JP2016528886A - 鉢装置および鉢装置に関連する方法 - Google Patents

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Abstract

本発明は、内側に鉢を保持する外側フレームを備える鉢装置に関する。フレームは支持基部を構成する下端部を有する。鉢装置は鉢にフレームを連結するよう構成された連結手段を有する。連結手段は、鉢を直立状態に係止するよう構成されたロック手段を有する。本発明において、フレームの水平面における範囲は調節可能である。水平面におけるフレームの径は可変調節可能であり、フレームは周方向に配置された複数の部分を有する。これらの部分は周方向において伸縮可能に互いに連結されている。本発明は、各鉢装置が少なくとも1つの植物を収容しているコンベアシステムにて複数の鉢装置を搬送する方法において鉢装置を使用することに関する。さらに、本発明は、各鉢装置が少なくとも1つの植物を収容しているコンベアシステムにて複数の鉢装置を搬送する方法に関する。

Description

本発明は、内側に鉢を保持するための外側フレームを有する鉢装置に関する。フレームは支持基部を構成する下端部を有し、鉢装置は鉢にフレームを連結するよう構成された連結手段を有する。連結手段は鉢を直立状態に係止するために配置されたロック手段を有する。水平面におけるフレームの径は可変調節可能であり、フレームは周方向に配置された複数の部分を有する。これらの部分は周方向において伸縮可能に互いに連結されている。
また、本発明は、各鉢装置が少なくとも1つの植物を収容しているコンベアシステムにて複数の鉢装置を搬送する方法における鉢装置の使用に関する。さらに、本発明は、各鉢装置が少なくとも1つの植物を収容しているコンベアシステムにて複数の鉢装置を搬送する方法に関する。
大規模な商業的農業、園芸、農場および温室に関する産業では、植物を栽培する土および水を保持する特定の種類の鉢が必要である。根付き、芽切り、種植えの期間には、複数の鉢の配置にもそれほど広いスペースを必要としない。実際、これらの期間中は鉢同士を非常に近くに配置することができる。一方、植物が大きく成長すると、最適量の空気および光を与えて植物の成長を促進するために、隣り合う植物の間に所定の間隔を設ける必要がある。
また、植物が成長して高さと幅が増すと、植物の成長を促進するために鉢をより大きい物に替える必要がある。しかし、鉢自体が重心を下げたり、鉢を安定良く支持したりするわけではないため、鉢を交換しても植物の転倒が抑制されるわけではない。
さらに、屋外で鉢植えされている植物は、風、雨、雪および他の自然現象により倒れやすい。植物の転倒は、車両で植物を搬送しているときや、植物がコンベアシステムにて前後、左右および上下に移動しているときにも大きな問題となる。また、車両またはコンベアシステムにおいて隣り合わせに搬送されている鉢は互いに衝突することが多く、植物の鉢から突出している部位が損傷して、植物の商品価値が失われるおそれもある。
コンベアシステムの大きな問題のひとつに、動かない面の上に鉢が置かれ、代わりに鉢自体が機械的装置(バーやアーム等)にその面の上で集合的に押されることにより前方に搬送された場合に、鉢に非常に大きな荷重が加わるという問題がある。このようなコンベアシステムの例としては、複数の鉢が水の入ったコンベアに置かれて、すべての鉢を同時に押すまたは集めるアームまたはバーがコンベア表面上の鉢を押すシステムが挙げられる。しかし、従来の鉢はこのような大きな荷重に耐えるように設計されていないため、鉢が徐々に変形、損傷および使用不能になり、破棄される。複数の鉢装置に大きな荷重(鉢装置に加わる大きな力、変形または加速力)がかかるコンベアシステムおよび他の搬送システムにおいて安定性を保ち、かつ大きな荷重に耐えることができる鉢装置が必要とされている。
日光、熱および栄養が最適であると植物は速く成長するため、大規模な農業、園芸、農場および温室産業においては、頻繁に鉢を交換しなければならない。しかし、植物を安定良く保護し、さらに様々な大きさの鉢を保持することができる装置は入手不可能である。
特許文献1は、鉢底に排水孔を有する花鉢を保持するトレイに関する。このトレイは鉢底を支持する平面状の底壁を有し、鉢がトレイの底壁の面に対して平行に移動しないよう鉢を拘束している。トレイの底壁の、鉢の排水孔に対応する位置には突出部が形成されている。突出部は、鉢底の上に重なる横方向のリップ部を有し、トレイの底壁面に対して鉢が横方向に移動することを抑制している。
特許文献2は、内側の植物栽培容器の上端の容器縁と、内側に植物栽培容器を収容する外側の装飾的容器の内壁との間のスペースを覆う器具に関する。この器具は、回動可能に端部にて連結された複数の弧状部を有する。器具の両端は連結されていない。弧状部は、外側の装飾的容器の内壁におおよそ嵌合するとともに内側の栽培容器の上端縁の上に置かれるように、径の異なる環状配置に調節可能に移動し得るよう互いに連結されている。器具から下側に延びるクリップまたはタブと内側容器の上端縁とが協働することにより、弧状部が内側に移動しないように保持されている。このため、器具の調整された径が維持され、器具が内側容器上にて正しい位置に保持されている。
特許文献3は、鉢植えされた植物の転倒を防止する植木鉢支持具について開示している。プラスチック成形により作られ、植木鉢の下部外周を保持する逆截頭円錐形の周壁に窓を持つ鉢受部の下部外周に周縁が形成されている。この周縁の外周部に環状の金属からなる重りがインサートされている。周縁の下面の外周部に3本の脚が突設されている。重りにより重心を下げることと、支持点を拡げる脚により植木鉢を安定良く支持することとの相乗効果により植木鉢の転倒が防止されている。
上記の先行技術文献に開示された実施形態の欠点として、栽培スペースが最大限に活用されておらず、植物栽培容器の間の間隔が最適化されていないことが挙げられる。さらに、植物が成長して鉢が重心を下側に保てなくなると植物が倒れやすくなる。また、従来の実施形態は、車両にて搬送される鉢やコンベアシステムの上を移動する鉢を安定させるために必要な支持をもたらすものではない。さらに、従来の実施形態は、搬送中またはコンベア上を移動中に鉢が衝突したときに、植物の鉢から突出している部位が損傷することを抑制するものではない。
しかし、従来の鉢の最大の欠点は、鉢にかかる大きな荷重に耐えるよう設計されていないため、コンベアシステムによる搬送に適していないということである。したがって、従来の鉢は、鉢に加わる力、変形または加速力に対する耐性を有していない。
このため、複数の鉢の間の間隔が調節できる鉢が必要とされている。また、様々な大きさの鉢植え植物を転倒しないように支えることができるとともに、車両による搬送中またはコンベアシステム上での移動中に鉢植え植物が互いに衝突して損傷することを抑制することができる調節可能な鉢が必要とされている。しかし、最も重要な点は、安定性を有し、コンベアシステムにおける大きな荷重に耐えることができる鉢装置が必要とされていることである。
米国特許第5022183号明細書 米国特許出願公開第2005/235557号明細書 特開平7−255578号公報
本発明の目的は、(1)栽培スペースを最大限に活用して間隔を最適化し、(2)様々な大きさの植物を安定させて鉢植え植物の転倒を抑制し、(3)搬送中またはコンベア移動中の鉢が衝突したときに植物の損傷を抑制し、(4)鉢装置が大きな荷重に耐えること、つまり、鉢装置に加わる力、変形または加速力に鉢装置が耐えることができる装置を提供することである。
本発明により、上記目的は、請求項1の前提部に記載される種類の鉢装置が、水平面におけるフレームの範囲が調節可能であるという特徴を有していることにより達成される。
したがって、鉢装置は、水平面において調節可能である外側フレームを備える。すなわち、鉢装置は、径が可変調節可能である外側フレームを備える。このため、植物の成長に応じてフレームを拡張することができ、鉢植え植物を安定させるとともに、搬送中またはコンベア移動中に植物が互いに衝突することを抑制することが可能となっている。
好適な実施形態において、フレームは水平面において閉ループを形成している。このため、鉢装置が互いに係止し合う可能性が低減されている。
さらに別の好適な実施形態において、閉ループは略円形である。このため、鉢装置が全方向において安定している。
さらに別の好適な実施形態において、フレームは周方向に配置された複数の部分を有する。このため、水平面におけるフレームの範囲の調節が容易である。
さらに別の好適な実施形態において、フレームは少なくとも2つの部分を有し、好適には3つまたは4つの部分を有する。1つの部分のみからなるフレームは、少なくとも2つの部分を有するフレームと比較して安定性が低い。同様に、3つまたは4つの部分を有するフレームは、より少ない部分を有するフレームと比較して安定性が高い。1つの部分のみからなるフレームが不安定である理由のひとつとしては、フレームの径が拡張されるとフレームが楕円形になってしまうことが挙げられる。楕円形状にはいくつかの短所があり、例えば、鉢の配置が最適な状態にはならないためコンベアシステムに載置される鉢の数が少なくなる。
さらに別の好適な実施形態において、フレームは4つの部分を有している。4つの部分を有することにはいくつかの利点がある。まず、フレームが、フレームの径の全範囲にわたって円形である。鉢装置のフレームが円形であると、コンベアシステムにて搬送される際に鉢装置同士の引っ掛かりが発生する可能性が低い。別の利点としては、4つの部分を有するフレームは2つまたは3つの部分を有するフレームと比較してより大きな荷重に耐えることができる点が挙げられるが、これは、荷重がより少ない部分に分散されるのではなく、4つの部分に分散されるためである。さらに、4つの部分を有するフレームは、変形することなくより大きい荷重に耐え得る。変形したフレームは円形ではなくなるため、(a)フレームの径の調節が困難になる、(b)1つまたは複数の部分の素材が曲がる、および/または(c)コンベアシステムにおいて搬送中に他の変形した鉢装置に引っ掛かる、等の問題が生じる。
さらに別の好適な実施形態において、各部分は周方向において伸縮可能に互いに連結されている。このため、フレームの径を調節するために各部分を互いから離れる方向または互いに近づく方向に移動させることが容易になっている。
さらに別の好適な実施形態において、連結手段が複数の連結ユニットを有し、各連結ユニットは各部分に対して直角に取り付けられている。好適には、取り付け位置は各部分の水平方向中央に位置している。このため、フレームと鉢とが安定良く連結されている。好適には、鉢の安定性を最大限にするためには、連結ユニットの数は3つから5つであり、好適には4つである。連結ユニットの数が5よりも多くなると装置が複雑化する。
さらに別の好適な実施形態において、鉢の下端部には複数の溝部が形成されており、好適には4つの溝部が形成されている。好適には、溝部は互いに直角をなす。溝部は、各部分の連結ユニットを受容する長さおよび幅を有する。したがって、溝部および対応する連結ユニットは、互いに嵌合するとともに安定した支持をもたらすようにその寸法が設定される。さらに重要なことには、各連結ユニットが溝部を出入りすることができるため、フレームの径の可変調整が可能である。
さらに別の好適な実施形態において、各部分は一端にクランプ部を有し、他端にフラップ部を有する。各部分は隣接する部分のフラップ部を留めるように構成されている。この特徴により、フレームの各部分が伸縮可能に互いに連結されている。本発明におけるクランプ部は、機械部品または構造部品を連結、把持、支持または圧縮する機構を指す。
さらに別の好適な実施形態において、ロック手段は円筒状リングを有する。円筒状リングの径は鉢の径よりも大きい(鉢のリングが配置される部分において)が、フレームの最小径よりも小さい。つまり、ロック手段は鉢とフレームとの間に配置されている。また、ロック手段は、ロック手段の中心が鉢およびフレームの中心に重なるように配置されている(つまり、連結ユニット上に載置されている)。重要なことには、ロック手段の下端部が連結ユニットと接触するように配置されていることにより、ロック手段と連結ユニットとが連結手段をともに形成している。連結手段は、鉢にフレームを連結するための手段である。ロック手段は連結ユニットを正しい位置に係止する手段として機能するだけではなく、応力、荷重および力を吸収する手段としても機能する。このため、鉢装置はリングを有していることにより、大きな荷重(鉢装置に加えられる力、変形または加速力)に耐えることができる。本発明における「円筒」(円筒状の名詞形)は、同様の閉じた曲線(通常は円)により区画された2つの平行な面を有し、通常はこれらの面に直角をなす平行線の集合により各点において2つの面が接続されている固体を指す。本発明における円筒状リングの高度(すなわち高さ)は0.3〜20cmであり、好適には1〜10cm、より好適には2〜5cmである。
さらに別の好適な実施形態において、ロック手段の上端部は周方向に延びるハンドルを備える。このハンドルは、ロック手段の連結ユニットと嵌合する部位に対して直角をなす。ハンドルは、人または装置がロック手段を持ち上げるおよび/または押し下げるための手段として機能する。
さらに別の好適な実施形態において、好適には、連結ユニットの上端部がのこぎり歯状に形成されている。連結ユニットの上端部は、歯状、ぎざぎざ状および/またはジグザグ状の形状または輪郭を有する。のこぎり歯状輪郭を有していることにより、ロック手段が安定良く確実に連結ユニットと連結されている。これにより、鉢に対してフレームが連結および係止される。ここにおける「歯状」は連結ユニットの上面に矩形、正方形、三角形および/または台形状の突起またはくぼみを有していることを指す。
さらに別の好適な実施形態において、フレームの径の可変調節が、
a.各部分を鉢の中心から離れるように外側に移動させてフレームの径を広げる工程、または
b.各部分を鉢の中心に近づくように内側に移動させてフレームの径を狭める工程を含み、
好適には移動が連結ユニットおよび/または部分を直接的または間接的に押す、引くおよび/またはねじ回しすることを含み、さらに好適には移動が直接的または間接的に、(1)各部分を押すまたは引くことと、(2)連結ユニットをねじ回しすることとを含む。
さらに別の好適な実施形態において、フレームの径の可変調節が、
a.ロック手段を持ち上げる工程と、
b.鉢の中心から離れるように各部分を外側に引き、任意的に、鉢の中心から離れるように下側において連結ユニットを外側に同時に引く工程、または
c.鉢の中心に近づくように部分を内側に押し、任意的に、鉢の中心に近づくように下側において連結ユニットを内側に同時に押す工程を含む。
さらに別の好適な実施形態において、ロック手段の連結ユニットと接触している部位は1条のねじ山として構成されており、連結ユニットのロック手段と接触している部位はねじ山の各部分として構成されている。
さらに別の好適な実施形態において、ロック手段の上端部が周方向に延びるハンドルを有し、ハンドルが、ロック手段の連結ユニットを係止する部位に対して直角をなす。ハンドルは人または装置がロック手段を回転させるための手段を提供し、この手段が、好適にはロック手段の把持および各方向への回転を容易にするのこぎり歯状輪郭である。のこぎり歯状輪郭は好適には歯状、ぎざぎざ状および/またはジグザグ状の輪郭を含む。
さらに別の好適な実施形態において、ロック手段が、内側に鉢が置かれる円筒状スリーブと、円筒状スリーブと一体をなすとともに連結ユニットと接触するように構成された円筒状リングとを有する。
さらに別の好適な実施形態において、上記2つの実施形態におけるフレームの径の可変調節は、鉢の周囲にてロック手段が回転され、これにより連結ユニットが可変的に鉢の溝部から外側または内側にねじ回しされ、その結果、各部分が外側または内側にそれぞれ移動されることによって達成される。
さらに別の好適な実施形態において、ロック手段の回転は、鉢装置に設けられた電磁装置または電気装置により行われる。このため、可変調節は人または外部装置を用いることなく達成される。
さらに別の好適な実施形態において、スリーブの外面にリブが形成されている。リブにより、ロック手段の支持、把持および回転が容易になる。
さらに別の好適な実施形態において、鉢装置がさらに鉢を備える。これにより鉢装置が栽培植物を維持することができる。
さらに別の好適な実施形態において、鉢の縁部の把持を容易にするために、鉢の縁部がハンドルを有している。
さらに別の好適な実施形態において、ハンドルの把持をさらに容易にするために、ハンドルがリブを有している。
さらに別の好適な実施形態において、鉢装置は、収容する鉢の大きさが調節可能であることを特徴とする。これにより植物を別の鉢に植え替える必要がない。
好適な実施形態は従属請求項に規定される。
本発明のさらなる目的は、(1)栽培スペースを最大限に活用して間隔を最適化し、(2)様々な大きさの植物を安定させて鉢植え植物の転倒を抑制し、(3)搬送中またはコンベア移動中の鉢が衝突したときに植物の損傷を抑制し、(4)鉢装置が大きな荷重に耐えること、つまり、鉢装置に加わる力、変形または加速力を鉢装置が耐えることができる、鉢装置の径を可変調節する方法を提供することである。
好適な実施形態において、そのような方法は、
a.鉢の中心から離れるように各部分を外側に移動させることによりフレームの径を広げる工程、または
b.鉢の中心に近づくように各部分を内側に移動させることによりフレームの径を狭める工程を含み、
移動が、好適には連結ユニットおよび/または部分を直接的または間接的に押す、引くおよび/またはねじ回しすることを含む。
さらに別の好適な実施形態において、上記の方法は、
a.ロック手段を持ち上げる工程と、
b.鉢の中心から離れるように各部分を外側に引き、任意的に、下側において連結ユニットを鉢の中心から外側に同時に引く工程と、
c.鉢の中心に近づくように各部分を内側に押し、任意的に、鉢の中心に近づくように下側において連結ユニットを内側に同時に押す工程と、を含む。
さらに別の好適な実施形態において、上記の方法は、鉢の周囲にてロック手段を回転させ、これにより連結ユニットが可変的に鉢の溝部から外側または内側にねじ回しされ、これにより各部分が外側または内側にそれぞれ移動される工程を含む。
好適な実施形態は従属請求項に規定される。
本発明のさらなる目的は、各鉢が少なくとも1つの植物を収容しているコンベアシステムにて複数の鉢を搬送する方法において、上記の実施形態による鉢装置を使用することである。
本発明のさらなる目的は、各鉢が少なくとも1つの植物を収容しているコンベアシステムにて上記の実施形態による複数の鉢装置を搬送する方法を提供することである。
実施例1の側面図。 図1の器具の上面図。 図1の器具の斜視図。 実施例2の斜視図。 実施例2の上面図。 実施例3の斜視図。 実施例3の上面図。 実施例4の斜視図。 実施例4を下から見た斜視図。 実施例4の上面図。 鉢およびロック手段からフレームの部分が離れた状態を示す実施例4の斜視図。 実施例5の斜視図。 実施例5を下から見た斜視図。 実施例5の上面図。 鉢およびロック手段からフレームの各部分が離れた状態を示す実施例5の斜視図。 複数の鉢がトレイに載置されている従来の搬送方法を示す上面図。 本発明による鉢装置がコンベアシステムに置かれた状態を示す上面図。 a〜cは荷重試験を示す図。
(第1の実施例)
図1〜3に鉢装置の特定の例を示す。この鉢装置は、内側に鉢1を保持する外側フレーム2を有する。図に示すように、フレームは円形の閉ループ状に形成されている。閉ループ状であるため鉢装置が互いに引っ掛かり合うことがなく、フレームが円形であるため全方向において安定している。フレームの下端部は支持基部を構成し、地面と接触して鉢装置を支持している。
図2に示すように、フレームは互いに連結された2つの部分2a,2bからなる。これらの部分によりフレームの水平面における調節が容易となっている。さらに、各部分は周方向において伸縮可能の入れ子式に互いに連結されており、フレームの径を調節するために各部分を互いに向かう方向または互いから離れる方向に動かすことが容易である。したがって、植物から突出している植物の部位の幅に応じてフレームの径を増減できる。フレームの径の可変調節は、部分の間に配置された巻回、摺動、ねじ留め、接着、ボルト、糸、ワイヤ、ベルトおよび/またはクランプ構造により達成し得る。
鉢装置は4つの連結ユニット3を備え、各ユニットは、鉢にフレームを安定良く確実に連結するロック手段4を有する。また、鉢装置が、(1)異なる大きさの鉢または(2)径が調節可能である鉢を保持できるようにするために、連結ユニットの長さは調節可能であってもよい。長さが調節可能である連結ユニットは、当業者に周知の種々の方法により製造し得る。
図1〜3に示すように、鉢の縁部1aの径は鉢の基部1bの径よりも大きい。さらに、鉢は、鉢の基部に少なくとも1つの開口5を含む排水孔を有している。このため、使用者が鉢の植物に水または栄養剤をやり過ぎた場合や、雨により鉢の水が溢れそうになった場合に、排水孔を介して鉢から余分な水が排出される。その結果、鉢内の水分および栄養分が適度に保たれ、植物の成長が促進される。余分な水は鉢1の下に置かれた容器6に回収される。
(第2の実施例)
第2の実施例による実施形態は以下を備える(図4および5を参照のこと)。
・下端部に4つの溝部7を有する鉢1。各溝部は連結ユニット3の全長を受容可能である。
・4つの部分2a,2b,2c,2dからなるフレーム2。各部分は、好適にはフレームの水平方向において中央に位置する直角連結ユニット3をさらに有する。
・円筒状リングとして形成されたロック手段4。鉢はリングに囲まれて、すなわちリングの内側に配置されているが、必ずしもリングに接触しているとは限らない。
鉢は、鉢の中心から外側に延びる4つの溝部7を有する基部を備える。各溝部は最も近い2つの溝部に対して90度の角度(直角)をなして互いに異なる方向に延びる。つまり、これらの溝部は直角連結ユニットと嵌合するように設計されている。さらに、溝部の長さおよび幅は、各部分の連結ユニットを安定良く受容するように設定されている。つまり、溝部および対応する連結ユニットは、互いに嵌合して安定した支持をもたらすようにその寸法が設定されている。さらに、鉢の基部には1つまたは複数の排水孔5が形成されている。好適には、排水孔は溝部の間の中間点に配置されている。
フレーム2は、伸縮可能の入れ子式に互いに連結された4つの部分2a〜2dを有する。各部分は一端にクランプ部8を有し、他端にフラップ部9を有する。各部分は隣接する部分のフラップ部を留めるように構成されている。図4および5に示すように、フレーム2は、クランプ部8およびフラップ部9において伸縮可能に互いに連結された4つの部分2a〜2dを備える。
鉢装置は、円筒状リングとして形成されたロック手段4をさらに備える。円筒状リングの径は、鉢の径よりも大きいがフレームの最小径よりも小さい。ロック手段と連結ユニットとにより連結手段が構成されている。好適には、連結ユニット3の上端部10はのこぎり歯状に形成されており、つまり、上端部は、歯状、ぎざぎざ状および/またはジグザグ状の形状または輪郭を有している。のこぎり歯状に形成することにより、ロック手段4が連結ユニット3と安定良く確実に連結されることとなり、フレーム2が鉢1に対して連結および係止される。ここにおける「歯状」とは、連結ユニットの上面に矩形、正方形、三角形および/または台形の突起またはくぼみが形成されていることを意味する。
ロック手段の下端部は、連結ユニットののこぎり歯状輪郭(または他の輪郭)と嵌合するよう設計されている。好適には、ロック手段の上端部は周方向に延びるハンドル11を有する。ハンドルは、ロック手段の連結ユニットと嵌合する部位に対して直角に延びる。ハンドルは、人または装置がロック手段を持ち上げるおよび/または押し下げるための手段として機能する。
フレーム径の可変調節は、ロック手段4を持ち上げ、次に各部分が鉢から全方向に離れるように外側に引くことにより達成される。このとき、任意的に、下側において連結ユニット3が鉢の中心から外側に同時に押される。しかし、のこぎり歯状輪郭が図4に示すようにジグザグ状または三角形である場合は、外部手段(人または装置)によりリングを持ち上げるのはフレームの径を狭めるときだけでよい。つまり、フレームの径を広げるときにはリングを持ち上げる必要はない。ジグザグ状ののこぎり歯状輪郭の上端によりリングが持ち上げられ、次いでジグザグ状ののこぎり歯状輪郭の上端がリングを通過するとリングが正しい位置に降りる。ここにおける「ジグザグ状」とは、片側への鋭い屈曲の後に他側への鋭い屈曲が続く線、経路または推移を意味する。
好適には、鉢1の縁部は一体に形成されたハンドル14を有する。ハンドルは、鉢の縦壁に直角をなす部位と、鉢の縦壁と平行(またはフレームの壁と平行)な部位とを有する。
フレームの径は5〜100cm、好適には10〜50cm、さらに好適には13.5〜20.5cmの範囲に調節可能である。鉢装置の径は鉢の大きさによって決まるが、これは、各部分の可動範囲を決定する連結ユニットの最大長さが鉢の大きさにより決まるからである。
フレームの外側部位におけるクランプ部8の角部8aは、実施例2による実施形態では図5に示すように鋭くされている。しかし、図7(8b)に示す実施例3による実施形態のように角部を丸くしてもよい。角部を丸くすることにより、コンベアシステムまたは他の搬送手段による搬送時に鉢装置が他の鉢と引っ掛かり合うことが抑制される。
(第3の実施例)
第3の実施例による実施形態は以下を備える(図6および7を参照のこと)。
・下端部に4つの溝部7を有する鉢1。各溝部は連結ユニット3の全長を受容可能である。
・4つの部分2a〜2dからなるフレーム2。各部分は、好適にはフレームの水平方向において中央に位置する直角連結ユニット3をさらに有する。
・円筒状リングとして形成されたロック手段4。鉢はリングに囲まれて(すなわちリングの内側に配置されて)いるが、必ずしもリングに接触しているとは限らない。
鉢は、鉢の中心から外側に延びる4つの溝部7を有する基部を備える。各溝部は最も近い2つの溝部に対して90度の角度をなして互いに異なる方向に延びる。つまり、これらの溝部は直角連結ユニットと嵌合するように設計されている。さらに、溝部の長さおよび幅は、各部分の連結ユニットを安定良く受容するように設定されている。つまり、溝部および対応する連結ユニットは、互いに嵌合して安定した支持をもたらすようにその寸法が設定されている。さらに、鉢の基部には1つまたは複数の排水孔5が形成されている。好適には、排水孔は溝部の間の中間点に配置されている。
フレーム2は、伸縮可能の入れ子式に互いに連結された4つの部分2a〜2dを有する。各部分は一端にクランプ部8を有し、他端にフラップ部9を有する。各部分は隣接する部分のフラップ部を留めるように構成されている。図6および7に示すように、フレームは、クランプ部8およびフラップ部9において伸縮可能に互いに連結された4つの部分2a〜2dを備える。
鉢装置は、円筒状リングとして形成されたロック手段4をさらに備える。円筒状リングの径は、鉢の径よりも大きいが、フレームの最小径よりも小さい。ロック手段4と連結ユニット3とにより連結手段が構成されている。好適には、連結ユニットの上端部10はのこぎり歯状に形成されており、つまり、上端部は、歯状、ぎざぎざ状、三角形状および/またはジグザグ状の形状または輪郭を有している。のこぎり歯状に形成することにより、ロック手段4が連結ユニット3と安定良く確実に連結されることとなり、フレーム2が鉢1に対して連結および係止される。
さらに、ロック手段4は1条のねじ山として構成されており、連結ユニットはねじ山の各部分として構成されている。したがって、フレーム径の可変調節は、鉢の周囲にてロック手段を回転させることにより連結ユニットが鉢の溝部から外側または内側に可変的に押される(ねじ回しされる)ことにより達成される。ねじ山の間隔が狭い場合は数回にわたって回す必要があるが、一方、ロック手段と連結ユニットとの間の連結力はより安定し、連結手段が緩みにくくなる。
フレームの径は5〜100cm、好適には10〜50cm、さらに好適には13.5〜20.5cmの範囲に調節可能である。鉢装置の径は鉢の大きさによって決まるが、これは、各部分の可動範囲を決定する連結ユニットの最大長さは鉢の大きさにより決まるためである。
ロック手段の上端部は周方向に延びるハンドル11を有する。ハンドル11はロック手段4の連結ユニット3を係止する部位に対して直角をなし、人または装置がロック手段4を回転させる手段を提供している。好適には、ロック手段を把持して各方向に回転させることを容易にするためにハンドルはのこぎり歯状である。
好適には、鉢1の縁部は一体に形成されたハンドル14を有する。ハンドルは、鉢の縦壁に直角をなす部位と、鉢の縦壁と平行(またはフレームの壁と平行)な部位とを有する。
(第4の実施例)
第4の実施例による好適な実施形態は以下を備える(図8〜11を参照のこと)。
・4つの溝部7を有する鉢1。各溝部は連結ユニット3の全長を受容可能である。
・4つの部分2a〜2dからなるフレーム2。各部分は、好適にはフレームの水平方向において中央に位置する直角連結ユニット3を有する。
・内側に鉢が置かれる円筒状スリーブ12と、円筒状スリーブ12と一体に形成された円筒状リング13とを有するロック手段4。
鉢は、鉢の中心から外側に延びる4つの溝部7を有する基部を備える。各溝部は最も近い2つの溝部に対して90度の角度をなして互いに異なる方向に延びる。つまり、これらの溝部は直角連結ユニット3と嵌合するように設計されている。さらに、溝部の長さおよび幅は、各部分の連結ユニットを安定良く受容するように設定されている。つまり、溝部および対応する連結ユニットは、互いに嵌合して安定した支持をもたらすようにその寸法が設定されている。さらに、鉢の基部には1つまたは複数の排水孔5が形成されている。好適には、排水孔は溝部の間の中間点に配置されている。
フレーム2は、伸縮可能の入れ子式に互いに連結された4つの部分2a〜2dを有する。各部分は一端にクランプ部8を有し、他端にフラップ部9を有する。各部分は隣接する部分のフラップ部を留めるように構成されている。図8〜11に示すように、フレームは、クランプ部8およびフラップ部9において伸縮可能に互いに連結された4つの部分2a〜2dを備える。
鉢1は円筒状スリーブ12に嵌入される。円筒状スリーブは一体状の円筒状リング13を有する。好適には、円筒状リングはスリーブの下端部に位置している。円筒状スリーブ12および一体状リング13はロック手段4を形成している。一体状リング13は連結ユニット3と接触するようにスリーブ上に配置されている。鉢と円筒状スリーブとは互いに嵌合するような寸法を有しているが、円筒状スリーブは鉢の周囲にて回転することもできる。本発明におけるスリーブとは、物体または装置が嵌入されるケースを指す。
好適には、鉢1の縁部は一体に形成されたハンドル14を有する。ハンドルは、鉢の縦壁に直角をなす部位と、鉢の縦壁と平行(またはフレームの壁と平行)な部位とを有する。ハンドル14の縦方向の好適な長さは0.3〜5cmである。ハンドルは以下の目的のために使用される。
・円筒状スリーブ内に鉢を押し入れる。
・スリーブが垂直方向上側に鉢から滑り出てしまうことを防止する。
・鉢の周囲でスリーブを回すときに鉢を保持する。
ロック手段4のリング13の径は、鉢の径よりも大きいが、フレームの最小径よりも小さい。ロック手段4と連結ユニット3とにより連結手段が構成されている。好適には、連結ユニットの上端部はのこぎり歯状に形成されており、つまり、上端部は、歯状、ぎざぎざ状、三角形状および/またはジグザグ状の形状または輪郭を有している。のこぎり歯状に形成することにより、ロック手段4が連結ユニットと安定良く確実に連結されることとなり、フレーム2が鉢1に対して連結および係止される。このため、ロック手段4の下端部は連結ユニットののこぎり歯状輪郭と嵌合するように設計されている。
さらに、ロック手段4の一体状リング13は1条のねじ山として構成されており、連結ユニット3はねじ山の各部分として構成されている。したがって、フレーム径の可変調節は、鉢の周囲にてロック手段を回転させることにより連結ユニットが鉢の溝部から外側または内側に可変的に押される(ねじ回しされる)ことにより達成される。ねじ山の間隔が狭い場合は数回にわたって回す必要があるが、一方、ロック手段と連結ユニットとの間の連結力はより安定し、連結手段が緩みにくくなる。
好適には、ロック手段の円筒状スリーブ12の外面には複数のリブ15が形成されている。これらのリブによりロック手段の支持、把持および回転が容易となっている。ここにおける「リブ」は、ある構造の表面上を延びる長い突出部分であり、概して構造の支持および/または補強をする部分を指す。リブの材料はロック手段の他の部分の材料と同じであってもよいし、より強いもしくは厚い材料を用いてロック手段を補強してもよい。
実施例4の実施形態は、鉢の底部が好適には取り外し可能であり、連結ユニットへの鉢の載置が容易となっている点において実施例1〜3の実施形態と異なっている。円筒状リング13は円筒状スリーブと一体であるため、円筒状リングを持ち上げることはできない。したがって、連結ユニットを鉢の溝部に挿入するためには、鉢の底部を取り外すことが最も効率的である。このため、鉢の底部はネジまたは他の手段により取り外し可能に鉢に締結されている。また、鉢の底部は好適には両側にリブ18を有する。リブは、(1)ある面の上に鉢装置が置かれときに鉢の底部を支持し、(2)連結ユニットを支持する。リブは溝部7と平行である。
フレームの径は5〜100cm、好適には10〜50cm、さらに好適には13.5〜20.5cmの範囲に調節可能である。鉢装置の径は鉢の大きさによって決まるが、これは、部分の可動範囲を決定する連結ユニットの最大長さは鉢の大きさにより決まるためである。
(第5の実施例)
実施例5による好適な実施形態と実施例4による好適な実施形態との主な相違点は、ハンドル14が、ハンドルを把持するためのさらに効果的な手段として機能するリブ15を有していることである(図12〜15参照)。このため、ロック手段を回す際には、フレームの径を広げるためにハンドルを保持してハンドルとロック手段とを反対方向に回すことがさらに容易になっている。好適には、鉢装置は鉢の底部の外周と平行な複数のリブ17を有する。複数のリブ17の数は好適には4であり、リブ17はリブ18の間に配置される。
図16に、コンベアシステム11に鉢10が配置された従来形態を示す。鉢はトレイ12に載せられているため、特にカーブしている部分においてトレイ同士の間に不使用スペース13が形成されている。光量を最適にするためには、植物の成長に応じてトレイ間の距離を大きくする必要がある。しかし、トレイ内における植物間の距離を植物の大きさに合わせて調節することはスペース不足により不可能であり、植物に最適な量の光を与えるためには鉢をトレイから出して空のトレイに移動させる必要がある。
本発明による配置例を図17に示す。この配置においては、本発明による複数の鉢装置がコンベアシステム上に隣接して配置されている。したがって、鉢装置間の間隙は特にカーブしている部分において最低限に抑えられている。また、鉢1に連結されたフレーム2の径を広げることができるため、(1)栽培スペースを最大限に活用して、植物に最適量の光を当て得る間隔が確保され、(2)安定性が向上し、(3)植物の突出している部位が互いに衝突することが抑制されている。
図17に示すコンベアシステムは、コンベアベルトや運搬装置等、鉢装置をある地点から別の地点に移動させるあらゆるシステムであってよい。より好適には、コンベアシステムは、本発明による鉢装置が動かない面の上に載置され、この面上にて機械的装置により集合的に押されることにより鉢装置自体が移動するシステムである。したがって、各鉢装置に加わる荷重は非常に大きい。しかし、鉢装置はこの荷重に対する耐性を有しており、これは主に鉢装置のロック手段が円筒状リングを備えているためである。前述したように、ロック手段は連結ユニットを正しい位置に係止させる手段として機能するだけでなく、応力、荷重および力の吸収手段としても機能する。
図17はコンベアシステムに載置された鉢装置を示しているが、これは例示のみを意図するものであり、鉢装置は、テーブル、デッキ、ラック、台、床、地面、車両および/または鉢にて植物を栽培するために用いられ以下を必要とする他の構造に載置してもよい。(1)栽培スペースを最大限に活用し、植物間の間隔を最適化する。(2)安定性を向上させる。(3)植物の突出している部分が互いに衝突することを抑制する。(4)鉢装置が大きな荷重に耐えることができる。
本発明による鉢装置は、農業、園芸、農場および温室において使用することができる。好適には、鉢装置は、大規模な商業的農業、園芸、農場および温室にて使用される。
本発明による鉢装置は、様々な材料から作ることができ、プラスチック、粘土または他の好適な材料から製造可能である。当業者には、本鉢装置は他の様々な材料により形成し得ることが理解される。重量、環境および美的観点等の条件に合わせて様々な材料が使用可能であり、装置の材料成分を変更しても鉢装置の有用性または使用には影響はしない。
本発明による鉢装置は様々な大きさに形成可能である。鉢装置の有用性を損なうことなく様々な大きさに形成し得ることは当業者に理解される。
本発明による鉢装置は、植物栽培用の鉢が一般的に置かれるあらゆる地形において使用可能であり、例えば、歩道、土、砂、バルコニー、ウッドデッキ、コンベアベルト等において使用できる。
本発明による鉢装置は、屋内、屋外および屋内と屋外の「中間」にある構造(あずまや、部分的に囲まれた構造、バルコニー、庇のあるデッキ等)において使用できる。本発明による鉢装置は、様々な場所で使用可能であることは当業者に理解される。
本発明による鉢装置について図1〜15に示す特定の実施例を参照して記載したが、これらの例は例示のみを目的とするものであり、開示を限定するものではない。本開示の趣旨および範囲を逸脱することなく、開示された実施例に対して変更、追加および/または削除を行うことができる。本開示の範囲は、特定の実施例ではなく特許請求の範囲により定められる。
(荷重試験)
本発明による鉢装置は、鉢装置に加わる荷重が大きい環境(コンベアシステム等)における使用に適しているため、鉢装置が許容し得る荷重を特定することが重要である。
図17に示すようなコンベアシステムにて鉢装置が使用される際に加わると予想される荷重と同様の荷重を鉢装置に加えるために、図18aに示す試験装置を作成した。
本発明において「荷重」とは、構造またはその部品に加わる力、変形、加速力である。荷重により、構造の応力、変形、変位が発生する。これらの影響は荷重試験等の方法により評価される。過荷重や過負荷により構造破損が発生する可能性あるため、このような可能性について設計時に考慮するか、厳密に規制する必要がある。
前述の試験装置は、ある面上に載置された第1の木製板と、第1の木製板の端部に直角に取り付けられた第2および第3の木製板とを有する。すべての木製板は鉢装置のフレームに接触するように配置されている。第4の木製板が上側からフレーム上に置かれ、第4の木製板は第1の木製板と平行である。第4の木製板は、(1)第4の木製板の端部に直角に取り付けられた第5および第6の木製板と、(2)第5および第6の木製板に取り付けられた第7の木製板とにより支持されている。
荷重試験は、鉢装置の径を最も大きくした状態で行った。第7の木製板に重りを置くことにより鉢装置のフレームに荷重を加えた。最初の荷重は3kgであり、徐々に4.8kg、6.6kg、7.7kg、10.6kgへと増加させた。
荷重試験は、(1)図18bに示すように各部分の連結ユニットが板とフレームとの接触点において板に対して直角をなす状態と、(2)図18cに示すように各部分のクランプ部が板とフレームとの接触点において板に対して直角をなす状態にて行われた。
最終試験として、10.6kgの重りを用いて3日間にわたり荷重試験を行った。
荷重試験により、鉢装置は加えられた荷重に耐え得ることがわかった。荷重10.6kgにて3日間にわたって行われた試験において若干の変形が発生したが、その変形も短時間で消えた。さらに重要なことに、各部分の伸縮機能およびフレーム径の可変調節性のいずれもが荷重試験の影響を受けなかった。

Claims (30)

  1. 内側に鉢(1)を保持する外側フレーム(2)を備える鉢装置であって、前記フレームは支持基部を構成する下端部を有しており、前記鉢装置は前記鉢に前記フレーム(2)を連結するよう構成された連結手段(3,4)を有しており、前記フレーム(2)の径は可変調節可能であり、前記フレーム(2)は周方向に配置された複数の部分を有しており、前記部分は周方向において伸縮可能に互いに連結されており、前記連結手段がロック手段(4)および複数の連結ユニット(3)を有しており、各連結ユニット(3)は各部分に対して直角に取り付けられており、前記ロック手段(4)が好適には円筒状リングを含んでいることを特徴とする、鉢装置。
  2. 前記フレームが水平面において閉ループを形成していることを特徴とする、請求項1に記載の鉢装置。
  3. 前記閉ループが略円形である、請求項1または2に記載の鉢装置。
  4. 前記鉢装置が少なくとも2つの部分(2a,2b)を備えており、好適には3つの部分(2a〜2c)または4つの部分(2a〜2d)を備えていることを特徴とする、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の鉢装置。
  5. 前記鉢装置が4つの部分(2a〜2d)を備えていることを特徴とする、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の鉢装置。
  6. 前記連結手段が4つの連結ユニット(3)を有しており、各連結ユニット(3)は各部分に対して直角に取り付けられていることを特徴とする、請求項1乃至5のいずれか一項に記載の鉢装置。
  7. 前記鉢が、該鉢の下端部に複数の溝部(7)を有しており、該溝部が前記部分の連結ユニット(3)を受容する長さおよび幅を有していることを特徴とする、請求項1乃至6のいずれか一項に記載の鉢装置。
  8. 前記鉢が、該鉢の下端部に4つの溝部(7)を有しており、該溝部は互いに対して直角をなすとともに前記部分(2a〜2d)の連結ユニット(3)を受容する長さおよび幅を有していることを特徴とする、請求項1乃至7のいずれか一項に記載の鉢装置。
  9. 各部分が一端にクランプ部(8)を有するとともに他端にフラップ部(9)を有しており、各部分は隣接する部分のフラップ部を留めるように構成されていることを特徴とする、請求項1乃至8のいずれか一項に記載の鉢装置。
  10. 前記ロック手段(4)が、(i)前記鉢(1)とフレーム(2)との間に位置するとともに、(ii)前記連結ユニット(3)と接触するように構成された円筒状リングを有していることを特徴とする、請求項1乃至9のいずれか一項に記載の鉢装置。
  11. 前記ロック手段の上端部が周方向に延びるハンドル(11)を有しており、該ハンドルが、前記ロック手段の前記連結ユニットと嵌合する部位に対して直角をなすことを特徴とする、請求項1乃至10のいずれか一項に記載の鉢装置。
  12. 前記連結ユニットの上端部(10)がのこぎり歯状輪郭を有しており、該のこぎり歯状輪郭により前記ロック手段(4)が連結ユニットと連結されることを特徴とする、請求項1乃至11のいずれか一項に記載の鉢装置。
  13. 前記連結ユニット(3)の上端部(10)におけるのこぎり歯状輪郭が、歯状、ぎざぎざ状およびジグザグ状の少なくともいずれか1つの形状の輪郭を含んでおり、歯状輪郭が、前記連結ユニットの上端部における矩形、正方形、三角形および台形状の少なくともいずれか1つの形状の突起またはくぼみであることを特徴とする、請求項1乃至12のいずれか一項に記載の鉢装置。
  14. 前記フレーム(2)の径の可変調節が、
    a.前記部分を前記鉢の中心から離れるように外側に移動させて前記フレームの径を広げること、または
    b.前記部分を前記鉢の中心に近づくように内側に移動させて前記フレームの径を狭めることにより達成され、
    前記移動が好適には前記連結ユニットおよび部分の少なくともいずれか一方を直接的または間接的に押す、または引く、またはねじ回しする、あるいはその組み合わせを含んでいることを特徴とする、請求項1乃至13のいずれか一項に記載の鉢装置。
  15. 前記ロック手段(4)の前記連結ユニット(3)と接触している部位は1条のねじ山として構成されており、前記連結ユニットの前記ロック手段と接触している部位はねじ山の各部分として構成されていることを特徴とする、請求項1乃至14のいずれか一項に記載の鉢装置。
  16. 前記ロック手段(4)が
    a.内側に前記鉢が置かれる円筒状スリーブ(12)と、
    b.前記円筒状スリーブと一体をなすとともに、前記連結ユニット(3)と接触するように前記スリーブに配置された円筒状リング(13)とを有することを特徴とする、請求項1乃至15のいずれか一項に記載の鉢装置。
  17. 前記スリーブの外面にリブ(15)が形成されていることを特徴とする、請求項16に記載の鉢装置。
  18. 前記ロック手段の上端部が周方向に延びるハンドル(11)を有しており、該ハンドルが、ロック手段(4)の連結ユニット(3)を係止する部位に対して直角をなし、前記ハンドル(11)が人または装置が前記ロック手段(4)を回転させるための手段を提供し、該手段が、好適には前記ロック手段(4)の把持および各方向への回転を容易にするのこぎり歯状輪郭であり、該のこぎり歯状輪郭が好適には歯状、ぎざぎざ状およびジグザグ状の少なくともいずれか1つの形状の輪郭を含んでいることを特徴とする、請求項1〜15のいずれか一項に記載の鉢装置。
  19. 前記フレーム(2)の径の可変調節が、前記鉢の周囲にて前記ロック手段(4)が回転され、これにより前記連結ユニット(3)が可変的に前記鉢の溝部(7)から外側または内側にねじ回しされ、その結果、前記部分が外側または内側にそれぞれ移動されることによって達成されることを特徴とする、請求項1乃至18のいずれか一項に記載の鉢装置。
  20. 前記ロック手段の回転と、該回転による前記連結ユニットの外側または内側へのねじ回しとが、前記鉢装置に設けられた電磁装置または電気装置により行われることを特徴とする、請求項19に記載の鉢装置。
  21. 前記フレーム(2)の径の可変調節が、
    a.前記ロック手段(4)を持ち上げることと、
    b.前記鉢の中心から離れるように前記部分を外側に引き、任意的に、下側において前記連結ユニットを前記鉢の中心から外側に同時に引くこと、または
    c.前記鉢の中心に近づくように前記部分を内側に押し、任意的に、前記鉢の中心に近づくように下側において前記連結ユニットを内側に同時に押すことにより達成されることを特徴とする、請求項1乃至14のいずれか一項に記載の鉢装置。
  22. 前記鉢装置がさらに鉢(1)を備えていることを特徴とする、請求項1乃至21のいずれか一項に記載の鉢装置。
  23. 前記鉢の縁部がハンドル(14)を有していることを特徴とする、請求項22に記載の鉢装置。
  24. 前記ハンドルがリブ(16)を有していることを特徴とする、請求項23に記載の鉢装置。
  25. 請求項1乃至24のいずれか一項に記載の鉢装置の径を可変調節する方法であって、
    a.前記鉢の中心から離れるように前記部分を外側に移動させることにより前記フレームの径を広げる工程、または
    b.前記鉢の中心に近づくように前記部分を内側に移動させることにより前記フレームの径を広げる工程を含み、
    前記移動が、好適には前記連結ユニットおよび部分の少なくともいずれか一方を直接的または間接的に押す、または引く、またはねじ回しする、あるいはその組み合わせを含むことを特徴とする方法。
  26. 請求項1乃至20および22乃至25のいずれか一項に記載の鉢装置の径を可変調節する方法であって、前記鉢(1)の周囲にて前記ロック手段(4)を回転させ、これにより前記連結ユニット(3)が可変的に前記鉢の溝部(7)から外側または内側にねじ回しされ、その結果、前記部分が外側または内側にそれぞれ移動される工程を含むことを特徴とする、方法。
  27. 前記ロック手段の回転が、前記鉢装置に設けられた電磁装置または電気装置により行われることを特徴とする、請求項26に記載の鉢装置の径を可変調節する方法。
  28. 請求項1乃至14および21乃至24のいずれか一項に記載の鉢装置の径を可変調節する方法であって、
    a.前記ロック手段を持ち上げる工程と、
    b.前記鉢の中心から離れるように前記部分を外側に引き、任意的に、下側において前記連結ユニットを前記鉢の中心から外側に同時に引く工程と、
    c.前記鉢の中心に近づくように前記部分を内側に押し、任意的に、前記鉢の中心に近づくように下側において前記連結ユニットを内側に同時に押す工程と、を含む、方法。
  29. 各鉢装置が少なくとも1つの植物を収容しているコンベアシステムにて複数の鉢装置を搬送する方法において、請求項1乃至28のいずれか一項に記載の鉢装置を使用すること。
  30. 各鉢装置が少なくとも1つの植物を収容しているコンベアシステムにて請求項1乃至29のいずれか一項に記載の複数の鉢装置を搬送する方法。
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