック機構を備えているが、他の実施形態においてロック機構を1つのファスナアセンブリのみに設ける構成としてもよい。
変形例において、ロック機構は水切り又はボウルを展開位置でロックする構成とすることができる。この場合、リーフを弾性部材により附勢することにより水切り60を折り畳み状態に向けて附勢することができる。
ボウル50におけるリーフの素材を水切りの素材よりも薄肉とし、無孔による剛性の向上を補償することができる。
図17Aに示すように、上述したボウル90には、ボウル90の内部を覆うカバー102を任意的に設けることができる。カバー102は、ボウルとは別体として設けられており、図17Bに示されている。カバー102は膜103と剛性リップ104とを備え、そのリップはボウル90の縁部周りに取り付け可能である。リップ104は溝(図示せず)を含み、この溝内にはボウル90の縁部が把持係合する。ボウルを展開させた後、カバー102をボウル90に装着する。
カバー102はシリコーン膜で構成することができる。カバー102は、ボウルに審美的な外観を与える。また、カバー102はボウルの液密性を担保する。更に、リップ104は、最先リーフ及び最後リーフの縁部が先鋭である場合の潜在的な傷害を保護するためのガードとして機能させることもできる。ボウルの液密性を担保するためには、単一のカバーのみが必要とされる。
好適には、使用される材料は食品グレードであり、従って折り畳み可能な容器は食品に適用可能である。例えば、容器はステンレス鋼、食品グレードのプラスチック材料又はそれらの組合せから形成することができる。ステンレス鋼の代わりに、アルミニウム、チタン又はシリコーン系の材料を使用することもできる。
図18A、18Bを参照すれば、他の実施形態に係るパラボラ状の衛星アンテナディッシュ110は、信号を受信可能な使用状態と、運搬又は保管用のコンパクト状態との間で形状を変化させることができ、ディッシュ部112を備えている。ファスナアセンブリの詳細は示されていないが、ファスナアセンブリは、ロック機構の有無も含めて、上述したボウルにおけるものと同様の機能を発現するよう構成することができる。
図18Aに示すように、展開状態において、三本の脚部114を備える三脚として構成したスタンドは、1つのファスナアセンブリにおけるケーシング118aの外側に取り付ける。各脚部114は回動可能とし、ディッシュ部112の折り畳み状態において、図18Bに示すように、各脚部114は折り畳まれたディッシュ部112の長手方向と整列する。
ディッシュ110は、ディッシュ部112により反射された信号を受信する給電ホーン120も含んでいる。給電ホーン120はアーム122により支持されている。アーム122は、ケーシング118aの内側119にヒンジ結合されている。展開状態において、アーム122は、反射信号を受信するための位置に給電ホーン120を保持する。折り畳み状態において、アーム122及び給電ホーン120は折り畳まれたディッシュ部112に対して押圧された状態で配置される。通信ケーブル(図示せず)が給電ホーン120からアーム122内のポート(図示せず)まで延在し、そのポートで受信信号が出力可能とされている。
ディッシュ110をコンパクト状態から使用状態まで形態を変更させるためには、脚部114を拡げて三脚とし、アーム122を伸長位置まで回動させ、ディッシュ部112を上述したボウル及び水切りと同様に展開させる。
ディッシュ110をコンパクト状態まで形態を変更させるためには、ディッシュ部112を上述したボウル及び水切りと同様に折り畳み、脚部114を相互に整列させると共に折り畳み状態のディッシュ部112と整列させ、更に、アーム122を折り畳み状態のディッシュ部112に隣接して延在するように折り畳む。ディッシュの内面は、反射性材料で構成されている。反射性材料の種類は、用途に応じて定められる。
他の実施形態(図示せず)は、写真撮影に適用されるものである。この実施形態において、反射器は、光を特定の被写体又は風景に向けるためのドームを備えることができる。代替的に、そのドームはランプに光反射器として組み込むこともできる。ドームをランプに組み込んだ場合、ランプはドーム内に配置される光源を更に備えることができ、上述したアーム122と同様のアームをドームのケーシングにヒンジ結合して支持することができる。
ドームを光反射器又はランプに組み込む場合、ドームは上述した三脚を備えるか、あるいは適切に構成されたスタンドを設けることができる。光を部分的にのみ透過させるスクリーンを、ドームの開口部上に配置することができる。いずれにせよ、ドームは上述したボウル又は水切りと同様に構成され、かつ操作可能である。代替的に、ドームは、光に対する部分的な透過性を有する材料で構成し、ランプシェードとして使用することもできる。
図19A、19Bを参照すると、他の実施形態において、傘130は、開放状態及び閉鎖状態を有する。傘130は、拡げることによりドームを形成可能としたリーフ132a〜132cを備える。図19Aにおいて、傘130はリーフ132a〜132cが拡げられた開放状態にある。このドームは、上述したボウル又は水切りと同様に構成され、かつ操作可能である。ファスナアセンブリの詳細は示されていないが、ファスナアセンブリは、ロック機構の有無も含めて、上述したボウルにおけるものと同様の機能を発現するよう構成することができる。ファスナアセンブリは、第1ケーシング及び第2ケーシング134a、134bを備える。このドームは、上述したボウル又は水切りと同様に構成され、かつ操作可能である。このドームは、上述したボウル又は水切りと同様に構成され、かつ操作可能である。
傘130は第1及び第2ストラット136a、136bを備え、各ストラットは一端部が対応するケーシング134a、134bに取り付けられ、他端部が柄138に取り付けられている。第1及び第2ストラット136a、136bをそれぞれ対応するケーシング134a、134b及び柄138に対して適切に取り付けることにより、傘130が図19Aに示す開放状態にあるとき、拡げられたリーフ132a〜132cが形成するドームに対してストラット配置が固定されるよう構成する。傘130を閉じる場合、第1ストラット134aの端部を柄138から取り外して第2ケーシング134bに取り付ける。第2ストラット134bは伸縮型であり、ユーザによる折り畳みを許容するよう操作可能なロック・リリース機構を備えている。これにより、第2ストラット136bが折り畳まれる。
傘130は、他の方法で折り畳み可能とすることもできる。例えば、例えば、第1及び第2ストラットの何れも伸縮型とし、ユーザによる折り畳みを許容するよう操作可能なロック・リリース機構をそれぞれ設けることができる。折り畳み状態におけるストラットの長さを適切に定めることにより、一方のストラットのみを柄から取り外してそのストラットを折り畳み状態にあるドームに隣接させる構成とすることができ、また、ストラットの取り外しが不要な構成とすることもできる。
図20を参照すれば、他の実施形態において、折り畳み可能な容器は展開状態でほぼ球形状(ボール状)である。この容器は、第1実施形態に係る容器と同様に構成されており、相違点はリーフの数が増えていることである。本質的事項ではないが、容器は最先リーフ及び最後リーフを取り付けるための手段を備え、これにより容器を展開状態でロック可能とすることができる。例えば、最先リーフにフックを個受けると共に、最後リーフにアイレットを設けることができる。この容器は、食品を収めて祝品をカバーするために使用することができる。
このボールは、ゲームに使用することもできる。ボールは、ハムスター等の小型ペットを収めて徘徊させるよう使用することもできる。この場合、ケーシングはペットが逃げだせる開口部を有しない構造とされ、好適にはリーフを透明とし、又は透明部を有する構成とする。
上述した実施形態及び変形例の何れにおいても、ファスナ部は、容器の形態を変更させる際に運動の自由度を与えてファスナアセンブリ14の応力を回避するよう構成されている。従って、ファスナ部の中心は折り畳み状態で整列するが、形態を変更するに際しては移動可能である。運動の自由度は、環状プレートの心ずれが2mm以下となる設定とする。
本発明については、上述した以外にも多種の変更が可能である。
リーフの厚さは、使用される素材や孔の個数、サイズ及び間隔等に応じて、適切な弾性及び可撓性が得られるように設定することができる。リーフ及び関連するファスナ部を備えるピースがプラスチック製である場合には、ピースを金型成型することができる。係合アーム30は、使用されるプラスチック素材に応じて、初めから曲げ形状で形成するか、又はピースの形成後に曲げることができる。
容器を水切りとして構成する実施形態においては、隣接するリーフ相互間からの液体漏出が問題とならない場合がある。しかしながら、容器をボウルとして使用する場合には、ボウルの意図された用途に応じて、液体漏出が問題となり得る。リーフの形状を適切に設定して、展開状態において最先リーフ及び中間リーフの各縁部がそれぞれ次のリーフに押圧されて液密シールを形成する構成とすることができる。
他の実施形態においては、プルローブ24a、24b又はロック機構が必要とされない。折り畳み状態及び展開状態において、リーフは、リーフ相互間の摩擦力及び/又はリーフ自体の幾何学的形状によりロックすることができる。リーフを撓ませて摺動させることによりリーフを展開させ、リーフを相互に押し込むことにより容器を折り畳む構成とすることができる。
双幅型のスリット32が不要とされる場合もある。その代わりに、上述した実施形態においてスリット32が設けられる場所で、環状プレートの内縁部における凹部(図示せず)内で係合アーム30を摺動可能とすることができる。
リーフ12a〜12cの形状は、変更することができる。その幾何学的形状は、リーフが拡がると共に湾曲して容器を形成できるように設定すべきである。リーフの個数及び所要の容器の形状に応じて、異なる形状が必要とされる。リーフは、容器の折り畳み状態で完全に平坦である必要はない。
本発明の実施形態は、ボウル及び水切りに限定されるものではない。水切りについて上述したけれども、容器は、濾すのに好適な任意形式の容器とすることができる。容器は計量カップとすることもでき、計量カップは実質的には所定容積のボウル又は所定容積が充填されたときに表示を行うマーカーを有するボウルである。
液体排出孔は、そのサイズ及び配置を変更可能である。特に、容器を、例えば米粒のふるい分けのための篩として使用する場合には、孔を多数の小孔で構成することができる。リーフの一部をメッシュで形成することもできる。この場合、各リーフに初めに孔又は凹部を形成しておき、その孔又は凹部上にメッシュ素材を取り付けることができる。このような濾し器は、小麦粉やその他の粉体をふるい分けるために使用することができる。
上述した実施形態は、容器を何れの方向にも展開可能としたものである。従って、内面として言及したリーフ表面が実際には容器の外面に相当し、外面として言及したリーフ表面が実際には容器の内面に相当する場合がある。
本発明の実施形態は、容器に限定されるものではない。他の実施形態において、プロテクタ又はカバー(図示せず)は、上述したボウルを同様に構成された物品を備えることができる。上述した傘は、そのようなプロテクタ又はカバーの一例である。このプロテクタ又はカバーは、ケータリング用として、食品や飲料をカバーするために使用することもできる。一時的な可搬型シェルターも、上述したボウルを同様に構成されたドーム状の屋根を備えることができる。
本明細書は、上述した個別的な特徴を別個のものとして、又は複数の特徴を組み合わせて開示しており、そのような特徴又は組み合わせは本明細書全体の記載及び技術的常識に基づいて当業者が実施可能であり、そのような特徴又は組み合わせが本明細書で開示した問題点の解消に資するか否かを問うものでなく、本発明の技術的範囲を限定するものでもない。本発明の実施形態は、そのような特徴又は組み合わせを包含するものである。如上の記載に鑑み、本発明の技術的範囲を逸脱することなく各種の変更が可能であることは、言うまでもない。
Claims (38)
- 折り畳み可能なドーム状物品であって、第1端部及び第2端部を個別に有する複数の細長い半剛性のリーフ部を備え、第1端部が互いに取り付けられると共に第2端部が互いに取り付けられ、前記リーフ部が、互いに展開してボウル形状を形成する展開状態と、折り畳み状態との間で形態の変更を生じるよう移動可能である、当該物品。
- 請求項1に記載の物品であって、それぞれの前記リーフ部は、その折り畳み状態における長手方向の曲率が、展開状態における長手方向の曲率よりも小さい、当該物品。
- 請求項1又は2に記載の物品であって、前記リーフ部が、その折り畳み状態で実質的に重なり合う、当該物品。
- 請求項1〜3の何れか一項に記載の物品であって、該物品が、その展開状態で自立性を有する、当該物品。
- 請求項1〜4の何れか一項に記載の物品であって、該物品の折り畳み状態における高さが、展開状態における高さの四分の一以下である、当該物品。
- 請求項1〜5の何れか一項に記載の物品であって、該物品の折り畳み状態における幅が、展開状態における幅よりも小さい、当該物品。
- 請求項1〜6の何れか一項に記載の物品であって、前記リーフ部の第1端部を互いに取り付ける第1取り付け手段と、第2端部を互いに取り付ける第2取り付け手段とを更に備える、当該物品。
- 請求項7に記載の物品であって、各リーフ部につき、前記第1取り付け手段が当該リーフ部の第1端部に取り付けられた第1取り付け部を備え、該第1取り付け部が、前記第1端部を互いに取り付けるように配置され、各第1取り付け部が前記物品の形態を変更するよう前記リーフ部の旋回運動を許容する、当該物品。
- 請求項8に記載の物品であって、各リーフ部につき、前記第2取り付け手段が当該リーフ部の第2端部に取り付けられた第2取り付け部を備え、該第2取り付け部が、前記第2端部を互いに取り付けるように配置され、各第2取り付け部が前記物品の形態を変更するよう前記リーフ部の旋回運動を許容する、当該物品。
- 請求項8又は9に記載の物品であって、前記第1取り付け手段が、係合アームと、該係合アームに係合する係合手段とを備え、第1取り付け手段の各係合アームが、隣接する第1取り付け手段の係合手段に係合するよう構成され、各係合手段が他の隣接する前記第1取り付け手段の係合アームに係合するよう構成されている、当該物品。
- 請求項9又は10に記載の物品であって、前記第2取り付け手段が、係合アームと、該係合アームに係合する係合手段とを備え、第2取り付け手段の各係合アームが、隣接する第2取り付け手段の係合手段に係合するよう構成され、各係合手段が他の隣接する前記第2取り付け手段の係合アームに係合するよう構成されている、当該物品。
- 請求項11に記載の物品であって、各取り付け手段が、隣接する1つ又は2つの取り付け手段と係合する、当該物品。
- 請求項12に記載の物品であって、前記リーフ部が、最先リーフと、少なくとも1つの中間リーフと、最後リーフとを備え、展開方向における最先リーフの最後リーフに対する移動により、前記物品が完全に展開するまで、少なくとも1つの中間リーフを前記展開方向に移動させる、当該物品。
- 請求項13に記載の物品であって、前記リーフが複数の中間リーフを含み、該中間リーフが、最先リーフに隣接する中間リーフから、最後リーフに隣接する中間リーフまで順次に引き出される、当該物品。
- 請求項8〜14の何れか一項に記載の物品であって、各リーフと、対応する第1取り付け手段及び対応する第2取り付け手段とが、単一材料片から形成されている、当該物品。
- 請求項1〜15の何れか一項に記載の物品であって、該物品を展開状態に向けて附勢する附勢手段を更に備える、当該物品。
- 請求項7〜11の何れか一項に従属する場合の請求項16に記載の物品であって、前記附勢手段が最先の第1取り付け手段及び最後の第1取り付け手段に固定された弾性部材を備え、該弾性部材が前記物品を展開状態に向けて附勢するように配置されている、当該物品。
- 請求項1〜17の何れか一項に記載の物品であって、前記物品が折り畳み状態にあるとき、前記リーフの幾何学的形状により展開が阻止され、前記物品は、前記リーフの手動屈曲により展開する、当該物品。
- 請求項1〜18の何れか一項に記載の物品であって、少なくとも1つの前記取り付け手段が、前記物品を折り畳み状態に係止する係止手段を更に備える、当該物品。
- 請求項19に記載の物品であって、前記係止手段がそれ自身を解除するように作動可能であり、その解除後に前記物品が展開状態まで展開可能である、当該物品。
- 請求項1〜20の何れか一項に記載の物品であって、前記複数のリーフが、5〜12個のリーフを備える、当該物品。
- 請求項1〜21の何れか一項に記載の物品であって、前記リーフは、前記物品が展開状態にあるときに、少なくとも幾つかのリーフが隣接するリーフと係合する形状とされている、当該物品。
- 請求項1〜22の何れか一項に記載の物品であって、各リーフの長手方向に沿う弾性は、前記物品が展開状態にあるときに、各リーフが所定の曲率を有するように定められている、当該物品。
- 請求項23に記載の物品であって、前記リーフの弾性が略一定である、当該物品。
- 請求項1〜24の何れか一項に記載の物品であって、前記リーフは、前記物品が展開状態にあるときに、液体が前記リーフの相互間から漏出できない形状とされている、当該物品。
- 請求項1〜25の何れか一項に記載の物品であって、前記リーフが少なくともその縁部にコーティングを含み、該コーティングは、前記物品が展開状態にあるときに、隣接するリーフ相互間にシールを形成する、当該物品。
- 請求項1〜26の何れか一項に記載の物品であって、前記リーフが展開するように配置され、展開状態において前記物品の内容物を封じ込める、当該物品。
- 請求項1〜27の何れか一項に記載の物品を備える折り畳み可能な容器。
- 請求項28に記載の容器であって、該容器が展開状態においてボウルである、当該容器。
- 請求項28に記載の容器を備える折り畳み可能な濾し器であって、前記容器がその内部に置かれた内容物を分離させるよう構成されている、当該濾し器。
- 請求項28に記載の容器であって、最先リーフ及び最後リーフの外縁部上にガードを備える、当該容器。
- 請求項1〜24の何れか一項に記載のドーム状物品であって、波の焦点合わせを行うよう構成されている、当該物品。
- 請求項32に記載のドーム状物品を備える反射器であって、前記ドーム状物品が信号波の焦点合わせを行うよう構成されている、当該反射器。
- 請求項1〜24の何れか一項に記載のドーム状物品を備える傘であって、前記物品は、使用時に雨に当たるカバー部を備える、当該傘。
- 第1端部及び第2端部を個別に有する複数の細長い半剛性のリーフ部を備え、第1端部が互いに取り付けられると共に第2端部が互いに取り付けられたドーム状物品を展開させ、又は折りたたむ方法であって、前記リーフ部を移動させることにより、前記リーフ部が互いに展開してボウル形状を形成する展開状態と、折り畳み状態との間で形態の変更を生じさせるステップを備える当該方法。
- 請求項35に記載の方法であって、請求項1〜34の何れか一項に記載の物品を使用する当該方法。
- 添付図面を参照して明細書に記載したボウル又は水切り。
- 添付図面を参照して明細書に記載した傘、蒸し器、濾し器、バーベキュー用調理器、ヘルメット又は波反射器。
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