JP2016522187A - 水素化糖の内部脱水の少なくとも1つの生成物を含有する組成物の安定化方法、結果として生じる組成物およびその使用 - Google Patents

水素化糖の内部脱水の少なくとも1つの生成物を含有する組成物の安定化方法、結果として生じる組成物およびその使用 Download PDF

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Abstract

本発明は、水素化糖の内部脱水生成物用の組成物、特にイソソルビド組成物の安定性の改善方法であって、前記方法が、安定剤としてのモノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミンおよびそれらの混合物の使用を含む方法に関する。本発明はまた、結果として生じる組成物およびそれらの様々な使用に関する。【選択図】なし

Description

本発明は、水素化糖の内部脱水生成物の組成物、特にイソソルビド組成物の貯蔵安定性を改善することを可能にする方法であって、前記方法が、安定剤としてのモノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミンおよびそれらの混合物の使用に基づく方法に関する。また、結果として生じる組成物およびそれらの様々な使用に関する。
我々の再生可能な生物資源の利用は、油などの化石原料の枯渇および価格上昇に直面して主要な環境上および経済的急務になっている。1,4:3,6−ジアンヒドロヘキシトールの開発は、この状況に陥っている。
イソヘキシドとも呼ばれる、これらの生成物は、ソルビトール、マンニトールおよびイジトールなどのC水素化糖類(ヘキシトール)の内部脱水によって得られる。本出願では、「ジアンヒドロヘキシトール」との用語は、次式:
Figure 2016522187
を有するイソソルビド(1,4−3,6−ジアンヒドロソルビトール)、イソマンニド(1,4−3,6−ジアンヒドロマンニトール)およびイソイジド(1,4−3,6−ジアンヒドロイジトール)ならびにまたこれらの生成物の混合物を包含する。
強い工業開発可能性が現在、イソヘキシド、特にイソソルビドについて存在し、その使用は、
−疾患、特に心疾患および/または血管疾患の治療処置での使用の、イソソルビド 2−硝酸エステル、5−硝酸エステルまたは2,5−ジ硝酸エステルの;
−医薬品組成物または化粧品組成物の製造との関連で特に溶媒としての使用の、イソソルビドのアルキル化、特にジメチル化誘導体の;
−燃料用の洗浄剤組成物向けを意図されるイソソルビド誘導体の;
−ポリマー用、接着剤用またはインク用の可塑剤として使用することができるアルキル化またはアルケニル化誘導体の;
−ポリマーまたは潤滑油用の安定剤として使用することができる特定のビホスファイトの;
−ポリビニルアルコール、ポリウレタン、またはポリエステルおよびポリカーボネートなどのポリマーおよびコポリマーをベースとする物品の;
−生分解性重縮合物の;
−水性ラッカー、または、表面被覆作用および/または表面着色作用を有する組成物の;
製造向けが想定されている。
イソソルビドおよび水素化糖類の他の内部脱水生成物、特に他のイソヘキシドの、上述の用途の大部分においては、実際の脱水工程から直接生じる組成物に精製処理を適用する
ことが一般に必要とされる。これは、特に、そのような工程にかけられる任意の水素化糖(例えばソルビトール)が、前記工程中に、所望の脱水生成物(例えばイソソルビド)へと同様に、
−前記所望の生成物の異性体、例えば、イソマンニドおよびイソイジドなどのイソソルビドの異性体、
−所望の生成物またはその異性体よりも少なく脱水している生成物、例えばソルビタン、マンニタンまたはイジタン、
−上述の生成物の酸化またはより一般的には分解から生じる誘導体であって、これらの誘導体が、例えば所望の生成物がイソソルビドである場合に、デオキシモノアンヒドロヘキシトール、モノアンヒドロペンチトール、モノアンヒドロテトリトール、アンヒドロヘキソース、ヒドロキシメチルフルフラールまたはグリセロール型の副産物を含むことが可能である誘導体、
−上述の生成物、および/または明らかにされていない性質の、強く着色した化学種の重合から生じる誘導体などの様々な副産物へも変換することができるからである。
一般に、これらの様々なカテゴリーの副産物または不純物のすべてまたはいくつかは、水素化糖の脱水の実工程中に多かれ少なかれ生成し、これは前記工程中に実際に実行される条件および予防措置とは無関係であり、例えば、使用される酸性脱水触媒(無機酸、有機酸、カチオン樹脂など)の性質および表示形、または初期反応媒体中の水もしくは有機溶媒の量、または水素化糖、例えばソルビトール、原材料として使用される組成物の純度とは無関係である。
したがって、純度の観点から改善されている(これは、前記工程中の反応条件を調整すること、または前記工程後に1つ以上の精製処理を適用すること、あるいはこれらの様々な手段を組み合わせることによる)、前記脱水工程から生じる組成物を得ることを目的とした技術に専念する大部分の文献が存在する。
第1カテゴリーでは、カナダ国特許第1,178,288号明細書では、比較的高い反応温度および比較的長い反応時間が想定される場合に特に、酸化反応を防ぐために不活性ガス雰囲気下で脱水反応を実施することを推奨している(14ページ、3〜8行)。米国特許第4,861,513号明細書は、またこれらの線に沿っており、低いジアンヒドロソルビトール含有率(10〜26乾燥重量%)を有する、特定のポリオールの混合物を製造するという目的のために不活性ガス(窒素)および還元剤(次亜リン酸ナトリウム)の同時存在下で実施されるソルビトール脱水反応が記載されている。
第2カテゴリーでは、米国特許第4,564,692号明細書は、その詳細を決して提供することなく、イソソルビドまたはイソマンニド組成物の、イオン交換体および/または活性炭上での予備精製、次いで、蒸発による濃縮および所望のイソヘキシドの結晶の接種後に、水からのその結晶化を述べている。国際公開第01/94352号でも、イオン交換手段、次に脱色手段での処理による精製を教示している。
最後に、第3カテゴリーでは、英国特許第613,444号明細書は、その後蒸留、次にアルコール/エーテル混合物からの再結晶の処理にかけられるイソソルビド組成物の、水/キシレン媒体中での脱水による取得を記載している。欧州特許第323,994号明細書に関して、それは、共触媒としてのカルボン酸と有利にも組み合わせられた特定の脱水触媒(それぞれ、ガス状ハロゲン化水素および液体フッ化水素)の使用、次に結果として生じる粗イソソルビドまたはイソマンニド組成物の蒸留を想定している。
この先行技術に対して、本出願人は、イソヘキシド組成物の安定性のレベルがその純度のレベルと相関しないということ、先行技術に記載されているような窒素ガスまたは水素
化ホウ素ナトリウムなどの試剤の使用(いくら遅くとも蒸留工程の時点での)がこの安定性を有意に改善できないこと、の2点を観察した。
カナダ国特許第1,178,288号明細書 米国特許第4,861,513号明細書 米国特許第4,564,692号明細書 国際公開第01/94352号 英国特許第613,444号明細書 欧州特許第323,994号明細書
本出願人がその結果、b)製造プロセスの特定の時に、適切な場合には実際の蒸留工程後に使用される、a)適切な場合には非ガス状形態での、特定の安定剤のみが、少なくとも周囲温度または穏和な温度での、貯蔵に関してのその挙動が改善されたイソヘキシド組成物を製造することを可能にすることを、意外にもそして予想外にも見いだしたのは、その研究をさらに続行しているときである。
本発明は、欧州特許第1,446,373号明細書の主題であり、水素化糖の内部脱水生成物の組成物の製造方法であって、
a)この生成物に富む留出物を得るために、前記内部脱水生成物を含有する媒体を蒸留する工程、
b)任意選択的に、このようにして得られた留出物を精製する少なくとも1つの後続の工程、
c)工程a)中に得られ、次に任意選択的に工程b)にかけられた留出物を、留出物中に主に含有される内部脱水生成物の安定性を改善することができる試剤と接触させる後続の工程であって、前記試剤がガス状形態にない工程、
d)任意選択的に、水素化糖の内部脱水生成物の結果として生じる組成物を造形する後続の工程を含むことを特徴とする方法を保護する。
前記文献は、工程c)中に使用され、そして
−還元剤、特に、水素化ホウ素ナトリウム(NaBH)または水素化リチウムアルミニウム(LiAlH)などのホウ素またはアルミニウムをベースとする化合物;
−ホスフィンまたはホフファイトなどのリンをベースとする化合物;
−酸化防止剤、特に窒素をベースとする化合物、特にヒドロキシルアミンなどの、任意選択的にさらに少なくとも1つのアルコール官能基を含有する、芳香族または非芳香族アミン、モルホリン、およびそれらの誘導体;
−任意選択的に少なくとも1つのアルコール官能基を含有する、窒素または非窒素芳香族化合物、例えばヒドロキノン、フェノール、トコフェロールおよびそれらの誘導体;
−ホスファイト、ホスホナイト、スルファイト、チオジプロピオン酸のエステルの塩およびそれらの混合物などの、リンをまたは硫黄をベースとする酸化防止剤化合物;
−制酸剤;
−天然起源の金属錯化剤または金属キレート剤などの金属不活性化剤;
−アスコルビン酸(ビタミンC)、エリソルビン酸、乳酸、クエン酸、没食子酸、トコフェロール、すべてのこれらの製品の誘導体(特に塩)、BHT、ブチル化ヒドロキシアニソール(BHA)およびこれらの製品の任意の混合物などの、食品添加剤として認定されている製品、特に欧州規制の意義の範囲内の酸化防止剤、酸性度調整剤または金属イオ
ン封鎖剤と称されるものから選択することができる品質改良剤についての一定数の可能性に関する。
本出願人はその結果、そのような方法の実行によって、特に安定した組成物が得られることを実証した。「安定した組成物」との用語は、欧州特許第1,446,373号明細書の意義の範囲内では、少なくとも1ヶ月の期間および40℃の温度で非不活性雰囲気中で貯蔵される場合に、0.0005%未満のギ酸含有率および0.005%未満の全体モノアンヒドロヘキソース含有率(これらの百分率は、前記組成物の乾燥重量に対する乾燥重量で表される)の両方を有する組成物を意味する。
この安定性は、上述の方法によって得られた組成物について、1ヶ月超であり、少なくとも2ヶ月、好ましくは少なくとも6ヶ月、さらに好ましくは少なくとも1年に達することができる。工程c)中に使用される品質改良剤として、欧州特許第1,446,373号明細書は、水素化ホウ素ナトリウム、モルホリン、BHT、ビタミンC、ホウ酸ナトリウム、水酸化ナトリウムおよびリン酸二ナトリウムを例証しており、最良の結果(6ヶ月の安定性)は、水素化ホウ素ナトリウムおよびモルホリンについて得られている。
偶然にも、水素化糖を使った内部脱水生成物の組成物の安定性の持続時間を増やすという観点から特に、発展してきた方法を改善するために研究し、本出願人は、多くの研究調査後に、現時点でそのような結果を達成した。後者は、とりわけ、上述の安定性に重要な役割を有するパラメータの同定に基づいているが、このパラメータの調整にも基づいている。
適切な場合には、本出願は、欧州特許第1,446,373号明細書による方法の工程c)に導入される品質改良剤の種類の影響を例示し、そしてモノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミンまたはそれらの混合物の特別な選択が、想定される組成物の安定性の持続時間の延長の観点から特に有利な結果を生み出したことを例示する。これらの結果は、経時的にそのような組成物のpHを観察することによって支持され、前記パラメータは、上述の特許に示されているように、前記組成物の安定性に直接結び付いていることが知られている。この関連で、pHの著しいシフトまたは変化は、そのような組成物の安定度の喪失を意味する。
したがって、そのような組成物の安定性を評価するための実用的な、かつ、信頼できる手段は、それらを恒温槽に入れた後に、それらのpHの変化を観察することである。本発明の実施例において、本出願人は、欧州特許第1,446,373号明細書でよりもさらにより区別するために温度を50℃とする方法で促進した。こうして、モノエタノールアミン、ジエタノールアミンおよびトリエタノールアミンを本発明による方法の工程c)に使用することによって、特に安定したpH値を得た。
本出願の意義の範囲内で、「安定した組成物」との用語は、そのpHが、1ヶ月、好ましくは3ヶ月、非常に好ましくは6ヶ月に少なくとも等しい、最も好ましくは1年に少なくとも等しい期間、50℃で有意に変化しない組成物を意味する。
したがって、本発明の第1主題は、水素化糖の内部脱水生成物の組成物の製造方法であって、
a)この生成物に富む留出物を得るために、前記内部脱水生成物を含有する媒体を蒸留する工程、
b)任意選択的に、このようにして得られた留出物を精製する少なくとも1つの後続の工程、
c)工程a)中に得られ、次に任意選択的に工程b)にかけられた留出物を、留出物中
に主に含有される内部脱水生成物の安定性を改善することができる試剤と接触させる後続の工程、
d)任意選択的に、水素化糖の内部脱水生成物の結果として生じる組成物を造形する後続の工程を含み、
ならびに、工程c)に使用される試剤が、モノエタノールアミン、ジエタノールアミンおよびトリエタノールアミン、ならびにそれらの混合物から選択されることを特徴とする方法からなる。
好ましくは、工程c)に使用される試剤は、ジエタノールアミンおよびトリエタノールアミン、ならびにそれらの混合物から選択される。
本発明による方法は、工程c)に使用される試剤が、0.0001%〜2%、好ましくは0.001%〜2%、より好ましくは0.002%〜1.5%(これらの百分率は、留出物中にそのとき主に存在する水素化糖の内部脱水生成物、例えばこの媒体中にそのとき存在するイソソルビドの乾燥重量に対する品質改良剤の乾燥重量で表される。)の割合で使用されることを特徴とする。
本発明による方法に関して、蒸留工程a)における媒体は、固形分の、温度および/または所望の脱水生成物の純度の観点から、非常に多様な性質のものであり得ることが明記されるべきである。第1変形によれば、それは、実際の脱水反応から直接生じる、そして所望の生成物、例えばイソソルビド、約50〜80%の純度を有する媒体からなるイソソルビド組成物であってもよい。別の可能性によれば、前記組成物は、特にそれが1つ以上の先行精製操作から、特に、蒸留および/または結晶化によってすでに生じているという事実のために、所望の生成物、例えばイソソルビド、80%超の純度を有し得る。
有利には、蒸留工程a)に、結果として生じる留出物の精製の工程b)が続く。
第1変形によれば、工程b)は精製工程からなり、その工程によれば、一般に溶解した留出物は、脱色手段およびイオン交換手段から選択される少なくとも1つの精製手段で処理される。
「脱色手段」との用語は、特に、粒状または粉末形態の活性炭および吸着樹脂を意味する。例として、製品Ceca DC 50などの粒状活性炭が、製品Norit SX+などの粉末活性炭がおよび/またはDuolite XAD 761、Macronet
MN−600もしくはMacronet MN−400として知られるものなどの樹脂が、単独でまたは組み合わせて、使用されてもよい。
「イオン交換手段」との用語は、特に弱もしくは強アニオン樹脂および弱もしくは強カチオン樹脂を意味する。例として、Amberlite IRA 910樹脂などの強アニオン樹脂またはPurolite C 150 S樹脂などの強カチオン樹脂が、単独でまたは組み合わせて、使用されてもよい。イオン交換手段は有利には、少なくとも1つのアニオン樹脂と少なくとも1つのカチオン樹脂とを含んでもよい。好ましくは、この手段は、アニオン樹脂とカチオン樹脂との混合床、または連続カチオン樹脂その次にアニオン樹脂の混合床、または連続アニオン樹脂その次にカチオン樹脂の混合床からなる。
好ましくは、本発明に従った方法の工程b)中に、工程a)中に得られた留出物が任意の順で少なくとも1つの活性炭および少なくとも1つのイオン樹脂もしくは非イオン樹脂で処理される。非常に有利には、前記留出物は、先ず活性炭で、次に少なくとも1つの樹脂で、次に再び活性炭で処理される。
本発明による方法の別の変形によれば、本出願人は、精製工程b)にかけられる組成物が、特定の不純物、例えばギ酸やモノアンヒドロヘキソース型の化学種の最大含有率の観点から、ある種の特性を既に有することが特に有利であることを見いだした。さらに、そのような含有率は、工程a)中で得られた留出物を前記精製工程b)に直接かけることによって特に保証できることが分かった。
したがって、本発明による方法は、前記工程b)にかけられる留出物が、0.002%未満のギ酸含有率および0.02%未満のモノアンヒドロヘキソース含有率(これらの百分率は、前記留出物中にそのとき主に存在する水素化糖の内部脱水生成物の乾燥重量に、例えば前記留出物中に存在するイソソルビドに対する乾燥重量で表される。)を有することを特徴することができる。特に留出物は、0.0005%未満のギ酸含有率および0.005%未満のモノアンヒドロヘキソース含有率を有し得る。
別の変形によればそして有利には、本発明により使用される品質改良剤は、精製工程b)の直後に使用され、さらに例証されるように、最大でも60℃に等しい温度を一般に有する、工程b)から生じる内部脱水生成物の精製水溶液へ直接導入される。
本発明の主題である方法の操作モードがどんなものであれ、本出願人はまた、その間に品質改良剤が存在し、工程c)の全てまたは一部が、液体かつ温度が所望の内部脱水生成物(例えばイソソルビド)の軟化温度または溶融温度に少なくとも等しいが、おおよそ140℃よりも下である媒体中で実施されることが有利であり得ることを見いだした。この温度は、特にイソソルビドの場合には、60〜135℃であってもよい。
これらの条件は、結果として生じる組成物内の品質改良剤の均質な分配を改善し、特に前記組成物が冷却され、次に任意選択の工程d)に従って造形されなければならない場合に改善する。
工程a)から生じる留出物と安定剤との混合は、使用されるアミンが留出物に極めて可溶性であることが判明しているので極めて迅速であるため、工程c)の継続時間は、(それがおおよそ1秒未満しか続かない場合には)問題になっている方法にとって決定的に重要であるわけではない。
工程c)後に、前に示されたように、本発明により得られた水素化糖の内部脱水生成物は、後続の工程d)中に造形することができる。この工程は、工程c)から生じる組成物の、特に冷たい表面上での接触によって、冷却から生じる結晶塊または塊状生成物(massed product)をペレット化するまたはフレークにする操作からなることができる。
造形工程d)は、必要であれば、粉砕および/またはふるい分け工程を続けて行うことができる。これは、このようにして得られた組成物の貯蔵および/または袋詰めの任意の工程前に行うことができる。
別の変形によれば、本発明により得られる水素化糖の内部脱水生成物の組成物は、その後の特有の造形工程なしに、工程c)後にそのまま、特に液体またはペースト状状態で貯蔵することができる。
本発明による方法から生じる組成物は、さらに、任意の時点で、濃縮工程、特に真空下での蒸発の工程を受けていてもよい。前記工程は、特に時間および温度の観点から、最も穏やかとなり得る条件下で実施される。この工程は、前記組成物を50%〜90%、好ましくは75%〜88%の固形分で、それを液体形態に保ちながら濃縮することである。そ
れはまた、最終生成物を乾燥形態で得るために前記組成物を濃縮することであってもよい。
好ましくは、工程c)の直後に前記濃縮工程を実施することが最も有利である。
本発明の特徴である工程c)および/または任意の後続の工程、特に造形、貯蔵または袋詰め工程などの、前記必須または任意選択の、本発明による方法の工程の全ては、必要であれば、不活性雰囲気下で実施することができる。
好ましい一変形では、本発明による方法は、水素化糖の内部脱水生成物がイソソルビドであることを特徴とする。
これに従って、その安定性が改善される、水素化糖の内部脱水生成物の組成物、例えばイソソルビド組成物を提供することができる新規方法が利用可能であり、そのような安定性は、前記組成物が意図される用途にかかわらず、さらに前記組成物の純度にかかわらず必要とされる。
このように、本発明の別の主題は、0.0001%〜2%、好ましくは0.001%〜2%、より好ましくは0.002%〜1.5%のモノエタノールアミン、ジエタノールアミンおよびトリエタノールアミン、ならびにそれらの混合物から選択され、好ましくはジエタノールアミンおよびトリエタノールアミン、ならびにそれらの混合物から選択される品質改良剤を含有し、これらの百分率は、前記組成物中にそのとき主に存在する水素化糖の内部脱水生成物、例えばこの媒体中にそのとき存在するイソソルビドの乾燥重量に対する品質改良剤の乾燥重量で表されることを特徴とする、水素化糖の少なくとも1つの内部脱水生成物を含有する組成物に関する。
特定の一変形では、この組成物は、糖の内部脱水生成物がイソソルビドであることを特徴とする。
組成物が液体形態にある第1変形では、組成物が50%〜90%、好ましくは75%〜88%の固形分を有することを特徴とする。
第2変形では、前記組成物は固体形態である(したがって、前記組成物は100%の固形分を有する)。
そのような組成物は特に、化学、製薬、美容または食品工業向けを意図されるポリマーまたは非ポリマーの、生分解性または非生分解性の製品または混合物の製造のために使用することができる。
本発明は、以下に示す、限定的ではない実施例によってさらにより詳細に説明される。
実施例1
本実施例は、先行技術(リン酸二ナトリウムの使用)ならびに本発明(モノエタノールアミン、ジエタノールアミンおよびトリエタノールアミンの使用)によるイソソルビド組成物の製造に関する。それは、経時的なこれらの組成物のpHの観察によって、本発明に関連する前記組成物の安定性の持続時間の増加を例示する。
Neosorb 70/02の商品名で本出願人によって販売される70%固形分のソルビトール溶液1kgおよび濃硫酸7gをジャケット付き攪拌反応器に入れる。得られた
混合物を、初期反応媒体中に含有された水およびソルビトール脱水反応に由来するものを除去するために5時間減圧(おおよそ100ミリバールの圧力)下で加熱する。
反応粗生成物を次に約100℃に冷却し、次に11.4gの50%水酸化ナトリウム溶液で中和する。次いで、このようにして中和されたイソソルビド組成物を減圧(50ミリバールよりも下の圧力)下で蒸留する。
次いで、75%固形分の溶液を得るために、わずかに着色している(淡黄色)粗イソソルビド留出物を、60℃の温度で2−プロパノールに溶解させる。次いで、この溶液を、5時間、10℃の温度でゆっくり冷却し;再結晶したイソソルビド種晶を40℃で添加する。
次いで、結晶を遠心分離機で排液し、少量の2−プロパノールで洗浄する。真空下で乾燥した後、40%の固形分を得るために、この結晶を水に再溶解させる。
次いで、この溶液を、0.5BV/h(ベッドボリューム/時)の速度で粒状活性炭CPG 12−40のカラム上で浸透させる。次いで、このようにして得られた脱色イソソルビド組成物を、連続してPurolite C 150 S強カチオン樹脂のカラム、次にAmberlite IRA 910強アニオン樹脂のカラムに、2BV/hの速度で通す。次いで、この溶液を、1時間20℃でNorit SX+タイプの粉状活性炭で処理する。この活性炭は、乾燥重量/溶液の乾燥重量で表される0.5%の割合で使用する。
試験される試剤、すなわち:
−試験No.1については0.005%のリン酸二ナトリウム(乾燥重量/組成物中に含有されるイソソルビドの乾燥重量);
−試験No.2については、0.0025%のモノエタノールアミン(乾燥重量/組成物中に含有されるイソソルビドの乾燥重量);
−試験No.3については、0.0025%のジエタノールアミン(乾燥重量/組成物中に含有されるイソソルビドの乾燥重量);
−試験No.4については、0.0025%のトリエタノールアミン(乾燥重量/組成物中に含有されるイソソルビドの乾燥重量);
を次に前記組成物へ導入する。
濾過後に、イソソルビド溶液を真空下で濃縮する。得られた溶融塊は、冷却すると大きい結晶の塊状生成物の形態で結晶化し、それをその後すり潰して0.2%の含水率を有する白色の粉末を得る。
200gのこのイソソルビド凝集生成物を、500mLの容積を有するガラス容器へ直接導入し、ガラス容器を密封した後、50℃に維持されるオーブンに入れる。
試験No.1、2、3および4に相当するフラスコのそれぞれについて、経時的なpHの変化を観察する。結果を表1に示す。pH測定は、pH7およびpH4の緩衝液を使用してあらかじめ較正された、Mettler Toledo複合Ag/AgClワイヤ電極を備えたRadiometer Analytical PHM 220 pHメーターで実施する。pHは、浸透水に40重量%の固形分で溶解された生成物の試料に関して測定する。
試験No.2、3および4のみが少なくとも3ヶ月間にわたって有利に安定であるpHを有し、ジエタノールアミンにおよびトリエタノールアミンに相当する試験No.3およ
び4の場合には、この期間が6ヶ月に達することが可能であることが明らかに立証される。
Figure 2016522187
実施例2
本実施例は、先行技術(水酸化ナトリウム、アスコルビン酸、トコフェロール、メタホウ酸ナトリウム、モルホリンおよびブチル化ヒドロキシトルエンの使用)によるならびに本発明(ジエタノールアミンおよびトリエタノールアミンの使用)によるイソソルビド組成物の製造に関する。それは、前の実施例に記載されたものと同一のプロトコルに従ってpHの観察によって、本発明との関連で前記組成物の安定性の持続時間の増加を例示する。
相違点は、オーブンが60℃に維持され、これにより試験をはるかによく区別するという点のみにあり、差が2、3日間で観察されることが可能である。
結果を表2に示す。
最良の安定性はジエタノールアミンおよびトリエタノールアミンについて得られることがこのように明らかに示される。
Figure 2016522187

Claims (11)

  1. 水素化糖の内部脱水生成物の組成物の製造方法であって、
    a)この生成物に富む留出物を得るために、前記内部脱水生成物を含有する媒体を蒸留する工程、
    b)任意選択的に、このようにして得られた前記留出物を精製する少なくとも1つの後続の工程、
    c)工程a)中に得られ、次に任意選択的に工程b)にかけられた前記留出物を、前記留出物中に主に含有される前記内部脱水生成物の安定性を改善することができる試剤と接触させる後続の工程であって、前記試剤がガス状形態にない工程、
    d)任意選択的に、水素化糖の内部脱水生成物の結果として生じる前記組成物を造形する後続の工程を含み、
    ならびに、前記工程c)に使用される前記試剤が、モノエタノールアミン、ジエタノールアミンおよびトリエタノールアミン、ならびにそれらの混合物から選択されることを特徴とする方法。
  2. 前記工程c)に使用される前記試剤が、ジエタノールアミンおよびトリエタノールアミン、ならびにそれらの混合物から選択されることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  3. 前記工程c)に使用される前記試剤が、0.0001%〜2%、好ましくは0.001%〜2%、より好ましくは0.002%〜1.5%の割合で使用され、これらの百分率は、前記留出物中にそのとき主に存在する水素化糖の前記内部脱水生成物の乾燥重量に対する品質改良剤の乾燥重量で表されることを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の方法。
  4. 前記蒸留工程a)に、精製工程b)、好ましくはその工程中に前記留出物が少なくとも1つの活性炭および少なくとも1つのイオンもしくは非イオン樹脂で、任意の順に、処理される精製工程b)が続くことを特徴とする、請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 少なくとも1つの濃縮工程を含むことを特徴とする、請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 水素化糖の前記内部脱水生成物がイソソルビドであることを特徴とする、請求項1ないし請求項5のいずれか一項に記載の方法。
  7. 0.0001%〜2%、好ましくは0.001%〜2%、より好ましくは0.002%〜1.5%のモノエタノールアミン、ジエタノールアミンおよびトリエタノールアミン、ならびにそれらの混合物から選択され、好ましくはジエタノールアミンおよびトリエタノールアミン、ならびにそれらの混合物から選択される品質改良剤を含有し、これらの百分率は、前記組成物中にそのとき主に存在する水素化糖の前記内部脱水生成物の乾燥重量に対する品質改良剤の乾燥重量で表されることを特徴とする、水素化糖の少なくとも1つの内部脱水生成物を含有する組成物。
  8. 水素化糖の前記内部脱水生成物がイソソルビドであることを特徴とする、請求項7に記載の組成物。
  9. 50%〜90%、好ましくは75%〜88%の固形分を有することを特徴とする、請求項7または請求項8に記載の組成物。
  10. 100%の固形分を有することを特徴とする、請求項7または請求項8に記載の組成物。
  11. 特に化学、製薬、美容または食品工業向けを意図されるポリマーまたは非ポリマーの、生分解性または非生分解性製品および混合物の製造での、請求項7ないし請求項10のいずれか一項に記載のまたは請求項1ないし請求項6のいずれか一項に記載の方法により得られる組成物の使用。
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