JP2016530813A - 異種ネットワーク内においてセル範囲拡張(cre)を避けるまたは免れるための方法および装置 - Google Patents

異種ネットワーク内においてセル範囲拡張(cre)を避けるまたは免れるための方法および装置 Download PDF

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Abstract

ある特定の態様は、異種ネットワーク(HetNet)内においてセル範囲拡張(CRE)を避けるおよび/または免れるための方法および装置に関する。ユーザ機器(UE)は、UEが第1の電力クラスタイプの第1のセルから第2の電力クラスタイプの第2のセルにハンドオーバされうるセル範囲拡張(CRE)の領域内にUEが存在する間に1つまたは複数の条件の発生を検出しえ、第2の電力クラスタイプは、第1の電力クラスタイプよりも低い。UEは、検出に応答して第2のセルによってサービングされることを停止する、または第2のセルにハンドオーバされることを避けるために行動を取りうる。【選択図】図9

Description

米国特許法第119条に基づく優先権の主張
[0001]本特許出願は、本願の譲受人に譲渡され、本願明細書に参照によって明確に組み込まれる、2013年8月14日に出願された「METHODS AND APPARATUS FOR AVOIDING OR ESCAPING CELL RANGE EXPANSION (CRE) IN A HETEROGENEOUS NETWORK」と題された米国仮特許出願第61/865,688号に対する優先権を主張する。
[0002]本開示のある特定の態様は概して、ワイヤレス通信に関し、より具体的には、異種ネットワーク内において干渉を低減させる(例えば、異種ネットワーク内においてセル範囲拡張(CRE:cell range expansion)を避けるまたは免れる)ための方法および装置に関する。
[0003]ワイヤレス通信ネットワークは、音声、映像、パケットデータ、メッセージング、ブロードキャスト、等のような様々な通信サービスを提供するために広く展開されている。これらのワイヤレスネットワークは、利用可能なネットワークリソースを共有することによって多数のユーザをサポートすることが可能である多元接続ネットワークでありうる。そのような多元接続ネットワークの例は、符号分割多元接続(CDMA)ネットワーク、時分割多元接続(TDMA)ネットワーク、周波数分割多元接続(FDMA)ネットワーク、直交FDMA(OFDMA)ネットワーク、およびシングルキャリアFDMA(SC−FDMA)ネットワークを含む。
[0004]ワイヤレス通信ネットワークは、多数のユーザ機器(UE)のための通信をサポートすることができる多数の基地局を含みうる。UEは、ダウンリンクおよびアップリンクを介して基地局と通信しうる。ダウンリンク(すなわち順方向リンク)は、基地局からUEへの通信リンクを指し、アップリンク(すなわち逆方向リンク)は、UEから基地局への通信リンクを指す。
[0005]基地局は、UEにダウンリンク上においてデータおよび制御情報を送信し、および/または、UEからアップリンク上においてデータおよび制御情報を受信しうる。ダウンリンク上において、基地局からの送信は、1つまたは複数の近隣基地局からの送信に起因する干渉を観測しうる。アップリンク上において、UEからの送信は、1つまたは複数の近隣基地局と通信する1つまたは複数の他のUEからの送信に対して干渉を引き起こしうる。干渉は、ダウンリンクおよびアップリンクの両方において性能を低下させうる。
[0006]本開示のある特定の態様は、ユーザ機器(UE)によるワイヤレス通信のための方法を提供する。方法は概して、UEが第1の電力クラスタイプの第1のセルから第2の電力クラスタイプの第2のセルにハンドオーバされうるセル範囲拡張(CRE)の領域内にUEが存在する間に1つまたは複数の条件の発生を検出することと、ここにおいて、第2の電力クラスタイプは、第1の電力クラスタイプよりも低い、検出に応答して第2のセルによってサービングされることを停止する、または第2のセルにハンドオーバされることを避けるために行動を取ることとを含む。
[0007]本開示のある特定の態様は、ユーザ機器(UE)によるワイヤレス通信のための装置を提供する。装置は概して、UEが第1の電力クラスタイプの第1のセルから第2の電力クラスタイプの第2のセルにハンドオーバされうるセル範囲拡張(CRE)の領域内にUEが存在する間に1つまたは複数の条件の発生を検出するための手段と、ここにおいて、第2の電力クラスタイプは、第1の電力クラスタイプよりも低い、検出に応答して第2のセルによってサービングされることを停止する、または第2のセルにハンドオーバされることを避けるために行動を取るための手段とを含む。
[0008]本開示のある特定の態様は、ユーザ機器(UE)によるワイヤレス通信のためのコンピュータ可読媒体を提供する。コンピュータ可読媒体は概して、UEが第1の電力クラスタイプの第1のセルから第2の電力クラスタイプの第2のセルにハンドオーバされうるセル範囲拡張(CRE)の領域内にUEが存在する間に1つまたは複数の条件の発生を検出することと、ここにおいて、第2の電力クラスタイプは、第1の電力クラスタイプよりも低い、検出に応答して第2のセルによってサービングされることを停止する、または第2のセルにハンドオーバされることを避けるために行動を取ることとを行うために1つまたは複数のプロセッサによって実行可能な命令を含む。
[0009]本開示のある特定の態様は、ユーザ機器(UE)によるワイヤレス通信のための装置を提供する。装置は概して、UEが第1の電力クラスタイプの第1のセルから第2の電力クラスタイプの第2のセルにハンドオーバされうるセル範囲拡張(CRE)の領域内にUEが存在する間に1つまたは複数の条件の発生を検出することと、ここにおいて、第2の電力クラスタイプは、第1の電力クラスタイプよりも低い、検出に応答して第2のセルによってサービングされることを停止する、または第2のセルにハンドオーバされることを避けるために行動を取ることとを行うように構成された少なくとも1つのプロセッサを含む。
[0010]装置、システムおよびコンピュータプログラム製品を含む、数多くの他の態様が提供される。本開示の様々な態様および特徴が、以下においてさらに詳細に説明される。
本開示のある特定の態様にしたがってワイヤレス通信ネットワークの例を概念的に例示するブロック図である。 本開示のある特定の態様にしたがってワイヤレス通信ネットワーク内におけるフレーム構造の例を概念的に例示するブロック図である。 本開示のある特定の態様にしたがってロングタームエボリューション(LTE)におけるアップリンクのための実例的なフォーマットを示す。 本開示のある特定の態様にしたがってワイヤレス通信ネットワーク内におけるユーザ機器デバイス(UE)と通信する拡張ノードBの例を概念的に例示するブロック図を示す。 本開示のある特定の態様にしたがって実例的な異種ネットワークを例示する。 本開示のある特定の態様にしたがって異種ネットワーク内における実例的なリソース区分を例示する。 本開示のある特定の態様にしたがって異種ネットワーク内におけるサブフレームの実例的な協調区分を例示する。 異種ネットワーク内における範囲が拡張されたセルラ領域を例示する図である。 本開示のある特定の態様にしたがって、セル範囲拡張を避けるおよび/または免れるために、UEによって遂行されうる実例的な動作を例示する。 本開示のある特定の態様にしたがって、回避をインプリメントするおよび/またはセル範囲拡張を免れるための実例的なシステムを例示する。
詳細な説明
[0021]本明細書において説明される技法は、CDMA、TDMA、FDMA、OFDMA、SC−FDMAのような様々なワイヤレス通信ネットワークおよび他のネットワークに対して使用されうる。「ネットワーク」および「システム」という用語は、交換可能に使用されることが多い。CDMAネットワークは、ユニバーサル地上無線アクセス(UTRA)、cdma2000、等のような無線技術をインプリメントしうる。UTRAは、広帯域CDMA(WCDMA(登録商標))およびCDMAの他の変形を含む。cdma2000は、IS−2000、IS−95およびIS−856規格をカバーする。TDMAネットワークは、移動体通信のためのグローバルシステム(GSM(登録商標))のような無線技術をインプリメントしうる。OFDMAネットワークは、発展型UTRA(E−UTRA)、ウルトラモバイルブロードバンド(UMB)、IEEE802.11(Wi−Fi(登録商標))、IEEE802.16(WiMAX(登録商標))、IEEE802.20、Flash−OFDM(登録商標)、等のような無線技術をインプリメントしうる。UTRAおよびE−UTRAは、ユニバーサルモバイル電気通信システム(UMTS)の一部である。3GPPロングタームエボリューション(LTE)およびLTEアドバンスト(LTE−A)は、E−UTRAを使用するUMTSの新しいリリースである。UTRA、E−UTRA、UMTS、LTE、LTE−AおよびGSM(登録商標)は、「第3世代パートナーシッププロジェクト」(3GPP)という名称の団体からの文書内において説明されている。cdma2000およびUMBは、「第3世代パートナーシッププロジェクト2」(3GPP2)という名称の団体からの文書内において説明されている。本明細書において説明される技法は、上述されたワイヤレスネットワークおよび無線技術ならびに他のワイヤレスネットワークおよび無線技術に対して使用されうる。明確さのために、技法のある特定の態様は、LTEに関して以下において説明され、LTEの専門用語が以下の説明の大部分において使用される。
実例的なワイヤレスネットワーク
[0022]図1は、ワイヤレス通信ネットワーク100を示すが、それはLTEネットワークでありうる。ワイヤレスネットワーク100は、多数の発展型ノードB(eNB)110および他のネットワークエンティティを含みうる。eNBは、ユーザ機器デバイス(UE)と通信する局であり、基地局、ノードB、アクセスポイント、等とも呼ばれうる。各eNB110は、特定の地理的エリアに対して通信カバレッジを提供しうる。「セル」という用語は、この用語が使用されるコンテキストに依存して、eNBのカバレッジエリアおよび/またはこのカバレッジエリアにサービングするeNBサブシステムを指すことができる。
[0023]eNBは、マクロセル、ピコセル、フェムトセル、および/または他のタイプのセルに対して通信カバレッジを提供しうる。マクロセルは、比較的大きい地理的エリア(例えば、半径数キロメートル)をカバーし、サービスに加入しているUEによる無制限のアクセスを可能にしうる。ピコセルは、比較的小さい地理的エリアをカバーし、サービスに加入しているUEによる無制限のアクセスを可能にしうる。フェムトセルは、比較的小さい地理的エリア(例えば、家)をカバーし、このフェムトセルとの関連付けを有するUE(例えば、クローズド加入者グループ(CSG)内におけるUE、家の中にいるユーザのためのUE、等)による制限されたアクセスを可能にしうる。マクロセルのためのeNBは、マクロeNBと呼ばれうる。ピコセルのためのeNBは、ピコeNBと呼ばれうる。フェムトセルのためのeNBは、フェムトeNBまたはホームeNBと呼ばれうる。図1内に示された例において、eNB110a、110b、および110cは、それぞれ、マクロセル102a、102b、および102cのためのマクロeNBでありうる。eNB110xは、ピコセル102xのためのピコeNBでありうる。eNB110yおよび110zは、それぞれ、フェムトセル102yおよび102zのためのフェムトeNBでありうる。eNBは、1つまたは多数(例えば、3つ)のセルをサポートしうる。
[0024]ワイヤレスネットワーク100はまた、中継局を含みうる。中継局は、アップストリーム局(例えば、eNBまたはUE)からデータおよび/または他の情報の送信を受信し、ダウンストリーム局(例えば、UEまたはeNB)にデータおよび/または他の情報の送信を送る局である。中継局はまた、他のUEに対する送信を中継するUEでありうる。図1内に示された例において、中継局110rは、eNB110aとUE120rとの間での通信を容易にするためにeNB110aおよびUE120rと通信しうる。中継局はまた、中継eNB、リレー、等と呼ばれうる。
[0025]ワイヤレスネットワーク100は、異なるタイプのeNB、例えば、マクロeNB、ピコeNB、フェムトeNB、リレー、等を含む異種ネットワークでありうる。これらの異なるタイプのeNBは、ワイヤレスネットワーク100内において、異なる送信電力レベル、異なるカバレッジエリア、および干渉に対する異なる影響を有しうる。例えば、マクロeNBが高い送信電力レベル(例えば、20ワット)を有しうるのに対して、ピコeNB、フェムトeNB、およびリレーは、より低い送信電力レベル(例えば、1ワット)を有しうる。
[0026]ワイヤレスネットワーク100は、同期または非同期動作をサポートしうる。同期動作の場合、eNBは、同様のフレームタイミングを有し、異なるeNBからの送信は、時間的にほぼアライン(approximately aligned in time)されうる。非同期動作の場合、eNBは、異なるフレームタイミングを有し、異なるeNBからの送信は、時間的にアラインされない可能性がある。本明細書において説明される技法は、同期および非同期動作の両方に対して使用されうる。
[0027]ネットワークコントローラ130は、eNBのセットに結合し、これらのeNBに対して協調および制御を提供しうる。ネットワークコントローラ130は、バックホールを介してeNB110と通信しうる。eNB110はまた、例えば、ワイヤレスまたはワイヤラインバックホールを介して直接または間接的に互いに通信しうる。
[0028]UE120は、ワイヤレスネットワーク100全体を通して分散され、各UEは、固定式または移動式でありうる。UEはまた、端末、移動局、加入者ユニット、局、等と呼ばれうる。UEは、セルラ電話、携帯情報端末(PDA)、ワイヤレスモデム、ワイヤレス通信デバイス、ハンドヘルドデバイス、ラップトップコンピュータ、コードレス電話、ワイヤレスローカルループ(WLL)局、タブレット、等でありうる。UEは、マクロeNB、ピコeNB、フェムトeNB、リレー、等と通信することができうる。図1において、両矢印を有する実線は、UEとサービングeNBとの間での所望の送信を示し、サービングeNBは、ダウンリンクおよび/またはアップリンク上においてUEにサービングするように指定されたeNBである。両矢印を有する破線は、UEとeNBとの間での干渉する送信を示す。
[0029]LTEは、ダウンリンク上において直交周波数分割多重化(OFDM)を、アップリンク上においてシングルキャリア周波数分割多重化(SC−FDM)を利用する。OFDMおよびSC−FDMは、システム帯域幅を多数(K個)の直交サブキャリアに区分し、直交サブキャリアは一般に、トーン、ビン、等とも呼ばれる。各サブキャリアは、データで変調されうる。概して、変調シンボルは、周波数ドメイン内においてOFDMで、時間ドメイン内においてSC−FDMで送られる。隣接サブキャリア間の間隔は固定され、サブキャリアの総数(K個)は、システム帯域幅に依存しうる。例えば、Kは、1.25、2.5、5、10、または20メガヘルツ(MHz)のシステム帯域幅に対して、それぞれ、128、256、512、1024、または2048に等しくなりうる。システム帯域幅はまた、サブバンドに区分されうる。例えば、サブバンドは、1.08MHzをカバーし、1.25、2.5、5、10、または20MHzのシステム帯域幅に対して、それぞれ、1、2、4、8、または16個のサブバンドが存在しうる。
[0030]UEは、多数のeNBのカバレッジ内に存在しうる。これらのeNBのうちの1つは、UEにサービングするために選択されうる。サービングeNBは、例えば、受信電力、受信品質、パス損失、信号対雑音比(SNR)、等のような様々な基準に基づいて選択されうる。
[0031]UEは、UEが1つまたは複数の干渉するeNBからの高い干渉を観測しうる、支配的な干渉シナリオ内において動作しうる。支配的な干渉シナリオは、制限された関連付けに起因して生じうる。例えば、図1内において、UE120yは、フェムトeNB110yの近くにあり、eNB110yに対して高い受信電力を有しうる。しかしながら、UE120yは、制限された関連付けに起因してフェムトeNB110yにアクセスすることができない可能性があり、その後、(図1内において示すように)より低い受信電力を有するマクロeNB110cにまたは同じくより低い受信電力を有するフェムトeNB110zに接続しうる。UE120yは、その後、ダウンリンク上においてフェムトeNB110yからの高い干渉を観測し、また、アップリンク上においてeNB110yに対して高い干渉を引き起こしうる。
[0032]支配的な干渉シナリオはまた、範囲拡張に起因して生じうるが、それは、UEが、UEによって検出された全てのeNBの中でより低いパス損失とより低いSNRとを有するeNBに接続するシナリオである。例えば、図1内において、UE120xは、マクロeNB110bおよびピコeNB110xを検出し、eNB110xに対してeNB110bよりも低い受信電力を有しうる。それにもかかわらず、eNB110xのためのパス損失がマクロeNB110bのためのパス損失よりも低い場合にUE120xにとってピコeNB110xに接続することが望まれうる。これは、UE120xのための所与のデータレートに関してワイヤレスネットワークに対するより少ない干渉をもたらしうる。しかしながら、ある特定のケースにおいて、ピコeNB110xのセル範囲拡張(CRE)領域内に存在する間にピコeNB110xによってサービングされることは、それほどの利益を提供せず、実際にはサービス中断につながりうる。本開示のある特定の態様にしたがって、UE120xは、高ドップラ、高相対的タイミング/周波数オフセット、処理制限、および/または低バッテリ電力を含むある特定の条件を検出することに応答して、ピコeNB110xによってサービングされることを避けうる。これらの態様は、以下において詳細に説明される。
[0033]一態様において、支配的な干渉シナリオ内における通信は、異なるeNBを異なる周波数帯域上において動作させることによってサポートされうる。周波数帯域は、通信に対して使用されうる周波数の範囲であり、(i)中心周波数および帯域幅、または(ii)より低い周波数およびより高い周波数によって与えられうる。周波数帯域はまた、帯域、周波数チャネル、等と呼ばれうる。異なるeNBのための周波数帯域は、強いeNBがそのUEと通信することを可能しながら、UEが支配的な干渉シナリオ内においてより弱いeNBと通信することができるように選択されうる。eNBは、UEにおいて受信されたeNBからの信号の相対的受信電力に基づいて(例えば、eNBの送信電力レベルには基づかずに)「弱い」eNBまたは「強い」eNBとして分類されうる。
[0034]図2は、LTEにおいて使用されるフレーム構造を示す。ダウンリンクのための送信タイムラインは、無線フレームの単位に区分されうる。各無線フレームは、所定の持続時間(例えば、10ミリ秒(ms))を有し、0〜9のインデックスを有する10個のサブフレームに区分されうる。各サブフレームは、2つのスロットを含みうる。各無線フレームは、したがって、0〜19のインデックスを有する20個のスロットを含みうる。各スロットは、L個のシンボル期間、例えば、(図2内において示されるように)通常のサイクリックプレフィックスの場合はL=7個のシンボル期間、または拡張されたサイクリックプレフィックスの場合はL=6個のシンボル期間を含みうる。各サブフレーム内における2L個のシンボル期間は、0〜2L−1のインデックスを割り当てられうる。利用可能な時間周波数リソースは、リソースブロックに区分されうる。各リソースブロックは、1つのスロット内においてN個のサブキャリア(例えば、12個のサブキャリア)をカバーしうる。
[0035]LTEにおいて、eNBは、eNB内におけるセルごとにプライマリ同期信号(PSS)およびセカンダリ同期信号(SSS)を送りうる。プライマリおよびセカンダリ同期信号は、図2内において示されるように、通常のサイクリックプレフィックス(CP)の場合に各無線フレームのサブフレーム0および5の各々内におけるシンボル期間6および5内において、それぞれ、送られうる。同期信号は、セル検出および獲得のためにUEによって使用されうる。eNBは、サブフレーム0のスロット1内におけるシンボル期間0〜3内において物理ブロードキャストチャネル(PBCH)を送りうる。PBCHは、ある特定のシステム情報を搬送しうる。
[0036]eNBは、図2内において示されるように、各サブフレームの第1のシンボル期間内において物理制御フォーマットインジケータチャネル(PCFICH)を送りうる。PCFICHは、制御チャネルに対して使用されるシンボル期間の数(M個)を伝達し、ここにおいて、Mは、1、2または3に等しく、サブフレームごとに変化しうる。Mはまた、例えば、10個未満のリソースブロックを有する、小さなシステム帯域幅の場合、4に等しくなりうる。eNBは、(図2内において示されないが)各サブフレームの第1のM個のシンボル期間内において、物理HARQインジケータチャネル(PHICH)および物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を送りうる。PHICHは、ハイブリッド自動再送要求(HARQ)をサポートするために情報を搬送しうる。PDCCHは、UEに対するリソース割り振りに関する情報と、ダウンリンクチャネルのための制御情報とを搬送しうる。eNBは、各サブフレームの残りのシンボル期間内において物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)を送りうる。PDSCHは、ダウンリンク上におけるデータ送信のためにスケジュールされたUEのためのデータを搬送しうる。
[0037]eNBは、eNBによって使用されるシステム帯域幅の中心1.08MHz内においてPSS、SSS、およびPBCHを送りうる。eNBは、PCFICHおよびPHICHを、これらのチャネルが送られる各シンボル期間内において、システム帯域幅全体にわたって送りうる。eNBは、システム帯域幅のある特定の部分内においてUEのグループにPDCCHを送りうる。eNBは、システム帯域幅の特定の部分内において特定のUEにPDSCHを送りうる。eNBは、全てのUEにブロードキャスト方式でPSS、SSS、PBCH、PCFICH、およびPHICHを送り、特定のUEにユニキャスト方式でPDCCHを送り、また特定のUEにユニキャスト方式でPDSCHを送りうる。
[0038]多数のリソース要素が、各シンボル期間内において利用可能でありうる。各リソース要素(RE)は、1つのシンボル期間内において1つのサブキャリアをカバーし、1つの変調シンボルを送るために使用され、それは、実数値または複素数値でありうる。各シンボル期間内において基準信号に対して使用されないリソース要素は、リソース要素グループ(REG)内に配置されうる。各REGは、1つのシンボル期間内において4つのリソース要素を含みうる。PCFICHは、4つのREGを占有し、それらは、シンボル期間0内において、周波数にわたってほぼ均等に間隔が空けられうる。PHICHは、3つのREGを占有し、それらは、1つまたは複数の構成可能なシンボル期間内において、周波数にわたって拡散されうる。例えば、PHICHのための3つのREGは、全てシンボル期間0内に属すか、またはシンボル期間0、1、および2内において拡散されうる。PDCCHは、例えば、最初のM個のシンボル期間内において、9、18、36、または72個のREGを占有し、それらは、利用可能なREGから選択されうる。REGのある特定の組み合わせのみが、PDCCHに対して許可されうる。
[0039]UEは、PHICHおよびPCFICHに対して使用される特定のREGを知りうる。UEは、PDCCHに対するREGの異なる組み合わせを探索しうる。探索すべき組み合わせの数は典型的に、PDCCHに対して許可される組み合わせの数よりも少ない。eNBは、UEが探索するであろう組み合わせのいずれかにおいてUEにPDCCHを送りうる。
[0040]図2Aは、LTEにおけるアップリンクのための例証的なフォーマット200Aを示す。アップリンクのための利用可能なリソースブロックは、データセクションおよび制御セクションに区分されうる。制御セクションは、システム帯域幅の両端において形成され、構成可能なサイズを有しうる。制御セクション内におけるリソースブロックは、制御情報の送信のためにUEに割り当てられうる。データセクションは、制御セクション内において含まれない全てのリソースブロックを含みうる。図2A内における設計は、連続するサブキャリアを含むデータセクションをもたらし、それは、データセクション内における連続するサブキャリアの全てが単一のUEに割り当てられることを可能にしうる。
[0041]UEは、eNBに制御情報を送信するために、制御セクション内におけるリソースブロックを割り当てられうる。UEはまた、ノードBにデータを送信するために、データセクション内におけるリソースブロックを割り当てられうる。UEは、制御セクション内の割り振られたリソースブロック上における物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)210a、210b内において制御情報を送信しうる。UEは、データセクション内の割り当てられたリソースブロック上における物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)220a、220b内においてデータを、またはデータと制御情報との両方を送信しうる。アップリンク送信は、図2A内において示されるようにサブフレームの両方のスロットにわたり、周波数にわたってホッピングしうる。
[0042]図3は、基地局またはeNB110およびUE120の設計のブロック図を示し、それらは、図1内における基地局/eNBのうちの1つおよびUEのうちの1つでありうる。制限された関連付けシナリオの場合、eNB110は、図1内におけるマクロeNB110cであり、UE120は、UE120yでありうる。eNB110はまた、何らかの他のタイプの基地局でありうる。eNB110は、T個のアンテナ334a〜334tを装備され、UE120は、R個のアンテナ352a〜352rを装備されえ、ここにおいて、概して、T≧1およびR≧1である。
[0043]eNB110では、送信プロセッサ320は、データソース312からデータを、コントローラ/プロセッサ340から制御情報を受信しうる。制御情報は、PBCH、PCFICH、PHICH、PDCCH、等のためのものでありうる。データは、PDSCH、等のためのものでありうる。送信プロセッサ320は、データシンボルおよび制御シンボルを取得するために、データおよび制御情報をそれぞれ処理(例えば、符号化およびシンボルマッピング)しうる。送信プロセッサ320はまた、例えば、PSS、SSS、およびセル固有の基準信号のための基準シンボルを生成しうる。送信(TX)多入力多出力(MIMO)プロセッサ330は、適用可能な場合、データシンボル、制御シンボル、および/または基準シンボルに対して空間処理(例えば、プリコーディング)を遂行し、T個の変調器(MOD)332a〜332tにT個の出力シンボルストリームを提供しうる。各変調器332は、出力サンプルストリームを取得するために(例えば、OFDM、等のための)それぞれの出力シンボルストリームを処理しうる。各変調器332はさらに、ダウンリンク信号を取得するために、出力サンプルストリームを処理(例えば、アナログに変換、増幅、フィルタリング、およびアップコンバート)しうる。変調器332a〜332tからのT個のダウンリンク信号は、それぞれ、T個のアンテナ334a〜334tを介して送信されうる。
[0044]UE120では、アンテナ352a〜352rは、eNB110からダウンリンク信号を受信し、それぞれ、受信された信号を復調器(DEMOD)354a〜354rに提供しうる。各復調器354は、入力サンプルを取得するために、それぞれの受信された信号を調整(例えば、フィルタリング、増幅、ダウンコンバート、およびデジタル化)しうる。各復調器354はさらに、受信されたシンボルを取得するために、(例えば、OFDM、等のための)入力サンプルを処理しうる。MIMO検出器356は、全てのR個の復調器354a〜354rから受信されたシンボルを取得し、適用可能な場合、受信されたシンボルに対してMIMO検出を遂行し、検出されたシンボルを提供しうる。受信プロセッサ358は、検出されたシンボルを処理(例えば、復調、デインタリーブ、および復号)し、UE120のための復号されたデータをデータシンク360に提供し、復号された制御情報をコントローラ/プロセッサ380に提供しうる。
[0045]アップリンク上において、UE120では、送信プロセッサ364は、データソース362から(例えば、PUSCHのための)データを、コントローラ/プロセッサ380から(例えば、PUCCHのための)制御情報を受信および処理しうる。送信プロセッサ364はまた、基準信号のための基準シンボルを生成しうる。送信プロセッサ364からのシンボルは、適用可能な場合にはTX MIMOプロセッサ366によってプリコーディングされ、さらに(例えば、SC−FDM、等のために)変調器354a〜354rによって処理され、eNB110に送信されうる。eNB110では、UE120からのアップリンク信号は、UE120によって送られた復号されたデータおよび制御情報を取得するために、アンテナ334によって受信され、復調器332によって処理され、適用可能な場合にはMIMO検出器336によって検出され、受信プロセッサ338によってさらに処理されうる。受信プロセッサ338は、復号されたデータをデータシンク339に、復号された制御情報をコントローラ/プロセッサ340に提供しうる。
[0046]コントローラ/プロセッサ340、380は、それぞれ、eNB110およびUE120における動作を指示しうる。UE120におけるコントローラ/プロセッサ380および/または他のプロセッサおよびモジュールは、本明細書において説明されるように、より低電力クラスのセル、例えば、ピコセルによってサービングされることを停止する、またはサービングされることを避けるために、図8内におけるブロック800に関する動作および/または本技法に関する他の処理を遂行または指示しうる。メモリ342および382は、それぞれ、UE120のためのデータおよびプログラムコードを記憶しうる。スケジューラ344は、ダウンリンクおよび/またはアップリンク上におけるデータ送信のためにUEをスケジューリングしうる。
実例的なリソース区分
[0047]本開示のある特定の態様によると、ネットワークが拡張セル間干渉協調(eICIC:enhanced inter-cell interference coordination)をサポートする場合、基地局は、干渉するセルがそのリソースの一部を断念することによって干渉を低減または除去するためにリソースを協調するよう互いにネゴシエートしうる。eICICまたは同様の技法を使用して、UEは、干渉するセルによってもたらされたリソースを使用してサービングセルにアクセスしうるが、ここにおいて、そうでなければUEは、厳しい干渉を経験するであろう。
[0048]例えば、オープンマクロセルのカバレッジ内における(例えば、メンバフェムトUEのみがセルにアクセスすることができる)クローズドアクセスモードを有するフェムトセルは、マクロセルに対してカバレッジホールを作成することができる。フェムトセルにそのリソースのうちのいくつかを断念させることによって、フェムトセルカバレッジエリア下におけるマクロUEは、フェムトセルによってもたらされたリソースを使用することによってUEのサービングマクロセルにアクセスすることができる。
[0049]E−UTRANのような、OFDMを使用する無線アクセスシステムにおいて、干渉するセルによってもたらされたリソースは、時間ベース、周波数ベース、または両方の組み合わせでありうる。もたらされたリソースが時間ベースである場合、干渉するセルは、時間ドメイン内においてサブフレームのうちのいくつかを使用しない。もたらされたリソースが周波数ベースである場合、干渉するセルは、周波数ドメイン内においてサブキャリアのうちのいくつかを使用しない。もたらされたリソースが周波数および時間の両方の組み合わせである場合、干渉するセルは、周波数および時間によって定義されたある特定のリソースを使用しない。
[0050]図4は、途切れていない無線リンク402によって例示されるように、マクロUE120yがフェムトセル110yからの厳しい干渉を経験している場合でも、eICICをサポートするマクロUE120y(例えば、図4内において示されたRel−10マクロUE)がマクロセル110cにアクセスすることをeICICが可能にしうる実例的なシナリオを例示する。途切れた無線リンク404によって例示されるように、レガシマクロUE120u(例えば、図4内において示されたRel−8マクロUE)は、フェムトセル110yからの厳しい干渉下においてマクロセル110cにアクセスすることができない可能性がある。フェムトUE120v(例えば、図4内において示されたRel−8フェムトUE)は、マクロセル110cからのいかなる干渉問題もなしにフェムトセル110yにアクセスしうる。
[0051]ある特定の態様によると、基地局間でのリソース区分は、時間ベースで行われうる。例として、E−UTRANの場合、リソースは、サブフレームによって区分されうる。
[0052]ある特定の態様によると、ネットワークは、拡張干渉協調をサポートしうるが、ここにおいて、区分情報の異なるセットが存在しうる。これらのうちの第1のものは、半静的リソース区分情報(SRPI:Semi-static Resource Partitioning Information)と呼ばれうる。これらのセットのうちの第2のものは、適応型リソース区分情報(ARPI:Adaptive Resource Partitioning information)と呼ばれうる。その名が暗示するように、SRPIは典型的に、頻繁に変化せず、SRPIは、UEがUE自体の動作のためにリソース区分情報を使用することができるようにUEに送られうる。
[0053]例として、リソース区分は、8msの周期性(8つのサブフレーム)または40msの周期性(40個のサブフレーム)でインプリメントされうる。ある特定の態様によると、周波数分割複信(FDD)もまた、周波数リソースもまた区分されうるように適用されうると想定されうる。(例えば、eNBからUEへの)ダウンリンクの場合、区分パターンは、知られるサブフレーム(例えば、4の倍数のような、整数Nの倍数であるシステムフレーム番号(SFN)値を有する各無線フレームの第1のサブフレーム)にマッピングされうる。そのようなマッピングは、特定のサブフレームのためのリソース区分情報を決定するために適用されうる。例として、ダウンリンクのための(例えば、干渉するセルによってもたらされた)協調リソース区分の対象となるサブフレームは、次のインデックスによって識別されうる。
IndexSRPI_DL=(SFN*10+サブフレーム番号)mod8
[0054]アップリンクの場合、SRPIマッピングは、例えば、4msだけシフトされうる。このように、アップリンクについての例には、以下がありうる。
IndexSRPI_UL=(SFN*10+サブフレーム番号+4)mod8
[0055]SRPIは、エントリごとに次の3つの値を使用しうる。
・U(使用):この値は、サブフレームが、このセルによって使用されるべき支配的な干渉からクリーンアップされていること(すなわち、主要な干渉するセルがこのサブフレームを使用しないこと)を示す。
・N(使用しない):この値は、サブフレームが使用されないことを示す。
・X(未知):この値は、サブフレームが静的に区分されないことを示す。基地局間でのリソース使用ネゴシエーションの詳細は、UEには知られない。
[0056]SRPIための別の可能なパラメータのセットには、以下がありうる。
・U(使用):この値は、サブフレームが、このセルによって使用されるべき支配的な干渉からクリーンアップされていること(すなわち、主要な干渉するセルがこのサブフレームを使用しないこと)を示す。
・N(使用しない):この値は、サブフレームが使用されないことを示す。
・X(未知):この値は、サブフレームが静的に区分されないことを示す(基地局間でのリソース使用ネゴシエーションの詳細は、UEには知られない)。
・C(共通):この値は、全てのセルがリソース区分なしにこのサブフレームを使用しうることを示しうる。このサブフレームは、干渉の対象となりうるため、基地局は、厳しい干渉下にないUEのためにのみこのサブフレームを使用することを選択しうる。
[0057]サービングセルのSRPIは、無線でブロードキャストされうる。E−UTRANにおいて、サービングセルのSRPIは、マスタ情報ブロック(MIB)、またはシステム情報ブロック(SIB)のうちの1つ内において送られうる。所定のSRPIは、セル、例えば、マクロセル、ピコセル(オープンアクセスを有する)、およびフェムトセル(クローズドアクセスを有する)の特性に基づいて定義されうる。そのようなケースにおいて、システムオーバヘッドメッセージ内におけるSRPIの符号化は、無線でのより効率的なブロードキャストをもたらしうる。
[0058]基地局はまた、SIBのうちの1つにおいて近隣セルのSRPIをブロードキャストしうる。この場合、SRPIは、その対応する範囲の物理セル識別子(PCI:physical cell identifier)を用いて送られうる。
[0059]ARPIは、SRPI内における「X」サブフレームについての詳細情報を有するさらなるリソース区分情報を表しうる。上述されたように、「X」サブフレームについての詳細情報は典型的に、基地局にのみ知られる。
[0060]図5および図6は、マクロおよびフェムトセルを用いたシナリオ内において上述されたSRPI割り当ての例を例示する。U、N、X、またはCサブフレームは、U、N、Xまたは、C SRPI割当てに対応するサブフレームである。
[0061]図7は、異種ネットワーク内における範囲が拡張されたセルラ領域を例示する図700である。RRH710bのようなより低電力クラスのeNBは、RRH710bとマクロeNB710aと間での拡張セル間干渉協調を通して、および/またはUE720によって遂行される干渉除去を通してセルラ領域702から拡張された、範囲が拡張されたセルラ領域703を有しうる。拡張セル間干渉協調において、RRH710bは、UE720の干渉条件に関するマクロeNB710aからの情報を受信する。情報は、RRH710bに、UE720が範囲が拡張されたセルラ領域703に入ると、範囲が拡張されたセルラ領域703内におけるUE720をサービングし、マクロeNB710aからUE720のハンドオフを受容することを可能にする。一態様において、RRH710は、ピコeNBを含みうる。
[0062]このように、eICIC技法は、異なる電力クラスに属するセルに、異種ネットワーク内において共存し、リソースを共有することを可能にする。図7内において示されるように、eICICは、UE720に、UEの近接において最も強いセルではないセル(RRH710b)からサービスを受信することを可能にし、これにより、マクロセルから比較的低電力のピコセルへのオフロードを可能にしうる。
[0063]ある特定の態様において、eICIC技法は、マクロeNB710aがマクロセルの近接において他のセル/基地局への干渉を低減する試みにおいて送信を制限するある特定の特別なサブフレーム(例えば、アップリンクまたはダウンリンクサブフレーム)を生成するアグレッサセルeNB(例えば、マクロセルeNB710a)を含みうる。例えば、より強いマクロセルは、オールモストブランクサブフレーム(ABS:almost blank subframe)(例えば、図6内におけるUサブフレーム)を生成し、ABSリソースを使用してUEにおいてより弱いセル(例えば、ピコセル)の信号が受信されることを可能にしうる。
[0064]ある特定の態様において、アグレッサセル(例えば、マクロセル)のABSのパターンは典型的に、例えば、干渉が特に厳しいセル範囲拡張(CRE)エリア内において、ビクティムeNB(例えば、ピコeNB)がこのABSリソースを使用して1つまたは複数のUEにサービングしうるように、ビクティムセルのeNBと共有される。例えば、マクロセルおよびピコセルを含む異種ネットワークにおいて(例えば、マクロ−ピコケース)、ABSは、マクロセルによってスケジュールされ、マクロセルは、ABSリソースに関する情報を含むリソース区分情報をピコセルに通知しうる。ABSリソースはその後、ピコセルが最も強いセルではないUE、例えば、CRE領域内におけるUEにサービングするためにピコセルによって使用されうる。
[0065]ある特定のシナリオ、例えば、高ドップラの状況において、eICICは、UEとピコセルとの間で適正な通信チャネルを確立するのにあまり効果的ではない可能性があり、それは、サービス中断につながりうる。このように、本開示のある特定の態様において、UEがマクロアグレッサセルからの強い干渉が存在する中でCRE領域内において弱いピコセルによってサービングされるという事実に起因したサービス中断を最小限にするために、UEは、CREを避けうる。例えば、UEは、強いマクロセルが存在する中で、CREの領域内においてピコセルによってサービングされることを避けうる。
異種ネットワーク内においてセル範囲拡張(CRE)を避けるまたは免れるための実例的な方法および装置
[0066]本開示のある特定の態様は、UEが、例えば、既にピコセルにキャンプオン(camp on)されている場合に、タイムリーに(例えば、UEがもはやビクティムセルによってサービングされておらず、より強いセル、ことによるとアグレッサセルによってサービングされうるように)CREを去るまたは免れることを、またはUEが、例えば、マクロセルにキャンプオンされる場合に、(例えば、UEがより強いセル、ことによるとアグレッサセルによってサービングされ続け、ビクティムセルにハンドオーバされない可能性があるように)CREに入ることを避けることを、UEに可能にする技法について論述する。マクロおよびピコセルが例示的および例証的な目的のみに対して使用され、本明細書において説明される技法が異なる電力クラスのセルからの重複しているカバレッジを有するCREのいかなる領域に対しても適用可能であることに留意されたい。
CREを避けること
[0067]ある特定の態様において、CREの領域内に存在し、マクロセルによってサービングされている間、UEは、UEが1つまたは複数の条件の発生を検出した場合に備えて、より低電力クラスのセル、例えば、ピコセルにハンドオーバされることを避けうる。
[0068]一態様において、UEは、例えば、所定のドップラしきい値を上回る高ドップラを検出した場合にCREに入ることを避けうる。高ドップラは、例えば、マクロからピコにハンドオーバされた後、UEが、その後にマクロにハンドバックされなければならない可能性がある非常に短い時間期間の間ピコカバレッジ内に留まりうることを意味しうる。そのような高ドップラケースにおいてCREに入ることは、ほとんど利益を提供せず、UEにとって、そのような短い持続時間中にCREに入ることは避けるのが賢明でありうる。例えば、約100mのピコカバレッジの場合、UEが60Km/hを上回って移動している場合、UEは、CREに入ることを避けるように構成されうる。
[0069]一態様において、UEは、近隣する強いマクロセルおよび弱いピコセルの中で大きな相対的タイミングおよび/または周波数オフセットを検出した場合にCREに入ることを避けうる。ある特定の態様において、eICICは、例えば、UEに、マクロからの信号を検出し、それを除去することを可能にするために、マクロおよびピコセルの間での(例えば、時間および周波数の両方における)緊密な同期(tight synchronization)に依拠する。マクロおよびピコセルの間での大きい相対的タイミングおよび/または周波数オフセットは、マクロ信号のこの干渉除去を無効にしうる。このように、UEは、例えば、所定のしきい値よりも大きい、大きなタイミングおよび/または周波数オフセットを検出した場合にピコセルにハンドオーバされることを避けるように構成されうる。
[0070]ある特定の態様において、UEは、UEの処理制限を検出した場合にCREに入ることを避けうる。例えば、UEが遅延センシティブタスク(delay sensitive task)をハンドリングしている場合、例えば、CRE領域内におけるピコセルへのハンドオーバに起因する、いかなるサービス中断も望まない可能性がある。別の例は、UEがCREをハンドリングするための追加の処理のためにサイクル制限されている、および/または制限された能力あるいは帯域幅を有する場合である。CREにおいて存在する間、UEは、マクロセルによってサービングされることと比較してより処理サイクルを必要とする。このように、UEがサイクル制限されており、CREに対する余剰の処理のために割くサイクルをこれ以上有さない場合、例えば、CREに入ることを避けうる。加えてまたは代替として、UEがCREにおいて余剰の処理(例えば、干渉消去)のために利用可能である十分なハードウェアリソース(例えば、メモリ)を有さない場合、CREに入ることを避けうる。
[0071]ある特定の態様において、UEは、例えば、CREの余剰の処理に順応するためにCREにおいてよりバッテリ電力を使用する。このように、UEは、UEのバッテリ電力が低いことを検出した場合にCREに入ることを避けるように構成されうる。
[0072]ある特定の態様において、上記で説明された条件のうちの1つまたは複数を検出したことに応答して、UEは、CREに入ることを避けるために1つまたは複数の行動を取り、例えば、ピコセルにハンドオーバされることを控えうる。一般的に、UEがCRE領域内においてピコセルにハンドオーバするであろうかどうかの決定は、ネットワーク端(network end)(例えば、マクロセル)においてなされる。このように、UEは、ネットワークがピコセルにUEをハンドオーバしないように1つまたは複数の行動を取る必要がありうる。
[0073]ある特定の態様において、UEは、弱いピコセルを示すために人為的に低いRSRP(基準信号受信電力)および/またはRSRQ(基準信号受信品質)をレポートしうる。例えば、UEは、ピコセルに関する実際のRSRP測定値よりも低いピコセルに関するRSRPをレポートしうる。一態様において、UEは、ネットワークがピコセルにUEをハンドオーバしないと決定するように、例えば、所定のしきい値を下回る十分に低いピコセルに関するRSRPをレポートしうる。例えば、UEがマクロに関する100dBおよびピコに関する95dBのRSRPを測定し、ピコに関する実際の測定値をレポートする場合、マクロは、ピコにUEをハンドオーバする可能性が高い。しかしながら、UEが上記で説明された条件のうちの1つまたは複数に基づいてピコにハンドオーバしないと決定した場合、ピコセルにハンドオーバされる可能性を避けるために実際の測定値、例えば、60dBよりも小さいピコRSRPの値をレポートしうる。
[0074]ある特定の態様において、UEがピコセルを検出することができる場合であっても、UEは、(例えば、まるでピコセルが検出されなかったかのように)ピコセルに関するいかなる測定値もレポートしない可能性がある。一態様において、UEがピコセルに関する測定値をレポートしない限り、ピコセルにハンドオーバされない可能性がある。
CREを免れること
[0075]ある特定の態様において、CREの領域内に存在し、ピコセルによってサービングされている間、UEは、UEが1つまたは複数の条件の発生を検出した場合に備えて、より高電力クラスのセル、例えば、マクロセルにハンドオーバするように試みうる。
[0076]一態様において、UEは、CREにおいて存在する間、例えば、所定のドップラしきい値を上回る高ドップラを検出した場合にCREを去るように試みうる。高ドップラケースにおいてCREに留まることは、ほとんど利益を提供せず、UEにとって、可能な限り早くCREを去ることが賢明でありうる。
[0077]一態様において、UEは、近隣する強いマクロセルおよび弱いサービングピコセルの中で大きな相対的タイミングおよび/または周波数オフセットを検出した場合にCREを去るように試みうる。上述されたように、マクロおよびピコセルの間での大きい相対的タイミングおよび/または周波数オフセットは、マクロ信号の干渉除去を無効にしうる。このように、UEは、例えば、所定のしきい値よりも大きい、大きなタイミングおよび/または周波数オフセットを検出した場合にCREを去り、マクロセルにハンドオーバするように構成されうる。
[0078]ある特定の態様において、UEは、RLM(無線リンクモニタリング)SNRが特定のしきい値を下回る場合にCREを去るように試みうる。一態様において、このしきい値は、無線リンク障害(RLF)しきい値よりも大きく設定されうる。UEは、RLFしきい値よりも若干高い、例えば、RLFしきい値よりも5〜10db高い、RLM SNRしきい値を局所的に維持しうる。
[0079]ある特定の態様において、UEはまた、上述されたようなUE処理制限および/または低バッテリ電力を検出した場合にCREを去るように試みうる。
[0080]ある特定の態様において、上記で説明された条件のうちの1つまたは複数を検出したことに応答して、UEは、CREを去るために1つまたは複数の行動を取りうる、例えば、マクロセルにハンドオーバしうる。
[0081]ある特定の態様において、UEは、より強いマクロセルに対するハンドオーバをトリガするために弱いサービングピコセルを示すよう人為的に低いRSRP(基準信号受信電力)および/またはRSRQ(基準信号受信品質)をレポートしうる。例えば、UEは、ピコセルに関する実際のRSRP測定値よりも低いピコセルに関するRSRPをレポートしうる。一態様において、UEは、ネットワークがマクロセルにUEをハンドオーバすると決定するように、例えば、所定のしきい値を下回る十分に低いサービングピコセルに関するRSRPをレポートしうる。
[0082]ある特定の態様において、UEは、例えば、RLM SNRが上述された内部しきい値を下回ると検出された場合、RLFプロシージャを開始し、より強いセル(例えば、マクロセル)をそのサービングセルとして再選択しうる。
[0083]ある特定の態様において、UEは、より強いセル(例えば、マクロセル)をそのサービングセルとして選択するために、自律的にRRC_IDLE状態に切り替わり、UE制御されたモビリティプロシージャにしたがいうる。
[0084]図8は、本開示のある特定の態様にしたがって、セル範囲拡張を避けるおよび/または免れるために、UEによって遂行されうる実例的な動作800を例示する。動作800は、802では、UEが第1の電力クラスタイプの第1のセルから第2の電力クラスタイプの第2のセルにハンドオーバされうるCREの領域内にUEが存在する間に1つまたは複数の条件の発生を検出することによって開始しえ、ここにおいて、第2の電力クラスタイプは、第1の電力クラスタイプよりも低い。804では、UEは、検出に応答して第2のセルによってサービングされることを停止する、または第2のセルにハンドオーバされることを避けるために行動を取りうる。
[0085]ある特定の態様において、1つまたは複数の条件の発生を検出することは、しきい値を上回るUEのモビリティのうちの少なくとも1つを検出すること、しきい値を上回る第1および第2のセルの間での相対的タイミングオフセットを検出すること、しきい値を上回る第1および第2のセルの間での相対的周波数オフセットを検出すること、UEの処理制限に関連する条件を検出すること、UEの電力制限に関連する条件を検出すること、またはしきい値を下回るRLM SNRを検出することを含みうる。一態様において、UEは、UEが遅延センシティブタスクをハンドリングしていることを検出しうる。
[0086]ある特定の態様において、行動を取ることは、第2のセルに関する人為的に低いRSRPをレポートすること、第2のセルに関する人為的に低いRSRQをレポートすること、第2のセルの測定値をレポートすることを控えること、第2のセル内においてRLFプロシージャを開始すること、または第2のセル内においてRRCアイドル状態に入ることのうちの少なくとも1つを含みうる。
[0087]図9は、本開示のある特定の態様にしたがって、回避をインプリメントするおよび/またはセル範囲拡張を免れるための実例的なシステム900を例示する。
[0088]システム900は、マクロeNB910、ピコeNB950、およびマクロeNB910とピコeNB950との両方と通信することが可能な少なくとも1つのUE920を含みうる。ある特定の態様において、UEは、マクロeNB910からの重複するカバレッジをまた有するピコeNB950のCRE領域内に位置付けられうる。
[0089]UE920は、ドップラ検出器926、タイミングオフセット検出器932、周波数オフセット検出器938、RLMユニット940、レポーティングユニット928およびセル再選択ユニット930を含む様々なモジュールを含み、全ては、コントローラ/プロセッサ934に結合されうる。コントローラ/プロセッサ934はさらに、トランシーバ(Tx/Rx)924およびメモリ936に結合されうる。一態様において、コントローラ/プロセッサ934は、UE920のモジュールの各々の動作を制御するように構成されうる。例えば、コントローラ/プロセッサ934は、UE920の1つまたは複数のモジュールから入力信号を受信し、例えば、メモリ936内において記憶された命令およびデータに基づいて、これらの信号を処理し、ある特定の動作を遂行または所望の信号を出力するために1つまたは複数のモジュールを制御するように構成されうる。マクロeNB910およびピコeNB952は、それらのそれぞれのアンテナ912および952を介して信号を送信および受信することによってUE920と通信しうる。トランシーバ924は、アンテナ922を介して信号を受信または送信するように構成されうる。一態様において、メモリ936は、ピコeNB952のCRE領域を避けるおよび/または免れるために、1つまたは複数の動作を遂行するためにコントローラ/プロセッサ934によってアクセス可能およびインプリメント可能である命令を記憶しうる。UEモジュールの各々は例示的および例証的な目的のみのために別個のユニットとして例示され、UEモジュールのうちの1つまたは複数は組み合されうることが理解されうる。
[0090]一態様において、ドップラ検出器は、UE920のドップラを測定し、コントローラ/プロセッサ934に測定されたドップラ値を(例えば、周期的にまたは要求に応じて)レポートしうる。タイミングオフセット検出器932および周波数オフセット検出器938は、マクロeNB910とピコeNB950との間でそれぞれ相対的タイミングおよび周波数オフセットを測定し、コントローラ/プロセッサ934にそれぞれ測定されたタイミングオフセット値および測定された周波数オフセット値を(例えば、周期的にまたは要求に応じて)レポートしうる。RLMユニット940は、ピコeNB950とUE920との間での無線リンクをモニタし、RLM SNRを測定し、コントローラ/プロセッサ934にRLM SNRの値を(例えば、周期的にまたは要求に応じて)レポートしうる。
[0091]ある特定の態様において、上記で説明されたように、CREの領域内に存在し、マクロeNB910によってサービングされている間、UE920は、1つまたは複数の条件の発生を検出した場合にピコeNB950にハンドオーバされることを避けうる。加えてまたは代替として、同じく上記で説明されたように、CREの領域内に存在し、ピコeNB950によってサービングされている間、UE920は、1つまたは複数の条件の発生を検出した場合にマクロeNB910にハンドオーバするように試みうる。例えば、コントローラ/プロセッサ934は、しきい値より高い測定されたドップラ、しきい値より高い測定された相対的タイミングオフセット、およびしきい値より高い測定された相対的周波数オフセットを含む条件のうちの1つまたは複数を検出した場合、UEはピコeNB950にハンドオーバされることを避けなければならない、またはマクロeNB910にハンドオーバしなければならないと決定しうる。加えてまたは代替として、コントローラ/プロセッサ934は、遅延センシティブタスク、および遅延センシティブタスクの処理がUE920での処理制限に起因して許容可能なレベルを超えて遅延されうるかどうか、を検出するように構成されうる。コントローラ/プロセッサ934は、UE920上における処理負荷を和らげるために、UEはピコeNB950にハンドオーバされることを避けなければならない、またはマクロeNB910にハンドオーバしなければならないと決定しうる。加えてまたは代替として、コントローラ/プロセッサ934は、UE920での低バッテリ電力状態を検出し、バッテリ電力を節約するためにピコeNB950へのハンドオーバを避ける、またはマクロeNB910にUE920をハンドオーバすると決定するように構成されうる。加えてまたは代替として、CRE領域内においてピコeNB950よってサービングされている間、コントローラ/プロセッサ934は、測定されたRLM SNRがしきい値を下回ったことを検出した場合、マクロeNB910にUE920をハンドオーバすると決定しうる。
[0092]ある特定の態様において、コントローラ/プロセッサは、上記で説明された1つまたは複数の条件を検出することに応答して、ピコセルeNB950によってサービングされることを停止する、またはピコeNB950へのハンドオーバを避けるために、1つまたは複数の行動を取ると決定しうる。例えば、UEはピコセルeNB950にハンドオーバされることを避けなければならない、またはUEはマクロeNB910にハンドオーバしなければならないと決定すると、コントローラ/プロセッサ934は、トランシーバ924に、ピコeNB950に関する人為的に低いRSRP/RSRQをレポートすること、またはピコeNB950に関する測定値を報告することを全く控えることを指示しうる。さらに、コントローラ/プロセッサ934は、ピコeNB950に対してRLFプロシージャを開始しうる、またはピコeNB950によってサービングされたピコセル内においてRRCアイドル状態に入りうる。
[0093]上記で説明された方法の様々な動作は、対応する機能を遂行することが可能な任意の適した手段によって遂行されうる。手段は、回路、特定用途向け集積回路(ASIC)、またはプロセッサを含むがそれらに限定されるわけではない、様々なハードウェアおよび/またはソフトウェアコンポーネントおよび/またはモジュールを含みうる。
[0094]当業者は、情報および信号が様々な異なる技術ならびに技法のいずれかを使用して表されうることを理解するであろう。例えば、上記の説明全体にわたって参照されうるデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁場または磁性粒子、光場または光粒子、あるいはそれらの任意の組み合わせによって表されうる。
[0095]当業者はさらに、本明細書における開示に関連して説明された様々な例示的な論理ブロック、モジュール、回路、およびアルゴリズムステップが電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、または両方の組み合わせとしてインプリメントされうることを認識するであろう。ハードウェアおよびソフトウェアのこの互換性を明確に例示するために、様々な例示的なコンポーネント、ブロック、モジュール、回路、およびステップが、概してそれらの機能性の観点から上記で説明されてきた。そのような機能性がハードウェアまたはソフトウェアとしてインプリメントされるかどうかは、特定のアプリケーションおよびシステム全体に課せられる設計制約に依存する。当業者は、説明された機能を特定のアプリケーションごとに様々な方法でインプリメントしうるが、そのようなインプリメンテーションの決定は、本開示の範囲からの逸脱を引き起こしていると解釈されるべきではない。
[0096]本明細書における開示に関連して説明された様々な例示的な論理ブロック、モジュール、および回路は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)または他のプログラマブル論理デバイス、離散ゲートまたはトランジスタ論理、離散ハードウェアコンポーネント、または本明細書において説明された機能を遂行するように設計されたそれらの任意の組み合わせを用いてインプリメントまたは遂行されうる。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサでありうるが、代替において、プロセッサは、任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、またはステートマシンでありうる。プロセッサはまた、計算デバイスの組み合わせ、例えば、DSPおよびマイクロプロセッサの組み合わせ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携した1つまたは複数のマイクロプロセッサ、または任意の他のそのような構成としてインプリメントされうる。
[0097]本明細書における開示に関連して説明された方法またはアルゴリズムのステップは、直接ハードウェア内において、プロセッサによって実行されたソフトウェアモジュール内において、または2つの組み合わせにおいて具現化されうる。ソフトウェアモジュールは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROM(登録商標)メモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、CD−ROM、または当該技術において知られる任意の他の形態の記憶媒体内において存在しうる。例証的な記憶媒体は、プロセッサが記憶媒体から情報を読み取る、および/または、記憶媒体に情報を書き込むことができるように、プロセッサに結合される。代替において、記憶媒体は、プロセッサと一体化されうる。プロセッサおよび記憶媒体は、ASIC内において存在しうる。ASICは、ユーザ端末内において存在しうる。代替において、プロセッサおよび記憶媒体は、ユーザ端末内において離散コンポーネントとして存在しうる。
[0098]1つまたは複数の例証的な設計において、説明された機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組み合わせにおいてインプリメントされうる。ソフトウェア内においてインプリメントされる場合、機能は、コンピュータ可読媒体上における1つまたは複数の命令またはコードとして記憶または送信されうる。コンピュータ可読媒体は、コンピュータ記憶媒体と1つの場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を容易にする任意の媒体を含む通信媒体との両方を含む。記憶媒体は、汎用または特殊用途コンピュータによってアクセスされることができる任意の利用可能な媒体でありうる。限定ではなく例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM(登録商標)、CD−ROMまたは他の光学ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置または他の磁気記憶デバイス、あるいは命令またはデータ構造の形態で所望のプログラムコード手段を搬送または記憶するために使用されることができ、汎用または特殊用途コンピュータ、もしくは汎用または特殊用途プロセッサによってアクセスされることができる任意の他の媒体を備えることができる。また、任意の接続は、厳密にはコンピュータ可読媒体と称される。例えば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、または赤外線、無線、およびマイクロ波のようなワイヤレス技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、または他の遠隔ソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、DSL、または赤外線、無線、およびマイクロ波のようなワイヤレス技術は、媒体の定義に含まれる。ディスク(disk)およびディスク(disc)は、本明細書で使用される場合、コンパクトディスク(CD)、レーザーディスク(登録商標)、光ディスク、デジタル多用途ディスク(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク、およびブルーレイディスクを含み、ここにおいて、ディスク(disk)は通常、磁気的にデータを再生するが、その一方でディスク(disc)は、レーザーを用いて光学的にデータを再生する。上記の組み合わせはまた、コンピュータ可読媒体の範囲内に含まれるべきである。
[0099]本明細書で使用される場合、項目のリスト「のうちの少なくとも1つ」を指す表現は、単一のメンバを含む、それらの項目の任意の組み合わせを指す。例として、「a、b、またはcのうちの少なくとも1つ」は、a、b、c、a−b、a−c、b−c、およびa−b−cをカバーするように意図される。
[0100]本開示の先の説明は、当業者が本開示を製造または使用することを可能にするために提供される。本開示に対する様々な修正は、当業者にとって容易に明らかとなり、本明細書において定義された包括的な原理は、本開示の精神または範囲から逸脱することなしに他の変形例に適用されうる。したがって、本開示は、本明細書において説明された例および設計に限定されるように意図されず、本明細書において開示された原理および新規の特徴と一致する最も幅広い範囲が付与されるべきである。

Claims (30)

  1. ユーザ機器(UE)によるワイヤレス通信のための方法であって、
    前記UEが第1の電力クラスタイプの第1のセルから第2の電力クラスタイプの第2のセルにハンドオーバされうるセル範囲拡張(CRE)の領域内に前記UEが存在する間に1つまたは複数の条件の前記発生を検出することと、ここにおいて、前記第2の電力クラスタイプは、前記第1の電力クラスタイプよりも低く、
    前記検出に応答して前記第2のセルによって前記第2のセルにハンドオーバされることを避けること、または、前記第2のセルによりサービングされることを停止するために行動を取ることと、
    を備える、方法。
  2. 1つまたは複数の条件の前記発生を検出することは、しきい値を上回る前記UEのモビリティを検出することを備える、請求項1に記載の方法。
  3. 1つまたは複数の条件の前記発生を検出することは、しきい値を上回る前記第2のセル及び前記第1のセルの間での相対的タイミングオフセット、またはしきい値を上回る前記第2および第1のセルの間での相対的周波数オフセットのうちの少なくとも1つを検出することを備える、請求項1に記載の方法。
  4. 1つまたは複数の条件の前記発生を検出することは、前記UEの電力制限又は処理のうちの少なくとも1つに関連する条件を検出することを備える、請求項1に記載の方法。
  5. 前記UEの電力制限又は処理のうちの少なくとも1つに関連する条件を検出することは、前記UEが遅延センシティブタスクをハンドリングしていることを検出することを含む、請求項4に記載の方法。
  6. 1つまたは複数の条件の前記発生を検出することは、しきい値を下回る無線リンクモニタリング(RLM)信号対雑音比(SNR)を検出することを備える、請求項1に記載の方法。
  7. 行動を取ることは、前記第2のセルに関する人為的に低いRSRPをレポートすること、または前記第2のセルに関する人為的に低いRSRQをレポートすることのうちの少なくとも1つを備える、請求項1に記載の方法。
  8. 行動を取ることは、前記第2のセルの測定値をレポートすることを控えることを備える、請求項1に記載の方法。
  9. 行動を取ることは、前記第2のセル内において無線リンク障害(RLF)プロシージャを開始することを備える、請求項1に記載の方法。
  10. 行動を取ることは、前記第2のセル内において無線リソース制御(RRC)アイドル状態に入ることを備える、請求項1に記載の方法。
  11. ユーザ機器(UE)によるワイヤレス通信のための装置であって、
    前記UEが第1の電力クラスタイプの第1のセルから第2の電力クラスタイプの第2のセルにハンドオーバされうるセル範囲拡張(CRE)の領域内に、前記UEが存在する間に1つまたは複数の条件の前記発生を検出するための手段と、ここにおいて、前記第2の電力クラスタイプは、前記第1の電力クラスタイプよりも低く、
    前記検出に応答して前記第2のセルにハンドオーバされることを避ける、または前記第2のセルによってサービングされることを停止する、ために行動を取るための手段と
    を備える、装置。
  12. 1つまたは複数の条件の前記発生を前記検出するための手段は、しきい値を上回る前記UEのモビリティを検出するための手段を備える、請求項11に記載の装置。
  13. 1つまたは複数の条件の前記発生を前記検出するための手段は、しきい値を上回る前記第1および第2のセルの間での相対的周波数オフセットを検出するための手段と、しきい値を上回る前記第1および第2のセルの間での相対的タイミングオフセットを検出するための手段、のうちの少なくとも1つを備える、請求項11に記載の装置。
  14. 1つまたは複数の条件の前記発生を前記検出するための手段は、前記UEの電力制限又は処理のうちの少なくとも1つに関連する条件を検出するための手段を備える、請求項11に記載の装置。
  15. 前記UEの電力制限または処理のうちの少なくとも1つに関連する条件を前記検出するための手段は、前記UEが遅延センシティブタスクをハンドリングしていることを検出するように構成される、請求項14に記載の装置。
  16. 1つまたは複数の条件の前記発生を前記検出するための手段は、しきい値を下回る無線リンクモニタリング(RLM)信号対雑音比(SNR)を検出するための手段を備える、請求項11に記載の装置。
  17. 前記行動を取るための手段は、前記第2のセルに関する人為的に低いRSRQをレポートするための手段、または前記第2のセルに関する人為的に低いRSRPをレポートするための手段、またはのうちの少なくとも1つを備える、請求項11に記載の装置。
  18. 前記行動を取るための手段は、前記第2のセルの測定値をレポートすることを控えるための手段を備える、請求項11に記載の装置。
  19. 前記行動を取るための手段は、前記第2のセル内において無線リンク障害(RLF)プロシージャを開始するための手段を備える、請求項11に記載の装置。
  20. 前記行動を取るための手段は、前記第2のセル内において無線リソース制御(RRC)アイドル状態に入るための手段を備える、請求項11に記載の装置。
  21. ユーザ機器(UE)によるワイヤレス通信のためのコンピュータ可読媒体であって、
    前記UEが第1の電力クラスタイプの第1のセルから第2の電力クラスタイプの第2のセルにハンドオーバされうるセル範囲拡張(CRE)の領域内に、前記UEが存在する間に1つまたは複数の条件の前記発生を検出することと、ここにおいて、前記第2の電力クラスタイプは、前記第1の電力クラスタイプよりも低い、および
    前記検出に応答して前記第2のセルにハンドオーバされることを避けるために、又は前記第2のセルによってサービングされることを停止するために、行動を取ることと、
    を行うために1つまたは複数のプロセッサによって実行可能な命令を備える、コンピュータ可読媒体。
  22. 1つまたは複数の条件の前記発生を前記検出するための命令は、しきい値を上回る前記UEのモビリティを検出するための命令を備える、請求項21に記載のコンピュータ可読媒体。
  23. 1つまたは複数の条件の前記発生を前記検出するための命令は、しきい値を上回る前記第1および第2のセルの間での相対的な周波数オフセットを、又はしきい値を上回る前記第1および第2のセルの間での相対的タイミングオフセットのうちの少なくとも1つを検出するための命令を備える、請求項21に記載のコンピュータ可読媒体。
  24. 1つまたは複数の条件の前記発生を検出するための前記命令は、前記UEの電力制限または処理のうちの少なくとも1つに関連する条件を検出するための命令を備える、請求項21に記載のコンピュータ可読媒体。
  25. 前記行動を取るための命令は、前記第2のセル内において無線リソース制御(RRC)アイドル状態に入るための命令を備える、請求項21に記載のコンピュータ可読媒体。
  26. 1つまたは複数の条件の前記発生を前記検出するための命令は、しきい値を下回る無線リンクモニタリング(RLM)信号対雑音比(SNR)を検出するための命令を備える、請求項21に記載のコンピュータ可読媒体。
  27. 前記行動を取るための命令は、前記第2のセルに関する人為的に低いRSRQをレポートすること、または前記第2のセルに関する人為的に低いRSRPをレポートすること、うちの少なくとも1つのための命令を備える、請求項21に記載のコンピュータ可読媒体。
  28. 前記行動を取るための命令は、前記第2のセルの測定値をレポートすることを控えるための命令を備える、請求項21に記載のコンピュータ可読媒体。
  29. 前記行動を取るための命令は、前記第2のセル内において無線リンク障害(RLF)プロシージャを開始するための命令を備える、請求項21に記載のコンピュータ可読媒体。
  30. ユーザ機器(UE)によるワイヤレス通信のための装置であって、
    前記UEが第1の電力クラスタイプの第1のセルから第2の電力クラスタイプの第2のセルにハンドオーバされうるセル範囲拡張(CRE)の領域内に、前記UEが存在する間に、1つまたは複数の条件の前記発生を検出することと、ここにおいて、前記第2の電力クラスタイプは、前記第1の電力クラスタイプよりも低く、
    前記検出に応答して、前記第2のセルにハンドオーバされることを避けるために、または前記第2のセルによってサービングされることを停止するために行動を取ることと、
    を行うように構成された少なくとも1つのプロセッサと、および
    前記少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリと
    を備える、装置。
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